JP5168954B2 - 固体電解質型燃料電池セルユニット及びスタック構造体 - Google Patents

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本発明は、単セルを保持した固体電解質型燃料電池セルユニット及びこれを積層して成るスタック構造体に関するものである。
上記したような固体電解質型燃料電池セルユニットでは、単セルの燃料極側に燃料ガスを流すと共に、空気極側に酸化ガスである空気を流すことで発電するが、ガス濃度が高いガス流上流側と、ガス濃度が低くなるガス流下流側との発熱量の違いによって、温度分布のばらつきが生じる。
従来において、この温度分布のばらつきを少なく抑えるために、単セルの電解質の厚さをガス流の流れに沿って漸次薄くすることによって、ガス流上流側及びガス流下流側の発熱量の差をなくそうとする試みがなされている。
特開平11−086886号公報
ところが、温度分布のばらつきを少なく抑えるべく提案された固体電解質型燃料電池セルユニットでは、同一の単セルにおいて電解質の厚さをガス流の流れに沿って漸次薄くするようにしているが、同一の単セルで電解質の厚さを段階ごとに変えることは、製造上極めて困難であり、例え製造することができたとしても、製造コストが高くついてしまうという問題を有しており、この問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、簡単且つ低コストでの製造を実現したうえで、温度分布の均一化を図ることでき、その結果、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑えることができると共に、単セルの劣化を防ぐことが可能であり、加えて、全体の燃料利用率を向上させることができる固体電解質型燃料電池セルユニット及びスタック構造体を提供することを目的としている。
本発明に係る固体電解質型燃料電池セルユニットは、単セルを複数保持し且つ中心部分にガス導入孔及びガス排出孔を有するセル板と、中心部分にガス導入孔及びガス排出孔を有し且つ周縁部分をセル板の周縁部分に接合させたセパレータ板と、セル板及びセパレータ板間に形成される空間内にガス導入孔を通して供給される燃料ガス及び空気のうちの一方のガスを両板の周縁部分を経由して中心部分のガス排出孔まで到達させる整流板を備え、上記ガス導入孔側に配置した単セルよりも薄い電解質の単セルをガス排出孔側に配置することにより、上記ガス導入側とガス排出側の温度分布が均一となるように、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定したことを特徴としている。
本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、発熱効率とは、所定の温度域におけるガス濃度及びガス流量の積に基づく単位面積あたりの発熱量である。
この固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、燃料ガス又は空気ガスのうちの一方のガスは、ガス導入孔を通して袋構造を成す両板間の空間内に導入され、整流板によって形成された往路を通って両板の周縁部分に到達し、そして、同じく整流板によって形成された復路を介して中心部分のガス排出孔から排出され、他方のガスは積層した固体電解質型燃料電池セルユニットの層間を流れるが、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔側の発電効率に比べて、整流板で仕切られるガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔側の発電効率を高く設定してあるので、ガス導入孔側及びガス排出孔側の発熱量の差が少ないものとなり、温度分布の均一化が図られることとなる。
この際、ガス導入孔側及びガス排出孔側の各単セルの活性や電解質の厚さやイオン伝導率を変えることで、ガス導入孔側及びガス排出孔側の各発電効率を変えるようになせば、製造の容易化及び低コスト化を図りつつ、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ると共に、単セルの劣化をも防ぎ得ることとなる。
本発明によれば、上記した構成としているので、簡単且つ低コストでの製造を実現しつつ、温度分布を均一化することが可能であり、したがって、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生及び単セルの劣化を防止することができ、加えて、全体の燃料利用率の向上をも実現可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、その一実施態様として、図1及び図2に示すように、単セル6を保持し且つ中心部分にガス導入孔21及びガス排出孔22を有する円形状のセル板2と、中心部分にガス導入孔31及びガス排出孔32を有し且つ外周縁部分をセル板2の外周縁部分に絶縁接合させた円形状のセパレータ板3を具備した構成を採用することができ、本発明の一実施態様によるスタック構造体11は、上記固体電解質型燃料電池セルユニット1を図示しない集電体を介して複数積層して得ることができる。
この際、両板2,3のガス導入孔21,31及びガス排出孔22,32と連通するガス導入口51及びガス排出口52を具備して両板2,3間に形成される空間S内に対する一方のガスの供給及び排出を行う中央流路部品5をセル板2及びセパレータ板3の中心部分間に配置することができる。
本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおける整流板4は、ガス導入孔21(31)を中心にして両板2,3の外周縁部に向けて配置することで、空間S内に往路A及び復路Bを形成するようになっており、ガス濃度が高いガス導入孔21(31)側の往路Aの発電効率に比べて、ガス濃度が低いガス排出孔22(32)側の復路Bの発電効率を高く設定することで、温度分布の均一化が図られる。
ここで、上記固体電解質型燃料電池セルユニット1のように、一個のガス導入孔21(31)及び四個のガス排出孔22(32)を有している場合には、中央流路部品5を中心にして八枚の整流板4を放射状に延出させて、四つの往路A及び四つの復路Bを交互に配置するように成すことが望ましく、このように、往路A及び復路Bを交互に配置すると、より一層の均熱効果が得られることとなる。
本発明の固体電解質型燃料電池セルユニット1において、一方のガスは、ガス導入孔21(31)からセル板2及びセパレータ板3間の空間S内に導入されて外周縁部分を経由して流れるので、セル板2(セパレータ板3)を円形状としてガス導入孔21(31)から両板の外周縁部分までの距離を等しくすることが望ましいが、セル板2(セパレータ板3)を多角形状、例えば、図6に示すように、セル板2(セパレータ板3)を八角形状としてもよい。
なお、図1及び図6に示した固体電解質型燃料電池セルユニット1は、セル板2(セパレータ板3)が一個のガス導入孔21(31)及び四個のガス排出孔22(32)を有しているが、ガス導入孔21(31)の個数及びガス排出孔22(32)の個数はいずれもこれに限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、一個のガス導入孔21(31)に対して二個のガス排出孔22(32)とすることができ、この場合には、二枚の整流板4をガス導入孔21(31)を中心にして相反する方向に向けて配置することが望ましい。
また、本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定する構成として、ガス導入孔側に配置した単セルよりも高い発電効率の単セルをガス排出孔側に配置する構成を採用することができる。
具体的には、図5に示すように、ガス導入孔21(31)側の往路Aからガス排出孔22(32)側の復路Bにかけて単セル6の活性をあげたり(同一基板上に異なる活性、例えば電極をガス流れ方向に沿って成膜したり)、図8に示すように、ガス導入孔21(31)側の往路A及びガス排出孔22(32)側の復路Bに活性の異なる単セル6をそれぞれガス流れ方向に沿って配置したりする構成を採用することができる。
このように、ガス流れ方向に沿って単セル6の活性を変えて成膜することで、製造の容易化及び低コスト化を図りつつ、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ると共に、単セルの劣化をも防ぎ得ることとなり、加えて、固体電解質型燃料電池セルユニット1内に機能の異なる複数の単セル6を分散させることで、大型の単セルを搭載する場合と比べて、製造段階における反りや歪みの発生が少なく抑えられると共に、異なる材料間の熱膨張係数差に起因して運転時や停止時に生じるクラックや材料間の剥離も少なく抑え得る。
さらに、本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定する構成として、ガス導入孔側に配置した単セルよりも薄い電解質の単セルをガス排出孔側に配置する構成、具体的には、ガス流れ方向に沿って配置した複数の単セルの各電解質が漸次薄くなるようにする構成を採用することができる。
このように、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔側に電解質の厚い単セルを配置してセル抵抗を意図的に上げて反応量を小さくし、一方、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔側に電解質の薄い単セルを配置してセル抵抗を下げて反応量を高めているので、温度分布の均一化が図られることとなり、その結果、製造の容易化及び低コスト化を図ったうえで、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ると共に、単セルの劣化をも防ぎ得ることとなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定する構成として、ガス導入孔側に配置した単セルよりもイオン伝導率が高い電解質を有する単セルをガス排出孔側に配置する構成、具体的には、ガス流れ方向に沿って配置した複数の単セルの各イオン伝導率が漸次高くなるようにする構成を採用することができる。
このように、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔側にイオン伝導率が低い電解質を有する単セルを配置して意図的に反応量を小さくし、一方、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔側にイオン伝導率が高い電解質を有する単セルを配置して反応量を高めているので、温度分布の均一化が図られることとなり、その結果、製造の容易化及び低コスト化を図ったうえで、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ると共に、単セルの劣化をも防ぎ得ることとなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定する構成として、ガス導入孔側に配置した単セルよりも発電面積率が大きい単セルをガス排出孔側に配置する構成を採用することができる。ここで、発電面積率とは、固体電解質型燃料電池セルユニット及び単セル基板の面積に基づく発電要素の面積の割合である。
具体的には、ガス流れ方向に沿って配置した複数の単セルの各発電面積率を漸次大きくなるようにする、すなわち、図3に示すように、固体電解質型燃料電池セルユニット1の整流板4で仕切られる復路Bの電極面積を往路Aの電極面積よりも大きくする構成を採用することができる。
このように、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔側において発電面積率を小さくして意図的に反応量を小さくし、一方、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔側において発電面積率を大きくして反応量を高めているので、温度分布の均一化が図られることとなり、その結果、製造の容易化及び低コスト化を図ったうえで、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ると共に、単セルの劣化をも防ぎ得ることとなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定する構成として、ガス導入孔側に配置した単セルよりも導電率が高い電極を有する単セルをガス排出孔側に配置する構成、具体的には、ガス流れ方向に沿って配置した複数の単セルの各導電率が漸次高くなるようにする構成を採用することができる。
このように、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔側に導電率が低い電極を有する単セルを配置して意図的に反応量を小さくし、一方、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔側に導電率が高い電極を有する単セルを配置して反応量を高めているので、温度分布の均一化が図られることとなり、その結果、製造の容易化及び低コスト化を図ったうえで、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ると共に、単セルの劣化をも防ぎ得ることとなる。
一般的に、単セルの電極の気孔率を低くすると、電気伝導性を高め得る反面、電極にガスが供給され難くなって濃度過電圧を起こし易く、一方、単セルの電極の気孔率を低くすると、電気伝導性は低くなるものの、電極にガスが供給され易くなって濃度過電圧を起こし難くなる。
そこで、本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定する構成として、ガス導入孔側に配置した単セルよりも気孔率が大きい電極を有する単セルをガス排出孔側に配置する構成、例えば、ガス流れ方向に沿って配置した複数の単セルの各燃料極(NiO−YSZ)に入れる増孔剤の量を漸次増やしたり、ガス流れの上流側において1400℃で焼成した燃料極基板セルを使用し且つ下流側において1350℃で焼成した燃料極基板セルを使用したりして、気孔率が次第に大きくなるようにする構成と成すことが望ましい。
この構成を採用した場合において、ガス導入孔の近傍では、ガス濃度が高いので濃度過電圧が起こり難くそしてガスの消費を少なく抑え得るうえ、オーム抵抗分だけ過電圧が小さくなり、一方、ガス排出孔の近傍では、ガス濃度が低下するものの、単セルの電極の気孔率が大きいので濃度過電圧が起こり難くなり、したがって、反応ガス利用率が高い運転時の性能をより向上させ得ることとなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池セルユニットにおいて、セル板及びセパレータ板間に形成される空間内に配置される集電体を備え、ガス導入孔側に配置した単セルの電極及び集電体の抵抗値よりもガス排出孔側に配置した単セルの電極及び集電体の抵抗値を低くすることで、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定してある構成を採用することができる。
具体的には、ガス流れ方向に沿って配置した複数の単セルの各電極及び集電体の抵抗値(表面接触抵抗値及び集電体自体の抵抗値の計)が漸次低くなるようにする構成を採用することができる。例えば、ガス上流側に位置する単セルの電極と接触する集電体にはPtを使用すると共に、下流側に位置する単セルの電極と接触する集電体にはNiを使用し、ガス上流側に位置する単セルの電極と集電体との接触面積を1〜2%とし且つ下流側に位置する単セルの電極と集電体との接触面積を5〜10%にする。
このように、集電体の機能を分割して、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔側において単セルの電極及び集電体の抵抗値を高くして反応量を小さくし、一方、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔側において単セルの電極及び集電体の抵抗値を低くして反応量を高めているので、一枚板状の単セルを反応場別に機能分割させることなく温度分布の均一化が図られることとなり、その結果、製造の容易化及び低コスト化を図ったうえで、歪みやクラックや剥離などの機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ると共に、単セルの劣化をも防ぎ得ることとなる。
一方、固体電解質型燃料電池セルユニットを積層してなるスタック構造体において、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔部分では反応量が大きくて発熱量が多く、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔部分では反応量が小さくて発熱量が少ない。
そこで、上記固体電解質型燃料電池セルユニットを複数積層して成る本発明のスタック構造体において、図4に示すように、隣接する一方の固体電解質型燃料電池セルユニット1における発電効率が高いガス導入孔部分(往路)Aと、他方の固体電解質型燃料電池セルユニット1における発電効率が低いガス排出孔部分(復路)Bとを互いに重ね合わせてある構成を採用することが望ましい。
この構成を採用すると、固体電解質型燃料電池セルユニットの積層方向における温度分布の均一化が図られることとなって、全体的な機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ることとなり、その結果、固体電解質型燃料電池セルユニット間において電気的な接続不良が生じる懸念が払拭され、セルユニット間のガス流路が確保されることとなる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
図1及び図2は、本発明の一実施例を示しており、図1及び図2に示すように、この実施例において、固体電解質型燃料電池セルユニット1の単セル6の燃料極をニッケル+イットリア安定化ジルコニアのサーメットとし、電解質を10モルパーセントイットリア安定化ジルコニアとし、空気極をランタンストロンチュウムマンガナイトとして、燃料極に、電解質及び空気極をスパッタ法により成膜して燃料極支持型の単セル6を得た。
上記単セル6を保持する円形状のセル板2はSUS系材料からなり、単セル6の支持部とこのセル板2とをロウ付けにより接合した。また、セパレータ板3にもSUS系材料を用いた。
上記セル板2(セパレータ板3)には、一個のガス導入孔21(31)及び四個のガス排出孔22(32)が設けてあり、ガス導入孔21(31)を中心にして八枚の整流板4を放射状に延出させて、四つの往路A及び四つの復路Bを交互に配置した。
この場合、往路Aに配置した単セル6において、すなわち、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔21(31)側に配置した単セル6おいて、電解質に厚さ20μmのイオン伝導率が低い3YSZを用いると共に燃料極であるNiO−YSZの体積比を30vol%とし、一方、復路Bに配置した単セル6において、すなわち、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔22(32)側に配置した単セル6において、電解質層に厚さ10μmのイオン伝導率が高い8YSZを用いると共に燃料極であるNiO−YSZの体積比を40vol%とした。
そして、セル板2及びセパレータ板3の各外周縁部分同士を接合して成る固体電解質型燃料電池セルユニット1を複数積層してスタック構造体11を得た。
上記したように、この固体電解質型燃料電池セルユニット1では、ガス濃度が高いガス導入孔21(31)付近での反応量を小さくする一方で、ガス濃度が低くなるガス排出孔22(32)付近での反応量を大きくするようにしているので、温度分布の均一性が向上した。
[実施例2]
図3は、本発明の他の実施例を示しており、図3に示すように、この実施例において、固体電解質型燃料電池セルユニット1の単セル6の燃料極,電解質及び空気極には、実施例1の単セル6と同じ材料を用いており、セル支持部としての多孔質金属体(SUS430)に、燃料極をスクリーン印刷した後、電解質及び空気極をスパッタ法により成膜してこの実施例の単セル6を得た。
この実施例においても、上記単セル6を保持する円形状のセル板2にSUS系材料を用い、単セル6のセル支持部としての多孔質金属体とこのセル板2とをロウ付けにより接合した。また、セパレータ板3にもSUS系材料を用いた。
この実施例において、八枚の整流板4で形成される扇状を成す往路Aの広がり角度を約30°とし、この往路Aに配置した単セル6において、空気極のLal−xSrxMnO3をx=0でスパッタ成膜し、同じく扇状を成す復路Bの広がり角度を約60°とし、この復路Bに配置した単セル6において、空気極のLal−xSrxMnO3をx=0.5でスパッタ成膜した。
上記したように、この固体電解質型燃料電池セルユニット1では、往路A及び復路Bの電極の面積比を1:2としているので、反応ガスの濃度が高いガス導入孔21(31)に近い往路Aでの反応ガスの消費量が少なく抑えられ、これとは逆に、反応ガスの濃度が低いガス排出孔22(32)に近い復路Bでの反応が促進されることとなって、固体電解質型燃料電池セルユニット1全体の温度分布の均一性が向上した。
[実施例3]
この実施例において、単セル6の構成材料及びセル板2(セパレータ板3)構成材料は、いずれも実施例1の固体電解質型燃料電池セルユニット1と同じとし、単セル6をセル板2に実施例1と同じ要領で接合した。そして、八枚の整流板4により、四つの往路A及び四つの復路Bを形成した。
この実施例における固体電解質型燃料電池セルユニット1では、往路Aに配置した単セル6において、すなわち、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔21(31)側に配置した単セル6おいて、燃料極に入れる増孔剤の量を全体の5%とし、一方、復路Bに配置した単セル6において、すなわち、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔22(32)側に配置した単セル6において、燃料極に入れる増孔剤の量を全体の20%とした。
上記したように、この固体電解質型燃料電池セルユニット1では、ガス導入孔21(31)の近傍からガス排出孔22(32)の近傍にかけて、燃料極の気孔率が漸次大きくなるようにしているので、ガス導入孔の近傍では、ガス濃度が高いので濃度過電圧が起こり難くそしてガスの消費を少なく抑え得るうえ、オーム抵抗分だけ過電圧が小さくなり、一方、ガス排出孔の近傍では、ガス濃度が低下するものの、単セルの電極の気孔率が大きい分だけ濃度過電圧が起こり難くなり、その結果、反応ガス利用率が高い運転時の性能がより向上した。
[実施例4]
この実施例において、単セル6の構成材料及びセル板2(セパレータ板3)構成材料は、いずれも実施例1の固体電解質型燃料電池セルユニット1と同じとし、単セル6をセル板2に実施例1と同じ要領で接合した。
この実施例における固体電解質型燃料電池セルユニット1では、ガス濃度が高いことで反応が促進され易いガス導入孔21(31)側に配置した単セル6、すなわち、ガス上流側に位置する単セル6の電極と集電体との接触面積を1〜2%とし、ガス濃度が低いことで反応が促進され難いガス排出孔22(32)側に配置した単セル6、すなわち、ガス下流側に位置する単セル6の電極と集電体との接触面積を5〜10%とした。
上記したように、この固体電解質型燃料電池セルユニット1では、ガス濃度が高いガス導入孔21(31)付近での反応量を小さくする一方で、ガス濃度が低くなるガス排出孔22(32)付近での反応量を大きくするようにしているので、温度分布の均一性が向上した。加えて、複数の単セルに同じ仕様のもの用いることができるので、管理製造が容易なものとなる。
[実施例5]
図4は、実施例1の固体電解質型燃料電池セルユニット1を複数積層して成る本発明のスタック構造体の他の実施例を示している。図4に示すように、この実施例におけるスタック構造体11では、隣接する一方の固体電解質型燃料電池セルユニット1における発電効率が高いガス導入孔部分(往路)Aと、他方の固体電解質型燃料電池セルユニット1における発電効率が低いガス排出孔部分(復路)Bとを互いに重ね合わせている。
上記したように、このスタック構造体11では、固体電解質型燃料電池セルユニット1内で生じる若干の温度分布のばらつきを上下方向の熱交換で緩和するようにしているので、固体電解質型燃料電池セルユニット1の積層方向における温度分布の均一化が図られることとなって、全体的な機械的不具合の発生頻度を少なく抑え得ることとなり、その結果、固体電解質型燃料電池セルユニット1,1間において電気的な接続不良が生じる懸念が払拭され、セルユニット1,1間のガス流路が確保されることとなる。
本発明の一実施例による固体電解質型燃料電池セルユニットをセパレータ板を省略して示す平面説明図である。(実施例1) 図1の固体電解質型燃料電池セルユニットを複数積層して成るスタック構造体の簡略断面説明図である。(実施例1) 本発明の他の実施例による固体電解質型燃料電池セルユニットをセパレータ板を省略して示す平面説明図である。(実施例2) 図1の固体電解質型燃料電池セルユニットを複数積層して成るスタック構造体の他の実施例を示す簡略断面説明図である。(実施例5) 本発明の他の構成例による固体電解質型燃料電池セルユニットをセパレータ板を省略して示す平面説明図である。 本発明のさらに他の構成例による固体電解質型燃料電池セルユニットをセパレータ板を省略して示す平面説明図である。 本発明のさらに他の構成例による固体電解質型燃料電池セルユニットをセパレータ板を省略して示す平面説明図である。 本発明のさらに他の構成例による固体電解質型燃料電池セルユニットをセパレータ板を省略して示す平面説明図(a)〜(c)である。
符号の説明
1 固体電解質型燃料電池セルユニット
2 セル板
3 セパレータ板
4 整流板
6 単セル
21,31 ガス導入孔
22,32 ガス排出孔
11 スタック構造体
S 空間

Claims (7)

  1. 単セルを複数保持し且つ中心部分にガス導入孔及びガス排出孔を有するセル板と、中心部分にガス導入孔及びガス排出孔を有し且つ周縁部分をセル板の周縁部分に接合させたセパレータ板と、セル板及びセパレータ板間に形成される空間内にガス導入孔を通して供給される燃料ガス及び空気のうちの一方のガスを両板の周縁部分を経由して中心部分のガス排出孔まで到達させる整流板を備え、
    上記ガス導入孔側に配置した単セルよりも薄い電解質の単セルをガス排出孔側に配置することにより、上記ガス導入側とガス排出側の温度分布が均一となるように、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定したことを特徴とする固体電解質型燃料電池セルユニット。
  2. 単セルを複数保持し且つ中心部分にガス導入孔及びガス排出孔を有するセル板と、中心部分にガス導入孔及びガス排出孔を有し且つ周縁部分をセル板の周縁部分に接合させたセパレータ板と、セル板及びセパレータ板間に形成される空間内にガス導入孔を通して供給される燃料ガス及び空気のうちの一方のガスを両板の周縁部分を経由して中心部分のガス排出孔まで到達させる整流板を備え、
    ガス導入孔側に配置した単セルよりもイオン伝導率が高い電解質を有する単セルをガス排出孔側に配置することで、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定したことを特徴とする固体電解質型燃料電池セルユニット。
  3. ガス導入孔側に配置した単セルよりも発電面積率が大きい単セルをガス排出孔側に配置することで、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定してある請求項1又は2に記載の固体電解質型燃料電池セルユニット。
  4. ガス導入孔側に配置した単セルよりも導電率が高い電極を有する単セルをガス排出孔側に配置することで、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体電解質型燃料電池セルユニット。
  5. ガス導入孔側に配置した単セルよりも気孔率が大きい電極を有する単セルをガス排出孔側に配置することで、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定してある請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体電解質型燃料電池セルユニット。
  6. セル板及びセパレータ板間に形成される空間内に配置される集電体を備え、ガス導入孔側に配置した単セルの電極及び集電体の抵抗値よりもガス排出孔側に配置した単セルの電極及び集電体の抵抗値を低くすることで、ガス導入孔側の発電効率よりも整流板で仕切られるガス排出孔側の発電効率を高く設定してある請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体電解質型燃料電池セルユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の固体電解質型燃料電池セルユニットを複数積層して成り、隣接する一方の固体電解質型燃料電池セルユニットにおける発電効率が高いガス導入孔部分と、他方の固体電解質型燃料電池セルユニットにおける発電効率が低いガス排出孔部分とを互いに重ね合わせてあることを特徴とするスタック構造体
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