JP5169342B2 - スキル評価システム、スキル評価方法及びスキル評価プログラム - Google Patents

スキル評価システム、スキル評価方法及びスキル評価プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、スキルアップ等のために、試験の結果から現在のスキルを評価するスキル評価システム、スキル評価方法及びスキル評価プログラムに関する。
従来から、社員のスキルアップを目的として研修や試験が実施されている。例えば、人材の育成を支援するための人材育成支援システムも検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献記載の技術人材育成支援システムは、人材育成支援装置と、データベースと、通信ネットワークと、ユーザ端末と、企業用端末とを備えている。人材育成支援装置は、学習の目標レベルを設定するための目標レベル設定手段と、この目標レベルをクリアするためのトレーニング情報を提供するトレーニング情報提供手段と、トレーニング情報提供手段で提供されたトレーニング情報により習得されたスキルの習熟度を判定する習熟度判定手段とを備える。
特開2006−185317号公報(第1頁)
ところで、業務を遂行するために必要な知識についてのスキルアップを図る必要がある。この場合、試験の目標合格レベルを偶然超えてしまうこともある。この場合、社員が仕事に必要な知識を学ぶ場合にあっても、どの分野の知識に乏しいのかを的確に把握することが難しい。この結果、効率的な学習支援ができない場合があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、スキルアップを図るために効率的な学習支援が可能なスキル評価システム、スキル評価方法及びスキル評価プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、受験者を特定する受験者識別子と、試験を特定する試験識別子と、この試験に出題される問題を特定する問題識別子と、受験者が問題に解答した受験回数とに関連付けて、前記受験者の解答の正誤に関する採点データを記録した採点データ記憶手段と、復習を促すための成績コメントを選択するために用いる復習必要基準が記録されたデータ記憶手段と、受験者のスキルを分析する制御手段とを備えたスキル評価システムであって、前記制御手段は、前記採点データ記憶手段から複数の受験者識別子の採点データを抽出して、問題毎に、前記採点データに記録された受験回数を用いて、正解するまでのリトライ回数の統計値を算出し、リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出し、前記コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、復習を促す第1成績コメントを特定し、前記コメント判断割合が復習必要基準より低い場合には、理解していることを示す第2成績コメントを特定し、特定した第1成績コメント又は第2成績コメントを含む個人成績データを生成して出力する成績分析手段を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスキル評価システムにおいて、記試験識別子と、この試験に含まれる問題を特定する問題識別子と、前記問題のカテゴリを特定する識別子と、問題と、この問題の回答とを関連付けて記録した問題データ記憶手段と、カテゴリ及び難易度、質問内容、正解及び参考内容を含む復習問題データを記憶した復習問題データ記憶手段と、受験者が用いる受験者端末とに更に接続され、前記復習必要基準は、カテゴリ別に記憶されており、前記成績分析手段は、カテゴリ別に、リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を、カテゴリ別の全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出して、カテゴリ別に前記第1成績コメント又は前記第2成績コメントを特定し、前記制御手段は、前記第1成績コメントが付されたカテゴリに対応する復習問題を、前記復習問題データ記憶手段から抽出し、前記受験者の受験者端末に所定期間毎に送信する手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスキル評価システムにおいて、試験識別子と、この試験において出題される問題番号と、問題を特定する問題識別子とを含み、試験に関する試験データを記憶する試験データ記憶手段を更に備え、前記問題データ記憶手段には、前記問題識別子に対して、カテゴリ及び難易度を特定する識別子と、問題と、この問題の回答とを含む問題データが記録されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のスキル評価システムにおいて、試験を特定する試験識別子に対して、この試験を受験するために合格が必要な試験を特定する試験識別子である受験者試験条件を記憶した受験者試験条件データ記憶手段と、受験者を特定する受験者識別子と、この受験者が受けた試験の試験識別子と、その試験結果とを関連付けた採点データ記憶手段とを更に備え、前記制御手段は、新たに設定した試験の試験識別子が入力された場合、この試験の受験者試験条件としての試験識別子を、前記受験者試験条件データ記憶手段において抽出する手段と、受験者試験条件の試験識別子の試験に合格している受験者の受験者識別子を前記採点データ記憶手段から抽出する手段と、抽出した受験者識別子の受験者が用いる受験者端末に、受験通知メールを送信する手段とを更に備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、受験者を特定する受験者識別子と、試験を特定する試験識別子と、この試験に出題される問題を特定する問題識別子と、受験者が問題に解答した受験回数とに関連付けて、前記受験者の解答の正誤に関する採点データを記録した採点データ記憶手段と、復習を促すための成績コメントを選択するために用いる復習必要基準が記録されたデータ記憶手段と、制御手段とを用いて、受験者のスキルを分析するスキル評価方法であって、前記制御手段は、前記採点データ記憶手段から複数の受験者識別子の採点データを抽出して、問題毎に、前記採点データに記録された受験回数を用いて、正解するまでのリトライ回数の統計値を算出し、リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出し、前記コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、復習を促す第1成績コメントを特定し、前記コメント判断割合が復習必要基準より低い場合には、理解していることを示す第2成績コメントを特定し、特定した第1成績コメント又は第2成績コメントを含む個人成績データを生成して出力する成績分析段階を実行することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、受験者を特定する受験者識別子と、試験を特定する試験識別子と、この試験に出題される問題を特定する問題識別子と、受験者が問題に解答した受験回数とに関連付けて、前記受験者の解答の正誤に関する採点データを記録した採点データ記憶手段と、復習を促すための成績コメントを選択するために用いる復習必要基準が記録
されたデータ記憶手段と、制御手段とを用いて、受験者のスキルを分析するスキル評価プログラムであって、前記制御手段を、前記採点データ記憶手段から複数の受験者識別子の採点データを抽出して、問題毎に、前記採点データに記録された受験回数を用いて、正解するまでのリトライ回数の統計値を算出し、リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出し、前記コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、復習を促す第1成績コメントを特定し、前記コメント判断割合が復習必要基準より低い場合には、理解していることを示す第2成績コメントを特定し、特定した第1成績コメント又は第2成績コメントを含む個人成績データを生成して出力する成績分析手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、制御手段は、採点データ記憶手段から複数の受験者識別子の採点データを抽出して、問題毎に、採点データに記録された受験回数を用いて、正解するまでのリトライ回数の統計値を算出し、この統計値と、各受験者のリトライ回数とを対比させた個人成績データを生成して出力する。一般に、正解するまでのリトライ回数が多い問題については、正確に理解していない可能性が高い。このため、このようなリトライ回数を用いることにより、受験者のスキルが低い分野を把握することができる。そして、他の受験者が正解するまでのリトライ回数の統計値と、受験者のリトライ回数とを対比した個人成績データを閲覧することにより、問題の難易度を排除して、客観的に他人に比べてスキルが低い分野を把握することができる。
本発明によれば、制御手段は、受験者端末から、この受験者の受験者識別子と、試験識別子と、問題識別子に関連付けた受験者の解答とを取得した場合、採点データ記憶手段に記録された受験回数から、今回の受験回数を特定する。制御手段は、問題識別子毎に問題データ記憶手段に記録されている正解と、受信した解答とを比較して受験者の成績を算出し、この成績が合格基準よりも低い場合には、受験者端末に再試験の通知を行なう。このため、合格基準に達するまで、受験者に対して再試験を行なうように促すことができる。
従って、理解度に乏しい問題について受験者に何度も解答させることができ、スキルアップを図ることが期待できる。
本発明によれば、制御手段は、受験者のリトライ回数と、リトライ回数の統計値とを、カテゴリ別又は難易度別に分類した個人成績データを生成する。このため、個人成績データを閲覧することにより、カテゴリや難易度別に理解度不足を把握することができる。
本発明によれば、制御手段は、同じ所属に属する受験者のリトライ回数の統計値と、それ以外の所属に属する受験者のリトライ回数の統計値とを算出し、これらリトライ回数の統計値を含めた部署評価データを生成して、所属長の端末に送信する。このため、所属長は、自分の部署に属する受験者が理解に乏しい問題を把握することができる。従って、部署に属する多くの受験者が理解度の乏しい問題に対して、部署内で復習を行なうことにより、効率的に受験者のスキルアップを図ることが期待できる。
本発明によれば、リトライ回数から受験者の理解度不足を評価することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。本実施形態においては、グループ会社内における各社員のスキルを評価するスキル評価システムとしてのスキル管理システムについて説明する。本実施形態のスキル管理システムは、社員に対してウェブ画面を介して試験を行ない、この試験の成績を社員や社員の所属長に通知し、各社員のスキルアップに役立てる。
図1に示すように、スキル管理システム20には、ネットワークを介して、試験を受ける社員が利用する受験者端末11が接続されている。受験者端末11は、ディスプレイ等の表示手段とキーボードやポインティングデバイス等の入力手段とを備える。受験者端末11の表示手段は、試験を実施するために問題や個人の試験結果(成績レポート)等を表示する。受験者端末11の入力手段は、受験した社員の解答を入力したり、個人の試験結果を閲覧するための指示を入力したりするために用いられる。
更に、スキル管理システム20には、ネットワークを介して、試験を受けた社員が属する部署の所属長が用いる所属長端末12が接続されている。所属長端末12は、受験者端末11と同様に、表示手段と入力手段とを備える。この所属長端末12の表示手段は、所属長が監督している部署に属する社員の試験結果等を表示する。所属長端末12の入力手段は、社員の試験結果を閲覧するための指示等を入力したりするために用いられる。
一方、スキル管理システム20は、制御手段としての制御部21、部署データ記憶部22、社員データ記憶部23、試験データ記憶部24、問題データ記憶部25、受験者データ記憶部26及び採点データ記憶部27を備えている。ここでは、部署データ記憶部22及び社員データ記憶部23が所属データ記憶手段として機能し、試験データ記憶部24が試験データ記憶手段として機能し、問題データ記憶部25が問題データ記憶手段として機能し、採点データ記憶部27が採点データ記憶手段として機能する。
制御部21は、図示しないCPU、RAM、ROM等を有し、後述する処理(試験設定段階、認証段階、試験実施段階及び成績分析段階等を含む処理)を行なう。そのためのスキル管理プログラムを実行することにより、制御部21は、試験設定手段210、認証手段211、試験実施手段212及び成績分析手段213として機能する。
試験設定手段210は、試験の実施期間や合格レベル等、試験の実施に必要な情報を設
定して記録する処理を実行する。
認証手段211は、試験を受ける受験者を認証する処理を実行する。
試験実施手段212は、社員に試験を実施し、合格基準に満たなかった場合には再試験を実施するように促す処理を実行する。
成績分析手段213は、受験した各社員の成績を分析し、成績データを作成して配布する処理を実行する。この成績分析手段213は、同じ所属に属する受験者のリトライ回数の統計値と、それ以外の所属に属する受験者のリトライ回数の統計値とを算出し、これらリトライ回数の統計値を含めた部署評価データを生成する部署評価データ生成手段として機能し、生成した部署評価データを所属長の端末に送信する部署成績送信手段として機能する。
更に、成績分析手段213には、復習を促すための成績コメントを選択するために用いる復習必要基準データがカテゴリ又は難易度別に記憶されている。本実施形態では、成績分析手段213は、受験者のリトライ回数がリトライ回数の全体平均値を超えた問題を特定する。成績分析手段213は、この特定した問題のカテゴリ(又は難易度)において、特定した問題の割合(コメント判断割合)を算出する。このコメント判断割合が、復習必要基準以上になった場合には、成績分析手段213は、「復習が必要です」との成績コメントを付す。一方、成績分析手段213は、復習必要基準より低い場合には、「十分に理解しています」との成績コメントを付す。
また、制御部21は、試験を実施するためのウェブページのURL(Uniform Resource
Locator)に関するデータを記憶している。
部署データ記憶部22には、図2(a)に示すように、部署に関する部署データ220が記憶されている。この部署データ220は、新たな部署ができてデータが入力された場合に登録される。部署データ220には、部署識別子、部署名、部門識別子及び所属長の社員識別子に関するデータが含まれる。
部署識別子データ領域には、各部署を特定するための識別子(部署識別子)に関するデータが記録されている。
部署名データ領域には、この部署の名称に関するデータが記録されている。
部門識別子データ領域には、この部署が属する部門を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
所属長の社員識別子データ領域には、この部署の所属長を特定するための社員識別子に関するデータが記録されている。
社員データ記憶部23には、図2(b)に示すように、社員に関する社員データ230が記憶されている。この社員データ230は、社員が入社してデータが入力された場合に登録される。この社員データ230には、社員識別子、部署識別子、社員の氏名、パスワード及びメールアドレスに関するデータが含まれる。
社員識別子データ領域には、各社員を特定するための社員識別子に関するデータが記録されている。
部署識別子データ領域には、この社員が属する部署を特定するための部署識別子に関するデータが記録されている。
社員の氏名データ領域には、この社員の氏名に関するデータが記録されている。
パスワードデータ領域には、この社員のパスワードに関するデータが記録されている。このパスワードは、社員識別子とともに本人認証のために用いられる。
メールアドレスデータ領域には、この社員が用いるメールアドレスに関するデータが記録されている。
試験データ記憶部24には、図2(c)に示すように、試験に関する試験データ240が記憶されている。この試験データ240は、新たな試験を実施する場合に登録される。この試験データ240には、試験識別子、試験名称、試験種別、合格レベル、リトライ設定、試験期間及び成績分析済フラグに関するデータが含まれる。
試験識別子データ領域には、各試験を特定するための識別子(試験識別子)に関するデータが記録されている。
試験名称データ領域には、この試験の名称に関するデータが記録されている。
試験種別データ領域には、この試験の種類を特定するためのデータが記録されている。
合格レベルデータ領域には、この試験の合格レベルの最低点(合格基準)に関するデータが記録されている。
リトライ設定データ領域には、再試験(リトライ)の場合の出題方法についての設定に関するデータが記録されている。本実施形態では、間違った問題のみをリトライする設定(部分リトライ設定)と、間違った問題を含めてすべての問題をリトライする設定(全問リトライ設定)の何れかを特定するためのデータが記録されている。
試験期間データ領域には、この試験が実施される試験期間に関するデータが記録されている。この試験期間データ領域には、開始年月日と終了年月日に関するデータが含まれる。なお、受験者は、この試験期間中に、合格するまで複数回、試験を受けることになる。
成績分析済フラグデータ領域には、実施された試験の各社員の成績を分析して成績データを送信したことを示すフラグに関するデータが記録される。
問題データ記憶部25は、図3(a)に示すように、問題に関する問題データ250が記憶されている。この問題データ250は、新たな問題が作成された場合に登録される。この問題データ250には、試験識別子、問題番号、カテゴリ、難易度、質問形式、質問内容、正解及び参考内容に関するデータが含まれる。
試験識別子データ領域には、各試験を特定するための識別子(試験識別子)に関するデータが記録されている。この試験識別子を介して、試験データ240と問題データ250とが関連付けられる。
問題番号データ領域には、この試験に含まれる各問題の番号に関するデータが記録されている。本実施形態では、この問題番号に関するデータと試験識別子データとによって、問題を特定することができる。
カテゴリデータ領域には、この問題が属するカテゴリに関するデータが記録されている。本実施形態では、例えば、電子機器の問題については「ホストプリンタ」や「スキャナ」等のカテゴリが用いられる。
難易度データ領域には、この問題の難易度を特定するためのデータが記録されている。本実施形態では、「基本問題」、「標準問題」及び「応用問題」の3段階の難易度が用いられる。
質問形式データ領域には、この質問形式を特定するためのデータが記録されている。本実施形態では、1つの解答を選択させる問題、複数の解答を選択させる問題、又は空欄に
埋める解答を記入させる形式の3つの質問形式が用いられる。
質問内容データ領域には、この問題の質問の内容に関するデータが記録されている。
正解データ領域には、この問題の正解に関するデータが記録されている。
参考内容データ領域には、この問題に正解するために参考となる内容が記録されている。
受験者データ記憶部26には、試験を受ける社員に関する受験者データが記録される。この受験者データは、受験する社員が決定した場合に登録される。この受験者データには、社員識別子、試験識別子及び成績分析結果に関するデータが含まれる。
社員識別子データ領域には、受験する各社員を特定するための識別子(社員識別子)に関するデータが記録される。
試験識別子データ領域には、この社員が受験する試験を特定するための識別子(試験識別子)に関するデータが記録される。
成績分析結果データ領域には、この試験を受けた社員の成績を分析した結果に関するデータが記録される。
採点データ記憶部27には、図3(b)に示すように、試験を受けた受験者の採点に関するデータが記録される。この採点データ270は、社員が試験を受けると記録される。この採点データ270には、社員識別子、試験識別子、受験回、受験日時、試験結果及び問題番号に対応する解答正誤に関するデータが含まれる。
社員識別子データ領域には、受験した各社員を特定するための識別子(社員識別子)に関するデータが記録される。
試験識別子データ領域には、この社員が受験した試験を特定するための識別子(試験識別子)に関するデータが記録される。
受験回データ領域には、この社員がこの試験を受けた回数(何回目か)に関するデータが記録される。
受験日時データ領域には、この社員が受験した日時に関するデータが記録される。
試験結果データ領域には、この社員の受験についての合格結果に関するデータが記録される。受験者が正解した割合(%)が合格レベル以上であった場合には、この試験結果データに「合格」を示すフラグが記録され、正解した割合が合格レベルより低い場合には、この試験結果データに「不合格」を示すフラグが記録される。
解答正誤データ領域には、この社員の解答の正誤についてのデータが問題番号に関連付けて記録される。この解答正誤データ領域には、対応する問題番号について受験者の解答が正しい場合には、「正」を示すフラグが記録され、受験者の解答が誤っていた場合には、「誤」を示すフラグが記録される。
更に、スキル管理システム20は、試験を管理する試験作成者が利用するコンピュータ端末(図示せず)に接続されている。このコンピュータ端末は、部署データ220、社員データ230、問題データ250及び試験データ240を入力するために用いるディスプレイ、キーボード及びポインティングデバイスを備えている。
次に、上述した構成のスキル管理システム20を用いた処理について、図4〜図7に従って説明する。
まず、スキル管理システム20は、試験設定処理を実行する。具体的には、試験作成者
は、新しく実施する試験の作成を指示すると、スキル管理システム20の試験設定手段210は、新規の試験の設定を行なう試験作成画面をディスプレイに表示する。この試験作成画面には、実施する試験の試験名称、試験種別、合格レベル、リトライ設定及び試験期間等を入力したり選択したりする設定入力欄と、登録ボタンが含まれている。試験作成者が、これら項目についてデータを入力する。
更に、この作成画面には、この試験で出題する問題を作成する問題作成ボタンが設定されている。この問題作成ボタンが選択されると、試験設定手段210は、問題作成画面をディスプレイに表示する。この問題作成画面は、この試験における問題番号、問題のカテゴリ、難易度、質問形式、質問内容、正解及び参考内容等を入力したり選択したりする設定入力欄と、登録ボタンとが含まれている。
試験作成者は、試験作成画面の各項目や問題作成画面の各項目についてデータを入力し、登録ボタンを設定する。これにより、試験設定手段210は、試験識別子を付与し、試験データ240を生成して試験データ記憶部24に記憶する。更に、試験設定手段210は、問題データ250を生成して問題データ記憶部25に記憶する。
その後、スキル管理システム20は、受験通知処理を実行する。この場合、スキル管理システム20の試験設定手段210は、実施する試験の試験識別子を含む試験データ240を試験データ記憶部24から抽出し、この試験データ240を用いて受験通知メールを作成する。そして、試験作成者が、試験を受ける社員のリストをコンピュータ端末を介して入力する。この社員のリストには、社員を特定する社員識別子が含まれる。これにより、試験設定手段210は、受験する社員の社員識別子を取得し、この社員識別子を含む社員データ230を社員データ記憶部23から抽出し、抽出した社員データ230に含まれる各メールアドレスに対して受験通知メールを送信する。この受験通知メールには、試験の試験識別子、試験名称、試験種別、合格レベル、試験期間及び、受験用ウェブページのURLが含まれる。そして、試験設定手段210は、受験通知メールを送信した社員の社員識別子及び受験する試験の試験識別子を受験者データ記憶部26に記録する。
(試験実施処理)
次に、社員が試験を受けるときにスキル管理システム20が行なう試験実施処理について、図4を用いて説明する。
受験通知メールを受け取った社員(受験者)は、試験期間になると、受験通知メールに含まれるURLを選択する。これにより、受験者端末11は、スキル管理システム20にアクセスして試験識別子を送信する。
スキル管理システム20は、アクセスのあった受験者端末11に対してログイン画面データを送信する。受験者端末11は、受信したログイン画面データを用いて、ディスプレイにログイン画面を表示する。このログイン画面には、社員識別子及びパスワードの入力欄と、送信ボタンとが含まれている。
受験者は、ログイン画面の入力欄に、自分の社員識別子及びパスワードを入力し、送信ボタンを選択する。これにより、受験者端末11はログイン要求処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、受験者端末11は、ログイン画面に入力された社員識別子及びパスワードを含む認証要求をスキル管理システム20に送信する。
認証要求を受信したスキル管理システム20の制御部21は、認証処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の認証手段211が、受信した社員識別子及びパスワードを含む社員データ230を社員データ記憶部23から抽出する。該当する社
員データ230が抽出できた場合には、認証手段211は、認証処理を完了する。
次に、スキル管理システム20の制御部21は、この社員が受験可能な試験に関する受験情報の送信処理を実行する(ステップS1−3)。ここでは、制御部21は、まず、認証が完了した社員の社員識別子を含み、現在日時が試験期間に含まれ、まだ試験に合格していない試験の情報を取得する。具体的には、制御部21の試験実施手段212は、認証処理が完了した社員識別子を含む受験者データを受験者データ記憶部26から抽出する。試験実施手段212は、抽出した受験者データの試験識別子を含む試験データ240の試験期間と、現在日とを比較し、現在日が試験期間に含まれる試験データ240の試験識別子を抽出する。更に、試験実施手段212は、抽出した試験識別子を含む採点データ270のうち、試験結果データ領域に「合格」が付された採点データ270の試験識別子を除いた試験識別子を抽出する。そして、試験実施手段212は、特定した試験識別子、この試験識別子を含む試験データ240の試験名称、試験種別、合格レベル及び試験期間に関する情報を含む受験情報を生成し受験者端末11に送信する。
受験者端末11は、受信した受験情報に基づいて、試験選択画面をディスプレイに一覧表示する。この試験選択画面には、この社員が受験予定の試験に関する情報と、各試験に対応した試験実施ボタンとが含まれる。
そこで、受験者端末11は、試験選択処理を実行する(ステップS1−4)。ここで、受験者は、表示された受験情報を閲覧して、受験する試験の試験実施ボタンを選択する。この場合、受験者端末11は、試験実施ボタンが選択された試験の試験識別子をスキル管理システム20に送信する。
次に、試験識別子を受信したスキル管理システム20の制御部21は、送信する問題を特定するために、全問送信を実行するか否かを判断する。本実施形態では、全問リトライ設定の場合、又は1回目の受験の場合には、全問送信を行なう。
具体的には、制御部21の試験実施手段212は、まず、この試験の試験識別子を含む試験データ240のリトライ設定データ領域に、全問リトライ設定のデータが記録されているか否かを判断する。ここで、全問リトライ設定のデータが記録されている場合には、試験実施手段212は、全問送信を行なう(ステップS1−5において「YES」)。
一方、試験データ240のリトライ設定データ領域に、部分リトライ設定のデータが記録されている場合には、試験実施手段212は、初めての受験か否かを判断する。具体的には、制御部21の試験実施手段212は、取得した試験識別子と、認証した社員識別子とを含む採点データ270を採点データ記憶部27において検索する。ここで、該当する採点データ270が抽出できない場合には、1回目の受験であるため、試験実施手段212は、全問送信を行なう(ステップS1−5において「YES」)。
一方、該当する採点データ270を抽出できた場合には、2回目以降の受験であるため、試験実施手段212は、間違った問題のみを送信する(ステップS1−5において「NO」)。この場合、スキル管理システム20の制御部21は、抽出する問題の特定処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21の試験実施手段212は、抽出した採点データ270において、受験回が最も大きい採点データ270を特定し、この採点データ270において解答正誤データ領域において「誤」フラグに関連付けられている問題番号を特定する。
次に、制御部21は、問題の抽出処理を実行する(ステップS1−7)。ここで、制御部21の試験実施手段212は、全問送信を行なう場合(ステップS1−5において「Y
ES」の場合)、試験識別子を含む問題データ250を問題データ記憶部25から抽出する。
一方、一部送信を行なう場合(ステップS1−5において「NO」の場合)には、ステップS1−6において特定した問題番号とこの試験の試験識別子とを含む問題データ250を問題データ記憶部25から抽出する。
次に、スキル管理システム20の制御部21は、出題データの生成送信処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、制御部21の試験実施手段212は、抽出した問題データ250の質問内容を含めた出題画面データを生成する。試験実施手段212は、この出題画面データに、試験識別子と問題番号と各質問に対応する解答欄とを含める。そして、制御部21は、生成した試験画面データを受験者端末11に送信する。
出題画面データを受信した受験者端末11は、受験処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、受験者端末11は、受信した出題画面データに基づいて出題画面をディスプレイに表示する。この出題画面には、試験の質問内容及びそれに対応する各解答欄と、送信ボタンとが含まれている。受験者は、質問内容を読みながら、各解答欄において解答を選択したり記入したりする。そして、受験者は、出題画面に含まれるすべての質問に解答すると、送信ボタンを選択する。この場合、受験者端末11は、試験識別子、問題番号に関連付けられた受験者の解答、現在の日時を含む答案データをスキル管理システム20に送信する。
答案データを受信したスキル管理システム20の制御部21は、採点処理を実行する(ステップS1−10)。具体的には、答案データを受信した制御部21の試験実施手段212は、受信した試験識別子、受験者の受験識別子、現在の日時を受験日時とする採点データ270を生成して、採点データ記憶部27に記憶する。
そして、試験実施手段212は、試験識別子及び問題番号を含む問題データ250を特定し、この問題の正解データを特定する。そして、試験実施手段212は、同じ問題番号の正解と、答案データに含まれる受験者の解答とを比較する。
ここで、試験実施手段212は、解答が正解に一致している問題については、「正」フラグをその問題番号に関連付け、解答が正解に一致していない問題については、「誤」フラグをその問題番号に関連付けて、生成した採点データ270に記憶する。
次に、試験実施手段212は、試験結果を記録する。ここでは、試験に出題された問題数から、採点によって一時記憶された「誤」フラグの割合を算出する。具体的には、試験実施手段212は、「誤」フラグをカウントして合計数を算出し、この試験の出題数(この試験識別子を含む問題データ250のうちの最大の問題番号)で除算して、間違った割合(%)を算出する。そして、試験実施手段212は、この間違った問題分の割合から受験者が正解した割合(%)を算出し、この試験の試験識別子を含む試験データ240の合格レベルと比較する。試験実施手段212は、正解した割合が合格レベル以上の場合には、「合格」フラグを試験結果データとして採点データ270に記録し、合格レベルより低い場合には、「不合格」フラグを試験結果データとして採点データ270に記録する。
更に、試験実施手段212は、同じ社員識別子及び試験識別子を含む採点データ270のうち、最も大きい受験回のデータを取得し、この受験回に「1」を加えた数を、今回の受験回として採点データ270に記録する。
次に、スキル管理システム20の制御部21は、成績の通知処理を実行する(ステップ
S1−11)。具体的には、制御部21の試験実施手段212は、成績通知メールを受験者端末11に送信する。この試験通知メールには、「合格」又は「不合格」の試験結果データが含まれ、更に、「不合格」の場合には、試験期間中に再度試験を行なうことを促す旨が含まれる。以上により、試験実施処理が終了する。
(成績分析処理)
その後、試験期間が終了すると、スキル管理システム20の制御部21は、受験者の成績分析処理を実行する。この成績分析処理について、図5を用いて説明する。
スキル管理システム20の制御部21は、まず、成績分析対象の特定処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21の成績分析手段213は、現在日と試験データ240の試験期間とを比較し、試験期間が終了し、成績分析済フラグが記録されていない試験データ240の試験識別子を抽出する。
また、成績分析手段213は、この試験の試験識別子を含む採点データ270のうち、異なる社員識別子をカウントして、実際に受験した受験者数を算出する。更に、成績分析手段213は、社員データ230の部署識別子を相互に比較して、同じ部署識別子を有する受験者の数をカウントして各部署の受験者数を算出し、受験者が属する部署の部署識別子を特定し、これら部署識別子の数をカウントして参加部署数を算出する。
次に、スキル管理システム20の制御部21は、平均正答率の算出処理を実行する(ステップS2−2)。ここでは、制御部21は、同じ試験を受けた受験者全体における全体平均正答率と、同じ部署における部署別平均正答率と、この部署を除いた他部署における他部署平均正答率とを、問題毎に算出する。
具体的には、制御部21の成績分析手段213は、成績分析対象として特定した試験識別子と「受験回:1回」とを含む採点データ270を採点データ記憶部27から抽出する。そして、成績分析手段213は、抽出した採点データ270のうち、問題毎に「正」フラグの数をカウントして合計数を算出し、この試験の受験者数で除算して全体平均正答率を算出する。
次に、成績分析手段213は、処理対象となる部署を、受験者が属する部署から順次特定して、以下の処理を繰り返して実行する。成績分析手段213は、処理対象の部署の部署識別子を有する社員データ230の社員識別子を特定し、この社員識別子及び特定した試験識別子を含む「受験回:1回」の採点データ270を採点データ記憶部27から抽出する。そして、成績分析手段213は、抽出した採点データ270の内、問題毎に「正」フラグの数をカウントして合計数を算出し、この部署の受験者数で除算して、部署別の平均正答率を算出する。以上の処理を、受験者が属するすべての部署について繰り返し実行して、各部署の平均正答率を算出する。
次に、成績分析手段213は、他部署平均正答率を算出する。ここでは、成績分析手段213は、処理対象となる部署を順次特定して、次の処理を繰り返して実行する。成績分析手段213は、処理対象の部署を除いた他の部署の平均正答率を合計し、これを他部署数(参加部署数から「1」を減算した数)で除算して、他部署における平均正答率(他部署平均正答率)を算出し、処理対象の部署の部署識別子に関連付けて一時記憶する。
次に、制御部21は、リトライ回数の平均値の算出処理を実行する(ステップS2−3)。ここでは、制御部21は、成績分析対象の試験を受けた受験者全体におけるリトライ回数の全体平均値と、同じ部署におけるリトライ回数の部署別平均値と、この部署を除いた他部署におけるリトライ回数の他部署平均値とを算出する。
ここで、まず、成績分析手段213は、各受験者の問題別のリトライ回数を算出する。具体的には、成績分析対象として特定した試験識別子を有する採点データ270に含まれる社員識別子を順次特定して、次の処理を繰り返して実行する。成績分析手段213は、この試験識別子及び特定した社員識別子を含む採点データ270を採点データ記憶部27から抽出し、これらから、問題番号毎に「正」フラグが記録された受験回を取得し、各受験回から「1」を減算した値を、この社員のリトライ回数として算出する。これを、抽出した採点データ270の社員識別子について繰り返し実行して、各受験者における問題毎のリトライ回数を算出する。
そして、成績分析手段213は、問題毎に受験者のリトライ回数を合計して各問題のリトライ回数の合計数を算出し、この合計数をこの試験の受験者数で除算して、リトライ回数の全体平均値を算出する。
次に、成績分析手段213は、処理対象となる部署を、受験者が属する部署から順次特定して、次の処理を繰り返して実行し、問題毎に、リトライ回数の部署別平均値を算出する。成績分析手段213は、処理対象として特定した部署の部署識別子を含む社員データ230の社員識別子のリトライ回数を合計し、この合計数をこの部署の受験者数で除算して、リトライ回数の部署別平均値を算出する。
次に、リトライ回数の他部署平均値を算出する。ここでは、成績分析手段213は、処理対象となる部署を順次特定して、次の処理を繰り返して実行する。成績分析手段213は、処理対象の部署を除いた他の部署のリトライ回数の部署別平均値を取得し、この部署別平均値を他部署数で除算して、リトライ回数の他部署平均値を算出し、処理対象の部署の部署識別子に関連付けて一時記憶する。
次に、制御部21は、個人成績データの生成処理を実行する(ステップS2−4)。この個人成績データの生成処理及び次の個人成績データの通知処理は、受験した社員の社員識別子を1つずつ順次抽出し、この社員識別子を用いて繰り返して実行される。この個人成績データの生成処理においては、制御部21は、問題のカテゴリ別に、各問題における平均正答率と個人の正答率を並べた個人別の正答率棒グラフと、各問題におけるリトライ回数の全体平均値と個人のリトライ回数とを並べた個人別のリトライ回数棒グラフとを生成して、個人成績データに含ませる。
ここでは、まず、制御部21の成績分析手段213は、個人別の正答率棒グラフを生成する。具体的には、成績分析手段213は、個人成績データの作成対象として特定した社員の社員識別子及びこの試験の試験識別子を含む「受験回:1回」の採点データ270を抽出し、各問題番号に関連付けられた解答正誤データを取得する。このとき、「正」フラグであれば、正答率100%とし、「誤」フラグであれば、正答率0%とする。そして、問題のカテゴリ別に、各問題における平均正答率と個人の正答率を並べた正答率棒グラフを生成する。
更に、制御部21の成績分析手段213は、個人別のリトライ回数棒グラフを生成する。具体的には、成績分析手段213は、この試験識別子と、この社員識別子とを含む採点データ270を抽出する。成績分析手段213は、抽出した採点データ270のうち、問題番号毎に、「正」フラグが記録された受験回を取得し、この受験回から「1」を減算した値をリトライ回数として算出する。なお、全問リトライ設定の場合、同じ社員が同じ問題に複数正解しており、社員識別子、試験識別子及び問題番号が同じ採点データ270に「正」フラグが複数登録されている場合がある。この場合には、「正」フラグが記録された受験回の最小値から「1」を減算した値をリトライ回数として算出する。そして、成績
分析手段213は、同じカテゴリに分類して、各問題におけるリトライ回数の全体平均値と、個人のリトライ回数とを並べたリトライ回数棒グラフを生成する。
更に、成績分析手段213は、成績コメントを付すために、リトライ回数が全体平均値を超えた問題の割合を算出する。具体的には、成績分析手段213は、カテゴリ別又は難易度別に、リトライ回数が全体平均値を超えた問題の数をカウントして合計数を算出し、カテゴリ別又は難易度別の問題数で除算して、コメント判断割合を算出する。そして、成績分析手段213は、算出したコメント判断割合と、カテゴリ別又は難易度別の復習必要基準とを比較する。ここで、コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、成績分析手段213は、「復習が必要です」との成績コメントを特定し、復習必要基準より低い場合には「十分に理解しています」との成績コメントを特定する。
そして、成績分析手段213は、1回目の解答正誤、問題別のリトライ回数、個人別の正答率棒グラフ及び個人別のリトライ回数棒グラフを含めた各人の個人成績データを生成する。この個人成績データには、カテゴリ別に分類した各問題における個人のリトライ回数及びその平均値、難易度別に分類した各問題における個人のリトライ回数及びその平均値が含まれる。更に、この個人成績データには、カテゴリ別又は難易度別に関連付けて、成績コメントを含ませておく。そして、成績分析手段213は、生成した個人成績データを、受験者データ記憶部26において、この社員の社員識別子及び試験識別子に関連付けられている成績分析結果データ領域に記録する。
次に、制御部21は、個人成績データの通知処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21の成績分析手段213は、1の社員識別子を含む社員データ230を社員データ記憶部23から抽出し、この社員データ230に含まれるメールアドレスに対して、分析が終了した旨を含むメールを送信する。このメールには、受験者データ記憶部26において、この社員の社員識別子に関連付けられた成績分析結果データが記録されたデータ格納領域を示すURLが含まれる。
受験者は、受験者端末11を、受信したメールのURLにアクセスさせることにより、個人成績データをディスプレイに表示する。このディスプレイには、図6(a)に示すような個人別の正答率棒グラフ50や、図6(b)に示すような個人別のリトライ回数棒グラフ60が表示される。
次に、成績分析手段213は、部署別成績データの生成処理を実行する(ステップS2−6)。この部署別成績データの生成処理及び次の部署別成績データの通知処理は、受験した社員が属する部署の部署識別子を順次、部署別成績データの生成処理対象として抽出し、この部署識別子を用いて繰り返して実行される。ここでは、成績分析手段213は、部署に属する各社員についての1回目の受験における解答正誤の一覧リスト及び問題別のリトライ回数の一覧リスト、部署別の正答率棒グラフ及び部署別のリトライ回数グラフを含めた部署別成績データを生成する。具体的には、成績分析手段213は、部署別成績データの生成処理対象の部署識別子を含む社員データ230を抽出し、各社員データ230の社員識別子及び試験識別子を含む「受験回:1回」の採点データ270を抽出する。そして、成績分析手段213は、この部署に所属する社員についての、この採点データ270の解答正誤の一覧リストと、各問題におけるリトライ回数の一覧リストとを作成する。次に、成績分析手段213は、問題毎に、全体平均正答率、この部署の部署別正答率、この部署を除く他部署の正答率をそれぞれ棒グラフにして並べた部署別の正答率棒グラフを生成する。更に、成績分析手段213は、問題毎に、リトライ回数の全体平均値、この部署平均値、他部署平均値をそれぞれ棒グラフに並べた部署別のリトライ回数棒グラフを生成する。そして、成績分析手段213は、これらを含めた部署別成績データを生成する。
次に、制御部21は、部署別成績データの通知処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、制御部21の成績分析手段213は、この部署識別子を含む部署データ220を部署データ記憶部22から取得し、この部署データ220に含まれる所属長の社員識別子を特定する。そして、成績分析手段213は、特定した社員識別子を含む社員データ230を社員データ記憶部23から抽出する。成績分析手段213は、この社員データ230に含まれるメールアドレスに対して、生成した部署別成績データを送信する。
所属長端末12は、所属長の操作に基づいて、受信したメールに添付されている部署別成績データをディスプレイに表示する。このディスプレイには、図7(a)に示すような部署別の正答率棒グラフ70や、図7(b)に示すような部署別のリトライ回数棒グラフ80が表示される。
一方、スキル管理システム20は、各受験者に対して個人成績データを送信し、受験者が所属する部署の所属長について部署別成績データを送信すると、この試験データ240について成績分析済フラグを記録する。以上により、成績報告処理が完了する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、スキル管理システム20の制御部21は、出題画面データを受験者端末11に送信し、受験者端末11は、出題画面データに基づいて出題画面を表示する。受験者が、すべての質問に解答して送信ボタンを選択すると、受験者端末11は、答案データをスキル管理システム20に送信する。スキル管理システム20の制御部21は、解答データと正解データとを比較して問題番号に関連付ける解答正誤データを特定し、試験結果を特定して、採点データ270として記録する。制御部21は、「不合格」の場合には、再試験を行なうように促す旨が含まれた成績通知メールを受験者端末11に送信する。このため、合格基準に達するまで、受験者に対して再試験を行なうように促すことができる。従って、理解に乏しい問題について受験者に何度も解答させることができ、受験者のスキルアップが期待できる。
・ 本実施形態では、制御部21は、採点データ270を用いてリトライ回数の平均値の算出処理を実行し(ステップS2−3)、各問題におけるリトライ回数の全体平均値と個人のリトライ回数とを並べた個人別のリトライ回数棒グラフを生成する。制御部21は、この個人別のリトライ回数棒グラフを含む個人成績データを生成して、受験者データ記憶部26に記憶するとともに、受験者に対して通知処理を実行する(ステップS2−5)。リトライ回数が多い問題については、正確に理解していない可能性が高いので、受験者は、個人成績データデータに含まれるリトライ回数棒グラフ60を閲覧することにより、自分のスキルが低い分野を把握することができる。また、リトライ回数の全体平均値と比較することにより、問題の難易度を排除して、客観的に他人に比べてスキルが低い分野を把握することができる。
・ 本実施形態では、個人成績データの生成処理(ステップS2−4)において、制御部21は、カテゴリ別に分類した各問題における個人のリトライ回数及びその平均値、難易度別に分類した各問題における個人のリトライ回数及びその平均値が含まれる個人成績データを生成する。このため、受験者は、カテゴリ別に理解度が乏しい部分を把握したり、問題の難易度から理解度の程度を把握したりすることができる。
・ 本実施形態では、制御部21は、個人成績データの生成処理(ステップS2−4)において、問題のカテゴリ別に、各問題における平均正答率と個人の正答率を並べた正答率棒グラフを生成し、この正答率棒グラフを個人成績データに含める。このため、個人成績データを閲覧した受験者は、同じ試験を受けた受験者において、どの程度のレベルであるかを把握することができる。
・ 本実施形態では、制御部21は、リトライ回数から、復習が必要である旨の成績コメントを付す復習必要基準データがカテゴリ毎又は難易度毎に記憶されている。制御部21は、個人成績データの生成処理(ステップS2−4)において、コメント判定割合を算出し、これと復習必要基準とを比較する。成績分析手段213は、コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、「復習が必要です」との成績コメントを個人成績データに含め、復習必要基準より低い場合には「十分に理解しています」との成績コメントを個人成績データに含める。このため、個人成績データを閲覧した受験者は、成績コメントから、自分の理解度が低いカテゴリや難易度を、効率よく把握することができる。
・ 本実施形態では、制御部21は、部署別成績データを生成し(ステップS2−6)、部署別成績データの送信処理を実行する(ステップS2−7)。このため、各部署の所属長は、部署別成績データを閲覧することにより、自分の部署に属する受験者の理解が乏しい問題を把握することができる。従って、部署に属する社員の理解が乏しい問題に関して、部署内で復習を行なうことにより、効率的に社員のスキルアップを図ることができる。
・ 本実施形態では、スキル管理システム20の制御部21は、試験データ240におけるリトライ設定が部分リトライ設定の場合には、受験者の採点データ270から、この受験者がまだ正解していない問題を抽出して送信する。一方、リトライ設定が全問リトライ設定になっている場合には、すべての問題を抽出して送信する。このため、出題者の意図に応じて、リトライ設定を適宜変更することができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、制御部21は、リトライ回数の全体平均値を算出し(ステップS2−1)、各問題におけるリトライ回数の全体平均値と、個人のリトライ回数とを並べたリトライ回数グラフを含む個人成績データを生成した(ステップS2−3)。個人のリトライ回数と比較する他の受験者から算出されるリトライ回数の統計値は、平均値だけに限らず、例えば、中央値(メディアン)や最頻値(モード)であってもよい。
○ 上記実施形態においては、制御部21は、コンピュータ端末を介して、試験を受ける社員を特定する社員識別子データを取得した。これに限らず、スキル管理システム20が、社員が過去に受けた試験から受験する社員を自動的に特定して、社員識別子データを取得してもよい。具体的には、試験データ240に、この試験を受験する条件に関する受験者試験条件に関するデータを記憶するデータ領域を設ける。この受験者試験条件は、この試験を受験するために既に合格していることが必要な試験を特定する試験識別子である。試験作成者は、新たに設定した試験を受験するために合格していることが必要な試験の試験識別子を、コンピュータ端末を介して、試験データ240に入力する。そして、試験データ240が記録された場合には、スキル管理システム20は、この受験者試験条件として記録された試験識別子を含む採点データ270を抽出し、この採点データ270の試験結果と合格レベルとを比較して、受験者試験条件の試験を合格している社員の社員識別子を特定する。そして、スキル管理システム20は、この社員識別子に対して、受験通知メールを送信して受験通知処理を実行してもよい。この場合には、社員のスキルに合わせた試験を受験させることができるので、各社員の現在のスキルに合わせてスキルアップを効率よく図ることができる。
○ 上記実施形態においては、スキル管理システム20の制御部21は、受験する社員に対して受験通知メールを送信した。これに限らず、この社員が所属する所属長に、社員が受験する旨を送信してもよい。この場合、制御部21の試験設定手段210は、受験通知メールを送信した社員の社員識別子を含む社員データ230において、部署識別子が同
じ社員データ230を抽出する。試験設定手段210は、抽出した社員データ230の社員の氏名と、試験データ240に含まれる試験名称、試験種別及び試験期間とを含む部署内受験者通知データを生成する。試験設定手段210は、抽出した社員データ230の部署識別子を含む部署データ220を部署データ記憶部22から抽出し、この部署データ220に含まれる所属長の社員識別子を含む社員データ230を社員データ記憶部23から抽出する。そして、試験設定手段210は、社員データ記憶部23のメールアドレスに対して部署内受験者通知メールを送信する。これにより、所属長は、部署内で受験する社員と試験期間を把握することができるので、受験者に対してより確実に受験するように促すことが期待できる。
○ 上記実施形態においては、試験識別子及び問題番号から問題データ250を特定した。これに代えて、問題データ250に対して問題を特定する問題識別子を付与してもよい。例えば、試験データ240に、この試験において出題される問題番号と問題識別子とを関連付けたデータを含ませる。この場合、問題を複数の試験に関連付けることができるので、既に作成された問題を他の試験に流用することができる。
○ 上記実施形態においては、スキル管理システム20は、成績分析結果データを含む受験者データを記録する受験者データ記憶部26に接続されている。スキル管理システム20の制御部21は、生成した個人成績データを、受験者データ記憶部26において、この社員の社員識別子及び試験識別子に関連付けられている成績分析結果データ領域に記録する。スキル管理システム20は、成績分析結果データに基づいて、受験者に適合した試験を実施してもよい。具体的には、スキル管理システム20は、復習問題に関するデータを記憶した復習問題データ記憶手段に接続される。この復習問題データには、カテゴリ、難易度、質問形式、質問内容、正解及び参考内容に関するデータが含まれる。スキル管理システム20の制御部21は、受験者の個人成績データにおいて、「復習が必要です」との成績コメントが付されたカテゴリ及び難易度を、社員識別子に関連付けて特定する。そして、制御部21は、このカテゴリ及び難易度に対応する復習問題データを抽出し、社員識別子を含む社員データ230のメールアドレスに所定期間毎(例えば1日毎)に送信する。これにより、社員は、理解度に乏しいカテゴリや難易度の問題を手軽に復習することができるので、社員のスキルアップを効率よく図ることができる。
実施形態におけるシステムの概略図。 データ記憶部に記録されたデータの構成図であり、(a)は部署データ記憶部、(b)は社員データ記憶部、(c)は試験データ記憶部を示す。 データ記憶部に記録されたデータの構成図であり、(a)は問題データ記憶部、(b)は採点データ記憶部を示す。 試験実施処理の処理手順を説明するための流れ図。 成績分析処理の処理手順を説明するための流れ図。 個人成績データに含まれるデータを説明する説明図であり、(a)は正答率棒グラフ、(b)はリトライ回数棒グラフを示す。 部署別成績データに含まれるデータを説明する説明図であり、(a)は正答率棒グラフ、(b)はリトライ回数棒グラフを示す。
符号の説明
11…受験者端末、12…所属長端末、20…スキル管理システム、21…制御手段としての制御部、22…部署データ記憶部、23…社員データ記憶部、24…試験データ記憶部、25…問題データ記憶部、26…受験者データ記憶部、27…答案データ記憶部、210…試験設定手段、211…認証手段、212…試験実施手段、213…成績分析手段、220…部署データ、230…社員データ、240…試験データ、250…問題デー
タ、270…採点データ。

Claims (6)

  1. 受験者を特定する受験者識別子と、試験を特定する試験識別子と、この試験に出題される問題を特定する問題識別子と、受験者が問題に解答した受験回数とに関連付けて、前記受験者の解答の正誤に関する採点データを記録した採点データ記憶手段と、
    復習を促すための成績コメントを選択するために用いる復習必要基準が記録されたデータ記憶手段と、
    受験者のスキルを分析する制御手段とを備えたスキル評価システムであって、
    前記制御手段は、
    前記採点データ記憶手段から複数の受験者識別子の採点データを抽出して、問題毎に、前記採点データに記録された受験回数を用いて、正解するまでのリトライ回数の統計値を算出し、
    リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出し、
    前記コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、復習を促す第1成績コメントを特定し、前記コメント判断割合が復習必要基準より低い場合には、理解していることを示す第2成績コメントを特定し、特定した第1成績コメント又は第2成績コメントを含む個人成績データを生成して出力する成績分析手段を備えたことを特徴とするスキル評価システム。
  2. 記試験識別子と、この試験に含まれる問題を特定する問題識別子と、前記問題のカテゴリを特定する識別子と、問題と、この問題の回答とを関連付けて記録した問題データ記憶手段と、
    カテゴリ及び難易度、質問内容、正解及び参考内容を含む復習問題データを記憶した復習問題データ記憶手段と、
    受験者が用いる受験者端末とに更に接続され、
    前記復習必要基準は、カテゴリ別に記憶されており、
    前記成績分析手段は、カテゴリ別に、リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を、カテゴリ別の全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出して、カテゴリ別に前記第1成績コメント又は前記第2成績コメントを特定し、
    前記制御手段は、前記第1成績コメントが付されたカテゴリに対応する復習問題を、前記復習問題データ記憶手段から抽出し、前記受験者の受験者端末に所定期間毎に送信する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のスキル評価システム。
  3. 試験識別子と、この試験において出題される問題番号と、問題を特定する問題識別子とを含み、試験に関する試験データを記憶する試験データ記憶手段を更に備え、
    前記問題データ記憶手段には、前記問題識別子に対して、カテゴリ及び難易度を特定する識別子と、問題と、この問題の回答とを含む問題データが記録されていることを特徴とする請求項2に記載のスキル評価システム。
  4. 試験を特定する試験識別子に対して、この試験を受験するために合格が必要な試験を特定する試験識別子である受験者試験条件を記憶した受験者試験条件データ記憶手段と、
    受験者を特定する受験者識別子と、この受験者が受けた試験の試験識別子と、その試験結果とを関連付けた採点データ記憶手段とを更に備え、
    前記制御手段は、
    新たに設定した試験の試験識別子が入力された場合、この試験の受験者試験条件としての試験識別子を、前記受験者試験条件データ記憶手段において抽出する手段と、
    受験者試験条件の試験識別子の試験に合格している受験者の受験者識別子を前記採点データ記憶手段から抽出する手段と、
    抽出した受験者識別子の受験者が用いる受験者端末に、受験通知メールを送信する手段とを更に備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載のスキル評価システム。
  5. 受験者を特定する受験者識別子と、試験を特定する試験識別子と、この試験に出題される問題を特定する問題識別子と、受験者が問題に解答した受験回数とに関連付けて、前記受験者の解答の正誤に関する採点データを記録した採点データ記憶手段と、
    復習を促すための成績コメントを選択するために用いる復習必要基準が記録されたデータ記憶手段と、
    制御手段とを用いて、受験者のスキルを分析するスキル評価方法であって、
    前記制御手段は、
    前記採点データ記憶手段から複数の受験者識別子の採点データを抽出して、問題毎に、前記採点データに記録された受験回数を用いて、正解するまでのリトライ回数の統計値を算出し、
    リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出し、
    前記コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、復習を促す第1成績コメントを特定し、前記コメント判断割合が復習必要基準より低い場合には、理解していることを示す第2成績コメントを特定し、特定した第1成績コメント又は第2成績コメントを含む個人成績データを生成して出力する成績分析段階を実行することを特徴とするスキル評価方法。
  6. 受験者を特定する受験者識別子と、試験を特定する試験識別子と、この試験に出題される問題を特定する問題識別子と、受験者が問題に解答した受験回数とに関連付けて、前記受験者の解答の正誤に関する採点データを記録した採点データ記憶手段と、
    復習を促すための成績コメントを選択するために用いる復習必要基準が記録されたデータ記憶手段と、
    制御手段とを用いて、受験者のスキルを分析するスキル評価プログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記採点データ記憶手段から複数の受験者識別子の採点データを抽出して、問題毎に、前記採点データに記録された受験回数を用いて、正解するまでのリトライ回数の統計値を算出し、
    リトライ回数が前記統計値を超えた問題を計数した合計数を算出し、前記合計数を全問題数で除算することにより、コメント判断割合を算出し、
    前記コメント判断割合が復習必要基準以上の場合には、復習を促す第1成績コメントを特定し、前記コメント判断割合が復習必要基準より低い場合には、理解していることを示す第2成績コメントを特定し、特定した第1成績コメント又は第2成績コメントを含む個人成績データを生成して出力する成績分析手段として機能させることを特徴とするスキル評価プログラム。
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