JP5178597B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、室外熱交換器と室内熱交換器とを備える空調機に関する。
空気調和機の運転を長時間停止する場合、冬場など外気温が低い状態であると、冷媒は、液の状態で室外熱交換器にたまりこむ。この現象は、一般に寝込み現象と呼ばれている。この状態で空気調和機を暖房運転すると、室外熱交換器にたまりこんだ液状の冷媒が、当該液状態を保ったまま圧縮機に戻る液戻り現象が生じる。
このため、従来では、上記液戻り現象が生じることを防止するために、室外熱交換器に冷媒が液状でたまりこんでいる場合では、暖房運転を行う際にまず四方弁を冷房運転と同じ状態に切り替えて所定時間冷房サイクル運転を行う制御が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1のように、暖房運転の前に冷房サイクル運転を所定時間行うことによって、圧縮機への液戻りが抑制される。
特開2005−180764号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、暖房運転の前に行われる冷房サイクル運転時に、室外熱交換器にたまりこんだ液状冷媒が室内熱交換器に移動し、その後、液状冷媒が圧縮機に戻ることが考えられる。
このように、特許文献1であっても、室内熱交換器を介して液戻りが生じることが考えられる。
本発明の目的は、暖房運転を行う際に液戻りが生じることを抑制できる空気調和機を提供することである。
請求項1に記載の空気調和機は、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨張装置と、室内熱交換器とを具備するとともに、前記四方弁を切り替えることによって冷媒の流れ方向を変更して冷房運転と暖房運転とを切り替える空気調和機において、前記室内熱交換器の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段と、室外の温度を検知する外気温度検知手段及び室内の温度を検知する室内温度検知手段の少なくとも一方と、を備える。また、暖房運転の開始時に前記室外熱交換器に液状冷媒がたまりこんでいると判定すると、冷房サイクル運転を行うとともに、前記室内熱交換器温検知手段で検知された前記室内熱交換器の温度と前記外気温度検知手で検知された前記室外の温度との温度差が第1の所定値以下となったとき、または、前記室内温度検知手段で検知された前記室内の温度と前記室内熱交換器温度検知手段で検知された前記室内熱交換器の温度との温度差が第2の所定値以上となったときに、暖房運転に切り替える制御手段を備える。
本発明は、暖房運転を行う際に液戻りが生じることを抑制できる空気調和機を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る空気調和機を概略的に示す概略図。 図1に示された四方弁と膨張弁と圧縮機と室内熱交換器ファンと室外熱交換器ファンとガスバイパス弁との動作を示すタイムチャート。 本発明の第2の実施形態に係る空気調和機を概略的に示す概略図。 本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の、冷房サイクル運転開始時および開始後の室内熱交換器本体の温度と外気の温度とを示すグラフ。 本発明の第3の実施形態に係る空気調和機を概略的に示す概略図。 本発明の第3の実施形態に係る空気調和機の、冷房サイクル運転開始時および開始後の室内熱交換器本体の温度と外気の温度とを示すグラフ。 本発明の第4の実施形態に係る空気調和機を概略的に示す概略図。
本発明の第1の実施形態に係る空気調和機を、図1,2を用いて説明する。図1は、空気調和機10を概略的に示す概略図である。図1に示すように、空気調和機10は、圧縮機11と、四方弁12と、室外熱交換器13と、膨張弁14と、リキッドタンク15と、室内熱交換器16と、冷媒通路部20と、室外熱交換器温度センサ30、制御装置40とを備えている。
圧縮機11と四方弁12と室外熱交換器13と膨張弁14とリキッドタンク15と室内熱交換器16とは、順次、冷媒通路部20に互いに内部を冷媒Lが流動可能に接続されている。なお、室内熱交換器16は、四方弁12に冷媒通路部20によって接続されている。膨張弁14は、本発明で言う膨張装置の一例である。
室内熱交換器16は、室内熱交換器本体16aと、室内熱交換器ファン16bとを備えている。室内熱交換器本体16aは、冷媒通路部20に接続されており内部を冷媒Lが流動する。室内熱交換器ファン16bは、室内熱交換器本体16aに対向するように配置されており、室内熱交換器本体16aに向かって送風する。
室外熱交換器13は、室外熱交換器本体13aと、室外熱交換器ファン13bとを備えている。室外熱交換器本体13aは、冷媒通路部20に接続されており内部を冷媒Lが流動する。室外熱交換器ファン13bは、室外熱交換器本体13aに対向するように配置されており、室外熱交換器本体13aに向かって送風する。
リキッドタンク15は、冷媒通路部20において膨張弁14と室内熱交換器16との間の部分に設けられている。リキッドタンク15は、タンク本体15aと、第1の流路部17と、第2の流路部18と、ガスバイパス部50とを備えている。
タンク本体15aは、内部に液状の冷媒Lを貯留可能である。第1の流路部17は、タンク本体15a内に設けられている。第1の流路部17の一端は、タンク本体15aの底面近傍に開口している。第1の流路部17の他端部は、冷媒通路部20において四方弁12側に、冷媒Lが流動可能に接続されている。
第2の流路部18は、タンク本体15a内に設けられている。第2の流路部18の一端は、タンク本体15aの底面近傍に開口している。第2の流路部18の他端部は、冷媒通路部20において室内熱交換器16側に、冷媒Lが流動可能に接続されている。
ガスバイパス部50は、タンク本体15aの上部15bに設けられている。ガスバイパス部50は、バイパス流路部51と、ガスバイパス弁52とを備えている。
バイパス流路部51の一端は、タンク本体15aの上部15bに設けられており、タンク本体15a内と連通している。バイパス流路部51の他端部は、冷媒通路部20において室内熱交換器16側の部分に連結されており、冷媒通路部20と連通している。本実施形態では、バイパス流路部51は、一例として、第2の流路部18と冷媒通路部20との合流部18aに連結されている。なお、タンク本体15aの上部15bとは、タンク本体15aにおいて、重力が作用する方向G1の反対方向G2に沿って上側の部分である。
ガスバイパス弁52は、バイパス流路部51に設けられている。ガスバイパス弁52が開状態ででは、タンク本体15aと冷媒通路部20とは、バイパス流路部51を介して連通する。ガスバイパス弁52が閉状態では、バイパス流路部51が閉まるので、タンク本体15aと冷媒通路部20とは、バイパス流路部51を介して互いに連通しない。
室外熱交換器温度センサ30は、室外熱交換器本体13aに設けられている。室外熱交換器温度センサ30は、室外熱交換器本体13aの温度を検出する。室外熱交換器温度センサ30は、室外熱交換器13の最下部パス(流路)に設けられている(室外熱交換器本体13aの最下部パス)。
制御装置40は、空気調和機10の動作を制御する。具体的には、四方弁12の切り替え(後述される冷房運転と暖房運転を切り替える)や、室外熱交換器ファン13bと室内熱交換器ファン16bの動作や、ガスバイパス弁52の開閉動作などである。また、制御装置40は、室外熱交換器温度センサ30と接続されており、室外熱交換器温度センサ30によって検出された室外交換器の温度情報が送信される。このため、制御装置40は、室外熱交換器本体13aの温度を把握している(本発明で言う、室外熱交換器の温度を把握している)。
なお、制御装置40は、空気調和機10の動作を制御するものであって、その動作は上記のもののみに限定されるものではない。制御装置40は、本発明で言う制御手段の一例である。
つぎに、空気調和機10の動作を説明する。空気調和機10は、その運転状態として、冷房運転と、暖房運転と、冷房サイクル運転とを有している。まず、冷房運転を説明する。
冷房運転では、冷媒Lは、圧縮機11で圧縮されてガス状で高温高圧の状態となる。四方弁12は、圧縮機11から流出された冷媒Lが室外熱交換器13に導かれるように設定されている。このため、圧縮機11から流出されたガス状の冷媒Lは、室外熱交換器本体13aに流入する。
室外熱交換器13では、室外熱交換器ファン13bが動作されており、当該室外熱交換器ファン13bによって室外熱交換器本体13aに送風されている。冷媒Lは、室外熱交換器本体13a内を流動する際に凝縮されて熱を放出する。室外熱交換器本体13aを出た冷媒Lは、液状である。
室外熱交換器本体13aを出た冷媒Lは、ついで、膨張弁14を通過する。冷媒Lは、膨張弁14で減圧される。膨張弁14を通過した冷媒Lは、リキッドタンク15を通る。具体的には、冷媒通路部20から第1の流路部17に流入し、第1の流路部17からタンク本体15a内に流入する。このとき、ガスバイパス弁52は閉じている。
冷媒Lは、第2の流路部18を通って冷媒通路部20に戻る。ついで、室内熱交換器本体16a内に流入する。このとき、室内熱交換器ファン16bは、動作しており、室内熱交換器本体16aに送風している。冷媒Lは、室内熱交換器本体16aを流動する際に蒸発してガス状になり、室内5の空気と熱交換をする。室内熱交換器本体16aを出た冷媒Lは、四方弁12を通り、圧縮機11に戻る。なお、図中、室内5を点線で示しているとともに、室外6を点線で示している。
ついで、空気調和機10の暖房運転について説明する。制御装置40は、暖房運転の要求がされると(使用者から暖房のスイッチ操作などがされると)まず、室外熱交換器13本体内に液状の冷媒Lがたまりこんでいるか否かの判定を行う。空気調和機10の前回の運転(動作)終了時から運転停止状態を維持して間に冷房運転などをはさまずに暖房運転を開始すべく操作されたとき(使用者によって暖房のスイッチ操作などが行われたとき)までの時間が比較的長い場合(言い換えると、運転停止時間が比較的長い場合)、冷媒Lが液状になって室外熱交換器本体13a内にたまりこむ寝込み現象が生じる。
本実施形態では、制御装置40は、室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lがたまりこんでいるか否かを判定するために、室外熱交換器温度センサ30の検出結果と、空気調和機10が前回の運転を終了してから運転停止状態を維持して冷房運転などを挟まずについで暖房運転の動作要求がされるまでの空気調和機10の運転の停止時間とを見る。
室外熱交換器本体13aは、室外6に配置されている。このため、室外熱交換器本体13aの温度は、運転停止時間が比較的長くなると室外6の外気温度と略同様となる。制御装置40は、室外熱交換器温度センサ30の検知結果を外気温とみなす。
制御装置40は、外気温が所定温度以下であるととともに、空気調和機10の前回運転停止されたときから暖房運転の要求時までの停止時間が所定時間が経過していると、室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lがたまりこんでいると判断する。ここで言う所定温度と所定時間とは、予め実験を行うなどして決定されている。
なお、室外6の温度を得るために室外熱交換器温度センサ30を利用したが、これに限定されない。例えば、室外6の温度を検出する外気温度センサ(例えば、後述される第2の実施形態で説明される外気温度センサ)を別途に用いてもよい。
室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lがたまりこんでいることを判定するための方法として、外気温度と空気調和機10の前回運転停止時からの経過時間とを用いたがこれに限定されない。他の方法によって室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lがたまりこんでいると判定してもよい。例えば、制御装置40は、外気温度のみによって液状の冷媒Lのたまりこみの有無を判定してもよい。
室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lがたまりこんでいると判定すると、制御装置40は、暖房運転を行う前に、冷房サイクル運転を行うように、四方弁12を制御する。冷房サイクル運転は、室外熱交換器本体13a内にたまりこんだ液状の冷媒Lをリキッドタンク15のタンク本体15a内に戻すことを目的とした運転である。
冷房サイクル運転では、四方弁12は、冷房運転と同様に設定され、室外熱交換器ファン13bと室内熱交換器ファン16bとが動作せず、ガスバイパス弁52が開かれる。このため、冷房サイクル運転では、冷媒Lは冷房運転と同様に流動する(同様の向きで流動する)が、室内5に冷風が送風されないとともに、冷媒Lは室外熱交換器本体13aで凝縮しない。
これは、室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lがたまりこんでいる状態で暖房運転を行うと、室外熱交換器本体13a内の液状の冷媒Lが圧縮機11に戻る液戻り現象が発生するためである。冷房サイクル運転が行われることによって、室外熱交換器本体13a内の液状の冷媒Lが圧縮機11に戻ることが抑制される。
図2は、暖房運転と冷房サイクル運転との際の、四方弁12と膨張弁14と圧縮機11と室内熱交換器ファン16bと室外熱交換器ファン13bとガスバイパス弁52との動作を示すタイムチャートである。図1は、前回運転終了時から運転停止状態が所定時間維持された状態の空気調和機10を示している。図1に示すように、室外熱交換器本体13a内には、液状の冷媒Lがたまりこんでいる様子が示されている。
冷房サイクル運転では、圧縮機11によって吐出されたガス状の冷媒Lは、室外熱交換器本体13a内に流入する。室外熱交換器ファン13bの動作が停止されているので、室外熱交換器本体13a内でガス状の冷媒Lが凝縮することはない。
室外熱交換器本体13a内にたまりこんでいた液状の冷媒Lは、圧縮機11で圧縮されたガス状の冷媒Lによって押し出される。押し出された液状の冷媒Lは、膨張弁14を通過してリキッドタンク15のタンク本体15a内にたまる。このとき、図2に示すように、膨張弁14の開度は大きい。
室外熱交換器本体13aをガスの状態(気体の状態)で通過した冷媒Lは、膨張弁14をガス状体のまま通過して、タンク本体15a内に流入する。図2に示すように、ガスバイパス弁52は、開いている。タンク本体15a内に流入したガス状の冷媒Lは、バイパス流路部51を通って室内熱交換器本体16aに導かれる。これは、ガス状の冷媒Lが上部15bに集まるためである。
室外熱交換器本体13a内にたまりこんでいた液状の冷媒Lは、膨張弁14を液状のまま通過し、それゆえ、タンク本体15a内にたまる。それゆえ、室外熱交換器13にたまりこんでいた液状の冷媒Lが室内熱交換器16に流入せず、それゆえ、冷媒Lが室内熱交換器16を介して圧縮機11に戻ることが抑制される。
室内熱交換器ファン16bは動作していない。室内熱交換器本体16a内に流入したガス状の冷媒Lは、四方弁12を通って圧縮機11に戻る。
制御装置40は、冷房サイクル運転が行われている間、室外熱交換器温度センサ30から送信される室外熱交換器本体13aの温度をみている。そして、制御装置40は、冷房サイクル運転が開始されたときの室外熱交換器本体13aの温度と、冷房サイクル運転が行われている際中の室外熱交換器本体13aの温度との温度差を算出する。
冷房サイクル運転が行われることによって、室外熱交換器本体13a内の液状の冷媒Lは当該室外熱交換器本体13aから押し出される。液状の冷媒Lの温度は、室外の外気と略同様の温度であり、比較的低い温度である。冷房サイクル運転によって液状の冷媒が室外熱交換器本体13aから押し出されることによって、室外熱交換器本体13aの温度が上昇する。このため、室外熱交換器温度センサ30によって検出される温度が上昇する。
制御装置40は、冷房サイクル運転時に常に検出されている室外熱交換器本体13aの温度をTe(常に更新される)とし、冷房サイクル運転を開始したときの室外熱交換器本体13aの温度をTe0としたときに、温度差Te−Te0が予め設定された所定温度xより大きくなると[(Te−Te0)>x]、室外熱交換器本体13a内の液状の冷媒Lがリキッドタンク15のタンク本体15a内に移されたと判定して、冷房サイクル運転を停止する。所定温度xは、予め実験などによって求められている。
温度差Te−Te0が所定温度xより大きくなると、制御装置40は、ついで、暖房運転を行う。暖房運転では、四方弁12は、圧縮機11で圧縮された高温高圧のガス状の冷媒Lを、室内熱交換器本体16a内に流入するように設定されている。暖房運転では室内熱交換器ファン16bが動作している。ガス状の冷媒Lは、室内熱交換器本体16a内を流動する際に凝縮し、熱を放出する。室内熱交換器本体16aを通過した冷媒Lは、凝縮が完了しており液状である。
室内熱交換器本体16aを通過した液状の冷媒Lは、ついで、第2の流路部18を通ってリキッドタンク15のタンク本体15a内に導かれ、第1の流路部17を通ってタンク本体15aを出る。暖房運転時では、ガスバイパス弁52は閉じている。
タンク本体15aを出た冷媒Lは、膨張弁14に到達する。暖房運転では、膨張弁14は、開度が小さくなるように設定される。冷媒Lは、当該膨張弁14によって減圧される。膨張弁14を通過した冷媒は、室外熱交換器本体13a内に流入する。暖房運転時では室外熱交換器ファン13bが動作しているので、冷媒Lは、室外熱交換器本体13a内を流動する際に蒸発して熱を吸収した後、圧縮機11に戻る。なお、暖房運転の要求があった際に、室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lのたまりこみがないと判定された場合は、冷房サイクル運転をはさまずに上記暖房運転が行われる。
このように構成される空気調和機10では、リキッドタンク15を備えることによって、冷房サイクル運転を行っても液状の冷媒Lが室内熱交換器本体16aを介して圧縮機11に戻る液戻り現象が生じることが抑制される。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係る空気調和機を、図3,4を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する構成は第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、リキッドタンク15を用いずに、室内熱交換器16の温度変化に基づいて圧縮機11への液戻りを抑制する。
具体的には、室内熱交換器16の温度(室内熱交換器本体16aの温度)の温度変化に基づいて圧縮機11への液戻りを抑制する構成の一例として、本実施形態では、空気調和機10は、リキッドタンク15を備えておらず、室内熱交換器温度センサ35と、外気温度センサ36とを備えており、制御装置40の動作が第1の実施形態と異なる。他の構成は、第1の実施形態と同様であってよい。上記異なる点について具体的に説明する。
図3は、本実施形態の空気調和機10を概略的に示す概略図である。図3に示すように、外気温度センサ36は、例えば室外熱交換器本体13aに設けられている。外気温度センサ36は、室外6の温度(外気)を検知する。外気温度センサ36は、本発明で言う外気温度検知手段の一例である。外気温度センサ36は制御装置40に接続されており、外気温度センサ36で検知された外気温のデータは制御装置40に送信される。それゆえ、制御装置40は、外気温を把握している。外気温度センサ36は、本発明で言う外気温度検知手段の一例である。
室内熱交換器温度センサ35は、室内熱交換器本体16aに設けられており、室内熱交換器本体16aの温度を検知する。室内熱交換器温度センサ35は、室内熱交換器本体16a中において冷媒Lが流動する冷媒流路21の、中間部22と冷房サイクル運転時の流出口部23との間のいずれかの位置に設けられている。冷媒流路21は、冷媒通路部20と連通している。室内熱交換器温度センサ35は、本発明で言う室内熱交換器温度検知手段の一例である。
具体的には、室内熱交換器温度センサ35は、冷媒流路21を構成する管部材などに形成されている。中間部22について具体的に説明する。中間部22は、室内熱交換器本体16a内の冷媒流路21において、冷媒サイクル運転時の流入口部24と流出口部23との中間部である。
なお、図中では、冷媒流路21は、概略的に示されており直線状に示されている。しかしながら、冷媒流路21の配置構造(形状)は限定されていない。要するに、中間部22は、冷媒流路21において冷房サイクル運転時での流入口部24と流出口部23との中間部であればよい。
本実施形態では、一例として、室内熱交換器温度センサ35は、流出口部23に設けられている。流出口部23は、本発明で言う出口部である。
室内熱交換器温度センサ35が流出口部23に設けられることによって、室内熱交換器温度センサ35は、冷房サイクル運転時の流出口部23の温度を検出することができる。室内熱交換器温度センサ35は制御装置40に接続されており、室内熱交換器16の温度のデータ、より具体的には流出口部23の温度データが制御装置40に送信される。それゆえ、制御装置40は、室内熱交換器16(流出口部23)の温度を把握している。
つぎに、空気調和機10の動作を説明する。なお、冷房運転は、第1の実施形態と同様であってよいので、本実施形態での冷房運転の説明は、省略する。
ついで、暖房運転について説明する。図4は、冷房サイクル運転開始時および開始後の室内熱交換器本体16aの温度Tcと外気の温度Toとを示すグラフである。本実施形態では、室内熱交換器本体16aの温度Tcと室外6の温度Toとの温度差Tc−Toが所定温度a以下となると、制御装置40は、冷房サイクル運転から暖房運転に切り替える。
図4では、縦軸は、温度を示しており、図中上方に向かうにつれて温度が高いことを示す。横軸は、時間を示しており、図中右側に向かうにつれて時間が経過することを示している。
温度差Tc−Toについて具体的に説明する。暖房運転を行う際に室外熱交換器本体13a内に液状の冷媒Lがたまりこんでいると判定されると、空気調和機10は、暖房運転を行う前に冷房サイクル運転を行う。この制御は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、リキッドタンクを備えていないので、冷房サイクル運転を行うことによって、室外熱交換器本体13a内にたまりこんだ液状の冷媒Lは、室内熱交換器本体16a内に流入する。
冷房サイクル運転が行われる状況では、一般に室外6の温度より室内5の温度が高い。冷房サイクル運転が行われる状態(空気調和機10の運転停止状態が比較的長時間維持されている状態)では、室内熱交換器本体16aの温度Tcは、室内5の温度と同じとなる。このため、図4に示すように、冷房サイクル運転の開始時では、室内熱交換器本体16aの温度Tcは、室外6の温度Toよりも高い。
冷房サイクル運転が開始されると、室外熱交換器本体13a内にたまりこんでいる液状の冷媒Lは、室内熱交換器本体16a内に移動する。室外熱交換器本体13a内にたまりこんでいた液状の冷媒Lの温度は室外の温度と略同じとなっているので、冷媒Lが流入することによって、図4に示すように、室内熱交換器本体16aの温度が低下する。
言い換えると、室内熱交換器本体16aの温度が低下するということは、室内熱交換器本体16a内に液状の冷媒Lが流入することを示している。冷房サイクル運転が長くなりすぎると液状の冷媒Lが室内熱交換器本体16aをこえて圧縮機11に戻る液戻りが生じる。
本実施形態では、温度差Tc−Toが所定値a以下になると冷房サイクル運転を終了して暖房運転を行う。所定値aについて具体的に説明する。温度差Tc−Toが所定値aより大きい[(Tc−To)>a]である状態では、室外熱交換器本体13aから室内熱交換器本体16aに移動した液状の冷媒Lの量は、室内熱交換器本体16aを越えて圧縮機11に戻ることがない量である。所定値aは、実験などによって決定されている。所定値aは、本発明で言う所定値の一例である。
本実施形態では、リキッドタンクを用いることがない。このため、第1の実施形態と同様に圧縮機11への液戻りの発生を抑制できるとともに、空気調和機10の構造を簡素することができる。
また、室内熱交換器温度センサ35が流出口部23に設けられることによって、室内熱交換器本体16a内の冷媒流路21の流出口部23の温度が検出される。このため、圧縮機11への液戻りを抑制しつつ、室内熱交換器本体16a内の冷媒流路21を有効に利用することができる。
この点について、具体的に説明する。室内熱交換器本体16aにおいて流出口部23の温度に基づいて暖房運転への切り替えが行われることによって、室内熱交換器本体16a内に液状の冷媒Lを流出口部23の近傍までためることができる。このため、室外熱交換器本体13a内にたまりこんでいた液状の冷媒Lを、室内熱交換器本体16aを通して圧縮機11に液戻りすることを抑制しつつ、室内熱交換器本体16a内の冷媒流路21を有効に利用することができる。
なお、室内熱交換器温度センサ35は、流出口部23に設けられることに限定されない。室内熱交換器温度センサ35が室内熱交換器本体16a中の冷媒流路21の中間部22と流出口部との間のいずれかの位置にあることによって、冷媒流路21を上記と同様に有効に利用することができる。例えば、室内熱交換器温度センサ35は、中間部22に設けられてもよい。
つぎに、本発明の第3の実施形態に係る空気調和機を、図5,6を用いて説明する。なお、第2の実施形態と同様の機能を有する構成は第2の実施形態と同一の符号を付して説明する。
本実施形態の空気調和機10は、冷房サイクル運転から暖房運転へ切り替える際に、室内温度Taと室内熱交換器の温度Tcとの温度差を用いる。このため、第2の実施形態の外気温度センサ36に代えて室内温度センサ37を備える点と、制御装置40の動作となどが第2の実施形態と異なる。他の構成は、第2の実施形態と同様であってよい。上記異なる点について具体的に説明する。
図5は、本実施形態の空気調和機10を概略的に示す概略図である。図5に示すように、空気調和機10は、外気温度センサ36に代えて室内温度センサ37を備えている。室内温度センサ37は、室内5に設けられており、例えば室内熱交換器本体16aに設けられている。室内温度センサ37は、室内5の温度を検知する。室内温度センサ37は、本発明で言う室内温度検知手段の一例である。室内温度センサ37は制御装置40に接続されており、室内温度センサ37で検知された室内5の温度の情報は、制御装置40に送信される。それゆえ、制御装置40は、室内5の温度を把握している。
図6は、冷房サイクル運転開始後の、室内5の温度Taと室内熱交換器本体16aの温度Tcとを示している。図6中縦軸は温度を示しており、図中上方に向かうにつれて温度が高くなることを示している。横軸は、時間を示しており、図中右側に向かうにつれた時間が経過したことを示している。
冷房サイクル運転が行われる状態(空気調和機10の前回動作停止時から比較的長時間空気調和機10の動作が停止されている)では、図6に示されるように、室内熱交換器本体16aの温度Tcは、室内5の温度Taと略同じとなる。冷房サイクル運転が開始されると、室外熱交換器本体13a内にたまりこんだ液状の冷媒Lが室内熱交換器本体16a内に流入する。このため、冷房サイクル運転が開始されると、室内熱交換器本体16aの温度Tcは、低下する。
本実施形態では、室内5の温度Taと室内熱交換器16(室内熱交換器本体16a)の温度Tcとの温度差Ta−Tcが所定値b以上となると冷房サイクル運転から暖房運転へ切り替えられる。所定値bは、温度差(Ta−Tc)<bである状態では液状の冷媒Lが室内熱交換器本体16aを通して圧縮機11に液戻りしない温度である。所定値bは、実験などによって予め決定されている。所定値bは、本発明で言う所定値の一例である。
本実施形態では、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
つぎに、本発明の第4の実施形態に係る空気調和機を、図7を用いて説明する。なお、第2,3の実施形態と同様の機能を有する構成は第2,3の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の空気調和機10は、第2の実施形態の空気調和機10に、第3の実施形態で説明された室内温度センサ37を加えた構成である。また、この構成にともなって、空気調和機10の動作が第2,3の実施形態と異なる。他の構成は、第2,3の実施形態と同様であってよい。上記異なる点について、具体的に説明する。
図7は、本実施形態の空気調和機10を概略的に示す概略図である。図7に示すように、また、上記したように、本実施形態の空気調和機10は、第2の実施形態の空気調和機10に、第3の実施形態で説明された室内温度センサ37を加えた構成を有している。
本実施形態の空気調和機10は、第2の実施形態のように室内熱交換器本体16aの温度Tcと室外6の温度Toとの温度差Tc−Toが所定値a以下となると冷房サイクル運転から暖房運転に切り替えられてもよい。または、第3の実施形態のように室内5の温度Taと室内熱交換器本体16aの温度Tcとの温度差Ta−Tcが所定値b以上となると冷房サイクル運転から暖房運転に切り替えられてもよい。所定値aは、本発明で言う第1の所定値の一例である。所定値bは、本発明で言う第2の所定値の一例である。
制御装置40は、温度差Tc−Toに基づいて制御する場合と、温度差Ta−Tcに基づいて制御する場合とを切り替えることが可能である。
本実施形態では、第2,3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…空気調和機、11…圧縮機、12…四方弁、13…室外熱交換器、13b…室外熱交換器ファン、14…膨張弁(膨張装置)、16…室内熱交換器、16b…室内熱交換器ファン、21…冷媒流路、22…中間部、23…流出口部(出口部)、35…室内熱交換器温度センサ(室内熱交換器温度検知手段)、36…外気温度センサ(外気温度検知手段)、40…制御装置(制御手段)、L…冷媒。

Claims (2)

  1. 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨張装置と、室内熱交換器とを具備するとともに、前記四方弁を切り替えることによって冷媒の流れ方向を変更して冷房運転と暖房運転とを切り替える空気調和機において、
    前記室内熱交換器の温度を検知する室内熱交換器温度検知手段と、
    室外の温度を検知する外気温度検知手段及び室内の温度を検知する室内温度検知手段の少なくとも一方と、
    を具備し、
    暖房運転の開始時に前記室外熱交換器に液状冷媒がたまりこんでいると判定すると、冷房サイクル運転を行うとともに、前記室内熱交換器温検知手段で検知された前記室内熱交換器の温度と前記外気温度検知手で検知された前記室外の温度との温度差が第1の所定値以下となったとき、または、前記室内温度検知手段で検知された前記室内の温度と前記室内熱交換器温度検知手段で検知された前記室内熱交換器の温度との温度差が第2の所定値以上となったときに、暖房運転に切り替える制御手段を備えた
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記室内熱交換器温度検知手段は、前記室内熱交換器において前記冷媒が流動する冷媒流路の中間部と当該冷媒流路において前記冷房サイクル運転時の前記冷媒の出口部との間に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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