JP5163169B2 - 通信端末装置及びプログラム - Google Patents
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Description
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現さ
せるためのプログラムを提供する(請求項16記載の発明)。
前記取得手段は、複数種の所定機能の中から現在動作中の機能の動作状態に関連する関連情報を取得し、前記情報記憶手段は、前記相手識別情報と前記複数種の所定機能に対応付けた機能別通知可否情報を記憶し、前記判別手段は、通信相手から着信を受けた際に、その相手識別情報と現在動作中の機能に対応する機能別通知可否情報を参照して、前記関連情報を当該相手に対して通知するか否かを判別する(請求項2記載の発明)。
この実施形態は、通信端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、例えば、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、コンテンツ再生機能、テレビ放送受信機能、ラジオ放送受信機能、アドレス帳などを管理するデータ管理機能が備えられている。なお、この携帯電話装置は、図示省略したが、無線通信網(公衆移動体通信網)を介してインターネットに接続されており、この無線通信網やインターネット側のメールサーバとの間で電子メールの送受信が可能なほか、インターネットを介してwebサイトをアクセス可能となっている。
アドレス帳ADは、通信相手毎にその相手に関する情報を記憶するもので、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「通知種フラグ」、「通知可否フラグ」の各項目を有し、各項目の内容は、ユーザ操作などによって任意に設定されたものである。「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」は、通信相手を識別するための相手識別情報(通信識別情報)である。「通知種フラグ」は、所定機能の動作中に着信を受けた際に応答できないことをその相手に対して通知する際に、どのような種類の通知を行うかを示すフラグである。「通知可否フラグ」は、通信相手に対応して所定機能別に設定されたもので、所定機能の動作中に着信を受けた際に応答できないことをその相手に対して通知する着信応答不可通知を行うか否かを所定機能別に指定するためのフラグである。
機能動作テーブルFAは、上述した所定機能に対応してその機能が現在動作中であるか否かを示す情報を記憶するもので、「コンテンツ再生(映像)」、「コンテンツ再生(音楽)」、「コンテンツ再生(電子ブック)」、「ソフトウエア実行(ゲーム)」、「ソフトウエア実行(学習)」、「テレビ受信」、「ラジオ受信」、「webサイト閲覧」の各機能に対応してその機能が動作中であるか否かを示す「動作中フラグ」がセットされている。なお、「動作中フラグ」が“1”の場合には、対応する機能が動作中であることを示している。
音声メッセージ(1)〜(3)の略全体は定型文であり、通話相手に対して送信されるもので、音声合成されたメッセージに限らず、予めユーザが録音したメッセージであってもよい。音声メッセージ(1)は、「ただいま電話に出ることはできません。ピーッという発信音の後に、20秒以内でお名前とご用件をお話しください。」の内容となっている。
先ず、制御部1は、所定の待受画像を読み出して表示させた後に(ステップA1)、何らかのユーザ操作が行われるまで待受状態となる(ステップA2)。この待受状態において何らかの操作が行われたときには(ステップA2でYES)、それがコンテンツ再生を指示する再生操作であれば(ステップA3でYES)、コンテンツ再生機能を構成するコンテンツ再生部9を動作させてコンテンツ再生を開始させる(ステップA4)。
先ず、制御部1は、機能動作テーブルFAを参照して(ステップB1)、「動作中フラグ」が“1”の機能(現在動作中の機能)が存在しているかを調べる(ステップB2)。いま、機能動作テーブルFAに設定されている各機能のうちで現在動作中の機能が無ければ(ステップB2でNO)、次のステップB13に移り、オフフック操作に応答して(ステップB13でYES)、通話可能状態とする通話処理を行うほか(ステップB14)、その後のオンフック操作に応答して(ステップB15でYES)、回線を切断する処理を行った後(ステップB16)、この割込みフローから抜ける。なお、通話中であっても通話前に動作中であった機能を継続して実行し、その機能に対応する「動作中フラグ」は“1”のままとなっている。
3 記憶部
4 通信部
6 表示部
7 操作部
8 報知部
9 コンテンツ再生部
10 放送受信部
AD アドレス帳
FA 機能動作テーブル
Claims (16)
- 通信相手との間で通信が可能な通信端末装置であって、
通信相手から着信を受けた際に、所定機能が動作中であるか否かを判別する判別手段と、
この判別手段によって所定機能が動作中であると判別された際に、その所定機能の動作状態に関連する関連情報を取得する取得手段と、
この取得手段によって取得した関連情報を前記通信相手に対して通知する通知手段と、
前記通信相手を識別する相手識別情報に対応付けて前記関連情報を当該相手に通知するか否かを示す通知可否情報を記憶する情報記憶手段と、
を具備し、
前記判別手段は、前記通信相手から着信を受けた際に、前記所定機能が動作中であるか否かを判別すると共に、当該相手識別情報に対応付けて記憶されている前記通知可否情報に基づいて前記関連情報を当該相手に対して通知するか否かを判別し、
前記通知手段は、この判別手段によって前記所定機能が動作中であると判別されると共に、前記関連情報を通知すると判別された際に、当該相手に前記関連情報を通知する、
ようにしたことを特徴とする通信端末装置。 - 前記取得手段は、複数種の所定機能の中から現在動作中の機能の動作状態に関連する関連情報を取得し、
前記情報記憶手段は、前記相手識別情報と前記複数種の所定機能に対応付けた機能別通知可否情報を記憶し、
前記判別手段は、通信相手から着信を受けた際に、その相手識別情報と現在動作中の機能に対応する機能別通知可否情報を参照して、前記関連情報を当該相手に対して通知するか否かを判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。 - 前記所定機能は、コンテンツ再生機能であり、
前記取得手段は、コンテンツ再生機能の動作中にその再生状態に関連する関連情報を取得する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。 - 前記取得手段は、コンテンツ再生機能の動作中にその再生状態に関連する関連情報として、当該再生中のコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報、その再生の進行状況のうち、少なくとも何れか一方を取得する、
ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。 - 複数種のコンテンツの中から再生対象として任意のコンテンツが選択された場合に、前記コンテンツ再生機能は、この選択されたコンテンツを再生する機能であり、
前記通知手段は、再生対象として選択されたコンテンツの関連情報を通知する、
ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。 - 前記所定機能は、ソフトウエア実行機能であり、
前記取得手段は、ソフトウエア実行機能の動作中にその実行状態に関連する関連情報を取得する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。 - 前記取得手段は、ソフトウエア実行機能の動作中にその実行状態に関連する関連情報として、当該実行中のソフトウエアを特定するためのソフトウエア特定情報、その実行の進行状況のうち、少なくとも何れか一方を取得する、
ようにしたことを特徴とする請求項6記載の通信端末装置。 - 複数種のソフトウエアの中から実行対象として任意のソフトウエアが選択された場合に、前記ソフトウエア実行機能は、この選択されたソフトウエアを実行する機能であり、
前記通知手段は、実行対象として選択されたソフトウエアの関連情報を通知する、
ようにしたことを特徴とする請求項6記載の通信端末装置。 - 前記所定機能は、放送受信機能であり、
前記取得手段は、放送受信機能の動作中にその受信状態に関連する関連情報を取得する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。 - 前記取得手段は、放送受信機能の動作中にその受信状態に関連する関連情報として、当該受信中の放送を特定するための放送特定情報、その受信の進行状況のうち、少なくとも何れか一方を取得する、
ようにしたことを特徴とする請求項9記載の通信端末装置。 - 複数種の放送の中から受信対象として任意の放送が選択された場合に、前記放送受信機能は、この選択された放送を受信する機能であり、
前記通知手段は、受信対象として選択された放送の関連情報を通知する、
ようにしたことを特徴とする請求項9記載の通信端末装置。 - 前記所定機能は、サイト閲覧機能であり、
前記取得手段は、サイト閲覧機能の動作中にその閲覧状態に関連する関連情報を取得する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。 - 前記取得手段は、サイト閲覧機能の動作中にその閲覧状態に関連する関連情報として、当該閲覧中のサイトを特定するためのサイト特定情報、その閲覧の進行状況のうち、少なくとも何れか一方を取得する
ようにしたことを特徴とする請求項12記載の通信端末装置。 - 複数種のサイトの中から閲覧対象として任意のサイトが選択された場合に、前記サイト閲覧機能は、この選択されたサイトを閲覧する機能であり、
前記通知手段は、閲覧対象として選択されたサイトの関連情報を通知する、
ようにしたことを特徴とする請求項12記載の通信端末装置。 - 前記通知手段は、前記関連情報としての詳述情報を通知する前に、前記所定機能が動作中であることを示す情報を前記関連情報として通知する、
ようにしたことを特徴とする請求項1、3、6、9、12の何れか記載の通信端末装置。 - コンピュータに対して、
通信相手から着信を受けた際に、所定機能が動作中であるか否かを判別する機能と、
前記所定機能が動作中であると判別された際に、その所定機能の動作状態に関連する関連情報を取得する機能と、
前記取得した関連情報を前記通信相手に対して通知する機能と、
前記通信相手を識別する相手識別情報に対応付けて前記関連情報を当該相手に通知するか否かを示す通知可否情報を記憶する機能と、
を実現させ、
前記判別する機能では、前記通信相手から着信を受けた際に、前記所定機能が動作中であるか否かを判別すると共に、当該相手識別情報に対応付けて記憶されている前記通知可否情報に基づいて前記関連情報を当該相手に対して通知するか否かを判別し、
前記通知する機能では、この判別する機能によって前記所定機能が動作中であると判別されると共に、前記関連情報を通知すると判別された際に、当該相手に前記関連情報を通知する、
ようにしたことを特徴とするプログラム。
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