JP5185654B2 - 回転弁用レバーハンドルのロック装置 - Google Patents

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本発明は回転弁用レバーハンドルのロック装置に関し、例えば農地や畑の給水用等に用いられる回転弁用レバーハンドルのロック装置に関する。
農地を灌漑するため河川等から直接給水できない場合には、水道本管からの給水設備が必要であり、例えば農地の近くに給水装置を設置して農地に水を供給している。
このような給水装置で、何等かの事情で給水を停止する場合には、給水装置に設けられたバタフライ弁等のバルブを閉じて、水の供給を停止することとしている。
しかし、畑地の灌水用などに使用されるこの種のバルブは、例えば盗水目的などでバルブを故意に操作して水の供給を再開しようとすると、バルブは不用意に開けられてしまい、結局給水を停止する目的は達成されないことになる。
そこで、従来よりバタフライ弁の操作を規制する種々の対応手段が講じられてきた。例えば特許文献1にあるように、レバーハンドルに南京錠を取付けるものや、特許文献2にあるようにレバーハンドルの握り部分にロック装置を設けたもの等が提案されている。
特許文献1には、バタフライ弁のステムにロックレバーを有するレバーハンドルを取付け、ステム突出面にはロックレバーを係止するプレートを固定して、レバーハンドルを操作することによりロックレバーの係合部をプレートの係止部に係合させてバタフライ弁を操作するレバーハンドルが示されている。このロックレバーの握り部側にレバーハンドルの下面をほぼ接面とする施錠穴を設け、南京錠を施錠することでロックレバーの握り部分がレバーハンドル側に引き寄せられるのを規制し、これにより、ロックレバーのプレートとの係合部が外れることができなくなり、よってバタフライ弁のレバーハンドルをロックするロック装置である。
また、特許文献1には、バタフライ弁のステムにレバーハンドルを設け、そのすぐ下には南京錠を施錠するための施錠用孔を設けた施錠用アームをレバーハンドルに取付け、ステム突出面にはロックレバーを係止するプレートを固定したバタフライ弁が示されている。このプレートには施錠用アームの施錠用孔と対向する位置に施錠用孔を設けており、このプレートに設けた施錠用孔をレバーハンドルが、例えば弁体が全閉の位置にきたときに施錠可能な位置に設けることで、レバーハンドルが全閉の位置にきたときに施錠孔同士を施錠し、レバーハンドルの操作を規制して、よってバタフライ弁のレバーハンドルをロックするロック装置である。
特許文献2には、バタフライ弁のステム上端部にレバーハンドルを固着して、そのレバーハンドルの握り部の下部にロック部材を設けたレバーハンドルのロック装置が示されている。
このロック装置は、レバーハンドルの握り部が握られない状態で、レバーハンドルの握り部の下部にフランジ部近傍までの長さを有するロック部材を設け、このロック部材には弾性体で弾発されているロッドが内蔵されており、前記フランジ部には略同心円上に複数の係止孔が穿設され、このロッドが係止孔に係止されることにより、任意の位置でレバーハンドルの操作が規制され、これによりバタフライ弁のレバーハンドルの動きをロックするロック装置である。
実開平2−74683号公報 特開2006−266394号公報
しかしながら、特許文献1に示されたロック装置では、故意にレバーハンドルを操作しようとする場合には、南京錠は切断工具などを使えば簡単に切断又は破壊することができ、給水停止等の目的にはその効果が十分ではない。特に、ロック装置が外部から容易に視認できるので、故意に外そうとすると取外す手段を講じやすかった。また南京錠を用いることにより南京錠のコストが掛かり、ロックするバタフライ弁の台数が増えると鍵の管理やダイヤルの暗証番号の管理等が負担になってくるという問題も発生していた。
さらに、施錠アームを設けたロック装置では、南京錠を用いることによる問題に加えて、施錠用アームの取付け、プレートの加工等の作業負担や部品点数の増加によるコストアップという弊害があり、また、施錠アームを用いるバタフライ弁の場合には、プレート部分に施錠アームに対向する施錠用孔を設けたものでなければレバーハンドルのみの交換では対応できないという問題があった。
特許文献2では、レバーハンドルが不用意に動くことは防止できるものの、握り部分を握ればレバーハンドルの操作は可能であり、しかもロック構造が外観から容易に視認できることから、故意にロックを解除しようとする事態を阻止することは不可能である。
本発明は、上記問題点に鑑み鋭意研究の結果開発に至ったものであり、その目的とするところは、農地等に設けられる回転弁が故意に又は不用意に操作されるのを防止すると共に、ロック装置が外観から発見されにくいロック装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ボデー内の弁体をステムを介して回転自在に設け、且つ、このボデーの軸装フランジに軸装した前記ステムにレバーハンドルを固着した回転弁において、前記レバーハンドルの厚み方向に係合段部を有する装入穴を形成し、この装入穴の底部に装入筒部を吊下形成し、この装入筒部に頭部付き長尺筒体を挿入すると共に、前記長尺筒体に設けためねじ部に前記軸装フランジに埋設状態に装入したボルトを螺合することにより前記ボデーに前記レバーハンドルを締結してレバーハンドルをロックするようにした回転弁用レバーハンドルのロック装置である。
請求項に係る発明は、ボルトの頭部と長尺筒体の頭部の一方又は双方を特殊工具のみを介して操作可能にした回転弁用レバーハンドルのロック装置である。
請求項1に係る発明によると、めねじ部を有する長尺筒体をレバーハンドルの厚み方向に装入し、回転弁のボデーの軸装フランジに埋設状態で装入されたボルトと螺合することで、レバーハンドルをボデーに締結してロックすることができ、また、ボルトの頭部分は軸装フランジに埋設され、さらにボルトのおねじ部分は長尺筒体内に螺合されるので、外部からはロック装置を視認することが難しく、故意にレバーハンドルを操作しようとしても容易にはロック装置を外すことはできず、また不用意にレバーハンドルが操作されることがないロック装置を得ることができる。
さらに、長尺筒体とボルトは着脱自在に装入され、内部にめねじ部を有する長尺筒体にボルトを螺合する構造となっているので、一方を回すと他方が共回りをしてしまい、一方を固定しつつ他方を回さなければ取外すことはできず不用意な操作に好適なロック装置である。
しかも、レバーハンドルに長尺筒体を埋設状態で装入可能な装入穴を設けているので、長尺筒体はレバーハンドルを回転弁の操作方向から見た場合には完全に埋設され、外観から発見することは難しくなっている。これにより故意にレバーハンドルを操作しようとしてもロック装置の発見が難しく、特に、例えば畑等の屋外に設置されたコンクリートピット内の狭隘な場所ではその効果が顕著である。
また、前記装入穴は、底部に段部を設けているので所定の位置で長尺筒体をレバーハンドルに係止することができる。
特に、レバーハンドルに設けた装入穴の下部に、長尺筒体を装入可能な筒部を吊下形成することにより、長尺筒体の胴部とボルトが露出することがないので、外部からロック装置がより発見されにくく、ロック装置をみだりに取外すことが難しくなり、しかもロック装置が筒部によって被覆されるので、ロック装置の着脱が更に困難となるばかりでなく、長尺筒体とボルトを外部より視認されるおそれもなく、屋外にあるロック装置自体を保護することにより耐久性が保持されると共に、レバーハンドル全体のデザイン性も向上す
請求項に係る発明によると、ロック構造は、通常のドライバー等の汎用品では操作することができず、また、長尺筒体とボルトの両方の頭部を特殊工具のみでしか操作できない場合は、特殊工具がそれぞれなければロック解除は不可能となるロック装置である。
特に、屋外に設置されたコンクリートピット内は、かなり狭隘な場合が多く、そのような場所での取外し作業は、非常に困難である。
本発明における回転弁用レバーハンドルのロック装置の好ましい実施形態を、バタフラ
イ弁に適用した各例を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、農地等に設置された狭隘なコンクリートピット1内の量水器ユニット2に元弁としてのバタフライ弁3を設けた例を示す。図1において4は量水メータ、5は調節弁、6は配水口である。
図2は、バタフライ弁3の分解斜視図であり、図3は同上のレバーハンドルとプレート部分を示した平面図であり、図4は同上のロック装置部分を示した一部切欠き正面図であり、図5(a)、(b)はロック装置の平面図と断面図である。
図2と図4において、短円筒形のボデー7に円板状のジスク(弁体)8をステム9を介して回転自在に設けている。このボデー7の軸装部7aの上端部には、軸装フランジ10を設け、ボデー7の上部の軸装部7aに軸装された前記ステム9の上端部には、レバーハンドル11の先端部位を固着している。
このレバーハンドル11の先端軸着部側で、且つ厚み方向(ステム9の軸方向)には、上方に開口部12を有する装入穴13を形成し、この装入穴13の底部に係合段部14を設けると共に、装入穴13の底部には、装入穴13より内径の小さい装入筒部15を一体に吊下形成し、装入穴13と装入筒部15とは、同図4において、垂直方向(ステム9の軸方向)に沿って装入可能に連通した連通状の穴を構成している。この装入筒部15の下端部は、後述するプレート16上面に近接した位置まで吊下形成されている。したがって、レバーハンドル11を全閉位置にセットしたとき、レバーハンドル11の装入穴13、装入筒部15と、後述するプレート16に形成する連通穴18と後述する軸装フランジ10に形成するボルト取付穴17とは、図4において垂直方向に沿って連通した状態を保持している。
また、軸装フランジ10には、ボルト取付穴17を設けており、この取付穴17は、軸装フランジ10に自動アクチュエータやハンドル操作機用のプレート16を取付けるための取付穴を利用している。なお、この取付穴17は、ボルト取付用に専用の穴として形成しても良い。
このボルト取付穴17は、レバーハンドル11を図2に示すように、全閉位置にあるバタフライ弁3のステム9にセットしたときに、レバーハンドル11の前記装入筒部15の下端に対向する位置に設けられる。また、軸装フランジ10には、ボルト29により固着され、外周に複数の係止溝16aを有するプレート16を固着し、このプレート16には、ボルト取付穴17に対向する位置に連通穴18を形成している。
図4と図5に示したロック装置は、頭部19a付きの長尺筒体19と、この長尺筒体19に設けられためねじ20と、このめねじ20に螺合するボルト21によって構成されている。
上記長尺筒体19は、図4に示すように、装入穴13の開口部12より装入すると、頭部19aが装入穴13に埋設した状態で係合段部14に係合され、この長尺筒体19のめねじ20とプレート16の連通穴18とが対向し、ボルト取付穴17より装入したボルト21を連通穴18を介して上記めねじ20に螺合するものであり、ボルト21の頭部21aは、軸装フランジ10のボルト取付穴17に埋設した状態で、プレート16の連通穴18の外周部位に係合されて長尺筒体19のめねじ20とボルト21とを螺着結合することができる。これにより、ボデー7とレバーハンドル11とがロック装置を介して締結される。この状態でレバーハンドル11を回転操作しようとしても、ロック装置を構成するボルト21が、プレート16の連通穴18に干捗し、回転操作は不能であることから、不用意にレバーハンドル11が操作されることがない。
図5(a)(b)に示すように、長尺筒体19とボルト21の頭部19a、21aの一方又は双方を特殊工具を介してのみ操作可能に設けることによって、ロック解除を困難にしている。例えば、頭部19a、21aをヘクサロビュラ穴付ねじや突起付ヘクサロビュラ穴付ねじその他の特殊な頭部構造を有するねじを利用することによって、ロック装置のロック解除を不用意に操作できないようにしている。
なお、実施に応じて、これらの頭部形状は六角穴付き頭部や十字穴付き頭部であっても良いが、ロック解除を困難にするためには特殊構造の頭部を有する長尺筒体やボルトが望ましい。
また、上述の前記ロック装置は、長尺筒体19とボルト21のいずれか一方を工具を用いて外そうとしても、ボルト21と長尺筒体19とがそれぞれプレート16や装入穴13の係合段部14との締付状態から開放されるだけであり、長尺筒体19とボルト21とは常に共回り状態となるため、更に外そうとしてもボルト21を長尺筒体19から取外すことができないことから、よりロック解除を困難にすることが可能である。
図4の一点鎖線で示すキャップ25、26は、開口部12や連通穴18を被蓋するためのものであり、覆うことによってさらに外部からロック装置が発見されるのを困難にし、しかもロック装置の劣化を防いでいる。
同図中A、Bは特殊工具でありロック装置の頭部が、例えば図5に示す突起付ヘクサロビュラ穴22のように特殊な形状をしている場合には、これに対応した特殊工具を用意する。また、同図中28は、ステム9の上端部にレバーハンドル11を固着するためのボルトであり、27はその蓋であり、11aはプレート16の係止溝16aに先端を係止するストッパレバー、11bは軸着部、11cはスプリングである。
次に、上記のロック装置におけるロックの仕方とそのロックを取外す仕方について説明する。
図4に示すように、レバーハンドル11を全閉位置まで回転操作してバタフライ弁3を全閉状態とする。このとき、レバーハンドル11の装入穴13と軸装フランジ10のボルト取付穴17及びプレート16の連通穴18の中心は同芯状態となり、同図において垂直方向に沿ってそれぞれの穴は連通状態となる
この状態において、レバーハンドル11の装入穴13と装入筒部15に長尺筒体19を装入すると、長尺筒体19の頭部19aが装入穴13の底部に設けられた係合段部14に係合された状態で装入される。
一方、軸装フランジ10のボルト取付穴17の下方よりボルトを挿入し、前記長尺筒体19の頭部19aとボルト21の頭部21aと対応した特殊工具(専用ドライバー)で長尺筒体19とボルト21とを螺合させる。
このとき、ボルト21の頭部は、軸装フランジ10の取付穴17に埋設されて隠れた状態になると共に、長尺筒体19の胴部23は装入筒部15に被覆され、且つ長尺筒体19の頭部19aは、装入穴13に埋設されて完全に隠れた状態になって、外部よりロック装置を視認することはできず、しかもこのロック状態により、レバーハンドル11は図4に示すように全閉位置を保持しながら確実にロックされる。
次いで、レバーハンドル11のロック状態を外すには、2種類の特殊工具を用いて、長尺筒体19の頭部19aとボルト21の頭部21aを緩めることにより長尺筒体19とボルト21を取外すと共に、長尺筒体19を装入穴13より取り出し、かつボルト21を軸装フランジ10の取付穴17より取り出すことによってロック装置のロックを解除すことができる。
この状態において、レバーハンドル11を把持しながらストップレバー11aをプレートの係止溝16aより外して、適宜にレバーハンドル11を回転操作することによってバタフライ弁を適宜の角度に開方向に操作できるようになる。
ここで、以上のように構成される回転弁用のレバーハンドルのロック装置を装着したバタフライ弁を、図1に示す量水器ユニット2に接続し、コンクリートピット1内に設置した状態について説明する。
コンクリートピット1は、地上に設置された断面四角の枠体であり、この枠内に量水器ユニット2を内蔵している。図1では、この状態を、地面に向かって天方向から図示している。
量水器ユニット2は、地面に対して鉛直方向に配管された水道支管(図示せず)に接続されており、バタフライ弁3は、この水道支管に対して直交方向に接続されている。図1
では、バタフライ弁3が全閉位置にある状態を示しており、畑への灌水を行う場合には、バタフライ弁3のレバーハンドル11を天方向に90°回動して全開状態とすることにより、量水メータ4、調節弁5を介して、配水口6から吐水するようにしている。
したがって、量水器ユニット2に接続されたバタフライ弁3を操作しようとする者は、回転弁の操作方向としてレバーハンドル11を側方から見ることとなるが、本発明に係るロック装置は、装入筒部15や軸装フランジ10によって完全に埋設状態となっていることから、外観から発見されることは難しい。よって、故意にレバーハンドル11を操作しようとしても、容易にはロック装置を外すことができず、また不用意にレバーハンドル11が操作されることがない。
次に、本発明におけるロック装置の他の例を図6に基づいて説明する。図4における実施形態と同一部分は同一符号を示してその構造と作用効果の説明を省略する。
図6において、レバーハンドル11の先端固着部側に装入穴13aを区画成形し、この装入穴13aには、底部に係合段部14aと挿入孔14bを形成している。
前述の例と同様に、バタフライ弁を全閉位置にすると、この装入穴13aと挿入孔14bと連通穴18aとボルト取付穴17aは図6において、垂直方向に沿って連通され、この状態で長尺筒体19とボルト21を螺着結合してロックすることができる。
この例では図4における挿入筒部15に相当する部位がないものの、この場合も、頭部付きの長尺筒体19はレバーハンドル11に埋設され、しかも、ボルト21も上記例と同様に軸装フランジ10に埋設され、長尺筒体19とボルト21により構成されるロック装置はそれぞれの頭部が埋設されるので、外部より視認されることなく、また、バタフライ弁3の側方より長尺筒体19の胴部23が視認できるのみであり、ねじ構造は外観より確認することはできないため、ロック装置自体を外部より確認することは困難な構成となっている。
図7は、本発明におけるロック装置の更に他例を示したもので、図4における実施形態と同一部分は同一符号を示してその構造と作用効果の説明を省略する。
図7において、レバーハンドル34の先端側表面に挿入穴30を貫通して形成し、この挿入穴30に頭部31aを有する長尺筒体31を挿入すると共に、軸装フランジ10の連通穴17bに頭部32a付のボルト32を装入して、上記の例と同様に特殊工具で螺合してロックする。
この場合、長尺筒体31の頭部31aがレバーハンドル34の表面に露出する以外は、上記の例と同様に、ボルト32の頭部は取付穴17bに埋没させ、且つ長尺筒体31のめねじ20aは外観から視認できず、長尺筒体31の胴部32をバタフライ弁の外観より視認できるのみであるから、外部からロック装置であると判るものではなく、その他の作用効果は上記の例と同様である。また、当該実施例では、レバーハンドル34に挿入穴30を設けるのみで、ロック装置を設けることができるので、汎用のレバーハンドルを利用して、挿入穴30を穴加工するのみで構成でき、上記の例に比してコストの低減化を図ることができる。
なお、同図中22aはヘクサロビュラ穴であり、20aはめねじ、24aはおねじを示している。
また、いずれの実施例においてもレバーハンドル側に長尺筒体を、軸装フランジ側にボルトを配置しているが、レバーハンドル側にボルトを、軸装フランジ側に長尺筒体を配置するようにしてもよい。
本発明は、回転弁に用いられる回転弁用レバーハンドルのロック装置であり、その用途はバタフライ弁に限られず例えばボール弁等にも適用でき、また農地等の灌漑目的に設置された量水器に組込まれて使用される場合のみではなく、他の配管等に用いられる回転弁にも適用できる、さらに屋内屋外を問わずに適用可能であり、例えば工場プラントや、配管設備、空調設備等に用いられる各種の回転弁にも適用可能である。
本発明のロック装置を設けたバタフライ弁を設けた量水器ユニットがコンクリートピット内に設置された概略図である。 本発明のロック装置をバタフライ弁に適用した分解斜視図である。 レバーハンドルとプレート部分を示した平面図である。 本発明のロック装置を回転弁に適用した一部省略切欠断面図である。 (a)長尺筒体の平面図である。(b)長尺筒体にボルトを螺合した状態の説明断面図である。 本発明の他の実施形態の一部省略切欠断面図である。 本発明のさらに他の実施形態の一部切欠断面図である。
符号の説明
1 コンクリートピット
3 バタフライ弁
7 ボデー
8 弁体
9 ステム
10 軸装フランジ
11 レバーハンドル
13 装入穴
14 係合段部
17 取付穴
18 連通穴
19 長尺筒体
19a、21a 頭部
20 めねじ
21 ボルト
23 胴部
A、B 特殊工具

Claims (2)

  1. ボデー内の弁体をステムを介して回転自在に設け、且つ、このボデーの軸装フランジに軸装した前記ステムにレバーハンドルを固着した回転弁において、前記レバーハンドルの厚み方向に係合段部を有する装入穴を形成し、この装入穴の底部に装入筒部を吊下形成し、この装入筒部に頭部付き長尺筒体を挿入すると共に、前記長尺筒体に設けためねじ部に前記軸装フランジに埋設状態に装入したボルトを螺合することにより前記ボデーに前記レバーハンドルを締結してレバーハンドルをロックするようにしたことを特徴とする回転弁用レバーハンドルのロック装置。
  2. 前記ボルトの頭部と長尺筒体の頭部の一方又は双方を特殊工具のみを介して操作可能にした請求項に記載の回転弁用レバーハンドルのロック装置。
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