JP5168135B2 - 生体改善効果解析システムおよび生体改善効果の解析方法 - Google Patents
生体改善効果解析システムおよび生体改善効果の解析方法 Download PDFInfo
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Description
本発明によれば、便pHはもっとも広く認知されている腸内状態指標のひとつであり、また排便ガスから便pHを推定することが容易なことから、腸内状態として便pHを用いることにより、精度の高い生体改善効果を解析することができる。
本発明によれば、個人情報入力手段を設けることによって、ひとつのシステムで複数の使用者に対して摂取物の生体改善効果を同時に解析することが可能である。
本発明によれば、摂取開始および摂取停止を摂取情報とすることで、簡単な操作での摂取情報の入力で解析システムを利用できる。
本発明によれば、摂取物の生体改善効果が現れるのに一定の期間を要する。摂取期間中に薬の服用や普段と異なる飲酒など、解析対象の摂取物の効果に影響を与える可能性のある要因が発生した場合、これを入力する入力手段を設けることによって、使用者が普段通りの生活の中で本発明の生体効果改善システムを使用しても効果解析時に影響要因の有無を考慮した解析が可能となるので、摂取物の生体改善効果を的確に解析することが可能となる。
本発明によれば、洋式便器に設置することで、使用者が普段の生活リズムの中で必要な測定が出来るため、使用者に余計な手間をかけずに気軽に、本発明のシステムを利用することができる。
本発明によれば、摂取期間中だけではなく、摂取停止後に効果が継続的に残る、または摂取してから一定期間後になって初めて効果が現れる、といった種類の摂取物の効果をも解析することができるので、多様な摂取物の多様な効果解析に適用が可能となる。
図1は、本発明の生体改善効果解析システムに係る操作手段と計測手段が、衛生洗浄便座装置の付いた洋式便器に設置された一例を示す(部分透視)外観図である。
これにより、例えば病院などで一つのトイレを複数の人で共用する場合においても個人の識別が可能であり、個々人に対する摂取物の効果解析が可能である。
このように、両者の間には良好な相関性が認められ、併発ガスの二酸化炭素濃度の測定によって直接に便のpH値の推定が可能であることが分かる。すなわち、本発明は先に述べた第一の実施形態と同じ構成及び方法を採用することによって、排便ガス中の二酸化炭素を所定成分とする濃度測定結果から腸内状態指標としての便pH値を直接求めることも可能である。さらに、この便pH値の代わりの腸内状態指標として被験者の腸内年齢による報知も同様な手順で可能である。
本実施形態においては、排便ガス中の所定成分が水素であり、ガスセンサが水素センサである点が異なるが、それ以外の装置の構成及び手順は第一の実施形態と同じなため、省略して異なる部分を以下に説明する。
本実施形態によれば、ことによって既存のトイレ空間に便器との取り合いを考慮することなく後付でどんなトイレでも自由に設置することができるので、好ましい。
本実施形態によれば、外見上生体改善効果システムが見えないようにすることで、トータルデザインに配慮しすっきりとしたトイレ空間を実現することができるので、好ましい。
本実施形態によれば、生体改善システムを持ち運び可能となるので、排便する場所の制限を受けることなく、例えば外出先での測定が可能となるため、本発明が目的の一つとする継続した測定が必要となる摂取物の摂取効果測定が被験者の日常生活を制限することなく実施することが出来る。
Claims (10)
- 被験者が摂取した摂取物の生体に対する改善効果を解析するためのシステムであって、このシステムは、
前記摂取物の摂取情報を入力する摂取情報入力手段と、
排便時に併発する排便ガス中の所定成分として二酸化炭素又は水素濃度を測定する排便ガス濃度計測手段と、
前記排便ガス濃度計測手段によって計測された計測データから被験者の腸内状態を表す指標となる腸内状態指標としての便のpH値を推定する腸内状態指標推定手段と、
前記摂取物の摂取情報と前記腸内状態指標の時系列との対応データの時系列変化を解析して、当該個人に対する改善効果の有効性を解析する改善効果解析手段と、
その解析結果を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする生体改善効果解析システム。 - 請求項1に記載の生体改善効果解析システムにおいて、前記腸内状態指標推定手段は、排便ガス中の二酸化炭素濃度−便pH換算データを保管するための記憶部と、計測された二酸化炭素濃度と前記の換算データとから便pHの推定値を計算するための演算部と、を有することを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 請求項1に記載の生体改善効果解析システムにおいて、前記腸内状態指標推定手段は、排便ガス中の二酸化炭素濃度−カルボン酸濃度換算データおよびカルボン酸濃度−便pH換算データを保管するための記憶部と、計測された二酸化炭素濃度と前記2つの換算データとから便pHの推定値を計算するための演算部と、を有することを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 請求項1に記載の生体改善効果解析システムにおいて、前記腸内状態指標推定手段は、排便ガス中の水素濃度−便pH換算データを保管するための記憶部と、計測された水素濃度と前記の換算データとから便pHの推定値を計算するための演算部と、を有することを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の生体改善効果解析システムにおいて、前記生体となる被験者を識別するための個人情報を入力する個人情報入力手段を設けたことを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の生体改善効果解析システムにおいて、前記摂取物の摂取情報が摂取物の摂取開始、摂取停止に関する情報であることを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の生体改善効果解析システムにおいて、摂取物の生体改善効果に影響を与える可能性のある要因が発生した場合に入力する影響要因情報入力手段を設けたことを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の生体改善効果解析システムにおいて、衛生洗浄便座装置の付いた洋式便器に設置され、または既設の洋式便器に後付けされていることを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の生体改善効果の解析において、摂取物の摂取停止後の排便ガス濃度も測定し、摂取停止後における効果の継続性、効果の遅発をも解析することを特徴とする生体改善効果解析システム。
- 個々人が摂取した摂取物の生体に対する改善効果を解析する方法であって、この方法は、個人識別ボタンが操作されることによって個人を特定し、摂取物の摂取前、摂取継続中の当該個人について、排便時に併発する排便ガスとして二酸化炭素または水素の濃度を測定し、その測定データから被験者の腸内状態を表す指標とする腸内状態指標として便のpH値を推定し、前記摂取物の摂取情報とその時の腸内状態指標との対応データの時系列変化を解析して、当該個人に対する改善効果の有効性を解析することを特徴とする生体改善効果の解析方法。
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