JP5153322B2 - 超低バス電圧による給電を受ける無線式電解セルモニタリング - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願はその全開示が引用によりここに組み入れられる2004年3月17日出願の米国特許仮出願第60/553,899号の米国特許法第119条e項の優先権を請求するものである。
本発明は、例えば、i)銅、亜鉛、ニッケル、鉛、コバルトそしてその他の類似金属用の電気精錬(electrorefining)及び電解抽出(electrowinning)システム、ii)クロルアルカリシステム(chlor−alkali systems)の様な電解セル(electrochemical cell)、そしてiii)アルミニウム及びマグネシウム電気分解の様な溶融塩電気分解(molten salt electrolysis)、を含む電気冶金(electrometallurgical)システム用の電解セルモニタリング(electrolytic cell
monitoring)に関する。
本発明の配備が銅生産の銅精錬(copper refinement)段階中に電解セルモニタリングで使われる限り、銅生産(copper production)はここでは例示的、代表的、そして非限定的目的で説明される。
銅生産は、その各々が公知であり、図1でブロック線図のフオーマットで示され、下記で詳しく述べる採鉱(mining)、粉砕(crushing)及び磨砕(grinding)、選鉱(concentration)、溶融(smelting)、転化(converting)、そして精錬(refining)の手順(procedures)を有する1連の過程を備える。描かれている様に、採鉱10は鉱石(ore)をほどき、集める。粉砕及び磨砕12は該鉱石を粉砕され、磨砕された鉱石に変えるが、それらは望まれる鉱石鉱物(desired ore minerals)が遊離した微細粉末を含んでいる。選鉱14は該望まれる鉱石鉱物を水性スラリー(watery slurry)として集めるが、次いで該スラリーは溶融に好適な液体濃縮物(liquid concentrate)を作るために濾過され、乾燥される。溶融16は銅マット(copper matte)を作るために該液体濃縮物内で鉄及び硫黄を溶融する{すなわち、融解し(melts)、酸化させる}。転化18は酸化により該銅マットをブリスター銅(blister copper)に転化する。そして最後に、精錬20で該ブリスター銅をより精錬された銅(more refined copper)に精錬する。
今、図1を参照すると、より特定的な説明が今提供されるがそれは更に例示的、代表的、非限定的な目的のためである。
A.採鉱10
公知の様に、輝銅鉱(chalcocite)、黄銅鉱(chalcopyrite)、そして斑銅鉱(bornite)の様な硫化銅(copper sulfide)又は硫化銅鉄(copper−iron−sulfide)の鉱物の1つ以上を有する、種々の鉱物を備える多量の鉱石が地球表面の下に存在する。該鉱石をほどき、それを粉砕及び磨砕用設備への搭載、運搬を可能にするために、爆発物が爆発させられるよう、この鉱石内に孔が開けられる。
B.粉砕(crushing)及び磨砕(grinding)12
粉砕及び磨砕設備では、該鉱石は種々の鉱石粉砕及び磨砕機構により粉砕され、水と混合され、そして微細な粉末に磨砕されるが、その後それは選鉱設備へ汲み上げられる。粉砕され、磨砕された鉱石は典型的に2重量パーセント(“wt%”)より少ない銅を含む。
C.選鉱14
該選鉱設備では、該粉砕及び磨砕された鉱石はスラリー液体濃縮物に濃縮される。特に、該粉砕及び磨砕された鉱石は浮遊セル(floatation cell)内で水、化学剤(chemicals)及び空気と混合されるが、それは該粉砕、磨砕された鉱石内の銅を該浮遊セル内で立ち上がる空気泡(air bubbles)に付着させる。該空気泡が該浮遊セルの表面頂部まで浮遊すると、それらは集められ該液体濃縮物を形成する。
かくして、選鉱14は該粉砕及び磨砕された鉱石をスラリー液体濃縮物内へと濃縮し、該濃縮物は典型的に約25−35重量パーセントの銅(及び20−30重量パーセントの水)を含む。種々のフイルターを使って、該濃縮物は脱水(dewatered)され、湿気のある銅濃縮物(moist copper concentrate)を作るが、それはコンベアベルト、ローダー(loaders)、レイルカー(rail cars)及び類似のものによる取り扱いに適合可能(amenable)である。
D.溶融(Smelting)16
熱と酸素を使って、該濃縮物はスラグと銅マットと呼ばれる銅−鉄硫化物(copper−iron sulfide)に溶融(smelted)される。特に、その湿気のある濃縮物は最初に大きな回転ドラム又は類似の乾燥装置内で乾燥される。次いで、それは溶融過程に供給されるが、そこでは今や乾燥した濃縮物は酸素の濃い空気(oxygen−enriched air)と混合され、濃縮物バーナー(concentrate burner)を通して溶融炉(smelting furnace)内に吹き込まれる。該溶融炉内では、該今や乾燥した濃縮物は華氏2300度より高い温度に曝され、それによりそれは部分的に酸化し、該溶融濃縮物内の硫黄及び鉄を酸化させることにより発生する熱のために融解(melts)する。
この過程は次の3つの産物:i)オフガス(off−gasses)、ii)スラグ(slag)、及びiii)銅マット、を発生する。二酸化硫黄(すなわち、SO)を含む、該オフガスは該溶融炉内のオフテークライザー(off−take riser)を通して廃ガス処理システム(waste gas handling system)へ回される。該スラグは酸化珪素及び鉄、すなわちより特定的には、脈石鉱物(gangue mineral)、フラックス、そして酸化鉄を含み、それは該銅マットに比し低比重(すなわち、より低い密度)を有し、かくしてそれが該銅マットの頂部上に浮くことを可能にする。他方、該銅マットは硫化銅及び硫化鉄を含み、それは該スラグに比して高い比重(すなわち、より高い密度)を有し、かくしてそれが成形し、集まり、該溶融炉の底部に配置されたたらい(basin)又はセトラー(settler)へ沈むことを可能にする。
周期的に、該スラグは取り出される(tapped off)。特に、該溶融炉の側壁内の種々のタップ孔(tap−holes)を通して該スラグを該銅マットからスキムすることにより該スラグと銅マットは従来式に分離される。これらのタップ孔は、該銅マットを除去すること無しに該溶融炉から該スラグが除去されることを可能にするために、該側壁の比較的高い高さに配置されるのが普通である。逆に、該銅マット用の種々のタップ孔は、該スラグを除去すること無しに該銅マットが該溶融炉から除去されることを可能にするために、該側壁上の比較的低い高さに配置されるのが普通である。
かくして、溶融16は該液体濃縮物を銅マットに溶融するが、該銅マットは典型的に約35−75重量パーセントの銅を含む。
E.転化18
該スラグが該銅マットから分離された後、該銅マットは、i)転化炉内に直接転送されか、ii)次の転化炉への供給用に保持炉(holding furnace)内に転送されるか、又はiii)粒(granules)を形成するために該銅マットを水の中でフラッシュ冷却(flash−cooling)することにより固体形に転化されるが、該粒は該転化炉への次の供給用に大きな、閉じた空間内に貯蔵堆積(stock−piled)される。該転化炉内で、種々の残留不純物が該銅マットから除去され、その結果はブリスター銅(blister copper)と呼ばれる融解銅(molten copper )を生ずる。
2つの基本的種類の転化炉−すなわち、フラッシュ転化炉(flash conversion furnaces)及びバス転化炉(bath conversion furnace)がある。各々の目的は金属硫化物を金属酸化物に酸化する(すなわち、転化する)ことである。サスペンション炉としても知られる代表的フラッシュ転化炉はそのマグナ、ユタ設備(Magna, Utah facility)でケネコットユタ銅社(Kennecott Utah Copper Corp.)により使われるフラッシュ転化炉を含む。代表的バス転化炉はi)そのホーン、カナダ設備(Horne, Canada facility)でノランダ社(Noranda, Inc.)により、ii)そのサドベリー、カナダ設備(Sudbury, Canada facility)でインコ社(Inco Ltd.)により、そしてiii)そのナオシマ、日本設備(Naoshima, Japan facility)で三菱マテリアル社(Mitsubishi Materials Corp.)により使われるバス転化炉を含む。
転化炉の種類に関係無く、該銅マットは該銅マットの酸素との反応により該転化炉内でブリスター銅に転化される。特に、バス転化炉では、融解銅マットは該炉に充填され、羽口(tuyeres)又はガス噴射器を通して空気又は酸素豊富な(oxygen−enriched)空気が該融解銅マット内に吹き付けられる。酸化珪素フラックスが、酸化される鉄と組み合わせ、スラグを形成するために該バス転化炉に追加される。
他方、フラッシュ転化過程は、最初に該銅マットを適当な寸法(すなわち、粉末)に磨砕し、次いで酸素豊富な空気{約(ca.)70−90%酸素}を使ってこれをフラッシュ反応炉内に吹き込むことにより、固体化した銅マットを扱う。フラックスも、典型的に酸化カルシウムとして、該粉末化したマット(powdered matte)に追加されるが、それは又酸化珪素又は酸化カルシウムと酸化珪素の組み合わせであってもよい。該粉末化したマットは該酸素雰囲気内で燃焼(combusts)し、該材料とフラックスを融解するに充分な熱を発生し、融解ブリスター及びスラグを作る。
これらの転化過程は次の2つの産物:i)スラグとii)ブリスター銅、を発生する。該スラグは脈石鉱物、銅金属(すなわち、Cu)、酸化銅(主にCuOの形の)、フラックス、及び酸化鉄を含み、それは該ブリスター銅に比し低い比重(すなわち、より低い密度)を有し、かくしてそれが該ブリスター銅の頂部上に浮遊することを可能にする。他方、ブリスター銅は脈石鉱物、銅金属(すなわち、Cu)、酸化銅(主にCuOの形の)、及び硫化銅(主にCuSの形の)を有し、それは該スラグに比して高い比重(すなわち、より高い密度)を有し、かくしてそれが成形し、集まり、該転化炉の底部に配置されたたらい又はセトラーへと沈むことを可能にする。該頂部スラグ層は典型的に約30cmの深さであるが、該底部ブリスター銅層は約50cmの深さである。
もし該転化炉がロータリーバス転化炉(rotary bath conversion furnace)であるなら、該スラグ及びブリスター銅は間歇ベースでマウス(mouth)又はスパウト(sput)から別々に注がれる。他方、もし該転化炉が静止バス変換炉(stationary bath conversion furnace)であるなら、該スラグ及びブリスター銅除去用に出口が提供される。これらの出口は該転化炉の1つ以上の側壁上の種々の高さに配置された種々のタップ孔を有するのが典型的であり、そして溶融炉で用いられたそれと同様な仕方で、各々は相手方から独立に該転化炉から除去される。他の種類の転化炉は、例えば、該スラグを保持するのに好適な堰(weir)を使い、該スラグ及びブリスター銅を連続的にオーバーフローさせるために1つ以上の出口を利用するのが普通である。
該スラグ及びブリスター銅の間で起こる相分離(phase separation)は完全でない。かくして、示した様に、該スラグは、銅金属(すなわち、Cu)及び酸化銅(主にCuOの形の)の形であるのが通常である追加の銅を含む一方、該ブリスター銅は種々のウェースト及び未回収鉱物(waste and un−recovered minerals)(例えば硫黄)を含み、主に酸化銅(主にCuOの形の)、硫化銅(主にCuSの形の)及びフェロシリケート(ferrosilicate)、他の形である。スラグ内にある銅は損失金属値(lost metal value)を有し、それは該スラグを該溶融炉へ戻るようリサイクルすることにより回収され得る一方、該ブリスター銅内の該ウェースト及び未回収鉱物値は不純物を構成するが、該不純物は陽極炉内か又は電気精錬を通してか何れかで結果的に除去される。
かくして、転化18は該銅マットをブリスター銅に転化し、該ブリスター銅は98重量パーセントより高い銅を含むのが典型的である。
F.精錬20
最終的に、該ブリスター銅は、通常最初に乾式冶金的に(pyrometallurgically)そして次いで電解式(electrolytically)に、精錬される。特に、該ブリスター銅は更に銅含有量を昇級させるために、反射式又は回転式陽極炉内での点火精錬(fire refining)の様な、追加的純化過程(purification step)に供される。次いで、該ブリスター銅は陽極と呼ばれる大きな、厚いプレートに鋳造され、それはトラック、レイル(rail)、又は類似のものにより陽極鋳造プラントから電解銅精錬所(elecrolytic copper refinery)へ転送されることが多い。該電解銅精錬所では、該陽極は酸性溶液内に降ろされるが、該溶液は約120−250gplの遊離硫酸(free sulfuric acid)と約30−50gplの溶解銅(dissolved copper)を含む。次いで該陽極は正の直流源に電気的に接続される。該陽極をこの水性電解液で電解(electrolyze)させるために、それらは、負に荷電された、スターターシート(starter sheets)又は陰極と呼ばれる不溶性の、インターリーブ(interleaved)された、ステンレス鋼ブランクにより隔てられる。次いで、予め決められた時間の長さ該陽極と陰極の間に電気が送られ、銅イオンに該陰極でプレートを形成するよう該陽極から陰極へ移動(migrate)させるが、該プレートは20パーツパーミリオンより少ない不純物(すなわち、硫黄プラス非銅金属で、酸素は含まない)しか含まない。一般に約0.1−0.5Vの電圧は対応する約160−380A/mの電流密度を用いて該陽極を溶かし、該陰極上にその銅を析出(deposit)させるのに充分である。精錬された銅が析出される2枚の陰極プレートを作る各陽極と共に、該陰極プレートは次いで洗浄され、究極的最終使用のために用意される。
年当たり300,000トンの銅陰極を作る典型的銅精錬所では、セル内にサスペンド
(suspended)された合計131,000ピース用として、各々が46の陽極と45の陰極ブランクを有する1,440程の電解セルがある。この様な従来の銅製錬所では、各陰極と各陽極は該陽極の支持耳部(supporting ears)及び該陰極のハンガーバー(hanger bars)上の2つ以上の接触点を通して該精錬所電流供給システム(refinery current supply system)に電気的に接続される。これは合計260,000以上の電気接続があり得ることを意味する(すなわち、陽極当たり2及び陰極当たり2が陰極及び陽極の数を掛け算される)。該精錬過程の効率的動作には該陽極及び陰極ブランクの間に短絡が無いこと(absence
of short circuits)が重要である。続いて詳細に述べられる様に、もし該陽極及び陰極が誤整列(mis−aligned)されるか又は陰極上の銅析出が均一でない仕方で成長し、陽極と接触するなら、短絡が起こり得る。短絡が起こると、望まれる銅メッキ過程(desired copper plating process)は混乱(disrupted)し、電気的使用効率は低下する。従って、該短絡は該陽極及び陰極に跨る電圧差(voltage differential)の減少に帰着する。
精錬過程の効率的動作には該陽極及び陰極間の開路及び短絡(open and short circuits)の無いことが重要である。次に詳細に述べる様に、もし該陽極及び陰極が誤整列されるか又は陰極上の銅析出が均一でない仕方で成長し、陽極と接触するなら、短絡が起こり得る。該短絡が起こると、望まれる銅メッキ過程は混乱する。他方、もし電流供給部と該陽極又は陰極との間に接触不良(poor contact)があるなら開路(open circuits)が起こり得る。開路が起こると、電気使用の効率は低下する。
かくして、精錬20は該ブリスター銅を精錬された銅に精錬するが、該精錬された銅は典型的に約99.99重量パーセントの銅を含む{すなわち、実効的に純銅(pure copper)}。
その後、精錬20は該精錬された陰極銅が、当該技術で公知の従来方法と技術を使って何等かの数の最終銅製品(copper end−products)にも変換されることを可能にする。
銅精錬20の効率はセルモニタリングの効率を高めることにより高められる。特に、少なくとも2つの重要なセルパラメーター(cell parameter)―すなわち、セル電圧及びセル温度、が綿密に(closely)モニターされる必要がある。これら2つのセルパラメーター、及びその他を、適切にモニターするのに失敗することは金属回収(metal recovery)を減じ、スクラップ率(scrape rate)を増やし、そして非効率的エネルギー使用へ導く。それにも拘わらず、大抵の電解金属回収及び精錬設備はこれらのセルパラメーターを有効にモニターしておらず、それは主にこの様なセルモニタリングに付随する高い資金(high capital)と運転コスト(operation cost)のためである。例えば、これらのコストは、タンクハウス内の各個別電解セルがパラメーターモニタリング及び伝送の機器まで配線されて(hardwired)いる時、著しく高価になる。その様にすることは一般に、本質的に厳しく(inherently hostile)、本質的に腐食性で、そして強い磁場に本質的に供される環境内で著しい量の配線を要する。特に、何れかのセルを跨ぐ電圧差(voltage differential across any cell)が0.1から0.5ボルトの桁でありながら、該全タンクハウスを跨ぐ電圧差は数百ボルトになり得る。該電位は人命に関わる可能性があり得る(votage potential can be potentially fatal)ので、簡単に線を個別セルに接続し、該線を電圧モニタリング機器に迂回させることは本質的に不安全である。現存する電解セルモニタリングの機器及び技術は高価で、広い有線配線(extensive hard wiring)を要するので、両欠点は有効な電解セルモニタリングの広範な市場浸透(widespread market penetration)を顕著に停止させて来た。
結果として、銅の電解精錬中に開路及び短絡が起こるのが普通である。それらは、i)陽極及び陰極の貧弱な物理的性質、ii)電流源と該陽極又は陰極との間の接触不良(poor contact)、iii)陽極及び陰極の誤整列(misalignment)、そしてiv)電解液温度、添加物レベル(additive levels)、又は化学(chemistry)での局所的変動(local variations)、を含む多くの理由で起こる。かくして、効率的電解セルモニタリングは銅の電解精錬中重要であり、それはそれが、もし解消(cleared)されなければ、電流効率を減じ、不充分な陰極成長(poor cathode development)の様な下流処理問題に帰着する、陽極及び陰極間の開路及び短絡を、システムオペレーターが検出することを可能にするからである。公知の様に、銅不純物、銅含有量、及び銅外観(copper appearance)も又開路及び短絡により究極的に不利に影響される。
従来のモニタリングは陽極及び陰極の間の短絡を識別(identifying)することにのみ焦点合わせされた。これは該陰極を通って流れる異常な磁場を検出するために手持ち式ガウスメーター(hand−held Gaussmeter)を手動で使うことにより達成されるのが普通である。この様な手順は、メーター針の大きなふれ(deflection)を検出するために該手持ちガウスメーターを綿密に観察しながら、各セル内の該陽極及び陰極上を身体的に歩く(physically walking)ことを要するのが一般的である。しばしば、該ガウスメーターは長い棒又はポールの遠位の端部に固定され、それによりそれは陰極ハンガーバー(cathode hanger bar)の近くに保持され得る。どうしても、そのタスクは作業学的に難しく、事故を起こし勝ち(accident−prone)でもある。更に、該セル上を歩くことは該陽極及び陰極をしばしば誤整列させ、起こり得る汚染(contamination)に導き、そして又しばしば更に進んだ問題へも導く。
開路及び短絡の検出はそれらの原因よりも寧ろそれらの結果を処理するが、それは電極品質を改良するための広く認識された技術である。従って、短絡が検出された後、欠陥(fault)を標定(locate)するためにステンレス鋼ロッドで該陰極及び陽極間をプローブし、該短絡の中枢(epicenter)で成長する損ない銅塊(errant copper nodule)を物理的に分離する{すなわち、破り外す(breaking off)}ことによりそれが解消されるのが一般的である。しばしばこれは該セルから該陰極を物理的に持ち上げることを要する。しかしながら、不幸にして、重要な破損が既に起こった後まで、多くの開路及び短絡は検出されないことが多い。
結果として、より低廉で、より非侵襲性(less intrusive)で、保守の必要が低い(lower maintenance)、そしてより高効率の電解セルモニタリングシステムと方法の要請がある。この様なシステムと方法は銅生産の銅精錬段階20の間のエネルギー利用と効率を高めるだろう。かくして、銅生産の銅精錬段階20の間、陽極及び陰極電圧と温度の様な電解セルパラメーターを測定するために、費用効果的で、最小侵襲性で、最小の保守しか要せず、そして益々効率的な電解セルモニタリングのシステムと方法の要請が存在する。
1実施例では、本発明(the inventive arrangements)は電解セルを跨いで課された電位を使って給電されるセル給電第1電子デバイス(cell
−powered first electronic device)を具備するシステムを提供するが、そこでは該電位はこのタスクを達成するため電圧昇圧(voltage−boosted)される。もし該セルに課された電位がこのデバイスに給電するのに不充分ならば、それは又バッテリー給電される(battery−powered)ことも出来る。とにかく、このデバイスは該電解セル内の1つ以上のセンサーのみならず、第2電子デバイスとも通信し(in communication with)、そして第1及び第2電子デバイスは無線で通信する(wirelessly communicate)。特に、該第2電子デバイスは該第1電子デバイスからデータ信号を受信し、該第1電子デバイスはそれへデータ信号を送信し、該第1及び第2電子デバイスは好ましくは相互から物理的遠隔にあるのがよく、好ましくはスペクトラム拡散技術(spread spectrum technology)を使って、私的又は公共のネットワーク上で通信するのがよい。加えて、該第2電子デバイスはデータ信号を、該データ信号の更に進んだ処理用に、コンピュータへ送信するのが好ましい。
もう1つの実施例では、本発明(inventive arrangement)は又、電解セル内のセンサーと通信する電子部品を具備する電解セルモニタリングデバイスを提供するが、該部品は該セルを跨いで課される電位を使って給電され、そこでは該電位はこのタスクを達成するため電圧昇圧されることが多い。もしセルに課された該電位がこのデバイスに給電するのに不充分ならば、それは又バッテリー給電されることが出来る。
もう1つの実施例では、本発明は又、該セルを跨いで課される電位を使って給電されるセル給電第1電子デバイスを提供する過程を含む電解セルのモニタリングの方法を提供するが、そこでは該方法はこのタスクを達成するために該電位を電圧昇圧している。もし該セルに課される電位がこのデバイスに給電するのに不充分であれば、該方法は又バッテリーを使って該デバイスに給電することも出来る。とにかく、このデバイスは該電解セル内の1つ以上のセンサーのみならず第2電子デバイスとも通信し、該第1及び第2電子デバイスは無線通信する。特に、該方法は該第1電子デバイスから第2電子デバイスへデータ信号を無線で送信し、該第1及び第2電子デバイスは好ましくは相互から物理的に遠隔にあるのがよく、好ましくはスペクトラム拡散技術を使って、私的又は公共のネットワーク上で通信するのがよい。
もう1つの実施例では、本発明は又データ信号を発生するために該セルの物理的特性に対応する電解セルパラメーターをモニターするセンサーをサンプリングする過程と、該データ信号を遠隔の電子デバイスへ無線送信する過程と、を具備する高純度銅を生産する方法(method for producing high−purity copper)を提供する。
今、図2を参照すると、電解セル22が示されており、そこでは陽極プレート(anode plates){すなわち、“陽極(anodes)”}A及び陰極シート(cathode sheets){すなわち、“陰極(cathodes)”}Cが相互に対し近接して交互に配置され、該電解セル22の内壁25a内に含まれた水性電解液(aqueous electrolyte)24内に浸される。銅生産中、明確化のため図ではより少ない量が示されるが、水性電解液24が普通該電解セル22の頂部表面26に比較的近くまで充たされる。電解セル22内では、該陽極A及び陰極Cは、該電解セル22の頂部表面26上で長さ方向に走る(running lengthwise)電流レイル28とイヤー接触する(in ear−contact with current rail 28)。該電流レイル28は、該陽極Aから該陰極Cへの銅イオン移動(copper ion migration)に役立つために電流を該電解セル22へ運ぶ。該電解セル22は一般に超低電圧(ultra−low voltage)(すなわち、
0.1−0.8ボルト)であるが、2800Aの電流は該電解セル22付近では異常ではない。このセル電圧は該イオン移動用に該陽極A及び陰極Cを跨いで印加される電圧(voltage impressed across the anodes A and
the cathodes C)であるバス電圧(bus vltage)により給電(powered)されるのが典型的である。
普通の銅生産タンクハウス(common copper−producing tank house)は、その各々が36の電解セル22を有する40程の多さの区分(sections)を備える。更に、典型的電解セル22は46程の多さの陽極−陰極A−C対(anode−cathode A−C pairs)を有し、普通のタンクハウス内に1440程の多さのセル、又は66,240を超える陽極−陰極A−C対を生じ得ることが多い。短絡は陽極−陰極A−C対の何れか間で何時でも起こり得るので、絶えざる電解セルモニタリングは銅生産増大に非常に有益である。しかしながら、各そして全部の電解セル22で電解セルモニターに電力を速く提供する要請は重荷(burdensome)になる。結果として、配線されたモニタリングシステムは設置と保守が難しく、高価であるので、前に詳述した様に、そうすることにより得られ得る利点にも拘わらず、現在世界の精錬所の60%より少ししかセル生産をモニターしていないと見積もられる。
従って、セル給電されたマイクロプロセサーベースのスレーブ30は、該スレーブ30を電解セル22の電流レイル28に接続する電気接続31を用いて、電気的に電解セル22に取り付けられる。好ましくは、又適当な機械的結合が該スレーブ30を該電解セル22へ結合するのがよい。例えば、1実施例では、該スレーブ30は該電解セル22の適当な外壁25bに沿い頂部面26から垂れ下がる1つの線の形(a wire form)(示されてない)から懸垂される。もう1つの実施例では、該電解セル22は該スレーブ30を受けるのに好適な凹部を有して鋳造されてもよい。なおもう1つの好ましい実施例では、1つ又は多数のスレーブ30が、相互に物理的に近く近接して整列された隣り合うセル22に跨っている(straddle)。更に、もし該スレーブ30が電解セル22に物理的に密接に接触しているなら、それが曝される過酷な環境からそれを保護するために適当なハウジング内に納められるのが好ましい。とにかく、電気−機械的取り付け(electro−mechnical attachment)の技術と方法は当該技術で公知であり、一般的な本発明での一体部品としては特に意図されていない。寧ろ、好ましくは無線の{例えば、無線周波数の(radio)}リンク強さ(link strengths)を最大化し、オペレーターが該電解セル22の頂部面26に沿って歩く時の短絡のクリヤリングの様に、他の銅生産過程との干渉(interference)を最小化するために、適当な配置及び取り付け方法が選ばれる。
加えて、該スレーブ30は又種々のセンサー(示されてない)に取り付けられ、それらと電気通信するが、該センサーは該センサーが取り付けられる該電解セル22の物理的特性に対応するセルパラメーターをモニターするものである。例えば、代表的セルパラメーターはセル電圧、セル温度、そしてセル混濁(turbidity)を含む。従って、適当な電圧センサーがセル電圧をモニターする。適当な温度センサー{例えば、サーモメーター(thermometers)、サーミスター及び類似のもの}がセル温度をモニターする。そして適当な混濁センサーが、しばしばレーザー技術を使って、セル混濁(cell turbidity)をモニターする。又適当なセンサーは、試薬の系内モニタリング(in−situ monitoring of reageants)、特定イオン電極モニタリング(specific ion electrode monitoring)、そして水性電解液24の組成のモニタリングを提供する。これらのセンサーの全部は該スレーブ30と接触し、通信する。
1つの好ましい実施例では、例えば、1つを電解セル22のドレイン29の近くにそし
てもう1つをその1つ以上の内壁25aに沿って置く様に、多数の温度センサーを該電解セル22内に提供することにより、多数のセル温度がモニターされる。従って、該電解セル22からの精密な熱損失又は熱平衡(accurate heat loss or balance)がモニターされ得る。例えば、好ましい温度センサーはカリフオルニア州、サニーベール(Sunnyvale, CA)のマキシムインテグレーテッドプロダクツ社(Maxim Integrated Products, Inc.)から入手可能なデーエス18ビー20 1−線アール(DS18B20 1−Wire(R))高精度デジタルサーモメーター(high−precision digital thermometer)である。この温度センサーは−10から+85℃の範囲に亘り±0.5℃の精度を有し、1−線アール直列バス(1−Wire(R) serial bus)上で2の補数のフオーマットで(in 2’s complement format)12ビットの分解能(すなわち、0.0625℃)で読み出し、現場校正を要せず、その信号線によりパラサイト給電され(is parasite powered)、該センサー用バスアドレスとして役立つ一意の、スタチック64ビットシリコン直列番号(a unique, static 64−bit silicon serial number)を有し、そして多数のDS18B20センサーが同じ1−線アールバス{the same 1−Wire(R)bus}上で共存することを可能にする。他の適当な温度センサーも使われてもよい。
該1つ以上のセルパラメーターは該センサーが取り付けられる電解セル22の1つ以上の物理特性に対応し、該1つ以上のセンサーは該スレーブ30の集積化部品(integrated component)とするか、又は代わりに部品アドオンピース(component add−on pieces)として次の時にそれに付加されることも出来る。該好ましいスレーブ30はかくしてそれが一緒に動作するセンサーに関して柔軟である。
今、図3を参照すると、スレーブ30は実時間の、無線通信ネットワーク34上で1つ以上のマスター32と電子的に通信するのが好ましい。好ましくは、該スレーブ30とマスター32の間の通信は双方向(two−way)であり、各デバイスが送信及び受信能力を有するのがよい。公共的及び私的、両無線通信ネットワーク34を含む、何等かの適当な無線通信ネットワーク34が使われ得る。例えば、IEEE802.15.4は標準、低速度、無線個人範囲ネットワーク(standard, low−rate, wireless personal area networks)用に普通使われる。
好ましくは、該マスター32は該スレーブ30から物理的に分離され、遠隔にあるのがよい。例えば、好ましい実施例では、該マスター32は該タンクハウス内でタワー(tower)、天井(ceiling)又は壁から懸垂されるか、又はその上に設置される。換言すれば、該マスター32は該電解セル22及びそれぞれのスレーブ30の直近の動作範囲の外に配置されるのが好ましい。それで、該スレーブ30は好ましくは該電解セル22に電気的、機械的に取り付けられるのがよいが、該マスター32はそれから物理的に遠隔にある。
加えて、コンピュータ36は、それらの全部が直列デバイス接続用に当該技術で公知技術である、RS−232ポート、その後継(its successor)の1つのRS−422/RS−485ポート、USBポート、又はイーサーネット(Eathernet)ポートを通して該コンピュータ36へマスター32を接続する様に、該マスター32と電子的に通信し、好ましくは配線された(hard−wired)、従来のネットワークインターフエース37上で、通信する。該コンピュータ36は典型的コンピュータ又は機械読み出し可能な媒体(machine readable medium)として動作し、それはデスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)、タブレ
ット(tablet)PC又は他の適当な計算プラットフオーム(computing platform)として実現されてもよい。典型的に、それはプロセサーを有するシステムを備えるが、一般的な本発明の必須部品として特定の詳細は意図されてない。
描かれている様に、該スレーブ30は一般に3つの主要機能すなわち:i)該電解セル22の1つ以上のセルパラメーターの測定;ii)従来のA−D(“A/D”)変換器を使ってのセルパラメーターの1つ以上のデータ信号(すなわち、デジタルデータ又はデジタル信号)への変換;そしてiii)これらのデータ信号の即時(real−time)、無線通信ネットワーク34上での該マスター34の1つ以上への無線送信、を達成する。それらは又デジタル信号処理アルゴリズムを実施し、それら自身についての情報を自己診断する。同様に、該マスター32は一般的に2つの主要機能すなわち:i)これらのデータ信号の該即時、無線通信ネットワーク34上での該1つ以上のスレーブ30からの受信;そしてii)これらのデータ信号の該コンピュータ36への送信、を達成する。そして最後に、該コンピュータ36は一般に2つの主要機能すなわち:i)該マスター32からのデータ信号受信と、データの該コンピュータ36上又は該プラントコンピュータネットワーク(図3では他の仕方では示されてない)上のもう1つのコンピュータ(示されてない)上に定在するデータベース又はデータヒストリアン(data historian)への報告;そしてii)データの処理及び解析と該スレーブ30及び該マスター32の通信ステイタスについての診断情報の発生、を達成する。該セルモニタリングシステム内のこれらの無線通信リンクは本質的に単方向(unilateral)であるよう意図されてなく、中で送信器及び受信器機能が1つのデバイス内に集積化され得る双方向通信(bilateral communication)を含む。
大規模タンクハウスでは、該マスター32は上記で詳述された様に、1つ以上のデータリレイ40と中央マスター42を通して通信する。もし該タンクハウスが充分大きいか又は他の仕方でそれを必要とするなら、多数の中央マスター42も又実現され得る。
描かれた好ましい実施例では、該スレーブ30は該マスター32へ無線で送信するが、該マスターは、主にコンピュータ36を該タンクハウスとその厳しい環境から取り除くために、該スレーブ30と該コンピュータ36の間の仲介者(go−between)として役立つ。もう1つの好ましい実施例では、しかしながら、該スレーブ30は、仲介者としての該マスター32への送信無しに、直接該コンピュータ36へ無線送信する。
今、図4を参照すると、即時、無線通信ネットワーク(real−time, wireless communication network)34の好ましい実施例が示されるが、そこでは第1マスター32aは第1サブシステム38aの部分として数百程の多くの第1スレーブ30aにサーブ(serves)する。同様に、第2マスター32bは第2サブシステム38bの部分としてもう1つの数百の第2スレーブ30bにサーブし、そして第Nマスター32n及び第Nサブシステム38nについて同様である。示される様に、各マスター32は好ましくはスレーブ30の各それぞれのセットから物理的に遠隔にあり、それと無線通信するのがよい。好ましい実施例では、4から8程の多さのマスター32が普通の銅生産タンクハウスの数ヘクタール上に広がる1440の電解セル22にサーブすると予想される。しかしながら、必要な様に、本発明は充分にスケーラブル(scalable)であり、必要な様により多く又より少ないマスター32が提供されてもよい。加えて、そして説明される様に、各マスター32は好ましくは周波数ホップ(frequency hops)する、すなわち各マスター32は周波数ホッピングシステム(frequency hopping system)を利用するのがよい。換言すれば、これらのマスター32は好ましくは種々の周波数ホッピングシーケンス(frequency hopping sequences)を利用するのがよく、該シーケンスは多数のマスター32が共存することを可能にする。
もう1つの好ましい実施例では、該マスター32と該コンピュータ36の間の電子的通信は更に、図4に示す様に、該マスター32からデータリレイ40へと、該データリレイ40から中央マスター42へと、そして次いで該中央マスター42から該コンピュータ36へと、の電子的通信から成る。特に、該第1マスター32aは第1データリレイ40aと電子的に通信し、該第2マスター32bは第2データリレイ40bと電子的に通信し、そして第Nデータリレイ40nと電子的に通信する第Nマスターについて同様である。好ましくは、該データリレイ40の各々はもう1つのスレーブ30であり、そのそれぞれのマスター32及び該中央マスター42の間で通信するのがよい。好ましくは、該中央マスター42は同様にもう1つのマスター32であり、そのそれぞれのデータリレイ40及びコンピュータ36の間で通信するのがよい。かくして、該即時無線通信ネットワーク34上で該電解セル22のセンサーから該コンピュータ36へデータを送信するために往復するスレーブ−マスター−スレーブ−マスター配置(reciprocating slave−master−slave−master arrangement)が存在するのが好ましい。好ましい実施例では、該スレーブ30,マスター32,データリレイ40,そして中央マスター42の各々は同じハードウエアから形成され、それによりこの配置を実現している。適当なソフトウエアがこの目的を達成するため各々上で実施される。
i)該スレーブ30と該マスター32,ii)該マスター32と該データリレイ40,そしてiii)該データリレイ40と該中央マスター42、の間の電子的通信は無線であるが、該中央マスター42と該コンピュータ36の間の通信は、その全てが直列デバイスの接続用として当該技術で公知技術である、RS−232ポート、その後継の1つであるRS−422/RS−485ポート、USBポート、又はイーサーネットポートを通して該中央マスター42を該コンピュータ36へ接続する様に、従来のネットワークインターフエース37上で配線されるのが好ましい。何れにせよ、該コンピュータ36は結局該それぞれのスレーブ30から受信したデータ信号を処理する。
好ましい実施例では、該コンピュータ36は普通、該セルモニタリングシステム(すなわち、スレーブ30,マスター32,データリレイ40,そして中央マスター42)と現在のプラントコンピュータネットワーク39との間のブリッジ又はデータインターフエースとしての役割を演ずる。それはデータを、該コンピュータ36又は、普通イーサーナットネットワークである該プラントコンピュータネットワーク39上のもう1つのコンピュータ(示されてない)、又は他のプラント情報システム上に定在するデータベース又はデータヒストリアンに報告する。該セルモニタリングデータが該プラントコンピュータネットワーク39で入手可能なので、その上にインストールされた適当なセルモニタリングアップリケーションソフトウエア(cell monitoring application software){例えば、フインランド、エスプー(Espoo, Finland)のアウトクンプグループ(Outokumpu Group)からのセルセンス(CellSense)}を有する1つ以上のコンピュータアプリケーションワークステーション(computer application workstations)41が利用される。該コンピュータアプリケーションワークステーション41はデータサーバーからセルモニタリングデータにアクセスし、タンクハウス性能(tank house performance)の様なタンクハウスセル特性を計算する。その結果は該プラントコンピュータネットワーク39上の何等かのコンピュータ(すなわち、デスクトップ、ラップトップ、タブレットPC、又は他の適当な計算プラットフオーム)上で何等か適当な仕方でオペレーターに提示される。この様であるから、典型的コンピュータアプリケーションワークステーション41は該ワークステーション41を制御し相互作用するためのキーボード44,モニター46、そしてマウス48のみならず該コンピュータ36又はプラントコンピュータネットワーク39からの情報又はデータをハードコピーするためのプリンター50も有してもよい。
当業者は本発明がハードウエア、ソフトウエア、フアームウエア又は何等かのそれらの種々の組み合わせで実現されることを認識するであろう。本発明の代表的可視化ツールは中央化した仕方で1つのコンピュータ36上で、又は代わりに、多数の要素と部品が多数の相互接続されたコンピュータ36上に広がる分散した仕方で実現され得る。更に、ここで説明された本発明を実行するよう付加されたどんな種類のコンピュータ36又は他の装置も適合される。ハードウエア及びソフトウエアの典型的組み合わせは、例えば、ロードされ、実行される時、説明した本発明が実現されるよう該コンピュータ36を制御するコンピュータプログラムを有する汎用コンピュータ36とすることが出来る。
かくして、好ましい実施例では、該コンピュータ36は、該タンクハウスとそのオペレーター用のデータヒストリアン(data historian)として機能する、現在のプラント情報システムコンピュータに対するインターフエースとなる。
今、図5を参照すると、スレーブ30の機能ブロック線図が示される。特に、該電解セル22と該スレーブ30の間に少なくとも2つの電気接続31が提供される。第1接続52はバス電圧を利用するが、該電圧は該スレーブ30に給電するために該陽極A及び陰極Cを跨いで印加される電圧である。該セル電圧は又この接続を通して測定される。第2の接続54は種々のセンサーと通信するが、該センサーは該センサーが取り付けられる該電解セル22の物理的特性に対応するセルパラメーターをモニターする。
典型的セル電圧は一般に約0.1−0.8ボルトの間に及び、それらは普通には約0.2−0.3ボルトの間にあり、なおもっと普通には、それらは約0.25ボルトである。これはマイクロプロセサーベースのスレーブ30を給電するには一般に不充分であり、それで電圧昇圧器(voltage booster)54が提供されるがそれは下記で詳述される。該電圧昇圧器54はその超低セル電圧(ultra−low cell voltage)を約0.1より低くから約5.0ボルトへ昇圧(boosts)する。もし該電圧昇圧器54を給電するのに該電解セル22から不充分な電圧しか入手出来ないなら(すなわち、0.15ボルトより高い電圧が該電解セル22から必ずしも入手出来ないかもしれない)、再充電可能なバッテリー(rechargeable battery)56も、約3.6ボルトが好ましい、エネルギーリザーバー(energy reservoir)として提供され得る。代表的再充電可能なバッテリー56はニッカドバッテリー(NiCad battery)、NIMHバッテリー、リチウムイオンバッテリー(Lithium−Ion battery)、又は類似のものを含む。好ましくは、該再充電可能なバッテリー56は低電流充電、高周囲動作温度用に好適である。他方、もし該マイクロプロセサーベースのスレーブ30に給電するのに充分な電圧が該電解セル22から入手可能なら、それは該電圧昇圧器54又は再充電可能なバッテリー56無しで直接使われ得る。換言すれば、もし該電圧昇圧器54に供給するのに充分な電圧が該電解セル22から入手可能であるなら(すなわち、0.15ボルトより高い)、該スレーブ30はそれからエネルギーを引く電圧昇圧器54により給電され得る。該電圧昇圧器54は又、該セル電圧が充分高い時(すなわち、0.15ボルトより高い)該再充電可能なバッテリー56を充電するだろう。
該再充電可能なバッテリー56は、例えば、i)該電解セル22から充分な電圧が入手可能な時は何時も該バッテリー56を再充電するか;又はii)該バッテリー電圧が或るしきい値レベルの下に降下した時だけ該バッテリー56を再充電する、ことを含め、種々の仕方で再充電され得る。干渉を減ずるために、該セルパラメーターをサンプリングし、本発明の無線データ転送機構(wireless data transfer mechanisms)を通してデータを送信又は受信する間、該電圧昇圧器54を閉止し、該再充電可能なバッテリー56で該スレーブ30に給電することは好ましい。
何れにせよ、該電圧昇圧器54からの電圧か又は該再充電可能なバッテリー56からの電圧か、何れかにより、電圧調整器58は約3.3ボルトの一定供給電圧を該スレーブ30のトランシーバー60及びマイクロプロセサー62へ提供する。
下記で詳述される様に、好ましくは該トランシーバー60は産業、科学及び医学(Industrial, Scientific, and Medical)(“ISM”)バンド(band)上で周波数ホッピングスペクトル拡散(Frequency Hopping Spread Spectrum)(“FHSS”)又は直接シーケンススペクトル拡散(Direct Sequence Spread Spectrum)(“DSSS”)を使ってアンテナ64を通して該マスター32と通信するのがよい。好ましくは、該アンテナ64は該スレーブ30が曝される厳しい環境のために該スレーブ30の内部にあるが、もし必要であるか又は望まれるなら、外部アンテナ64が提供されてもよい。
何れにせよ、該電圧調整器(voltage regulator)58からの供給電圧は又マイクロプロセサー62に給電し、該プロセサーはセンサーが取り付けられた電解セル22からのアナログ信号を変換するためにA−D変換器68を有する。該マイクロプロセサー62は又該スレーブ30を制御するためのプロトコルソフトウエア(protocol software)70と、該電圧昇圧器54用の比例、積分、微分(Proportional, Integral, Derivative)(“PID”)コントローラー(controller)又は他のアルゴリズム72と、を有する。
従って、該スレーブ30は一般に、下記機能すなわち:電解セルパラメーターのサンプリングと、デジタルデータへの変換;デジタルフイルタリング(digital filtering)の様な或るデジタル信号処理アルゴリズムを使ったデジタルデータの処理:無線ラジオリンク(wireless radio link)の様な無線通信ネットワークを通しての該デジタルデータ信号の該マスター32への送信;超低セル電圧を昇圧することによるそれ自身への電力の提供、そしてバックアップ電力用としての再充電可能なバッテリー56の使用、の少なくとも1つを行う。好ましい実施例では、それは下記仕様すなわち:該ISMラジオ周波数バンド上での該FHSS又はDSSSの使用;76.8kビット/秒以上のボーレイト(baud rate)の使用;約200フイート以上の送、受信範囲、3つ以上の10ビットA/Dチャンネル、約−10から+85℃以上の動作周囲温度、±0.0615℃以上のデジタル温度センサー分解能の保有;そしてセル電圧の様なセルデータを通信するためのLED出力66の使用、を有する。それがマイクロプロセサーベースであるので、該スレーブ30は又、該マスター32への送信の前に該データ信号を圧縮及びフイルターし、データをオンボードで処理し、予め決められた設定点しきい値からの偏差を認識し、それ自身と該電解セル22との間の電気的接続品質を解析し、そしてそれがマスター32へ通信する無線プロトコルを実施するようプログラムされる。
図6は電解セル22データを通信するための該スレーブ30のLED出力66用の1つの好ましい方法を描いている。特に、重要なセルパラメーターであるセル電圧は該スレーブ30を見るオペレーターへ視覚的に示される。例えば、該セル電圧はLEDフラッシング周波数(flashing frequency)に線形的に変換されるので、電解セル22内の短絡は、種々のLED出力66のフラッシング周波数を視覚的に比較するオペレーターにより該タンクハウス内で容易に識別され得る。もう1つの好ましい実施例では、該スレーブの種々の条件を表す種々のカラーを有する、多数(すなわち、4つ)のLED出力66が利用される。これらのLED出力66は、送信モニタリング及び短絡識別の様な診断目的のため利用される。もう1つの好ましい実施例では、可聴出力(audible outputs)もセルデータを伝えるために提供される。これらの種類の指示器(indicators)はオペレーターが電解セル22の大きな集合への努力の集中から離れるようにし、より即刻の注意を必要とする様な電解セルに集中することを可能にする。
今、図7を参照すると、図5の電圧昇圧器54が詳述されているが、それは近似的に0.1ボルトより小さい電圧から、該スレーブ30に給電し、再充電可能なバッテリー56を再充電するのに充分な電圧まで、超低セル電圧を昇圧するため提供される。特に、第1インダクター(first inductor)74は、スイッチング配列(switching array)76―それは最小の抵抗と低いゲート静電容量、そして、好ましくは、1つ以上の適当なモスフエット(MOSFET)デバイスを含むのがよい―が閉じる時電気エネルギーを磁場エネルギーに変換する。該スイッチング配列が開くと、電流iを一定に保つために、該第1インダクター74に蓄えられた該磁場エネルギーはノードAに高い電圧を発生する。この高い電圧はダイオード80を通してキャパシター78を充電する。該キャパシター78が受ける電荷の量は、部分的には、該マイクロプロセサー62の該PIDコントローラー又は他のアルゴリズム72により制御される該スイッチング配列76のオン−オフ(ON−OFF)デューティ(duty)サイクルに左右される。従って、該昇圧器(booster)出力電圧はパルス幅変調(pulth width modulation)(“PWM”)デューティサイクル82を変えることにより調整(regulated)され、該サイクルは当業者に公知の低電力消費ドライバー84を通して動作する該マイクロプロセサー62の該PIDコントローラー又は他のアルゴリズム72により制御される。加えて、PWM周波数は好ましくは50kHzより高いのがよい。
3.3ボルト電圧調整器58を通して、該再充電可能なバッテリー56が、スレーブ30用初期エネルギー源としてのみならずリザーバーとしても使用される。かくして、該再充電可能なバッテリー56は、該スレーブ30が初期にオンに変えられる時のみならず該超低セル電圧が該スレーブ30に給電するのに利用可能でないか又は不充分である時も、該スレーブ30に給電する。しかしながら、該超低セル電圧が利用可能でありそして該電圧昇圧器54に供給するのに充分な時は何時も、該電圧昇圧器54はオンに変えられ、それは該スレーブ30に給電し、かつ該再充電可能なバッテリー56を充電する。好ましい実施例では、バッテリー電圧は周期的にサンプルされ、該電圧は該再充電可能なバッテリー56の有用寿命(useful life)を示すために診断情報として通信される。
この超低セル電圧から充分な電力を引き出すために、該電流iは高くなければならない。かくして、該電圧昇圧器54は好ましくは最小抵抗で動作するのがよく、低抵抗を有する該第1インダクター74とスイッチング配列76が適切に選ばれる。好ましくは、例えば、該第1インダクター74とスイッチング配列76の合計抵抗は20ミリオームより小さくすべきである。
説明された様に、好ましくはマイクロプロセサー62内に組み込まれるのがよい、該デジタルPIDデバイス72は該電圧昇圧器54の出力を調整する。第2インダクター88が約2.3オームの好ましい直流抵抗を有するので、該マイクロプロセサー62は該インダクター88間の電圧降下を制御することにより充電電流を制御出来る。該インダクター88間の電圧は、該電圧昇圧器54の出力電圧とバッテリー56の電圧の差である。好ましくは、両電圧が電圧デバイダー86を通して該マイクロプロセサー72のA/Dチャンネルによりサンプルされるのがよい。該サンプルされる電圧は、該電圧昇圧器54がオンに変わると該電圧昇圧器54の出力電圧であり、それは、該電圧昇圧器54がオフに変わると、該バッテリー56の電圧になるであろう。該昇圧器出力電圧は該PIDコントローラー又は他のアルゴリズム72の設定点を変えることにより変えられる。代わりの実施例
では、異なる充電戦略(charge strategies)が異なる種類の再充電可能なバッテリー56用に適用され得る。
好ましくは、該第2インダクター88は、該電圧昇圧器54の高周波汚染(high frequency contaminants)を有利に除去出来るローパスフイルターインダクター(low pass filter inductor)とすることが出来る。
今、図8を参照すると、マスター32の機能ブロック線図が示される。前記の様に、該スレーブ30とマスター32とは同じハードウエアから形成され、アプリケーションにより可能化された異なる機能を有するのが好ましい。何れにせよ、該マスター32は従来の110ボルト交流電力アダプター90から調整された/未調整の5−9ボルト直流を受け、電圧調整器92に供給し、該マスター32のトランシーバー94及びマイクロプロセサー96に3.3ボルトの一定供給電圧を提供する。下記で詳述する様に、該トランシーバー94はISMバンド上のFHSS又はDSSSを使ってアンテナ98を通してスレーブ30と通信するのが好ましい。該アンテナ98は、送信及び受信感度を高めるために該マスター32の外部にあるのが好ましいが、必要なら又は望まれるなら、内部アンテナ98も提供され得る。そして該マイクロプロセサー96は、中に作られる標準直列通信ポートである、ユニバーサルアシンクロナスレシーバートランスミッター(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)(“UART”)100を有する。該マイクロプロセサー96は又マスター32を制御するためのプロトコルソフトウエア102及び該コンピュータ36と通信するための入力/出力ポート104を有する。
従って、該マスター32は一般に、下記機能すなわち:該スレーブ30からの無線通信ネットワーク34を通してのデジタルデータ信号の受信と、該データ信号の、好ましい構成に依り直接か、又はデータリレイ40及び中央マスター42を通してか、何れかでの該コンピュータ36への送信と、の少なくとも1つ以上を行う。好ましい実施例では、それは下記仕様を有する、すなわち、該ISMラジオ周波数バンド上でのFHSS又はDSSSの使用;約200フイート以上の送信及び受信範囲と、約−10から+85℃以上の動作温度と、そしてメインの110ボルト交流による給電及び250mWより少ない最大電力消費と、の保有である。
今、図9−12を参照すると、好ましい通信プロトコルがFHSS通信技術を使って描かれている。
例えば、図9で描かれたスレーブ30の好ましい動作では、制御は過程100で始まり、その後制御は過程102へ移る。
過程102で、スレーブ30はデータ報告トリガー(data reporting trigger)を待ち、該トリガーはi)最後の報告以来測定された、予め規定されたしきい値量(predefined threshold amount)又はデッドバンド(dead−band)を超えるセルパラメーターの偏差、又はii)最後の報告以来の、予め規定された最大報告しきい値期間(predefined maximum reporting thresold period)を超える時間、により賦活される。もし該スレーブ30が過程102でデータ報告トリガーを受信するなら、制御は過程102から過程104へ移り、さもなければ制御は過程102に留まりデータ報告トリガーを待つ。
過程104で、該スレーブ30はマスター32からのビーコン(beacon)を待つ
。もし該スレーブ30が過程104で該マスター32からビーコンを受信するなら、制御は104から過程106へ移り、さもなければ制御は過程104に留まり該マスター32からのビーコンを待つ。
過程106では、該スレーブ30は該マスター32へ送信請求を送信し、その後制御は過程108へ移る。
過程108で、該スレーブ30は該マスター32が該データを該マスター32へ送信するよう該スレーブ30に割り当てるのを待つ。もし該マスター32が過程108で該データを送信するよう該スレーブ30に割り当てるなら、制御は過程108から過程110へ移るが、さもなければ、制御は過程108から過程106へ移る。
過程110で、該スレーブ30は該データを該マスター32へ送信し、その後制御は過程112へ移る。
過程112で、該スレーブ30は該マスター32からの、該マスター32が該スレーブ30から該データを受信した確認応答(acknowledgement)を待つ。もし該スレーブ30が該マスター32から該マスター32が該スレーブ30から該データを受信した確認応答を過程112で受信するなら、制御は過程112から過程114へ移り、それにより本動作は終了するが、さもなければ制御は過程112から過程110へ移る。
同様に、図10で描かれるマスター32の好ましい動作では、制御は過程120で始まり、その後制御は過程122へ移る。
過程122で、該マスター32はそのデータバッファー(data buffer)がフル(full)になるのを待つ。もし該マスター32のデータバッファーが過程122でフルになるなら、制御は過程122から過程124へ移り、さもなければ制御は過程122から過程126へ移る。
過程124で、該マスター32はそのデータをデータリレイ40へ送信し、その後制御は過程124から過程122へ移り次にデータバッファーがフルになるのを待つ。
過程126で該マスター32はタイムアウト期間(time out period)が満了(expire)するのを待つ。もし該タイムアウト期間が過程126で満了するなら、制御は過程126から過程124へ移るが、さもなければ制御は過程126から過程128へ移る。
過程128で、該マスター32はビーコン信号を該スレーブ30へ送信し、その後制御は過程128から過程130へ移る。
過程130で、該マスター32はスレーブ30からの送信請求を待つ。もし該マスター32がスレーブ30からの送信請求を過程130で受信しないなら、制御は過程130から過程132へ移るが、さもなければ、制御は過程130から過程134へ移る。
過程132で、該マスター32はタイムアウト期間が満了になるのを待つ。もし該タイムアウト期間が過程132で満了になったなら、制御は過程132から過程134へ移るが、さもなければ、制御は過程132から過程122へ移る。
過程134では、該マスター32はそのデータを送信するよう該スレーブ30に割り当て、その後制御は過程136へ移る。
過程136で、該マスター32は該スレーブ30からのデータを待つ。もし該マスター32が過程136で該スレーブ30からデータを受信するなら、制御は過程136から過程138へ移り、さもなければ制御は過程136から過程134へ移る。
過程138で、該マスター32は確認応答信号を該スレーブ30へ戻すよう送信し、その後制御は過程138から過程140へ移り、それにより本動作は終了する。
同様に、図11に描かれたデータリレイ40の好ましい動作では、制御は過程150で始まり、その後制御は過程152へ移る。
過程152で、該データリレイ40はマスター32からのデータパック(data pack)を待ち、その後制御は過程152から過程154へ移る。
過程154で、該データリレイ40は該データが用意されるのを待つ。もし該データが過程154で用意されるなら、制御は過程154から過程156へ移り、さもなければ制御は過程154から過程152へ移る。
過程156で、該データリレイ40は該マスター32からの該データを受信し、その後制御は過程156から過程158へ移る。
過程158で、該データリレイ40は該マスター32からの追加データを待つ。もし該データリレイが過程158で該マスター32から追加データを受信するなら、制御は過程158から過程156へ移り、さもなければ制御は過程158から過程160へ移る。
過程160で、該データリレイ40は送信請求を中央マスター42へ送信し、その後制御は過程160から過程162へ移る。
過程162で、該データリレイ40は該中央マスター42が送信を割り当てるのを待つ。もし該中央マスター42が過程162で送信を該データリレイ40に割り当てるなら、制御は過程162から過程164へ移り、さもなければ制御は過程162から過程160へ移る。
過程164で、該データリレイ40はデータを該中央マスター42へ送信し、その後制御は過程166へ移る。
過程166で、該データリレイ40は該中央マスター42からの該中央マスター42が該データリレイ40から該データを受信した確認応答を待つ。もし該データリレイ40が過程166で該中央マスター42が該データリレイ40から該データを受信した確認応答を該中央マスター42から受信するなら、制御は過程166から過程168へ移り、それにより本動作は終了するが、さもなければ制御は過程166から過程164へ移る。
最後に、図12に描かれた中央マスター42の好ましい動作では、制御は過程180で始まり、その後制御は過程182へ移る。
過程182で、該中央マスター42は該データリレイ40からの送信請求を待つ。もし該中央マスター42が過程182で該データリレイ40から該送信請求を受信するなら、制御は過程182から過程184へ移り、さもなければ制御は過程182に留まり該データリレイ40からの送信請求を待つ。
過程184で、該中央マスター42はそのデータを送信するよう該データリレイ40に割り当て、その後制御は過程184から過程186へ移る。
過程186で、該中央マスター42は該データリレイ40からのデータを待つ。もし該中央マスター42が過程186で該データリレイ40からデータを受信すれば、制御は過程186から過程188へ移り、さもなければ、制御は過程186から過程184へ移る。
過程188で、該中央マスター42は確認応答を該データリレイ40へ戻り送信し、その後制御は過程188から過程190へ移り、それにより本動作は終了する。
説明した様に、FHSSの様なスペクトル拡散通信技術(spread spectrum communication technologies)は、それらを特に狭帯域信号に比して、検波(detect)したり、中断(intercept)したり、復調(demodulate)したり、妨害(jam)したり、又は他の仕方で干渉(interfere with)したり、し難くする広帯域の、ノイズの様な信号(noise−like signals)を使う。
ダイレクトシーケンススペクトル拡散(Direct Sequence Spread Spectrum)(“DSSS”)、周波数ホッピングスペクトル拡散(Frequency Hopping Spread Spectrum)(“FHSS”)(例示的、代表的、そして非限定的目的でここで説明された)、タイムホッピングスペクトル拡散(Time Hopping Spread Spectrum)(“THSS”)、そしてコード分割多重アクセス(Code Division Multiple Access)(“CDMA”)を含む、種々の幾つかのスペクトル拡散伝送技術が存在する。
DSSSでは、送信ステーションでデータ信号は、拡散比(spreading ratio)に従ってユーザーデータを分割するより高いデータレートビットシーケンス(higher data rate bit sequence)すなわちチッピングコード(chipping code)と組み合わされる。該チッピングコードは送信される各ビット用の冗長ビットパターン(redundant bit pattern)であり、それは該信号の妨害に対する抵抗を増す。もし該パターン内の1つ以上のビットが送信中損傷されても、元のデータは該送信の冗長度により回復させられ得る。この様なビットシーケンスはスペクトルの平坦さ(spectral flatness)と、低い相互及び自己相関値(cross and auto−correlation values)と、を有し、従って非目標受信器による妨害又は検波を難しくする。
FHSSでは、そのユニークで、ランダムなシーケンスに従って搬送周波数がシフトする又は“ホップ(hops)”する。この技術では、離散周波数の数(number of discrete frequencies)が該システムのバンド幅を決める。
典型的FHSSデバイスは擬似ノイズコード制御周波数シンセサイザー(pseud−noise code−controlled frequency synthesizer)である。該デバイスの瞬時周波数出力は擬似乱数シーケンス(pseudo−random sequence)に基づき1つの値からもう1つへジャンプする。該瞬時周波数を変えることは発生される周波数範囲上に有効に拡散される出力スペクトラムに帰着する。受信器の局部発振器周波数シンセサイザーを駆動する同期した擬似ノイズコード発生器(synchronized pseudo noise code generator)が受信器のデホッピング(de−hopping)を行う。従って、FHSS
は1セットの搬送波周波数上で急速にホップ出来る周波数シンセサイザーを使う。
連邦通信委員会(Federal Communication Commission)(“FCC”)は、送信器電力及び変調への或る技術的制限が充たされる場合、産業、科学及び医学(Industrial, Scientific, and Medical)(“ISM”)バンドと呼ばれる周波数スペクトラムの部分での非免許運転(unlicensed operation)を許可する。最も良く知られたISMバンドは米国の902−928MHzバンド(普通915MHzバンドと呼ばれる)と全世界での2.4−2.4835GHzバンドである。
上記説明の様に、これらの技術は当該技術で公知の技術により本発明で容易に実施され得る。しかしながら、本発明はこの点に限定されるよう意図されてはいない。例えば、FHSS及びDSSSを含むスペクトラム拡散技術が好ましいが、狭帯域通信も又使用され得る。同様に、該ISMバンドの他の周波数スペクトラムの部分も使用され得る。
従って、この明細書は本発明の例示的、代表的、そして非限定的実施例を説明することは容易に明らかになろう。従って、本発明の範囲はこれらの実施例の何れかには限定されない。寧ろ、これらの実施例の詳細と特徴は必要なように開示された。かくして、―当業者に明らかな―多くの変更と変型がその範囲から離れることなく本発明の範囲内にあり、本発明は必ずそれらを包含している。従って、本発明の精神と範囲を公に知らせるために付記する請求項が作られた。
本発明を構成する利点と特徴、及びそれと共に提供される典型的機構の種々の構造と動作的側面、の明確な概念は本明細書の必須部分を形成する、下記の例示的、代表的、そして非限定的図解を参照することにより容易に明らかになるが、そこでは幾つかの図で一般的に類似参照数字が同じ要素を呼称している。
電気冶金的銅生産の従来技術のフローチャートである。 代表的電解セルに固定されたスレーブの斜視図である。 コンピュータと通信するマスターと通信するスレーブを有する本発明のモニタリングシステムの機能線図である。 本発明の好ましい無線通信ネットワークの代表的実施例のアーキテクチャー的線図である。 スレーブの機能ブロック線図である。 好ましい電圧から周波数への写像の可視的表現である。 好ましい電圧昇圧回路である。 マスターの機能的ブロック線図である。 スレーブの好ましい動作のフローチャートである。 マスターの好ましい動作のフローチャートである。 データリレーの好ましい動作のフローチャートである。 中央マスターの好ましい動作のフローチャートである。

Claims (4)

  1. 高純度銅を生産する方法に於いて、
    銅を有する陽極と陰極が浸される水性硫酸電解液を有する1つ以上の電解セル内で前記陽極を電解精錬する過程であって、前記陽極からの銅の溶解、前記陰極上に高純度銅を析出させるに充分の電位の電圧前記陽極及び前記陰極間に確立する過程、
    前記電解セルの電流レイルと電気的に接触し、1つ以上のセンサーと通信し、センサーをサンプリングするために作動できる第1電子デバイスを提供する過程、
    前記電解セルの電流レイルの電位によって前記第1電子デバイスに給電する過程であって、電流レイルを跨いで課される電位を昇圧して第1電子デバイスに給電するのに十分な電位をもたらし、電流レイルを跨いで課される電位が第1電子デバイスに給電するのに不充分な時に、再充電可能なバッテリーを使って第1電子デバイスに給電する過程、
    前記センサーをサンプリングする過程であって前記センサーが、1つ以上のデータ信号で、前記電解セルの物理的特性に対応する前記セルのパラメーターに対応してデータ信号を発生するよう前記電解セルに取り付けられて、該セルパラメーターをモニターする過程、
    そして
    前記データ信号を遠隔の第2電子デバイスへ無線送信する過程
    を具備することを特徴とする方法。
  2. 第1電子デバイス及び第2電子デバイスが私的ネットワーク上で通信することを特徴とする請求項1の方法。
  3. 第1電子デバイス及び第2電子デバイスが公共的ネットワーク上で通信することを特徴とする請求項の該方法。
  4. 第1電子デバイス及び第2電子デバイスがスペクトラム拡散通信技術を使って通信することを特徴とする請求項の該方法。
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