JP5176993B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電気光学装置及び電子機器等に関する。
従来、電気光学装置の1つとして、複数の方向から見たときに、それぞれの視方向ごとに異なる画像を表示(以下、指向性表示と呼ぶ)することができる表示装置が知られている。このような表示装置としては、表示パネルとバリアとを有する構成が知られている。バリアは、開口部と遮光部とを有している。
表示パネルとバリアとを有する表示装置では、バリアの開口部を介して複数の範囲のそれぞれに、相互に異なる画像を表示することができる。
このような表示装置において、従来、平面視で表示装置を中心とする360度の全景を4つの範囲に分割し、それぞれの範囲に指向性表示を行うことができるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−18282号公報(第32頁〜第37頁、図17〜図20)
ここで、表示パネルとバリアとを有する表示装置で、2種類の画像を異なる範囲に指向性表示を行う仕組みについて、断面図を用いて説明する。表示パネル800は、図26に示すように、第1の画像を表示する第1の複合画素801と、第2の画像を表示する第2の複合画素803とを有している。
第1の複合画素801は、相互に異なる色の光を射出する画素801Rと、画素801Gと、画素801Bと、を有している。第2の複合画素803も、相互に異なる色の光を射出する画素803Rと、画素803Gと、画素803Bと、を有している。
隣り合う第1の複合画素801と第2の複合画素803とは、対804を構成している。バリア805には、対804ごとに開口部807が設けられている。隣り合う開口部807同士の間には、遮光部809が位置している。
第1の複合画素801からの光811は、開口部807を介して第1の範囲813に及ぶ。第2の複合画素803からの光815は、開口部807を介して第2の範囲817に及ぶ。つまり、第1の範囲813内にある視点からは第1の画像が視認され、第2の範囲817内にある視点からは第2の画像が視認され得る。なお、第1の範囲813及び第2の範囲817は、互いに重なる範囲819を有している。範囲819内にある視点からは、第1の画像と第2の画像とが重畳した画像が視認される。このため、範囲819は、重畳範囲819と呼ばれる。
第1の範囲813から重畳範囲819を除いた範囲821内にある視点からは、第1の画像だけが視認され得る。第2の範囲817から重畳範囲819を除いた範囲823内にある視点からは、第2の画像だけが視認され得る。
ところで、第1の複合画素801内において、画素801R、画素801G及び画素801Bは、それぞれ、位置が相互に異なっている。同様に、第2の複合画素803内において、画素803R、画素803G及び画素803Bも、それぞれ、位置が相互に異なっている。
第1の複合画素801からの光811のうちで画素801Rから射出された光811Rは、図27に示すように、範囲831に及ぶ。同様に、画素801Gから射出された光811Gが範囲833に及び、画素801Bから射出された光811Bが範囲835に及ぶ。
第1の画像だけが視認され得る範囲821内において、光811R、光811G及び光811Bのすべてを視認できるのは、範囲837に限られる。範囲837は、範囲821内において、範囲831と、範囲833と、範囲835とが重畳する範囲である。
範囲821から範囲837を除いた範囲では、光811Bを視認することができない。つまり、この状態では、範囲821内に視点が位置しているのに、光811Bを視認することができない。このことは、観察者にとっては、光811Bが欠落した状態で第1の画像を視認していることを意味する。この状態では、第1の画像の色合いが正しく表現されない。つまり、範囲821から範囲837を除いた範囲は、画像の表示品位が損なわれる範囲である。
このように、従来の電気光学装置では、画像の表示品位が損なわれる範囲を軽減することが困難であるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]相互に異なる色の光を射出する複数の画素を1つの複合画素とする複数の前記複合画素と、前記画素から射出された光が及ぶ範囲を前記画素ごとに規定する光学素子と、を含み、複数の前記画素は、複数の画素群に区分されており、前記画素群は、第1の画像が対応付けられた第1の画素と、第2の画像が対応付けられた第2の画素と、第3の画像が対応付けられた第3の画素と、第4の画像が対応付けられた第4の画素と、を1つずつ含んでおり、前記光学素子は、前記画素群に対応して設けられており、前記画素群において、前記第1の画素と前記第2の画素とが、第1の方向に隣り合っており、且つ、前記第3の画素と前記第4の画素とが、前記第1の方向とは交差する第2の方向に、前記第1の画素及び前記第2の画素を挟んで互いに対峙している、ことを特徴とする電気光学装置。
この適用例の電気光学装置は、複数の複合画素と、光学素子と、を含んでいる。複合画素は、相互に異なる色の光を射出する複数の画素を包含している。光学素子は、画素から射出された光が及ぶ範囲を画素ごとに規定する。
複数の画素は、複数の画素群に区分されている。画素群は、第1の画素と、第2の画素と、第3の画素と、第4の画素と、を1つずつ含んでいる。
光学素子は、画素群に対応して設けられている。
この電気光学装置では、画素群において、第1の画素と第2の画素とが、第1の方向に隣り合っている。また、第3の画素と第4の画素とが、第2の方向に、第1の画素及び第2の画素を挟んで互いに対峙している。第1の方向と第2の方向とは、互いに交差している。
この電気光学装置では、第1の方向において、第1の画像と第2の画像とを、それぞれ異なる範囲に表示することができる。また、第2の方向において、第3の画像と第4の画像とを、それぞれ異なる範囲に表示することができる。つまり、第1の画像と、第2の画像と、第3の画像と、第4の画像とを、それぞれ異なる範囲に指向性表示することができる。
この電気光学装置では、画素群が第1の画素と、第2の画素と、第3の画素と、第4の画素と、を1つずつ含んでいる。画素は、複合画素の構成要素である。このため、この電気光学装置では、各画像を形成する光が及ぶ範囲を画素ごとに規定することができる。
これにより、例えば、各画像を形成する光が及ぶ範囲を複合画素の単位で規定する場合に比較して、各色の光が及ぶ範囲を画像ごとに合わせやすくすることができる。この結果、画像の表示品位が損なわれる範囲を軽減しやすくすることができる。
[適用例2]上記の電気光学装置であって、前記複数の複合画素に平面的に重なる表示領域を有し、前記表示領域の平面的な輪郭は、互いに向き合う2つの角部を1組の対角とする少なくとも2組の対角を有しており、前記第1の方向及び前記第2の方向は、前記対角における前記2つの角部を結ぶ方向とは交差している、ことを特徴とする電気光学装置。
この適用例の電気光学装置は、表示領域を有している。表示領域は、複数の複合画素に平面的に重なっている。
表示領域の平面的な輪郭は、少なくとも2組の対角を有している。互いに向き合う2つの角部が、1組の対角を構成する。
この電気光学装置では、第1の方向及び第2の方向は、対角方向とは交差している。対角方向は、対角における2つの角部を結ぶ方向である。
上記の構成により、第1の方向及び第2の方向を、対角方向からずらすことができる。
[適用例3]上記の電気光学装置であって、前記画素は、前記第1の方向に延びる第1辺と、前記第2の方向に延びる第2辺とを有する四辺形によって区画されており、複数の前記画素群は、前記第1の方向及び前記第2の方向とは交差する方向に配列している、ことを特徴とする電気光学装置。
この適用例では、画素は、四辺形によって区画されている。四辺形は、第1の方向に延びる第1辺と、第2の方向に延びる第2辺と、を有している。そして、複数の画素群は、第1の方向及び第2の方向とは交差する方向に配列している。
この適用例では、複数の画素を、第1の方向及び第2の方向とは交差する方向に並べやすくすることができる。この結果、画素の配置密度を高めやすくすることができる。
[適用例4]上記の電気光学装置であって、前記第1辺は、前記第2辺よりも長い、ことを特徴とする電気光学装置。
この適用例では、第1辺が第2辺よりも長いので、第2の方向における解像度を、第1の方向における解像度よりも高めることができる。
[適用例5]上記の電気光学装置であって、前記第2辺は、前記第1辺よりも長い、ことを特徴とする電気光学装置。
この適用例では、第2辺が第1辺よりも長いので、第1の方向における解像度を、第2の方向における解像度よりも高めることができる。
[適用例6]上記の電気光学装置であって、前記光学素子は、前記複数の画素の前記光の射出側に設けられた遮光膜を有しており、前記遮光膜には、前記画素群ごとに開口部が設けられている、ことを特徴とする電気光学装置。
この適用例では、遮光膜に設けられた開口部を介して、画素からの光が及ぶ範囲を規定することができる。
[適用例7]上記の電気光学装置を表示部として有する、ことを特徴とする電子機器。
この適用例の電子機器は、表示部としての電気光学装置が、複数の複合画素と、光学素子と、を含んでいる。複合画素は、相互に異なる色の光を射出する複数の画素を包含している。光学素子は、画素から射出された光が及ぶ範囲を画素ごとに規定する。
複数の画素は、複数の画素群に区分されている。画素群は、第1の画素と、第2の画素と、第3の画素と、第4の画素と、を1つずつ含んでいる。
光学素子は、画素群に対応して設けられている。
この電気光学装置では、画素群において、第1の画素と第2の画素とが、第1の方向に隣り合っている。また、第3の画素と第4の画素とが、第2の方向に、第1の画素及び第2の画素を挟んで互いに対峙している。第1の方向と第2の方向とは、互いに交差している。
この電気光学装置では、第1の方向において、第1の画像と第2の画像とを、それぞれ異なる範囲に表示することができる。また、第2の方向において、第3の画像と第4の画像とを、それぞれ異なる範囲に表示することができる。つまり、第1の画像と、第2の画像と、第3の画像と、第4の画像とを、それぞれ異なる範囲に指向性表示することができる。
この電気光学装置では、画素群が第1の画素と、第2の画素と、第3の画素と、第4の画素と、を1つずつ含んでいる。画素は、複合画素の構成要素である。このため、この電気光学装置では、各画像を形成する光が及ぶ範囲を画素ごとに規定することができる。
これにより、例えば、各画像を形成する光が及ぶ範囲を複合画素の単位で規定する場合に比較して、各色の光が及ぶ範囲を画像ごとに合わせやすくすることができる。この結果、画像の表示品位が損なわれる範囲を軽減しやすくすることができる。
この適用例の電子機器は、画像の表示品位が損なわれる範囲を軽減しやすくすることができる電気光学装置を表示部として有している。このため、この電子機器では、表示部において、画像の表示品位が損なわれる範囲を軽減しやすくすることができる。
実施形態について、電気光学装置の1つである液晶装置を利用した表示装置を例に、図面を参照しながら説明する。
実施形態における表示装置1は、図1に示すように、表示パネル3と、照明装置5と、を有している。
ここで、表示パネル3には、表示領域6が設定されている。表示領域6は、画像が表示され得る領域である。表示領域6内には、複数の画素7が設定されている。
表示装置1は、照明装置5から表示パネル3に入射された光を、表示パネル3に設定されている複数の画素7から選択的に表示面9を介して表示パネル3の外に射出することで、表示面9に画像を表示することができる。図1では、構成をわかりやすく示すため、画素7が誇張され、且つ画素7の個数が減じられている。
表示パネル3は、図1中のA−A線における断面図である図2に示すように、液晶パネル11と、バリア基板13と、偏光板19aと、偏光板19bと、を有している。
液晶パネル11は、素子基板21と、対向基板23と、液晶25と、シール材27と、を有している。
素子基板21には、表示面9側すなわち液晶25側に、複数の画素7のそれぞれに対応して、後述するスイッチング素子などが設けられている。
対向基板23は、素子基板21よりも表示面9側で素子基板21に対向し、且つ素子基板21との間に隙間を有した状態で設けられている。対向基板23には、表示装置1における表示面9の裏面に相当する面である底面29側すなわち液晶25側に、後述する対向電極などが設けられている。
液晶25は、素子基板21及び対向基板23の間に介在しており、表示パネル3の周縁よりも内側で表示領域6を囲むシール材27によって、素子基板21及び対向基板23の間に封止されている。なお、本実施形態では、液晶25として、TN(Twisted Nematic)型が採用されている。
バリア基板13は、対向基板23よりも表示面9側で対向基板23に対向した状態で設けられている。バリア基板13には、底面29側すなわち液晶パネル11側に、後述する遮光膜が設けられている。
偏光板19aは、液晶パネル11よりも底面29側に設けられている。偏光板19bは、バリア基板13よりも表示面9側に設けられている。
偏光板19a及び偏光板19bは、それぞれ、透過軸を有している。これらの偏光板19a及び偏光板19bは、それぞれ、透過軸の方向に偏光軸を有する光を透過させることができる。
なお、液晶パネル11とバリア基板13との間や、バリア基板13よりも表示面9側に、光学補償フィルムを設けた構成も採用され得る。光学補償フィルムを設けることで、表示パネル3を表示面9の法線方向から見たときや、法線方向から傾斜した方向から見たときなどの液晶25の位相差を補償することができる。これにより、光漏れを低減することができ、コントラストの向上が図られる。
光学補償フィルムとしては、屈折率異方性が負のディスコティック液晶分子等をハイブリッド配向させた負の一軸性媒体(例えば、富士フィルム製のWVフィルム)などが採用され得る。また、屈折率異方性が正のネマチック液晶分子等をハイブリッド配向させた正の一軸性媒体(例えば、日本石油製のNHフィルム)なども採用され得る。さらに、負の一軸性媒体と正の一軸性媒体とを組み合わせた構成も採用され得る。その他、各方向の屈折率がnx>ny>nzとなる二軸性媒体や、負のC−Plate等も採用され得る。
照明装置5は、表示パネル3よりも底面29側に設けられている。照明装置5は、導光板31と、光源33と、を有している。
導光板31は、偏光板19aよりも底面29側に設けられており、側面35aと、光射出面35bと、底面35cと、を有している。導光板31は、光射出面35bが表示面9側すなわち偏光板19a側に向けられた状態で設けられている。光射出面35bは、偏光板19aに対向している。
光源33は、例えば、LED(Light Emitting Diode)や冷陰極管などが採用され、導光板31の側面35aに対向した状態で設けられている。
光源33からの光は、導光板31の側面35aに入射される。導光板31に入射された光は、導光板31の中で反射しながら光射出面35bから射出される。光射出面35bから射出された光は、偏光板19aを介して液晶パネル11に入射される。なお、導光板31には、必要に応じて、光射出面35bに拡散板が設けられ、底面35cに反射板が設けられる。
本実施形態での表示パネル3では、各画素7は、図3に示すように、第1辺37aと第2辺37bとを有する四辺形を呈している。なお、本実施形態では、第2辺37bは、第1辺37aよりも短い長さに設定されている。
そして、本実施形態では、複数の画素7は、画素7の第1辺37aが延在する方向に沿って並んでいる。
以下において、画素7の第1辺37aが延在する方向をY方向とし、Y方向とは直交(交差)する方向をX方向とする。
本実施形態では、Y方向は、複数の画素7が並ぶ方向であるとも定義され得る。また、X方向は、画素7の第2辺37bが延在する方向であるとも定義され得る。
以下の説明において、X方向及びY方向は、表示装置1及び表示装置1のすべての構成に対して統一した方向として適用される。
ここで、表示パネル3は、平面図である図4に示すように、X方向に沿って延在する辺41a及び辺41bと、Y方向に沿って延在する辺41c及び辺41dとを有する四辺形を呈している。
また、表示装置1の表示領域6は、X方向に沿って延在する辺43a及び辺43bと、Y方向に沿って延在する辺43c及び辺43dとを有する四辺形に設定されている。
辺43aと、辺43dとは、角部44aで交差している。辺43aと、辺43cとは、角部44bで交差している。同様に、辺43bと辺43cとが角部45aで交差し、辺43bと辺43dとが角部45bで交差している。
角部44aと、角部45aとは、一対の対角を構成している。また、角部44bと、角部45bとは、一対の対角を構成している。
角部44aと角部45aとを結ぶ対角線46aは、X方向及びY方向のそれぞれの方向とは交差する方向に延在している。また、角部44bと角部45bとを結ぶ対角線46bも、X方向及びY方向のそれぞれの方向とは交差する方向に延在している。
ところで、本実施形態での表示パネル3では、Y方向に沿って並ぶ複数の画素7が、図3に示すように、1つの画素列51を構成している。表示パネル3には、複数の画素列51が設けられている。複数の画素列51は、X方向に並んでいる。X方向に隣り合う2つの画素列51において、X方向に隣り合う2つの画素7は、互いにY方向にずれている。
本実施形態では、X方向に隣り合う2つの画素列51において、X方向に隣り合う2つの画素7は、Y方向に隣り合う2つの画素7の間隔の半分だけ互いにY方向にずれている。
他の観点から、X方向に隣り合う2つの画素列51において、X方向に隣り合う2つの画素7は、X方向から傾斜した方向であるV方向やV'方向に沿って並んでいるともみなされ得る。この観点から、本実施形態では、複数の画素7は、V方向やV'方向に沿って並んでいるとみなされ得る。
本実施形態では、V方向に沿って並ぶ複数の画素7が、1つの画素配列53を構成している。そして、表示パネル3は、複数の画素配列53を有している。
なお、V方向及びV'方向は、互いに交差する方向であり、それぞれ、X方向及びY方向の双方に対して交差する方向である。
本実施形態において、複数の画素7がY方向及びV方向のそれぞれに沿って並ぶ配列構成は、配列構成M1と呼ばれる。
表示パネル3に設定されている複数の画素7は、それぞれ、表示面9から射出する光の色が、赤系(R)、緑系(G)及び青系(B)のうちの1つに設定されている。つまり、複数の画素7は、Rの光を射出する画素7Rと、Gの光を射出する画素7Gと、Bの光を射出する画素7Bとを含んでいる。
ここで、Rの色は、純粋な赤の色相に限定されず、橙等を含む。Gの色は、純粋な緑の色相に限定されず、青緑や黄緑等を含む。Bの色は、純粋な青の色相に限定されず、青紫や青緑等を含む。他の観点から、Rの色を呈する光は、光の波長のピークが、可視光領域で570nm以上の範囲にある光であると定義され得る。また、Gの色を呈する光は、光の波長のピークが500nm〜565nmの範囲にある光であると定義され得る。Bの色を呈する光は、光の波長のピークが415nm〜495nmの範囲にある光であると定義され得る。
配列構成M1では、1つの画素列51内の各画素7は、光の色がR、G及びBのうちの1つに設定されている。つまり、配列構成M1は、複数の画素7RがY方向に配列した画素列51Rと、複数の画素7GがY方向に配列した画素列51Gと、複数の画素7BがY方向に配列した画素列51Bとを有している。そして、配列構成M1では、画素列51R、画素列51G及び画素列51Bが、X方向に沿って反復して並んでいる。
なお、以下においては、画素列51という表記と、画素列51R、画素列51G及び画素列51Bという表記とが、適宜、使いわけられる。
本実施形態では、画素7Rと画素7Gと画素7Bとが、図5に示すように、1つの複合画素54を構成している。配列構成M1における複数の画素7は、複数の複合画素54に区分されている。
複合画素54は、画素7Rと画素7Gと画素7Bとを、1つずつ包含している。1つの複合画素54において、画素7Rと画素7Gと画素7Bとは、V方向に連続して並んでいる。
また、本実施形態では、複数の画素7は、図6に示すように、複数の第1の画素71と、複数の第2の画素72と、複数の第3の画素73と、複数の第4の画素74と、に区別されている。表示装置1では、照明装置5から表示パネル3に入射された光を、複数の第1の画素71から選択的に表示面9を介して表示パネル3の外に射出することで、表示面9に第1の画像を表示することができる。
また、表示装置1では、照明装置5から表示パネル3に入射された光を、複数の第2の画素72から選択的に表示面9を介して表示パネル3の外に射出することで、表示面9に第2の画像を表示することができる。
同様に、表示装置1では、照明装置5からの光を、複数の第3の画素73から選択的に射出することで表示面9に第3の画像を表示することができ、複数の第4の画素74から選択的に射出することで表示面9に第4の画像を表示することができる。
つまり、表示装置1では、第1の画素71に第1の画像が対応付けられ、第2の画素72に第2の画像が対応付けられ、第3の画素73に第3の画像が対応付けられ、第4の画素74に第4の画像が対応付けられている。
表示装置1では、第1の画像、第2の画像、第3の画像及び第4の画像を、同一フレーム内で表示することができる。
なお、第1の画像、第2の画像、第3の画像及び第4の画像は、相互に異なる画像であることと、相互に同じ画像であることとが問われない。
また、以下においては、画素7という表記と、画素7R,7G及び7Bという表記と、第1の画素71及び第2の画素72並びに第3の画素73及び第4の画素74という表記とが、適宜、使いわけられる。また、第1の画素71に対してR、G及びBが識別される場合、第1の画素7R1,7G1及び7B1という表記が用いられる。同様に、第2の画素72に対してR、G及びBが識別される場合、第2の画素7R2,7G2及び7B2という表記が用いられる。第3の画素73及び第4の画素74に対しても同様である。つまり、第3の画素73及び第4の画素74のそれぞれに対してR、G及びBが識別される場合、第3の画素7R3,7G3及び7B3という表記、並びに、第4の画素7R4,7G4及び7B4という表記が用いられる。
本実施形態では、Y方向において、第1の画素71と第2の画素72とが交互に並び、第3の画素73と第4の画素74とが交互に並んでいる。つまり、本実施形態では、複数の画素列51には、第1の画素71と第2の画素72とがY方向に交互に並ぶ画素列51と、第3の画素73と第4の画素74とがY方向に交互に並ぶ画素列51とが含まれている。
また、本実施形態では、X方向において、第1の画素71と第2の画素72とは、第3の画素73及び第4の画素74を挟んでX方向に沿って並んでいる。第3の画素73と第4の画素74とは、第1の画素71及び第2の画素72を挟んでX方向に沿って並んでいる。
V方向においては、第1の画素71と第4の画素74とが交互に並び、第2の画素72と第3の画素73とが交互に並んでいる。
つまり、本実施形態では、複数の画素配列53には、第1の画素71と第4の画素74とがV方向に交互に並ぶ画素配列53と、第2の画素72と第3の画素73とがV方向に交互に並ぶ画素配列53とが含まれている。
なお、配列構成M1では、第1の画素71と第3の画素73とがV'方向に交互に並んでおり、第2の画素72と第4の画素74とがV'方向に交互に並んでいる。
配列構成M1において、複数の画素7は、図7に示すように、4つの画素7を1組とする複数組の画素群55に区分されている。
1組の画素群55を構成する4つの画素7には、第1の画素71と、第2の画素72と、第3の画素73と、第4の画素74と、が1つずつ含まれている。つまり、1組の画素群55は、第1の画素71と、第2の画素72と、第3の画素73と、第4の画素74と、を1つずつ包含している。
1組の画素群55は、Y方向に隣り合う第1の画素71及び第2の画素72の1組と、この1組を挟んでX方向に対峙する第3の画素73及び第4の画素74の1組と、を包含している。
1組の画素群55において、第1の画素71と第3の画素73とがV'方向に隣り合っており、第2の画素72と第3の画素73とがV方向に隣り合っている。また、1組の画素群55において、第1の画素71と第4の画素74とがV方向に隣り合っており、第2の画素72と第4の画素74とがV'方向に隣り合っている。
各画素群55での第1の画素71、第2の画素72、第3の画素73及び第4の画素74の並び順は、複数組の画素群55間で統一している。
なお、画素群55において、第1の画素71、第2の画素72、第3の画素73及び第4の画素74の並び順は、複数組の画素群55間で統一していれば、任意の並び順が採用され得る。
上記の配列構成M1では、複数組の画素群55は、図8に示すように、X方向及びV方向のそれぞれの方向に沿って並んでいる。
ここで、表示パネル3の構成について、詳細を説明する。
液晶パネル11の素子基板21は、図3中のD−D線における断面図である図9に示すように、第1基板61を有している。第1基板61は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた第1面63aと、底面29側に向けられた第2面63bと、を有している。
第1基板61の第1面63aには、ゲート絶縁膜65が設けられている。ゲート絶縁膜65の表示面9側には、絶縁膜67が設けられている。絶縁膜67の表示面9側には、配向膜69が設けられている。
また、素子基板21には、各画素7に対応して、スイッチング素子の1つであるTFT(Thin Film Transistor)素子71と、画素電極73とが、第1基板61の第1面63a側に設けられている。
TFT素子71は、ゲート電極75と、半導体層77と、ソース電極79と、ドレイン電極81と、を有している。
ゲート電極75は、第1基板61の第1面63aに設けられており、ゲート絶縁膜65によって表示面9側から覆われている。なお、ゲート電極75の材料としては、例えば、モリブデン、タングステン、クロムなどの金属や、これらを含む合金などが採用され得る。また、ゲート絶縁膜65の材料としては、例えば、酸化シリコンや窒化シリコンなどの光透過性を有する無機材料が採用され得る。本実施形態では、ゲート絶縁膜65の材料として、酸化シリコンが採用されている。
半導体層77は、例えばアモルファスシリコンで構成されており、ゲート絶縁膜65を挟んでゲート電極75に対向する位置に設けられている。
ソース電極79は、ゲート絶縁膜65の表示面9側に設けられており、一部が半導体層77に重なっている。ドレイン電極81は、ゲート絶縁膜65の表示面9側に設けられており、一部が半導体層77に重なっている。なお、ソース電極79やドレイン電極81の材料としては、例えば、金、銀、銅、アルミニウムなどの金属や、これらを含む合金などが採用され得る。
なお、TFT素子71は、領域88内に設けられており、ドレイン電極81が領域88内から画素7の領域内に延長されている。
上記の構成を有するTFT素子71は、半導体層77がゲート電極75と、ソース電極79及びドレイン電極81との間に位置する所謂ボトムゲート型である。このTFT素子71は、絶縁膜67によって表示面9側から覆われている。なお、絶縁膜67の材料としては、例えば、酸化シリコンや窒化シリコンなどの無機材料の他に、アクリル系の樹脂などの光透過性を有する有機材料も採用され得る。本実施形態では、絶縁膜67の材料として、アクリル系の樹脂が採用されている。
画素電極73は、絶縁膜67の表示面9側に設けられている。画素電極73は、例えばITO(Indium Tin Oxide)やインジウム亜鉛酸化物等の光透過性を有する材料や、マグネシウムと銀とを含む合金等を薄膜化して光透過性を付与したものなどで構成され得る。画素電極73は、絶縁膜67に設けられたコンタクトホール83を介してドレイン電極81につながっている。
配向膜69は、例えばポリイミドなどの光透過性を有する材料で構成されており、絶縁膜67及び画素電極73を表示面9側から覆っている。なお、配向膜69には、ラビング処理などの配向処理が施されている。
対向基板23は、第2基板85を有している。第2基板85は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた外向面86aと、底面29側に向けられた対向面86bとを有している。
第2基板85の対向面86bには、各画素7を区画する光吸収層87が領域88にわたって設けられている。表示装置1では、各画素7の領域は、光吸収層87によって囲まれた領域であると定義され得る。光吸収層87は、例えば、カーボンブラックやクロムなどの光吸収性が高い材料を含有する樹脂などで構成されており、平面視で格子状に設けられている。
また、第2基板85の対向面86bには、光吸収層87によって囲まれた各領域、すなわち各画素7の領域を底面29側から覆うカラーフィルター89が設けられている。
ここで、カラーフィルター89は、入射された光のうち所定の波長域の光を透過させることができる。カラーフィルター89は、画素7R、画素7G及び画素7Bごとに異なる色に着色された樹脂などで構成されている。画素7Rに対応するカラーフィルター89は、Rの光を透過させることができる。画素7Gに対応するカラーフィルター89はGの光を透過させ、画素7Bに対応するカラーフィルター89はBの光を透過させることができる。なお、以下において、各カラーフィルター89に対してR、G及びBが識別される場合に、カラーフィルター89R,89G及び89Bという表記が用いられる。
光吸収層87及びカラーフィルター89の底面29側には、オーバーコート層91が設けられている。オーバーコート層91は、光透過性を有する樹脂などで構成されており、光吸収層87及びカラーフィルター89を底面29側から覆っている。
オーバーコート層91の底面29側には、対向電極93が設けられている。対向電極93は、例えばITOやインジウム亜鉛酸化物等の光透過性を有する材料や、マグネシウムと銀とを含む合金等を薄膜化して光透過性を付与したものなどで構成され得る。
対向電極93は、表示領域6内の複数の画素7間にわたって一連した状態で設けられている。つまり、対向電極93は、表示領域6内の複数の画素7に平面視で重なる領域に設けられており、複数の画素7間にわたって共通して機能する。なお、対向電極93は、図示しない共通線につながっている。
対向電極93の底面29側には、配向膜95が設けられている。配向膜95は、例えばポリイミドなどの光透過性を有する材料で構成されており、対向電極93を底面29側から覆っている。配向膜95には、ラビング処理などの配向処理が施されている。
素子基板21及び対向基板23の間に介在する液晶25は、配向膜69と配向膜95との間に介在している。表示装置1では、図2に示すシール材27は、図9に示す第1基板61の第1面63aと、第2基板85の対向面86bとによって挟持されている。つまり、表示装置1では、液晶25は、第1基板61及び第2基板85によって保持されている。なお、シール材27は、配向膜69及び配向膜95の間に設けられていてもよい。この場合、液晶25は、素子基板21及び対向基板23に保持されているとみなされ得る。
また、表示装置1において、液晶25を駆動する最小単位が画素7であるという観点から、各画素7は、1つの画素電極73と、この1つの画素電極73に平面視で重なる領域内の対向電極93と、によっても規定され得る。平面視で、1つの画素電極73と対向電極93とが重なり合う領域が1つの画素7の領域とみなされ得る。このため、画素7は、1つのTFT素子71と、このTFT素子71に電気的につながる画素電極73と、この画素電極73に平面視で重なる対向電極93と、この画素電極73及び対向電極93の間に介在する液晶25と、1つのカラーフィルター89と、を有する素子であるともみなされ得る。
バリア基板13は、第3基板101を有している。第3基板101は、例えばガラスや石英などの光透過性を有する材料で構成されており、表示面9側に向けられた外向面102aと、底面29側に向けられた対向面102bと、を有している。
第3基板101の対向面102bには、遮光膜103が設けられている。
ここで、遮光膜103は、表示領域6にわたって設けられている。他の観点において、遮光膜103は、表示領域6内の複数の画素7間にわたって設けられている。つまり、遮光膜103は、表示領域6内の複数の画素7に平面視で重なる領域に設けられている。遮光膜103は、例えば、カーボンブラックなどを含有する樹脂や、クロムなどの光吸収性が高い材料で構成され得る。
遮光膜103の底面29側には、オーバーコート層108が設けられている。オーバーコート層108は、光透過性を有する樹脂などで構成されており、遮光膜103を底面29側から覆っている。
上記の構成を有するバリア基板13は、光透過性を有する接着剤109を介して、液晶パネル11に貼り付けられている。本実施形態では、対向面102bが第2基板85の外向面86aに向けられた状態で、オーバーコート層108が外向面86aに接着剤109を介して貼り付けられている。
ここで、遮光膜103には、平面図である図10に示すように、複数の開口部111が設けられている。開口部111は、画素群55ごとに設けられている。遮光膜103において、開口部111の外側の領域は、遮光部113とされている。
なお、図10では、構成をわかりやすく示すため、遮光膜103(遮光部113)にハッチグが施されている。
遮光膜103において、開口部111は、図11に示すように、画素群55における第1の画素71及び第2の画素72に平面視で重なる領域に設けられている。
なお、光の屈折を軽減する観点から、開口部111内には、オーバーコート層108が入り込んでいることが、好ましい。さらに、開口部111内がオーバーコート層108で満たされていることが、より好ましい。
本実施形態では、開口部111内が、図11中のE−E線における断面図である図12に示すように、オーバーコート層108で満たされている。
ところで、素子基板21は、複数のソース線Sを有している。複数のソース線Sは、ゲート絶縁膜65上に設けられており、絶縁膜67によって表示面9側から覆われている。
また、素子基板21は、図11中のF−F線における断面図である図13に示すように、複数のゲート線Tを有している。複数のゲート線Tは、第1基板61の第1面63aに設けられており、ゲート絶縁膜65によって表示面9側から覆われている。
Y方向に隣り合うTFT素子71間において、ソース電極79同士は、平面図である図14に示すように、ソース線Sを介してつながっている。
また、X方向に隣り合うTFT素子71間において、ゲート電極75同士は、図15に示すように、ゲート線Tを介してつながっている。図14及び図15では、構成をわかりやすく示すため、ゲート線T及び画素電極73のそれぞれにハッチングが施されている。
なお、各画素電極73は、平面視で周縁部が領域88内に及んでいる。
ここで、ゲート電極75は、X方向に沿って並ぶ複数の画素7間にわたって一連したゲート線Tとして設けられている。そして、画素7ごとにゲート線Tに対向する位置に半導体層77が設けられている。各ゲート線Tにおいて、平面視で半導体層77に重なる領域がゲート電極75であると定義され得る。
なお、図9における液晶パネル11の断面は、図14中のH−H線における断面に相当している。
上記の構成を有する表示装置1では、照明装置5から表示パネル3に光を照射した状態で、液晶25の配向状態を画素7ごとに変化させることにより、表示が制御される。液晶25の配向状態は、画素電極73及び対向電極93間に印加する電圧(以下、駆動電圧と呼ぶ)を制御することによって変化し得る。
配向膜69及び配向膜95のそれぞれには、配向処理が施されている。配向処理が施された配向膜69及び配向膜95によって、液晶25の初期的な配向状態が規制される。
表示装置1では、駆動電圧が0Vのときに、液晶25がオフ状態にある。駆動電圧が大きくなると、画素電極73及び対向電極93間に発生する電界によって液晶25が駆動される。液晶25が駆動された状態は、オン状態と呼ばれる。
図16(a)は、液晶25がオフ状態のときの液晶パネル11での偏光状態を示す図である。図16(b)は、液晶25がオン状態のときの液晶パネル11での偏光状態を示す図である。
表示装置1では、偏光板19aの透過軸の方向161aは、図16(a)及び図16(b)に示すように、平面視で偏光板19bの透過軸の方向161bに直交している。配向膜69の配向方向163は、平面視で透過軸の方向161aに沿っている。配向膜95の配向方向165は、平面視で透過軸の方向161aに直交している。
なお、図16(a)及び図16(b)において、X'方向及びY'方向は、X'方向が平面視で偏光板19bの透過軸の方向161bに沿った方向を示し、Y'方向がXY平面内でX'方向に直交する方向を示している。X'方向及びY'方向は、XY平面内で互いに直交する任意の2方向である。
光源33から導光板31を介して偏光板19aに入射された入射光は、偏光板19aの透過軸の方向161aすなわちY'方向に沿った偏光軸を有する直線偏光167として液晶25に入射される。
液晶25に入射された直線偏光167は、液晶25がオフ状態のときに、図16(a)に示すように、X'方向に沿った偏光軸を有する直線偏光169として偏光板19bに向けて射出される。偏光板19bに向けて射出された直線偏光169は、偏光軸の方向が偏光板19bの透過軸の方向161bに沿っているため、偏光板19bを透過する。
他方で、液晶25がオン状態のときに、直線偏光167は、図16(b)に示すように、偏光状態が維持されたまま直線偏光167として偏光板19bに向けて射出される。偏光板19bに向けて射出された直線偏光167は、偏光軸の方向が偏光板19bの透過軸の方向161bに対して直交しているため、偏光板19bによって吸収される。
表示装置1では、液晶25がオフ状態のときに液晶パネル11から表示面9側に光が射出され、液晶25がオン状態のときに液晶パネル11からの光の射出が遮断される所謂ノーマリーホワイト(初期的に“白表示”の状態)の表示モードが採用されている。しかしながら、表示モードは、ノーマリーホワイトに限定されず、所謂ノーマリーブラック(初期的に“黒表示”の状態)も採用され得る。
前述したように、表示装置1は、画素群55ごとに開口部111が設けられた遮光膜103を有している。照明装置5から各画素7に入射された光は、開口部111を介して表示面9側に射出される。
このとき、第1の画素71から表示面9側に向けて射出された光181は、液晶パネル11及び遮光膜103を図11中のF−F線で切断したときの模式的な断面図である図17に示すように、開口部111を介して第1の範囲183に及ぶ。
また、第2の画素72から表示面9側に向けて射出された光185は、開口部111を介して第2の範囲187に及ぶ。
第1の範囲183からは、各開口部111を介して射出される第1の画素71からの光181が視認され得る。第2の範囲187からは、各開口部111を介して射出される第2の画素72からの光185が視認され得る。
第1の範囲183内に視点があれば、複数の第1の画素71からの光181によって形成される第1の画像が視認され得る。第2の範囲187内に視点があれば、複数の第2の画素72からの光185によって形成される第2の画像が視認され得る。
従って、表示装置1では、第1の画像を第1の範囲183に表示し、第2の画像を第2の範囲187に表示することができる。第1の範囲183及び第2の範囲187は、相互に異なる範囲である。
このように、表示装置1では、Y方向において、異なる複数の範囲に指向性表示を行うことができる。
なお、第1の範囲183と、第2の範囲187とは、互いに重畳する範囲189(以下、重畳範囲189と呼ぶ)を有している。
他方で、第3の画素73から表示面9側に向けて射出された光201は、液晶パネル11及び遮光膜103を図11中のE−E線で切断したときの模式的な図である図18に示すように、開口部111を介して第3の範囲203に及ぶ。
また、第4の画素74から表示面9側に向けて射出された光205は、開口部111を介して第4の範囲207に及ぶ。
第3の範囲203からは、各開口部111を介して射出される第3の画素73からの光201が視認され得る。第4の範囲207からは、各開口部111を介して射出される第4の画素74からの光205が視認され得る。
第3の範囲203内に視点があれば、複数の第3の画素73からの光201によって形成される第3の画像が視認され得る。第4の範囲207内に視点があれば、複数の第4の画素74からの光205によって形成される第4の画像が視認され得る。
従って、表示装置1では、第3の画像を第3の範囲203に表示し、第4の画像を第4の範囲207に表示することができる。第3の範囲203及び第4の範囲207は、相互に異なる範囲である。
このように、表示装置1では、X方向において、異なる複数の範囲に指向性表示を行うことができる。
上述したように、表示装置1では、Y方向において、第1の範囲183及び第2の範囲187のそれぞれに指向性表示を行うことができる。また、X方向において、第3の範囲203及び第4の範囲207のそれぞれに指向性表示を行うことができる。
第1の範囲183と、第2の範囲187と、第3の範囲203と、第4の範囲207とは、相互に異なる範囲である。このように、表示装置1では、X方向及びY方向の双方において、相互に異なる複数の範囲(本実施形態では、4つの範囲)に指向性表示を行うことができる。
本実施形態において、遮光膜103及び開口部111が光学素子に対応し、Y方向が第1の方向に対応し、X方向が第2の方向に対応している。
本実施形態では、遮光膜103に設けられた開口部111は、画素群55に対応している。つまり、開口部111が、画素群55ごとに設けられている。画素群55には、第1の画素71と、第2の画素72と、第3の画素73と、第4の画素74とが、1つずつ含まれている。
1組の画素群55における4つの画素7からの光は、開口部111を介して画素7ごとに異なる範囲に及ぶ。つまり、本実施形態では、第1の画像〜第4の画像のそれぞれを形成する光が及ぶ範囲は、画素7ごとに規定される。
このため、例えば、第1の画像〜第4の画像のそれぞれを形成する光が及ぶ範囲を複合画素54の単位で規定する場合に比較して、R,G及びBの光が及ぶ範囲を画像ごとに合わせやすくすることができる。
この結果、各画像の表示品位が損なわれる範囲を軽減しやすくすることができる。
また、本実施形態では、図4に示す表示領域6において、対角線46a及び対角線46bが、それぞれ、X方向及びY方向のそれぞれの方向とは交差する方向に延在している。このため、第1の範囲183及び第2の範囲187が延在する方向を、対角線46a及び対角線46bが延在する方向からずらすことができる。同様に、第3の範囲203及び第4の範囲207が延在する方向(X方向)も、対角線46a及び対角線46bが延在する方向からずらすことができる。
これにより、指向性表示における第1の画像及び第2の画像の方向(Y方向)と、指向性表示における第3の画像及び第4の画像の方向(X方向)とを、対角線46a及び対角線46bが延在する方向からずらすことができる。
さらに、本実施形態では、表示領域6は、X方向に沿って延在する辺43a及び辺43bと、Y方向に沿って延在する辺43c及び辺43dとを有する四辺形に設定されている。このため、第1の範囲183及び第2の範囲187が延在する方向と、辺43c及び辺43dが延在する方向とを、合わせやすくすることができる。同様に、第3の範囲203及び第4の範囲207が延在する方向と、辺43a及び辺43bが延在する方向とを、合わせやすくすることができる。
このため、指向性表示における第1の画像及び第2の画像の方向(Y方向)を、辺43c及び辺43dが延在する方向に合わせやすくすることができる。同様に、指向性表示における第3の画像及び第4の画像の方向(X方向)を、辺43a及び辺43bが延在する方向に合わせやすくすることができる。
これにより、例えば、指向性表示を観察する観察者は、四辺形の表示領域6に対して、X方向やY方向に沿って対峙することによって、各画像を観察しやすい。これは、例えば、指向性表示を観察するときに、四辺形の表示領域6に対して、対角線46aや対角線46bが延在する方向に沿って対峙する場合に比較して、観察者に違和感を感じさせにくくすることができるためである。
また、例えば、指向性表示における第1の画像及び第2の画像の方向や、指向性表示における第3の画像及び第4の画像の方向が対角線46aや対角線46bが延在する方向に沿っていると、観察者は、例えばひし形のような異形の表示領域を観察する。異形の表示領域では、観察者に強い違和感を感じさせてしまう。
上記のような理由から、指向性表示における第1の画像及び第2の画像の方向(Y方向)と、指向性表示における第3の画像及び第4の画像の方向(X方向)とを、対角線46a及び対角線46bが延在する方向からずらすことは好ましい。
また、本実施形態では、画素7は、Y方向に延在する第1辺37aと、X方向に延在する第2辺37bとを有する四辺形によって区画されている。また、複数の画素群55は、X方向及びY方向とは交差するV方向に並んでいる。この構成では、画素群55の配置密度(解像度)を高めやすくすることができる。この結果、画素7の配置密度(解像度)を高めやすくすることができる。
これにより、指向性表示における各画像の高精細化を図りやすくすることができる。このため、本実施形態では、指向性表示における表示品位を高めやすくすることができる。
また、本実施形態では、画素7の第1辺37aが第2辺37bよりも長い。換言すれば、第2辺37bが第1辺37aよりも短い。このため、X方向における解像度を、Y方向における解像度よりも高めることができる。この結果、指向性表示における各画像の高精細化を一層図りやすくすることができ、指向性表示における表示品位を一層高めやすくすることができる。
なお、本実施形態では、R,G及びBの光の色を画素列51ごとに規定した配列構成M1(図3)が採用されている。しかしながら、R,G及びBの配列は、配列構成M1に限定されない。
R,G及びBの配列としては、例えば、図19に示すように、R,G及びBがY方向に並ぶ配列も採用され得る。この図19に示す配列構成は、配列構成M2と呼ばれる。
配列構成M2では、1つの画素列51において、画素7Rと画素7Gと画素7Bとが連続して並んでいる。そして、1つの画素列51では、連続して並ぶ画素7R、画素7G及び画素7Bの組が、Y方向に反復して出現する。
他の観点において、配列構成M2では、複数の画素7Rが、X方向に沿って画素列51の1列おきに並んでいる。同様に、複数の画素7Gも、X方向に沿って画素列51の1列おきに並んでおり、複数の画素7Bも、X方向に沿って画素列51の1列おきに並んでいる。
この配列構成M2においても、配列構成M1と同様の効果が得られる。
また、1つの画素列51において、画素7Rと画素7Gと画素7Bとが連続して並ぶ配列としては、例えば、図20に示す配列構成M3も採用され得る。
配列構成M3は、配列構成M2と同様に、1つの画素列51で、連続して並ぶ画素7R、画素7G及び画素7Bの組がY方向に反復して出現する。
ところが、配列構成M3は、X方向に対してジグザグに並ぶ画素7の配列56単位でR,G及びBが規定されているという点で配列構成M2とは異なる。
この配列構成M3においても、配列構成M1や配列構成M2と同様の効果が得られる。
また、R,G及びBの配列としては、例えば、図21に示すように、R,G及びBを画素群55ごとに規定した配列も採用され得る。この図21に示す配列構成は、配列構成M4と呼ばれる。配列構成M4では、画素群55は、4つの画素7Rを有する画素群55Rと、4つの画素7Gを有する画素群55Gと、4つの画素7Bを有する画素群55Bとに識別される。
この配列構成M4においても、配列構成M1や配列構成M2や配列構成M3と同様の効果が得られる。配列構成M4では、Y方向に並ぶ画素群55の列単位でR,G及びBが規定されている。この点において、配列構成M4では、配列構成M1に準じた配列が採用されている。
なお、R,G及びBを画素群55ごとに規定する配列は、配列構成M4に限定されず、配列構成M2や配列構成M3などに準じた種々の配列が採用され得る。
また、本実施形態では、複数組の画素群55が、図8に示すように、V方向に沿って並んでいる。しかしながら、複数組の画素群55が並ぶ方向は、V方向に限定されず、例えば、図22に示すように、V方向から傾いた方向であるW方向も採用され得る。W方向は、X方向、Y方向及びV方向のいずれに対しても交差する方向である。図22に示す配列構成は、配列構成M5と呼ばれる。
配列構成M5においても、配列構成M1〜配列構成M4のそれぞれと同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、画素7の第2辺37bが、図3に示すように、第1辺37aよりも短い長さに設定されている。しかしながら、第2辺37bの長さは、第1辺37aよりも短い長さに限定されず、図23に示すように、第1辺37aよりも長い長さも採用され得る。図23に示す配列構成は、配列構成M6と呼ばれる。
配列構成M6において、画素群55の配列は、配列構成M1(図8)や、配列構成M5(図22)に準じた配列が採用され得る。また、配列構成M6において、R,G及びBの配列は、配列構成M1〜配列構成M4のそれぞれに準じた種々の配列が採用され得る。
配列構成M6においても、配列構成M1〜配列構成M5のそれぞれと同様の効果が得られる。
さらに、配列構成M6では、第1辺37aが第2辺37bよりも短いので、Y方向における解像度を、X方向における解像度よりも高めることができる。
また、画素7の第2辺37bの長さとしては、図24に示すように、第1辺37aの長さと同等の長さも採用され得る。図24に示す配列構成は、配列構成M7と呼ばれる。
配列構成M7において、画素群55の配列は、配列構成M1(図8)や、配列構成M5(図22)に準じた配列が採用され得る。また、配列構成M7において、R,G及びBの配列は、配列構成M1〜配列構成M4のそれぞれに準じた種々の配列が採用され得る。
配列構成M7においても、配列構成M1〜配列構成M5のそれぞれと同様の効果が得られる。
さらに、配列構成M7では、第1辺37aと第2辺37bとが同等の長さなので、X方向における解像度とY方向における解像度との差を軽減することができる。
また、本実施形態では、画素群55が4つの画素7を有している。しかしながら、画素群55が有する画素7の個数は、4つに限定されず、4つ以上の任意の個数が採用され得る。
また、表示装置1では、TN型の液晶25を例に説明したが、液晶25はこれに限定されず、FFS(Fringe Field Switching)型、IPS(In Plane Switching)型、VA(Vertical Alignment)型等の種々の型が採用され得る。
上述した表示装置1は、例えば、図25(a)に示す電子機器500の表示部510に適用され得る。この電子機器500は、カーナビゲーションシステム用の表示機器である。電子機器500では、表示装置1が適用された表示部510によって、例えば、運転席側から第3の画像として地図などの画像が視認され、助手席側から第4の画像として映画などの画像が視認され得る。
そして、図25(b)に示すように、電子機器500を回動させれば、運転席側から第2の画像として地図などの画像が縦長に視認され、助手席側から第1の画像として映画などの画像が縦長に視認され得る。
また、電子機器500では、表示部510として表示装置1が適用されているので、指向性表示における第1の画像及び第2の画像、並びに第3の画像及び第4の画像のそれぞれの表示における表示品位を向上させやすくすることができる。
なお、電子機器500としては、カーナビゲーションシステム用の表示機器に限られず、携帯電話機、モバイルコンピューター、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、車載機器、オーディオ機器等の種々の電子機器が挙げられる。
本実施形態における表示装置の主要構成を示す分解斜視図。 図1中のA−A線における断面図。 本実施形態における複数の画素の一部を示す平面図。 本実施形態における表示パネルを示す平面図。 本実施形態における複数の画素の一部を示す平面図。 本実施形態における複数の画素の一部を示す平面図。 本実施形態における複数の画素の一部を示す平面図。 本実施形態における複数組の画素群の配列を説明する平面図。 図3中のD−D線における断面図。 本実施形態における遮光膜を示す平面図。 本実施形態における遮光膜に設けられた開口部を示す平面図。 図11中のE−E線における断面図。 図11中のF−F線における断面図。 本実施形態におけるTFT素子及び画素電極の配置を示す平面図。 本実施形態におけるTFT素子及びゲート線の配置を示す平面図。 本実施形態における液晶パネルでの偏光状態を説明する図。 本実施形態における液晶パネル及び遮光膜を図11中のF−F線で切断したときの模式的な断面図。 本実施形態における液晶パネル及び遮光膜を図11中のE−E線で切断したときの模式的な断面図。 本実施形態における画素の配列構成の他の例を示す平面図。 本実施形態における画素の配列構成の他の例を示す平面図。 本実施形態における画素の配列構成の他の例を示す平面図。 本実施形態における画素の配列構成の他の例を示す平面図。 本実施形態における画素の配列構成の他の例を示す平面図。 本実施形態における画素の配列構成の他の例を示す平面図。 本実施形態における表示装置を適用した電子機器の斜視図。 従来技術における課題を説明する図。 従来技術における課題を説明する図。
1…表示装置、3…表示パネル、6…表示領域、7…画素、71…第1の画素、72…第2の画素、73…第3の画素、74…第4の画素、9…表示面、11…液晶パネル、13…バリア基板、21…素子基板、23…対向基板、25…液晶、37a…第1辺、37b…第2辺、41a,41b,41c,41d…辺、43a,43b,43c,43d…辺、44a,44b…角部、45a,45b…角部、46a,46b…対角線、51…画素列、53…画素配列、54…複合画素、55…画素群、61…第1基板、65…ゲート絶縁膜、67…絶縁膜、69…配向膜、71…TFT素子、73…画素電極、85…第2基板、89…カラーフィルター、93…対向電極、95…配向膜、101…第3基板、103…遮光膜、111…開口部、113…遮光部、181…光、183…第1の範囲、185…光、187…第2の範囲、201…光、203…第3の範囲、205…光、207…第4の範囲、500…電子機器、510…表示部、M1,M2,M3,M4,M5,M6,M7…配列構成。

Claims (7)

  1. 相互に異なる色の光を射出する複数の画素を1つの複合画素とする複数の前記複合画素と、
    前記画素から射出された光が及ぶ範囲を前記画素ごとに規定する光学素子と、を含み、
    複数の前記画素は、複数の画素群に区分されており、
    前記画素群は、
    第1の画像が対応付けられた第1の画素と、
    第2の画像が対応付けられた第2の画素と、
    第3の画像が対応付けられた第3の画素と、
    第4の画像が対応付けられた第4の画素と、を1つずつ含んでおり、
    前記光学素子は、前記画素群に対応して設けられており、
    前記画素群において、前記第1の画素と前記第2の画素とが、第1の方向に隣り合っており、且つ、前記第3の画素と前記第4の画素とが、前記第1の方向とは交差する第2の方向に、前記第1の画素及び前記第2の画素を挟んで互いに対峙している、
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記複数の複合画素に平面的に重なる表示領域を有し、
    前記表示領域の平面的な輪郭は、互いに向き合う2つの角部を1組の対角とする少なくとも2組の対角を有しており、
    前記第1の方向及び前記第2の方向は、前記対角における前記2つの角部を結ぶ方向とは交差している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記画素は、前記第1の方向に延びる第1辺と、前記第2の方向に延びる第2辺とを有する四辺形によって区画されており、
    複数の前記画素群は、前記第1の方向及び前記第2の方向とは交差する方向に配列している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記第1辺は、前記第2辺よりも長い、ことを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記第2辺は、前記第1辺よりも長い、ことを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  6. 前記光学素子は、前記複数の画素の前記光の射出側に設けられた遮光膜を有しており、
    前記遮光膜には、前記画素群ごとに開口部が設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電気光学装置を表示部として有する、ことを特徴とする電子機器。
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