JP5177208B2 - パンク修理液の回収方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ内に注入されたパンク修理液を回収する方法に関し、更に詳しくは、タイヤバルブを切除することなくパンク修理液の回収作業を効率良く行うことを可能にしたパンク修理液の回収方法に関する。
近年、車両に装着されたタイヤがパンクした際に、タイヤバルブを介してタイヤ内にパンク修理液を注入することにより、パンクを応急的に修理すると同時にタイヤ内に空気を充填することが行われている。
しかしながら、上述のようなパンク修理方法では、タイヤ内にパンク修理液が残存するため、タイヤをホイールから取り外して交換する際にパンク修理液がタイヤから溢れ、タイヤチェンジャー等の機器を汚してしまうという不都合がある。
この対策として、パンク修理液の溢れを防止する方法が種々提案されている。例えば、パンク修理液が残存するタイヤの中にエマルション凝固剤を注入することにより、パンク修理液を固化し、タイヤをホイールから取り外した後にパンク修理液の固化物を廃棄することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この場合、ホイールに組付けられた状態のタイヤの中にエマルション凝固剤を注入することが難しいという欠点がある。
また、ホイールからタイヤバルブを切除し、タイヤバルブの取り付け穴からタイヤ内にチューブを挿入し、そのチューブを介してタイヤ内のパンク修理液を排出することが提案されている(例えば、特許文献2〜4参照)。しかしながら、この場合、タイヤバルブを切断する必要があり、タイヤバルブを再利用することができないという欠点がある。
更に、タイヤバルブ内に気体用流路を形成する管と液体用流路を形成する管を挿入し、気体用流路を介してタイヤ内に加圧空気を導入する一方で液体用流路を介してパンク修理液をタイヤ外に排出することが提案されている(例えば、特許文献5参照)。しかしながら、この場合、タイヤバルブの中に気体用流路を形成する管と液体用流路を形成する管を挿入する必要があり、液体用流路を極めて細くせざるを得ないので、パンク修理液の排出に多大な時間を要するという欠点がある。
特開平2009−41006号公報 特開平2003−127242号公報 特開平10−67212号公報 米国特許第5927348号明細書 特開平2007−331210号公報
本発明の目的は、タイヤバルブを切除することなくパンク修理液の回収作業を効率良く行うことを可能にしたパンク修理液の回収方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のパンク修理液の回収方法は、タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤバルブからバルブコアを取り外し、前記タイヤ内に充填された加圧空気を前記タイヤバルブを介して排出し、前記タイヤ内の加圧空気が排出されている間に前記タイヤバルブから前記パンク修理液の液面まで届くようにチューブを挿入し、前記タイヤ内の残留圧力を利用して該タイヤ内のパンク修理液を前記チューブを介して回収することを特徴とするものである。
本発明では、タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤバルブからバルブコアを取り外し、タイヤ内に充填された加圧空気をタイヤバルブを介して排出し、タイヤ内の加圧空気が排出されている間にタイヤバルブからパンク修理液の液面まで届くようにチューブを挿入し、タイヤ内の残留圧力を利用してタイヤ内のパンク修理液をチューブを介して回収する。この場合、タイヤバルブを切除する必要はなく、パンク修理液の回収後においてタイヤバルブをそのまま使用することができる。また、チューブはタイヤバルブが許容する範囲で可及的に太くすることが可能であるので、従来のようにタイヤバルブの中に気体用流路の管と液体用流路の管を挿入する場合に比べてパンク修理液を短時間で回収することができる。従って、本発明によれば、タイヤバルブを切除することなくパンク修理液の回収作業を効率良く行うことができる。しかも、本発明によれば、パンク修理液の回収装置を複雑化することなく少ない部品点数で構成することができるという利点もある。
本発明において、チューブの外径はタイヤバルブの貫通孔の最細部の内径よりも小さくし、チューブの内径をその外径の50%〜90%の範囲にすることが好ましい。特に、チューブの外径は2.5mm〜3.0mmの範囲にすることが好ましい。これにより、チューブにある程度の剛性を与えてタイヤバルブへの挿入の容易さを確保しながらパンク修理液の排出効率を高めることができる。
本発明において、タイヤ内の加圧空気が排出されている間にタイヤバルブからタイヤ内にチューブを挿入し、その後、タイヤの配置状態を変化させることでチューブをパンク修理液の液面まで届くようにしても良い。この場合、チューブの挿入作業を完了し、しかる後、タイヤの配置状態を変化させることでチューブをパンク修理液の液面まで届くようにしてパンク修理液の回収を行うので、チューブの挿入中にパンク修理液が排出されることはなく作業が容易になる。
より具体的には、タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤをその中心軸が水平となるように接地させ、ホイールのタイヤバルブがタイヤの中心軸の直下位置から該中心軸周りに20度以上ずれた位置となるようにタイヤを配置し、その配置状態でタイヤ内の加圧空気をタイヤバルブを介して排出し、タイヤ内の加圧空気が排出されている間にタイヤバルブからタイヤ内にチューブを挿入し、その後、タイヤバルブがタイヤの中心軸の直下位置となるようにタイヤを転がすことにより、チューブをパンク修理液の液面まで届くようにすることが好ましい。特に、タイヤバルブからチューブを挿入する際に、タイヤバルブがタイヤの中心軸の直下位置から該中心軸周りに60度〜120度ずれた位置となるようにタイヤを配置することが好ましい。この場合、タイヤバルブがタイヤの中心軸の直下位置からずれた位置にある状態でチューブの挿入作業を完了し、しかる後、タイヤバルブがタイヤの中心軸の直下位置となるようにタイヤを転がすことでチューブをパンク修理液の液面まで届くようにしてパンク修理液の回収を行うので、チューブの挿入中にパンク修理液が排出されることはなく作業が容易になる。
更に、本発明においては、パンク修理液を凝固させるための凝固剤と、パンク修理液を収容するための可撓性を有する袋とを用い、タイヤ内から抜き取られたパンク修理液を袋の中に投入し、該袋の中でパンク修理液と凝固剤とを混合し、パンク修理液を凝固させた状態で回収することが好ましい。これにより、使用済みのパンク修理液を可燃ゴミとして簡単かつ速やかに廃棄することができる。
本発明の実施形態からなるパンク修理液の回収方法を示し、(a)〜(b)はチューブの挿入量が異なる状態を示す側面図である。 トレッド面を接地させた状態におけるタイヤ内のパンク修理液の残留状態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態からなるパンク修理液の回収方法を示し、(a)〜(b)はタイヤの回転位置が異なる状態を示す正面図である。 本発明で使用されるチューブの一例を示す側面図である。 本発明で使用されるチューブをタイヤバルブに挿入した状態を示す側面図である。 本発明で使用されるチューブを例示し、(a)〜(b)はそれぞれチューブの要部を示す側面図である。 本発明で使用されるチューブを例示し、(a)〜(b)はそれぞれチューブの要部を示す側面図である。 本発明で使用されるチューブとパイプ部材との組立体を示す側面図である。 図8のチューブとパイプ部材との接続構造を拡大して示す断面図である。 図8のチューブとパイプ部材との接続構造の変形例を示す断面図である。 本発明で使用される凝固剤を封入した可撓性を有する袋を一部切り欠いて示す側面図である。 図11の袋を構成するラミネートフィルムを示す拡大断面図である。 図11の袋の使用状態を示す斜視図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)〜(b)は本発明の実施形態からなるパンク修理液の回収方法を示し、図2はトレッド面を接地させた状態におけるタイヤ内のパンク修理液の残留状態を示すものである。図1(a)〜(b)及び図2において、1は空気入りタイヤであり、2はホイールであり、3はホイールに取り付けられたタイヤバルブであり、4は空気入りタイヤ1の中に注入されたパンク修理液である。
図1(a)〜(b)に示すように、本実施形態のパンク修理液の回収方法においては、ホイール2のタイヤバルブ3からタイヤ1内に挿入されるチューブ10からなるパンク修理液の回収装置が使用されている。チューブ10はタイヤバルブ3からパンク修理液4の液面まで延長する挿入部分10aとタイヤバルブ3からタイヤ1の外部へ突出する突出部分10bとを有し、これら挿入部分10a及び突出部分10bを備えたチューブ10が一体的な成形物として成形されている。また、このチューブ10は湾曲した形状を有している。
このようなパンク修理液の回収装置を用いてパンク修理液を回収する場合、先ず、タイヤ1内にパンク修理液4が注入されたホイール2をタイヤ1内に加圧空気が充填された状態にする。次に、タイヤ1をその中心軸が水平となるように接地させ、ホイール2のタイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸の下方となるようにタイヤ1を配置し、その配置状態でホイール2のタイヤバルブ3からバルブコアを取り外し、図1(a)〜(b)に示すように、タイヤバルブ3からタイヤ1内の加圧空気が排出されている間にタイヤバルブ3を介してチューブ10をパンク修理液4の液面まで、より好ましくは、タイヤ1の内面まで届くように挿入する。これにより、タイヤ1内の残留圧力を利用してタイヤ1内のパンク修理液4をチューブ10を介して回収する。なお、タイヤ1内の加圧空気が排出されている間にチューブ10の挿入作業ができなかった場合、バルブコアが取り外された状態のままでタイヤバルブ3からタイヤ1内に加圧空気を充填し、再びタイヤバルブ3からタイヤ1内の加圧空気を排出するようにすれば良い。
上述したパンク修理液4の抜き取り作業においては、湾曲形状を有するチューブ10をその軸周りに回転させることにより、チューブ10の先端位置を適宜調整し、パンク修理液4を効率良く吸い出すことができる。パンク修理液4は適度な容量を有する容器20に回収すれば良い。パンク修理液4の注入量は例えばタイヤサイズ195/65R15の場合で450ml程度であるが、必ずしも全量を回収する必要はなく、全量の75%以上を回収することができればタイヤをリムから取り外すときに溢れることを防止できる。また、このときの回収時間は約4〜5分程度となる。
パンク修理液4の抜き取り作業は、応急修理したタイヤを車両から取り外した状態で実施すると良い。パンク修理液4の抜き取り作業を始める前にタイヤ1を暫く放置することにより、タイヤ1の上部やホイール2のリムに付着したパンク修理液4を下方に集めることができる。パンク修理液4を抜き取る際のタイヤバルブ3の位置をタイヤ1の中心軸の下方にすることにより、チューブ10の挿入量を最も短くすることができる。また、パンク修理液4の抜き取りにはチューブ10の先端がパンク修理液4中にあることが必要であるため、タイヤ1を左右に回転させたり、前後に傾けたりして、パンク修理液4の存在を確認しながら抜き取り作業を行うことが好ましい。
上述したパンク修理液の回収方法によれば、タイヤ1内のパンク修理液4を回収するにあたって、タイヤバルブ3を切除する必要はなく、パンク修理液4の回収後においてタイヤバルブ3をそのまま使用することができる。また、チューブ10はタイヤバルブ3が許容する範囲で可及的に太くすることが可能であるので、タイヤ1内の残留圧力に基づいてパンク修理液4を短時間で回収することができる。従って、タイヤバルブ3を切除することなくパンク修理液4の回収作業を効率良く行うことができる。
図3(a)〜(b)は本発明の他の実施形態からなるパンク修理液の回収方法を示すものである。本実施形態においては、先ず、図3(a)に示すように、タイヤ1内にパンク修理液4が注入されていると共に加圧空気が充填された状態にあるホイール2のタイヤ1をその中心軸Oが水平となるように接地させ、ホイール2のタイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸Oの直下位置Pから該中心軸Oの周りに20度以上ずれた位置(領域X1内の任意の位置)、より好ましくは、60度〜120度ずれた位置(領域X2内の任意の位置)となるようにタイヤ1を配置する。そして、この配置状態でタイヤバルブ3からバルブコアを取り外し、タイヤバルブ3から空気が排出されている間にタイヤバルブ3からタイヤ1の内面まで届くようにチューブ10を挿入した後、図3(b)に示すように、タイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸Oの直下位置Pとなるようにタイヤ1を転動させる。これにより、チューブ10の先端がパンク修理液4中に沈み込むことになるので、タイヤ1内の残留圧力を利用してタイヤ1内のパンク修理液4をチューブ10を介して回収することができる。
上記のような操作を行った場合、タイヤバルブ3がタイヤ1の側方にずれた位置にある状態でチューブ10をタイヤ1の内面まで確実に挿入し、しかる後、タイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸Oの直下位置Pとなるようにタイヤ1を転がしてパンク修理液4の回収を行うので、チューブ10の挿入中にパンク修理液4が排出されることはなく作業が容易になる。ここで、タイヤバルブ3からチューブ10を挿入する際に、タイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸Oの直下位置Pに近過ぎるとパンク修理液4が不意に排出される恐れがあり、逆にタイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸Oの直下位置Pから遠過ぎるとタイヤ1の回転に伴ってパンク修理液4がホイール2のリム上に滴下して下方に溜まり難くなるためパンク修理液4の回収が不十分になる恐れがある。
上記実施形態ではタイヤ1をその中心軸Oが水平となるように接地させた状態でパンク修理液4の回収作業を行う場合について説明したが、タイヤ1の配置状態は任意に選択することができる。例えば、タイヤ1をその中心軸Oが垂直となるように配置し、その配置状態でタイヤ1内の加圧空気をタイヤバルブ3を介して排出し、タイヤ1内の加圧空気が排出されている間にタイヤバルブ3からタイヤ1の内面まで届くようにチューブ10を挿入し、その後、タイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸Oの直下位置となるようにタイヤ1をその中心軸Oが水平となるように起立させることにより、チューブ10をパンク修理液4の液面まで届くようにしても良い。
図4〜図7は本発明で使用されるチューブを示すものである。図4に示すように、チューブ10の途中にはチューブ10よりも外径が大きくタイヤバルブ3に対して嵌合可能な封止部11が設けられている。より具体的には、封止部11はチューブ10よりも太いパイプ材で構成され、チューブ10に対してその長手方向に摺動自在に取り付けられている。そのため、封止部11をチューブ10の長手方向に沿って摺動させることにより、タイヤサイズに応じてチューブ10の挿入部分10aの長さを調整することができる。なお、封止部11はチューブ10に対して摺動自在であることが望ましいが、チューブ10に対して一体的に成形したものであっても良い。
図5に示すように、タイヤバルブ3は内部に円筒状の貫通孔3a(破線にて図示)を有すると共に、その基端側にはホイール2の取り付け穴に対して係合する括れ部3bが形成され、その先端側には雄ねじ部3cが形成されている。貫通孔3aは長手方向の一部が局部的に絞り込まれていて当該部位に内径が最小となる最細部3dが形成されている。内圧充填時において、タイヤバルブ3にはバルブコアが挿入される。
上記タイヤバルブ3の構造に鑑みて、チューブ10の外径はタイヤバルブ3の貫通孔3aの最細部3dの内径よりも小さくなっており、封止部11の外径はタイヤバルブ3の貫通孔3aの最細部3dの内径よりも大きくなっている。また、タイヤバルブ用のキャップ5の頂部にチューブ10が挿入される***を形成し、チューブ10を封止部1と共にタイヤバルブ3内に挿入した状態でキャップ5をタイヤバルブ3に締め込むようにした場合、キャップ5により封止部11をタイヤバルブ3内に押し込むことができる。
このようにチューブ10の途中にチューブ10よりも外径が大きくタイヤバルブ3内に嵌合可能な封止部11を設け、タイヤ1内のパンク修理液4を回収する際に封止部11をタイヤバルブ3に嵌め込むことにより、チューブ10とタイヤバルブ3との間の隙間から空気が漏れることを防止し、パンク修理液4の回収作業を効率良く行うことができる。なお、気密性を高めるために封止部11をタイヤバルブ3に向かって先細りとなる楔形状としても良い。
チューブ10の材質は、特に限定されるものではないが、シリコーンゴム等のゴム、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリアミド、フッ素樹脂等の合成樹脂、金属等を使用することができる。チューブ10の差し込み作業性を考慮すると、ポリエチレンやポリウレタンが好ましい。
チューブ10のタイヤ内に挿入する部分の長さは150mm以上で、好ましくは、150mm〜250mmの範囲にすると良い。これは、タイヤサイズによって適正長さが異なるためである。チューブ10のタイヤ外側部分の長さは、作業性を考慮すると50mm〜300mm程度が好ましい。従って、チューブ10の全長は200mm〜550mm程度になる。チューブ10は、タイヤ内に挿入する量が短い場合はもちろん、長過ぎてもタイヤ内のチューブ端部が適正位置に収まらないため、パンク修理液4の排出作業が難しくなる。
チューブ10の外径は2.5mm〜3.0mmの範囲にすると良い。チューブ10が太過ぎるとチューブ10をタイヤバルブ3内に通すことが難しくなり、逆に細過ぎるとパンク修理液4の排出に多大な時間を要することになる。また、チューブ10の内径をその外径の50%〜90%の範囲にすると良い。これにより、チューブ10にある程度の剛性を与えてタイヤバルブ3への挿入の容易さを確保しながらパンク修理液4の排出効率を高めることができる。チューブ10の内径が小さ過ぎるとパンク修理液4の排出効率が低下し、逆に大き過ぎるとチューブ10が過度に柔らかくなるためタイヤバルブ3への挿入が難しくなる。例えば、チューブ10の内径は上記外径に対して1.5mm〜2.0mmの範囲に設定することができる。
一方、封止部11の外径は3.2mm〜4.0mmの範囲にすると良い。封止部11が太過ぎると封止部11をタイヤバルブ3内に押し込むことが難しくなり、逆に細過ぎると気密性を確保することが難しくなる。
図6(a)〜(b)に示すように、チューブ10は封止部11の位置をアルファベットA〜Cにて指示する目盛り12を具備し、該目盛り12に基づいて封止部11の位置をタイヤサイズに応じて選択するようになっている。つまり、チューブ10の長さとしては想定される全てのタイヤについて適用可能な寸法が設定されており、目盛り12に基づいて封止部11の位置を適宜選択することにより、各種タイヤサイズに適応するようになっている。図6(a)においては、目盛り12がチューブ10に直接表示されている。図6(b)においては、目盛り12が紙等からなるシート13に印刷されている。目盛り12が印刷されるシート13は専用のものであっても良いが、取扱説明書の一部を利用しても良い。いずれの場合も目盛り12の意味は取扱説明書等に記載されるものとする。例えば、取扱説明書には目盛り12のアルファベットA〜Cとタイヤサイズとの対応関係が表示される。目盛り12は、線の太さ、色、本数等を異ならせることで区別可能としたり、上述のアルファベットに替えて数字や記号等を付記するようにしても良い。
上述のように封止部11の位置を変位させる替わりに、図7(a)〜(b)に示すように、チューブ10は切断長さをアルファベットX〜Zにて指示する目盛り12’を具備し、該目盛り12’に基づいてチューブ10をタイヤサイズに応じて切断するようにしても良い。つまり、使用前のチューブ10の長さとしては想定される全てのタイヤについてタイヤバルブ3からタイヤ1の内面まで届くような寸法が設定されており、目盛り12’に基づいてチューブ10を適宜切断することにより、各種タイヤサイズに適応するようになっている。図7(a)においては、目盛り12’がチューブ10に直接表示されている。図7(b)においては、目盛り12’が紙等からなるシート13’に印刷されている。目盛り12’が印刷されるシート13’は専用のものであっても良いが、取扱説明書の一部を利用しても良い。いずれの場合も目盛り12’の意味は取扱説明書等に記載されるものとする。例えば、取扱説明書には目盛り12’のアルファベットX〜Zとタイヤサイズとの対応関係が表示される。目盛り12’は、線の太さ、色、本数等を異ならせることで区別可能としたり、上述のアルファベットに替えて数字や記号等を付記するようにしても良い。
上述したパンク修理液の回収方法において、チューブ10の構成は特に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、チューブ10はタイヤバルブ3からタイヤ1の内面まで延長する挿入部分10aとタイヤバルブ3からタイヤ1の外部へ突出する突出部分10bとを含む一体的な成形物とすることができるが、チューブ10に他のパイプ部材を組み合わせたものであっても良い。。
図8〜図10は本発明で使用されるチューブとパイプ部材との組立体を示すものである。図8に示すように、チューブ10と該チューブ10よりも太いパイプ部材15とは連結部材16を介して互いに連通するように連結されている。連結部材16は、図9に示すように、パイプ部材15に嵌め込まれて固定される筒状の固定部16aと、タイヤバルブ3に係合する雌ねじ部を備えた接続部16bと、チューブ10の端部を保持する筒状突起16cとを有している。図9の例では、筒状突起16cがチューブ10の内側に挿入されるようになっているが、図10の例では、筒状突起16cの内側にチューブ10が挿入されるようになっている。前者の場合、筒状突起16cの外径をチューブ10の内径よりも小さくする必要があることからパンク修理液4の流量が少なくなるが、後者の場合、パンク修理液4の流量を十分に確保することができる。
上述のようなチューブ10とパイプ部材15との組立体を使用する場合、タイヤバルブ3からバルブコアを取り外し、タイヤバルブ3から空気が排出されている間にタイヤバルブ3を介してチューブ10をパンク修理液4の液面まで届くように挿入し、連結部材16の接続部16bをタイヤバルブ3に係合させる。これにより、タイヤ1内の残留圧力を利用してタイヤ1内のパンク修理液4をチューブ10及びパイプ部材15を介して回収することができる。
このようにチューブ10はタイヤバルブ3からタイヤ1内に挿入されて少なくともパンク修理液4の液面に到達する長さを持つことが必要であるが、タイヤバルブ3の外側にはパイプ部材15等の他の部材を連結することが可能である。
上述した実施形態において、パンク修理液4はチューブ10を介して回収されるが、回収用の容器としては、バケツやボトル等の他に、可撓性を有する袋を使用することができる。そして、可撓性を有する袋の中で凝固剤によりパンク修理液4を凝固させることが好ましい。
図11〜図13は本発明で使用される凝固剤を封入した可撓性を有する袋を示すものである。図11に示すように、本実施形態に係るパンク修理液の回収装置は、パンク修理液を凝固させるための凝固剤30と、パンク修理液を収容するための可撓性を有する袋40とを備えている。
凝固剤30は、エマルション粒子を含有するパンク修理液を凝固させるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、特開2009−41006号公報に記載の凝固剤を使用することができる。この凝固剤はエマルション粒子の凝集を引き起こす鉱物とゲル化剤とを含有するものである。
上記鉱物としては、ケイ酸塩、酸化物及び炭酸塩からなる群から選ばれた少なくとも1種を使用することができる。例えば、鉱物として、アルミナ、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、モンモリロナイト、ベントナイト及びゼオライトからなる群から選ばれた少なくとも1種を使用すると良い。
一方、ゲル化剤としては、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ヒドロキシエチルセルロース及びこれらの変性ポリマー、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール並びにジベンジリデンソルビトールからなる群から選ばれた少なくとも1種を使用すると良い。
ゲル化剤の量は、鉱物100重量部に対して、20〜700重量部、好ましくは、60〜200重量部であると良い。但し、上記凝固剤は、鉱物及びゲル化剤の他に、必要に応じて、例えば、充填剤、老化防止剤、酸化防止剤、顔料(染料)、可塑剤、揺変性付与剤、紫外線吸収剤、難燃剤、界面活性剤、分散剤、脱水剤、帯電防止剤等の添加剤を含有することができる。
一方、可撓性を有する袋40は、ラミネートフィルム44からなる2枚の側シート41,42とラミネートフィルム44からなる1枚のマチ43とを互いに熱融着して形成されている。袋40の中には予め凝固剤30が封入されている。また、袋40はタイヤ内から回収されるパンク修理液を収容するために700ml〜2000mlの容量を有することが望ましい。マチ43は袋40の下部に配置されている。マチ43は未使用時には折り畳まれた状態になっているが、常時開いた状態であっても良い。いずれにしても、袋40はマチ43を広げた状態において立体的な形状をなして自立する構造になっている。
ラミネートフィルム44は、図12に示すように、ガスバリア性を有する中間層44aと、中間層44aの内側に積層された内層44bと、中間層44aの外側に積層された外層44cとを含んでいる。中間層44aの構成材料としては、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアミド(PA)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、MXナイロン(MXD6)、ポリアクリロニトリル樹脂(PAN)等の気体透過性が低い合成樹脂の他、アルミ箔等の金属箔を使用することができる。一方、内層44b及び外層44cの構成材料としては、機械的強度や耐候性を確保するために、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の合成樹脂を使用することができる。内層44bと外層44cとは同一の材料から構成することが好ましいが、その要求特性に応じて互いに異なる材料から構成しても良い。
中間層44aの厚さは、合成樹脂の場合、5μm〜200μmにすると良い。アルミ箔等の金属箔の場合、1nm〜500nm、好ましくは5nm〜200nmにするのが良い。中間層44aが薄過ぎるとガスバリア性が低下し、逆に厚過ぎると可撓性が低下する要因となる。また、内層44b及び外層44cの各々の厚さは5μm〜100μmにする良い。これら内層44b及び外層44cが薄過ぎるとパンク修理液と凝固剤とを混合する際の耐久性が低下し、逆に厚過ぎると可撓性が低下することになる。
なお、内層44b及び外層44cは、それぞれ1層でも良いし、異なる材料からなる複数層でも良い。複数層の場合、その合計厚さが5μm〜100μmになるようにすると良い。
袋40の側縁の上部には切り口45が設けられており、この切り口45を起点として袋40の上端部分が引き裂かれることで開口部46(図13参照)が形成されるようになっている。そして、袋40には開口部46に沿って封止帯47が設けられている。封止帯47は、開口部46を封止可能であれば、その構造が特に限定されるものではないが、例えば、一方の側シート41において開口部46に沿って延在する溝47aと、他方の側シート42において開口部46に沿って延在すると共に溝47aに対して弾性的に嵌合する突条47bとから構成することができる。
上述した凝固剤30及び袋40を用いてパンク修理液4を回収する場合、図13に示すように、凝固剤30を内包している袋40の上端を開口し、その中にタイヤ1内から抜き取られたパンク修理液4を投入する。次いで、袋40の開口部46を封止帯47により封止した後、可撓性を有する袋40を揉んでパンク修理液4と凝固剤30とを混合することにより、袋40の中でパンク修理液4を凝固させる。その結果、使用済みのパンク修理液4は袋40と一緒に可燃ゴミとして簡単かつ速やかに廃棄することが可能になる。
上述したパンク修理液の回収方法においては、可撓性を有する袋40の開口部46に封止帯47を設けているので、袋40を揉むときにパンク修理液4が溢れるのを確実に防止することができる。
また、可撓性を有する袋40はガスバリア性を有する中間層44aを含むラミネートフィルム44からなり、袋40の中に予め凝固剤30が封入されているので、内包された凝固剤30は空気に晒されることはなく品質を長期間にわたって維持することができる。
更に、袋40は下部にマチ43を有していて自立する構造であるので、パンク修理液4をタイヤ1内から抜き取る際に袋40を支える必要がない。そのため、パンク修理液4をタイヤ1内から抜き取る際にチューブ等の操作が必要となる場合であっても、全ての回収作業を一人で行うことができるという利点がある。
上述した実施形態においては、可撓性を有する袋がガスバリア性を有する中間層を含むラミネートフィルムからなり、その袋の中に予め凝固剤が封入されている場合について説明したが、本発明では、可撓性を有する袋として軟質のビニール袋等を使用し、凝固剤はガスバリア性を有する他のパッケージに封入されていても良い。その場合、可撓性を有する袋の中にパンク修理液と共に凝固剤を投入し、それらパンク修理液と凝固剤とを混合すれば良い。
1 空気入りタイヤ
2 ホイール
3 タイヤバルブ
4 パンク修理液
5 キャップ
10 チューブ
11 封止部
12,12’ 目盛り
13,13’ シート
20 容器
30 凝固剤
40 袋

Claims (7)

  1. タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤバルブからバルブコアを取り外し、前記タイヤ内に充填された加圧空気を前記タイヤバルブを介して排出し、前記タイヤ内の加圧空気が排出されている間に前記タイヤバルブから前記パンク修理液の液面まで届くようにチューブを挿入し、前記タイヤ内の残留圧力を利用して該タイヤ内のパンク修理液を前記チューブを介して回収することを特徴とするパンク修理液の回収方法。
  2. 前記チューブの外径を前記タイヤバルブの貫通孔の最細部の内径よりも小さくし、前記チューブの内径をその外径の50%〜90%の範囲にしたことを特徴とする請求項1に記載のパンク修理液の回収方法。
  3. 前記チューブの外径を2.5mm〜3.0mmの範囲にしたことを特徴とする請求項2に記載のパンク修理液の回収方法。
  4. 前記タイヤ内の加圧空気が排出されている間に前記タイヤバルブから前記タイヤ内に前記チューブを挿入し、その後、前記タイヤの配置状態を変化させることで前記チューブを前記パンク修理液の液面まで届くようにすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパンク修理液の回収方法。
  5. 前記タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤをその中心軸が水平となるように接地させ、前記ホイールのタイヤバルブが前記タイヤの中心軸の直下位置から該中心軸周りに20度以上ずれた位置となるように前記タイヤを配置し、その配置状態で前記タイヤ内の加圧空気を前記タイヤバルブを介して排出し、前記タイヤ内の加圧空気が排出されている間に前記タイヤバルブから前記タイヤ内に前記チューブを挿入し、その後、前記タイヤバルブが前記タイヤの中心軸の直下位置となるように前記タイヤを転がすことにより、前記チューブを前記パンク修理液の液面まで届くようにすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパンク修理液の回収方法。
  6. 前記タイヤバルブから前記チューブを挿入する際に、前記タイヤバルブが前記タイヤの中心軸の直下位置から該中心軸周りに60度〜120度ずれた位置となるように前記タイヤを配置することを特徴とする請求項5に記載のパンク修理液の回収方法。
  7. パンク修理液を凝固させるための凝固剤と、パンク修理液を収容するための可撓性を有する袋とを用い、タイヤ内から抜き取られたパンク修理液を前記袋の中に投入し、該袋の中で前記パンク修理液と前記凝固剤とを混合し、前記パンク修理液を凝固させた状態で回収することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパンク修理液の回収方法。
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