JP5183312B2 - Lngタンクレベル監視システム、方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は、ネットワークを用いたLNG(Liquefied Natural Gas)タンクレベル監視システムに関する。
従来、発電所等に設置されるLNGタンクは、LNG契約担当が決定する年間受入計画に従い次回受入までにLNG受入可能レベルまで下げる必要があった。一方、LNGの消費については、発電所の発電量(消費量)を調整する電力会社の部署とLNGを販売する会社間で調整しながら、LNG基地を運用する会社が運用可能レベル内にコントロールしている。現状、タンクの容量および消費能力に余裕がないため、運用が厳しい状況のであると共に、多岐にわたる会社及び会社内の部署の調整が必要であった。また、販売するLNGは発熱量の制約があり、発熱量も管理する必要があった。
タンクレベルを監視する方法として、例えば、特許文献1には、排水再利用施設における中水造水及び上水補給システムの技術が記載されている。特許文献2には、地下水開発施設における地下水管理システムが記載されている。
特開平6−33491号公報 特開2006−221402号公報
特許文献1、2に記載された発明の場合、いずれも過去のデータ等を基に水位を予測し管理する技術が記載されているが、複数個所にて共同で水が使用され、過去データを複数個所から収集すること、およびそれらを共有することが考慮されておらず、また、そのデータを基に水位の経過の情報を得ることができないという課題がある。また、LNGは常温では気体であり、水とは性質が異なる点を考慮しなければならないし、さらには、燃料発熱量の問題も考慮に入れなければならないという課題もある。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、ネットワークを用いLNGの特徴を考慮したタンクレベル監視システムとその監視方法を提供することを目的とする。
本発明の1つの態様では、ネットワークを用いたLNGタンクレベル監視システムを提供する。LNGタンクレベル監視システムは、Webサーバと、支援サーバと、データベースサーバ(以下、簡略化のためデータベースをDBとする。)の3つのサーバから構成される。Webサーバとは、HTML文書や画像等の情報を蓄積しておき、Webブラウザ等のクライアントソフトウェアの要求に応じて、インターネット等のネットワークを通じて、これらの情報を送信するサーバである。
Webサーバは、ネットワークを介して専用Webページ(以下、簡略化のためページとする)をクライアント端末へ送信し、前記ページから入力されたタンクレベル、出荷量、発電量、消費可能量の情報を電子メールの本文中に所定の形式で記述し、前記電子メールを自動で固定の電子メールアドレスに送信するメールホスティング機能を有し、かつデータベースサーバにて作成されたLNGタンクレベルのシミュレーション結果を保持する。ここで、LNGタンクレベル監視システムでは複数のページが使用され、これらはページのトップページからリンクされる。支援サーバは、前記電子メールを受信して、前記DBサーバの記憶部に保持されている情報を更新するために前記電子メールの本文中から抽出された情報のデータ形式を変換するサーバである。DBサーバは、前記変換された情報にて記憶部に保持されている情報を更新し、前記記憶部の情報に基づいた前記LNGタンクレベルの目標値達成シミュレーション結果を作成するサーバである。
ここで、「メールホスティング機能」とは、ページにおいて問い合わせ等を行う時に固定したメールアドレスに向けてメールを送信することである。また、「目標値」とは、LNGの次回受入時までに到達すべき、タンクのLNGの受入可能レベル値であり、「受入可能レベル」とは、LNGタンカーが運んでくる全ての量をタンクに受入可能なことをいう。さらに、「タンクレベル」とは、タンク内の底辺からの液位をいう。
また、本発明はさらに別の態様として、コンピュータを利用したLNG監視システム方法、あるいは、コンピュータにおいて実行されるコンピュータ・プログラムとしても提供できる。
本発明によれば、ネットワーク上にてLNGのタンクレベルの情報を共有することで関係者が共通の認識を持つことができる。また、情報を入力し、目標値達成シミュレーションを行うことで、関係者間の調整が容易になる。さらに、その情報に基づいてタンクレベルおよびLNGの発熱量のシミュレーションを行うことにより、確実な対応を行うことが可能となり、顧客への安定供給を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用した情報共有システム1の一実施形態の構成を示す図である。端末200−1、200−2・・・200―n(以下、端末200−1から200―nを区別する必要がない場合は、単にクライアント端末とする)は、ユーザ側のクライアント端末であり、インターネットやイントラネットに代表されるネットワーク300と接続され、Webサーバ100、支援サーバ110、DBサーバ120と送受信が行えるようになっている。ユーザはクライアント端末にて操作を行い、ネットワーク300を介して、Webサーバ100、支援サーバ110、DBサーバ120等にて処理を行なわせることができる。ただし、クライアント端末はWebサーバ100を介して支援サーバ110とDBサーバ120に接続する。なお、本構成における各サーバは必ずしも1台とは限らず、複数台で構成されてもよい。
図2は、本発明の一実施形態における情報共有支援システム1のクライアント端末とサーバの基本システム構成図を示す図である。Webサーバ100はメール送信部101、ページ受信部102、ページ送信部103、認証部104、ページDB105を有する。また、支援サーバ110は、メール受信部111、メール解析部112、データ送信部113を有する。さらに、DBサーバ120は、DB更新部121、ページ作成部122、受入支援DB123を有する。受入支援DB123は記憶部の一例である。なお、記憶部はハード・ディスクに限らず、メモリ、磁気テープやフレキシブル・ディスク等の外部記憶装置でもよい。
メール送信部101はページに入力された情報をメール本文に記述し、予め定められた固定のメールアドレスに送信する。ページ受信部102は、DBサーバ120にて作成されたページをDBサーバ120から受け取り、ページDB105に格納する。クライアント端末からページ表示の要求があると、ページDB105に格納されたページはページ送信部103を介して、クライアント端末のユーザに提供される。ページに対してIDとパスワードによりアクセス制御を行う場合には、認証部104にてIDに対するパスワードが正しいか確認が行われる。メール受信部111はメール送信部101にて送信されたメールを受け取る。受け取ったメールはメール解析部112にてDBサーバ120の情報を更新できる形式、例えば、データをカンマ「,」で区切って並べたCSV形式に変換され、その情報はデータ送信部113からDBサーバ120へ送信される。DB更新部121は、支援サーバ110にて作成された情報にて受入支援DB123を更新する。ページ作成部122は、受入支援DB123が更新されると、更新された情報についてのページを作成し、Webサーバ100へ送信する。
受入支援DB123はページ毎に表形式で情報を格納している。表には、行と列、そして情報を入れるフィールドが存在する。表の例としては米Microsoft社のMicrosoft Excel(登録商標、以下簡略化のためExcelとする)が挙げられる。表の情報の「登録、更新、削除」は、常に情報を上書きすることで実現する。詳細については後述する。
図3は、情報共有システムの処理フローを示す図である。以下、図3の処理フローを、図4、図5の画面例を参照しながら説明する。Webサーバ100からクライアント端末へ送られた専用ページに情報が入力され、送信ボタンが押されると処理が開始する。図4は、情報を入力するページの表示例を示す図である。ページ上には受入支援DB123にページに対応する表に現在登録されているデータが表示される。ページ上の情報を変更する場合には、情報を変更した後に送信ボタンを押下する。ページ上に表示されている情報を全て削除したい場合にはクリアボタンを押下する。
図4を用いて情報の「登録、更新、削除」について説明する。図4は、情報を入力するページの表示例を示す図である。このページの表示例では、新規情報を追加する場合には、登録者氏名、登録者メールアドレス、会社名、役職、名前等を所定の欄に入力する。更新する場合には、ページに表示されている情報の内容を修正する。削除する場合は、削除する情報をページ上から削除する、または、他の情報で上書きする。ページ上の情報入力欄は位置情報を有している。例えば、会社名の一番上は1−1、役職名の一番上は2−1、役職名の2番目は2−2のように示される。この位置情報は、受入支援DB123の本ページと対応する表の位置情報と一致している。送信ボタンが押された後、ページに表示されている情報とその情報が入力された欄の位置情報をメールホスティング機能が指定する所定の形式でメール送信部101がメール本文中に記述し、固定のメールアドレスに送信する(図3のステップS1)。所定の形式については後述する。メールアドレスはページに設定しても、メール送信部101に設定してもよい。登録者メールアドレスには、固定アドレスに入力された情報が送信されたことが通知される。
図5は、メール送信部101にて作成されるメール例を示す図である。ここでは、図4に示したページにて表示されている情報が送信された場合について説明する。宛先には、ページ上に指定されている固定アドレスが入力される。メールの題名やメールの差出人から情報を送信するページを特定できるようにしておく。ページに入力された情報は所定の形式に変換される。所定の形式とは、使用するメール送信プログラムに依存する。例えば、図5に示すように項目に対応する情報を配列する方法がある。メールに記述する際に会社名はCOMPANY、役職はOFFICIALTITLEのように英字名に変換する。「COMPANY=1−1,○×会社」、「OFFICIALTITLE=1−2,担当」のように、ページ上部の項目名と、入力された情報およびその位置情報をイコールにて結びつけて、1行ずつに記述する。また、別の例として、会社名からE−mailまでの1行を全て繋げる方法もある。この場合、「(1)=1−1,○×会社,1−2,担当,・・・,1−n,abc@xxxx.co.jp」を1行ずつに記述する。
支援サーバ110にて受信したメールは、メール受信部111からメール解析部112に渡され、情報の編集が行われる(図3のステップS2)。情報の編集とは、受入支援DB123を更新するためにメール本文中に記載された情報を所定の形式に変更することをいう。所定の形式には、CSV(Comma Separated Values)形式等がある。CSV形式とは、いくつかのフィールド(項目)をカンマ「,」で区切ったテキストデータおよびテキストファイルである。CSV形式を拡張し、「,」だけでなく「%」、「:」等の入力される情報に使用しない文字や、空白等にて区切ったテキストデータおよびテキストファイルでもよい。また、メールの題名や送信元アドレスから受入支援DB123のどの表を更新するかの情報を合わせて取得する。CSV形式等に編集された情報は、データ送信部113からDB更新部121へ渡される(図3のステップS3)。
ステップS3にて渡された情報にて、情報が入力されたページに対応した受入支援DB123の表が更新される。「登録、更新、削除」された情報について、位置情報に基づいて表の情報を上書きする(図3のステップS4)。ただし、CSVファイルと表の同じ位置情報の情報を比較し、内容が異なる位置の情報のみを上書きする。ステップS4にて変更された表からページを作成する(図3のステップS5)。ページの作成方法には既存の方法を用いる。表がExcel(登録商標)で作成されていた場合には「.htm」または「.html」形式で表を保存することにより作成することができる。作成されたページはWebサーバ100へ送られ(図3のステップS6)、ページDB105に格納される(図3のステップS7)。この時、同じ名前のページが存在する場合には新しいページで上書きする。図6は、ページDB105に格納されたページがクライアント端末に表示された図を示す。図4に示したページにて入力された情報がページとして表示される。
このように、ネットワーク上において複数のページから構成されるサイトを共有することにより、関係者間で容易に情報共有をすることができる。しかしながら、ネットワーク上における情報共有においては関係者以外にも情報が見えてしまう問題点がある。そこで、サイト内のページへのアクセスを制限するために、IDとパスワードを設定する。トップページにIDとパスワードでアクセス制限を行うと、サイト内全てに対するアクセス制御が可能である。また、ページ毎にIDとパスワードを設定することで、ページ毎にアクセス制御を行うことができる。なお、アクセス制御には変更可能や閲覧のみといった様々な種類の制御がある。
以下、本発明のタンクレベル監視システムの実施例について図を参照しながら説明する。
タンクレベル管理システムのネットワーク構成およびシステム構成は情報共有システムと同様である。ページDB105には、タンクレベル管理システムの専用サイトのトップページ、基地、LNGGAS販売、LNG液販売、発電所1号機、発電所3号機、発電所トータル、燃料、それぞれのページが保持されている。受入支援DB123には、基地、LNGGAS販売、LNG液販売、発電所1号機、発電所3号機、発電所トータル、燃料のページに対応する情報を保持する表がそれぞれ保持されている。
図7は、タンクレベル管理システムのサイトのトップページを示す図である。トップページには、現時点までに入力された燃料の使用量とそれに基づいてシミュレーションにより求められた今後のタンクレベル推移を示すグラフが表示される。シミュレーション方法については後述する。また、グラフ上には図8、図9、図10に示す表も合わせて表示される。図8は、タンクのLNG受入時までの目標到達最低・最大液位や前回の実績の表を示す図であり、図9は、各ページが更新された日時の表を示す図である。また、図10は、グラフが作成された最終実績日から次回受入日までの関係各所の使用可能量の表を示す図である。これらが表示されることにより、各ページへ遷移せずに使用頻度の高い情報を取得することができる。また、各ページにアクセス制限がされている場合に、アクセスできないページの情報も見ることができる。
今後のタンクレベル推移をグラフ化して表示することで数値情報として推移を表示する場合に比べ容易に理解することが可能である。ただし、グラフの数値データも必要とされることがあるため、グラフの数値データを有するページにData表示ボタンから遷移することができる。図11は、グラフの数値データを表示するページを示した図である。トップページ上部にあるData表示を除いた基地等の7つのボタンを押下し、シミュレーションを行うのに必要なデータをそれぞれ入力する。ボタンを押下することにより、それぞれの画面に対応した表に遷移する。本実施例において、複数の関係する組織がデータを持ち寄り、全体の運用を把握している。そのため、組織毎に入力すべきデータが異なること、利便性および情報の安全性の観点から情報ファイルは組織毎に分かれている。以下にそれぞれのボタンを押下することにより遷移するページおよび表について説明する。
図12は、基地を管理している会社の担当者が有しているタンク内のLNGの液位を日別に表示するページを示す図である。本例で表はExcel(登録商標)で作成されているが、数値データの集計、分析に用いられる表計算ソフトであればExcel(登録商標)でなくてもよい。以下に説明する各ページについても同様である。タンク内のLNGの液位はmm(ミリメートル)にて表される。新たな情報を入力する場合は、右上のData送信を押下し、データ送信ページを表示する。
図13は、タンクレベルの情報を送信するためのページを示す図である。このページのタンクレベル欄に更新した図12の情報を貼り付け、送信ボタンを押下する。この時、合わせてLNGの密度を送信する。
図14は、日別に各社がLNG気化ガス(以下、簡略化のため気化ガスと呼ぶ)として出荷するLNGの見込み出荷量を表示するページを示す図である。各社の気化ガスの見込み出荷量、気化ガス見込み出荷量の合計、以下に説明するLNG液化ガス(以下、簡略化のため液化ガスとする)としての出荷するLNGの見込み出荷量、および液化ガスと気化ガスの見込み出荷量合計も合わせて表示される。新たな情報を入力する場合は、右上のData送信を押下し、データ送信ページを表示する。
図15は、各社の気化ガスの見込み出荷量を送信するためのページを示す図である。このページの出荷量欄に更新した図14の情報を貼り付け、送信ボタンを押下する。ただし、合計量は各社の見込み出荷量または後述する液化ガスの見込み出荷量が入力されると自動で計算され、表示される。
図16は、日別に各社が液化ガスとして出荷するLNGの見込み出荷量を表示するページを示す図である。表示項目は、図14に示す気化ガスの場合とほぼ同じである。ただし、液化ガスのページには気化ガスの見込み出荷量と気化ガスとを合わせたLNG見込み出荷量の合計が表示されない。新たな情報を入力する場合は、右上のData送信を押下し、データ送信ページを表示する。データ送信ページは気化ガスの場合と同様であり、図15に示される。情報の入力も同様である。
図17は、日別に発電所の炉の発電量および使用燃料量を表示しているページを示す図である。ただし、発電量および使用燃料量は見込みである。発電量および使用燃料だけでなく、シミュレーションを行う際に必要となる情報、複数炉の並列時間、起動損失、平均電力が表示される。また、他の炉の使用燃料量を表示し、それと合わせて発電における使用燃料の合計量を合わせて表示する。新たな情報を入力する場合は、右上のData送信を押下し、データ送信ページを表示する。
図18は、発電量の情報を送信するためのページを示す図である。このページの発電量欄に更新した図17の情報を貼り付け、送信ボタンを押下する。ただし、使用燃料、使用燃料合計量は発電量が入力されると自動で計算され、表示される。なお、並列時間は任意項目である。
図19は、発電所へガスを供給する低圧系統と高圧系統の2系統によるガスの供給量を日別に表示しているページを示す図である。ただし、ガスの供給量は見込みである。発電所へのガスの供給系統は低圧系統と高圧系統の2系統であり、低圧系統の最大供給量を3号最大、また、低圧系統の最小供給量を2号(低圧最低)として表示する。さらに、高圧系統の最大供給量を1号最大、最小供給量を1号最小として表示する。
これらの低圧および高圧系統の最大最小供給量を用いて、図7に示すグラフに、現在のタンクレベルから次回受入までの運用可能範囲を描く。詳細には、運用最大液位を低圧系統および高圧系統の最大消費量、つまり、図19の表における3号最大および1号最大の数値から算出し、グラフを描画する。このようにして描画された運用最大液位の推移は、図7の破線で示される。また、運用最低液位を低圧系統および高圧系統の最小消費量、つまり図19の表における2号および1号最低の数値から算出し、グラフを描画する。このようにして描画された運用最小液位の推移は、図7の一点鎖線で示される。図7の最大液位の破線と最小液位の一点鎖線にて囲まれた範囲が次回LNG受入までの運用可能範囲である。
図20は、消費可能量の情報を送信するためのページを示す図である。消費可能量とは3号最大、2号、1号最大、1号最低の供給量を意味する。このページの消費可能量欄に更新した図19の情報を貼り付け、送信ボタンを押下する。
図21は、発電所における発電量から使用燃料を計算する場合等に使用する係数を表示しているページを示す図である。このページに記載されている数値を用いて、発電量から使用燃料量を算出したり、シミュレーションの目標到達日の設定の変更を行ったりすることができる。数値を変更する場合は、右上のData送信を押下し、データ送信ページを表示する。
図22は、シミュレーションに用いる係数を変更するためのページを示す図である。変更したい項目に係数を入力し、送信ボタンを押下すると図21に表示されるページの係数が変更され、新たな係数でシミュレーションが行われる。
ここで、タンクレベルのシミュレーションについて説明する。前述の図12にて入力表示されるタンクレベルを元にタンク内の液量が算出されるので、それより関係各所が想定して入力している払出量から基地の払出予定量を算出する。払出量とは発電所における燃料使用量と販売されるLNGの出荷見込み量を合わせたものである。毎日一定の時間のタンクレベルのデータからタンク内の液量を求め、日々の払出予定量を差し引くことで日々のタンク内の液量を想定する。その液量をタンクテーブルから逆算することで日々のタンクレベルを求めることができ、これをプロットすることで、タンクレベルのシミュレーションを行う。
また、発熱量シミュレーションについて説明する。発熱量シミュレーションはタンク内に貯蔵しているLNGの組成を想定して演算する。LNGはメタンが主成分であり、液体状態では−162℃であるため、外部からの入熱により常時蒸発している。この時、主に蒸発するのはメタンであり、この外部からの入熱により蒸発したメタンを差し引いたものがタンク内のLNGの組成である。このようにして求められたLNGの組成と払出LNG量から発熱量のシミュレーションを行う。
以上、本発明を実施形態に則して説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態または実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明を適用した情報共有システム1の一実施形態の構成を示す図である。 一実施形態における情報共有支援システム1のクライアント端末とサーバの基本システム構成を示す図である。 情報共有システムの処理フローを示す図である。 情報を入力するページの表示例を示す図である。 メール送信部にて作成されるメール例を示す図である。 ページDB105に格納されたWebファイルがクライアント端末に表示された図を示す。 タンクレベル管理システムのサイトのトップページを示す図である。 タンクのLNG受入時までの目標到達最低・最大液位や前回の実績の表を示す図である。 各ページが更新された日時の表を示す図である。 グラフが作成された最終実績日から次回受入日までの関係各所の使用可能量の表を示す図である。 グラフの数値データを表示するページを示した図である。 基地を管理している会社の担当者が有しているタンク内のLNGの液位を日別に表示するページを示す図である。 タンクレベルの情報を送信するためのページを示す図である。 日別に各社がLNG気化ガスとして出荷するLNGの見込み出荷量を表示するページを示す図である。 各社の気化ガスの見込み出荷量を送信するためのページを示す図である。 日別に各社が液化ガスとして出荷するLNGの見込み出荷量を表示するページを示す図である。 日別に発電所の炉の発電量および使用燃料量を表示しているページを示す図である。 発電量の情報を送信するためのページを示す図である。 発電所へガスを供給する低圧系統と高圧系統の2系統によるガスの供給量を日別に表示しているページを示す図である。 消費可能量の情報を送信するためのページを示す図である。 発電所における発電量から使用燃料を計算する場合等に使用する係数を表示しているページを示す図である。 シミュレーションに用いる係数を変更するためのページを示す図である。
符号の説明
100 Webサーバ
101 メール送信部
102 ページ受信部
103 ページ送信部
104 認証部
105 ページDB
110 支援サーバ
111 メール受信部
112 メール解析部
113 データ送信部
120 DBサーバ
121 DB更新部
122 ページ作成部
123 受入支援DB

Claims (7)

  1. ネットワークを用いたLNGタンクレベル監視システムであって、
    記憶部を有するデータベースサーバと、
    ネットワークを介して専用Webページをクライアント端末へ送信し、前記専用Webページから入力されたタンクレベル、出荷量、発電量、消費可能量に関するいずれかの情報を電子メールの本文中に所定の形式で記述し、前記電子メールを自動で固定の電子メールアドレスに送信するメールホスティング機能を有し、かつ前記データベースサーバにて作成されたLNGタンクレベルの目標値達成シミュレーション結果を保持するWebサーバと、
    前記電子メールを受信して、前記データベースサーバの記憶部に保持されている情報を更新するために前記電子メールの本文中から抽出された情報のデータ形式を変換する支援サーバと、
    を備え、
    前記データベースサーバは、前記変換された情報にて記憶部に保持されている情報を更新し、前記記憶部の情報に基づいた前記LNGタンクレベルの目標値達成シミュレーション結果を作成することを特徴とするLNGタンクレベル監視システム。
  2. 前記LNGタンクレベルの目標値達成シミュレーション結果には、現在および過去のタンクレベル情報およびLNGの使用見込み情報と目標タンクレベル到達日から使用予測曲線が表示される請求項1に記載のLNGタンクレベル監視システム。
  3. 前記データベースサーバが、前記記憶部の情報から発熱量シミュレーション結果を作成する請求項1に記載のタンクレベル監視システム。
  4. ネットワークを用いたLNGタンクレベル監視方法であって、
    クライアント端末がネットワーク資源上の専用Webページにアクセスし、前記クライアント端末から前記専用Webページへ入力されたタンクレベル、出荷量、発電量、消費可能量に関するいずれかの情報を電子メールの本文中に所定の形式で記述し、メールホスティング機能により前記電子メールを自動で固定の電子メールアドレスに送信するステップと、
    前記電子メールを受信して、前記電子メールの本文中から抽出された情報を所定の形式に変換するステップと、
    前記入力されたタンクレベル、前記出荷量、前記発電量、前記消費可能量の情報をLNGタンクレベル管理情報として保持するステップと、
    前記LNGタンクレベル管理情報からLNGタンクレベルの目標値達成シミュレーションを行うステップと、
    を含むLNGタンクレベル監視方法。
  5. 前記LNGタンクレベルの目標値達成シミュレーション結果には、現在および過去のタンクレベル情報およびLNGの使用見込み情報と目標タンクレベル到達日から使用予測曲線が表示されるステップを含む請求項4に記載のLNGタンクレベル監視方法。
  6. 前記LNGタンクレベル管理情報から発熱量シミュレーションを行うステップを含む請求項4に記載のLNGタンクレベル監視方法。
  7. ネットワークを用いたLNGタンクレベル監視のためのコンピュータ・プログラムであって、
    クライアント端末がネットワーク資源上の専用Webページにアクセスし、前記クライアント端末から前記専用Webページへ入力されたタンクレベル、出荷量、発電量、消費可能量に関するいずれかの情報を電子メールの本文中に所定の形式で記述し、メールホスティング機能により前記電子メールを自動で固定の電子メールアドレスに送信するステップと、
    前記電子メールを受信して、前記電子メールの本文中から抽出された情報を所定の形式に変換するステップと、
    前記入力されたタンクレベル、前記出荷量、前記発電量、前記消費可能量の情報をLNGタンクレベル管理情報として保持するステップと、
    前記LNGタンクレベル管理情報からLNGタンクレベルの目標値達成シミュレーションを行うステップと、
    をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
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