JP5170121B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置およびソーラーパネルを備えた電子機器に関するものである。
近年、車載用GPS(Global Positioning System)受信カーナビゲーション装置あるいは携帯ハンディ型のGPS受信機が安価に実用化され広く利用されてきている。また、最近では、デジタル通信および移動体通信等の技術の進歩、ならびに誘電体セラミックスまたは強誘電体材料による短縮小型化等の部品の小型化によって、GPS受信機および受信モジュールの小型化が進んでいる。さらには、腕時計型等の超小型携帯用のGPS受信機または位置検出システムも各種提案されている。
この種の民生用GPS受信機では、受信用アンテナとして、受信機とは別の筐体に収容されたパッチ型平面アンテナまたは筒状ヘリカル、あるいは受信機筐体内に内蔵されたパッチ型アンテナなどが用いられている。
この中で、腕時計の時計ケース内に、板状の誘電体と、この誘電体の表面側に設けられた板状の放射導体と、誘電体の裏面側に設けられた板状の接地導体と、放射導体に電気的に接続された給電部材とを備え、放射導体のさらに表面側には、他の誘電体を介して周波数調整用プレートが設けられたパッチ型アンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1)。
また、近年、エコロジーの観点から、ソーラーパネルの発電を利用した時計が大きな割合を占めるようになってきており、多くの腕時計においては、時計ケースの時計ガラスの裏側にソーラーパネルを配置することが行われている(例えば、特許文献2)。そして、この腕時計においては、コイルばねのような電気接続部材を用いてソーラーパネルの外周部で該ソーラーパネルと回路基板との電気的接続を行っている。
特開平8−213819号公報(図20) 特開2001−289970号公報
ところで、例えば腕時計の時計ケース内に、パッチ型アンテナ装置とソーラーパネルとを重ね合わせて設ける場合、上記特許文献2のように、コイルばねのような電気接続部材を用いてソーラーパネルの外周部の位置で該ソーラーパネルと回路基板との電気的接続を行うとすれば、ソーラーパネルの外形をアンテナ装置の外形よりも大きくしなければならず、その結果、板状の誘電体の外周部をソーラーパネルによって覆い隠してしまうという問題がある。
そればかりでなく、板状の誘電体の外周部の直ぐ外側位置に、ソーラーパネルで発電された電荷を回路基板に供給するための電極パッドが形成されていると、板状の誘電体の外周部は放射電界が著しく強い場所であることから、アンテナの放射電界がソーラーパネルの電極パッドによって悪影響を受け、アンテナの利得の低下を招くという大きな問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、アンテナ装置とソーラーパネルとを併用する場合にも、アンテナの利得低下を確実かつ容易に抑制することができる構造を持つ電子機器を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、
円形の板状の誘電体を挟んで表側面に円形の板状の放射導体、裏側面に円形の板状の接地導体、裏側面から前記放射導体に電気的に接続された給電部材が設けられた円偏波アンテナ装置と、前記円偏波アンテナ装置の表側に配置されたソーラーパネルと、前記円偏波アンテナ装置の裏側に配置された回路基板とを備えた電子機器において、
前記円偏波アンテナ装置は、前記板状の誘電体の中心又は近傍を貫通して形成された穴部と前記穴部の内周面に設けられ前記放射導体と前記接地導体とを電気的に接続して短絡させる電気接続部(短絡部6e)とを備え、
前記ソーラーパネルは、裏側に前記穴部の内部に露出する電極パッドを備え、
前記回路基板は、前記電極パッドと対向する位置に導電パターンを備え、
前記穴部の内部に配置され、前記電極パッドと前記導電パターンとを接続させる電気接続部材と、
前記円偏波アンテナ装置および前記ソーラーパネルを収納した筒状の金属ケース本体と、
前記金属ケースの表側端部の開口部を閉塞する透明部材と、
前記金属ケース本体の裏側端部の開口部を閉塞する金属部材と、
を備えていることを特徴とする電子機器である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記ソーラーパネルの外形寸法は、前記放射導体の外形寸法よりも小さく形成されており、前記ソーラーパネルの外縁は、該放射導体の外縁からはみ出していないことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の電子機器において、前記金属ケース本体は、内部に前記ソーラーパネルの表側に配置された文字板と、この文字板の上で回転する指針が設けられた指針軸とをさらに備え、前記指針軸は、前記穴部内に挿通されて前記回路基板、前記アンテナ装置および前記ソーラーパネルを貫いていることを特徴とする。
以上のように構成されたアンテナ装置および電波受信機器に係る発明によれば、板状の誘電体に設けた穴部の内部に露出するソーラーパネルの電極パッドと回路基板とを、前記穴部の内部に配置された電気接続部材によって互いに電気的に接続しており、板状の誘電体の外周部の位置と対向したソーラーパネルの外周部位置に、ソーラーパネルで発電された電荷を回路基板に供給するための電極パッドが形成されていないので、アンテナの放射電界がソーラーパネルの電極パッドによって悪影響を受けにくくすることができ、アンテナの利得低下を確実かつ容易に抑制することができる。
本発明の実施形態の腕時計を示す縦断面図である。 図1の腕時計のアンテナ装置、ソーラーパネルおよびそれらの周辺を拡大して示す断面図である。 図2のアンテナ装置の図であり、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は一部拡大斜視図である。 アンテナ長の説明図であり、(A)は比較例のアンテナ装置の平面図、(B)は図2のアンテナ装置の側面図である。 本実施形態のアンテナ装置自体の入力インピーダンスを測定した結果を比較説明するためのスミスチャートである。 本実施形態のアンテナ装置自体の右旋円偏波受信時の指向性利得パターンを示す図である。 図1の腕時計のソーラーパネルの平面図である。 図7のソーラーパネルのソーラーパネル同士の電気的接続構造を示す図である。 図7のソーラーパネルの電極構造を示す図であり、(A)はプラス側の電極パッドを説明するための図、(B)はマイナス側の電極パッドを説明するための図である。 図2のアンテナ装置、ソーラーパネルおよび回路基板の中心部を示す断面図である。 ソーラーパネルを配置した場合と配置しない場合のアンテナ装置の右旋円偏波受信時の指向性利得パターンを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下では、本発明を、電子機器の1つである腕時計に適用した場合を説明するが、本発明は、この腕時計に限定されるものではなく、アンテナ装置およびソーラーパネルを備えた電子機器一般に適用できることは勿論である。
図1は、実施形態における腕時計1の概略縦断面図である。
この腕時計1は、筒状の金属ケース本体である時計ケース2と、この時計ケース2の一端の開口部を閉塞する金属部材である裏蓋3とを備えている。この時計ケース2と裏蓋3とで腕時計1の筐体が構成されている。時計ケース2の内部には、時計モジュール4と、文字板5とが設置されている。また、時計ケース2の内部には、時計モジュール4と文字板5との間にアンテナ装置6およびソーラーパネル20が設けられている。
ここで、アンテナ装置6は、GPS(Global Positioning System)電波を受信するためのものであり、ソーラーパネル20は、発電によって生じた電荷によって腕時計1に搭載された二次電池(図示せず)を充電するためのものである。
また、時計ケース2の12時、6時方向には、腕時計1を腕に装着するためのバンド7Aを取り付けるためのバンド取付部7が設けられている。時計ケース2の上部側面には、ベゼル15、カバー部材16が設けられている。このベゼル15およびカバー部材16は金属製である。
時計ケース2は、ステンレスやチタン等の金属で筒状に形成されている。時計ケース2の上面側には、文字板5を外部から視認可能となるように、時計ケース2の他端の開口部を閉塞する透明部材である時計ガラス8がパッキン9を介して嵌められている。この時計ガラス8は、時計ケース2の上面側開口部を閉塞している。時計ケース2の下面側には、この時計ケース2と同様の金属で形成された裏蓋3が防水リング10を介して取り付けられている。この裏蓋3は、時計ケース2の下面側開口部を閉塞している。
時計ケース2の内部には、時計モジュール4、回路基板11、アンテナ装置6、ソーラーパネル20および文字板5が裏蓋3側からこの順で配置されている。
時計モジュール4は、図示はしないが、各種回路等が形成されたICチップと、時針や秒針等の指針12を文字板5上で運針させるためのアナログ指針機構とを備えている。ICチップに形成された回路要素は、時計モジュール4の各部を制御するCPU等の制御ICと、アンテナ装置6に電気的に接続されてGPS電波を受信し増幅・復調してGPS電波に含まれる位置データや時刻データを取り出す受信回路と、発振器を有して現在時刻を計時する計時回路とを備えている。
制御ICは、例えば、受信回路で受信された位置データに基づいて現在位置の表示制御を行うとともに、受信回路で受信された時刻データに基づいて時刻修正処理を行う。なお、GPS電波から時刻データを取得するほかに、別途アンテナ装置を設けて標準電波から時刻データを取得するようにしてもよい。
なお、図1および図2において符号12aは指針軸を表し、この指針軸12aはアンテナ装置6およびソーラーパネル20を貫いている。
回路基板11は、電源回路や、受信回路および計時回路などの回路に接続される導電パターン11a、11b等が上面に形成されたものである。
アンテナ装置6は、図2に示すように、板状の放射導体6aおよび接地導体6bで板状の誘電体6cを上下から挟み込んだ平面アンテナ構造となっている。放射導体6aおよび接地導体6bは例えば厚み12μmの銀箔で構成されている。他方、誘電体6cは例えば厚み50μmのセラミックを13層積層して構成されている。
ここでは、誘電体6cの比誘電率は波長短縮化が十分に図れる値に設定されている。誘電体を設けないとすれば、放射導体の直径は受信電波の波長に対して1/2になっている必要がある。この場合、GPS衛星からの受信周波数が1.57542GHZだとすれば、放射導体32aの直径は95.2mmとすることが必要となる。しかし、それでは大きすぎて腕時計の時計ケース2の内部に放射導体32aを組み込むことができない。そこで、本実施形態では、誘電体6cを使用するとともに、誘電体6cの比誘電率を比較的に高くすることによって、波長短縮化を図っている。
短縮された波長とアンテナ基板の誘電率との関係は次式で表せる。
すなわち、受信する電波の波長をλ、アンテナ基板の実効誘電率をεeとすると、電気
的に短縮された波長λgは、式λg=λ/√εeで表される。
例えば、時計ケース2の内径が30mm程度であれば、誘電体の比誘電率を10〜30程度にすればよいことになる。
放射導体6aの中心SAの位置には、放射導体6aはもとより、誘電体6cおよび接地導体6bの中心SAを貫通する穴部6dが形成されている。穴部6dの直径は例えば2.5mmである。そして、放射導体6aと接地導体6bとは、穴部6dを画成する内壁の全周、すなわち穴部6dの内周面の全周に沿って付設した短絡導体6eによって電気的に短絡されている。この短絡導体6eによって、放射導体6aと接地導体6bとを電気的に接続する電気接続部が構成されている。
また、放射導体6aの外周のうち、放射導体6aの中心を挟んで互いに対向する位置に一対の切り欠き部6fが形成されている。一対の切り欠き部6fを設けたのは、アンテナ装置6を円偏波アンテナとして機能させるためである。
接地導体6bには、穴部6gが形成されており,誘電体6cの一部が露出する。露出した誘電体部分の中央には、給電ランド部を持つ給電部材である給電ピン6iが設けられている。この給電ピン6iは、放射導体6aと電気的に接続されている。さらに、給電ピン6iは、回路基板11上に形成されている導電パターン(図示せず)と電気的に接続されている。これによって、給電ピン6iの給電ランド部は回路基板11の導電パターン(図示せず)を介して受信回路に電気的に接続されている。なお、接地導体6bは、図示しない箇所で、回路基板11上に形成されている導電パターン(図示せず)を介して接地されている。
この実施の形態では、図2に示すとおり、ソーラーパネル20の外形寸法L0は、27mm、時計ケース2の内径L1は、30mm、誘電体6cの外形の直径L2は、29.5mm、誘電体6cの穴部の半径L3は、1.25mm、誘電体6cの厚みL4は、0.5mm〜1.5mm、その比誘電率は10〜30としているが、これに限られない。
また、ソーラーパネル20の外形寸法L0は、放射導体6aの外形寸法L2よりも小さく形成されており、ソーラーパネル20の外縁20aは、該放射導体6aの外縁6a1からはみ出していない。
次に、給電ピン6iと放射導体6aとの給電位置Sの設置場所について説明する。
図3(A)は、この実施形態のアンテナ装置6の平面図であり、図3(B)は、そのアンテナ装置6の底面図、図3(C)は斜視図である。
これら図3に示される誘電体6cおよび接地導体6bは平面視で円形となっている。
GPS電波は右旋円偏波であるので、この実施形態では、放射導体6aを通る線分のうち切り欠き部6f同士を結ぶ線分(Y(+)−Y(-))と、放射導体6aの中心SAと給電点Sとを結ぶ線分(SA−S)とがX<0,Y>0の領域において45°となるような位置に設けてある。右旋円偏波とするには、放射導体6aを通る線分のうち切り欠き部6f同士を結ぶ線分(Y(+)−Y(-))と、放射導体6aの中心SAと給電点Sとを結ぶ線分(SA−S)とがX>0,Y<0の領域において45°となるような位置に設けてもよい。ちなみに、左旋円偏波とした場合には、放射導体6aを通る線分のうち切り欠き部6f同士を結ぶ線分(Y(+)−Y(-))と、放射導体6aの中心SAと給電点Sとを結ぶ線分(SA−S)とがX>0,Y>0の領域またはX<0,Y<0の領域において45°となるような位置に設ければよい。
また、放射導体6aの中心SAから給電位置Sまでの距離はインピーダンスが例えば50Ωとなるように設定され、オフセット給電を行っている。すなわち、この給電位置で入力インピーダンスの調整を行っている。
なお、アンテナ装置6を多角形としてもよい。多角形とすることにより、腕時計1その他の機器のケース内に組み込んだ際にその角部が位置決めとなり、ケースに対する誘電体6cおよび接地導体6bの回転防止と、ケースに対して誘電体6cおよび接地導体6bを組み込む際、その角部が指標として向きを簡単に合わせることができる。
ここで、放射導体6aの中心位置に穴部6cを設ける一方で、この穴部6dを画成する内周面に沿って付設した短絡導体6eによって放射導体6aと接地導体6bとを電気的に接続し、短絡させることとした理由について述べる。
本実施形態のアンテナ装置はパッチ型アンテナであるが、通常のパッチ型アンテナでは放射導体の中心位置で電圧が0Vになるため、仮に、この中心位置で放射導体6aと接地導体6bとを電気的に接続し短絡させただけではアンテナ特性にはほとんど影響しない。
しかしながら、本発明者は、放射導体6aの中心位置に穴部6dを設ける一方で、この穴部6dを画成する内壁の全周に沿って付設した短絡導体6eを介して、放射導体6aと接地導体6bとを電気的に接続し短絡させると、短絡導体6e自身がアンテナの利得向上に寄与するアンテナ素子として機能し、この結果、穴部6dを設けたのみでこの穴部6dの内周面に短絡導体6eを設けない場合と比較して、短絡導体6eが設けられている分、電波を受ける面積または容積が増加し,アンテナ利得が増加することを見い出した。
このことから、放射導体6aの中心位置に穴部6cを設ける一方で、この穴部6dを画成する内周面に沿って付設した短絡導体6eによって放射導体6aと接地導体6bとを電気的に接続したものである。
また、このような構造の短絡導体6eを穴部6d内に設けると、短絡導体6eを穴部6d内に設けない構造の場合と比較して、ソーラーパネル20からの悪影響を少なくすることができ、アンテナ利得の低下を極力抑えることに有効となる。
この理由は,短絡導体6eを穴部6d内に設けることで穴部6dの電位差が無くなり,穴部6d内での電界強度が著しく小さくなるからである。
図4(A)は、穴部において放射導体と接地導体とを電気的に短絡導体で短絡させていない構造の、短絡導体無しのアンテナ装置の平面図であり、図4(B)は、穴部において放射導体と接地導体とを短絡導体で電気的に短絡させた構造の本実施形態に係るアンテナ装置の側面図である。
この両図面に従って、説明すると、図4(A)に示す短絡導体無しのアンテナ装置の場合、穴部6dの周囲とアンテナの長さを足した長さが誘電体6c中での波長λ’の1/2に相当するように誘電体6cの外形形状が設計されている。穴部6dが形成されているために、その周囲で電流が迂回するので、迂回する分、電流経路長が長くなる。このために、穴部がない構造に比べてアンテナ全体の外形形状のサイズを小さくすることができる。
これに対して、図4(B)に示す本実施形態のアンテナ装置の場合、穴部6dを形成したほかに、その穴部6dの内周面に短絡導体6eを設けている。このために、短絡導体6eの高さL5と放射導体6aの長さL6を足した長さが波長λ’の1/4に相当するように誘電体6cの外形形状が設計されている。このために、本実施形態のアンテナ装置によれば、短絡導体6dが設けられている分だけ、図4(A)に示す短絡導体無しのアンテナ装置の場合よりも電波を受ける面積または容積が大きくなり、アンテナ利得が増加するものと考えられる。
このようなアンテナ装置6によれば次のような効果を得ることができる。
まず、アンテナ装置の中心SAに穴部6dを設けている一方で、この穴部6dの内周面に設けられた短絡導体6eを介して、放射導体6aと接地導体6bとを電気的に短絡させているので、短絡導体6e自身がアンテナ素子の機能として働き,この短絡導体6eがない場合と比較して、短絡導体6eが設けられている分、電波を受ける面積または容積が増加し、アンテナ利得を増加させることができる。
さらに、アンテナ装置6を金属の時計ケース2内に組み込んだとしても,アンテナ指向性を文字板5の開口部に持たせることで,金属時計ケース2によるアンテナ利得の減少を少なくすることができる。
本実施形態に係るアンテナ装置の入力インピーダンスを測定した結果が図5のスミスチャートに示されている。このアンテナ装置は円偏波特性を有するアンテナのため、同図に示すようにくびれ部があり、そのくびれ部分が中心周波数(1.57542GHz)においてインピーダンス整合されていることが分かる。
一方、図6は、右旋円偏波受信時の指向性利得特性を示す図であり、3つの右旋円偏波受信時の指向性利得特性曲線が示されている。
この図において、円の外周の数字は、パッチアンテナ装置の頂点方向(時計ガラス8側の方向)を0度とした方位を示す角度(単位:°)、円の半径方向は利得(単位:dB)を示す。特性曲線6A、6B、6Cは、放射導体6a等の放射特性、すなわち利得の方位特性を示す。
同図において2点鎖線で示す指向性利得特性曲線6Aは、アンテナ装置6を金属裏蓋3付きの金属時計ケース2内に内蔵せずに、当該アンテナ装置6の単体状態で入力インピーダンスを測定した場合における指向性利得特性曲線を示す。
実線で示す指向性利得特性曲線6Bは、放射導体6aと接地導体6bとを電気的に短絡導体6eで短絡させた構造の、この実施の形態に係るアンテナ装置6を、金属裏蓋3付きの金属時計ケース2内に内蔵した状態で入力インピーダンスを測定した場合における指向性利得特性曲線を示す。
また、破線で示す指向性利得特性曲線6Cは、金属裏蓋3付きの金属時計ケース2の形状が同じ形状であるが、放射導体6aと接地導体6bとを電気的に短絡導体6eで短絡させていない、短絡無しのアンテナ装置6を金属裏蓋3付きの金属時計ケース2内に内蔵した状態で入力インピーダンスを測定した場合における指向性利得特性曲線を示す。
なお、同図では実施形態のアンテナ装置6を金属裏蓋3付きの金属時計ケース2内に内蔵した状態で入力インピーダンスを測定した場合における最大利得0dBを基準としたときの各指向性利得特性曲線を示している。
同図に示す指向性利得特性6Bから明らかなように、この実施の形態に係るアンテナ装置6、すなわち、金属裏蓋3付きの金属時計ケース2内に放射導体6aと接地導体6bとを電気的に短絡導体6eで短絡させた構造の実施形態のアンテナ装置6によれば、アンテナ装置を金属裏蓋3付きの金属時計ケース2内に入れた状態でも、文字板側(図6中の上部方向側)に指向性を持つ円偏波特性となっていて、金属時計ケース2の影響による利得低下が少ないことが分かる。
上記実施形態に係る実線の指向性利得特性6Bと破線で示す指向性利得特性6Cとを比較すれば、この実施形態に係る実線の指向性利得特性6Bは、破線で示す指向性利得特性6Cの場合よりも、金属の時計ケース2の影響を受けながらも、接地導体6bが設けられている面の方向から放射導体6eが設けられている面の方向(図6における0°の方向)の利得特性を、図6中の利得Rの分、増加させることができ、この結果、電波受信感度の向上を図れることが分かる。
また、ソーラーパネル20は、図7に示すように、平板状の6枚のセル200によって構成されている。セル200の枚数は6枚に限定されないことはいうまでもない。なお、以下の説明において、6枚のセル200を説明の便宜上で区別して用いる場合には符号200に代えて符号201から206を用いるものとする。
この6枚のセル200は平面視でそれぞれ扇形に形成されている。具体的には、この6枚のセル200の各々は、平面視で、互いに60度の中心角をなす直線状の2つの辺と、この直線状の2つの辺が接近する一端同士を結ぶ弧状にへこむ1つの辺と、この直線状の2つの辺が離反する他端同士を結ぶ弧状に膨らむ1つの辺とを備えている。そして、この6枚のセル200が平面的に並設されることによって、全体として円形で中央位置に穴部21を備えるソーラーパネル20が構成されている。この場合、6枚のセル200の弧状に膨らむ辺が重なることなくループ状に連なってソーラーパネル20の円形の外縁が形成され、6枚のセル200の弧状にへこむ辺が重なることなくループ状に連なってソーラーパネル20の中央の穴部20aが形成されている。
このソーラーパネル20においては、セル201から206は、この順で直列に接続されている。すなわち、セル201とセル202との間、セル202とセル203との間、セル203とセル204との間、セル204とセル205との間、セル205とセル206との間は、ソーラーパネル20の外周部の電気接続部21によって電気的に接続されている(図8参照)。また、セル201にはプラス側の電極パッド22、セル206にはマイナス側の電極パッド23が形成されている(図9参照)。
続いて、電気接続部21による接続構造を図8に基づいて説明する。この接続構造は図7に破線の丸で囲んだ部分、すなわちソーラーパネル20の外周部で隣り合うセルの境界部分に設けられている。なお、以下では、セル201とセル202との間の接続構造を例に説明する。
セル201とセル202は、それぞれ、表側のプラス極と裏側のマイナス極とが重なり合った構造となっている。ここで、セル201のプラス極を201(+)、マイナス極201(−)とし、セル202のプラス極を202(+)、マイナス極202(−)で表せば、セル201のマイナス極201(−)の一部は切り欠かれた構造となっており、その切り欠き部分で電気接続部21の一端部がセル201のプラス極201(+)に電気的に接続されている。そして、この電気接続部21の他端側はセル202の裏面側に引き出され、この電気接続部21の他端部はマイナス極202(−)に接続されている。なお、図7において符号24は導電性接着剤を示している。
同様の接続構造によって、セル202とセル203との間、セル203とセル204との間、セル204とセル205との間、セル205とセル206との間もそれぞれ電気的に接続されている。
次に、電極パッド22,23の構造を図9に基づいて説明する。この電極パッド22,23はソーラーパネル20の中央の穴部20a近くに設けられている。
図9(A)にはセル201の電極パッド22が示され、図9(B)にはセル202の電極パッド23が示されている。
電極パッド22の一端は、図9(A)に示すように、セル201のプラス極201(+)に電気的に接続されている。そして、電極パッド22の他端側はセル202のマイナス極202(−)の下方まで延びている。なお、電極パッド22とセル202のマイナス極202(−)との間は直接接続されないように絶縁されている。
一方、電極パッド23の一端は、図9(B)に示すように、セル206のマイナス極206(−)に接続されている。そして、電極パッド23の他端側はセル205のマイナス極205(−)の下方まで延びている。なお、電極パッド23とセル205のマイナス極205(−)との間は直接接続されないように絶縁されている。
次に、ソーラーパネル20と回路基板11との電気的接続構造を図10に基づいて説明する。
電極パッド22においてセル202のマイナス極202(−)の下方に延在するパッド部分と、電極パッド23においてセル205のマイナス極205(−)の下方に延在するパッド部分とは、アンテナ装置6の穴部6d内に露出している。一方、アンテナ装置6の裏側(下側)に配置された回路基板11において、上記電極パッド22,23に対応する導電パターン11a、11bもアンテナ装置6の穴部6d内に露出している。そして、電極パッド22,23と、それに対応する導電パターン11a、11bとは1対1でコイルばね状の電気接続部材25,26によって電気的に接続されている。なお、電気接続部材25,26はアンテナ装置6の短絡導体6eと電気的に絶縁されている。
このような電気的接続構造によれば次のような効果を得ることができる。
すなわち、従来のアンテナ装置の場合、板状の誘電体の外周部とソーラーパネルの外周部に設けた電極とが近接した位置にあると、板状の誘電体の外周部は,放射電界が著しく強い場所であることから、ソーラーパネルの外周部に導電パターンが形成されていると、当該導電パターンによる影響を受けやすくなる。
すなわち、アンテナの放射電界がソーラーパネルの導電パターンによって変化することになる。アンテナの放射電界が変化すると,それに伴いアンテナ素子の電流分布も変化し,更にアンテナのインピーダンスも変化することになるために、アンテナの利得の低下を招くという大きな問題がある。
これに対して、この実施の形態によれば、アンテナ装置6の穴部6dの内部に配置された電気接続部材25,26によってソーラーパネル20の電極パッド22,23と回路基板11の導電パターン11a、11bとが互いに電気的に接続されており、したがって、ソーラーパネル20のうち、アンテナ装置6の穴部6d内に露出する位置に電極パッド22,23が形成されていることから、アンテナ装置6は、この電極パッド22,23からの悪影響を受けにくく、アンテナの利得低下を確実かつ容易に抑制することができる。
図11は、ソーラーパネルがある場合と無い場合のアンテナ装置6の右旋円偏波受信時の指向性利得特性を示す図であり、3つの右旋円偏波受信時の指向性利得特性曲線が示されている。なお、アンテナ装置6自体は実施形態と同様の構造のものを使用し、ソーラーパネルは中央に穴部が形成されたものを使用した。そして、金属製の時計ケース内にアンテナ装置6を配置した。ソーラーパネルをアンテナ装置6の上に配置する場合には、特に、ソーラーパネルと回路基板との電気的接続は行わなかった。ソーラーパネルの大きさや有無によるアンテナ装置6への影響を調べるためである。
この図において、円の外周の数字は、パッチアンテナ装置の頂点方向(時計ガラス8側の方向)を0度とした方位を示す角度(単位:°)、円の半径方向は利得(単位:dB)を示す。特性曲線11A、11B、11Cは、放射導体6a等の放射特性、すなわち利得の方位特性を示す。
同図において2点鎖線で示す指向性利得特性曲線11Aは、ソーラーパネル20をアンテナ装置6の上に配置した構造のアンテナ装置6の入力インピーダンスを測定した場合における指向性利得特性曲線を示す。
実線で示す指向性利得特性曲線11Bは、ソーラーパネル20をアンテナ装置6の上に配置するとともに、ソーラーパネル20を放射導体6aの外径よりも小さくして該放射導体6aの外縁からはみ出させない構造のアンテナ装置6の入力インピーダンスを測定した場合における指向性利得特性曲線を示す。
また、破線で示す指向性利得特性曲線11Cは、ソーラーパネル20をアンテナ装置6の上に配置するとともに、ソーラーパネル20を放射導体6aの外形よりも大きくして該放射導体6aの外縁からはみ出させた構造のアンテナ装置6の入力インピーダンスを測定した場合における指向性利得特性曲線を示す。
なお、同図ではソーラーパネル20をアンテナ装置6の上に設けない状態で入力インピーダンスを測定した場合における最大利得0dBを基準としたときの各指向性利得特性曲線を示している。
同図に示す指向性利得特性11A.11Bから明らかなように、ソーラーパネル20をアンテナ装置6の上に設けるとともに、ソーラーパネル20を放射導体6aの外形よりも小さくして該放射導体6aの外縁からはみ出させない構造の実施形態のアンテナ装置6によれば、アンテナ装置6の上にソーラーパネル20を設けた状態でも、文字板側(図11中の上部方向側)に指向性を持つ円偏波特性となっていて、ソーラーパネル20の影響による利得低下が少なく、文字板側ではソーラーパネル無しの場合とほとんど同じ特性が得られた。
一方、同図に示す指向性利得特性11A.11Cから明らかなように、ソーラーパネル20をアンテナ装置6の上に配置するとともに、ソーラーパネル20を放射導体6aの外形よりも大きくして該放射導体6aの外縁からはみ出させた構造のアンテナ装置6によれば、アンテナ装置6の上にソーラーパネル20を設けた状態では、文字板側(図11中の上部方向側)に指向性を持つ円偏波特性となっているが、ソーラーパネル20の影響による利得低下が2dBと大きいことが分かる。
ちなみに、中央に穴部が無く放射導体6aの外形よりも小さいソーラセルをアンテナ装置6の上に配置した場合、最大利得は−0.1dBであった(誤差範囲内)。
以上から、ソーラーパネル20をアンテナ装置6の上に設けるとともに、ソーラーパネル20を放射導体6aの外形よりも小さくして該放射導体6aの外縁からはみ出させない構造の実施形態のアンテナ装置6を使用すれば、ソーラーパネル20の影響による利得低下を抑制できることが分かる。その上、アンテナ装置6の穴部6aの内部に配置される電気接続部材25,26によって回路基板11に電気的に接続しているので、ソーラーパネル20の影響による利得低下を可及的に減ずることができる。
以上、この発明の実施形態を説明したが、本発明は、かかる実施形態および変形例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、短絡導体6eを穴部6d内に設けた場合について説明しているが、この短絡導体6eは、穴部6d内に設けない構成でも良い。
また、上記実施形態では、電極パッド22,23を板状の誘電体6cの中心の位置に設けているが、これに代えて、電極パッド22,23を板状の誘電体6cの中心の位置ではなく、その中心位置の近傍位置に穴部を形成し、その穴部の内部に露出するように電極パッドを配置する一方で、回路基板11のうち、電極パッド22,23に対向する位置に設けられた導電パターン11a、11bとを電気接続部材25,26にて電気的に接続するようにしても良い。
また、上記実施形態では、時計ケース2および裏蓋3が金属製の場合について説明したが、樹脂製のものであっても適用できる。
また、上記実施形態では、GPS受信機能付きの腕時計の場合について説明したが、GPS受信機能付きの腕時計以外の携帯電話、GPS専用受信機などの他の電波受信機器にも適用できる。
さらに、上記実施形態では、電波を受信する場合について説明したが、電波を受信する場合に限られず、電波を送信する場合にも適用できる。
1,100 腕時計
2 時計ケース
3 裏蓋
6 アンテナ装置
6a 放射導体
6b 接地導体
6c 誘電体
6d 穴部
6e 短絡導体(電気接続部)
6i 給電ピン(給電部材)
11 回路基板
20 ソーラーパネル
22,23 電極パッド
25,26 電気接続部材
200 セル
201〜206 セル
SA 中心
S 給電点

Claims (3)

  1. 円形の板状の誘電体を挟んで表側面に円形の板状の放射導体、裏側面に円形の板状の接地導体、裏側面から前記放射導体に電気的に接続された給電部材が設けられた円偏波アンテナ装置と、前記円偏波アンテナ装置の表側に配置されたソーラーパネルと、前記円偏波アンテナ装置の裏側に配置された回路基板とを備えた電子機器において、
    前記円偏波アンテナ装置は、前記板状の誘電体の中心又は近傍を貫通して形成された穴部と前記穴部の内周面に設けられ前記放射導体と前記接地導体とを電気的に接続して短絡させる電気接続部とを備え、
    前記ソーラーパネルは、裏側に前記穴部の内部に露出する電極パッドを備え、
    前記回路基板は、前記電極パッドと対向する位置に導電パターンを備え、
    前記穴部の内部に配置され、前記電極パッドと前記導電パターンとを接続させる電気接続部材と、
    前記円偏波アンテナ装置および前記ソーラーパネルを収納した筒状の金属ケース本体と、
    前記金属ケースの表側端部の開口部を閉塞する透明部材と、
    前記金属ケース本体の裏側端部の開口部を閉塞する金属部材と、
    を備えていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記ソーラーパネルの外形寸法は、前記放射導体の外形寸法よりも小さく形成されており、前記ソーラーパネルの外縁は、該放射導体の外縁からはみ出していないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記金属ケース本体は、内部に前記ソーラーパネルの表側に配置された文字板と、この文字板の上で回転する指針が設けられた指針軸とをさらに備え、
    前記指針軸は、前記穴部内に挿通されて前記回路基板、前記円偏波アンテナ装置および前記ソーラーパネルを貫いていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
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