JP5178472B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置に関する。
近年、フラッシュメモリの後継候補として、抵抗変化メモリが注目されている。ここで、抵抗変化メモリ装置には、遷移金属酸化物を記録層としてその抵抗値状態を不揮発に記憶する狭義の抵抗変化メモリ(ReRAM:Resistive RAM)の他、カルコゲナイド等を記録層として用いてその結晶状態(導体)と非晶質状態(絶縁体)の抵抗値情報を利用する相変化メモリ(PCRAM:Phase Change RAM)も含むものとする。
抵抗変化メモリの可変抵抗素子には、2種類の動作モードがあることが知られている。1つは、印加電圧の極性を切り替えることにより、高抵抗状態と低抵抗状態とを設定するもので、これはバイポーラ型といわれる。もう1つは、印加電圧の極性を切り替えることなく、電圧値と電圧印加時間を制御することにより、高抵抗状態と低抵抗状態の設定を可能とするもので、これはユニポーラ型といわれる。
高密度メモリセルアレイを実現するためには、ユニポーラ型が好ましい。ユニポーラ型の場合、トランジスタを用いることなく、ビット線及びワード線の交差部に可変抵抗素子とダイオード等の整流素子とを重ねるクロスポイント型のメモリセルとすることにより、セルアレイが構成できるからである。更にこのようなメモリセルアレイを三次元的に積層配列することにより、セルアレイ面積を増大させることなく、大容量を実現することが可能になる(特許文献1参照)。
特許文献1には、半導体基板上にメモリセルアレイが積層された三次元メモリセルアレイ構造を有する相変化メモリ装置が記載されている。この相変化メモリ装置において、選択メモリセルに接続されたビット線を“H”レベルから“L”レベルに制御するとともに、選択メモリセルに接続されたワード線を“L”レベルから“H”レベルに制御することにより、選択メモリセルに電流を流している。この電流を検知することにより、二値データの書き込み/読み出しを行っている。
しかし、メモリセルアレイ上の大部分の非選択メモリセルは、選択メモリセルが接続されたワード線及びビット線と異なるワード線及びビット線に接続されており、選択メモリセルとは逆バイアス電圧が印加される。メモリセルを構成するダイオードに逆方向バイアスの電圧が印加された場合、リーク電流が生じる。
また、メモリセルアレイが積層構造であり、1つの層が選択される場合には、他の層において、同様に逆バイアス電圧が印加されるメモリセルが多くなり、リーク電流が大きくなる事態が生じる。
特表2005−522045号公報
本発明は、逆バイアス電圧が印加されるメモリセルの数を少なくして、リーク電流を削減し、消費電力を低減することのできる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体記憶装置は、半導体基板と、この半導体基板上に積層され、互いに交差するように形成された複数の第1配線及び複数の第2配線、並びに前記第1配線と前記第2配線との各交差部に配置され、整流素子と可変抵抗素子とが直列接続されたメモリセルを含む複数のメモリセルアレイと、前記第1配線及び前記第2配線を選択駆動する制御回路とを備え、前記第1配線及び前記第2配線は、積層方向において互いに隣接する2つの前記メモリセルアレイにより共有されており、前記制御回路は、前記複数のメモリセルアレイのうち選択された第1のメモリセルアレイにおいて、選択した前記第1配線に第1の電位を与え且つ非選択の前記第1配線に前記第1電位よりも低い第1基準電位を与えると共に、選択した前記第2配線に前記第1電位よりも低い第2電位を与え且つ非選択の前記第2配線には前記第2の電位よりも高い第2基準電位を与え、前記第1のメモリセルアレイと前記第1配線を共有する非選択の第2のメモリセルアレイ、及び前記第1のメモリセルアレイから見て前記第2のメモリセルアレイよりも遠い側にある非選択の前記メモリセルアレイにおいて、前記第1配線及び前記第2配線に前記第1の電位を与え、前記第1のメモリセルアレイと前記第2配線を共有する非選択の第3のメモリセルアレイ、及び前記第1のメモリセルアレイから見て前記第3のメモリセルアレイよりも遠い側にある非選択の前記メモリセルアレイにおいて、前記第1配線及び前記第2配線に前記第2の電位を与えることを特徴とする。
この発明によれば、逆バイアス電圧が印加されるメモリセルの数を少なくして、リーク電流を削減し、消費電力を低減することのできる半導体記憶装置を提供することができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態において半導体記憶装置はメモリセルアレイが積層された三次元メモリセルアレイ構造を有する抵抗変化メモリ装置として説明する。しかし、この構成はあくまでも一例であって、本発明がこれに限定されるものでないことは言うまでもない。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る抵抗変化メモリ装置の基本構成、すなわち半導体基板1上のグローバルバス等の配線が形成される配線領域3とその上に積層されたメモリブロック2の構成を示している。
図1に示すように、メモリブロック2は、この例では8層のメモリセルアレイMA0〜MA7からなる。後述するように、各メモリセルアレイMAは、上下において隣接する別のメモリセルアレイとビット線又はワード線を共有している。すなわち、1本のワード線、ビット線は、1つのメモリセルアレイ中のメモリセルにのみ接続されるのではなく、上下に隣接する2つのメモリセルアレイ中のメモリセルに接続される。
メモリブロック2の直下の半導体基板1には、配線領域3が設けられる。配線領域3には、メモリブロック2に書き込み/読み出しされるデータを外部とやり取りするためのグローバルバス等が設けられる。また、この配線領域3には後述するカラムスイッチ等を含むカラム系制御回路や、ロウデコーダ等を含むロウ系制御回路が設けられていてもよい。
積層された各メモリセルアレイMAのワード線WL及びビット線BLと、半導体基板1上に形成された配線領域3とを接続するために、メモリブロック2の側面に垂直配線(ビアコンタクト)が必要になる。配線領域3の四辺には、ビット線コンタクト領域4及びワード線コンタクト領域5が設けられている。ビット線コンタクト領域4及びワード線コンタクト領域5には、ビット線BL及びワード線WLと制御回路とを接続するためのビット線コンタクト6及びワード線コンタクト7が形成される。ワード線WLは、その一端がワード線コンタクト領域5に形成されたワード線コンタクト7を介して配線領域3に接続されている。また、ビット線BLは、その一端がビット線コンタクト領域4に形成されたビット線コンタクト6を介して配線領域3に接続されている。
図1では、複数のメモリセルアレイMAを半導体基板1に垂直な方向(図1に示すz方向)に積層した1つのメモリブロック2について示しているが、実際にはこのような単位メモリブロック2がワード線WLの長手方向(図1に示すx方向)及びビット線BLの長手方向(図1に示すy方向)に複数個マトリクス状に配置される。
図1に示すように、本実施の形態のワード線コンタクト領域5では、各層のワード線WLが別々に用意された5列のコンタクトを介して配線領域3に接続されている。また、ビット線コンタクト領域4では、各層のビット線BLが別々に用意された4列のコンタクトを介して配線領域3に接続されている。本実施の形態では、ビット線BLは層毎に独立駆動され、ワード線WLについても層毎に独立駆動するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、下記に示す動作が可能な形式であれば、一部のビット線BL又はワード線WLが共通に1つのコンタクトに接続されるようにしてもよい。
図2は、抵抗変化メモリ装置のメモリセルアレイMAの等価回路を示す回路図である。ここで、図2に示すメモリセルアレイMAは、ワード線WLの長手方向(図2に示すx方向)及びビット線BLの長手方向(図2に示すy方向)にそれぞれ例えば1×10個の単位メモリセルMCが配置されている。1つのメモリセルアレイMA内では、単位メモリセルMCが二次元マトリクス状に配列されている。図示のようにワード線WLとビット線BLとの交差部に、整流素子例えばダイオードDiと可変抵抗素子VRとが直列接続された抵抗変化型の単位メモリセルMCが配置される。ここで、メモリセルMCを構成するダイオードDi及び可変抵抗素子VRの配置、極性も、図示のものに限定されない。
可変抵抗素子VRは例えば、電極/遷移金属酸化物/電極からなる構造を有するもの等であり、電圧、電流、熱等の印加条件により金属酸化物の抵抗値変化をもたらし、その抵抗値の異なる状態を情報として不揮発に記憶する。この可変抵抗素子VRとしては、より具体的には、カルコゲナイド等のように結晶状態と非晶質状態の相転移により抵抗値を変化させるもの(PCRAM)、金属陽イオンを析出させて電極間に架橋(コンタクティングブリッジ)を形成したり、析出した金属をイオン化して架橋を破壊したりすることで抵抗値を変化させるもの(CBRAM:Conductive Bridging RAM)、電圧あるいは電流印加により抵抗値が変化するもの(ReRAM)(電極界面に存在する電荷トラップにトラップされた電荷の存在の有無により抵抗変化が起きるものと、酸素欠損等に起因する伝導パスの存在の有無により抵抗変化が起きるものとに大別される。)等を用いることができる。
ユニポーラ型のReRAMの場合、メモリセルMCに対するデータの書き込みは、可変抵抗素子VRに例えば3.5V(ダイオードDiの電圧降下分を含めると実際には4.5V程度)の電圧、10nA程度の電流を10ns−100ns程度の時間印加する。これにより、可変抵抗素子VRが高抵抗状態から低抵抗状態へと変化する。以下、この可変抵抗素子VRを高抵抗状態から低抵抗状態へ変化させる動作をセット動作という。
セット動作後の低抵抗状態の可変抵抗素子VRに対し、0.8V(ダイオードDiの電圧降下分を含めると実際には1.8V程度)の電圧、1μA−10μA程度の電流を500ns−2μs程度の時間印加する。これにより、可変抵抗素子VRが低抵抗状態から高抵抗状態へと変化する。以下、この可変抵抗素子VRを低抵抗状態から高抵抗状態へ変化させる動作をリセット動作という。
メモリセルMCは、例えば高抵抗状態を安定状態(リセット状態)とし、例えば2値データ記憶であれば、リセット状態を低抵抗状態に変化させるセット動作によりデータの書き込みを行う。
メモリセルMCのリード動作は、可変抵抗素子VRに0.4V(ダイオードDiの電圧降下分を含めると実際には1.4V程度)の電圧を与え、可変抵抗素子VRを介して流れる電流をモニターする。これにより、可変抵抗素子VRが低抵抗状態にあるか高抵抗状態にあるかを判定する。
図2には、メモリセルMCのセット動作時において、選択されたメモリセルアレイMAに接続されたビット線BL及びワード線WLに印加される電圧が示されている。ここで、セット動作によりデータが書き込まれる選択メモリセルMCはMC11であるとして説明を行う。
メモリセルアレイMA上の選択メモリセルMC11に接続されていない非選択ビット線BL00、BL02、BL03は、“L”状態(電圧0V)である。セット動作時において、選択メモリセルMC11に接続された選択ビット線BL01は、“L”状態から“H”状態(電圧VSET)に駆動される。また、メモリセルアレイMA上の選択メモリセルMC11に接続されていない非選択ワード線WL00、WL02、WL03は、“H”状態(電圧VSET)である。
セット動作時において、選択メモリセルMC11に接続された選択ワード線WL01は、この“H”状態(電圧VSET)から“L”状態(0V)に駆動される。これにより、選択メモリセルMC11のダイオードDiが順方向バイアス状態となり電流が流れ、選択メモリセルMC11の可変抵抗素子VRが高抵抗状態から低抵抗状態へと変化し、セット動作が完了する。
図2に示す選択されたワード線WL01及び選択されたビット線BL01の交差部に接続され、破線A1により囲まれているメモリセルMC11のことを以下、選択状態にあるという。選択状態にあるメモリセルMC11に対して、ビット線BL01(電圧VSET)からワード線WL01(電圧0V)へとダイオードDiの順方向にセット電圧が印加され、メモリセルMC11にセット電流(10nA程度)が流れることになる。この電流によりメモリセルMC11に対してセット動作が行われる。
図2に示す選択されたワード線WL01及び非選択のビット線BL00、BL02、BL03の交差部に接続され、破線A2により囲まれているメモリセルMCのことを以下、半選択状態にあるという。半選択状態のメモリセルMCには、セット動作時にも電圧が印加されない。同様に、選択されたビット線BL01及び非選択のワード線WL00、WL02、WL03の交差部に接続され、破線A3により囲まれているメモリセルMCのことも以下、半選択状態である。
図2に示す非選択のワード線WL00、WL02、WL03及び非選択のビット線BL00、BL02、BL03の交差部に接続され、破線A4により囲まれているメモリセルMCのことを以下、非選択状態にあるという。非選択状態にあるメモリセルMCに対して、ワード線WL(電圧VSET)からビット線BL(電圧0V)へとダイオードDiの逆バイアス電圧が印加され、非選択メモリセルMCにリーク電流が流れることになる。
図3及び図4に示すように、各メモリセルアレイMAは、ワード線WL及び/又はビット線BLを上下方向において隣接する他のメモリセルアレイMAと共有している。奇数番目のメモリセルアレイMA1,3,5,7では、その上部にワード線WL1〜4が配設され、下部にビット線BL0〜3が配置されており、その交差部にメモリセルMCが配置されている。そして、そのワード線WLを、その上層に位置する他のメモリセルアレイMAと共有し、また、ビット線BLを、その下層に位置する他のメモリセルアレイMAと共有している。一方、偶数番目のメモリセルアレイMA0,2,4,6では、その上部にビット線BL0〜3が配設され、下部にワード線0〜3が配設されており、これらの交差部にメモリセルMCが配置されている。そして、そのワード線WLを、その下層に位置する他のメモリセルアレイMAと共有し、また、ビット線BLを、その上層に位置する他のメモリセルアレイMAと共有している。奇数番目、偶数番目いずれのメモリセルMAにおいても、ビット線BL側にダイオードDiのアノードが接続され、ワード線WL側にダイオードDiのカソードが接続されている。従って、ビット線BLの電圧が、ワード線WLの電圧よりも所定値以上大きく所定値以上の淳バイアス電圧が印加される場合において、その交差部のメモリセルMCにセット動作等が実行される。
[制御回路の構成]
次に、ビット線BL及びワード線WLにこのような電圧を印加するためのカラム系制御回路及びロウ系制御回路の構成について説明する。ここでは、ワード線方向に2Kbit(=2048bit)、ビット線方向に512bitのメモリセルMCを配列して1MbitのメモリセルアレイMAを構成する場合を例として説明する。図5は、抵抗変化メモリ装置のカラム系制御回路及びロウ系制御回路の配置例を示すブロック図である。
図5に示されるように、ロウ系制御回路は、例えばロウデコーダ10、メインロウデコーダ11、書き込み駆動線ドライバ12、ロウ電源線ドライバ13及びロウ系周辺回路14により構成される。また、カラム系制御回路は、例えばカラムスイッチ20、カラムデコーダ21、センスアンプ/書き込みバッファ22、カラム電源線ドライバ23及びカラム系周辺回路24により構成される。
本実施の形態に係るワード線は階層化構造を有しており、メインロウデコーダ11は、256対のメインワード線MWLx、MWLbx(x=<255:0>)のいずれか一対を選択駆動する。一例として、選択されたメインワード線MWLx、MWLbxでは、メインワード線MWLxが“H”状態となり、メインワード線MWLbxが“L”状態となる。
逆に、非選択のメインワード線MWLx、MWLbxでは、メインワード線MWLxが“L”状態となり、メインワード線MWLbxが“H”状態となる。一対のメインワード線MWLx、MWLbxはロウデコーダ10に接続され、ロウデコーダ10は、メインワード線MWLx、MWLbxの階層下にある8本のワード線WLx<7:0>のうちの1本を選択駆動する。
メインロウデコーダ11により選択駆動されたメインワード線MWLx、MWLbxに接続されたロウデコーダ10が更にワード線WLを選択駆動することにより、1本のワード線WLが選択駆動される。書き込み駆動線ドライバ12には8本の書き込み駆動線WDRV<7:0>及びロウ電源線VRowが接続され、ロウ電源線ドライバ13にはロウ電源線VRowが接続されている。
このロウ電源線VRowには、非選択のメインワード線MWL、MWLbxの階層下のワード線WL、及び選択されたメインワード線MWL、MWLbxの階層下の非選択のワード線WLに供給される電圧(VSET)が印加される。書き込み駆動線WDRV<7:0>及びロウ電源線VRowはロウデコーダ10に接続され、ロウデコーダ10がワード線WLを駆動するための電圧が印加される。具体的には、セット動作時において8本の書き込み駆動線WDRV<7:0>のうち選択ワード線WLに対応する1本の書き込み駆動線WDRVに電圧Vss(=0V)を供給し、それ以外の7本には電圧VSETを供給する。
ロウ系周辺回路14は、この抵抗変化メモリ装置全体の管理を行うもので、外部のホスト装置からの制御信号を受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。
本実施の形態に係るビット線も階層化構造を有しており、カラムデコーダ21は、64対のカラム選択線CSLy、CSLby(y=<63:0>)のいずれか一対を選択駆動する。一例として、選択されたカラム選択線CSLy、CSLbyでは、カラム選択線CSLyが“H”状態となり、カラム選択線CSLbyが“L”状態となる。逆に、非選択のカラム選択線CSLy、CSLbyでは、カラム選択線CSLyが“L”状態となり、カラム選択線CSLbyが“H”状態となる。一対のカラム選択線CSLy、CSLbyはカラムスイッチ20に接続され、カラムスイッチ20は、カラム選択線CSLy、CSLbyの階層下にある8本のビット線BLy<7:0>のうちの1本を選択駆動する。
カラムデコーダ21により選択駆動されたカラム選択線CSLy、CSLbyに接続されたカラムスイッチ20が更にビット線BLを選択駆動することにより、1本のビット線BLが選択駆動される。センスアンプ/書き込みバッファ22は、ローカルデータ線LDQ<7:0>に読み出された信号を検知増幅するとともに、データ入出力線IO<7:0>から入力される書き込みデータをカラムスイッチ20を介してメモリセルMCに供給するものである。センスアンプ/書き込みバッファ22には、8本のローカルデータ線LDQ<7:0>及びカラム電源線VCol1が接続され、カラム電源線ドライバ23にはカラム電源線VCol1、VCol2が接続されている。ローカルデータ線LDQ<7:0>及びカラム電源線VCol1、VCol2はカラムスイッチ20に接続され、カラムスイッチ20がビット線BLを駆動するための電圧が印加される。具体的には、セット動作時において8本のローカルデータ線LDQ<7:0>のうち選択ビット線BLに対応する1本のローカルデータ線LDQに電圧VSETを供給し、それ以外の7本には電圧0Vを供給する。カラム系周辺回路24は、この抵抗変化メモリ装置全体の管理を行うもので、外部のホスト装置からの制御信号を受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。
次に、図6〜図9を参照して、ロウ系制御回路の構成を詳細に説明する。図6〜図9は抵抗変化メモリ装置のロウ系制御回路の構成例を示す回路図である。
[ロウデコーダ10の構成]
図5及び図6に示されるように、ロウデコーダ10には256対のメインワード線MWLx及びMWLbx(x=<255:0>)のいずれか一対、ロウ電源線VRow並びに書き込み駆動線WDRV<7:0>が接続されている。また、ロウデコーダ10には、ワード線WLx<7:0>が接続されており、このワード線WLx<7:0>は一列に並んで設けられた複数のメモリセルMCに接続されている。前述のように1つのロウデコーダ10に接続されるワード線WLx<7:0>はワード線WLx0〜ワード線WLx7までの8本の配線からなる。同様に、書き込み駆動線WDRV<7:0>は、WDRV0〜WDRV7までの8本の配線からなる配線である。図6に示すように、ロウデコーダ10は、2つのNMOSトランジスタQN1及びQN2のソースを互いに接続してなる8対のトランジスタ対から構成されている。トランジスタQN1のゲートにメインワード線MWLbxが、ドレインにロウ電源線VRowが接続されている。また、トランジスタQN2のゲートにメインワード線MWLxが、ドレインに書き込み駆動線WDRV<7:0>のいずれか1本が接続されている。そして、トランジスタQN1及びQN2のソースはともにワード線WLx<7:0>のいずれか1本に接続されている。
[メインロウデコーダ11の構成]
図5及び図7に示されるように、メインロウデコーダ11には256対のメインワード線MWLx及びMWLbx(x=<255:0>)、並びにアドレス信号線が接続されている。本実施の形態に係る抵抗変化メモリ装置のワード線は階層化構造を有している。メインロウデコーダ11はプリデコーダであり、一組のメインワード線MWLx、MWLbxは1つのロウデコーダ10内の8つのトランジスタ対(図6のQN1、QN2)にそれぞれ接続され、1つのロウデコーダ10は8本のワード線WLx<7:0>のいずれか1本を選択することができる。メインロウデコーダ11は、図7に示すような回路を、1対のメインワード線MWLx、MWLbxごとに有している。
図7に示すように、1つのメインロウデコーダ11において、メインロウデコーダ11に接続されたアドレス信号線は、論理ゲートGATE1に接続される。論理ゲートGATE1の出力信号はレベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP1及びNMOSトランジスタQN3からなるCMOSインバータCMOS1の入力端子に供給される。トランジスタQP1のソースに電源VSETHが接続され、トランジスタQN3のソースは接地されている。そして、トランジスタQP1及びQN3のドレインはともにメインワード線MWLxに接続される。また、メインワード線MWLxは、PMOSトランジスタQP2及びNMOSトランジスタQN4からなるCMOSインバータCMOS2に接続されている。トランジスタQP2のソースにも電源VSETHが接続され、トランジスタQN4のソースは接地されている。そして、トランジスタQP2及びQN4のドレインはともにメインワード線MWLbxに接続される。
[書き込み駆動線ドライバ12の構成]
図5及び図8に示されるように、書き込み駆動線ドライバ12には、ロウ電源線VRow及びアドレス信号線が接続されている。ここで、書き込み駆動線ドライバ12も、プリデコーダである。書き込み駆動線ドライバ12に接続されたアドレス信号線は、論理ゲートGATE2に接続され、論理ゲートGATE2の出力信号はレベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP3及びNMOSトランジスタQN5からなるCMOSインバータCMOS3の入力端子に供給される。トランジスタQP3のソースには、後述するように電圧VSETが印加されているロウ電源線VRowが接続され、トランジスタQN5のソースは接地されている。そして、トランジスタQP3及びQN5のドレインはともに書き込み駆動線WDRV<7:0>に接続される。
[ロウ電源線ドライバ13の構成]
図5及び図9に示されるように、ロウ電源線ドライバ13には、ロウ電源線VRow及び制御信号線が接続されている。ロウ電源線ドライバ13において、電源VREADがPMOSトランジスタQP4を介して、電源VRESETがPMOSトランジスタQP5を介してそれぞれロウ電源線VRowに接続されている。トランジスタQP4のゲートには制御信号READonが供給され、トランジスタQP5のゲートには制御信号RESETonが供給される。制御信号READon、RESETonは、それぞれデータ読み出し時、リセット動作時に“H”状態から“L”状態となる。また、ロウ電源線ドライバ13には、電源VSETHが接続されている。電源VSETHはNMOSトランジスタQN6のドレイン及びゲートに接続され、トランジスタQN6のソースは、PMOSトランジスタQP6のソースに接続されている。PMOSトランジスタQP6のドレインはロウ電源線VRowに接続されている。トランジスタQP6のゲートには制御信号SETonが供給される。
次に、図10〜図13を参照して、カラム系制御回路の構成を詳細に説明する。図10〜図13は抵抗変化メモリ装置のカラム系制御回路の構成例を示す回路図である。
[カラムスイッチ20の構成]
図5及び図10に示されるように、カラムスイッチ20には64対のカラム選択線CSLy及びCSLby(y=<63:0>)のいずれか一対、カラム電源線VCol2並びにローカルデータ線LDQ<7:0>が接続されている。また、カラムスイッチ20には、ビット線BLy<7:0>が接続されており、このビット線は一列に並んで設けられた複数のメモリセルMCに接続されている。前述のように、1つのカラムスイッチ20に接続されるビット線BLy<7:0>はビット線BLy0〜ビット線BLy7までの8本の配線からなる。同様に、ローカルデータ線LDQ<7:0>は、LDQ0〜LDQ7までの8本の配線からなる配線である。図10に示すように、カラムスイッチ20は、2つのNMOSトランジスタQN11及びQN12のソースを互いに接続してなる8対のトランジスタ対から構成されている。トランジスタQN11のゲートにカラム選択線CSLyが、ドレインにローカルデータ線LDQ<7:0>のいずれか1本が接続されている。
また、トランジスタQN12のゲートにカラム選択線CSLyが、ドレインにカラム電源線VCol2が接続されている。そして、トランジスタQN11及びQN12のソースはともにビット線BLy<7:0>のいずれか1本に接続されている。
[カラムデコーダ21の構成]
図5及び図11に示されるように、カラムデコーダ21には64対のカラム選択線CSLy及びCSLby(y=<63:0>)、並びにアドレス信号線が接続されている。本実施の形態に係る抵抗変化メモリ装置において、一組のカラム選択線CSLy、CSLbyは1つのカラムスイッチ20内の8つのトランジスタ対(図10のQN11、QN12)にそれぞれ接続され、1つのカラムスイッチ20は8本のビット線BLy<7:0>のいずれか1本を選択することができる。
カラムデコーダ21は、図11に示すような回路を、一対のカラム選択線CSLy、CSLby毎に有している。図11に示すように、1つのカラムデコーダ21において、カラムデコーダ21に接続されたアドレス信号線は、論理ゲートGATE3に接続される。論理ゲートGATE3の出力信号はレベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP11及びNMOSトランジスタQN13からなるCMOSインバータCMOS11の入力端子に供給される。トランジスタQP11のソースに電源VSETHが接続され、トランジスタQN13のソースは接地されている。そして、トランジスタQP11及びQN13のドレインはともにカラム選択線CSLyに接続されている。また、カラム選択線CSLyは、PMOSトランジスタQP12及びNMOSトランジスタQN14からなるCMOSインバータCMOS12に接続されている。トランジスタQP12のソースにも電源VSETHが接続され、トランジスタQN14のソースは接地されている。そして、トランジスタQP12及びQN14のドレインはともにカラム選択線CSLbyに接続されている。
[センスアンプ/書き込みバッファ22の構成]
図5及び図12に示されるように、センスアンプ/書き込みバッファ22には、カラム電源線VCol1、ローカルデータ線LDQ<7:0>及びデータ入出力線IO<7:0>が接続されている。まず、書き込みバッファ部分について、その構成を説明する。センスアンプ/書き込みバッファ22に接続されたデータ入出力線IO<7:0>は、レベルシフタL/Sを介してPMOSトランジスタQP13及びNMOSトランジスタQN15からなるCMOSインバータCMOS13に接続される。トランジスタQP13のソースにはカラム電源線VCol1が接続されている。カラム電源線VCol1には後述するように電圧VSETが印加されている。また、トランジスタQN15のソースには、カラム電源線VCol2が接続されている。そして、トランジスタQP13及びQN15のドレインはともにスイッチSW1を介してローカルデータ線LDQ<7:0>に接続されている。次にセンスアンプ部分について、その構成を説明する。センスアンプ/書き込みバッファ22に接続されたデータ入出力線IO<7:0>は、センスアンプS/Aに接続される。センスアンプS/Aとしては、シングルエンド型、参照セルを用いた差動型等、種々のタイプを用いるとこができる。センスアンプS/Aの出力端子はスイッチSW2を介してローカルデータ線LDQ<7:0>に接続されている。
[カラム電源線ドライバ23の構成]
図5及び図13に示されるように、カラム電源線ドライバ23には、カラム電源線VCol1及びVCol2、並びに制御信号線が接続されている。カラム電源線ドライバ23において、電源VRESETがPMOSトランジスタQP15を介してカラム電源線VCol1に接続されている。トランジスタQP15のゲートには制御信号RESETonが供給される。また、電源VSETHがNMOSトランジスタQN16のドレイン及びゲートに接続され、トランジスタQN16のソースはPMOSトランジスタQP14を介してカラム電源線VCol1に接続されている。トランジスタQP14のゲートには制御信号SETonが供給される。
次に、このように構成された抵抗変化メモリ装置のセット動作について説明する。まず、選択されたメモリセルアレイMAに対するセット動作時における抵抗変化メモリ装置のロウ系制御回路の動作について説明する。図5に示すようにワード線WLは階層化構造を有している。メインロウデコーダ11及びロウデコーダ10により選択駆動されるワード線WLx<7:0>には、書き込み駆動線WDRV<7:0>又はロウ電源線VRowに印加されている電圧が印加される。まず、ロウデコーダ10に接続された書き込み駆動線WDRV<7:0>及びロウ電源線VRowに対する電圧の印加動作について説明する。
[ロウ電源線ドライバ13の動作]
セット動作時には、ロウ電源線ドライバ13において、トランジスタQP6のゲートに供給されていた制御信号(SETon信号)が“L”状態になり導通する。電源VSETHの電圧VSETHはNMOSトランジスタQN6により転送されて電圧VSETとなる。セット動作時に、ロウ電源線ドライバ13はロウ電源線VRowを電圧VSETに駆動する。
[書き込み駆動線ドライバ12の動作]
書き込み駆動線ドライバ12の論理ゲートGATE2には、アドレス信号が入力される。このアドレス信号に基づき、論理ゲートGATE2は、アドレス信号に対応する一の書き込み駆動線(例えばWDRV1)について、“H”信号を、対応しない他の書き込み駆動線について“L”信号をCMOSインバータCMOS3の入力端子に供給する。アドレス信号に対応する書き込み駆動線(例えばWDRV1)の場合、CMOSインバータCMOS3の入力端子には“H”信号が供給され、導通したトランジスタQN5を介して接地電圧Vss(例えば0V)が書き込み駆動線WDRV1に印加される。アドレス信号に対応しない書き込み駆動線の場合、CMOSインバータCMOS3の入力端子には“L”信号が供給され、導通したトランジスタQP3を介してロウ電源線VRowの電圧VSETが書き込み駆動線WDRVに印加される。
次に、メインロウデコーダ11及びロウデコーダ10によるメインワード線MWLx、MWLbxとワード線WLx<7:0>の選択駆動動作について説明する。
[メインロウデコーダ11の動作]
メインロウデコーダ11の論理ゲートGATE1の入力端子にも、アドレス信号が供給される。このアドレス信号に基づき、論理ゲートGATE1は、x=<255:0>のうち選択されたx(例えばx=0)について“L”信号を、選択されていないxについて“H”信号をCMOSインバータCMOS1の入力端子に供給する。まず、選択されたx(例えばx=0)について説明する。選択されたx(例えばx=0)の場合、CMOSインバータCMOS1の入力端子には“L”信号が供給され、導通したトランジスタQP1を介して電源VSETHの“H”信号がメインワード線MWL0に供給される。また、メインワード線MWL0の“H”信号は、CMOSインバータCMOS2の入力端子に供給され、導通したトランジスタQN4を介して接地電圧Vssの“L”信号がメインワード線MWLb0に供給される。すなわち、選択されたx(例えばx=0)の場合、メインワード線MWL0には、“H”信号、メインワード線MWLb0には“L”信号が供給される。
次に、選択されていないxについて説明する。選択されていないxの場合、CMOSインバータCMOS1の入力端子には“H”信号が供給され、導通したトランジスタQN3を介して接地電圧Vssの“L”信号がメインワード線MWLxに供給される。また、メインワード線MWLxの“L”信号は、CMOSインバータCMOS2の入力端子に供給され、導通したトランジスタQP2を介して電源VSETHの“H”信号がメインワード線MWLbxに供給される。すなわち、選択されていないxの場合、メインワード線MWLxには、“L”信号、メインワード線MWLbxには“H”信号が供給される。
[ロウデコーダ10の動作]
ロウデコーダ10は、メインワード線MWLx及びMWLbxに供給された信号に基づき、ロウ電源線VRow又は書き込み駆動線WDRVの電圧をワード線WLに対して印加する。選択されたx(例えばx=0)の場合、メインワード線MWL0には、“H”信号、メインワード線MWLb0には“L”信号が供給されている。ロウデコーダ10のトランジスタQN1のゲートに“L”信号が供給され、トランジスタQN2のゲートに“H”信号が供給されるため、WL0<7:0>には導通したトランジスタQN2を介して書き込み駆動線WDRV<7:0>の電圧が印加される。ここで、アドレス信号に対応する書き込み駆動線(例えばWDRV1)には、接地電圧(例えば0V)が印加され、アドレス信号に対応しない書き込み駆動線には、ロウ電源線VRowの電圧(VSET)が印加されている。ワード線WL0<7:0>のうち、アドレス信号に対応するワード線WL01の1本のみに接地電圧(例えば0V)が印加され、その他のワード線WLには電圧VSETが印加される。
また、選択されていないxの場合、メインワード線MWLxには、“L”信号、メインワード線MWLbxには“H”信号が供給されている。ロウデコーダ10のトランジスタQN1のゲートに“H”信号が供給され、トランジスタQN2のゲートに“L”信号が供給されるため、ワード線WLx<7:0>には導通したトランジスタQN1を介してロウ電源線VRowの電圧VSETが印加される。これにより、セット動作時にはアドレス信号により選択された1本のワード線WL01のみに接地電圧(0V)が印加され、その他の全てのワード線にはロウ電源線VRowの電圧VSETが印加される。
次に、セット動作時における抵抗変化メモリ装置のカラム系制御回路の動作について、図5及び図10〜図13を参照して説明する。カラムデコーダ21及びカラムスイッチ20により選択駆動されるビット線BLy<7:0>には、ローカルデータ線LDQ<7:0>又はカラム電源線VCol2に印加されている電圧が印加される。まず、カラムスイッチ20に接続されたローカルデータ線LDQ<7:0>及びカラム電源線VCol1、VCol2に対する電圧の印加動作について説明する。
[カラム電源線ドライバ23の動作]
セット動作時には、カラム電源線ドライバ23において、トランジスタQP14のゲートに供給されていた制御信号(SETon信号)が“L”状態になり導通する。電源VSETHの電圧VSETHはNMOSトランジスタQN16により転送されて電圧VSETとなり、電圧VSETでカラム電源線VCol1を駆動する。
[センスアンプ/書き込みバッファ22の動作]
センスアンプ/書き込みバッファ22において、セット動作時に書き込みバッファ部のスイッチSW1がオンとなり導通状態になるとともに、センスアンプ部のスイッチSW2がオフとなり非導通状態になる。センスアンプ/書き込みバッファ22には、データ入出力線IO<7:0>より書き込みデータが供給される。この書き込みデータがレベルシフタL/Sを介してCMOSインバータCMOS13の入力端子に供給される。このデータに応じてローカルデータ線LDQ<7:0>には電圧VSET又は電圧0Vが印加される。
次に、カラムデコーダ21及びカラムスイッチ20によるカラム選択線CSLy、CSLbyとビット線BLy<7:0>の選択駆動動作について説明する。
[カラムデコーダ21の動作]
カラムデコーダ21の論理ゲートGATE1の入力端子には、アドレス信号が供給される。このアドレス信号に基づき、論理ゲートGATE3は、y=<63:0>のうち選択されたy(例えばy=0)について“L”信号を、選択されていないyについて“H”信号をCMOSインバータCMOS11の入力端子に供給する。まず、選択されたy(例えばy=0)について説明する。選択されたy(例えばy=0)の場合、CMOSインバータCMOS11の入力端子には“L”信号が供給され、導通したトランジスタQP11を介して電源VSETHの“H”信号がカラム選択線CSL0に供給される。また、カラム選択線CSL0の“H”信号は、CMOSインバータCMOS12の入力端子に供給され、導通したトランジスタQN14を介して接地電圧Vssの“L”信号がカラム選択線CSLb0に供給される。すなわち、選択されたy(例えばy=0)の場合、カラム選択線CSL0には、“H”信号、カラム選択線CSLb0には“L”信号が供給される。
次に、選択されていないyについて説明する。選択されていないyの場合、CMOSインバータCMOS11の入力端子には“H”信号が供給され、導通したトランジスタQN13を介して接地電圧Vssの“L”信号がカラム選択線CSLyに供給される。また、カラム選択線CSLyの“L”信号は、CMOSインバータCMOS12の入力端子に供給され、導通したトランジスタQP12を介して電源VSETHの“H”信号がカラム選択線CSLbyに供給される。すなわち、選択されていないyの場合、カラム選択線CSLyには、“L”信号、カラム選択線CSLbyには“H”信号が供給される。
[カラムスイッチ20の動作]
カラムスイッチ20は、カラム選択線CSLy及びCSLbyに供給された信号に基づき、カラム電源線VCol2又はローカルデータ線LDQの電圧をビット線BLに対して印加する。選択されたy(例えばy=0)の場合、カラム選択線CSL0には、“H”信号、カラム選択線CSLb0には“L”信号が供給されている。カラムスイッチ20のトランジスタQN11のゲートに“H”信号が供給され、トランジスタQN12のゲートに“L”信号が供給されるため、ビット線BL0<7:0>には導通したトランジスタQN12を介してローカルデータ線LDQ<7:0>の電圧が印加される。
ここで、アドレス信号に対応するローカルデータ線(例えばLDQ1)には、カラム電源線VCol1の電圧(VSET)が印加され、アドレス信号に対応しないローカルデータ線には0Vが印加されている。ビット線BL<7:0>のうち、アドレス信号に対応するビット線BL01の1本のみにカラム電源線VCol1の電圧(VSET)が印加され、その他のビット線BLには電圧0Vが印加される。
また、選択されていないyの場合、カラム選択線CSLyには、“L”信号、カラム選択線CSLbyには“H”信号が供給されている。ロウデコーダ10のトランジスタQN11のゲートに“L”信号が供給され、トランジスタQN12のゲートに“H”信号が供給されるため、ビット線BLy<7:0>には導通したトランジスタQN11を介してカラム電源線VCol2の電圧(0V)が印加される。これにより、セット動作時にはアドレス信号により選択された1本のビット線BL01のみにカラム電源線VCol1の電圧(VSET)が印加され、その他の全てのビット線にはカラム電源線VCol2の電圧(0V)が印加される。
このように、選択されたメモリセルアレイMA(ここでは、メモリセルアレイMA3が選択されるものとして説明する)においては、複数のビット線BLのうち1本の選択ビット線BLのみに電圧VSETが印加され、その他のビット線には電圧0Vが印加される。一方、複数のワード線WLのうち、選択ワード線WLのみに電圧0Vが印加され、その他のワード線WLには電圧VSETが印加される。
本実施の形態の抵抗メモリ装置は、積層された複数のメモリセルアレイMAにおいてビット線BL及びワード線WLが共有されている。この場合、非選択のメモリセルアレイMAのビット線BL、ワード線WLには、誤書き込み等が生じないような電圧を印加する必要がある。一方で、そうした電圧の印加によるリーク電流を最小限に抑えたいという要請もある。
そこで、本実施の形態では、図14に示すような電圧を非選択のメモリセルアレイMAに配設されたビット線BL及びワード線WLに印加し、リーク電流を最小限に抑制している。
図14は、各メモリセルアレイMA0〜7に配設されるワード線WL、ビット線BLに印加される電圧を符号「H」、「(H)」、「L」、「(L)」示すと共に、各メモリセルアレイMA0〜7での電圧印加状態を図示している。
符号「H」は、あるメモリセルアレイMAに配設された全てのワード線WL又はビット線BLの電圧が”H”(VSET)とされていることを示している。
符号「L」は、あるメモリセルアレイMAに配設された全てのワード線WL又はビット線BLの電圧が”L”(0V)とされていることを示している。
また、符号「(H)」(括弧付き)は、あるメモリセルアレイMAに配設されたワード線WL又はビット線BLのうち、選択されたワード線WL又はビット線BLの電圧のみが”H”(VSET)であり、その他は”L”(0V)であることを示している。
また、符号「(L)」(括弧付き)は、あるメモリセルアレイMAに配設されたワード線WL又はビット線BLのうち、選択されたワード線WL又はビット線BLの電圧のみが”L”(0V)であり、その他は”H”(VSET)であることを示している。
一例として、メモリセルアレイMA3が選択されている場合、このメモリセルアレイMA3に配設されたビット線BL1の電圧は「(H)」の状態であり、ワード線WL2は(L)の状態である。この場合、本実施の形態では、メモリセルアレイMA3とビット線BL1を共有する非選択のメモリセルアレイMA2、及びこのメモリセルアレイMA2よりもメモリセルアレイMA3から見て遠い側にある非選択のメモリセルアレイMA(MA1、MA0)に配設された全てのワード線WL、ビット線BLの電圧を「H」の状態にする(図14参照)。
一方、メモリセルアレイMA3とワード線線WL2を共有するメモリセルアレイMA4、及びこのメモリセルアレイMA4よりもメモリセルアレイMA3から見て遠い側にある非選択のメモリセルアレイMA(MA5〜7)に配設された全てのワード線WL、ビット線BLの電圧を「L」の状態にする(図14参照)。
このような電圧が非選択のメモリセルアレイMA0−2、MA4−7のワード線WL及びビット線BLに印加される場合、選択されたメモリセルアレイMA3に隣接するメモリセルアレイMA2、MA4内のメモリセルMCには逆バイアス電圧が印加されるが、その他のメモリセルアレイMA0、MA1、MA5、MA6、MA7内のメモリセルMCには、逆バイアス電圧が印加されない(0V)。このため、リーク電流による消費電力の増加等を最小限に抑えることができる。
ここで、比較例として、非選択のメモリセルアレイMA0−2、MA4−7に配設されたワード線WLの電圧を全て「H」状態に、ビット線BLの電圧を全て「L」状態とした場合について、図15を参照して説明する。この場合、非選択のメモリセルアレイMAにおいては、メモリセルにおいて順方向バイアス電圧が印加されることが回避され、誤書き込み等は生じないが、一方で、ほとんどのメモリセルに逆バイアス電圧が印加されており、リーク電流の増加による消費電力の増大が懸念される。
この点、本実施の形態では、逆バイアス電圧が印加されるのは、選択されたメモリセルアレイMA3に隣接するメモリセルアレイMA2、MA4の2つのみであるので、消費電力が大幅に低減される。
ここで、本実施の形態に係る抵抗変化メモリ装置における、書き込み動作(セット動作)の手順を図16を参照して説明する。この実施の形態では、図16に示すように、例えばメモリセルアレイMAiへの書き込みを実行した後は、これに隣接するメモリセルアレイMAi+1への書き込みを実行し、以下、順に隣接する上層のメモリセルアレイMAi+1、MAi+2・・・に順次書き込み動作を実行する。
書き込み動作を実行するメモリセルアレイMAを切り替える場合、書き込みが完了した直後のメモリセルアレイMAiと、次に書き込みを実行すべきメモリセルアレイMAi+1に配設されたワード線WL又はビット線BLでは、大きな電圧の変更はない(例えば、「(L)」状態から「H」状態に変わるなど、複数本のうちのビット線BL又はワード線WLの1本の電圧のみが変化する)。一方、それ以外のメモリセルアレイMAにおいては、ワード線WL又はビット線BLの電圧が「H」状態と「L」状態との間で大きく変化する。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を、図17を参照して説明する。この実施の形態は、メモリ装置の構成自体は第1の実施の形態と同様であり、選択されるメモリセルアレイMAが切り替わる場合における動作のみが第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、図17に示すように、1つのメモリセルアレイMAiの書き込みが終了した場合、次のステップでは、隣接するメモリセルアレイMAi+1ではなく、1つ飛びのメモリセルアレイMAi+2が選択される点で、第1の実施の形態と異なっている。第1の実施の形態のように、隣接するメモリセルアレイMAi+1を順次選択する場合には、書き込み済みのメモリセルアレイMAi、及びメモリセルアレイMAi+1以外の非選択メモリセルアレイMAに配設されたワード線WL、ビット線BLは、「H」状態と「L」状態との間で繰り返し変化する。このような変化をさせることは、配線の寄生容量への充放電を繰り返すこととなり、動作速度の低下と共に消費電力の増大を招く。
一方、本実施の形態のように、1つ飛びでメモリセルアレイMAを選択する場合には、図17に示すように、これら非選択メモリセルアレイMAのビット線BL、ワード線WLも、「H」状態と「L」状態との間での切替回数が少なくなる。従って、第1の実施の形態に比べ、動作速度の向上及び消費電力の低減を図ることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を、図18を参照して説明する。
この実施の形態は、選択されたメモリセルアレイMAにおいて、非選択のワード線WL、及び非選択のビット線BLに印加する電圧が第1の実施の形態と異なっている。すなわち、この実施の形態では、メモリセルMC11を選択してセット動作を行う場合において、”L”状態の非選択ビット線BL00、BL02、BL03にも微小な正のバイアス電圧Vαが印加され、選択ビット線BL01は、“L”状態(電圧Vα)から“H”状態(本実施の形態では電圧VSET)に駆動される。
また、”H”状態の非選択ワード線WL00、WL02、WL03には、上記のバイアス電圧Vαの分電圧VSETより小さい電圧(VSET−Vα)が印加される。そして、”L”状態とされる選択ワード線WL01は、この“H”状態(電圧VSET−Vα)から“L”状態(例えば電圧Vss=0V)に駆動される。
この実施の形態では、半選択状態のメモリセルMCにも微小な逆バイアス電圧Vαが印加されるが、非選択状態のメモリセルMCに印加される逆バイアス電圧は、電圧VSETではなく、VSET−2Vαとなるので、リーク電流を第1の実施の形態に比べ抑制することができる。
図18では、非選択ビット線BLに電圧Vαを、非選択のワード線WLに電圧VSET−Vαを印加する例を示したが、これに限らず、例えば、以下のような電圧が印加されるのであってもよい。
(1)非選択ビット線BLに電圧Vαを、非選択のワード線WLに電圧VSETを印加
(2)非選択ビット線BLに電圧0Vを、非選択のワード線WLに電圧VSET−Vαを印加
(3)非選択ビット線BLに電圧Vαを、非選択のワード線WLに電圧VSET−Vβを印加(Vα≠Vβ)
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。例えば、上記の実施の形態では、ワード線コンタクト、ビット線コンタクトをワード線、ビット線毎に独立して形成する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。ビット線、ワード線への供給電圧を切り替える切替回路を設けることにより、1つのビット線コンタクト又はワード線コンタクトを複数のワード線またはビット線により共有することも可能である。
第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のメモリセルアレイの等価回路を示す回路図である。 メモリブロック2のx-z平面での断面図を示す。 メモリブロック2のy-z平面での断面図を示す。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のカラム系/ロウ系制御回路の配置例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のロウ系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のロウ系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のロウ系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のロウ系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のカラム系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のカラム系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のカラム系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態の抵抗変化メモリ装置のカラム系制御回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態において、非選択のメモリセルアレイMAのビット線BL及びワード線WLに印加される電圧を示す概念図である。 第1の実施の形態の比較例において、非選択のメモリセルアレイMAのビット線BL及びワード線WLに印加される電圧を示す概念図である。 第1の実施の形態において、非選択のメモリセルアレイMAのビット線BL及びワード線WLに印加される電圧を示す概念図である。 第2の実施の形態において、非選択のメモリセルアレイMAのビット線BL及びワード線WLに印加される電圧を示す概念図である。 本発明の第3の実施の形態を示す概念図である。
符号の説明
1・・・半導体基板、 2・・・メモリブロック、 3・・・配線領域、 4・・・ビット線コンタクト領域、 5・・・ワード線コンタクト領域、 6・・・ビット線コンタクト、 7・・・ワード線コンタクト、 10・・・ロウデコーダ、 11・・・メインロウデコーダ、 12・・・書き込み駆動線ドライバ、 13・・・ロウ電源線ドライバ、 14・・・ロウ系周辺回路、 20・・・カラムスイッチ、 21・・・カラムデコーダ、 22・・・センスアンプ/書き込みバッファ、 23・・・カラム電源線ドライバ、 24・・・カラム系周辺回路、 MA・・・メモリセルアレイ、 MC・・・メモリセル、 VR・・・可変抵抗素子、 Di・・・ダイオード、 BL・・・ビット線、 WL・・・ワード線、 MWL・・・メインワード線 CSL・・・カラム選択線。

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    この半導体基板上に積層され、互いに交差するように形成された複数の第1配線及び複数の第2配線、並びに前記第1配線と前記第2配線との各交差部に配置され、整流素子と可変抵抗素子とが直列接続されたメモリセルを含む複数のメモリセルアレイと、
    前記第1配線及び前記第2配線を選択駆動する制御回路と
    を備え、
    前記第1配線及び前記第2配線は、積層方向において互いに隣接する2つの前記メモリセルアレイにより共有されており、
    前記制御回路は、
    前記複数のメモリセルアレイのうち選択された第1のメモリセルアレイにおいて、選択した前記第1配線に第1電位を与え且つ非選択の前記第1配線に前記第1電位よりも低い第1基準電位を与えると共に、選択した前記第2配線に前記第1電位よりも低い第2電位を与え且つ非選択の前記第2配線には前記第2電位よりも高い第2基準電位を与え、
    前記第1のメモリセルアレイと前記第1配線を共有する非選択の第2のメモリセルアレイ、及び前記第1のメモリセルアレイから見て前記第2のメモリセルアレイよりも遠い側にある非選択の前記メモリセルアレイにおいて、前記第1配線及び前記第2配線に前記第1電位を与え、
    前記第1のメモリセルアレイと前記第2配線を共有する非選択の第3のメモリセルアレイ、及び前記第1のメモリセルアレイから見て前記第3のメモリセルアレイよりも遠い側にある非選択の前記メモリセルアレイにおいて、前記第1配線及び前記第2配線に前記第2電位を与える
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルアレイは、積層方向において1つ飛びに選択されるように設定された請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記制御回路は、前記第1基準電位を、前記第2電位よりも所定のバイアス値だけ大きい値に設定するか、前記第2基準電位を、前記第1電位よりも所定のバイアス値だけ小さい値に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2のメモリセルアレイ、及び前記第3のメモリセルアレイのメモリセルには逆バイアス電圧が印加され、前記第1〜第3のメモリセルアレイ以外の前記メモリセルアレイのメモリセルには前記逆バイアス電圧が印加されない
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 前記可変抵抗素子は、前記第1電位と前記第2電位との間の電位差により高抵抗状態から低抵抗状態に変化することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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