JP5186705B2 - レーザポインタ - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光をスクリーン等に照射することができ、またプレゼンテーション用のパーソナルコンピュータ等に所要の指令を与えることができるレーザポインタに関する。
従来、プレゼンテーションや会議等の場で使用され、プロジェクタやOHP等によりスクリーンに投射した画面の一部をレーザ光で指示するレーザポインタが周知である。
また、単にレーザ光を照射するのみならず、パーソナルコンピュータやその他の情報処理装置側と無線交信して表示画面の変更等の遠隔操作を行い得るものも開発されている。斯かるレーザポインタの具体的な一例としては、ペン型の筐体にレーザ照射用の操作部(押下ボタン)、ページ送り指令用の操作部、及びページ戻し指令用の操作部が設けられており、各操作部を操作することで、レーザ光を照射したり、情報処理装置にページ送りまたはページ戻し指令のみならず、マウスと同様の指令を与えたりすることができるといったレーザポインタを挙げることができる。
特開2006−330208号公報
しかしながら、上記特許文献の通りにレーザポインタの機能を、単なるレーザ光の照射のみならず、レーザポインタを用いたプレゼンテーションに有用とされる種々の機能を与えるとなると、必要とされる部品や回路基板等をレーザポインタ内に収めなければならならず、さらにそれぞれの機能を使用するに足るだけの消費電力の増大に起因する電源部も大型化することも影響し、いきおいレーザポインタ自体が大型化してしまうものとなる。
特にマウス機能といった、情報処理装置から表示されたカーソルを表示画面の任意の位置に移動させるというカーソル操作デバイスをレーザポインタ内に組み込むとなると、当該カーソル操作デバイス自体に加え、レーザポインタを制御するための回路を組み込んだ回路基板とを同時に組み込むことが必要なるため、上述したレーザポインタの大型化が特に顕著に現れることとなってしまう。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、マウス機能を内蔵しつつ、使用者が好適に把持し得る大きさや形状を実現したレーザポインタを提供することを目的としている。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち本発明に係るレーザポインタは、レーザポインタ本体と、レーザポインタ本体内に収納されたデバイス本体及び当該デバイス本体の一面側に突出しその突出端が前記レーザポインタ本体の表面に露出した突出部を有するカーソル操作デバイスと、前記突出端から当該突出端に相対する他端までの間に位置付けられた状態で前記レーザポインタ本体に収容された回路基板とを具備している
ここで、カーソル操作デバイスとは、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置が表示画面やプロジェクタに表示するカーソルの位置を移動させ得る、所謂無線マウスの機能を奏するデバイスを意味している。
また、回路基板は、実装する回路はレーザポインタ自体の何らかの機能に寄与する回路であればよい。すなわち、レーザ素子や他の各ボタンの機能に係る制御を行なうための制御回路を実装したものであったり、情報処理装置側と通信するためのトランシーバに係る電子部品を実装したものであったりしても良い。
このようなものであれば、回路基板をカーソル操作デバイスの厚みの範囲内に収めているので、レーザポインタ内の空間の有効利用を図ることができる。その結果、大型化することを有効に回避し得るとともに、使用者にとって持ち易く操作し易い形状を実現したレーザポインタを提供することが可能となる。
レーザポインタ内のスペースを有効に使用し得る具体的な構成として、回路基板を、デバイス本体の一面の外形を覆いながら積層するように位置付けられた状態で前記レーザポインタ本体に収容されたものとして、回路基板に形成され前記回路基板が積層する方向に前記突出部を通過させ得る通過部を設けたものを挙げることができる。そして、突出部によって回路基板の位置決めをも有効に行い得るものとするためには、前記通過部を突出部を囲み得る開口とすることが好ましい。
そして、カーソル操作デバイスのみならず、レーザポインタ本体表面にボタン等を配置する面積スペースを有効に確保するためには、突出部の突出端を、押下されることにより動作し得るものとすることが好ましい。当該押下操作によってなし得る機能としては例えば、マウスの左クリックに相当する機能を、一例としてあげることができる。
また、突出部が動作する態様において回路基板を有効に位置決めするための具体的な一例として本発明は、デバイス本体が前記突出部とともに動作し得る動作部と、レーザポインタ本体に固定された固定部とを有するものとして、前記動作部の動作とともに前記突出部が前記通過部内を摺動し得ることを特徴とする。斯かる構成により、回路基板は積層方向に係る位置決めのみで直交する方向の位置決めは通過部に担わせることが可能となる。また本発明は、回路基板が少なくとも厚み方向の位置決めがなされた状態で前記レーザポインタ本体に収容されたものであり、記回路基板に形成され前記回路基板が積層する方向に前記突出部を通過させ得る通過部をさらに具備しているものであり、前記デバイス本体が前記突出部とともに動作し得る動作部と、レーザポインタ本体に固定された固定部とを有するものとして、前記動作部の動作とともに前記突出部が前記回路基板に対し積層する方向に相対動作し得るものとしていることを特徴とする。
そして本発明に係るレーザポインタは、上述の通りレーザポインタ本体内のスペースを有効に利用することにより、突出端が前記レーザポインタの表面から突出しない位置に位置付けられているような、レーザポインタ内部の空間を大きく利用するような構成にも有効に適用することができる。
そして、本発明では、特にレーザポインタ本体における、カーソル操作デバイスの突出端から他端に至る方向の寸法を有効に削減することができるので、デバイス本体の一面とは反対側に、レーザ光を照射するためのレーザ素子を位置付けたレーザ照射領域を形成しても、カーソル操作デバイスの突出端から他端に至る方向の寸法を有効に抑えることができる。
そして、前記突出端から他端に至る方向に直交する方向を前記レーザポインタ本体の長手方向に設定するとともに、カーソル操作デバイス及び前記回路基板を、前記レーザポインタ本体の長手方向における前半部に集めたものとすれば、通常電池といった重量の大きい物を後端に配置するために重心が後側に偏りがちなレーザポインタ自体の重心を、より前寄りに設定することができ、使用者にとって長時間の使用においても疲労し難いものとすることができる。
そしてこのように前半部のスペースを有効利用することでレーザポインタ本体を、前記前半部よりも後方の位置から湾曲させて形成したものとすれば、単に棒状をなした形状のものよりも、使用者にとって握りやすい形状に設定することが可能である。
本発明によれば、回路基板をカーソル操作デバイスの厚みの範囲内に収めることができるので、レーザポインタ内の空間の有効利用を図ることができる。その結果、大型化することを有効に回避し得るとともに、使用者にとって持ち易く操作し易い形状を実現したレーザポインタを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る外観図。 同実施形態のレーザポインタを示す斜視図。 同正面図。 同左側面図。 同右側面図。 同レーザポインタの内部構造を模式的に示す説明図。 同内部構造を一部省略した断面を示す図。 図7に係る動作説明図。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るレーザポインタ1は、図1に示す一例のように、プレゼンテーションや会議等の場で用いられるものであり、複数の当該レーザポインタ1を用いながら、スライドやページ等を表示したり、画像及び/または音声を再生したり、録画/録音したりするための情報処理装置6を使用するレーザポインタシステムSに一例として供されているものである。情報処理装置6は、具体的にはパーソナルコンピュータ、多機能型のテレビジョン受像器、ディスク再生装置や記録装置等であり、同図に示しているように、必要に応じてプロジェクタ7、モニタ、アンプ及びスピーカ、カメラ、マイク等の機器を接続する。また、情報処理装置6には、レーザポインタ1から発信される無線信号を受信するレシーバ5を接続するが、勿論情報処理装置6と直接交信し得る態様であってもよい。
ここで、本実施形態に係るレーザポインタ1は、レーザポインタ本体2内に収納されたデバイス本体33b及び当該デバイス本体の一面33c側に突出しその突出端33dが前記レーザポインタ本体2の表面に露出した突出部33eを有するカーソル操作デバイスたる後述するカーソル操作部33と、前記突出端から当該突出端に相対する他端33fまでの間に位置付けられた状態で前記レーザポインタ本体2に収容された後述する回路基板4aとを具備することを特徴とするものである。以下、レーザポインタ1の構成について詳述する。
レーザポインタ1は、図2ないし図8に示すように、使用者が把持する把持部23を有するレーザポインタ本体2と、レーザポインタ本体2上面に設けた照射用操作部30、指令用操作部31及び第二指令用操作部32の他、カーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34cを主に有したものである。
レーザポインタ本体2は、前後に約125mmの長さで伸長しつつ前後方向の中間部でなだらかに湾曲した形状をなしており、その湾曲を開始した部位から後方(使用者から見て手前方)が把持部23となる。そして本実施形態ではレーザポインタ本体2は、レーザ光が発せられる側を前端部2bとして設定するとともに、カーソル操作部33、回路基板4a及び後述のレーザ素子42を含むレーザ照射領域2aを回路基板4aの厚み方向に重層するように配置するとともに、これらを前端部2bよりの前半部2cに配置したものとしているが、詳細な配置並びに構成については後に詳述する。
照射用操作部30は、レーザ光を照射する目的で操作されるものである。他方、指令用操作部31及び第二指令用操作部32は、情報処理装置6上で実行されるソフトフェアの機能を制御する目的で操作されるものである。第二指令用操作部32に対する操作は、前記指令用操作部31に対する操作とは逆の意味を持つ。例えば、ソフトウェアが複数のスライドまたはページを順次表示するプレゼンテーションソフトである場合、指令用操作部31に対する操作はスライドまたはページを次のものに切り替える旨を意味し、第二指令用操作部32に対する操作はスライドまたはページを前のものに戻す旨を意味する。プレゼンテーションや会議等の場では、照射用操作部30及び指令用操作部31の操作頻度が比較的高く、第二指令用操作部32の操作頻度はそれよりも低いと考えられる。
さらに、本レーザポインタ1は上述の通り、レーザポインタ本体2上面側には、無線マウス(ポインティングデバイス)としての機能をも発揮させるため、本発明のカーソル操作デバイスであるカーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34cをさらに有している。
カーソル操作部33は、図4ないし図8に示すように、その突出端33dに位置付けたれたレンズ部33aの直上に載せ置かれたユーザの指の位置を光学的に検出するためのものである。カーソル操作部33は具体的に、デバイス本体33bと、当該デバイス本体33bの一面33c側に突出しその突出端33dがレーザポインタ本体2の表面に露出しさせた突出部33eとを有するものである。またカーソル操作部33は、突出端33dを押下操作することにより、情報処理装置6に対して既存のマウスの左ボタンのクリックに相当する遠隔操作を行い得るものである。なおカーソル操作部33の長押しはマウスの中央ボタン(スクロールホイール)のクリックを意味する。そして上記レンズ部33aを位置付けた突出端33dはレーザポインタ本体2の表面から突出しないように若干凹ませた位置に位置付けられているため、レーザポインタ1を載置する際に誤ってレンズ部33aが他の物に接触してしまうということは無い。そして図4ないし図8に示すように、突出端33dから他端33を介した反対側には、上述したレーザ素子42を収容し、レーザ光をレーザポインタ本体2内で通過させている領域、すなわち、レーザ照射領域2aに設定されている。またデバイス本体33bは、レーザポインタ本体2側に適宜の方法で固定された固定部33b1と、上記の通り突出端33dが押下操作される際に突出部33eとともに往復動作する動作部33b2とを有している。そして動作部33b2が往復する際には突出部33eは後述する回路基板4aに設けた開口4b内を回路基板4aの厚み方向に摺動することとなるが、斯かる点については後に説明する。
また、カーソル操作部33の周囲右側にある第一クリックボタン34aはマウスの右ボタン、周囲左先端側にある第二クリックボタン34bはキーボードのAltキー及びTabキー、周囲左基端側にある第三クリックボタン34cは左ボタンのホールドに、それぞれ相当する。しかして、本レーザポインタ1は、カーソル操作部レンズ33aを撫でる指の動きに合わせてマウスカーソルを移動させる指令信号や、カーソル操作部33またはクリックボタン34a、34b、34cに加えられる操作に対応した指令信号を、情報処理端末6に向けて発信する。カーソル操作部レンズ33a及び各クリックボタン34a、34b、34cもまた、レーザポインタ本体2の表面から大きく飛び出さないように構成されている。
さらに本レーザポインタ1は図4に示すレーザポインタ本体2左側面に、情報処理端末6上で起動している、動画や音声等のコンテンツ表示・再生する所謂メディア再生ソフトウェア等の起動、再生/一時停止及び停止といった操作を行い得る起動ボタン35a、再生/一時停止ボタン35b及び停止ボタン35cをそれぞれ設けている。
また図2及び図5に示されるレーザポインタ本体2右側面に、電源スイッチ36、スクリーン切替ボタン37、そしてID要求送信ボタン38を設けている。電源スイッチ36はレーザポインタ1自体の電源のON/OFFを行うための通常のものである。スクリーン切替ボタン37は、プレゼンテーションソフトウェア等によるスライドショー実行時に押下された場合に、キーボードのBキーが押下されたのと同等の信号を発信する。結果、スクリーンの表示が黒くなる(暗転する)。元のスライド表示に戻したければ、再度スクリーン切替ボタン37を押下すればよい。
なお本実施形態では、各操作部30、31、32、33、34a、34b、34cの先端即ち上端を、レーザポインタ本体2の表面すなわち上面から突出しないように位置付けている。そして、レーザポインタ本体2の上面には、各操作部30、31、32、33の周縁に隣接する凹部21、22、24を形成してある。凹部21、22、24は、内周が断面視略擂鉢状をなし、各操作部30、31、32の周縁を全周に亘り包囲する。特に、照射用操作部30の周囲の凹部と指令用操作部31の周囲の凹部とは連続し、両操作部30、31を包囲する一体の凹部21となっている。この凹部21は、第二指令用操作部32の周囲の凹部22とは隔絶している。
しかしてレーザポインタ本体2には、情報処理装置6に向けて無線信号を送出するための無線トランシーバ41、レーザ光を発振するためのレーザ素子42、及びそれぞれ回路基板4aに実装されたトランシーバ41やレーザ素子42を制御する制御回路43等を内蔵している。これらレーザ素子42及び回路基板4aは、レーザポインタ本体2においてレーザ光が照射される前端部2b側の前半部2c寄りに配置されている。加えて、前半部2cから湾曲させて設けたレーザポインタ本体2の後半部の下方領域には、電池を収容する電池ボックス25を設けている。
回路基板4aは、図4乃至図8に示すように、レーザポインタ本体2内においてデバイス本体33bの一面33cの外形を覆いながら積層するように位置付けられ且つ少なくとも厚み方向の位置決めがなされた状態で収容されたものである。そして同図に示すとおり、前端部2b寄りの箇所に円形状の開口4bを設けたものとしている。
そしてそれぞれ上述した各ボタンやスイッチ、すなわち照射用操作部30、指令用操作部31、第二指令用操作部32、カーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34c、起動ボタン35a、再生/一時停止ボタン35b、停止ボタン35c、電源スイッチ36、スクリーン切替ボタン37、ID要求送信ボタン38は、回路基板4aに実装されるか一部が実装された制御回路43に電気的に接続している。すなわち照射用操作部30が操作されたとき、制御回路43はレーザ照射領域2aに位置付けられたレーザ素子42を駆動してレーザ光を発振させ、これを前端部2bから前方に照射する。そして、他のボタンである指令用操作部31、指令用操作部31、第二指令用操作部32、カーソル操作部33、第一クリックボタン34a、第二クリックボタン34b及び第三クリックボタン34c、起動ボタン35a、再生/一時停止ボタン35b、停止ボタン35c、電源スイッチ36、スクリーン切替ボタン37、ID要求送信ボタン38が操作されたときには、制御回路43はトランシーバ41を介して所定の指令に係る信号を送信する。
しかして本実施形態では図7及び図8に示すように、デバイス本体が突出部33eとともに動作し得る動作部33b1と、レーザポインタ本体2に固定された固定部33b2とを有するものとして、動作部33b2の動作とともに突出部33eが上下すなわち回路基板4aの厚み方向の往復動作を行なうものとしている。具体的にこの往復動作とは、突出端33dが押圧されることによって突出端33・動作部33b1が固定部33b1に近接する沈下動作と前記押圧が解除された際の突出端33・動作部33b1の弾性復帰動作とを意味するものである。
そして回路基板4aは、当該回路基板4aとカーソル操作部33とが積層する方向に突出部を通過させるための通過部たる開口4bを設けることによって、突出部33eとの干渉を回避するとともに、前記厚み方向に直交する方向の位置決めを開口4bにも行わせることで、レーザポインタ本体2内に安定して位置決めがなされているものである。
そうすることにより、使用者が突出端33dを頻繁に押下すなわち左クリック動作を行ったとしても回路基板4aは、図7、図8に示すように突出部33eを開口4bにて通過させるので、回路基板4aが押圧されることもなくレーザポインタ本体2に安定して支持された状態を維持し得るものとなっている。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係るレーザポインタ1は、カーソル操作デバイスたるカーソル操作部33の厚みの範囲内、すなわち突出端33dから他端33fまでの間に位置付けられるように回路基板4aを配置しているので、レーザポインタ本体2内の空間の有効利用を図ることができる。その結果、大型化することを有効に回避し得るとともに、使用者にとって持ち易く操作し易い形状を実現したレーザポインタ1となっている。
レーザポインタ本体2内のスペースを有効に使用し得るために本実施形態では、突出部33eを積層方向に通過させ得る通過部たる開口4bを回路基板4aに設けたものとしている。
そして、カーソル操作部33のみならず、レーザポインタ本体2表面にボタン等を配置する面積スペースを有効に確保するために本実施形態では、突出部33eの突出端33d並びにレンズ部33aが、押下操作されて左クリックの操作をするものとしている。すなわちそうすることで、レーザポインタ1の表面上に設けるボタンの数を有効に削減している。
そして本実施形態の構成であれば、突出部33eが開口4bに対して回路基板4aの厚み方向に摺動する構成とすることにより、回路基板4aは突出部33eに面方向の位置決めの役割をも担わせて、レーザポインタ1内の固定が確実に行なわれたものとなっている。
そして本発明に係るレーザポインタ1は、上述の通りに回路基板4aとカーソル操作部33とを厚み寸法を節約しながら積層する構成としてレーザポインタ本体2内のスペースを有効に利用しているので、突出端33dがレーザポインタ本体2の表面から突出しない位置に位置付けられているという、レーザポインタ本体2内部の空間を大きく利用するような構成にも有効に対応し得たものとなっている。
そして本実施形態では、特にレーザポインタ本体2における回路基板4aの厚み寸法を有効に削減しているので、同方向にレーザ照射領域2bを形成してレーザ素子42を重層する構成としても、同方向の寸法が嵩張らない形状を実現している。
そして本実施形態では、電池ボックス25内の乾電池が重いために重心が後側すなわち把持部23の方に偏っているところ、カーソル操作部33及び回路基板4aをレーザポインタ本体2の前半部2cに集めることによって、レーザポインタ1自体の重心を、より前寄りに偏位するように設定しているので、使用者にとって長時間の使用においても疲労し難い構成を実現している。加えて前半部2cのスペースを有効利用することで、レーザポインタ本体2を、前半部2cよりも後方の位置から湾曲させて形成して、本実施形態ではいわゆる「への字」形とし、単に棒状をなした形状のものよりも、使用者にとって握りやすい形状を実現している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態では回路基板に円形状の開口を形成した態様を開示したが、勿論、通過部は開口ではなく切欠であったり、円形状ではなく矩形状の開口であったりしてもよい。また回路基板は一枚のみならず複数積層させたものであったり、他のデバイスを通過させるために複数の開口を設けたもの等、レーザポインタ内部の具体的な態様は上記実施形態のものに限定されることはなく、既存のものを含め、種々の態様のものを適用することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…レーザポインタ
2…レーザポインタ本体
33…カーソル操作デバイス(カーソル操作部)
33b…デバイス本体
33c…一面
33d…突出端
33e…突出部
33f…他端
4a…回路基板

Claims (9)

  1. レーザポインタ本体と、
    レーザポインタ本体内に収納されたデバイス本体及び当該デバイス本体の一面側に突出しその突出端が前記レーザポインタ本体の表面に露出した突出部を有するカーソル操作デバイスと、
    前記突出端から当該突出端に相対する他端までの間に位置付けられた状態で前記レーザポインタ本体に収容された回路基板とを具備するレーザポインタであって、
    前記回路基板に形成され前記回路基板が積層する方向に前記突出部を通過させ得る通過部をさらに具備しているものであり、
    前記デバイス本体が前記突出部とともに動作し得る動作部と、レーザポインタ本体に固定された固定部とを有するものとして、前記動作部の動作とともに前記突出部が前記通過部内を積層する方向に摺動し得るものとしていることを特徴とするレーザポインタ。
  2. レーザポインタ本体と、
    レーザポインタ本体内に収納されたデバイス本体及び当該デバイス本体の一面側に突出しその突出端が前記レーザポインタ本体の表面に露出した突出部を有するカーソル操作デバイスと、
    前記突出端から当該突出端に相対する他端までの間に位置付けられた状態で且つ少なくとも厚み方向の位置決めがなされた状態で前記レーザポインタ本体に収容された回路基板とを具備するレーザポインタであって、
    記回路基板に形成され前記回路基板が積層する方向に前記突出部を通過させ得る通過部をさらに具備しているものであり、
    前記デバイス本体が前記突出部とともに動作し得る動作部と、レーザポインタ本体に固定された固定部とを有するものとして、前記動作部の動作とともに前記突出部が前記回路基板に対し積層する方向に相対動作し得るものとしていることを特徴とするレーザポインタ。
  3. 前記回路基板が、デバイス本体の一面の外形を覆いながら積層するように位置付けられた状態で前記レーザポインタ本体に収容されたものであり、
    前記回路基板に形成され前記回路基板が積層する方向に前記突出部を通過させ得る前記通過部を具備している請求項1又は2記載のレーザポインタ。
  4. 前記通過部が、前記突出部を囲み得る開口である請求項1、2又は3記載のレーザポインタ。
  5. 前記突出部の突出端が、押下されることにより動作し得るものである請求項1、2、3又は4記載のレーザポインタ。
  6. 前記突出端が前記レーザポインタの表面から突出しない位置に位置付けられている請求項1、2、3、4又は5記載のレーザポインタ。
  7. 前記デバイス本体の一面とは反対側に、レーザ光を照射するためのレーザ素子を位置付けたレーザ照射領域を形成している請求項1、2、3、4、5又は6記載のレーザポインタ。
  8. 前記突出端から他端に至る方向に直交する方向を前記レーザポインタ本体の長手方向に設定するとともに、
    前記カーソル操作デバイス及び前記回路基板を、前記レーザポインタ本体の長手方向におけるレーザ光を照射する前端部側の前半部に配置している請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のレーザポインタ。
  9. 前記レーザポインタ本体を、前記前半部よりも後方の位置から湾曲させて形成している請求項8記載のレーザポインタ。
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