JP5156454B2 - クーポン管理サーバ、電子クーポン決済システム、電子クーポンの特典選択方法及び電子クーポンの特典選択プログラム - Google Patents

クーポン管理サーバ、電子クーポン決済システム、電子クーポンの特典選択方法及び電子クーポンの特典選択プログラム Download PDF

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Description

本発明は、主に電子決済における電子クーポンに関する。
従来、商品購入の際に特典が受けられるクーポンは、多くの場合、紙などに印刷されて配布されている。そのため、紙に印刷されたクーポンでは、配布時にクーポンの特典内容が設定されている「購入時に5%引き」という特典が得られるクーポンは配布できたが、クーポンの特典内容を動的に変更するクーポンを配布することができなかった。また、「購入時、100人中5人は無料(抽選)」といった、利用時に内容が確定するクーポンを配布する場合には、クーポンが利用される際に店員が情報の確認等を行う必要があり、確認及びクーポンの管理が煩雑なため、あまり利用されていなかった。そこで、例えば、電子クーポンを用いて、商品の購入時に商品の購入履歴から割引率を設定する電子クーポンを提供する技術がある(特許文献1参照)。
特開2003−50942号公報
しかしながら、特許文献1の電子クーポンでは既に蓄積した情報を基にして利用者ごと、又は商品ごとに予め割引率を設定しているのみにとどまり、外的な環境情報、例えば、気象情報や、スポーツなどの試合の勝敗の結果に基づいて、電子クーポンの提供者側が任意にそのクーポンの特典内容情報を選択するような、電子クーポンを動的に設定することができないという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的は、電子クーポンを用いた決済システムにおいて、外部の環境情報を用いて電子クーポンの特典内容を動的に変更可能なクーポン管理サーバ及び電子クーポン決済システムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報の確定に用いられる環境情報が記憶される環境情報記憶部と、前記環境情報に対する問合せ要求に基づいて、前記環境情報記憶部から前記環境情報を読出して送信する情報取得部と、を備える情報サーバと、前記環境情報の問合せ要求が含まれ、前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を確定する処理を示す処理手順情報を、前記クーポンIDに対応付けて予め記憶する処理手順記憶部と、前記環境情報を、前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報に対応付けて記憶する特典内容記憶部と、前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出す処理手順選択部と、前記処理手順選択部が読み出した前記処理手順情報に基づいて、前記情報サーバに前記環境情報の問合せ要求を送信して前記環境情報を受信し、該送信した問合せ要求の応答として前記情報サーバから受信した前記環境情報に対応する前記電子クーポンの特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して確定し、該確定した特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信する選択手順実行部と、を備えるクーポン管理サーバと、を備えることを特徴とする電子クーポン決済システムである。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記電子クーポンの特典内容を示す情報は、商品購入の際の購入金額の割引率を示す情報である、又は、該電子クーポンに関連する新たな前記電子クーポンの配布を示す情報である、ことを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記環境情報は、前記クーポン処理端末が設置されている地域の気象情報であり、前記クーポン管理サーバは、前記クーポン処理端末を一意に識別する情報端末IDと、当該情報端末IDで示されるクーポン処理端末が設置されている地域情報とが対応付けられて記憶される情報端末所在記憶部、を備え、前記環境情報記憶部には、前記地域情報と、前記地域情報で示される地域の気象情報とが対応付けられて記憶され、前記処理手順情報は、前記選択手順実行部が、前記クーポン処理端末から受信する前記情報端末IDに対応する前記地域情報を前記情報端末所在記憶部から読出し、読み出した前記地域情報の前記気象情報を情報サーバに問合せ要求を送信し、該送信した問合せ要求の応答として前記情報サーバから受信した前記気象情報に対応する前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して、前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を確定する手順を示す情報である、ことを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記環境情報は、前記携帯端末IDに予め関連付けられた試合の勝敗情報であり、前記環境情報記憶部には、前記携帯端末IDと、前記勝敗情報とが対応付けられて記憶され、前記処理手順情報は、前記選択手順実行部が、前記携帯端末IDに対応する前記勝敗情報を情報サーバに問合せ要求を送信し、該送信した問合せ要求の応答として前記情報サーバから受信した前記勝敗情報に対応する前記電子クーポンの特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して、前記電子クーポンの特典内容を示す情報を確定する手順を示す情報である、ことを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記環境情報は、無作為に割当てられる当選か否かを示す当選情報であり、前記環境情報記憶部には、前記当選情報に対する問合せ要求数、及び前記問合せ要求の応答として送信した当選情報が当選率を示す情報として記憶され、前記情報取得部は、更に、前記環境情報記憶部から読み出した前記当選率を示す情報に基づいて、当選か否かを割当てる演算を行い、演算して得られた前記当選情報をクーポン管理サーバに送信し、前記処理手順情報は、前記選択手順実行部が、前記当選情報を情報サーバに問合せ要求を送信し、該送信の応答として受信した前記当選情報に対応する前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して、前記電子クーポンの特典内容を示す情報を確定する手順を示す情報である、ことを特徴とする。
また、本発明は、携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、前記電子クーポンの特典内容の確定に用いられる環境情報に対する問合せ要求を受信し、前記環境情報を送信する情報サーバと、クーポン管理サーバと、を具備する電子クーポン決済システムにおけるクーポン管理サーバであって、前記環境情報を前記情報サーバに問合せる情報が含まれる処理手順情報を前記クーポンIDに対応付けて記憶する処理手順記憶部と、前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出す処理手順選択部と、前記処理手順選択部が読み出した前記処理手順情報に基づいて、前記情報サーバに前記処理手順情報に含まれる前記問合せ要求を送信して、該送信の応答として受信した前記環境情報に基づいて、前記電子クーポンに対する特典内容を示す情報を確定し、該確定した特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信する選択手順実行部と、を備えることを特徴とするクーポン管理サーバである。
また、本発明は、携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、前記電子クーポンの特典内容の確定に用いられる環境情報が記憶される環境情報記憶部を備える情報サーバと、前記環境情報を前記情報サーバに問合せる情報が含まれる処理手順情報を前記クーポンIDに対応付けて記憶する処理手順記憶部を備えるクーポン管理サーバと、を具備する電子クーポン決済システムにおける電子クーポンの特典選択方法であって、前記クーポン処理端末のリーダライタ通信部が、前記携帯端末から前記クーポンIDを受信するステップと、前記クーポン処理端末の電子クーポン処理部が、受信した前記クーポンIDを含む前記特典内容確定要求をクーポン管理サーバに送信するステップと、前記クーポン管理サーバの処理手順選択部が、前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出すステップと、前記クーポン管理サーバの選択手順実行部が、読み出した前記処理手順情報に基づいて、前記情報サーバに前記環境情報の問合せ要求を送信するステップと、前記情報サーバの情報取得部が、前記クーポン管理サーバから受信する前記環境情報に対する問合せ要求に基づいて、前記環境情報記憶部から前記環境情報を読出して送信するステップと、前記選択手段実行部が、前記情報サーバから受信した前記環境情報により前記電子クーポンに対する特典内容を確定し、該確定した特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信するステップと、前記電子クーポン処理部が、前記電子クーポンの特典内容を示す情報を受信して前記電子クーポンに対応する特典の処理を行うステップと、を備えることを特徴とする電子クーポンの特典選択方法である。
また、本発明は、携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、前記クーポンの特典内容の確定に用いられる環境情報に対する問合せ要求を受信し、前記環境情報を送信する情報サーバと、前記環境情報を前記情報サーバに問合せる情報が含まれる処理手順情報を前記クーポンIDに対応付けて記憶する処理手順記憶部を備えるクーポン管理サーバと、を具備する電子クーポン決済システムにおけるクーポン管理サーバに用いられるコンピュータに、前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出すステップと、読み出した前記処理手順情報に含まれる前記環境情報の問合せ要求を前記情報サーバに送信するステップと、送信した前記環境情報の問合せ要求に対する該環境情報を前記情報サーバから受信し、受信した前記環境情報により前記電子クーポンに対する特典内容を確定し、該確定した特典内容を示す特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信するステップと、を実行させることを特徴とする電子クーポンの特典選択プログラムである。
この発明によれば、携帯端末に記憶される電子クーポンのクーポンIDに基づいて、クーポン管理サーバに記憶される電子クーポンの特典内容の選択の処理方法を読出し、読み出した処理方法に含まれる特典内容を示す情報を選択する情報を、情報サーバから取得する構成とした。情報サーバに記憶される環境情報を変更することにより、電子クーポンを処理する情報端末、リーダライタ装置、携帯端末、及びクーポン管理サーバの構成を変更せずに動的に電子クーポンの特典内容を変更することが可能になる。また、一旦配布した電子クーポンの特典内容を動的に変更することにより、閑散な時期に電子クーポンを利用する顧客の来店を促したり、電子クーポン自体に娯楽性を持たせたりすることが可能となる。更に、情報サーバに記憶する情報に多様性を持たせることで、単に商品の購入に対する興味だけでなく、スポーツなどと電子クーポンとの関連性を高めて、特定の顧客に来店の動機付けをすることも可能となる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態によるクーポン管理サーバ及び電子クーポン決済システムを図面を参照して説明する。
図1は、本第1実施形態による電子クーポン決済システム1を示す概略ブロック図である。電子クーポン決済システム1は、情報端末10、リーダライタ装置20、携帯端末30、クーポン管理サーバ40、外部イベントサーバ(情報サーバ)50、及び情報端末10とクーポン管理サーバ40と外部イベントサーバ50とを接続するネットワーク60を具備している。
情報端末10は、決済指示入出力部11、FSP(Frequent Shoppers Program)管理部12、電子決済部13、売上げ明細記憶部14、商品マスタ記憶部15、及び情報端末ID記憶部16を備えている。決済指示入出力部11は、例えば、人の操作により、決済対象となる商品の情報としての商品IDが含まれる電子決済の指示情報が入力される。FSP管理部12は、入力される決済対象となる商品の商品IDと、適用される電子クーポンのクーポンIDを含む電子決済の指示情報を電子決済部13に出力する。また、FSP管理部12は、特典が受けられる電子クーポンを一意に識別するクーポンIDに基づいて、得られる特典内容情報(特典内容を示す情報)で示される特典内容を処理する。電子決済部13は、FSP管理部12から入力される決済対象の商品ID及びクーポンIDを用いて、商品マスタ記憶部15から商品情報を読み出して決済処理を行う。また、電子決済部13は、決済結果を売上げ明細情報として売上げ明細記憶部14に書き込み記憶させる。
売上げ明細記憶部14には、決済結果が売上げ明細情報として記憶される。商品マスタ記憶部15には、決済対象となる商品情報が予め記憶される。情報端末ID記憶部16には、当該情報端末10を一意に識別するための情報端末IDが記憶されている。
また、情報端末10は、決済指示入出力部11に入力された電子決済の指示情報に基づいて、携帯端末30から支払いを受ける電子決済の処理を行うと共に、リーダライタ装置20から入力される電子クーポンのクーポンIDに対応した特典の処理を行う。
リーダライタ装置20は、決済アプリケーション部21、FSPアプリケーション部22、及びリーダライタ通信部23を備えている。決済アプリケーション部21は、情報端末10の電子決済部13から電子決済の指示情報を受信し、受信した電子決済の指示情報を、リーダライタ通信部23を介して、携帯端末30に送信する。FSPアプリケーション部22は、情報端末10のFSP管理部12からFSPアプリケーション起動の指示情報を受信して、リーダライタ通信部23を介して携帯端末30と電子クーポンを一意に識別するクーポンID及び電子クーポンの内容を示すクーポン情報の送受信をする。リーダライタ通信部23は、携帯端末30と通信を行う。
携帯端末30は、携帯端末通信部31、クーポン記憶部32、携帯端末ID記憶部33、及び携帯端末決済部34を備えている。携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20から受信する情報を受信して、電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報の送受信、及び電子決済の指示情報を受信する。クーポン記憶部32には、配布された電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報が記憶される。携帯端末ID記憶部33には、当該携帯端末30を一意に識別する携帯端末IDが記憶される。携帯端末決済部34は、リーダライタ装置20を介して情報端末10から受信した金額を支払う電子決済の処理を行う。
クーポン管理サーバ40は、処理手順選択部41、クーポンIDマスタ記憶部42、携帯端末IDマスタ記憶部43、割引方式記憶部44、選択手順実行部45、及び割引率記憶部46を備えている。処理手順選択部41は、ネットワーク60を介して情報端末10から受信したクーポンIDに対応した割引方式IDを読み出し、読み出した割引方式IDに対応する処理方法としての処理手順情報を割引方式記憶部44から読み出して、処理手順を選択する。また、処理手順選択部41は、クーポンIDマスタ記憶部42から読み出し、読み出した電子クーポン情報のクーポンID及びクーポン情報を新たに配布する電子クーポンを示す情報として送信する。クーポンIDマスタ記憶部42には、電子クーポンの内容を示す電子クーポン情報が記憶される。携帯端末IDマスタ記憶部43には、携帯端末IDごとの電子クーポンを示す情報の配布状況を示す電子クーポン配布情報が記憶される。割引方式記憶部44には、電子クーポンの特典内容情報を定める処理手順としての処理手順情報が記憶される。選択手順実行部45は、入力される処理手順情報に基づいて、電子クーポンの特典内容情報を選択して確定する。割引率記憶部46には、電子クーポンの特典内容情報である割引率情報が記憶される。
外部イベントサーバ50は、情報取得部51、及びイベント情報記憶部(環境情報記憶部)52を備えている。情報取得部51は、外部の事象を示すイベント情報(環境情報)の問合せ要求を受信し、受信した問合せ要求に応じたイベント情報をイベント情報記憶部52から読み出して、送信する。イベント情報記憶部52には、電子クーポンの特典内容情報の選択に用いられる外部の事象を示すイベント情報が記録される。
次に、情報端末10、携帯端末30、クーポン管理サーバ40、及び外部イベントサーバ50に記憶される情報について、図を用いて説明する。
まず、図2(a)は、携帯端末ID記憶部33に記憶される携帯端末IDテーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、携帯端末IDテーブルは、携帯端末30を一意に識別するための携帯端末IDを有している。図2(b)は、クーポン記憶部32に記憶される取得電子クーポンテーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように取得電子クーポンテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、クーポンID、及びクーポン情報の各項目の列を有している。取得電子クーポンテーブルの各行は、クーポンIDごとに存在する。クーポンIDは、電子クーポンを一意に識別する識別子である。クーポン情報は、電子クーポンの特典内容について示す情報であり、携帯端末30上で記憶されている電子クーポンについて、情報を出力するときに用いられる。
図3(a)は、商品マスタ記憶部15に記憶される商品マスタテーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、商品マスタテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、商品を一意に識別する商品ID、商品の名称である商品名、及び商品の価格を示す商品金額の各項目の列を有している。商品マスタテーブルの各行は、商品ごとに存在する商品情報である。
図3(b)は、情報端末ID記憶部16に記憶される情報端末IDテーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、情報端末IDテーブルは、情報端末10を一意に識別するための情報端末IDを有している。
図3(c)は、売上げ明細記憶部14に記憶される売上げ明細テーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、売上げ明細テーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、取引決済ID、クーポンID、割引後取引決済金額、及び割引金額の各項目の列を有している。取引決済IDは、決済を一意に識別する識別子である。クーポンIDは、決済に適用された電子クーポンのクーポンIDである。割引後取引決済金額は、電子クーポンの特典内容情報を適用して決済された金額である。割引金額は、電子クーポンの特典内容情報を適用して割引かれた金額である。売上げ明細テーブルの各行は、売上げごとに存在する売上げ明細情報である。
図4(a)は、クーポンIDマスタ記憶部42に記憶されるクーポンIDマスタテーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、クーポンIDマスタテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、クーポンID、クーポン情報、及び割引方式IDの各項目の列を有している。また、クーポンIDマスタテーブルの各行は、電子クーポンごとに存在する電子クーポン情報である。クーポンIDは、電子クーポンを一意に識別するクーポンIDである。クーポン情報は、電子クーポンの特典内容を消費者に示す情報である。割引方式IDは、当該電子クーポンの特典内容情報を選択する処理手順を一意に識別する識別子である。
図4(b)は、携帯端末IDマスタ記憶部43に記憶される携帯端末IDマスタテーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、携帯端末IDマスタテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、携帯端末ID、及びクーポン配布フラグの各項目の列を有している。また、携帯端末IDマスタテーブルの各行は、携帯端末ごとに存在する電子クーポン配布情報である。携帯端末IDは、携帯端末30を一意に識別する携帯端末IDである。クーポン配布フラグは、携帯端末IDで示される携帯端末30に対する電子クーポンの配布状況を示す情報である。
図4(c)は、割引方式記憶部44に記憶される割引方式テーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、割引方式テーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、割引方式ID、及び処理方法の各項目の列を有している。また、割引方式テーブルの各行は、電子クーポンの特典内容情報を選択して確定する処理手順ごとに存在する。処理手順とは、電子クーポンの特典内容情報を選択する際に、選択手順実行部45が行う処理のことである。例えば、処理手順は、情報端末10から受信した携帯端末IDに対応する会員ランクの問合せ要求を外部イベントサーバ50に送信し、当該送信の応答として受信するイベント情報である会員ランクに対応する割引率を割引率記憶部46から読出し、読み出した割引率を特典内容情報とする、ことである。割引方式IDは、処理手順情報を一意に識別する識別子である。割引方式テーブルは、割引方式IDによりクーポンIDマスタ記憶部42に記憶されるクーポンIDマスタテーブルと関連付けられている。処理方法は、処理手順を示す処理手順情報である。
図4(d)は、割引率記憶部46に記憶される割引率テーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、割引率テーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、会員ランクと割引率との各項目の列からなる表形式のデータである。また、割引率テーブルは、会員ランクごとに存在する。会員ランクは、携帯端末IDごとに対応付けられたグループを示す情報である。割引率は、電子クーポンの特典内容情報としての決済金額の割引率である。
図5は、イベント情報記憶部52に記憶される会員管理マスタテーブルのデータ構成を示す概略図である。図示するように、会員管理マスタテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、携帯端末IDと会員ランクとの各項目の列を有している。また、会員管理マスタテーブルの各行は、携帯端末IDごとに存在する。携帯端末IDは、携帯端末30を一意に識別する識別子である。会員ランクは、携帯端末IDごとに対応付けられたグループを示す情報である。
次に、情報端末10、リーダライタ装置20、携帯端末30、及びクーポン管理サーバ40の処理をフローチャートを用いて説明する。
図6は、クーポン管理サーバ40の処理を示すフローチャートである。
まず、処理手順選択部41は、情報端末10からクーポンID及び携帯端末IDを含む電子クーポンの特典内容情報を選択する要求を受信する(ステップS401)。
処理手順選択部41は、受信したクーポンIDに対応する割引方式IDをクーポンIDマスタ記憶部42から読み出し、読み出した割引方式IDに対応した処理手順情報を割引方式記憶部44から読み出す(ステップS402)。このように、処理手順選択部41は、クーポンIDマスタ記憶部42に記録された割引方式ID及び割引方式記憶部44に記憶された処理手順情報を読み出すことで、電子クーポンの特典内容情報を確定(選択)するための処理手順を選択する。
処理手順選択部41は、読み出した処理手順情報を選択手順実行部45に出力する。選択手順実行部45は、入力された処理手順情報に含まれるイベント情報の問合せ要求を示す情報に従い、イベント情報の問合せ要求を外部イベントサーバ50に送信して、電子クーポンの特典内容情報を選択する処理を開始する(ステップS403)。
選択手順実行部45は、入力された処理手順に含まれるイベント情報の問合せ要求をネットワーク60を介して、外部イベントサーバ50に送信する。選択手順実行部45は、当該送信の応答としてイベント情報を受信する(ステップS404)。
選択手順実行部45は、受信したイベント情報に対応する特典内容を割引率記憶部46から読み出す(ステップS405)。
選択手順実行部45は、割引率記憶部46から読み出した電子クーポンの特典内容情報をネットワーク60を介して、情報端末10に送信する(ステップS406)。
以上の処理により、クーポン管理サーバ40は、電子クーポンのクーポンIDを受信し、受信したクーポンIDに応じて、電子クーポンの特典内容情報を選択する。
次に、図7は、情報端末10の処理を示すフローチャートである。
まず、決済指示入出力部11は、決済対象の商品IDを含む携帯端末30から支払いを受ける電子決済の指示情報が入力される(ステップS101)。
決済指示入出力部11は、入力された電子決済の指示情報をFSP管理部12に出力する。FSP管理部12は、電子決済の指示情報が入力されると、リーダライタ装置20のFSPアプリケーション部22にFSPアプリケーションの起動を指示する(ステップS102)。
FSP管理部12は、リーダライタ装置20のFSPアプリケーション部22から携帯端末ID、及びクーポンIDを含む特典内容情報の確定を要求する情報を受信して、受信した情報を、ネットワーク60を介して、クーポン管理サーバ40に送信することで、特典内容情報の確定を要求する情報を中継する。
更に、FSP管理部12は、クーポン管理サーバ40から電子クーポンの特典内容情報を受信し、受信した特典内容情報をリーダライタ装置20に送信して、中継をする。
FSP管理部12は、リーダライタ装置20のFSPアプリケーション部22からFSPアプリケーションの終了確認、及び電子クーポンの特典内容情報を受信する(ステップS103)。
FSP管理部12は、電子決済対象の商品ID、適用される電子クーポンのクーポンID、及び受信した電子クーポンの特典内容情報を電子決済部13に出力する。電子決済部13は、入力された商品IDに対応する商品金額を商品マスタ記憶部15から読み出す。また、電子決済部13は、入力された電子クーポンの特典内容情報に基づいて、決済金額の算出を行う(ステップS104)。
続いて、電子決済部13は、算出した決算金額を含む決済要求をリーダライタ装置20の決済アプリケーション部21に送信して、決済アプリケーションを起動させる(ステップS105)。
電子決済部13は、リーダライタ装置20の決済アプリケーション部21から決済終了を示す情報を受信すると、当該決済を一意に識別できる識別子を割当て、適用した電子クーポンのクーポンID、決済した金額、及び電子クーポンの特典内容情報を適用したことによる割引金額とを対応付けて売上げ明細情報として売上げ明細記憶部14に書き込み、記憶させる。続いて、電子決済部13は、FSP管理部12に電子決済の完了を示す情報を出力する。FSP管理部12は、電子決済部13から電子決済完了を示す情報が入力されると、決済指示入出力部11に電子決済が完了したことを出力させる(ステップS106)。
なお、決済指示入出力部11が行う電子決済が完了したことに対する出力は、画像情報、音情報、紙などに印刷されるテキスト情報などである。
次に、図8は、リーダライタ装置20の処理を示したフローチャートである。
まず、FSPアプリケーション部22は、情報端末10からFSPアプリケーション起動の指示情報を受信する(ステップS201)。
FSPアプリケーション部22は、リーダライタ通信部23を介して、携帯端末30に携帯端末IDの要求を送信する(ステップS202)。
FSPアプリケーション部22は、リーダライタ通信部23を介して、携帯端末30から携帯端末IDを受信する(ステップS203)。
FSPアプリケーション部22は、携帯端末IDを受信すると、リーダライタ通信部23を介して、携帯端末30に記憶されている電子クーポンのクーポンIDの要求を送信する(ステップS204)。
FSPアプリケーション部22は、リーダライタ通信部23を介して、携帯端末30に記憶されているクーポンIDを受信する(ステップS205)。
続いて、FSPアプリケーション部22は、受信したクーポンID及び携帯端末IDを含む電子クーポンの特典内容情報を確定する要求を情報端末10に送信する(ステップS206)。
FSPアプリケーション部22は、情報端末10を介して、クーポン管理サーバ40で選択された電子クーポンの特典内容情報を受信する(ステップS207)。
また、FSPアプリケーション部22は、新たな電子クーポンを配布するために、クーポンIDをリーダライタ通信部23を介して携帯端末30に送信して、記憶させる(ステップS208)。
更に、リーダライタ通信部23は、受信した特典内容情報を含むFSPアプリケーション終了の通知情報を情報端末10のFSP管理部12に送信する(ステップS209)。
決済アプリケーション部21は、情報端末10から決済金額を含む決済アプリケーション起動の指示情報を受信し、決済アプリケーションを起動する(ステップS210)。
決済アプリケーション部21は、受信した決済金額を含む電子決済の指示情報をリーダライタ通信部23を介して、携帯端末30に送信する(ステップS211)。
決済アプリケーション部21は、携帯端末30から電子決済完了を示す情報を受信すると、決済アプリケーションを終了して、情報端末10に電子決済完了を示す情報を送信する(ステップS212)。
次に、図9は、携帯端末30の処理を示すフローチャートである。
まず、携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20から携帯端末IDの要求を受信すると、携帯端末ID記憶部33から携帯端末IDを読み出し、読み出した携帯端末IDをリーダライタ装置20に送信する(ステップS301)。
続いて、携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20からクーポンIDの要求を受信すると、クーポン記憶部32からクーポンIDを読出し、読み出したクーポンIDをリーダライタ装置20に送信する(ステップS302)。
また、携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20から新たな電子クーポンのクーポンIDを受信し、受信したクーポンID及びクーポン情報をクーポン記憶部32に書き込み、記憶させる(ステップS303)。
携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20から電子決済の指示情報を受信すると、受信した決済指示を携帯端末決済部34に出力する。携帯端末決済部34は、入力された電子決済の指示情報に含まれる金額を支払う電子決済を行い、電子決済完了を示す情報を携帯端末通信部31に出力する。携帯端末通信部31は、携帯端末決済部34から入力された電子決済完了を示す情報をリーダライタ装置20に送信する(ステップS304)。
次に図10から図13を用いて、電子クーポン決済システム1の処理を説明する。なお、電子クーポン決済システム1の処理は、図10、図11、図12、及び図13に図示される順に処理は行われる。また、商品マスタ記憶部15には、図3(a)に示される情報が記憶され、情報端末ID記憶部16には、図3(b)に示される情報が記憶されている。また、クーポン記憶部32には、図2(b)に示される情報が記憶され、携帯端末ID記憶部33には、図2(a)に示される情報が記憶されている。クーポンIDマスタ記憶部42には、図4(a)に示される情報が記憶され、携帯端末IDマスタ記憶部43には、図4(b)に示される情報が記憶され、割引方式記憶部44には、図4(c)に示される情報が記憶され、割引率記憶部46には、図4(d)に示される情報が記憶されている。また、イベント情報記憶部52には、図5で示される情報が記憶されている。
まず、情報端末10の決済指示入出力部11は、決済対象の商品ID「12345」を含んだ携帯端末30から支払いを受ける電子決済の指示情報が入力される(ステップS101)。決済指示入出力部11は、入力された電子決済の指示情報をFSP管理部12に出力する。FSP管理部12は、リーダライタ装置20のFSPアプリケーション部22にFSPアプリケーション起動の指示情報を送信する(ステップS102、及びステップS601)。
リーダライタ装置20のFSPアプリケーション部22は、情報端末10からFSPアプリケーション起動の指示情報を受信すると、FSPアプリケーションを起動し(ステップS201)、リーダライタ通信部23を介して携帯端末IDの要求を送信する(ステップS202、及びステップS602)。
携帯端末30の携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20から携帯端末IDの要求を受信すると、携帯端末ID記憶部33から携帯端末ID「123456789」を読み出し、読み出した携帯端末IDをリーダライタ装置20に送信する(ステップS301、及びステップS603)。
リーダライタ装置20のリーダライタ通信部23は、携帯端末30から携帯端末ID「123456789」を受信し、受信した携帯端末IDをFSPアプリケーション部22に出力する(ステップS203)。FSPアプリケーション部22は、携帯端末IDが入力されると、リーダライタ通信部23を介して携帯端末30にクーポンID要求を送信する(ステップS204、及びステップS604)。
携帯端末30の携帯端末通信部31は、クーポンID要求を受信すると、クーポン記憶部32からクーポンID「C00123」を読み出し、読み出したクーポンIDを20に送信する(ステップS302、及びステップS605)。
リーダライタ装置20のリーダライタ通信部23は、携帯端末30からクーポンID「C00123」を受信すると、受信したクーポンIDをFSPアプリケーション部22に出力する(ステップS205)。FSPアプリケーション部22は、携帯端末ID「0123456789」と、入力されたクーポンIDを含む電子クーポンの特典内容情報を確定する要求を情報端末10に送信する(ステップS206、及びステップS606)。
情報端末10のFSP管理部12は、リーダライタ装置20から受信した電子クーポンの特典内容情報を確定する要求を、ネットワーク60を介して、クーポン管理サーバ40に送信する。
クーポン管理サーバ40の処理手順選択部41は、情報端末10から特典内容の確定要求を受信する(ステップS401)。処理手順選択部41は、受信した特典内容の確定要求に含まれるクーポンID「C00123」に対応する割引方式ID「M00001」をクーポン記憶部32から読み出し、読み出した割引方式ID「M00001」に対応する処理手順情報「処理A」を割引方式記憶部44から読み出す(ステップS402)。なお、「処理A」は、外部イベントサーバ50に携帯端末IDに対応する会員ランクを取得する、という問合せ要求の情報が含まれ、携帯端末IDに割当てられた会員ランクに応じた割引に対応して、電子クーポンの特典内容情報を決定する処理を示す。処理手順選択部41は、「処理A」と、受信した特典内容情報の確定を要求する情報に含まれた携帯端末IDとを選択手順実行部45に出力する。選択手順実行部45は、処理手順選択部41から入力された処理手順情報に従い、情報端末10から入力された携帯端末ID「0123456789」に対応する会員ランクの問合せ要求をイベント情報の問合せ要求として、ネットワーク60を介して、外部イベントサーバ50に送信する(ステップS403、及びステップS607)。
外部イベントサーバ50の情報取得部51は、受信した問合せ要求に対応する携帯端末ID「0123456789」に割当てられた会員ランク「A」をイベント情報記憶部52から読み出し、読み出した会員ランク「A」を、ネットワーク60を介して、クーポン管理サーバ40に送信する(ステップS501、及びステップS608)。
クーポン管理サーバ40の選択手順実行部45は、外部イベントサーバ50から、問合せ要求に対するイベント情報としての会員ランク「A」を受信する(ステップS404)。選択手順実行部45は、受信した会員ランク「A」に対応する電子クーポンの特典内容情報としての割引率を割引率記憶部46から読み出して確定すると共に(ステップS405)、読み出した特典内容「30%割引」を、ネットワーク60を介して、情報端末10に送信する。また、処理手順選択部41は、クーポンIDマスタ記憶部42から、受信した携帯端末ID及びクーポンIDに関連する電子クーポン情報を読出し、読み出した電子クーポン情報のクーポンIDとクーポン情報を新たに配布する電子クーポンとして情報端末10に送信する(ステップS406、及びステップS609)。
情報端末10のFSP管理部12は、クーポン管理サーバ40から受信した特典内容情報、及び新たに配布する電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報を、リーダライタ装置20に送信して、中継する。
リーダライタ装置20のFSPアプリケーション部22は、情報端末10から特典内容情報「30%割引」受信すると、特典内容情報と共に受信した新たに配布する電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報を、リーダライタ通信部23を介して、携帯端末30に送信する(ステップS208、及びステップS610)。
携帯端末30の携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20からクーポンID及びクーポン情報を受信し、受信したクーポンID「C00456」及びクーポン情報「100人に5人は無料」をクーポン記憶部32に書き込み、記憶させる。また、携帯端末通信部31は、新たな電子クーポンを受取完了を示す情報をリーダライタ装置20に送信する(ステップS303、及びステップS611)。
リーダライタ装置20のリーダライタ通信部23は、新たな電子クーポンの受領情報を受信すると、受領情報をFSPアプリケーション部22に出力する。FSPアプリケーション部22は、受領情報が入力されると、FSPアプリケーションを終了して、既に受信している特典内容情報「30%割引」と、FSPアプリケーション終了の通知とを情報端末10に送信する(ステップS209、及びステップS612)。
情報端末10のFSP管理部12は、リーダライタ装置20から確定された特典内容情報「30%割引」と、FSPアプリケーション終了の通知とを受信し(ステップS103)、受信した特典内容情報と、適用する電子クーポンのクーポンID「C00123」と、決済対象の商品ID「12345」とを電子決済部13に出力する。電子決済部13は、特典内容情報と商品IDとが入力され、入力された商品IDに対応する商品金額「1000」を商品マスタ記憶部15から読み出す。また、電子決済部13は、商品金額と、入力された特典内容情報「30%割引」に基づいて、決済金額「700」及び割引金額「300」を算出する(ステップS104)。更に、電子決済部13は、算出した決済金額を含む電子決済の指示情報をリーダライタ装置20に送信して、決済アプリケーションを起動させる(ステップS105、及びステップS613)。
リーダライタ装置20の決済アプリケーション部21は、情報端末10から電子決済の指示情報を受信すると、決済アプリケーションを起動させ(ステップS210)、受信した電子決済の指示情報を、リーダライタ通信部23を介して、携帯端末30に送信する(ステップS211、及びステップS614)。
携帯端末30の携帯端末通信部31は、リーダライタ装置20から電子決済の指示情報を受信すると、電子決済の指示情報を携帯端末決済部34に出力する。携帯端末決済部34は、入力された決済金額「700」を含む電子決済の指示情報に従い、決済金額「700」を支払う電子決済の処理を行い、電子決済完了を示す情報を、携帯端末通信部31を介して、リーダライタ装置20に送信する(ステップS304、及びステップS615)。
リーダライタ装置20のリーダライタ通信部23は、携帯端末30から電子決済完了を示す情報を受信すると、受信した電子決済完了を示す情報を決済アプリケーション部21に出力する。決済アプリケーション部21は、決済アプリケーションを終了させて、情報端末10に電子決済完了を示す情報を送信する(ステップS212、及びステップS616)。
情報端末10の電子決済部13は、リーダライタ装置20から電子決済完了を示す情報を受信すると、当該電子決済を一意に識別する取引決済ID「T07045321」を割当てる。また、電子決済部13は、割当てた取引決済ID「T07045321」と、適用したクーポンID「C00123」、割引後取引決済金額「700」、及び割引金額「300」とを売上げ明細情報として、売上げ明細記憶部14に書き込み、記憶させる。続いて、電子決済部13は、FSP管理部12に電子決済完了を示す情報を出力する。FSP管理部12は、電子決済完了を示す情報が入力されると、決済指示入出力部11に商品ID「12345」に対する電子決済が完了したことを出力させる(ステップS106)。
以上のように、電子クーポン決済システム1では、携帯端末30から読み出した電子クーポンのクーポンIDに基づいて、クーポン管理サーバ40が外部イベントサーバ50のイベント情報を読み出して、電子クーポンの特典内容情報を動的に確定(選択)することが可能となる。
情報端末10及びリーダライタ装置20は、選択された電子クーポンの特典内容情報に応じて、電子決済を行う。
なお、本第1実施形態では、クーポンIDマスタ記憶部42に記憶される電子クーポン情報は、クーポンID、クーポン情報、及び割引方式IDとしたが、割引対象商品IDを加え、特定の商品の購入に対して電子クーポンの特典内容情報を処理してもよい。この場合、情報端末10は、商品IDを含む電子クーポンの特典内容情報を確定する要求をクーポン管理サーバ40に送信する。更に、処理手順選択部41が電子クーポンの特典内容情報を確定(選択)する処理方法を読み出すとき、受信した商品ID及びクーポンIDに対応する割引方式IDを読み出し、読み出した割引方式IDに対応した処理方法を選択手順実行部45に出力することになる。
なお、新たな電子クーポンの配布は、クーポン管理サーバ40で電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報を読み出すのではなく、予め配布する電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報をリーダライタ装置20に記憶させておき、電子クーポンが利用される際に、リーダライタ装置20が、当該記憶された電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報を携帯端末30に送信して、記憶させることで配布を行ってもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、電子クーポンの特典内容情報を外部イベントサーバ50に記憶される気象情報により選択する電子クーポン決済システム1について説明する。情報端末10、リーダライタ装置20、携帯端末30、及び外部イベントサーバ50は、第1実施形態と同じ内部構成を有している。クーポン管理サーバ40は、第1実施形態の内部構成に加え、情報端末10が設置されている地域情報を記憶する情報端末所在記憶部47を備える。情報端末所在記憶部47には、情報端末IDごとに当該情報端末IDが示す情報端末10が設置されている地域情報が対応付けて記憶される。この地域情報とは、例えば、県や、市町村などの地域を示す情報である。なお、外部イベントサーバ50は、第1実施形態と同じ内部構成を有しているが、イベント情報記憶部52に記憶される情報は、地域情報と、当該地域情報で示される地域の気象情報とが対応付けられた情報である。また、イベント情報記憶部52に記憶される気象情報は、気象状態の変化に応じて更新される。気象情報の更新は、例えば、人が気象情報を更新してもよいし、気象情報を配信する装置から定期的に受信して更新してもよい。
割引率記憶部46には、気象情報ごとに割引率が対応付けられて記憶される。例えば、「晴れ」と「5%割引」とが対応付けられ、「雨」と「20%割引」とが対応付けられる。
割引方式記憶部44に記憶された処理手順情報としては、選択手順実行部45が、情報端末10から受信した情報端末IDに対応する地域情報を情報端末所在記憶部47から読み出し、読み出した地域情報の気象情報の問合せ要求を外部イベントサーバ50に送信する。更に、選択手順実行部45が、当該送信の応答として受信する気象情報に対応付けられた割引率を割引率記憶部46から読出し、読み出した割引率を電子クーポンの特典内容情報として確定する、ことである。
第2実施形態のリーダライタ装置20の処理は、第1実施形態のリーダライタ装置20の処理、すなわち、ステップS201からステップS212までの処理と同じである。また、第2実施形態の携帯端末30の処理は、第1実施形態の携帯端末30の処理、すなわち、ステップS301からステップS304までの処理と同じである。
第2実施形態の情報端末10では、第1実施形態における電子クーポンの特典内容情報の確定要求を中継する処理に代わり、FSP管理部12が、リーダライタ装置20から受信した電子クーポンの特典内容情報の確定を要求する情報と共に、情報端末ID記憶部16から読み出した情報端末IDをクーポン管理サーバ40に送信して、中継する。
第2実施形態における情報端末10の処理は、第1実施形態における電子クーポンの特典内容情報の確定要求を中継する処理が異なる。他のステップの処理は、第1実施形態の情報端末10の処理と同じである。
第2実施形態のクーポン管理サーバ40では、第1実施形態のステップS403の処理に代わり、選択手順実行部45が、処理手順選択部41から入力された処理手順情報に従い、情報端末10から入力された情報端末IDに対応する地域情報を情報端末所在記憶部47から読み出す。更に、選択手順実行部45が、読み出した地域情報の気象情報の問合せ要求をイベント情報の問合せ要求として、ネットワーク60を介して、外部イベントサーバ50に送信する(ステップS403a)。
また、第2実施形態のクーポン管理サーバ40では、第1実施形態のステップS404の処理に代わり、選択手順実行部45が、送信した問合せ要求の応答として気象情報を外部イベントサーバ50から受信する(ステップS404a)。
また、第2実施形態のクーポン管理サーバ40では、第1実施形態のステップS405の処理に代わり、選択手順実行部45が、受信した気象情報に対応する割引率を割引率記憶部46から読出し、読み出した割引率を電子クーポンの特典内容情報とする(ステップS405a)。
第2実施形態におけるクーポン管理サーバ40の処理は、第1実施形態とステップS403からステップS405までの処理が異なり、他のステップの処理は、第1実施形態のクーポン管理サーバ40の処理と同じである。
上述のように電子クーポン決済システム1を構成することで、気象情報に基づいて電子クーポンの特典内容情報を動的に変更することが可能となる。
このように、気象情報により、割引率を動的に変更させることで、雨などの悪い閑散な時期に、顧客の来店を促して、顧客負荷分散をすることが可能となる。
なお、電子クーポンの特典内容情報の選択処理手順として、スポーツなどのゲーム結果に応じて電子クーポンの特典内容情報を選択する手順としてもよい。その場合、クーポン管理サーバ40の情報端末所在記憶部47は、携帯端末IDごとに顧客がひいき又は応援しているスポーツのチームなどの情報が予め記録される。イベント情報記憶部52には、気象情報に代わり、チームごとの勝敗が記憶される。また、割引率記憶部46には、勝敗結果に対応する割引率が記憶される。選択手順実行部45は、情報端末10から送信される携帯端末IDに対応したチームの情報を情報端末所在記憶部47から読出して、読み出したチームの勝敗結果を外部イベントサーバ50に問合せ要求を送信して、当該送信の応答として受信するチームの勝敗結果を受信する。更に、選択手順実行部45は、受信したチームの勝敗結果に対応する割引率を割引率記憶部46から読み出す。
これにより、電子クーポンの特典内容情報は、勝敗結果に応じて選択されることになる。例えば、電子クーポンの特典内容情報としては、携帯端末30ごとに予め定められたチームが勝利したとき20%割引、負けたときは5%割引とする。また、外部イベントサーバ50のイベント情報記憶部52に記録される勝敗情報は、電子クーポンの特典内容情報の選択に用いられる勝敗が決まった時点で更新されることになる。
このように、スポーツなどのゲームと連動することにより、特定のスポーツやチームに興味を持つ顧客に積極的に電子クーポンに興味を持たせることが可能となる。
なお、電子クーポンの特典内容情報の選択処理手順として、電子クーポンを利用に対して無作為に特典内容情報を割当て、電子クーポンの特典内容情報を選択する手順としてもよい。例えば、電子クーポンの特典内容情報としては、20人に1人は無料(100%割引)などである。この場合、外部イベントサーバ50の情報取得部51は、イベント情報記憶部52からイベント情報として無料の電子クーポンの特典内容情報が割当てられる当選情報の数、及びイベント情報の問合せ要求の数を読出し、クーポン管理サーバ40からの問合せ要求に対して20人に1人が無料(100%割引)の特典内容情報が割当てられる演算を行う。又は、予め定めた確率に応じて、問合せ要求に対して動的にランクを返答する。割引率記憶部46には、ランクに応じた割引率、例えば、100%割引、が記憶されることになる。
このように、電子クーポンの特典内容情報を選択することで、娯楽性のある電子クーポンを提供して、顧客の興味を引き、来店を促すことが可能となる。
なお、電子クーポンの特典内容情報の選択処理手順として、選択手順実行部45が、曜日や日付に対応付けられたランクをイベント情報として問合せ要求を外部イベントサーバ50に送信して、送信の応答としてランクを受信する。選択手順実行部45は、割引率記憶部46に記憶されたランクに対応付けられた割引率を読み出すとしてもよい。すなわち、曜日や日付に基づいて電子クーポンの特典内容情報を選択する処理手順としてもよい。例えば、水曜日は10%割引などである。この場合、外部イベントサーバ50に対する問合せ要求に対する応答として、曜日や日付に対応付けられたランクが得られ、電子クーポンの特典内容情報を選択することになる。イベント情報記憶部52には、会員管理マスタテーブルが記憶される代わりに、曜日や日付ごとに対応したランク情報を記憶し、割引率記憶部46は、ランク情報に対応した割引率が記録されることになる。また、外部イベントサーバ50のイベント情報記憶部52に記憶される対応付けは、曜日や日付に応じた店舗の売上げなど販売状況に応じて変更される。
このように、電子クーポンの特典内容情報を動的に変更することで、顧客の来店時期を分散させることが可能になり、閑散な時間帯及び時期に顧客の来店を促すことが可能となる。
また、電子クーポンの特典内容情報の選択手順として、上述した特典内容情報の選択手順を組合わせて用いてもよい。組合わせた例としては、毎週月曜日は、先着500名まで10%割引などを電子クーポンの特典内容情報とすることになる。
また、電子クーポンの特典内容情報としては、決済における割引を示す情報ではなく、新たな電子クーポンの配布自体を特典内容情報としてもよい。その場合、割引率記憶部46には、配布される電子クーポンのクーポンIDが特典内容情報として記憶される。選択手順実行部45は、特典内容としての電子クーポンのクーポンIDに対応する電子クーポン情報をクーポンIDマスタ記憶部42から読出して、情報端末10を経由してリーダライタ装置20に送信する。リーダライタ装置20は、受信した電子クーポンのクーポンID及びクーポン情報を、携帯端末30に送信して、記憶させることで配布をすることになる。
更に、上述の電子クーポンの配布を特典内容情報とする電子クーポン決済システム1において、電子決済と連動せずに、情報端末10とリーダライタ装置20とをMMK(Multi Media Kiosk)端末として設置し、MMK端末と携帯端末30とを通信させることで、電子クーポンの配布を受けられるシステムとしてもよい。例えば、情報端末IDと情報端末10が設置される地域とを対応付けた情報が記憶される記憶部を設け、地域ごとに電子クーポンの特典内容情報として配布される電子クーポンのクーポンIDが当該記憶部に記憶される。このようなシステムでは、顧客が特定の地域、例えば観光地など、に足を運ぶことに対する動機付けに用いることが可能となる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態においては、情報端末10とリーダライタ装置20は、異なる端末として説明したが、一体の電子クーポン処理端末70として構成してもよい。また、クーポン管理サーバ40と外部イベントサーバ50は、異なるサーバとして説明したが、同一のサーバとしてもよい。そのとき、選択手順実行部45と情報取得部51を個別の機能部として設けずに1つの機能部としてもよい。
なお、本発明に記載の電子クーポン処理部は、FSP管理部12に対応する。また、本発明に記載の電子クーポン中継部は、FSPアプリケーション部22に対応する。また、本発明に記載の処理手順記憶部は、割引方式記憶部44に対応する。
上述の情報端末10、リーダライタ装置20、携帯端末30、及びクーポン管理サーバ40は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した電子クーポン決済システム1の処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
第1実施形態による電子クーポン決済システムの概略、及び電子クーポン決済システムを構成する携帯端末、リーダライタ装置、情報端末、クーポン管理サーバ、及び外部イベントサーバの接続と内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態における携帯端末に記憶される情報の概略図である。 第1実施形態における情報端末に記憶される情報の概略図である。 第1実施形態におけるクーポン管理サーバに記憶される情報の概略図である。 第1実施形態における外部イベントサーバに記憶される情報の概略図である。 第1実施形態におけるクーポン管理サーバの処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における情報端末の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるリーダライタ装置の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における携帯端末の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における電子クーポン決済システムの処理を示すシーケンス図である。 第1実施形態における電子クーポン決済システムの処理を示すシーケンス図である。 第1実施形態における電子クーポン決済システムの処理を示すシーケンス図である。 第1実施形態における電子クーポン決済システムの処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…電子クーポン決済システム
10…情報端末、11…決済指示入出力部、12…FSP管理部
13…電子決済部、14…売上げ明細記憶部、15…商品マスタ記憶部
16…情報端末ID記憶部
20…リーダライタ装置、21…決済アプリケーション部
22…FSPアプリケーション部、23…リーダライタ通信部
30…携帯端末、31…携帯端末通信部、32…クーポン記憶部
33…携帯端末ID記憶部、34…携帯端末決済部
40…クーポン管理サーバ、41…処理手順選択部、42…クーポンIDマスタ記憶部
43…携帯端末IDマスタ記憶部、44…割引方式記憶部、45…選択手順実行部
46…割引率記憶部、47…情報端末所在記憶部
50…外部イベントサーバ、51…情報取得部、52…イベント情報記憶部
60…ネットワーク
70…電子クーポン処理端末

Claims (8)

  1. 携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、
    前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報の確定に用いられる環境情報が記憶される環境情報記憶部と、
    前記環境情報に対する問合せ要求に基づいて、前記環境情報記憶部から前記環境情報を読出して送信する情報取得部と、
    を備える情報サーバと、
    前記環境情報の問合せ要求が含まれ、前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を確定する処理を示す処理手順情報を、前記クーポンIDに対応付けて予め記憶する処理手順記憶部と、
    前記環境情報を、前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報に対応付けて記憶する特典内容記憶部と、
    前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出す処理手順選択部と、
    前記処理手順選択部が読み出した前記処理手順情報に基づいて、前記情報サーバに前記環境情報の問合せ要求を送信して前記環境情報を受信し、該送信した問合せ要求の応答として前記情報サーバから受信した前記環境情報に対応する前記電子クーポンの特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して確定し、該確定した特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信する選択手順実行部と、
    を備えるクーポン管理サーバと、
    を備えることを特徴とする電子クーポン決済システム。
  2. 前記電子クーポンの特典内容を示す情報は、
    商品購入の際の購入金額の割引率を示す情報である、
    又は、該電子クーポンに関連する新たな前記電子クーポンの配布を示す情報である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子クーポン決済システム。
  3. 前記環境情報は、
    前記クーポン処理端末が設置されている地域の気象情報であり、
    前記クーポン管理サーバは、
    前記クーポン処理端末を一意に識別する情報端末IDと、当該情報端末IDで示されるクーポン処理端末が設置されている地域情報とが対応付けられて記憶される情報端末所在記憶部、
    を備え、
    前記環境情報記憶部には、
    前記地域情報と、前記地域情報で示される地域の気象情報とが対応付けられて記憶され、
    前記処理手順情報は、
    前記選択手順実行部が、前記クーポン処理端末から受信する前記情報端末IDに対応する前記地域情報を前記情報端末所在記憶部から読出し、読み出した前記地域情報の前記気象情報を情報サーバに問合せ要求を送信し、該送信した問合せ要求の応答として前記情報サーバから受信した前記気象情報に対応する前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して、前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を確定する手順を示す情報である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子クーポン決済システム。
  4. 前記環境情報は、
    前記携帯端末IDに予め関連付けられた試合の勝敗情報であり、
    前記環境情報記憶部には、
    前記携帯端末IDと、前記勝敗情報とが対応付けられて記憶され、
    前記処理手順情報は、
    前記選択手順実行部が、前記携帯端末IDに対応する前記勝敗情報を情報サーバに問合せ要求を送信し、該送信した問合せ要求の応答として前記情報サーバから受信した前記勝敗情報に対応する前記電子クーポンの特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して、前記電子クーポンの特典内容を示す情報を確定する手順を示す情報である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子クーポン決済システム。
  5. 前記環境情報は、
    無作為に割当てられる当選か否かを示す当選情報であり、
    前記環境情報記憶部には、
    前記当選情報に対する問合せ要求数、及び前記問合せ要求の応答として送信した当選情報が当選率を示す情報として記憶され、
    前記情報取得部は、更に、
    前記環境情報記憶部から読み出した前記当選率を示す情報に基づいて、当選か否かを割当てる演算を行い、演算して得られた前記当選情報をクーポン管理サーバに送信し、
    前記処理手順情報は、
    前記選択手順実行部が、前記当選情報を情報サーバに問合せ要求を送信し、該送信の応答として受信した前記当選情報に対応する前記電子クーポンの前記特典内容を示す情報を前記特典内容記憶部から読み出して、前記電子クーポンの特典内容を示す情報を確定する手順を示す情報である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子クーポン決済システム。
  6. 携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、前記電子クーポンの特典内容の確定に用いられる環境情報に対する問合せ要求を受信し、前記環境情報を送信する情報サーバと、クーポン管理サーバと、を具備する電子クーポン決済システムにおけるクーポン管理サーバであって、
    前記環境情報を前記情報サーバに問合せる情報が含まれる処理手順情報を前記クーポンIDに対応付けて記憶する処理手順記憶部と、
    前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出す処理手順選択部と、
    前記処理手順選択部が読み出した前記処理手順情報に基づいて、前記情報サーバに前記処理手順情報に含まれる前記問合せ要求を送信して、該送信の応答として受信した前記環境情報に基づいて、前記電子クーポンに対する特典内容を示す情報を確定し、該確定した特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信する選択手順実行部と、
    を備えることを特徴とするクーポン管理サーバ。
  7. 携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、前記電子クーポンの特典内容の確定に用いられる環境情報が記憶される環境情報記憶部を備える情報サーバと、前記環境情報を前記情報サーバに問合せる情報が含まれる処理手順情報を前記クーポンIDに対応付けて記憶する処理手順記憶部を備えるクーポン管理サーバと、を具備する電子クーポン決済システムにおける電子クーポンの特典選択方法であって、
    前記クーポン処理端末のリーダライタ通信部が、前記携帯端末から前記クーポンIDを受信するステップと、
    前記クーポン処理端末の電子クーポン処理部が、受信した前記クーポンIDを含む前記特典内容確定要求をクーポン管理サーバに送信するステップと、
    前記クーポン管理サーバの処理手順選択部が、前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出すステップと、
    前記クーポン管理サーバの選択手順実行部が、読み出した前記処理手順情報に基づいて、前記情報サーバに前記環境情報の問合せ要求を送信するステップと、
    前記情報サーバの情報取得部が、前記クーポン管理サーバから受信する前記環境情報に対する問合せ要求に基づいて、前記環境情報記憶部から前記環境情報を読出して送信するステップと、
    前記選択手段実行部が、前記情報サーバから受信した前記環境情報により前記電子クーポンに対する特典内容を確定し、該確定した特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信するステップと、
    前記電子クーポン処理部が、前記電子クーポンの特典内容を示す情報を受信して前記電子クーポンに対応する特典の処理を行うステップと、
    を備えることを特徴とする電子クーポンの特典選択方法。
  8. 携帯端末から受信したクーポンIDであって特典内容が確定していない電子クーポンを識別するクーポンIDを含む特典内容確定要求を、クーポン管理サーバに送信するとともに、前記電子クーポンの確定された前記特典内容を示す情報を受信し、受信した前記電子クーポンの確定された特典内容を示す情報を処理するクーポン処理端末と、前記クーポンの特典内容の確定に用いられる環境情報に対する問合せ要求を受信し、前記環境情報を送信する情報サーバと、前記環境情報を前記情報サーバに問合せる情報が含まれる処理手順情報を前記クーポンIDに対応付けて記憶する処理手順記憶部を備えるクーポン管理サーバと、を具備する電子クーポン決済システムにおけるクーポン管理サーバに用いられるコンピュータに、
    前記クーポン処理端末から受信する前記特典内容確定要求に含まれる前記クーポンIDに対応する前記処理手順情報を前記処理手順記憶部から読み出すステップと、
    読み出した前記処理手順情報に含まれる前記環境情報の問合せ要求を前記情報サーバに送信するステップと、
    送信した前記環境情報の問合せ要求に対する該環境情報を前記情報サーバから受信し、受信した前記環境情報により前記電子クーポンに対する特典内容を確定し、該確定した特典内容を示す特典内容を示す情報を前記クーポン処理端末に送信するステップと、
    を実行させることを特徴とする電子クーポンの特典選択プログラム。
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