JP5185744B2 - 光学系及びそれを用いた内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は光学系及びそれを用いた内視鏡に関し、特に、回転対称軸周りの映像を撮像素子に円環状の映像として結像する機能を有する結像光学系又は投影光学系に関するものである。
従来、2面の球面又は放物面鏡を組み合わせた光学系があった。
特許第3382683号公報 特許第3212784号公報 特公昭62−52842号公報
しかしながら、どの特許文献に記載された光学系も、小型な構成で、且つ、高画角の映像を得ることはできなかった。
本発明は、従来技術のこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で広い観察画角を撮像素子上に撮像することが可能であり、小型で安価な光学系及びそれを用いた内視鏡を提供することである。
本発明の一実施形態にかかる光学系は、
中心軸に対して回転対称な光学系において、
前記光学系は、前記中心軸上の物体側に配置された開口と、前記開口の像面側に配置され、屈折率が1より大きい透明媒体とを備え、
中心軸周辺の物体を像面の周辺部分に結像する第1光路と、中心軸上の物体を像面の中心部分に結像する第2光路と、を有し、
前記透明媒体は、
前記開口近傍の前記中心軸上に配置された第1透過面と、
前記第1光路上で、前記第1透過面より像面側に配置され、像面側に凹面を向けた内部反射面である第1反射面と、
前記第1光路上で、前記第1反射面より像面と反対側に配置され、像面側に凹面を向けた内部反射面である第2反射面と、
前記第2反射面より像面側に配置された第2透過面と、
を有し、
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする光学系。
0.8<Ft/Fr<1.2 ・・・(1)
ただし、
Ftは第1光路の焦点距離、
Frは第2光路の焦点距離、
である。
また、前記透明媒体に入射する光束は、順光線追跡の順に、前記開口を通り、前記第1透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第1反射面で像面と反対側に反射され、前記第2反射面で像面側に反射され、前記第2透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る略Z字状の前記第1光路を構成し、前記第1光路の少なくとも前記第1反射面と前記第2反射面の間は、前記中心軸に対して片側のみで構成され、前記第1光路中に中間像が結像されることなく、像面に円環状に結像されることを特徴とする。
また、前記第1反射面と前記第2透過面は、同一位置同一形状からなることを特徴とする。
また、前記第1透過面と前記第2反射面の間に遮光部を設けたことを特徴とする。
また、前記透明媒体は、前記開口近傍の前記中心軸上に配置された第1透過面と、前記第1透過面より像面側の中心軸近傍に配置された第3透過面と、を有することを特徴とする。
また、前記透明媒体に入射する光束は、順光線追跡の順に、前記開口を通り、前記第1透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第3透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る第2光路を構成することを特徴とする。
また、前記透明媒体の屈折率は、1.6以上であることを特徴とする。
また、以下の条件式(2)を満足することを特徴とする。
1.1<D/(2×Imax)<1.8 ・・・(2)
ただし、Imaxは最大像高、
Dは透明媒体の外径、
である。
また、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
0.5<L/(2×Imax)<1.2 ・・・(3)
ただし、Imaxは最大像高、
Lは開口から像面までの距離、
である。
また、以下の条件式(4)を満足することを特徴とする。
0.7<R1/R2<1.2 ・・・(4)
ただし、R1は第1反射面の曲率、
R2は第2反射面の曲率、
である。
さらに、上記目的を達成する本発明は、前記光学系を用いた内視鏡であることを特徴とする。
以上の本発明の光学系においては、簡単な構成で広い画角を観察又は広い画角に映像を投影することが可能な小型で収差が良好に補正された解像力の良い光学系を得ることができる。
以下、実施例に基づいて本発明の光学系について説明する。
図3は、後述する実施例1の光学系1の中心軸(回転対称軸)2に沿ってとった断面図である。なお、以下の説明は、結像光学系として説明するが、光路を逆にとって投影光学系として用いることもできる。
本発明に係る光学系1は、中心軸2に対して回転対称で、開口Sと、透明媒体Lb1とからなり、中間像を光路中に形成することなく像を形成又は投影する光学系1である。像面5近傍の平行平板は撮像素子のカバーガラスCb2等である。
実施例1の光学系1は、中心軸2に対して回転対称な光学系において、中心軸2上の物体側に配置された開口Sと、開口Sの像面5側に配置され、屈折率が1より大きい透明媒体Lb1とを備え、中心軸2周辺の物体を像面の周辺部分に結像する第1光路Aと、中心軸上の物体を像面の中心部分に結像する第2光路Bと、を有し、透明媒体Lb1は、第1光路A上に、像面5側に凹面を向けた内部反射面を有し、以下の条件式(1)を満足することが重要である。
0.8<Ft/Fr<1.2 ・・・(1)
ただし、Ftは第1光路の焦点距離、
Frは第2光路の焦点距離、
である。
反射光路からなる第1光路Aを用いることにより光学系1を小型にすることが可能となるが、反射面で光路が遮蔽される為、中心付近の物体を結像することが不可能となってしまう。そこで、本発明は中心付近を別な透過光路からなる第2光路Bを形成することにより、中心付近から広画角で連続な結像を可能にしたものである。
また、第1反射面22と第2反射面23は像側に凹面を向けていることが重要である。この配置により物体側から光路順に負、正のパワー配置になり、所謂レトロフォーカス構成にすることが可能となり、焦点距離を短くして、広画角な結像が可能となったものである。
また、この配置により光学系の主点を物体側に配置することが可能となり、Fバックを取ることが可能となる。
また、本発明のように2つの光路A,Bにより一つの撮像面に像を形成するとき、条件式(1)を満足するように構成することにより、2つの光路A,Bの映像を滑らかに繋げることが可能となる。
さらに、以下の条件式(1’)を満足することが好ましい。
0.9<Ft/Fr<1.2 ・・・(1’)
ここで、Ft、Frはそれぞれ透過光路の焦点距離Ftと反射光路の焦点距離Frを入射画角θと像高hにより計算されるもので、本発明では
y=Fθ
からなる(等距離射影(equidistance projection))条件に則って、任意の画角において計算されたものである。
なおこれ以外に、立体射影(sterographic projection)
y=2ftan(θ/2)
等立体角射影(equisolid angle projection)
y=2f sin(θ/2)
正射影(orthogonal projection)
y=fsinθ
等の任意の式に則って、滑らかに二つの光路の焦点距離が変化することが望ましい。
また、像高yは本発明では主光線高を用いているが、スポットダイヤグラムの重心を用いても良い。
さらに好ましくは、二つの光路が共存する像高では。
0.95<Ft/Fr<1.05 ・・・(1'')
なる条件式を満足することがさらに好ましい。
また、透明媒体Lb1は、開口S近傍の中心軸2上に配置された第1透過面21と、第1透過面21より像面5側に配置され、像面5側に凹面を向けた第1反射面22と、第1反射面22より像面と反対側に配置され、像面55側に凹面を向けた第2反射面23と、第2反射面23より像面5側に配置された第2透過面24と、を有することが重要である。
開口S近傍に第1透過面21と第2反射面23を配置することにより、第1透過面21と第2反射面23の干渉を少なくすることが可能となり、広い画角を確保することが可能となる。さらに、開口Sより像面5側に第1反射面22を配置することにより、第1反射面22と第2反射面23の間で折り返し光路を形成することが可能となり、光学系1を小型に構成することが可能となる。
また、透明媒体Lb1に入射する光束は、順光線追跡の順に、開口Sを通り、第1透過面21を経て透明媒体Lb1内に入り、第1反射面22で像面と反対側に反射され、第2反射面23で像面側に反射され、第2透過面24を経て透明媒体Lb1から像面側に外へ出る略Z字状の第1光路Aを構成し、第1光路Aの少なくとも第1反射面22と第2反射面23の間は、中心軸2に対して片側のみで構成され、第1光路A中に中間像が結像されることなく、像面5に円環状に結像されることが重要である。
まず、第1反射面22と第2反射面23の間の光路Aは中心軸2を跨ぐことなく片側で構成されていることが重要である。中心軸2と光路Aが跨ぐことは、サジタル断面で中間結像をすることを意味し、光路長が長くなってしまい、光学系の大型化を招いてしまう。
次に、Z字光路になっていることが重要である。Z字光路をとることにより、各面での反射角を小さくすることが可能となり、偏心収差の発生を少なくすることが可能となる。また、開口Sから入射する光束が比較的低い(中心軸2に近い)うちに第1反射面22に当てる事が可能となり、第1反射面22の強い負のパワーを持たせても、収差の発生を少なくすることが可能となる。
次に、光路途中で結像することが無いように構成することが重要である。光路途中で結像させると、光束径を小さくすることが可能であるが、本発明のように光学系1の全長を短く出来ることが特徴の光学系1においては、中間像を形成すると光学系1の全長が長くなってしまい、光学系1を小型にすることが不可能になってしまう。
次に、中心軸2周りの物点を中心軸2と1回交差し反対側に結像するように構成することが重要である。物体からの光束は中心軸2の軸上の開口Sを通過すると同時に中心軸2と1回交差して、物体とは反対側に入射する。そこで、各反射面で反射され結像されるが、物体と中心軸2を挟んで同一側に結像する構成をとると、結像されるまでにもう一度中心軸2と交差する必要がある。サジタル断面では中心軸2上の開口2を通過した光束が再び中心軸2と交差することは、開口Sの像を作ることを意味し、短い光学系全長のなかで、開口Sの像を再結像すると射出瞳が像近傍に出来てしまい、テレセン性をよくすることが出来なくなってしまう。又、そのための余分なパワーを光路中に設ける必要が生じ、光学系1の大型化を招くこととなってしまう。
また、第1反射面22と第2透過面24は、同一位置同一形状からなることが重要である。
第1反射面22と第2透過面24の使用領域をオーバーラップさせることが可能となり、より広画角な結像が可能となる。
また、第1透過面21と第2反射面23の間に遮光部を設けたことが重要である。
第1反射面22と第2反射面23の繰り返し反射によるフレアが発生しやすい為に、第1透過面21と第2反射面22の間の領域に遮光部を設けることが望ましい。
また、透明媒体Lb1は、開口S近傍の中心軸2上に配置された第1透過面21と、第1透過面21より像面5側の中心軸2近傍に配置された第3透過面25と、を有することが重要である。
第3透過面25は、第1反射面22近傍に配置することにより、透過光路Bと反射光路Aの干渉を最小にすることが可能となり、両光路A,Bの像を滑らかに連続させることが可能となる。
また、透明媒体Lb1に入射する光束は、順光線追跡の順に、開口Sを通り、第1透過面21を経て透明媒体Lb1内に入り、第3透過面25を経て透明媒体Lb1から像面5側に外へ出る第2光路Bを構成することが重要である。
中心付近から広画角で連続な結像が可能となる。
また、透明媒体Lb1の屈折率は、1.6以上であることが重要である。
第1反射面22での臨界角を小さくすることが可能となり、第1反射面22での反射コーティングを行う領域が小さく出来る。これにより、透過光路Bの画角を小さくすることが可能となり。透過光路Bで発生しやすい像面湾曲の収差を小さく抑えることが可能となる。さらに好ましく、屈折率は1.7以上であることが望ましい。
また、以下の条件式(2)を満足することを特徴とする。
1.1<D/(2×Imax)<1.8 ・・・(2)
ただし、Imaxは最大像高、
Dは透明媒体Lb1の外径、
である。
条件式(2)の下限の1.1を下回ると、テレセン性が悪くなり、特にCCD等の撮像素子を利用して撮像する場合に周辺光量不足を起こす。条件式(2)の上限の1.8を上回ると、光学系1の外径が大きくなりすぎ光学系1が大型になってしまう。
また、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
0.5<L/(2×Imax)<1.2 ・・・(3)
ただし、Imaxは最大像高、
Lは開口から像面までの距離、
である。
条件式(3)は、像高に対する光学系全長を規定するものである。条件式(3)の下限の0.5を下回ると、テレセン性が悪くなり、周辺光量不足を起こす。条件式(3)の上限の1.2を上回ると、全長が長くなりすぎ、小型の光学系を構成することはできない。
また、以下の条件式(4)を満足することを特徴とする。
0.7<R1/R2<1.2 ・・・(4)
ただし、R1は第1反射面の曲率、
R2は第2反射面の曲率、
である。
条件式(4)は、二つの反射面のパワーの比を規定しているものである。条件式(4)の下限の0.7を下回ると、第1反射面22の曲率半径が小さくなり、第2反射面23の正のパワーに比べて、第1反射面22の負のパワーが大きくなるので、光学系の全長を短くすることが出来ない。条件式(4)の上限の1.2を上回ると、第2反射面23の曲率が小さくなり第2反射面23の正のパワーが大きくなるので、物体側に凸の像面湾曲が大きく発生する。
以下に、本発明の光学系の実施例1〜3を説明する。これら光学系の構成パラメータは後記する。
座標系は、順光線追跡において、例えば図1に示すように、絞りと中心軸2と交差する点を偏心光学面の原点Oとし、中心軸2と直交する方向をY軸方向とし、図1の紙面内をY−Z平面とする。そして、図1の像面5側の方向をZ軸正方向とし、Y軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸をX軸正方向とする。
偏心面については、その面が定義される座標系の上記光学系1の原点Oからの偏心量(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、光学系1の原点Oに定義される座標系のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする各面を定義する座標系の傾き角(それぞれα,β,γ(°))とが与えられている。その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、各面を定義する座標系を光学系の原点に定義される座標系のまずX軸の回りで反時計回りにα回転させ、次に、その回転した新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転させ、次いで、その回転した別の新たな座標系のZ軸の回りで時計回りにγ回転させるものである。
また、各実施例の光学系を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられており、その他、面の曲率半径、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
また、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない非球面に関する項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、基準面からの偏心量で表わす。
なお、非球面は、以下の定義式で与えられる回転対称非球面である。
Z=(Y2 /R)/[1+{1−(1+k)Y2 /R2 1 /2
+aY4 +bY6 +cY8 +dY10+・・・
・・・(a)
ただし、Zを軸とし、Yを軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは近軸曲率半径、kは円錐定数、a、b、c、d、…はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
また、拡張回転自由曲面ERFSは、以下の定義で与えられる回転対称面である。
図2に示すように、まず、Y−Z座標面上で原点を通る下記の曲線(b)が定められる
Z=(Y2 /RY)/[1+{1−(C1 +1)Y2 /RY2 1 /2
+C2 Y+C3 2 +C4 3 +C5 4 +C6 5 +C7 6
+・・・・+C2120+・・・・+Cn+1 n +・・・・
・・・(b)
次いで、この曲線(b)をX軸正方向を向いて左回りを正として角度θ(°)回転した曲線F(Y)が定められる。この曲線F(Y)もY−Z座標面上で原点を通る。
その曲線F(Y)をY正方向に距離R(負のときはY負方向)だけ平行移動し、その後にZ軸の周りでその平行移動した曲線を回転させてできる回転対称面を拡張回転自由曲面とする。
その結果、拡張回転自由曲面はY−Z面内で自由曲面(自由曲線)になり、X−Y面内で半径|R|の円になる。
この定義からZ軸が拡張回転自由曲面の軸(回転対称軸)となる。
ここで、RYはY−Z断面での球面項の曲率半径、C1 は円錐定数、C2 、C3 、C4 、C5 …はそれぞれ1次、2次、3次、4次…の非球面係数である。
実施例1の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図3に示す。また、この実施例の光学系の第1光路Aの横収差図を図4、第2光路Bの横収差図を図5に示す。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1の透過面及び反射面を、光路内で一部共通に使用する面で構成した例である。
光学系1は、中心軸2に同軸に配置された開口Sと、開口Sの像面5側に配置されたレンズ群Gbと、からなり、レンズ群Gbは、第1レンズ群Gb1と第2レンズ群Gb2からなる。
第1レンズ群Gb1は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1からなる。透明媒体Lb1は、中心軸2上で球面からなる第1透過面としての第1群第1透過面21と、第1群第1透過面21に対して像側に形成され、一部を反射コーティング4aされ、負のパワーをもつトーリック面からなる第1反射面としての第1群第1反射面22と、第1群第1反射面22に対して像面5と反対側に配置され、反射コーティング4bされ、正のパワーをもつトーリック面からなる第2反射面としての第1群第2反射面23と、第1群第2反射面23より像面5側に配置され、負のパワーをもつトーリック面からなり、第1群第1反射面22と同一位置同一形状からなる第2透過面としての第2透過面24を有する。また、第1群第1透過面21に対して像側に形成され、正のパワーをもつ球面からなる第3透過面としての第1群第3透過面25をさらに有する。
第1群第1透過面21と第1群第2反射面23の間には遮光部4cが設けられている。
第2レンズ群Gb2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きいカバーガラスCb2からなる。カバーガラスCb2は、平行平板からなり、第2群第1透過面31と、第2群第1透過面31に対して像側に形成される第2群第2透過面32とを有する。
光学系1は、第1光路A及び第2光路Bを形成する。
第1光路Aにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、透明媒体Lb1の物体側で中心軸2に同軸に配置された開口Sを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、第1群第1透過面21を経て入り、一部が反射コーティング4a、一部が全反射により、第1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、第1群第2反射面23で反射コーティング4bにより像面5側に反射され、第1群第2透過面24を経て透明媒体Lb1から外に出る略Z字状の光路を有する。その後、第2群カバーガラスCb2の第2群第1透過面31と第2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に円環状に結像する。なお、第1光路Aのうち、中心主光線が第1群第1反射面22と第1群第3透過面25の境界を通る光路については、一部が反射コーティングにより、第1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、他部が第1群第3透過面25を通る2つの光路に分割され、像面5において同じ位置に結像される。
また、第2光路Bにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、透明媒体Lb1の物体側で中心軸2に同軸に配置された開口Sを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、第1群第1透過面21を経て入り、第1群第3透過面25を経て透明媒体Lb1から外に出る光路を有する。その後、第2群カバーガラスCb2の第2群第1透過面31と第2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例1の仕様は、
画角 0.00〜60.0°
入射瞳径 φ0.40mm
像の大きさ φ0.00〜φ2.00
である。
実施例2の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図6に示す。また、この実施例の光学系の第1光路Aの横収差図を図7、第2光路Bの横収差図を図8に示す。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1の透過面及び反射面を、光路内で一部共通に使用する面で構成した例である。
光学系1は、レンズ群Gbと、レンズ群Gbの物体側で中心軸2に同軸に配置された開口Sとからなり、レンズ群Gbは、第1レンズ群Gb1と第2レンズ群Gb2からなる。
第1レンズ群Gb1は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1からなる。透明媒体Lb1は、中心軸2上で球面からなる第1透過面としての第1群第1透過面21と、第1群第1透過面21に対して像側に形成され、一部を反射コーティング4aされ、負のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなる第1反射面としての第1群第1反射面22と、第1群第1反射面22に対して像面5と反対側に配置され、反射コーティング4bされ、正のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなる第2反射面としての第1群第2反射面23と、第1群第2反射面23より像面5側に配置され、正のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなり、第1群第1反射面22と同一位置同一形状からなる第2透過面としての第1群第2透過面24を有する。また、第1群第1透過面21に対して像側に形成され、正のパワーをもつ球面からなる第3透過面としての第1群第3透過面25をさらに有する。
第1群第1透過面21と第1群第2反射面23の間には遮光部4cが設けられている。
第2レンズ群Gb2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい第2群カバーガラスCb2からなる。第2群カバーガラスCb2は、平行平板からなり、第2群第1透過面31と、第2群第1透過面31に対して像側に形成される第2群第2透過面32と
を有する。
光学系1は、第1光路A及び第2光路Bを形成する。
第1光路Aにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、透明媒体Lb1の物体側で中心軸2に同軸に配置された開口Sを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、第1群第1透過面21を経て入り、一部が反射コーティング4a、一部が全反射により、第1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、第1群第2反射面23で反射コーティング4bにより像面5側に反射され、第1群第2透過面24を経て透明媒体Lb1から外に出る略Z字状の光路を有する。その後、第2群カバーガラスCb2の第2群第1透過面31と第2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に円環状に結像する。なお、第1光路Aのうち、中心主光線が第1群第1反射面22と第1群第3透過面25の境界を通る光路については、一部が反射コーティングにより、第1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、他部が第1群第3透過面25を通る2つの光路に分割され、像面5において同じ位置に結像される。
また、第2光路Bにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、透明媒体Lb1の物体側で中心軸2に同軸に配置された開口Sを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、第1群第1透過面21を経て入り、第1群第3透過面25を経て透明媒体Lb1から外に出る光路を有する。その後、第2群カバーガラスCb2の第2群第1透過面31と第2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例2の仕様は、
画角 0.00〜60.0°
入射瞳径 φ0.40mm
像の大きさ φ0.00〜φ2.00
である。
実施例3の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図9に示す。また、この実施例の光学系の第1光路Aの横収差図を図10、第2光路Bの横収差図を図11に示す。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1の透過面及び反射面を、光路内で一部共通に使用する面で構成した例である。
光学系1は、前群Gfと、後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとからなり、後群Gbは、後1群Gb1と後2群Gb2からなる。
前群Gfは、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい前群カバーガラスCfからなる。前群カバーガラスCfは、平行平板からなり、前群第1透過面11と、前群第1透過面11に対して像側に形成される前群第2透過面12とを有する。
なお、前群カバーガラスCfは、光学素子保護用のものであり、なくてもよい。
後1群Gb1は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1からなる。透明媒体Lb1は、中心軸2上で非球面からなる第1透過面としての後1群第1透過面21と、後1群第1透過面21に対して像側に形成され、一部を反射コーティング4aし、負のパワーをもつ非球面からなる第1反射面としての後1群第1反射面22と、後1群第1反射面22に対して像面5と反対側に配置され、反射コーティング4bし、正のパワーをもつ非球面からなり、後1群第1透過面21と同一位置同一形状からなる第2反射面としての後1群第2反射面23と、後1群第2反射面23より像面5側に配置され
、正のパワーをもつ非球面からなり、後1群第1反射面22と同一位置同一形状からなる第2透過面としての後1群第2透過面24を有する。また、後1群第1透過面21に対して像側に形成され、正のパワーをもつ第3透過面としての後1群第3透過面25をさらに有する。
後1群第1透過面21と後1群第2反射面23の間には遮光部4cが設けられている。
後2群Gb2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい後2群カバーガラスCb2からなる。後2群カバーガラスCb2は、平行平板からなり、後2群第1透過面31と、後2群第1透過面31に対して像側に形成される後2群第2透過面32とを有する。
光学系1は、第1光路A及び第2光路Bを形成する。第1光路Aにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、前群カバーガラスCfの前群第1透過面11と前群第2透過面12と、前群カバーガラスCfと透明媒体Lb1の間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、後1群第1透過面21を経て入り、一部が反射コーティング4a、一部が全反射により、後1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、後1群第2反射面23で反射コーティング4bにより像面5側に反射され、後1群第2透過面24を経て透明媒体Lb1から外に出る略Z字状の光路を有する。その後、後2群カバーガラスCb2の後2群第1透過面31と後2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に円環状に結像する。なお、第1光路Aのうち、中心主光線が後1群第1反射面22と後1群第3透過面25の境界を通る光路については、一部が反射コーティングにより、後1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、他部が後1群第3透過面25を通る2つの光路に分割され、像面5において同じ位置に結像される。
また、第2光路Bにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、前群カバーガラスCfの前群第1透過面11と前群第2透過面12と、前群カバーガラスCfと透明媒体Lb1の間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、後1群第1透過面21を経て入り、後1群第3透過面25を経て透明媒体Lb1から外に出る光路を有する。その後、後2群カバーガラスCb2の後2群第1透過面31と後2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例3の仕様は、
画角 20.00〜60.0°
入射瞳径 φ0.40mm
像の大きさ φ0.00〜φ2.00
である。
実施例4の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図12に示す。また、この実施例の光学系の第1光路Aの横収差図を図13、第2光路Bの横収差図を図14に示す。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1の透過面及び反射面を、光路内で一部共通に使用する面で構成した例である。
光学系1は、前群Gfと、後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとからなり、後群Gbは、後1群Gb1と後2群Gb2からなる。
前群Gfは、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい前群第1透明媒体Lf1、前群第2透明媒体Lf2、及び、前群第3透明媒体Lf3からなる。前群第1透明媒
体Lf1は、像面と反対側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなり、前群第1透過面11と、前群第1透過面11に対して像側に形成される前群第2透過面12とを有する。前群第2透明媒体Lf2は、像面と反対側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、前群第3透過面13と、前群第3透過面13に対して像側に形成される前群第4透過面14とを有する。前群第3透明媒体Lf3は、像面と反対側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなり、前群第5透過面15と、前群第5透過面15に対して像側に形成される前群第6透過面16とを有する。
後1群Gb1は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1からなる。透明媒体Lb1は、中心軸2上で球面からなる第1透過面としての後1群第1透過面21と、後1群第1透過面21に対して像側に形成され、一部を反射コーティング4aし、負のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなる第1反射面としての後1群第1反射面22と、後1群第1反射面22に対して像面5と反対側に配置され、反射コーティング4bし、正のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなる第2反射面としての後1群第2反射面23と、後1群第2反射面23より像面5側に配置され、正のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなり、後1群第1反射面22と同一位置同一形状からなる第2透過面としての後1群第2透過面24を有する。また、後1群第1透過面21に対して像側に形成され、正のパワーをもつ球面からなる第3透過面としての後1群第3透過面25をさらに有する。
後1群第1透過面21と後1群第2反射面23の間には遮光部4cが設けられている。
後2群Gb2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい後2群カバーガラスCb2からなる。後2群カバーガラスCb2は、平行平板からなり、後2群第1透過面31と、後2群第1透過面31に対して像側に形成される後2群第2透過面32とを有する。
第1光路Aにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、前群第1透明媒体Lf1の前群第1透過面11と前群第2透過面12と、前群第2透明媒体Lf2の前群第3透過面13と前群第4透過面14と、前群第3透明媒体Lf3の前群第5透過面15と前群第6透過面16と、前群第3透明媒体Lf3と透明媒体Lb1の間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、後1群第1透過面21を経て入り、一部が反射コーティング4a、一部が全反射により、後1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、後1群第2反射面23で反射コーティング4bにより像面5側に反射され、後1群第2透過面24を経て透明媒体Lb1から外に出る略Z字状の光路を有する。その後、後2群カバーガラスCb2の後2群第1透過面31と後2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に円環状に結像する。なお、第1光路Aのうち、中心主光線が後1群第1反射面22と後1群第3透過面25の境界を通る光路については、一部が反射コーティングにより、後1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、他部が後1群第3透過面25を通る2つの光路に分割され、像面5において同じ位置に結像される。
また、第2光路Bにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、前群第1透明媒体Lf1の前群第1透過面11と前群第2透過面12と、前群第2透明媒体Lf2の前群第3透過面13と前群第4透過面14と、前群第3透明媒体Lf3の前群第5透過面15と前群第6透過面16と、前群第3透明媒体Lf3と透明媒体Lb1の間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、後1群第1透過面21を経て入り、後1群第3透過面25を経て透明媒体Lb1から外に出る光路を有する。その後、後2群カバーガラスCb2の後2群第1透過面31と後2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例4の仕様は、
画角 0.00〜30.0°
入射瞳径 φ0.29mm
像の大きさ φ0.00〜φ2.00
である。
実施例5の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図15に示す。また、この実施例の光学系の第1光路Aの横収差図を図16、第2光路Bの横収差図を図17に示す。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1の透過面及び反射面を、光路内で一部共通に使用する面で構成した例である。
光学系1は、前群Gfと、後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとからなり、後群Gbは、後1群Gb1と後2群Gb2からなる。
前群Gfは、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい前群第1透明媒体Lf1からなる。前群第1透明媒体Lf1は、像面と反対側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、前群第1透過面11と、前群第1透過面11に対して像側に形成される前群第2透過面12とを有する。
後1群Gb1は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体Lb1からなる。透明媒体Lb1は、中心軸2上で球面からなる第1透過面としての後1群第1透過面21と、後1群第1透過面21に対して像側に形成され、一部を反射コーティング4aし、負のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなる第1反射面としての後1群第1反射面22と、後1群第1反射面22に対して像面5と反対側に配置され、反射コーティング4bし、正のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなる第2反射面としての後1群第2反射面23と、後1群第2反射面23より像面5側に配置され、正のパワーをもつ拡張回転自由曲面からなり、後1群第1反射面22と同一位置同一形状からなる第2透過面としての後1群第2透過面24を有する。また、後1群第1透過面21に対して像側に形成され、正のパワーをもつ球面からなる第3透過面としての後1群第3透過面25をさらに有する。
後1群第1透過面21と後1群第2反射面23の間には遮光部4cが設けられている。
後2群Gb2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい後2群カバーガラスCb2からなる。後2群カバーガラスCb2は、平行平板からなり、後2群第1透過面31と、後2群第1透過面31に対して像側に形成される後2群第2透過面32とを有する。
第1光路Aにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、前群第1透明媒体Lf1の前群第1透過面11と前群第2透過面12と、前群第1透明媒体Lf1と透明媒体Lb1の間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、後1群第1透過面21を経て入り、一部が反射コーティング4a、一部が全反射により、後1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、後1群第2反射面23で反射コーティング4bにより像面5側に反射され、後1群第2透過面24を経て透明媒体Lb1から外に出る略Z字状の光路を有する。その後、後2群カバーガラスCb2の後2群第1透過面31と後2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に円環状に結像する。なお、第1光路Aのうち、中心主光線が後1群第1反射面22と後1群第3透過面25の境界を通る光路については、一部が反射コーティングにより、後1群第1反射面22で像面5と反対側に反射され、他部が後1群第3透過面25を通る2つの光路に分割され、像面5において同じ位置に結像される。
また、第2光路Bにおいて、光学系1の物体面から入射する光束は、前群第1透明媒体Lf1の前群第1透過面11と前群第2透過面12と、前群第1透明媒体Lf1と透明媒体Lb1の間で中心軸2に同軸に配置された開口Sとを経て透明媒体Lb1内に入る。透明媒体Lb1では、後1群第1透過面21を経て入り、後1群第3透過面25を経て透明媒体Lb1から外に出る光路を有する。その後、後2群カバーガラスCb2の後2群第1透過面31と後2群第2透過面32を経て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例5の仕様は、
画角 0.00〜30.0°
入射瞳径 φ0.52mm
像の大きさ φ0.00〜φ2.00
である。
なお、実施例1及び2の第2群カバーガラスCb2、並びに、実施例3〜5の後2群カバーガラスCb2は、撮像素子保護用のものであり、なくてもよい。さらに、透明媒体Lb1の物体側、像側にレンズ等の光学素子を付加してもよい。
また、最大像高をImax(mm)、後群Grの最大画角をθmax(度)、後群Grの外径をD(mm)、開口から像面までの距離L(mm)、第1反射面22の曲率をR1、第2反射面23の曲率をR2、第1光路の焦点距離をFt、第2光路の焦点距離をFrとするとき、
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5
I max 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00
θmax 60.00 60.00 60.00 30.00 30.00
D 3.20 3.04 3.04 2.70 2.90
L 1.88 1.98 2.00 4.30 3.35
D/(2×Imax) 1.60 1.52 1.52 1.35 1.45
L/(2×Imax) 0.94 0.99 1.00 2.15 1.68
R1 3.14 3.10 2.01 4.62 5.44
R2 2.53 2.40 1.58 2.92 3.54
R1/R2 0.81 0.96 0.74 1.58 1.54
Ft 0.0167 0.0167 0.0167 0.0338 0.0333
Fr 0.0167 0.0167 0.0167 0.0328 0.0316
Ft/Fr 1.000 1.000 1.000 1.030 1.056
である。
以下に、上記実施例1〜5の構成パラメータを示す。以下の表中の “RE”は反射面、“ERFS”は拡張回転自由曲面を示す。なお、実施例1の第3面、第4面及び第5面は、トーリック面であるが、表記上はERFSで表記する。
実施例1
第1光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(絞り) 0.00
2 2.53 0.00 1.8348 42.7
3(RE)ERFS[1] 0.00 偏心[1] 1.8348 42.7
4(RE)ERFS[2] 0.00 偏心[2] 1.8348 42.7
5 ERFS[1] 0.00 偏心[1]
6 ∞ 0.40 偏心[3] 1.5163 64.1
7 ∞ 0.10
像 面 ∞

ERFS[1]
RY 3.14
θ -12.75
R 0.40
ERFS[2]
RY 2.53
θ -32.60
R 1.18
偏心[1]
X 0.00 Y 0.00 Z 1.08
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.33
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z 1.48
α 0.00 β 0.00 γ 0.00

第2光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
3 ∞(絞り) 0.00
4 2.53 1.06 1.8348 42.7
5 -0.95 0.42
6 ∞ 0.40 1.5163 64.1
7 ∞ 0.10
像 面 ∞
実施例2
第1光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(絞り) 0.00
2 2.47 0.00 1.8348 42.7
3(RE)ERFS[1] 0.00 偏心[1] 1.8348 42.7
4(RE)ERFS[2] 0.00 偏心[2] 1.8348 42.7
5 ERFS[1] 0.00 偏心[1]
6 ∞ 0.40 偏心[3] 1.5163 64.1
7 ∞ 0.10
像 面 ∞

ERFS[1]
RY 3.10
θ -12.75
R 0.41
C4 -1.9566E-001 C5 7.7227E-002 C6 8.9927E-001
C7 -8.7636E-001
ERFS[2]
RY 2.40
θ -32.32
R 1.13
C4 -4.1403E-002 C5 -4.2104E-002 C6 -2.1825E-003
偏心[1]
X 0.00 Y 0.00 Z 1.10
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.40
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z 1.48
α 0.00 β 0.00 γ 0.00

第2光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
3 ∞(絞り) 0.00
4 2.47 1.08 1.8348 42.7
5 -0.97 0.40
6 ∞ 0.40 1.5163 64.1
7 ∞ 0.10
像 面 ∞
実施例3
第1光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞ 0.50 1.5163 64.1
2 ∞ 0.20
3 ∞(絞り) 0.00
4 非球面[1] 0.98 1.8348 42.7
5(RE)非球面[2] -0.98 1.8348 42.7
6(RE)非球面[1] 0.98 1.8348 42.7
7 非球面[2] 0.40
8 ∞ 0.40 1.5163 64.1
9 ∞ 0.10
像 面 ∞
非球面[1]
曲率半径 2.01
k 0.0000E+000
a 2.2230E-003 b -5.1240E-003
非球面[2]
曲率半径 1.58
k 0.0000E+000
a -1.0751E-001 b -8.0830E-003

第2光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞ 0.50 1.5163 64.1
2 ∞ 0.20
3 ∞(絞り) 0.00
4 非球面[1] 1.01 1.8348 42.7
5 -1.04 0.37
6 ∞ 0.40 1.5163 64.1
7 ∞ 0.10
像 面 ∞
非球面[1]
曲率半径 2.01
k 0.0000E+000
a 2.2230E-003 b -5.1240E-003
実施例4
第1光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 1.778 1.296 1.7552 27.6
2 0.751 0.199
3 0.752 0.458 1.6067 61.0
4 13.933 0.150
5 4.871 0.100 1.7552 27.6
6 1.301 0.100
7 ∞(絞り) 0.000
8 2.783 0.000 偏心(1) 1.8348 42.7
9(RE)ERFS[1] 0.000 偏心(2) 1.8348 42.7
10(RE)ERFS[2] 0.000 偏心(3) 1.8348 42.7
11 ERFS[1] 0.000 偏心(2)
12 ∞ 0.400 偏心(4) 1.5163 64.1
13 ∞ 0.100
像 面 ∞

ERFS[1]
RY 4.621
θ -9.319
R 0.423
ERFS[2]
RY 2.919
θ -23.679
R 0.907

偏心[1]
X 0.000 Y 0.000 Z 0.100
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心[2]
X 0.000 Y 0.000 Z 0.873
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心[3]
X 0.000 Y 0.000 Z 0.310
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心[4]
X 0.000 Y 0.000 Z 1.395
α 0.000 β 0.000 γ 0.000

第2光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 1.778 1.296 1.7552 27.6
2 0.751 0.199
3 0.752 0.458 1.6067 61.0
4 13.933 0.150
5 4.871 0.100 1.7552 27.6
6 1.301 0.100
7 ∞(絞り) 0.100
8 2.783 0.696 1.8348 42.7
9 -1.358 0.499
10 ∞ 0.400 1.5163 64.1
11 ∞ 0.100
像 面 ∞
実施例5
第1光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 1.456 1.500 1.7442 44.2
2 1.131 0.100
3 ∞(絞り) 0.000
4 2.204 0.00 偏心(1) 1.8348 42.7
5(RE)ERFS[1] 0.00 偏心(2) 1.8348 42.7
6(RE)ERFS[2] 0.00 偏心(3) 1.8348 42.7
7 ERFS[1] 0.00 偏心(2)
8 ∞ 0.400 偏心(4) 1.5163 64.1
9 ∞ 0.100
像 面 ∞

ERFS[1]
RY 5.441
θ -13.906
R 0.463
ERFS[2]
RY 3.541
θ -32.490
R 1.129

偏心[1]
X 0.000 Y 0.000 Z 0.100
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心[2]
X 0.000 Y 0.000 Z 0.951
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心[3]
X 0.000 Y 0.000 Z 0.391
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心[4]
X 0.000 Y 0.000 Z 1.269
α 0.000 β 0.000 γ 0.000

第2光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 1.456 1.500 1.7442 44.2
2 1.131 0.100
3 ∞(絞り) 0.100
4 2.204 0.861 1.8348 42.7
5 -1.769 0.308
6 ∞ 0.400 1.5163 64.1
7 ∞ 0.100
像 面 ∞
図18は、本実施例の画像と撮像素子の配置例を示す。図18(a)は、画面比が16:9の撮像素子を使用した例である。上下方向の画像は使用しない場合、第1光路Aの画像A1の左右の位置に撮像素子50の大きさを合致させると好ましい。図18(b)は、画面比が4:3の撮像素子50を使用し、第1光路Aでの画像A1に撮像素子50の大きさを合致させた例である。このように、配置をすると、第1光路Aの画像A1と第2光路Bの画像B1の両方をすべて撮像することができる。
図19は、内視鏡に本発明による撮影光学系を適用した例である。図19(a)では、硬性鏡110の先端部101に本発明による撮影光学系が配置されている。また、図19(b)では、軟性の内視鏡113の先端部101に本発明による撮影光学系が配置されている。
図20は、カプセル内視鏡120に本発明による撮影光学系1を取り付けて360°全方位の画像を撮像観察する例である。カプセル内視鏡120を形成する筺体のうち、撮影光学系1の物体側は光線を透過させる透明部材からなる光線透過部106となっている。一方それ以外は非透明部材からなるケーシング部107となっている。筺体内に撮影光学系1が配置され、物体は像面5に結像する。
図21は、自動車130の前方側部102に本発明による撮影光学系1を取り付けた例であり、撮影光学系1で取得された画像は、車内に表示される。
本発明の光学系の座標系を説明するための図である。 拡張回転自由曲面の原理を示す図である。 本発明の実施例1の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例1の光学系の第1光路の横収差図を示す図である。 実施例1の光学系の第2光路の横収差図を示す図である。 本発明の実施例2の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例2の光学系の第1光路の横収差図を示す図である。 実施例2の光学系の第2光路の横収差図を示す図である。 本発明の実施例3の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例3の光学系の第1光路の横収差図を示す図である。 実施例3の光学系の第2光路の横収差図を示す図である。 本発明の実施例4の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例4の光学系の第1光路の横収差図を示す図である。 実施例4の光学系の第2光路の横収差図を示す図である。 本発明の実施例5の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例5の光学系の第1光路の横収差図を示す図である。 実施例5の光学系の第2光路の横収差図を示す図である。 本発明の光学系の画像と撮像素子の配置例を示す図である。 本発明の光学系を内視鏡先端の撮影光学系として用いた例を示す図である。 本発明の光学系をカプセル内視鏡の撮影光学系として用いた例を示す図である。 本発明の光学系を自動車の撮影光学系として用いた例を示す図である。
符号の説明
1…光学系
2…中心軸
5…像面
A…第1光路
B…第2光路
開口…S
Lb1…透明媒体
21…第1群第1透過面、後1群第1透過面(第1透過面)
22…第1群第1反射面、後1群第1反射面(第1反射面)
23…第1群第2反射面、後1群第2反射面(第2反射面)
24…第1群第2透過面、後1群第2透過面(第2透過面)
25…第1群第3透過面、後1群第3透過面(第3透過面)

Claims (11)

  1. 中心軸に対して回転対称な光学系において、
    前記光学系は、前記中心軸上の物体側に配置された開口と、前記開口の像面側に配置され、屈折率が1より大きい透明媒体とを備え、
    中心軸周辺の物体を像面の周辺部分に結像する第1光路と、中心軸上の物体を像面の中心部分に結像する第2光路と、を有し、
    前記透明媒体は、
    前記開口近傍の前記中心軸上に配置された第1透過面と、
    前記第1光路上で、前記第1透過面より像面側に配置され、像面側に凹面を向けた内部反射面である第1反射面と、
    前記第1光路上で、前記第1反射面より像面と反対側に配置され、像面側に凹面を向けた内部反射面である第2反射面と、
    前記第2反射面より像面側に配置された第2透過面と、
    を有し、
    以下の条件式(1)を満足することを特徴とする光学系。
    0.8<Ft/Fr<1.2 ・・・(1)
    ただし、
    Ftは第1光路の焦点距離、
    Frは第2光路の焦点距離、
    である。
  2. 前記透明媒体に入射する光束は、順光線追跡の順に、前記開口を通り、前記第1透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第1反射面で像面と反対側に反射され、前記第2反射面で像面側に反射され、前記第2透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る略Z字状の前記第1光路を構成し、
    前記第1光路の少なくとも前記第1反射面と前記第2反射面の間は、前記中心軸に対して片側のみで構成され、
    前記第1光路中に中間像が結像されることなく、像面に円環状に結像される
    ことを特徴とする請求項に記載の光学系。
  3. 前記第1反射面と前記第2透過面は、同一位置同一形状からなる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項に記載の光学系。
  4. 前記第1透過面と前記第2反射面の間に遮光部を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の光学系。
  5. 前記透明媒体は、前記開口近傍の前記中心軸上に配置された第1透過面と、前記第1透過面より像面側の中心軸近傍に配置された第3透過面と、を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の光学系。
  6. 前記透明媒体に入射する光束は、順光線追跡の順に、前記開口を通り、前記第1透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第3透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る第2光路を構成する
    ことを特徴とする請求項に記載の光学系。
  7. 前記透明媒体の屈折率は、1.6以上である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の光学系。
  8. 以下の条件式(2)を満足する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の光学系。
    1.1<D/(2×Imax)<1.8 ・・・(2)
    ただし、Imaxは最大像高、
    Dは透明媒体の外径、
    である。
  9. 以下の条件式(3)を満足する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の光学系。
    0.5<L/(2×Imax)<1.2 ・・・(3)
    ただし、Imaxは最大像高、
    Lは開口から像面までの距離、
    である。
  10. 以下の条件式(4)を満足する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の光学系。
    0.7<R1/R2<1.2 ・・・(4)
    ただし、R1は第1反射面の曲率、
    R2は第2反射面の曲率、
    である。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の光学系を用いた内視鏡。
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