JP5175621B2 - 遊技機における前面枠のロック装置 - Google Patents
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Description
なお、パチンコ機には、ガラス板保持枠、上皿枠及び下皿枠を前面枠に夫々取り付ける構成でなく、それらを前面枠に一体状に設けて前面枠のみを外枠に対して開閉する形式もある。
形状記憶合金製コイルバネとバイアスコイルバネを互いに押し合うようにピンに装着し、その形状記憶合金製コイルバネの温度変化により該ピンが進退自在に設けられたバイアス式アクチュエータを前記外枠の内方又は前面枠の裏面側に取り付け、前記ピンに係合可能な係止部材を前記前面枠の裏面側又は外枠の内方に設け、遊技機及び遊技機島の稼動による雰囲気温度の上昇により、前記アクチュエータのピンが後退して同ピンと前記係止部材との係合状態が解除されることにより前記施錠装置のキー操作による前面枠の開放作動を可能とし、遊技機及び遊技機島の非稼動による雰囲気温度の低下により、前記アクチュエータのピンが前進して前記係止部材に係合することにより前面枠の閉鎖状態を保持することを特徴とする。
この遊技機における前面枠のロック装置は、遊技機及び遊技機島の稼動時にアクチュエータのピンと係止部材との係合状態が解除されて前面枠の開放作動を可能とし、遊技機及び遊技機島の非稼動時にアクチュエータのピンが係止部材に係合して前面枠の閉鎖状態を保持する構成としているので、遊技機及び遊技機島の非稼動時に前面枠の開放による不正行為の防止に有効である。そして、このロック装置は、一般的な遊技機に備えられる施錠装置のロック機能に加え、さらに安全性を高めた二重ロック機能としての役割を有する。
この遊技機における前面枠のロック装置は、遊技機及び遊技機島の稼動による雰囲気温度が40〜60℃の状態においてアクチュエータのピンと係止部材との係合状態が解除されるので、前面枠を開放して行なわれる遊技機の点検・保守作業を円滑に行なうことができる。
この遊技機における前面枠のロック装置は、アクチュエータのピンを係止部材の係合穴又は鉤片に係合させる構成により、前面枠の閉鎖状態を確実に保持することができる。
(1)パチンコ機及び遊技機島の稼動時(遊技ホールの営業中)
多数のパチンコ機を両面に配置した遊技機島内の雰囲気温度が、稼動時にパチンコ機等から発生する熱により40〜60℃に上昇すると、図4(ロ)に示すように、バイアス式アクチュエータ41の形状記憶合金製コイルバネ47が伸張してバイアスコイルバネ48を圧縮する。これにより、ピン45が上昇(後退)して係止部材51の係合穴52から脱出するので、同ピン45と係止部材51との係合状態は解除される。そして、施錠装置30のキー操作による前面枠5の開放作動が可能となる。
(2)パチンコ機及び遊技機島の非稼動時(遊技ホールの閉店中)
パチンコ機及び遊技機島の電源がオフとされて遊技機島内の雰囲気温度が常温に低下すると、図4(イ)に示すように、バイアスコイルバネ48が伸張して形状記憶合金製コイルバネ47を圧縮する。これにより、ピン45が下降(前進)して係止部材51の係合穴52に係合するので、前面枠5は閉鎖状態に確実に保持される。しかして、仮にパチンコ機に付属の施錠装置30の施錠を何らかの操作によって解除したとしても、本発明にかかる前面枠のロック装置40により前面枠5の閉鎖状態がロックされているため、前面枠5の開放を防止することができる。
1・・・外枠
5・・・前面枠
30・・・施錠装置
40・・・前面枠のロック装置
41・・・バイアス式アクチュエータ
45・・・ピン
47・・・形状記憶合金製コイルバネ
48・・・バイアスコイルバネ
51・・・係止部材
52・・・係合穴
Claims (3)
- 縦長の矩形状に形成された外枠の前面の一側部に前面枠を開閉自在に設け、その前面枠を開閉作動させる施錠装置を備えた遊技機において、
形状記憶合金製コイルバネとバイアスコイルバネを互いに押し合うようにピンに装着し、その形状記憶合金製コイルバネの温度変化により該ピンが進退自在に設けられたバイアス式アクチュエータを前記外枠の内方又は前面枠の裏面側に取り付け、前記ピンに係合可能な係止部材を前記前面枠の裏面側又は外枠の内方に設け、遊技機及び遊技機島の稼動による雰囲気温度の上昇により、前記アクチュエータのピンが後退して同ピンと前記係止部材との係合状態が解除されることにより前記施錠装置のキー操作による前面枠の開放作動を可能とし、遊技機及び遊技機島の非稼動による雰囲気温度の低下により、前記アクチュエータのピンが前進して前記係止部材に係合することにより前面枠の閉鎖状態を保持することを特徴とする遊技機における前面枠のロック装置。 - 前記雰囲気温度が40〜60℃の状態において、前記アクチュエータの形状記憶合金製コイルバネの伸張作用により前記ピンが後退移動して同ピンと前記係止部材との係合状態が解除されるように設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機における前面枠のロック装置。
- 前記係止部材に形成された係合穴又は鉤片に、前記ピンの先端部を係合自在に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機における前面枠のロック装置。
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JP2008141902A JP5175621B2 (ja) | 2008-05-30 | 2008-05-30 | 遊技機における前面枠のロック装置 |
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