JP5189419B2 - 温度センサ - Google Patents

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Description

本発明は微小な温度変化の測定に優れ、例えば薬品や食品、めっき、半導体デバイス等のプロセスの温度制御などに好適に利用可能な温度センサに関する。
従来から微妙な温度制御を必要とする様々なプロセスにおいて白金(Pt)測温抵抗素子を利用した温度センサが広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。かかる特許文献1に記載の温度センサは、アルミナ等のセラミック基板と、このセラミック基板の表面に形成された白金(Pt)などの金属箔抵抗体とから構成され、この測温素子がフレキシブルプリント配線板とハーメチック部品で連結され、これらが保護管内に密封収容されている。
なお、保護管は、例えばSUS304やSUS316等の耐食性金属であるステンレス鋼で形成され、基端部が開放するとともに先端側が閉塞する細長い小径パイプと、この小径パイプの基端部に接合された大径パイプとから構成されている。そして、測温素子は先端側の金属製の小径パイプ内に密封収容されている。
測温素子はセラミック基板上に線幅が約10μm程度の白金の箔をパターニングして形成されているので、その抵抗値が1000Ωと上述した従来の測温素子よりもかなり大きくなっている。この新たな測温素子を用いることで、金属箔抵抗体に流す電流は0.1mA程度で良くなるので、測温素子の電力W2=1000(Ω)×0.0001(A)×0.0001(A)=0.00001(W)=0.01(mW)となり、従来の測温素子の自己発熱の1/10となる。そのため、微妙な温度制御を必要とするプロセスにおいて、例えば0.001°C程度の精度で厳密な温度測定を必要とする場合に測温素子の自己発熱による影響を最小限に抑えることができ、このような技術分野にこの新たな温度センサを好適に利用できる。
図4は、係る温度センサ5を被取付け対象物である金属製の側壁81に取り付けた状態で示す温度センサ長手方向中心軸線に沿った断面図である。図4から明らかなように、同図で模式的に示す測温素子51は、ポッティング材55を介して金属製の保護管52の内部に収容されている。また、測温素子51には信号線53の一方の端部が接続され、この信号線53の保護管52から導出した部分はシールド線54で覆われている。なお、信号線53は実際には、2〜4本の信号線から構成されている。金属製の保護管52の基端側外周部には雄ネジ52aが形成され、この雄ネジ52aを介して金属製の側壁81の取り付け穴の雌ネジ81aに保護管52がねじ込まれている。そして、これによって保護管52の先端側を側壁81から図中左側、即ち温度を測定すべき媒体の存在する側に突出させている。
一方、保護管52の基端側開口部52bの周囲には段部52cが形成され、段部52cはO−リング61をはさんで側壁81の一方の壁面に接している。なお、雄ネジ52aがテーパーネジの場合、O−リング61を備える必要はなく、側壁81に段部52cが接することもない。また、保護管52の基端側には温度センサ5のハウジング82が結合されている。そして、金属の保護管52が金属製の側壁81に導通接続され、この側壁81がアースされていることと、保護管52から外部に導出した信号線53の周囲を覆うシールド線54がアースされていることで、測温素子51の信号線53において出力信号に温度センサ周囲の電界の変化によって生じるノイズが重畳しないようになっている。
なお、通常は側壁81とシールド線54はそれぞれアースの電位が異なるため接続していない。これは、それぞれのアース電位が異なるとシールド線54を通って大電流が流れるため、信号線53のノイズとなり、計測誤差を発生するためである。
特開2002−286555号公報
近年、上述のような高精度の温度センサを薬品や食品、めっき、半導体デバイスなどの製造ラインに設置することが行われている。しかし、このような製造プロセスにおいては、温度センサの耐腐食性が要求されるため、上述した従来の金属管で覆ったタイプの温度センサを用いることができない場合がある。
そのため、この金属保護管の周囲を耐腐食性に優れたテフロン(登録商標)等でできた外装材で覆った温度センサが用いられるようになっている。このような温度センサは、テフロン(登録商標)等の絶縁材からなる外装材及び金属ケースを介して温度センサ外部の被測定体の温度を検出するので、検出の応答性では若干劣るが、元々が高精度の測温素子を用いているので、十分に精度の高い温度測定を行うことができる。
しかしながら、温度センサの被取付け対象物となるアースをとった側壁と金属製の保護管との間に絶縁部材からなる外装材が介在しているので、内部の金属保護管が側壁にアースされていない構造となり、例えば温度センサ近傍の電導線や電波による温度センサ周囲の電界の変化が金属保護管に等価的に伝わり、金属保護管内周から1mm以下しか離れていない測温素子やこの信号線に電界の変化の影響を与える。その結果、温度センサの出力信号にノイズが重畳し、温度を高精度に測定することが困難な場合が生じていた。
本発明の目的は、周囲の電界の変化の影響を受けずに腐食性流体や腐食性雰囲気中の温度を測定できる高精度の温度センサを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる温度センサは、
腐食性流体や腐食性雰囲気中の温度を測定する温度センサであって、
測温素子と、
前記測温素子を保護する金属製の保護管と、
前記測温素子に一方の端部が接続された信号線と、
前記信号線の周囲をシールドするシールド線と、
前記保護管を覆う絶縁性の保護材からなる外装部材と、を有し、
前記外装部材は前記被測定対象物である腐食性流体や腐食性雰囲気によって腐食されない材質でできており、
前記シールド線と前記保護管とは導線により導通しており、かつ前記導線は前記温度センサの長手方向において前記測温素子よりも前記シールド線側に配置され、
前記測温素子は、プリント配線板と、前記プリント配線板に接着されかつ少なくとも一方の面に当該プリント配線板の配線パターンと導通する温度測定用の金属膜が形成された基板からなることを特徴としている。
本発明に係る温度センサがこのような構成を有することで、温度センサ周囲の電界の変化に伴うノイズが測温素子の出力信号に重畳するのを防止する。その結果、腐食性流体や腐食性雰囲気中の温度を常に正確に測定することができるようになる。
また、測温素子が、特にプリント配線板と、プリント配線板に接着されかつ少なくとも一方の面にプリント配線板の配線パターンと導通する温度測定用の金属膜が形成された基板からなる構造を有していると温度検出精度が高くなるため、温度センサ周囲の電界の変化の影響により出力信号にノイズが重畳しやすくなるが、本発明のように保護管とシールド線を介して保護管のアースを取ることでこのようなノイズの重畳を少なくすることでき、腐食性流体や腐食性雰囲気中の温度を常に正確に検出することができるようになる。
また、本発明の請求項に係る温度センサは、請求項1に記載の温度センサにおいて、
前記シールド線を、前記導線を介す代わりに金属テープにて前記保護管に接続したことを特徴としている。
シールド線は通常編線でできている。その編線を広げて保護管に被せた上に接着部も導電性のある金属箔テープで巻き付けて導通を確保する方法は簡便で作業性が良い。
本発明によると、周囲の電界の変化の影響を受けずに腐食性流体や腐食性雰囲気中の温度を測定できる高精度の温度センサを提供することができるようになる。
以下、本発明の一実施形態に係る温度センサについて図面に基づいて説明する。本発明の一実施形態に係る温度センサ1は、図1に示すように、模式的に示す測温素子100と、測温素子100を保護する金属製の保護管12と、測温素子100に一方の端部が接続された信号線13と、信号線13の周囲をシールドするシールド線14と、保護管12を覆う絶縁性の保護材からなる外装部材15を有し、シールド線14と保護管12とが導線16を介して導通している。以下、これらの各構成要素について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、温度センサ1の長手方向に関して測温素子100が収容された側を先端側とし、測温素子100から導出される信号線13及びこの信号線13を覆うシールド線14が延在する側を基端側とする。
図1で概略的に示した測温素子100は、図2に示すように上面に白金(Pt)の箔からなる抵抗体101が形成された細長のセラミック基板110からなり、測温素子100のセラミック基板110の下面にはこの測温素子100よりも長さの長いプリント配線板120が接着材を介して接合されている。測温素子100の抵抗体は例えば厚さ3μm程度の白金箔で線幅が約10μm程度にパターニングして形成されており、その抵抗値は1000Ωとなっている。そして、本実施形態に係る測温素子は、0.001℃〜0.01℃を測定する高精度の温度センサとなっている。
この新たな測温素子を用いることで、金属箔抵抗体に流す電流は0.1mA程度で良くなるので、測温素子の電力W2=1000(Ω)×0.0001(A)×0.0001(A)=0.00001(W)=0.01(mW)となり、従来のJISで規定された100Ωの測温素子の自己発熱の1/10となる。そのため、微妙な温度制御を必要とするプロセスにおいて、例えば0.001°C程度の精度で厳密な温度測定を必要とする場合に測温素子の自己発熱による影響を最小限に抑えることができるようになっている。
プリント配線板120には本実施形態の場合、厚さが0.2mm以下と極めて薄く十分な可撓性を有するフレキシブルプリント配線板が用いられている。そして、ここでは詳細には図示しないが、プリント配線板の下層に延在した2本の導体部が先端でスルーホールを介して上層の検出素子先端側接続電極とそれぞれ電気的に接続されている。この導体部はその長手方向の基端側において所定間隔だけ隔てながらスルーホールを介して下層と上層が接続された状態でケーブル接続側電極を形成している。
また、プリント配線板120の上層には検出素子先端側接続電極と測温素子の長さに対応して離間した検出素子基端側接続電極が形成され、この検出素子基端側接続電極から互いにほぼ平行に導体部がプリント配線板120の基端側端部に向かって延在し、プリント配線板の基端側端部において互いに間隔を隔てながらスルーホールを介して下層と上層が接続された状態でケーブル接続側電極を形成している。なお、これらの構成については、例えば、特開2007−93379号公報に詳細に説明されている。
測温素子100は、上述したように上面に白金(Pt)の箔からなる抵抗体が形成された例えば幅0.8mm、長さ8mm、厚さ0.25mm程度の細長のアルミナでできたセラミック基板からなり、その製造工程は以下の通りとなっている。
最初に、セラミック基板に白金の箔を接着し、箔の表面処理を行い、抵抗用レジストを塗布し、抵抗用レジストパターンを作成し、抵抗パターン作成(エッチング)し、抵抗用レジストを剥離する。そして、電極用レジストを塗布し、電極用レジストパターンを作成し、電極(金)メッキを行い、電極用レジストを剥離する。そして、パターン保護用レジストを塗布し、パターン保護用レジストエッチングを行って電極部分だけ露出させる。
金属製の保護管12は、SUS304やSUS316などの耐食性に優れた金属でできており、円筒状をなし、先端側端部が閉塞し基端側端部が開放した形状を有している。なお、金属製の保護管12と測温素子との間は1mm以下の距離となっている。
測温素子100の一部をなすプリント配線板120のケーブル接続側端部には信号線13の一方の端部が接続され、保護管12の基端側端部の開口部から信号線13が導出している。
保護管内の測温素子100とこれに接続された信号線13の一端側は保護管内に樹脂でできたポッティング材19を充填することでこのポッティング材19で囲繞され、周囲環境から保護されている。
シールド線14は信号線13の周囲を覆うとともにシールド線14の基端側端部がアースされ、温度センサ外部の電界の変化の影響により信号線13にノイズが重畳しないようになっている。
信号線13は、より具体的には図3に示すように複数の信号線からなり、シールド線14がこの周囲を覆い、シールド線14の外表面は絶縁体被覆部21で覆われている。
保護管12の基端側の一部には導線16の一端が接続され、この導線16の他端はシールド線14の先端側近傍と接続されて保護管12とシールド線14とを電気的に導通している。導線16の一端は、保護管12の周囲に巻かれた銅箔のテープ17によって保護管12にしっかりと密着している。ここで、銅箔のテープ17は、その接着層に金属のフィラーを含んだ導電テープを用いるとなお良い。なお、保護管12に導線16をはんだ等でろう付けや導電性接着剤で保護管12に固定しても良い。
外装部材15は、テフロン(登録商標)等の耐食性に優れた絶縁材からなり、保護管12の周囲を覆うのに十分な内径を有し、先端部が閉塞しかつ基端部が開口した形状を有している。そして、基端側開口部の周囲には温度センサ取付け用段部15bが形成されると共に、この温度センサ取付け用段部15bに隣接して温度センサ取付け用雄ネジ部15aが形成されている。そして、外装部材15の基端側は、図1中二点鎖線で示す温度センサ1のハウジング92の先端側に結合している。
そして、外装部材15は、本実施形態の場合、その雄ネジ部15aを被取付け対象物をなす側壁91に形成された雌ネジ部91aに螺合させると共に温度センサ取付け用段部15bを側壁91との間にO−リング71を挟みこみ、両者をシールしている。即ち、ここではO−リング71によってシールした状態で外装部材15の先端側を側壁91の内側(図1中左側)に突出させている。これによって、側壁の内側に溜まった腐食性の流体の温度や側壁91の内部に充満した腐食性の気体の温度を正確に測定できるようになっている。なお、外装部材15と金属製の保護管12との間には基端側が導線16が完全に埋まるまでポッティング材18が充填されている。
本実施形態に係る温度センサ1がこのような構成を有することで、温度センサ周囲の電界の変化に伴うノイズが測温素子100の出力信号に重畳するのを防止する。これによって、温度センサ1が常に正確な温度を検出することができるようになる。
具体的には、保護管12とシールド線14とを導線で電気的に接続していないと、保護管12が温度センサ内において電気的に遊離するため、温度センサ周囲の電導線や電波による電界の変化が保護管12に一義的に伝わり、この保護管12の内周面から1mm以下しか離れていない保護管部の測温素子100や信号線13の出力信号にノイズが重畳してしまう。
しかしながら、本実施形態に係る温度センサ1の場合、保護管12とシールド線14とを導線16を介して電気的に導通しているので、このような不具合が発生するのを防止することができる。
特に、本実施形態の場合、測温素子が、図2に示すようにプリント配線板120と、プリント配線板120に接着されかつ少なくとも一方の面にプリント配線板120の配線パターンと導通する温度測定用の白金の金属膜からなる抵抗体101が形成されたセラミック基板110からなる構造を有している。
温度センサ1の測温素子100がこのような構造を有することで、0.001℃〜0.01℃を測定する高精度の温度センサとなっている。そして、測定温度が1℃変わると、抵抗値が4Ω変化するようになっている。即ち、0.001℃の温度変化に対して0.004Ω変化する。
また、電流値は0.1mAであるため、0.001℃の温度変化に対して0.4μVしか信号出力値が変化しない。そのため、上述したような周囲の電界の変化によるノイズが出力信号に割合的に大きな割合で重畳し易くなるが、本発明によるとこのようなノイズの重畳を効果的に防止することできる。
即ち、素子を薄膜によって構成しているため、小型化が図れ、電界等のノイズの影響を受け難くなり、かつリード線のみの配置の場合に比べてプリント配線板にて保護管12の中心部に片寄ることなく配置できる。なお、より好ましくは、本発明においてシールド線14と保護管12とを図1に示す導線16を介して接続する代わりにシールド線14の先端の編組みを解いてある程度広げ、この先端を保護管開口部に被せるのが良い。これによって、保護管12の開口部全体をシールドでき、ノイズに強くなり、ノイズの影響を小さくできる。
この場合、図2に示すようにシールド線14の保護管12の開口部を覆う部分を銅箔のテープ17によって保護管12にしっかりと密着させるのが良い。この際、ここで、銅箔のテープ17は、その接着層に金属のフィラーを含んだ導電テープを用いるとなお良い。なお、シールド線14を保護管12に密着するように絶縁テープで固定しても良い。更に、シールド線14をはんだ等でろう付けや導電性接着剤でシールド線14を固定しても良い。
なお、測温素子を構成する基板は本実施形態及びその変形例においてセラミック基板を使用したが、この場合のセラミック基板はアルミナやジルコニア等何れの材料でできていても良い。また、セラミック基板の代わりに同じく絶縁性を有するガラス基板などの無機材料でできた基板を用いても良い。
また、上述の実施形態及びその変形例に関する温度センサの測温素子にはセラミック基板上面に白金(Pt)の箔をパターニングしたが、必ずしもこれに限定されず公知のエッチング技術によって白金の薄膜を測温素子の上面にパターニングしても良い。また、白金の代わりにニッケル(Ni)の箔や薄膜をセラミック基板の上面にパターンニングしても良い。
また、金属保護管を覆う絶縁性の保護材からなる外装部材は、上述の実施形態ではテフロン(登録商標)でできていたが、必ずしもこのような材質に限定されるものではなく、耐腐食性に優れた絶縁材であればいかなる材質でも適用可能であることは言うまでもない。
また、内部の金属保護管の材料も、ステンレスに限定されることなく、銅や黄銅、アルミ等の金属で良い。
本発明の一実施形態に係る温度センサを被取付け対象物である側壁に取り付けた状態で長手方向中心軸線に沿って切断した側方断面図である。 本発明の一実施形態に係る温度センサの測温素子及びプリント配線板の構造を示す説明図である。 信号線とシールド線、及びシールド線を覆う絶縁被覆部を示す斜視図である。 従来の温度センサを被取付け対象物である側壁に取り付けた状態で長手方向中心軸線に沿って切断した側方断面図である。
符号の説明
1,5 温度センサ
12 保護管
13 信号線
14 シールド線
15 外装部材
15a 温度センサ取付け用雄ネジ部
15b 温度センサ取付け用段部
16 導線
17 テープ
18 ポッティング材
19 ポッティング材
21 絶縁体被覆部
51 測温素子
52 保護管
52a 雄ネジ
52b 基端側開口部
52c 段部
53 信号線
54 シールド線
55 ポッティング材
61,71 O−リング
81 側壁
81a 雌ネジ
82 ハウジング
91 側壁
91a 雌ネジ部
92 ハウジング
100 測温素子
101 抵抗体
110 セラミック基板
120 プリント配線板

Claims (2)

  1. 腐食性流体や腐食性雰囲気中の温度を測定する温度センサであって、
    測温素子と、
    前記測温素子を保護する金属製の保護管と、
    前記測温素子に一方の端部が接続された信号線と、
    前記信号線の周囲をシールドするシールド線と、
    前記保護管を覆う絶縁性の保護材からなる外装部材と、を有し、
    前記外装部材は前記被測定対象物である腐食性流体や腐食性雰囲気によって腐食されない材質でできており、
    前記シールド線と前記保護管とは導線により導通しており、かつ前記導線は前記温度センサの長手方向において前記測温素子よりも前記シールド線側に配置され、
    前記測温素子は、プリント配線板と、前記プリント配線板に接着されかつ少なくとも一方の面に当該プリント配線板の配線パターンと導通する温度測定用の金属膜が形成された基板からなることを特徴とする温度センサ。
  2. 前記シールド線を、前記導線を介す代わりに金属テープにて前記保護管に接続したことを特徴とする、請求項1に記載の温度センサ。
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