JP5154988B2 - 濾過材、濾過機、および濾過方法。 - Google Patents

濾過材、濾過機、および濾過方法。 Download PDF

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本発明は被処理液を濾過する場合に使用される濾過材、該濾過材を取付けた濾過機、および該濾過機を使用する濾過方法に関するものである。
被処理液を濾過する場合には、従来から密閉可能な容器内に回転軸を取付け、該回転軸に複数個の濾過材を支持させた濾過機が提供されている。
該濾過機にあっては、外側から該容器内に被処理液を圧入して該濾過材にて濾過を行ない、濾液は該濾過材中心部の濾液集液孔に集液し、濾液導通路を介して該容器外部へ排出し、該濾過材表面に付着したケーキは、該容器内に洗浄液を充たした状態で該回転軸を介して該濾過材を回転させると共に該濾過材内に洗浄液あるいは空気を圧入することによって該濾過材表面から剥離除去する濾過方法が適用される。
特開昭53−37950号公報 特開昭56−56772号公報 特開昭56−77270号公報 特開平8−294605号公報 特開平8−294606号公報
上記従来の濾過機にあっては、濾過材を回転させてケーキを剥離除去する場合、ケーキが粘着性の大きなものであると充分ケーキを濾過材から剥離除去することが出来ないと云う問題点があった。
上記問題点を解決する手段として、容器内にブラシを取付け、該ブラシによって濾過材表面をこすってケーキを落とす濾過機も考案されているが(特開平8−294605号公報、特開平8−294606号公報)、このような濾過機は容器内にブラシを設置するために構造が複雑になると云う問題点がある。
本発明は、上記従来の問題点を解決するための手段として、濾過機29の回転軸8に取付けられる濾過材1であって、
中心部に回転軸8が貫通する濾液集液孔4が設けられ、該濾液集液孔4の周りに同心円状に複数条の周リブ6A,6B,6Cを配し、該濾液集液孔4から該周リブ6A,6B,6Cに交差して放射状に差出される複数条の径リブ7A,7B,7Cとからなる濾布支持体2と、
該濾布支持体2に被着される濾布3とからなり、
該濾布3は通気量が1cmあたり毎秒0.5〜50cm(0.5〜50cm/cmsec)の繊維シート3Bからなり、中心には濾液集液孔4が設けられており、該濾布3の濾液集液孔4の周りにはJIS L1096 8.12.1 A法に準じた方法で測定した引張り強度が縦100kgf以上、横50kgf以上の補強繊維シート3Aが貼着されている濾過材1を提供するものである。
上記濾過材1にあっては上記周リブ6A,6B,6Cのうち中心側の複数条のリブ6Aは横方向に扁平であり、かつ濾過面に対して平行な横リブ形状であり、外周側の複数条のリブ6Bは縦方向に扁平であり、かつ濾過面に対して垂直な縦リブ形状にされていることが望ましい。
更に本発明では、密閉可能な容器23内に回転軸8を取付け、
上記回転軸8には上記濾過材1の複数個を円筒状スペーサー9を介して取付け、
該濾過材1の濾液集液孔4と該スペーサー9とによって該容器23外部に連絡する濾液導通路18を形成し、
該容器23内には外側より被処理液注入路25を連絡し、
該濾液導通路18には該容器23外側より濾液排出路30を連絡し、
更に該容器23にはバルブ付ドレン排出孔26を取付け、
該回転軸8には該容器23の外側で駆動源Mが接続されている濾過機29、
および上記濾過機29において、
被処理液注入路25から該容器23内に被処理液を圧入し、
該被処理液を該濾過材1の濾布3で濾過し、
濾液は該濾過材1中心部から濾液集液孔4に集液して、該濾液導通路18を介し該容器23外部に排出し、
上記濾過工程終了後は該容器23内に洗浄液を充たして該回転軸8によって該濾過材1を回転させることにより、該濾過材1の濾布3表面に付着しているケーキを剥離除去し、
その後該容器23のドレン排出孔26のバルブを開いて、該容器23内からドレンを外部に排出する濾過方法を提供するものである。
上記濾過材1の濾布3表面に付着しているケーキを剥離除去する際、該濾過材1は該回転軸8を介して100〜200rpmの回転速度で回転させることが望ましく、また該濾過材1内部に洗浄液または空気を圧入することが望ましい。
〔作用〕
被処理液濾過工程において濾過材1の表面にはケーキが付着する。特に粘着性の大きなケーキの場合には、濾過材1を回転させてケーキを濾過材1から剥離除去する際の濾過材1の回転速度を大きく、望ましくは100〜200rpmにする。そうすると洗浄液がケーキに作用するせん断力が大きくなり、更に洗浄液が大きく騒乱され、ブラシでケーキをこすり落とさなくても、ケーキは順調に濾過材1から剥離除去される。
しかし濾過材1の回転数を大きくすると、該濾過材1の濾布3の中心部に大きな遠心力が及ぼされ、該濾布3の濾液集液孔4周辺部分が遠心力方向に変形して皺寄りを生じたり、濾液集液孔4がスペーサーからずれたりして濾過精度が低下する。そこで本発明では、このような不具合を防止するために該濾布3の濾液集液孔4の周りの部分にJIS L1096 8.12.1 A法に準じた方法で測定した引張り強度が縦100kgf以上、横50kgf以上の補強繊維シート3Aを貼着して該濾布3の濾液集液孔4の周辺部分の皺寄り、孔ずれ等の不具合を防止する。
〔効果〕
したがって本発明では、濾過材の濾布に付着しているケーキが粘着性の大きなものであっても、濾過精度を落とすことなく、かつ濾過材構造を複雑化することなく、効率良く濾過材表面から剥離除去することが出来る。
本発明を図1〜図8に示す一実施例によって以下に詳細に説明する。
図1に示す濾過材1は濾布支持体2と、該濾布支持体2に被着される濾布3とからなる。
上記濾布支持体2の中心部には後記する回転軸8が貫通する濾液集液孔4が設けられており、該濾液集液孔4の周りには中心カラー部5が形成され、該中心カラー部5から同心円状に複数条(3条)の内周側周リブ6Aと複数条(4条)の外周側周リブ6Bおよび最外周には外周リブ6Cが配されており、図2に示すように該内周側周リブ6Aは横方向に扁平であり、かつ濾過面に対して平行な形状(横リブ形状)であり、該外周側周リブ6Bは縦方向に扁平であり、かつ濾過面に対して垂直な形状(縦リブ形状)をしている。
更に該中心カラー部5から放射状に複数条の長径リブ7A、中間径リブ7B、短径リブ7Cが配されており、該長径リブ7Aは該濾液集液孔4の周囲から外周リブ6Cにかけて差渡され、該中間径リブ7Bは該長径リブ7A間において最内周の内周側周リブ6Aから外周リブ6Cにかけて差渡され、該短径リブ7Cは該長径リブ7Aと該中間径リブ7Bとの間において最外周の内周側周リブ6Aから外周リブ6Cにかけて差渡される。

上記中心カラー部5にあっては、図3に示すように片面に一体的に凸部5A、それに対応して反対面に一体的に凹部5Bが形成されており、該凹部5Bにはリング状シール部材5Cがビス5D等で着脱可能に取付けられている。
なお中心カラー部5内周には後記する回転軸8の回り止め溝5Eの複数個(6個)が設けられている。
そして該外周側周リブ6Bのうち中心側の2本6B,6Bと外周側の2本6B,6Bとは径リブ7A,7B,7Cに対して相互反対側に配置されている。
上記濾布支持体2の外径は例えば600mm、厚みは20mm、中心カラー部5の外径は150mm、内径(濾液集液孔4の直径)は100mmであり、径リブ7A,7B,7Cの間隔は角度5度おきに設定されている。
上記濾布支持体2は例えばガラス繊維が20〜40質量%添加されているポリプロピレンを材料として軽量化が実現されている。
濾布3は繊維シート3Bと補強繊維シート3Aとからなり、繊維シート3Bは円形袋状にされて上記濾布支持体2を収容することによって上記濾布支持体2に被着されるが、中心部の濾液集液孔4の周りにはリング状の補強繊維シート3Aが縫着、融着、あるいは接着剤による接着等の手段によって貼着されている。
上記補強繊維シート3Aは、濾過材1の高速回転によって大きな遠心力と洗浄液によるせん断力が及ぼされた時、濾布3中心部の皺寄りや孔ずれ等を防止するための補強材であって、そのためにJIS L1096 8.12.1 A法に準じた方法で測定した引張り強度が縦100kgf以上、横50kgf以上、望ましくは伸び率が縦35%以下、横30%以下、JIS L1096 8.19.2 B法に準じた方法で測定した剛柔性が縦15以上、横7以上の繊維シートが使用される。上記寸法の濾布支持体2に被着される濾布3の場合、上記補強繊維シート3Aの内径は濾液集液孔4の内径100mmに等しく設定され、外径は中心カラー部5の外径150mmに等しく設定され、したがって巾は25mmに設定され、厚みは1mm以下に設定される。
上記繊維シート3Bの材料としては、被処理液が酸性の場合には例えばポリプロピレン繊維、油を含んでいる場合には例えばポリアミド繊維が使用され、濾過効果を良好にするために通気量は0.5〜50cm/cmsec、厚みは0.3〜1.0mm程度に設定され、上記補強繊維シート3Aの材料としては、繊維シート3Bと同様ポリプロピレン繊維やポリアミド繊維が使用されるが、強度を高めるために、繊維シート3Bの繊維よりも太い繊維が使用される。
上記濾布3を上記寸法の濾布支持体2に被着した状態で、上記濾過材1の重量は1050gであり、軽量化が達成されている。
上記濾過材1の複数個は図4に示す三又状回転軸8に濾液集液孔4を介して串刺し状に取付けられる。そして該濾過材1相互の間には円筒状スペーサー9が介在されて濾過材1相互間の一定の間隔(例えば20〜30mm)を規制している。
上記三又状回転軸8の三つの翼8A,8A,8Aは、図5に示すように濾過材1の中心カラー部5の1つおきの回り止め溝5Eに係合することによって該濾過材1に対して該回転軸8は図5矢印に示す右回り回転方向に回り止めされている。
図6に示すように該回転軸8の根端には鍔板10が固着されており、該回転軸8に取付けた濾過材1の最後位置のものと該鍔板10との間にはパッキン11が介在されている。
一方該回転軸8の先端にはナット12を溶接した先端板13が溶接され、更にパッキン14を介して濾過材押え板15が配置され、該濾過材押え板15はパッキン16を介してボルト17を上記先端板13のナット12に螺入し締付けることによって、上記回転軸8に取付けられている複数個の濾過材1をスペーサー9を介して鍔板10と濾過材押え板15との間に押圧固定する。
このようにして濾過材1の複数個を取付けた回転軸8においては該複数個の濾過材1の濾液集液孔4とスペーサー9によって回転軸8に沿って濾液導通路18が形成される。
該回転軸8の根端には排液孔20を有する排液筒19が溶接されており、更に該排液筒19の根端からはプーリー22を付した駆動軸21が差出されている。
上記濾過材1を取付けた回転軸8は図7に示すように濾過機29の円筒状の容器23内に装着される。該容器23は蓋24によって密閉可能にされている。該容器23には上部に被処理液注入路(図示略)が連絡している被処理液注入孔25が設けられ、下部にはバルブ27を付したドレン排出孔26が設けられ、該容器23の端部から外出している排液筒19は排液外筒28内に収容可能とされ、該排液外筒28は排液路に連絡している。
上記濾過機29において、例えばメッキ廃液、生物学的処理廃液等の被処理液は、被処理液注入路から被処理液注入孔25を介して容器23内に圧入され、該濾過材1の外側から濾布3によって濾過され、濾液は図6に示すように濾布3内部を流動して濾液導通路18に流入する。この際、前記したように該濾過材1の濾布支持体2の周リブ6Bのうち中心側の2本6B,6Bと外周側の2本6B,6Bとは径リブ7A,7B,7Cに対して相互反対側に配置され、更に内周側周リブ6Aは横に扁平な濾過面に対して平行な横リブ形状であるから、濾布3内側を濾液が流動する際、該濾布支持体2の濾液流動に対する干渉が少なくされており、したがって濾液は円滑に濾液導通路18に流入する。該濾液は該濾液導通路18を根端側へ流動して排液筒19へと流入し、該排液筒19の排液孔20から排液外筒28に流入し、該排液外筒28から排液路に排出される。
該濾過材1の濾布3の外面にケーキが付着蓄積し、該濾布3が目詰り状態になってきたら、上記濾過工程を中断し、濾布3の洗浄再生工程を行う。上記濾布3の洗浄再生工程にあっては、通常洗浄液として被処理液を容器23内に充たし、モーターMによって駆動軸21および回転軸8を介して濾過材1を回転させる。濾布3に付着するケーキの粘着性により、濾過材1の回転速度は調節されるが、粘着性の大きいケーキの場合には回転速度は100〜200rpm、望ましくは120〜180rpm程度に設定される。上記濾過材1の回転によって濾布3の表面に付着しているケーキには洗浄液のせん断力が及ぼされ、更に遠心力も相俟って、ケーキは効率良く濾布3表面から剥離除去される。所望なれば、濾液導通路18から濾液等の逆洗液を濾過材1内に圧入したり、圧力空気を濾過材1内に圧入したりして逆洗を行ってもよい。逆洗液としては例えば被処理液が使用される。
前記したように該濾過材1の内周側周リブ6Aは横に扁平な濾過面に対して平行な横リブ形状であるから、該濾過材1の中心から濾過材1内に圧入される逆洗液は濾過材1中心部で容易に流動して該逆洗液が該濾過材1内に導入され易くなり、したがって該逆洗液が遠心力によって該濾過材1の外周近傍に片寄って流出しないようにされている。
上記したように濾過材1は高速回転するが、濾布3の中心部には上記補強繊維シート3Aが貼着されているから、濾布3の中心部は遠心力やせん断力によって皺寄りやずれを生じないので、次回の濾過工程の精度が低下しない。該補強繊維シート3Aの補強効果が確実であるためには、該補強繊維シート3Aの引張り強度がJIS L1096 8.12.1 A法に準じた方法で測定して縦100kgf以上、横50kgf以上が必要である。また濾布3の変形を更に確実に阻止するには、該補強繊維シート3Aの伸び率が縦35%以下、横30%以下であり、JIS L1096 8.19.2 B法に準じた方法で測定した剛柔性が縦15以上、横7以上であることが望ましい。
上記濾布洗浄再生工程が終了したら、バルブ27を開いてドレン排出孔26からケーキを含んだ洗浄液をドレンとして排出する。
上記濾布洗浄再生工程にあっては、洗浄液として被処理液以外に水等が使用されてもよいが、被処理液を使用すれば、排出したドレンを被処理液側に戻して混合し、再び被処理液として濾過を行うことが出来、被処理液量の増加を防ぐことが出来る。
本発明では、濾過機における濾布に付着したケーキが粘着性の高いものであっても、簡単に剥離除去して濾布を再生することが出来るから、被処理液の種類を問わず効率的に濾過を行なうことが出来る。したがって本発明は産業上利用可能である。
濾過材の一部濾布を切欠いた状態の正面図 濾布支持体の中央断面図 濾過材の中心部付近の側断面図 回転軸に濾過材を取付ける状態を示す説明斜視図 回転軸に取付けた状態の濾過材の中心部分正面図 濾過材取付け状態回転軸説明図 濾過材を挿着した濾過機の説明側断面図 洗浄水の流動状態の説明図
符号の説明
1 濾過材
2 濾布支持体
3 濾布
3A 補強繊維シート
3B 繊維シート
4 濾液集液孔
5 中心カラー部
5A 凸部
5B 凹部
5C リング状シール部材
5D ビス
5E 回り止め溝
6A 内周側周リブ
6B 外周側周リブ
6C 外周リブ
7A 長径リブ
7B 中間径リブ
7C 短径リブ
8 三又状回転軸
8A 翼
9 円筒状スペーサー
10 鍔板
11 パッキン
12 ナット
13 先端板
14 パッキン
15 濾過材押え板
16 パッキン
17 ボルト
18 濾液導通路
19 排液筒
20 排液孔
21 駆動軸
22 プーリー
23 容器
24 蓋
25 被処理液注入孔
26 ドレン排出孔
27 バルブ
28 排液外筒
29 濾過機
30 濾液排出路

Claims (6)

  1. 濾過機の回転軸に取付けられる濾過材であって、
    中心部に回転軸が貫通する濾液集液孔が設けられ、該濾液集液孔の周りに同心円状に複数条の周リブを配し、該濾液集液孔から該周リブに交差して放射状に差出される複数条の径リブとからなる濾布支持体と、
    該濾布支持体に被着される濾布とからなり、
    該濾布は通気量が1cmあたり毎秒0.5〜50cmの繊維シートからなり、中心には濾液集液孔が設けられており、該濾布の濾液集液孔の周りにはJIS L1096 8.12.1 A法に準じた方法で測定した引張り強度が縦100kgf以上、横50kgf以上の補強繊維シートが貼着されていることを特徴とする濾過材。
  2. 上記周リブのうち中心側の複数条のリブは横方向に扁平であり、かつ濾過面に対して平行な横リブ形状であり、外周側の複数条のリブは縦方向に扁平であり、かつ濾過面に対して垂直な縦リブ形状にされている請求項1に記載の濾過材。
  3. 密閉可能な容器内に回転軸を取付け、
    上記回転軸には請求項1または請求項2に記載の濾過材の複数個を円筒状スペーサーを介して取付け、
    該濾過材の濾液集液孔と該スペーサーとによって該容器外部に連絡する濾液導通路を形成し、
    該容器内には外側より被処理液注入路を連絡し、
    該濾液導通路には該容器外側より濾液排出路を連絡し、
    更に該容器にはバルブ付ドレン排出孔を取付け、
    該回転軸には該容器の外側で駆動源が接続されていることを特徴とする濾過機。
  4. 請求項3に記載の濾過機において、
    被処理液注入路から該容器内に被処理液を圧入し、
    該被処理液を該濾過材の濾布で濾過し、
    濾液は該濾過材中心部から濾液集液孔に集液して、該濾液導通孔を介し該容器外部に排出し、
    上記濾過工程終了後は該容器内に洗浄液を充たして該回転軸によって該濾過材を回転させることにより、該濾過材の濾布表面に付着しているケーキを剥離除去し、
    その後該容器のドレン排出孔のバルブを開いて、該容器内からドレンを外部に排出することを特徴とする濾過方法。
  5. 上記濾過材の濾布表面に付着しているケーキを剥離除去する際、該濾過材は該回転軸を介して100〜200rpmの回転速度で回転させる請求項4に記載の濾過方法。
  6. 上記濾過材の濾布表面に付着しているケーキを剥離除去する際、該濾過材内部に洗浄液または空気を圧入する請求項4または請求項5に記載の濾過方法。
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