JP5180897B2 - 液化ガス運搬船 - Google Patents

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Description

本発明は、液化ガス運搬船に関し、特に、モス方式球形タンク内に低温にて液化された天然ガス(LNG)を貯蔵して運搬するLNG船に関するものである。
モス方式球形タンク内に低温にて液化された天然ガス(LNG)を貯蔵して運搬する液化ガス運搬船としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
また、近年では、船首尾方向に沿って配置された複数個の球形タンクの上半部を、一つの連続したタンクカバーで覆うようにした液化ガス運搬船も知られている(特許文献2参照)。
特公平5−49519号公報 特表2005−521589号公報
そして、上記特許文献2に開示された液化ガス運搬船では、荷役作業を行うために着岸したターミナルに設置されているギャングウェイラダー(舷側はしご)が架け渡される上甲板の位置が従来よりも低い位置に配置されることとなる。そのため、ターミナルによっては、ギャングウェイラダーが架け渡される上甲板の位置が低すぎて、ギャングウェイラダーを架け渡すことができなくなるおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、上甲板が低い位置に配置されている場合でも、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができる液化ガス運搬船を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る液化ガス運搬船は、内部に液化ガスを貯蔵するとともに、船首尾方向に沿って配置され、かつ、スカートを介して船体に固定された複数個の球形タンクと、これら球形タンクの上半部を覆うとともに、船首尾方向および船幅方向に沿って延びる一つの、または複数個のタンクカバーとを備えた液化ガス運搬船であって、前記タンクカバーの側面と船側外板との間に位置する上甲板の上方に、荷役作業を行うために着岸したターミナルに設置されているギャングウェイラダーが架け渡されるウォークウェイが設けられている。
本発明に係る液化ガス運搬船によれば、ターミナルに設置されたギャングウェイラダーが、ウォークウェイの上面に架け渡されることとなるので、上甲板が低い位置に配置されている場合でも、ターミナルに設置されたギャングウェイラダーを架け渡すことができ、ターミナルに設置されたギャングウェイラダーに対する適合性を良好なものとすることができる。
上記液化ガス運搬船において、前記ウォークウェイが、居住区の前面から前記タンクカバーの側面前端まで連続して延びているとさらに好適である。
このような液化ガス運搬船によれば、上甲板の下方に形成された空間(例えば、ファンデーションデッキと、上甲板と、縦通隔壁と、船側外板とで囲まれた空間)内に配置されていた電線、油配管、水配管、消火配管、圧縮空気配管等を、ウォークデッキの下方に形成された開放空間(ウォークデッキと上甲板との間に形成された空間)内に配置することができる。
これにより、電線、油配管、水配管、消火配管、圧縮空気配管等の保守・点検作業が容易に行えるようになり、メンテナンス性を向上させることができる。
上記液化ガス運搬船において、前記ウォークウェイが、居住区の前面から前記タンクカバーの側面前端までの間で、前記ギャングウェイラダーを架け渡すのに適した場所に、部分的に設けられているとさらに好適である。
このような液化ガス運搬船によれば、ウォークウェイが必要に応じて部分的に、例えば、タンクカバーの長手方向における中央部のみに設けられることとなる。
これにより、ウォークウェイを設置することによる船体重量および製造コストを低減させることができ、ウォークウェイを設置するのに要する作業工程を減少させることができる。
上記液化ガス運搬船において、船底から前記ウォークウェイの上面までの高さH(m)が、前記船底から前記上甲板の上面までの高さD(m)+2(m)よりも大きく、40(m)よりも小さい範囲内で、かつ、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができる高さに設定されているとさらに好適である。
なお、「着岸が予定されているターミナル」とは、就航後に本船の着岸が予定されているターミナルおよび/または既に就航している本船が、航路変更等により着岸することになった新たなターミナル等のことをいう。
このような液化ガス運搬船によれば、船底からウォークウェイの上面までの高さ(すなわち、上甲板の上面からウォークウェイの上面までの高さ)が、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーの可動範囲にあわせて配置されたウォークウェイの上面に、ギャングウェイラダーが架け渡されるようになっているので、上甲板が低い位置に配置されている場合でも、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができ、ターミナルに設置されたギャングウェイラダーに対する適合性を良好なものとすることができる。
本発明に係る液化ガス運搬船によれば、上甲板が低い位置に配置されている場合でも、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る液化ガス運搬船の図であって、(a)は右側面図、(b)は平面図である。 図1(a)のII−II矢視断面図である。 本発明の第1実施形態に係る液化ガス運搬船の図であって、(a)は図1(a)のA−A矢視断面図、(b)は図1(b)のB−B矢視断面図である。 図1(a)のIV−IV矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係る液化ガス運搬船の図であって、(a)は右側面図、(b)は平面図である。
以下、本発明に係る液化ガス運搬船の第1実施形態について、図1から図4を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る液化ガス運搬船の図であって、(a)は右側面図、(b)は平面図、図2は図1(a)のII−II矢視断面図、図3は本実施形態に係る液化ガス運搬船の図であって、(a)は図1(a)のA−A矢視断面図、(b)は図1(b)のB−B矢視断面図、図4は図1(a)のIV−IV矢視断面図である。
図1(a)、図1(b)、および図3(a)に示すように、本実施形態に係る液化ガス運搬船(本実施形態では「LNG船」)1は、例えば、四個のアルミニウム製の球形タンク(「モス方式球形タンク」ともいう。)2を備えた船舶であり、これらアルミニウム製の球形タンク2はそれぞれ、その内部に、液化ガス(本実施形態では低温にて液化された天然ガス)を貯蔵することができるように構成されたものである。
また、図2に示すように、これら球形タンク2はそれぞれ、その上端部が球形タンク2の赤道部に固定され、その下端部がファンデーションデッキ4上に固定された円筒形のスカート3を介して船体5に支持されている。すなわち、これら球形タンク2の重量は、スカート3を通して船体5で受けられるようになっている。
さらに、図1(a)、図1(b)、および図2に示すように、これら球形タンク2の上半部は、その下端部が上甲板6上に固定されるとともに、船首尾方向および船幅方向に沿って延びる一つの連続したタンクカバー7により覆われている。また、タンクカバー7と上甲板6との間に、伸縮継手は一切設けられておらず、タンクカバー7は剛体構造になっている。すなわち、タンクカバー7は、船体5とともに、船級協会のルール等で要求される船舶の縦強度(船首尾方向(縦方向)に対し、自重、積載される貨物、波の力により生じる曲げの力およびせん断力に対する強度)を確保する構造となっている。
なお、図2中の符号8,9はそれぞれ、縦通隔壁、船側外板を示している。
図1(a)から図4に示すように、船体5の船底部には、船首尾方向および船幅方向に沿って、複数個(本実施形態では17個)のバラストタンク10が設けられている。
これらバラストタンク10のうち、船首に最も近い位置に配置されたバラストタンク10以外のバラストタンク10はそれぞれ、球形タンク2の周方向に沿うとともに、球形タンク2の底部上方を取り囲むように配置された上部と、船体5の船側外板9および船底(船底外板)11に沿って、船首尾方向に配置された下部とを備えている。
さて、図1(a)、図1(b)、図2、および図4に示すように、本実施形態に係る液化ガス運搬船1の左舷側および右舷側には、船側外板9に沿ってウォークウェイ(通路)20がそれぞれ一本ずつ設けられている。
このウォークウェイ20は、荷役作業を行うために着岸したターミナル(図示せず)に設置されているギャングウェイラダー(舷側はしご)が架け渡されるとともに、乗組員および作業員等が行き来する通路としての役目を果たすものである。
図2および図4に示すように、ウォークウェイ20は、タンクカバー7の側面7aから外方に向かって延びるウォークデッキ21と、上甲板6から垂直上方(またはタンクカバー7の側面7aから斜め上方)に向かって延びて、ウォークデッキ21の下面を支持する複数本の支持部材22とを備えている。
図1(a)および図1(b)に示すように、ウォークウェイ20は、対応する船側外板9に沿って、ハウス(居住区)23の前面からタンクカバー7の側面7a前端まで延びている。また、ウォークデッキ21の両端(図1(a)および図1(b)において左端および右端)には、ウォークデッキ21上から上甲板6上に降りるための、あるいは上甲板6上からウォークデッキ21上に登るための階段(図示せず)がそれぞれ取り付けられている。
そして、船底11からウォークデッキ21の上面までの高さ(垂直距離)H(m)は、船底11から上甲板6の上面までの高さD(m)+2(m)よりも大きく、40(m)よりも小さい範囲内で、かつ、(就航後に)着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができる高さに設定されている。
本実施形態に係る液化ガス運搬船1によれば、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーの可動範囲にあわせて配置されたウォークウェイ20の上面に、ギャングウェイラダーが架け渡されるようになっているので、上甲板6が低い位置に配置されている場合でも、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができ、ターミナルに設置されたギャングウェイラダーに対する適合性を良好なものとすることができる。
また、係船用の金具は、ウォークデッキ21の下方に位置する上甲板6上に、従来と同じように配置されることとなるので、ウォークデッキ21の上面から上方に係船用の金具が突出することを回避することができて、ウォークデッキ21上の通行性を向上させることができる。
さらに、全球形タンク2の上半部を覆う一つの連続したタンクカバー7が、船体5に対して剛に結合され、船体5とともに、船級協会のルール等で要求される船舶の縦強度を確保する構造となっているので、船体5の幅を2%〜4%程度低減させることができ、船体抵抗および船体重量を低減させることができて、航行性能を向上させることができるとともに、船体5を構成する材料(例えば、鋼材)の総量を低減させることができて、建造コストの低減化を図ることができる。
さらにまた、図4に示すように、バラストタンク10の上部が、球形タンク2の周方向に沿うとともに、球形タンク2の底部上方を取り囲むように配置されているので、これらバラストタンク10の上部を、球形タンク2を支持するスカート3の一部として流用することができ、スカート3を構成する材料の総量を低減させることができて、建造コストの低減化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、ウォークウェイ20の後方端がハウス23の前面まで延びているものについて説明したが、本発明はこのようなものに限定されるものではなく、ウォークウェイ20の後方端が、例えば、ハウス23の側面まで延びたウォークウェイ20を採用することもできる。
そして、ウォークウェイ20の後方側の端部と、ハウス23内のある階層(例えば、2nd Deck)とを防水扉(図示せず)を介して接続する(行き来できるようにする)ことにより、ハウス23内からウォークウェイ20上への、あるいはウォークウェイ20上からハウス23内への利便性を向上させることができる。
また、従来、上甲板6の下方に形成された空間(ファンデーションデッキ4と、上甲板6と、縦通隔壁8と、船側外板9とで囲まれた空間)内に配置されていた電線、油配管、水配管、消火配管、圧縮空気配管等が、ウォークデッキ21の下方に形成された開放空間(ウォークデッキ21と上甲板6との間に形成された空間)内に配置されているとさらに好適である。
これにより、電線、油配管、水配管、消火配管、圧縮空気配管等の保守・点検作業が容易に行えるようになり、メンテナンス性を向上させることができる。
本発明に係る液化ガス運搬船の第2実施形態について、図5を参照しながら説明する。
図5は本実施形態に係る液化ガス運搬船の図であって、(a)は右側面図、(b)は平面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る液化ガス運搬船31は、第1実施形態のところで説明したウォークウェイ20が、必要最小限の範囲内で設けられているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図5(a)および図5(b)に示すように、本実施形態に係るウォークウェイ20は、タンクカバー7の長手方向(船首尾方向:図5において左右方向)における中央部のみ、より詳しくは、船首側から2番目の球形タンク(以下、「No.2タンク」という。)および3番目の球形タンク(以下、「No.3タンク」という。)の両側方に位置するタンクカバー7の側面7aのみに設けられている。
本実施形態に係る液化ガス運搬船31によれば、ウォークウェイ20がNo.2タンクの両側方に位置するタンクカバー7の側面7a、およびNo.3タンクの両側方に位置するタンクカバー7の側面7aに、必要に応じて部分的に設けられることとなるので、ウォークウェイ20を設置することによる船体重量および製造コストの増加を第1実施形態の約半分にすることができ、ウォークウェイ20を設置するのに要する作業工程を第1実施形態の約半分にすることができる。
また、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーの可動範囲にあわせて配置されたウォークウェイ20の上面に、ギャングウェイラダーが架け渡されるようになっているので、上甲板6が低い位置に配置されている場合でも、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができ、ターミナルに設置されたギャングウェイラダーに対する適合性を良好なものとすることができる。
さらに、係船用の金具は、ウォークデッキ21(図2または図4参照)の下方に位置する上甲板6上に、従来と同じように配置されることとなるので、ウォークデッキ21の上面から上方に係船用の金具が突出することを回避することができて、ウォークデッキ21上の通行性を向上させることができる。
さらにまた、全球形タンク2の上半部を覆う一つの連続したタンクカバー7が、船体5に対して剛に結合され、船体5とともに、船級協会のルール等で要求される船舶の縦強度を確保する構造となっているので、船体5の幅を2%〜4%程度低減させることができ、船体抵抗および船体重量を低減させることができて、航行性能を向上させることができるとともに、船体5を構成する材料(例えば、鋼材)の総量を低減させることができて、建造コストの低減化を図ることができる。
さらにまた、図4に示すように、バラストタンク10の上部が、球形タンク2の周方向に沿うとともに、球形タンク2の底部上方を取り囲むように配置されているので、これらバラストタンク10の上部を、球形タンク2を支持するスカート3の一部として流用することができ、スカート3を構成する材料の総量を低減させることができて、建造コストの低減化を図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、上述した実施形態において、スカート3の内周面と、バラストタンク10の上部を構成(形成)する壁部(球形タンク2の周方向に沿って存する壁部)12(図2参照)の内周面とを同一平面上に位置させ、かつ、これらスカート3と壁部12とを同一の部材で構成する等、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で適宜必要に応じて変形実施および変更実施することができる。
また、上述した実施形態では、四個の球形タンク2の上半部を、船首尾方向および船幅方向に沿って延びる一つの連続したタンクカバー7で覆うものについて説明したが、本発明はこのようなものに限定されるものではなく、各球形タンク2に対応した四つのタンクカバーを備えたようなものにも適用することができる。
さらにまた、上述した第2実施形態では、ウォークウェイ20がNo.2タンクの両側方に位置するタンクカバー7の側面7aにそれぞれ一つずつ、およびNo.3タンクの両側方に位置するタンクカバー7の側面7aにそれぞれ一つずつ、計四つ設けられている。しかし、本発明はこのようなものに限定されるものではなく、ウォークウェイ20を設ける位置(場所)およびウォークウェイ20の数は、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーに応じて適宜選択し得る設計的事項である。したがって、ウォークウェイ20は、例えば、No.2タンクまたはNo.3タンクの両側方に位置するタンクカバー7の側面7aにそれぞれ一つずつ、計二つ設けるようにしてもよいし、No.2タンクおよびNo.3タンクの両側方に位置するタンクカバー7の側面7aにそれぞれ少なくとも三つずつ、計六つ以上設けるようにしてもよい。また、No.2タンクまたはNo.3タンクに限らず、No.1タンク(船首側から1番目の球形タンク)またはNo.4タンク(船首側から4番目の球形タンク)の両側方に位置するタンクカバー7の側面7aにウォークウェイ20を設けるようにしてもよい。
1 液化ガス運搬船
2 球形タンク
3 スカート
5 船体
6 上甲板
7 タンクカバー
7a 側面
9 船側外板
11 船底
20 ウォークウェイ
31 液化ガス運搬船

Claims (4)

  1. 内部に液化ガスを貯蔵するとともに、船首尾方向に沿って配置され、かつ、スカートを介して船体に固定された複数個の球形タンクと、
    これら球形タンクの上半部を覆うとともに、船首尾方向および船幅方向に沿って延びる一つの、または複数個のタンクカバーとを備えた液化ガス運搬船であって、
    前記タンクカバーの側面と船側外板との間に位置する上甲板の上方に、荷役作業を行うために着岸したターミナルに設置されているギャングウェイラダーが架け渡されるウォークウェイが設けられていることを特徴とする液化ガス運搬船。
  2. 前記ウォークウェイが、居住区の前面から前記タンクカバーの側面前端まで連続して延びていることを特徴とする請求項1に記載の液化ガス運搬船。
  3. 前記ウォークウェイが、居住区の前面から前記タンクカバーの側面前端までの間で、前記ギャングウェイラダーを架け渡すのに適した場所に、部分的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液化ガス運搬船。
  4. 船底から前記ウォークウェイの上面までの高さH(m)が、前記船底から前記上甲板の上面までの高さD(m)+2(m)よりも大きく、40(m)よりも小さい範囲内で、かつ、着岸が予定されているターミナルに設置されたギャングウェイラダーのすべてを架け渡すことができる高さに設定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液化ガス運搬船。
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