JP5184054B2 - 呼接続時の端末呼び出し方法、アクセスポイント制御装置、端末及びプログラム - Google Patents

呼接続時の端末呼び出し方法、アクセスポイント制御装置、端末及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、呼接続時の端末呼び出し方法、アクセスポイント制御装置、端末及びプログラムに関する。特に、携帯電話通信システムのような回線交換ネットワークに、IP呼制御プロトコルを用いて呼接続する技術に関する。
近年、移動通信については、携帯電話通信システムに代表される無線WAN(Wide Area Network)が普及している。無線WANを用いた音声通話には、回線交換呼制御プロトコルが用いられている。一方で、固定通信については、IP(Internet Protocol)を用いたIP電話機への移行が進んできている。IP電話システムにおける呼制御プロトコルには、通常、SIP(Session Initiation Protocol)が用いられる。
また、個人宅内、会社及び公共施設(空港、喫茶店、ホテル等)に、多くのアクセスポイントが設置されてきている。これらアクセスポイントは、無線LAN又はブルートゥースのような狭域高速無線ネットワーク用である。無線端末は、アクセスポイントと通信可能な位置に存在する場合、無線WANよりも高速な無線LAN(以下「ブルートゥース」も含むものとする)を介して、SIPを用いて呼接続することができる。即ち、無線端末は、屋内のようなアクセスポイントと通信可能なエリアでは、無線LAN通信インタフェースによってSIPを用いて呼接続し、屋外ではセルラ通信インタフェースによって無線WANを介して呼接続することができる。このような技術は、FMC(Fixed Mobile Convergence)を利用するOnePhoneサービスで用いられている(例えば非特許文献1参照)。
これを実現するために、アクセスポイントを、インターネット(IPネットワーク)を介して、携帯電話通信システムに設置された制御装置に接続する技術がある(例えば非特許文献2参照)。この無線端末は、回線交換呼制御プロトコルのメッセージをIPパケットにカプセル化し、無線LANを介してそのパケットを制御装置へ送信する。制御装置は、そのIPカプセルから取り出した回線交換呼制御プロトコルのメッセージを、無線WANを介して移動交換装置へ送信する。これによって、無線WANを介した回線交換呼制御プロトコルに基づく音声通話と、無線LANを介したIPに基づく音声通話との両方を可能とする。屋外では基地局を介して携帯電話通信システムに接続し、屋内ではアクセスポイントを介してインターネットを経由して携帯電話通信システムに接続することができる。
また、IP技術を用いて構築される次世代無線WANを、回線交換ネットワークであって音声通話に用いられている既存の無線WANに相互に接続する制御装置の技術もある(例えば非特許文献3参照)。この技術によれば、無線端末は、屋内では無線LANを介してSIPを用いて呼接続でき、屋外では無線WANを介して従来の回線交換呼制御プロトコルを用いて呼接続できる。
更に、オールIPネットワークの技術を前提として、モバイルIP及びSIPのような移動管理プロトコルを用いて、その時々に最適な通信システムに切り替えることで、OnePhoneサービスを実現する技術もある(例えば非特許文献4及び5参照)。
更に、1つの無線端末が、携帯電話通信システムを用いたIPデータ通信と、無線LANを用いたIPデータ通信とを切り替える技術もある(例えば特許文献1及び2参照)。
ここで、回線交換呼制御プロトコルにおける呼接続時の着信シーケンスについて説明する。
図1は、CDMA2000の移動通信システムにおける呼接続時の着信シーケンスである。また、図2は、GSM(Global System for Mobile communications)の移動通信システムにおける呼接続時の着信シーケンスである。
図1及び図2によれば、移動交換装置(MSC:Mobile Switching Center)11は、基地局(BS:Base Station)4を介して無線端末(MS:Mobile Station)2と呼接続する。最初に、移動交換装置11は、着信すべき無線端末に向けて、ページング要求を送信する(S101、S201)。無線端末2がその基地局4のサービスエリアに在圏している場合、移動交換装置11は、その無線端末2から、基地局4を介してページング応答を受信する(S102、S202)。その後、無線リソースの予約・認証シーケンスが実行される(S103、S203)。そのシーケンスが終了した際に、アラートによって、無線端末2は、着信音を鳴動させる(S104、S204)。そして、利用者が無線端末2に対してオフフックの操作(通話ボタンの押下)をすると、無線端末2は、接続命令を基地局4へ送信する(S105、S205)。最後に、基地局4は、接続完了メッセージを移動交換装置11へ送信する(S106、S206)。これによって、着信シーケンスが終了し、移動交換装置11を介して、着信側の無線端末2と、発信側の相手方通信端末との間で呼が接続される。尚、ページメッセージは、同一ページングエリアに属する複数の基地局3に向けて、図示せぬ基地局制御装置(BSC:Base Station Controller)から送信されるものであるが、ここでは簡単にするために、1つの基地局4しか図示していない。
図1及び図2からも明らかなとおり、既存の携帯電話通信システムにおける回線交換呼制御プロトコルによれば、「移動通信」という観点から、第1に、着信側端末の在圏を確認し、第2に、リソース予約・認証メッセージを交換し、第3に、その端末へ着信の存在を通知する、というシーケンスを実行する。
特開2005−192163号公報 特開2004−254278号公報 ビジネス+IT、ITアーキテクト月間連載、「NGNとは何か(4):NGNに向けたFMC」、2007年7月9日、[online]、[平成19年11月13日検索]、インターネット<URL:http://www.sbbit.jp/article/5544/> Unlicensed Mobile Access (UMA); Architecture (Stage2); R1.0.4 (2005-5-2) 3GPP Technical Specification Group Services and System Aspects; Voice Call Continuity (VCC) between Circuit Switched (CS) and IP Multimedia Subsystem (IMS); Stage 2 (Release 7); 3GPP TS 23.206 V7.3.0(2007-06) Johnson, D., C. Perins, and J. Arkko, "Mobility Support in IPv6," RFC3775, Jun. 2004. E. Wedlund and H. Schulzrinne, "Mobility Support using SIP," WoWMoM’99, Aug. 1999.
前述したように、回線交換呼接続プロトコルによれば、着信時の呼び出し要求としてページング要求が規定されているのに対し、SIPにはそのようなメッセージが無い。従って、既存の回線交換呼制御プロトコルとの互換性を確保する必要がある。新たにページング要求やページング応答に相当するSIPメッセージを導入することもできるが、新たなメッセージの導入は、既存のSIP対応機器に対する互換性を損なうこととなる。
非特許文献4及び5に記載された技術によれば、その移動管理プロトコルはオールIPネットワークを前提としており、特許文献1及び2に記載された技術であっても、携帯電話通信システム及び無線LANの両方でIPデータを送受信するものである。しかしながら、これら技術は、回線交換呼制御プロトコルを用いる既存の携帯電話通信システムのような無線WANには適用できない。
また、非特許文献2に記載された技術によれば、無線端末は、制御装置へ送信すべき回線交換呼制御プロトコルのメッセージをカプセル化する機能部を備える必要がある。しかしながら、既存のIP電話システムでは、標準技術であるSIPを用いることが殆どである。無線端末の機器コストの観点からは、SIP機能のみを備えることが好ましい。別途カプセル化機能を備えることは、高コスト化につながる。
更に、非特許文献3に記載された技術によれば、無線WANがIP化されていることを前提としており、具体的にはIMS(IP Multimedia Subsystem)と称されるIPに基づくマルチメディアサブシステムを利用しなければ実現できない。即ち、既存の携帯電話通信システムの無線WANに適用できる技術ではない。
そこで、本発明によれば、無線LANを介して接続するSIPを備えた無線端末を、回線交換呼接続プロトコルを用いた携帯電話通信システムのような既存の無線WANに接続する際に、システムアーキテクチャを簡易にして低コスト化を実現すると共に、その無線端末への着信時に、既存の携帯電話通信システムと同様の操作性を実現する端末呼び出し方法、アクセスポイント制御装置、端末及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、端末同士の呼接続を交換する移動交換装置が、狭域高速無線通信ネットワーク側のアクセスポイント制御装置と、回線交換ネットワーク側の基地局制御装置とに接続され、移動交換装置とアクセスポイント制御装置及び基地局制御装置それぞれとの間で、回線交換呼制御プロトコルによって呼制御シーケンスを実行するシステムについて、基地局制御装置に接続された発呼側端末から、アクセスポイント制御装置に接続された着呼側端末を呼び出す端末呼び出し方法であって、
移動交換装置が、発呼側端末から基地局制御装置を介して受信した呼び出し要求メッセージをアクセスポイント制御装置へ送信し、該アクセスポイント制御装置が、セッション開始メッセージを着呼側端末へ送信する第1のステップと、
着呼側端末が、セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージをアクセスポイント制御装置へ送信し、該アクセスポイント制御装置が、呼び出し応答メッセージを移動交換装置へ送信する第2のステップと、
アクセスポイント制御装置と移動交換装置との間で、通信割り当てメッセージを交換する第3のステップと、
アクセスポイント制御装置が、暫定応答確認メッセージを着呼側端末へ送信する第4のステップと、
着呼側端末が、暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージをアクセスポイント制御装置へ送信し、該アクセスポイント制御装置が、接続完了メッセージを移動交換装置へ送信する第5のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の端末呼び出し方法における他の実施形態によれば、
第1のステップについて、着信側端末は、セッション開始メッセージを受信しても、着信音を鳴動させず、
第4のステップについて、着信側端末は、暫定応答確認メッセージを受信した際に、着信音を鳴動させることも好ましい。
本発明の端末呼び出し方法における他の実施形態によれば、
着信側端末とアクセスポイント制御装置との間には、IP呼制御プロトコルSIP(Session Initiation Protocol)が用いられていることも好ましい。
本発明の端末呼び出し方法における他の実施形態によれば、
回線交換呼制御プロトコルに基づいて、
呼び出し要求メッセージは、Paging Requestメッセージであり、
呼び出し応答メッセージは、Paging Responseメッセージであり、
接続完了メッセージは、Connectメッセージであり、
SIPに基づいて、
セッション開始メッセージは、SIP INVITEメッセージであり、
暫定応答メッセージは、1xx(Require:100rel)メッセージであり、
暫定応答確認メッセージは、PRACK Requestメッセージであり、
成功応答メッセージは、200OKメッセージである
ことも好ましい。
本発明の端末呼び出し方法における他の実施形態によれば、
狭域高速無線通信ネットワークは、無線LAN又はブルートゥースであり、
回線交換ネットワークは、無線WAN又は固定有線回線であることも好ましい。
本発明によれば、端末同士の呼接続を交換する移動交換装置が、狭域高速無線通信ネットワーク側のアクセスポイント制御装置と、回線交換ネットワーク側の基地局制御装置とに接続され、移動交換装置とアクセスポイント制御装置及び基地局制御装置それぞれとの間で、回線交換呼制御プロトコルによって呼制御シーケンスを実行するシステムについて、基地局制御装置に接続された発呼側端末から、アクセスポイント制御装置に接続された着呼側端末を呼び出すためのアクセスポイント制御装置であって、
移動交換装置から、発呼側端末からの基地局制御装置を介した呼び出し要求メッセージを受信した際に、セッション開始メッセージを着呼側端末へ送信する呼び出し要求処理手段と、
着呼側端末からセッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを受信した際に、呼び出し応答メッセージを移動交換装置へ送信する呼び出し応答処理手段と、
移動交換装置との間で通信割り当てメッセージを交換する通信割り当て手段と、
暫定応答確認メッセージを着呼側端末へ送信する接続要求処理手段と、
着呼側端末から暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを受信した際に、接続完了メッセージを移動交換装置へ送信する接続完了処理手段と
を有することを特徴とする。
本発明の制御装置における他の実施形態によれば、
末との間には、IP呼制御プロトコルSIPが用いられていることも好ましい。
本発明の制御装置における他の実施形態によれば、
回線交換呼制御プロトコルに基づいて、
呼び出し要求メッセージは、Paging Requestメッセージであり、
呼び出し応答メッセージは、Paging Responseメッセージであり、
接続完了メッセージは、Connectメッセージであり、
SIPに基づいて、
セッション開始メッセージは、SIP INVITEメッセージであり、
暫定応答メッセージは、1xx(Require:100rel)メッセージであり、
暫定応答確認メッセージは、PRACK Requestメッセージであり、
成功応答メッセージは、200OKメッセージである
ことも好ましい。
本発明の制御装置における他の実施形態によれば、
狭域高速無線通信ネットワークは、無線LAN又はブルートゥースであり、
回線交換ネットワークは、無線WAN又は固定有線回線であることも好ましい。
本発明によれば、前述したアクセスポイント制御装置と通信する端末であって、
アクセスポイント制御装置からセッション開始メッセージを受信した際、該セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを、アクセスポイント制御装置へ返信する呼び出し処理手段と、
アクセスポイント制御装置から暫定応答確認メッセージを受信した際に、該暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを、アクセスポイント制御装置へ返信する接続処理手段と
を有することを特徴とする。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
当該利用者に対して着信音を鳴動させる着信音鳴動手段を有しており、
呼び出し処理手段は、着信音鳴動手段に対して着信音を鳴動させないように制御し、
接続処理手段は、着信音鳴動手段に対して着信音を鳴動させるように制御することも好ましい。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
アクセスポイント制御装置との間を、無線LAN又はブルートゥースによって接続することも好ましい。
本発明によれば、端末同士の呼接続を交換する移動交換装置が、狭域高速無線通信ネットワーク側のアクセスポイント制御装置と、回線交換ネットワーク側の基地局制御装置とに接続され、移動交換装置とアクセスポイント制御装置及び基地局制御装置それぞれとの間で、回線交換呼制御プロトコルによって呼制御シーケンスを実行するシステムについて、基地局制御装置に接続された発呼側端末から、アクセスポイント制御装置に接続された着呼側端末を呼び出すためのアクセスポイント制御装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
移動交換装置から、発呼側端末からの基地局制御装置を介した呼び出し要求メッセージを受信した際に、セッション開始メッセージを着呼側端末へ送信する呼び出し要求処理手段と、
着呼側端末からセッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを受信した際に、呼び出し応答メッセージを移動交換装置へ送信する呼び出し応答処理手段と、
移動交換装置との間で通信割り当てメッセージを交換する通信割り当て手段と、
暫定応答確認メッセージを着呼側端末へ送信する接続要求処理手段と、
着呼側端末から暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを受信した際に、接続完了メッセージを移動交換装置へ送信する接続完了処理手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、前述したアクセスポイント制御装置と通信する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
アクセスポイント制御装置からセッション開始メッセージを受信した際、該セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを、アクセスポイント制御装置へ返信する呼び出し処理手段と、
アクセスポイント制御装置から暫定応答確認メッセージを受信した際に、該暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを、アクセスポイント制御装置へ返信する接続処理手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の端末呼び出し方法、アクセスポイント制御装置、無線端末及びプログラムによれば、無線LANを介して接続するSIPを備えた無線端末を、回線交換呼接続プロトコルを用いた携帯電話通信システムのような既存の無線WANに接続する際に、システムアーキテクチャを簡易にして低コスト化を実現すると共に、その無線端末への着信時に、既存の携帯電話通信システムと同様の操作性を実現する。本発明の構成によれば、アクセスポイント制御装置を備えるだけある。また、着信時に、利用者が無線端末に対してオフフックの操作をすると直ぐに通話が可能となる。更に、回線交換呼接続プロトコルに対応して特別のSIPメッセージを設ける必要もない。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図3は、本発明におけるシステム構成図である。
図3によれば、通信事業者設備システム1は、アクセスポイント制御装置(BSC−GW:Base Station Controller - GateWay)10と、移動交換装置11と、基地局制御装置(BSC)12と、パケット制御機能装置(PCF:Packet Control Function)13と、加入者情報データベース14とを有する。また、基地局制御装置12には、無線WANの基地局4が接続され、パケット制御機能装置13には、有線IPネットワークのPDSN(Packet Data Signaling Node)5が接続され、アクセスポイント制御装置10には、無線LAN(又はブルートゥース)のアクセスポイント3が接続されている。基地局制御装置12及び基地局4は、回線交換呼接続プロトコルを用いた既存の携帯電話通信システムそのものである。また、アクセスポイント制御装置10及びアクセスポイント3は、SIPを用いた無線LAN(又はブルートゥース)通信システムである。
移動交換装置11は、アクセスポイント制御装置10及び基地局制御装置12との間で、携帯電話通信システムにおける回線交換呼制御プロトコルのメッセージを交換する。また、移動交換装置11は、呼接続のための加入者情報を、加入者情報データベース14から取得する。本発明によれば、移動交換装置11は、既存のものであって、特別な機能を搭載する必要はない。
アクセスポイント制御装置10は、移動交換装置11と、アクセスポイント3を介した無線端末2との間に接続されている。アクセスポイント制御装置10は、移動交換装置11との間では、回線交換呼制御プロトコルを実行する。これに対し、無線端末2との間では、IP呼制御プロトコルのSIPを実行する。即ち、アクセスポイント制御装置10は、プロトコル変換のためのゲートウェイとして機能し、SIP登録部を有する。
尚、基地局制御装置12及びアクセスポイント制御装置10は、パケット制御機能装置13及びPDSN5を介して、有線IPネットワークに接続されていてもよい。このとき、有線IPネットワークに接続される端末2は、基地局制御装置12又はアクセスポイント制御装置10を介して呼接続することもできる。例えば、回線交換呼接続プロトコルのメッセージを交換することができる端末2は、基地局制御装置12を介して呼接続される。一方で、SIPのメッセージを交換することができる端末2は、アクセスポイント制御装置10を介して呼接続される。
ここで、移動交換装置11は、無線LANに接続された無線端末2に対して、アクセスポイント制御装置10を介して呼接続の着信を通知する。このとき、回線交換呼制御プロトコルにはページング要求(呼び出し要求)が規定されているのに対し、SIPにはそのようなメッセージが無い。従って、既存の回線交換呼制御プロトコルとの互換性を確保するために、新たにページング要求メッセージやページング応答メッセージに相当するSIPメッセージを導入する必要がある。しかしながら、新たなメッセージの導入は、既存のSIP対応機器に対する互換性を損なうこととなる。そこで、本発明によれば、既存のSIP対応機器に対する互換性を損なうことなく、呼接続の着信の際におけるSIPメッセージの新たなシーケンスを導入する。
図4は、本発明における呼接続時の着信のシーケンス図である。
(S401)移動交換装置11は、アクセスポイント制御装置10へ、呼び出し要求メッセージを送信する。回線交換呼制御プロトコルにおける呼び出し要求メッセージは、例えばページング要求(Paging Request)メッセージである。
(S402)アクセスポイント制御装置10は、ページング要求メッセージを受信すると、セッション開始メッセージを、アクセスポイント3を介して無線端末2へ送信する。SIPにおけるセッション開始メッセージは、例えばINVITEメッセージである。このとき、本発明における無線端末2は、INVITEメッセージを受信しても、着信音を鳴動させない。
(S403)無線端末2は、INVITEメッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを、アクセスポイント3を介してアクセスポイント制御装置10へ送信する。暫定応答メッセージは、例えば、RFC3262に規定される100relオプションを付した1xxである。暫定応答メッセージとは、リクエストが受信され、処理中であることを通知するメッセージである。この暫定応答メッセージを受信したアクセスポイント制御装置10は、無線端末2がその無線LAN通信エリア内に在圏していると認識することができる。
(S404)暫定応答メッセージを受信したアクセスポイント制御装置10は、移動交換装置11へ、ページング応答(Paging Response)メッセージを送信する。
(S405)その後、移動交換装置11と、アクセスポイント制御装置10との間で、携帯電話通信システムの整合をとるための通信割り当てメッセージを交換する。例えばリソース予約及び認証のシーケンスを実行する。
(S406)通信割り当てメッセージの交換が終了すると、アクセスポイント制御装置10は、暫定応答確認メッセージを、アクセスポイント3を介して無線端末2へ送信する。暫定応答確認メッセージは、例えばRFC3262に規定されたPRACK(Provisional Response ACKnowledgement)リクエストメッセージである。PRACKリクエストは、暫定応答メッセージに対する応答受信の確認を通知するメッセージである。このとき、PRACKリクエストメッセージを受信した無線端末2は、着信音を鳴動させる。これによって、利用者は、着信があったことを知ることができる。
(S407)着信音を確認した利用者は、無線端末2に対してオフフックの操作をする。このとき、無線端末2は、暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを、アクセスポイント制御装置10へ送信する。成功応答メッセージは、例えば200OKメッセージである。
(S408)200OKメッセージを受信したアクセスポイント制御装置10は、接続完了メッセージを、移動交換装置11へ送信する。
(S409)前述したシーケンスによって、無線端末2と移動交換装置11との間で呼接続され、相手方端末との間で通話がなされる。ここで、本発明の有効な点は、無線端末2の着信音が鳴動した際に、利用者が無線端末2に対してオフフックの操作をすると、直ぐに呼接続され、通話が可能となることにある。利用者にとって、無線端末2に対してオフフックの操作をしたにもかかわらず、直ぐに呼接続が完了せずに通話できないことは、極めて操作性に対するストレスを感じることとなる。
図5は、本発明におけるアクセスポイント制御装置及び無線端末の機能構成図である。
図5によれば、アクセスポイント制御装置10は、呼び出し要求処理部101と、呼び出し応答処理部102と、通信割り当て代行部103と、接続要求処理部104と、接続完了処理部105と、呼接続部106とを有する。これら機能構成部は、アクセスポイント制御装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
呼び出し要求処理部101は、移動交換装置11から呼び出し要求メッセージを受信した際に、セッション開始メッセージを端末2へ送信する。
呼び出し応答処理部102は、端末2からセッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを受信した際に、呼び出し応答メッセージを移動交換装置11へ送信する。
通信割り当て代行部103は、移動交換装置11との間で通信割り当てメッセージを交換する。具体的には、リソース予約・認証シーケンスを実行する。
接続要求処理部104は、通信割り当てメッセージの交換が終了すると、暫定応答確認メッセージを端末2へ送信する。
接続完了処理部105は、端末2から暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを受信した際に、接続完了メッセージを移動交換装置11へ送信する。
呼接続部106は、端末2と移動交換装置11との間で呼を接続する。
図5によれば、端末2は、呼び出し処理部21と、接続処理部22と、呼接続部23と、着信音鳴動部24とを有する。これら機能構成部は、端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
呼び出し処理部21は、アクセスポイント制御装置10からセッション開始メッセージを受信した際、そのセッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを、アクセスポイント制御装置10へ返信する。このとき、呼び出し処理部21は、着信音鳴動部24に対して着信音を鳴動させないように制御する。
接続処理部22は、アクセスポイント制御装置10から暫定応答確認メッセージを受信した際に、その暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを、アクセスポイント制御装置10へ返信する。このとき、接続処理部22は、着信音鳴動部24に対して着信音を鳴動させるように制御する。
最後に、利用者にとって、無線端末に対してオフフックの操作をしたにもかかわらず、直ぐに呼接続が完了せずに通話できない、不適切な2つのシーケンス例について説明する。これら2つのシーケンス例からみて、本発明における図4のシーケンスが、着信時の操作性において極めて有効であることが理解できる。
図6は、不適切な第1のシーケンス図である。
(S601)移動交換装置11は、アクセスポイント制御装置10へ、ページング要求を送信する。
(S602)アクセスポイント制御装置10は、着信すべき無線端末2へ、INVITEメッセージを送信する。このとき、無線端末2は、INVITEメッセージを受信した際に着信音を鳴動させる。
(S603)着信音を確認した利用者は、無線端末2に対してオフフックの操作をする。このとき、無線端末2は、成功メッセージ200OKを、アクセスポイント制御装置10へ送信する。
(S604)これに対し、アクセスポイント制御装置10は、確認メッセージACKを、無線端末2へ返信する。
(S605)更に、アクセスポイント制御装置10は、ページング応答を移動交換装置11へ送信する。
(S606)その後、アクセスポイント制御装置10と移動交換装置11との間で、リソース予約・認証シーケンスを実行する。
(S607)そして、アクセスポイント制御装置10が、移動交換装置11へ接続完了を送信する。
(S608)前述したシーケンスによって、無線端末2と移動交換装置11との間で呼接続され、相手方端末との間で通話がなされる。
図6について不適切な点は、利用者が、無線端末2に対してオフフックの操作をしたにもかかわらず、直ぐに通話ができないことにある。既存の携帯電話通信システムによれば、着信後、利用者が無線端末に対してオフフックの操作をすれば、直ぐに通話が可能となる。しかしながら、図6のような基本的なシーケンスを採用した場合、利用者のオフフックの操作から通話可能までの間に、リソース予約・認証シーケンスの実行の時間が確保されてしまう。
図7は、不適切な第2のシーケンス図である。
(S701)移動交換装置11は、アクセスポイント制御装置10へ、ページング要求を送信する。
(S702)これに対し、移動交換装置11は、アクセスポイント制御装置10へ、直ぐにページング応答を返信する。
(S703)その後、アクセスポイント制御装置10と移動交換装置11との間で、リソース予約・認証シーケンスを実行する。
(S704)そして、アクセスポイント制御装置10は、着信すべき無線端末2へ、INVITEメッセージを送信する。このとき、無線端末2は、INVITEメッセージを受信した際に着信音を鳴動させる。
(S705)着信音を確認した利用者は、無線端末2に対してオフフックの操作をする。このとき、無線端末2は、成功メッセージ200OKを、アクセスポイント制御装置10へ送信する。
(S706)これに対し、アクセスポイント制御装置10は、確認メッセージACKを、無線端末2へ返信する。
(S707)更に、アクセスポイント制御装置10は、接続完了を移動交換装置11へ送信する。
(S708)前述したシーケンスによって、無線端末2と移動交換装置11との間で呼接続され、相手方端末との間で通話がなされる。
図7については、利用者が無線端末2に対してオフフックの操作をすると、直ぐに通話ができる。しかしながら、図7について不適切な点は、S711〜S713(S701〜S703)まで実行し、アクセスポイント制御装置10がINVITEメッセージを送信したにもかかわらず、無線端末2がアクセスポイント3の下に在圏していない場合、又は電源OFFにしている場合等があるからである。これらの場合、結局、呼接続は実行できず、S711〜S713のシーケンスが無駄となってしまう。
以上、詳細に説明したように、本発明の端末呼び出し方法、アクセスポイント制御装置、無線端末及びプログラムによれば、無線LANを介して接続するSIPを備えた無線端末を、回線交換呼接続プロトコルを用いた携帯電話通信システムのような既存の無線WANに接続する際に、システムアーキテクチャを簡易にして低コスト化を実現すると共に、その無線端末への着信時に、既存の携帯電話通信システムと同様の操作性を実現する。本発明の構成によれば、アクセスポイント制御装置を備えるだけある。また、着信時に、利用者が無線端末に対してオフフックの操作をすると直ぐに通話が可能となる。更に、回線交換呼接続プロトコルに対応して特別のSIPメッセージを設ける必要もない。
前述した本発明の種々の実施形態において、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
CDMA2000の移動通信システムにおける呼接続時の着信シーケンスである。 GSMの移動通信システムにおける呼接続時の着信シーケンスである。 本発明におけるシステム構成図である。 本発明における呼接続時の着信のシーケンス図である。 本発明におけるアクセスポイント制御装置及び無線端末の機能構成図である。 不適切な第1のシーケンス図である。 不適切な第2のシーケンス図である。
符号の説明
1 通信事業者設備システム
10 アクセスポイント制御装置
101 呼び出し要求処理部
102 呼び出し応答処理部
103 通信割り当て代行部
104 接続要求処理部
105 接続完了処理部
106 呼接続部
11 移動交換装置
12 基地局制御装置
13 パケット制御機能装置
14 加入者情報データベース
2 無線端末、端末
21 呼び出し処理部
22 接続処理部
23 呼接続部
24 着信音鳴動部
3 アクセスポイント
4 基地局
5 PDSN

Claims (14)

  1. 端末同士の呼接続を交換する移動交換装置が、狭域高速無線通信ネットワーク側のアクセスポイント制御装置と、回線交換ネットワーク側の基地局制御装置とに接続され、前記移動交換装置と前記アクセスポイント制御装置及び前記基地局制御装置それぞれとの間で、回線交換呼制御プロトコルによって呼制御シーケンスを実行するシステムについて、前記基地局制御装置に接続された発呼側端末から、前記アクセスポイント制御装置に接続された着呼側端末を呼び出す端末呼び出し方法であって、
    前記移動交換装置が、前記発呼側端末から前記基地局制御装置を介して受信した呼び出し要求メッセージを前記アクセスポイント制御装置へ送信し、該アクセスポイント制御装置が、セッション開始メッセージを前記着呼側端末へ送信する第1のステップと、
    前記着呼側端末が、前記セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを前記アクセスポイント制御装置へ送信し、該アクセスポイント制御装置が、呼び出し応答メッセージを前記移動交換装置へ送信する第2のステップと、
    前記アクセスポイント制御装置と前記移動交換装置との間で、通信割り当てメッセージを交換する第3のステップと、
    前記アクセスポイント制御装置が、暫定応答確認メッセージを前記着呼側端末へ送信する第4のステップと、
    前記着呼側端末が、前記暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを前記アクセスポイント制御装置へ送信し、該アクセスポイント制御装置が、接続完了メッセージを前記移動交換装置へ送信する第5のステップと
    を有することを特徴とする端末呼び出し方法。
  2. 第1のステップについて、前記着信側端末は、前記セッション開始メッセージを受信しても、着信音を鳴動させず、
    第4のステップについて、前記着信側端末は、前記暫定応答確認メッセージを受信した際に、前記着信音を鳴動させることを特徴とする請求項1に記載の無線端末呼び出し方法。
  3. 着信側端末と前記アクセスポイント制御装置との間には、IP呼制御プロトコルSIP(Session Initiation Protocol)が用いられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の端末呼び出し方法。
  4. 前記回線交換呼制御プロトコルに基づいて、
    前記呼び出し要求メッセージは、Paging Requestメッセージであり、
    前記呼び出し応答メッセージは、Paging Responseメッセージであり、
    前記接続完了メッセージは、Connectメッセージであり、
    前記SIPに基づいて、
    前記セッション開始メッセージは、SIP INVITEメッセージであり、
    前記暫定応答メッセージは、1xx(Require:100rel)メッセージであり、
    前記暫定応答確認メッセージは、PRACK Requestメッセージであり、
    前記成功応答メッセージは、200OKメッセージである
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末呼び出し方法。
  5. 前記狭域高速無線通信ネットワークは、無線LAN(Local Area Network)又はブルートゥースであり、
    前記回線交換ネットワークは、無線WAN(Wide Area Network)又は固定有線回線であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の端末呼び出し方法。
  6. 端末同士の呼接続を交換する移動交換装置が、狭域高速無線通信ネットワーク側のアクセスポイント制御装置と、回線交換ネットワーク側の基地局制御装置とに接続され、前記移動交換装置と前記アクセスポイント制御装置及び前記基地局制御装置それぞれとの間で、回線交換呼制御プロトコルによって呼制御シーケンスを実行するシステムについて、前記基地局制御装置に接続された発呼側端末から、前記アクセスポイント制御装置に接続された着呼側端末を呼び出すためのアクセスポイント制御装置であって、
    前記移動交換装置から、前記発呼側端末からの前記基地局制御装置を介した呼び出し要求メッセージを受信した際に、セッション開始メッセージを前記着呼側端末へ送信する呼び出し要求処理手段と、
    前記着呼側端末から前記セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを受信した際に、呼び出し応答メッセージを前記移動交換装置へ送信する呼び出し応答処理手段と、
    前記移動交換装置との間で通信割り当てメッセージを交換する通信割り当て手段と、
    暫定応答確認メッセージを前記着呼側端末へ送信する接続要求処理手段と、
    前記着呼側端末から前記暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを受信した際に、接続完了メッセージを前記移動交換装置へ送信する接続完了処理手段と
    を有することを特徴とするアクセスポイント制御装置。
  7. 前記端末との間には、IP呼制御プロトコルSIPが用いられていることを特徴とする請求項に記載のアクセスポイント制御装置。
  8. 前記回線交換呼制御プロトコルに基づいて、
    前記呼び出し要求メッセージは、Paging Requestメッセージであり、
    前記呼び出し応答メッセージは、Paging Responseメッセージであり、
    前記接続完了メッセージは、Connectメッセージであり、
    前記SIPに基づいて、
    前記セッション開始メッセージは、SIP INVITEメッセージであり、
    前記暫定応答メッセージは、1xx(Require:100rel)メッセージであり、
    前記暫定応答確認メッセージは、PRACK Requestメッセージであり、
    前記成功応答メッセージは、200OKメッセージである
    ことを特徴とする請求項に記載のアクセスポイント制御装置。
  9. 前記狭域高速無線通信ネットワークは、無線LAN又はブルートゥースであり、
    前記回線交換ネットワークは、無線WAN又は固定有線回線であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のアクセスポイント制御装置。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載のアクセスポイント制御装置と通信する端末であって、
    前記アクセスポイント制御装置から前記セッション開始メッセージを受信した際、該セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを、前記アクセスポイント制御装置へ返信する呼び出し処理手段と、
    前記アクセスポイント制御装置から前記暫定応答確認メッセージを受信した際に、該暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを、前記アクセスポイント制御装置へ返信する接続処理手段と
    を有することを特徴とする端末。
  11. 当該利用者に対して着信音を鳴動させる着信音鳴動手段を有しており、
    前記呼び出し処理手段は、前記着信音鳴動手段に対して着信音を鳴動させないように制御し、
    前記接続処理手段は、前記着信音鳴動手段に対して着信音を鳴動させるように制御する
    ことを特徴とする請求項10に記載の端末。
  12. 前記アクセスポイント制御装置との間を、無線LAN又はブルートゥースによって接続することを特徴とする請求項10又は11に記載の端末。
  13. 端末同士の呼接続を交換する移動交換装置が、狭域高速無線通信ネットワーク側のアクセスポイント制御装置と、回線交換ネットワーク側の基地局制御装置とに接続され、前記移動交換装置と前記アクセスポイント制御装置及び前記基地局制御装置それぞれとの間で、回線交換呼制御プロトコルによって呼制御シーケンスを実行するシステムについて、前記基地局制御装置に接続された発呼側端末から、前記アクセスポイント制御装置に接続された着呼側端末を呼び出すためのアクセスポイント制御装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記移動交換装置から、前記発呼側端末からの前記基地局制御装置を介した呼び出し要求メッセージを受信した際に、セッション開始メッセージを前記着呼側端末へ送信する呼び出し要求処理手段と、
    前記着呼側端末から前記セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを受信した際に、呼び出し応答メッセージを前記移動交換装置へ送信する呼び出し応答処理手段と、
    前記移動交換装置との間で通信割り当てメッセージを交換する通信割り当て手段と、
    暫定応答確認メッセージを前記着呼側端末へ送信する接続要求処理手段と、
    前記着呼側端末から前記暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを受信した際に、接続完了メッセージを前記移動交換装置へ送信する接続完了処理手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするアクセスポイント制御装置用のプログラム。
  14. 請求項6から9のいずれか1項に記載のアクセスポイント制御装置と通信する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記アクセスポイント制御装置から前記セッション開始メッセージを受信した際、該セッション開始メッセージに対する送達確認オプションを付した暫定応答メッセージを、前記アクセスポイント制御装置へ返信する呼び出し処理手段と、
    前記アクセスポイント制御装置から前記暫定応答確認メッセージを受信した際に、該暫定応答確認メッセージに対する成功応答メッセージを、前記アクセスポイント制御装置へ返信する接続処理手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする端末用のプログラム。
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