JP5186751B2 - ヒドラジド化合物およびその有害生物防除用途 - Google Patents

ヒドラジド化合物およびその有害生物防除用途 Download PDF

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本発明はヒドラジド化合物およびその有害生物防除用途に関する。
従来、有害生物を防除するために多くの化合物が開発され、実用に供されている。また、ある種のアミド化合物が当該分野で知られている。
WO01/70671号公報 WO03/015518号公報 WO03/016284号公報 WO03/016300号公報 WO03/024222号公報
本発明は、有害生物に対して優れた防除効力を有する化合物を提供することを課題とする。
本発明者等は、有害生物に対して優れた防除効力を有する化合物を見出すべく鋭意検討した結果、下記式(1)で示されるヒドラジド化合物に優れた防除効力を有することを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、
「発明1」
式(1)
Figure 0005186751
〔式中、
1は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、または、
ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し、
2およびR3は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C1−C6アシル基、C2−C6アルコキシカルボニル基、C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基および(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
4は、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、
ベンゼン環上の隣接する炭素原子に結合する2つのR基が末端で結合し、T1またはT2
T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
T2:−(CR4546
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、またはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表し、
45およびR46は、各々、独立して、水素原子、またはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
hは3または4の整数を表す。)で示される基を表し、
nは0〜4の整数(但し、nが2以上の整数である場合は、R4は互いに同一でも相異なっていてもよい。)を表し、
Qは、Q1〜Q6
Figure 0005186751
(ここで、A31、A32、A33およびA34は、酸素原子または硫黄原子を表し、
5は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜9個の独立した置換基で置換されていてもよいナフチル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい3−8員非芳香へテロ環基、
ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基、
または、
ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェノキシアルキル基を表し、
6およびR7は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、
または、
ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表し、
8およびR9は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、
ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表すか、
または、
8およびR9が結合している窒素原子と一緒になって、3−8員非芳香ヘテロ環基を形成し、該3−8員非芳香ヘテロ環基は環内に(1)酸素原子、(2)硫黄原子および(3)−NRa−基
(ここで、Raは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基、または(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表す。)
からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した基を含有していてもよく、また、環内の炭素原子が(1)ハロゲン原子、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(3)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよく、
10は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
11およびR12は、各々、独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、
または、
11およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、3−8員非芳香ヘテロ環基を形成し、該3−8員非芳香ヘテロ環基は環内に(1)酸素原子、(2)硫黄原子および(3)−NRb−基
(ここで、Rbは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基、または、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基を表す。)
からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した基を含有していてもよく、また、環内の炭素原子が、(1)ハロゲン原子、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(3)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよく、
Jは、J1またはJ2
Figure 0005186751
(ここで、Xa、Ya、Za、Xb、YbおよびZbは、各々、独立して、CHまたは窒素原子を表し、
13aおよびR13bは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC7〜C9フェニルアルキル基、
または、
ピリジン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC7〜C9ピリジニルアルキル基を表し、
14aおよびR14bは、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、C2−C6シアノアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェノキシ基を表し、
pは0〜3の整数を表し、qは0〜3の整数を表す。
(但し、pが2または3の整数である場合には、2個以上のR14aは互いに同一でも異なっていてもよく、qが2または3の整数である場合には、2個以上のR14bは互いに同一でも異なっていてもよい。))で示される基を表し、
1およびA2は、各々、独立して、酸素原子または硫黄原子を表す。〕
で示されるヒドラジド化合物(以下、本発明化合物と記す。)。
「発明2」
nが0〜3の整数である「発明1」記載の化合物。
「発明3」
4が、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、または、
ベンゼン環上の隣接する炭素原子に結合する2つのR基が末端で結合し、T1
T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44が水素原子である。)で示される基
である「発明2」に記載される化合物。
「発明4」
4がフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、シアノ基、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、フェニル基、または、
ベンゼン環上の隣接する2つのR基が末端で結合し、T1
T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44が水素原子である。)で示される基
である「発明3」に記載される化合物。
「発明5」
JがJ1、
aがCH、
13aが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
14aが、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
pが0〜2の整数
である「発明1」〜「発明4」のいずれか1つに記載される化合物。
「発明6」
JがJ2、
bがCH、
13bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
14bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
qが1
である「発明1」〜「発明4」のいずれか1つに記載される化合物。
「発明7」
1およびA2が、酸素原子、
1が、水素原子またはメチル基
である「発明1」〜「発明6」のいずれか1つに記載される化合物。
「発明8」
QがQ1、
31が、酸素原子、
5が、水素原子、
(1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい3−8員非芳香へテロ環基、
である「発明1」〜「発明7」のいずれか1つに記載される化合物。
「発明9」
5が、水素原子、メチル基、エチル基、tert−ブチル基、シクロプロピル基、フェニル基、3−メチルフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−ピリジニル基、または、モルホリノ基
である「発明8」に記載される化合物。
「発明10」
QがQ2、
32が、酸素原子、
6が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基
である「発明1」〜「発明7」のいずれか1つに記載される化合物。
「発明11」
6が、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、2−プロペニル基、または、フェニル基
である「発明10」に記載される化合物。
「発明12」
QがQ4、
34が、酸素原子、
8およびR9が、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基
である「発明1」〜「発明7」のいずれか1つに記載される化合物。
「発明13」
8およびR9が、各々、独立して、水素原子、メチル基、エチル基、または、フェニル基
である「発明12」に記載される化合物。
「発明14」
2が、水素原子またはメチル基、
3が、水素原子、メチル基、イソプロピル基、または、メトキシカルボニル基
である「発明1」〜「発明13」のいずれか1つに記載される化合物。
「発明15」
1が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
2が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
3が、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、またはC2−C6アルコキシカルボニル基、
4が、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、または、
ベンゼン環上の隣接する炭素原子に結合する2つのR基が末端で結合して、T1
T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44が、水素原子である。)で示される基、
nが0〜3の整数、
QがQ1〜Q6
Figure 0005186751
(ここで、A31、A32およびA33が酸素原子、A34が酸素原子または硫黄原子、
5が、水素原子、
(1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい3−8員非芳香へテロ環基、
6が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
7が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
8およびR9が、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
10が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
11およびR12が、各々、独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基)で示される基、
Jが、J1またはJ2
Figure 0005186751
(ここで、XaがCHまたは窒素原子、YaがCH、ZaがCHまたは窒素原子、XbがCHまたは窒素原子、YbがCH、ZbがCHまたは窒素原子、
13aが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
13bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
14aが、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
14bが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
pが0〜2の整数(但し、pが2である場合には、2個のR14aは、互いに同一でも異なっていてもよい。)、
qが1である。)で示される基、
1およびA2が酸素原子
で示される「発明1」記載の化合物。
「発明16」
式(1-1)

Figure 0005186751
〔式中、
が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
が、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aが、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
4b、R4cおよびR4dが、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
4bとR4cとが末端で結合して、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44が水素原子である。)で示される基、
Mが、OR、SRまたはNR
(ここで、RおよびRが、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRが、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
または、RおよびRと、結合している窒素原子とが一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基、または、4−フェニルピペラジン−1−イル基を形成する。)、
が、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基である。)、
14ayが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
14azが、水素原子、
18が、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eが、水素原子またはハロゲン原子である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dが、各々、独立して、水素原子またはハロゲン原子である。〕
で示されるヒドラジド化合物。
「発明17」
式(1-1)

Figure 0005186751
〔式中、
が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
が、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aが、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
4b、R4cおよびR4dが、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44が水素原子である。)で示される基、
Mが、水素原子、
が、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
14azが、水素原子、
18が、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eが、水素原子またはハロゲン原子である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dが、各々、独立して、水素原子またはハロゲン原子である。〕
で示されるヒドラジド化合物。
「発明18」
式(II)
Figure 0005186751
〔式中、
1-iは、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
2-iは、水素原子またはメチル基を表し、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
または、R4bとR4cとが末端で結合して、
T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基を表し、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。)を表し、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表し、
18は、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。)を表し、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
18b、R18c、およびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。〕
で示されるヒドラジド化合物。
「発明19」
2−iが、メチル基である「発明18」に記載される化合物。
「発明20」
「発明1」〜「発明17」のいずれか1つに記載される化合物を有効成分として含有する農薬組成物。
「発明21」
「発明1」〜「発明17」のいずれか1つに記載される化合物またはその塩の農薬としての使用。
「発明22」
有害生物を防除するための「発明1」〜「発明17」のいずれか1つに記載される化合物を活性成分として含む農薬組成物。
「発明23」
有害生物を防除するための農薬の製造のための、「発明1」〜「発明17」のいずれか1つに記載される化合物の使用。
「発明24」
「発明1」〜「発明17」のいずれか1つに記載される化合物を有害生物に直接、または有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。
を提供するものである。
本発明化合物は有害生物に対して優れた防除効力を有することから、有害生物防除剤の有効成分として有用である。
本明細書において、R14aは、J1で示される基の環を構成するCHの水素原子が置き換わり得る基を示し、R14bは、J2で示される基の環を構成するCHの水素原子が置き換わり得る基を示す。
本発明において、ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子が挙げられる。
1、R2およびR3における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられる。
1における、
「C2−C6シアノアルキル基」としては、例えば、シアノメチル基および2−シアノエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基」としては、例えば、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基および2−イソプロピルオキシエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基」としては、例えば、2−プロペニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−ペンテニル基および2−ヘキセニル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基」としては、例えば、2−プロピニル基、3−クロロ−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基、2−ブチニル基および3−ブチニル基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基」としては、例えば、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられる。
2およびR3における、
「C1−C6アシル基」としては、例えば、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基およびトリメチルアセチル基が挙げられ、
「C2−C6アルコキシカルボニル基」としては、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基およびtert−ブトキシカルボニル基が挙げられ、
「C3−C7N,N−ジアルキルカルバモイル基」としては、例えば、N,N−ジメチルカルバモイル基およびN,N−ジエチルカルバモイル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基および4−(トリフルオロメチル)フェニル基が挙げられる。
4、R41、R42、R43およびR44における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、トリフルオロメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられる。
4、R41、R42、R43およびR44における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基」としては、例えば、メトキシ基、トリフルオロメトキシ基、エトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、イソブチルオキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基およびヘキシルオキシ基が挙げられる。
4、R41、R42、R43およびR44における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基」としては、例えば、メチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基およびエチルチオ基が挙げられる。
4、R41、R42、R43およびR44における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基」としては、例えば、メチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスルフィニル基およびエチルスルフィニル基が挙げられる。
4、R41、R42、R43およびR44における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基」としては、例えば、メチルスルホニル基、トリフルオロメチルスルホニル基およびエチルスルホニル基が挙げられる。
4における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基および4−クロロフェニル基が挙げられる。
45およびR46における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、トリフルオロメチル基、エチル基が挙げられる。
5における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基」としては、例えば、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−メチルビニル基、2−クロロビニル基および2−メチル−1−プロペニル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基」としては、例えば、エチニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、クロロメチル基、ジクロロメチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、メチルスルフィニルメチル基、メチルスルホニルメチル基、ジメチルアミノメチル基、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、エチル基、ペンタフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル基、2−メチルシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−ヨードフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニルル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、4−(メチルチオ)フェニル基、4−(メチルスルフィニル)フェニル基、4−(メチルスルホニル)フェニル基および4−(メトキシカルボニル)フェニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜9個の独立した置換基で置換されていてもよいナフチル基」としては、例えば、1−ナフチル基および2−ナフチル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基」としては、例えば、1−メチル−2−ピロリル基、2−フリル基、3−フリル基、5−ブロモ−2−フリル基、5−ニトロ−2−フリル基、2−メチル−3−フリル基、2,5−ジメチル−3−フリル基、2,4−ジメチル−3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基、5−メチル−2−チエニル基、3−メチル−2−チエニル基、1−メチル−3−トリフルオロメチル−5−ピラゾリル基、5−クロロ−1,3−ジメチル−4−ピラゾリル基、2−ピリジニル基、3−ピリジニル基、4−ピリジニル基、2−メチル−3−ピリジニル基、6−メチル−3−ピリジニル基、2−クロロ−3−ピリジニル基、6−クロロ−3−ピリジニル基およびピラジニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C8員非芳香へテロ環基」としては、例えば、テトラヒドロ−2−フリル基、テトラヒドロ−3−フリル基、モルホリノ基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基」としては、例えば、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェノキシアルキル基」としては、例えば、フェノキシメチル基、2−フェノキシエチル基および1−フェノキシエチル基が挙げられる。
6およびR7における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基」としては、例えば、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基および2−イソプロピルオキシエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基」としては、例えば、1−プロペニル基、2−プロペニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−ペンテニル基および2−ヘキセニル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基」としては、例えば、2−プロピニル基、3−クロロ−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基、2−ブチニル基および3−ブチニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−ヨードフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニルル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、4−(メチルチオ)フェニル基、4−(メチルスルフィニル)フェニル基、4−(メチルスルホニル)フェニル基および4−(メトキシカルボニル)フェニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基」としては、例えば、2−ピリジニル基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基」としては、例えば、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられる。
8およびR9における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基」としては、例えば、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基および2−イソプロピルオキシエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基」としては、例えば、2−プロペニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−ペンテニル基および2−ヘキセニル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基」としては、例えば、2−プロピニル基、3−クロロ−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基、2−ブチニル基および3−ブチニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−ヨードフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニルル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、4−(メチルチオ)フェニル基、4−(メチルスルフィニル)フェニル基、4−(メチルスルホニル)フェニル基および4−(メトキシカルボニル)フェニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基」としては、例えば、3−ピリジニル基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基」としては、例えば、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられ、
「R8およびR9が結合している窒素原子と一緒になって、3−8員非芳香ヘテロ環基を形成する場合の該3−8員環の非芳香ヘテロ環基」としては、例えば、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、3,5−ジメチルピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、2,6−ジメチルモルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基、4−メチルピペラジン−1−イル基、4−(エトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル基および4−フェニルピペラジン−1−イル基が挙げられる。
10における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、エチル基、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェニル基および4−メチルフェニル基が挙げられる。
11およびR12における、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基および4−メチルフェニル基が挙げられ、
「R11およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、3−8員非芳香ヘテロ環基を形成する場合の該3−8員環の非芳香ヘテロ環基」としては、例えば、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、3,5−ジメチルピペリジノ基、モルホリノ基、2,6−ジメチルモルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基および4−メチルピペラジン−1−イル基、4−(エトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル基および4−フェニルピペラジン−1−イル基が挙げられる。
13aおよびR13bにおける、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「C2−C6シアノアルキル基」としては、例えば、シアノメチル基および2−シアノエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基」としては、例えば、メトキシメチル基、エトキシメチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基および2−イソプロピルオキシエチル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基」としては、例えば、2−プロペニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−ペンテニル基および2−ヘキセニル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基」としては、例えば、2−プロピニル基、3−クロロ−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基、2−ブチニル基および3−ブチニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、2−ヨードフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、2−イソプロピルフェニル基、2−tert−ブチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−エトキシフェニル基、2−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、2−(メチルチオ)フェニル基、2−(メチルスルフィニル)フェニル基および2−(メチルスルホニル)フェニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基」としては、例えば、2−ピリジニル基、3−フルオロ−2−ピリジニル基、3−クロロ−2−ピリジニル基、3−ブロモ−2−ピリジニル基、3−ヨード−2−ピリジニル基、3−メチル−2−ピリジニル基、3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル基、3−メトキシ−2−ピリジニル基、3−シアノ−2−ピリジニル基、3−ニトロ−2−ピリジニル基、3−ピリジニル基、2−クロロ−3−ピリジニル基、4−クロロ−3−ピリジニル基、4−ピリジニル基、3−クロロ−4−ピリジニル基、3,5−ジクロロ−4−ピリジニル基、2−ピリミジニル基、4−メチル−2−ピリミジニル基、4,6−ジメチル−2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基、5−クロロ−4−ピリミジニル基、ピラジニル基、3−メチル−2−ピラジニル基、2−チアゾリル基、1−メチル−5−ピラゾリル基、4−クロロ−1−メチル−5−ピラゾリル基、4−クロロ−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル基および4−クロロ−5−メチル−3−イソキサゾリル基が挙げられ、
「ベンゼン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基」としては、例えば、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられ、
「ピリジン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9ピリジニルアルキル基」としては、例えば、2−ピリジニルメチル基、3−ピリジニルメチル基、4−ピリジニルメチル基、3−クロロ−2−ピリジニルメチル基および2−クロロ−3−ピリジニルメチル基が挙げられる。
14aおよびR14bにおける、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えば、メチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、クロロメチル基、ジクロロメチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、エチル基、ペンタフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基およびヘキシル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基」としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、プロポキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、イソブチルオキシ基、sec−ブトキシ基およびtert−ブトキシ基が挙げられ、
「C2−C6シアノアルキルオキシ基」としては、例えば、シアノメトキシ基および2−シアノエトキシ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキルオキシ基」としては、例えば、2−(メトキシ)エトキシ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルケニルオキシ基」としては、例えば、2−プロペニルオキシ基および2−メチル−2−プロペニルオキシ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニルオキシ基」としては、例えば、2−プロピニルオキシ基および2−ブチニルオキシ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基」としては、例えば、メチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、tert−ブチルチオ基、ペンチルチオ基およびヘキシルチオ基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基」としては、例えば、メチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルスルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、イソブチルスルフィニル基、sec−ブチルスルフィニル基、tert−ブチルスルフィニル基、ペンチルスルフィニル基およびヘキシルスルフィニル基が挙げられ、
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基」としては、例えば、メチルスルホニル基、トリフルオロメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル基、tert−ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニル基およびヘキシルスルホニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えば、フェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−ヨードフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニルル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基および4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基」としては、例えば、2−フリル基、3−フリル基、2−ピリジニル基、3−ピリジニル基、4−ピリジニル基およびピラジニル基が挙げられ、
「(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェノキシ基」としては、例えば、フェノキシ基、2−クロロフェノキシ基、3−クロロフェノキシ基、4−クロロフェノキシ基、2−シアノフェノキシ基、3−シアノフェノキシ基、4−シアノフェノキシ基、2−ニトロフェノキシ基、3−ニトロフェノキシ基、4−ニトロフェノキシ基、2−メチルフェノキシ基、3−メチルフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、2−(トリフルオロメチル)フェノキシ基、3−(トリフルオロメチル)フェノキシ基、4−(トリフルオロメチル)フェノキシ基、2−メトキシフェノキシ基、3−メトキシフェノキシ基、4−メトキシフェノキシ基および4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ基が挙げられる。
J1で示される基としては、例えば、1−フェニルピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−フルオロ−1−フェニルピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−フルオロピラゾール−5−イル基、3−フルオロ−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−フルオロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−フェニルピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−フェニルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−フェニルピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−(2−クロロフェニル)ピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ヨード−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−メチルピラゾール−5−イル基、3−メチル−1−(2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルピラゾール−5−イル基、1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、
3−クロロ−1−メチルピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−エチルピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−イソプロピルピラゾール−5−イル基、1−tert−ブチル−3−クロロピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−フルオロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−3−クロロピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−ヨード−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−メチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−メトキシ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、
3−ブロモ−1−メチルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−エチルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−イソプロピルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−tert−ブチルピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−フルオロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−ヨード−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−メチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−メトキシ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、
1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−エチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−イソプロピル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−tert−ブチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ヨード−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−メチル−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−メトキシ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−イル基、
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−エチルピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピルピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチル−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(メチルチオ)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(エチルチオ)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(イソプロピルチオ)ピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチルチオ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(メチルスルフィニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(エチルスルフィニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(イソプロピルスルフィニル)ピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチルスルフィニル−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(メチルスルホニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(エチルスルホニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(イソプロピルスルホニル)ピラゾール−5−イル基、3−tert−ブチルスルホニル−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピラゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−シアノピラゾール−5−イル基、
1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、4−クロロ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、5−クロロ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4,5−ジクロロピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジクロロピロール−2−イル基、4−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、5−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)ピロール−2−イル基、5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)ピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4,5−ジブロモピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジブロモピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4−ヨードピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨードピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−5−ヨードピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨードピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4,5−ジヨードピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヨードピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−2−イル基、
1−(2−クロロフェニル)イミダゾール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)イミダゾール−2−イル基、4−クロロ−1−(2−クロロフェニル)イミダゾール−2−イル基、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)イミダゾール−2−イル基、4−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)イミダゾール−2−イル基、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)イミダゾール−2−イル基、1−(2−クロロフェニル)−4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−2−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−2−イル基、
1−(2−クロロフェニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(2−クロロフェニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(2−クロロフェニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基、1−(2−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基および1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾール−5−イル基が挙げられる。
J2で示される基としては、例えば、1−メチル−3−フェニルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、1−メチル−3−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、1−メチル−5−フェニルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、1−メチル−5−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−メチルピラゾール−4−イル基、3−フェニル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、3−(2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−フェニル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−(2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−3−フェニルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−3−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−5−フェニルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、1−(ジフルオロメチル)−5−(2−ピリジニル)ピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−エチルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−イソプロピルピラゾール−4−イル基、3−(2−クロロフェニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基、3−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基、5−(2−クロロフェニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基および5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1−tert−ブチルピラゾール−4−イル基が挙げられる。
式(1)で示される化合物としては、例えば、以下のものが挙げられる。
式(1)において、
1は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
2は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
3は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、またはC2−C6アルコキシカルボニル基、
4は、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、または、
ベンゼン環上の隣接する炭素原子に結合する2つのR基が末端で結合して、T1
T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、水素原子を表す。)で示される基、
nは0〜3の整数、
QはQ1〜Q6
Figure 0005186751
(ここで、A31、A32およびA33は酸素原子、A34は酸素原子または硫黄原子、
5は、水素原子、
(1)ハロゲン原子、(2)C1−C6アルコキシ基、(3)C1−C6アルキルチオ基、(4)C1−C6アルキルスルフィニル基、(5)C1−C6アルキルスルホニル基、(6)C2−C6ジアルキルアミノ基および(7)C3−C6シクロアルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、または、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい3−8員非芳香へテロ環基、
6は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
7は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
8およびR9は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
10は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
11およびR12は、各々、独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基)で示される基、
Jは、J1またはJ2
Figure 0005186751
(ここで、XaはCHまたは窒素原子、YaはCH、ZaはCHまたは窒素原子、XbはCHまたは窒素原子、YbはCH、ZbはCHまたは窒素原子、
13aは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基および(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個または2個以上の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環ヘテロアリール基、
13bは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
14aは、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
14bは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
pは0〜2の整数
(但し、pが2である場合には、2個のR14aは、互いに同一でも異なっていてもよい。)、
qは1である。)で示される基、
1およびA2は、酸素原子
で示される化合物。
本発明化合物の態様としては、例えば、以下の「態様1〜32」のものが挙げられる。
「態様1」
式(1-1)において、

Figure 0005186751
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
あるいは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は水素原子である。)で示される基、
Mは、R、OR、SR、またはNR
(ここで、Rは、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個の置換基で置換されていてもよいフェニル基、5−6員環ヘテロアリール基、または、3−8員非芳香へテロ環基、
は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、フェニル基、
は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、フェニル基、
あるいは、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、モルホリノ基を形成する。)、
は、窒素原子、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子またはハロゲン原子である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子またはハロゲン原子
である化合物。
「態様2」
(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
あるいは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は水素原子である。)で示される基、
Mは、R、OR、SR、またはNR
(ここで、Rは、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1個の置換基で置換されていてもよいフェニル基、5−6員環ヘテロアリール基、または、3−8員非芳香へテロ環基、
は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、フェニル基、
は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、フェニル基、
あるいは、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、モルホリノ基を形成する。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子またはハロゲン原子である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子またはハロゲン原子
である化合物。
「態様3」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、またはC2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
は、窒素原子、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様4」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
14ayは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様5」
式(1-1)において、
は、水素原子またはメチル基、
は、水素原子またはメチル基、
は、水素原子、メチル基、またはメトキシカルボニル基、
4aは、水素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、またはフェニル基、
4cは、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、またはシアノ基、
4bおよびR4dは、水素原子、塩素原子、またはメチル基、
Mは、OR
(ここで、Rは、メチル基である。)、
は、窒素原子、
14ayは、水素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、メチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、メチルチオ基、メチルスルフィニル基、メチルスルホニル基、またはフェニル基、
14azは、水素原子または臭素原子、
18は、窒素原子、
18aは、塩素原子、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様6」
式(1-1)において、
は、水素原子またはメチル基、
は、水素原子またはメチル基、
は、水素原子、メチル基、またはメトキシカルボニル基、
4aは、水素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、またはフェニル基、
4cは、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、またはシアノ基、
4bおよびR4dは、水素原子、塩素原子、またはメチル基、
Mは、OR
(ここで、Rは、メチル基である。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子またはハロゲン原子である。)、
14ayは、水素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、メチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、メチルチオ基、メチルスルフィニル基、メチルスルホニル基、またはフェニル基、
14azは、水素原子または臭素原子、
18は、窒素原子、
18aは、塩素原子、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様7」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、水素原子である。)で示される基、
Mは、OR、SRまたはNR
(ここで、RおよびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
または、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基、または、4−フェニルピペラジン−1−イル基を形成する。)、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子またはハロゲン原子である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子またはハロゲン原子
である化合物。
「態様8」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、
4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、水素原子である。)で示される基、
Mは、水素原子、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、または、フェニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子またはハロゲン原子である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子またはハロゲン原子
である化合物。
「態様9」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
若しくは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
Mは、R、OR、SRまたはNR
(ここで、Rは、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
およびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
若しくは、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、または、チオモルホリン−4−イル基を形成する。)、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様10」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
若しくは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
Mは、R、OR、SRまたはNR
(ここで、Rは、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
およびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
若しくは、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基またはチオモルホリン−4−イル基を形成する。)、
は、窒素原子、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子、またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様11」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
若しくは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
Mは、R、OR、SRまたはNR
(ここで、Rは、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
およびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
若しくは、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、または、チオモルホリン−4−イル基を形成する。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子、またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様12」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
若しくは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
Mは、R、OR、SRまたはNR
(ここで、Rは、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
およびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
若しくは、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基またはチオモルホリン−4−イル基を形成する。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子、またはCR18e
(ここで、R18eは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様13」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
は、窒素原子、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様14」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様15」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、またはメチル基
は、水素原子、またはメチル基
は、水素原子、メチル基、またはメトキシカルボニル基
4aは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、またはメチル基
4cは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、またはシアノ基、
4bおよびR4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、メチル基である。)、
は、窒素原子、
14ayは、塩素原子、臭素原子、またはトリフルオロメチル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、塩素原子、または臭素原子、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様16」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、またはメチル基
は、水素原子、またはメチル基
は、水素原子、メチル基、またはメトキシカルボニル基
4aは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、またはメチル基
4cは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メチル基、またはシアノ基、
4bおよびR4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、メチル基である。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、塩素原子、または臭素原子である。)、
14ayは、塩素原子、臭素原子、またはトリフルオロメチル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、塩素原子、または臭素原子、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様17」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、ハロゲン原子で置換されていてよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
若しくは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
Mは、OR、SRまたはNR
(ここで、RおよびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
あるいは、RおよびRは、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基またはチオモルホリン−4−イル基を形成する。)、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子、またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様18」
上記式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
若しくは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
Mは、水素原子、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子、またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様19」
式(1−1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bおよびR4cは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
4dは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
Mは、R、OR、SR、またはNR
(ここで、Rは、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C3−C6シクロアルキル基、
およびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
若しくは、RおよびRが、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基、または、4−メチルピペラジン−1−イル基を形成する。)、
は、窒素原子、またはCR14ax
14ax、R14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子、またはCR18e
18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様20」
式(1−1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、水素原子、またはハロゲン原子、
4bおよびR4cは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、またはハロゲン原子である。)で示される基、
4dは、水素原子、
Mは、R、OR、SRまたはNR
(ここで、Rは、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C3−C6シクロアルキル基、
およびRは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
およびRは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
若しくは、RおよびRが、結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、ヘプタメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基、チオモルホリン−4−イル基、または、4−メチルピペラジン−1−イル基を形成する。)、
は、窒素原子またはCR14ax
14ax、R14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
18は、窒素原子、またはCR18e
18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基
である化合物。
「態様21」
式(1−2)
Figure 0005186751
(式中、
は、水素原子、またはC1−C6アルキル基、
は、水素原子、またはメチル基、
4aは、ハロゲン原子、またはメチル基、
4cは、ハロゲン原子、
14ayは、ハロゲン原子、またはトリフルオロメチル基、
は、窒素原子、またはCH、
18aは、ハロゲン原子、
100は、C1−C6アルキル基である。)
で示される化合物。
「態様22」
式(1−2)において、
は、C1−C6アルキル基、
は、水素原子、またはメチル基、
4aは、ハロゲン原子、またはメチル基、
4cは、ハロゲン原子、
14ayは、ハロゲン原子、またはトリフルオロメチル基、
は、窒素原子、またはCH
18aは、ハロゲン原子
である化合物。
「態様23」
式(1−3)
Figure 0005186751
(式中、
は、水素原子、またはC1−C6アルキル基、
は、水素原子、またはメチル基、
4aは、ハロゲン原子、またはメチル基、
14ayは、ハロゲン原子、またはトリフルオロメチル基、
は、窒素原子、またはCH、
18aは、ハロゲン原子、
100は、C1−C6アルキル基である。)
で示される化合物。
「態様24」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基である。)、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様25」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基である。)、
は、窒素原子、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様26」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基である。)、
は、CR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様27」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bは、水素原子、
4cは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基である。)、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様28」
式(1-1)において、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基、
4aは、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
4bおよびR4cは、R4bとR4cとが末端で結合し、
−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)で示される基、
4dは、水素原子、
Mは、OR
(ここで、Rは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基である。)、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基である。)、
14ayは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、
14azは、水素原子、
18は、窒素原子、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、
18b、R18cおよびR18dは、水素原子
である化合物。
「態様29」
式(1−2)において
は、水素原子、またはC1−C6アルキル基、
は、水素原子、またはC1−C6アルキル基、
4aは、ハロゲン原子、またはメチル基、
4cは、ハロゲン原子、
14ayは、ハロゲン原子、またはトリフルオロメチル基、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、またはハロゲン原子である。)、
18aは、ハロゲン原子、
100は、C1−C6アルキル基
である化合物。
「態様30」
式(1−2)において、
は、C1−C6アルキル基、
は、水素原子、またはC1−C6アルキル基、
4aは、ハロゲン原子、またはメチル基、
4cは、ハロゲン原子、
14ayは、ハロゲン原子、またはトリフルオロメチル基、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、またはハロゲン原子である。)、
18aは、ハロゲン原子、
100は、C1−C6アルキル基
である化合物。
「態様31」
式(1−2)において、
は、C1−C6アルキル基、
は、C1−C6アルキル基、
4aは、ハロゲン原子、またはメチル基、
4cは、ハロゲン原子、
14ayは、ハロゲン原子、またはトリフルオロメチル基、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、またはハロゲン原子である。)、
18aは、ハロゲン原子、
100は、C1−C6アルキル基
である化合物。
「態様32」
式(1−3)において、
は、水素原子、またはC1−C6アルキル基、
は、水素原子、またはC1−C6アルキル基、
4aは、ハロゲン原子、またはメチル基、
14ayは、ハロゲン原子、またはトリフルオロメチル基、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、またはハロゲン原子である。)、
18aは、ハロゲン原子、
100は、C1−C6アルキル基
である化合物。
次に、本発明化合物の製造法を示す。
本発明化合物は、例えば、以下の(製造法A−1)〜(製造法C−1)により製造することができる。
(製造法A−1)
本発明化合物のうち、
式(1−i):
Figure 0005186751
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、Jおよびnは、前記と同じ意味を表し、
Q’は、前記Q1〜Q6からなる群より選ばれるいずれか(但し、Q’がQ4であり、R8およびR9が水素原子である場合を除く。)を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−i)と記す。)は、
式(2):
Figure 0005186751
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2)と記す。)と、
式(3):
Figure 0005186751
〔式中、Q’は前記と同じ意味を表し、
1は、ハロゲン原子またはQ’−O−基(但し、Q’がQ4であり、R8およびR9が水素原子である場合を除く。)を表す。)〕
で示される化合物(以下、化合物(3)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(3)の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応は、必要に応じて、塩基の存在下で行われる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(1−i)を単離することができる。単離された化合物(1−i)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法A−2)
本発明化合物のうち、
式(1−ii):
Figure 0005186751
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、A34、Jおよびnは、前記と同じ意味を表し、
8aはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、
(1)ハロゲン原子および(2)C1−C6アルキル基からなる群より選ばれる1個以上の独立した置換基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、(6)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、(7)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、(8)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基、(9)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6ジアルキルアミノ基および(10)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいフェニル基、
(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよい5−6員環へテロアリール基、
または、
ベンゼン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−ii)と記す。)は、化合物(2)と、
式(4):
Figure 0005186751
〔式中、A34およびR8aは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(4)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(4)の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿を濾取することにより化合物(1−ii)を単離することができる。単離された化合物(1−ii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法A−3)
本発明化合物のうち、
式(1−iii):
Figure 0005186751
〔式中、R1、R2、R3、R4、A1、A2、A34、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−iii)と記す。)は、化合物(2)と、シアン酸塩またはチオシアン酸塩とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、酢酸等の有機酸および塩酸等の鉱酸の酸、並びにこれらの酸と水、クロロホルム等との混合物が挙げられる。
該反応に用いられるシアン酸塩またはチオシアン酸塩の量は、化合物(2)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
シアン酸塩またはチオシアン酸塩としては、例えば、シアン酸カリウム、シアン酸ナトリウム、シアン酸アンモニウム、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナトリウムおよびチオシアン酸アンモニウムが挙げられる。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿を濾取することにより化合物(1−iii)を単離することができる。単離された化合物(1−iii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法B−1)
本発明化合物は、
式(6):
Figure 0005186751
〔式中、R1、R2、R3、R4、A2、Qおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(6)と記す。)と、
式(7):
Figure 0005186751
〔式中、A1およびJは、前記と同じ意味を表し、L2は、ハロゲン原子を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(7)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(7)の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応は、必要に応じて、塩基の存在下で行われる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより本発明化合物を単離することができる。単離された本発明化合物は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法B−2)
本発明化合物のうち、
式(1−iv):
Figure 0005186751
〔式中、R1、R2、R3、R4、A2、J、Qおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−iv)と記す。)は、化合物(6)と、
式(8):
Figure 0005186751
〔式中、Jは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(8)と記す。)とを脱水剤の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(8)の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応に用いられる脱水剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(WSC)等のカルボジイミドが挙げられる。用いられる脱水剤の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより、化合物(1−iv)を単離することができる。単離された化合物(1−iv)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法C−1)
本発明化合物のうち、
式(1−v):
Figure 0005186751
〔式中、R2、R3、R4、J、Qおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−v)と記す。)は、
式(9):
Figure 0005186751
〔式中、R4、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(9)と記す。)と、
式(10):
Figure 0005186751
〔式中、R2、R3およびQは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(10)と記す。)
とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(9)1モルに対して、通常、1〜20モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(1−v)を単離することができる。単離された化合物(1−v)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法C−2)
本発明化合物のうち、
式(1−vi):
Figure 0005186751
〔式中、R2、R3、R4、A、J、Qおよびnは、前記と同じ意味を表し、
1-aは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6シアノアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルコキシアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基、または、
ベンゼン環部分が、(1)ハロゲン原子、(2)シアノ基、(3)ニトロ基、(4)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基および(5)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基からなる群より選ばれる1〜5個の独立した置換基で置換されていてもよいC7−C9フェニルアルキル基を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(1−vi)と記す。)は、
式(11):
Figure 0005186751
〔式中、R1-a、R4、A1、Jおよびnは、前記と同じ意味を表し、
3はハロゲン原子を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(11)と記す。)と、化合物(10)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(11)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応は、必要に応じて塩基の存在下で行われる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(6)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより、化合物(1−vi)を単離することができる。単離された化合物(1−vi)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(製造法C−3)
化合物(1−vi)は、
式(12):
Figure 0005186751
〔式中、R4、R1-a、A1、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(12)と記す。)と、化合物(10)とを脱水剤と存在下反応させることにより製造することもできる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(12)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応に用いられる脱水剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(WSC)等のカルボジイミドが挙げられる。用いられる脱水剤の量は、化合物(12)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、0〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(1−vi)を単離することができる。単離された化合物(1−vi)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
次に、本発明化合物の製造中間体の製造法について説明する。
(参考製造法1)
化合物(2)のうち、
式(2−i):
Figure 0005186751
〔式中、R2、R3、R4、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2−i)と記す。)は、化合物(9)と、
式(13):
Figure 0005186751
〔式中、R2およびR3は、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(13)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコールおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(13)の量は、化合物(9)1モルに対して、通常、1〜5モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、−50〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(2−i)を単離することができる。単離された化合物(2−i)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法2)
化合物(2)のうち、
式(2−ii):
Figure 0005186751
〔式中、R2、R3、R4、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2−ii)と記す。)は、
式(14):
Figure 0005186751
〔式中、R4、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(14)と記す。)と、化合物(13)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコールおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(13)の量は、化合物(14)1モルに対して、通常、1〜5モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、−50〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(2−ii)を単離することができる。単離された化合物(2−ii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法3)
化合物(2)のうち、
式(2−iii):
Figure 0005186751
〔式中、R1-a、R2、R3、R4、A1、Jおよびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(2−iii)と記す。)は、化合物(11)と、化合物(13)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(13)の量は、化合物(11)1モルに対して、通常、2〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、−50〜100℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(2−iii)を単離することができる。単離された化合物(2−iii)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法4)
化合物(9)は、
式(16):
Figure 0005186751
〔式中、R4およびnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(16)と記す。)と、
式(7’):
Figure 0005186751
〔式中、JおよびL2は前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(7’)と記す。)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、塩基の存在下、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(7’)の量は、化合物(16)に対して、通常、0.5〜2モルの割合である。
該反応に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。塩基の存在下で行われる場合に用いられる塩基の量は、化合物(16)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、ピリジン等の反応条件下で液体である塩基を用いる場合は、該塩基を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は、通常、50〜150℃の範囲であり、反応時間は、通常、1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(9)を単離することができる。単離された化合物(9)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法5)
化合物(9)は、
式(17):
Figure 0005186751
〔式中、R4およびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(17)と記す。)と、化合物(7’)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該製造法は、以下の(工程5−1)および(工程5−2)とからなる。
(工程5−1)
該工程は塩基の存在下、化合物(17)と化合物(7’)とを反応させることにより行われる。
該工程で用いられる化合物(7’)の量は、化合物(17)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。該工程に用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。用いられる塩基の量は、化合物(17)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該工程の反応温度は、通常、0〜50℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
該工程の終了後は、通常、反応混合物は、そのまま、次の(工程5−2)に用いられる。
(工程5−2)
該工程は塩基の存在下、前記(工程5−1)における反応混合物と、スルホン酸ハロゲン化物とを反応させることにより行われる。
該工程に用いられるスルホン酸ハロゲン化物としては、例えば、メタンスルホン酸塩化物、p−トルエンスルホン酸塩化物、トリフルオロメタンスルホン酸塩化物が挙げられる。該工程に用いられるスルホン酸ハロゲン化物の量は、(工程5−1)で用いられる化合物(17)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該工程に用いられる塩基としては、(工程5−1)に記載の塩基と同じものが挙げられ、通常は、(工程5−1)で用いられる塩基と同一の塩基が挙げられる。用いられる塩基の量は、(工程5−1)で用いられる化合物(17)1モルに対して、通常、2〜4モルの割合である。
該工程の反応温度は、通常、0〜50℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
該工程の終了後は、反応混合物を水に注加した後、通常の有機溶媒抽出等によって化合物(9)を単離することができる。単離された化合物(9)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法6)
化合物(14)は、化合物(9)とチオカルボニル化剤とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル、ジグライム等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、ピリジン、ピコリン、ルチジン等のピリジンおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられるチオカルボニル化剤としては、五硫化ニリン、ローソン試薬(2,4−ビス−(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン 2,4−ジスルフィド)等が挙げられる。
該反応に用いられるチオカルボニル化剤の量は、化合物(9)1モルに対して、通常、1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、0℃〜200℃の範囲であり、反応時間は、通常、1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物中に析出した沈殿を濾取する、または、反応混合物を有機溶媒抽出等により化合物(14)を単離することができる。単離された化合物(14)は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
(参考製造法7)
化合物(11)は、化合物(12)をハロゲン化剤とさせることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられるハロゲン化剤としては、例えば、塩化チオニル、臭化チオニル、オキシ塩化リン、オキシ臭化リン、五塩化リン、オキサリルクロライド、ホスゲンが挙げられる。
該反応に用いられるハロゲン化剤の量は、化合物(12)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合であるが、場合によっては、ハロゲン化剤を溶媒量用いることもできる。
該反応の反応温度は、通常、0℃〜150℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物中に析出した沈殿を濾取する、または、反応混合物を濃縮することにより、化合物(11)を単離することができる。単離された化合物(11)は、通常、このまま、次工程に用いるが、必要に応じて、再結晶等により更に精製することもできる。
(参考製造例8)
化合物(12)は、
式(18’):
Figure 0005186751
〔式中、R1-a、R4およびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(18’)と記す。)と、化合物(7)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒およびこれらの混合物が挙げられる。
該反応で用いられる化合物(7)の量は、化合物(18’)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応は、塩基の存在下で行われる。用いられる塩基としては、例えば、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン(DBN)等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。用いられる塩基の量は、化合物(18’)1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該工程の反応温度は、通常、0〜50℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
該工程の終了後は、反応混合物を水に注加した後、通常の有機溶媒抽出する、または、析出沈殿を濾取することにより化合物(12)を単離することができる。単離された化合物(12)は、再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
(参考製造法9)
化合物(6)は、
式(20):
Figure 0005186751
〔式中、R1、R4およびnは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物(以下、化合物(20)と記す。)と、化合物(10)とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下または非存在下で行われる。反応に用いられる溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチル tert−ブチルエーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコールおよびこれらの混合物が挙げられる。
該反応に用いられる化合物(10)の量は、化合物(20)1モルに対して、通常、1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常、−20〜150℃の範囲であり、反応時間は、通常、0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加した後、有機溶媒抽出する、または、析出した沈殿の濾取することにより化合物(20)を単離することができる。単離された化合物(20)は、再結晶、クロマトグラフィー等により更に精製することもできる。
化合物(3)、(4)および(13)は、公知の化合物であるか、または、既知の方法(例えば、Organic Functional Group Preparations, 2nd edition, Vol.1, chapter 12, p.359-376 (Stanley R. Sandler, Wolf Karo.)、または、Organic Functional Group Preparations, 2nd edition, Vol.1, chapter 14, p.434-465 (Stanley R. Sandler, Wolf Karo.)参照。)に準じて、公知の化合物より製造することができる。
上記の(製造法A−1)〜(製造法C−1)および参考製造法1〜9によって得られた化合物は、粉砕、粉末化、再結晶、カラムクロマトグラフィー、高速液体カラムクロマトグラフィー(HPLC)、中圧分取HPLC、脱塩樹脂カラムクロマトグラフィー、再沈澱等の常法によって単離、精製できる。
本発明化合物は、互変異性体、不斉炭素原子および二重結合に基づく光学異性体、幾何異性体などの立体異性体を1種以上包含することもある。かかる異性体およびそれらの混合物もすべて本発明の範囲に包含されるものである。
本発明化合物には、溶媒和物(例えば、水和物等)の形態をとるものがあるが、これらの形態のものも本発明の範囲に包含されるものである。
本発明化合物には、結晶形態および/または非結晶形態の形態をとるものがあるが、これらの形態のものも本発明の範囲に包含されるものである。
本発明には、プロドラッグの形態をとるものがあるが、これらの形態のものも本発明の範囲に包含されるものである。
化合物(2)の態様としては、例えば、以下のものが挙げられる。
下記式(II)において、
Figure 0005186751
〔式中、
1-iは、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
2-iは、水素原子、またはメチル基を表し、
4aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
4b、R4cおよびR4dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表すか、
または、R4bとR4cとが末端で結合し、
T1:−CR41=CR42−CR43=CR44
(ここで、R41、R42、R43およびR44は、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。)で示される基を表し、
は、窒素原子またはCR14ax
(ここで、R14axは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。)を表し、
14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表し、
18は、窒素原子またはCR18e
(ここで、R18eは、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。)を表し、
18aは、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
18b、R18c、およびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。〕
で示されるヒドラジド化合物。
化合物(10)は、例えば、下記のスキーム(1)に従って製造することができる。
スキーム(1)
Figure 0005186751
〔スキーム中、A34、L、Q、R、RおよびR8aは、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(10)のうち、
式(10−i):
Figure 0005186751
〔式中、R、RおよびRは、前記と同じ意味を表す。〕で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(2)に従って製造することができる。
スキーム(2)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R、RおよびRは、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(17)は、例えば、下記のスキーム(3)に従って製造することができる。
スキーム(3)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R4およびnは、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(16)、(18’)および(20)は、例えば、下記のスキーム(4)に従って製造することができる。
スキーム(4)
Figure 0005186751
Figure 0005186751
〔スキーム中、R1-a、R4およびnは、前記と同じ意味を表し、
4は、脱離基(例えば、ハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等)を表す。〕
化合物(17)および(18)のうち、
式(17−i)
Figure 0005186751
〔式中、RおよびRは、前記と同じ意味を表し、
4c-xは、ハロゲン原子またはシアノ基を表し、
n−1は、0〜3の整数を表す。〕で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(5)に従って製造することができる。
スキーム(5)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R、Rおよびn−1は、前記と同じ意味を表し、
haloは、ハロゲン原子を表す。〕
化合物(17)および(18)のうち、
式(17−ii):
Figure 0005186751
〔式中、RおよびRは、前記と同じ意味を表し、
4a-xは、ハロゲン原子を表し、
4cは、Rと同じ意味を表し、
n−2は、0〜2の整数を表す。〕で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(6)に従って製造することができる。
スキーム(6)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R、R、R4a-x、R4cおよびn−2は、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)は、例えば、下記のスキーム(7)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(7)
Figure 0005186751
〔スキーム中、Jは、前記と同じ意味を表し、
17は、メチル基またはエチル基を表し、
LDAは、リチウムジイソプロアミドを表し、
n−BuLiは、ノルマルブチルリチウムを表し、
t−BuLiは、ターシャリーブチルリチウムを表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−i):
Figure 0005186751
〔式中、R13a、R14a、Xa、Ya、Zaおよびpは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(8)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(8)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R13a、R14a、Xa、Ya、Za、p、LDAおよびn−BuLiは、前記と同じ意味を表し、
5は、脱離基(例えば、ハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基、メチルスルホニル基等)を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−ii):
Figure 0005186751
〔式中、R14aおよびpは、前記と同じ意味を表し、
18a、R18b、R18cおよびR18dは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す)。〕で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(9)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(9)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R14a、R18a、R18b、R18c、R18d、LDAおよびpは、前記と同じ意味を表し、L6は脱離基(例えば、ハロゲン原子、メチルスルホニル基等)を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−iii):
Figure 0005186751
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(10)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(10)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−iv):
Figure 0005186751
〔式中、X18は、−N=、または、−CR18e= を表し、
18a、R18b、R18c、R18dおよびR18eは、前記と同じ意味を表し、
14a-1は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(11)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(11)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R14a-1、R17、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は、前記と同じ意味を表し、R20は、メチル基またはエチル基を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−vii):
Figure 0005186751
〔式中、R13b、R14b、X、Y、Zおよびqは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(12)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(12)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R13b、R14b、R17、X、Y、Z、Lおよびqは、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−viii)および式(8−ix):
Figure 0005186751
〔式中、R13bは、前記と同じ意味を表し、
19は、−N=、または、−CR19e= を表し、
19a、R19b、R19c、R19dおよびR19eは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(13)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(13)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R13b、R17、R19a、R19b、R19c、R19d、LおよびX19は、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(7)のうち、
式(7−i):
Figure 0005186751
〔式中、L2およびJは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(14)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(14)
Figure 0005186751
〔スキーム中、L2およびJは、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(7)のうち、
式(7−ii):
Figure 0005186751
〔式中、L2およびJは、前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(15)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(15)
Figure 0005186751
〔スキーム中、L2およびJは、前記と同じ意味を表し、
LDAは、リチウムジイソプロアミドを表し、
n−BuLiは、ノルマルブチルリチウムを表し、
t−BuLiは、ターシャリーブチルリチウムを表す。]
化合物(8)のうち、
式(8−v):
Figure 0005186751
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は、前記と同じ意味を表し、
14ax、R14ayおよびR14azは、各々、独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルフィニル基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルスルホニル基を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(16)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(16)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、X18、R14ax、R14ayおよびR14azは、前記と同じ意味を表す。〕
スキーム(16)における化合物(21)は、例えば、下記のスキーム(17)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(17)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、R18e、X18、R14ax、R14ay、R14azおよびLは、前記と同じ意味を表す。〕
スキーム(16)における化合物(21)のうち、
式(21−i)、式(21−ii)および式(21−iii):
Figure 0005186751
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は、前記と同じ意味を表し、
halo(x)およびhalo(y)は、各々、独立して、ハロゲン原子を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(18)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(18)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、X18、halo(x)およびhalo(y)は、前記と同じ意味を表す。〕
化合物(8)のうち、
式(8−vi):
Figure 0005186751
〔式中、R18a、R18b、R18c、R18dおよびX18は、前記と同じ意味を表し、
14ay-1は、水素原子またはハロゲン原子を表し、
30は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
rは、0〜2の整数を表す。〕
で示される化合物は、例えば、下記のスキーム(19)に示す方法に従って製造することができる。
スキーム(19)
Figure 0005186751
〔スキーム中、R18a、R18b、R18c、R18d、X18、R14ay-1、R30、rおよびLは、前記と同じ意味を表す。〕
以下に本発明化合物の具体例を示す。
式(1−A)で示される化合物。
Figure 0005186751
式中のR5、A31、(R4n、R13a-1およびR14a-1は、〔表1〕〜〔表7〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
Figure 0005186751
Figure 0005186751
Figure 0005186751
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Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−B)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR6、A32、(R4n、R13a-1およびR14a-1は、〔表8〕〜〔表31〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
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Figure 0005186751
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Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−R)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR、R2、R3、(R4nおよびR14a-1は、〔表32〕〜〔表46〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
Figure 0005186751
Figure 0005186751
Figure 0005186751
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Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−C)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR7、A33、(R4n、R13a-1およびR14a-1は、〔表47〕および〔表48〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−D)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のNR89、A34、(R4n、R13a-1およびR14a-1は、〔表49〕〜〔表64〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
Figure 0005186751
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Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−E)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR10、(R4n、R13a-1およびR14a-1は、〔表65〕〜〔表67〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−F)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のNR1112、(R4n、R13a-1およびR14a-1は、〔表68〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
式(1−G)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR5、A31、(R4n、R13a-2および(R14aは、〔表69〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
式(1−H)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR6、A32、(R4n、R13a-2および(R14aは、〔表70〕〜〔表82〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
Figure 0005186751
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Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−S)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR、R2、R3、(R4nおよび(R14aは、〔表83〕〜〔表94〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751

Figure 0005186751
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Figure 0005186751
Figure 0005186751
式(1−I)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のNR89、A34、(R4n、R13a-2および(R14aは、〔表95〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
式(1−K)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR6、A32、(R4n、R13a-3およびR14a-3は、〔表96〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
式(1−N)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR6、A32、(R4n、R13a-4およびR14a-4は、〔表97〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
式(1−Q)で示される化合物;
Figure 0005186751
式中のR6、A32、(R4n、R13b-1、R14bz-1およびR14by-1は、〔表98〕〜〔表101〕に記載の組合せを表す。
Figure 0005186751
Figure 0005186751
Figure 0005186751
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本発明化合物が効力を有する有害生物としては、例えば、有害昆虫類や有害ダニ類などの有害節足動物、および線虫類の線形動物が挙げられ、具体的には、例えば、以下のものが挙げられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)、ミカンクロアブラムシ(Toxoptera citricidus)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)等のアブラムシ類、アオクサカメムシ(Nezara antennata)、ホソヘリカメムシ(Riptortus clavetus)、クモヘリカメムシ(Leptocorisa chinensis)、トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris parvus)、クサギカメムシ(Halyomorpha mista)等のカメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)、ミカンコナジラミ(Dialeurodes citri)、ミカントゲコナジラミ(Aleurocanthus spiniferus)等のコナジラミ類、アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurantii)、サンホーゼカイガラムシ(Comstockaspis perniciosa)、シトラススノースケール(Unaspis citri)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、イセリヤカイガラムシ(Icerya purchasi)、フジコナカイガラムシ(Planococcus kraunhiae)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus longispinis)、クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)等のカイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類等。
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、サンカメイガ(Tryporyza incertulas)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ワタノメイガ(Notarcha derogata)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)、アワノメイガ(Ostrinia furnacalis)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、シバツトガ(Pediasia teterrellus)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon)、タマナギンウワバ(Plusia nigrisigna)、トリコプルシア属、ヘリオティス属、ヘリコベルパ属等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae)等のシロチョウ類、アドキソフィエス属、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、マメシンクイガ(Leguminivora glycinivorella)、アズキサヤムシガ(Matsumuraeses azukivora)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes sp.)、チャハマキ(Homona magnanima)、ミダレカクモンハマキ(Archips fuscocupreanus)コドリンガ(Cydia pomonella)等のハマキガ類、チャノホソガ(Caloptilia theivora)、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoneella)のホソガ類、モモシンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ類、リオネティア属等のハモグリガ類、リマントリア属、ユープロクティス属等のドクガ類、コナガ(Plutella xylostella)等のスガ類、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella)ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)等のキバガ類、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)等のヒトリガ類、イガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)等のヒロズコガ類等。
アザミウマ目害虫:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips parmi)、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)などのアザミウマ類
双翅目害虫:イエバエ(Musca domestica)、アカイエカ(Culex popiens pallens)、ウシアブ(Tabanus trigonus)、タマネギバエ(Hylemya antiqua)、タネバエ(Hylemya platura)、シナハマダラカ(Anopheles sinensis)、イネハモグリバエ(Agromyza oryzae)、イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola)、イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)、ウリミバエ(Dacus cucurbitae)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)、トマトハモグリバエ、(Liriomyza sativae)、ナモグリバエ(Chromatomyia horticola)等。
甲虫目害虫:ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、イネゾウムシ(Echinocnemus squameus)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)、アズキゾウムシ(Callosobruchus chinensis)、シバオサゾウムシ(Sphenophorus venatus)、マメコガネ(Popillia japonica)、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、コーンルートワームの仲間(Diabrotica spp.)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)、コメツキムシの仲間(Agriotes spp.)、タバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)、ヒメマルカツオブシムシ(Anthrenus verbasci)、コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)、マツノキクイムシ(Tomicus piniperda)等。
直翅目害虫:トノサマバッタ(Locusta migratoria)、ケラ(Gryllotalpa africana)、コバネイナゴ(Oxya yezoensis)、ハネナガイナゴ(Oxya japonica)等。
膜翅目害虫:カブラハバチ(Athalia rosae)、ハキリアリ(Acromyrmex spp.)、ファイヤーアント(Solenopsis spp.)等。
線虫類:イネシンガレセンチュウ(Aphelenchoides besseyi)、イチゴメセンチュウ(Nothotylenchus acris)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)、ミナミネグサレセンチュウ(Pratylenchus coffeae)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)等。
ゴキブリ目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)等。
ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus citri)リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴニカス属等のハダニ類、ミカンサビダニ(Aculops pelekassi)、リュウキュウミカンサビダニ(Phyllocoptruta citri)、トマトサビダニ(Aculops lycopersici)、チャノサビダニ(Calacarus carinatus)、チャノナガサビダニ(Acaphylla theavagrans)、ニセナシサビダニ(Eriophyes chibaensis)等のフシダニ類、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類、ミナミヒメハダニ(Brevipalpus phoenicis)等のヒメハダニ類、ケナガハダニ類、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、ヤマトチマダニ(Haemaphysalis flava)、タイワンカクマダニ(Dermacentor taiwanicus)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persulcatus) 、オウシマダニ(Boophilus microplus)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)等のマダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)、ホウレンソウケナガコナダニ(Tyrophagus similis)等のコナダニ類、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ホソツメダニ(Cheyletus eruditus)、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ類、ワクモ類等。
本発明の有害生物防除剤は、本発明化合物そのものでもよいが、通常は、本発明化合物と固体担体、液体担体、ガス状担体等の不活性担体とを混合し、必要に応じて、界面活性剤、その他の製剤用補助剤を添加して、乳剤、油剤、粉剤、粒剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル剤、エアゾール剤、燻煙剤、毒餌剤、樹脂製剤等に製剤化されている。これらの製剤は、本発明化合物を、通常、0.01〜95重量%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えば、粘土類(カオリンクレー、珪藻土、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、合成含水酸化珪素、タルク、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末および粒状物等があげられる。
液体担体としては、例えば、水、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシエタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ドデシルベンゼン、フェニルキシリルエタン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、炭酸プロピレンおよび植物油(大豆油、綿実油等)が挙げられる。
ガス状担体としては、例えば、フルオロカーボン、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテルおよび炭酸ガスがあげられる。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、等の非イオン界面活性剤、およびアルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩等の陰イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤、着色剤および安定剤等、具体的には例えば、カゼイン、ゼラチン、糖類(でんぷん、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)等が挙げられる。
本発明の有害生物防除方法は、通常、本発明の有害生物防除剤を有害生物に直接または有害生物の生息場所(植物体、土壌、家屋内、動物体等)に施用することにより行われる。
また、本発明の有害生物防除方法は、本発明化合物をそのまま用いることもできるが、通常は、本発明化合物を前記した本発明の有害生物防除剤の形態に製剤化して、例えば、有害生物または有害生物の生息場所に従来の有害生物防除剤と同様の方法で施用し、発生する上記の有害生物に接触或いは摂取させる方法が挙げられる。
本発明における有害生物の生息場所としては、水田、畑、果樹園、非農耕地、家屋等が挙げられる。
かかる施用方法としては、例えば、散布処理、土壌処理、種子処理および水耕液処理が挙げられる。
本発明における散布処理とは、具体的には、例えば、茎葉散布、樹幹散布等の植物体表面あるいは有害生物自体に、有効成分(本発明化合物)を処理することにより、有害生物に対する防除効力を発現する処理方法であり、
土壌処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の植物体内部に根部等から浸透移行させるために、土壌あるいは灌水液等に有効成分を処理することにより、該作物を有害生物による被害から保護する処理方法であり、具体的には、例えば、植穴処理(植穴散布、植穴処理土壌混和)、株元処理(株元散布、株元土壌混和、株元灌注、育苗期後半株元処理)、植溝処理(植溝散布、植溝土壌混和)、作条処理(作条散布、作条土壌混和、生育期作条散布)、播種時作条処理(播種時作条散布、播種時作条土壌混和)、全面処理(全面土壌散布、全面土壌混和)、その他土壌散布処理(生育期粒剤葉面散布、樹冠下または主幹周辺散布、土壌表面散布、土壌表面混和、播穴散布、畦部地表面散布、株間散布)、その他灌注処理(土壌灌注、育苗期灌注、薬液注入処理、地際部灌注、薬液ドリップイリゲーション、ケミゲーション)、育苗箱処理(育苗箱散布、育苗箱灌注)、育苗トレイ処理(育苗トレイ散布、育苗トレイ灌注)、苗床処理(苗床散布、苗床灌注、水苗代苗床散布、苗浸漬)、床土混和処理(床土混和、播種前床土混和)、その他処理(培土混和、鋤き込み、表土混和、雨落ち部土壌混和、植位置処理、粒剤花房散布、ペースト肥料混和)が挙げられ、
種子処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の種子、種芋または球根等に直接あるいはその近傍に有効成分を処理することにより、有害生物に対する防除効力を発現する処理方法であり、具体的には、例えば、吹きつけ処理、塗沫処理、浸漬処理、含浸処理、塗布処理、フィルムコート処理、ペレットコート処理が挙げられ、
水耕液処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の植物体内部に根部等から浸透移行させるために水耕液等に有効成分を処理することにより、該作物を有害生物による被害から保護する処理方法であり、具体的には、例えば、水耕液混和、水耕液混入などが挙げられる。
本発明の有害生物防除剤を農業分野の有害生物防除に用いる場合、その施用量は10000m2あたりの本発明化合物量で、通常、1〜10000gである。本発明の有害生物防除剤が乳剤、水和剤、フロアブル剤等に製剤化されている場合は、通常、有効成分濃度が0.01〜10000ppmとなるように水で希釈して施用し、粒剤、粉剤等は、通常、そのまま施用する。
これらの製剤や製剤の水希釈液は、有害生物または有害生物から保護すべき作物等の植物に直接散布処理してもよく、また耕作地の土壌に生息する有害生物を防除するために、該土壌に処理してもよい。
また、シート状やひも状に加工した樹脂製剤を作物に巻き付ける、作物近傍に張り渡す、株元土壌に敷く等の方法により処理することもできる。
本発明の有害生物防除剤を家屋内に生息する有害生物(例えば、ハエ、蚊、ゴキブリ)の防除に用いる場合、その施用量は、面上に処理する場合は処理面積1m2あたりの本発明化合物量で、通常、0.01〜1000mgであり、空間に処理する場合は処理空間1m3あたりの本発明化合物量で、通常、0.01〜500mgである。本発明の有害生物防除剤が乳剤、水和剤、フロアブル剤等に製剤化されている場合は、通常有効成分濃度が0.1〜1000ppmとなるように水で希釈して施用し、油剤、エアゾール剤、燻煙剤、毒餌剤等はそのまま施用する。
本発明化合物は、畑、水田、芝生、果樹園等の農耕地又は非農耕地用の殺虫剤として使用することができる。本発明化合物は、下記に挙げられる「作物」等を栽培する農耕地等において、該「作物」等に対して薬害を与えることなく、当該農耕地の害虫を防除することができる場合がある。
「作物」:
農作物;トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等、
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等、
花卉、
観葉植物、
果樹;仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ等、
果樹以外の樹;チャ、クワ、花木、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ)等。
上記「作物」とは、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のALS阻害剤、EPSP合成酵素阻害剤、グルタミン合成酵素阻害剤、ブロモキシニル等の除草剤に対する耐性が、古典的な育種法、もしくは遺伝子組換え技術により付与された作物も含まれる。
古典的な育種法により耐性が付与された「作物」の例として、イマゼタピル等のイミダゾリノン系除草剤耐性のClearfield(登録商標)カノーラ、チフェンスルフロンメチル等のスルホニルウレア系ALS阻害型除草剤耐性のSTSダイズ等がある。
また、遺伝子組換え技術により耐性が与された「作物」の例として、グリホサートやグルホシーネート耐性のトウモロコシ品種があり、RoundupReady(登録商標)およびLibertyLink(登録商標)等の商品名ですでに販売されている。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となった作物も含まれる。
この様な遺伝子組換え植物で発現される毒素として、バチルス・セレウスやバチルス・ポピリエ由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパク;線虫由来の殺虫タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素または昆虫特異的神経毒素等動物によって産生される毒素;糸条菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG-COAリダクターゼ;ナトリウムチャネル、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
また、この様な遺伝子組換え作物で発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。
ハイブリッド毒素は、組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。
一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。
修飾された毒素は、天然型の毒素のアミノ酸の1つまたは複数が置換されている。
これら毒素の例およびこれら毒素を合成する事ができる組換え植物は、EP-A-0 374 753、WO 93/07278、WO 95/34656、EP-A-0 427 529、EP-A-451 878、WO 03/052073等に記載されている。
これらの組換え植物に含まれる毒素は、特に、甲虫目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性を植物へ付与する。
また、1つもしくは複数の殺虫性の害虫抵抗性遺伝子を含み、1つまたは複数の毒素を発現する遺伝子組換え植物は既に知られており、いくつかのものは市販されている。
これら遺伝子組換え植物の例として、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbとCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素とグルホシネートへの耐性を付与する為にホスフィノトリシン N−アサチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種)、NuCOTN33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard II(登録商標)(Cry1AcとCry2Ab毒素とを発現するワタ品種)、VIPCOT(登録商標)(VIP毒素を発現するワタ品種)、NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種)、NatureGard(登録商標)Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21 グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標) CB Advantage(Bt11コーンボーラー(CB)形質)、Protecta(登録商標)等が挙げられる。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
抗病原性物質の例として、PRタンパク等が知られている(PRPs、EP-A-0 392 225)。このような抗病原性物質とそれを産生する遺伝子組換え植物は、EP-A-0 392 225、WO 95/33818、EP-A-0 353 191等に記載されている。
こうした遺伝子組換え植物で発現される抗病原性物質の例として、例えば、ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている。)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;PRタンパク;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子(植物病害抵抗性遺伝子と呼ばれ、WO 03/000906に記載されている。)等の微生物が産生する抗病原性物質等が挙げられる。
本発明の有害生物防除剤には、例えば、他種の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質等の有害生物防除剤等(異性体およびその塩を含む)あるいは、共力剤、薬害軽減剤、色素、肥料、土壌改良剤、動物用飼料等を含有していてもよい。
また、本発明化合物と、例えば、他種の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤または殺菌剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、除草剤等の有害生物防除剤等(異性体およびその塩を含む)あるいは、共力剤、薬害軽減剤、色素、肥料、土壌改良剤、動物用飼料等とを配合し、適宜混合製剤を作製して、散布処理、土壌処理および水耕液処理に使用することも可能である。
上記の他種の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節剤剤等の有害生物防除剤等(異性体およびその塩を含む)、あるいは、共力剤、薬害軽減剤の有効成分としては、例えば、以下のものが挙げられる。
殺虫剤としては、例えば、
(1)有機リン系化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フェニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos-methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)等、
(2)カーバメート系化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)等、
(3)合成ピレスロイド系化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox) 、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma-cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート等、
(4)ネライストキシン系化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)等、
(5)ネオニコチノイド系化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等、
(6)ベンゾイル尿素系化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)等、
(7)フェニルピラゾール系化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等、
(8)Btトキシン系殺虫剤
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、並びにそれらの混合物、
(9)ヒドラジン系化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)等、
(10)有機塩素系化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)等、
(11)天然系殺虫剤
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate)等、
(12)その他の殺虫剤
アベルメクチン(avermectin-B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3-Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、SI−0009、シフルメトフェン(cyflumetofen)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニックアミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、ニディノテフラン(nidinotefuran)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、NNI−0101、S−1947、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、下記式(A)
式(A):
Figure 0005186751
「式中、
R1は、Me、Cl、BrまたはF、
R2は、F、Cl、Br、C1−C4ハロアルキル、またはC1−C4ハロアルコキシ、
R3は、F、ClまたはBr、
R4は、H、1個またはそれ以上のハロゲン原子;CN;SMe;S(O)Me;S(0)MeおよびOMeで置換されていてもよいC1−C4アルキル、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニル、または、C3−C5シクロアルキル、
R5は、HまたはMe、
R6は、H、FまたはCl、
R7は、H、FまたはClを表す。」
で示される化合物等が挙げられる。
殺ダニ剤(殺ダニ活性成分)としては、例えば、
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenazate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、アミドフルメット(amidoflumet)、ビフェナゼート(Bifenazate)、シフルメトフェン(Cyflumetofen)等が挙げられ、
殺線虫剤(殺線虫活性成分)としては、例えば、
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)等が挙げられる。
殺菌剤としては、例えば、
アシベンゾラル−S−メチル(acibenzolar-S-methyl)、アンバム(amobam)、アムプロピルホス(ampropylfos)、アニラジン(anilazine)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomyl)、ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)、ベンチアゾール(benthiazole)、ベソキサジン(bethoxazin)、ビテルタノール(bitertanol)、ブラストサイジン−S(blasticidin-S)、ボルドー液(Bordeaux mixture)、ボスカリド(boscalid)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ブチオベート(buthiobate)、次亜塩素酸カルシウム(Calcium hypochlorite)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、キャプタン(captan)、カルベンダゾール(carbendazol)、カルボキシン(carboxin)、カルプロパミド(carpropamid)、クロベンチアゾン(chlobenthiazone)、クロロネブ(chloroneb)、クロルピクリン(chloropicrin)、クロロタロニル(chlorothalonil:TPN)、クロルチオホス(chlorthiophos)、桂皮アルデヒド(Cinnamaldehyde)、クロジラコン(clozylacon)、CNA(2,6-Dichloro-4-nitroaniline)、水酸化第二銅(Copper hydroxide)、硫酸銅(Copper sulfate)、シアゾファミド(cyazofamid)、シフルフェンアミド(cyfluphenamid)、シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、シプロフラム(cyprofuram)、ダゾメット(dazomet)、デバカルブ(debacarb)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、D−D(1,3-Dichloropropene)、ジクロシメット(diclocymet)、ジクロメジン(diclomezine)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリム(diflumetorim)、ジメフルアゾール(dimefluazole)、ジメチリモール(dimethirimol)、ジメトモルフ(dimethomorph)、ジニコナゾール・M(diniconazole-M)、ジノカップ(dinocap)、エジフェンホス(edifenphos)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、エタコナゾール(etaconazole)、エタボキサム(ethaboxam)、エチリモル(ethirimol)、エトリジアゾール(etridiazole)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナミドン(fenamidone)、フェナリモル(fenarimol)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンダゾスラム(Fendazosulam)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フェノキサニル(fenoxanil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンチアゾン(fentiazon)、水酸化トリフェニルスズ(fentin hydroxide)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルメトバー(flumetover)、フルモルフ(flumorph)、フルオルイミド(fluoroimide)、フルオトリマゾール(fluotrimazole)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルトラニル(flutolanil)、フルトリアホル(flutriafol)、ホセチル(fosetyl-Al)、フサライド(fthalide)、フベリダゾール(fuberidazole)、フララキシル(furalaxyl)、フラメトピル(furametpyr)、フルカルバニル(furcarbanil)、フルコナゾール-シス(furconazole-cis)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hymexazol)、IBP(IBP)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イミノクタジン・アルベシル酸塩(iminoctadine-albesilate)、イミノクタジン酢酸塩(iminoctadine-triacetate)、ヨードカルブ(iodocarb)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロジオン(iprodione)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレソキシム・メチル(kresoxim-methyl)、マンコゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシル・M(metalaxyl-M)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、メタスルホカルブ(methasulfocarb)、臭化メチル(Methyl bromide)、メトコナゾール(metconazole)、メトフロキサム(methfuroxam)、メトミノストロビン(metominostrobin)、メトラフェノン(metrafenone)、メトスルホバックス(metsulfovax)、ミルディオマイシン(mildiomycin)、ミルネブ(milneb)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ミクロゾリン(myclozolin)、ナーバム(nabam)、オリサストロビン(orysastrobin)、オフレース(ofurace)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキソリニック酸(oxolinic acid)、オキシポコナゾール(oxpoconazole)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキシテトラサイクリン(oxytetracycline)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ポリカーバメート(polycarbamate)、ポリオキシン(polyoxin)、炭酸水素カリウム(Potassium hydrogen carbonate)、プロベナゾール(probenazole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb-hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconaole)、プロピネブ(propineb)、プロキナジド(proquinazid)、プロチオカーブ(prothiocarb)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、ピラカルボリド(pyracarbolid)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ピラゾホス(pyrazophos)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozene:PCNB)、シルチオファーム(silthiopham)、シメコナゾール(simeconazole)、シプコナゾール(sipconazole)、炭酸水素ナトリウム(Sodium bibarbonate)、次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite)、スピロキサミン(spiroxamine)、SSF−129((E)-2〔2-(2,5-dimethylphenoxymethyl)phenyl〕-2-methoxyimino-N-methylacetamide)、ストレプトマイシン(streptomycin)、硫黄(Sulfur)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクロフタラム(tecloftalam)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チアジニル(thiadinil)、チウラム(thiram:TMTD)、チフルザミド(thifluzamide)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、トルクロホス−メチル(tolclofos-methyl)、TPN(TPN)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノール(triadimenol)、トリアゾキシド(triazoxide)、トリクラミド(triclamide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリホリン(triforine)、トリチコナゾール(triticonazole)、バリダマイシン(validamycin)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ビニコナゾール(viniconazole)、ジネブ(zineb)、ジラム(ziram)、ゾキサミド(zoxamide)が挙げられ、
除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節剤としては、例えば、
アブシジン酸(Abscisic acid)、アセトクロール(acetochlor)、アシフルオルフェン(acifluorfen-sodium)、アラクロール(alachlor)、アロキシジム(alloxydim)、アメトリン(ametryn)、アミカルバゾン(amicarbazone)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミノエトキシビニルグリシン(aminoethoxyvinylglycine)、アミノピラリド(aminopyralid)、AC94,377、アミプロホスメチル(amiprofos-methyl)、アンシミドール(ancymidol)、アシュラム(asulam)、アトラジン(atrazine)、アビグリシン(aviglycine)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、ベフルブタミド(beflubutamid)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ベンスルフロン・メチル(bensulfuron-methyl)、ベンスリド(bensulide:SAP)、ベンタゾン(bentazone)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、ベンザミゾール(benzamizole)、ベンズフェンディゾン(benzfendizone)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンジルアデニン(benzyl adenine)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ビアラホス(bialaphos)、ビフェノックス(bifenox)、ブラシノライド(Brassinolide)、ブロマシル(bromacil)、ブロモブチド(bromobutide)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブチレート(butylate)、カフェンストロール(cafenstrole)、炭酸カルシウム(Calcium carbonate)、過酸化カルシウム(Calcium peroxide)、カルバリル(carbaryl)、クロメトキシニル(chlomethoxynil)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロン・エチル(chlorimuron-ethyl)、クロルフタリム(chlorphthalim)、クロルプロファム(chlorpropham)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルタル・ジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルチアミド(chlorthiamid:DCBN)、塩化コリン(choline chloride)、シニドンエチル(cinidon-ethyl)、シンメチリン(cinmethylin)、シノスルフロン(cinosulfuron)、クレトジム(clethodim)、クロメプロップ(clomeprop)、クロキシホナック(cloxyfonac-sodium)、クロルメコート(chlormequat chloride)、4−CPA(4-chlorophenoxyacetic acid)、クロプロップ(cliprop)、クロフェンセット(clofencet)、クミルロン(cumyluron)、シアナジン(cyanazine)、シクラニリド(cyclanilide)、シクロスルファムロン(cyclosulfamron)、シハロホップ・ブチル(cyhalofop-butyl)、2,4−D塩(2,4-Dichlorophenoxyacetic acid salts)、ジクロルプロップ(dichlorprop:2,4-DP)、ダイムロン(daimuron)、ダラポン(dalapon:DPA)、ジメテンアミド-P(dimethenamid-P)、ダミノジット(daminozide)、ダゾメット(dazomet)、デシルアルコール(n-Decyl alcohol)、ジカンバ(dicamba-sodium:MDBA)、ジクロベニル(dichlobenil:DBN)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジケグラック(dikegulac)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジクワット(diquat)、ジチオピル(dithiopyr)、ジウロン(diuron)、エンドタール(endothal)、エポコレオン(epocholeone)、エスプロカルブ(esprocarb)、エテホン(ethephon)、エチジムロン(ethidimuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エチクロゼート(ethychlozate)、エトベンザニド(etobenzanid)、フェナリモル(fenarimol)、フェノキサプロップ・エチル(fenoxaprop-ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フロラスラム(florasulam)、フルアジホップ(fluazifop-butyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルカルバゾン(flucarbazone)、フルフェナセット(flufenacet)、フルフェンピル(flufenpyr)、フルメトラリン(flumetralin)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルプロパネート・ナトリウム(flupropanate-sodium)、フルピルスルフロン・メチル・ナトリウム(flupyrsulfuron-methyl-sodium)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルチアセット・メチル(fluthiacet-methyl)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、ホメサフェン(formesafen)、ジベレリン(gibberellin)、グルホシネート(glufosinate)、グリホサート(glyphosate)、ハロスルフロン・メチル(halosulfuron-methyl)、ヘキサジノン(hexazinone)、イマザモックス(imazamox)、イマザピック(imazapic)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、イナベンフィド(inabenfide)、インドール酢酸(Indole acetic acid:IAA)、インドール酪酸(Indole butyric acid)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、アイオキシニル(ioxynil-octanoate)、イソウロン(isouron)、イソオキサクロロトール(isoxachlortole)、イソオキサディフェン(isoxadifen)、カルブチレート(karbutilate)、ラクトフェン(lactofen)、レナシル(lenacil)、リニュロン(linuron)、LGC−42153(LGC-42153)、マレイン酸ヒドラジド(Maleic hydrazide)、メコプロップ(mecoprop:MCPP)、MCP塩(2-Methyl-4-chlorophenoxyacetic acid salts)、MCPA・チオエチル(MCPA-thioethyl)、MCPB(2-Methyl-4-chlorophenoxybutanoic acid ethyl ester)、メフェナセット(mefenacet)、メフルイジド(mefluidide)、メピコート(mepiquat)、メソスルフロン(mesosulfuron)、メソトリオン(mesotrione)、メチルダイムロン(methyl daimuron)、メタミホップ(metamifop)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、メトスルフロン・メチル(metsulfuron-methyl)、モリネート(molinate)、ナフタリン酢酸(naphthylacetic acid)、NAD(1-naphthaleneacetamide)、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、デシルアルコール(n-decyl alcohol)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、フェニルフタルアミド酸(n-phenylphthalamic acid)、オルベンカルブ(orbencarb)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキシン硫酸塩(oxine-sulfate)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラコート(paraquat)、ペラルゴン酸(Pelargonic acid)、ペンディメタリン(pendimethalin)、ペノックスラム(penoxsulam)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ペトキサミド(pethoxamide)、フェンメディファム(phenmedipham)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ピペロニルブトキシド(piperonyl butoxide)、ピペロホス(piperophos)、プレチラクロール(pretilachlor)、プリミスルフロン(primisulfuron-methyl)、プロカルバゾン(procarbazone)、プロジアミン(prodiamine)、プロフルアゾール(profluazol)、プロフォキシディム(profoxydim)、プロヘキサジオン・カルシウム(prohexadione-calcium)、プロハイドロジャスモン(prohydrojasmon)、プロメトリン(prometryn)、プロパニル(propanil)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロピザミド(propyzamide)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラフルフェン・エチル(pyraflufen-ethyl)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾスルフロン・エチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリダフォール(pyridafol)、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミノバック・メチル(pyriminobac-methyl)、ピリチオバック(pyrithiobac)、キンクロラック(quiclorac)、キノクラミン(quinoclamine)、キザロホップ・エチル(quizalofop-ethyl)、リムスルフロン(rimsulfuron)、セトキシジム(sethoxydim)、シデュロン(siduron)、シマジン(simazine)、シメトリン(simetryn)、塩素酸ナトリウム(Sodium chlorate)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、スェップ(swep:MCC)、テブチウロン(tebuthiuron)、テプラロキシディム(tepraloxydim)、ターバシル(terbacil)、テルブカルブ(terbucarb:MBPMC)、テニルクロール(thenylchlor)、チアザフルロン(thiazafluron)、チジアズロン(ティヂアズロン)、チフェンスルフロン・メチル(thifensulfuron-methyl)、トリアジフラム(triaziflam)、トリブフォス(tribufos)、トリクロピル(triclopyr)、トリジファン(tridiphane)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリフルラリン(trifluralin)、トリネキサパック・エチル(trinexapac-ethyl)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、ウニコナゾール・P(uniconazole-P)、バーナレート(vemolate:PPTC)が挙げられる。
共力剤としては、例えば、
ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、 セサメックス(sesamex)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、WARF−アンチレジスタント(WARF-antiresistant)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)が挙げられる。
薬害軽減剤としては、例えば、
べノキサノ−ル(benoxacor)、クロキントセト−メキシル(cloquintocet-mexyl)、シオメトリニル(cyometrinil)、ダイムロン(daimuron)、ジクロルミド(dichlormid)、フェンクロラゾール−エチル(fenchlorazole-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、メフェンピル−ジエチル(mefenpyr-diethyl)、 MG191、 無水ナフタル酸(naphthalic anhydride)、オキサベトリニル(oxabetrinil)が挙げられる。
以下、製造例、製剤例、試験例等により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1
N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.22g、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.31gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(1)0.13gを得た。
本発明化合物(1)
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.35(3H,t,J=8Hz),4.29(2H,q,J=8Hz),6.85(1H,brs),7.10(1H,t,J=8Hz),7.24(1H,s),7.44(1H,t,J=8Hz),7.47(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.62(1H,d,J=8Hz),7.93(1H,d,J=4Hz),8.42(1H,brs),8.46(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=8Hz),11.86(1H,brs)
製造例2
1−メチル−1H−ピロール−2−カルボン酸0.13g、塩化チオニル0.15gおよびヘキサン5mlを混合し、該混合物を2時間加熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮して、1−メチル−1H−ピロール−2−カルボニルクロライド0.14gを得た。得られた1−メチル−1H−ピロール−2−カルボニルクロライド0.14gを、N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.22gとピリジン10mlとの混合物に加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(2)0.11gを得た。
本発明化合物(2)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.02−1.28(3H,m),3.91(3H,s),4.00−4.16(2H,m),6.13(1H,d,J=4Hz),6.78(1H,d,J=4Hz),7.06(1H,m),7.15(1H,t,J=8Hz),7.56(1H,t,J=8Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=8Hz),9.30(1H,brs),10.57(1H,brs),11.63(1H,brs)
製造例3
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.19g、塩化チオニル0.15gおよびヘキサン5mlを混合し、該混合物を2時間加熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮して、1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.14gを得た。得られた1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.14gを、N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.22gとピリジン10mlとの混合物に加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(3)0.23gを得た。
本発明化合物(3)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.20(3H,t,J=8Hz),4.10(2H,q,J=8Hz),4.19(3H,s),7.17(1H,s),7.28(1H,t,J=8Hz),7.60(1H,t,J=8Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),9.02(1H,brs),10.41(1H,brs),11.50(1H,brs)
製造例4
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸エチル0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応液に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(4)0.08gを得た。
本発明化合物(4)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.96−1.26(3H,m),2.16(3H,s),3.90−4.12(2H,m),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.25(1H,brs),10.14(1H,brs),10.37(1H,brs)
製造例5
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸メチル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(5)0.16gを得た。
本発明化合物(5)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.62(3H,s),7.39(1H,s),7.56(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.17(1H,brs),10.38(1H,brs)
製造例6
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸 イソプロピル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(6)0.21gを得た。
本発明化合物(6)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.97−1.31(6H,m),2.16(3H,s),4.68−4.89(1H,m),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.18(1H,brs),10.12(1H,brs),10.37(1H,brs)
製造例7
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、シクロプロパンカルボニルクロリド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(7)0.20gを得た。
本発明化合物(7)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.57−0.82(4H,m),1.63−1.73(1H,m),2.16(3H,s),7.43(1H,s),7.54(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),10.19(1H,brs),10.40(1H,brs)
製造例8
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、ベンゾイルクロリド0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(8)0.15gを得た。
本発明化合物(8)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),7.48−7.69(5H,m),7.77(1H,s),7.90−7.96(3H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,d,J=4Hz),10.36(1H,brs),10.42(1H,brs),10.60(1H,brs)
製造例9
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、4−モルホリンカルボニルクロライド0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(9)0.12gを得た。
本発明化合物(9)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.22−3.42(4H,m),3.53−3.63(4H,m),7.44(1H,s),7.53(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.77(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),8.78(1H,brs),9.88(1H,brs),10.33(1H,brs)
製造例10
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(10)0.13gを得た。
本発明化合物(10)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),2.86(6H,s),7.42(1H,s),7.52(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.48−8.58(2H,m),9.83(1H,brs),10.31(1H,brs)
製造例11
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸 n−プロピル0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(11)0.24gを得た。
本発明化合物(11)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.66−0.98(3H,m),1.37−1.66(2H,m),2.16(3H,s),3.83−4.08(2H,m),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.26(1H,brs),10.14(1H,brs),10.37(1H,brs)
製造例12
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、エチルイソシアナート0.05およびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(12)0.16gを得た。
本発明化合物(12)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.12(3H,t,J=6Hz),2.18(3H,s),3.78(2H,q,J=6Hz),6.34(1H,m),7.48(1H,s),7.54(1H,s),7.65−7.69(2H,m),7.74(1H,brs),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.99(1H,brs),10.34(1H,brs)
製造例13
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、フェニルイソシアナート0.07gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(13)0.12gを得た。
本発明化合物(13)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),6.93−7.00(2H,m),7.21−7.31(2H,m),7.40−7.47(2H,m),7.51(1H,s),7.54−7.58(1H,m),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),8.73(1H,brs),10.18(1H,brs),10.40(1H,brs)
製造例14
N−(2−メチルアミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン0.24g、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.31gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(14)0.20gを得た。
本発明化合物(14)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.06−1.27(3H,m),3.18(3H,s),4.01−4.16(2H,m),6.34(1H,s),7.31−7.37(1H,m),7.53−7.61(3H,m),7.71(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.31(1H,d,J=8Hz),8.62(1H,d,J=4Hz),9.33(1H,brs),10.44(1H,brs)
製造例15
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、エタンスルホニルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(15)0.14gを得た。
本発明化合物(15)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.20(3H,t,J=8Hz),2.18(3H,s),3.02(2H,q,J=8Hz),7.39(1H,s),7.57(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.95(1H,brs),10.41(1H,brs),10.57(1H,brs)
製造例16
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジメチルスルファモイルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(16)0.14gを得た。
本発明化合物(16)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),2.71(6H,s),7.28(1H,s),7.57(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.75(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.42(1H,brs),10.51(1H,brs)
製造例17
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、ギ酸10mLおよび無水酢酸5mlを氷冷下で混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(17)0.02gを得た。
本発明化合物(17)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),7.43(1H,s),7.56(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.73(1H,s),8.05(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),10.13(1H,brs),10.39(1H,brs),10.46(1H,brs)
製造例18
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、プロピオニルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(18)0.15gを得た。
本発明化合物(18)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.04(3H,t,J=8Hz),2.13(5H,m),7.44(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.91(1H,brs),10.16(1H,brs),10.36(1H,brs)
製造例19
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸 n−ブチル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(19)0.19gを得た。
本発明化合物(19)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):0.79−0.94(3H,m),1.22−1.40(2H,m),1.46−1.62(2H,m),2.17(3H,s),3.92−4.13(2H,m),7.37(1H,s),7.56(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.25(1H,brs),10.14(1H,brs),10.37(1H,brs)
製造例20
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸アリル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(20)0.23gを得た。
本発明化合物(20)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),4.43−4.60(2H,m),5.21(1H,d,J=6Hz),5.33(1H,d,J=8Hz),5.86−6.00(1H,m),7.39(1H,s),7.56(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.39(1H,brs),10.18(1H,brs),10.38(1H,brs)
製造例21
N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸メチル0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応液に水を注加し、析出した沈殿を濾取し、本発明化合物(21)0.09gを得た。
本発明化合物(21)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.06(3H,s),3.33(3H,s),7.07(1H,s),7.45(1H,s),7.68(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,d,J=4Hz),9.11(0.6H,brs),10.20(1H,brs),10.54(0.4H,brs)
製造例22
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジエチルカルバモイルクロライド0.05gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(22)0.19gを得た。
本発明化合物(22)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.06(6H,t,J=6Hz),2.14(3H,s),3.26(4H,q,J=6Hz),7.42(1H,s),7.52(1H,s),7.68(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,brs),8.53(1H,d,J=4Hz),9.84(1H,brs),10.35(1H,brs)
製造例23
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N−メチル−N−フェニルカルバモイルクロライド0.10gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(23)0.19gを得た。
本発明化合物(23)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.08(3H,s),7.10−7.45(6H,m),7.53(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),8.14(1H,brs),8.20(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.97(1H,brs),10.32(1H,brs)
製造例24
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、N,N−ジフェニルカルバモイルクロライド0.15gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(24)0.24gを得た。
本発明化合物(24)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),6.77(1H,t,J=8Hz),6.81(1H,t,J=8Hz),7.05−7.39(9H,m),7.52(1H,s),7.64(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.72(1H,s),8.13(1H,brs),8.19(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=4Hz),10.08(1H,brs),10.34(1H,brs)
製造例25
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、ピコリノイルクロライド塩酸塩0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(25)0.16gを得た。
本発明化合物(25)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),7.50−7.59(2H,m),7.63−7.71(3H,m),7.77−7.88(1H,m),8.05(1H,s),8.06(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),8.70(1H,d,J=4Hz),10.35−10.70(2H,m)
製造例26
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、クロロギ酸フェニル0.07gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、フェニル本発明化合物(26)0.16gを得た。
本発明化合物(26)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17(3H,s),7.13−7.69(9H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.95(1H,brs),10.43(1H,brs),10.45(1H,brs)
製造例27
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、アセチルクロライド0.04gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(27)0.22gを得た。
本発明化合物(27)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.89(3H,s),2.16(3H,s),7.44(1H,s),7.55(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.73(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.94(1H,brs),10.17(1H,brs),10.38(1H,brs)
製造例28
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、トリメチルアセチルクロライド0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(28)0.25gを得た。
本発明化合物(28)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.17(9H,s),2.15(3H,s),7.46(1H,s),7.54(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.66(1H,brs),10.01(1H,brs),10.32(1H,brs)
製造例29
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、メチル クロロチオールホルメート
Figure 0005186751
0.05gおよびピリジン10mlを混合し、室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(29)0.10gを得た。
本発明化合物(29)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.03−2.34(6H,m),7.40(1H,s),7.58(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.84(1H,brs),10.41(1H,brs),10.56(1H,brs)
製造例30
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、3−メチルベンゾイルクロリド0.09gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(30)0.19gを得た。
本発明化合物(30)
Figure 0005186751

1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),2.30(3H,s),7.40(1H,s),7.55(1H,s),7.58(1H,s),7.65−7.73(4H,m),7.77(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),10.35(1H,brs),10.41(1H,brs),10.54(1H,brs)
製造例31
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、4−メトキシベンゾイルクロリド0.09gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(31)0.09gを得た。
本発明化合物(31)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),3.83(3H,s),7.04(2H,d,J=8Hz),7.55(1H,s),7.58(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.77(1H,s),7.90(2H,d,8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),10.28(1H,brs),10.41(1H,brs),10.45(1H,brs)
製造例32
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.18g、クロロギ酸エチル0.06mlおよびピリジン1mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水およびトルエンを順次加え減圧下濃縮した。得られた残渣をメチル tert−ブチルエーテルおよび水と混合してから分液し、得られた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(32)0.14gを得た。
本発明化合物(32)
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.26(3H,brm),2.21(3H,s),4.18(2H,brq,J=7Hz),6.88(1H,brs),7.17(1H,t,J=8Hz),7.28−7.39(4H,m),7.86(1H,d,J=8Hz),8.05(1H,brs),8.43(1H,d,J=4Hz),9.73(1H,brs)
製造例33
N−[2−クロロ−6−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.21g、クロロギ酸エチル0.06mlおよびピリジン5mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、2mol/L−塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(33)0.16gを得た。
本発明化合物(33)
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.28(3H,t,J=7Hz),4.21(2H,q,J=7Hz),6.76(1H,brs),7.23−7.30(2H,m),7.42(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.50(1H,d,J=8Hz),7.55(1H,d,J=8Hz),7.85(1H,brs),7.90(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.47(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.16(1H,brs)
製造例34
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.20ml、トリエチルアミン0.09ml、アセトニトリル20mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(34)0.13gを得た。
本発明化合物(34)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.14(3H,s),3.61(3H,brs),7.33(1H,s),7.37(1H,brs),7.53(1H,brs),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.16(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.29(1H,brs),10.15(1H,brs),10.22(1H,brs)
製造例35
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸エチル0.09mlおよびピリジン3mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した後、減圧下濃縮した。得られた残渣に水およびトルエンを加えて濾過し、得られた濾物をメチル tert−ブチルエーテルおよび水と混合してから分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(35)0.23gを得た。
本発明化合物(35)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.18(3H,brm),2.14(3H,s),4.06(2H,brm),7.34(1H,s),7.37(1H,brs),7.53(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.16(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.24(1H,brs),10.12(1H,brs),10.21(1H,brs)
製造例36および37
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30gをアセトニトリル10mlに溶解し、クロロギ酸メチル0.10mlおよびトリエチルアミン0.09mlを加え、該混合物を室温で1時間攪拌した後、該混合物にクロロギ酸メチル0.10mlを加え、さらに3時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(36)0.16gおよび本発明化合物(37)0.16gを得た。
本発明化合物(36)
Figure 0005186751

1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.76(6H,s),7.23−7.27(3H,m),7.30−7.40(2H,m),7.43−7.47(2H,m),8.84(1H,brs),9.29(1H,brs)
本発明化合物(37)
Figure 0005186751

1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.22(3H,s),3.68(3H,brs),7.44(1H,brs),7.53−7・72(6H,m),9.35(1H,brs),10.23(1H,brs),10.32(1H,brs)
製造例38
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、ピリジン2mlおよびクロロギ酸エチル0.09mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した後、減圧下濃縮した。得られた残渣に水およびトルエンを加えて濾過した。濾物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(38)0.22gを得た。
本発明化合物(38)
Figure 0005186751

1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.19(3H,brm),2.15(3H,s),4.05(2H,brm),7.37(1H,s),7.49−7.66(6H,m),9.22(1H,brs),10.14(1H,brs),10.25(1H,brs)
製造例39
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.18g、クロロギ酸メチル0.05mlおよびピリジン1mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、トルエンを加えて減圧下濃縮した。得られた残渣をメチル tert−ブチルエーテルおよび水と混合してから分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(39)0.13gを得た。
本発明化合物(39)
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.75(3H、brs),6.86(1H,brs),7.19(1H,t,J=8Hz),7.27(1H,s),7.34−7.40(3H,m),7.87(1H,dd,J=8Hz,1.5Hz),7.97(1H,brs),8.44(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.68(1H,brs)
製造例40
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.09mlおよびピリジン3mlを混合し、該混合物を室温で1.5時間攪拌した。反応混合物に水およびトルエンを順次加えて減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルおよび水と混合してから分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(40)0.20gを得た。
本発明化合物(40)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.17(3H,s),3.62(3H,brs),7.25(1H,d,J=2Hz),7.40(1H,brs),7.52(1H,d,J=2Hz),7.56(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.86(1H,d,J=2Hz),8.11(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.31(1H,brs),10.11(1H,brs),10.13(1H,brs)
製造例41
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジメチル−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(41)を得た。
本発明化合物(41)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),2.29(3H,s),3.55−3.68(3H,m),7.19−7.25(2H,m),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.23(1H,brs),9.98(1H,brs),10.22(1H,brs)
製造例42
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジメチル−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(42)を得た。
本発明化合物(42)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),2.31(3H,s),2.86(6H,s),7.14−7.27(2H,m),7.65−7.70(1H,m),7.82(1H,s),8.23(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,brs),8.53(1H,d,J=4Hz),9.65(1H,brs),10.16(1H,brs)
製造例43
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[6−ブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(43)を得た。
本発明化合物(43)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.35(3H,s),3.53−3.65(3H,m),7.35(1H,s),7.65(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68−7.70(1H,m),7.76(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.27(1H,brs),10.04(1H,brs),10.47(1H,brs)
製造例44
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[6−ブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(44)を得た。
本発明化合物(44)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.34(3H,s),2.84(6H,s),7.40(1H,s),7.62−7.70(2H,m),7.83(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,brs),8.51−8.56(1H,m),9.69(1H,brs),10.42(1H,brs)
製造例45
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[3−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(45)を得た。
本発明化合物(45)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.67−3.74(3H,m),7.37−7.47(2H,m),7.69−7.74(1H,m),7.82−7.88(2H,m),8.25−8.33(1H,m),8.57(1H,d,J=4Hz),9.71(1H,brs),9.83(1H,brs),10.56(1H,brs)
製造例46
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(46)を得た。
本発明化合物(46)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.90(6H,s),7.57(1H,d,J=8Hz),7.68−7.70(1H,m),7.73(1H,dd,8Hz,4Hz),7.81(1H,s),8.18(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=4Hz),8.83(1H,brs),10.36(1H,brs),11.27(1H,brs)
製造例47
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(47)を得た。
本発明化合物(47)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.64−3.71(3H,m),7.59(1H,s),7.63(1H,d,J=8Hz),7.72(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.86(1H,s),8.12(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=4Hz),9.51(1H,brs),10.75(1H,brs),11.68(1H,brs)
製造例48
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、シアン酸ナトリウム0.04g、酢酸0.5mLおよびクロロホルム5mlを混合し、該混合物を氷冷下4時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣を水およびクロロホルムで順次洗浄することにより、本発明化合物(48)0.080gを得た。
本発明化合物(48)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),5.97(2H,brs),7.52−7.54(2H,m),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),7.76(1H,brs),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),10.01(1H,brs),10.39(1H,brs)
製造例49
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(49)を得た。
本発明化合物(49)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.40−3.70(3H,m),7.63−7.69(2H,m),7.76(1H,s),8.16(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.35(1H,brs),10.23(1H,brs),10.63(1H,brs)
製造例50
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジヨード−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(50)を得た。
本発明化合物(50)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.55−3.65(3H,m),7.65(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.75−7.82(2H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,s),8.53(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.14(1H,brs),10.59(1H,brs)
製造例51
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.22g、メチルイソチオシアナート0.05gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(51)0.20gを得た。
本発明化合物(51)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),2.85(3H,d,J=4Hz),7.57(1H,s),7.60−7.63(2H,m),7.68(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.72(1H,brs),8.24(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=4Hz),9.13(1H,brs),10.31(1H,brs),10.42(1H,brs)
製造例52
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[5−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(52)を得た。
本発明化合物(52)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.60−3.77(3H,m),7.40(1H,d,J=8Hz),7.57(1H,s),7.74(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.85(1H,d,J=8Hz),8.22(1H,s),8.31(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,d,J=4Hz),9.49(1H,brs),10.77(1H,brs),12.04(1H,brs)
製造例53
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(53)を得た。
本発明化合物(53)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.32(3H,s),3.60−3.72(3H,m),7.37(1H,d,J=8Hz),7.55(1H,s),7.65(1H,s),7.73(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.02(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=4Hz),9.43(1H,brs),10.64(1H,brs),11.72(1H,brs)
製造例54
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(54)を得た。
本発明化合物(54)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),2.91(6H,s),7.29−7.34(1H,m),7.48−7.51(1H,m),7.70−7.79(2H,m),8.04−8.09(1H,m),8.26−8.33(1H,m),8.55−8.60(1H,m),8.75(1H,brs),10.24(1H,brs),11.30(1H,brs)
製造例55
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−3−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(55)を得た。
本発明化合物(55)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.32(3H,s),3.62−3.75(3H,m),7.12(1H,d,J=8Hz),7.31(1H,t,J=8Hz),7.61(1H,d,J=8Hz),7.68−7.73(1H,m),7.80(1H,s),8.27(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=4Hz),9.59(1H,brs),9.66(1H,brs),10.30(1H,brs)
製造例56
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジクロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(56)を得た。
本発明化合物(56)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.45−3.66(3H,m),7.51(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),7.94(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.37(1H,brs),10.27(1H,brs),10.64(1H,brs)
製造例57
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジクロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(57)を得た。
本発明化合物(57)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.85(6H,s),7.58(1H,s),7.64−7.70(1H,m),7.85(1H,s),7.90(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),8.58(1H,brs),9.91(1H,brs),10.59(1H,brs)
製造例58
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(58)を得た。
本発明化合物(58)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.84(6H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),7.83(1H,s),8.13(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.52−8.57(2H,m),9.88(1H,brs),10.60(1H,brs)
製造例59
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(59)を得た。
本発明化合物(59)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.55−3.65(3H,m),7.54(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.76(1H,s),8.06(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.23(1H,brs),10.64(1H,brs)
製造例60
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(60)を得た。
本発明化合物(60)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.84(6H,s),7.62(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.83(1H,s),8.02(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.52−8.57(2H,m),9.87(1H,brs),10.60(1H,brs)
製造例61
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4,6−ジヨード−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(61)を得た。
本発明化合物(61)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.83(6H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,s),7.88(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,s),8.48(1H,brs),8.53(1H,d,J=4Hz),9.78(1H,brs),10.55(1H,brs)
製造例62
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[5−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(62)を得た。
本発明化合物(62)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.91(6H,s),7.33−7.48(1H,m),7.67−7.81(3H,m),8.24−8.35(2H,m),8.56−8.63(1H,m),8.80(1H,brs),10.38(1H,brs),11.57(1H,brs)
製造例63
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−5−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(63)を得た。
本発明化合物(63)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.32(3H,s),3.60−3.69(3H,m),7.09(1H,d,J=8Hz),7.54(1H,s),7.71−7.79(2H,m),8.06(1H,s),8.30(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=4Hz),9.41(1H,brs),10.64(1H,brs),12.19(1H,brs)
製造例64
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−5−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(64)を得た。
本発明化合物(64)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),2.90(6H,s),7.07(1H,d,J=8Hz),7.64−7.68(2H,m),7.74(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.07(1H,s),8.31(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=4Hz),8.67(1H,brs),10.28(1H,brs),11.82(1H,brs)
製造例65
N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジンの代わりに、N−(2−アミノ−5−クロロ−3−メチルベンゾイル)−N’−メトキシカルボニルヒドラジンを用い、製造例3と同様の方法で本発明化合物(65)を得た。
本発明化合物(65)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.25(3H,s),3.59(3H,s),4.13(3H,s),7.40(1H,s),7.44(1H,s),7.59(1H,s),9.26(1H,brs),10.11(1H,brs),10.17(1H,brs)
製造例66
N−[1−クロロ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.28g、クロロギ酸メチル0.06gおよびピリジン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(66)0.08gを得た。
本発明化合物(66)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.60−3.68(3H,m),7.35−7.43(1H,m),7.60−7.85(3H,m),8.12−8.28(3H,m),8.52−8.60(2H,m),9.35(1H,brs),10.32(1H,brs),10.76(1H,brs)
製造例67
N−[1−クロロ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例66と同様の方法で本発明化合物(67)を得た。
本発明化合物(67)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.58−3.69(3H,m),7.34−7.44(1H,m),7.60−7.85(3H,m),8.10−8.28(3H,m),8.50−8.62(2H,m),9.33(1H,brs),10.28(1H,brs),10.78(1H,brs)
製造例68
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、メチルカーバゼート0.45gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(68)0.14gを得た。
本発明化合物(68)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.44−3.66(3H,m),7.45(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.65(1H,s),8.14−8.18(2H,m),8.50(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.26(1H,brs),10.55(1H,brs)
製造例69
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(69)を得た。
本発明化合物(69)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.33(3H,s),3.63(3H,s),7.36(2H,s),7.52(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.58(1H,s),7.81(1H,d,J=8Hz),8.06(1H,t,J=8Hz),8.46(1H,d,J=4Hz),9.33(1H,brs),10.19(1H,brs),10.34(1H,brs)
製造例70
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−ブロモ−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、メチルカーバゼート0.45gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(70)0.13gを得た。
本発明化合物(70)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.48−3.62(3H,m),7.41(1H,s),7.53−7.62(2H,m),8.05(1H,s),8.16(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.21(1H,brs),10.48(1H,brs)
製造例71
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−ブロモ−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、メチルカーバゼート0.45gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(71)0.17gを得た。
本発明化合物(71)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.34(3H,s),3.56−3.64(3H,m),7.32−7.44(2H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.66−7.71(1H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.27(1H,brs),10.01(1H,brs),10.31(1H,brs)
製造例72
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.21g、メチルカーバゼート0.9gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(72)0.10gを得た。
本発明化合物(72)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.44−3.65(3H,m),7.40−7.54(3H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68(1H,d,J=8Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.29(1H,brs),10.11(1H,brs),10.39(1H,brs)
製造例73
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(73)を得た。
本発明化合物(73)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.18(3H,s),3.61(3H,s),7.37(1H,s),7.49−7.55(7H,m),9.31(1H,brs),10.22(1H,brs),10.30(1H,brs)
製造例74
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(74)を得た。
本発明化合物(74)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.56−3.65(3H,m),7.47−7.55(1H,m),7.62−7.75(3H,m),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.17(1H,brs),10.38(1H,brs)
製造例75
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−ヨード−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(75)を得た。
本発明化合物(75)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.12(3H,s),3.55−3.66(3H,m),7.63−7.72(3H,m),7.83(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.28(1H,brs),10.14(1H,brs),10.35(1H,brs)
製造例76
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド0.18g、クロロギ酸メチル45mg、ピリジン68mgおよびアセトニトリル5mlを氷冷下混合し、該混合物を室温で0.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(76)0.12gを得た。
本発明化合物(76)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.13(3H,s),3.37−3.67(6H,m),7.37(1H,brs),7.42−7.52(4H,m),7.60(1H,d,J=8Hz),8.13(1H,s),9.28−9.37(2H,m),10.13(1H,brs)
製造例77
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを用い、製造例76と同様の方法で本発明化合物(77)を得た。
本発明化合物(77)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.17(3H,s),3.46−3.62(3H,m),3.94(3H,s),7.32−7.41(4H,m),7.44−7.46(1H,m),7.50(1H,s),8.36(1H,s),9.30−9.34(2H,m),10.17(1H,brs)
製造例78
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メトキシ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(78)を得た。
本発明化合物(78)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.56−3.64(3H,m),3.77−3.80(3H,m),7.12(1H,brs),7.32(1H,brs),7.38(1H,brs),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.28(1H,brs),9.95(1H,brs),10.07(1H,brs)
製造例79
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−ヨード−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(79)を得た。
本発明化合物(79)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.56−3.64(3H,m),7.43(1H,s),7.53(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.12−8.19(2H,m),8.50(1H,d,J=4Hz),9.34(1H,brs),10.16(1H,brs),10.47(1H,brs)
製造例80
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メトキシ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(80)を得た。
本発明化合物(80)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.52−3.64(3H,m),3.74(3H,s),7.07−7.14(1H,m),7.21(1H,d,J=8Hz),7.31−7.42(2H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.21(1H,brs),9.87(1H,brs),9.92(1H,brs)
製造例81
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−トリフルオロメチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(81)を得た。
本発明化合物(81)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.46−3.69(3H,m),7.41(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.68(1H,t,J=8Hz),7.77−7.87(1H,m),7.90−7.97(1H,m),8.14(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,d,J=4Hz),9.32(1H,brs),10.14(1H,brs),10.48(1H,brs)
製造例82
3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン0.25gとテトラヒドロフラン5mlとの混合物に、−78℃で2.0Mリチウムジイソプロピルアミドのヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液0.50mlを滴下し、−78℃で15分間攪拌した。該混合物に内温が−60℃以下に保たれる程度の速さで二酸化炭素を導入し、該混合物が黄色になってからさらに−78℃で10分間攪拌した。反応混合物を室温まで昇温してから濃縮した。2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて水層のpHが10−12となるように調整してから分液し、有機層を0.5N水酸化ナトリウム水溶液で抽出した。水層を合わせてクロロホルムで洗浄後、水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、粗1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール5−カルボン酸0.13gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
得られた粗1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボン酸0.13gと塩化チオニル0.10mlとの混合物を、アセトニトリル10ml中で2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をアセトニトリル10mlに溶解し、N−(2−アミノ−5−クロロ−3−メチルベンゾイル)−N’−メトキシカルボニルヒドラジン0.11gとジイソプロピルエチルアミン0.10mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(82)12mgを得た。
本発明化合物(82)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),3.64(3H,s),7.40(1H,s),7.60(1H,s),7.90(1H,brs),8.77(1H,d,J=7Hz),9.33(1H,brs),9.50(1H,brs),10.27(1H,brs),10.44(1H,brs)
製造例83
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(83)を得た。
本発明化合物(83)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.37(3H,t,J=7Hz),2.26(3H,s),3.60(3H,s),4.55(2H,q,J=7Hz),7.41(2H,s),7.58(1H,s),9.26(1H,brs),10.12(1H,brs),10.18(1H,brs)
製造例84
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの代わりに、1−tert−ブチル−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを用い、製造例76と同様の方法で本発明化合物(84)を得た。
本発明化合物(84)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):1.39(9H,s),2.05(3H,s),3.47−3.62(3H,m),7.36−7.53(6H,m),8.10(1H,s),9.19−9.26(2H,m),10.12(1H,brs).
製造例85
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−7−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(85)を得た。
本発明化合物(85)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17(3H,s),3.60−3.65(3H,m),7.35−7.43(2H,m),7.54(1H,d,J=8Hz),7.61(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.28(1H,brs),10.14(1H,brs),10.41(1H,brs)
製造例86
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(86)を得た。
本発明化合物(86)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.43(6H,d,J=6Hz),2.26(3H,s),3.60(3H,s),5.41−5.45(1H,m),7.35(1H,s),7.40(1H,s),7.59(1H,s),9.26(1H,brs),10.10(1H,brs),10.17(1H,brs)
製造例87
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−5,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い製造例72と同様の方法で本発明化合物(87)を得た。
本発明化合物(87)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.50−3.68(3H,m),7.47(1H,s),7.52−7.65(3H,m),8.17(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.43(1H,brs),10.17(1H,brs),10.47(1H,brs)
製造例88
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−5−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(88)を得た。
本発明化合物(88)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.09(3H,s),3.51−3.68(3H,m),7.31−7.45(3H,m),7.61(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.19(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.43(1H,brs),10.04(1H,brs),10.13(1H,brs)
製造例89
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(89)を得た。
本発明化合物(89)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.67(9H,s),2.28(3H,s),3.64(3H,s),7.11(1H,s),7.42(1H,s),7.55(1H,s),9.29(1H,brs),10.18(1H,brs),10.23(1H,brs)
製造例90
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(90)を得た。
本発明化合物(90)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.69(9H,s),2.26(3H,s),3.57(3H,s),7.43(1H,s),7.62(1H,d,J=2Hz),7.82(1H,d,J=2Hz),9.30(1H,brs),10.23(1H,brs),10.56(1H,brs)
製造例91
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(91)を得た。
本発明化合物(91)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.55−3.67(3H,m),7.25−7.45(3H,m),7.61(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.94−7.97(1H,m),8.17(1H,d,J=8Hz),8.48−8.53(1H,m),9.25(1H,brs),10.04(1H,brs),10.20(1H,brs)
製造例92
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、8−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(92)を得た。
本発明化合物(92)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.45−3.67(3H,m),7.34−7.44(2H,m),7.53(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.84(1H,d,J=8Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.29(1H,brs),10.08(1H,brs),10.42(1H,brs)
製造例93
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.20g、クロロギ酸メチル0.05gおよびピリジン0.07mlをN,N−ジメチルホルムアミド中で混合し、該混合物を室温で8時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、本発明化合物(93)0.16gを得た。
本発明化合物(93)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.16(3H,s),3.63(3H,s),7.23(1H,s),7.41(1H,d,J=2Hz),7.48−7.51(3H,m),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.75(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例94
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N’−イソプロピルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.26g、クロロギ酸メチル0.06mLおよびピリジン2mLを混合し、該混合物を室温で1.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を併せ、1N塩酸、飽和重曹水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(94)0.18gを得た。
本発明化合物(94)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,80℃)δ(ppm):1.03(6H,d,J=7Hz),2.18(3H,s),3.53(3H,s),4.24(1H,hept.,J=7Hz),7.29(1H,s),7.37(1H,d,J=2Hz),7.49(1H,d,J=2Hz),7.57(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.10(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.45(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.92(1H,s),9.98(1H,s)
製造例95
本発明化合物(34)4.11g、トリエチルアミン1.45mlおよびテトラヒドロフラン80mlの混合物に、氷冷下、クロロギ酸メチル0.69mlを滴下した。得られた混合物を室温で1時間攪拌した後、反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(95)2.66gを得た。
本発明化合物(95)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.82(6H,s),6.99(1H,s),7.347.37(2H,m),7.41(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.37(1H,dd,J=4Hz,1Hz),8.43(1H,s),9.21(1H,s)
製造例96
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.11g、クロロギ酸メチル0.095mLおよびピリジン2mLを混合し、該混合物を室温で2.75時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加し、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(96)0.11gを得た。
本発明化合物(96)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.15(3H,s),3.63(3H,brs),7.40(2H,brs),7.54(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.31(1H,brs),10.16(2H,brs)
製造例97
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.27g、クロロギ酸メチル0.13mLおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で1.75時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(97)0.24gを得た。
本発明化合物(97)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,80℃)δ(ppm):2.14(3H,s),3.59(3H,brs),7.43(1H,s),7.48(1H,s),7.57(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.03(1H,s),8.12(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=4Hz),8.94(1H,brs),9.81(1H,brs),10.11(1H,brs)
製造例98
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.15mLおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で1.75時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(98)0.30gを得た。
本発明化合物(98)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.19(3H,s),3.62(3H,brs),7.42−7.52(4H,m),7.55(1H,brs),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,brs),7.88(2H,d,J=7Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.32(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.34(1H,brs),10.19(2H,brs)
製造例99
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.27g、クロロギ酸メチル0.14mLおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水とトルエンとを注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水と酢酸エチルとで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(99)0.14gを得た。
本発明化合物(99)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.16(3H,s),2.54(3H,s)3.62(3H,brs),7.20(1H,s),7.38(1H,brs),7.547.58(2H,m),8.13(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=4Hz,1.5Hz),9.32(1H,brs),10.11(1H,s),10.14(1H,s)
製造例100
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20g、メチルカーバゼート0.40gおよびN,N−ジメチルホルムアミド8mlを混合し、該混合物を室温で22時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を併せ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(100)0.13gを得た。
本発明化合物(100)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.16(3H,s),3.39(3H,s),3.62(3H,brs),7.39(1H,brs),7.56(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.78(1H,s),8.23(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.54(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.31(1H,brs),10.16(1H,brs),10.41(1H,brs)
製造例101
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルフィニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.10g、メチルカーバゼート0.21gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を併せ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(101)0.092gを得た。
本発明化合物(101)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.16(3H,s),2.99(3H,s)3.62(3H,brs),7.39(1H,brs),7.55(1H,s),7.64(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),8.20(1H,dd,J=8Hz,1.5Hz),8.52(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.32(1H,brs),10.15(1H,brs),10.35(1H,brs)
製造例102
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.12g、メチルカーバゼート0.27gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で24時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(102)0.10gを得た。
本発明化合物(102)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.15(3H,s),2.31(3H,s),3.62(3H,brs),7.02(1H,s),7.40(1H,brs),7.52−7.55(2H,m),8.11(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.46(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.31(1H,brs),10.03(1H,brs),10.14(1H,brs)
製造例103
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−3−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(103)を得た。
本発明化合物(103)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.29(3H,s),2.93(6H,s),7.07(1H,d,J=8Hz),7.27(1H,t,J=8Hz),7.71(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.86(1H,d,J=8Hz),8.11(1H,s),8.28(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=4Hz),8.99(1H,brs),10.10(1H,brs),10.19(1H,brs)
製造例104
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20g、メチルカーバゼート0.43gおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(104)0.22gを得た。
本発明化合物(104)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):1.35(6H,d,J=7Hz),2.22(3H,s),3.08(1H,hept.,J=7Hz),3.68(3H,brs),7.17(1H,s),7.45(1H,brs),7.587.62(2H,m),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.52(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.39(1H,brs),10.09(1H,brs),10.20(1H,brs)
製造例105
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20g、メチルカーバゼート0.34gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で17時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(105)0.16gを得た。
本発明化合物(105)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):1.27(6H,d,J=7Hz),3.01(1H,hept.,J=7Hz),3.60(3H,brs),7.16(1H,s),7.53(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.64(1H,brs),8.07(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.11(1H,brs),8.45(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.35(1H,brs),10.16(1H,brs),10.22(1H,brs)
製造例106
本発明化合物(34)の代わりに、本発明化合物(59)を用い、製造例95と同様の方法で本発明化合物(106)を得た。
本発明化合物(106)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.73(6H,s),7.38−7.45(3H,m),7.64(1H,d,J=2Hz),7.89(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,d,J=4Hz),8.67(1H,brs),9.21(1H,brs)
製造例107
本発明化合物(34)の代わりに、本発明化合物(70)を用い、製造例95と同様の方法で本発明化合物(107)を得た。
本発明化合物(107)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.77(6H,s),7.09(1H,s),7.36(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.51(1H,d,J=2Hz),7.69(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.35(1H,dd,J=4Hz,1Hz),8.63(1H,brs),8.95(1H,brs)
製造例108
本発明化合物(34)の代わりに、本発明化合物(5)を用い、製造例95と同様の方法で本発明化合物(108)を得た。
本発明化合物(108)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.23(3H,s),3.81(6H,s),7.24(1H,s),7.36(1H,d,J=2Hz),7.397.42(2H,m),7.91(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.28(1H,s),8.40(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.27(1H,s).
製造例109
本発明化合物(34)の代わりに、本発明化合物(49)を用い、製造例95と同様の方法で本発明化合物(109)を得た。
本発明化合物(109)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.75(6H,s),7.377.43(2H,m),7.63(1H,d,J=2Hz),7.84(1H,d,J=2Hz),7.90(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.38(1H,dd,J=4Hz,J=1Hz),8.57(1H,brs),9.17(1H,brs).
製造例110
本発明化合物(34)の代わりに、本発明化合物(68)を用い、製造例95と同様の方法で本発明化合物(110)を得た。
本発明化合物(110)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.78(6H,s),7.08(1H,s),7.37(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.67(1H,d,J=2Hz),7.87−7.90(2H,m),8.35(1H,dd,J=4Hz,1Hz),8.54(1H,brs),8.88(1H,brs).
製造例111
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸エチルを用い製造例95と同様の方法で本発明化合物(111)を得た。
本発明化合物(111)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.30(3H,t,J=7Hz),2.24(3H,s),3.82(3H,s),4.30(2H,q,J=7Hz),6.97(1H,s),7.34−7.38(2H,m),7.45(1H,s),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.27(1H,s),8.38(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.21(1H,s).
製造例112
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸イソブチルを用い製造例95と同様の方法で本発明化合物(112)を得た。
本発明化合物(112)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):0.94(6H,d,J=7Hz),1.98(1H,hept,J=7Hz),2.24(3H,s),3.82(3H,s),4.04(2H,d,J=7Hz),6.96(1H,s),7.347.37(2H,m),7.45(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.29(1H,s),8.38(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.23(1H,s).
製造例113
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−シアノ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.10g、メチルカーバゼート0.23gおよびN,N−ジメチルホルムアミド4mlを混合し、該混合物を室温で18時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(113)0.090gを得た。
本発明化合物(113)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.14(3H,s),3.61(3H,brs),7.38(1H,brs),7.54(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.81(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=5Hz),9.29(1H,brs),10.16(1H,brs),10.44(1H,brs).
製造例114
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、N−メチル−N−メトキシカルボニルヒドラジン0.69g、およびN,N−ジメチルホルムアミド15mLを混合し、該混合物を60℃で9時間および80℃で22時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、メチルtert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(114)0.036gを得た。
本発明化合物(114)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),3.21(3H,s),3.74(3H,brs),7.05(1H,s),7.267.38(3H,m),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.03(1H,s),8.42(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.47(1H,s).
製造例115
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.60g、クロロギ酸メチル0.41mLおよびピリジン6mLを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、減圧下濃縮した。残渣を水および酢酸エチルで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(115)0.46gを得た。
本発明化合物(115)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.04(3H,s),3.22(3H,s),3.57(2.6H,s),3.80(0.4H,s),7.01(1H,s),7.04(1H,s),7.28(1H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.61(1H,brs),7.87(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.46(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.80(1H,brs).
製造例116
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,7−ジクロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い製造例72と同様の方法で本発明化合物(116)を得た。
本発明化合物(116)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.25(3H,s),3.45−3.68(3H,m),7.36(1H,s),7.57−7.65(2H,m),8.18(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.36(1H,brs),10.24(1H,brs),10.49(1H,brs).
製造例117
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−シアノ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い製造例72と同様の方法で本発明化合物(117)を得た。
本発明化合物(117)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),3.45−3.68(3H,m),7.38(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.77(1H,s),7.96(1H,s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),10.27(1H,brs),10.49(1H,brs).
製造例118
3,5−ジブロモ−2−{N−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボニル]−N−メチルアミノ}安息香酸0.59g、塩化チオニル2mLおよびN,N−ジメチルホルムアミド1滴を混合し、該混合物を80℃で1時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮した後、ヘキサン10mLを加えさらに減圧下濃縮した。得られた残渣と、テトラヒドロフラン10ml、メチルカーバゼート0.10gおよびピリジン1mLとを混合し、室温で3時間攪拌した。反応混合物を水30mLに注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(118)0.23gを得た。
本発明化合物(118)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.05(1.9H,s),3.38(1.1H,s),3.52−3.73(3H,m),5.68(0.7H,brs),7.11(0.3H,brs),7.57−7.81(2H,m),8.16−8.32(2H,m),8.49−8.55(1H,m),9.42(1H,brs),10.54(1H,brs).
製造例119
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.07mlおよびピリジン5mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、本発明化合物(119)0.09gを得た。
本発明化合物(119)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.10−2.24(3H,m),2.61−2.87(3H,m),2.90−3.18(3H,m),3.45−3.74(3H,m),7.12−7.30(1H,m),7.33−7.44(1H,m),7.44−7.58(1H,m),7.58−7.66(1H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.47−8.54(1H,m),10.10−10.50(1H,m).
製造例120
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−ブロモ−6−フルオロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い製造例72と同様の方法で本発明化合物(120)を得た。
本発明化合物(120)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.42−3.69(3H,m),7.34(1H,d,J=8Hz),7.41(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.89(1H,d,J=8Hz),8.16(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),10.18(1H,brs),10.42(1H,brs).
製造例121
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−フェニル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い製造例72と同様の方法で本発明化合物(121)を得た。
本発明化合物(121)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.49−3.68(3H,m),7.24−7.67(10H,m),8.08(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=4Hz),9.29(1H,brs),10.08(1H,brs),10.19(1H,brs).
製造例122
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.17g、メチルカーバゼート0.27gおよびN,N−ジメチルホルムアミド20mlを混合し、該混合物を室温で2日間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、本発明化合物(122)0.15gを得た。
本発明化合物(122)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):3.67(3H,s),7.36(1H,s),7.46(1H,d,J=2Hz),7.54(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,s),8.09(1H,d,J=8Hz),8.13(1H,d,J=2Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),9.40(1H,brs),9.97(1H,brs),10.18(1H,brs)
製造例123
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに8−ブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン用い製造例122と同様の方法で本発明化合物(123)を得た。
本発明化合物(123)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):3.62(3H,s),7.30(1H,s),7.39(1H,d,J=2Hz),7.48(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.52(1H,s),7.96(1H,d,J=2Hz),8.03(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.42(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.35(1H,brs),9.92(1H,brs),10.11(1H,brs)
製造例124
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い製造例122と同様の方法で本発明化合物(124)を得た。
本発明化合物(124)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.21(3H,s),3.64(3H,s),7.25(1H,d,J=2Hz),7.41(1H,d,J=2Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.77(1H,s),7.88(1H,s),8.04(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.36(1H,brs),10.05(1H,brs),10.27(1H,brs)
製造例125
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−エチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い製造例72と同様の方法で本発明化合物(125)を得た。
本発明化合物(125)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.06−1.13(3H,m),2.45−2.60(2H,m),3.55−3.70(3H,m),7.25−7.47(4H,m),7.57−7.63(1H,m),8.14−8.19(1H,m),8.46−8.53(1H,m),9.24(1H,brs),9.98(1H,brs),10.16(1H,brs).
製造例126
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりにN−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い製造例5と同様の方法で本発明化合物(126)を得た。
本発明化合物(126)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):1.20−1.41(3H,m),1.67−1.80(5H,m),1.98−2.00(2H,m),2.25(3H,s),3.56(3H,s),5.00−5.08(1H.m),7.33(1H,s),7.40(1H,d,J=2Hz),7.55(1H,d,J=2Hz),9.02(1H,brs),9.94(1H,brs),10.04(1H,brs)
製造例127
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに4,5−ジブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(127)を得た。
本発明化合物(127)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.09(3H,s),3.63(3H,s),7.36(1H,s),7.42(1H,s),7.49(1H,s),7.57(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.14(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.29(1H,brs),9.79(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例128
4,5−ジブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.20g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.04gおよびピリジン0.08mLをN,N−ジメチルホルムアミド中で混合し、該混合物を室温で14時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(128)0.16gを得た。
本発明化合物(128)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.08(3H,s),2.88(6H,s),7.40(1H,d,J=2Hz),7.44(1H,d,J=2Hz),7.52(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.14(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.56(1H,brs),9.75(1H,brs),9.81(1H,brs)
製造例129
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(129)を得た。
本発明化合物(129)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.63(3H,s),6.48(1H,d,J=4Hz),7.24(1H,d,J=4Hz),7.48(1H,s),7.55(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.95(1H,s),8.12(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.74(1H,brs),10.13(1H,brs)
製造例130
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(130)を得た。
本発明化合物(130)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.61(3H,s),6.37(1H,d,J=3Hz),7.12−7.18(2H,m),7.40(1H,s),7.45−7.50(2H,m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),9.33(1H,brs),9.71(1H,brs),10.14(1H,brs)
製造例131
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(131)を得た。
本発明化合物(131)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),2.88(6H,s),7.49(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.82(1H,s),7.93(1H,s),8.19(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.63(1H,brs),9.93(1H,brs),10.42(1H,brs)
製造例132
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(132)を得た。
本発明化合物(132)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.10(3H,s),3.63(3H,s),7.39(2H,s),7.49(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.30(1H,brs),9.82(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例133
4,5−ジブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例128と同様の方法で本発明化合物(133)を得た。
本発明化合物(133)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.10(3H,s),2.53(6H,s),7.37−7.39(2H,m),7.51(1H,d,J=2Hz),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.82(1H,brs),10.13(1H,brs)
製造例134
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.50g、クロロギ酸メチル0.11g、ピリジン0.18mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(134)0.09gを得た。
本発明化合物(134)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.05−2.12(3H,m),3.21(3H,s),3.54−3.76(3H,m),7.02(1H,d,J=2Hz),7.06(2H,s),7.29(1H,brs),7.33(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.80−7.86(2H,m),8.40(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.99(1H,brs)
製造例135
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(135)を得た。
本発明化合物(135)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.47−3.62(3H,m),7.40(1H,s),7.51(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,s),8.16(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.37(1H,brs),10.24(1H,brs),10.48(1H,brs)
製造例136
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.25g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.06g、ピリジン0.09mLおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を70℃で8時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取した。得られた固体をアセトニトリルで洗浄することにより、本発明化合物(136)0.10gを得た。
本発明化合物(136)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),2.65−2.85(6H,m),3.19−3.29(3H,m),7.07(1H,s),7.14(1H,s),7.28(1H,s),7.40(1H,s),7.50(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.60(1H,brs),8.06(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),9.86(1H,brs)
製造例137
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.50g、ギ酸4mlおよび無水酢酸2mlを氷冷下混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアセトニトリルで洗浄することにより、本発明化合物(137)0.20gを得た。
本発明化合物(137)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),7.23(1H,s),7.42−7.44(2H,m),7.48−7.52(2H,m),8.05(1H,d,J=7Hz),8.43(1H,d,J=3Hz),8.98(1H,s),9.76(1H,s),9.96(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例138
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例115と同様の方法で本発明化合物(138)を得た。
本発明化合物(138)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.08(3H,s),3.45−3.70(3H,m),7.30−7.43(1H,m),7.44−7.61(1H,m),7.63(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.82−7.94(1H,m),8.21(1H,d,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.21(1H,brs),10.24(1H,brs)
製造例139
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例134と同様の方法で本発明化合物(139)を得た。
本発明化合物(139)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.08(3H,s),3.47−3.70(3H,m),7.18−7.30(1H,m),7.41−7.50(1H,m),7.51−7.56(2H,m),7.80−7.90(1H,m),8.12(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.45(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.10(1H,brs),9.73(1H,brs)
製造例140
N−[1−クロロ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例66と同様の方法で本発明化合物(140)を得た。
本発明化合物(140)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.42−3.71(3H,m),7.48(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.72(1H,t,J=7Hz),7.81(1H,t,J=7Hz),8.10−8.21(3H,m),8.24(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.34(1H,brs),10.26(1H,brs),10.64(1H,brs)
製造例141
N−[1−クロロ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例66と同様の方法で本発明化合物(141)を得た。
本発明化合物(141)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.43−3.70(3H,m),7.37(1H,s),7.42−7.52(2H,m),7.70(1H,t,J=7Hz),7.79(1H,t,J=7Hz),8.03(1H,d,J=7Hz),8.06−8.20(2H,m),8.23(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=4Hz),9.34(1H,brs),10.09(1H,brs),10.19(1H,brs)
製造例142
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例17と同様の方法で本発明化合物(142)を得た。
本発明化合物(142)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.16−2.34(3H,m),7.35−7.45(1H,m),7.57−7.66(1H,m),7.76−7.88(1H,m),7.93−8.02(1H,m),8.03−8.12(1H,m),8.17(1H,d,J=7Hz),8.50(1H,brs),9.55−10.03(1H,m),10.17−10.58(2H,m)
製造例143
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例17と同様の方法で本発明化合物(143)を得た。
本発明化合物(143)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.17−2.30(3H,m),7.24−7.36(1H,m),7.45−7.55(2H,m),7.74−7.82(1H,m),7.88−7.95(1H,m),8.03−8.09(2H,m),8.44(1H,d,J=5Hz),10.02(1H,brs),10.21(1H,brs),10.46(1H,brs)
製造例144
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例119と同様の方法で本発明化合物(144)を得た。
本発明化合物(144)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.14−2.29(3H,m),2.64−2.87(3H,m),2.87−3.15(3H,m),3.42−3.73(3H,m),7.30−7.45(1H,m),7.54−7.81(2H,m),7.83−8.01(1H,m),8.15−8.24(1H,m),8.50(1H,brs),10.20−10.68(1H,m)
製造例145
3−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.25g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.22g、アセトニトリル4mlおよびピリジン1mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌し、室温で1晩放置した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、本発明化合物(145)0.20gを得た。
本発明化合物(145)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.88(6H,s),7.54(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.72(1H,t,J=7Hz),7.79(1H,t,J=7Hz),8.09(1H,d,J=7Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.19−8.26(2H,m),8.50(1H,dd,J=5,1Hz),8.54(1H,brs),9.90(1H,brs),10.57(1H,brs)
製造例146
3−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例145と同様の方法で本発明化合物(146)を得た。
本発明化合物(146)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.88(6H,s),7.37−7.44(1H,m),7.44−7.51(2H,m),7.69(1H,t,J=7Hz),7.77(1H,t,J=7Hz),8.01−8.10(2H,m),8.19−8.25(2H,m),8.43(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.55(1H,brs),9.84(1H,brs),10.05(1H,brs)
製造例147
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.26g、クロロギ酸メチル0.05g、ピリジン0.09mlおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(147)0.20gを得た。
本発明化合物(147)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),2.88−2.98(3H,m),3.13−3.22(3H,m),3.63−3.82(3H,m),7.01−7.12(3H,m),7.20(1H,s),7.30(1H,d,J=5Hz),7.79−7.80(1H,m),8.37−8.38(1H,m),8.45−8.58(1H,brm)
製造例148
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりにN−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(148)を得た。
本発明化合物(148)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.45(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.63(1H,s),8.10(1H,s),8.15(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.34(1H,brs),10.00(1H,brs),10.15(1H,brs)
製造例149
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、アセチルクロライド0.09g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、本発明化合物(149)0.48gを得た。
本発明化合物(149)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.56(3H,s),2.01(3H,s),3.24(3H,s),6.97(2H,d,J=2Hz),7.39−7.42(2H,m),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.39(1H,s),8.47(1H,dd,J=5Hz,1Hz),10.12(1H,brs)
製造例150
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、メチル クロロチオールホルメート(Methyl chlorothiol formate)
Figure 0005186751
0.12g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、本発明化合物(150)0.50gを得た。
本発明化合物(150)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.06(3H,brs),2.25(3H,brs),3.20(3H,brs),6.99−7.29(3H,m),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.01−8.23(1H,brm),8.46(1H,d,J=5Hz),9.49−9.79(1H,brm)
製造例151
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン0.49g、メチルカーバゼート0.90gおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、本発明化合物(151)0.31gを得た。
本発明化合物(151)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.59−3.68(3H,m),7.47(1H,s),7.56−7.62(1H,m),7.74(1H,d,J=7Hz),7.80(1H,d,J=7Hz),8.12−8.18(3H,m),8.25(1H,d,J=7Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.35(1H,brs),10.30(1H,brs),10.60(1H,brs)
製造例152
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、製造例151と同様の方法で本発明化合物(152)を得た。
本発明化合物(152)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.55−3.70(3H,m),7.35(1H,s),7.43−7.51(2H,m),7.71(1H,t,J=8Hz),7.79(1H,t,J=8Hz),8.04(1H,d,J=8Hz),8.12(2H,d,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),9.35(1H,brs),10.06(1H,brs),10.24(1H,brs)
製造例153
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−クロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(153)を得た。
本発明化合物(153)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17(3H,s),3.63(3H,s),7.18(1H,d,J=2Hz),7.35(1H,d,J=2Hz),7.39(1H,s),7.47(1H,s),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.03(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.42(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.76(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例154
3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.52g、クロロギ酸メチル0.10g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン7mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、本発明化合物(154)0.49gを得た。
本発明化合物(154)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.12−3.18(3H,brm),3.60−3.84(3H,brm),7.21−7.22(2H,m),7.34(1H,brs),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(1H,brs),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.85(1H,brs)
製造例155
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸エチルを用い、製造例154と同様の方法で本発明化合物(155)を得た。
本発明化合物(155)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.11−1.39(3H,m),3.12−3.18(3H,brm),4.06−4.25(2H,brm),7.08−7.22(2H,m),7.34(1H,brs),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.43(1H,brs),7.88(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.87(1H,brs)
製造例156
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50gおよびギ酸5mlを混合し、該混合物を50℃で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、本発明化合物(156)0.40gを得た。
本発明化合物(156)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.02(3H,s),3.25(3H,s),6.99(2H,d,J=4Hz),7.35(1H,s),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.64(1H,s),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.58(1H,s),10.08(1H,s)
製造例157
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、5−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(157)を得た。
本発明化合物(157)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.63(3H,s),6.54(1H,d,J=3Hz),7.24(1H,d,J=3Hz),7.39(1H,s),7.46(1H,s),7.54(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.09(1H,d,J=8Hz),8.28(1H,d,J=4Hz),9.30(1H,brs),9.74(1H,brs),10.13(1H,brs)
製造例158
本発明化合物(93)0.50g、トリエチルアミン0.26mlおよびテトラヒドロフラン15mlの混合物に、氷冷下、クロロギ酸メチル0.14mlを滴下した。該混合物を室温で5時間攪拌した後、反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(158)0.21gを得た。
本発明化合物(158)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.79(6H,s),7.01(1H,d,J=2Hz),7.07(1H,d,J=2Hz),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.32(1H,s),7.39(1H,s),7.82(1H,d,J=8Hz),8.33(1H,d,J=5Hz),8.45(1H,brs),8.88(1H,brs)
製造例159
本発明化合物(93)の代わりに、本発明化合物(153)を用い、製造例158と同様の方法で本発明化合物(159)を得た。
本発明化合物(159)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),3.73(6H,s),7.00−7.01(2H,m),7.24−7.28(3H,m),7.79(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=4Hz),8.82(1H,brs),9.06(1H,brs)
製造例160
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12g、ピリジン0.09gおよびテトラヒドロフラン20mlを氷冷下混合し、該混合物を50℃で14時間攪拌した。該混合物に、さらに、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12gおよびピリジン0.09gを加え、該混合物を50℃で9時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、本発明化合物(160)0.15gを得た。
本発明化合物(160)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.98(3H,s),2.46(6H,s),3.30(3H,s),6.95(1H,d,J=2Hz),7.05(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(1H,s),7.81(1H,s),7.85(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.45(1H,dd,J=5Hz,2Hz),10.34(1H,brs).
製造例161
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに5−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(161)を得た。
本発明化合物(161)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),3.46−3.67(3H,m),6.08−6.50(1H,m),7.08−7.29(1H,m),7.38(1H,s),7.51(1H,s),7.58−7.65(1H,m),8.89−8.95(2H,m),9.09−9.39(1H,m),9.74−9.90(1H,m),10.11(1H,brs)
製造例162
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(162)を得た。
本発明化合物(162)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.46−3.68(3H,m),7.27(1H,s),7.30−7.47(3H,m),7.50(1H,s),7.53−7.65(2H,m),9.02−9.38(1H,m),9.71(1H,brs),10.13(1H,brs)
製造例163
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(163)を得た。
本発明化合物(163)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.12(3H,s),3.48−3.67(3H,m),7.33−7.40(2H,m),7.46(1H,d,J=2Hz),7.51(1H,d,J=2Hz),8.76(2H,s),9.31(1H,brs),9.82(1H,brs),10.14(1H,brs)
製造例164
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例137と同様の方法で本発明化合物(164)を得た。
本発明化合物(164)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.09−2.19(3H,s),7.34−7.53(3H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.06(1H,s),8.16(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=5Hz),9.87(1H,brs),10.13(1H,brs)10.38(1H,brs)
製造例165
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド0.43g、クロロ炭酸メチル0.15g、ピリジン2mlおよびアセトニトリル10mlを氷冷下混合し、該混合物を氷冷下1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、本発明化合物(165)0.16gを得た。
本発明化合物(165)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.24(3H,s),3.38−3.65(3H,m),6.81(1H,brs),6.96(1H,brs),7.33−7.61(4H,m),7.68−7.74(2H,m),9.37(1H,brs),9.52(1H,brs),10.21(1H,brs)
製造例166
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.56g、2,4,4−トリメチルセミカルバジド
Figure 0005186751
0.47gおよびN−メチルピロリジノン15mlを混合し、該混合物を室温で22時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで洗浄し、本発明化合物(166)0.11gを得た。
本発明化合物(166)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.66(6H,s),2.68(3H,s),7.45(1H,brs),7.59−7.63(2H,m),8.15−8.17(2H,m),8.49(1H,d,J=4Hz),10.50(1H,brs),10.55(1H,brs).
製造例167
本発明化合物(93)の代わりに、本発明化合物(132)を用い、製造例158と同様の方法で本発明化合物(167)を得た。
本発明化合物(167)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),3.82(6H,s),7.00(1H,s),7.32(1H,d,J=2Hz),7.36−7.39(2H,m),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.12(1H,s),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.85(1H,brs)
製造例168
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例134と同様の方法で本発明化合物(168)を得た。
本発明化合物(168)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.02−2.11(3H,m),3.02−3.28(3H,m),3.54−3.89(3H,m),6.95−7.15(1H,m),7.22−7.31(2H,m),7.39(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,brs),7.87(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.23(1H,brs)
製造例169
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−[(2−フルオロ−3−ピリジニル)メチル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例5と同様の方法で本発明化合物(169)を得た。
本発明化合物(169)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),3.52−3.62(3H,m),5.85(2H,s),7.30−7.36(1H,m),7.39(1H,s),7.51(1H,s),7.59(1H,d,J=2Hz),7.61−7.71(1H,m),8.19(1H,d,J=5Hz),9.26(1H,brs),10.20(1H,brs),10.25(1H,brs)
製造例170
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド0.08g、クロロ炭酸メチル0.05g、ピリジン1mlおよびアセトニトリル10mlを氷冷下混合し、該混合物を氷冷下1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、本発明化合物(165)0.06gを得た。
本発明化合物(170)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),3.53−3.64(3H,m),5.86(2H,s),7.41−7.49(3H,m),7.59(1H,s),8.03(1H,d,J=7Hz),8.44(1H,d,J=4Hz),9.32(1H,brs),9.96(1H,brs),10.25(1H,brs)
製造例171
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりにN−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(171)を得た。
本発明化合物(171)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.63(3H,s),7.25(1H,s),7.38(1H,s),7.40(1H,s),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.51(1H,s),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.33(1H,brs),9.72(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例172
本発明化合物(93)の代わりに、本発明化合物(171)を用い、製造例158と同様の方法で本発明化合物(172)を得た。
本発明化合物(172)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.19(3H,s),3.73(6H,s),7.10(1H,d,J=1Hz),7.14(1H,d,J=1Hz),7.25−7.31(3H,m),7.79(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.31(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.20(1H,s),9.23(1H,brs)
製造例173
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンの代わりに、10−クロロ−2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、製造例151と同様の方法で本発明化合物(173)を得た。
本発明化合物(173)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.60(3H,s),7.46−7.59(2H,m),7.69−7.81(2H,m),8.11−8.23(4H,m),8.48−8.52(1H,m),9.32(1H,brs),10.09(1H,brs),10.22(1H,brs)
製造例174
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(174)を得た。
本発明化合物(174)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.45−3.67(3H,m),7.27(1H,s),7.36(1H,s),7.42(1H,d,J=1Hz),7.48−7.54(2H,m),7.94(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.42(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.29(1H,brs),9.73(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例175
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンの代わりに、7−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、製造例151と同様の方法で本発明化合物(175)を得た。
本発明化合物(175)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.58−3.70(3H,m),7.46(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,d,J=9Hz),8.08−8.21(3H,m),8.46−8.53(2H,m),9.36(1H,brs),10.33(1H,brs),10.62(1H,brs)
製造例176
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンの代わりに、7,10−ジブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、製造例151と同様の方法で本発明化合物(176)を得た。
本発明化合物(176)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.59−3.69(3H,m),7.47(1H,s),7.56−7.62(1H,m),7.92(1H,d,J=9Hz),8.10−8.20(3H,m),8.45−8.54(2H,m),9.35(1H,brs),10.29(1H,brs),10.66(1H,brs)
製造例177
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに5−クロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(177)を得た。
本発明化合物(177)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),3.63(3H,s),6.42(1H,d,J=4Hz),7.13(1H,d,J=4Hz),7.37(1H,s),7.42−7.47(2H,m),7.50(1H,d,J=2Hz),7.94(1H,td,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.33(1H,brs),9.69(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例178
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例134と同様の方法で本発明化合物(178)を得た。
本発明化合物(178)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.15(3H,s),3.58(3H,s),7.04(1H,d,J=2Hz),7.26(1H,s),7.35(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.46(1H,d,J=2Hz),7.70(1H,s),7.82(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.55(1H,brs),8.80(1H,brs)
製造例179
本発明化合物(93)の代わりに、本発明化合物(173)を用い、製造例158と同様の方法で本発明化合物(179)を得た。
本発明化合物(179)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.81(6H,s),7.15(1H,s),7.35(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.52−7.63(2H,m),7.84(1H,d,J=8Hz),7.85(1H,d,J=8Hz),8.04(1H,s),8.15(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.41(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.46(1H,brs),8.68(1H,brs)
製造例180
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(180)を得た。
本発明化合物(180)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.36(1H,d,J=2Hz),7.64(1H,d,J=2Hz),7.64(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.11(1H,s),8.47(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.74(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.24(1H,brs),10.03(1H,brs),10.14(1H,brs)
製造例181
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(181)を得た。
本発明化合物(181)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.33(1H,s),7.50(1H,s),7.63(1H,s),7.72(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.08(1H,s),8.33(1H,d,J=8Hz),8.74(1H,d,J=5Hz),9.35(1H,brs),9.88(1H,brs),10.11(1H,brs)
製造例182
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(182)を得た。
本発明化合物(182)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),3.63(3H,s),6.63(1H,d,J=4Hz),7.19(1H,d,J=4Hz),7.40(1H,s),7.43(1H,s),7.52(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.06(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.48(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.28(1H,brs),9.71(1H,brs),10.13(1H,brs)
製造例183
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−ニトロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(183)を得た。
本発明化合物(183)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.29(3H,s),3.51−3.68(3H,m),7.37−7.42(1H,m),7.58−7.65(1H,m),8.14−8.22(2H,m),8.32−8.39(1H,m),8.48−8.54(1H,m),9.39(1H,brs),10.41(1H,brs),10.58(1H,brs)
製造例184
N,N'−ジメチルヒドラジン2塩酸塩0.26g、水2ml、炭酸カリウム0.5gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物に、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−ニトロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20gを加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し、粗3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチル−4−ニトロフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチル−4−ニトロフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
得られた粗3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチル−4−ニトロフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド、ピリジン1mlおよびアセトニトリル10mlの混合物に、氷冷下クロロ炭酸メチル0.1gを加え、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(184)0.07gを得た。
本発明化合物(184)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.27−2.37(3H,m),2.70−2.88(3H,m),2.88−3.11(3H,m),3.45−3.74(3H,m),7.38−7.46(1H,m),7.63(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92−8.04(1H,m),8.21(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.24−8.34(1H,m),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),10.40−10.75(1H,m)
製造例185
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(185)を得た。
本発明化合物(185)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.61(3H,s),7.36(1H,s),7.57(1H,d,J=2Hz),7.62(1H,s),7.78(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,d,J=2Hz),8.61(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.79(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.24(1H,brs),9.95(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例186
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(186)を得た。
本発明化合物(186)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.61(3H,s),7.32(1H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1H,s),7.63(1H,s),8.10(1H,s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.46(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),9.90(1H,brs),10.16(1H,brs)
製造例187
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(187)を得た。
本発明化合物(187)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.41−3.68(3H,m),7.29(1H,brs),7.33−7.40(1H,m),7.43(1H,d,J=2Hz),7.52(1H,d,J=2Hz),7.55(1H,d,J=5Hz),8.59(1H,d,J=5Hz),8.72(1H,brs),9.30(1H,brs),9.78(1H,brs),10.15(1H,brs)
製造例188
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(188)を得た。
本発明化合物(188)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.68(3H,brs),7.23(1H,brs),7.62(1H,dd,J=9Hz,2Hz),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.88(1H,s),8.18(1H,d,J=9Hz),8.25(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.54(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.49(1H,brs),10.78(1H,brs),11.77(1H,brs)
製造例189
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例115と同様の方法で本発明化合物(189)を得た。
本発明化合物(189)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.07(3H,s),3.51(3H,brs),7.29(2H,brs),7.47−7.54(2H,m),7.65(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.22(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.55(1H,brs),10.14(1H,brs)
製造例190
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例119と同様の方法で本発明化合物(190)を得た。
本発明化合物(190)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.83−3.07(6H,m),3.52−3.70(3H,m),7.29−7.60(4H,m),7.64(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.22(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz),10.53−10.68(1H,brm).
製造例191
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(191)を得た。
本発明化合物(191)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),3.63(3H,s),7.24(1H,s),7.35(1H,s),7.49−7.51(3H,m),7.97(1H,td,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=6Hz,2Hz),9.31(1H,brs),9.78(1H,brs),10.12(1H,brs)
製造例192
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、3,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(192)を得た。
本発明化合物(192)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.09(3H,s),3.68(3H,s),6.69(1H,s),7.42(1H,s),7.48−7.60(3H,m),7.94−8.01(1H,m),8.51(1H,d,J=5Hz),9.37(1H,brs),9.71(1H,brs),10.33(1H,brs)
製造例193
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い製造例93と同様の方法で本発明化合物(193)を得た。
本発明化合物(193)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.62(3H,s),7.47(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.63(1H,s),8.10(1H,s),8.15(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=5Hz),9.34(1H,brs),10.00(1H,brs),10.15(1H,brs)
製造例194
4,5−ジブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例128と同様の方法で本発明化合物(194)を得た。
本発明化合物(194)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.85(6H,s),7.53(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,s),8.06(1H,s),8.16(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=5Hz),8.56(1H,brs),9.82(1H,brs),9.97(1H,brs)
製造例195
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.59g、クロロギ酸プロパルギル0.23g、ピリジン0.16gおよびアセトニトリル2mlを混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで洗浄し、本発明化合物(195)0.22gを得た。
本発明化合物(195)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.56(1H,s),4.71(2H,s),7.41(1H,s),7.60(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.66(1H,s),8.14−8.16(2H,m),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.60(1H,brs),10.29(1H,brs),10.50(1H,brs).
製造例196
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸プロパルギルを用い、製造例34と同様の方法で本発明化合物(196)を得た。
本発明化合物(196)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.56(1H,brs),4.72(2H,s),7.35(1H,s),7.39(1H,brs),7.55(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.55(1H,s),10.23−10.26(2H,brm).
製造例197
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例10と同様の方法で本発明化合物(197)を得た。
本発明化合物(197)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),2.93(6H,s),7.50−7.52(2H,m),7.58(1H,brs),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.24(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,s),9.89(1H,brs),10.23(1H,brs)
製造例198
本発明化合物(197)0.20g、トリエチルアミン0.10mlおよびテトラヒドロフラン5mlの混合物に、氷冷下、クロロギ酸メチル0.040mlを滴下した後、該混合物を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(198)0.13gを得た。
本発明化合物(198)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),3.05(3H,brs),3.15(3H,brs),3.76(3H,s),6.99(1H,s),7.35−7.38(2H,m),7.44(1H,s),7.86(1H,d,J=8Hz),8.39(1H,s),8.46(1H,d,J=5Hz),9.40(1H,s)
製造例199
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン1.0g、ギ酸ヒドラジド1.33gおよびN,N−ジメチルホルムアミド40mlを混合し、該混合物を50℃で3.5時間攪拌した後、70℃で7時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加した後、メチルtert−ブチルエーテルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(199)0.36gを得た。
本発明化合物(199)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.10−2.21(3.0H,m),7.25−7.62(4.7H,m),7.79−7.81(0.2H,m),8.05(0.3H,s),8.16(1.0H,d,J=8Hz),8.49(1.0H,d,J=5Hz),9.48−9.55(0.7H,m),10.05−10.45(2.1H,m)
製造例200
本発明化合物(115)0.20g、トリエチルアミン0.14mlおよびアセトニトリル10mlの混合物に、クロロギ酸メチル0.12mlを室温で滴下した後、該混合物を室温で18時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(198)0.010gを得た。
本発明化合物(200)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.23(3H,s),3.89(6H,brs),6.46(1H,s),7.08(1H,s),7.30(1H,s),7.43(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.92(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=5Hz),9.21(1H,s)
製造例201
本発明化合物(93)の代わりに、本発明化合物(122)を用い、製造例158と同様の方法で本発明化合物(201)を得た。
本発明化合物(201)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.74(6H,s),7.08(2H,s),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.66(1H,s),7.82(1H,d,J=8Hz),7.86(1H,s),8.28(1H,brs),8.32(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,brs)
製造例202
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例134と同様の方法で本発明化合物(202)を得た。
本発明化合物(202)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.05(0.5H,brs),3.13(2.5H,s),3.59(2.5H,s),3.82(0.5H,brs),7.05(1.0H,d,J=2Hz),7.21(1.0H,s),7.35(1.3H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1.0H,s),7.65(2.0H,s),7.82(1.0H,d,J=8Hz),8.43(1.0H,dd,J=5H,2Hz),8.57(0.7H,s)
製造例203
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例115と同様の方法で本発明化合物(203)を得た。
本発明化合物(203)
Figure 0005186751
H−NMR(100℃,DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.96(3H,s),3.04(3H,brs),7.30(1H,s),7.38(1H,s),7.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.96(1H,s),8.11(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=5Hz),8.68(1H,brs),10.08(1H,brs)
製造例204
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、クロロギ酸メチル0.15mlおよびピリジン3mlを混合し、該混合物を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物にクロロギ酸メチル0.08ml加え、さらに1時間攪拌した後、反応混合物にクロロギ酸メチル0.08ml加え、さらに0.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(204)0.24gを得た。
本発明化合物(204)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.71(1.4H,s),2.83(1.6H,s),2.94(1.5H,s),3.06(1.5H,s),3.35−3.70(3.0H,m),7.41(0.5H,s),7.45(0.6H,s),7.47(0.6H,s),7.60−7.64(1.3H,m),8.07(0.5H,d,J=2Hz),8.13(0.5H,s),8.18(1.0H,d,J=8Hz),8.50(1.0H,m),10.52(0.5H,s),10.67(0.5H,s)
製造例205
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例147と同様の方法で本発明化合物(205)を得た。
本発明化合物(205)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.73(1.4H,s),2.82(1.8H,s),2.89(1.3H,s),3.06(1.5H,s),3.35−3.70(3.0H,m),7.32(0.5H,s),7.34−7.38(0.6H,m),7.43(0.5H,s),7.48−7.53(2.4H,m),8.03(0.4H,d,J=2Hz),8.07−8.10(1.6H,m),8.43−8.45(1.0H,m),9.93(0.5H,s),10.07(0.5H,s)
製造例206
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、製造例136と同様の方法で本発明化合物(206)を得た。
本発明化合物(206)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.47(6H,s),3.29(3H,s),7.04(1H,d,J=2Hz),7.31(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.43(1H,d,J=2Hz),7.51(1H,d,J=2Hz),7.53(1H,d,J=2Hz),7.80(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.09(1H,s),8.41(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.67(1H,s)
製造例207
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例199と同様の方法で本発明化合物(207)を得た。
本発明化合物(207)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.31(0.6H,s),7.38(0.3H,s),7.44(0.6H,d,J=2Hz),7.47−7.52(1.5H,m),7.65−7.75(1.3H,m),8.03−8.12(2.7H,m),8.43(1.0H,dd,J=5Hz,2Hz),9.49−9.52(0.3H,m),9.94−9.99(0.4H,m),10.17(1.0H,s),10.39−10.44(1.0H,m)
製造例208
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例199と同様の方法で本発明化合物(208)を得た。
本発明化合物(208)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.41(0.7H,s),7.45(0.3H,s),7.58−7.63(1.0H,m),7.69−7.73(1.0H,m),7.77−7.79(0.4H,m),8.04(0.6H,s),8.13−8.18(2.0H,m),8.49−8.51(1.0H,m),9.55−9.58(0.4H,m),10.18(0.6H,s),10.45−10.60(2.0H,m)
製造例209
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.30g、N−メチル−N−メトキシカルボニルヒドラジン0.28gおよびN,N−ジメチルホルムアミド15mlを混合し、該混合物を80℃で35時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、メチルtert−ブチルエーテルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(209)0.18gを得た。
本発明化合物(209)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.84(3H,s),3.45−3.70(3H,brm),7.38(1H,brs),7.47(1H,d,J=2Hz),7.50(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.54(1H,d,J=2Hz),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.12(1H,d,J=2Hz),8.41(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.95(1H,s),10.50(1H,s)
製造例210
4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.16g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12mlおよびピリジン0.2mLを混合し、該混合物を80℃で5時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(210)0.15gを得た。
本発明化合物(210)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.44(4.5H,s),2.58(3.0H,s),2.74(1.5H,brs),2.78(1.0H,s),3.12(2.0H,s),7.14(0.7H,d,J=2Hz),7.32(0.7H,d,J=2Hz),7.38(0.3H,s),7.47−7.54(2.3H,m),8.00(0.7H,d,J=2Hz),8.07−8.10(1.3H,m),8.42−8.45(1.0H,m),9.95(0.7H,brs),10.08(0.3H,brs)
製造例211
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.16g、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.12mlおよびピリジン2mlを混合し、該混合物を80℃で5時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(211)0.12gを得た。
本発明化合物(211)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.35(4.5H,s),2.49(2.0H,s),2.57(1.0H,brs),2.67(1.5H,brs),2.73(1.0H,s),3.05(2.0H,s),7.10(0.7H,s),7.34(0.7H,s),7.39(0.3H,s),7.52−7.57(1.3H,m),7.97(0.7H,d,J=2Hz),8.06(0.3H,s),8.11(1.0H,dd,J=8Hz,2Hz),8.41−8.45(1.0H,m),10.49(0.7H,s),10.62(0.3H,s)
製造例212
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの代わりに、3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを用い、製造例160と同様の方法で本発明化合物(212)を得た。
本発明化合物(212)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.50(6H,s),3.28(3H,s),7.38(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.46(1H,d,J=2Hz),7.50(1H,s),7.55(1H,d,J=2Hz),7.78(1H,s),7.86(1H,d,J=8Hz),8.46(1H,d,J=5Hz),10.20(1H,s).
製造例213
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例114と同様の方法で本発明化合物(213)を得た。
本発明化合物(213)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.87(3H,s),3.46−3.66(3H,brm),7.46(1H,s),7.58−7.61(2H,m),8.13−8.18(2H,m),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),10.54(1H,s),10.61(1H,s)
製造例214
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸2−メトキシエチルを用い、製造例34と同様の方法で本発明化合物(214)を得た。
本発明化合物(214)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.39(3H,brs),3.61(2H,brs),4.31(2H,brs),6.96(1H,brs),7.01(1H,s),7.32−7.39(3H,m),7.85(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.03(1H,brs),8.41(1H,d,J=5Hz),9.47(1H,s)
製造例215
本発明化合物(34)の代わりに、本発明化合物(214)を用い、製造例95と同様の方法で本発明化合物(215)を得た。
本発明化合物(215)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.24(3H,s),3.31(3H,s),3.58(2H,t,J=5Hz),3.83(3H,s),4.32(2H,brs),6.98(1H,s),7.32−7.37(2H,m),7.46(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,d,J=5Hz),8.70(1H,s),9.33(1H,s)
製造例216
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸2,2,2−トリクロロエチルを用い、製造例34と同様の方法で本発明化合物(216)を得た。
本発明化合物(216)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.22(3.0H,s),4.89(0.4H,s),4.97(1.6H,s),7.41(1.0H,s),7.46(0.8H,s),7.53(0.2H,s),7.62(1.0H,s),7.67(1.0H,dd,J=8Hz,5Hz),8.24(1.0H,dd,J=8Hz,2Hz),8.56(1.0H,dd,J=5Hz,2Hz),9.52(0.2H,s),10.00(0.8H,s),10.31−10.36(1.0H,brm),10.41(0.8H,s),10.50(0.2H,s)
製造例217
クロロギ酸プロパルギルの代わりに、クロロギ酸2,2,2−トリクロロエチルを用い、製造例195と同様の方法で本発明化合物(217)を得た。
本発明化合物(217)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):4.83−4.90(2.0H,brm),7.40(1.0H,s),7.60(1.0H,dd,J=8Hz,5Hz),7.67(0.7H,s),7.74(0.3H,s),8.14−8.18(2.0H,m),8.50(1.0H,d,J=5Hz),9.51(0.3H,s),9.99(0.7H,s),10.41(0.7H,s),10.48−10.54(1.3H,m)
製造例218
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸ブチルを用い、製造例34と同様の方法で本発明化合物(218)を得た。
本発明化合物(218)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):0.90(3H,brs),1.36(2H,brs),1.56(2H,brs),2.15(3H,s),3.92−4.06(2H,brm),7.34−7.39(2H,brm),7.55(1H,d,J=2Hz),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.26(1H,s),10.13(1H,s),10.23(1H,s)
製造例219
本発明化合物(34)の代わりに、本発明化合物(218)を用い、製造例95と同様の方法で本発明化合物(219)を得た。
本発明化合物(219)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):0.93(3H,t,J=7Hz),1.38(2H,qt,J=7Hz,7Hz),1.65(2H,tt,J=7Hz,7Hz),2.23(3H,s),3.81(3H,s),4.24(2H,t,J=7Hz),6.97(1H,s),7.34−7.38(2H,m),7.44(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.35(1H,s),8.38(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.24(1H,s)
製造例220
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.30g、メトキシアセチルクロライド0.10gおよびピリジン3mLを混合し、該混合物を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、本発明化合物(220)0.21gを得た。
本発明化合物(220)
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),3.50(3H,s),4.08(2H,s),7.02(1H,s),7.34−7.40(3H,m),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.44(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.57(1H,d,J=5Hz),8.85(1H,d,J=5Hz),9.58(1H,s).
製造例221
クロロギ酸メチルの代わりに、クロロギ酸2−フルオロエチルを用い、製造例34と同様の方法で本発明化合物(221)を得た。
本発明化合物(221)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),4.20−4.34(2H,m),4.53−4.70(2H,m),7.35(1H,s),7.39(1H,s),7.55(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.49(1H,s),10.19(1H,brs),10.24(1H,brs)
製造例222
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト(thiocyanato)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(222)を得た。
本発明化合物(222)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.61(3H,s),7.10(1H,d,J=4Hz),7.38(1H,d,J=4Hz),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.64(1H,brs),8.11(1H,d,J=2Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.54(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.35(1H,brs),10.14(2H,brs)
製造例223
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりに4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、クロロギ酸メチルの代わりにクロロギ酸プロパルギルを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(223)を得た。
本発明化合物(223)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.55(1H,s),4.70(2H,s),7.30(1H,s),7.44(1H,d,J=1Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.64(1H,s),8.05(1H,d,J=8Hz),8.11(1H,s),8.43(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.60(1H,brs),9.94(1H,brs),10.22(1H,brs)
製造例224
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドの代わりにN−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを用い、クロロギ酸メチルの代わりにクロロギ酸プロパルギルを用い、製造例93と同様の方法で本発明化合物(224)を得た。
本発明化合物(224)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):3.55(1H,s),4.71(2H,s),7.44(1H,s),7.56−7.64(2H,m),8.10(1H,s),8.15(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.58(1H,brs),10.02(1H,brs),10.23(1H,brs)
製造例225
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.10g、メチルカーバゼート0.16gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlを混合し、該混合物を室温で1日間攪拌した。反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、本発明化合物(125)0.080gを得た。
本発明化合物(225)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.63(3H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.90(1H,s),8.04(1H,d,J=2Hz),8.11(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,s),8.49(1H,d,J=5Hz),9.36(1H,brs),10.17(1H,brs),10.27(1H,brs)
製造例226
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルスルホニル−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(226)を得た。
本発明化合物(226)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.27(3H,s),3.61(3H,s),7.11(1H,d,J=4Hz),7.36(1H,d,J=4Hz),7.53(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.65(1H,brs),8.04(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.12(1H,d,J=2Hz),8.46(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.36(1H,brs),10.16(1H,brs),10.22(1H,brs)
製造例227
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例122と同様の方法で本発明化合物(227)を得た。
本発明化合物(227)
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.25(3H,s),3.60(3H,s),6.52(1H,d,J=4Hz),7.27(1H,d,J=4Hz),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.62(1H,brs),8.04(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.07(1H,d,J=2Hz),8.45(1H,dd,J=5Hz,1Hz),9.34(1H,brs),9.77(1H,brs),10.10(1H,brs)
製造例228
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−{1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロー2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル}−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(228)を得た。
本発明化合物(228)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),3.62(3H,brs),7.20(1H,s),7.37(1H,dt,J=51Hz,4Hz),7.38(1H,s),7.55(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.32(1H,s),10.16(1H,s),10.30(1H,s)
製造例229
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−{1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロー2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル}−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例114と同様の方法で本発明化合物(229)を得た。
本発明化合物(229)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),2.91(3H,s),3.47−3.68(3H,brm),7.24(1H,s),7.31(1H,s),7.37(1H,dt,J=51Hz,4Hz),7.57(1H,d,J=2Hz),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=5Hz,1Hz),10.32(1H,s),10.53(1H,s)
製造例230
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、製造例72と同様の方法で本発明化合物(230)を得た。
本発明化合物(230)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),3.62(3H,brs),7.39(1H,brs),7.55(1H,s),7.62−7.68(2H,m),8.20(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.32(1H,brs),10.16(1H,brs),10.36(1H,brs)
製造例231
3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.50g、クロロギ酸メチル0.18g、ピリジン0.16gおよびアセトニトリル10mlを氷冷下混合し、該混合物を氷冷下3.5時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチルtert−ブチルエーテルとヘキサンとの混合溶媒で洗浄し、本発明化合物(231)0.47gを得た。
本発明化合物(231)
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.73(1.4H,s),2.83(1.6H,s),2.95(1.6H,s),3.07(1.4H,s),3.49−3.68(3.0H,m),7.32−7.44(2.0H,m),7.62(1.0H,dd,J=8Hz,5Hz),7.85(0.5H,d,J=2Hz),7.92(0.5H,s),8.19(1.0H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49−8.52(1.0H,m),10.53(0.5H,s),10.71(0.5H,s).
次に、製造例に用いられる中間体化合物の製造例を参考製造例に示す。
参考製造例1
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.44g、ヒドラジン1水和物0.05gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を水および酢酸エチルと混合してから分液し、有機層を水洗した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.10gを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),4.36(2H,s),7.32(1H,s),7.48(1H,s),7.66(1H,dd,J=4Hz,8Hz),7.74(1H,s),8.22(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.56(1H,brs),10.39(1H,brs)
参考製造例2
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.44g、メチルヒドラジン0.05gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を水および酢酸エチルと混合してから分液し、有機層を水洗した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.40gを得た。
N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.17(1.8H,s),2.30(1.2H,s),2.76(1.2H,s),3.05(1.8H,s),4.54(1.2H,brs),4.99(0.8H,brs),7.16−7.23(1H,m),7.36(0.6H,s),7.46(0.4H,s),7.66−7.70(2H,m),8.24(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),10.25(0.6H,brs),10.51(0.4H,brs)
参考製造例3
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.40g、ヒドラジン1水和物0.09mlおよびテトラヒドロフラン20mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.26gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),4.05(2H,s),7.18−7.40(5H,m),7.42(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.89(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.48(1H,dd,J=4Hz,1Hz),10.04(1H,s)
参考製造例4
8−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.27g、ヒドラジン1水和物0.025mlおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をクロロホルムおよびメチルt−ブチルエーテルの混合溶媒で洗浄することにより、N−[2−クロロ−6−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.21gを得た。
N−[2−クロロ−6−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):4.35(2H,brs),7.38−7.39(2H,m),7.61−7.66(2H,m),7.79(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.52(1H,s),10.04(1H,s)
参考製造例5
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.40g、ヒドラジン1水和物0.08mlおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を水に注加してから濾過し、得られた濾物を水およびメチル tert−ブチルエーテルで洗浄した。濾物を酢酸エチルに溶解し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.35gを得た。
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):2.14(3H,s),4.37(2H,brs),7.31(1H,s),7.38(1H,s),7.47(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.17(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.55(1H,brs),10.26(1H,brs)
参考製造例6
6−クロロ−2−[1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.88g、ヒドラジン1水和物0.19mlおよびテトラヒドロフラン3mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.94gを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),4.03(2H,brs),7.19−7.54(8H,m),9.74(1H,s)
参考製造例7
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.50g、ヒドラジン1水和物0.13mlおよびテトラヒドロフラン20mlを混合し、該混合物を室温で4時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルとヘキサンとの混合溶媒で洗浄することにより、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.44gを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.19(3H,s),4.03(2H,brs),7.05(1H,d,J=2Hz),7.19(1H,d,J=2Hz),7.36(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.50(1H,s),7.83−7.86(2H,m),8.46(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.64(1H,s)
参考製造例8
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド3.1gをアセトニトリル100mlに溶解し、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸1.9gを加え、該混合物を室温で10分間攪拌した。得られた混合物にトリエチルアミン1.0gを加え、室温で20分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン2.0gを加え、室温で20分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド1.2gを加え、室温で3時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮してから、残渣に酢酸エチルおよび水を注加して分液した。有機層を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン4.2gを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.73(3H,s),7.80(1H,s),7.82(1H,dd,J=4Hz,8Hz),7.90(1H,s),7.91(1H,s),8.39(1H,d,J=8Hz),8.66(1H,d,J=4Hz)
参考製造例9
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド2.0gをアセトニトリル50mlに溶解し、2−アミノ−3−メチル安息香酸0.98gを加え、該混合物を室温で10分間攪拌した。得られた混合物にトリエチルアミン0.9mlを加え、室温で20分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン1.8mlを加え、室温で20分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド0.56mlを加えて室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン1.17gを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.84(3H,s),7.39(1H,t,J=8Hz),7.50−7.55(3H,m),7.99(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.01(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,dd,J=4.5Hz,1Hz)
参考製造例10
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド0.80gをアセトニトリル20mlに溶解し、2−アミノ−3−クロロ安息香酸0.44gを加え、該混合物を室温で10分間攪拌した。得られた混合物にトリエチルアミン0.36mlを加え、室温で20分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン0.72mlを加え、室温で20分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド0.22mlを加えて室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、8−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン1.17gを得た。
8−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.43(1H,t,J=8Hz),7.52(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.53(1H,s),7.75(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.00(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.11(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.57(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例11
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.44g、アセトニトリル6mlおよびトリエチルアミン0.20gの混合物に、メタンスルホニルクロライド0.125mlを加え、得られた混合物を室温で15分間攪拌した後、そこに2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸0.27gを加え、室温で20分間攪拌した。該混合物にトリエチルアミン0.40mlを加え、室温で20分間攪拌した後、メタンスルホニルクロライド0.13mlを加えて室温で16時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾物を、メチル tert−ブチルエーテルで洗浄した。得られた濾物を酢酸エチルに溶解し、水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮することにより、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.098gを得た。また、濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.093gを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.81(3H,s),7.25(1H,s),7.48−7.51(2H,m),7.95−7.98(2H,m),8.56(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例12
1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド1.0gとアセトニトリル10mlとの混合物に、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸0.60gを加え、得られた混合物を室温で10分間攪拌した。該混合物にトリエチルアミン0.46mlを加え、それを室温で20分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン0.92mlを加え、室温で20分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド0.28mlを加えて室温で3時間攪拌した。反応混合物を濾過し、得られた濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−2−[1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.98gを得た。
6−クロロ−2−[1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.82(3H,s),7.45−7.60(6H,m),7.99(1H,s)
参考製造例13
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸1.22gと塩化チオニル1.15mlとの混合物を、2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をアセトニトリル15mlに溶解し、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸0.27gを加え、該混合物を室温で10分間攪拌した。該混合物にトリエチルアミン0.73mlを加え、室温で20分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン1.45mlを加え、室温で20分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド0.44mlを加えて室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチル tert−ブチルエーテルで洗浄し、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.68gを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.82(3H,s),7.28(1H,d,J=2Hz),7.46−7.49(2H,m),7.91(1H,d,J=2Hz),7.95−7.99(2H,m),8.57(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例14
3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール15.30g、2,3−ジクロロピリジン16.64g、炭酸カリウム26.42gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物を130℃で14時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン22.88gを得た。
3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.75(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.95(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.14(1H,d,J=1Hz),8.49(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例15
3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン15gとテトラヒドロフラン150mlとの混合物に、−78℃で2.0mol/Lリチウムジイソプロピルアミドのヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液39mlを滴下し、−78℃で15分間攪拌した。該混合物に内温が−60℃以下に保たれる程度の速さで二酸化炭素を導入し、該混合物が黄色になってからさらに−78℃で10分間攪拌した。反応混合物を室温まで昇温してから、水200mlおよびヘキサン200mlを注加した。2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて水層のpHが10−12となるように調整してから分液した。有機層を0.5N水酸化ナトリウム水溶液で抽出した。水層を合わせてジエチルエーテルで洗浄後、水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出し、有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸16.08gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):7.60(1H,s),7.74(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.30(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.60(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例16
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸16.08gと塩化チオニル12mlとの混合物を2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を、減圧蒸留(125℃/3mmHg)することにより、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド14.2gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.52(1H,s),7.52(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.97(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.53(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例17
4−エトキシ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オン18gとメタノール50mlとの混合物に、メチルヒドラジン5.7mlを加え、該混合物を4時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮した後、減圧蒸留(60℃/15mmHg)することにより、1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール8.71gを得た。
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.97(3H,s),6.51(1H,d,J=2Hz),7.40(1H,d,J=2Hz)
参考製造例18
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール8.71gとテトラヒドロフラン130mlとの混合物に、−78℃で2.0mol/Lリチウムジイソプロピルアミドのヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液32mlを滴下し、−78℃で2時間攪拌した。該混合液をドライアイスとテトラヒドロフラン50mlとの混合物中に注加し、室温付近まで昇温しながら2時間攪拌した。反応混合物に水とジエチルエーテルを注加し、2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて水層のpHが10−12となるように調整してから分液し、得られた水層をジエチルエーテルで2回洗浄後、水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し、1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸8.19gを得た。
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):4.13(3H,s),7.22(1H,s)
参考製造例19
ピラゾール15gとトルエン200mlとの混合物に、室温でジメチルスルファモイルクロライド23.7mlを滴下した。次に、該混合物にトリエチルアミン40mlを加え、室温で18時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド17.6gを得た。
N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.95(6H,s),6.40(1H,dd,J=2Hz,J=1Hz),7.75(1H,d,J=1Hz),7.95(1H,d,J=2Hz,)
参考製造例20
N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド17.6gとテトラヒドロフラン200mlとの混合物に、−78℃で1.3Mのn−ブチルリチウムのヘキサン溶液80mlを滴下し、得られた混合物を−78℃で15分間攪拌した。該混合物に、1,2−ジブロモ−1,1,2,2−テトラクロロエタン35.8gをテトラヒドロフラン60mlに溶解した溶液を滴下し、得られた混合物を−78℃で15分間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド21.3gを得た。
5−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.08(6H,s),6.43(1H,m),7.61(1H,m)
参考製造例21
5−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド21.3gとトリフルオロ酢酸30mlとを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物にヘキサンを注加してから濾過し、得られた濾液にメチル tert−ブチルエーテルを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄した。これを硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮することにより、3−ブロモ−1H−ピラゾール10.7gを得た。
3−ブロモ−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.37(1H,d,J=2Hz),7.55(1H,d,J=2Hz),12.6(1H,brs)
参考製造例22
3−ブロモ−1H−ピラゾール10.7g、2,3−ジクロロピリジン11.8g、炭酸セシウム57.3gおよびN,N−ジメチルホルムアミド80mlの混合物を100℃で8時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、メチル tert−ブチルエーテルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジン12.9gを得た。
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.51(1H,d,J=2Hz),7.31(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.91(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.04(1H,d,J=2Hz),8.45(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例23
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジン9.2gとテトラヒドロフラン80mlとの混合物に、−78℃で2.0Mリチウムジイソプロピルアミドのヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液21.3mlを滴下し、得られた混合物を−78℃で15分間攪拌した。該混合液をドライアイスとテトラヒドロフラン50mlとの混合物中に注加し、室温付近まで昇温しながら1時間攪拌した。反応混合物に水とジエチルエーテルを注加した後、2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて水層のpHが10−12となるように調整してから分液し、得られた水層をジエチルエーテルで2回洗浄後、水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸7.96gを得た。
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):7.25(1H,s),7.68(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.24(1H,dd,J=8Hz,J=1Hz),8.56(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例24
4,4,4−トリフルオロ−1−(2−フリル)−1,3−ブタンジオン12.96g、酢酸ナトリウム8.56gおよび酢酸40mlの混合物に、室温で2−クロロフェニルヒドラジン塩酸塩11.26gを加え、該混合物を60℃で1時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮してから水を注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1−(2−クロロフェニル)−5−(2−フリル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール18.43gを得た。
1−(2−クロロフェニル)−5−(2−フリル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):5.76(1H,d,J=3Hz),6.31(1H,dd,J=3Hz,2Hz),6.95(1H,s),7.40(1H,d,J=2Hz),7.43−7.59(4H,m)
参考製造例25
1−(2−クロロフェニル)−5−(2−フリル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール18.43gとアセトン250mlとの混合物を40℃以下に保ちながら、過マンガン酸カリウム27.94gを100mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、該混合物を室温で20時間攪拌した。反応混合物をセライト(登録商標)を通して濾過して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、酢酸エチルで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加した後、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸10.65gを得た。
1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.33(1H,s),7.42−7.54(4H,m)
参考製造例26
1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸10.65gと塩化チオニル8mlとを混合し、該混合物を2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、減圧蒸留(110℃/5mmHg)することにより、1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド8.39gを得た。
1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロライド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.42−7.57(5H,m)
参考製造例27
ピラゾール2g、2,3−ジクロロピリジン4.34g、炭酸セシウム9.58gおよびN,N−ジメチルホルムアミド40mlの混合物を、100℃で8時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−クロロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン3.57gを得た。
3−クロロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.50(1H,dd,J=2Hz,1Hz),7.28(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.83(1H,d,J=1Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8・17(1H,d,J=2Hz),8.46(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例28
3−クロロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン2.0gとテトラヒドロフラン100mlとの混合物に、−78℃で2.0mol/Lリチウムジイソプロピルアミドのヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液6.7mlを滴下し、−78℃で10分間攪拌した。該混合液をドライアイスとテトラヒドロフラン50mlとの混合物中に注加し、室温付近まで昇温しながら、0.5時間攪拌した。反応混合物に水およびジエチルエーテルを注加した後、2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、水層のpHが10−12となるように調整してから分液した。水層をジエチルエーテルで2回洗浄後、液層のpHが3付近となるように2N塩酸を注加し、メチル tert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸1.22gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.10(1H,d,J=2Hz),7.42(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,d,J=2Hz),7.91(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例29
無水イサト酸16.3g、エチルカーバゼート10.4gおよびエタノール50mlの混合物を3時間加熱還流した。室温付近まで放冷した反応混合物に酢酸エチルを加え、2回水洗した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチル tert−ブチルエーテルで洗浄することにより、N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン14.9gを得た。
N−(2−アミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.28(3H,t,J=8Hz),4.22(2H,q,J=8Hz),5.45(2H,brs),6.63−6.68(2H,m),6.85(1H,brs),7.22(1H,brs),7.43(1H,d,J=8Hz),7.95(1H,brs)
参考製造例30
N−メチル 無水イサト酸8.86g、エチルカーバゼート5.73gおよびエタノール25mlの混合物を2時間加熱還流した。室温付近まで放冷した反応混合物に酢酸エチルを加え、2回水洗した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をメチル tert−ブチルエーテルで洗浄することにより、N−(2−メチルアミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン5.99gを得た。
N−(2−メチルアミノベンゾイル)−N’−エトキシカルボニルヒドラジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.28(3H,t,J=7Hz),2.85(3H,d,J=5Hz),4.21(2H,q,J=7Hz),6.55−6.59(1H,m),6.66(1H,d,J=8Hz),6.78(1H,brs),7.29−7.37(2H,m),7.43(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.91(1H,brs)
参考製造例31−(1)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸1.0gと塩化チオニル2mlとの混合物を、2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル15mlに溶解し、ここに2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸0.49gを加え、該混合物を室温で30分間攪拌した。該混合物にトリエチルアミン0.7mlを加え、室温で30分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン1.4mlを加え、室温で30分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド0.5mlを加えて室温で5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、減圧下濃縮した。得られた残渣を水およびメチル tert−ブチルエーテルで洗浄し、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジメチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.71gを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジメチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.72(3H,s),2.37(3H,s),7.54(1H,s),7.77(1H,s),7.78−7.85(2H,m),8.39(1H,d,J=8Hz),8.66(1H,d,J=4Hz)
参考製造例31−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジメチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法でN−[4,6−ジメチル−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4,6−ジメチル−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),2.27(3H,s),4.34(2H,brs),7.11(1H,s),7.17(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.74(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.37(1H,brs),10.26(1H,brs)
参考製造例32−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−ブロモ−5−メチル安息香酸を用い、参考製造例31−(1)と同様の方法で、8−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
8−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.41(3H,s),7.77(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.87(1H,s),7.93(1H,s),7.98(1H,s),8.36(1H,d,J=8Hz),8.63(1H,d,J=4Hz)
参考製造例32−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、8−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[6−ブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[6−ブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),4.33(2H,brs),7.24(1H,s),7.43(1H,s),7.57−7.65(2H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),9.38(1H,brs),10.31(1H,brs)
参考製造例33−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−6−クロロ安息香酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、5−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
5−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.91(1H,d,J=8Hz),7.68(1H,d,J=8Hz),7.77(1H,t,J=8Hz),7.83(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.91(1H,s),8.37(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=4Hz)
参考製造例33−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、5−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[3−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[3−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.47(2H,brs),7.32−7.50(3H,m),7.65−7.75(2H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=4Hz),9.58(1H,brs),10.29(1H,brs)
参考製造例34−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−5−クロロ安息香酸を用い、参考製造例31−(1)と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.02(1H,d,J=8Hz),7.83(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.87−7.92(2H,m),8.08(1H,s),8.37(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=4Hz)
参考製造例34−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.52−7.56(2H,m),7.73(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.85(1H,s),8.19(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=4Hz),10.30(1H,brs),12.52(1H,brs)
参考製造例35−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.77(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.94(1H,s),8.19−8.21(1H,m),8.35−8.39(2H,m),8.63(1H,d,J=4Hz)
参考製造例35−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.40(2H,brs),7.61(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.79(1H,s),8.08(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=4Hz),9.60(1H,brs),10.62(1H,brs)
参考製造例36−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジヨード安息香酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジヨード−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジヨード−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.74(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.89(1H,s),8.31−8.35(2H,m),8.59−8.63(2H,m)
参考製造例36−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジヨード−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4,6−ジヨード−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4,6−ジヨード−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.39(2H,brs),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.71(1H,s),7.79(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.33(1H,s),8.53(1H,d,J=4Hz),9.51(1H,brs),10.58(1H,brs)
参考製造例37−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−4−クロロ安息香酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、7−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
7−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.02(1H,s),7.68(1H,d,J=8Hz),7.84(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.91(1H,s),8.10(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=4Hz)
参考製造例37−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、7−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[5−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[5−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.31(1H,d,J=8Hz),7.55(1H,s),7.75(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.82(1H,d,J=8Hz),8.27(1H,s),8.31(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,d,J=4Hz),10.32(1H,brs),12.86(1H,brs)
参考製造例38−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−5−メチル安息香酸を用い、参考製造例31−(1)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.43(3H,s),6.94(1H,d,J=8Hz),7.69(1H,d,J=8Hz),7.80−7.85(2H,m),7.92(1H,s),8.36(1H,d,J=8Hz),8.63(1H,d,J=4Hz)
参考製造例38−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−4−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.29(3H,s),4.71(2H,brs),7.29(1H,d,J=8Hz),7.51−7.54(1H,m),7.61−7.63(1H,m),7.72−7.74(1H,m),8.07(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.56−8.59(1H,m),10.13(1H,brs),12.52(1H,brs)
参考製造例39−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−6−メチル安息香酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−5−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−5−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.68(3H,s),6.82(1H,d,J=8Hz),7.44(1H,d,J=8Hz),7.70(1H,t,J=8Hz),7.82(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.85(1H,s),8.36(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=4Hz)
参考製造例39−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−5−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−3−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−3−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.27(3H,s),4.48(2H,brs),7.11(1H,d,J=8Hz),7.24−7.35(2H,m),7.65−7.72(2H,m),8.25(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,d,J=4Hz),9.35(1H,brs),10.15(1H,brs)
参考製造例40−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジクロロ安息香酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.78(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.95(1H,s),8.06(1H,s),8.14(1H,s),8.37(1H,d,J=8Hz),8.63(1H,d,J=4Hz)
参考製造例40−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4,6−ジクロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4,6−ジクロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.38(2H,brs),7.47(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.79(1H,s),7.86(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.64(1H,brs),10.63(1H,brs)
参考製造例41−(1)
2−アミノ−5−クロロ安息香酸1.7gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物に、室温でN−ブロモスクシンイミド1.8gを加え、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、析出した沈殿を濾取し、2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロ安息香酸1.1gを得た。
2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロ安息香酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.87(2H,brs),7.74(1H,d,J=2Hz),7.76(1H,d,J=2Hz)
参考製造例41−(2)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロ安息香酸を用い、参考製造例31−(1)と同様の方法で8−ブロモ−6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
8−ブロモ−6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.77(1H,dd,J=8,5Hz),7.94(1H,s),8.10(1H,d,J=2Hz),8.27(1H,d,J=2Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),8.63(1H,d,J=4Hz)
参考製造例41−(3)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、8−ブロモ−6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法でN−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.35(2H,brs),7.50(1H,s),7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.79(1H,s),7.98(1H,s),8.21(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.60(1H,brs),10.63(1H,brs)
参考製造例42−(1)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−4−メチル安息香酸を用い、参考製造例31−(1)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−7−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−7−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.41(3H,s),6.84(1H,s),7.46(1H,d,J=8Hz),7.82−7.85(2H,m),8.00(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=4Hz)
参考製造例42−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−7−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−5−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[2−(ヒドラジノカルボニル)−5−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
参考製造例43−(1)
2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸1.85g、トリホスゲン0.90gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で5時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、析出した結晶を水で洗浄して、6−クロロ−8−メチル−1H−ベンゾ[d]−1,3−オキサジン−2,4−ジオン1.20gを得た。
6−クロロ−8−メチル−1H−ベンゾ[d]−1,3−オキサジン−2,4−ジオン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.33(3H,s),7.69(1H,d,J=2Hz),7.73(1H,d,J=2Hz),11.18(1H,s)
参考製造例43−(2)
6−クロロ−8−メチル−1H−ベンゾ[d]−1,3−オキサジン−2,4−ジオン1.05g、メチルカーバゼート0.46gおよびメタノール20mlの混合物を、3時間加熱還流した。室温付近まで放冷した反応混合物を水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。得られた有機層を減圧下濃縮し、残渣をトルエンで洗浄することにより、
N−(2−アミノ−5−クロロ−3−メチルベンゾイル)−N’−メトキシカルボニルヒドラジン0.77gを得た。
N−(2−アミノ−5−クロロ−3−メチルベンゾイル)−N’−メトキシカルボニルヒドラジン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.10(3H,s),3.63(3H,s),6.32(2H,brs),7.19(1H,d,J=2Hz),7.45(1H,d,J=2Hz),9.14(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例44−(1)
3−アミノ−2−ナフトエ酸1.9gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物に、室温でN−クロロスクシンイミド1.3gを加え、室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、析出した沈殿を濾取し、3−アミノ−4−クロロ−2−ナフトエ酸1.3gを得た。
3−アミノ−4−クロロ−2−ナフトエ酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.27−7.31(1H,m),7.60−7.64(1H,m),7.88(1H,d,J=8Hz),7.93(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,s)
参考製造例44−(2)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、3−アミノ−4−クロロ−2−ナフトエ酸を用い、参考製造例31−(1)と同様の方法で、10−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
10−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.77(1H,t,J=7Hz),7.84(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.87−7.94(2H,m),8.24(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=8Hz),8.67(1H,d,J=4Hz),8.91(1H,s)
参考製造例44−(3)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、10−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[1−クロロ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[1−クロロ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.39(2H,brs),7.65(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,t,J=8Hz),7.78(1H,t,J=8Hz),7.86(1H,s),8.05−8.11(2H,m),8.18−8.24(2H,m),8.53(1H,d,J=4Hz),9.70(1H,brs),10.77(1H,brs)
参考製造例45−(1)
N−クロロスクシンイミドの代わりに、N−ブロモスクシンイミドを用い、参考製造例44−(1)と同様の方法で、3−アミノ−4−ブロモ−2−ナフトエ酸を得た。
3−アミノ−4−ブロモ−2−ナフトエ酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.28(1H,t,J=8Hz),7.61(1H,t,J=8Hz),7.86(1H,d,J=8Hz),7.92(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,s)
参考製造例45−(2)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、3−アミノ−4−ブロモ−2−ナフトエ酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、10−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
10−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.76(1H,t,J=8Hz),7.82(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.87−7.94(2H,m),8.24(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=8Hz),8.67(1H,d,J=4Hz),8.95(1H,s)
参考製造例45−(3)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、10−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.37(2H,brs),7.64(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,d,J=8Hz),7.77(1H,t,J=8Hz),7.87(1H,s),8.05−8.10(2H,m),8.17−8.24(2H,m),8.53(1H,d,J=4Hz),9.66(1H,brs),10.80(1H,brs)
参考製造例46−(1)
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸1.0gと塩化チオニル2mlとの混合物を、2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をアセトニトリル15mlに溶解し、2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸0.88gを加え、室温で30分間攪拌した。該混合物にトリエチルアミン0.7mlを加え、該混合物を室温で30分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン1.4mlを加え、室温で30分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド0.5mlを加えて室温で5時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、減圧下濃縮した。得られた残渣を水およびメチル tert−ブチルエーテルで洗浄し、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。0.80gを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.56(1H,s),7.71(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.18(1H,d,J=2Hz),8.32(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,d,J=2Hz),8.59(1H,d,J=4Hz)
参考製造例47−(1)
2,3−ジクロロピリジンの代わりに、2−クロロピリジンを用い、参考製造例14と同様の方法で、2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを得た。
2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.71(1H,d,J=2Hz),7.27−7.28(1H,m),7.86(1H,t,J=8Hz),8.04(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,d,J=4Hz),8.63(1H,d,J=2Hz)
参考製造例47−(2)
3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンの代わりに、2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを用い、参考製造例15と同様の方法で、1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):7.47(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.78(1H,d,J=8Hz),8.09(1H,t,J=8Hz),8.55(1H,d,J=5Hz)
参考製造例47−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),7.26(1H,s),7.42(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.58(1H,s),7.79(1H,d,J=8Hz),7.96−8.00(2H,m),8.43(1H,d,J=4Hz)
参考製造例47−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.31(3H,s),4.44(2H,s),7.34−7.35(2H,m),7.50−7.55(2H,m),7.81(1H,d,J=8Hz),8.07(1H,t,J=8Hz),8.48(1H,d,J=4Hz),9.55(1H,brs),10.39(1H,brs)
参考製造例48−(1)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロ安息香酸を用い、参考製造例46(1)と同様の方法で、8−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
8−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.56(1H,s),7.72(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.08(1H,d,J=2Hz),8.25(1H,d,J=2Hz),8.32(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.59(1H,dd,J=4Hz,2Hz)
参考製造例49−(1)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−ブロモ−5−メチル安息香酸を用い、参考製造例46(1)と同様の方法で、8−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
8−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.40(3H,s),7.50(1H,s),7.71(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.91(1H,s),7.96(1H,s),8.31(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,d,J=4Hz)
参考製造例50
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−クロロ安息香酸を用い、参考製造例46(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.52−7.61(2H,m),7.73(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.04(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.32(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.60(1H,dd,J=4Hz,2Hz)
参考製造例51−(1)
2−クロロフェニルヒドラジンの代わりに、フェニルヒドラジンを用い、参考製造例24と同様の方法で、5−(2−フリル)−1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを得た。
5−(2−フリル)−1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):5.96(1H,d,J=4Hz),6.33(1H,dd,J=4Hz,2Hz),6.90(1H,s),7.43−7.48(6H,m)
参考製造例51−(2)
5−(2−フリル)−1−(2−クロロフェニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールの代わりに、5−(2−フリル)−1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを用い、参考製造例25と同様の方法で1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.29(1H,s),7.46−7.51(5H,m)
参考製造例51−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−(1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−(1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.88(3H,s),7.47−7.54(7H,m),7.99(1H,d,J=2Hz)
参考製造例51−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−(1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−フェニル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.19(3H,s),4.41(2H,brs),7.32(1H,d,J=2Hz),7.46−7.52(5H,m),7.56(2H,d,J=7Hz),9.61(1H,brs),10.29(1H,brs)
参考製造例52−(1)
2−アミノ−5−クロロ安息香酸1.5gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物に、室温でN−ブロモスクシンイミド1.8gを加え、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、2−アミノ−5−ブロモ−3−メチル安息香酸1.2gを得た。
2−アミノ−5−ブロモ−3−メチル安息香酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),7.33(1H,d,J=2Hz),7.68(1H,d,J=2Hz)
参考製造例52−(2)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−5−ブロモ−3−メチル安息香酸を用い、参考製造例31−(1)と同様の方法で、6−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.73(3H,s),7.81(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.90(1H,s),7.93(1H,s),8.04(1H,t,J=1Hz),8.39(1H,d,J=8Hz),8.66(1H,d,J=4Hz)
参考製造例53−(1)
2−アミノ−3−メチル安息香酸2.6gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物に、室温でN−ヨードスクシンイミド2.3gを加え、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、析出した沈殿を濾取し、2−アミノ−5−ヨード−3−メチル安息香酸1.7gを得た。
2−アミノ−5−ヨード−3−メチル安息香酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.08(3H,s),7.44(1H,d,J=1Hz),7.86(1H,d,J=1Hz)
参考製造例53−(2)
2−アミノ−3,5−ジメチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−5−ヨード−3−メチル安息香酸を用い、参考製造例31(1)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−ヨード−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−6−ヨード−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.70(3H,s),7.81(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.89(1H,s),8.07(1H,s),8.19(1H,s),8.39(1H,d,J=8Hz),8.66(1H,d,J=4Hz)

参考製造例54−(1)
2−(2−クロロベンゾイル)−3−(N,N−ジメチルアミノ)アクリル酸エチル(特開平7−101940号に記載された化合物)1.41g、ヒドラジン1水和物0.30gおよび酢酸5mlの混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下濃縮し、3−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチルを得た。
3−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル
Figure 0005186751
得られた3−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル、ヨウ化メチル1.07g、炭酸カリウム1.04gおよびN,N−ジメチルホルムアミド5mlを氷冷下混合した後、該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル0.72gおよび5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル0.48gを得た。
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl)δ(ppm):1.12(3H,t,J=7Hz),3.68(3H,s),4.09−4.15(2H,m),7.31(1H,dd,J=7Hz,2Hz),7.38(1H,td,J=7Hz,1Hz),7.44(1H,td,J=8Hz,2Hz),7.52(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.01(1H,s)
5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl)δ(ppm):1.13(3H,t,J=7Hz),3.98(3H,s),4.14(2H,q,J=7Hz),7.27−7.35(2H,m),7.38−7.41(1H,m),7.43−7.45(1H,m),7.96(1H,s)
参考製造例54−(2)
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル0.72g、水酸化カリウム0.23g、水1mlおよびエタノール5mlの混合物を、室温で3日間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮した後、得られた残渣に水を注加し、メチルtert−ブチルエーテルで洗浄した。水層のpHが3付近になるまで10%クエン酸水溶液を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下濃縮し、3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸0.61gを得た。
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl)δ(ppm):3.66(3H,s),7.30(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.37(1H,td,J=8Hz,1Hz),7.43(1H,td,J=8Hz,2Hz),7.51(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.02(1H,s)
参考製造例54−(3)
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸0.61g、塩化チオニル0.28mlおよびトルエン10mlの混合物を、1時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮した後、得られた残渣をアセトニトリル10mlに溶解した。そこへ、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸0.48gを加え、得られた混合物を室温で30分間攪拌した。該混合物にトリエチルアミン0.26gを加え、室温で30分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン0.52gを加え、得られた混合物を室温で30分間攪拌した。次に、反応混合物に、氷冷下、メタンスルホニルクロライド0.30gを加えた後、室温で10時間攪拌した。反応混合物に水および酢酸エチルを注加し、0.26gの固体を濾取した。また、濾液を分液し、有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで洗浄し、0.25gの固体を得た。これらの固体はいずれも、6−クロロ−2−[3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンであった。
6−クロロ−2−[3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):1.86(3H,s),3.68(3H,s),7.52−7.63(3H,m),7.69−7.72(2H,m),7.81(1H,d,J=2Hz),8.18(1H,s)
参考製造例54−(4)
6−クロロ−2−[3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.19g、ヒドラジン1水和物0.10gおよびN−メチルピロリジノン10mlを氷冷下混合し、該混合物を室温で8時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド0.18gを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.13(3H,s),3.60(3H,s),4.39(2H,brs),7.29(1H,d,J=2Hz),7.42−7.53(4H,m),7.60(1H,d,J=8Hz),8.11(1H,s),9.53(2H,brs)
参考製造例55−(1)
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチルの代わりに、5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチルを用い、参考製造例54−(2)と同様の方法で、5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を得た。
5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl)δ(ppm):3.97(3H,s),7.26−7.35(2H,m),7.37−7.39(1H,m),7.42−7.44(1H,m),7.98(1H,s)
参考製造例55−(2)
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸の代わりに、5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を用い、参考製造例54−(3)と同様の方法で、6−クロロ−2−[5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):1.90(3H,s),3.99(3H,s),7.40−7.50(3H,m),7.56(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,d,J=2Hz),7.82(1H,d,J=2Hz),8.63(1H,s)
参考製造例55−(3)
6−クロロ−2−[3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例54−(4)と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−5−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.16(3H,s),3.94(3H,s),4.39(2H,brs),7.30(1H,d,J=2Hz),7.33−7.46(5H,m),8.36(1H,s),9.49−9.59(2H,brm)
参考製造例56−(1)
2−アミノ−3−メトキシ安息香酸1.67gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物に、室温でN−クロロスクシンイミド1.3gを加え、得られた混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、析出した沈殿を濾取し、2−アミノ−5−クロロ−3−メトキシ安息香酸1.2gを得た。
2−アミノ−5−クロロ−3−メトキシ安息香酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.84(3H,s),6.99(1H,s),7.28(1H,s)
参考製造例56−(2)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−5−クロロ−3−メトキシ安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メトキシ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メトキシ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.71(3H,s),7.45(1H,d,J=2Hz),7.48(1H,s),7.57(1H,d,J=2Hz),7.78(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.28(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.57(1H,dd,J=4Hz,2Hz)
参考製造例57−(1)
2−アミノ−5−クロロ安息香酸1.5gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物に、室温でN−ヨードスクシンイミド2.7gを加え、該混合物を室温で24時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、2−アミノ−5−クロロ−3−ヨード安息香酸1.2gを得た。
2−アミノ−5−クロロ−3−ヨード安息香酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.76(2H,brs),7.75(1H,d,J=1Hz),7.87(1H,d,J=1Hz)
参考製造例57−(2)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−5−クロロ−3−ヨード安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−ヨード−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−ヨード−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.53(1H,s),7.69(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.08(1H,d,J=2Hz),8.29(1H,d,J=8Hz),8.38(1H,d,J=2Hz),8.57(1H,d,J=4Hz)
参考製造例58
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−メトキシ安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メトキシ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メトキシ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):3.67(3H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.46(1H,s),7.52(1H,t,J=8Hz),7.61(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.78(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.28(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.57(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例59
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−トリフルオロメチル安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−トリフルオロメチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−トリフルオロメチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.56(1H,s),7.69−7.77(2H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.29(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例60−(1)
ヒドラジン1水和物4.8gをエタノール160mlに溶解し、ここにトリフルオロ酢酸エチル14.2gを滴下した。得られた混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。得られた残渣をエタノール100mlに溶解し、ここにホルムアミジン酢酸塩9.9gを加え、加熱還流下で3時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮した。得られた残渣に重曹水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール7.0gを得た。
3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):8.48(1H,s)
参考製造例60−(2)
3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール3.5g、2,3−ジクロロピリジン3.8g、炭酸カリウム6.0gおよびN,N−ジメチルホルムアミド30mlの混合物を120℃で27時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン0.72gを得た。
3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン

Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6)δ(ppm):7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.01(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.53(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.82(1H,s)
参考製造例61−(1)
メチルヒドラジンの代わりに、エチルヒドラジンを用い、参考製造例17と同様の方法で、1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを得た。
1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.52(3H,t,J=7Hz),4.23(2H,q,J=7Hz),6.51(1H,d,J=2Hz),7.44(1H,d,J=2Hz)
参考製造例61−(2)
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールの代わりに、1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを用い、参考製造例18と同様の方法で、1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.51(3H,t,J=7Hz),4.68(2H,q,J=7Hz),7.21(1H,s)
参考製造例61−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−(1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−(1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.58(3H,t,J=7Hz),2.59(3H,s),4.89(2H,q,J=7Hz),7.33(1H,s),7.69(1H,d,J=2Hz),8.07(1H,d,J=2Hz),
参考製造例61−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−(1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−エチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.48(3H,t,J=7Hz),2.30(3H,s),4.04(2H,s)4.66(2H,q,J=7Hz),7.08(1H,s),7.29(1H,s),7.40(1H,s),7.45(1H,brs),9.81(1H,brs)
参考製造例62−(1)
2−(2−クロロベンゾイル)−3−(N,N−ジメチルアミノ)アクリル酸エチル(特開平7−101940号に記載の化合物)2.82g、tert−ブチルヒドラジン塩酸塩1.25gおよびエタノール10mlの混合物を8時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル0.48gを得た。
1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl)δ(ppm):1.04(3H,t,J=7Hz),1.47(9H,s),3.98−4.12(2H,m),7.28−7.35(2H,m),7.38−7.42(1H,m),7.45−7.48(1H,m),7.99(1H,s)
参考製造例62−(2)
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチルの代わりに、1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチルを用い、参考製造例54−(2)と同様の方法で、1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を得た。
1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl)δ(ppm):1.45(9H,s),7.25−7.33(2H,m),7.39(1H,td,J=7Hz,2Hz),7.44(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.00(1H,s)
参考製造例62−(3)
3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸の代わりに、1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を用い、参考製造例54−(3)と同様の方法で、2−[1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):1.44(9H,s),1.77(3H,s),7.47−7.59(3H,m),7.65−7.68(2H,m),7.80(1H,d,J=2Hz),8.18(1H,s)
参考製造例62−(4)
6−クロロ−2−[3−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−tert−ブチル−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例54−(4)と同様の方法で、1−tert−ブチル−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを得た。
1−tert−ブチル−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−5−(2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):1.40(9H,s),2.06(3H,s),4.37(2H,brs),7.28(1H,d,J=2Hz),7.38−7.53(5H,m),8.10(1H,s),9.36(1H,brs),9.53(1H,brs)
参考製造例63−(1)
抱水クロラール4.62g、3−クロロ−2−メチルアニリン3.5g、無水硫酸ナトリウム30g、水120mLおよび2N塩酸2mLの混合物を、室温で2時間攪拌した。次に、得られた混合物にヒドロキシアミン塩酸塩1.8gを加え30分間加熱還流した。反応混合物を氷冷し、析出した沈殿を濾取することにより、N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミド2.5gを得た。
N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),7.22(1H,t,J=8Hz),7.33(1H,d,J=8Hz),7.38(1H,d,J=8Hz),7.67(1H,s),9.78(1H,brs),12.21(1H,s)
参考製造例63−(2)
濃硫酸2.5gに、50℃でN−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミド2.5gを加え、該混合物を80℃で30分間攪拌した。反応混合物を200gの氷に注加し、析出した沈殿を濾取して、6−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオン1.3g得た。
6−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),7.15(1H,d,J=8Hz),7.37(1H,d,J=8Hz),11.28(1H,s)
参考製造例63−(3)
6−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオン1.3gおよび2N水酸化ナトリウム水溶液50mLの混合液を、過酸化水素水(30%)2gに室温で滴下した後、該混合物を1時間室温で攪拌した。反応混合物に2N塩酸をpHが4になるまで注加し、析出した沈殿を濾取して、2−アミノ−4−クロロ−3−メチル安息香酸0.6gを得た。
2−アミノ−4−クロロ−3−メチル安息香酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),6.62(1H,d,J=9Hz),7.61(1H,d,J=9Hz)
参考製造例63−(4)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−4−クロロ−3−メチル安息香酸を用い、参考製造例46(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−7−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−7−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.76(3H,s),7.55(1H,s),7.65(1H,d,J=9Hz),7.77(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.94(1H,d,J=9Hz),8.35(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.64(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例64−(1)
2,3−ジクロロピリジンの代わりに、ヨウ化イソプロピルを用い参考製造例14と同様の方法で、1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを得た。
1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.53(6H,d,J=7Hz),4.53−4.60(1H,m),6.50(1H,d,J=2Hz),7.45(1H,d,J=2Hz)
参考製造例64−(2)
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールの代わりに、1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを用い、参考製造例18と同様の方法で、1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.53(6H,d,J=7Hz),5.49−5.56(1H,m),7.17(1H,s)
参考製造例64−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−(1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−(1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.62(6H,d,J=7Hz),2.59(3H,s),5.83−5.90(1H,m),7.31(1H,s)7.68(1H,s),8.07(1H,s)
参考製造例64−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−(1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−イソプロピル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.44(6H,d,J=7Hz),2.25(3H,s),4.36(2H,s),5.42−5.47(1H,m),7.34(1H,s),7.36(1H,s),7.50(1H,s),9.61(1H,brs),10.16(1H,brs)
参考製造例65
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,6−ジクロロ安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−5,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−5,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.57(1H,s),7.62(1H,d,J=8Hz),7.72(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.87(1H,d,J=8Hz),8.31(1H,d,J=8Hz),8.59(1H,d,J=4Hz)
参考製造例66−(1)
3−クロロ−2−メチルアニリンの代わりに、5−クロロ−2−メチルアニリンを用い、参考製造例63−(1)と同様の方法で、N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドを得た。
N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),7.17(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.27(1H,d,J=8Hz),7.64(1H,d,J=2Hz),7.70(1H,d,J=2Hz),9.56(1H,s),12.27(1H,s)
参考製造例66−(2)
N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドの代わりに、N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドを用い、参考製造例63−(2)と同様の方法で、4−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオンを得た。
4−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),6.99(1H,d,J=8Hz),7.40(1H,d,J=8Hz),11.24(1H,s)
参考製造例66−(3)
6−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオンの代わりに、4−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオンを用い、参考製造例63−(3)と同様の方法で、2−アミノ−6−クロロ−3−メチル安息香酸を得た。
2−アミノ−6−クロロ−3−メチル安息香酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.07(3H,s),6.57(1H,d,J=8Hz),7.01(1H,d,J=8Hz)
参考製造例66−(4)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−6−クロロ−3−メチル安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−5−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−5−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.66(3H,s),7.52−7.56(2H,m),7.62(1H,d,J=8Hz),7.76(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.34(1H,d,J=8Hz),8.63(1H,d,J=4Hz)
参考製造例67−(1)
4−エトキシ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オン5g、酢酸ナトリウム3gおよびエタノール15mlの混合物に、tert−ブチルヒドラジン塩酸塩4.6gを加え、該混合物を2日間加熱還流した。反応混合物に水を注加した後、ジエチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム乾燥し、減圧下濃縮することにより、1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール3.0gを得た。
1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.61(9H,s),6.48(1H,d,J=2Hz),7.54(1H,d,J=2Hz)
参考製造例67−(2)
1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールの代わりに、1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを用い、参考製造例18と同様の方法で、1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.75(9H,s),7.28(1H,s)
参考製造例67−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−(1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−(1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.86(9H,s),2.61(3H,s),7.32(1H,s),7.68(1H,d,J=2Hz),8.08(1H,d,J=2Hz)
参考製造例67−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−(1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−tert−ブチル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.67(9H,s),2.27(3H,s),4.36(2H,s),7.11(1H,s),7.34(1H,s),7.48(1H,s),9.63(1H,brs),10.22(1H,brs)
参考製造例68−(1)
2−クロロフェニルヒドラジン塩酸塩の代わりに、tert−ブチルヒドラジン塩酸塩を用い、参考製造例24と同様の方法で、1−tert−ブチル−3−(2−フリル)−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを得た。
1−tert−ブチル−3−(2−フリル)−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.53(9H,s),6.48−6.51(2H,m),6.59(1H,s),7.55(1H,dd,J=2Hz,1Hz)
参考製造例68−(2)
1−(2−クロロフェニル)−5−(2−フリル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールの代わりに、1−tert−ブチル−3−(2−フリル)−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを用い、参考製造例25と同様の方法で、1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸を得た。
1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.73(9H,s),7.90(1H,brs)
参考製造例68−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.76(9H,s),2.58(3H,s),7.57(1H,s),7.74(1H,d,J=2Hz),8.12(1H,d,J=2Hz)
参考製造例68−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−tert−ブチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.70(9H,s),2.26(3H,s),4.39(2H,s),7.37(1H,s),7.50(1H,s),7.85(1H,s),9.75(1H,brs),10.67(1H,brs)
参考製造例69
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−メチル安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.74(3H,s),7.46−7.51(2H,m),7.68(1H,d,J=8Hz),7.76(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.94(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.63(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例70
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−ブロモ安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、8−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
8−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.49(1H,t,J=8Hz),7.54(1H,s),7.72(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.08(1H,s),8.10(1H,s),8.32(1H,t,J=4Hz),8.60(1H,d,J=4Hz)
参考製造例71−(1)
ピロール1.0g、3−クロロ−2−メタンスルホニルピリジン3.0g、炭酸セシウム6.6gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物を60℃で27時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、3−クロロ−2−(1H−ピロール−1−イル)ピリジン1.7gを得た。
3−クロロ−2−(1H−ピロール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.35(2H,t,J=2Hz),7.15(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(2H,t,J=2Hz),7.83(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.39(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例71−(2)
N,N−ジメチルホルムアミド3.8mlにオキシ塩化リン4.2mlを室温で滴下し、室温で30分間撹拌した。ここに3−クロロ−2−(1H−ピロール−1−イル)ピリジン1.6gを加え、得られた混合物を60℃で2時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物を氷水にゆっくり加えた。ここに2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHが4となるように調整した。析出した沈殿を濾取することにより、3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン1.7gを得た。
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.48(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.14−7.15(2H,m),7.39(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.89(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.57(1H,d,J=1Hz)
参考製造例71−(3)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン1.5gをN,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド1.3gを加えた。該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド1.9gを得た。
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド

Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.11(1H,d,J=2Hz),7.14(1H,dd,J=2Hz,1Hz),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.89(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.46(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.51(1H,d,J=1Hz)
参考製造例71−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.72gとアセトン15mlとの混合物を40℃に保ちながら、ここに過マンガン酸カリウム1.2gを10mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、この混合物を60℃で8時間攪拌した。析出物を濾去して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、クロロホルムで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加した。析出した沈殿を濾取することにより、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸0.56gを得た。
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.99(1H,d,J=2Hz),7.38(1H,d,J=2Hz),7.56(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.48(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例71−(5)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸0.56gと塩化チオニル0.40mlとの混合物をアセトニトリル中で2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をアセトニトリル10mlに溶解した。ここに2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸0.35gを加え、得られた混合物を室温で10分間攪拌した。該混合物にピリジン0.53mlを加え、室温で6時間攪拌してから、メタンスルホニルクロライド0.19mlを加えて室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.29gを得た。
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.73(3H,s),7.07(1H,d,J=2Hz),7.32(1H,d,J=2Hz),7.42−7.44(2H,m),7.91(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.93(1H,d,J=2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例71−(6)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.29g、ヒドラジン1水和物0.10gおよびテトラヒドロフラン10mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.30gを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),4.04(2H,brs),7.02(1H,d,J=2Hz),7.04(1H,d,J=2Hz),7.21(1H,d,J=2Hz),7.28(1H,d,J=2Hz),7.31(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.34(1H,brs),7.80(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.41(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.27(1H,brs)
参考製造例72
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.60g、イソプロピルヒドラジン塩酸塩0.29g、トリエチルアミン0.27gおよびテトラヒドロフラン6mlを混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。合せた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N’−イソプロピルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.35gを得た。
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N’−イソプロピルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.08(6H,d,J=6Hz),2.11(3H,s),3.12(1H,hept.,J=6Hz),4.60(1H,brs),7.11(1H,s),7.14(1H,d,J=2Hz),7.20(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,J=4Hz),7.79(1H,brs),7.84(1H,dd,J=8Hz,J=1Hz),8.44(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.93(1H,brs)
参考製造例73−(1)
1,2−ジブロモ−1,1,2,2−テトラクロロエタンの代わりに、N−ヨードスクシンイミドを用い、参考製造例20と同様の方法で、N,N−ジメチル−5−ヨード−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドを得た。
N,N−ジメチル−5−ヨード−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.07(6H,s),6.60(1H,d,J=1Hz),7.62(1H,d,J=1Hz)
参考製造例73−(2)
5−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドの代わりに、N,N−ジメチル−5−ヨード−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドを用い、参考製造例21と同様の方法で、3−ヨード−1H−ピラゾールを得た。
3−ヨード−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):6.74(1H,d,J=3Hz),8.10(1H,d,J=3Hz).
参考製造例73−(3)
3−ブロモ−1H−ピラゾールの代わりに、3−ヨード−1H−ピラゾールを用い、参考製造例22と同様の方法で、3−クロロ−2−(3−ヨード−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを得た。
3−クロロ−2−(3−ヨード−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):6.65(1H,d,J=2Hz),7.31(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.91(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.95(1H,d,J=2Hz),8.46(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例73−(4)
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンの代わりに、3−クロロ−2−(3−ヨード−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを用い、参考製造例23と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):7.20(1H,s),7.44(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.91(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.50(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例73−(5)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.82(3H,s),7.39(1H,s),7.477.50(2H,m),7.957.98(2H,m),8.56(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例73−(6)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例7と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヨード−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.13(3H,s),4.36(2H,brs),7.31(1H,brs),7.42(1H,brs),7.46(1H,brs),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.15(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,dd,J=4Hz,1Hz),9.54(1H,brs),10.20(1H,brs)
参考製造例74−(1)
3−ブロモ−1H−ピラゾールの代わりに、4−ブロモ−1H−ピラゾールを用い、参考製造例22と同様の方法で、2−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンを得た。
2−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):7.31(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.77(1H,s),7.92(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.19(1H,s),8.45(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例74−(2)
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンの代わりに、2−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンを用い、参考製造例23と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):7.66(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.06(1H,s),8.23(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.54(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例74−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.00(3H,s),7.46(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.53(1H,d,J=2Hz),7.87(1H,s),7.95(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.98(1H,d,J=2Hz),8.51(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例74−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例7と同様の方法で、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.13(3H,s),4.47(2H,brs),7.37(1H,s),7.48(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.12(1H,s),8.19(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.69(1H,brs),10.24(1H,brs)
参考製造例75−(1)
3−ブロモ−1H−ピラゾールの代わりに、3−フェニル−1H−ピラゾールを用い、参考製造例22と同様の方法で、3−クロロ−2−(3−フェニル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを得た。
3−クロロ−2−(3−フェニル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):6.82(1H,d,J=2Hz),7.27(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.35(1H,m),7.43(2H,m),7.93(3H,m),8.20(1H,d,J=2Hz),8.48(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例75−(2)
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンの代わりに、3−クロロ−2−(3−フェニル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを用い、参考製造例23と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):7.36−7.45(3H,m),7.57(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.90−7.92(2H,m),8.24(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.57(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例75−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.83(3H,s),7.39−7.52(5H,m),7.59(1H,s),7.92−8.00(4H,m),8.59(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例75−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例7と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.19(3H,s),4.40(2H,brs),7.33(1H,d,J=2Hz),7.42−7.92(4H,m),7.60(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.70(1H,s),7.88(2H,d,J=7Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,d,J=4Hz),9.58(1H,brs),10.27(1H,brs)
参考製造例76−(1)
N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド4.0gとテトラヒドロフラン45mlとの混合物に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリチウムのヘキサン溶液15.7mlを滴下し、−78℃で10分間攪拌した。該混合物に、ジメチルジスルフィド2.3mlを加えた後、徐々に反応温度を室温に戻しながら、4時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。合せた有機層を1N水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、N,N−ジメチル−5−メチルチオ−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド4.87gを得た。
N,N−ジメチル−5−メチルチオ−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.49(3H,s),3.01(6H,s),6.10(1H,d,J=2Hz),7.63(1H,d,J=2Hz)
参考製造例76−(2)
5−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドの代わりに、N,N−ジメチル−5−メチルチオ−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドを用い、参考製造例21と同様の方法で、3−メチルチオ−1H−ピラゾールを得た。
3−メチルチオ−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.61(3H,s),6.45(1H,d,J=3Hz),8.19(1H,d,J=3Hz)
参考製造例76−(3)
3−ブロモ−1H−ピラゾールの代わりに、3−メチルチオ−1H−ピラゾールを用い、参考製造例22と同様の方法で、3−クロロ−2−(3−メチルチオ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを得た。
3−クロロ−2−(3−メチルチオ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.61(3H,s),6.40(1H,d,J=2Hz),7.25(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.89(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.12(1H,d,J=2Hz),8.43(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例76−(4)
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンの代わりに、3−クロロ−2−(3−メチルチオ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンを用い、参考製造例23と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.49(3H,s),7.02(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.19(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.51(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例76−(5)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.81(3H,s),2.61(3H,s),7.15(1H,s),7.45−7.48(2H,m),7.94−7.98(2H,m),8.56(1H,d,J=4Hz)
参考製造例76−(6)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例7と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):2.14(3H,s),2.53(3H,s),4.37(2H,brs),7.20(1H,s),7.30(1H,s),7.46(1H,s),7.56(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.12(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=4Hz),9.54(1H,brs),10.16(1H,brs)
参考製造例77−(1)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.50gおよびトリフルオロ酢酸5mlの混合物に、30%過酸化水素水0.4mlを加え、得られた混合物を室温で4時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。合せた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下濃縮し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.44gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ(ppm):3.39(3H,s),7.57(1H,s),7.75(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.31(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.61(1H,dd,J=4Hz,1Hz).
参考製造例77−(2)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.85(3H,s),3.30(3H,s),7.52−7.57(2H,m),7.72(1H,s),7.99−8.03(2H,m),8.58(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例78
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルチオ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20g、ジクロロメタン5mlおよび水0.5mlの混合物に、マグネシウムビス(モノペロキソフタレート)6水和物(MMPP)0.18gを加え、得られた混合物を室温で22時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルフィニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.20gを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチルスルフィニル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.85(3H,s),3.04(3H,s),7.52−7.55(2H,m),7.74(1H,s),7.99−8.01(2H,m),8.58(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例79−(1)
2,4−ジオキソ吉草酸エチル2.5g、O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩1.45gおよびエタノール10mlの混合物を、2時間加熱還流した。反応混合物を室温まで放冷した後、水と酢酸エチルとで分液した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、2−メトキシイミノ−4−オキソペンタン酸エチル1.34gを得た。
2−メトキシイミノ−4−オキソペンタン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.35(3H,t,J=7Hz),2.21(3H,s),3.71(2H,s),4.07(3H,s),4.34(2H,q,J=7Hz)
参考製造例79−(2)
2−メトキシイミノ−4−オキソペンタン酸エチル1.34g、3−クロロ−2−ヒドラジノピリジン1.23g、テトラヒドロフラン25mlおよび酢酸50mlの混合物を、8時間加熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで2回抽出した。合せた有機層を1N水酸化ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル0.30gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.20(3H,t,J=7Hz),2.40(3H,s),4.20(2H,q,J=7Hz),6.84(1H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.88(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=4Hz)
参考製造例79−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル0.30g、メタノール5mlおよび2N水酸化ナトリウム水溶液5mlの混合物を、3時間加熱還流した。放冷した反応混合物に水を注加し、該水層をメチルt−ブチルエーテルで2回洗浄した。水層にpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。合せた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.24gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.40(3H,s),6.89(1H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.89(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例79−(4)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.81(3H,s),2.45(3H,s),7.07(1H,s),7.437.47(2H,m),7.92−7.98(2H,m),8.56(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例80−(1)
3−メチル−2−ブタノン17.2g、シュウ酸ジエチル27.1gおよびエタノール130mlの混合物に、ナトリウムエトキシド(20%エタノール溶液)95mlを加え、得られた混合物を60℃で5時間攪拌した。室温まで放冷後、析出した沈殿を濾取し、エタノールで洗浄した。濾物を2N塩酸およびメチルt−ブチルエーテルで分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、4−ヒドロキシ−5−メチル−2−オキソ−3−ヘキセン酸エチル28.8gを得た。
4−ヒドロキシ−5−メチル−2−オキソ−3−ヘキセン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.19(6H,d,J=7Hz),1.38(3H,t,J=7Hz),2.66(1H,hept.,J=7Hz),4.36(2H,q,J=7Hz),6.41(1H,s)
参考製造例80−(2)
4−ヒドロキシ−5−メチル−2−オキソ−3−ヘキセン酸エチル5.0g、O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩2.46gおよびエタノール10mlの混合物を、室温で6時間攪拌した。反応混合物に酢酸エチルを注加した後、有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し、2−メトキシイミノ−5−メチル−4−オキソヘキサン酸エチル5.32gを得た。
2−メトキシイミノ−5−メチル−4−オキソヘキサン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.15(6H,d,J=7Hz),1.34(3H,t,J=7Hz),2.68(1H,hept.,J=7Hz),3.76(2H,s),4.05(3H,s),4.33(2H,q,J=7Hz)
参考製造例80−(3)
2−メトキシイミノ−5−メチル−4−オキソヘキサン酸エチル3.0g、3−クロロ−2−ヒドラジノピリジン2.4g、テトラヒドロフラン50mlおよび酢酸100mlの混合物を、室温で20時間攪拌した後、4時間加熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで2回抽出した合せた有機層を1N水酸化ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル1.07gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.20(3H,t,J=7Hz),1.34(6H,d,J=7Hz),3.11(1H,hept.,J=7Hz),4.20(2H,q,J=7Hz),6.88(1H,s),7.40(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.88(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=4Hz)
参考製造例80−(4)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル1.07g、メタノール15mlおよび2N水酸化ナトリウム水溶液15mlの混合物を、1.5時間加熱還流した。放冷した反応混合物に水を注加し、メチルt−ブチルエーテルで2回洗浄した。水層のpHに3付近になるまで2N塩酸を注加し、該水層メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。合せた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.97gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.33(6H,d,J=7Hz),3.10(1H,hept.,J=7Hz),6.93(1H,s),7.39(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.88(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz)
参考製造例80−(5)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.37(6H,d,J=7Hz),1.81(3H,s),3.15(1H,hept.,J=7Hz),7.12(1H,s),7.45(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.47(1H,d,J=1Hz),7.93(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.98(1H,d,J=1Hz),8.56(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例81
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例46と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.35(6H,d,J=7Hz),3.16(1H,hept.,J=7Hz),7.16(1H,s),7.43(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.94(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.03(1H,d,J=2Hz),8.25(1H,d,J=2Hz),8.56(1H,dd,J=4Hz,1Hz)
参考製造例82−(1)
ピルビンアルデヒドジメチルアセタール23.6gとN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール23.8gとを混合し、該混合物を生成するメタノールを留去しながら80℃で4時間攪拌することにより、4−ジメチルアミノ−1,1−ジメトキシ−3−ブテン−2−オン38.8g(純度約80%)を得た。
4−ジメチルアミノ−1,1−ジメトキシ−3−ブテン−2−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.87(3H,s),3.11(3H,s),3.41(6H,s),4.58(1H,s),5.35(1H,d,J=12Hz),7.74(1H,d,J=12Hz).
参考製造例82−(2)
4−ジメチルアミノ−1,1−ジメトキシ−3−ブテン−2−オン5g、ヒドラジン1水和物1.7mLおよびメタノール15mLの混合物を加熱還流下8時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮することにより、3−(ジメトキシメチル)−1H−ピラゾール4.07gを得た。
3−(ジメトキシメチル)−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.37(6H,s),5.58(1H,s),6.35(1H,d,J=2Hz),7.58(1H,d,J=2Hz).
参考製造例82−(3)
3−ブロモ−1H−ピラゾールの代わりに、3−(ジメトキシメチル)−1H−ピラゾールを用い、参考製造例22と同様の方法で3−クロロ−2−[3−(ジメトキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジンを得た。
3−クロロ−2−[3−(ジメトキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.44(6H,s),5.58(1H,s),6.57(1H,d,J=2Hz),7.29(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.90(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.07(1H,d,2Hz),8.47(1H,dd,5Hz,2Hz).
参考製造例82−(4)
3−クロロ−2−[3−(ジメトキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジン3.35g、ギ酸24mLおよび水6mLの混合物を60℃で1時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に氷水を注加し、析出した固体を濾取することにより、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド2.38gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):7.01(1H,d,J=2Hz),7.40(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.98(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.18(1H,dd,J=3Hz,2Hz),8.52(1H,dd,5Hz,2Hz),10.14(1H,d,2Hz).
参考製造例82−(5)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド2.00g、O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩1.21gおよびピリジン8mLを混合し、該混合物を1時間加熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮した後、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を注加し、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド・O−メチルオキシム2.23gをE体とZ体の混合物(E体:Z体=3:1)として得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド・O−メチルオキシム
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):
E体:3.99(3H,s),6.84(1H,d,J=3Hz),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.12(1H,dd,J=3Hz,1Hz),8.25(1H,s),8.48(1H,dd,J=5Hz,2Hz).
Z体:4.07(3H,s),7.18(1H,d,J=3Hz),7.33(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.67(1H,s),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.14(1H,dd,J=3Hz,1Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz).
参考製造例82−(6)
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンの代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド・O−メチルオキシムを用い、参考製造例23と同様の方法で1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メトキシイミノメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸をE体とZ体の混合物(E体:Z体=3:1)として得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メトキシイミノメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751

H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):
E体:4.00(3H,s),7.39(1H,s),7.45(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.15(1H,s),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz).
Z体:4.08(3H,s),7.38(1H,s),7.51(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.60(1H,s),7.94(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz).
参考製造例82−(7)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−メトキシイミノメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸0.70gと塩化チオニル0.55mLとの混合物を、1時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をアセトニトリル10mlに溶解し、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸0.46gを加え、該混合物を室温で10分間攪拌した。該混合物にトリエチルアミン0.35mlを加え、室温で20分間攪拌した後、さらにトリエチルアミン70mlを加え、室温で20分間攪拌してからメタンスルホニルクロライド0.21mlを加えて室温で17時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−シアノ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.16gを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−シアノ−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.83(3H,s),7.52(1H,dd,J=2Hz,1Hz),7.56(1H,dd,8Hz,5Hz),7.58(1H,s),7.99−8.03(2H,m),8.58(1H,dd,J=5Hz,2Hz).
参考製造例83
メチルヒドラジン10.6mL、メタノール50mLおよび水酸化ナトリウム8.0gの混合物に、氷冷下、クロロギ酸メチル15.4mLを滴下した後、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を減圧蒸留し(50−80℃/15mmHg)N−メチル−N−メトキシカルボニルヒドラジン13.4gを得た。
N−メチル−N−メトキシカルボニルヒドラジン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.11(3H,s),3.73(3H,s),4.13(2H,brs).
参考製造例84
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン1.0g、メチルヒドラジン0.35mLおよびテトラヒドロフラン20mLの混合物を室温で24時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。合せた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.85gを得た。
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.20(3H,s),3.21(3H,s),3.74(3H,brs),7.05(1H,s),7.26−7.38(3H,m),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.03(1H,s),8.42(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.47(1H,s).
参考製造例85−(1)
2−アミノ−4−クロロ−3−メチル安息香酸0.34gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物に、室温でN−クロロスクシンイミド0.26gを加え、該混合物を室温で5時間攪拌した。反応混合物に水30mlを注加した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮し、2−アミノ−4,5−ジクロロ−3−メチル安息香酸0.22gを得た。
2−アミノ−4,5−ジクロロ−3−メチル安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:2.25(3H,s),7.76(1H,s).
参考製造例85−(2)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに2−アミノ−4,5−ジクロロ−3−メチル安息香酸を用い参考製造例46−(1)と同様の方法で2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,7−ジクロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,7−ジクロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:1.82(3H,s),7.57(1H,s),7.77(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.14(1H,s),8.36(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=5Hz).
参考製造例86−(1)
2−アミノ−5−ヨード−3−メチル安息香酸1.0g、シアン化銅0.45gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物を、150℃で9時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水20mLおよびエチレンジアミン2mLを注加し、室温で1時間攪拌した。反応混合物を濾過した後、濾液にpHが5付近となるように濃塩酸を注加し、該混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合せた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮することによって、2−アミノ−5−シアノ−3−メチル安息香酸0.40gを得た。
2−アミノ−5−シアノ−3−メチル安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:2.13(3H,s),7.34(2H,brs),7.51(1H,d,J=2Hz),7.97(1H,d,J=2Hz).
参考製造例86−(2)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに2−アミノ−5−シアノ−3−メチル安息香酸を用い参考製造例46−(1)と同様の方法で2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−シアノ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−シアノ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:1.73(3H,s),7.60(1H,s),7.77(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,d,J=2Hz),8.34−8.39(2H,m),8.63(1H,d,J=5Hz).
参考製造例87−(1)
メチルアントラニル酸(N-Methyl anthranilic acid)15.1gおよび酢酸300mLの混合物に、臭素3.2gを15分かけて滴下した。得られた混合物を室温で5時間攪拌し、ここにさらに臭素1.6gを15分かけて滴下し室温で3時間攪拌した。反応混合物を濾過し、得られた固体を酢酸、酢酸エチルおよびアセトンで順次洗浄することにより、3,5−ジブロモ−2−メチルアミノ安息香酸23gを得た。
3,5−ジブロモ−2−メチルアミノ安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:2.89−2.92(3H,m),7.76−7.79(1H,m),7.83−7.86(1H,m).
参考製造例87−(2)
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸1.0g、塩化チオニル2mLおよびN,N−ジメチルホルムアミド1滴を混合し、該混合物を80℃で1時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、ヘキサン10mLを加えさらに減圧下濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル20mlおよび3,5−ジブロモ−2−メチルアミノ安息香酸0.93gと混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した後、トリエチルアミン0.6gを加え、さらに室温で1時間攪拌した。反応混合物を水30mLに注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をメチルt−ブチルエーテルで洗浄し、3,5−ジブロモ−2−{N−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボニル]−N−メチルアミノ}安息香酸1.3gを得た。
3,5−ジブロモ−2−{N−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボニル]−N−メチルアミノ}安息香酸

Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:2.98−3.34(3H,m),5.95(1H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,d,J=2Hz),7.89(1H,d,J=2Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=5Hz).
参考製造例88
N,N'−ジメチルヒドラジン2塩酸塩0.13g、水1mL、炭酸カリウム0.14gおよびテトラヒドロフラン10mLの混合物に、3−ブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.23gを加え、得られた混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を水30mLに注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチルで洗浄し、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.35gを得た。
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:1.99−2.40(6H,m),2.98−3.09(3H,m),4.61(0.7H,brs),5.68(0.3H,brs),7.14−7.51(3H,m),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.18(1H,d,J=5Hz),8.50(1H,d,J=2Hz),10.03(0.6H,brs),10.39(0.4H,brs).
参考製造例89−(1)
2−アミノ−5−フルオロ安息香酸0.78gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物に、室温でN−ブロモスクシンイミド1.1gを加え、室温で5時間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、析出した沈殿を濾取し、アセトンで洗浄することにより、2−アミノ−3−ブロモ−5−フルオロ安息香酸0.43gを得た。
2−アミノ−3−ブロモ−5−フルオロ安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:7.55(1H,dd,J=8Hz,3Hz),7.71(1H,dd,J=8Hz,3Hz).
参考製造例89−(2)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに2−アミノ−3−ブロモ−5−フルオロ安息香酸を用い参考製造例46−(1)と同様の方法で2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−ブロモ−6−フルオロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−ブロモ−6−フルオロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:7.54(1H,s),7.72(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,3Hz),8.32(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.59(1H,dd,J=5Hz,1Hz).
参考製造例90−(1)
3−クロロ−2−メチルアニリンの代わりに2−フェニルアニリンを用い参考製造例63−(1)と同様の方法でN−(ビフェニル−2−イル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドを得た。
N−(ビフェニル−2−イル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:7.27−7.48(9H,m),7.83(1H,d,J=8Hz),9.18(1H,s),12.14(1H,s).
参考製造例90−(2)
N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドの代わりにN−(ビフェニル−2−イル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドを用い参考製造例63−(2)と同様の方法で7−フェニル−1H−インドール−2,3−ジオン得た。
7−フェニル−1H−インドール−2,3−ジオン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:7.18(1H,t,J=8Hz),7.40−7.63(7H,m),10.91(1H,s).
参考製造例90−(3)
6−クロロ−7−メチル−1H−インドール−2,3−ジオンの代わりに7−フェニル−1H−インドール−2,3−ジオンを用い参考製造例63−(3)と同様の方法で2−アミノ−3−フェニル安息香酸を得た。
2−アミノ−3−フェニル安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:6.65(1H,t,J=8Hz),7.17(1H,d,J=7Hz),7.35−7.55(5H,m),7.78(1H,d,J=8Hz).
参考製造例90−(4)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに2−アミノ−3−フェニル安息香酸を用い参考製造例46−(1)と同様の方法で2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−フェニル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−フェニル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:7.05−7.48(7H,m),7.61−7.89(3H,m),8.09−8.28(2H,m).
参考製造例91
2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用い参考製造例71−(5)と同様の方法で6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.11(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,d,J=2Hz),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.97(1H,d,J=2Hz),8.20(1H,d,J=2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例92
2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロ安息香酸を用い参考製造例71−(5)と同様の方法で8−ブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
8−ブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.11(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,d,J=2Hz),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.82(1H,d,J=2Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.05(1H,d,J=2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例93
2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに2−アミノ−5−シアノ−3−メチル安息香酸を用い参考製造例71−(5)と同様の方法で2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.68(3H,s),7.35(1H,d,J=2Hz),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,d,J=2Hz),7.97(1H,s),8.23(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.28(1H,s),8.57(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例94−(1)
3−クロロ−2−メチルアニリンの代わりに2−エチルアニリンを用い参考製造例63−(1)と同様の方法でN−(2−エチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドを得た。
N−(2−エチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:1.12(3H,t,J=8Hz),2.59(2H,q,J=8Hz),7.15−7.27(3H,m),7.43(1H,dd,J=6Hz,4Hz),7.67(1H,s),9.49(1H,s),12.17(1H,s).
参考製造例94−(2)
N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドの代わりにN−(2−エチルフェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミドを用い参考製造例63−(2)と同様の方法で7−エチル−1H−インドール−2,3−ジオンの粗生成物を得た。
7−エチル−1H−インドール−2,3−ジオン
Figure 0005186751
参考製造例94−(3)
7−エチル−1H−インドール−2,3−ジオンの粗生成物1.0gおよび2N水酸化ナトリウム水溶液3mLの混合物を、過酸化水素水(30%)2gに室温で滴下した後、得られた混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に2N塩酸をpHが4になるまで注加し、析出した沈殿を濾取した。得られた濾物を酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム溶液とで分液した。水層に2N塩酸をpHが4になるまで注加し、析出した沈殿を濾取することにより、2−アミノ−3−エチル安息香酸0.42gを得た。
2−アミノ−3−エチル安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:1.15(3H,t,J=7Hz),2.44−2.53(2H,m),6.50(1H,dd,J=8Hz,7Hz),7.15(1H,d,J=7Hz),7.62(1H,d,J=8Hz).
参考製造例94−(4)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに2−アミノ−3−エチル安息香酸を用い参考製造例46−(1)と同様の方法で2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−エチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−エチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ:0.81(3H,t,J=7Hz),2.07(2H,q,J=7Hz),7.47−7.57(2H,m),7.70(1H,d,J=7Hz),7.79(1H,dd,J=8,5Hz),7.95(1H,d,J=7Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),8.64(1H,d,J=5Hz).
参考製造例95−(1)
tert−ブチルヒドラジン塩酸塩の代わりにシクロヘキシルヒドラジン塩酸塩を用い参考製造例67−(1)と同様の方法で1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを得た。
1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.19−1.33(3H,m),1.67−1.77(2H,m),1.93−1.99(4H,m),2.16−2.19(1H,m),4.13−4.20(1H,m),6.49(1H,s),7.45(1H,s)
参考製造例95−(2)
3−クロロ−2−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンの代わりに1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを用い参考製造例15と同様の方法で1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.26−2.00(10H,m),5.10−5.18(1H,m),7.15(1H,s)
参考製造例95−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い参考製造例13と同様の方法で6−クロロ−2−(1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−(1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.26−1.54(4H,m),1.77(1H,d,J=2Hz),1.96−2.62(5H,m),2.62(3H,s),5.51−5.58(1H,m),7.31(1H,s),7.69(1H,d,J=2Hz),8.07(1H,d,J=2Hz)
参考製造例95−(4)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに6−クロロ−2−(1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い参考製造例1と同様の方法でN−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.20−1.39(3H,m),1.66(1H,d,J=12Hz),1.75−1.84(4H,m),1.98(2H,d,J=10Hz),2.25(3H,s),4.36(2H,brs),5.03−5.09(1H,m),7.35(2H,s),7.52(1H,s),9.62(1H,brs),10.17(1H,brs)
参考製造例96−(1)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン1.0gをN,N−ジメチルホルムアミド15mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド1.9gを加えた。該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド1.2gを得た。
4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.14(1H,s),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.53(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.33(1H,s)
参考製造例96−(2)
4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド1.0g、アセトン15mlおよび水7mlの混合物に、過マンガン酸カリウム1.3gを40℃でゆっくりと加えた。得られた混合物を60℃で2時間攪拌した。反応混合物中の析出物を濾過ぶより除去した。得られた濾液をクロロホルムで2回洗浄し、水層にpHが3付近になるまで2N塩酸を注加した。これを酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して、4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸0.69gを得た。
4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.15(1H,m),7.64(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.19(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.56(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例96−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い参考製造例71−(5)と同様の方法で2−[4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.72(3H,s),7.40(2H,s),7.48(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,s),7.98(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.58(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例96−(4)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに2−[4,5−ジブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い参考製造例71−(6)と同様の方法で4,5−ジブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4,5−ジブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),4.03(2H,brs),7.15(1H,s),7.22(1H,d,J=3Hz),7.25(1H,d,J=3Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.70(1H,brs),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.50(1H,brs)
参考製造例97−(1)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン1.0gをN,N−ジメチルホルムアミド15mlに溶解し、N−クロロコハク酸イミド0.68gを加えた。該混合物を50℃で2日間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.35gおよび、5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.31gを得た。
4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.04(1H,d,J=2Hz),7.10(1H,dd,J=2Hz,1Hz),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.89(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.46(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.50(1H,d,J=1Hz)
5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.41(1H,d,J=4Hz),7.08(1H,d,J=4Hz),7.45(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.54(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.41(1H,s)
参考製造例97−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.39(1H,d,J=4Hz),7.01(1H,d,J=4Hz),7.62(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.13(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=5Hz)
参考製造例97−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.71(3H,s),6.43(1H,d,J=4Hz),7.32(1H,d,J=4Hz),7.38(1H,d,J=2Hz),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,d,J=2Hz),7.97(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.59(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例98−(1)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.33−6.34(1H,m),6.97(1H,d,J=4Hz),7.18(1H,brs),7.54(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,d,J=8Hz),8.47−8.49(1H,m)
参考製造例98−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.73(3H,s),6.50(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.09(1H,dd,J=3Hz,2Hz),7.36(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.39(1H,s),7.41(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.90(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.93(1H,s),8.52(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例98−(3)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),4.40(2H,brs),6.37(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.13−7.16(2H,m),7.31(1H,d,J=2Hz),7.41(1H,brs),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.02(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz),9.56(1H,brs),9.84(1H,brs)
参考製造例99
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d)δ:2.19(3H,s),4.41(2H,brs),7.41(1H,s),7.61(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.72(1H,s),7.88(1H,s),8.17(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=5Hz),9.65(1H,brs),10.52(1H,brs)
参考製造例100−(1)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン3.0gをN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶解し、N−クロロコハク酸イミド4.5gを加えた。該混合物を50℃で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド3.6gを得た。
4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.06(1H,s),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.53(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.37(1H,s)
参考製造例100−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.18(1H,s),7.68(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.25(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.59(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例100−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.71(3H,s),7.31(1H,s),7.40(1H,s),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,s),7.98(1H,d,J=8Hz),8.58(1H,d,J=5Hz)
参考製造例100−(4)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.01(3H,s),4.03(2H,brs),7.07(1H,s),7.16(1H,d,J=2Hz),7.22(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.47(1H,brs),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.41(1H,brs)
参考製造例101
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.86g、メチルヒドラジン0.11gおよびテトラヒドロフラン15mlを混合し、該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.17gを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.14−2.16(3H,m),3.02−3.23(3H,m),4.04(0.7H,brs),4.60(1.3H,brs),7.03(2H,s),7.11(0.5H,s),7.19(0.5H,s),7.31(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.80(1H,d,J=8Hz),8.41(1H,d,J=4Hz),8.56(1H,brs)
参考製造例102
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジクロロ安息香酸を用い、参考製造例46(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.57(1H,s),7.73(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.03(1H,d,J=2Hz),8.12(1H,d,J=2Hz),8.32(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.60(1H,dd,J=5Hz,2Hz).
参考製造例103
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例84と同様の方法で、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),2.75−3.10(3H,m),4.51−5.03(2H,m),7.36(1H,s),7.60−7.71(2H,m),7.74−7.88(1H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.51(1H,d,J=4Hz),10.27−10.63(1H,m)
参考製造例104
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例101と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.21(3H,s),2.74−3.10(3H,m),4.51−4.99(2H,m),7.22−7.28(1H,m),7.46−7.56(2H,m),7.56−7.65(1H,m),7.70−7.84(1H,m),8.09(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,d,J=4Hz),9.76−10.04(1H,m)
参考製造例105−(1)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、3−アミノー4−ブロモー2−ナフトエ酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、10−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
10−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.55(1H,s),7.72−7.79(2H,m),7.89(1H,t,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.32(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.63(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.93(1H,s)
参考製造例105−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、10−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、3−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):4.37(2H,brs),7.52(1H,s),7.59(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.69(1H,t,J=8Hz),7.77(1H,t,J=8Hz),8.04−8.09(2H,m),8.15(1H,d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=4Hz),9.63(1H,brs),10.65(1H,brs)
参考製造例106−(1)
2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに、3−アミノ−4−ブロモ−2−ナフトエ酸を用い、参考製造例71―(5)と同様の方法で、10−ブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
10−ブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.33(1H,d,J=2Hz),7.65−7.75(3H,m),7.84(1H,t,J=8Hz),8.17(1H,d,J=8Hz),8.28(2H,d,J=8Hz),8.57−8.61(1H,m),8.87(1H,s)
参考製造例106−(2)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、10−ブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[1−ブロモ−3−(ヒドラジノカルボニル)−2−ナフチル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):4.37(2H,brs),7.40(1H,s),7.43−7.52(2H,m),7.66(1H,t,J=7Hz),7.75(1H,t,J=7Hz),8.01−8.08(3H,m),8.20(1H,d,J=8Hz),8.43(1H,d,J=5Hz),9.55(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例107
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.18(3H,s),4.42(2H,brs),7.28(1H,s),7.45−7.55(2H,m),7.71(1H,s),7.84(1H,s),8.07(1H,d,J=8Hz),8.44(1H,d,J=4Hz),9.68(1H,brs),10.16(1H,brs)
参考製造例108
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6ークロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−シアノ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例88と同様の方法で、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[4−シアノ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.14−2.33(6H,m),2.70−3.09(3H,m),4.55−6.05(1H,m),7.37(1H,s),7.58−7.66(2H,m),7.71−7.90(1H,m),8.15−8.21(1H,m),8.48−8.52(1H,m),10.25−10.62(1H,m)
参考製造例109
N,N'−ジメチルヒドラジン2塩酸塩0.29g、水1ml、炭酸カリウム0.31gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物に、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン1.0gを加え、該混合物を室温で6時間攪拌した後、反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.26gを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),2.43(1H,d,J=6Hz),2.61(2H,d,J=6Hz),2.95(2H,s),3.19(1H,s),3.54(0.3H,d,J=6Hz),5.62(0.7H,d,J=6Hz),7.01−7.07(3H,m),7.14−7.18(1H,m),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.79(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=5Hz),8.56(1H,brs)
参考製造例110−(1)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用いて参考製造例71−(5)と同様の方法で、6,8−ジブロモ−2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6,8−ジブロモ−2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.36(1H,s),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.95(1H,d,J=2Hz),7.99(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.19(1H,d,J=2Hz),8.57(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例110−(2)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6,8−ジブロモ−2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):4.40(2H,brs),6.47(1H,s),7.65(1H,s),7.75−7.76(1H,m),7.89(1H,s),8.05−8.06(1H,m),8.27−8.28(1H,m),9.64(1H,brs),10.20(1H,brs)
参考製造例111
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、3−アミノー4−クロロー2−ナフトエ酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.56(1H,s),7.73−7.81(2H,m),7.89(1H,t,J=8Hz),8.23(1H,d,J=8Hz),8.34(1H,d,J=8Hz),8.37(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.64(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.89(1H,s)
参考製造例112
2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに、3−アミノー4−クロロー2−ナフトエ酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.33(1H,d,J=2Hz),7.67−7.73(2H,m),7.74(1H,d,J=2Hz),7.82−7.87(1H,m),8.17(1H,d,J=8Hz),8.26−8.31(2H,m),8.59(1H,dd,J=5Hz,1Hz),8.84(1H,s)
参考製造例113−(1)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.97(1H,d,J=2Hz),7.48(1H,d,J=2Hz),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.16(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz、2Hz)
参考製造例113−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.73(3H,s),7.03(1H,d,J=2Hz),7.26(1H,d,J=2Hz),7.41(1H,d,J=2Hz),7.43(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.91(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.94(1H,d,J=2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例113−(3)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−クロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−クロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.19(3H,s),6.97(1H,d,J=2Hz),7.00(1H,d,J=2Hz),7.26(1H,s),7.30(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.48(1H,s),7.79(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.40(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.29(1H,brs)
参考製造例114
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例84と同様の方法で、3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.76(0.6H,s),3.06(2.4H,s),4.55(1.6H,s),5.02(0.4H,s),7.38−7.46(2.0H,m),7.60−7.64(1.0H,m),7.71(0.8H,d,J=2Hz),7.83(0.2H,d,J=2Hz),8.17−8.20(1.0H,m),8.51(1.0H,dd,J=5Hz,2Hz),10.38(0.8H,s),10.64(0.2H,s).
参考製造例115−(1)
3−クロロ−2−(1H−ピロール−1−イル)ピリジン3.0gをN,N−ジメチルホルムアミド30mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド3.1gを加えた。該混合物を室温で6時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−(2−ブロモー1H−ピロール−1−イル)−3−クロロピリジン1.1gを得た。
2−(2−ブロモー1H−ピロール−1−イル)−3−クロロピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.37−6.41(2H,m),6.93(1H,dd,J=3Hz,2Hz),7.38(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.91(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例115−(2)
3−クロロ−2−(1H−ピロール−1−イル)ピリジンの代わりに、2−(2−ブロモー1H−ピロール−1−イル)−3−クロロピリジンを用い、参考製造例71−(2)と同様の方法で、5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.53(1H,d,J=4Hz),7.07(1H,d,J=4Hz),7.45(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.54(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.36(1H,s)
参考製造例115−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.54(1H,d,J=4Hz),7.02(1H,d,J=4Hz),7.63(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=5Hz),12.54(1H,brs)
参考製造例115−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.57(3H,s),6.55(1H,d,J=4Hz),7.33(1H,d,J=4Hz),7.38(1H,d,J=2Hz),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,d,J=2Hz),7.97(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.59(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例115−(5)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[5−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、5−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
5−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.17(3H,s),4.02(2H,brs),6.47(1H,d,J=4Hz),7.03(1H,d,J=4Hz),7.20(1H,s),7.27(1H,s),7.36(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.86(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.40(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.22(1H,brs)
参考製造例116−(1)
2−ピロールカルバルデヒド1.9g、2−クロロピリミジン2.3g、炭酸セシウム7.8gおよびN―メチルピロリドン20mlの混合物を130℃で13時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド0.94gを得た。
1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):6.40−6.41(1H,m),7.22(1H,t,J=5Hz),7.29(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.96(1H,dd,J=3Hz,2Hz),8.73(2H,d,J=5Hz),10.61(1H,s)
参考製造例116−(2)
1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド0.5gをN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド0.6gを加えた。該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、5−ブロモー1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド0.43gを得た。
5−ブロモ−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.67(1H,d,J=4Hz),7.28(1H,d,J=4Hz),7.75(1H,t,J=5Hz),9.02(2H,d,J=5Hz),9.39(1H,s)
参考製造例116−(3)
5−ブロモ−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド0.76gとアセトン18mlとの混合物を40℃に保ちながら、ここに過マンガン酸カリウム2.0gを10mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、この混合物を40℃で4時間攪拌した。析出物を濾去して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、クロロホルムで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、5−ブロモ−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸0.28gを得た。
5−ブロモ−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.40−6.51(1H,m),6.89−7.16(1H,m),7.66−7.75(1H,m),8.99(2H,d,J=5Hz)
参考製造例116−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、5−ブロモ−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[5−ブロモー1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[5−ブロモ−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロー8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.67(3H,s),6.62(1H,d,J=4Hz),7.20−7.30(1H,m),7.67−7.72(1H,m),7.77−7.88(2H,m),9.06−9.12(2H,m)
参考製造例116−(5)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[5−ブロモー1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロー8−メチルー4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、5−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
5−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリミジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),6.45(1H,d,J=4Hz),7.12(1H,brs),7.30(1H,brs),7.44(1H,brs),7.59−7.66(1H,m),8.90−8.95(2H,m),9.51(1H,brs),9.92(1H,brs)
参考製造例117−(1)
2,6−ジクロロアニリン5g、2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン4.5gおよび酢酸30mlを混合し、該混合物を10時間加熱還流した。反応混合物を放冷した後、水に注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール5.45gを得た。
1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.26(2H,t,J=2Hz),6.82(2H,t,J=2Hz),7.50(1H,t,J=8Hz),7.66(2H,d,J=8Hz)
参考製造例117−(2)
N,N−ジメチルホルムアミド4gにオキシ塩化リン7.67gを氷冷下滴下し、室温で30分間撹拌した。ここに1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール2.1gを加え、得られた混合物を60℃で2時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物を氷水に注加した。ここに2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHが4となるように調整し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロールー2−カルバルデヒド0.80gおよび1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルバルデヒド1.00gを得た。
1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.54(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.29(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.35(1H,ddd,J=3Hz,2Hz,1Hz),7.53(1H,dd,J=9Hz,7Hz),7.63−7.67(2H,m),9.50(1H,d,J=1Hz)
1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.69(1H,dd,J=3,2Hz),7.07(1H,ddd,J=3Hz,2Hz,1Hz),7.58(1H,dd,J=9Hz,8Hz),7.71−7.75(2H,m),7.85(1H,brs),9.78(1H,d,J=1Hz)
参考製造例117−(3)
1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロールー2−カルバルデヒド0.65gをN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド0.53gを加えた。該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、4−ブロモー1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロールー2−カルバルデヒド0.85gを得た。
4−ブロモー1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.43(1H,d,J=2Hz),7.56(1H,dd,J=9Hz,7Hz),7.65−7.69(3H,m),9.46(1H,s)
参考製造例117−(4)
4−ブロモ−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド0.85gとアセトン18mlとの混合物を40℃に保ちながら、ここに過マンガン酸カリウム2.0gを10mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、この混合物を40℃で2時間攪拌した。析出物を濾去して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、クロロホルムで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、4−ブロモ−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸0.66gを得た。
4−ブロモ−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.05(1H,brs),7.40(1H,brs),7.51(1H,t,J=8Hz),7.60−7.67(2H,m),12.65(1H,s)
参考製造例117−(5)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4−ブロモ−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモ−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.68(3H,s),7.32(1H,d,J=1Hz),7.54−7.64(2H,m),7.67−7.77(3H,m),7.83(1H,d,J=2Hz)
参考製造例117−(6)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.11(3H,s),4.38(2H,brs),7.27−7.30(2H,m),7.34(1H,d,J=2Hz),7.40−7.46(2H,m),7.56(2H,d,J=8Hz),9.51(1H,brs),9.81(1H,brs)
参考製造例118−(1)
2−ピロールカルバルデヒド2.6g、3,4,5−トリクロロピリジン5.0g、炭酸セシウム10.7gおよびN―メチルピロリドン30mlの混合物を100℃で2時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド2.14gを得た。
1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.61(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.37(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.46(1H,ddd,J=3Hz,2Hz,1Hz),8.85(2H,s),9.54(1H,d,J=1Hz)
参考製造例118−(2)
1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド2.14gをN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド1.7gを加えた。該混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド2.9gを得た。
4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.52(1H,d,J=2Hz),7.74(1H,dd,J=2Hz,1Hz),8.88(2H,s),9.51(1H,d,J=1Hz)
参考製造例118−(3)
4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド2.86gとアセトン30mlとの混合物を40℃に保ちながら、ここに過マンガン酸カリウム2.9gを15mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、この混合物を40℃で2時間攪拌した。析出物を濾去して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、クロロホルムで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加した。析出した沈殿を濾取することにより、4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸2.08gを得た。
4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.12(1H,d,J=2Hz),7.51(1H,d,J=2Hz),8.85(2H,s)
参考製造例118−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロー8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.64(3H,s),7.39(1H,brs),7.72(2H,s),7.85(1H,brs),8.95(2H,s)
参考製造例118−(5)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),4.35(2H,brs),7.28(1H,d,J=2Hz),7.37(1H,d,J=2Hz),7.43−7.47(2H,m),8.76(2H,s),9.52(1H,brs),9.89(1H,brs)
参考製造例119−(1)
1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルバルデヒド0.58gとアセトン20mlとの混合物を40℃に保ちながら、ここに過マンガン酸カリウム0.9gを10mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、この混合物を40℃で2時間攪拌した。析出物を濾去して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、クロロホルムで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルボン酸0.34gを得た。
1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.60(1H,dd,J=3Hz,2Hz),6.92(1H,dd,J=3Hz,1Hz),7.48(1H,dd,J=2Hz,1Hz),7.55(1H,dd,J=8Hz,7Hz),7.67−7.72(2H,m),12.05(1H,brs)
参考製造例119−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.53(3H,s),6.89(1H,s),7.10(1H,s),7.43−7.64(2H,m),7.67−7.77(2H,m),7.82−7.91(2H,m)
参考製造例119−(3)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2,6−ジクロロフェニル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.22(3H,s),4.59(2H,brs),6.79(1H,brs),6.97(1H,brs),7.37(1H,brs),7.47−7.59(3H,m),7.71(2H,d,J=8Hz),9.66(1H,brs),9.70(1H,brs)
参考製造例120
メチルヒドラジン4.61g、メタノール25mlおよび水酸化ナトリウム4.0gの混合物に、氷冷下、N,N−ジメチルカルバモイルクロライド10.8gを滴下した後、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下濃縮した。残渣を減圧蒸留し(90−99℃/22mmHg)2,4,4−トリメチルセミカルバジド5.70gを得た。
2,4,4−トリメチルセミカルバジド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.90(6H,s),2.95(3H,s),3.94(2H,brs).
参考製造例121
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例101と同様の方法で、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.01−2.05(3H,m),2.92(2H,s),3.21(1H,s),4.05(0.7H,brs),4.59(1.3H,brs),6.95−7.10(2H,m),7.19(0.6H,s),7.29(0.4H,s),7.37(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.86(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,d,J=5Hz),9.11(0.6H,brs),9.42(0.4H,brs)
参考製造例122−(1)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−[(2−フルオロ−3−ピリジニル)メチル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−[(2−フルオロ−3−ピリジニル)メチル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−[(2−フルオロ−3−ピリジニル)メチル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.25(3H,s),6.16(2H,s),7.30−7.36(1H,m),7.39−7.46(1H,m),7.69(1H,s),7.90(1H,d,J=2Hz),7.98(1H,d,J=2Hz),8.20(1H,d,J=4Hz)
参考製造例122−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−[(2−フルオロ−3−ピリジニル)メチル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−[(2−フルオロ−3−ピリジニル)メチル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−[(2−フルオロ−3−ピリジニル)メチル]−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),4.37(2H,brs),5.86(2H,s),7.32−7.38(2H,m),7.50−7.57(2H,m),7.57−7.64(1H,m),8.16−8.21(1H,m),9.62(1H,brs),10.28(1H,brs)
参考製造例123−(1)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1―[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、2−[1―[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル]−6−クロロー8−メチルー4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[1―[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル]−6−クロロー8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.56(3H,s),5.92(2H,s),7.44(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.67(1H,s),7.89−7.95(2H,m),8.04(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=5Hz)
参考製造例123−(2)
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[1―[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例1と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−[(3−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.19(3H,s),4.45(2H,brs),5.87(2H,s),7.37(1H,brs),7.41−7.50(2H,m),7.52(1H,brs),8.04(1H,d,J=8Hz),8.45(1H,d,J=4Hz),9.71(1H,brs),10.12(1H,brs)
参考製造例124−(1)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン5.0gをN,N−ジメチルホルムアミド50mlに溶解し、N−ヨードコハク酸イミド5.4gを加えた。該混合物を室温で1日間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド3.2gおよび、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.90gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.19−7.20(2H,m),7.38−7.42(1H,m),7.89(1H,d,J=8Hz),8.45−8.47(1H,m),9.51(1H,s)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.72(1H,d,J=4Hz),7.04(1H,d,J=4Hz),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.55(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.26(1H,s)
参考製造例124−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.05(1H,d,J=2Hz),7.45(1H,d,J=2Hz),7.57(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.15(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),12.65(1H,brs)
参考製造例124−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.67(3H,s),7.30(1H,d,J=2Hz),7.61(1H,d,J=2Hz),7.63−7.67(2H,m),7.82(1H,d,J=3Hz),8.22(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.56(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例124−(4)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),4.39(2H,brs),7.26(1H,s),7.30(1H,s),7.39(1H,s),7.42(1H,s),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.43(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.52(1H,brs),9.84(1H,brs)
参考製造例125
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに、3−アミノ−7−ブロモ−4−クロロ−2−ナフトエ酸を用い参考製造例71−(5)と同様の方法で、10−クロロ−2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
10−クロロ−2−[4,5−ジクロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.51(1H,s),7.70(1H,t,J=8Hz),7.78(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.84(1H,t,J=8Hz),8.16(1H,d,J=8Hz),8.28(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.68(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.82(1H,s)
参考製造例126−(1)
2−クロロ−3−ピリジニルアミン5.0gと2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン5.6gを酢酸30mlに加え、2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を水に注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール6.5gを得た。
1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.29(2H,t,J=2Hz),7.09(2H,t,J=2Hz),7.58(1H,dd,J=8H,5Hz),7.95(1H,dd,J=8H,2Hz),8.45(1H,dd,J=5H,2Hz)
参考製造例126−(2)
N,N−ジメチルホルムアミド14.6gにオキシ塩化リン8.3gを氷冷下滴下し、室温で30分間撹拌した。ここに1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール6.5gを加え、得られた混合物を60℃で2時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物を氷水にゆっくり加えた。ここに2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHが4となるように調整し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド6.05gを得た。
1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.53(1H,t,J=2Hz),7.30(1H,d,J=2Hz),7.43(1H,brs),7.59(1H,dd,J=8H,5Hz),8.00(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=5Hz),9.51(1H,s)
参考製造例126−(3)
1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド6.05gをN,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド5.72gを加えた。該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、4−ブロモー1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド4.22gを得た。
4−ブロモ−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.42(1H,d,J=2Hz),7.60(1H,dd,J=8H,5Hz),7.70(1H,dd,J=2H,1Hz),8.06(1H,dd,J=8H,2Hz),8.54(1H,dd,J=5H,2Hz),9.47(1H,d,J=1Hz)
参考製造例126−(4)
4−ブロモ−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド4.22gとアセトン30mlとの混合物を40℃に保ちながら、ここに過マンガン酸カリウム4.43gを15mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、この混合物を40℃で2時間攪拌した。析出物を濾去して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、クロロホルムで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、4−ブロモ−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸3.02gを得た。
4−ブロモー1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.05(1H,s),7.46(1H,s),7.57(1H,dd,J=8H,4Hz),8.02(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=4Hz),12.70(1H,brs)
参考製造例126−(5)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4−ブロモ−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモー1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロー8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.65(3H,s),7.31(1H,s),7.62−7.73(3H,m),7.84(1H,s),8.10(1H,d,J=6Hz),8.57(1H,s)
参考製造例126−(6)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロー8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−クロロ−3−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),4.37(2H,brs),7.28(2H,s),7.40−7.46(2H,m),7.52(1H,dd,J=8H,4Hz),7.95(1H,d,J=8Hz),8.42(1H,d,J=4Hz),9.51(1H,brs),9.82(1H,brs)
参考製造例127−(1)
3−アミノ−4−クロロ−2−ナフトエ酸0.56gおよび酢酸20mlの混合物に、臭素0.4gを室温で滴下し、該混合物を室温で1時間攪拌した。析出した沈殿を濾取し、得られた固体を酢酸および酢酸エチルで順次洗浄することにより、3−アミノ−7−ブロモ−4−クロロ−2−ナフトエ酸0.36gを得た。
3−アミノ−7−ブロモ−4−クロロー2−ナフトエ酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.70(1H,d,J=9Hz),7.81(1H,d,J=9Hz),8.24(1H,s),8.53(1H,s)
参考製造例127−(2)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、3−アミノ−7−ブロモ−4−クロロ−2−ナフトエ酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、7−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
7−ブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−10−クロロ−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.56(1H,s),7.75−7.81(1H,m),7.99(1H,d,J=10Hz),8.14(1H,d,J=10Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),8.61−8.68(2H,m),8.85(1H,brs)
参考製造例128−(1)
3−アミノ−2−ナフトエ酸0.47gおよび酢酸20mlの混合物に、臭素0.8gを室温で滴下し、該混合物を室温で1時間攪拌した。析出した沈殿を濾取し、得られた固体を酢酸および酢酸エチルで順次洗浄することにより、3−アミノ−4,7−ジブロモ−2−ナフトエ酸0.61gを得た。
3−アミノ−4,7−ジブロモ−2−ナフトエ酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.70(1H,dd,J=9,2Hz),7.80(1H,d,J=9Hz),8.22(1H,d,J=2Hz),8.57(1H,s)
参考製造例128−(2)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、3−アミノ−4,7−ジブロモ−2−ナフトエ酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、7,10−ジブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オンを得た。
7,10−ジブロモ−2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4H−ナフト[2,3−d][1,3]オキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.56(1H,s),7.76(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.99(1H,d,J=9Hz),8.14(1H,d,J=9Hz),8.37(1H,d,J=8Hz),8.61−8.67(2H,m),8.90(1H,brs)
参考製造例129−(1)
2−ピロールカルバルデヒド10g、2−フルオロピリジン10g、炭酸セシウム24gおよびN―メチルピロリドン100mlの混合物を120℃で1日間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド7.7gを得た。
1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.44(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.21(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.30−7.33(1H,m),7.44−7.47(2H,m),7.81−7.86(1H,m),8.53(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.77(1H,s)
参考製造例129−(2)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジンの代わりに、1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例97−(1)と同様の方法で、5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.36(1H,d,J=4Hz),7.07(1H,d,J=4Hz),7.38(1H,d,J=8Hz),7.44(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.87−7.91(1H,m),8.61(1H,d,J=5Hz),9.41(1H,s)
参考製造例129−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.36(1H,d,J=4Hz),6.98(1H,d,J=4Hz),7.45(1H,d,J=8Hz),7.50−7.53(1H,m),7.97−8.00(1H,m),8.56(1H,d,J=5Hz),12.34(1H,brs)
参考製造例129−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.70(3H,s),6.38(1H,d,J=4Hz),7.29(1H,d,J=4Hz),7.38(1H,s),7.41−7.49(2H,m),7.91−7.94(2H,m),8.66(1H,brs)
参考製造例129−(5)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[5−クロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、5−クロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
5−クロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.13(3H,s),4.43(2H,brs),6.40(1H,d,J=4Hz),7.11(1H,d,J=4Hz),7.30(1H,d,J=2Hz),7.40−7.47(3H,m),7.94(1H,td,J=7Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.51(1H,brs),9.85(1H,brs)
参考製造例130
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、8−ブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例101と同様の方法で、4−ブロモ−N−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[6−ブロモ−4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.96(1.5H,s),3.15(1.5H,s),4.05(1H,brs),4.49(1H,brs),7.03(1H,d,J=2Hz),7.16(1H,dd,J=7Hz,4Hz),7.20(1H,d,J=2Hz),7.29−7.34(1H,m),7.47(0.5H,d,J=2Hz),7.53(0.5H,d,J=2Hz),7.83−7.79(1H,m),8.40−8.43(1H,m),8.67(0.5H,brs),8.77(0.5H,brs)
参考製造例131−(1)
2−フルオロピリジンの代わりに、2−クロロ−3−シアノピリジンを用い、参考製造例129−(1)と同様の方法で、2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)−3−シアノピリジンを得た。
2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)−3−シアノピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.53(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.22(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.29−7.31(1H,m),7.51(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.12(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.74(1H,dd,J=5Hz,2Hz)9.65(1H,s)
参考製造例131−(2)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジンの代わりに、2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)−3−シアノピリジンを用い、参考製造例71−(3)と同様の方法で、2−(4−ブロモ−2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ニコチノニトリルを得た。
2−(4−ブロモ−2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)−3−シアノピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.18(1H,d,J=2Hz),7.29(1H,d,J=2Hz),7.54(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.13(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.74(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.59(1H,s)
参考製造例131−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに2−(4−ブロモ−2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)−3−シアノピリジンを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.10(1H,d,J=2Hz),7.65(1H,d,J=2Hz),7.75(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.55(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.82(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例131−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用いて参考製造例71−(5)と同様の方法で、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−シアノ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.39(1H,d,J=2Hz),7.77(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.81(1H,d,J=2Hz),8.14(1H,d,J=2Hz),8.21(1H,d,J=2Hz),8.58(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.83(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例132−(1)
2−フルオロピリジンの代わりに、2−クロロ−3−トリフルオロメチルピリジンを用い、参考製造例129−(1)と同様の方法で、1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.47(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.12−7.14(2H,m),7.59(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.75(1H,d,J=5Hz),9.54(1H,d,J=1Hz)
参考製造例132−(2)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジンの代わりに、1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(3)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.11(2H,s),7.62(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.18(1H,d,J=8Hz),8.74(1H,d,J=5Hz),9.47(1H,s)
参考製造例132−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.02(1H,d,J=2Hz),7.56(1H,d,J=2Hz),7.80(1H,dd,J=7Hz,5Hz),8.42(1H,d,J=7Hz),8.82(1H,d,J=5Hz),12.66(1H,brs)
参考製造例132−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用いて参考製造例71−(5)と同様の方法で、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.34(1H,s),7.71(1H,s),7.83(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.10(1H,d,J=2Hz),8.19(1H,d,J=2Hz),8.48(1H,d,J=8Hz),8.84(1H,d,J=5Hz)
参考製造例133−(1)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.63(1H,d,J=4Hz),6.97(1H,d,J=4Hz),7.62(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=5Hz),12.43(1H,brs)
参考製造例133−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.65(3H,s),6.82(1H,d,J=3Hz),7.23(1H,d,J=3Hz),7.67(1H,s),7.71(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.81(1H,s),8.32(1H,d,J=8Hz),8.65(1H,d,J=5Hz)
参考製造例133−(3)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),4.02(2H,brs),6.66(1H,s),7.05(1H,s),7.19(1H,s),7.24(1H,s),7.37(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.50(1H,brs),7.86(1H,d,J=8Hz),8.49(1H,d,J=5Hz),9.28(1H,brs)
参考製造例134−(1)
2−アミノ−3−メチル安息香酸1.51g、無水酢酸1.0gおよびテトラヒドロフラン20mlを混合し、該混合物を80℃で13時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物を水に注加した後、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで洗浄することにより、2−アセチルアミノ−3−メチル安息香酸0.72gを得た。
2−アセチルアミノー3−メチル安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.00(3H,s),2.19(3H,s),7.21(1H,t,J=8Hz),7.41(1H,d,J=8Hz),7.58(1H,d,J=8Hz),9.47(1H,brs)
参考製造例134−(2)
2−アセチルアミノ−3−メチル安息香酸0.72gおよび濃硫酸8mlの混合物に発煙硝酸1.6gを室温で滴下した。該混合物を室温で2時間攪拌した後、反応混合物を氷水に注加した。析出した沈殿を濾取することにより、2−アセチルアミノ−3−メチル−5−ニトロ安息香酸0.45gを得た。
2−アセチルアミノー3−メチルー5−ニトロ安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.06(3H,s),2.34(3H,s),8.31(2H,s),9.93(1H,brs)
参考製造例134−(3)
2−アセチルアミノー3−メチルー5−ニトロ安息香酸0.45g、水酸化カリウム0.45g、メタノール5mlおよび水20mlを混合し、該混合物を80℃で2時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加した後、2N塩酸を加えて、pHが3になるように調整した。析出した沈殿を濾取することにより、2−アミノ−3−メチル−5−ニトロ安息香酸0.28gを得た。
2−アミノ−3−メチル−5−ニトロ安息香酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.19(3H,s),7.99(1H,s),8.56(1H,s)
参考製造例134−(4)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−3−メチル−5−ニトロ安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−ニトロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−6−ニトロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.81(3H,s),7.64(1H,s),7.79(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.38(1H,d,J=8Hz),8.48(1H,s),8.55(1H,s),8.64(1H,d,J=4Hz)
参考製造例135−(1)
2−フルオロピリジンの代わりに、2−クロロ−3−ニトロピリジンを用い、参考製造例129−(1)と同様の方法で、1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.54(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.18(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.34−7.35(1H,m),7.60(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.51(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.75(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.48(1H,d,J=1Hz)
参考製造例135−(2)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジンの代わりに、1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(3)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.14(1H,d,J=2Hz),7.33(1H,d,J=2Hz),7.63(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.53(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.75(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.42(1H,s)
参考製造例135−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.05(1H,d,J=2Hz),7.60(1H,d,J=2Hz),7.84(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.68(1H,d,J=8Hz,2Hz),8.84(1H,d,J=5Hz,2Hz)
参考製造例135−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用いて参考製造例71−(5)と同様の方法で、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−ニトロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.38(1H,d,J=2Hz),7.80(1H,d,J=2Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.11(1H,d,J=2Hz),8.26(1H,d,J=2Hz),8.84(1H,d,J=8Hz),8.65(1H,d,J=5Hz)
参考製造例136−(1)
2−フルオロピリジンの代わりに、3−ブロモ−2−クロロピリジンを用い、参考製造例129−(1)と同様の方法で、1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.48(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.10−7.17(2H,m),7.31(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.05(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.57(1H,s)
参考製造例136−(2)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジンの代わりに、1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(3)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.11−7.14(2H,m),7.33(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.06(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.50(1H,d,J=1Hz)
参考製造例136−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.01(1H,s),7.48−7.51(2H,m),8.28(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=5Hz),12.67(1H,brs)
参考製造例136−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用いて参考製造例71−(5)と同様の方法で、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−ブロモ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.33(1H,s),7.53(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.72(1H,s),8.12(1H,d,J=2Hz),8.27(1H,d,J=2Hz),8.36(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=5Hz)
参考製造例137−(1)
2−ピロールカルバルデヒド2.0g、3,4−ジクロロピリジン3.0g、炭酸セシウム8.0gおよびN―メチルピロリドン30mlの混合物を120℃で25時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド2.95gを得た。
1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):6.55(1H,dd,J=4Hz,3Hz),7.33(1H,dd,J=4Hz,2Hz),7.44(1H,ddd,J=3Hz,2Hz,1Hz),7.60(1H,d,J=5Hz),8.66(1H,d,J=5Hz),8.83(1H,s),9.52(1H,d,J=1Hz)
参考製造例137−(2)
1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド2.95gをN,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド2.66gを加えた。該混合物を室温で10時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド1.2gを得た。
4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.44−7.46(1H,m),7.66(1H,d,J=5Hz),7.69−7.72(1H,m),8.68(1H,d,J=5Hz),8.85(1H,s),9.47(1H,s)
参考製造例137−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド1.2gとアセトン30mlとの混合物を40℃に保ちながら、ここに過マンガン酸カリウム2.0gを10mlの水に溶解した水溶液を滴下した後、この混合物を60℃で1時間攪拌した。析出物を濾去して得られた濾液に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを10−12となるように調整してから、クロロホルムで2回洗浄した。水層のpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸0.43gを得た。
4−ブロモー1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.07(1H,d,J=2Hz),7.47(1H,d,J=2Hz),7.63(1H,d,J=5Hz),8.65(1H,d,J=5Hz),8.81(1H,s)
参考製造例137−(4)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.63(3H,s),7.33(1H,d,J=2Hz),7.68−7.74(3H,m),7.85(1H,d,J=2Hz),8.73(1H,d,J=5Hz),8.91(1H,s)
参考製造例137−(5)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチルー4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−4−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.15(3H,s),4.39(2H,brs),7.27−7.31(2H,m),7.42−7.46(2H,m),7.56(1H,d,J=5Hz),8.60(1H,d,J=5Hz),8.72(1H,s),9.54(1H,brs),9.87(1H,brs)
参考製造例138−(1)
2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸の代わりに、2−アミノ−5−クロロ安息香酸を用い、参考製造例46−(1)と同様の方法で、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):7.01(1H,d,J=9Hz),7.53(1H,s),7.78(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.88(1H,dd,J=9Hz,3Hz),8.06(1H,d,J=3Hz),8.32(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.60(1H,dd,J=5Hz,1Hz).
参考製造例139
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例84と同様の方法で、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):2.88(0.6H,s),3.10(2.4H,s),4.71(1.6H,s),5.01(0.4H,s),7.29−7.34(1.0H,brm),7.38−7.52(3.0H,m),7.65(1.0H,dd,J=8Hz,5Hz),8.22(1.0H,dd,J=8Hz,2Hz),8.52(1.0H,dd,J=5Hz,2Hz),10.40−10.50(1.0H,brm).
参考製造例140
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例88と同様の方法で、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−(N,N'−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.69(3H,brs),3.28(3H,s),6.92(1H,s),7.30−7.46(3H,m),7.91(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.17(1H,d,J=9Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),10.29(1H,brs).
参考製造例141−(1)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジンの代わりに、2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジンを用い、参考製造例100−(1)と同様の方法で、4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドおよび、3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを得た。
4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.08(1H,s),7.38−7.41(1H,m),7.47−7.50(1H,m),7.91−7.95(1H,m),8.63−8.65(1H,m),9.40(1H,s)
3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.35(1H,s),7.33−7.36(1H,m),7.45−7.48(1H,m),7.89−7.93(1H,m),8.61−8.62(1H,m),9.64(1H,s)
参考製造例141−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.11(1H,s),7.56−7.58(2H,m),8.03(1H,td,J=8Hz,2Hz),8.58(1H,dd,J=4Hz,2Hz)
参考製造例141−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、6−クロロ−2−[4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):2.07(3H,s),7.35(1H,s),7.62−7.67(3H,m),7.81(1H,s),8.11(1H,t,J=8Hz),8.65(1H,d,J=5Hz)
参考製造例141−(4)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[4,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.16(3H,s),7.01(1H,s),7.25(2H,s),7.36−7.41(2H,m),7.87(1H,td,J=8Hz,2Hz),7.95(1H,brs),8.55−8.57(1H,m),9.42(1H,brs)
参考製造例142−(1)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):6.64(1H,s),7.53−7.57(2H,m),8.02(1H,td,J=8Hz,2Hz),8.55−8.57(1H,m)
参考製造例142−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、参考製造例71−(5)と同様の方法で、6−クロロ−2−[3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):1.82(3H,s),6.97(1H,s),7.60−7.70(3H,m),7.81−7.83(1H,m),8.04−8.12(1H,m),8.58(1H,d,J=6Hz)
参考製造例142−(3)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、6−クロロ−2−[3,5−ジクロロ−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、3,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
3,5−ジクロロ−N−[4−クロロ−2−(ヒドラジノカルボニル)−6−メチルフェニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.14(3H,s),6.26(1H,s),7.20−7.23(2H,s),7.28−7.34(2H,m),7.61−7.65(1H,m),7.76−7.81(1H,m),8.49(1H,brs),8.79(1H,brs)
参考製造例143−(1)
3−クロロ−2−(4−ブロモ−2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン3.0gをテトラヒドロフラン30mlに溶解し、N−クロロコハク酸イミド1.5gを加えた。該混合物を室温で2日間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド2.5gを得た。
4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.12(1H,s),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.94(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.53(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.38(1H,s)
参考製造例143−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.20(1H,s),7.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.25(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.58(1H,dd,J=5Hz,2Hz),12.99(1H,brs)
参考製造例143−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用いて参考製造例71−(5)と同様の方法で、2−[4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
2−[4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.49(1H,s),7.71(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.11(1H,d,J=2Hz),8.26(1H,d,J=2Hz),8.34(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.63(1H,dd,J=5Hz,1Hz)
参考製造例143−(4)
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[4−ブロモ−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを用い、参考製造例71−(6)と同様の方法で、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミドを得た。
4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.21(1H,s),7.39(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1H,d,J=2Hz),7.70(1H,d,J=2Hz),7.88(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.49(1H,dd,J=5Hz,2Hz),8.71(1H,s)
参考製造例144
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン8.42g、ヒドラジン1水和物3.0gおよびテトラヒドロフラン60mlを氷冷下混合し、該混合物を室温で3時間攪拌した。析出した沈殿を濾取した後、テトラヒドロフランおよびメチルtert−ブチルエーテルで順次洗浄することにより、3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド4.85gを得た。
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):4.35(2H,brs),7.42(1H,s),7.58−7.62(2H,m),8.07(1H,d,J=2Hz),8.16(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.61(1H,brs)
参考製造例145
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.50g、メチルヒドラジン0.15mlおよびテトラヒドロフラン8mlを混合し、該混合物を室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.39gを得た。
4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.96(1.5H,s),3.15(1.5H,s),4.05(1.0H,s),4.48(1.0H,s),7.03(1.0H,d,J=2Hz),7.18(0.5H,d,J=2Hz),7.21(0.5H,d,J=2Hz),7.29−7.34(2.0H,m),7.63(0.5H,d,J=2Hz),7.68(0.5H,d,J=2Hz),7.79−7.83(1.0H,m),8.40−8.44(1.0H,m),8.67(0.5H,s),8.77(0.5H,s)
参考製造例146
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン1.0g、メチルヒドラジン0.28mlおよびテトラヒドロフラン16mlを混合し、該混合物を室温で19時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.97gを得た。
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N−メチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.97(1.5H,s),3.17(1.5H,s),3.99(1.0H,s),4.51(1.0H,s),7.31(1.0H,d,J=2Hz),7.35−7.41(2.0H,m),7.61(0.5H,d,J=2Hz),7.67(0.5H,d,J=2Hz),7.84−7.89(1.0H,m),8.45−8.50(1.0H,m),9.32(0.5H,s),9.45(0.5H,s)
参考製造例147
N,N'−ジメチルヒドラジン2塩酸塩0.42g、水5滴、炭酸カリウム0.87gおよびテトラヒドロフラン10mLの混合物に、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.60gを加え、得られた混合物を室温で19時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド0.51gを得た。
3−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):2.49(1.5H,d,J=6Hz),2.58(1.5H,d,J=6Hz),2.92(1.5H,s),3.11(1.5H,s),3.52(0.5H,q,J=6Hz),5.43(0.5H,q,J=6Hz),7.21(0.5H,s),7.24(0.5H,s),7.30(0.5H,d,J=2Hz),7.32(0.5H,d,J=2Hz),7.35−7.39(1.0H,m),7.61(0.5H,d,J=2Hz),7.67(0.5H,d,J=2Hz),7.83−7.87(1.0H,m),8.44−8.47(1.0H,m),9.24(0.5H,s),9.42(0.5H,s)
参考製造例148
N,N'−ジメチルヒドラジン2塩酸塩0.42g、水5滴、炭酸カリウム0.87gおよびテトラヒドロフラン10mLの混合物に、6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.59gを加え、得られた混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付して、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.52gを得た。
4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl)δ:2.47(1.5H,d,J=6Hz),2.55(1.5H,brs),2.91(1.5H,s),3.08(1.5H,s),3.54(0.5H,q,J=6Hz),5.46(0.5H,brs),7.03(1.0H,d,J=2Hz),7.10(0.5H,d,J=2Hz),7.15(0.5H,d,J=2Hz),7.28−7.32(2.0H,m),7.65(0.5H,d,J=2Hz),7.69(0.5H,d,J=2Hz),7.77−7.81(1.0H,m),8.39−8.41(1.5H,m),8.62(0.5H,s).
参考製造例149−(1)
3−クロロ−2−(2−ホルミル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン1.0gとチオシアン酸ナトリウム1.4gをメタノール10mlに加えた。臭素1.0gを飽和臭化ナトリウム−メタノール溶液5mlに溶解して−20℃でゆっくり滴下した。2時間攪拌した後、反応液を氷水に100mlに加えた。クロロホルムで2回抽出し、有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド1.6gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.95(1H,d,J=4Hz),7.16(1H,d,J=4Hz),7.52(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.97(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.57(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.58(1H,s)
参考製造例149−(2)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドの代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−カルボアルデヒドを用い、参考製造例71−(4)と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−カルボン酸
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.07(1H,d,J=4Hz),7.11(1H,d,J=4Hz),7.69(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.27(1H,d,J=8Hz),8.62(1H,d,J=5Hz)
参考製造例149−(3)
4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−カルボン酸を用い、2−アミノ−5−クロロ−3−メチル安息香酸の代わりに、2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸を用いて参考製造例71−(5)と同様の方法で、6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.23(1H,d,J=4Hz),7.41(1H,d,J=4Hz),7.72(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.14(1H,d,J=2Hz),8.29(1H,d,J=2Hz),7.34(1H,d,J=8Hz),8.66(1H,d,J=5Hz)
参考製造例150
6,8−ジブロモ−2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.569g、ヒドラジン1水和物0.20gおよびテトラヒドロフラン2mlを氷冷下混合し、該混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド0.53gを得た。
4−ブロモ−N−[4,6−ジブロモ−2−(ヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピロール−2−カルボキサミド
Figure 0005186751
参考製造例151−(1)
4−ブロモイミダゾール1.0g、3−クロロ−2−(メタンスルホニル)ピリジン1.3g、炭酸セシウム2.7gおよびN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物を100℃で6時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に水を注加し、析出した沈殿を濾取することにより、2−(4−ブロモ−1H−イミダゾール−1−イル)−3−クロロピリジン1.7gを得た。
2−(4−ブロモ−1H−イミダゾール−1−イル)−3−クロロピリジン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.33(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.63(1H,s),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.13(1H,s),8.45−8.46(1H,m)
参考製造例151−(2)
2−(4−ブロモ−1H−イミダゾール−1−イル)−3−クロロピリジン1.0gのジクロロメタン5ml溶液にトリクロロアセチルクロライド0.45mlのジクロロメタン5ml溶液を室温で滴下し、該混合物を室温で1日間撹拌した。ここにトリエチルアミン0.57mlを加え、得られた混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−2,2,2−トリクロロエタノン1.0gを得た。
1−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−2,2,2−トリクロロエタノン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.35(1H,s),7.49(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.95(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例151−(3)
1−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−2,2,2−トリクロロエタノン0.50gと2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸0.37gをアセトニトリル10mlに溶解し、ここにトリエチルアミン0.43mlを加えた。該混合物を室温で1日間攪拌してから、メタンスルホニルクロライド0.12mlを加えて室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.29gを得た。
2−[4−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(DMSO−d6,TMS)δ(ppm):7.70(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.18(1H,d,J=3Hz),8.18(1H,s),8.31(1H,dd,J=8Hz,1Hz),8.33(1H,d,J=3Hz),8.59(1H,dd,J=5Hz,1Hz)
参考製造例152−(1)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−チオシアナト−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.70gと硫化ナトリウム9水和物0.64gを水10mlに溶解した。該混合物を加熱還流下で1時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物に酢酸を加えて、pHを5となるように調整してから、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をメチルtert−ブチルエーテルで洗浄し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メルカプト−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.50gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メルカプト−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):6.56(1H,d,J=4Hz),7.07(1H,d,J=4Hz),7.46(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.54(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.42(1H,s)
参考製造例152−(2)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メルカプト−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.50g、ヨウ化メチル0.36g、炭酸カリウム0.43gおよびN,N−ジメチルホルムアミド50mlの混合物を室温で1日間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.34gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.39(3H,s),6.45(1H,d,J=4Hz),7.10(1H,d,J=4Hz),7.43(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.90(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.52(1H,dd,J=5Hz,2Hz),9.41(1H,s)
参考製造例152−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド0.38g、アセトン5mlおよび水3mlの混合物に、過マンガン酸カリウム0.38gを40℃でゆっくりと加え、該混合物を50℃で4時間攪拌した。室温まで放冷した反応混合物を濾過し、得られた濾液をクロロホルムで2回洗浄した。水層にpHが3付近になるまで2N塩酸を注加し、析出した結晶をろ取して、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルスルホニル−1H−ピロール−2−カルボン酸と1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−カルボン酸の混合物を0.38g得た。得られた混合物と塩化チオニル0.29mlとの混合物をアセトニトリル10ml中で1時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をアセトニトリル10mlに溶解した。ここに2−アミノ−3,5−ジブロモ安息香酸0.39gとトリエチルアミン0.65mlを加え、室温で6時間攪拌してから、メタンスルホニルクロライド0.13mlを加えて室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルスルホニル−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.05gと6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン0.05gを得た。
6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルスルホニル−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.23(3H,s),7.21(1H,d,J=4Hz),7.41(1H,d,J=4Hz),7.50(1H,dd,J=8Hz,4Hz),7.95(1H,d,J=8Hz),8.02(1H,d,J=2Hz),8.24(1H,d,J=2Hz),8.56(1H,d,J=4Hz)

6,8−ジブロモ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−メチルチオ−1H−ピロール−2−イル]−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.39(3H,s),6.63(1H,d,J=4Hz),7.35(1H,d,J=4Hz),7.63(1H,dd,J=8Hz,5Hz),8.08(1H,d,J=2Hz),8.22(1H,d,J=2Hz),8.25(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.58(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例153−(1)
3−クロロ−2−ヒドラジノピリジン20g、21%ナトリウムエトキシド(エタノール溶液)56mlおよびエタノール75mlの混合物に、マレイン酸ジエチル27mlを滴下した後、該混合物を10分間加熱還流した。65℃まで冷却した反応混合物に酢酸15mlを注加した後、室温まで放冷した。該反応混合物に水190mlを注加した後、6N塩酸を加えて、pHを2となるように調整してから、メチルtert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣にジエチルエーテルを加え、固体を濾取することにより、2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボン酸エチル4.28gを得た。
2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.22(3H,t,J=7Hz),2.36(1H,d,J=17Hz),2.92(1H,dd,J=17Hz,10Hz),4.20(2H,q,J=7Hz),4.83(1H,d,J=10Hz),7.20(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,d,J=8Hz),8.27(1H,d,J=5Hz),10.17(1H,s)
参考製造例153−(2)
2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボン酸エチル12.0g、アセトニトリル90mlおよび硫酸4.8mlの混合物に、過硫酸ナトリウム14.5gを加え、該混合物を3.5時間加熱還流した。室温まで放冷した反応混合物を濾過し、得られた濾液に水を注加した後、メチルtert−ブチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル7.23gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−d,TMS)δ(ppm):1.06(3H,t,J=7Hz),4.11(2H,q,J=7Hz),6.34(1H,s),7.59−7.63(1H,m),8.17−8.23(1H,m),8.50−8.52(1H,m),10.65(1H,s)
参考製造例153−(3)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−5−カルボン酸エチル1.0g、水酸化カリウム0.042g、メタノール10mlおよびジメチルスルホキシド10mlの混合物を氷冷し、そこへ、トリフルオロメチルトリフルオロビニルエーテルのガスを導入した。該混合物を室温に4日間攪拌した。反応混合物に水を注加した後、ジエチルエーテルで2回抽出した。有機層を合わせ、水および飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロ−2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル1.32gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロ−2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.80(3H,s),6.04(1H,dt,J=54Hz,3Hz),6.80(1H,s),7.45(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.92(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.51(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例153−(4)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロ−2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル1.32gおよびメタノール15mlの混合物に、2N水酸化ナトリウム水溶液5mlを加えた。該混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、メチルtert−ブチルエーテルで洗浄した。水層に6N塩酸を加えて、pHを2となるように調整した後、メチルtert−ブチルエーテルで2回抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロ−2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸1.18gを得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロー2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):6.04(1H,dt,J=54Hz,3Hz),6.84(1H,s),7.46(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.93(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.50(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例153−(5)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロ−2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−{1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロ−2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル}−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−{1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−[1,1,2−トリフルオロ−2−(トリフルオロメトキシ)エトキシ]−1H−ピラゾール−5−イル}−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.83(3H,s),6.06(1H,dt,J=54Hz,3Hz),7.04(1H,s),7.48−7.51(2H,m),7.96−8.00(2H,m),8.55(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例154−(1)
N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド4.0gとテトラヒドロフラン50mlとの混合物に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリチウムのヘキサン溶液15.7mlを滴下し、−78℃で10分間攪拌した。該混合物に、硫黄1.46gとテトラヒドロフラン20mlとの混合物を加えた後、該混合物を−78℃で1時間攪拌した。徐々に反応温度を室温に戻しながら、1.5時間攪拌した。析出した沈殿を濾取し、ジエチルエーテルで洗浄した。得られた固体を水に溶解させ、pHが3付近になるまで6N塩酸を注加した後、メチルt−ブチルエーテルで3回抽出した。合せた有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、N,N−ジメチル−5−メルカプト−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド3.92gを得た。
N,N−ジメチル−5−メルカプト−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.03(6H,s),4.39(1H,s),6.27(1H,d,J=2Hz),7.59(1H,d,J=2Hz)
参考製造例154−(2)
N,N−ジメチル−5−メルカプト−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド1.0g、50%水素化ナトリウム(油性)0.30gおよびテトラヒドロフラン25mlを混合し、該混合物を室温で0.5時間攪拌した後、−60℃に冷却した。反応混合物に、S−(トリフルオロメチル)ジベンゾチオフェニウム・トリフルオロメタンスルホネート1.94gを加え、該混合物を−60℃で0.5時間攪拌した後、室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を注加し、酢酸エチルで3回抽出した。合せた有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、N,N−ジメチル−5−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド1.30gを得た。
N,N−ジメチル−5−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):3.08(6H,s),6.73(1H,s),7.73(1H,s)
参考製造例154−(3)
5−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドの代わりに、N,N−ジメチル−5−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドを用い、参考製造例21と同様の方法で、3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾールを得た。
3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):6.70(1H,d,J=3Hz),7.74(1H,d,J=3Hz),12.47(1H,brs)
参考製造例154−(4)
3−ブロモ−1H−ピラゾールの代わりに、3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾールを用い、参考製造例22と同様の方法で、3−クロロ−2−[3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジンを得た。
3−クロロ−2−[3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):6.78(1H,d,J=3Hz),7.35(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.94(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.17(1H,d,J=3Hz),8.47(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例154−(5)
2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンの代わりに、3−クロロ−2−[3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジンを用い、参考製造例23と同様の方法で、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を得た。
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):7.35(1H,s),7.47(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.94(1H,d,J=8Hz),8.52(1H,d,J=5Hz)
参考製造例154−(6)
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を用い、参考製造例13と同様の方法で、6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンを得た。
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチルチオ)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン
Figure 0005186751
H−NMR(CDCl,TMS)δ(ppm):1.82(3H,s),7.50−7.54(3H,m),7.98−8.00(2H,m),8.57(1H,dd,J=5Hz,2Hz)
参考製造例155
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジブロモ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オンの代わりに、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6,8−ジクロロ−4H−3,1−ベンズオキサジン−4−オン用い、参考製造例147と同様の方法で、3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを得た。
3−ブロモ−N−[4,6−ジクロロ−2−(N,N’−ジメチルヒドラジノカルボニル)フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 0005186751
H−NMR(DMSO−D,TMS)δ(ppm):2.20(2.4H,d,J=5Hz),2.39(0.6H,d,J=6Hz),2.72(0.6H,s),3.02(2.4H,s),4.59(0.8H,q,J=5Hz),5.68(0.2H,q,J=6Hz),7.38(0.8H,d,J=2Hz),7.40(1.0H,s),7.53(0.2H,d,J=2Hz),7.60−7.64(1.0H,m),7.70(0.8H,d,J=2Hz),7.84(0.2H,d,J=2Hz),8.16−8.19(1.0H,m),8.49−8.50(1.0H,m),10.34(0.8H,s),10.65(0.2H,s).
次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表す。
製剤例1
本発明化合物(1)〜(231)の各々10部を、キシレン35部とN,N−ジメチルホルムアミド35部との混合物に溶解し、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、良く攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2
本発明化合物(1)〜(231)の各々20部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌混合して各々の20%水和剤を得る。
製剤例3
本発明化合物(1)〜(231)の各々2部に、合成含水酸化珪素微粉末1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部およびカオリンクレー65部を加え充分攪拌混合する。ついでこれらの混合物に適当量の水を加え、さらに攪拌し、増粒機で製粒し、通風乾燥して各々の2%粒剤を得る。
製剤例4
本発明化合物(1)〜(231)の各々1部を適当量のアセトンに溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.3部およびフバサミクレー93.7部を加え、充分攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%粉剤を得る。
製剤例5
本発明化合物(1)〜(231)の各々10部;ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部;および水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々の10%フロアブル剤を得る。
製剤例6
本発明化合物(1)〜(231)の各々0.1部をキシレン5部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して各々の0.1%油剤を得る。
製剤例7
本発明化合物(1)〜(231)の各々10mgをアセトン0.5mlに溶解し、この溶液を、動物用固形飼料粉末(飼育繁殖用固形飼料粉末CE−2、日本クレア株式会社商品)5gに処理し、均一に混合する。ついでアセトンを蒸発乾燥させて各々の毒餌を得る。
製剤例8
本発明化合物(5)10部と、下記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
A群:
殺虫剤として、
(1)有機リン系化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos-methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)等;
(2)カーバメート系化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)等;
(3)合成ピレスロイド系化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox) 、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma-cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート等;
(4)ネライストキシン系化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)等;
(5)ネオニコチノイド系化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等;
(6)ベンゾイル尿素系化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)等;
(7)フェニルピラゾール系化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等;
(8)Btトキシン系殺虫剤
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、並びにそれらの混合物;
(9)ヒドラジン系化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)等;
(10)有機塩素系化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)等;
(11)天然系殺虫剤
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate);
(12)その他の殺虫剤
アベルメクチン(avermectin-B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3-Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、SI−0009、シフルメトフェン(cyflumetofen)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニックアミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、ニディノテフラン(nidinotefuran)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、NNI−0101、S−1947、クロラントラニリプロール(Chlorantraniliprole)、下記式(A)
式(A):
Figure 0005186751

〔式中、
R1は、Me、Cl、BrまたはF、
R2は、F、Cl、Br、C1−C4ハロアルキル、またはC1−C4ハロアルコキシ、
R3は、F、ClまたはBr、
R4は、H、1個またはそれ以上のハロゲン原子;CN;SMe;S(O)Me;S(0)2MeおよびOMeで置換されていてもよいC1−C4アルキル、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニル、または、C3−C5シクロアルキル、
R5は、HまたはMe、
R6は、H、FまたはCl、
R7は、H、FまたはClを表す。〕
に示される化合物。
殺ダニ剤(殺ダニ活性成分)として、
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenazate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、アミドフルメット(amidoflumet)。
殺線虫剤(殺線虫活性成分)として、
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)。
殺菌剤として、
アシベンゾラル−S−メチル(acibenzolar-S-methyl)、アンバム(amobam)、アムプロピルホス(ampropylfos)、アニラジン(anilazine)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomyl)、ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)、ベンチアゾール(benthiazole)、ベソキサジン(bethoxazin)、ビテルタノール(bitertanol)、ブラストサイジン−S(blasticidin-S)、ボルドー液(Bordeaux mixture)、ボスカリド(boscalid)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ブチオベート(buthiobate)、次亜塩素酸カルシウム(Calcium hypochlorite)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、キャプタン(captan)、カルベンダゾール(carbendazol)、カルボキシン(carboxin)、カルプロパミド(carpropamid)、クロベンチアゾン(chlobenthiazone)、クロロネブ(chloroneb)、クロルピクリン(chloropicrin)、クロロタロニル(chlorothalonil:TPN)、クロルチオホス(chlorthiophos)、桂皮アルデヒド(Cinnamaldehyde)、クロジラコン(clozylacon)、CNA(2,6-Dichloro-4-nitroaniline)、水酸化第二銅(Copper hydroxide)、硫酸銅(Copper sulfate)、シアゾファミド(cyazofamid)、シフルフェンアミド(cyfluphenamid)、シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、シプロフラム(cyprofuram)、ダゾメット(dazomet)、デバカルブ(debacarb)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、D−D(1,3-Dichloropropene)、ジクロシメット(diclocymet)、ジクロメジン(diclomezine)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリム(diflumetorim)、ジメフルアゾール(dimefluazole)、ジメチリモール(dimethirimol)、ジメトモルフ(dimethomorph)、ジニコナゾール・M(diniconazole-M)、ジノカップ(dinocap)、エジフェンホス(edifenphos)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、エタコナゾール(etaconazole)、エタボキサム(ethaboxam)、エチリモル(ethirimol)、エトリジアゾール(etridiazole)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナミドン(fenamidone)、フェナリモル(fenarimol)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンダゾスラム(Fendazosulam)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フェノキサニル(fenoxanil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンチアゾン(fentiazon)、水酸化トリフェニルスズ(fentin hydroxide)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルメトバー(flumetover)、フルモルフ(flumorph)、フルオルイミド(fluoroimide)、フルオトリマゾール(fluotrimazole)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルトラニル(flutolanil)、フルトリアホル(flutriafol)、ホセチル(fosetyl-Al)、フサライド(fthalide)、フベリダゾール(fuberidazole)、フララキシル(furalaxyl)、フラメトピル(furametpyr)、フルカルバニル(furcarbanil)、フルコナゾール-シス(furconazole-cis)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hymexazol)、IBP(IBP)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イミノクタジン・アルベシル酸塩(iminoctadine-albesilate)、イミノクタジン酢酸塩(iminoctadine-triacetate)、ヨードカルブ(iodocarb)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロジオン(iprodione)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレソキシム・メチル(kresoxim-methyl)、マンコゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシル・M(metalaxyl-M)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、メタスルホカルブ(methasulfocarb)、臭化メチル(Methyl bromide)、メトコナゾール(metconazole)、メトフロキサム(methfuroxam)、メトミノストロビン(metominostrobin)、メトラフェノン(metrafenone)、メトスルホバックス(metsulfovax)、ミルディオマイシン(mildiomycin)、ミルネブ(milneb)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ミクロゾリン(myclozolin)、ナーバム(nabam)、オリサストロビン(orysastrobin)、オフレース(ofurace)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキソリニック酸(oxolinic acid)、オキシポコナゾール(oxpoconazole)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキシテトラサイクリン(oxytetracycline)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ポリカーバメート(polycarbamate)、ポリオキシン(polyoxin)、炭酸水素カリウム(Potassium hydrogen carbonate)、プロベナゾール(probenazole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb-hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconaole)、プロピネブ(propineb)、プロキナジド(proquinazid)、プロチオカーブ(prothiocarb)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、ピラカルボリド(pyracarbolid)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ピラゾホス(pyrazophos)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozene:PCNB)、シルチオファーム(silthiopham)、シメコナゾール(simeconazole)、シプコナゾール(sipconazole)、炭酸水素ナトリウム(Sodium bibarbonate)、次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite)、スピロキサミン(spiroxamine)、SSF−129((E)-2〔2-(2,5-dimethylphenoxymethyl)phenyl〕-2-methoxyimino-N-methylacetamide)、ストレプトマイシン(streptomycin)、硫黄(Sulfur)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクロフタラム(tecloftalam)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チアジニル(thiadinil)、チウラム(thiram:TMTD)、チフルザミド(thifluzamide)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、トルクロホス−メチル(tolclofos-methyl)、TPN(TPN)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノール(triadimenol)、トリアゾキシド(triazoxide)、トリクラミド(triclamide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリホリン(triforine)、トリチコナゾール(triticonazole)、バリダマイシン(validamycin)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ビニコナゾール(viniconazole)、ジネブ(zineb)、ジラム(ziram)、ゾキサミド(zoxamide)。
除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質として、
アブシジン酸(Abscisic acid)、アセトクロール(acetochlor)、アシフルオルフェン(acifluorfen-sodium)、アラクロール(alachlor)、アロキシジム(alloxydim)、アメトリン(ametryn)、アミカルバゾン(amicarbazone)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミノエトキシビニルグリシン(aminoethoxyvinylglycine)、アミノピラリド(aminopyralid)、AC94,377、アミプロホスメチル(amiprofos-methyl)、アンシミドール(ancymidol)、アシュラム(asulam)、アトラジン(atrazine)、アビグリシン(aviglycine)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、ベフルブタミド(beflubutamid)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ベンスルフロン・メチル(bensulfuron-methyl)、ベンスリド(bensulide:SAP)、ベンタゾン(bentazone)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、ベンザミゾール(benzamizole)、ベンズフェンディゾン(benzfendizone)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンジルアデニン(benzyl adenine)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ビアラホス(bialaphos)、ビフェノックス(bifenox)、ブラシノライド(Brassinolide)、ブロマシル(bromacil)、ブロモブチド(bromobutide)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブチレート(butylate)、カフェンストロール(cafenstrole)、炭酸カルシウム(Calcium carbonate)、過酸化カルシウム(Calcium peroxide)、カルバリル(carbaryl)、クロメトキシニル(chlomethoxynil)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロン・エチル(chlorimuron-ethyl)、クロルフタリム(chlorphthalim)、クロルプロファム(chlorpropham)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルタル・ジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルチアミド(chlorthiamid:DCBN)、塩化コリン(choline chloride)、シニドンエチル(cinidon-ethyl)、シンメチリン(cinmethylin)、シノスルフロン(cinosulfuron)、クレトジム(clethodim)、クロメプロップ(clomeprop)、クロキシホナック(cloxyfonac-sodium)、クロルメコート(chlormequat chloride)、4−CPA(4-chlorophenoxyacetic acid)、クロプロップ(cliprop)、クロフェンセット(clofencet)、クミルロン(cumyluron)、シアナジン(cyanazine)、シクラニリド(cyclanilide)、シクロスルファムロン(cyclosulfamron)、シハロホップ・ブチル(cyhalofop-butyl)、2,4−D塩(2,4-Dichlorophenoxyacetic acid salts)、ジクロルプロップ(dichlorprop:2,4-DP)、ダイムロン(daimuron)、ダラポン(dalapon:DPA)、ジメテンアミド-P(dimethenamid-P)、ダミノジット(daminozide)、ダゾメット(dazomet)、デシルアルコール(n-Decyl alcohol)、ジカンバ(dicamba-sodium:MDBA)、ジクロベニル(dichlobenil:DBN)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジケグラック(dikegulac)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジクワット(diquat)、ジチオピル(dithiopyr)、ジウロン(diuron)、エンドタール(endothal)、エポコレオン(epocholeone)、エスプロカルブ(esprocarb)、エテホン(ethephon)、エチジムロン(ethidimuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エチクロゼート(ethychlozate)、エトベンザニド(etobenzanid)、フェナリモル(fenarimol)、フェノキサプロップ・エチル(fenoxaprop-ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フロラスラム(florasulam)、フルアジホップ(fluazifop-butyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルカルバゾン(flucarbazone)、フルフェナセット(flufenacet)、フルフェンピル(flufenpyr)、フルメトラリン(flumetralin)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルプロパネート・ナトリウム(flupropanate-sodium)、フルピルスルフロン・メチル・ナトリウム(flupyrsulfuron-methyl-sodium)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルチアセット・メチル(fluthiacet-methyl)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、ホメサフェン(formesafen)、ジベレリン(gibberellin)、グルホシネート(glufosinate)、グリホサート(glyphosate)、ハロスルフロン・メチル(halosulfuron-methyl)、ヘキサジノン(hexazinone)、イマザモックス(imazamox)、イマザピック(imazapic)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、イナベンフィド(inabenfide)、インドール酢酸(Indole acetic acid:IAA)、インドール酪酸(Indole butyric acid)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、アイオキシニル(ioxynil-octanoate)、イソウロン(isouron)、イソオキサクロロトール(isoxachlortole)、イソオキサディフェン(isoxadifen)、カルブチレート(karbutilate)、ラクトフェン(lactofen)、レナシル(lenacil)、リニュロン(linuron)、LGC−42153(LGC-42153)、マレイン酸ヒドラジド(Maleic hydrazide)、メコプロップ(mecoprop:MCPP)、MCP塩(2-Methyl-4-chlorophenoxyacetic acid salts)、MCPA・チオエチル(MCPA-thioethyl)、MCPB(2-Methyl-4-chlorophenoxybutanoic acid ethyl ester)、メフェナセット(mefenacet)、メフルイジド(mefluidide)、メピコート(mepiquat)、メソスルフロン(mesosulfuron)、メソトリオン(mesotrione)、メチルダイムロン(methyl daimuron)、メタミホップ(metamifop)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、メトスルフロン・メチル(metsulfuron-methyl)、モリネート(molinate)、ナフタリン酢酸(naphthylacetic acid)、NAD(1-naphthaleneacetamide)、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、デシルアルコール(n-decyl alcohol)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、フェニルフタルアミド酸(n-phenylphthalamic acid)、オルベンカルブ(orbencarb)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキシン硫酸塩(oxine-sulfate)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラコート(paraquat)、ペラルゴン酸(Pelargonic acid)、ペンディメタリン(pendimethalin)、ペノックスラム(penoxsulam)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ペトキサミド(pethoxamide)、フェンメディファム(phenmedipham)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ピペロニルブトキシド(piperonyl butoxide)、ピペロホス(piperophos)、プレチラクロール(pretilachlor)、プリミスルフロン(primisulfuron-methyl)、プロカルバゾン(procarbazone)、プロジアミン(prodiamine)、プロフルアゾール(profluazol)、プロフォキシディム(profoxydim)、プロヘキサジオン・カルシウム(prohexadione-calcium)、プロハイドロジャスモン(prohydrojasmon)、プロメトリン(prometryn)、プロパニル(propanil)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロピザミド(propyzamide)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラフルフェン・エチル(pyraflufen-ethyl)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾスルフロン・エチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリダフォール(pyridafol)、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミノバック・メチル(pyriminobac-methyl)、ピリチオバック(pyrithiobac)、キンクロラック(quiclorac)、キノクラミン(quinoclamine)、キザロホップ・エチル(quizalofop-ethyl)、リムスルフロン(rimsulfuron)、セトキシジム(sethoxydim)、シデュロン(siduron)、シマジン(simazine)、シメトリン(simetryn)、塩素酸ナトリウム(Sodium chlorate)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、スェップ(swep:MCC)、テブチウロン(tebuthiuron)、テプラロキシディム(tepraloxydim)、ターバシル(terbacil)、テルブカルブ(terbucarb:MBPMC)、テニルクロール(thenylchlor)、チアザフルロン(thiazafluron)、チジアズロン(ティヂアズロン)、チフェンスルフロン・メチル(thifensulfuron-methyl)、トリアジフラム(triaziflam)、トリブフォス(tribufos)、トリクロピル(triclopyr)、トリジファン(tridiphane)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリフルラリン(trifluralin)、トリネキサパック・エチル(trinexapac-ethyl)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、ウニコナゾール・P(uniconazole-P)、バーナレート(vemolate:PPTC)。
共力剤として、
ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、 セサメックス(sesamex)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、WARF−アンチレジスタント(WARF-antiresistant)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)。
薬害軽減剤として、
べノキサノ−ル(benoxacor)、クロキントセト−メキシル(cloquintocet-mexyl)、シオメトリニル(cyometrinil)、ダイムロン(daimuron)、ジクロルミド(dichlormid)、フェンクロラゾール−エチル(fenchlorazole-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、メフェンピル−ジエチル(mefenpyr-diethyl)、 MG191、 無水ナフタル酸(naphthalic anhydride)、オキサベトリニル(oxabetrinil)。
製剤例9
本発明化合物(21)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例10
本発明化合物(34)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例11
本発明化合物(49)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例12
本発明化合物(56)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例13
本発明化合物(59)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例14
本発明化合物(68)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例15
本発明化合物(70)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例16
本発明化合物(74)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例17
本発明化合物(114)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例18
本発明化合物(115)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例19
本発明化合物(117)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例20
本発明化合物(119)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例21
本発明化合物(135)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例22
本発明化合物(138)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例23
本発明化合物(144)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例24
本発明化合物(154)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例25
本発明化合物(203)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例26
本発明化合物(204)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例27
本発明化合物(213)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例28
本発明化合物(231)10部と、上記のA群に示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、または、植物成長調節物質等(異性体およびその塩を含む)、共力剤、あるいは、薬害軽減剤10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
次に、本発明化合物の有害節足動物防除効力を試験例により示す。
試験例1
製剤例5より得られた本発明化合物(1)、(4)〜(53)、(55)〜(74)、(76)〜(83)、(85)〜(120)、(122)〜(156)、(158)〜(167)、(170)〜(171)、(173)、(175)〜(176)、(178)、(181)〜(184)、(188)〜(190)、(195)〜(197)、(200)〜(216)、(218)〜(219)、(221)〜(223)および(231)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し,試験用散布液を調製した。
一方、ポリエチレンカップにキャベツを植え、第3本葉ないしは第4本葉が展開するまで生育させた。そのキャベツに上記の試験用散布液を20ml/カップの割合で散布した。
キャベツに散布処理された薬液が乾燥した後、コナガ(Plutella xylostella)の3齢幼虫10頭を寄生させ、5日後にコナガの数を調査し、下記の基準により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。

Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本発明化合物(1)、(4)〜(53)、(55)〜(74)、(76)〜(83)、(85)〜(120)、(122)〜(156)、(158)〜(167)、(170)〜(171)、(173)、(175)〜(176)、(178)、(181)〜(184)、(188)〜(190)、(195)〜(197)、(200)〜(216)、(218)〜(219)、(221)〜(223)および(231)の試験用散布液の処理区は、各々、防除価80%以上を示した。
試験例2
製剤例5により得られた本発明化合物(4)〜(7)、(9)〜(12)、(17)〜(23)、(27)、(29)、(32)〜(44)、(48)〜(51)、(56)〜(61)、(65)〜(68)、(70)〜(72)、(74)〜(75)、(78)〜(81)、(83)〜(85)、(87)〜(88)、(91)〜(97)、(99)〜(102)、(104)〜(120)、(122)〜(125)、(127)〜(135)、(137)〜(144)、(147)〜(149)、(151)〜(161)、(164)、(166)〜(168)、(171)〜(173)、(175)〜(184)、(186)〜(188)、(191)、(193)〜(205)、(208)〜(209)、(213)〜(215)、(218)〜(224)、(226)〜(230)および(231)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用散布液を調製した。
一方、ポリエチレンカップにキュウリを植え、第1本葉が展開するまでに生育させ、そこにワタアブラムシ(Aphis gossypii)約30頭を寄生させた。1日後、そのキュウリに上記の試験用散布液を20ml/カップの割合で散布した。散布6日後にワタアブラムシの数を調査し、次の式により防除価を求めた。

防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。

Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本発明化合物(4)〜(7)、(9)〜(12)、(17)〜(23)、(27)、(29)、(32)〜(44)、(48)〜(51)、(56)〜(61)、(65)〜(68)、(70)〜(72)、(74)〜(75)、(78)〜(81)、(83)〜(85)、(87)〜(88)、(91)〜(97)、(99)〜(102)、(104)〜(120)、(122)〜(125)、(127)〜(135)、(137)〜(144)、(147)〜(149)、(151)〜(161)、(164)、(166)〜(168)、(171)〜(173)、(175)〜(184)、(186)〜(188)、(191)、(193)〜(205)、(208)〜(209)、(213)〜(215)、(218)〜(224)、(226)〜(230)および(231)の試験用散布液の処理区は、各々、防除価90%以上を示した。
さらに、下記式(B)で示されるWO03/015518号公報明細書の第109頁に記載された化合物354
Figure 0005186751
(以下、比較化合物(B)と記す。)を試験例2と同様の試験に供したところ、比較化合物(B)の試験用散布液の処理区は、防除価30%未満であった。
試験例3
製剤例5より得られた本発明化合物(4)〜(13)、(15)〜(23)、(25)〜(44)、(48)〜(51)、(56)〜(58)、(61)、(65)〜(74)、(80)〜(81)、(85)〜(97)、(100)、(102)、(104)〜(120)、(122)〜(125)、(127)〜(137)、(139)〜(156)、(158)〜(167)、(170)〜(171)、(173)、(175)〜(176)、(178)、(181)〜(184)、(188)〜(190)、(195)〜(197)、(200)〜(208)、(210)〜(216)、(218)〜(219)、(221)〜(224)および(231)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し,試験用散布液を調製した。
一方、ポリエチレンカップにキャベツを植え、第3本葉ないしは第4本葉が展開するまで生育させた。そのキャベツに上記の試験用散布液を20ml/カップの割合で散布した。該キャベツに散布処理された薬液が乾燥した後、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)の4齢幼虫10頭を寄生させた。4日後にキャベツ葉上のハスモンヨトウの生存虫数を調査し、次の式により防除価を求めた。

防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。

Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本発明化合物(4)〜(13)、(15)〜(23)、(25)〜(44)、(48)〜(51)、(56)〜(58)、(61)、(65)〜(74)、(80)〜(81)、(85)〜(97)、(100)、(102)、(104)〜(120)、(122)〜(125)、(127)〜(137)、(139)〜(156)、(158)〜(167)、(170)〜(171)、(173)、(175)〜(176)、(178)、(181)〜(184)、(188)〜(190)、(195)〜(197)、(200)〜(208)、(210)〜(216)、(218)〜(219)、(221)〜(224)および(231)の試験用散布液の処理区は各々防除価80%以上を示した。
試験例4
製剤例5により得られた本発明化合物(4)〜(13)、(15)〜(23)、(25)〜(45)、(47)〜(51)、(53)、(55)〜(61)、(65)〜(72)、(74)、(78)〜(81)、(83)、(85)〜(102)、(104)〜(105)、(107)〜(117)、(119)〜(120)、(122)〜(125)、(127)〜(156)、(158)〜(164)、(166)〜(167)、(171)、(173)、(175)〜(176)、(178)、(181)〜(184)、(188)〜(190)、(195)〜(197)、(200)〜(211)、(213)〜(216)、(218)〜(219)、(221)〜(224)および(231)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用散布液を調整した。
一方、プラスチックカップに植えたリンゴ幼苗(播種28日後、樹高約15cm)に上記の試験用散布液20mlを各々散布処理した。該リンゴに散布処理された薬液が乾く程度に風乾した後、約30頭のリンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)1齢幼虫を放った。散布7日後にリンゴ幼苗上の生存虫数を調査し、次の式により防除価を求めた。

防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。

Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本発明化合物(4)〜(13)、(15)〜(23)、(25)〜(45)、(47)〜(51)、(53)、(55)〜(61)、(65)〜(72)、(74)、(78)〜(81)、(83)、(85)〜(102)、(104)〜(105)、(107)〜(117)、(119)〜(120)、(122)〜(125)、(127)〜(156)、(158)〜(164)、(166)〜(167)、(171)、(173)、(175)〜(176)、(178)、(181)〜(184)、(188)〜(190)、(195)〜(197)、(200)〜(211)、(213)〜(216)、(218)〜(219)、(221)〜(224)および(231)の試験用散布液の処理区は各々防除価90%以上を示した。
試験例5
製剤例5により得られた本発明化合物(4)〜(5)、(9)〜(10)、(17)、(19)〜(22)、(27)、(29)、(32)〜(44)、(48)〜(51)、(56)〜(61)、(66)〜(68)、(70)〜(72)、(74)〜(75)、(79)、(81)、(85)、(88)、(91)〜(92)、(94)〜(95)、(99)、(101)〜(102)、(104)〜(120)、(122)〜(124)、(127)〜(129)、(131)〜(132)、(135)〜(136)、(140)、(142)〜(145)、(147)〜(151)、(153)〜(157)、(159)、(163)〜(164)、(167)、(171)〜(172)、(175)〜(176)、(183)、(187)、(193)〜(194)、(196)〜(204)、(206)、(208)〜(209)、(213)〜(221)、(226)〜(227)および(231)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用散布液を調製した。
一方、ポリエチレンカップにキュウリを植え、第1本葉が展開するまで生育させ、そのキュウリに上記の試験用散布液を20ml/カップの割合で散布した。該キュウリに散布処理された薬液が乾燥した後、第1本葉を切り取ってポリエチレンカップ(直径110mm)内の水を含ませたろ紙(直径70mm)の上に置いた。このキュウリ葉上にミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)の幼虫を20頭放してポリエチレンカップの蓋をした。散布7日後に、キュウリ葉上の生存虫数を調査し、次の式により防除価を求めた。

防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。

Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本発明化合物(4)〜(5)、(9)〜(10)、(17)、(19)〜(22)、(27)、(29)、(32)〜(44)、(48)〜(51)、(56)〜(61)、(66)〜(68)、(70)〜(72)、(74)〜(75)、(79)、(81)、(85)、(88)、(91)〜(92)、(94)〜(95)、(99)、(101)〜(102)、(104)〜(120)、(122)〜(124)、(127)〜(129)、(131)〜(132)、(135)〜(136)、(140)、(142)〜(145)、(147)〜(151)、(153)〜(157)、(159)、(163)〜(164)、(167)、(171)〜(172)、(175)〜(176)、(183)、(187)、(193)〜(194)、(196)〜(204)、(206)、(208)〜(209)、(213)〜(221)、(226)〜(227)および(231)の試験用散布液の処理区は各々防除価90%以上を示した。
試験例6
製剤例5により得られた本発明化合物(5)、(32)、(34)、(43)〜(44)、(49)〜(50)、(56)、(59)、(93)、(95)〜(96)、(107)、(111)〜(112)、(114)、(119)、(127)、(129)、(132)〜(133)、(144)、(147)〜(148)、(153)、(158)、(167)〜(168)、(171)〜(172)、(177)〜(178)、(182)〜(184)、(186)〜(187)、(193)〜(194)、(197)〜(199)、(201)、(204)、(209)、(213)、(215)、(219)〜(220)、(221)、(223)、(226)および(231)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用散布液を調製した。
一方、ポリエチレンカップにキャベツを植え、第1本葉が展開するまで生育させ、第1本葉を残して他の葉は切除し、これにシルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)成虫を放して約24時間産卵させた。該キャベツを8日間温室内に保持し、産下された卵から幼虫が孵化してきた状態のところに上記の試験用散布液を20ml/カップの割合で散布した。散布7日後にキャベツ葉上の生存幼虫数の調査を行い、次の式により防除価を求めた。

防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。

Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本発明化合物(5)、(32)、(34)、(43)〜(44)、(49)〜(50)、(56)、(59)、(93)、(95)〜(96)、(107)、(111)〜(112)、(114)、(119)、(127)、(129)、(132)〜(133)、(144)、(147)〜(148)、(153)、(158)、(167)〜(168)、(171)〜(172)、(177)〜(178)、(182)〜(184)、(186)〜(187)、(193)〜(194)、(197)〜(199)、(201)、(204)、(209)、(213)、(215)、(219)〜(220)、(221)、(223)、(226)および(231)の試験用散布液の処理区は各々防除価90%以上を示した。
本発明によると、本発明のヒドラジド化合物は有害生物に対して優れた防除効力を有することから、有害生物防除剤として有用である。

Claims (6)

  1. 式(1−1)
    Figure 0005186751

    〔式中、
    1 は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    2 は、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    3 は、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、または、C2−C6アルコキシカルボニル基を表し、
    4a は、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    4b は、水素原子を表し、
    4c は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    4d は、水素原子を表し、
    Mは、OR 6 を表し
    (ここで、R 6 は、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基である。)、
    a は、窒素原子を表し、
    14ay は、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    14az は、水素原子を表し、
    18 は、窒素原子を表し、
    18a は、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基を表し、
    18b 、R 18c およびR 18d は、水素原子を表す。〕
    で示されるヒドラジド化合物。
  2. 1 が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、
    2 が、水素原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、
    3 が、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、または、C2−C4アルコキシカルボニル基、
    4a が、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、
    4c が、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、
    6 が、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、
    14ay が、水素原子、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、
    18a が、ハロゲン原子、または、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基
    である請求項1に記載のヒドラジド化合物。
  3. 1 が、水素原子、
    2 が、水素原子、またはC1−C4アルキル基、
    3 が、水素原子、またはC1−C4アルキル基
    4a が、ハロゲン原子、またはC1−C4アルキル基、
    6 が、C1−C4アルキル基、
    14ay が、ハロゲン原子、またはハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、
    18a が、ハロゲン原子、
    である請求項2に記載のヒドラジド化合物。
  4. 請求項1〜いずれか1項に記載される化合物を有効成分として含有する農薬組成物。
  5. 有害生物を防除するための請求項1〜いずれか1項に記載される化合物を活性成分として含む農薬組成物。
  6. 請求項1〜いずれか1項に記載される化合物を有害生物に直接、または有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。
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