JP5193707B2 - 三相3線−単相3線切替型発電設備 - Google Patents

三相3線−単相3線切替型発電設備 Download PDF

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Description

本発明は、三相3線出力と単相3線出力とを切り替えることができる三相3線−単相3線切替型発電設備に関するものである。
特開2003−333814号公報には、従来の三相3線−単相3線切替型発電設備の一例が開示されている。従来の三相3線−単相3線切替型発電設備では、発電機に設けた6個の発電コイルをパラレルスター結線とスター結線との間で切り替えたり、パラレルスター結線とパラレル直列結線との間で切り替えることにより、三相3線と単相3線との切替を行っている。従来の設備では、切替器と端子台とを用いて、切替接続を行っている。
特開2003−333814号公報 図3,図4
しかしながら、切替器と端子台とを組み合わせて使用することは、設備の部品点数が増えるだけでなく、組立工数が増える問題がある。また従来の構成では、1回の切替操作で三相3線と単相3線とを切り替えることはできなかった。
本発明の目的は、1回の切替操作で三相3線と単相3線とを切替器だけで切り替えることができる三相3線−単相3線切替型発電設備を提供することにある。
上記目的に加えて、本発明の他の目的は、端子台を用いることなく、一つのユニットの切替器だけで三相3線と単相3線とを切り替えることができる三相3線−単相3線切替型発電設備を提供することにある。
上記目的に加えて、本発明の他の目的は、誤操作を防止できる三相3線−単相3線切替型発電設備を提供することにある。
上記目的に加えて、本発明の他の目的は、計測器の接続切替を容易に行える三相3線−単相3線切替型発電設備を提供することにある。
本発明の三相3線−単相3線切替型発電設備は、発電機と切替回路とを備えている。発電機は、同じ位相の交流電力を発生するU相発電コイル及びu相発電コイルと、U相発電コイル及びu相発電コイルとは電気角で120°異なる位相で且つ相互に同じ位相の交流電力を発生するV相発電コイル及びv相発電コイルと、U相発電コイル及びu相発電コイル並びにV相発電コイル及びv相発電コイルとは電気角で120°異なる位相で且つ相互に同じ位相の交流電力を発生するW相発電コイル及びw相発電コイルとを備えている。発電機の駆動源は何でも良く、可搬式発電設備や発電機車等では、内燃機関が駆動源となる。そして切替回路は、手動で操作される切替操作部を備えた切替器及び配線回路を備えて、発電機と第1乃至第3の出力ラインとの間に配置される。
本発明においては、基本的には、切替器及び配線回路を、切替操作部が第1の切替位置にあるときにU相発電コイル乃至w相発電コイルがパラレルスター結線を構成して第1乃至第3の出力ラインに対して接続され、切替操作部が第2の切替位置にあるときに、U相発電コイル乃至w相発電コイルがダブルデルタ結線を構成して第1乃至第3の出力ラインに対して接続されるように構成する。このようにすることにより、切替器を用いて1回の切替操作により、三相3線と単相3線とを簡単に切り替えることができる。
具体的には、切替器及び配線回路を、切替操作部が第1の切替位置にあるときにU相発電コイル及びu相発電コイルが並列接続され、V相発電コイル及びv相発電コイルが並列接続され且つW相発電コイル及びw相発電コイルが並列接続されて構成されるパラレルスター結線が第1乃至第3の出力ラインに対して接続され、切替操作部が第2の切替位置にあるときに、U相発電コイル、v相発電コイル及び相発電コイルからなる第1のデルタ結線並びにu相発電コイル、V相発電コイル及び相発電コイルからなる第2のデルタ結線を備えたダブルデルタ結線が第1乃至第3の出力ラインに対して接続されるように構成する。
切替器の構成を簡単なものとするためには、以下のようにするのが好ましい。まず発電機は、u相発電コイルの一端に接続された第1の出力端子及びu相発電コイルの他端に接続された第2の出力端子と、U相発電コイルの一端に接続された第3の出力端子及びU相発電コイルの他端に接続された第4の出力端子と、v相発電コイルの一端に接続された第5の出力端子及びv相発電コイルの他端に接続された第6の出力端子と、V相発電コイルの一端に接続された第7の出力端子及びV相発電コイルの他端に接続された第8の出力端子と、w相発電コイルの一端に接続された第9の出力端子及びw相発電コイルの他端に接続された第10の出力端子と、W相発電コイルの一端に接続された第11の出力端子及びW相発電コイルの他端に接続された第12の出力端子とを備えたものを用いる。
そして切替器は、切替操作部によって操作される第1乃至第8のスイッチ回路を備えたものを用いる。第1乃至第8のスイッチ回路はそれぞれ、切替操作部が第1の切替位置にあるときに導通状態となり且つ切替操作部が第2の切替位置にあるときに非導通状態となる第1のスイッチ部と切替操作部が第1の切替位置にあるときに非導通状態となり且つ前記切替操作部が第2の切替位置にあるときに導通状態となる第2のスイッチ部とが直列に接続された構造を有しており、第1及び第2のスイッチ部の接続点に接続された中間接続端子と、第1のスイッチ部に接続された第1の接続端子と、第2のスイッチ部に接続された第2の接続端子とを有している。
そして配線回路は、以下の配線を形成するように構成されている。まず第1のスイッチ回路の第1の接続端子が第1の出力端子及び第1の出力ラインに電気的に接続され、第2の接続端子が第2の出力端子及び第6の出力端子に電気的に接続され、中間接続端子が第3の出力端子に電気的に接続される。また第2のスイッチ回路の第1の接続端子が第5の出力端子に電気的に接続され、第2の接続端子が第2の出力端子及び第6の出力端子に電気的に接続され、中間接続端子が第2の出力ラインに電気的に接続される。また第3のスイッチ回路の第1の接続端子が第11の出力端子及び第3の出力ラインに電気的に接続され、第2の接続端子が第2の出力端子及び第6の出力端子に電気的に接続され、中間接続端子が第9の出力端子に電気的に接続される。第4のスイッチ回路の第1の接続端子が第2の出力端子及び第6の出力端子に電気的に接続され、第2の接続端子が第11の出力端子及び第3の出力ラインに電気的に接続され、中間接続端子が第4の出力端子に電気的に接続される。第5のスイッチ回路の第1の接続端子が第5の出力端子に電気的に接続され、中間接続端子が第7の出力端子に電気的に接続される。また第6のスイッチ回路の第1の接続端子が第2の出力端子及び第6の出力端子に電気的に接続され、第2の接続端子が第1の出力ラインに電気的に接続され、中間接続端子が第8の出力端子に電気的に接続される。また第7のスイッチ回路の第1の接続端子が第2の出力端子及び第6の出力端子に電気的に接続され、第2の接続端子が第5のスイッチ回路の第2の接続端子に接続され、中間接続端子が第10の出力端子に電気的に接続される。また第8のスイッチ回路の第1の接続端子が第2の出力端子及び第6の出力端子に電気的に接続され、第2の接続端子が第5の出力端子に電気的に接続され、中間接続端子が第12の出力端子に電気的に接続されている。このような切替器と配線回路とを用いると、切替器の構成を単純なものとして、1回の切替操作により、パラレルスター結線とダブルデルタ結線との結線切替を行って、三相3線と単相3線との切替を実行できる。
また第1乃至第3の出力ラインに電気的に接続されて三相3線の交流電流及び電圧を測定する三相3線メータと、第1乃至第3の出力ラインに電気的に接続されて単相3線の交流電流及び電圧を測定する単相3線メータと設けて電力を測定してもよい。この場合、第1乃至第3の出力ラインの少なくとも2つの出力ラインに対して設けられた少なくとも2つの変流器を含み、切替操作部と連動して、切替操作部が第1の切替位置にあるときに三相3線メータを第1乃至第3の出力ライン及び2つの変流器に電気的に接続し、切替操作部が第2の切替位置にあるときに単相3線メータを第1乃至第3の出力ライン及び2つの変流器に電気的に接続する変流器付連動切替回路を更に備えていれば、三相3線と単相3線との切替に連動して、メータの接続切替も行うことができるので、メータの切替作業が容易になる。
切替器は1つのユニットとして構成するのが好ましい。1つのユニットであれば、部品点数が減って、設備への取付が容易になる。また切替操作部は、切替器の本体に対して取り外し可能に装着されているのが好ましい。このようにすると、切替操作を行う場合だけ、切替操作部を操作可能な状態にすることができるので、切替操作部を切替操作の権限を持った者が管理すれば、切替権限のない作業者が誤って切替操作をする事故の発生を防止できる。
本発明によれば、切替器及び配線回路を、切替操作部が第1の切替位置にあるときにU相発電コイル乃至w相発電コイルがパラレルスター結線を構成して第1乃至第3の出力ラインに対して接続され、切替操作部が第2の切替位置にあるときに、U相発電コイル乃至w相発電コイルがダブルデルタ結線を構成して第1乃至第3の出力ラインに対して接続されるように構成するので、切替器を用いて1回の切替操作により、三相3線と単相3線とを簡単に切り替えることができる利点がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明を発電機車や可搬式発電設備等で使用される三相3線−単相3線切替型発電設備GEに適用した実施の形態の回路構成を示す回路図である。この三相3線−単相3線切替型発電設備GEは、発電機Gと切替回路SWCとを備えている。発電機Gは、内燃機関を駆動源として回転するロータRに設けられた励磁コイルRCが発生する磁束と鎖交して、同じ位相の交流電力を発生するU相発電コイルU及びu相発電コイルuと、U相発電コイルU及びu相発電コイルuとは電気角で120°異なる位相で且つ相互に同じ位相の交流電力を発生するV相発電コイルV及びv相発電コイルvと、U相発電コイルU及びu相発電コイルu並びにV相発電コイルV及びv相発電コイルvとは電気角で120°異なる位相で且つ相互に同じ位相の交流電力を発生するW相発電コイルW及びw相発電コイルwとを備えている。
発電機Gは、u相発電コイルuの一端に接続された第1の出力端子T1及びu相発電コイルuの他端に接続された第2の出力端子T2と、U相発電コイルUの一端に接続された第3の出力端子T3及びU相発電コイルUの他端に接続された第4の出力端子T4と、v相発電コイルvの一端に接続された第5の出力端子T5及びv相発電コイルvの他端に接続された第6の出力端子T6と、V相発電コイルVの一端に接続された第7の出力端子T7及びV相発電コイルVの他端に接続された第8の出力端子T8と、w相発電コイルwの一端に接続された第9の出力端子T9及びw相発電コイルwの他端に接続された第10の出力端子T10と、W相発電コイルWの一端に接続された第11の出力端子T11及びW相発電コイルWの他端に接続された第12の出力端子T12とを備えている。
そして切替回路SWCは、手動で操作される切替操作部SHを備えた8極双投形の切替器SWU及び配線回路DCを備えて、発電機Gと第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3との間に配置される。
具体的には、切替器SWU及び配線回路DCを、切替操作部SHが第1の切替位置P1にあるときに、U相発電コイルU及びu相発電コイルuが並列接続され、V相発電コイルV及びv相発電コイルvが並列接続され且つW相発電コイルW及びw相発電コイルwが並列接続されて構成されるパラレルスター結線(図2の左側の結線図)が第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3に対して接続され、切替操作部SHが第2の切替位置P2にあるときに、U相発電コイルU、v相発電コイルv及び相発電コイルからなる第1のデルタ結線並びにu相発電コイルu、V相発電コイルV及び相発電コイルからなる第2のデルタ結線を備えたダブルデルタ結線(図2の右側の結線図)が第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3に対して接続されるように構成する。
上記の切替動作を実現するために、切替器SWUとしては、切替操作部SHによって操作される第1乃至第8のスイッチ回路SW1〜SW8を備えたものを用いる。第1乃至第8のスイッチ回路SW1〜SW8はそれぞれ、切替操作部SHが第1の切替位置P1にあるときに導通状態となり且つ切替操作部SHが第2の切替位置P2にあるときに非導通状態となる第1のスイッチ部S1と、切替操作部SHが第1の切替位置P1にあるときに非導通状態となり且つ前記切替操作部SHが第2の切替位置P2にあるときに導通状態となる第2のスイッチ部S2とが直列に接続された構造を有している。第1及び第2のスイッチS1及びS2は、機械式スイッチである。
スイッチ回路SW1〜SW8のそれぞれは、第1のスイッチ部S1に接続された第1の接続端子t1と、第2のスイッチ部S2に接続された第2の接続端子t2と、第1及び第2のスイッチ部S2の接続点に接続された中間接続端子t3とを有している。切替器SWUは、1つの切替操作部SHの操作により8個のスイッチ回路SW1〜SW8を同時に操作できるように1つのユニットとして構成されている。図3には、ユニット化された切替器SWUを組み込んだ制御盤の一例を示している。この例の切替器SWUは、横に並ぶ8個のスイッチ回路の中央部に切替操作部SHが配置されている。図3に示されるように、切替操作部SHは円柱状を有している。そして切替操作部SHは、切替器本体SWBに対して取り外し可能に装着されている。具体的には、円柱状の切替操作部SHの基部に雄ネジが形成されており、また切替器本体SWB側の被装着部には雄ネジが螺合される雌ネジ部が形成されている。したがって切替操作部SHを装着または脱着する際には、切替操作部SHを軸中心を中心にして時計回り方向または反時計回り方向に回動させればよい。このように、切替操作部SHを取り外し自在にすると、切替操作を行う場合だけ、切替操作部SHを操作可能な状態にすることができる。その結果、切替操作部SHを切替操作の権限を持った者が管理すれば、切替権限のない作業者が誤って切替操作をする事故の発生を防止できる。本実施の形態で用いる切替器SWUは、切替操作部SHが第1の切替位置P1にあるときには、スイッチ回路SW1〜SW8の全ての第1のスイッチ部S1が導通状態になり、スイッチ回路SW1〜SW8の全ての第2のスイッチ部S2が非導通状態になる。また切替操作部SHが第2の切替位置P2にあるときには、スイッチ回路SW1〜SW8の全ての第1のスイッチ部S1が非導通状態になり、スイッチ回路SW1〜SW8の全ての第2のスイッチ部S2が導通状態になる。
そして配線回路DCは、以下の配線を形成するように構成されている。まず第1のスイッチ回路SW1の第1の接続端子t1が第1の出力端子T1及び第1の出力ラインOL1に電気的に接続され、第2の接続端子t2が第2の出力端子T2及び第6の出力端子T6に電気的に接続され、中間接続端子t3が第3の出力端子T3に電気的に接続される。また第2のスイッチ回路SW2の第1の接続端子t1が第5の出力端子T5に電気的に接続され、第2の接続端子t2が第2の出力端子T2及び第6の出力端子T6に電気的に接続され、中間接続端子t3が第2の出力ラインOL2に電気的に接続される。また第3のスイッチ回路SW3の第1の接続端子t1が第11の出力端子T11及び第3の出力ラインに電気的に接続され、第2の接続端子t2が第2の出力端子T2及び第6の出力端子T6に電気的に接続され、中間接続端子t3が第9の出力端子T9に電気的に接続される。第4のスイッチ回路SW4の第1の接続端子t1が第2の出力端子T2及び第6の出力端子T6に電気的に接続され、第2の接続端子t2が第11の出力端子T11及び第3の出力ラインOL3に電気的に接続され、中間接続端子t3が第4の出力端子T4に電気的に接続される。第5のスイッチ回路SW5の第1の接続端子t1が第5の出力端子T5に電気的に接続され、中間接続端子t3が第7の出力端子T7に電気的に接続される。また第6のスイッチ回路SW6の第1の接続端子t1が第2の出力端子T2及び第6の出力端子T6に電気的に接続され、第2の接続端子t2が第1の出力ラインOL1に電気的に接続され、中間接続端子t3が第8の出力端子T8に電気的に接続される。また第7のスイッチ回路SW7の第1の接続端子t1が第2の出力端子T2及び第6の出力端子T6に電気的に接続され、第2の接続端子t2が第5のスイッチ回路SW5の第2の接続端子t2に接続され、中間接続端子t3が第10の出力端子T10に電気的に接続される。また第8のスイッチ回路SW8の第1の接続端子t1が第2の出力端子T2及び第6の出力端子T6に電気的に接続され、第2の接続端子t2が第5の出力端子T5に電気的に接続され、中間接続端子t3が第12の出力端子T12に電気的に接続されている。このような切替器SWUと配線回路DCとを用いると、切替器SWUの構成を単純なものとして、1回の切替操作により、図2に示すように、パラレルスター結線とダブルデルタ結線との結線切替を行って、三相3線と単相3線との切替を実行できる。なお図2中に示した○記号の中の数字1〜8は、スイッチ回路SW1〜SW8に対応している。図2の左側のパラレルスター結線の状態においては、スイッチ回路SW1〜SW8のそれぞれのスイッチ部S1が導通状態になっており、スイッチ部S2が非導通状態になっている。また図2の右側のダブルデルタ結線の状態においては、スイッチ回路SW1〜SW8のそれぞれのスイッチ部S2が導通状態になっており、スイッチ部S1が非導通状態になっている。ダブルデルタ結線の状態では、第2の出力ラインOL2が中性点(N)になっている。
図1の実施の形態では、切替操作部SHが第1の切替位置P1にあるときに、第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3に電気的に接続されて三相3線の交流電流及び電圧を測定して電力を演算表示する三相3線メータM1と、切替操作部SHが第2の切替位置P2にあるときに、第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3に電気的に接続されて単相3線の交流電流及び電圧を測定して電力を演算表示する単相3線メータM2とが設けられている。本実施の形態では、第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3の2つの出力ラインOL1及びOL3に対して設けられた2つの変流器CT1及びCT2を含み、切替操作部SHと連動して、切替操作部SHが第1の切替位置P1にあるときに三相3線メータM1を第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3及び2つの変流器CT1及びCT2に電気的に接続し、切替操作部SHが第2の切替位置P2にあるときに単相3線メータM2を第1乃至第3の出力ラインOL1〜OL3及び2つの変流器CT1及びCT2に電気的に接続する変流器付連動切替回路CSCを備えている。変流器付連動切替回路CSCには、切替操作部SHが第1の切替位置P1になると導通状態になり、切替操作部SHが第2の切替位置P2になると非導通状態になるスイッチ部S3及びS4が設けられている。また変流器付連動切替回路CSCには、切替操作部SHが第1の切替位置P1になると非導通状態になり、切替操作部SHが第2の切替位置P2になると導通状態になるスイッチ部S5及びS6が設けられている。これらのスイッチ部S3乃至S6は、切替操作部SHの動作と連動するようになっている。このようにすると三相3線と単相3線との切替に連動して、メータの接続切替も行うことができるので、メータの切替作業が容易になる。
本発明を発電機車や可搬式発電設備等で使用される三相3線−単相3線切替型発電設備GEに適用した実施の形態の回路構成を示す回路図である。 パラレルスター結線とダブルデルタ結線の切替を説明するために用いる結線図である。 ユニット化された切替器を組み込んだ制御盤の一例を示す斜視図である。
G 発電機
GE 三相3線−単相3線切替型発電設備
SWC 切替回路
SWU 切替器
SH 切替操作部
SW1〜SW8 第1乃至第8のスイッチ回路
S1 第1のスイッチ部
S2 第2のスイッチ部
OL1〜OL3 第1乃至第3の出力ライン
CT1,CT2 変流器
M1 三相3線メータ
M2 単相3線メータ

Claims (4)

  1. 同じ位相の交流電力を発生するU相発電コイル及びu相発電コイルと、前記U相発電コイル及びu相発電コイルとは電気角で120°異なる位相で且つ相互に同じ位相の交流電力を発生するV相発電コイル及びv相発電コイルと、前記U相発電コイル及びu相発電コイル並びに前記V相発電コイル及びv相発電コイルとは電気角で120°異なる位相で且つ相互に同じ位相の交流電力を発生するW相発電コイル及びw相発電コイルとを備えた発電機と、
    手動で操作される切替操作部を備えた切替器及び配線回路を備えて前記発電機と第1乃至第3の出力ラインとの間に配置された切替回路とを備え、
    前記切替器及び前記配線回路は、前記切替操作部が第1の切替位置にあるときに前記U相発電コイル及びu相発電コイルが並列接続され、前記V相発電コイル及びv相発電コイルが並列接続され且つ前記W相発電コイル及びw相発電コイルが並列接続されて構成されるパラレルスター結線が前記第1乃至第3の出力ラインに対して接続され、前記切替操作部が第2の切替位置にあるときに、前記U相発電コイル、前記v相発電コイル及び前記相発電コイルからなる第1のデルタ結線並びに前記u相発電コイル、前記V相発電コイル及び前記相発電コイルからなる第2のデルタ結線を備えたダブルデルタ結線が前記第1乃至第3の出力ラインに対して接続されるように構成されていることを特徴とする三相3線−単相3線切替型発電設備。
  2. 前記発電機は、前記u相発電コイルの一端に接続された第1の出力端子及び前記u相発電コイルの他端に接続された第2の出力端子と、前記U相発電コイルの一端に接続された第3の出力端子及び前記U相発電コイルの他端に接続された第4の出力端子と、前記v相発電コイルの一端に接続された第5の出力端子及び前記v相発電コイルの他端に接続された第6の出力端子と、前記V相発電コイルの一端に接続された第7の出力端子及び前記V相発電コイルの他端に接続された第8の出力端子と、前記w相発電コイルの一端に接続された第9の出力端子及び前記w相発電コイルの他端に接続された第10の出力端子と、前記W相発電コイルの一端に接続された第11の出力端子及び前記W相発電コイルの他端に接続された第12の出力端子とを備え、
    前記切替器は、前記切替操作部によって操作される第1乃至第8のスイッチ回路を備え、
    前記第1乃至第8のスイッチ回路はそれぞれ、前記切替操作部が前記第1の切替位置にあるときに導通状態となり且つ前記切替操作部が前記第2の切替位置にあるときに非導通状態となる第1のスイッチ部と前記切替操作部が第1の切替位置にあるときに非導通状態となり且つ前記切替操作部が第2の切替位置にあるときに導通状態となる第2のスイッチ部とが直列に接続された構造を有し、且つ前記第1及び第2のスイッチ部の接続点に接続された中間接続端子と、前記第1のスイッチ部に接続された第1の接続端子と、前記第2のスイッチ部に接続された第2の接続端子とを有し、
    前記配線回路が、
    前記第1のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第1の出力端子及び前記第1の出力ラインに電気的に接続され、前記第2の接続端子が前記第2の出力端子及び前記第6の出力端子に電気的に接続され、前記中間接続端子が前記第3の出力端子に電気的に接続され、
    前記第2のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第5の出力端子に電気的に接続され、前記第2の接続端子が前記第2の出力端子及び前記第6の出力端子に電気的に接続され、前記中間接続端子が前記第2の出力ラインに電気的に接続され、
    前記第3のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第11の出力端子及び前記第3の出力ラインに電気的に接続され、前記第2の接続端子が前記第2の出力端子及び前記第6の出力端子に電気的に接続され、前記中間接続端子が前記第9の出力端子に電気的に接続され、
    前記第4のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第2の出力端子及び前記第6の出力端子に電気的に接続され、前記第2の接続端子が前記第11の出力端子及び前記第3の出力ラインに電気的に接続され、前記中間接続端子が前記第4の出力端子に電気的に接続され、
    前記第5のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第5の出力端子に電気的に接続され、前記中間接続端子が前記第7の出力端子に電気的に接続され、
    前記第6のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第2の出力端子及び前記第6の出力端子に電気的に接続され、前記第2の接続端子が前記第1の出力ラインに電気的に接続され、前記中間接続端子が前記第8の出力端子に電気的に接続され、
    前記第7のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第2の出力端子及び前記第6の出力端子に電気的に接続され、前記第2の接続端子が前記第5のスイッチ回路の前記第2の接続端子に接続され、前記中間接続端子が前記第10の出力端子に電気的に接続され、
    前記第8のスイッチ回路の前記第1の接続端子が前記第2の出力端子及び前記第6の出力端子に電気的に接続され、前記第2の接続端子が前記第5の出力端子に電気的に接続され、前記中間接続端子が前記第12の出力端子に電気的に接続されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の三相3線−単相3線切替型発電設備。
  3. 前記第1乃至第3の出力ラインに電気的に接続されて三相3線の交流電流及び電圧を測定する三相3線メータと、
    前記第1乃至第3の出力ラインに電気的に接続されて単相3線の交流電流及び電圧を測定する単相3線メータと、
    前記第1乃至第3の出力ラインの少なくとも2つの前記出力ラインに対して設けられた少なくとも2つの変流器を含み、前記切替操作部と連動して、前記切替操作部が前記第1の切替位置にあるときに前記三相3線メータを前記第1乃至第3の出力ライン及び前記2つの変流器に電気的に接続し、前記切替操作部が前記第2の切替位置にあるときに前記単相3線メータを前記第1乃至第3の出力ライン及び前記2つの変流器に電気的に接続する変流器付連動切替回路とを更に備えている請求項2に記載の三相3線−単相3線切替型発電設備。
  4. 前記切替器は1つのユニットして構成され、
    前記切替操作部は、前記切替器の本体に対して取り外し可能に装着されている請求項1に記載の三相3線−単相3線切替型発電設備。
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