JP5178557B2 - 分光ユニット及びそれを用いたレーザ加工装置 - Google Patents

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Description

この発明は、プリント基板等の被加工物に対して穴あけ加工を主目的としたレーザ装置に関するものであり、特にその生産性、及び加工品質向上を図るものである。
従来のプリント基板等の被加工物に対して穴あけ加工を主目的としたレーザ加工装置においては、複数箇所同時に穴あけ加工を実施できるレーザ加工装置が求められている。
このような要求に答えるため、従来特許文献1に示すようなレーザ加工装置が提案されている。図4は1つのレーザ光を偏光ビームスプリッタで2つのレーザ光に分光し、2つのレーザ光を独立に走査することにより、2箇所同時に加工を実施することができる従来のレーザ加工装置の主要構成図であり、以下これについて簡単に説明する。
第4図において、レーザ発振器1より直線偏光にて発振されたレーザ光2は、マスク3、ミラー4を経由して入射角を光軸に対して45°の配置とした第一の偏光ビームスプリッタ5に導かれる。そして、第一の偏光ビームスプリッタ5にて、レーザ光2のP波成分は偏光ビームスプリッタ5を透過し6pの偏光方向を持つレーザ光6となり、S波成分は偏光ビームスプリッタ5で反射し7sの偏光方向を持つレーザ光7に分光される。
第一の偏光ビームスプリッタ5を透過したレーザ光6は、ミラー14を経由して、第二の偏光ビームスプリッタ8に導かれる。一方、第一のビームスプリッタ5で反射されたレーザ光7は第一のガルバノスキャンミラー13により2軸方向に走査された後、第二の偏光ビームスプリッタ8に導かれる。尚、レーザ光6はいつも同じ位置で第二の偏光ビームスプリッタ8に導かれるが、レーザ光7は第一のガルバノスキャンミラー13の振り角を制御することにより第二の偏光ビームスプリッタ8に入射する位置、角度を調整することができる。
その後、レーザ光10、11は第二のガルバノスキャンミラー12により2軸方向に走査された後、fθレンズ17に導かれ、それぞれの被加工物20の所定位置に集光される。このときレーザ光11は、第一のガルバノスキャンミラー13を走査することにより、レーザ光10の光軸に対してある設定範囲内、例えば4mm角の範囲内で振ることを可能としている。これにより例えば、50mm四方等の加工可能な範囲で振れる第二のガルバノスキャンミラー12を介して、被加工物20上の任意の異なる2点に同時にレーザ光を照射することを可能としている。
また、被加工物20をXY方向に移動させるためのXYテーブル18、fθレンズ17から出射されるレーザ光のエネルギーを測定するパワーセンサ19、レーザ光6を遮る第一のシャッター15、レーザ光7を遮る第二のシャッター16、第二の偏光ビームスプリッタ8においてエネルギーロスとして発生するレーザ光を受け止めるダンパー9を具備している。
第一の偏光ビームスプリッタ5、第二の偏光ビームスプリッタ8は、例えば誘電体多層膜のコーティングを施すことにより、入射角を光軸に対し45°の配置として、一定の精度でP波を透過し、かつある一定の精度でS波を反射させ、レーザ光のエネルギーを等しく分割する。そのため、第一の偏光ビームスプリッタ5に入射するレーザ光2は、あらゆる偏光方向が均一に存在する円偏光や、P波、S波に45°の角度をなす偏光方向であればレーザ光は等分され、透過するレーザ光と反射するレーザ光のエネルギーを等しくすることができる。
WO2005/118207号公報
上記特許文献1に開示された技術においては、第一の偏光ビームスプリッタ5に入射するレーザ光2があらゆる偏光方向が均一に存在する円偏光や、P波、S波に45°の角度をなす偏光方向としているが、具体的に円偏光もしくはP波、S波に45°の角度をなす偏光方向を生成する構造には触れられていない。また、さらに生産性、及び加工品質を向上させるために、2軸、4ビームの構造とした場合には、上記特許文献1に開示された構成によりビームを4分割する場合には、円偏光もしくはP波、S波に45°の角度をなす偏光方向のビームをP波、S波に分割し、その後、分割したビームを再度、円偏光もしくはP波、S波に45°の角度をなす偏光方向に偏光方向をねじる必要がある。
すなわち、上記特許文献1に開示された構成では、P波、S波に分割する機構と、分割されたビームの偏光方向を円偏光もしくはP波、S波に45°の角度をなす偏光方向にねじる機構が必要となる。そのため、光学系が複雑になり光路調整が煩雑になり、また部品点数が増加することによりコスト増にもつながる。さらに、部品配置によるスペースの増加にもつながる等の問題がある。
この発明に係る分光ユニット及びそれを用いたレーザ加工装置は、レーザ発振器より出射されたレーザ光を2つのレーザ光に分光する分光ユニットにおいて、偏光方向がY方向あるいはZ方向、あるいは円偏光を持ち、-X方向あるいは+X方向に進行しているレーザ光に対して、次の反射光がYZ平面においてY軸から45°方向あるいは-45°方向に進行するように第1の反射ミラーを配置し、この反射光に対してXY平面もしくはXZ平面内に配した偏光分離手段によりS波とP波にレーザ光を分割し、分割されたレーザ光を再びYZ平面においてY軸から±45°の偏光を持たせると共に、第1の反射ミラーに入射する進行方向と同一となる、それぞれ-X方向もしくは+X方向に進行するように第2、第3の反射ミラーを配置したことを特徴とするものである。
この発明に係る分光ユニット及びそれを用いたレーザ加工装置によれば、P波とS波に分光する機構と分光されたP波とS波を再び偏光方向をP波、S波に45°の角度なす偏光方向を生成する機構を合成することにより、単純な系となり、部品点数を減らすことができ、また光軸の調整を簡易化することにより、コストダウン、省スペース化なレーザ加工機を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る分光ユニットの構成図である。 本発明の実施の形態2に係る分光ユニットの構成図である。 本発明の実施の形態1、2に係るレーザ加工装置の構成図である。 本発明に係る従来技術を示すレーザ加工装置の構成図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明に係るレーザ分光ユニット及びそれを用いたレーザ加工装置について好適な実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1に係るレーザ分光ユニットを説明する構成図である。レーザ分光ユニットは、例えばP波成分の偏光方向2pを持つ、−X方向に進行するレーザ光2に対して、次の反射光22がYZ平面においてY軸から−45°方向(時計回り方向に45°)に進行するように反射ミラー21を配置する。
この時、反射光22は偏光方向22spを持っている。つまり、22spはS波とP波に45°の角度を持っている。この反射光22に対して、XY平面内に配した偏光ビームスプリッタ23により、反射光22のP波成分は偏光ビームスプリッタ23を透過し24pの偏光方向を持つレーザ光24となり、S波成分は偏光ビームスプリッタ23で反射し25sの偏光方向を持つレーザ光25に分光される。偏光ビームスプリッタ23を透過したレーザ光24は、反射ミラー26により再び−X方向もしくは+X方向に進行するレーザ光28を生成する。図1では−X方向に進行するレーザ光28を示している。
このレーザ光28はS波とP波に45°の角度である偏光方向28spを持っている。また、偏光ビームスプリッタ23を反射したレーザ光25は、反射ミラー27により再び−X方向もしくは+X方向に進行するレーザ光29を生成する。図1では−X方向に進行するレーザ光29としている。このレーザ光29はS波とP波に45°の角度である偏光方向29spを持っている。つまり、この分光ユニットにP波の偏光方向2pを持つレーザ光2を入射させることにより、S波とP波に45°の角度である偏光方向28spと29spを持つ2つのレーザ光28、29を生成することができる。
この後、再びレーザ光28とレーザ光29を光軸に対して45°に偏光ビームスプリッタを配置することで、それぞれのレーザ光から2つのレーザ光を生成することができ、簡単に4つに分割されたレーザ光を得ることができる。偏光ビームスプリッタは例えば反射面に誘電体多層膜のコーティングを施しており、入射角を光軸に対して45°の配置として、一定の精度でP波を透過し、かつある一定の精度でS波を反射させ、レーザ光のエネルギーを等しく等分する。また、反射光22はYZ平面においてY軸から−45°方向(時計回り方向に45°)に進行しているが、+45°方向(反時計回り方向に45°)に進行するように反射ミラー21を配置してもよい。また、レーザ光2は、P波成分の偏光方向2pを持っているが、S波成分の偏光あるいは円偏光を持っていても問題ない。
以上のように実施の形態1に係るレーザ分光ユニットによれば、S波もしくはP波成分の直線偏光あるいは円偏光を持つレーザ光に対して、偏光ビームスプリッタ1個と反射ミラー3個を使用するのみで、S波とP波に45°の角度である直線偏光を持つレーザ光を分光することが可能である。
実施の形態2.
図2は、この実施の形態2に係るレーザ分光ユニットを説明する構成図である。レーザ分光ユニットは、例えばP波成分の偏光方向2pを持つ、−X方向に進行するレーザ光2に対して、次の反射光22がYZ平面においてY軸から−45°方向(時計回り方向に45°)に進行するように反射ミラー21を配置する。この時、反射光22は偏光方向22spを持っている。つまり、22spはS波とP波に45°の角度を持っている。
この反射光22に対して、XZ平面内に配した偏光ビームスプリッタ23により、反射光22のP波成分は偏光ビームスプリッタ23を透過し24pの偏光方向を持つレーザ光24となり、S波成分は偏光ビームスプリッタ23で反射し25sの偏光方向を持つレーザ光25に分光される。偏光ビームスプリッタ23を透過したレーザ光24は、反射ミラー26により再び−X方向もしくは+X方向に進行するレーザ光28を生成する。図2では−X方向に進行するレーザ光28を示している。このレーザ光28はS波とP波に45°の角度である偏光方向28spを持っている。
また、偏光ビームスプリッタ23を反射したレーザ光25は、反射ミラー27により再び−X方向もしくは+X方向に進行するレーザ光29を生成する。図2では−X方向に進行するレーザ光29としている。このレーザ光29はS波とP波に45°の角度である偏光方向29spを持っている。つまり、この分光ユニットにP波の偏光方向2pを持つレーザ光2を入射させることにより、S波とP波に45°の角度である偏光方向28spと29spを持つ2つのレーザ光28、29を生成することができる。
この後、再びレーザ光28とレーザ光29を光軸に対して45°に偏光ビームスプリッタを配置することで、それぞれのレーザ光から2つのレーザ光を生成することができ、簡単に4つに分割されたレーザ光を得ることができる。偏光ビームスプリッタは例えば反射面に誘電体多層膜のコーティングを施しており、入射角を光軸に対して45°の配置として、一定の精度でP波を透過し、かつある一定の精度でS波を反射させ、レーザ光のエネルギーを等しく等分する。
また、反射光22はYZ平面においてY軸から−45°方向(時計回り方向に45°)に進行しているが、+45°方向(反時計回り方向に45°)に進行するように反射ミラー21を配置してもよい。また、レーザ光2は、P波成分の偏光方向2pを持っているが、S波成分の偏光あるいは円偏光を持っていても問題ない。また、偏光ビームスプリッタ23をXZ平面内に配することができるため、ほこりや塵等の微小な汚れが付着しにくく、メンテナンスを行うことなく、光学性能を長く維持することができる。
以上のように実施の形態2に係るレーザ分光ユニットによれば、S波もしくはP波成分の直線偏光あるいは円偏光を持つレーザ光に対して、偏光ビームスプリッタ1個と反射ミラー3個を使用するのみで、S波とP波に45°の角度である直線偏光を持つレーザ光を分光することが可能である。偏光ビームスプリッタが汚れにくいため、メンテナンスを行うことなく、光学性能を維持することができる。
実施の形態3.
図3は、実施の形態1、2のレーザ分光ユニットを具備し、1つのレーザ光を4つのレーザ光に分光し、4つのレーザ光を独立に走査することにより、4箇所同時に加工を実施することができる穴あけ用レーザ加工装置を示す構成図である。従来技術の第4図と同一構成については同一番号を付与し、詳細な説明は省略する。
レーザ発振器1よりP波の偏向方向2pを持つ直線偏光にて発振されたレーザ光2は、実施の形態2の分光ユニットを通ることにより、S波とP波に45°の角度である偏光方向28spと29spを持つレーザ光28、29を生成する。
その後、レーザ光28、29はそれぞれマスク3a、3b、ミラー4a、4bを経由して第一の偏光ビームスプリッタ5a、5bに導かれる。そして、第一の偏光ビームスプリッタ5a、5bにて、レーザ光28、29のP波成分は透過されてレーザ光6a、6bとなり、S波成分は反射されてレーザ光7a、7bに分光される。つまり、レーザ光6a、6bは6pの偏光方向を持ち、レーザ光7a、7bは7sの偏光方向を持つ。第一の偏光ビームスプリッタ5a、5bを透過したレーザ光6a、6bは、ミラー14ax、14ay、14bx、14byを経由して、第二の偏光ビームスプリッタ8a、8bに導かれる。
一方、第一のビームスプリッタ5a、5bで反射したレーザ光7a、7bは、第一のガルバノスキャンミラー13ax、13ay、13bx、13byにより2軸方向に走査された後、第二の偏光ビームスプリッタ8a、8bに導かれる。尚、レーザ光6a、6bはいつも同じ位置で第二の偏光ビームスプリッタ8a、8bに導かれるが、レーザ光7a、7bは第一のガルバノスキャンミラー13ax、13ay、13bx、13byの振り角を制御することにより第二の偏光ビームスプリッタ8a、8bに入射する位置、角度を調整することができる。
その後、レーザ光10a、10b、11a、11bは第二のガルバノスキャンミラー12a、12bにより2軸方向に走査された後、fθレンズ17a、17bに導かれ、それぞれの加工物の所定位置に集光される。このときレーザ光11a、11bは第一のガルバノスキャンミラー13ax、13ay、13bx、13byを走査することにより、レーザ光10a、10bの光軸に対してある設定範囲内、例えば3mm角の範囲内で振ることを可能としている。これにより例えば、40mm四方等の加工可能な範囲で振れる第二のガルバノスキャンミラー12a、12bを介して、被加工物上の任意の異なる2点に同時にレーザ光を照射することが可能であり、レーザ光28、29を利用することにより、4点に同時にレーザ光を照射することができる。
図3では、レーザ光7a、7bを、第一のガルバノスキャンミラー13ax、13ay、13bx、13byにより2軸方向に走査しているが、第一のガルバノスキャンミラー13axとミラー14axを入れ替え、第一のガルバノスキャンミラー13bxとミラー14bxを入れ替えることにより、レーザ光6a、6bを、第一のガルバノスキャンミラー13ax、13bxにより1軸方向に走査し、レーザ光7a、7bを第一のガルバノスキャンミラー13ay、13byにより先ほどの1軸方向に直行する1軸方向に走査してもよい。もしくは、第一のガルバノスキャンミラー13ayとミラー14ayを入れ替え、第一のガルバノスキャンミラー13byとミラー14byを入れ替えることにより、レーザ光6a、6bを、第一のガルバノスキャンミラー13ay、13byにより1軸方向に走査し、レーザ光7a、7bを第一のガルバノスキャンミラー13ax、13bxにより先ほどの1軸方向に直行する1軸方向に走査してもよい。レーザ光6a、6b、レーザ光7a、7bは共に第一のガルバノスキャンミラー13ax、13ay、13bx、13byの振り角を制御することにより第二の偏光ビームスプリッタ8a、8bに入射する位置、角度を調整することができる。
その後、レーザ光10a、10b、11a、11bは第二のガルバノスキャンミラー12a、12bにより2軸方向に走査された後、fθレンズ17a、17bに導かれ、それぞれの加工物の所定位置に集光される。このときレーザ光10a、10bは第一のガルバノスキャンミラー13ax、13bxを走査することにより、レーザ光11a、11bの光軸に対してある設定範囲内、例えばX方向に3mmの範囲内で振ることを可能としており、またレーザ光11a、11bは第一のガルバノスキャンミラー13ay、13byを走査することにより、レーザ光10a、10bの光軸に対してある設定範囲内、例えばY方向に3mmの範囲内で振ることを可能としている。
また、これにより例えば、40mm四方等の加工可能な範囲で振れる第二のガルバノスキャンミラー12a、12bを介して、被加工物上の任意の異なる2点に同時にレーザ光を照射することが可能であり、レーザ光28、29を利用することにより、4点に同時にレーザ光を照射することができる。また、図3では分光ユニットは実施の形態2を用いたが、実施の形態2に限定されるものではなく、実施の形態1の分光ユニットを用いてもよい。また、図3の加工装置はレーザ光を4つに分割しているが、複数の分光ユニットを用いて、4つ以上のレーザ光に分光してもよい。
以上のように、実施の形態3に係るレーザ加工装置によれば、実施の形態1、2の分光ユニットを具備することにより、P波とS波を分光する機構とP偏光とS偏光を再び45°偏光にねじる機構を合成することにより、系を単純化することが可能となる。従って複数箇所同時にレーザ加工を照射するレーザ加工装置において、部品点数を減らすことができるため、この構成により、部品点数が少なく、ダウンサイジング化を可能とすると共に、コストダウンが可能で、また部品点数が減った分、光路調整簡易化でき、省スペースな加工機を提供することができる。
1 レーザ発振器、 2 レーザ光、 3、3a、3b マスク、
4、4a、4b、26、27 反射ミラー、
5、5a、5b 第一の偏光ビームスプリッタ、
8、8a、8b 第二の偏光ビームスプリッタ、 9 ダンパー、
12、12a、12b 第二のガルバノスキャンミラー、
13、13ax、13ay、13bx、13by 第一のガルバノスキャンミラー、
14、14ax、14ay、14bx、14by ミラー、
15 第一のシャッター、 16 第二のシャッター、
17、17a、17b fθレンズ、 18 XYテーブル、
19 パワーセンサ、 20 被加工物、
21 第1の反射ミラー、 23 偏光ビームスプリッタ。

Claims (7)

  1. レーザ発振器より出射されたレーザ光を2つのレーザ光に分光する分光ユニットにおいて、偏光方向がY方向あるいはZ方向、あるいは円偏光を持ち、-X方向あるいは+X方向に進行しているレーザ光に対して、次の反射光がYZ平面においてY軸から45°方向あるいは-45°方向に進行するように第1の反射ミラーを配置し、この反射光に対してXY平面もしくはXZ平面内に配した偏光分離手段によりS波とP波にレーザ光を分割し、分割されたレーザ光を再びYZ平面においてY軸から±45°の偏光を持たせると共に、第1の反射ミラーに入射する進行方向と同一となる、それぞれ-X方向もしくは+X方向に進行するように第2、第3の反射ミラーを配置したことを特徴とする分光ユニット。
  2. レーザ発振器より出射されたレーザ光はY方向あるいはZ方向の偏光方向を持つ直線偏光にて発振され、−X方向あるいは+X方向に進行するレーザ光であることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  3. 第1の反射ミラーはP波成分あるいはS波成分の偏光方向を持つレーザ光をP波成分およびS波成分の両方に対して45°の偏光方向を持つレーザ光に変換するものであることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  4. 偏光分離手段は第1の反射ミラーの出力光をP波成分およびS波成分のレーザ光に分光する偏光ビームスプリッタであることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  5. 偏光分離手段は表面に誘電体多層膜コーティングが形成されている偏光ビームスプリッタであることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  6. 第2、第3の反射ミラーは偏光分離手段により分光されたP波成分およびS波成分のレーザ光を再びP波成分およびS波成分の両方に対して45°の偏光方向を持つレーザ光に変換するものであることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  7. 請求項1〜6に記載の分光ユニットを配置したことを特徴とするレーザ加工装置。
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