JP5154104B2 - リチウムイオン二次電池およびその正極板の製造方法 - Google Patents

リチウムイオン二次電池およびその正極板の製造方法 Download PDF

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本発明は、リチウムイオン二次電池およびその正極板の製造方法の製造方法に関し、特にその好適な正極用ペーストの製造工程に関する。
近年、携帯電話、ノートパソコン等の携帯用電子・通信機器等に用いられるリチウムイオン二次電池の代表として、リチウムイオンの吸蔵・放出が可能な炭素材料等を負極活物質とし、リチウム選移金属複合酸化物を正極活物質とするリチウムイオン二次電池が実用化されている。
リチウム含有金属酸化物のような正極活物質、導電材、結着剤、及び増粘剤を加え、混練分散し、ペースト化する。
例えば上記電池の極板作製手段の一例を示すと、特許文献1に示されている方法では、正極活物質と増粘剤を練合して作製したペースト中のアルカリ成分を炭酸ガスでpH7〜11に中和させた後、そのペーストを集電体表面に塗着し、乾燥後圧延して正極板としている。
また特許文献2に示されている方法では、正極活物質と炭酸ガスを密閉されたミキサー内で乾式混合して、正極活物質中のアルカリ成分を中和した後、増粘剤と結着剤を添加して練合したペーストを集電体表面に塗着,乾燥して正極板としている。これらについて、ペーストをpH7〜11にする理由として、強アルカリのペーストを集電体のアルミニウム箔に塗着すると、アルミニウム箔が腐食され、箔と活物質との界面で水素ガスが発生し、活物質が箔から脱落したり、あるいは浮き上がったりして塗着工程の歩留まりを低下させるためである。
特開平8−69791号公報 特開平11−204108号公報
しかしながら、正極活物質,導電剤,結着剤,増粘剤を練合して、ペーストとした後に、炭酸ガスを注入してペーストをバブリングして中和する場合、pH7〜11の範囲にするまでペースト中に炭酸ガスによりバブリングしていることから、ペースト中に泡が巻き込まれやすく、塗着乾燥後の極板表面に亀裂が発生することもあり、塗着工程の歩留まり低下を招くことがあった。
また、極活物質と炭酸ガスを密閉されたミキサー内で乾式混合して、正極活物質中のアルカリ成分を中和する場合、pH7〜11の範囲にするまで活物質と中和ガスを接触させる際、活物質固体表層部分しか中和ガスと接することができないため、内部まで均一に中和させることが難しく、ペーストを集電体のアルミニウム箔に塗着すると、アルミニウム箔が腐食されたり、箔と活物質との界面で水素ガスが発生し、活物質が箔から脱落したり、あるいは浮き上がったりして塗着工程の歩留まりを低下させることがあった。
そのため、中和には多量の炭酸ガスを必要とし、かつ、中和処理時間に数時間を要していた為に、リチウムイオン二次電池の正極材として高い生産性を有することができないという問題点もあった。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、簡単な工程で実施でき、ペーストを集電体のアルミニウム箔に塗着する際のアルミニウム箔への腐食をさせることなく、かつ、生産性も低減することなくできる正極活物質中のアルカリ成分を均一に中和する方法の提供を目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明のリチウムイオン二次電池用正極板の製造法は、導電材と正極活物質の混合粉体を作成する混合工程と、前記混合粉体に対して炭酸ガスを接触させることで、正極活物質であるリチウム複合酸化物のアルカリ成分を中和する中和工程と、中和された正極活物質に増粘剤と結着剤を加えて練合してペーストを作製する練合工程と、作製されたペーストを正極集電体となるアルミニウム箔表面に塗着,乾燥して正極活物質層を形成させる形成工程を少なくとも含み、中和工程に用いる炭酸ガスの体積をV1、正極活物質と導電材のかさ密度から求めた前記混合粉体の体積をV2としたとき、V1とV2の比(V1/V2)は、2以上30以下である。
本発明にかかるリチウム二次電池正極用ペーストの製造方法によれば、あらかじめ導電材と正極活物質の混合粉体に対して中和ガスを接触させることで導電材表面に中和ガスが吸着されたままになるため、正極活物質表面と中和ガスの接触時間および接触確率が高くなり、より少ないガス量かつより短時間にて中和処理を可能となり、高い生産性を保ちながら塗着工程の歩留まりを向上させることができる。
本発明の本旨は、中和工程はあらかじめ導電材と正極活物質の混合粉体に対して中和ガスを接触させた後、増粘剤を添加して練合することにあり、このことにより、効率的に中和されて作製されたペーストを集電体表面に塗着することができる。
この中和工程において、導電材と正極活物質の混合粉体をあらかじめ作成する必要は無く、導電材と正極活物質の混合を、中和ガスの接触と同時に行っても良く、例えば、密閉されたミキサー内に中和ガスと正極活物質と導電材とを投入し、混合することも好ましい。あらかじめ混合しておくと、比重差による粉体分離が生じ易く、分散性を著しく阻害場合がある。
また、中和ガスには硫酸、硝酸、塩酸等があるが、炭酸ガスが設備への耐食性や、ガス反応によって生じる残存物による活物質への腐食反応などが少ないため好適である。
さらに、中和ガスとして炭酸ガスを使用する場合、中和工程に用いる炭酸ガスの体積をV1、正極活物質と導電材のかさ密度から求めた前記混合粉体の体積をV2としたとき、V1とV2の比率(V1/V2)は、2以上30以下であることが好ましい。
前記比率が2以下であると、中和を行うために必要な絶対量が不足し、30以上になると過剰なガスがペースト中に気泡として残存して、ピンホールの原因となる。
以上述べた製造方法によると、正極板の集電体露出がないため導電性が向上し、それらの正極板を用いることにより、電池特性も向上したリチウムイオン二次電池が実現できるものである。
以下、本発明の実施例を図1および2を用いて詳細に説明する。
(実施例1)
本発明のリチウムイオン二次電池は図1に示すような円筒型リチウムイオン二次電池で
、極板群と、電解液と、これらを収容する電池ケースからなる。
極板群は、シート状の正極板5と、シート状の負極板6と、正極板5と負極板6間を絶縁するシート状のセパレータ7と、正極リード3と、負極リード9と、上部絶縁板4と、下部絶縁板10とからなる。正極板5はアルミニウム箔の両面に塗着形成したものである。
セパレータ7は多孔質ポリプロピレンフィルムであり、これらが重ねられて渦巻き状に巻回されて、円筒型のケース本体8内にきっちりと収容され、封口板1で封口されている。電池は、直径17mm、高さ50mmのサイズのものを作製した。
先ず、図1の本発明に用いた電池の断面図を用いて、正極板5の製造法を詳細に説明する。
はじめに、正極活物質粉体としてLiCoO2粉末(かさ密度2.5g/cm3)を50質量部、導電材粉体としてアセチレンブラック(かさ密度0.03g/cm3)を1.5質量部添加する。
このときのV2(正極活物質粉体と導電材粉体の混合粉体の合計体積)とV1(炭酸ガスの体積)は以下のようにして求めた。
まず、粉体の体積は粉体投入量をかさ密度で除して求められることから、正極活物質粉体投入量をMとした場合の体積はM(投入量)/2.5(かさ密度)となる。
導電材の体積も正極活物質粉体と同様に、導電材投入量をかさ密度で除して求められる。ここで、導電材の投入量は正極活物質50質量部に対して1.5質量部(正極活物質粉体の3%)の投入量であることから、正極活物質粉体投入量Mの場合の導電材粉体投入量は0.03×Mとなることから、導電材粉体の体積は0.03×M/0.03(かさ密度)で求められる。
以上のようにして求めた正極活物質粉体と導電材粉体体積を合計したV2はM/2.5+0.03×M/0.03=1.4×Mとなる。
炭酸ガスの体積V1は正極活物質粉体と導電材粉体のかさ密度から求めた体積の合計V2との比率V1/V2=S(比率数値)とした場合、V1=V2×Sとなることから、炭酸ガスの体積V1はV1=1.4×M×Sとして求めることができ、本発明のV1/V2の比率から求める比率数値Sは、S=V1/1.4×Mに変換することができる。
本式より、正極活物質粉体の投入量を固定した場合、炭酸ガスの投入体積量を変更することにより、比率数値Sは任意に調整することが可能となる。
本実施例では、正極活物質粉体投入量としてM=20kgとし、投入する炭酸ガスの体積量を420cm3としてV1/V2=15ととなるように密閉されたミキサー内にて封入後2分間混合を行い、これを混合粉末とした。ここで、炭酸ガスは市販の流量計を用いて計測し、必要体積量となるようにした。
その後、増粘剤としてカルボキシメチルセルロースを用い、増粘剤1質量部を水99質量部に溶解した水溶液を作製し、この水溶液を溶媒とし、このようにして作製した溶媒30質量部と、結着剤としてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)50質量部と水溶液3質量部を中和工程の完了した混合粉末に添加後、10分間混練分散して得られた水性ペ
ースト1を作製した。次に、この本発明の正極用ペーストを、集電体として用いる厚み20μmのアルミニウム箔に、ダイコーターを用いて片側の厚さを180μmとし、両面塗布して乾燥し、PTFEの溶融温度である200から300℃で正極板を加熱した。その後、厚み0.18mmに圧延し、切断して正極板を作製した。このとき得られた正極板の表面状態を確認した。上記の正極板を本実施例の極板1とした。
次に負極板6の製造方法を説明する。先ず、鱗片状黒鉛粉末50質量部、結着剤としてスチレンブタジエンゴム5質量部、そして増粘剤としてカルボキシルメチルセルロース1質量部に対して水99質量部に溶解した水溶液23質量部とを混合分散して負極用ペーストを得た。得られた負極用ペーストをダイコーターを用いて厚さ40μmの銅箔からなる負極集電体の両面に塗布乾燥し、厚み0.2mmに圧延し、切断してシート状の負極板6を作製した。電解液は、25℃において炭酸エチレン30vol%、炭酸ジエチル50vol%、プロピオン酸メチル20vol%となる混合液に、LiPF6を1mol/literの濃度に溶解したものを用いた。この電解液は、電池ケース内に収容され、正極活物質層および負極活物質層内に含浸されて、電池反応において、多孔質なセパレータ7の微少孔を通して正極板5と負極板6間のLiイオンの移動を担う。
電池ケースは、耐有機電解液性のステンレス鋼板を深絞り成形して得たケース本体8と、封口板1と、封口板1とケース本体8との間を絶縁する絶縁ガスケット2とからなる。
このように電池を作製し、その初期放電容量またサイクル特性を確認した。また、電池を作製する前に、電池に用いた正極極板の質量を測定し、初期放電容量と比較した。上記の電池を本実施例の電池1とした。
(実施例2)
投入する炭酸ガスの体積量を56cm3 に調整してV1/V2=2となるようにした以外は、実施例1と全く同様の条件で作製した正極板を本実施例2の極板2とし、これを用いた電池を本実施例2の電池2とした。
(実施例3)
投入する炭酸ガスの体積量を840cm3 に調整してV1/V2=30となるようにした以外は、実施例1と全く同様の条件で作製した正極板を本実施例3の極板3とし、これを用いた電池を本実施例2の電池2とした。
(比較例1)
炭酸ガスを投入しなかった以外は、実施例1と全く同様の条件で作製した正極板を比較例1の極板1とし、これを用いた電池を本比較例1の電池1とした。
本比較例では、炭酸ガスを投入しなかったことからV1=0となり、ことからV1/V2の比率数値も0となる。
(比較例2)
導電材粉体を投入しないで、V1/V2の比率が20となるように密閉されたミキサー内にて封入後2分間混合を行った以外は、本発明の実施例1と全く同様の条件で作製した正極板を比較例の極板2とし、これを用いた電池を本比較例の電池2とした。
ただし、本比較例においては、導電材粉体を投入しないことから、V2は正極活物質粉体だけの体積となり、V2=M/2.5+0=M/2.5となることを考慮して、V1/V2の比率が20となるように、投入する炭酸ガスの体積量を160cm3に調整した。
(比較例3)
投入する炭酸ガスの体積量を28cm3 に調整してV1/V2=1となるようにした以外は、実施例1と全く同様の条件で作製した正極板を本比較例3の極板3とし、これを用いた電池を本比較例3の電池3とした。
(比較例4)
投入する炭酸ガスの体積量を1120cm3 に調整してV1/V2=40となるようにした以外は、実施例1と全く同様の条件で作製した正極板を本比較例4の極板4とし、これを用いた電池を本比較例4の電池4とした。
前記実施例1、2、3及び比較例1、2、3,4で得られた正極板を下記に示すように評価した。正極板1000cm2の表面に存在する凝集塊、ピンホールを目視により計数し、表1に示した。
中和が不十分な場合、アルミニウム箔が腐食され、箔と活物質との界面で水素ガスが発生しピンホールが発生することで、そこからの極板脱落が生じる。また不均一な中和条件であれば、結着剤や導電材中との混合分散が不十分となるため凝集塊が発生しやすいため、これらの数を計測すれば本効果の評価に値するものである。
Figure 0005154104
表1に示すように、実施例1,2,3のように正極活物質粉体と導電材粉体のかさ密度に対して所定条件で中和ガスと混合を行うことによって、中和ガスを投入しない比較例1や正極活物質粉体と中和ガスのみを混合させた比較例2と比較して十分に中和されているために、アルミニウム箔の腐食が抑制され、箔と活物質との界面で水素ガスが発生しにくく、活物質が箔から脱落したり、あるいは浮き上がったりすることがなく塗着工程の歩留が向上する。
一方、比較例3に示すようにV1/V2=1の場合は、十分に中和できず、また比較例4に示すようにV1/V2が40を超える場合は、中和ガスが過剰となり、ピンホールが増加した。また、そこからの亀裂が入り活物質の脱落が発生した。
これらの正極板を用いた電池と本発明品のサイクル寿命特性を図2に示す。
充電は500mAの定電流で行い、4.1Vになった時点で4.1Vの定電圧充電にきりかえ、合計2時間充電を行った。放電は、20℃720mAで行い、放電電位が3.0Vになった時点で放電を終了し次の充電を開始した。
図2は本発明の実施例で用いた電池の容量維持率とサイクル数の関係を示した図であり、サイクル寿命特性を比較したものである。
図から明らかなように、本実施例1、2、3(図2中の101〜103)の電池は比較例1、2、3、4(図2中の104〜107)に比べて、充放電を繰り返しても容量の劣化が少なく、サイクル特性に優れていることがわかった。
これは本実施例の電池はアルミニウム箔の腐食が抑制され、箔と活物質との界面で水素ガスが発生しにくく、活物質が箔から脱落したり、あるいは浮き上がったりすることがなくなり、正極合剤の集電体との密着性が改良されたために、充放電での合剤の膨張収縮でも、集電体から合剤がはがれにくく、活物質の集電性が保持され電池特性が改善されたと考えられる。
本発明によって集電体が露出することがなくなり、正極板の歩留まりが向上する。また、正極板の集電体露出がないため導電性,電池特性も向上するリチウムイオン二次電池が実現できるものである。そのため、ポータブル電気機器の電源等として有用である。
本発明の実施例で用いた電池の断面図 本発明の実施例で用いた電池の容量維持率とサイクル数の関係を示す図
符号の説明
1 封口板
2 絶縁ガスケット
3 正極リード
4 上部絶縁板
5 正極用極板
6 負極用極板
7 セパレータ
8 ケース本体
9 負極リード
10 下部絶縁板

Claims (2)

  1. 導電材と正極活物質の混合粉体を作成する混合工程と、前記混合粉体に対して炭酸ガスを接触させることで、正極活物質であるリチウム複合酸化物のアルカリ成分を中和する中和工程と、中和された正極活物質に増粘剤と結着剤を加えて練合してペーストを作製する練合工程と、作製されたペーストを正極集電体となるアルミニウム箔表面に塗着,乾燥して正極活物質層を形成させる形成工程を少なくとも含み、
    中和工程に用いる炭酸ガスの体積をV1、正極活物質と導電材のかさ密度から求めた前記混合粉体の体積をV2としたとき、V1とV2の比(V1/V2)は、2以上30以下であることを特徴とするリチウムイオン二次電池用正極板の製造方法。
  2. 請求項に記載のリチウムイオン二次電池用正極板の製造法によって得られた正極板を具備したリチウムイオン二次電池。
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