JP5180112B2 - 無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおける無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいては、周波数利用効率の向上、データレートの向上を目的として、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)を採用することにより、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)をベースとしたシステムの特徴を最大限に引き出すことが行われている。このUMTSネットワークについては、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。このLTEシステムでは、多重方式として、下り回線(下りリンク)にW−CDMAとは異なるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)を用いている。
LTEシステムにおいて、移動端末装置は、無線基地局装置からの信号を受信する際、自装置宛ての制御信号を復調して、その制御信号に含まれるスケジューリング情報や送信電力制御情報を用いて制御を行う。この場合、移動端末装置は、各システムのシステム帯域の範囲内の周波数領域にマッピングされた信号をデマッピングし、デマッピング後の信号を復調して自装置宛ての制御信号であるかどうかを判断する(ブラインド復号)。その後、自装置宛ての制御信号に含まれる無線リソース割り当て情報に従って共有データチャネル信号を送受信する。
第3世代のシステムは、概して5MHzの固定帯域を用いて、下り回線で最大2Mbps程度の伝送レートを実現できる。一方、LTEシステムでは、1.4MHz〜20MHzの可変帯域を用いて、下り回線で最大300Mbps及び上り回線で75Mbps程度の伝送レートを実現できる。また、UMTSネットワークにおいては、更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継のシステムも検討されている(例えば、LTEアドバンスト(LTE−A))。例えば、LTE−Aシステムにおいては、LTE仕様の最大システム帯域である20MHzを、100MHz程度まで拡張することが予定されている。
3GPP, TR25.912 (V7.1.0), "Feasibility study for Evolved UTRA and UTRAN", Sept. 2006
上述したLTE−Aシステムにおいては、LTE仕様のシステム帯域を一単位(コンポーネントキャリア:CC)とした、複数のコンポーネントキャリアを含むシステム帯域を用いて無線通信を行うことが予定されている。しかしながら、このように複数のコンポーネントキャリアを含むシステム帯域を用いて無線通信を行う状況下における制御情報の送信方法及び符号化方法については定められていない。このような制御情報の送信方法及び符号化方法については、システムにおける情報伝送の効率を考慮した上で定めることが要請されると考えられる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複数のコンポーネントキャリアを含むシステム帯域を用いて無線通信を行う場合においても、効率良く制御信号を送信することができる無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線基地局装置は、LTEシステムのシステム帯域であるコンポーネントキャリアを複数用いて無線通信を行う移動通信システムに接続される無線基地局装置であって、複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックに関する制御信号をまとめて符号化する符号化手段と、前記符号化手段により符号化された前記制御信号を1又は複数のコンポーネントキャリアに割り当てて下りリンクで送信する送信手段とを具備し、前記符号化手段は、前記制御信号を通信対象となる移動端末装置宛てに割り当てられたトランスポートブロック数に応じた可変サイズの信号に符号化すると共に、前記可変サイズの信号におけるサイズを指定する情報を前記制御信号に含めて符号化することを特徴とする。
本発明の移動端末装置は、LTEシステムのシステム帯域であるコンポーネントキャリアを複数用いて無線通信を行う移動通信システムに接続された移動端末装置であって、上述した無線基地局装置から受信した受信データから前記制御信号を分離する制御信号分離手段と、分離された前記制御信号を復号して複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御信号を得る復調手段とを具備することを特徴とする。
本発明においては、無線基地局装置において、複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御信号をまとめて符号化し、符号化された制御信号を1又は複数のコンポーネントキャリアに割り当てて送信し、移動端末装置において、無線基地局装置から受信した受信データから制御信号を分離し、分離された制御信号を復号して複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報を得るので、複数のコンポーネントキャリアを含むシステム帯域を用いて無線通信を行う場合においても、効率良く制御信号を送信することが可能となる。
下り回線で移動通信が行われる際の周波数使用状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る移動通信システムの基地局におけるPDCCHの送信方法の種類を説明するための模式図である。 上記実施の形態に係る移動通信システムの基地局におけるPDCCHの符号化方法の種類を説明するための模式図である。 上記実施の形態に係る基地局におけるPDCCHの符号化方法の特徴を説明するための図である。 上記実施の形態に係る基地局におけるPDCCHの送信方法の特徴を説明するための図である。 上記実施の形態に係る移動通信システムにおいて利用されるPDCCHの送信方法及び符号化方法の組み合わせを示す図である。 図6の番号1、2に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示す図である。 図6の番号3〜5に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示す図である。 図6の番号6〜8に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示す図である。 図6の番号9〜11に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示す図である。 上記実施の形態に係る基地局の送信部の構成を示すブロック図である。 上記実施の形態に係る基地局の送信部の構成を示すブロック図である。 上記実施の形態に係る移動局の受信部の構成を示すブロック図である。 上記実施の形態に係る移動通信システムにおいて、セパレート符号化及びジョイント符号化した場合のPDCCHの制御ビット数の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、下りリンクで移動通信が行われる際の周波数使用状態を説明するための図である。図1に示す例は、複数のコンポーネントキャリアで構成される相対的に広いシステム帯域を持つLTE−Aシステムと、相対的に狭い(ここでは、一つのコンポーネントキャリアで構成される)システム帯域を持つLTEシステムが併存する場合の周波数使用状態である。LTE−Aシステムにおいては、例えば、100MHz以下の可変のシステム帯域幅で無線通信し、LTEシステムにおいては、20MHz以下の可変のシステム帯域幅で無線通信する。LTE−Aシステムのシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも一つの基本周波数領域(コンポーネントキャリア:CC)となっている。このように複数の基本周波数領域を一体として広帯域化することをキャリアアグリゲーションという。
例えば、図1においては、LTE−Aシステムのシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域(ベース帯域:20MHz)を一つのコンポーネントキャリアとする5つのコンポーネントキャリアの帯域を含むシステム帯域(20MHz×5=100MHz)となっている。図1において、移動端末装置UE(User Equipment)#1は、LTE−Aシステム対応(LTEシステムにも対応)の移動端末装置であり、100MHzのシステム帯域を持ち、UE#2は、LTE−Aシステム対応(LTEシステムにも対応)の移動端末装置であり、40MHz(20MHz×2=40MHz)のシステム帯域を持ち、UE#3は、LTEシステム対応(LTE−Aシステムには対応せず)の移動端末装置であり、20MHz(ベース帯域)のシステム帯域を持つ。
このように、LTE−Aシステムのシステム帯域を、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも一つの周波数帯域を含むシステム帯域となるように区分する発明については、本出願人が既に出願している(特願2008−88103)。なお、LTE−Aシステムについては、全ての移動端末装置に対して100MHzの帯域を使って移動通信を行う必要はなく、100MHz以下の他のシステム帯域、例えば40MHzの帯域を使って移動通信を行う移動端末装置があっても良い。
LTE−Aシステム及びLTEシステムにおいては、下り回線でOFDMAを用いるので、送信信号をシステム帯域の範囲内の周波数領域にマッピングして送信を行う。したがって、LTE−Aシステムにおいては、100MHz以下の帯域幅の周波数領域(5つのコンポーネントキャリア)でマッピングを行い、LTEシステムにおいては、20MHz以下の帯域幅の周波数領域(1つのコンポーネントキャリア)でマッピングを行うこととなる。双方のシステムにおいては、同一のサブフレームにおいて送信対象となる情報量(ビット数)が大幅に異なることが想定され、これに応じて制御信号の情報量(ビット数)も異なってくることが想定される。なお、LTEシステムでは、先頭の1個〜3個のOFDMシンボル(IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)単位)に制御信号がマッピングされる。
本発明者らは上記の点に着目して効率良く制御信号を送信すべく、本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、無線基地局装置(以下、「基地局」という)において、複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御信号をまとめて符号化し、符号化された制御信号を1又は複数のコンポーネントキャリアに割り当てて送信し、無線基地局装置から受信した受信データから制御信号を分離し、分離された制御信号を復号して複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御信号を得ることにより、複数のコンポーネントキャリアを含むシステム帯域を用いて無線通信を行う場合においても、効率良く制御信号を送信することである。
本発明に係る移動通信システムにおいては、複数のコンポーネントキャリアを含むシステム帯域を用いて無線通信を行う場合において、効率良く制御信号を送信するために、制御信号(PDCCH)の送信方法及び符号化方法の特定の組み合わせを利用する。詳細について後述するように、PDCCHの送信方法としては、i)1つのコンポーネントキャリアからPDCCHを送信する場合と、ii)複数のコンポーネントキャリアからPDCCHを送信する場合とが考えられる。また、PDCCHの符号化方法としては、i)コンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロック(におけるPDSCH)のPDCCHをコンポーネントキャリア毎に符号化する場合と、ii)複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックのPDCCHをまとめて符号化する場合とが考えられる。ここで、トランスポートブロックとは、送信信号の再送単位となるデータブロックをいう。なお、上記i)の符号化はコンポーネントキャリア毎に対応するPDCCHを符号化することから、以下においては便宜上「セパレート符号化」と呼び、上記ii)の符号化は複数のコンポーネントキャリアに対応するPDCCHをまとめて符号化することから、以下においては便宜上「ジョイント符号化」と呼ぶものとする。
以下、本発明に係る移動通信システムの基地局におけるPDCCHの送信方法の種類について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る移動通信システムの基地局におけるPDCCHの送信方法の種類を説明するための模式図である。なお、図2(a)及び(b)においては、上述したi)1つのコンポーネントキャリア(CC)からPDCCHを送信する場合について示し、図2(c)及び(d)においては、上述したii)複数のコンポーネントキャリアからPDCCHを送信する場合について示している。なお、図2(後述する図3)においては、システム帯域が4つのコンポーネントキャリアで構成される場合について示しているが、これに限定されるものではない。
図2(a)においては、各コンポーネントキャリアから1つのPDCCHが送信され、それぞれのPDCCHに、当該PDCCHが属するコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報が指定される場合について示している。図2(b)においては、特定の1つのコンポーネントキャリア(プライマリキャリア)から1つ、若しくは複数のPDCCHが送信され、このPDCCHに、複数のコンポーネントキャリアに対応するトランポートブロックの制御情報がまとめて指定される場合について示している。
図2(c)においては、複数のコンポーネントキャリアで構成されるシステム帯域全域をカバーするPDCCHが、各コンポーネントキャリアに対応づけて送信され、それぞれのPDCCHに、対応するコンポーネントキャリアに応じたトランスポートブロックの制御情報が指定される場合について示している。図2(d)においては、特定の複数(ここでは、2つ)のコンポーネントキャリア(プライマリキャリア)から1つのPDCCHが送信され、このPDCCHに、複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報が指定される場合について示している。
次に、本発明に係る移動通信システムの基地局におけるPDCCHの符号化方法の種類について説明する。図3は、本実施の形態に係る移動通信システムの基地局におけるPDCCHの符号化方法の種類を説明するための模式図である。なお、図3(a)及び(b)においては、上述したi)コンポーネントキャリア毎に対応するPDCCHを符号化する場合について示し、図3(c)〜図3(e)においては、上述したii)複数のコンポーネントキャリアに対応するPDCCHをまとめて符号化する場合について示している。
図3(a)においては、PDCCHがコンポーネントキャリア毎に符号化され、それぞれのPDCCHを復調することにより、当該PDCCHが属するコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報が取得される場合について示している。図3(b)においては、同図(a)と同様に、コンポーネントキャリア毎にPDCCH(以下、便宜上「第1のPDCCH」という)が符号化されると共に、この第1のPDCCHが割り当てられたコンポーネントキャリアの位置を指定するPDCCH(以下、便宜上「第2のPDCCH」という)が符号化され、第2のPDCCHを復調した後、これにより指定された第1のPDCCHを復調することにより、当該第1のPDCCHが属するコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報が取得される場合について示している。なお、ここでは、第2のPDCCHに第1のPDCCHが割り当てられたコンポーネントキャリアの位置を指定する機能を持たせる場合について示しているが、図3(b´)に示すように、第2のPDCCHに第1のPDCCHの機能を兼ねさせても良い。
図3(a)に示すPDCCHの符号化方法では移動局にて1回のステップで所望の制御情報が取得される一方、同図(b)に示すPDCCHの符号化方法では移動局にて2回のステップで所望の制御情報が取得されることから、以下においては、前者を1ステップ符号化と分類し、後者を2ステップ符号化と分類するものとする。なお、図3(b)に示すPDCCHの符号化方法において、第2のPDCCHは、移動局にて予め認識される所定の周波数帯域に割り当てられ、そのサイズ(構成ビット数)も移動局にて予め認識されている。このため、移動局において、この第2のPDCCHのサイズをブラインド処理にて検出(以下、適宜「ブラインド検出」という)する必要はない。移動局においては、この第2のPDCCHが割り当てられた周波数帯域(プライマリキャリアに相当)の信号を復調することにより自装置に割り当てられた第1のPDCCHを認識することが可能となる。
図3(c)、図3(d)においては、複数のコンポーネントキャリアに対応してPDCCHがまとめて符号化され、このPDCCHを復調することにより、これに関連するコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報が取得される場合について示している。図3(c)に示す符号化方法において、PDCCHは、移動局にて予め認識される所定の周波数帯域に割り当てられ、そのサイズ(構成ビット数)も移動局にて予め認識されている。この場合において、PDCCHは、固定サイズとされ、システム帯域を構成する4つのコンポーネントキャリアに対応する4つのトランスポートブロックの制御情報を指定するビット数に設定されている。このようにシステム帯域を構成するコンポーネントキャリア数に応じた固定サイズにPDCCHを符号化することにより、移動局におけるPDCCHのサイズに対するブラインド検出処理をなくすことが可能となる。なお、このPDCCHのサイズについては、送信アンテナ数やトラヒックを反映して設定するようにしても良い。
一方、図3(d)に示す符号化方法において、PDCCHは、可変サイズとされ、通信対象となる移動局に割り当てられたコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報に応じて設定されている。すなわち、移動局に割り当てられたトランスポートブロックが1つである場合には、1つのトランスポートブロックの制御情報を指定するビット数に設定され、移動局に割り当てられたトランスポートブロックが2つである場合には、2つのトランスポートブロックの制御情報を指定するビット数に設定される。なお、図3(d)に示す符号化方法において、PDCCHは、移動局にて予め認識される所定の周波数帯域に割り当てられるが、そのサイズが可変であるため、移動局においては、そのサイズをブラインド検出する必要がある。このように移動局に割り当てられたコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロック数に応じた可変サイズにPDCCHを符号化することにより、情報伝送に伴うPDCCHのオーバーヘッドを回避することが可能となる。
図3(e)においては、同図(d)と同様に、可変サイズのPDCCH(以下、便宜上「第3のPDCCH」という)が符号化されると共に、この第3のPDCCHのサイズを指定するPDCCH(以下、便宜上「第4のPDCCH」という)が符号化され、第4のPDCCHを復調した後、これにより指定された第3のPDCCHを復調することにより、当該第3のPDCCHに対応づけられたコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報が取得される場合について示している。すなわち、図3(e)においては、可変サイズの第3のPDCCHにおけるサイズを指定する情報を含めてPDCCHを符号化するものである。
図3(c)、図3(d)に示すPDCCHの符号化方法では移動局にて1回のステップで所望の制御情報が取得される一方、同図(e)に示すPDCCHの符号化方法では移動局にて2回のステップで所望の制御情報が取得されることから、以下においては、前者を1ステップ符号化と分類し、後者を2ステップ符号化と分類するものとする。なお、図3(e)に示すPDCCHの符号化方法において、第4のPDCCHは、移動局にて予め認識される所定の周波数帯域に割り当てられ、そのサイズ(構成ビット数)も移動局にて予め認識されている。このため、移動局において、この第4のPDCCHのサイズをブラインド検出する必要はない。また、第4のPDCCHを復調することにより、第3のPDCCHのサイズが把握されることから、図3(d)に示す符号化方法と異なり、そのサイズに対するブラインド検出処理をなくすことが可能となる。
ここで、図3で説明したPDCCHの符号化方法における特徴について説明する。図4は、本実施の形態に係る基地局におけるPDCCHの符号化方法の特徴を説明するための図である。なお、図4においては、PDCCHの符号化方法をセパレート符号化とジョイント符号化とに分類し、それぞれの符号化を1ステップ符号化と2ステップ符号化とに分類している。また、図4においては、便宜上、ジョイント符号化における1ステップ符号化のうち、PDCCHを固定サイズとする場合を「1ステップA」と示し、PDCCHを可変サイズとする場合を「1ステップB」と示している。
図4に示すように、PDCCHをセパレート符号化する場合においては、PDCCHのオーバーヘッドの観点からすると、PDCCHがコンポーネントキャリア毎に符号化されていることから、1ステップ符号化及び2ステップ符号化の種別に関わらずオーバーヘッドは大きくなる。また、ブラインド検出処理の観点からすると、1ステップ符号化においては、全てのコンポーネントキャリアのPDCCHをブラインド検出する必要があることから、その検出処理量は大きくなる。一方、2ステップ符号化においては、第2のPDCCHを復調することにより全てのコンポーネントキャリアのPDCCHをブラインド検出する必要がなくなることから、その検出処理量は小さくなる。さらに、上りリンク(UL)におけるACK/NACKについてのフィードバックの観点からすると、PDCCHがコンポーネントキャリア毎に符号化されていることから、1ステップ符号化及び2ステップ符号化の種別に関わらず基地局において、複数のDTX(Discontinuous Transmission)検出が必要となる。ここで、DTX検出とは、移動局でPDCCHを検出できず、移動局からのACK、NACKのいずれも基地局側で検出できない事態を検出するための処理である。セパレート符号化においては、PDCCHの一部しか正しく復号されない場合があるため、その検出を別々に行う必要があるため、複数のDTX検出が必要となる。
一方、PDCCHをジョイント符号化する場合においては、PDCCHのオーバーヘッドの観点からすると、PDCCHが複数のコンポーネントキャリアに対応してまとめて符号化されることから、セパレート符号化する場合と比べてオーバーヘッドは小さくなる。特に、1ステップ符号化Bにおいては、PDCCHが移動局に割り当てられたトランスポートブロックに応じたサイズとされるので、オーバーヘッドを小さくすることができる。一方、1ステップ符号化Aにおいては、PDCCHがシステム帯域全域に応じたサイズとされるので、1ステップ符号化Bほどオーバーヘッドを小さくできないが、セパレート符号化よりも小さいオーバーヘッドを実現できる。また、2ステップ符号化においては、1ステップ符号化Bと同様に、第3のPDCCHが移動局に割り当てられたトランスポートブロックに応じたサイズとされることから、PDCCHのオーバーヘッドは小さくなる。
ブラインド検出処理の観点からすると、1ステップ符号化Aにおいては、固定サイズのPDCCHが処理対象となることから、そのサイズをブラインド検出する必要がないので、その検出処理量は小さくなる。一方、1ステップ符号化Bにおいては、可変サイズのPDCCHが処理対象となることから、そのサイズをブラインド検出する必要があるので、その検出処理量は大きくなる。2ステップ符号化においては、可変サイズのPDCCHが処理対象となるが、第4のPDCCHの復調によりそのサイズを把握することができるので、そのサイズをブラインド検出する必要がなく、その検出処理量は小さくなる。上りリンク(UL)におけるACK/NACKについてのフィードバックの観点からすると、PDCCHが複数のコンポーネントキャリアに対応してまとめて符号化されることから、1ステップ符号化及び2ステップ符号化の種別に関わらず単一のDTX検出で処理が可能である。
次に、図2で説明したPDCCHの送信方法の特徴について説明する。図5は、本実施の形態に係る基地局におけるPDCCHの送信方法の特徴を説明するための図である。なお、図5においては、PDCCHの送信方法を1つのコンポーネントキャリアで送信する場合(1CCにてPDCCH送信)と、複数のコンポーネントキャリアで送信する場合(複数CCにてPDCCH送信)とに分類し、それぞれの送信方法を全てのコンポーネントキャリアを利用してPDCCHを送信する場合(全CCを利用)と、特定のコンポーネントキャリアを利用してPDCCHを送信する場合(特定CCを利用)とに分類している。また、図5においては、それぞれの送信方法との相性から好適な符号化方法を選択している。具体的には、1CCにてPDCCHを送信する場合であって、全CCを利用する送信方法にてセパレート符号化が選択される一方、それ以外の送信方法にてジョイント符号化が選択されている。
図5に示すように、1CCにてPDCCHを送信する場合においては、周波数ダイバーシチ効果の観点からすると、PDCCHが各コンポーネントキャリアに対応づけられていることから、全CC及び特定CCの利用の種別に関わらず最大20MHzの範囲内で周波数ダイバーシチ効果が得られる。ジョイント符号化により得られる効果(例えば、ブラインド検出処理量及びオーバーヘッドの低減)については、特定CCを利用する場合にのみジョイント符号化が選択されていることから、全CCを利用する場合では該当する効果を得ることができず、特定CCを利用する場合には該当する効果を得ることができる。
一方、複数CCにてPDCCHを送信する場合においては、周波数ダイバーシチ効果の観点からすると、PDCCHが複数のコンポーネントキャリアに対応づけられていることから、全CC及び特定CCの利用の種別に関わらず20MHzの範囲を超えて周波数ダイバーシチ効果が得られる。ジョイント符号化により得られる効果(例えば、ブラインド検出処理量及びオーバーヘッドの低減)については、いずれもジョイント符号化が選択されていることから、全CC及び特定CCの利用の種別に関わらず該当する効果を得ることができる。
このようなPDCCHの符号化方法及び送信方法のうち、本実施の形態に係る移動通信システムにおいては、図6に示す組み合わせを利用する。特に、本実施の形態に係る移動通信システムにおいては、通信対象となる移動局との間でこれらの組み合わせのうち、最も好ましい組み合わせを選択する。例えば、通信対象となる移動局がLTEにのみ対応可能な端末である場合には、図6に示す番号1の組み合わせが利用され、通信対象となる移動局がLTE−Aに対応可能な端末である場合には、図6に示す番号6〜11の組み合わせが利用される。通信対象となる移動局がLTEに対応可能な端末である場合には、番号1の組み合わせを利用することにより既存の通信方法を用いて制御信号を通信することが可能である(バックワードコンパチビリティ)。また、通信対象となる移動局がLTE−Aに対応可能な端末である場合には、番号6〜11の組み合わせを利用することにより、より効率的に制御信号を通信することが可能である。
図6に示す番号1〜5については、1つのコンポーネントキャリア(1CC)にてPDCCHを送信する場合の送信方法に関するものである。このうち、番号1、2については、PDCCHをセパレート符号化して、全てのコンポーネントキャリア(全CCs)を利用して送信するものであり、それぞれ符号化する際のステップ数にて相違する(番号1は1ステップ符号化、番号2は2ステップ符号化)。番号3〜5については、PDCCHをジョイント符号化して、特定のコンポーネントキャリア(特定CC)を利用して送信するものであり、それぞれ符号化する際のステップ数にて相違する(番号3は1ステップ符号化A、番号4は1ステップ符号化B、番号5は2ステップ符号化)。
番号6〜11については、複数のコンポーネントキャリア(複数CCs)にてPDCCHを送信する場合の送信方法に関するものである。このうち、番号6〜8については、PDCCHをジョイント符号化して、全てのコンポーネントキャリア(全CCs)を利用して送信するものであり、それぞれ符号化する際のステップ数にて相違する(番号6は1ステップ符号化A、番号7は1ステップ符号化B、番号8は2ステップ符号化)。番号9〜11については、PDCCHをジョイント符号化して、特定のコンポーネントキャリア(特定CCs)を利用して送信するものであり、それぞれ符号化する際のステップ数にて相違する(番号9は1ステップ符号化A、番号10は1ステップ符号化B、番号11は2ステップ符号化)。
以下、図6に示すように送信方法及び符号化方法を組み合わせた場合におけるPDCCHの送信状態について説明する。図7〜図10は、図6に示すように送信方法及び符号化方法を組み合わせた場合におけるPDCCHの送信状態を説明するための模式図である。図7は、図6の番号1、2に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示している。図8は、図6の番号3〜5に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示している。図9は、図6の番号6〜8に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示している。図10は、図6の番号9〜11に示す組み合わせに応じたPDCCHの送信状態の一例を示している。
なお、図7〜図10においては、システム帯域が4つのコンポーネントキャリア(以下、適宜「CC」という)で構成される場合について示している。また、図7〜図10においては、ある移動局に対するトランスポートブロック(におけるPDSCH)がサブフレーム(SF)#1ではCC#2、CC#4に割り当てられ、SF#2ではCC#3に割り当てられ、SF#3では割り当てられず、SF#4ではCC#1〜CC#3に割り当てられ、SF#5ではCC#2に割り当てられ、SF#6ではCC#3、CC#4に割り当てられている場合について示している。
1つのCCにてPDCCHを送信する場合であって、PDCCHをセパレート符号化して、全CCを利用して送信する場合、図7のSF#1に示すように、移動局に対するCC#2、CC#4のトランスポートブロックの制御情報は、それぞれCC#2、CC#4のPDCCHに指定されている。同様に、図7のSF#4に示すように、移動局に対するCC#1〜CC#3のトランスポートブロックの制御情報は、それぞれCC#1〜CC#3のPDCCHに指定されている。なお、図7においては、PDCCHが1ステップ符号化される場合の送信状態について示しており、PDCCHが2ステップ符号化される場合には、図7に示すPDCCHが上述した第1のPDCCHとされ、これらの第1のPDCCHと共に、移動局で予め把握されている所定の周波数帯域に不図示の第2のPDCCHが割り当てられることとなる。
1つのCCにてPDCCHを送信する場合であって、PDCCHをジョイント符号化して、特定CCを利用して送信する場合、図8のSF#1に示すように、移動局に対するCC#2、CC#4のトランスポートブロックの制御情報は、特定CCであるCC#1のPDCCHに指定されている。例えば、SF#2におけるCC#1のPDCCHには、CC#3のトランスポートブロックの制御情報が指定され、SF#4におけるCC#1のPDCCHには、CC#1〜CC#3のトランスポートブロックの制御情報が指定されている。なお、図8においては、PDCCHが1ステップ符号化される場合の送信状態について示しており、PDCCHが2ステップ符号化される場合には、図8に示すPDCCHが上述した第3のPDCCHとされ、これらの第3のPDCCHと共に、移動局で予め把握されている所定の周波数帯域に不図示の第4のPDCCHが割り当てられることとなる。
この場合において、PDCCHのサイズは、図6の番号3〜5により異なる。SF#2を例にすると、1ステップ符号化Aを採用する番号3においては、システム帯域を構成する4つのコンポーネントキャリアに対応する4つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされ、1ステップ符号化Bを採用する番号4においては、移動局に割り当てられた1つのコンポーネントキャリアに対応する1つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされる。また、2ステップ符号化を採用する番号5においては、番号4と同様に、1つのトランスポートブロックの制御情報(第3のPDCCH)を指定するサイズに、第3のPDCCHのサイズを指定した制御情報(第4のPDCCH)を加えたサイズとされる。また、SF#4を例にすると、1ステップ符号化Aを採用する番号3においては、システム帯域を構成する4つのコンポーネントキャリアに対応する4つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされ、1ステップ符号化Bを採用する番号4においては、移動局に割り当てられた3つのコンポーネントキャリアに対応する3つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされる。また、2ステップ符号化を採用する番号5においては、番号4と同様に、3つのトランスポートブロックの制御情報(第3のPDCCH)を指定するサイズに、第3のPDCCHのサイズを指定した制御情報(第4のPDCCH)を加えたサイズとされる。
複数のCCにてPDCCHを送信する場合であって、PDCCHをジョイント符号化して、全CCを利用して送信する場合、図9のSF#1に示すように、移動局に対するCC#2、CC#4のトランスポートブロックの制御情報は、システム帯域全域(CC#1〜CC#4)をカバーするPDCCHに指定されている。なお、図9においては、PDCCHが1ステップ符号化される場合の送信状態について示しており、PDCCHが2ステップ符号化される場合には、図9に示すPDCCHが上述した第3のPDCCHとされ、これらの第3のPDCCHと共に、移動局で予め把握されている所定の周波数帯域に不図示の第4のPDCCHが割り当てられることとなる。
この場合において、PDCCHのサイズは、上述した番号3〜5と同様に、図6の番号6〜8により異なる。すなわち、SF#2を例にすると、1ステップ符号化Aを採用する番号6においては、4つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされ、1ステップ符号化Bを採用する番号7においては、移動局に割り当てられた1つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされる。また、2ステップ符号化を採用する番号8においては、番号7と同様に、1つのトランスポートブロックの制御情報(第3のPDCCH)を指定するサイズに、第3のPDCCHのサイズを指定した制御情報(第4のPDCCH)を加えたサイズとされる。また、SF#4を例にすると、1ステップ符号化Aを採用する番号6においては、4つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされ、1ステップ符号化Bを採用する番号7においては、3つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされる。また、2ステップ符号化を採用する番号8においては、番号7と同様に、3つのトランスポートブロックの制御情報(第3のPDCCH)を指定するサイズに、第3のPDCCHのサイズを指定した制御情報(第4のPDCCH)を加えたサイズとされる。
複数のCCにてPDCCHを送信する場合であって、PDCCHをジョイント符号化して、特定CCを利用して送信する場合、図10のSF#1に示すように、移動局に対するCC#2、CC#4のトランスポートブロックの制御情報は、特定CCであるCC#1、CC#2のPDCCHに指定されている。なお、図10においては、PDCCHが1ステップ符号化される場合の送信状態について示しており、PDCCHが2ステップ符号化される場合には、図10に示すPDCCHが上述した第3のPDCCHとされ、これらの第3のPDCCHと共に、移動局で予め把握されている所定の周波数帯域に不図示の第4のPDCCHが割り当てられることとなる。
この場合において、PDCCHのサイズは、上述した番号3〜5、並びに、番号6〜8と同様に、図6の番号9〜11により異なる。すなわち、SF#2を例にすると、1ステップ符号化Aを採用する番号9においては、4つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされ、1ステップ符号化Bを採用する番号10においては、移動局に割り当てられた1つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされる。また、2ステップ符号化を採用する番号11においては、番号10と同様に、1つのトランスポートブロックの制御情報(第3のPDCCH)を指定するサイズに、第3のPDCCHのサイズ及び位置を指定した制御情報(第4のPDCCH)を加えたサイズとされる。また、SF#4を例にすると、1ステップ符号化Aを採用する番号9においては、4つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされ、1ステップ符号化Bを採用する番号10においては、3つのトランスポートブロックの制御情報を指定するサイズとされる。また、2ステップ符号化を採用する番号11においては、番号10と同様に、3つのトランスポートブロックの制御情報(第3のPDCCH)を指定するサイズに、第3のPDCCHのサイズを指定した制御情報(第4のPDCCH)を加えたサイズとされる。
次に、本実施の形態に係る基地局の送信部(ベースバンド処理部)の構成について説明する。図11及び図12は、本実施の形態に係る基地局の送信部の構成を示すブロック図である。図11においては、セパレート符号化を用いる送信部の構成を示し、図12においては、ジョイント符号化を用いる送信部の構成を示している。なお、図12において、図11と共通する構成について同一の符号を付し、その説明を省略する。ここでは、説明の便宜上、セパレート符号化を用いる送信部を有する基地局と、ジョイント符号化を用いる送信部を有する基地局とを別々に説明するが、本実施の形態に係る基地局においては、これらの双方の符号化に対応する送信部を有しているものとする。
図11に示すように、セパレート符号化を用いる送信部は、通信対象となる複数の移動局に対応可能となるように複数(ここでは、ユーザ#1〜#N)の下りリンク信号生成部101と、これらの下りリンク信号生成部101で生成された下りリンク制御信号を多重する下りリンク制御信号多重部102と、これらの下りリンク信号生成部101で生成された下りリンク共有データ(データ)を多重する下りリンクデータ多重部103と、下りリンクリファレンス信号を生成する下りリンクリファレンス信号生成部104と、送信部の一部として機能し、これらの下りリンク制御信号多重部102、下りリンクデータ多重部103及び下りリンクリファレンス信号生成部104からの情報を多重する下りリンク多重部105と、逆高速フーリエ変換部106と、サイクリックプレフィックス付加部(CP付加部)107と、スケジューラ108とを含んで構成されている。
スケジューラ108は、移動局から報告されるチャネル品質情報(Channel Quality Information)に基づいて無線リソースの割り当てを特定するスケジュール情報を決定すると共に、情報伝送時に用いる変調方式・符号化率を決定する。また、この際、スケジューラは、上述したチャネル品質情報に基づいて、上述した符号化方法及び送信方法を決定する。なお、これらの符号化方法及び送信方法を決定する際には、上述したチャネル品質情報に合わせて、移動局との間における通信品質(QoS:Quality of Service)を参照することも可能である。
下りリンク信号生成部101#1は、情報伝送時に複数のトランスポートブロックを利用可能となるように複数(ここでは、トランスポートブロック(TrBLK)#1〜#K)の下りリンク制御信号生成部110(110#1〜110#K)と、同じく複数(ここでは、トランスポートブロック(TrBLK)#1〜#K)の下りリンクデータ生成部120(120#1〜120#K)とを有している。下りリンク制御信号生成部110は、トランスポートブロック制御信号生成部111(111#1〜111#K)と、符号化手段として機能する制御信号符号化・変調部112(112#1〜112#K)とをから構成されている。下りリンクデータ情報生成部120は、トランスポートブロックデータ生成部121(121#1〜121#K)と、符号化・変調部122(122#1〜122#K)とから構成されている。
下りリンク制御信号生成部110#1において、トランスポートブロック制御信号生成部111#1は、不図示のスケジューラにより決定されたスケジュール情報に基づいて、対応するトランスポートブロックに関する制御信号(PDCCH)を生成する。制御信号符号化・変調部112#1は、スケジューラ108から指定された符号化方法(符号化率を含む)及び変調方式に従って、このトランスポートブロック制御信号生成部111で生成された制御信号を符号化し、変調する。なお、下りリンク制御信号生成部110#2〜#Kは、下りリンク制御信号生成部110#1と同様の構成を有している。この場合において、制御信号符号化・変調部112#1〜#Kが、それぞれ対応するトランスポートブロックに関する制御信号を符号化することにより、上述したセパレート符号化が実現されるものとなっている。制御信号符号化・変調部112#1〜#Kにより符号化され、変調された制御信号は、下りリンク制御信号多重部102に出力される。
下りリンクデータ生成部120#1において、トランスポートブロックデータ生成部121#1は、スケジューラ108により決定されたスケジュール情報に基づいて、不図示の上位局装置からの送信データを用いて、対応するトランスポートブロックにおけるデータを生成する。符号化・変調部122#1は、上位レイヤから指定された符号化及び変調方式に従って、このトランスポートブロックデータ生成部121で生成されたデータを符号化し、変調する。なお、下りリンクデータ生成部120#2〜#Kは、下りリンクデータ生成部120#1と同様の構成を有している。下りリンクデータ生成部120#1〜#Kにより符号化され、変調されたデータは、下りリンクデータ多重部103に出力される。
なお、下りリンク信号生成部101#2〜#Nは、下りリンク信号生成部101#1と同様の構成を有する。下りリンク信号生成部101#2〜#Nが有する下りリンク制御信号生成部110で符号化され、変調された制御信号は、下りリンク制御信号生成部110#1と同様に、下りリンク制御信号多重部102に出力される。また、下りリンク信号生成部101#2〜#Nが有する下りリンクデータ生成部120で符号化され、変調されたデータは、下りリンクデータ生成部120#1と同様に、下りリンクデータ多重部103に出力される。
下りリンク制御信号多重部102は、複数のユーザの下りリンク制御チャネル間における多重を行う。すなわち、下りリンク制御信号多重部102は、下りリンク信号生成部101#1〜#Nから受け取った制御信号を多重する。このように多重された制御信号は、下りリンク多重部105に出力される。
下りリンクデータ多重部103は、複数のユーザの下りリンクデータチャネル間における多重を行う。すなわち、下りリンク信号生成部101#1〜#Nから受け取ったデータを多重する。このように多重されたデータは、下りリンク多重部105に出力される。
下りリンクリファレンス信号生成部104は、移動局にて既知の送信電力と位相で送信され、同期検波や無線リンク制御、スケジューリング、セル・サーチ、ハンドオーバー等のための無線伝搬路状態の測定に用いられるリファレンス信号を生成する。このように生成されたリファレンス信号は、下りリンク多重部105に出力される。
下りリンク多重部105は、下りリンク制御信号多重部102、下りリンクデータ多重部103及びから下りリンク参照信号生成部104受け取った制御信号、データ及びリファレンス信号を多重し、コンポーネントキャリアに割り当てる。この場合において、下りリンク多重部105は、スケジューラ108から指定された送信方法、或いは、予め指定された送信方法に基づいて、下りリンク制御信号多重部102からの制御信号(PDCCH)を対応するコンポーネントキャリアのサブキャリアにマッピングする。このように上位レイヤから指定された送信方法に基づいて、下りリンク信号生成部101#1〜#Nからの制御信号をマッピングすることにより、図2に示した複数の送信方法が実現されるものとなっている。
下りリンク多重部105によりマッピングされた送信データは、逆高速フーリエ変換部106で逆高速フーリエ変換されて周波数領域の信号から時系列の信号に変換された後、サイクリックプレフィックス付加部(CP付加部)107でサイクリックプレフィックスが付加される。なお、このサイクリックプレフィクスは、マルチパス伝搬遅延の差を吸収するためのガードインターバルとして機能する。サイクリックプレフィックスが付加された送信データは、不図示の送受信部に出力され、下りリンクで移動局に送出される。
一方、ジョイント符号化を用いる送信部においては、図12に示すように、下りリンク信号生成部101が有する下りリンク制御信号生成部110の構成においてセパレート符号化を用いる送信部と相違する。すなわち、ジョイント符号化を用いる送信部においては、下りリンク制御信号生成部110において、全てのトランスポートブロック制御信号生成部111#1〜#Kで生成された制御信号を符号化し、変調する唯一の制御信号符号化・変調部113を有する点でセパレート符号化を用いる送信部と相違する。
この制御信号符号化・変調部113は、符号化手段として機能するものであり、スケジューラ108から指定された符号化方法(符号化率を含む)及び変調方式に従って、トランスポートブロック制御信号生成部111#1〜#Kで生成された制御信号を符号化し、変調する。この場合において、制御信号符号化・変調部113が、トランスポートブロック制御信号生成部111#1〜#Kで生成された制御信号をまとめて符号化することにより、上述したジョイント符号化が実現されるものとなっている。このように制御信号符号化・変調部113により符号化され、変調された制御信号は、下りリンク制御信号多重部102に出力される。
下りリンク制御信号多重部102では、下りリンク信号生成部101#1〜#Nが有する制御信号符号化・変調部113から受け取った制御信号を多重する。下りリンクデータ多重部103では、下りリンク信号生成部101#1〜#Nから受け取ったデータを多重する。下りリンク多重部105では、下りリンク制御信号多重部102、下りリンクデータ多重部103及び下りリンク参照信号生成部104から受け取った制御信号、データ及びリファレンス信号を多重し、コンポーネントキャリアに割り当てる。この場合において、下りリンク多重部105は、スケジューラ108から指定された送信方法、或いは、予め指定された送信方法に基づいて、下りリンク制御信号多重部102からの制御信号(PDCCH)を対応するコンポーネントキャリアのサブキャリアにマッピングする。このように上位レイヤから指定された送信方法に基づいて、下りリンク信号生成部101#1〜#Nからの制御信号をマッピングすることにより、図2に示した複数の送信方法が実現されるものとなっている。
次に、本実施の形態に係る移動局の受信部(ベースバンド処理部)の構成について説明する。図13は、本実施の形態に係る移動局の受信部の構成を示すブロック図である。図13においては、セパレート符号化及びジョイント符号化された制御信号(PDCCH)を有する送信データを受信可能な受信部の構成を示している。図13に示すように、移動局の受信部は、同期検出部201と、サイクリックプレフィックス除去部(CP除去部)202と、高速フーリエ変換部203と、制御信号分離手段として機能するチャネル分離部204と、復調手段として機能する制御信号復調・復号部205と、データ復調・復号部206とを含んで構成されている。
不図示の送受信部で基地局から受信された受信信号は、同期検出部201及びCP除去部202に入力される。同期検出部201は、受信信号に含まれるリファレンス信号に基づいて同期を検出し、検出結果をCP除去部202に出力する。CP除去部202は、同期検出結果に応じて受信信号からサイクリックプレフィックスを除去し、高速フーリエ変換部203に出力する。高速フーリエ変換部203においては、サイクリックプレフィックスが除去された受信信号を高速フーリエ変換して、時系列の信号から周波数領域の信号に変換し、チャネル分離部204に出力する。チャネル分離部204は、周波数領域の信号に変換された受信信号を制御信号と、共通チャネル信号(データ信号)に分離し、それぞれ制御信号復調・復号部205と、データ復調・復号部206とに出力する。
制御信号復調・復号部205は、制御チャネル信号に含まれる制御信号を復調し、復号して、これに含まれる制御情報を得る。この場合において、制御信号復調・復号部205は、スケジューラ108から指示される基地局における符号化方法、或いは、予め認識している、基地局における符号化方法に応じて制御信号を復調し、復号する。例えば、基地局において制御信号(PDCCH)がセパレート符号化されている場合には、コンポーネントキャリア毎に割り当てられた制御情報を復調し、復号してこれに含まれる制御情報を得る。一方、基地局において制御情報がジョイント符号化されている場合には、複数のコンポーネントキャリアに対応づけてまとめて符号化されている制御信号(PDCCH)を復調し、復号してこれに含まれる制御情報を得る。特に、基地局において、制御信号が上述した2ステップ符号化されている場合には、まず、上述した第2のPDCCH又は第4のPDCCHを復調した後、上述した第1又は第3のPDCCHを復調し、復号する。このように復調し、復号された制御情報は、データ復調・復号部206に出力される。
データ復調・復号部206は、制御チャネル復調・復号部205から受け取った制御情報に従って、共有チャネル信号(データ信号)に含まれる受信データを復調し、復号する。この場合において、データ復調・復号部206は、制御情報に含まれるリソース割り当て情報に基づいて、自装置向けに割り当てられたコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックを特定し、これに対応する受信データを復調し、復号することにより再生データを得るものとなっている。
ここで、本実施の形態に係る移動通信システムにおいて、PDCCHをセパレート符号化する場合及びジョイント符号化する場合の制御ビット数の相違について一例を示す。図14(a)は、本実施の形態に係る移動通信システムにおいて、セパレート符号化した場合のPDCCHの制御ビット数の一例を示す図であり、同図(b)は、ジョイント符号化した場合のPDCCHの制御ビット数の一例を示す図である。以下においては、説明の便宜上、図14に示すリソースブロック割り当て(Resource block assignment)及び巡回冗長検査(CRC :Cyclic Redundancy Check)に必要となる制御ビット数を用いて説明する。
図14(a)に示すように、セパレート符号化において、リソースブロック割り当て及び巡回冗長検査に必要となる制御ビット数は、トランスポートブロック数に応じて正比例的に増加する。すなわち、前者においては、1トランスポートブロック当たりに25ビット必要となり、トランスポートブロックが5つの場合には125ビットが必要となる一方、後者においては、1トランスポートブロック当たりに16ビットが必要となり、トランスポートブロックが5つの場合には80ビットが必要となる。なお、図14(a)においては、PDCCHが、1ステップ符号化された場合における制御ビット数を示しており、2ステップ符号化された場合には、上述した第2のPDCCHのための制御ビット数が加えられることとなる。
一方、ジョイント符号化においては、図14(b)に示すように、リソースブロック割り当てに必要となる制御情報は、トランスポートブロック毎ではなく、まとめて指定することができるため、セパレート符号化する場合と比べてその制御ビット数を低減することができる。例えば、トランスポートブロックが5つの場合には65ビットに低減することができる。また、CRCに必要となる制御情報においても、トランスポートブロック毎ではなく、まとめて指定することができるため、一定のビット数(16ビット)にてこの制御情報を指定することができる。なお、図14(b)においては、PDCCHが、可変サイズにより1ステップ符号化された場合(図6に示す1ステップB)を示しており、固定サイズにより1ステップ符号化された場合(図6に示す1ステップA)には、システム帯域を構成するコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロック数に応じてその制御ビット数に設定されることとなる。すなわち、システム帯域を構成するコンポーネントキャリアが4つである場合には、4つのトランスポートブロックに応じた制御ビット数に設定される。
このように本実施の形態に係る移動通信システムにおいては、基地局において、複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックに関する制御信号(PDCCH)をまとめて符号化(ジョイント符号化)すると共に、符号化された制御信号(PDCCH)を1又は複数のコンポーネントキャリアに割り当てて下りリンクで送信し、移動局において、基地局から受信した受信データから制御信号を分離し、分離された制御信号を復号して複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報を得るようにしたことから、複数のトランスポートブロックに関する制御信号の情報量(例えば、巡回冗長検査に必要となる制御ビット数)を低減できるので、複数のコンポーネントキャリアを含むシステム帯域を用いて無線通信を行う場合においても、効率良く制御信号を送信することが可能となる。
特に、本実施の形態に係る移動通信システムにおいては、ジョイント符号化された制御信号(PDCCH)を、特定の1つのコンポーネントキャリア(プライマリキャリア)に割り当てて送信できるものとなっている(図6の番号3〜5参照)。この場合には、特定の1つのコンポーネントキャリアに割り当てられた信号を復調するだけで複数のトランスポートブロックの制御情報を取得することができることから、移動局における制御情報を取得する際の処理を簡素化することが可能となる。
また、本実施の形態に係る移動通信システムにおいては、ジョイント符号化された制御信号(PDCCH)を、システム帯域を構成する全てのコンポーネントキャリアをカバーするように割り当てて送信できるものとなっている(図6の番号6〜8参照)。この場合には、PDCCHの送信に当たって周波数ダイバーシチ効果を得ることができ、移動局における受信品質の向上を図ることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係る移動通信システムにおいては、ジョイント符号化された制御信号(PDCCH)を、特定の複数のコンポーネントキャリア(プライマリキャリア)に割り当てて送信できるものとなっている(図6の番号9〜11参照)。この場合には、特定の複数のコンポーネントキャリアに割り当てられた信号を復調するだけで複数のトランスポートブロックの制御情報を取得することができることから、移動局における制御情報を取得する際の処理を簡素化することが可能となる。また、PDCCHの送信に当たって周波数ダイバーシチ効果を得ることができるので、移動局における受信品質の向上を図ることが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態においては、共有データについて、送信側でインターリーブして送信し、受信側でインターリーブする場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、共有データについてインターリーブしない場合にも同様に適用することができる。また、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、上記説明におけるデータブロック割り当てパターン、処理部の数、処理手順、コンポーネントキャリアの数やデータブロックの数、データブロック範囲については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
101(101#1〜#N) 下りリンク信号生成部
102 下りリンク制御情報多重部
103 下りリンクデータ多重部
104 下りリンクリファレンス信号生成部
105 下りリンク多重部
106 逆高速フーリエ変換部
107 サイクリックプレフィックス付加部(CP付加部)
110(110#1〜#K) 下りリンク制御情報生成部
111(111#1〜#K) トランスポートブロック制御情報生成部
112(112#1〜#K)、113 制御信号符号化・変調部
120(120#1〜#K) 下りリンクデータ生成部
121(121#1〜#K) トランスポートブロックデータ生成部
122(122#1〜#K) 符号化・変調部
201 同期検出部
202 サイクリックプレフィックス除去部(CP除去部)
203 高速フーリエ変換部
204 チャネル分離部
205 制御信号復調・復号部
206 データ復調・復号部

Claims (8)

  1. LTEシステムのシステム帯域であるコンポーネントキャリアを複数用いて無線通信を行う移動通信システムに接続される無線基地局装置であって、
    複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックに関する制御信号をまとめて符号化する符号化手段と、前記符号化手段により符号化された前記制御信号を1又は複数のコンポーネントキャリアに割り当てて下りリンクで送信する送信手段とを具備し、
    前記符号化手段は、前記制御信号を通信対象となる移動端末装置宛てに割り当てられたトランスポートブロック数に応じた可変サイズの信号に符号化すると共に、前記可変サイズの信号におけるサイズを指定する情報を前記制御信号に含めて符号化することを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記送信手段は、前記制御信号を、特定の単一のコンポーネントキャリアに割り当てて送信することを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  3. 前記送信手段は、前記制御信号を、システム帯域を構成する全てのコンポーネントキャリアに割り当てて送信することを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  4. 前記送信手段は、前記制御信号を、特定の複数のコンポーネントキャリアに割り当てて送信することを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  5. LTEシステムのシステム帯域であるコンポーネントキャリアを複数用いて無線通信を行う移動通信システムに接続された移動端末装置であって、
    請求項1に記載の無線基地局装置から受信した受信データから前記制御信号を分離する制御信号分離手段と、分離された前記制御信号を復号して複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報を得る復調手段とを具備することを特徴とする移動端末装置。
  6. 前記復調手段は、前記制御信号分離手段により分離された前記制御信号を復号して各コンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報を得ることを特徴とする請求項5記載の移動端末装置。
  7. LTEシステムのシステム帯域であるコンポーネントキャリアを複数用いて無線通信を行う移動通信システムの無線通信方法であって、
    無線基地局装置において、複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御信号をまとめて符号化する符号化工程と、符号化された前記制御信号を1又は複数のコンポーネントキャリアに割り当てて送信する工程と、移動端末装置において、前記無線基地局装置から受信した受信データから前記制御信号を分離する工程と、分離された前記制御信号を復号して複数のコンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報を得る工程とを具備し、前記符号化工程において、前記制御信号を通信対象となる前記移動端末装置宛てに割り当てられたトランスポートブロック数に応じた可変サイズの信号に符号化すると共に、前記可変サイズの信号におけるサイズを指定する情報を前記制御信号に含めて符号化することを特徴とする無線通信方法。
  8. 前記無線基地局装置において、システム帯域を構成するコンポーネントキャリア毎に、各コンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御信号を符号化する工程と、前記移動端末装置において、前記無線基地局装置から受信した受信データから前記制御信号を分離する工程と、分離された前記制御信号を復号して各コンポーネントキャリアに対応するトランスポートブロックの制御情報を得る工程とを更に具備することを特徴とする請求項7記載の無線通信方法。
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