JP5194970B2 - スピーカ - Google Patents

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本発明は、携帯電話などの携帯用端末に使用される薄型のスピーカに関するものである。
従来のスピーカを図10、図11により説明する。図10は従来のスピーカの長手方向の断面図、図11は従来のスピーカの短手方向の断面図を示す。磁性材である鉄等からなる底面を有するヨーク1の内側にマグネット2を設け、このマグネット2の上部、即ちこのマグネット2の前記ヨーク1との反対側にプレート3を設け、これらヨーク1とマグネット2とプレート3で磁気ギャップ8を有する磁気回路を構成させている。この磁気回路を構成するヨーク1の外周には、圧入やインサートにより一体に形成され樹脂からなるフレーム4が設けられている。このフレーム4の周縁部に振動板5を結合するとともに、ボイスコイル6を振動板5に結合して、前記磁気回路の磁気ギャップ8に挿入してスピーカを構成している。上記構成によって、外部の信号音源から外部導出用端子を経てボイスコイル6に音声信号を入力し、ボイスコイル6と振動板5を上下動させて発音するものである。
なお、このようなヨーク1やマグネット2からなる磁気回路を用い、フレーム4と一体化したスピーカの構成は、例えば特許文献1にも見られるものである。
特開平4−362900号公報
以上のように構成したスピーカは、携帯電話などの小型・薄型・大出力化の中でスピーカ自体の薄型化をすすめると、振動板5自体も薄型の樹脂シートを成形して作られているため、振幅時にローリングの発生により歪みを起こしやすくなり、また、磁気ギャップ8自体も間隔が極めて小さくなることから、ボイスコイル6がヨーク1やプレート3に接触することにより、異音を発生させるという課題を有していた。
そこで本発明ではスピーカの薄型化を実現するとともに、ローリング現象の防止とギャップ不良を低減することを目的とする。
そしてこの目的を達成するために本発明は、ヨークと、このヨークの内側に設けたマグネットと、このマグネットの前記ヨークとの反対側に設けたプレートで磁気回路を構成し、この磁気回路のヨークに結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記プレートと前記ボイスコイルとの間に設けられた磁性流体と、前記プレート四隅に設けられた切り欠き部とを備え、前記ヨークの裏面には、前記切り欠き部と相対する部位に設けられ、前記ボイスコイルのセンタリング用の治具の突起を挿入するためのが設けられ、前記孔は、前記孔の一部の外周が、前記ボイスコイルの内周と略一致するように配置され、かつ前記突起部の上端部の外周は前記ボイスコイルの内周と略一致し、前記ボイスコイルは、前記孔から挿入された前記突起部のガイドに沿うように設置され、前記センタリング用治具が下方に引き抜かれることにより、前記ボイスコイルが磁気ギャップの中央にセンタリングされ、かつ前記切り欠き部と前記ボイスコイルとの間には、前記振動板と前記プレートと前記ボイスコイルおよび前記磁性流体で囲まれた空間の空気を下方へ流通させる空気流通孔が形成されるものである。
本発明は、四隅に切り欠き部を有するプレートとボイスコイルとの間に磁性流体を介在させることによって、ローリング現象の防止とギャップ不良の低減を図ると共に、ヨークの裏面で前記プレートの四隅の切り欠き部と相対する部位に設けた治具挿入用の孔から、ボイスコイルのセンタリング用の治具を挿入し、ボイスコイルを磁気ギャップの中央にセンタリングするように配置することができるものである。また、振動板とプレートとボイスコイルと磁性流体で囲まれた空間は、密閉空間とはならず、振動板の振動が制限されることはない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明のスピーカの構成を図1から図5に示す。図1は本発明のスピーカの上面図、図2は本発明のスピーカの下面図、図3は本発明のスピーカの長手方向の構造断面図、図4は本発明のスピーカの短手方向の構造断面図、図5は図3のA部分のプレート部を下から見た図である。
図3、図4に示すように、ヨーク11の内側の上面にマグネット12を設置し、その上にプレート13を設けている。そして、このヨーク11とマグネット12とプレート13により磁気回路を構成している。また、ヨーク11にはフレーム14が結合されて、スピーカの外郭を構成している。
振動板15には長方形状のボイスコイル16が接続され、この振動板15の外周部はフレーム14に固定されている。そして、振動板15に接続されたボイスコイル16は、ヨーク11とマグネット12とプレート13により構成された磁気回路の磁気ギャップ18に配置されている。このボイスコイル16に音声信号を印加することで、磁気ギャップ18の磁界と反応しボイスコル16が上下方向に駆動し、この駆動により振動板15が振動してスピーカから音が発信されるものである。
プレート13とボイスコイル16との間には、磁性流体10を介在させている。このことにより、振幅時のボイスコイル16のローリング現象を防止して、スピーカの歪みやギャップ不良を低減することができる。
そして、図5に示すように、プレート13はその四隅に切り欠き部19を有しており、この切り欠き部19とボイスコイル16との間には空気流通孔20が設けられている。このことにより、振動板15とプレート13とボイスコイル16と磁性流体10で囲まれた空間の空気は、切り欠き部19によって設けられた空気流通孔20を通じて下方に流通させることができるので、密閉空間とはならず、振動板15の振動が制限されることはない。
さらにこの上に上カバー17をつけて、スピーカは構成される。図1はこのスピーカを上面から見た図であるが、上カバー17の振動板15に相当する部分は、音を放出するための放音孔があいており、その上には、カバーネット21が設けられている。
また、図2はこのスピーカを下面から見た図であるが、ヨーク1の底面には治具挿入用の孔22が四ヶ所設けられている。この治具挿入用の孔22は、前記プレート13に設けた四隅の切り欠き部19と相対する部位に設けられるとともに、この治具挿入用の孔22の一部の外周は、ボイスコイル16の内周と略一致させている。
次に、この治具挿入用の孔22を用いて、ボイスコイル16をセンタリングする方法について説明する。
図6はボイスコイルのセンタリング用治具の上面図、図7は図6のA−A’断面図、図8はボイスコイルのセンタリングを説明する図、図9は図8のB−B’断面から見たボイスコイルのセンタリングを説明する図である。
ボイスコイルのセンタリング用治具は、図6、図7に示すように、治具のベース23の内側底面にボイスコイル16をセンタリングするための突起部24を有している。この突起部24は、図2のヨーク1の底面に設けた治具挿入用の孔22と相対する位置に設けられている。
このボイスコイルのセンタリング用治具を用いて、ボイスコイル16をセンタリングする様子を、図8、図9を用いて説明する。図9に示すように、まず、センタリング用治具に、ヨーク11、マグネット12、プレート13、フレーム14を設置してそれぞれを結合させる。次に、ボイスコイル16をセンタリング用治具の突起部24の上端部のガイドに沿わせて設置する。そしてその上から振動板15を配置して、ボイスコイル16を振動板15に、振動板15をフレーム14にそれぞれ結合させる。この時、突起部24の上端部の外周はボイスコイル16の内周と略一致しているので、このあと、このセンタリング用治具を下方に引き抜くことにより、ボイスコイル16はヨーク11とプレート13にて構成される磁気ギャップの中央にセンタリングされることになる。
以上のように本発明は、プレートの四隅に切り欠き部を設け、ヨークの裏面には前記プレートの四隅の切り欠き部と相対する部位に治具挿入用の孔を設けるとともに、プレートとボイスコイルとの間に磁性流体を介在させた構成のスピーカとすることにより、ボイスコイルを磁気ギャップの中央にセンタリングすることができ、ローリング現象の防止とギャップ不良の低減を図ることができるものである。
この結果、携帯電話等の携帯機器には非常に活用しやすいものとなる。
本発明のスピーカの上面図 本発明のスピーカの下面図 本発明のスピーカの長手方向の構造断面図 本発明のスピーカの短手方向の構造断面図 図3のA部分のプレート部を下から見た図 ボイスコイルのセンタリング用治具の上面図 図6のA−A’断面図 ボイスコイルのセンタリングを説明する図 図8のB−B’断面から見たボイスコイルのセンタリングを説明する図 従来のスピーカの長手方向の構造断面図 従来のスピーカの短手方向の構造断面図
符号の説明
10 磁性流体
11 ヨーク
12 マグネット
13 プレート
14 フレーム
15 振動板
16 ボイスコイル
17 上カバー
18 磁気ギャップ
19 切り欠き部
20 空気流通孔
21 カバーネット
22 治具挿入用の孔
23 ベース
24 突起部

Claims (1)

  1. ヨークと、このヨークの内側に設けたマグネットと、このマグネットの前記ヨークとの反対側に設けたプレートで磁気回路を構成し、この磁気回路のヨークに結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記プレートと前記ボイスコイルとの間に設けられた磁性流体と、前記プレート四隅に設けられた切り欠き部とを備え、前記ヨークの裏面には、前記切り欠き部と相対する部位に設けられ、前記ボイスコイルのセンタリング用の治具の突起部を挿入するためのが設けられ、前記孔は、前記孔の一部の外周が、前記ボイスコイルの内周と略一致するように配置され、かつ前記突起部の上端部の外周は前記ボイスコイルの内周と略一致し、前記ボイスコイルは、前記孔から挿入された前記突起部のガイドに沿うように設置され、前記センタリング用治具が下方に引き抜かれることにより、前記ボイスコイルが磁気ギャップの中央にセンタリングされ、かつ前記切り欠き部と前記ボイスコイルとの間には、前記振動板と前記プレートと前記ボイスコイルおよび前記磁性流体で囲まれた空間の空気を下方へ流通させる空気流通孔が形成されるスピーカ。
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