JP5195221B2 - バス水栓の配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、バス水栓の配管構造に関し、更に詳しくは浴槽のフランジ部に設けたバス水栓に湯水を供給する管の配管構造に関するものである。
従来この種の構造としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
この従来構造は、浴槽と洗い場との仕切りの位置に結合部材を立て、この結合部材の連通孔を介して洗い場側から浴槽水栓の下端に湯水の供給管を配管し、この配管の浴槽側の位置をチューブ材で覆い、このチューブ材で浴槽水栓の下端の配管結合部から水漏れが生じても、その水を洗い場に排水できるようにしているものである。
而して、この特許文献1に係る従来構造の場合は、上記の通り、湯水の供給管が結合部材を介して配管され、チューブ材の端部が、この結合部材の連通孔の形成箇所に接続されるものであった。
従ってこの従来構造によると、特殊な形状の結合部材を備える分、配管コストのアップを避けられず、また結合部材の連通孔にチューブ材の端部を接続する構造のため、この箇所からの水漏れの惧れがあった。
またこの従来構造の場合は、浴槽の内側の狭いスペースで結合部材の連通孔にチューブ材の端部を接続する必要があった。従ってこれによると、この種の接続作業が面倒で作業し難い、という問題点があった。
特開2005−296470号公報(図12、図13等参照)
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、特殊な部材を介することなく湯水の供給管を配管でき、チューブ材の端部を堅固に且つ水密に接続でき、また配管接続作業を楽にできるよう形成したバス水栓の配管構造を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、浴槽1のフランジ部1aに設けられるバス水栓2に、浴槽1と洗い場3との境に設けられる部材4を介して湯水の供給管5が接続され、この供給管5の浴槽1側の箇所が柔軟状のチューブ材7で被覆され、湯水の供給管5とバス水栓2の接続部から漏出した場合の水をチューブ材7で受けて洗い場3側に排水することが可能なバス水栓2の配管構造であって、上記の浴槽1と洗い場3との境に設けられる部材4が、浴槽1の洗い場3側の側面を覆うエプロンであり、このエプロンに接続される上記チューブ材7の端部7aに鍔8が形成され、チューブ材7が鍔8をエプロンの洗い場3側の表面に密着させてエプロンに接続されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、鍔8は、チューブ材7と一体成形されているのが好ましいが、図1等に示されるように、チューブ材7の内部と洗い場3側とを連通させる円筒部8aを備え、この円筒部8aがチューブ材7の端部7aに嵌め付けられてチューブ材7の端部7aに水密に設けられているのでも良い(請求項2)。
なぜならこの場合は、エプロンの表面の仕様等が異なる場合でも、チューブ材7を共通化して鍔8だけを適宜変更することで済み、コストの低減化を図ることができるからである。
また本発明は、鍔8にネジ止め孔8bが形成され、このネジ止め孔8bを利用して鍔8がエプロンにネジ止めされているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、洗い場3側の広いスペースからネジ止め孔8bを利用して鍔8をエプロンに楽に接続でき、またリフォームや配管の修理等の際に、配管の取り外しを簡単にできるからである。
また本発明は、湯水の供給管5が水用と湯用の2本で構成され、この2本の配管に対応してチューブ材7が2本配管され、鍔8が2本のチューブ材7の端部7a同士を連結するよう単一に形成されているのでも良い(請求項4)。
なぜならこれによると、チューブ材7が2本に分かれているため、水漏れしている側を容易に発見でき、また鍔8によってチューブ材7が繋がっているため、チューブ材7の取扱いが便利であり、またエプロンに対する取付作業を一度にでき、鍔8の取付作業に係る手間暇を軽減できるからである。
本発明は、このように浴槽と洗い場との境に設けられる部材が、浴槽の洗い場側の側面を覆うエプロンであり、このエプロンに接続されるチューブ材の端部に鍔が形成され、この鍔をエプロンの洗い場側の表面に密着させてチューブ材がエプロンに接続されているものである。
従って本発明によれば、特殊な部材を講じることなくエプロンを介して配管でき、エプロンにチューブ材の端部を堅固に且つ水密に接続できるだけではなく、バス水栓の配管作業を洗い場側の広いスペースから楽にできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1等において、1は浴槽であり、2はこの浴槽1のフランジ部1aに設けられるバス水栓である。3は洗い場であり、4は浴槽1と洗い場3との境に設けられる部材である。本発明の場合、この部材4は、浴槽1の洗い場3側の側面を覆うエプロンで構成されている。
5は、湯水の供給管である。この湯水の供給管5は、浴槽1と洗い場3との境に設けられる部材4としてのエプロンを介して配管されるものである。
また4a(図2参照)は、エプロンに形成されている貫通孔である。湯水の供給管5は、この貫通孔4aに通され、浴槽1側と洗い場3側にわたって配管される。また湯水の供給管5は、この実施形態では水用と湯用の2本で構成され、図2に示されるように、浴槽1側の一端(上端)は、バス水栓2の下端2aに、ナット等の連結具6で連結されている。
また湯水の供給管5の浴槽1側の箇所は、柔軟状のチューブ材7で被覆されている。このチューブ材7は、この実施形態では湯水の供給管5が2本であることに対応して2本配管されている。
チューブ材7の端部7aには、鍔8が形成され、チューブ材7の端部7aは、この鍔8を利用して浴槽1と洗い場3との境に設けられる部材4としてのエプロンに接続される。
また鍔8は、この実施形態では2本のチューブ材7の端部7a同士を連結するよう単一に形成されている。
またこの実施形態の場合、鍔8はチューブ材7の内部と洗い場3側とを連通させる円筒部8aを備え、この円筒部8aがチューブ材7の端部7aに嵌め付けられることにより、チューブ材7の端部7aに水密に設けられている。
また鍔8は、図3等に示されるように、四隅にネジ止め孔8bが形成され、このネジ止め孔8bを利用してエプロンにネジ9(図2参照)で止め付けられる。また10(図2参照)は、鍔8を、エプロンの洗い場3側の表面に密着させるためのパッキンである。
次に本発明における配管方法の一例を、図1、図2等に従って説明する。
先ず作業者は、給水用、給湯用の各供給管5の一端を、バス水栓2の下端2aにナット等の連結具6を用いて夫々接続する。そしてこの各供給管5を、エプロンの貫通孔4aを介して洗い場3側に配管する。
次に作業者は、図1に鎖線で示されるように、各供給管5にチューブ材7を洗い場3側から嵌め挿し、貫通孔4a(図2参照)を介してチューブ材7の先端を浴槽1のフランジ部1aの下面に当接させて取り付ける。
その後、作業者は、チューブ材7の端部7aに設けられている鍔8を、浴槽1と洗い場3との境に設けられる部材4としてのエプロンの表面に、パッキン10を介して洗い場3側からネジ止めする。これにより、湯水の供給管5の浴槽1側の箇所が、チューブ材7で被覆される。
従って本発明によれば、バス水栓2の下端2aの接続部から万一漏水しても、その水を、各チューブ材7の内部を伝わらせて洗い場3に導き、図2に矢示されるように、洗い場3側に排水することが可能になる。
以上の処において、上例では鍔8がエプロンに横向きに取り付けられているが、本発明は、図7、図8に示されるように、鍔8が、水栓の取り付け位置や向きに応じて縦向きに取り付けられるのでも良い。
また本発明は、チューブ材7が1本で構成されるのでも良いことは勿論である。また上例のように、湯水の供給管5に対応してチューブ材7が、2本で構成される場合は、図9に示されるように、鍔8が各チューブ材7の端部7aに夫々形成されているのでも良い。
また本発明は、図10に示されるように、鍔8が、チューブ材7に一体成形されているのでも良い。この場合は、チューブ材7と鍔8との結合箇所に継ぎ目がないから、この箇所の水密性が良くなる、という利点がある。なおこの実施形態の場合、鍔8は、硬質性の樹脂材で形成されるものである。
本発明の配管構造の好適な一実施形態を示す要部斜視図である。 同上構造の要部縦断面図である。 チューブ材の要部斜視図である。 チューブ材の一部を切欠した要部斜視図である。 チューブ材を示し、Aは要部平面図、Bは正面図である。 図5BのVI−VI線における断面図である。 鍔を縦向きに取り付けた例を示す要部斜視図である。 図7の実施形態の要部縦断面図である。 チューブ材が独立して形成されている場合の一例を示す要部斜視図である。 チューブ材と鍔が一体成形されている場合の一例を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 浴槽
1a フランジ部
2 バス水栓
3 洗い場
4 浴槽と洗い場との境に設けられる部材
5 湯水の供給管
7 チューブ材
7a 端部
8 鍔

Claims (4)

  1. 浴槽のフランジ部に設けられるバス水栓に、浴槽と洗い場との境に設けられる部材を介して湯水の供給管が接続され、この供給管の浴槽側の箇所が柔軟状のチューブ材で被覆され、湯水の供給管とバス水栓の接続部から漏出した場合の水をチューブ材で受けて洗い場側に排水することが可能なバス水栓の配管構造であって、上記の浴槽と洗い場との境に設けられる部材が、浴槽の洗い場側の側面を覆うエプロンであり、このエプロンに接続される上記チューブ材の端部に鍔が形成され、チューブ材が鍔をエプロンの洗い場側の表面に密着させてエプロンに接続されていることを特徴とするバス水栓の配管構造。
  2. 請求項1記載のバス水栓の配管構造であって、鍔が、チューブ材の内部と洗い場側とを連通させる円筒部を備え、この円筒部がチューブ材の端部に嵌め付けられてチューブ材の端部に水密に設けられていることを特徴とするバス水栓の配管構造。
  3. 請求項1又は2記載のバス水栓の配管構造であって、鍔にネジ止め孔が形成され、このネジ止め孔を利用して鍔がエプロンにネジ止めされていることを特徴とするバス水栓の配管構造。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のバス水栓の配管構造であって、湯水の供給管が水用と湯用の2本で構成され、この2本の配管に対応してチューブ材が2本配管され、鍔が2本のチューブ材の端部同士を連結するよう単一に形成されていることを特徴とするバス水栓の配管構造。
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