JP5179204B2 - コンテンツ表示装置、コンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法 - Google Patents

コンテンツ表示装置、コンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、販売対象の内容を示すコンテンツを表示するコンテンツ表示技術に関する。
行員が顧客に対して、金融商品を説明する際、紙パンフレットを用いることが多い。この際、行員は、パンフレットを顧客に見せながら、重要な事項の部分に下線を書き込むなどして、顧客に重要事項を喚起している。
近年、事務の効率化、ペーパレス化の推進のため、上記説明活動では、コンピュータの画面上に説明用のコンテンツを表示し、これを用いて説明することが多くなってきている。
このような、コンテンツ表示装置としては、例えば、以下の特許文献1に記載されているものがある。
このコンテンツ表示装置は、商品の説明に必要な表示データを予め定められたストーリに従って表示することで、説明者である販売員が、この商品の説明を効率良く行うことができるようにしているものである。
また、販売員による説明の効率は、この販売員のスキルに左右される。以下の特許文献2には、この販売員が担当する市場規模やこの販売員の売上実績に基づいて、この販売員のスキルを定量化する技術について開示されている。
特開2007−080257号公報 特開2006−285681号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコンテンツ表示装置を用いて説明する販売員は、顧客の興味や趣向に関わりなく、予め定められたストーリが完結するまで説明を続行する傾向が有り、必ずしも商品の説明を効率よく行っているとは言えない。また、顧客の興味等の有無の判断は、販売員の長年の経験で培われたスキルによるところが大きい。このため、説明の効率化は、結局、販売員のスキルに左右されてしまう。
このような状況のため、営業活動を行う部署では、販売員のスキルに左右されることなく、商品説明の効率化を図ることが望まれている。
本発明は、このような要望に応えるべく、説明者のスキルに左右されることなく、販売対象の説明の効率化を図ることができるコンテンツ表示技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための発明は、
販売対象の内容を示すコンテンツを予め記憶しておく第一の記憶装置と、該第一の記憶装置に記憶されている該コンテンツを表示する表示装置と、該記表示装置に表示されている表示内容を変更するために、販売対象の説明を受ける客が専ら操作する客専用操作端と、を備え、
前記第一の記憶装置に記憶されている前記コンテンツを前記表示装置に表示させると共に、前記客専用操作端による操作内容に応じて表示内容を変更させ、
前記客専用操作端による1回以上の操作内容を、第二の記憶装置に記憶し、
前記第二の記憶装置に記憶された前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化し、該点数を合計した値を用いて、説明継続見込み度を求め、
前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えているか否かを判断し、
前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えていると判断された場合には、前記表示装置に、説明を継続すべき旨を表示させ、予め定められた値以下であると判断した場合には、前記表示装置に、該表示装置で表示させている前記コンテンツの説明を中止すべき旨を表示させる、
ことを特徴とする。
上記発明によれば、説明を継続すべきか否か指標となる定量的な説明継続見込み度が求められ、この説明継続見込み度に応じて、警告が発せられるので、説明継続見込み度の低い客、つまり説明に対する興味が低い客に対しては、説明を早めに打ち切ることができ、説明者のスキルに左右されることなく、販売対象の説明の効率化を図ることができる。
また、上記目的を達成させるための他の発明は、
販売対象の内容を示す複数のコンテンツを予め記憶しておく第一の記憶装置と、複数のコンテンツ毎に、各コンテンツが示す販売対象に関する、客が受けるリスク度を予め記憶しておく第二の記憶装置と、該第一の記憶装置に記憶されている該コンテンツを表示する表示装置と、を備え、
客が許容できる許容リスク度を客毎に受け付け、第三の記憶装置に、各客の客IDと許容リスク度とを関連付けて記憶し、
前記第一の記憶装置に記憶されている前記複数のコンテンツのうち、表示すべきコンテンツの指示を受け付けると共に、前記第三の記装置に記憶されている複数の前記客IDのうち、指示された該コンテンツを見る客の客IDを受け付け、
前記第二の記憶装置から、コンテンツのリスク度を取得すると共に、前記第三の記憶装置から、客IDの許容リスク度を取得し、該リスク度が該許容リスク度より大きいか否かを判断し、
前記リスク度が前記許容リスク度より大きいと判断された場合には、前記表示装置に、先に受け付けたコンテンツの表示を考慮すべき旨を前記表示装置に表示させ、前記リスク度が前記許容リスク度以下であると判断された場合には、前記表示装置に、先に受け付けたコンテンツの表示させる、ことを特徴とする。
上記発明によれば、客の許容リスク度に応じて、説明に用いるコンテンツの表示を考慮すべきである旨が表示させるので、説明者のスキルに左右されることなく、販売対象の説明の効率化を図ることができる。
ところで、特許文献2に記載の技術では、購入又は投資に消極的な客を多く担当した販売員は、商品の説明スキルが高くとも、販売実績に結びつかず、結果として、スキルの低い販売員として評価されてしまい、公平な評価を行うことができないことがあるという問題点がある。
そこで、本願では、販売員の説明スキルをできる限り公平に評価することができる説明評価技術を提供することも目的とする。
上記目的を達成するための発明は、コンテンツ表示装置と、販売対象の内容を示すコンテンツを表示する前記コンテンツ表示装置を操作しつつ、該販売対象の内容を説明する説明者の説明評価装置とを備えた販売活動支援システムに関する発明であって、前記説明評価装置は、前記コンテンツ表示装置の操作内容記憶手段から、前記説明者の一回以上の操作内容を取得する操作内容取得手段と、前記操作内容取得手段が取得した前記説明者の前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化して、該点数を合計した値を用いて、該説明者の説明の評価値を求める評価値算出手段と、前記評価値算出手段が算出した前記説明者の前記評価値を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記発明によれば、担当した多数の客の趣向傾向や、担当している金融商品群の市場規模等の影響を受けることなく、行員の説明評価を定量的に行うことができる。
以下、本発明に係る販売活動支援システムの一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態の販売活動支援システムは、図1に示すように、金融商品を販売する行員Sが扱うコンテンツ表示装置としての行員端末100と、行員Sを管理する管理者が扱う説明評価装置としての管理者端末200と、を備えている。行員端末100と管理者端末200とは、ネットワークで接続されている。
各端末100,200は、いずれもコンピュータで、各種演算を行うCPU110,210と、入出力装置としてのタッチパネルディスプレイ120,220と、入力装置としてのマウス121,221及びキーボード122,222と、入出力インタフェース123,223と、CPU110,210のワークエリアとなるメモリ124,224と、通信インタフェース125,225と、各種データが格納されるハードディスクドライブ装置等の記憶装置130,230と、を備えている。
行員端末100の入力装置としてのタッチパネルディスプレイ120とマウス121とキーボード122とのうち、タッチパネルディスプレイ120は、顧客専用の入力装置で、マウス121及びキーボード122は、行員専用の入力装置である。なお、ここでは、タッチパネルディスプレイ120を顧客専用の入力装置としたが、この換わりに、例えば、さらに、マウスを追加し、これを顧客専用の入力装置にしてもよい。
行員端末100の記憶装置130には、各金融商品の説明に用いられるコンテンツを表示するためのコンテンツ表示プログラム131と、各金融商品毎のコンテンツに関する各種情報が記憶されているコンテンツデータベース132と、複数の顧客のプロフィールが記憶されている顧客プロフィールデータベース134とが、行員Sによる金融商品の説明に先立って格納される。また、この記憶装置130には、この行員端末100の入力装置としてのタッチパネルディスプレイ120、マウス121、キーボード122の操作に関する情報が記録される操作ログ133が設定されている。
行員端末100のCPU110は、機能的には、入力装置としてのタッチパネルディスプレイ120、マウス121、キーボード122の操作による入力を受け付ける受付部111と、出力装置としてのタッチパネルディスプレイ120の表示を制御する表示制御部112と、入力装置としてのタッチパネルディスプレイ120、マウス121、キーボード122の操作内容を操作ログ133に記録する操作記録処理部113と、行員Sが説明に用いるコンテンツを表示するか否かの判断処理を行う表示判断部114と、行員Sが説明に用いているコンテンツの表示を継続させるか否かの判断の指標となる説明継続見込み度を算出する継続見込み度算出部115と、コンテンツの表示を継続させるか否かの判断を支援する説明継続判断部116と、を有している。CPU110のこれらの機能部111〜116は、いずれも、コンテンツ表示プログラム131をCPU110が実行することで機能する。
管理者端末200の記憶装置230には、行員Sの顧客に対する金融商品の説明を評価するための説明評価プログラム231と、この説明評価プログラム231の実行時に必要な関数や基礎データ等の評価基礎情報データベース232と、行員端末100の操作に関する情報が記録される操作ログ233と、複数の顧客のプロフィールが記憶される顧客プロフィールデータベース234とが設けられている。これらのうち、操作ログ233及び顧客プロフィールデータベース234には、行員Sの金融商品の説明評価に先立って、行員端末100の操作ログ133及び顧客プロフィールデータベース134から取得されたデータが格納される。
管理者端末200のCPU210は、機能的には、入力装置としてのタッチパネルディスプレイ120、マウス121、キーボード122の操作による入力を受け付ける受付部211と、出力装置としてのタッチパネルディスプレイ220の表示を制御する表示制御部212と、行員端末100の操作内容を取得し、これを操作ログ233に格納する操作内容取得部213と、行員Sの金融商品の説明に関する評価値を算出する評価値算出部214と、を有している。CPU210のこれらの機能部211〜214は、いずれも、説明評価プログラム231をCPU210が実行することで機能する。
なお、行員端末100の記憶装置130に格納されているコンテンツデータベース132及び顧客プロフィールデータベース134、管理者端末200の記憶装置230に格納されている評価用データ232及び顧客プロフィールデータベース234は、これらデータベース等内に全てのデータを常時保持している必要はなく、例えば、ネットワークに接続されているデータ管理サーバに、これらのデータベース等の全てのデータを格納しておき、必要なときに、これらデータベース等のうちの必要なデータのみを取得するようにしてもよい。
行員端末100の記憶装置130に格納されているコンテンツデータベース132は、図2に示すように、コンテンツIDが格納されているコンテンツID欄132aと、当該コンテンツIDのコンテンツ名が格納されているコンテンツ名欄132bと、当該コンテンツIDのコンテンツデータが格納されているコンテンツデータ欄132cと、当該コンテンツが示す金融商品のリスク度が格納されているリスク度欄132dと、当該コンテンツを用いた説明に要する標準説明時間が格納されている標準説明時間欄132eとを有している。リスク度欄132dに格納されるリスク度は、当該コンテンツが示す金融商品の種類や当該金融商品の適用領域等を考慮して予め定められる値である。例えば、当該金融商品の種類が、国債で、当該金融商品の適用領域がA国である場合には、国債に対して予め定められたリスク度に、A国に対して予め定めたリスク度を掛け合わせた値が、当該金融商品のリスク度となる。なお、コンテンツデータ欄132cには、当該コンテンツデータそのものではなく、当該コンテンツの格納位置を示すデータを格納しておいてもよい。
行員端末100の記憶装置130に格納されている顧客プロフィールデータベース134は、図3に示すように、顧客IDが格納されている顧客ID欄134aと、当該顧客の氏名が格納されている氏名欄134bと、当該顧客が許容できる金融商品のリスク度である許容リスク度が格納されている許容リスク度欄134cと、許容リスク度の変更履歴が格納されているプロフィール変更履歴欄134dとを有している。顧客の許容リスク度は、顧客が、複数の金融商品のうち、どの程度のリスク度の金融商品であれば許容できるかに応じて定まる価である。この値は、初めての顧客に対しては、金融商品の具体的な説明の前に、アンケートをとることで得られる。プロフィール変更履歴134dには、例えば、当該顧客に対して、当該顧客の許容リスク度よりも高いリスク度の金融商品の説明過程で、当該顧客がこの金融商品に興味を示した場合、当該顧客のリスク度を変更することになり、この変更履歴が格納される。格納される具体的な内容は、例えば、変更前の許容リスク度、変更後の許容リスク度、変更日時、変更時の担当行員ID等である。
行員端末100の記憶装置130に格納されている操作ログ133は、図4に示すように、一つ一つの操作に付される通番が格納される通番欄133aと、当該操作の開始時刻が格納される開始時刻欄133bと、当該操作の終了時刻が格納される終了時刻欄133cと、当該操作に関連するコンテンツのIDが格納されるコンテンツID欄133dと、操作者が行員であるか顧客であるかが格納される操作者種別欄133eと、操作者のIDが格納される操作者ID欄133fと、操作内容の種別が格納される操作種別欄133gと、実際の操作内容を示す操作データが格納される操作データ欄133hと、担当行員IDが格納される担当行員ID欄133iと、顧客IDが格納される顧客ID欄133jとを有している。
管理者端末200の記憶装置230に格納されている評価基礎情報データベース232には、図5に示すように、標準帯テーブル232aと、説明時間評価用ファジー関数232fと、操作評価用ファジー関数232gと、顧客反応評価用ファジー関数232gと、が記憶されている。
標準帯テーブル232は、コンテンツIDが格納されているコンテンツID欄232bと、行員の標準最小説明時間と標準最大説明時間とで規定される標準説明時間帯が格納されている標準説明時間帯欄232cと、行員の標準最小操作量と標準最大操作量とで規定される標準操作量帯が格納されている標準操作量帯欄232dと、顧客の標準最小操作量と標準最大操作量とで規定される行員標準操作量帯が格納されている顧客標準操作量帯欄232eとが設けられている。この標準帯テーブル232の標準説明時間帯、行員標準操作量帯、顧客標準操作量帯、さらに、説明時間評価用ファジー関数232f、操作評価用ファジー関数232g、顧客反応評価用ファジー関数232gは、いずれも後述するように、行員の説明評価を行う際に用いる基礎情報である。したがって、これらのデータは、いずれも、行員の説明評価する前に記憶装置230に記憶しておく必要がある。
また、管理者端末200の記憶装置230に設けられている操作ログ233には、後述するように、これらから特定の行員の説明評価を行う前に、この特定の行員が担当した処理が格納される。この操作ログ233は、行員端末100の記憶装置130に設けられている操作ログ133のデータ構造と同じであるが、上記特定の行員が担当した処理のみが格納される点で、行員端末100の操作ログ133と異なる。
次に、コンテンツ表示装置である行員端末100の動作について、図6〜図9のフローチャートに従って説明する。
行員Sは、顧客Cが初めての客である場合には、金融商品の説明前に、アンケートを実施する。そして、行員Sは、アンケート結果に応じて、顧客Cの許容リスク度を定める。このため、行員端末100の受付部111は、まず、「初めての客」である旨を受け付けた場合には(110)、顧客に対して予め取っておいたアンケートにより導き出せる情報を受け付け、これを顧客プロフィールデータベース134に格納する(S120)。この際、行員Sは、顧客Cの氏名と許容リスク度を入力する。行員端末100の受付部111は、顧客Cの氏名及び許容リスク度を受け付けると、顧客IDを定め、この顧客ID、氏名、許容リスク度を、顧客プロフィールデータベース134(図3)の顧客ID欄134a、氏名欄134b、許容リスク度欄134cに、それぞれ格納する。さらに、受付部111は、顧客Cの最初に得たプロフィールである旨と、以上の情報を格納した日時とを、プロフィール変更履歴欄134dに格納する。
顧客Cが初めての客でない場合(S110でNOの場合)、及び、顧客Cが初めての客であって、アンケート結果を受け付けた場合、行員Sは、この顧客CのIDを入力する。受付部111がこの顧客IDを受け付けると(S130)、表示判断部114を起動させ、この顧客に見せるコンテンツの表示判断処理を実行させる(S140)。なお、このコンテンツ表示判断処理(S140)に関しては、図7を用いて後ほど詳細に説明する。
次に、コンテンツ表示判断処理(S140)で、表示してもよいとされたコンテンツが表示され、このコンテンツ表示中の各種処理が実行される(S150)。このコンテンツ表示中の処理に関しては、図8を用いて後ほど詳細に説明する。
コンテンツ表示中の処理(S150)で、受付部111が、現在表示中のコンテンツの表示終了を受け付けると、続いて、コンテンツ変更を受け付ける、又は表示終了を受け付ける(S160)。受付部111は、コンテンツ変更を受け付けた場合、顧客プロフィール変更又は変更しない旨を受け付ける(S161)。顧客プロフィール変更を受け付けると、プロフィール変更処理が実行された後、ステップ140のコンテンツ表示判断処理に戻る。また、顧客プロフィール変更を行わない旨を受け付けると、直ちに、ステップ140のコンテンツ表示判断処理に戻る。
顧客プロフィール変更処理162では、受付部111が、顧客IDと共に、許容リスク度を受け付け、顧客プロフィールデータベース134(図3)の該当顧客IDのレコード中の許容リスク度欄134cを変更すると共に、プロフィール変更履歴欄134dに、変更前の許容リスク度、変更後の許容リスク度、変更日時、変更時の担当行員ID等が格納される。
ステップ160で、表示終了を受け付けると、一連の処理は終了する。
次に、ステップ130で受付部111が顧客IDを受け付けた後のコンテンツ表示判断処理(S140)の詳細について、図7に示すフローチャートに従って説明する。
表示判断部114は、まず、受付部111を介して、コンテンツIDを受け付ける(S141)。この場合、タッチパネルディスプレイ120上に、各金融商品毎に、コンテンツID、金融商品名、リスク度を示す表が表示され、いずれかのレコードを行員S又は顧客Cが指定することで、コンテンツIDが受け付けられる。具体的には、行員Sがマウス121を操作して、希望レコードをクリックする、又は顧客Cがタッチパネルディスプレイ121上の希望レコード上をタッチする。
続いて、表示判断部114は、ステップ130で受け付けた顧客IDの許容リスク度aを顧客プロフィールデータベース134から取得すると共に、ステップ141で受け付けたコンテンツIDのリスク度bをコンテンツデータベース132から取得する(S142)。
次に、表示判断部114は、顧客の許容リスク度aよりもコンテンツが示す金融商品のリスク度bのほうが小さいか否かを判断し、金融商品のリスク度bのほうが小さければ、このコンテンツIDのコンテンツを表示することにして表示判断処理は終了する。
一方、金融商品のリスク度bのほうが小さくなければ、表示判断部114は、表示制御部112により、タッチパネルディスプレイ120に、図11に示すように、警告画面20を表示させる(S144)。この警告画面20には、このコンテンツIDが示す金融商品のリスク度bが顧客の許容リスク度aよりも大きい旨21が表示される。さらに、この警告画面20には、リスクを承知の上で説明を受けることの確認ボタン22と、この金融商品の説明を受けずに、他の金融商品を選び直すためのキャンセルボタン23も表示される。
表示判断部114は、受付部111を介して、キャンセルボタン23が押下されたことを受け付けると(S145)、ステップ141に戻り、新たなコンテンツIDを受け付ける。一方、受付部111を介して、確認ボタン22が押下されたことを受け付けると(S145)、図6中のステップ162と同様に、顧客プロフィール変更処理S146が実行されて、ステップ141で受け付けたコンテンツIDのコンテンツを表示することにして、コンテンツ表示判断処理(S140)は終了する。なお、確認ボタン22の押下は、顧客の意思を尊重するため、顧客による押下である必要がある。このため、ステップ145で、顧客専用の入力装置であるタッチパネルディスプレイ120の操作により、確認ボタン22が押下されたときに限り、ステップ146に進むことになる。
次に、以上で説明したコンテンツ表示判断処理(S140)後に行われるコンテンツ表示中の処理(S150)の詳細について、図8に示すフローチャートに従って説明する。
まず、表示制御部112が、表示判断部114から、上述のコンテンツ表示判断処理(S140)で表示することになったコンテンツのIDを受け取り、このコンテンツIDのコンテンツデータをコンテンツデータベース132から読み出して、これをタッチパネルディスプレイ120に表示させる(S151)。
このコンテンツ表示画面30には、図12に示すように、コンテンツデータ36の他に、ツールバー31と、スクロールバー35とが表示される。ツールバー31には、画面中のコンテンツデータ36上に線37を引くツールであるペン32と、画面中のコンテンツデータ36上で後で見たい箇所にしおりを張るツールであるしおり33と、しおりの一覧が表示されるしおり一覧34とがある。
行員Sは、このコンテンツ表示画面30の表示中に、コンテンツデータ36が示す金融商品の説明を行う。この際、行員Sは、コンテンツデータ36中で、顧客Cに注意してもらいたい点や、この金融商品の特徴等、重要な説明をしている部分には、ペン32を使って線を引く等の操作を行う。また、この説明を聞いている顧客Cも、行員Sの説明を聞いて、コンテンツデータ36中で、重要だと思った部分には、ペン32を使って線を引いたり、後で、もう一度見たい部分にはしおり33を貼り付ける。
このため、受付部111が以上のような操作を受け付けると(S152)、操作受付処理(S153)が実行される。この操作受付処理(S153)では、図9のフローチャートに示すように、受付部111が、だれによる操作であるか判定を行う(S153a)。この行員端末100では、前述したように、タッチパネルディスプレイ120が顧客専用の入力装置として定められ、マウス121及びキーボード122が行員専用の入力装置として定められているため、受付部111は、いずれの入力装置による操作であるかにより、操作者を判定する。次に、受付部111は、操作種別を判定する(S153b)。具体的には、前述のペン31による操作であるか、しおり33の貼付け操作であるか、スクロールバー35によるスクロール操作であるか、表示ボタン等に対するクリック操作又はタッチ操作であるか、キーボード122による文字入力操作であるのか、等の種別である。
一方、これらの処理と並行して、受付部111は、受け付けた操作内容を表示制御部112に渡し、この操作内容を表示画面上に反映させる(S153c)。
そして、受付部111は、操作者、操作種別等を操作記録処理部113に渡し、これらを操作ログ133に記録させる(S153d)。
以上で、操作受付処理(S153)は、終了する。
例えば、コンテンツデータ表示中に、顧客Cがスクロールバー35を操作した場合には、図4の通番「2003」のレコードに示すように、まず、通番欄133aに通番「2003」、操作開示時刻欄133bにスクロールバー35の操作開始時刻「2007/07/07 10:00:02」、操作終了時刻欄133cにスクロールバー35の操作終了時刻「2007/07/07 10:00:03」、コンテンツID欄133dに現在表示中のコンテンツのID「0001」、操作者種別欄133eに種別「顧客」、操作者ID欄133dにID「C001」、操作種別欄133gに操作種別「スクロール」、操作データ欄133dに操作データとしてのスクロール量「30pixl」、担当行員ID欄133iに現在説明している担当行員のID「S005」、顧客ID欄に現在説明を聞いている顧客のID「C001」が、格納される。また、操作種別が「しおり貼付け」の場合には、しおりを貼り付けた位置「p13 L10」が操作データとなり、操作種別が「ペン描画」の場合には、ペンのストロークデータである座標データが操作データとなる。
なお、図6〜図8のフローチャート中では、図8のコンテンツ表示中処理でのみ操作受付処理(S153)を示しているが、これは、操作受付処理を行う代表的なタイミングを示しているに過ぎず、実際には、図6〜図8のフローチャート中で、行員端末100の入力装置120〜122のいずれかが操作されたときには、必ず、操作記録処理部113により、その操作内容が操作ログ133に格納される。例えば、図7のステップ141でコンテンツIDを受け付けた場合にも、図4の通番「2002」のレコードに示すように、コンテンツIDの入力操作についての内容が格納される。
再び、図8のフローチャートを用いて説明する。
操作受付処理(S153)が終了すると、表示継続見込み度算出部115が、標準説明時間を越えたか否かを判断する(S154)。表示継続見込み度算出部115は、コンテンツデータベース132(図2)から、現在表示中のコンテンツのID「0001」に対応する標準説明時間「15分」を取得して、当該コンテンツの表示開始時刻(コンテンツIDの入力時刻)から現時点までの時間、つまり当該コンテンツの表示時間が標準説明時間を越えたか否かを判断する。
当該コンテンツの表示時間が標準説明時間を越えていなければ、ステップ152戻り、当該コンテンツの表示時間が標準説明時間を越えていれば、表示継続見込み度算出部115は、当該コンテンツを表示中における全てのログを操作ログ133から収集する(S155)。そして、このログを用いて、説明継続見込み度Pを算出する(S156)。
説明継続見込み度Pは、以下の(数1)に示すように、顧客の総操作量を行員の総操作量で割った値である。
Figure 0005179204
すなわち、行員の総操作量に対して、顧客の総操作量が多い場合には、顧客の興味度が高く、説明継続をすべき度合いが高いことを意味するので、以上の(数1)で定めた値を説明継続見込み度Pとしている。なお、ここでは、顧客の総操作量を行員の総操作量で割った値を説明継続見込み度としているが、例えば、コンテンツに対して予め定められている顧客の標準総操作量に対する顧客の総操作量を説明見込み度としてもよい。
以上の(数1)での顧客の総操作量及び行員の総操作量は、それぞれ、以下の(数2)、(数3)で求める。
Figure 0005179204
Figure 0005179204
これらの(数2)(数3)において、f、gは、いずれも、以下の(数4)に示す操作種別毎の相当操作量関数である。
Figure 0005179204
従って、例えば、行員の操作として、ストローク操作、しおり貼付け、ペン描画によるか線引き、ペン描画による囲み線引きが行われた場合、行員の総操作量は、以下の(数5)のようになる。
Figure 0005179204
表示継続見込み度算出部115が説明継続見込み度Pを求めると(S156)、説明継続判断部116は、この説明継続見込み度Pが予め定められた閾値cより大きいか否かを判断する(S157)。
説明計測判断部116は、説明継続見込み度Pが予め定められた閾値cより大きいと判断すると、表示制御部112により、タッチパネルディスプレイ120に「標準説明時間を越えましたが、説明を継続すべきです」等を表示させ(S158a)、説明継続見込み度Pが予め定められた閾値cより大きくないと判断すると、表示制御部112により、タッチパネルディスプレイ120に「標準説明時間を越えました。説明を中止すべきです」等を表示させる(S158b)。なお、これらの表示は、顧客Cにも見えるため、実際には、以上のような文字表示ではなく、説明を継続すべき旨を表示する場合には、画面の一部を緑色点滅表示し、説明を中止すべき旨を表示する場合には、画面の一部を赤色点滅表示するようにしてもよい。
ステップ158a又はステップ158bが終了すると、受付部111は、当該コンテンツの表示終了の受付を待ち(S159)、当該コンテンツの表示終了を受け付けると、コンテンツ表示中処理(S150)は、終了する。なお、受付部111のステップ159の待機時間中、前述の操作受付処理(S153)が行われることもある。
コンテンツ表示中処理(S150)が終了すると、図6を用いて前述したように、受付部111が表示自体の終了を受け付けると(S160)、一連の処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、顧客の許容リスク度を考慮して、コンテンツを表示しているので、金融商品に関する説明を効率よく行うことができる。さらに、本実施形態では、金融商品の説明中、顧客がこの金融商品に対して興味を持っているか否かを定量化して求め、顧客がこの金融商品に興味をもっていないと判断される場合には、行員に説明の中止を求めるので、無駄な説明を少なくすることができ、この点からも、金融商品に関する説明を効率よく行うことができる。
次に、図10に示すフローチャートに従って、管理者端末200の動作について説明する。
管理者は、複数の行員の評価を行う必要がある。この評価の一つとして、行員が顧客に対して行う説明の評価がある。管理者端末200は、この管理者が行員の説明評価値を得るために使用される。
管理者端末200の受付部211は、評価対象となる行員のIDを受け付ける(S201)。受付部211が行員IDを受け付けると、操作内容取得部213は、行員端末100の操作ログ133(図4)から、担当行員ID欄133iに該当行員IDが格納されているレコードの全てを取得し、これを管理者端末200の操作ログ233に格納すると共に、顧客プロフィールデータベース134(図3)から、プロフィール変更履歴欄134に、プロフィール変更時の担当行員IDとして当該行員IDが格納されているレコードの全てを取得し、これらを管理者端末200の顧客データベース234に格納する(S202)。
そして、評価値算出部214が、後述の説明時間評価値(S203)、操作評価値(S204)、コンテンツ提示適正値(S205)、顧客反応評価値(S206)を求め、これらの値を合計して、総合説明評価値を求める(S207)。最後に、評価値算出部214は、各評価値及び総合説明評価値を、表示制御部211により、ディスプレイ220に表示させて、一連の処理を終了する。
次に、以上のステップ203で求める説明時間評価値の求め方について説明する。
この説明時間評価値は、該当行員の説明時間が適切な時間であるか否かを定量的に示す値である。
評価値算出部214は、まず、操作ログ233に格納された該当担当行員のレコードのうちから、操作データ欄133h(図4)に「コンテンツID」が格納されているレコードの操作終了時刻「2007/07/07/10:00:03」と、この操作終了時刻「2007/07/07/10:00:03」以降に初めて操作データ欄113hに「コンテンツ表示終了」が格納されているレコードの操作終了時刻とを取得し、該当コンテンツの表示時間を求める。
続いて、評価値算出部214は、評価基礎情報データベース232(図5)から説明時間評価用ファジー関数232fを取得すると共に、コンテンツ標準値テーブル232aから該当コンテンツIDの標準説明時間帯を取得する。この説明時間評価用ファジー関数232fは、標準最小時間から標準最大時間までの標準説明時間帯の間の得点が1.0で、この標準説明時間帯から離れるに連れて直線的に得点が小さくなる。
次に、コンテンツ標準値テーブル232aから取得した該当コンテンツIDの標準説明時間帯が示す標準最小時間及び標準最大時間を、説明時間評価用ファジー関数232fの標準最小時間、標準最大時間に当てはめて、該当コンテンツIDの説明時間評価用ファジー関数を完成させる。
そして、評価値算出部214は、該当コンテンツIDの説明時間評価用ファジー関数に対して、該当コンテンツIDのコンテンツ表示時間を当てはめて、該当コンテンツIDの説明時間評価値としての得点を求める。
以下、同様に、該当行員が説明に利用したコンテンツのID毎に同様の処理を繰り返して、各コンテンツID毎の説明時間評価値を求め、これらの平均値を該当行員の説明時間評価値とする。
次に、以上のステップ204で求める操作評価値の求め方について説明する。
この操作評価値は、一つの金融商品の説明での行員端末100の操作量が適切な操作量であるか否かを定量的に示す値である。
評価値算出部214は、まず、操作ログ233に格納された該当担当行員のレコードのうちから、コンテンツID欄133d(図4)に同一のコンテンツIDが連続している格納されているレコード群を説明単位として、この説明単位毎に、操作者種別欄133eに、行員が格納されている全てのレコードを取得する。さらに、評価値算出部214は、評価基礎情報データベース232(図5)から操作評価用ファジー関数232gを取得すると共に、コンテンツ標準値テーブル232aから各説明単位でのコンテンツIDの行員標準操作量帯を取得する。この操作評価用ファジー関数232gは、標準最小操作量から標準最大操作量までの標準操作量帯の間の得点が1.0で、この標準操作量帯から離れるに連れて直線的に得点が小さくなる。
次に、各説明単位毎に、コンテンツ標準値テーブル232aから取得したコンテンツIDの標準操作量帯が示す標準最小操作量及び標準最大操作量を、操作評価用ファジー関数232gの標準最小操作量、標準最大操作量に当てはめて、このコンテンツIDの操作評価用ファジー関数を完成させる。
次に、前述の(数3)(数4)を用いて、説明単位毎の行員の総操作量を求める。
そして、評価値算出部214は、各説明単位毎に、完成した説明時間評価用ファジー関数に対して、(数3)(数4)を用いて求めた行員の総操作量を当てはめ、各説明単位毎の操作量評価値を求める。
最後に、各説明単位毎の説明評価値の平均値を求めて、これを該当行員の操作評価値とする。
次に、以上のステップ205で求めるコンテンツ提示適正度の求め方について説明する。
このコンテンツ提示適正度は、該当行員が客に提示したコンテンツがどの程度適正であったかを定量的に示す値である。
評価値算出部214は、操作ログ233を参照して、行員が指定したコンテンツの総数Nと、行員が指定したコンテンツのうちで最初から顧客に合っていたコンテンツの総数Nfと、顧客に当初合っていなかったが後で合ったコンテンツの総数Naを求める。
行員が指定したコンテンツの総数Nは、操作ログ233(図4)中で、操作者種別欄133eに「行員」が格納され且つ操作データ欄133hに「コンテンツID」が格納されている全てのレコードの数である。また、行員が指定したコンテンツのうちで最初から顧客に合っていたコンテンツの総数Nfは、行員がコンテンツIDを指定した全レコード中で、この行員がこのコンテンツIDを指定した後、表示中のコンテンツに対する各種操作(スクロール、しおり貼付け、ペン描画)のうちのいずれかが行われた全てのレコードの数である。つまり、一度、行員がコンテンツIDを指定し、このコンテンツIDのコンテンツが表示されて、このコンテンツに対して何らかの操作が行われた数である。また、顧客に当初合っていなかったが後で合ったコンテンツの総数Naは、行員が指定したコンテンツIDを指定した全レコード中で、行員がこのコンテンツIDを指定した後、このコンテンツ表示に対する各種操作(スクロール、しおり貼付け、ペン描画)が一切行われなかったが、次に行員が指定したコンテンツIDのコンテンツが表示された全てのレコードの数である。つまり、一度、行員がコンテンツIDを指定したものの、このコンテンツの表示が顧客にキャンセルされ、このコンテンツは表示されず、次に行員が指定したコンテンツIDのコンテンツが表示された数である。
評価値算出部214は、以下の(数6)に示すように、以上で説明した行員が指定したコンテンツの総数Nと、行員が指定したコンテンツのうちで最初から顧客に合っていたコンテンツの総数Nfと、顧客に当初合っていなかったが後で合ったコンテンツの総数Naと、を用いてコンテンツ提示適正度を求める。
Figure 0005179204
このコンテンツ提示適正度は、行員が指定したコンテンツの総数Nに対して、客に合ったコンテンツの数Nf,Naが大きくなるほど、客にあったコンテンツを提示した度合いが高いとして、大きな値を示す。また、重みαは、1より大きい値で、このコンテンツ提示適正度は、最初から顧客に合っていたコンテンツの総数Nfよりも、顧客に当初合っていなかったが後で合ったコンテンツの総数Naの方を重視している。
次に、以上のステップ206で求める顧客反応評価値の求め方について説明する。
この顧客反応評価値は、一つの金融商品の説明での顧客の反応の大小を定量的に示す値である。
評価値算出部214は、まず、操作ログ233に格納された該当担当行員のレコードのうちから、コンテンツID欄133d(図4)に同一のコンテンツIDが連続している格納されているレコード群を説明単位として、この説明単位毎に、操作者種別欄133eに、顧客が格納されている全てのレコードを取得する。さらに、評価値算出部214は、評価基礎情報データベース232(図5)から顧客反応評価用ファジー関数232hを取得すると共に、コンテンツ標準値テーブル232aから各説明単位でのコンテンツIDの顧客標準操作量帯を取得する。この顧客反応評価用ファジー関数232hは、標準最小操作量より操作量が大きいと得点が1.0で、この標準最小操作量より小さいと得点が小さくなる。
次に、各説明単位毎に、コンテンツ標準値テーブル232aから取得したコンテンツIDの標準操作量帯が示す標準最小操作量及び標準最大操作量を、顧客反応評価用ファジー関数232hの標準最小操作量、標準最大操作量に当てはめて、このコンテンツIDの顧客反応評価用ファジー関数を完成させる。
次に、前述の(数2)(数4)を用いて、説明単位毎の顧客の総操作量を求める。
そして、評価値算出部214は、各説明単位毎に、完成した説明時間評価用ファジー関数に対して、(数3)(数4)を用いて求めた行員の総操作量を当てはめ、各説明単位毎の反応評価値を求める。
最後に、各説明単位毎の反応評価値の平均値を求めて、これを該当行員の顧客反応評価値とする。
以上のように、評価値算出部214が、説明時間評価値、操作評価値、コンテンツ提示適正値、顧客反応評価値を求めると、前述したように、これらの値を合計して、総合説明評価値を求め(S207)、各評価値及び総合説明評価値を、表示制御部211により、ディスプレイ220に表示させて、一連の処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、担当した多数の顧客の趣向傾向や、担当している金融商品群の市場規模等の影響を受けることなく、行員の説明評価を定量的に行うことができる。
なお、以上の実施形態は、金融商品を扱うものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、コンテンツを用いた説明に適した販売対象であれば、如何なる販売対象であっても適用できることは言うまでもない。
本発明に係る一実施形態における販売活動支援システムの構成図である。 本発明に係る一実施形態におけるコンテンツデータベースのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における顧客プロフィールデータベースのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における操作ログのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における評価基礎情報データベースのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における行員端末(コンテンツ表示装置)の動作を示すフローチャートである。 図6のフローチャート中のステップ140の詳細処理を示すフローチャートである。 図6のフローチャート中のステップ150の詳細処理を示すフローチャートである。 図8のフローチャート中のステップ153の詳細処理を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における管理者端末(説明評価装置)の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における警告画面例を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態におけるコンテンツ表示画面例を示す説明図である。
符号の説明
100:行員端末(コンテンツ表示装置)、110,210:CPU、111,211:受付部、112,212:表示制御部、113:操作記録処理部、114:表示判断部、115:継続見込み度算出部、116:説明継続判断部、120,220:タッチパネルディスプレイ、121,212:マウス、122,222:キーボード、123,223:入出力インタフェース、124,224:メモリ、125,225:通信インタフェース、130,230:記憶装置、131:コンテンツ表示プログラム、132:コンテンツデータベース、133,233:操作ログ、134:顧客プロフィールデータベース、213:操作内容取得部、214:評価値算出部、231:説明評価プログラム、232:評価基礎情報データベース

Claims (8)

  1. 販売対象の内容を示すコンテンツを表示するコンテンツ表示装置において、
    前記コンテンツが記憶されているコンテンツ記憶手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている表示内容を変更するために、販売対象の説明を受ける客が専ら操作する客専用操作手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを前記表示手段に表示させると共に、前記客専用操作手段による操作内容に応じて表示内容を変更させる表示制御手段と、
    前記客専用操作手段による1回以上の操作内容を記憶する操作内容記憶手段と、
    前記操作内容記憶手段に記憶された前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化し、該点数を合計した値を用いて、説明の継続度合いを示す説明継続見込み度を求める継続見込み度算出手段と、
    前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えているか否かを判断する説明継続判断手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記説明継続判断手段で前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えていると判断された場合には、前記表示装置に、説明を継続すべき旨を表示させ、予め定められた値以下であると判断した場合には、前記表示手段に、該表示手段で表示されている前記コンテンツの説明を中止すべき旨を表示させる、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ表示装置において、
    前記表示手段が前記コンテンツを表示開始してから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する表示時間判断手段を備え、
    前記表示時間判断手段が前記予め定められた時間が経過したと判断すると、前記継続見込み度算出手段が、前記説明継続見込み度を算出し始める、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか一項に記載のコンテンツ表示装置において、
    前記表示手段に表示されている表示内容を変更するために、販売対象を説明する説明者が専ら操作する説明者専用操作手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記説明者専用操作手段による操作内容に応じて表示内容を変更させ、
    前記操作内容記憶手段は、前記説明者専用操作手段による1回以上の操作内容を記憶し、
    前記継続見込み度算出手段は、前記操作内容記憶手段に記憶された前記客専用操作手段による、前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化し、該点数を合計した客操作値を求めると共に、前記操作内容記憶手段に記憶された前記説明者専用操作手段による、前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化し、該点数を合計した説明者操作値を求め、該客操作値と該説明者操作値との割合を用いて、前記説明継続見込み度を求める、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ表示装置において、
    前記コンテンツ記憶手段には、複数のコンテンツが記憶され、
    前記複数のコンテンツ毎に、各コンテンツが示す販売対象に関する、客が受けるリスク度が記憶されているリスク度記憶手段と、
    複数の客IDと共に、それぞれの客IDの客が許容できる許容リスク度を受け付ける客情報受付手段と、
    前記客情報受付手段が受け付けた複数の前記客IDと複数の前記許容リスク度とを関連付けて記憶する許容リスク度記憶手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記複数のコンテンツのうち、表示すべきコンテンツの指示を受け付けると共に、前記許容リスク度記憶手段に記憶されている複数の前記客IDのうち、指示された該コンテンツを見る客の客IDを受け付ける指示受付手段と、
    前記リスク度記憶手段から、前記指示受付手段が受け付けたコンテンツのリスク度を取得すると共に、前記許容リスク度記憶手段から、前記指示受付手段が受け付けた客IDの許容リスク度を取得し、該リスク度が該許容リスク度より大きいか否かを判断する表示判断手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記表示判断手段が前記リスク度が前記許容リスク度より大きいと判断した場合には、前記表示装置に、前記指示受付手段が受け付けたコンテンツの表示を考慮すべき旨を前記表示装置に表示させ、前記表示判断手段が前記リスク度が前記許容リスク度以下であると判断した場合には、前記表示装置に、前記指示受付手段が受け付けたコンテンツの表示させる、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  5. 請求項4に記載のコンテンツ表示装置において、
    前記表示手段が前記コンテンツの表示を考慮すべき旨を表示した後に、前記指示受付手段が該コンテンツの表示指示を受け付けると、前記表示制御手段は、該表示手段に、該コンテンツを表示させる、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  6. 請求項3に記載のコンテンツ表示装置と、
    販売対象の内容を示すコンテンツを表示する前記コンテンツ表示装置を操作しつつ、該販売対象の内容を説明する説明者の説明評価装置と
    を備え、
    前記説明評価装置は、
    記コンテンツ表示装置の操作内容記憶手段から、前記説明者の一回以上の操作内容を取得する操作内容取得手段と、
    前記操作内容取得手段が取得した前記説明者の前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化して、該点数を合計した値を用いて、該説明者の説明の評価値を求める評価値算出手段と、
    前記評価値算出手段が算出した前記説明者の前記評価値を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする販売活動支援システム。
  7. 販売対象の内容を示すコンテンツが記憶されている第一の記憶装置と、該第一の記憶装置に記憶されている該コンテンツを表示する表示装置と、該記表示装置に表示されている表示内容を変更するために、販売対象の説明を受ける客が専ら操作する客専用操作端と、を備えているコンピュータのコンテンツ表示プログラムにおいて、
    前記第一の記憶装置に記憶されている前記コンテンツを前記表示装置に表示させると共に、前記客専用操作端による操作内容に応じて表示内容を変更させる表示制御ステップと、
    前記客専用操作端による1回以上の操作内容を、前記コンピュータの第二の記憶装置に記憶する操作内容記憶ステップと、
    前記操作内容記憶ステップで記憶された前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化し、該点数を合計した値を用いて、説明継続見込み度を求める継続見込み度算出ステップと、
    前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えているか否かを判断する説明継続判断ステップと、
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記表示制御ステップでは、前記説明継続判断ステップで前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えていると判断された場合には、前記表示装置に、説明を継続すべき旨を表示させ、予め定められた値以下であると判断した場合には、前記表示装置に、該表示装置で表示させている前記コンテンツの説明を中止すべき旨を表示させる、
    ことを特徴とするコンテンツ表示プログラム。
  8. 販売対象の内容を示すコンテンツが記憶されている第一の記憶装置と、該第一の記憶装置に記憶されている該コンテンツを表示する表示装置と、該記表示装置に表示されている表示内容を変更するために、販売対象の説明を受ける客が専ら操作する客専用操作端と、を備えているコンピュータによるコンテンツ表示方法において、
    前記第一の記憶装置に記憶されている前記コンテンツを前記表示装置に表示させると共に、前記客専用操作端による操作内容に応じて表示内容を変更させる表示制御工程と、
    前記客専用操作端による1回以上の操作内容を、前記コンピュータの第二の記憶装置に記憶する操作内容記憶工程と、
    前記操作内容記憶工程で記憶された前記1回以上の操作内容を予め定めた手法によりそれぞれ点数化し、該点数を合計した値を用いて、説明継続見込み度を求める継続見込み度算出工程と、
    前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えているか否かを判断する説明継続判断工程と、
    を前記コンピュータで実行し、
    前記表示制御工程では、前記説明継続判断工程で前記説明継続見込み度が予め定められた値を超えていると判断された場合には、前記表示装置に、説明を継続すべき旨を表示させ、予め定められた値以下であると判断した場合には、前記表示装置に、該表示装置で表示させている前記コンテンツの説明を中止すべき旨を表示させる、
    ことを特徴とするコンテンツ表示方法。
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