JP5171011B2 - 中栓付きキャップ - Google Patents

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本発明は、お茶類、果汁飲料など液体内容物を充填する容器の口部に装着する中栓付きキャップに関するものであり、より詳しくは、容器の口部に嵌合固定される中栓と、これを覆う天面壁及びその天面壁の周縁から垂下するスカート壁からなるキャップ本体、キャップ本体下端に破断可能なブリッジを介して接続されたタンパーエビデント機構、とからなり、スカート壁上部に洗浄用スリットが形成されている中栓付きキャップにおいて、タンパーエビデント機構によるいたずら防止の実を確実に担保できると共に、高い洗浄性を有する中栓付きキャップに関する。
容器にお茶類、果汁飲料などの液体を充填したあと、その容器の口部に、タンパーエビデント機構を備え一度開封するとその事実が残りいたずら防止を図る中栓付きキャップを、螺着することが行われている。この場合、内容液の充填時に、容器口部回りに内容液が付着してしまうが、それを充填時に阻止することは工程管理上難しいため、容器口部に中栓付きキャップを嵌めたあと、外部から洗浄液を噴射して洗浄除去を行うことになる。このような中栓付きキャップとして、下記のものが知られている。
特願2006−160301号公報
この特許文献1に係る中栓付きキャップは、図8に示すように、容器口部50に嵌合固定される中栓51と、この中栓51を覆うように容器口部50の外周面に螺合されるキャップ本体52とからなり、キャップ本体52は、天面壁53とその周縁から垂下するスカート壁54とを有し、このスカート壁54には、その内周面に容器口部50の外周面にある雄螺条55に螺合される雌螺条56が形成され、且つその下端にタンパーエビデント機構、すなわち、破断可能なブリッジ57を介してタンパーエビデントバンド58が設けられている。そして、キャップ本体52のスカート壁54の上部には、周方向に所定の間隔をおいて洗浄液を通すスリット59が形成され、このスリット59は、容器口部50にキャップ本体52が螺着された状態で、容器口部50の雄螺条55よりも上方に位置している。
したがって、容器口部50の雄螺条55上に付着した内容液は、スリット59を通った洗浄液により洗浄され、洗浄液と共に外部に排出される。その際、仮に内容液が洗浄排出されず容器口部50の雄螺条55上に残留しても、スリット59の位置が雄螺条55よりも上方にあるから、外部にしみ出すことがなく外観不良を起こすこともないという特性を備えている。
特許文献1記載の中栓付きキャップは、スリット59の位置が雄螺条55よりも上方にあればよいとしている。ところが、この中栓付きキャップは、現実にはスカート壁54にスリット59を開ける際、スカート壁外周面側から作用させるカッターによりスカート壁内周面側に発生するバリやスリット周辺の内方への変形60により、開栓操作時に中栓51をタンパーエビデント機構のブリッジ57を破断する前に、開けてしまうのを避けるため(図9、10参照)、すなわち、タンパーエビデント機構によるいたずら防止の実を担保するため、スリット59の位置を容器口部50の上端から下方に1.2mm以上と規制している。したがって、中栓付きキャップにおける上記洗浄は、通常、スリット59の位置が雄螺条55より上方であればあるほど良いものとされているが、特許文献1のものは、スリット59の位置が容器口部50の上端から1.2mm以上下方にあるため、その洗浄効果は極めて限定されたものとなってしまう虞がある。
そこで、本発明の目的は、スカート壁にスリットを開ける際のバリやスリット周辺のスカート壁の内方への変形があっても、洗浄用のスリットの位置を限りなくスカート壁の上方に出来て洗浄効果を向上させることができ、洗浄後の内容液のしみ出しも防ぎ、しかもタンパーエビデント機構によるいたずら防止の実を担保できる中栓付きキャップを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、容器口部に嵌合固定される中栓と、該中栓を覆うように前記容器口部の外周面に螺合されるキャップ本体とからなり、前記中栓は、天板と、該天板の外周縁から間隔をおいて前記天板下面から下方に延び、前記容器口部の内周面に密接するインナーリングを備えており、前記キャップ本体は、天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有し、該スカート壁は、内周面に前記容器口部の外周面に螺合する雌螺条が形成され、且つ下端に破断可能なブリッジを介してタンパーエビデントバンドが設けられている中栓付きキャップにおいて、
前記中栓の天板には、該天板の外周縁から下方に延び、且つ内周面が容器口部天面から外周縁に当接するアウターリングが形成され
閉栓時に、前記雌螺条より上方で、且つ中栓の天板の外周縁下面より下方には、該スカート壁外周面側からカッターを作用させることにより該スカート壁を貫通するスリットが形成されるスリット形成領域が設けられており、
該スリット形成によりバリや該スリット周辺の変形部分があったとしても、開栓時に中栓の外周縁に当接することがないように、該スリット形成領域のスリット形成前の内径をスカート壁の該スリット形成領域以外の内径より大きく、前記中栓の天板の外径を、前記雌螺条の内径より大きく、且つスカート壁の内径より小さく形成していることを特徴とする中栓付きキャップが提供される。
また、本発明によれば、前記スリット形成領域の内径と前記中栓の天板の外径は、0.2mm以上の間隔を有している中栓付きキャップが提供される。
本発明の中栓付きキャップは、スリット形成領域内のスカート壁は他部分のスカート壁より凹んでいるため、スリットの形成時に生じるバリやスリット周辺の内方への変形があっても、開栓操作の際これらバリや内方変形部分が中栓の天板の外周縁下面に当たらず、タンパーエビデントバンドに連結したブリッジを破断する前に、中栓を開栓する不都合がない。また、スリットのバリや内方変形部分により、ブリッジの破断前における中栓の開栓がないから、スリットの位置をスリット形成領域内において限りなく上部に形成することが出来る。したがって、タンパーエビデント機構によるいたずら防止の実を全う出来、しかもスリットの位置をスリット形成領域内で限りなく上に出来ることにより、洗浄効果を向上させることができると共に、洗浄液のしみ出しもない。
また、本発明の中栓付きキャップは、スリットが前記中栓の天板の外周縁下面より下方に位置するスカート壁に設けることで、スリットから洗浄液を浸入を確実にし、洗浄効果をさらに向上させることができる。したがって、上記の効果をより確実にすることができる。
また、本発明の中栓付きキャップは、中栓のアウターリングの内周面が容器口部天面から外周縁に当接して、容器口部上の内容液を排除し、洗浄時に洗浄液の容器内への侵入を防ぐことができる。したがって、上記の効果に加えて、内容液の排除とシール性が高められる。
また、本発明の中栓付きキャップは、スリット形成領域の内径と中栓の天板の外径と間の間隔を0.2mm以上とすることにより、スリット形成によりバリが出来たり、スカート形成領域が内方に変形しても、確実に中栓にスリット形成領域が当接しない。したがって、上記の効果をより確実にすることができる。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態を示し、中栓付きキャップを容器の口部に装着して閉栓した状態の半裁断面図、図2は図1の中栓付きキャップの要部の断面図である。
図において、中栓付きキャップ1は、容器2の口部3に嵌合固定される中栓4と、この中栓4を覆うように容器口部3の外周面に螺合されるキャップ本体5とからなり、中栓4は、天板6と、この天板6の外周縁7から間隔をおいて天板6下面から下方に延び、容器口部3の内周面に密接するインナーリング8を備えており、キャップ本体5は、天面壁9とこの天面壁9の周縁から垂下するスカート壁10を有し、このスカート壁10は、内周面に容器口部3の外周面に螺合する雌螺条11が形成され、且つ下端にタンパーエビデン機構を、すなわち、破断可能なブリッジ12を介してタンパーエビデントバンド13が設けられ、閉栓時、雌螺条11より上方にあって、且つ中栓4の天板6の外周縁7下面より下方に位置するスカート壁10には、このスカート壁10を貫通するスリット14が形成されているスリット形成領域15が設けられており、このスリット形成領域15のスリット形成前の内径R1はスカート壁10のスリット形成領域15以外の内径R2より大きく(R1>R2)、中栓4の天板6の外径R3は、雌螺条11の内径R4より大きく、且つスカート壁10のスリット形成領域15以外の内径R2より小さい(R2>R3>R4)ことが重要である。
前記容器2としては、その口部3に上記の中栓付きキャップ1を装着出来るものであれば良く、ボトルタイプのものに好ましく用いられ、その材質は合成樹脂やガラスである。容器2の口部3への中栓付きキャップ1の装着は、図1に示すように、容器口部3の外周面に雄螺条20を形成し、キャップ本体5の内周面に形成した雌螺条11とで、両者を螺着することで行われる。その際、パッキンの役割を担っている中栓4のインナーリング8が容器口部3内に挿入され、容器口部3の内周面に密接する。
一方、中栓4の天板6には、その外周縁7から下方に延び、且つその内周面が容器口部3の天面3aから外周縁3bに当接されるアウターリング21が形成されている。したがって、このアウターリング21の内周面が、容器口部3の天面3aから外周縁3bに当接して、容器口部上に付着した内容液を排除し、洗浄時に洗浄液の容器2内への侵入を防ぐことができる。
前記キャップ本体5は、既述のように、天面壁9とスカート壁10とを有し、スカート壁10の外周面にはすべり止め用縦溝10aが刻まれ、内周面には前記容器口部3の雄螺条20に対応する雌螺条11が形成されている。この雌螺条11は、周方向に一定間隔で分断され、その分断部位は洗浄時における洗浄液の排出路となっている。
キャップ本体5のスカート壁10下端には、既述のように、破断可能なブリッジ12を介してタンパーエビデントバンド13が設けられている。ブリッジ12は周方向に一定間隔で複数設けられ、このタンパーエビデントバンド13には弾性変形可能な係止材22が設けられている。この係止材22は、容器口部3の外周面に設けられた係止突条23と相俟って、ブリッジ12を破断しないとキャップ本体5を外すことが出来ないようにし、いたずら防止を図っている。
また、このスカート壁10には図2のLで表示するスリット形成領域15が設けられ、このスリット形成領域15は、雌螺条11より上方にあって、且つ中栓4の天板6の外周縁7下面より下方に位置する部位である。このスリット形成領域15は、すでに述べたように、そのスリット形成前の内径R1がスカート壁10のスリット形成領域以外の内径R2より大きい(R1>R2)ことが重要である。さらに、中栓4の天板6の外径R3は、雌螺条11の内径R4より大きく、スカート壁10のスリット形成領域以外の内径R2より小さい(R2>R3>R4)から、スリット形成領域15のスリット形成前の内径R1は、図2から明らかなとおり、R1>R2>R3>R4の関係にあることがわかる。
そして、このスリット形成領域15には、洗浄液をキャップ本体5と容器口部3との間に導入するためのスリット14が周方向に所定の間隔をおいて複数設置されている。このスリット14は、洗浄液をキャップ本体5と容器口部3との間に導入するためのものであるから、スリットだけに限定されず他の形状、例えば、円形、矩形などであっても良い。このスリット14の設置位置は、スリット形成領域15内であればどこでも良いが、洗浄効果の面からみると、限りなく上方が良い。したがって、図1、2に示すとおり、スリット14は、中栓4の天板6の外周縁7下面近傍に設置し、その洗浄効果を極限まで向上させている。
このスリット14の設置位置を限りなく上に出来る理由は、スカート壁10におけるスリット形成領域15の内径R1が中栓4の天板6の外径R3より充分大きいため、スリット形成領域15に設けたスリット14によるバリ24やスリット14周辺の内方への変形部分があっても、これらバリ24や内方変形部分により、中栓4の天板6の外周縁7に当たることが無く、したがって、タンパーエビデント機構のブリッジ12が破断される前に、中栓4が開くことが無いことによる。なお、スリット形成領域15の内径R1と中栓4の天板6の外径R3は、本発明者等の実験によれば、0.2mm以上の間隔を有していれば、中栓4にスリット形成領域15に形成されたバリ等が当接することがなかった。なお、上記間隔は0.2mm以上であれば良いが、その上限は容器口部に組み込まれる中栓の天板が機能し得る外径であるから無限ではなく、容器の口部の大きさによっても異なるもののおのずと規制されることは言うまでもない。
次に、図3ないし6を参照して、上記構成になる中栓付きキャップの利用状況を説明する。
まず、容器口部3から容器2にお茶類、果汁飲料などの液体内容物を充填したあと、キャップ本体5に中栓4を内装した状態の中栓付きキャップ1を容器口部3にあてがい、閉栓方向に回転させて螺合して行き最終的に螺着する(図3参照)。この過程で、キャップ本体5の下端にあるタンパーエビデントバンド13の係止材22を弾性変形させて、容器口部3の係止突条23を乗り越え、さらに係止材22の弾性変形を元に戻し係止突条23下の容器口部3に係止する。一方、中栓4は、そのインナーリング8を容器口部3内に挿入し容器口部3の内周面に密接し、さらに、キャップ本体5の天面壁9により中栓4の天板6を押さえ付け、閉栓する。なお、内容液の充填時に容器口部3の天面上に内容液が付着しても、アウターリング21の内周面が容器口部3の天面3aから外周縁3bに当接して、内容液を排除することが出来、後述の洗浄時に洗浄液が容器2内へ侵入することもより完全に防ぐことができる。
容器口部3に中栓付きキャップ1を螺着したあと、外部から洗浄液を噴射し、スリット14を通して洗浄液を容器口部3とキャップ本体のスカート壁10でもあるスリット形成領域15との間に送る。スリット14は、すでに述べたように、その設置位置が限りなく上にあるから、その洗浄効果を極限まで向上させた状態で容器口部3及びその周辺を洗浄して、その洗浄液と共に付着内容液を外部に排出することができる。
この中栓付きキャップ1を装着した容器2の開栓に際しては、キャップ本体を開栓方向に回転させて、ブリッジ12を破断しタンパーエビデントバンド13をキャップ本体5の下端から切り離す(図4参照)。その際、スリット14は、スリット形成領域15における限りなく上方に、すなわち、中栓4の天板6の外周縁7下面近傍に位置して設置してあるから、スリット14は、直ちに中栓4の天板6の外周縁7を通過することになるが、スリット14のバリ24や内方変形部分があっても、スリット形成領域15のスリット形成前の内径R1が中栓4の天板6の外径R3より充分大きいため(R1>>R3)、中栓4の天板6の外周縁7に当たることが無く通過する。したがって、タンパーエビデント機構のブリッジ12を破断する前に、中栓4が開くことが無く、いたずら防止を全うすることが出来る。

キャップ本体5を開栓方向にさらに回転させると、キャップ本体5の雌螺条11が中栓4の天板6の外周縁7に当たり、中栓4の開栓を始め(図5参照)、遂に中栓4を完全に開栓することになり(図6参照)、中栓4と共にキャップ本体5を容器口部3から取り外し、消費者は容器2の内容液を消費することが出来る。
容器2の内容液が残留した状態では、再び容器口部3に中栓付きキャップ1を装着することになるが、その場合、中栓4はキャップ本体5に内装してあるから、その状態のままでキャップ本体5を容器口部3にあてがい、閉栓方向に回転させて螺合して行き、容器口部3内に中栓4を挿入して閉栓して、最終的に螺着すればよい。
図7は、本発明の他の実施の形態を示し、中栓付きキャップを容器の口部に装着して閉栓した状態の断面図である。この中栓付きキャップ1aと図1ないし6に示す中栓付きキャップ1との相違点は、キャップ本体5の雌螺条11より上方でスリット14より下方に位置する前記スリット形成領域15に、中栓4の天板6の外周縁7より内方に突出する中栓止め突条30を形成している点にある。そして、この中栓止め突条30が有ることにより、中栓4をキャップ本体5にガタつかずに内装することが出来、開栓操作の際、雌螺条11に先行して中栓4の天板6の外周縁7に当たり、中栓4の開栓を始めると共に完全に開栓することになる。なお、この中栓止め突条30は、水平方向に形成されるもので、連続していても、一部を切欠してあってもよい。また、中栓止め突条は雌螺条の最上部から連続して延びていても良い。その他の構成、作用は、図1ないし6に示す中栓付きキャップ1と同様なので、図面に符号を付してその説明を省略する。
以上、本発明の実施例1、2を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更は適宜可能であることは理解されるべきである。
本発明の中栓付きキャップは、容器に内容液を充填しキャッピングしたあと、内容液充填の際容器口部に付着した内容液を効率的に洗浄する必要があり、しかも内容液に対するいたずら防止のタンパーエビデント機構を全うしたいような場合において、極めて高い利用価値がある。
実施例1に示した本発明の実施の形態を示し、中栓付きキャップを容器の口部に装着して閉栓した状態の半裁断面図である。 図1の中栓付きキャップの要部の断面図である。 実施例1に示した本発明の中栓付きキャップの開栓工程を説明する断面図である。 実施例1に示した本発明の中栓付きキャップの開栓工程を説明する断面図である。 実施例1に示した本発明の中栓付きキャップの開栓工程を説明する断面図である。 実施例1に示した本発明の中栓付きキャップの開栓工程を説明する断面図である。 実施例2に示した中栓付きキャップを容器の口部に装着して閉栓した状態の断面図である。 特許文献1に示された従来例の開栓工程を説明する断面図である。 特許文献1に示された従来例の開栓工程を説明する断面図である。 特許文献1に示された従来例の開栓工程を説明する断面図である。
符号の説明
1,1a 中栓付きキャップ
2 容器
3,50 口部
3a 天面
3b,7 外周縁
4,51 中栓
5,52 キャップ本体
6 天板
8 インナーリング
9,53 天面壁
10,54 スカート壁
10a すべり止め用縦溝
11,56 雌螺条
12,57 ブリッジ
13,58 タンパーエビデントバンド
14,59 スリット
15 スリット形成領域
20,55 雄螺条
21 アウターリング
22 係止材
23 係止突条
24 バリ
30 中栓止め突条
60 スリット周辺の内方変形
R1 スリット形成領域の内径
R2 スカート壁の内径
R3 中栓の天板の外径
R4 雌螺条の内径

Claims (2)

  1. 容器口部に嵌合固定される中栓と、該中栓を覆うように前記容器口部の外周面に螺合されるキャップ本体とからなり、前記中栓は、天板と、該天板の外周縁から間隔をおいて前記天板下面から下方に延び、前記容器口部の内周面に密接するインナーリングを備えており、前記キャップ本体は、天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有し、該スカート壁は、内周面に前記容器口部の外周面に螺合する雌螺条が形成され、且つ下端に破断可能なブリッジを介してタンパーエビデントバンドが設けられている中栓付きキャップにおいて、
    前記中栓の天板には、該天板の外周縁から下方に延び、且つ内周面が容器口部天面から外周縁に当接するアウターリングが形成され
    閉栓時に、前記雌螺条より上方で、且つ中栓の天板の外周縁下面より下方には、該スカート壁外周面側からカッターを作用させることにより該スカート壁を貫通するスリットが形成されるスリット形成領域が設けられており、
    該スリット形成によりバリや該スリット周辺の変形部分があったとしても、開栓時に中栓の外周縁に当接することがないように、該スリット形成領域のスリット形成前の内径をスカート壁の該スリット形成領域以外の内径より大きく、前記中栓の天板の外径を、前記雌螺条の内径より大きく、且つスカート壁の内径より小さく形成していことを特徴とする中栓付きキャップ。
  2. 前記スリット形成領域の内径と前記中栓の天板の外径は、0.2mm以上の間隔を有している請求項記載の中栓付きキャップ。
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