JP5166970B2 - 記録ヘッド用素子基板及びその処理方法、記録ヘッド、並びに記録装置 - Google Patents
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Description
図11は、本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置(IJRA)の構成の概要を示す外観斜視図である。
次に、インクジェット記録ヘッドについて説明する。
図10は、インクタンクと記録ヘッドとが一体的に形成されたヘッドカートリッジIJCの構成を示す外観斜視図である。図10において、点線KはインクタンクITと記録ヘッドIJHの境界線である。ヘッドカートリッジIJCにはこれがキャリッジHCに搭載されたときには、キャリッジHC側から供給される電気信号を受け取るための電極(不図示)が設けられている。そして、この電気信号によって、前述のように記録ヘッドIJHが駆動されてインクが吐出される。
図2(a)は一般的なインクジェット記録ヘッド用の素子基板内部の概略回路構成の例を示すブロック図であり、ここでは1つの記録要素列に対する構成を示している。記録ヘッドが複数の記録要素列で構成される場合は、この1つの記録要素列に対する構成が記録要素列数分存在することになる。なお、図示した例では、記録要素列は160個の記録要素からなる。隣接若しくは近接する記録要素からインクが同時に吐出されることによる吐出パワーダウンを防ぎ、安定的にインクを吐出して記録を行う必要がある。そのために、夫々記録データに応じて同時駆動可能な所定数(10個)の記録要素(セグメント)を含む16のブロックに分割されて、ブロック毎に異なるタイミングで時分割で分散駆動できるように構成されている。
本発明の好適な別の実施例について次に図4を用いて説明することとする。本実施例においても、図には示していないがシフトレジスタ、ラッチを用いることは実施例1と同じである。実施例1の場合は、図1に示すように論理回路を用いてヒータに対応した1個のドライバを駆動していた。本実施例においてはドライバ部に対応した1グループ内の発熱抵抗体の一括アニール処理を行うためのアニール用ドライバ(第2の駆動素子)をセグメント毎に別途搭載することを特徴とする。更には、記録用、アニール用ドライバソースを共通にすることで大幅なサイズ増なしで複数ドライバを搭載することも可能にしている。
その駆動方法としてはまず通常駆動時は駆動素子として通常記録時用ドライバ(第1の駆動素子)を使用して時分割による分散駆動を行う。また、アニール処理時にはグループ毎に同時オンするドライバ(第2の駆動素子)を別途搭載し、それを使用することでアニール処理を行う。尚、記録モードでの駆動セグメント選択論理と、アニール処理モードでの駆動セグメント選択論理とは排他論理となり、モードごとに排他的駆動する必要があることは先程述べた通りである。以上のような構成を有することでも通常記録時は時分割による分散駆動、アニール処理時はブロックグループ毎に同時オンが可能になった。
H1100 第1の素子基板
H1101 第2の素子基板
H1103 発熱抵抗体
H1104 電極部
H1105 バンプ
H1301 外部信号入力端子
101 6ビットラッチ
102 デコーダ
115 通常記録時用ドライバ
Claims (10)
- 通電されることで熱エネルギーを発生する複数の発熱抵抗体であって、隣接して配設された前記複数の発熱抵抗体を1つのグループとして、複数の前記グループに区分けされた前記複数の発熱抵抗体を有する記録ヘッド用素子基板であって、
前記複数の発熱抵抗体に通電し記録を行うための記録モードと、前記複数の発熱抵抗体に通電し前記発熱抵抗体の抵抗値を安定化するための安定化処理モードと、を切り替えるための回路であって、前記記録モードでは同じ前記グループに属する前記複数の発熱抵抗体を異なるタイミングで時分割駆動し、前記安定化処理モードでは同じ前記グループに属する前記複数の発熱抵抗体を共通に駆動するための前記回路を有することを特徴とする記録ヘッド用素子基板。 - 前記発熱抵抗体は、Cr、Si及びNからなる非晶質の薄膜であることを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッド用素子基板。
- 前記安定化処理モードでは、前記発熱抵抗体への通電を行うためのパルス信号が所定時間以上にわたって連続的に印加されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録ヘッド用素子基板。
- 前記安定化処理モードでは、同じ前記グループに属する前記複数の発熱抵抗体が同時に駆動されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録ヘッド用素子基板。
- 前記複数の発熱抵抗体に対応して設けられ、前記複数の発熱抵抗体を選択的に駆動するための駆動素子を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録ヘッド用素子基板。
- 前記駆動素子は、前記記録モードの場合に同じ前記グループに属する前記複数の発熱抵抗体を時分割駆動するための第1の駆動素子と、前記安定化処理モードの場合に同じ前記グループに属する前記複数の発熱抵抗体を共通に駆動するための第2の駆動素子をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の記録ヘッド用素子基板。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録ヘッド用素子基板を有することを特徴とする記録ヘッド。
- 前記記録ヘッドは、インクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項7に記載の記録ヘッド。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録ヘッド用素子基板の処理方法であって、
前記記録モードの前に前記安定化処理モードで前記複数の発熱抵抗体の抵抗値を安定化させることを特徴とする記録ヘッド用素子基板の処理方法。 - 通電されることで熱エネルギーを発生する複数の発熱抵抗体であって、隣接して配設された前記複数の発熱抵抗体を1つのグループとして、複数の前記グループに区分けされた前記複数の発熱抵抗体を備えた記録ヘッド用素子基板を有する記録ヘッドと、
前記複数の発熱抵抗体に通電し記録を行うための記録モードと、前記複数の発熱抵抗体に通電し前記発熱抵抗体の抵抗値を安定化するための安定化処理モードと、を切り替えるための回路であって、前記記録モードでは同じ前記グループに属する前記複数の発熱抵抗体を異なるタイミングで時分割駆動し、前記安定化処理モードでは同じ前記グループに属する前記複数の発熱抵抗体を共通に駆動するための前記回路と、
を有することを特徴とする記録装置。
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