JP5166198B2 - ポンプアッセンブリ及びこのポンプアッセンブリ用のタペット - Google Patents

ポンプアッセンブリ及びこのポンプアッセンブリ用のタペット Download PDF

Info

Publication number
JP5166198B2
JP5166198B2 JP2008266973A JP2008266973A JP5166198B2 JP 5166198 B2 JP5166198 B2 JP 5166198B2 JP 2008266973 A JP2008266973 A JP 2008266973A JP 2008266973 A JP2008266973 A JP 2008266973A JP 5166198 B2 JP5166198 B2 JP 5166198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tappet
face
vent
bore
plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008266973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009097517A (ja
Inventor
ポール・エフ・ガーランド
アンドリュー・ディー・ブラウン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delphi Technologies Operations Luxembourg SARL
Original Assignee
Delphi Technologies Holding SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Delphi Technologies Holding SARL filed Critical Delphi Technologies Holding SARL
Publication of JP2009097517A publication Critical patent/JP2009097517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5166198B2 publication Critical patent/JP5166198B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/04Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
    • F04B1/0404Details or component parts
    • F04B1/0439Supporting or guiding means for the pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/04Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
    • F04B1/0404Details or component parts
    • F04B1/0426Arrangements for pressing the pistons against the actuated cam; Arrangements for connecting the pistons to the actuated cam

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

本発明は、ポンプアッセンブリ及びこのようなポンプアッセンブリ用のタペットに関する。
公知のポンプアッセンブリでは、タペットの形態の中間駆動部材がカム機構からポンピングプランジャーに駆動力を伝達する。これは、ポンピングチャンバ内の流体を加圧し、例えばディーゼルエンジンの燃料噴射システムのコモンレールに送出するために行われる。タペットは、ポンピングプランジャーがタペットによってその長さ方向軸線に沿って駆動されるように、ポンピングプランジャーに加わる横方向力を減少する。公知のタペットは、全体にカップ状であり、円筒形側壁部分及びベース端部分を有する。側壁部分には、潤滑流体をカム機構の周囲の領域からタペット内の領域に流入できるベントが設けられている。その結果、タペットボア内でのタペットの自由移動が液圧力により妨げられることがない。
しかしながら、側壁部分のこのようなベントの縁部は、タペットとタペットボアとの間の接触が縁部のところで強くなるため、過度の磨耗を被り易い。このような磨耗を緩和するため、縁部に面取りを設けてもよいが、このような面取りは製造費を押し上げてしまう。第2に、タペットは、ポンピングプランジャーの軸線及びベントの縁部に関し、比較的小さいけれども、傾く。タペットが傾いたとき、面取り等により、ボア内でのタペットの自由回転が妨げられる。タペットの下面とカム機構の表面との間で負荷及び磨耗を分配するため、自由回転が望ましい。第3に、ベントは、使用時にボア内で部分的に塞がってしまう場合がある。これは、特に、タペットがボア内での最大移動範囲に向かって配置された場合に生じる。ベントが塞がってしまうと、ベントを通る流体流れが制限される。
この背景技術に対し、本発明は、ポンプアッセンブリにおいて、軸線方向に延びる開口部、及びこの軸線方向に延びる開口部から全体に半径方向に延びる少なくとも一つのボアを持つポンプハウジングと、前記ボア内に往復摺動運動を行うように受け入れられており、ポンピングプランジャーを受け入れるための内部チャンバを有するタペットと、前記内部チャンバ内に受け入れられ、使用時に前記タペットによって駆動され、前記タペットが前記ボア内で往復動するとき、ポンピングチャンバ内の流体を加圧するポンピングプランジャーと、前記軸線方向に延びる開口部内に受け入れられ、カム駆動シャフトと協働できる内面及び前記タペットと協働できる外面を有するカムライダーであって、前記駆動シャフトの回転により前記タペットを前記ボア内で往復摺動運動で駆動するカムライダーとを含むポンプアッセンブリを提供する。タペットは、本明細書中、中間駆動部材とも呼ばれ、タペットの内部チャンバを形成する側壁部分及び端面を有する。端面は、駆動面と、内部チャンバとタペットの外側領域との間で流体を流すことができる、前記端面を通る複数のベントとを含む。複数の長さ方向溝が前記側壁部分の内面に形成されており、前記溝は前記ベントの夫々と連通し、流体を内部チャンバに流入するための流路を形成する。
端面は、前記カムライダーの前記外面から間隔が隔てられた第1端面と、前記駆動面を形成する第2端面とを含み、前記ベントは前記第1端面を貫通している。
戻しストロークを行うために前記タペット及び前記プランジャーを半径方向内方に押圧するため、戻しばねが前記内部チャンバに配置されていてもよく、前記戻しばねを着座するため、ばね座が、前記内部チャンバに、前記タペットの前記端面のところに配置されていてもよい。
前記側壁部分の内面に形成された複数の長さ方向溝は、前記ベントの夫々と連通し、前記内部チャンバと前記軸線方向に延びる開口部との間で前記ばね座の周囲に流体流路を形成する。
追加として、又は別の態様として、ばね座は、前記端面の前記ベントのうちの一つ又はそれ以上と流体連通し、前記ばね座を通して前記内部チャンバと前記軸線方向に延びる開口部との間に流体経路を形成する複数のベントを備えていてもよい。
更に、タペットには、直立突出部を形成する環状レリーフが設けられていてもよい。これは、ばね座とともに、第1端面のベントとばね座のベントとの間に別の流体流路を形成する。
別の特徴から、本明細書は、上文中に説明し、特許請求の範囲に定義した、ポンプアッセンブリのタペットを提供する。
本発明を添付図面を参照して以下に単なる例として説明する。
公知のタペット構成を備えたポンプアッセンブリを図4、図5、及び図6を参照して説明する。図4を参照すると、ポンプアッセンブリ10は、軸線方向に延びる開口部14が設けられた主ポンプハウジング12を含む。回転軸線16を持つカム駆動シャフト(図示せず)が、開口部14に取り付けられた、偏心取り付けされたカム18を駆動する。主ポンプハウジング12には、半径方向に延びる第1、第2、及び第3の開口部即ち通穴20a、20b、及び20cが設けられており、これらの通穴は、各々、その半径方向内端が、ハウジング12を通って軸線方向に延びる開口部14と連通している。各開口部20a、20b、及び20cの半径方向外端は、ポンプへッド22a、22b、及び22cを夫々受け入れる。各ポンプへッド22a、22b、及び22cは実質的に同じであり、従って、ポンプへッド22aだけを、図4、図5、及び図6を参照して、更に図1、図2、及び図3を参照して以下に詳細に説明する。
ポンプへッド22aは、へッド部分24と、主ポンプハウジング12の開口部20aの半径方向外端内に突出した半径方向内方に延びる延長部26とを含む。延長部26にはプランジャーボア28が設けられており、このボア内にポンピングプランジャー30が受け入れられる。プランジャーボア28の閉鎖端が第1ポンプへッド22aのへッド部分24内に配置されている。プランジャーボア28の閉鎖端は、プランジャー30の半径方向外端面とともにポンプチャンバ32を画成し、ここに燃料が比較的低圧で送出される。この燃料は、駆動シャフトの回転時に圧送ストローク行うためにプランジャー30が駆動されるときに、ポンプチャンバ32内で、噴射に適した比較的高いレベルまで加圧される。ポンプへッド24の延長部26は、プランジャーボア28に対してシーリング長さを増大し、これにより、高圧の燃料のチャンバ32からの漏れを低減する。
半径方向に延びる開口部20aの半径方向内端は、タペット34の形態のプランジャー30用の中間駆動部材を受け入れる。公知のタペットを図5及び図6に更に詳細に示す。タペットは、U字形状即ちチャンネル状の断面を有し、全体に円筒形の壁部分36及びベース部分38を備えている。このようなタペットは、「バケツタペット」と呼ばれる。タペット34は、開口部20aの内面が円筒形壁部分36と摺動接触し、長さ方向移動を案内するのに役立ち、使用時にタペット34の横方向移動を拘束するように、開口部20aの半径方向内端内に配置される。
バケツタペット34は、プランジャーとタペットとの間の相対的長さ方向移動が制限されるように、適当な手段によってプランジャー30に連結される。プレート形態のばね座40がタペット34の内部チャンバ52に受け入れられ、プランジャー30の下端をプレス嵌めで受け入れるための中央穴を画成する。ばね座40は、プランジャー戻しばね42の一端を位置決めし、プランジャー戻しばね42の他端は第1ポンプへッド20aのへッド部分24に当接し、ばね42は戻し押圧力をプランジャー30に、及び従ってタペット34加えてプランジャーの戻しストロークを駆動するのに役立つ。
図6でわかるように、ばね座40はベース部分38から僅かに間隔が隔てられており、その間に1mm乃至2mmの小さな隙間41を形成する。ばね座40がタペット34と接触していないため、プランジャー30及びタペット34は互いに一つの対をなした状態を保持し、プランジャー30は全ストロークに亘って追従する。
駆動シャフトはカム18と協働し、カム18は、このカム18と同軸に延びる全体にチューブ状のカムライダー部材44と協働する。カムライダー44の外面には、フラットと呼ばれる第1、第2、及び第3の平らな表面46a、46b、46cが設けられている。これらのフラット46a、46b、46cの各々は、夫々のプランジャー30用のタペット34のベース面と協働する。例えば、第1ポンプへッド22aのプランジャー30用のタペット34は、カムライダー44の第1フラット46aと協働する。タペット34がプランジャー30に連結されているため、シャフトの回転によりカム18の表面でカムライダー44を押し上げ、これによって駆動力をタペット34及びプランジャー30の両方に加える。タペット34が駆動されるとき、タペットベースの下面とライダー44の第1フラット46aとの間で或る程度の横方向摺動移動が許容される。このような摺動移動を促すため、スリッパー面48(図5参照)が設けられていてもよい。摩擦による磨耗を制限するため、燃料等の潤滑流体が開口部14及びボア20aに供給される。
カム18が駆動されるとき、タペット34は開口部20a内で往復動し、プランジャー30をプランジャーボア28内で往復動させる。従って、タペット34及びポンピングプランジャー30を一緒に駆動し、プランジャー30でポンピングサイクルを実行する。ポンピングサイクルにはポンピングストロークが含まれ、このストローク中、タペット34及びプランジャー30をシャフトから半径方向外方(即ち、第1ポンプへッド22aについては、図4で垂直方向上方)に駆動し、ポンプチャンバ32の容積を減少させる。このポンピングストローク中、ポンププランジャー30をそのプランジャーボア28内で内方に駆動し、ポンプチャンバ32内の燃料を、当該技術分野の当業者に一般的な方法で比較的高いレベルにまで加圧する。
続いて行われるプランジャー戻しストローク中、タペット34及びプランジャー30を半径方向内方(即ち、第1ポンプへッド22aについては、図4で垂直方向下方)に押圧し、ポンプチャンバ32の容積を増大する。プランジャー30及びそのタペット34の戻しストローク中、プランジャー30は、プランジャーボア28から外方に押圧され、比較的低圧の燃料が関連したポンプチャンバ32を充填する。
プランジャー戻しばね42は、プランジャー30が戻しストロークを行うようにこのプランジャーを押圧するのに役立ち、更に、ポンピングサイクルに亘り、タペット34とライダー44のフラット46aとの間に接触を常に維持する。タペット34及びプランジャー30は、繰り返し正弦波運動を実行し、約120Hzの最大周波数で駆動されるが、この周波数は単なる例示であるということは理解されるべきである。タペット34は、代表的には、下死点と上死点との間に約10mmの所定の移動範囲を有する。
タペット内のチャンバ52とポンプハウジング12の開口部14との間で燃料を流すことを許容する手段を提供するために、タペット34の円筒形壁部分36には、ベント即ち側壁開口部50が形成されている。これらのベント50は、チャンバ52と開口部14との間の圧力差を低減し、及び従って、往復動中にタペットに過度の液圧力が加わらないようにする。タペット34及びプランジャー30がポンピングストロークに亘って駆動されるとき、燃料がチャンバ52からベント50を通って放出される。タペット34及びプランジャー30が戻しストロークを実行するとき、燃料がベント50を通ってチャンバ52に引き込まれる。
ベント50は、その形状のため、「教会窓(church window)」 とも呼ばれる。このようなベントには上文中に論じた欠点があり、こうした欠点の一つ又は全てを改善する又は少なくとも緩和する構成を提供するため、図4、図5、及び図6に示す構成の代わりに、図1、図2、及び図3を参照して説明するタペット構成を使用してもよい。図1、図2、及び図3では、図4に示すのと同様の構成を示すのに同様の参照番号を使用する。
図1及び図2を参照すると、タペット60は、全体に円筒形の側壁部分62と、この側壁部分62の一端に亘って延びる端面64とを含む。側壁部分62は、ポンプハウジング12のボア20aと協働し、このようなボア内での往復摺動運動を案内するような形状及び大きさを備えている。図1では、側壁部分62は円筒形である。この形状は、これによりタペット60がボア20a内で自由に回転でき、かくしてタペット面及びボア20a内でのタペット側壁の磨耗を減少するため、有利である。
駆動シャフトの回転によりカムライダー44でタペット60をボア20a内で往復摺動運動で駆動するように、端面64はフラット46aと協働するための駆動面66を有する。
ポンプハウジング12の開口部14とタペット60の内部チャンバ70との間で流体を流通できるように、複数のベント68が端面64を通して設けられている。端面64は、カムライダー44の外面即ちフラット46aから間隔が隔てられた第1端面72と、駆動面66を形成する第2端面とを含む。
カムライダー44のフラット46aと端面64との間に空間が形成され、流体をベント68の通過前後に端面64とフラット46aとの間で流すことができるように、ベント68は第1端面72を貫通している。駆動面66は、図1に示すように、端面64とフラット46aとの間で適当な流体流れを得るのに十分な所定距離だけ、第1面72から半径方向内方に延びる中央段差部分によって形成される。好ましくは、段の深さは、ベント68が提供する流れ領域とほぼ同じ流れ領域を持つように大きさが定められるが、図示の実施例では、この領域での適当な距離は、約1mm乃至5mmである。
戻しばね42は、戻しストロークを行うためにタペット60及びプランジャー30を半径方向内方に押圧するため、内部チャンバ70内に配置されている。戻しばね42を着座するため、ばね座74が、内部チャンバ70内に、端面64と隣接して、しかしこの端面64から僅かに間隔が隔てられて配置されている。ばね座74は中央穴75を画成し、その中にプランジャー30の下端がプレス嵌めで受け入れられ、かくしてプランジャー30とばね座74とを連結する。その結果、ばね42がプランジャー30をばね座74を介して押圧する。ばね座74は、タペット60の内側で横方向に延びており、ベント68と内部チャンバ70との間で流体を流すことができるように複数の長さ方向溝76が側壁部分62の内面に形成されている。これは、ばね座74をバイパスするためである。溝76は、夫々のベント68と連通しており、内部チャンバ70とポンプハウジングの開口部14との間でばね座74の周囲に流体を流すための流路を形成する。図1及び図2に示すように、ベント68は、このような溝76を形成するため、側壁部分62と部分的に交差するように形成されていてもよい。
ばね座74は複数のベント78を有し、これらのベントは、一つ又はそれ以上のベント68と連通し、内部チャンバ70と開口部14との間にばね座を通る流路を形成する。図1及び図2の実施例では、ベント78は円形の穴の形態をなしている。タペット60には環状のレリーフ80が設けられており、かくして直立した中央突出部81を形成する。この中央突出部81は、ばね座74とともに、流体流れをベント68とベント78との間で案内するための深さが1mm乃至3mm、好ましくは2mmの流体流路を形成する。
ベント68の円の数、大きさ、及びピッチは、タペット60の内部チャンバ70とポンプハウジングの開口部14との間で所望の流体流れが得られるように選択される。図1及び図2に示すように、ベント68は、タペット60の端面を通る全体に円筒形のボアを形成する。しかしながらこのようなベントは、任意の適当な形状及び大きさであってもよい。図3は、端面64を通るベント82が環状の円弧状のスロットである変形例のタペット60を示す。
軸線方向に延びるベントが設けられたタペット60では、側壁部分62は、タペットボア20a内でのタペットの移動を案内するため、滑らかで連続したガイド面を提供する。従って、使用中のタペットの磨耗は、側壁部分62の表面全体にほぼ均等に分配される。更に、タペットがボア内で比較的小さく傾いたとき、タペットの回転は、側壁部分62に設けられたベント等の何らかの工作物によって制限されることがない。更に、ベント68、82は、タペットの全移動範囲に亘り、これらのベントがボア20aによって塞がれることがないようにタペット60の端面64に形成されている。
以上説明した実施例には、特許請求の範囲に定義された本発明の概念から逸脱することなく、様々な変更を行ってもよいということは理解されよう。例えば、三つのポンピングチャンバ20a、20b、20cを持つポンプ10を参照して本発明を説明したが、必ずしもこの態様でなくてもよく、本発明は、ポンピングチャンバ及び関連したポンピングプランジャーが一つの又は二つ以上のポンプにも適用できる。
図1は、本発明の一実施例による中間駆動部材の斜視図である。 図2は、ポンプアッセンブリ内に配置した中間駆動部材の斜視図である。 図3は、変形例の中間駆動部材の斜視図である。 図4は、ポンプアッセンブリの断面図である。 図5は、図4の中間駆動部材の詳細斜視図である。 図6は、図4のポンプアッセンブリ内に配置した図5の中間駆動部材の斜視図である。

Claims (7)

  1. 流体ポンプで使用するのに適したタペットにおいて、
    前記タペット(60)は、前記タペット(60)の内部チャンバを形成する側壁部分(62)及び端面(64;66;72)を有し、
    前記端面(64;66;72)は、使用時に駆動機構と協働するための駆動面(66)と、前記内部チャンバ(70)と前記タペット(60)の外側の領域との間で流体を流すことができる、前記端面(64;66;72)を通る複数のベント(68)とを含み、
    複数の長さ方向溝(76)が前記側壁部分(62)の内面に形成されており、
    前記溝(76)は前記ベント(68)の夫々と連通し、流体を前記内部チャンバ(70)に流入するための流路を形成しており、
    前記溝(76)と前記ベント(68)は隣接して一体的に形成されており、
    前記端面(64;66;72)は第1端面(72)を含み、この第1端面(72)は、使用時に駆動機構と協働するための駆動面を形成する第2端面(66)から間隔が隔てられており、前記駆動面は、前記端面の中央段差部分によって形成されており、前記ベント(68)は前記第1端面(72)を貫通する、タペット。
  2. 請求項1に記載のタペットにおいて、
    前記タペットは、前記端面(64;66;72)と隣接して前記内部チャンバ(70)内に配置されたばね座(74)を含み、前記ばね座(74)は、前記端面(64;66;72)に設けられた前記ベント(68)のうちの一つ又はそれ以上と流体連通し、流体を前記ばね座(74)に通すための流路を形成する複数のベント(78)を含み、
    前記溝(76)は前記ばね座(74)の周囲に流路を形成する、タペット。
  3. 請求項に記載のタペットにおいて、
    前記タペットには、直立突出部(81)を形成する環状レリーフ(80)が設けられ、前記環状レリーフ(80)は、前記ばね座(74)とともに、前記第1端面の前記ベント(68)と前記ばね座(74)のベント(78)との間で流れを案内する流体流路を形成する、タペット。
  4. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のタペットにおいて、
    前記第1端面(72)の前記ベント(68)は、円弧状のスロットである、タペット。
  5. ポンプアッセンブリにおいて、
    軸線方向に延びる開口部(14)及びこの軸線方向に延びる開口部(14)から全体に半径方向に延びる少なくとも一つのボア(20a、20b、20c)を持つポンプハウジング(12)と、
    前記ボア(20a、20b、20c)内に往復摺動運動するように受け入れられた、請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のタペット(60)と、
    前記タペットの前記内部チャンバ(70)に受け入れられたポンピングプランジャー(30)であって、使用時に前記タペット(60)によって駆動され、前記タペット(60)が前記ボア(20a、20b、20c)内で往復動するとき、前記ポンピングプランジャー(30)内の流体を加圧するポンピングプランジャー(30)と、
    前記軸線方向に延びる開口部(14)内に受け入れられたカムライダー(44)であって、内面がカム駆動シャフトと協働し、外面が前記タペット(60)と協働し、前記駆動シャフトの回転により前記タペット(60)を前記ボア(20a、20b、20c)内で往復摺動運動するカムライダー(44)とを有し、
    前記タペット(60)の前記側壁部分(62)は前記ボア(20a、20b、20c)と協働して前記往復摺動運動を案内し、
    前記ベント(68)及び前記長さ方向溝(76)は、前記軸線方向ボア(14)から前記タペット(60)の前記内部チャンバまでの流体流路を形成する、ポンプアッセンブリ。
  6. 請求項に記載のポンプアッセンブリにおいて、
    戻しストロークを行うために前記タペット(60)及び前記プランジャー(30)を半径方向内方に押圧するため、前記内部チャンバ(70)内に配置された戻しばね(42)と、前記戻しばね(42)を着座するため、前記タペット(60)の前記端面(64;66;72)と隣接して前記内部チャンバ(70)内に配置されたばね座(74)とを含む、ポンプアッセンブリ。
  7. 請求項に記載のポンプアッセンブリにおいて、
    前記端面(64;66;72)は前記カムライダー(44)の外面から間隔が隔てられている、ポンプアッセンブリ。
JP2008266973A 2007-10-18 2008-10-16 ポンプアッセンブリ及びこのポンプアッセンブリ用のタペット Expired - Fee Related JP5166198B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07254144.4 2007-10-18
EP07254144A EP2050956B1 (en) 2007-10-18 2007-10-18 Pump assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009097517A JP2009097517A (ja) 2009-05-07
JP5166198B2 true JP5166198B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=39105915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008266973A Expired - Fee Related JP5166198B2 (ja) 2007-10-18 2008-10-16 ポンプアッセンブリ及びこのポンプアッセンブリ用のタペット

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8215925B2 (ja)
EP (1) EP2050956B1 (ja)
JP (1) JP5166198B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2530315A1 (en) 2011-06-02 2012-12-05 Delphi Technologies Holding S.à.r.l. Fuel pump lubrication
CN102852751B (zh) * 2011-07-01 2016-03-16 德帕姆(杭州)泵业科技有限公司 一种直立工作的多柱塞式高压往复泵
KR101204635B1 (ko) 2011-09-21 2012-11-23 현대중공업 주식회사 엄브렐러 플런저가이드가 구비된 연료 분사펌프
DE102012205747A1 (de) * 2012-04-10 2013-10-10 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Pumpenelement
GB201207235D0 (en) * 2012-04-25 2012-06-06 Delphi Tech Holding Sarl Fuel pump assembly
EP2660459B1 (en) * 2012-05-03 2016-04-06 Delphi International Operations Luxembourg S.à r.l. Load reduction
KR101371897B1 (ko) 2012-09-05 2014-03-07 현대자동차주식회사 윤활성능이 개선된 고압연료펌프

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19844326B4 (de) * 1998-09-28 2006-01-05 Robert Bosch Gmbh Radialkolbenpumpe
AU2003275677A1 (en) 2002-10-29 2004-05-25 Bosch Automotive Systems Corporation Fuel supply pump and tappet structure body
JP2004218459A (ja) 2003-01-10 2004-08-05 Bosch Automotive Systems Corp 燃料供給用ポンプおよびタペット構造体
JP3693992B2 (ja) * 2002-11-08 2005-09-14 三菱電機株式会社 高圧燃料ポンプ
DE10313745A1 (de) * 2003-03-27 2004-10-07 Robert Bosch Gmbh Hochdruckpumpe für eine Kraftstoffeinspritzeinrichtung einer Brennkraftmaschine
DE10345089A1 (de) * 2003-09-26 2005-04-21 Bosch Gmbh Robert Stößel für eine Hochdruckpumpe und Hochdruckpumpe mit wenigstens einem Stößel

Also Published As

Publication number Publication date
EP2050956A1 (en) 2009-04-22
EP2050956B1 (en) 2012-12-12
US20090101860A1 (en) 2009-04-23
US8215925B2 (en) 2012-07-10
JP2009097517A (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5166198B2 (ja) ポンプアッセンブリ及びこのポンプアッセンブリ用のタペット
CA2233938C (en) Diaphragm pump with chip resistant valve seats and low velocity check valves
JP2010505058A (ja) 高圧ポンプのためのタペットアセンブリ、および少なくとも1つのタペットアセンブリを備えた高圧ポンプ
JP5744326B2 (ja) 燃料ポンプの改良
JP2007092754A (ja) 燃料ポンプアセンブリ
JP2007500312A (ja) ポンプ組立体
US20130327208A1 (en) Swash plate type hydraulic rotating machine
JP2015505011A (ja) 燃料ポンプ用のポンプヘッド
JP4308921B2 (ja) 燃料高圧供給のためのラジアルピストンポンプ
JP2008095573A (ja) 高圧ポンプ
JP5108858B2 (ja) 流体ポンプアッセンブリ
CN107345516B (zh) 用于高压燃油泵的柱塞密封环以及相应的高压燃油泵
JP2001003835A (ja) 高圧サプライポンプ
JP6185985B2 (ja) 荷重低減
EP3085944B1 (en) Externally sprung tappet with head turret guide for a fuel pump
JP2003184699A (ja) 燃料噴射ポンプ
KR100338409B1 (ko) 레이디얼 볼 피스톤 펌프
EP1489301B1 (en) Drive arrangement for a pump
JP6368517B2 (ja) 液圧回転機
EP1705368A1 (en) Fuel pump
KR102615466B1 (ko) 펌핑 조립체
KR20100027432A (ko) 고압연료펌프
JPH10331759A (ja) 斜板式液圧機械
EP3139029A1 (en) High pressure fuel pump
US20200191245A1 (en) Direction of motion changing device

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110816

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120411

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120710

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees