JP5189700B1 - 蓄光サイン - Google Patents

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【課題】燐光を放つことに寄与しない蓄光顔料を抑制できると共に、簡便に残光輝度を上げることができる蓄光成形体を提供すること。
【解決手段】高分子化合物製の第1基盤部12が射出成形により形成され、第1基盤部12の一部に、高分子化合物製の第1蓄光部13,14,15が積重され接着される。燐光を放つための特定の箇所に蓄光顔料を配置できるので、燐光を放つことに寄与しない蓄光顔料を抑制できる。また、第1蓄光部13,14,15は射出成形により形成されるので、成形金型を適宜設計することによって、第1蓄光部13,14,15の厚さを容易に大きくすることができる。第1蓄光部13,14,15の厚さにほぼ比例して残光輝度は高くなるので、簡便に蓄光成形体10の残光輝度を上げることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は蓄光サインに関し、特に、燐光を放つことに寄与しない蓄光顔料を抑制できると共に、簡便に残光輝度を上げることができる蓄光サインに関するものである。
従来より、成形体の表面を燐光によって部分的に発光させる手段として、蓄光顔料を含有する蓄光層を基体シートの表面の全部に形成し、マスキングによって蓄光層を部分的に隠蔽するものが知られている。マスキングは、粘着シートを基体シートの表面に貼付したり印刷用ペーストを基体シートの表面に印刷したりすることで行われる。この場合、マスキングにより隠蔽された蓄光層は燐光を放つことに使われないので、隠蔽された蓄光層に含まれる蓄光顔料が無駄になるという問題があった。
そこで、成形体に蓄光層を部分的に形成する技術として、例えば、蓄光顔料を含有する燐光柄層(蓄光層)が形成された基体シートを成形金型内に送り込み、成形金型を閉じた後にキャビティ内に溶融樹脂を射出充満し、成形と同時に成形体の表面に燐光柄層を接着する技術が知られている(特許文献1)。特許文献1に開示される技術では、マスキングすることなく蓄光層を部分的に形成できるので、燐光を放つことに寄与しない蓄光顔料が生じることを防止できる。
特許第3527344号公報
しかしながら特許文献1に開示される技術では、燐光柄層(蓄光層)は、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法等の通常の印刷法により作られるので、基体シートに形成される蓄光層の厚さ(乾燥厚さ)は60〜150μm程度であった。また、それが成形金型内で接着されることによって成形体の表面に形成される蓄光層の厚さも60〜150μm程度であった。蓄光層の残光輝度は蓄光層の厚さにほぼ比例して高くなる傾向があるが、印刷法では蓄光層の厚さを大きくすることが難しい。そのため、蓄光層に含まれる蓄光顔料の種類や配合量等を変更しなければ残光輝度を上げ難いという問題点があった。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、燐光を放つことに寄与しない蓄光顔料を抑制できると共に、簡便に残光輝度を上げることができる蓄光サインを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために、請求項1記載の蓄光サインによれば、板状または塊状に形成された高分子化合物製の支持体の表面に窪み状に形成または表面から裏面に亘って貫通する第2凹部が形成される。その第2凹部に蓄光成形体の第1基盤部が装着される。
蓄光成形体は、高分子化合物製の第1基盤部が射出成形により形成され、その第1基盤部の所定面の一部に、高分子化合物製の第1蓄光部が積重され接着される。第1蓄光部は蓄光顔料が混練されているので、燐光を放つための特定の箇所に蓄光顔料を配置できる。その結果、燐光を放つことに寄与しない蓄光顔料を抑制できる効果がある。
また、第1蓄光部は射出成形により形成されるので、成形金型を適宜設計することによって、第1蓄光部の厚さを容易に大きくすることができる。蓄光顔料が混練された第1蓄光部の残光輝度は、励起光が透らなくなる所定の厚さまでは第1蓄光部の厚さにほぼ比例して高くなるので、簡便に残光輝度を上げることができる効果がある。
また、第1蓄光部および第1基盤部により第1基盤部の所定面に可視光下で視認される所定の図柄が形成されているので、可視光下における視覚的興趣を向上できる効果がある。さらに、案内や標識等の用途や目的に応じた蓄光成形体を支持体に装着することで、汎用性を向上できる効果がある。
請求項2記載の蓄光サインによれば、第1蓄光部の厚さが小さくなるにつれ燐光および励起光の反射効果の影響が大きくなり、残光輝度が第1基盤部(下地)の色の影響を受け易くなるところ、第1蓄光部は最大厚さが0.5〜5mmに設定されているので、第1蓄光部の残光輝度を第1基盤部の色に影響され難くすることができる。その結果、請求項1の効果に加え、第1基盤部の色を比較的自由に設定することができ、可視光下における視覚的興趣をさらに向上できる効果がある。また、燐光を反射する白色反射層を第1基盤部と第1蓄光部との間に設けることを不要にできるので、製造工程を簡素化できる効果がある。
請求項3記載の蓄光サインによれば、第1蓄光部により第1基盤部の所定面に、燐光を発することにより視認される所定の図柄が形成されているので、請求項1又は2の効果に加え、暗所における視覚的興趣を向上できると共に、暗所で燐光を発することで人命救助や危険防止に役立つ安全標識類として使用できる効果がある。
請求項4記載の蓄光サインによれば、第1蓄光部は、蓄光顔料および高分子化合物の総量100重量部に対して蓄光顔料が3〜40重量部の割合で配合されているので、請求項1から3のいずれかの効果に加え、第1蓄光部の成形性を確保しつつ第1蓄光部の残光輝度を確保できる効果がある。
請求項5記載の蓄光サインによれば、第1基盤部の表面に窪み状に形成または表面から裏面に亘って第1凹部が貫通形成される。その第1凹部に、射出成形により形成される高分子化合物製の第2基盤部が装着される。その第2基盤部は、所定面の一部に高分子化合物製の第2蓄光部が積重され接着され、第2蓄光部は、蓄光顔料が混練され射出成形により形成される。第2蓄光部および第2基盤部により第2基盤部の所定面に可視光下で視認される所定の図柄が形成されているので、第1基盤部(第1凹部)に第2基盤部が装着されることにより、第1基盤部および第2基盤部の図柄を組み合わせることができる。これにより、請求項1から4のいずれかの効果に加え、第1基盤部および第2基盤部の図柄の組み合せにより新規な図柄を構成できる効果がある。
本発明の一実施の形態における蓄光サインの正面図である。 (a)は支持体の正面図であり、(b)は図2(a)のIIb−IIb線における支持体の断面図である。 (a)は蓄光成形体の正面図であり、(b)は図3(a)のIIIb−IIIb線における蓄光成形体の断面図である。 (a)から(d)は他の蓄光成形体の正面図である。 第1蓄光部の厚さと残光輝度との関係を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して蓄光サイン1について説明する。図1は本発明の一実施の形態における蓄光サイン1の正面図である。図1に示すように蓄光サイン1は、案内や安全誘導等の目的で設けられる標識板であり、建物等の壁面や床面、地下鉄や地下街等の柱、路面、電柱等に掲示される。本実施の形態における蓄光サイン1は、津波からの避難先となる安全な場所や高台(津波避難施設)の方向を示すと共に、地震発生時に津波避難施設へ向かわせるためのものである。
蓄光サイン1は、正面視して矩形状に形成される高分子化合物製の支持体2と、その支持体2に装着される高分子化合物製の複数の蓄光成形体10,20,40,50とを備えて構成されている。なお、蓄光成形体20は、蓄光成形体30と組み合わされて一体化されている。蓄光成形体10,20,40,50は、支持体2に形成される第2凹部3,4,5,6にそれぞれ装着されている。
次に図2を参照して、支持体2について説明する。図2(a)は支持体2の正面図であり、図2(b)は図2(a)のIIb−IIb線における支持体2の断面図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、支持体2は柱や電柱等の曲率に応じて湾曲して形成される板状の部材であり、表面から裏面に亘って貫通する複数の第2凹部3,4,5,6が形成されている。また、支持体2は、柱や電柱等に固縛するための帯状体が挿通される挿通孔7が、左右の側縁近傍に形成されている。支持体2は熱可塑性エラストマー製(高分子化合物製)であって、一定の柔軟性を有しているので、柱や電柱等の曲率の異なる相手面に対して裏面を密着させることが可能である。なお、高分子化合物に各種の着色剤や蛍光剤を混合することにより、支持体2を所定の色に調製することは可能である。
次に図3を参照して、蓄光成形体10について説明する。図3(a)は蓄光成形体10の正面図であり、図3(b)は図3(a)のIIIb−IIIb線における蓄光成形体10の断面図である。図3(a)及び図3(b)に示すように蓄光成形体10は、正面視して略方形の枠状に形成される背部11と、その背部11に積重される第1基盤部12と、その第1基盤部12に積重されると共に正面視して所定の形状に形成される第1蓄光部13,14,15とを備えて構成されている。
蓄光成形体10は、背部11、第1基盤部12及び第1蓄光部13,14,15を構成する高分子化合物の射出成形により製造される。その成形工程で、色や材質の異なる背部11、第1基盤部12及び第1蓄光部13,14,15が接着されるので、接着作業等の後工程を省略できる。その結果、製造工程を簡素化できると共に、背部11、第1基盤部12及び第1蓄光部13,14,15間の接合強度を向上できるので、蓄光成形体10の耐久性を向上できる。
背部11は、第1基盤部12の外縁の裏側に接着されており、蓄光成形体10を第2凹部3に装着するときには支持体2の裏面に当接される部位である。第1基盤部12は、正面視して方形状に形成される板状の部位であり、支持体2と同様に所定の曲率で湾曲して形成されている。第1基盤部12は、支持体2に形成される第2凹部3の内縁と外縁とが同一の大きさに設定され、背部11は、第2凹部3の内縁より外縁が大きく設定されている。そのため、蓄光成形体10を支持体2の裏面から装着すると、背部11を支持体2の裏面に位置させつつ第1基盤部12を第2凹部3に嵌め込むことができる。これにより蓄光成形体10を支持体2に固定することができる。
第1蓄光部13,14,15は、第1基盤部12の表面の一部に積重されると共に、蓄光顔料が混練された高分子化合物製の部位である。蓄光顔料としては、太陽光や人工照明の光を照射したときに暗所で比較的長い時間発光を持続する機能をもつ1種乃至は複数種の顔料が用いられる。例えば、硫黄系や酸化物系の蓄光顔料を用いることができる。硫黄系の蓄光顔料としては、例えば、硫化カルシウム/ビスマス系、硫化亜鉛/銅系等を挙げることができる。酸化物系の蓄光顔料としては、例えば、MAl,MAl1425(但しM,Mはカルシウム、ストロンチウム、バリウムの内の少なくとも1種)で表される化合物の一方または両方を母結晶とするものを挙げることができる。
第1蓄光部13,14,15に含まれる蓄光顔料は、蓄光顔料および高分子化合物の総量100重量部に対して3〜40重量部の割合で配合されることが望ましい。第1蓄光部13,14,15の成形性を確保しつつ第1蓄光部13,14,15の残光輝度を確保するためである。なお、高分子化合物に各種の着色剤や蛍光剤を混合することにより、第1蓄光部13,14,15を所定の色に調製することは可能である。
ここで、高分子化合物に配合される蓄光顔料の割合が少なくなるにつれ、第1蓄光部13,14,15の残光輝度が低下する傾向がみられる。特に、蓄光顔料の割合が3重量部より少なくなると、第1蓄光部13,14,15の残光輝度が、第1基盤部12の色の影響を受けて顕著に低くなることがある。それを防止するためには、第1蓄光部13,14,15と第1基盤部12との間に燐光を反射する白色反射層を設ける必要がある。また、蓄光顔料の割合が30重量部より多くなるにつれ、高分子化合物の種類や粒度分布にもよるが、流動性が低下し射出成形が困難になる傾向がみられる。特に、蓄光顔料の割合が40重量部を超えると、この流動性が低下する傾向が著しくなる。
また、蓄光顔料と高分子化合物とを混練するときには、蓄光顔料を複数回に分けて混練することが望ましい。蓄光顔料を分散させるためである。特に、蓄光顔料および高分子化合物の総量100重量部に対して30〜40重量部の割合で蓄光顔料を配合する場合に効果的である。
具体的には、高分子化合物のマスターバッチと蓄光顔料(最終的に混練する目標値の約半分量)とをミキサー等を用いて混合し、所定の温度に加熱しながら押出機等を使用して混練する。次いで、得られた混練品と蓄光顔料(最終的に混練する残量)とをミキサー等を用いて混合し、所定の温度に加熱しながら押出機等を使用して混練する。なお、蓄光顔料を複数回に分けて混練せずに一度に混練する場合には、高分子化合物のマスターバッチと蓄光顔料とを混練するときの流動性が低下し、蓄光顔料の分散性が低下する傾向がみられる。これに対し、蓄光顔料を複数回に分けて混練することにより流動性を向上させ、蓄光顔料の分散性を向上できる。その結果、蓄光顔料が偏在することを防ぎ、第1蓄光部13,14,15が均一に燐光を放つようにできる。
第1蓄光部13,14,15は着色剤が混練され、第1基盤部12とは異なる色に調製されることで、可視光下で視認される所定の図柄が形成されている。これにより、可視光下における視覚的興趣を向上でき、太陽光や人工照明の光を照射したときに所定の図柄を視認できる。なお、本実施の形態では、津波避難場所を示す図記号(図柄)が形成されているので、蓄光サイン1は、第1蓄光部13,14,15が燐光を発しない明時(太陽光や人工照明の光の照射下)においても、津波避難場所を案内することができる。なお、第1蓄光部13,14,15による図柄は、津波避難場所の表示に限られるものではなく、津波が起きた場合に津波が来襲する危険のある地域を示す津波注意の図記号や、津波に対して安全な避難ビルを示す津波避難ビルの図記号等を表示することは当然可能である。
図3(b)に示すように、第1蓄光部13,14,15は第1基盤部12に積重され、第1基盤部12に対して浮き出るように立体的に形成されている。これにより可視光下における視覚的興趣をさらに向上できると共に、高級感あふれる仕上がりにできる。さらに蓄光成形体10の機械的強度は第1基盤部12で確保できるので、第1蓄光部13,14,15を点在させたり物理的に分離した位置に配置したりすることが可能となる。その結果、蓄光成形体10の機械的強度を確保しつつデザイン性を向上できる。
また、第1蓄光部13,14,15は蓄光顔料が混練されているので、暗所において燐光を発することにより津波避難場所を示す図記号(図柄)を視認可能にできる。これにより、暗所における視覚的興趣を向上できると共に、暗所で燐光を発することで人命救助や危険防止に役立つ安全標識類として使用できる。
また、第1蓄光部13,14,15は、第1基盤部12の表面の一部に積重され接着されるので、燐光を放つための特定の箇所に蓄光顔料を配置できる。その結果、燐光を放つことに寄与しない蓄光顔料を抑制できる。また、第1蓄光部13,14,15は射出成形により形成されるので、成形金型を適宜設計することによって、第1蓄光部13,14,15の厚さを容易に大きくすることができる。蓄光顔料が混練された第1蓄光部13,14,15の残光輝度は、励起光が透らなくなる所定の厚さまでは第1蓄光部13,14,15の厚さにほぼ比例して高くなるので、蓄光顔料の種類や配合量等を変更しなくても、簡便に残光輝度を上げることができる。
ここで、第1蓄光部13,14,15は最大厚さが0.5〜5mmに設定されている。これにより、第1蓄光部13,14,15の残光輝度を第1基盤部12の色に影響され難くすることができる。第1蓄光部13,14,15の厚さが小さくなるにつれ燐光および励起光の反射効果の影響が大きくなり、残光輝度が第1基盤部12(下地)の色の影響を受け易くなるからである。これに対し、第1蓄光部13,14,15の最大厚さを0.5〜5mmに設定することにより、第1基盤部13,14,15の色を比較的自由に設定することができる。その結果、可視光下における視覚的興趣をさらに向上できると共に、第1基盤部12と第1蓄光部13,14,15との間に燐光を反射する白色反射層を設けることを不要にできるので、蓄光成形体10の製造工程を簡素化できる。
また、第1蓄光部13,14,15は最大厚さが0.5〜5mmに設定されているので、使用中に第1蓄光部13,14,15が摩耗した場合に、第1蓄光部13,14,15に厚さがあるので、第1蓄光部13,14,15が短期間で磨滅(消失)することを防止できる。その結果、暗所における視覚的興趣が短期間のうちに失われてしまうことを防止できる。
次に図4(a)から図4(d)を参照して、他の蓄光成形体20,30,40,50について説明する。図4(a)から図4(d)は他の蓄光成形体20,30,40,50の正面図である。図4(a)に示す蓄光成形体20は、支持体2(図2参照)に形成された第2凹部4に装着されるものであり、正面視して略矩形の枠状に形成される背部21と、その背部21に積重される板状の第1基盤部22と、その第1基盤部22に積重されると共に正面視して所定の形状に形成される第1蓄光部23とを備えて構成されている。第1蓄光部23は着色剤および蓄光顔料を含有し、本実施の形態では所定の文字情報(図柄)が示されている。
第1基盤部23は、第2凹部4の内縁と外縁とが同一の大きさに設定され、背部21は、第2凹部4の内縁より外縁が大きく設定されている。そのため、蓄光成形体20を支持体2の裏面から装着すると、背部21を支持体2の裏面に位置させつつ第1基盤部22を第2凹部4に嵌め込むことができる。これにより蓄光成形体20を支持体2に固定することができる。なお、蓄光成形体20は、第1基盤部22の表面から裏面に亘って貫通する第1凹部24が形成されている。第1凹部24は、他の蓄光成形体30が装着される部位である。
図4(b)に示す蓄光成形体30は、蓄光成形体20の第1基盤部22に貫通形成された第1凹部24に装着されるものであり、正面視して略矩形の枠状に形成される背部31と、その背部31に積重される板状の第2基盤部32と、その第2基盤部32に積重されると共に正面視して所定の形状に形成される第2蓄光部33とを備えて構成されている。第2蓄光部23は着色剤および蓄光顔料を含有し、本実施の形態では所定の文字情報(図柄)が示されている。
第2基盤部32は、第1凹部24の内縁と外縁とが同一の大きさに設定され、背部31は、第1凹部24の内縁より外縁が大きく設定されている。そのため、蓄光成形体30を蓄光成形体20(第1基盤部22)の裏面から装着すると、背部31を第1基盤部22の裏面に位置させつつ第2基盤部32を第1凹部24に嵌め込むことができる。これにより蓄光成形体30を蓄光成形体20に固定することができる。
蓄光成形体30は、第2蓄光部33及び第2基盤部32により第2基盤部32の表面に可視光下で視認される所定の図柄が形成されている。同様に蓄光成形体20は、第1蓄光部23及び第1基盤部22により第1基盤部22の表面に可視光下で視認される所定の図柄が形成されている。第1基盤部22(第1凹部24)に第2基盤部32が装着されることにより、第1基盤部22及び第2基盤部32の図柄を組み合わせることができる。これにより、第1基盤部22及び第2基盤部32の図柄の組み合せにより新規な図柄を構成できる。
本実施の形態では、蓄光成形体20に対して、蓄光成形体30により「海抜」(数値)の部分を交換可能に設定されている。これにより、蓄光成形体20を共通の金型を使って共通の部品として成形し、蓄光成形体20より寸法の小さい蓄光成形体30を、別の金型(「海抜」を表す数値毎に設定された小型の金型)を使って成形することができる。蓄光成形体30を成形する金型は「海抜」を表す数値毎に必要であるが、その金型の寸法を小さくできるので、金型等の成形設備に要するコストを削減できる。
図4(c)に示す蓄光成形体40は、支持体2(図2参照)に形成された第2凹部5に装着されるものであり、正面視して略矩形の枠状に形成される背部41と、その背部41に積重される板状の第1基盤部42と、その第1基盤部42に積重されると共に正面視して所定の形状に形成される第1蓄光部43とを備えて構成されている。第1蓄光部43は着色剤および蓄光顔料を含有し、本実施の形態では、所定の図形(図柄)が示されている。
第1基盤部43は、第2凹部5の内縁と外縁とが同一の大きさに設定され、背部41は、第2凹部5の内縁より外縁が大きく設定されている。そのため、蓄光成形体40を支持体2の裏面から装着すると、背部41を支持体2の裏面に位置させつつ第1基盤部42を第2凹部5に嵌め込むことができる。これにより蓄光成形体40を支持体2に固定することができる。
図4(d)に示す蓄光成形体50は、支持体2(図2参照)に形成された第2凹部6に装着されるものであり、正面視して略矩形の枠状に形成される背部51と、その背部51に積重される板状の第1基盤部52と、その第1基盤部52に積重されると共に正面視して所定の形状に形成される第1蓄光部53とを備えて構成されている。第1蓄光部53は着色剤および蓄光顔料を含有し、本実施の形態では、所定の文字情報(図柄)が示されている。
以上のように構成される蓄光サイン1(図1参照)によれば、案内や標識等の用途や目的に応じた蓄光成形体10,20,40,50を支持体2に装着することで、汎用性を向上できる。また、多種多様な蓄光成形体および支持体の組み合せによりバラエティに富んだ蓄光サインを組み立てることができる。さらに、蓄光成形体および支持体の組み合せにより立体的な蓄光サインを組み立てられるので、その蓄光サインの注目度を高めることができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実験例1)
2基の射出装置をもつ成形機の型締め装置に1次用金型および2次用金型を各々取り付け、型締めした後、黒色顔料で着色されたABS樹脂(高分子化合物)を、1次用金型に設けたゲートよりキャビティ内に注入した。型開きした後、コア側の共通金型を回転させて型締めした後、アルミン酸ストロンチウム(蓄光顔料)が混練されたABS樹脂を、2次用金型に設けたゲートよりキャビティ内に注入した。型開きした後、ABS樹脂で形成された厚さ3mmの第1基盤部の上に、厚さ0.5mmのABS樹脂製の第1蓄光部(蓄光顔料および高分子化合物の総量100重量部に対して蓄光顔料を30重量部含有する)が積重された実験例1における蓄光成形体を得た。
(実験例2)
第1蓄光部の厚さを1.0mmとした以外は実験例1と同様にして、実験例2における蓄光成形体を得た。
(実験例3)
第1蓄光部の厚さを3.0mmとした以外は実験例1と同様にして、実験例3における蓄光成形体を得た。
(実験例4)
第1蓄光部の厚さを5.0mmとした以外は実験例1と同様にして、実験例4における蓄光成形体を得た。
(実験例5)
第1蓄光部の厚さを0.2mmとした以外は実験例1と同様にして、実験例5における蓄光成形体を得た。
(実験例6)
第1蓄光部の厚さを7.0mmとした以外は実験例1と同様にして、実験例6における蓄光成形体を得た。なお、実験例1〜6で使用した蓄光顔料は同一の粒度分布をもつものである。
(残光輝度の測定)
実験例1〜6の蓄光成形体を遮光した状態で1晩放置し、完全に残光を除去した後、標準光源(JIS Z8720)を用い400ルクス(40W昼光色蛍光灯を1〜1.5mの距離から照射するのに相当)で20分間励起したときの残光輝度(mcd/m)を測定した。その結果を図5に示す。図5は第1蓄光部の厚さと残光輝度との関係を示す図である。なお、図5において、横軸は第1蓄光部の厚さ(mm)を示し、縦軸は実験例3における蓄光成形体(第1蓄光部の厚さ3mm)の残光輝度を100としたときの割合を示す。また、直線は、厚さ(x)に正比例する残光輝度(y)の関係式y=kx(kは比例定数)を示す。
図5から明らかなように、残光輝度は第1蓄光部の厚さにほぼ比例し、厚さが大きくなるにつれ残光輝度が高くなる傾向がみられる。しかし、第1蓄光部の厚さが3mmより大きくなるにつれ残光輝度が飽和する傾向がみられ、第1蓄光部の厚さが5mmを超えると、その傾向が著しくなる。これは励起光が第1蓄光部の内部まで透らなくなるためであると推察される。第1蓄光部を厚くすると第1蓄層層の体積が増加するので、その分だけ蓄光顔料を多量に必要とする。従って、第1蓄光部を必要以上に厚くすることは、蓄光顔料を無駄にすることになる。よって、第1蓄光部の厚さは5mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましい。
一方、第1蓄光部の厚さが0.5mmより小さくなるにつれ残光輝度が特に小さくなる傾向がみられ、第1蓄光部の厚さが0.2mmの場合は(実験例5)、残光輝度(実験例3における蓄光成形体の残光輝度に対する割合)はほぼ0であった。これは第1基盤部(下地)が黒色であるので、燐光(残光)が反射し難くなると共に、励起光の反射も乏しいからであると推察される。よって、第1蓄光部の厚さは0.5mm以上が好ましい。
以上の実施例から明らかなように、第1蓄光部の厚さを0.5〜5mmに設定することにより、第1蓄光部の残光輝度を第1基盤部の色に影響され難くすることができる。その結果、第1基盤部の色を比較的自由に設定することができ、可視光下における視覚的興趣を向上できる。また、燐光を反射する白色反射層を第1基盤部と第1蓄光部との間に設けることを不要にできるので、製造工程を簡素化できる。
なお、本実施例では、第1蓄光部および第1基盤部を構成する高分子化合物がABS樹脂の場合について説明したが、ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、熱可塑性エラストマー等の他の高分子化合物の場合も同様の傾向がみられることを確認した。また、アルミン酸ストロンチウム以外の蓄光顔料を用いた場合も同様の傾向がみられた。さらに、実施の形態で説明した蓄光成形体30(第2基盤部32及び第2蓄光部33を有する)についても同様の傾向がみられることは明らかである。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記実施の形態では、支持体2は熱可塑性エラストマーで形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂;フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂等の高分子化合物製とすることは当然可能である。
また、蓄光成形体10,20,30,40,50は熱可塑性エラストマーで形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、支持体2と同様に、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂;フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂等の高分子化合物製とすることは当然可能である。
なお、支持体2や蓄光成形体10,20,30,40,50を構成する熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系、塩化ビニル系、オレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の種々の熱可塑性エラストマーが採用可能である。
上記実施の形態では、蓄光成形体10,20,30,40,50が、蓄光サイン1の一部を構成するものについて説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。マスコット、ペンダント、キーホルダー等の玩具、日用雑貨等に蓄光成形体を適用することは当然可能である。
また、上記実施の形態では、蓄光成形体10,20,30,40,50の外形が矩形状や方形状に形成されるものを説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、蓄光成形体が適用される玩具や日用雑貨等の形態に応じて任意の形状にすることは当然可能である。また、蓄光成形体10,20,30,40,50が板状(平面状)に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、蓄光成形体の形態に応じて塊状(立体状)に形成することは当然可能である。
上記実施の形態では、第1蓄光部13,14,15,23,33,43,53が安全標識類を示すものについて説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、蓄光成形体が適用される玩具や日用雑貨等の形態に応じて任意の形状や文字等にすることは当然可能である。
上記実施の形態では、蓄光サイン1を構成する支持体2が板状(平面状)に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、蓄光サインの形態に応じて塊状(立体状)に形成することは当然可能である。
また、支持体2に第2凹部3,4,5,6が貫通形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、支持体が塊状に形成されるときには、支持体の表面に第2凹部を窪み状に形成し、その第2凹部に蓄光成形体を装着可能にすることは当然可能である。
上記実施例では、2基の射出装置をもつ成形機を用いて2色成形により蓄光成形体を製造する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、3色以上の多色成形または複数種の異材質成形により蓄光成形体を製造することは当然可能である。また、1次用および2次用金型の可動型を回転板に取り付け、回転板を回転させることで1次用金型にて成形した成形品を2次用金型のキャビティに受け渡すように構成したが、必ずしもこれに限られるものではない。1次用成形装置と2次用成形装置とをそれぞれ独立に設け、それら成形装置の間で成形品を受け渡すようにして構成することは当然可能である。
1 蓄光サイン
2 支持体
3,4,5,6 第2凹部
10,20,30,40,50 蓄光成形体
12,22,42,52 第1基盤部
13,14,15,23,33,43,53 第1蓄光部
24 第1凹部
32 第2基盤部
33 第2蓄光部

Claims (5)

  1. 板状または塊状に形成された高分子化合物製の支持体と、
    その支持体の表面に窪み状に形成または表面から裏面に亘って貫通形成される第2凹部と、
    その第2凹部に第1基盤部が装着される蓄光成形体とを備え
    その蓄光成形体は、
    射出成形により形成される高分子化合物製の第1基盤部と、
    その第1基盤部の所定面の一部に積重され前記第1基盤部に接着されると共に、蓄光顔料が混練され射出成形により形成される高分子化合物製の第1蓄光部とを備え、
    その第1蓄光部および前記第1基盤部により前記第1基盤部の所定面に、可視光下で視認される所定の図柄が形成されていることを特徴とする蓄光サイン。
  2. 前記第1蓄光部は、最大厚さが0.5〜5mmに設定されていることを特徴とする請求項1記載の蓄光サイン
  3. 前記第1蓄光部により前記第1基盤部の所定面に、燐光を発することにより視認される所定の図柄が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄光サイン
  4. 前記第1蓄光部は、前記蓄光顔料および前記高分子化合物の総量100重量部に対して前記蓄光顔料が3〜40重量部の割合で配合されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蓄光サイン
  5. 前記第1基盤部の表面に窪み状に形成または表面から裏面に亘って貫通形成される第1凹部と、
    その第1凹部に装着されると共に、射出成形により形成される高分子化合物製の第2基盤部と、
    その第2基盤部の所定面の一部に積重され前記第2基盤部に接着されると共に、蓄光顔料が混練され射出成形により形成される高分子化合物製の第2蓄光部とを備え、
    その第2蓄光部および前記第2基盤部により前記第2基盤部の所定面に、可視光下で視認される所定の図柄が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の蓄光サイン
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