JP5165408B2 - 非接触電力伝送装置 - Google Patents

非接触電力伝送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5165408B2
JP5165408B2 JP2008028666A JP2008028666A JP5165408B2 JP 5165408 B2 JP5165408 B2 JP 5165408B2 JP 2008028666 A JP2008028666 A JP 2008028666A JP 2008028666 A JP2008028666 A JP 2008028666A JP 5165408 B2 JP5165408 B2 JP 5165408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
primary
movable
circuit
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008028666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009189197A (ja
Inventor
茂樹 原田
郁朗 菅
孝典 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008028666A priority Critical patent/JP5165408B2/ja
Publication of JP2009189197A publication Critical patent/JP2009189197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5165408B2 publication Critical patent/JP5165408B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

この発明は、機械的に非接触で給電を行う非接触電力伝送装置に関し、特に、可動ユニットの出力情報を固定ユニットへ帰還させることなく、可動ユニットの出力を安定化させるものである。
固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力および信号を伝送する方式は、車のステアリング、回転式の監視カメラ、ロボットの関節など可動部の存在によって有線で電力および信号を伝達すると性能が制限される機器においては、非常に有効である。このような固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力伝送を行う非接触電力伝送装置では、誘導結合によって固定ユニットから可動ユニットへ電力を伝送し、可動ユニットの出力情報を固定ユニットに光結合で帰還させ、可動ユニットの出力を安定化させる方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−348775
従来の非接触電力伝送装置は、可動ユニットの出力を安定化させるためには可動ユニットの情報を非接触で電力送信ユニットへ帰還させる必要があった。帰還信号を非接触で伝送する方法として、光結合が使われている。しかし、非接触で信号を伝送するために、特別に工夫した帰還用の回路と送受信用のデバイスが必要である。そのため、回路構成および機器構造が複雑になり、価格の上昇、大型化するといった課題があった。また、帰還信号を非接触で伝送する方法の課題は、光結合に限らず、誘導結合、容量結合などを用いても同様の問題点が生じる。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、可動ユニットの出力情報を固定ユニットへ帰還させることなく、可動ユニットの出力を安定化させ、低価格化、小型化を実現する非接触電力伝送装置を提供することを目的とする。
この発明は、固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置において、
電源部および電源部から電力供給される誘導結合の非接触トランスの1次側コイルを有する固定ユニットに形成された1次側回路と、
1次側コイルより受電した電力を出力する非接触トランスの固定側2次側コイルを有する固定ユニットに形成された固定側2次側回路と、
1次側コイルより受電した電力を出力する非接触トランスの可動側2次側コイルを有する可動ユニットに形成された可動側2次側回路と、
固定側2次側回路の出力を検出して帰還して固定側2次側回路の出力が所定値となるように1次側回路を制御する制御手段とを備えたものである。
この発明の非接触電力伝送装置は、固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置において、
電源部および電源部から電力供給される誘導結合の非接触トランスの1次側コイルを有する固定ユニットに形成された1次側回路と、
1次側コイルより受電した電力を出力する非接触トランスの固定側2次側コイルを有する固定ユニットに形成された固定側2次側回路と、
1次側コイルより受電した電力を出力する非接触トランスの可動側2次側コイルを有する可動ユニットに形成された可動側2次側回路と、
固定側2次側回路の出力を検出して帰還して固定側2次側回路の出力が所定値となるように1次側回路を制御する制御手段とを備えたので、
可動ユニットの可動側2次側回路から、固定ユニットの1次側回路へ、帰還信号を非接触で伝送する必要がなく、特別に工夫した帰還用の回路や送受信用のデバイスなどが不要で、低価格化、小型化が可能になり、かつ、可動ユニットの可動側2次側回路の出力電圧を所定値に安定化させることができる。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1における非接触電力伝送装置の構成を示したブロック図、図2は図1に示した非接触電力伝送装置の構成を示す回路図、図3は図1に示した非接触電力伝送装置の非接触トランスの構成を示す分解斜視図、図4は図3に示した非接触電力伝送装置の非接触トランスの構成を示す断面図である。図1において、非接触電力伝送装置100は、固定ユニット101と可動ユニット102とにて構成され、固定ユニット101から可動ユニット102へ機械的に非接触で電力を伝送するものである。
そして固定ユニット101は、DC電源103、このDC電源103に接続されたDC/ACコンバータ104、および、このDC/ACコンバータ104から電力供給される非接触トランス105の1次側コイル1にて形成されている1次側回路Aと、非接触トランス105の固定側2次側コイル2、この固定側2次側コイル2に接続された固定側整流器108、および、この固定側整流器108に接続された固定側負荷109にて形成される固定側2次側回路Bと、固定側整流器108に接続され固定側2次側回路Bの出力を検出して帰還して固定側2次側回路Bの出力が所定値(所定値とは、固定側負荷109に対して必要とされる出力を示す)となるように1次側回路Aを制御する制御手段110とにて構成されている。また、可動ユニット102は、非接触トランス105の可動側2次側コイル3、この固定側2次側コイル2に接続された可動側整流器106、およびこの可動側整流器106に接続された可動側負荷107にて形成されている可動側2次側回路Cが構成されている。
次に上記のように構成された実施の形態1の非接触電力伝送装置の動作について説明する。まずDC電源103は、例えば商用電源のAC電圧をDC/ACコンバータでDC電圧へ変換された電源である。そして、DC電源103のDC電圧は、DC/ACコンバータ104によりAC電圧に変換される。そしてこのAC電圧は、誘導結合により固定ユニット101の非接触トランス105の1次側コイル1から可動ユニット102の非接触トランス105の可動側2次側コイル3へ受電され伝達される。そして、可動側2次側コイル3へ伝達されたAC電圧は、可動側整流器106でDC電圧に整流される。そして整流されたDC電圧は、可動側負荷107に供給されて消費される。
また同様に、DC/ACコンバータ104により変換されたAC電圧は、誘導結合により固定ユニット101の非接触トランス105の1次側コイル1から固定ユニット101の非接触トランス105の固定側2次側コイル2へ受電され伝達される。そして、固定側2次側コイル2へ伝達されたAC電圧は、固定側整流器108でDC電圧に整流される。そして整流されたDC電圧は、固定側負荷109に供給されて消費される。さらに、固定側整流器108の出力の情報は、制御手段110によって検出され、DC/ACコンバータ104へ帰還され、固定側2次側回路Bの出力が所定値となるように、この帰還情報に基づいて1次側回路AのDC/ACコンバータ104の制御を行う。
上記のように構成された実施の形態1の非接触電力伝送装置によれば、可動ユニット102の可動側2次側回路Cから、固定ユニット101の1次側回路Aへ、帰還信号を非接触で伝送せず、固定ユニット101の固定側2次側回路Bの情報を固定ユニット101の1次側回路Aに帰還して、1次側回路Aの制御を行っているため、DC電源103の電圧が変動しても、固定ユニット101では、出力はクローズドループ制御によって確実に所定値に安定的に制御することができる。一方、可動ユニット102では、固定ユニット101で行われるクローズドループ制御に対応して、同様に出力が所定値に安定化される。よって、DC電源103の電圧の変動に対し、可動ユニット102では、オープンループ制御でありながら、固定ユニット101のクローズドループ制御に連動しているので、可動ユニット102の出力を所定値に安定化させることができる。
次に、この出力電圧をフィードバックして、安定化を実現するための具体的な例について、図2に基づいて説明する。図2は図1にて示した非接触電力伝送装置の構成をフォワード型DC/DCコンバータを用いた場合の例を示す回路図である。図2において、DC/ACコンバータ104は、コンデンサ120と、ダイオード121と、MOS−FET122と、ドライブ回路123とにて構成されている。また、固定側整流器108は、順方向用整流ダイオード128と、逆方向用整流ダイオード129と、平滑用リアクトル130と、平滑用コンデンサ131とにて構成されている。また、制御手段110は、固定側整流器108の出力電圧を検出する検出回路132と、検出された電圧情報を増幅、絶縁し伝送するアイソレーション増幅回路133と、伝送された帰還信号に基づいて、1次側回路Aの出力が所定値となるように設定された基準電圧と比較して、オン時間を決定するPWM回路134とにて構成されている。また、可動側整流器106は、順方向用整流ダイオード124と、逆方向用整流ダイオード125と、平滑用リアクトル126と、平滑用コンデンサ127とにて構成されている。
次に、動作について説明する。DC/ACコンバータ104のMOS−FET122は、ドライブ回路123のゲート信号によって、オン、オフを繰り返し、DC電圧をAC電圧へ変換する。オン時には1次側回路Aのエネルギーが固定側2次側回路Bおよび可動側2次側回路Cへ伝送される。オン時に非接触トランス105へ蓄積された励磁エネルギーは、オフ時に1次側コイル1のリセット巻き線およびダイオード121を介してコンデンサ120へ戻される。そして固定側整流器108は、非接触トランス105の固定側2次側コイル2から出力されたAC電圧を、DC電圧へ変換させる。そして制御手段110は、PWM回路134から出力されたオン信号により、ドライブ回路123を制御し、MOS−FET122を駆動する。また可動側整流器106は、非接触トランス105の可動側2次側コイル3から出力されたAC電圧を、DC電圧へ変換させる。このように、出力電圧の情報は、固定ユニット101のみ1次側回路Aへフィードバックされており、可動ユニット102からは出力電圧の情報は1次側回路Aへ一切フィードバックされていない。
次に、非接触トランス105の巻き線の具体的な例について説明する。
可動側2次側回路C(可動側整流器106)の出力電圧をVor、
固定側2次側回路B(固定側整流器108)の出力電圧をVos、
DC電源103の入力電圧をVi、
1次側コイル1の巻き線数と可動側2次側コイル3の巻き線数との比をNr、
1次側コイル1と可動側2次側コイル3との結合係数をkr、
1次側コイル1の巻き線数と固定側2次側コイル2の巻き線数との比をNs、
1次側コイル1と固定側2次側コイル2との結合係数をks、
MOS−FET122のオンデューティをd、
とする。
出力電圧Vor、Vosはそれぞれ以下の式にて表すことができる。
Vos=Vi×Ns×ks×d ・・・(式1)
Vor=Vi×Nr×kr×d ・・・(式2)
入力電圧Viとオンデューティdとは、固定ユニット101および可動ユニット102ともに同じである上記(式1)、および、(式2)から
(Nr/Ns)=(Vor/Vos)×(ks/kr) ・・・(式3)
が導かれる。
よって、上記(式3)を満たすように非接触トランス105を構成すれば、可動側整流器106の出力電圧Vorに対して所定値(所定の電圧)を安定して出力することができる。但し、この構成条件では、固定側2次側回路Bおよび可動側2次側回路Cの抵抗による電圧降下が含まれていない。実際には、回路が完成した時点で、固定側2次側回路Bおよび可動側2次側回路Cのそれぞれの抵抗分の補正を行う必要がある。
よって、
可動側2次側回路Cの電圧ドロップ分をVdr、
固定側2次側回路Bの電圧ドロップ分をVds
とすると、満たすべき構成の条件の出力電圧Vor、Vosはそれぞれ以下の式にて表すことができる。
Vor=(Vi×Nr×kr×d)−Vdr ・・・(式4)
Vos=(Vi×Ns×ks×d)−Vds ・・・(式5)
上記(式4)、および、(式5)から
(Nr/Ns)=((Vor+Vdr)/(Vos+Vds))×(ks/kr)
・・・(式6)
が導かれる。よって、上記(式6)を満たすように非接触トランス105を構成すれば、可動側整流器106の出力電圧Vorに対して所定値(所定の電圧)を安定して出力することができる。
次に、結合係数kr、ksの関係について説明する。以下に示すように、非接触電力伝送装置には特有な条件がある。図3は図1に示した非接触電力伝送装置の非接触トランスの構成を示す分解斜視図である。また、図4は図3に示した非接触トランス105の構成を示す断面図である。図において、非接触トランス105は、例えば、車のステアリング、回転式の監視カメラ、ロボットの関節のような可動ユニット102が回転する場合に対応できるように、円形のポットコアが用いられている。可動ユニット102側の可動側ポットコア151と固定ユニット101側の固定側ポットコア157とは、それぞれ中心線が、可動ユニット102の中心線150と同一になるように、それぞれ可動ユニット102と固定ユニット101とに固定されている。
また、それぞれの可動側ポットコア151および固定側ポットコア157は、機械的に非接触となるように一定の距離(エアギャップ158)を保つように固定されている。
そして、可動側ポットコア151と固定側ポットコア157との内側には、可動側ボビン152と固定側ボビン156とがそれぞれ収納され構成されている。固定側ボビン156には、1次側コイル1と固定側2次側コイル2とがそれぞれ巻回されて形成されており、可動側ボビン151には、可動側2次側コイル3が巻回されて形成されている。
上記のように構成された非接触トランス105では、1次側コイル1とはエアギャップ158を隔てて配置されている可動側2次側コイル3の1次側コイル1に対する結合係数krは、1次側コイル1と同じ固定側ポットコア157に配置されている固定側2次側コイル2の1次側コイル1に対する結合係数ksよりも小さい。よって、以下の式にて表すことができる。
Nr>(Vor/Vos)×Ns ・・・(式7)
よって、上記(式7)を満たすような比Nrおよび比Nsとなるように、1次側コイル1の巻き線数と可動側2次側コイル3の巻き線数と、固定側2次側コイル2の巻き線数を設定する必要がある。このように上記(式7)の比Nr、Nsを満たす1次側コイル1、固定側2次側コイル2、可動側2次側コイル3とにて非接触トランス105を構成することによって、結合係数の低い可動側2次側回路Cに対しても所定値(所定の電圧)をより一層安定して出力することができる。
上記のように構成された実施の形態1の非接触電力伝送装置によれば、可動ユニットの可動側2次側回路から、1次側回路へ、帰還信号を非接触で伝送する必要がないため、特別に工夫した帰還用の回路と送受信用のデバイスが不要で、低価格化、小型化が可能になる。また、上記(式6)または上記(式7)の少なくともいずれか一方を満たすように構成することにより、可動側2次側回路の出力電圧を所定値により一層安定化させることができる。また、非接触トランスを各ポットコアおよび各ボビンにて構成することにより、例えば、車のステアリング、回転式の監視カメラ、ロボットの関節のような箇所に容易に利用することが可能となる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、固定側負荷109と、可動側負荷107とがほぼ同等で、両方の負荷をバランスさせながら変動する条件下で、可動ユニット102の出力電圧は所定値に安定化させる例を示した。本実施の形態においては、両方の負荷のバランスがとれない場合について検討した。
両方の負荷のバランスがとれない場合は、上記実施の形態1にて示した(式4)、(式5)を書き換えると以下の式となる。
可動ユニット102の抵抗をRr、
可動ユニット102の2次電流をIr、
固定ユニット101の抵抗をRs、
固定ユニット101の2次電流をIs、とすると、出力電圧Vor、Vosはそれぞれ以下の式にて表すことができる。
Vor=(Vi×Nr×kr×d)−(Rr×Ir) ・・・(式8)
Vos=(Vi×Ns×ks×d)−(Rs×Is) ・・・(式9)
上記(式8)および(式9)から、抵抗Rr、Rsが同じでも、2次電流Irと2次電流Isとのバランスが崩れると出力電圧Vorは所定値に安定化させることができないことがわかる。
Ir<Isの時、出力電圧VorはIr=Isの場合と比較して上昇し、Ir>Isの時、出力電圧VorはIr=Isの場合と比較して減少する。尚、可動ユニット102の2次電流Irは、可動側負荷107に流れる2次電流Iorと、以下で説明するシャント電流Isrとの和であり、固定ユニット101の2次電流Isは、固定側負荷109に流れる2次電流Iosと、以下で説明するシャント電流Issとの和である。
本実施の形態2では、このような負荷のアンバランス時に起こる出力の変動を抑えるもので、Ior<Iosの時、出力が上昇するのを防ぐのが目的である。図5は本発明の実施の形態2による非接触電力伝送装置の構成を示すブロック図である。図において上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。可動側整流器106と可動側負荷107との間に、可動ユニット102の可動側負荷調整回路211が配置されている。可動側負荷調整回路211は、可動側2次側回路Cの出力電圧を検出する電圧検出手段と、出力電圧が所定電圧値以上になると可動側2次側回路Cにシャント電流を流す可動側シャント手段とを備えている。つまり、Ior<Iosの時に、可動側負荷107の2次電流Iorとは別に、可動側負荷調整回路211にてシャント電流Isrをシャントすることによって、可動ユニット102の2次電流Ir=Ior+Isrと、固定ユニット101の2次電流Is=Iosとをバランスさせることができる。
図6に図5に示した非接触電力伝送装置の具体的な回路図を示す。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。可動ユニット102の可動側負荷調整回路211は、可動側2次側回路Cの出力電圧を検出する電圧検出手段としての、検出抵抗235、236および誤差増幅器238と、出力電圧が所定電圧値以上になると可動側2次側回路Cにシャント電流を流す可動側シャント手段としての、基準電圧237およびシャント用pnp型のトランジスタ239および損失負担用の抵抗240とにて構成されている。
このように構成されているため、可動側負荷107と固定側負荷209とのバランスが崩れてIor<Iosとなり、可動ユニット102の出力電圧が所定電圧値以上になると、誤差増幅器238によって、トランジスタ239へシャント電流Isrが流れ、所定電圧値に安定させる。尚この時、トランジスタ239の容量が小さく十分電流を流せる能力がない場合、トランジスタ239に直列に抵抗240を接続することによって、シャント電流による損失の発生を抵抗240に分配することができる。
上記のように構成された実施の形態2の非接触電力伝送装置によれば、可動ユニットの負荷電流が固定ユニットの負荷電流より小さくなり、アンバランスになった時であっても、可動ユニットの可動側2次側回路の出力電圧が上昇するのを防いでいるため、可動ユニットの出力電圧を所定値により一層安定化させることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態2では、負荷のアンバランス時に起こる出力の変動を抑えるもので、Ior<Iosの時、出力が上昇するのを防ぐ例について説明したが、本実施の形態3においては、負荷のアンバランス時に起こる出力の変動を抑えるもので、Ior>Iosの時、出力が減少するのを防ぐ場合について説明する。図7はこの発明の実施の形態3による非接触電力伝送装置の構成を示すブロック図である。上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。固定側整流器108と固定側負荷109との間に、固定側負荷調整回路312が配置されている。固定側負荷調整回路312は、固定側2次側回路Bの出力電流を検出する電流検出手段と、出力電流が所定電流値以下になると固定側2次側回路Bにシャント電流を流す固定側シャント手段とを備えている。つまり、Ior>Iosの時に、固定側負荷109の2次電流Iosとは別に固定側負荷調整回路312にシャント電流Issをシャントすることによって、固定ユニット101の2次電流Is=Ios+Issと、可動ユニット102の2次電流Ir=Iorとをバランスさせることができる。
図8に図7に示した非接触電力伝送装置の具体的な回路図を示す。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。固定ユニット101の可動側負荷調整回路312は、固定側2次側回路Bの出力電流を検出する電流検出手段としての、整流器108のリアクトル130に追加した電流検出用の補助巻き線340、抵抗341、ダイオード342、抵抗343、および、コンデンサ344と、出力電流が所定電流値以下になると固定側2次側回路Bにシャント電流を流す固定側シャント手段としての、誤差増幅器346、基準電圧345、シャント用pnp型のトランジスタ347および損失負担用抵抗348とにて構成される。
可動側負荷107と固定側負荷109とのバランスが崩れてIor>Iosとなると、可動ユニット102の出力電圧が所定値よりも減少する。この可動ユニット102の出力電圧をフィードバックしようとすると非接触で信号を伝達させる必要があるため、それは行わない。代わりに、固定ユニット101の所定電流値としての出力電流最小値Is_minを設定する。そして、固定ユニット101の電流検出回路から得られた出力電流値が出力電流最小値Is_minより小さくなると、誤差増幅器346によって、トランジスタ347へシャント電流Issが流れ、Is=Ios+Iss=Is_minとなる。ここでは、2次電流IsとIrとがバランスをとれるという補償はないが、少なくとも2次電流IrとIsとの差は、2次電流Irと出力電流最小値Is_minとの差よりも大きくなることはない。そのため、回転ユニット101の出力電圧の減少を一定値以下に抑えることができる。
上記のように構成された実施の形態3の非接触電力伝送装置によれば、可動ユニットの負荷電流が固定ユニットの負荷電流より大きくなり、アンバランスになった時であっても、可動ユニットの可動側2次側回路の出力電圧が下降するのを防いでいるため、可動ユニットの出力電圧を所定値により一層安定化させることができる。
実施の形態4.
上記実施の形態3では、固定ユニット101の2次電流を出力電流最小値Is_minと比較して、シャント電流Issを調整していた。しかしこれでは、可動ユニット102と固定ユニット101との2次電流Ior、Iosのバランスを完全に保つことができない。そこで本実施の形態4においては、上記実施の形態3と同様に、負荷のアンバランス時に起こる出力の変動を抑えるもので、Ior>Iosの時、出力が減少するのを防ぎ、かつ、可動ユニット102と固定ユニット101との2次電流Ior、Iosのバランスを図れるものについて説明する。
図9はこの発明の実施の形態4による非接触電力伝送装置の構成を示すブロック図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。固定側整流器108と固定側負荷109との間に、負荷調整回路412が配置されている。負荷調整回路412は固定側2次側回路Bの2次側出力電流を検出して、1次換算する2次側電流検出手段と、1次側回路AのDC/ACコンバータ104から1次側出力電流を検出する1次側電流検出手段と、2次側出力電流の1次換算値が1次側出力電流の略半分になるまで、固定側2次側回路Bにシャント電流を流すシャント手段とを備えている。
上記のように構成された実施の形態4の非接触電力伝送装置の負荷調整回路412の動作について説明する。負荷調整回路412は、固定ユニット101の出力電流Isの情報を検出して、DC/ACコンバータ104から1次電流Iの情報と比較する。1次電流Iには、固定ユニット101の2次電流Isと可動ユニット102の2次電流Irとの両方の情報が含まれている。1次電流Iは、2次側電流Isを1次換算した1次換算値Is’と、2次側電流Irを1次換算した1次換算値Ir’との和に等しく、以下の式が成り立つ。
=Is’+Ir’ ・・・(式10)
そしてさらに、1次換算値Is’とIr’とがほぼ等しいと考えると、1次換算値Is’とIr’をバランスさせるための条件を、固定ユニット101内で検出可能な1次電流Iを1次換算値Is’で表すと以下の式となる。
/2≒Is’ ・・・(式11)
よって、Ior>Iosの時、固定側負荷109の2次電流Iosとは別に、負荷調整回路412にシャント電流Issをシャントして、固定ユニット101の2次電流Is=Ios+Issの1次換算値Is’を、固定ユニット101の1次電流Iの略半分の値に制御することによって、2次電流IsとIrとをバランスさせることができる。
図10に図9に示した非接触電力伝送装置の具体定な回路図を示す。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。固定ユニット101の負荷調整回路412は、固定側2次側回路Bの2次側出力電流を検出して、1次換算する2次側電流検出手段としての、整流器108のリアクトル130に追加した電流検出用の補助巻き線440、抵抗441、ダイオード442、抵抗443、およびコンデンサ444と、1次側回路AのDC/ACコンバータ104から1次側出力電流を検出する1次側電流検出手段としての、電流検出用トランス450、抵抗451、ダイオード452、抵抗453、および、コンデンサ454と、2次側出力電流の2次換算値が1次側出力電流の略半分になるまで、固定側2次側回路Bにシャント電流を流すシャント手段としての誤差増幅器446、シャント用pnp型のトランジスタ447、損失負担用抵抗448とで構成される。尚、1次側電流検出手段にて検出された1次側出力電流は、誤差増幅器446に送信される。
上記のように構成されているため、2次側電流検出手段によって、固定ユニット101の2次電流Isが検出、1次換算が行われ、1次換算値Is’の情報が得られる。また、1次側電流検出手段によって、固定ユニットの1次電流Iが検出、略半分化が行われ、I/2の情報が得られる。そして、上記(式11)が満たされるように、誤差増幅器346によって、シャント用pnp型のトランジスタ347へシャント電流Issが流れ、Is=Ios+Iss≒Irとなり、2次電流IsとIrとをバランスさせることができ、回転ユニット101の出力電圧を安定化させることができる。
上記のように構成された実施の形態4の非接触電力伝送装置によれば、可動ユニットの負荷電流Irと固定ユニットの負荷電流Isの関係が、Ir>Isとアンバランスになった時、可動ユニットの2次側回路の出力電圧が下降するのを防ぎ、所定値により一層安定化させることができる。
尚、上記実施の形態4においては、2次電流の情報を1次換算して、1次電流と比較して行う例を示したが、固定側2次側回路の2次側出力電流を検出して、1次換算する2次側電流検出手段と、1次側回路の1次側出力電流を検出する1次側電流検出手段と、2次側出力電流の1次換算値が1次側出力電流の略半分になるまで、固定側2次側回路にシャント電流を流すシャント手段とを備えるようにし、1次電流の情報を2次換算して、2次電流と比較して上記実施の形態4と同様に行うようにすれば、同様の効果を奏することは言うまでもない。
また、特に示していないが上記各実施の形態は適宜組み合わせて行うことが可能であることは言うまでもない、上記各実施の形態に示した同様の効果を奏することは言うまでもない。
この発明の実施の形態1の非接触電力伝送装置の構成を示したブロック図である。 図1に示した非接触電力伝送装置の構成を示す回路図である。 図1に示した非接触電力伝送装置の非接触トランスの構成を示す分解斜視図である。 図3に示した非接触電力伝送装置の非接触トランスの構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態2の非接触電力伝送装置の構成を示したブロック図である。 図5に示した非接触電力伝送装置の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態3の非接触電力伝送装置の構成を示したブロック図である。 図7に示した非接触電力伝送装置の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態4の非接触電力伝送装置の構成を示したブロック図である。 図9に示した非接触電力伝送装置の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 1次側コイル、2 固定側2次側コイル、3 可動側2次側コイル、
100,200,300,400 非接触電力伝送装置、101 固定ユニット、
102 可動ユニット、103 DC電源、105 非接触トランス、
107 可動側負荷、109 固定側負荷、110 制御手段、
151 可動側ポットコア、152 可動側ボビン、156 固定側ボビン、
157 固定側ポットコア、211 可動側負荷調整回路、
312 固定側負荷調整回路、412 負荷調整回路。

Claims (10)

  1. 固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置において、
    電源部および上記電源部から電力供給される誘導結合の非接触トランスの1次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された1次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの固定側2次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された固定側2次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの可動側2次側コイルを有する上記可動ユニットに形成された可動側2次側回路と、
    上記固定側2次側回路の出力を検出して帰還して上記固定側2次側回路の出力が所定値となるように上記1次側回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記可動側2次側回路の出力電圧をVor、
    上記固定側2次側回路の出力電圧をVos、
    上記可動側2次側回路の抵抗による電圧降下分をVdr、
    上記固定側2次側回路の抵抗による電圧降下分をVds、
    上記1次側コイルと上記可動側2次側コイルとの結合係数をkr、
    上記1次側コイルと上記固定側2次側コイルとの結合係数をks、
    とすると、
    上記1次側コイルの巻き線数と上記可動側2次側コイルの巻き線数との比Nrと、
    上記1次側コイルの巻き線数と上記固定側2次側コイルの巻き線数との比Nsとの関係は、
    (Nr/Ns)=((Vor+Vdr)/(Vos+Vds))×(ks/kr)
    を満たすように構成されていることを特徴とする非接触電力伝送装置。
  2. 固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置において、
    電源部および上記電源部から電力供給される誘導結合の非接触トランスの1次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された1次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの固定側2次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された固定側2次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの可動側2次側コイルを有する上記可動ユニットに形成された可動側2次側回路と、
    上記固定側2次側回路の出力を検出して帰還して上記固定側2次側回路の出力が所定値となるように上記1次側回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記可動側2次側回路の出力電圧をVor、
    上記固定側2次側回路の出力電圧をVos、
    上記1次側コイルの巻き線数と固定側2次側コイルの巻き線数との比Nsと、
    上記1次側コイルの巻き線数と可動側2次側コイルの巻き線数との比Nrとの関係は、
    Nr>(Vor/Vos)×Ns
    を満たすように構成されていることを特徴とする非接触電力伝送装置。
  3. 上記可動側2次側回路の出力電圧をVor、
    上記固定側2次側回路の出力電圧をVos、
    上記1次側コイルの巻き線数と固定側2次側コイルの巻き線数との比Nsと、
    上記1次側コイルの巻き線数と可動側2次側コイルの巻き線数との比Nrとの関係は、
    Nr>(Vor/Vos)×Ns
    を満たすように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触電力伝送装置。
  4. 上記非接触トランスは、
    上記固定ユニットに形成された固定側ポットコアと、
    上記固定側ポットコア内に収納された固定側ボビンと、
    上記可動ユニットに形成された可動側ポットコアと、
    上記可動側ポットコア内に収納された可動側ボビンとにて構成され、
    上記1次側コイルは上記固定側ボビンに巻回され、
    上記固定側2次側コイルは上記固定側ボビンに巻回され、
    上記可動側2次側コイルは上記可動側ボビンに巻回されてそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の非接触電力伝送装置。
  5. 上記可動側2次側回路の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    上記出力電圧が所定電圧値以上になると上記可動側2次側回路にシャント電流を流す可動側シャント手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の非接触電力伝送装置。
  6. 上記固定側2次側回路の出力電流を検出する電流検出手段と、
    上記出力電流が所定電流値以下になると上記固定側2次側回路にシャント電流を流す固定側シャント手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の非接触電力伝送装置。
  7. 上記固定側2次側回路の2次側出力電流を検出して、1次換算する2次側電流検出手段と、
    上記1次側回路の1次側出力電流を検出する1次側電流検出手段と、
    上記2次側出力電流の1次換算値が上記1次側出力電流の略半分になるまで、上記固定側2次側回路にシャント電流を流すシャント手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の非接触電力伝送装置。
  8. 上記固定側2次側回路の2次側出力電流を検出する2次側電流検出手段と、
    上記1次側回路の1次側出力電流を検出して、2次換算する1次側電流検出手段と、
    上記2次側出力電流が上記1次側出力電流の2次換算値の略半分になるまで、上記固定側2次側回路にシャント電流を流すシャント手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の非接触電力伝送装置。
  9. 固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置において、
    電源部および上記電源部から電力供給される誘導結合の非接触トランスの1次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された1次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの固定側2次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された固定側2次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの可動側2次側コイルを有する上記可動ユニットに形成された可動側2次側回路と、
    上記固定側2次側回路の出力を検出して帰還して上記固定側2次側回路の出力が所定値となるように上記1次側回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記固定側2次側回路の2次側出力電流を検出して、1次換算する2次側電流検出手段と、
    上記1次側回路の1次側出力電流を検出する1次側電流検出手段と、
    上記2次側出力電流の1次換算値が上記1次側出力電流の略半分になるまで、上記固定側2次側回路にシャント電流を流すシャント手段とを備えたことを特徴とする非接触電力伝送装置。
  10. 固定ユニットから可動ユニットへ機械的に非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置において、
    電源部および上記電源部から電力供給される誘導結合の非接触トランスの1次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された1次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの固定側2次側コイルを有する上記固定ユニットに形成された固定側2次側回路と、
    上記1次側コイルより受電した電力を出力する上記非接触トランスの可動側2次側コイルを有する上記可動ユニットに形成された可動側2次側回路と、
    上記固定側2次側回路の出力を検出して帰還して上記固定側2次側回路の出力が所定値となるように上記1次側回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記固定側2次側回路の2次側出力電流を検出する2次側電流検出手段と、
    上記1次側回路の1次側出力電流を検出して、2次換算する1次側電流検出手段と、
    上記2次側出力電流が上記1次側出力電流の2次換算値の略半分になるまで、上記固定側2次側回路にシャント電流を流すシャント手段とを備えたことを特徴とする非接触電力伝送装置。
JP2008028666A 2008-02-08 2008-02-08 非接触電力伝送装置 Expired - Fee Related JP5165408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008028666A JP5165408B2 (ja) 2008-02-08 2008-02-08 非接触電力伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008028666A JP5165408B2 (ja) 2008-02-08 2008-02-08 非接触電力伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009189197A JP2009189197A (ja) 2009-08-20
JP5165408B2 true JP5165408B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=41071872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008028666A Expired - Fee Related JP5165408B2 (ja) 2008-02-08 2008-02-08 非接触電力伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5165408B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5383432B2 (ja) * 2009-10-27 2014-01-08 リコーエレメックス株式会社 非接触給電装置、受電モジュールおよび携帯型電子機器
JP5016075B2 (ja) * 2010-02-25 2012-09-05 三菱電機エンジニアリング株式会社 インバータ回路
EP2674950A1 (en) * 2012-06-11 2013-12-18 Tyco Electronics Nederland B.V. Contactless connector, contactless connector system, and a manufacturing method for the contactless connector
EP2894764B1 (en) * 2012-09-06 2018-01-31 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Contactless power supply system and contactless extension plug
KR101795098B1 (ko) 2013-01-24 2017-11-07 엘지이노텍 주식회사 무선전력 송신장치, 무선전력 수신장치, 무선전력 전송 시스템 및 무선전력 전송 방법
JP2016116305A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社日立製作所 発電システムまたは風力発電システム
CN117200831B (zh) * 2023-11-03 2024-01-23 上海安其威微电子科技有限公司 非接触式连接器及非接触式连接器***

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610415Y2 (ja) * 1983-03-04 1994-03-16 日本電信電話株式会社 定電流入力電源
JP2566786Y2 (ja) * 1991-01-30 1998-03-30 ネミック・ラムダ株式会社 電源装置の負荷回路
JP4135299B2 (ja) * 2000-06-27 2008-08-20 松下電工株式会社 非接触電力伝達装置
JP3657256B2 (ja) * 2002-12-25 2005-06-08 松下電器産業株式会社 スイッチング電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009189197A (ja) 2009-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5165408B2 (ja) 非接触電力伝送装置
US9893626B2 (en) Switching mode power supply with selectable constant-voltage constant-current control
CN104852589B (zh) 开关模式电源电路
US9621053B1 (en) Peak power control technique for primary side controller operation in continuous conduction mode
US20150365002A1 (en) Power conversion system and power conversion method
TWI470912B (zh) 功率因數校正電源轉換裝置及其電源轉換方法
WO2014041875A1 (ja) 非接触給電システム、端末装置、非接触給電装置および非接触給電方法
JPWO2009011374A1 (ja) 絶縁型dc−dcコンバータ
WO2014199691A1 (ja) 給電装置、および非接触給電システム
US20140003098A1 (en) Pwm control circuit for dc-dc converter, flyback converter, and method of controlling pwm of dc-dc converter
US9712064B2 (en) Protection circuitry for power conversion device and power conversion method using the same
EP3241407B1 (en) A controllable driver and drive method
CN102739057B (zh) 初次级双反馈控制的返驰式电源转换器
US8213824B2 (en) High voltage power controlling apparatus of image forming apparatus and method thereof
US9300199B2 (en) Under-voltage protection circuit for programmable power supplies
KR102030721B1 (ko) 자기유도 전원 공급 장치
JP5783572B2 (ja) 同期整流型dc−dcコンバータ
JP7047782B2 (ja) 送電装置の制御装置、送電装置、及び非接触電力伝送システム
US20160149480A1 (en) Power supply with low voltage protection and method of operating the same
TW201705666A (zh) 多輸出交換式電源轉換器
JP2015128365A (ja) 非接触電力伝送回路
JP6326947B2 (ja) 絶縁型直流電源装置
JP2020114111A5 (ja)
KR101421021B1 (ko) 결합 인덕터 선택회로를 포함하는 다중 출력 컨버터
JP3582928B2 (ja) 多出力直流安定化電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121026

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5165408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees