JP5158411B2 - 振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段 - Google Patents

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Description

本発明は、フィーダー部と振動体部(振動装置)から成り、多数個のチップ(各種チップ型電子部品、例・チップコンデンサー、レジスター等、例・0402型、0603型、1005型等の各型式のチップ、例・0603型は長さ0.6mm×幅0.3mmの長方形立方体、以下、単にチップと記す。)を整列搬送する振動式フィーダーであり、該振動式フィーダーの振動体部を取付ベースに、振動体部の振動を防振・遮断する弾性体を介在した状態で設置して備えたものである振動式フィーダーにおいて、
振動式フィーダーの振動体部の前後、左右の一方若しくは両方に近接して取付ベースに設けた取付部に板バネの上端を固定すると共に、該板バネの下端を振動体部の前後、左右の一方若しくは両方の下端部付近に固定して、取付ベースに振動式フィーダーを吊り下げた状態に連結して備えた振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段であり、
もって、弾性体の弾性性能のバラツキ、剛性不足、設置環境の変動による変化、経時的寸法変化に影響されることなしに、振動式フィーダーの設置位置を高精度に保持すると共に、該振動式フィーダーと次工程デバイス、例えば、吸着ノズル(チップマウンター装置=チップ実装機)(図1参照)、受取・供給ステージ(チップ送給ローター等への中継ステージ)(図2参照)等、との間の精密な相互位置関係を保持し得るようにした、振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段に係るものである。
従来、振動式フィーダーにおいて、該振動式フィーダーを設置する取付ベース(通常、多数台を並列設置)へ振動体部から振動が洩れないように、振動体部と取付ベースの間に弾性体(合成、天然の各種ゴム等の防振・振動吸収素材からなる。)を設置する方法が用いられている。
即ち、振動式フィーダー(その振動体部)と取付ベースとは、完全に分離されており、両者間に上記の弾性体が介在設置されて、両者間の振動の伝達を弾性体の作用で防振・遮断するように備えたものである。
該弾性体の設置は、例えば、ゲル状の弾性体を振動体部と取付ベースの間に設定したギャップに注入し、経時硬化(半日位)して行なっている。
なお、多数台を並列設置する場合、弾性体は各振動式フィーダー毎に備える。
然るところ、上記の弾性体には、弾性性能のバラツキ、剛性不足(剛性を高めると防振性・振動遮断性が低下)、設置環境の温度・湿度等の変動により影響を受ける、長時間使用による経時的寸法変化(例、全体若しくは部分的な屈縮、硬化)等の課題があったため、振動式フィーダーの設置位置を高精度に保持すること、そして、振動式フィーダーと次工程デバイス間の精密な相互位置関係を保持することが困難な課題があった。
特に、振動式フィーダーと次工程デバイス間の相互位置関係は、近時、超高速化が進行しているチップの振動式フィーダーから次工程デバイスへの搬送・移乗・1個分離等の作用時に(現在、0603型チップの場合、毎分3000〜6000個)、ミクロン単位の精度低下でトラブルが多発する課題があった。
(図1参照)
例えば、振動式フィーダー(の先端部に送給されたチップ)と次工程デバイスである吸着ノズル(チップを1個宛ピックアップしてチップマウンター装置=チップ実装機へ移動)との相互位置精度は、0603型チップの場合、X・Y・Z(振動式フィーダーのチップ送給方向=チップの長手方向と吸着ノズルとの相互の左右・前後・上下の位置)の許容寸法精度は±2/100mmであるが、その位置精度を保持することが困難な課題があり、その位置精度の低下はピックアップトラブル多発の原因となる課題があった。
特願2007−139818号 特願2007−261453号 特開2000−007136号公報 特開2002−302244号公報
上記のように、弾性体には、弾性性能のバラツキ、剛性不足(剛性を高めると防振性・振動遮断性が低下)、設置環境の温度・湿度等の変動により影響を受ける、長時間使用による経時的寸法変化(例、全体若しくは部分的な屈縮、硬化)等の課題があるため、振動式フィーダーの設置位置を高精度に保持すること、そして、振動式フィーダーと次工程デバイス間の精密な相互位置関係を保持することが困難な課題があったが、
本発明は、振動式フィーダーの振動体部を取付ベースに板バネを介して吊り下げた状態に連結して備えることにより上記の課題を解決した振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段を提供せんとするものである。
即ち、本発明は、フィーダー部と振動体部から成り、多数個のチップを整列搬送する振動式フィーダーであり、該振動式フィーダーの振動体部を取付ベースに、振動体部の振動を防振・遮断する弾性体を介在した状態で設置して備えたものである振動式フィーダーにおいて、
振動式フィーダーの振動体部の前後、左右の一方若しくは両方に近接して取付ベースに設けた取付部に板バネの上端を固定すると共に、該板バネの 下端を振動体部の前後、左右の一方若しくは両方の下端部付近に固定して、取付ベースに振動式フィーダーを吊り下げた状態に連結して備えた振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段であり、
もって、弾性体の弾性性能のバラツキ、剛性不足、設置環境の変動による変化、経時的寸法変化に影響されることなしに、振動式フィーダーの設置位置を高精度に保持すると共に、該振動式フィーダーと次工程デバイス間の精密な相互位置関係を保持し得るようにしたことを特徴とする、振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段によって課題を解決したものである。
本発明は、振動式フィーダーの振動体部を取付ベースに吊り下げた状態に連結して備えることにより、振動式フィーダーの高精度に調整した設置位置を確実に保持することができ、その結果、弾性体に起因する、弾性性能のバラツキ、剛性不足(剛性を高めると防振性・振動遮断性が低下)、設置環境の温度・湿度等の変動により影響を受ける、長時間使用による経時的寸法変化(例、全体若しくは部分的な屈縮、硬化)等の課題を有効に解決することができ、よって、振動式フィーダーの設置位置を高精度に保持し得ると共に、該振動式フィーダーと次工程デバイス間の精密な相互位置関係を保持し得る画期的な効果がある。
具体的には、振動式フィーダーと次工程デバイス(吸着ノズル、受取・供給ステージ等)との相互位置精度、即ち、振動式フィーダーのチップ送給方向=チップの長手方向と次工程デバイスの、左右X・前後Y・上下Zの相互の位置関係は、ミクロン単位の精度が要求されるが、その相互位置精度を確実に保持し得る優れた効果がある。
振動式フィーダー1の振動体部3を取付ベース4に、弾性体5を介在した状態で設置し、振動式フィーダー1と次工程デバイス6を、両者3、6間の精密な位置関係を保持した状態に備えたものである振動式フィーダー1において、振動式フィーダー1の振動体部3の前後に近接して取付ベース4に設けたに取付部7に板バネ8の上端を固定すると共に、該板バネ8の下端を振動体部3の前後の下端部付近に固定して、取付ベース4に振動式フィーダー1を吊り下げた状態に連結して備えた、振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段。
図1は、本発明実施例振動式フィーダーと吸着ノズル(次工程デバイス)の正面説明図である。
次工程デバイスの一例である吸着ノズルは、振動式フィーダーの先端部へ整列搬送してきたチップの、先頭のチップから1個宛順に吸着ノズルでピックアップ(吸着)して移動し、プリント基板等の目的位置にマウント(実装)するチップマウンター装置=チップ実装機における吸着ノズルである。
(図1参照)
本発明の実施例1を説明すると、
フィーダー部2と振動体部3から成り、多数個のチップtを整列搬送する振動式フィーダー1であり、該振動式フィーダー1の振動体部3を取付ベース4に、振動体部3の振動を防振・遮断する弾性体5を介在した状態で設置し、そのように設置した振動式フィーダー1と吸着ノズル(次工程デバイス)6を、両者3、6間の精密な位置関係を保持した状態に備えたものである振動式フィーダー1において、
振動式フィーダー1の振動体部3の前後に近接して取付ベース4に設けた取付部7に板バネ8の上端を固定すると共に、該板バネ8の下端を振動体部3の前後の下端部付近に固定して、取付ベース4に振動式フィーダー1を吊り下げた状態に連結して備えた、振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段である。
図2は、本発明振動式フィーダーと受取・供給ステージ(次工程デバイス)の正面説明図である。
次工程デバイスの一例である受取・供給ステージ6は、振動式フィーダー1の先端部へ1列整列搬送してきたチップtを、一旦、該受取・供給ステージ6へ乗換え移乗する中継ステージであり、そのチップtを、例えば、高速間欠回転するチップ送給ローターのチップ装填凹部へ1個宛分離装填して搬送し、次いで、例えば、チップテープのチップ装填孔へ移乗装填してチップテープを製造するものである。
(図2参照)
本発明の実施例2を説明すると、
フィーダー部2と振動体部3から成り、多数個のチップtを整列搬送する振動式フィーダー1であり、該振動式フィーダー1の振動体部3を取付ベース4に、振動体部3の振動を防振・遮断する弾性体5を介在した状態で設置し、そのように設置した振動式フィーダー1と受取・供給ステージ(次工程デバイス)6を、両者3、6間の精密な位置関係を保持した状態に備えたものである振動式フィーダー1において、
振動式フィーダー1の振動体部3の前後に近接して取付ベース4に設けた取付部7に板バネ8の上端を固定すると共に、該板バネ8の下端を振動体部3の前後の下端部付近に固定して、取付ベース4に振動式フィーダー1を吊り下げた状態に連結して備えた、振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段である。
本発明は、上記のようなチップを整列搬送する振動式フィーダーに限らず、振動式フィーダーの振動体部を取付ベースに弾性体を介在して設置する方式を使用している各種ワークの振動式ストレートフィーダー、振動式ボールフィーダー等の設置位置を高精度に保持する手段として汎用し得る。
本発明実施例振動式フィーダーと吸着ノズル(次工程デバイス)の正面説明図。(実施例1) 本発明振動式フィーダーと受取・供給ステージ(次工程デバイス)の正面説明図。(実施例2)
t チップ
1 振動式フィーダー
2 フィーダー部
3 振動体部
4 取付ベース
5 弾性体
6 次工程デバイス(吸着ノズル、受取・供給ステージ)
7 取付部(取付ベース)
8 板バネ

Claims (1)

  1. フィーダー部と振動体部から成り、多数個のチップを整列搬送する振動式フィーダーであり、該振動式フィーダーの振動体部を取付ベースに、振動体部の振動を防振・遮断する弾性体を介在した状態で設置して備えたものである振動式フィーダーにおいて、
    振動式フィーダーの振動体部の前後、左右の一方若しくは両方に近接して取付ベースに設けた取付部に板バネの上端を固定すると共に、該板バネの下端を振動体部の前後、左右の一方若しくは両方の下端部付近に固定して、取付ベースに振動式フィーダーを吊り下げた状態に連結して備えた振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段であり、
    もって、弾性体の弾性性能のバラツキ、剛性不足、設置環境の変動による変化、経時的寸法変化に影響されることなしに、振動式フィーダーの設置位置を高精度に保持すると共に、該振動式フィーダーと次工程デバイス間の精密な相互位置関係を保持し得るようにしたことを特徴とする、振動式フィーダーの設置位置高精度保持手段。
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