JP5173343B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スプールユニットから巻き解かれたロール紙に画像を記録する記録装置に関する。
プリンタ、複写機あるいはファクシミリ等の機能を有する記録装置は、画像情報に基づいて記録ヘッドにより記録媒体に画像を記録するように構成されている。記録ヘッドの記録方式には、インクジェット式、レーザービーム式、熱転写式、感熱式、ワイヤドット式など、種々の方式がある。また、記録動作の形態には、記録シートを走査する主走査と記録シートを搬送する副走査を用いるシリアルタイプと、副走査のみで記録していくラインタイプなどがある。シリアルタイプでは、往復移動するキャリッジに記録ヘッドを搭載し、キャリッジの移動(主走査)に同期した1ラインの記録と、所定ピッチの紙送り(副走査)とを交互に繰り返すことで、記録媒体である記録シートの全領域における記録が行われる。
近年、記録装置においては、JIS規格で定めるところのA4、A3サイズはもとより、A2、A1さいず、あるいはそれ以上の大きなサイズの記録媒体を扱う機種も増えている。こうした大サイズの記録媒体を扱う記録装置では、いわゆるロール紙を用いるものが多く、その取り扱いについても数多くのノウハウがある。特にロール紙の安定的搬送、例えば斜行を抑制する手法に関しては、画像形成の精度に直接的に影響することから、様々な技術が提案なされている。例えば、走行するロール紙の斜行を抑制する手法として、搬送経路の途中に設けた基準面にロール紙の幅方向の一端または両端を押し付ける方法が一般的によく用いられている。
特開2002−241005号公報
しかしながら、ロール紙の回転軸と搬送ローラの回転軸を高精度で平行に維持することは困難であり、わずかな傾きが残されるのが通常である。その場合、ロール紙は搬送方向に対し左右いずれかの方向へ斜行する性向を持つことになる。ロール紙の回転軸と搬送ローラの回転軸との間の傾きが非常に小さい場合は、ロール紙の幅方向端縁を位置決めするガイド手段によって斜行補正する手法を採っても問題ない。しかし、その傾きを小さくするためには、2つの回転軸間の平行性を精度良く実現する必要がある。これには部品精度や組付け精度を高める必要もあり、コストの上昇を招く。また、コストを抑制するため2つの回転軸の間の平行度(要求される平行の精度)を低くすると、ロール紙の斜行性が強くなり、ガイド手段に対してロール紙の幅方向端面がより強く当接し、ロール紙端面を破損させるおそれがある。さらには、ロール紙端面がガイド手段に当接したあと、はね返って逆方向に斜行し、また戻ってくるというような蛇行状態を引き起こす恐れもある。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、ロール紙の端面がガイド面に当接したり、当接の反動で離間を繰り返すことで斜行や蛇行を生じることを防止でき、ロール紙に対する搬送負荷を極小化してスムーズな搬送を実現できる記録装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、記録装置にセットされたスプールユニットから巻き解かれたロール紙を搬送する搬送機構と、搬送されるロール紙に画像を記録する記録ヘッドと、を備えた記録装置において、前記スプールユニットは軸方向所定間隔の位置に2つのガイド面を有し、前記スプールユニットにロール紙を装着したとき、一方のガイド面がロール紙の一方の端面に当接するとともに、他方のガイド面がロール紙の他方の端面から離間しており、前記スプールユニットを記録装置にセットすると、ロール紙の前記一方の端面に当接していた前記一方のガイド面が移動して前記一方の端面から離間することを特徴とする。
本発明によれば、ロール紙の端面がガイド面に当接したり、当接の反動で離間を繰り返すことで斜行や蛇行を生じることを防止でき、ロール紙に対する搬送負荷を極小化してスムーズな搬送を実現できる記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係る記録装置の縦断面図である。図2は第1の実施形態に係る記録装置のスプールユニットのガイド部材を装着する前の斜視図である。図3は図2のスプールユニットの縦断面図である。図4は図2のスプールユニットでガイドシャフトをスプールシャフトに対して図示左方向へ移動させたときの縦断面図である。図5は図2のスプールユニットにロール紙を差し込むときの斜視図である。図6はスプールユニットにロール紙を差し込んだときの部分縦断面図である。図7はスプールユニットにロール紙を差し込んだ後にガイド部材を装着するときの斜視図である。図8はスプールユニットにロール紙を装着したときの状態を示す縦断面図である。図9は第1の実施形態においてロール紙を装着したスプールユニットを記録装置にセットする途中の状態を示す縦断面図である。図10は第1の実施形態においてロール紙を装着したスプールユニットを記録装置にセットした状態を示す縦断面図である。なお、本実施形態は記録装置がインクジェット記録装置である場合を示す。
図1において、記録装置は、画像情報に基づいて記録ヘッド1の吐出口から記録媒体21へインクを吐出して記録を行う。記録ヘッド1は、一定の期間もしくは一定の記録量ごとに、あるいは必要に応じて、記録領域を外れた位置に配されている不図示の回復ユニットと対向する位置へ移動する。回復ユニットは、記録ヘッド1のインク吐出性能を維持回復するものであり、例えば、キャッピング機構、吸引回復機構及びワイピング機構などを備えている。キャッピング機構は、キャップで吐出口を覆うことにより吐出口を保護するとともに吐出口からのインクの蒸発を防止するものである。吸引回復機構は、吐出口をキャッピングした状態で、キャップに接続された負圧発生源を作動することにより吐出口からインクを吸引し、吐出口内のインクをリフレッシュするものである。ワイピング機構は、吐出面に付着したインク等の異物をワイパーで払拭するものである。かかる回復ユニットにより、安定したインク吐出を維持することができる。
本実施形態に係る記録装置では、記録媒体としてロール紙を使用することができる。ロール紙21は、幅が一定サイズで、長さが例えば数十m〜数百mのシートをロール状に巻回したものである。このロール紙は後述するスプールユニット30に装着される。そして、ロール紙21を装着したスプールユニット30は、図1に示すように、記録装置のスプールホルダ部6にセットされる。つまり、ロール紙21は、記録装置に対し、スプールユニット30を介して、巻き解き可能にセットされる。巻き解かれたロール紙21の先端を給送案内部材3に沿って給送し、搬送ローラ及びピンチローラからなる搬送ローラ対4のニップで挟持する。そこで搬送ローラ対4が回転すると、ロール紙21は給送案内部材3に案内されながら矢印A方向に搬送される。搬送ローラ対4は、記録媒体であるロール紙21の搬送機構の主要部分であり、搬送精度等において大きな影響を有する。
ロール紙21の先端がシート検知センサ8に達すると、記録装置のデバイスをコントロールしている制御部19がこれを検知する。そして、所定時間が経過した後(ロール紙の先端が記録ヘッド1の直下のプラテン2上の記録開始位置に到達したとき)、ロール紙に対する記録(画像形成)を開始する。制御部19は、外部のコンピュータ装置(不図示)などから受け取った記録指令やデータに基づいて記録動作を処理する。このデータの中には、画像情報の他に、使用されるロール紙の材質及びサイズ、並びに記録枚数などのデータも含まれている。制御部19は、それら全てのデータを記録終了まで保持・記憶している。制御部19は、ロール紙21が何ページまで記録されたか、何ページのどこまで記録したか、排紙口7からロール紙の先端がどのくらい排出されているか、などの記録途中の状態も検出している。一定量の記録動作が行われた後、ロール紙21の記録済エリアの先端及び後端をカッター5によって所定のサイズ(A2サイズ、A1サイズ等)に切断する。切断により分離されたシートは排紙口7から排出される。なお、カッター5の切断刃はロール紙21を切断する場合のみ搬送経路内を横断し、ロール紙が搬送されているときには搬送を妨げない位置に退避している。
以上の記録装置において、ロール紙21は、まず該ロール紙をスプールユニット30に装着した後、該スプールユニットをスプールホルダ部6にセットすることにより、記録装置にセットされる。ここで、スプールユニット30A(ガイド部材が装着される前)は、図2、図3及び図4に示すようにスプールシャフト31内にガイドシャフト32を組み込んだ構造を有する。ガイドシャフト32は、スプールシャフト31内に矢印C、D方向に一定範囲内で移動可能に組み込まれており、ばね33により常に矢印C方向に付勢されている。従って、ガイドシャフト32は、特に外力が作用しないときにはスプールシャフト31に対して図3の位置にあり、矢印D方向の外力が作用すると図4の位置まで移動可能である。記録媒体としての一定幅のシート材からなるロール紙21は中空のロール芯22に巻回され、シートロールSを構成している。このロール紙21は、図5に示すように、シートロールSの形態で、スプールユニット30に対しへ矢印F方向から差し込んで装着される。
ロール紙21(シートロールS)をスプールユニット30に装着した状態では、ロール芯22は、図6に示すように、その差し込み方向先端面(図示左側の端面)がスプールシャフト31の段付ストッパ部34に突き当たっている。これにより、シートロールS(ロール紙21及びロール芯22)の軸方向(差し込み方向)の位置決めがなされている。ガイドシャフト32はばね33によりに図示右方向に付勢されており、ガイドシャフト32のガイド面15は、軸方向においてスプールシャフト31のストッパ部34と同一面に位置している。従って、ロール紙21をスプールユニット30に装着したとき、ロール紙の端面とロール芯22の端面は、軸方向における同一面により位置決めされる。このように、ロール紙21の端面とロール芯22の端面とを同一面で規制することで、ロール紙がいわゆる竹の子状になる現象を防止している。
ロール紙21をスプールユニット30Aに装着した後、図7及び図8に示すように、ガイドシャフト32に対し、ガイド部材35をガイド32aの反対側から矢印H方向へ差し込んでいく。ガイド部材37は、非基準側の位置規制のためのガイド面37を有する。従って、このガイド部材35を差し込んで位置決めすることにより、スプールユニット30は、軸方向所定間隔の位置に2つのガイド面15、37を有する状態となる。差し込まれたガイド部材35は、その突き当て部36がロール芯22の端面に突き当たることで位置決めされている。この位置決め状態では、ガイド部材35のガイド面37はロール紙21の端面と当接せず、その間に所定の隙間が保たれている。つまり、スプールユニット30にロール紙21を装着したとき、一方のガイド面15がロール紙の一方の端面に当接するとともに、他方のガイド面37がロール紙の他方の端面から離間している。これは、温度や湿度などによってロール紙の幅が増大した場合に、該ロール紙の逃げ場が無くなり、該ロール紙が損傷することを防ぐためである。つまり、ロール紙21の両側端面をガイドシャフト32のガイド面15とガイド部材35のガイド面37の両方で位置規制してしまうと、該ロール紙が伸びた場合に逃げ場が無くなって破損するおそれがあり、これを避けるためである。なお、図示の例では、ガイド面15、37は円形をしたフランジ面で形成されているが、これは、ロール紙の端面をガイドできる形状であれば、例えば放射状の部材の表面からなるガイド面であっても良く、必要に応じて種々の形状を採ることができる。
ロール紙21には様々な幅サイズのものがあるが、本実施形態では、ガイドシャフト32のストッパ部34及びガイド面15による端面位置決めは、ロール紙の幅サイズに関わりなく共通して行われる。従って、ガイドシャフト32のストッパ部34及びガイド面15は、全ての幅サイズのロール紙の端面の位置を規制する共通の基準面を形成している。一方、ガイド部材35のスプールシャフト31上における軸方向位置はロール芯22の幅サイズ(ロール紙の幅サイズに対応)によって任意に変更可能である。従って、ガイド部材35側の突き当て部36及びガイド面37による位置決めは、ロール紙21の幅サイズによって位置が変わる非基準側の位置決めとなっている。また、ロール紙21をスプールユニット30に装着するとき、ロール紙21の端面に当接するガイド面は、常に、2つのガイド面15、37のうちの同じガイド面(基準面側のガイド面)15である構成になっている。
図8に示すようにロール紙21が装着されたスプールユニット30は、図9及び図10に示すようにして、記録装置のスプールホルダ部6にセットされる。図9及び図10は図1中の矢印K方向から見た縦断面図である。図9及び図10において、スプールユニット30をスプールホルダ部6にセットする過程においては、ガイドシャフト32の先端の円錐部38がスプールホルダ部6の斜面部39に当接する。円錐部38が斜面部39に当接した状態で押し込んでいくと、ガイドシャフト32に対して矢印L方向の外力が作用する。すると、スプールユニット30が最終的にセットされた図10の状態では、ガイドシャフト32がばね33に抗してスプールシャフト31沿って図示左方向へ所定距離だけ移動する。これにより、ガイドシャフト32のガイド面15がロール紙21の端面から離間する。その結果、ロール紙21部分は、その両側端面とも、規制部材としてのガイド面15及び37から離間した状態となる。この状態では、ロール芯22の部分の両側端面は、ストッパ部34及び突き当て部36に当接して位置規制されたままである。
以上のような構成によれば、次のような作用効果が得られる。すなわち、記録ヘッド1からロール紙21へインクを吐出して記録を行うとき、ロール紙21は搬送機構の主要部を構成する搬送ローラ対(例えば搬送ローラとピンチローラ)4によりプラテン2上を搬送される。このロール紙21の搬送が行われるとき、搬送ローラ対4とスプールユニット30との間で軸芯の平行度などの軸間アラインメントが一致していない場合には、搬送中のロール紙22の幅方向端縁がガイド面15、37と当接したり、その反動で離間したりする。このような軸間アラインメントの不一致に起因する当接及び離間の繰り返しにより、ロール紙21の斜行や蛇行が生じることになる。本実施形態によれば、ロール紙を記録装置にセットした状態では、ロール紙21の両側端面が規制部材としてのガイド面15及び37から離間している。これにより、搬送ローラ対4とスプールユニット30との間で軸芯の平行度などの軸間アラインメントが一致していない場合でも、ガイド面15、37との当接に起因する斜行や蛇行の発生を無くすことができる。さらに、スプールユニット30の抵抗負荷を最小にすることができ、搬送中のロール紙21に対する搬送負荷を極小化することができる。これにより、搬送ローラ対4の搬送特性のみにならった円滑なロール紙の搬送を実現することができる。
〔第2の実施形態〕
図11は第2の実施形態においてロール紙21を装着したスプールユニット30を記録装置のスプールホルダ部6にセットしたときにロール紙の両側端面ともがガイド面と当接しない状態を示す縦断面図である。図12は図11の状態からガイドシャフト32を図示右方向へ移動させて基準側のガイド面にロール紙の端面を当接させた状態を示す縦断面図である。上述の第1の実施形態では、スプールユニット30を記録装置のスプールホルダ部6にセットしたときにロール紙21の両側端面ともが規制部材であるガイド面15、37と当接しない構成となっている。かかる構成は、特に、微細な液滴を精度よく記録媒体に着弾させるために高精度な搬送精度を要求されるインクジェット記録装置にとっては有効である。
一方、記録装置には、ロール紙を切断することなくその未記録部分を排紙口7から大きく送り出した後、搬送ローラ対4やロール紙(シートロールS)などを逆回転させることで装置本体内に巻き戻すという機能を持つ形態のものが存在する。このような機能は、例えばロール紙21の斜行検出を行う場合などに実行される。こうしたロール紙21の巻き戻しを行っているときには画像形成は行われない。そのため、巻き戻し時においては、高い搬送精度を求める必要はない。しかし、一度巻き解いたロール紙21を再びロール状に巻き戻すため、ロール紙の少なくとも一方の端縁を積極的にガイド面に当接させて幅方向位置を規制することにより、ロール紙が竹の子状になることを防止することが好ましい場合がある。また、使用するロール紙の材質や表面処理などの種類によっては、画像形成のときに同様のガイド面による幅方向位置規制を実施し方が良い場合もある。つまり、ロール紙21を記録装置にセットした状態で、ガイドシャフト32のガイド面15をロール紙21の端面に当接させ、基準面側でロール紙を位置決めできるように構成されている。
図11及び図12において、記録装置のスプールホルダ部6の図示右側の支持部には、ガイドシャフト32の先端の円錐部38に当接した状態で図示左右方向に移動可能なスライドブロック42が取り付けられている。スライドブロック42の反対側の面には、カム軸41を中心に回動可能な偏芯カム40が当接している。つまり、ばね33の付勢力により、ガイドシャフト32の円錐部38がスライドブロック42に当接するとともに、該スライドブロックの反対側の面が偏芯カム40のカム面に当接している。従って、ばね33の付勢力により、ガイドシャフト32の円錐部38がスライドブロック42の図示左側の面に当接するとともに、スライドブロック42の図示右側の面が偏芯カム40のカム面に当接している。偏芯カム40は、不図示のモータ等の駆動手段により、カム軸41を中心に回転可能である。
次に、図11及び図12を用いて、ロール紙21の基準側端面(図示の左側端面)に対する位置決め作用について説明する。図11の状態ではスライドブロック42は偏芯カム40により図示左側の位置にある。この図11の状態では、図10に示す第1の実施形態の状態と同様、ロール紙21の両側端面はガイドシャフト32のガイド面15及びガイド部材35のガイド面37のいずれにも当接していない。そこで、図11の状態から不図示の駆動手段により偏芯カム40がカム軸41を中心に回転して図12の状態になる。すると、スライドブロック42は、ばね33により矢印M方向へ付勢されているガイドシャフト32の円錐部38に押されて、ガイドシャフト32と共に矢印M方向へ移動し、図12の状態になる。このように、本実施形態では、上述の第1の実施形態に加えて、ロール紙を装着したスプールユニット30が記録装置にセットされたとき、ロール紙の端面から離間したガイド面15を該端面と当接するように移動させ得る構成となっている。
こうした作用によって、記録装置にセットされたロール紙21の基準側の端面にガイドシャフト32のガイド面15が当接することになる。これにより、ロール紙(記録媒体)21の一側の端面(幅方向の一方の端縁位置)が規制されることになる。また、偏芯カム40をさらに回転(戻し回転でも可)させることにより、スライドブロック42及びガイドシャフト32を図11の状態に戻すことができる。この偏芯カム40の作動タイミング等については、制御部19によって、必要とされる任意の条件において制御される。第2実施形態は、以上説明した以外の点では、図1〜図10で説明した第1の実施形態と同じ構成を有し、同じ作用をするものである。本実施形態によれば、第1の実施形態と同じ効果が得られる他に、必要に応じて随時、ロール紙21の幅方向位置規制を行うことができるという効果がある。
〔第3の実施形態〕
図13は第3の実施形態においてロール紙を装着したスプールユニットを記録装置にセットしたときにロール紙の両側端面ともがガイド面と当接しない状態を示す縦断面図である。図14は図13の状態からガイドシャフトを図示右方向へ移動させて基準側のガイド面にロール紙の端面を当接させた状態を示す縦断面図である。本実施形態は、前述の第2の実施形態の発展形態であり、記録装置にセットされたロール紙21の両側端面をガイド面としてのガイド面により位置規制可能にしたものである。図13及び図14において、記録装置のスプールホルダ部6の図示右側の支持部には、ガイドシャフト32の先端の円錐部38に当接した状態で図示左右方向に移動可能なスライドブロック42が取り付けられている。また、スライドブロック42の反対側の面には、カム軸41を中心に回動可能な偏芯カム40が当接している。従って、ばね33の付勢力により、ガイドシャフト32の円錐部38がスライドブロック42の図示左側の面に当接するとともに、スライドブロック42の図示右側の面が偏芯カム40のカム面に当接している。偏芯カム40は、不図示の駆動手段により、カム軸41を中心に回転可能である。
ガイドシャフト32の軸部32bの軸方向所定位置に磁石50が設けられている。軸部32bの外周面と嵌合するスプールシャフト31は、磁力を透過するプラスチックのような材質で形成されている。スプールシャフト31には、図示右側端部よりガイドベース52が差し込まれて嵌合している。このガイドベース52には、可動ガイド51が図示左右方向に所定距離だけ移動可動に装着されている。可動ガイド51は、ばね53により常に図示右方向(矢印N方向)に付勢されており、ガイドベース52に対し図13の位置と図14の位置との間で移動可動である。また、ガイドベース52には、該ガイドベースに設けられた回転軸55を中心に回動可動なガイドアクチュエータ54が取り付けられている。ガイドアクチュエータ54の先端部は滑り当接部57になっている。ガイドアクチュエータ54が回転することで滑り当接部57が可動ガイド51の背面に当接して矢印P方向に押圧可能になっている。ガイドアクチュエータ54は、磁石50の磁力に引きつけられる磁力反応部材56を備えている。
次に、図13及び図14を用いて、ロール紙21の基準側端面(図示の左側端面)に対する位置決め作用について説明する。図13の状態ではスライドブロック42は偏芯カム40により図示左側の位置にある。この図13の状態では、図10に示す第1の実施形態の状態と同様、ロール紙21の両側の端面はガイドシャフト32のガイド面15及び可動ガイド51のガイド面51aのいずれにも当接していない。図13の状態から不図示の駆動手段により偏芯カム40がカム軸41を中心に図14の位置まで回転する。すると、スライドブロック42は、ばね33により矢印N方向へ付勢されているガイドシャフト32の円錐部38に押されて、ガイドシャフト32と共に矢印N方向へ図14に示す位置まで移動する。
すなわち、第2の実施形態と同様に偏芯カム40が回転することにより、ばね33の付勢力でガイドシャフト32が矢印N方向に移動する。これにより、ガイドシャフト32のガイド面15がロール紙21の基準側端面に当接し、その端面を規制する。同時に、ガイドシャフト32の移動と共に磁石50も移動する。磁石50の磁力は、スプールシャフト31を透過してガイドアクチュエータ54の磁力反応部材56に作用する。すると、磁力反応部材56が磁石50に引き付けられることで、磁石50の矢印N方向の移動によりガイドアクチュエータ54に矢印R方向の外力が作用する。この矢印R方向の外力により、ガイドアクチュエータ54が回転軸55を中心に回転し、ガイドアクチュエータ54の先端部(滑り当接部)57が可動ガイド51を矢印P方向(矢印Nと反対方向)に押圧する。このような作用によって、記録装置にセットされたスプールユニット30は、全体的に図13から図14の状態に移行し、ロール紙21の両側端面にガイド面15、51aが当接することで、ロール紙21の幅方向両端縁に対するガイド・規制が実現される。
このように、本実施形態では、ロール紙21を装着したスプールユニット30が記録装置のスプールホルダ部6にセットされたとき、ロール紙21の両側端面に2つのガイド面15、51aを当接させ得るように構成されている。さらに、2つのガイド面5、51aは、それぞれ、ロール紙21の対応する端面に対して移動可能であり、端面に当接する位置と端面から離間する位置のいずれかを任意に選択できるように構成されている。なお、図示の例では、ガイド面51aは円形をしたフランジ面で形成されているが、これも、上記のガイド面15、37と同様、ロール紙の端面をガイドできる形状であれば、例えば放射状の部材の表面からなるガイド面であっても良く、必要に応じて種々の形状を採ることができる。
ロール紙21の幅サイズには様々な寸法のものがあるが、その寸法は段階的である。そこで、本実施形態によれば、ガイドシャフト32の軸部32bの軸方向の複数位置に磁石50を配置することにより、様々なロール紙Sのサイズにおいても上述と同様の作用を実現することができる。図15は、本実施形態において、幅寸法の小さいロール紙を使用するためにガイドシャフト32の軸部32bの2箇所に磁石50を配置する構成の縦断面図である。図15では、図13及び図14と対応する部分を同じ符号を示し、それらの詳細説明は省略する。図13〜図15の第3の実施形態も、以上説明した以外の点では、図1〜図12の第1及び第2の実施形態と同じ構成を有し、同様の作用効果を奏する。なお、図15の構成からも明らかなように、前述の第1の実施形態〜第3の実施形態は、いずれも、ロール紙21及びロール芯22の寸法(ロール紙幅方向の寸法)がどのように異なる場合でも、同様に適用することができ、同様の作用効果を奏するものである。
また、第2の実施形態及び第3の実施形態では、ガイドシャフト32は、スライドブロック42を介して記録装置本体側のスプールホルダ部6と当接しており、記録装置本体側からガイドシャフト32への電力や電気信号の供給が可能である。また、図13〜図15の第3の実施形態では、磁石50を記録装置の制御部19によって制御可能な電磁石とし、その磁力作用をON/OFFするように構成することも可能である。従って、第2及び第3の実施形態によれば、可動ガイド51のガイド内面51aをロール紙21の端面へ当接させるか否かを、制御部19により容易に所望の態様で制御することが可能である。
図16は、図15の構成をさらに発展的に一部変更した変更例において、ロール紙の両側端面にガイド面が当接していない状態を示す縦断面図である。図17は、図16の構成において、ロール紙の片側の端面のみにガイド面が当接している状態を示す縦断面図である。図16及び図17において、ガイドシャフト32の軸部32bの複数位置に磁石50を配置され、さらに、各磁石50の近傍にそれぞれの近傍に第2磁石60が配置されている。そして、制御部19により、各位置における磁石50及び第2磁石60のそれぞれを電磁石として個別にオン・オフ制御することができる。例えば、ある位置では磁石50をオフ、第2磁石60をオンにするとともに、他の位置では磁石50をオン、第2磁石60をオンにするなど、各磁石50、60を個別に制御することができる。従って、例えば、ガイド面15をロール紙21の基準側端面に当接させないままの状態で、ガイド面51aを非基準側の端面に当接させるなど、ロール紙21の両側端面におけるガイド・規制の状態を個別に制御することができる。図16及び図17の上記以外の構成及び動作は図13〜図15と同じである。つまり、第3の実施形態では、図16及び図17のように一部変更することにより、ロール紙21の基準側及び非基準側の端面のガイド面(ガイド面)による規制・解放を、必要に応じて自在に制御することが可能になる。
以上説明した各実施形態によれば、スプールユニット30を記録装置にセットしたときに、ガイド・規制部材としてのガイド面15、37(51a)がロール紙の両側端面と当接せず、離間した状態にすることができる。これにより、ロール紙を搬送するときに搬送ローラ対4とスプールユニット30との軸間アライメント(平行度など)が完全に一致していない場合においても、ロール紙の斜行や蛇行を防ぐことができる。つまり、搬送されるロール紙の端縁がガイド面と当接したり、その反動で離れたりすることを繰り返すことにより発生する斜行や蛇行を防ぐことができる。これにより、ロール紙に対する搬送負荷を極小化して、搬送ローラ対の搬送特性のみにならったスムーズな搬送を実現することができる。
また、第2及び第3の実施形態では、必要に応じて、ガイド・規制部材としてのガイド面をロール紙の一方の端面もしくは両側の端面に積極的に当接できるように構成されている。かかる構成によれば、ロール紙の巻き戻しや巻き直しなど、画像形成をしないために高い搬送精度を必要としない場合において、ロール紙が左右に振れて竹の子状になることを防止することができる。さらに、画像形成の際に幅方向端面を積極的にガイド・規制した方が良好な搬送特性が得られる記録媒体を使用する場合には、積極的にこれに対応できるという効果も得られる。
なお、記録装置には、大きく分けて、記録ヘッドを移動させることなく記録媒体の搬送方向の副走査のみで記録するラインタイプと、記録ヘッドを移動させる主走査と記録媒体の搬送による副走査とを併用して記録するシリアルタイプがある。本発明は、ラインタイプの記録装置及びシリアルタイプの記録装置のいずれにも同様に適用可能である。また、本発明は、インクジェット式、レーザービーム式、熱転写式、感熱式、ワイヤドット式など、種々の方式の記録装置に対して適用可能である。記録媒体の材質としも、普通紙の他、プラスチックシート、OHP、写真調印画紙、布、皮革など、種々の材質を使用することができる。また、本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の単体の記録装置の他、複合機器やシステム構成などにおける記録装置に対しても同様に適用可能である。
第1の実施形態に係る記録装置の縦断面図である。 第1の実施形態に係る記録装置のスプールユニットのガイド部材を装着する前の斜視図である。 図2のスプールユニットの縦断面図である。 図2のスプールユニットでガイドシャフトをスプールシャフトに対して図示左方向へ移動させたときの縦断面図である。 なお、本実施形態は記録装置がインクジェット記録装置である場合を示す。 図2のスプールユニットにロール紙を差し込むときの斜視図である。 スプールユニットにロール紙を差し込んだときの部分縦断面図である。 スプールユニットにロール紙を差し込んだ後にガイド部材を装着するときの斜視図である。 スプールユニットにロール紙を装着したときの状態を示す縦断面図である。 第1の実施形態においてロール紙を装着したスプールユニットを記録装置にセットする途中の状態を示す縦断面図である。 第1の実施形態においてロール紙を装着したスプールユニットを記録装置にセットした状態を示す縦断面図である。 第2の実施形態においてロール紙を装着したスプールユニットを記録装置にセットしたときにロール紙の両側端面ともがガイド面と当接しない状態を示す縦断面図である。 図11の状態からガイドシャフトを図示右方向へ移動させて基準側のガイド面にロール紙の端面を当接させた状態を示す縦断面図である。 第3の実施形態においてロール紙を装着したスプールユニットを記録装置にセットしたときにロール紙の両側端面ともがガイド面と当接しない状態を示す縦断面図である。 図13の状態からガイドシャフトを図示右方向へ移動させて基準側のガイド面にロール紙の端面を当接させた状態を示す縦断面図である。 第3の実施形態において、幅寸法の小さいロール紙を使用するためにガイドシャフトの軸部の2箇所に磁石を配置する構成の縦断面図である。 図15の構成をさらに発展的に一部変更した変更例において、ロール紙の両側端面にガイド面が当接していない状態を示す縦断面図である。 図16の構成において、ロール紙の片側の端面のみにガイド面が当接している状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 記録ヘッド
2 プラテン
4 搬送ローラ対
6 スプールホルダ部
15 ガイド面
19 制御部
21 ロール紙(記録媒体)
22 ロール芯
30 スプールユニット
31 スプールシャフト
32 ガイドシャフト
33 ばね
35 ガイド部材
37 ガイド面
40 偏芯カム
51 可動ガイド
52 ガイドベース
53 ばね
54 ガイドアクチュエータ

Claims (5)

  1. 記録装置にセットされたスプールユニットから巻き解かれたロール紙を搬送する搬送機構と、搬送されるロール紙に画像を記録する記録ヘッドと、を備えた記録装置において、前記スプールユニットは軸方向所定間隔の位置に2つのガイド面を有し、
    前記スプールユニットにロール紙を装着したとき、一方のガイド面がロール紙の一方の端面に当接するとともに、他方のガイド面がロール紙の他方の端面から離間しており、
    前記スプールユニットを記録装置にセットすると、ロール紙の前記一方の端面に当接していた前記一方のガイド面が移動して前記一方の端面から離間することを特徴とする記録装置。
  2. ロール紙を前記スプールユニットに装着するとき、前記ロール紙の前記一方の端面に当接するガイド面は、常に前記2つのガイド面のうちの同じガイド面であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. ロール紙を装着した前記スプールユニットが記録装置にセットされたとき、前記ロール紙の前記一方の端面から離間した前記一方のガイド面を該端面と当接するように移動させ得ることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. ロール紙を装着した前記スプールユニットが記録装置にセットされたとき、前記ロール紙の両側端面に前記2つのガイド面を当接させ得ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記2つのガイド面は、それぞれ、ロール紙の対応する端面に対して移動可能であり、端面に当接する位置と端面から離間する位置のいずれかを任意に選択できることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録装置。
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