JP5151581B2 - 受信機および信号処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)通信において、受信する信号からプリコーディング行列を推定する受信機および信号処理方法に関する。
近年、通信技術の発達はめざましく、大容量のデータを高速で通信するシステムが実現されつつある。これは、有線通信のみのことではなく、無線通信においても同様である。すなわち、携帯電話などの移動端末の普及に伴い、無線でも大容量のデータを高速で通信し、動画や音声などのマルチメディアデータを移動端末でも利用可能とする次世代通信方式の研究、開発が盛んに行われている。
このような中で、無線通信の次世代通信方式として、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で議論されているLTE(Long Term Evolution)に代表されるようなMIMO-OFDMが注目されている。MIMO-OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)ではさらなる特性改善のための技術として、MIMOプリコーディング技術が知られている。MIMOプリコーディングでは、送信機、または、受信機において、無線チャネルの情報を元に最適なプリコーディング行列を推定し、送信信号に線形処理を施すことによって特性を改善することができる。
特許文献1では、受信側で最適受信できる最尤検出を用いた場合に、最小ビット誤り率を実現できるMIMOプリコーディング方式が提案されている。
特開2007−110664号公報
しかしながら、MIMOプリコーディングでは、無線チャネルの状態に応じて最適なプリコーディング行列を推定する必要があるため、計算量が増加するという問題点がある。特に、MIMO-OFDMにおいては、周波数領域の推定処理も加わるため、計算量はさらに増加する。一方、計算量を削減するために、プリコーディング行列の推定頻度を減らした場合には、無線チャネルの変動に追従できず、受信特性が劣化するという問題点がある。
本発明は上述したような技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、MIMO通信の信号処理に用いられるプリコーディング行列を求めるための計算量を削減した受信機および信号処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の受信機は、MIMO通信の信号処理に用いるためのプリコーディング行列を、受信する信号から推定する受信機であって、
候補となる複数のプリコーディング行列が格納されたコードブックと、
受信した信号から算出されたチャネル推定値が入力され、該チャネル推定値の時間変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することのうち少なくともいずれかを行ってメトリック計算を行うメトリック計算部と、
を有し、
前記時間変動についての閾値として第1の閾値とは異なり、該第1の閾値よりも小さい第3の閾値が予め設定され、
前記メトリック計算部は、
前記時間変動が前記第3の閾値より小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、および前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行い、前記時間変動が第3の閾値より大きく、かつ、前記第1の閾値よりも小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、または前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行う構成である。
また、本発明の受信機は、MIMO通信の信号処理に用いるためのプリコーディング行列を、受信する信号から推定する受信機であって、
候補となる複数のプリコーディング行列が格納されたコードブックと、
受信した信号から算出されたチャネル推定値が入力され、該チャネル推定値の周波数変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引いた前記チャネル推定値に対してメトリック計算を行うメトリック計算部と、
を有し、
前記チャネル推定値の周波数変動についての閾値として前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値が予め設定され、
前記メトリック計算部は、
前記チャネル推定値の周波数変動が前記第2の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値から所定の間隔でサブキャリアを選択し、選択したサブキャリアに対して前記メトリック計算を行った結果に基づいて、メトリック計算に使用するプリコーディング行列を選択し、選択したプリコーディング行列を前記選択したサブキャリア以外のサブキャリアのうち一部に用いて前記メトリック計算を行う構成である。
また、本発明の受信機は、MIMO通信の信号処理に用いるためのプリコーディング行列を、受信する信号から推定する受信機であって、
候補となる複数のプリコーディング行列が格納されたコードブックと、
受信した信号から算出されたチャネル推定値が入力され、該チャネル推定値の周波数変動と時間変動を比較し、周波数変動の方が時間変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することの少なくともいずれかを行ってメトリック計算を行い、時間変動の方が周波数変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引いてメトリック計算を行うメトリック計算部と、
を有する構成である。
一方、上記目的を達成するための本発明の信号処理方法は、MIMO通信の信号処理に用いるプリコーディング行列を、受信する信号から推定するための信号処理方法であって、
候補となる複数のプリコーディング行列を準備し、
受信した信号から算出されたチャネル推定値に対して、該チャネル推定値の時間変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することのうち少なくともいずれかを行い、
少なくともいずれかの処理を行った前記チャネル推定値に対してメトリック計算を行うものであり、
前記時間変動についての閾値として第1の閾値とは異なり、該第1の閾値よりも小さい第3の閾値を予め設定し、
前記時間変動が前記第3の閾値より小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、および前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行い、前記時間変動が第3の閾値より大きく、かつ、前記第1の閾値よりも小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、または前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行うものである。
また、本発明の信号処理方法は、MIMO通信の信号処理に用いるプリコーディング行列を、受信する信号から推定するための信号処理方法であって、
候補となる複数のプリコーディング行列を準備し、
受信した信号から算出されたチャネル推定値に対して、該チャネル推定値の周波数変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引き、
間引いた後の前記チャネル推定値に対してメトリック計算を行うものであり、
前記チャネル推定値の周波数変動についての閾値として前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値を予め設定し、
前記チャネル推定値の周波数変動が前記第2の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値から所定の間隔でサブキャリアを選択し、
選択したサブキャリアに対して前記メトリック計算を行った結果に基づいて、メトリック計算に使用するプリコーディング行列を選択し、
選択したプリコーディング行列を前記選択したサブキャリア以外のサブキャリアのうち一部に用いて前記メトリック計算を行うものである。
さらに、本発明の信号処理方法は、
MIMO通信の信号処理に用いるプリコーディング行列を、受信する信号から推定するための信号処理方法であって、
候補となる複数のプリコーディング行列を準備し、
受信した信号から算出されたチャネル推定値について、該チャネル推定値の周波数変動と時間変動を比較し、周波数変動の方が時間変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することの少なくともいずれかを行ってメトリック計算を行い、時間変動の方が周波数変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引いてメトリック計算を行うものである。
本発明によれば、無線チャネルの状況に関わらず、受信特性を維持し、最適なプリコーディング行列を求めるための計算量を削減できる。
本発明の実施形態を、3GPPで議論されているLTEのシステムを例に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の送受信機について説明する。
図1は本実施形態におけるLTEの送受信機の一構成例を示すブロック図である。
送信機10は、チャネル符号化部11と、変調部12と、レイヤマッピング部13と、プリコーディング部14と、RE(Resource Element)マッピング部15と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部16とを有する。
受信機20は、FFT(Fast Fourier Transform)部21と、REデマッピング部22と、チャネル推定部23と、MIMO検出部24と、復調部25と、チャネル復号部26と、PMI(Precoding Matrix indicator)推定部30とを有する。受信機20で推定されたPMIはフィードバック40によって、送信機10へ通知される。
次に、PMI推定部30の構成を説明する。図2はPMI推定部の一構成例を示すブロック図である。
PMI推定部30は、メトリック計算部31と、プリコーディング行列の集合であるコードブック(Codebook)32と、平均化部33と、PMI候補選択部34と、TBS(Transport Block Size)/MS(Modulation Scheme)推定部35と、PMI選択部36と、判定部38とを有する。判定部38は、最適なPMIを求めるための計算方法として複数の方法からどの方法を選択するかを判定する。判定部38は、受信機20内に設けられたCPU(Central Processing Unit)(不図示)がプログラムを実行することで仮想的に構成される。判定部38の詳しい動作については、後述する。
次に、図1に示した送信器10および受信機20のそれぞれの動作を簡単に説明する。
なお、本実施形態では、FDD(Frequency Division Duplex:周波数分割複信)方式を想定しているため、送信側および受信側の双方は、共通のコードブックと称されている、プリコーディング行列の候補一覧を保持している。図3はLTEにおけるコードブックの一例を示す図である。受信側は無線チャネルの情報を元に、最適なプリコーディング行列を推定しそのIndicator(PMI)を送信側にフィードバックし、送信側は、受信側からのフィードバックを元に、送信信号に施すプリコーディング行列を決定する。
送信機10では、送信データが、まず、チャネル符号化部11で誤り検出符号化・誤り訂正符号化が施され、続いて、変調部12でI成分、Q成分にマッピングされる。その後、レイヤマッピング部13でMIMOチャネル上に伝送される情報信号列に分割され、プリコーディング部14でプリコーディング行列を用いた線形処理が施される。プリコーディング処理後の情報シンボルは、REマッピング部15で、周波数リソース上にマッピングされ、IFFT部16で時間領域の信号波へ変換された後、無線部(不図示)から送信信号として送信される。
一方、受信機20では、無線部(不図示)で受信された受信信号は、まず、FFT部21で時間領域の信号波からフーリエ変換によって各周波数成分に分けられた後、REデマッピング部22で周波数リソースからデマッピングされる。その後、データと一緒にRE上にマッピングされていた既知の信号(Reference signal)を用いて、チャネル推定部23で無線チャネル特性が推定される。このチャネル推定値と、下り制御情報で通知される、送信側で適用したプリコーディング行列のIndicator(PMI)を元にMIMO検出部24で受信信号から、各情報信号が分離される。分離後の各情報信号は復調部25でI成分、Q成分から尤度情報に変換され、チャネル復号部26で誤り訂正復号・誤り検出が行われる。
また、受信機20では、受信信号の復調と共に、PMI推定部30において、チャネル推定値から現在のチャネルの状態に最も適したプリコーディング行列がコードブックの中から推定され、そのIndicator(PMI)が上り制御情報と共にフィードバック40によって送信機10へ送信される。フィードバックされたPMIは、次回以降のプレコーディング処理に反映される。
次に、PMI推定の一例として、2×2 MIMOの場合のPMI推定部30の基本的な動作を説明する。図4はPMI推定部の基本的な動作手順を示すフローチャートである。図2のブロック図と図4のフローチャートを参照してその動作を説明する。
メトリック計算部31に、図1のチャネル推定部23で推定された無線チャネル特性
Figure 0005151581
と、プリコーディング行列
Figure 0005151581
と、SNRの推定値
Figure 0005151581
と、が入力されると、Rank毎、プリコーディング行列毎、サブキャリア毎に以下の式(1)または式(2)に基づいたメトリック
Figure 0005151581
が計算される(ステップS1)。
Rank1の場合:
Figure 0005151581
Rank2の場合:
Figure 0005151581
ここで、
Figure 0005151581
は送信アンテナ数とし、
Figure 0005151581
は2x2の単位行列とする。
各サブキャリアのメトリック
Figure 0005151581
は平均化部33で平均され(ステップS2)、PMI候補選択部34でRank毎にメトリックが最大となるプリコーディング行列のindicatorが最適なPMIの候補
Figure 0005151581
として選択される(ステップS3)。PMIの候補を式(3)に示す。
Figure 0005151581
次に、TBS/MS推定部35で無線チャネル特性
Figure 0005151581
と、SNR推定値
Figure 0005151581
と、PMI候補
Figure 0005151581
を用いた場合のTBSの最適値
Figure 0005151581
およびMSの最適値
Figure 0005151581
がRank毎に推定される(ステップS4)。
PMI選択部36で、PMI候補
Figure 0005151581
の中から、スループットが最大となるRankのPMIがPMI推定値
Figure 0005151581
として選択される(ステップS5)。
メトリック計算部31では、各サブキャリア、各プリコーディング行列に対してメトリック計算を行うため、サブキャリア数を
Figure 0005151581
とし、Rank rのプリコーディング行列数を
Figure 0005151581
とすると、各Rankに対して
Figure 0005151581
回のメトリック計算が必要となる。
実施形態として用いているLTEのシステムでは、サブキャリア数は最大1200、プリコーディング行列数は2×2 MIMOの場合のRank1の場合6、Rank2の場合3となり、それぞれ7200回、3600回のメトリック計算が必要となる。
以上の基本動作による処理を踏まえて、以下に本実施形態の方法を説明する。
本実施形態のPMI推定部30は、次の2通りの計算量削減方法を無線チャネルの状況に応じて、切り替えて使用、または、併用することによって、上記のメトリック計算の計算量を削減する。2つの方法とは、
第1の方法:前回の処理結果を用いることによって、計算量を削減する方法
第2の方法:周波数領域の処理を間引くことによって、計算量を削減する方法
である。
はじめに、第1の方法を説明する。メトリック計算の際に、前回のメトリック計算結果で得られたプリコーディング行列を順位付けする。そして、次回以降のメトリック計算では、順位付けしたプリコーディング行列のうち順位の高い方から優先的にメトリックを計算し、順位の低いものはメトリック計算を省略する。このような第1の方法は、次のような理由で計算量が削減される。
チャネルの時間変動が小さい場合は、メトリックの計算結果は前回の計算結果と同じような結果になるため、前回のメトリック計算で順位が高かったプリコーディング行列が次回も選択される可能性が高い。つまり、順位が低いプリコーディング行列のメトリック計算を省略しても、結果的に選択されるプリコーディング行列には影響がない。そのため、第1の方法では、チャネルの時間変動が小さい場合には受信特性を劣化させずに計算量を削減することができる。
第1の方法を図5を用いて説明する。図5は本実施形態の計算量削減方法における第1の方法の一例を説明するための図である。
図5(a)は、通常のメトリック計算を表している。コードブックのインデックス順に各プリコーディング行列に対するメトリックが計算され、図5(a)では、インデックス3のメトリックが最も大きく、インデックス1→0→4→2→5の順でメトリックが小さくなっていく結果が得られたものとする。その結果、最もメトリックの大きいインデックス3のプリコーディング行列が候補として選択されたことを図5(a)は示している。
一方、図5(b)では、図5(a)に示した前回の計算結果を元にコードブックのインデックスを順位付けし、順位の大きいもののみ、メトリックを計算している。この例では、順位の大きいもの3つのみをメトリックの計算対象としており、この場合、計算回数は半分で済むことになる。
次に、第2の方法について説明する。第2の方法は、メトリック計算の際に用いるチャネル推定値を削減するものであり、次のような理由でメトリック計算の計算量が削減される。
チャネルの周波数変動が小さい場合には、隣り合うサブキャリアのチャネル推定値は同じような値になるため、メトリックの計算結果も同様に同じような値になる。つまり、メトリック計算に使用するチャネル推定値を間引いても、選択されるプリコーディング行列への影響は小さい。そのため、第2の方法では、チャネルの周波数変動が小さい場合には受信特性を劣化させずに計算量を削減することができる。間引く間隔は予め決められている。
第2の方法を図6を用いて説明する。図6は本実施形態の計算量削減方法における第2の方法の一例を説明するための図である。
図6(a)は、通常のメトリック計算を表しており、全サブキャリアに対してメトリック計算を行っている。これに対し、図6(b)は第2の方法を表しており、この例では、3サブキャリアおきにメトリック計算を行っている。その結果、第2の方法の計算回数は通常のメトリック計算の1/3になっている。
上述した第1の方法および第2の方法のそれぞれは、無線チャネルの変動によって有効な場合とそうでない場合がある。そのため、本実施形態では、無線チャネルの状況に応じて、2つの削減方法を切り替えて使用する、または、併用する。
無線チャネルの時間変動と周波数変動は、時間を
Figure 0005151581
とし、サブキャリア
Figure 0005151581
のチャネル推定値を
Figure 0005151581
とすると、それぞれ以下の式(4)、式(5)のように表すことができる。
無線チャネルの時間変動:
Figure 0005151581
無線チャネルの周波数変動:
Figure 0005151581
本実施形態では、PMI推定部30の判定部38は、図2に示すように、無線チャネル特性の値から上記変動量を監視する。また、メトリック計算部31の計算結果からプリコーディング行列の順位付けの情報を取得して記録する。そして、変動量と予め設定された閾値とを比較し、変動量が閾値以下の場合、次のようにして計算量削減方法を適用する。
時間変動が第1の閾値よりも小さい場合、判定部38は、第1の方法を適用して上述したように、メトリック計算に用いるプリコーディング行列の情報をメトリック計算部31に提供する。周波数変動が第2の閾値よりも小さい場合、第2の方法を適用して上述したように、メトリック計算に用いるサブキャリアをメトリック計算部31に指示する。なお、第1の閾値および第2の閾値は判定部38に予め格納されている。
図7は判定部における判定方法の一例を説明するための表である。
上述したように時間変動が閾値よりも小さい場合には第1の方法を適用し、周波数変動が閾値よりも小さい場合には第2の方法を適用する。時間変動および周波数変動がともに閾値よりも小さい場合には、第1の方法と第2の方法を併用してもよい。一方、時間変動および周波数変動がともに閾値よりも大きい場合には、受信特性が劣化する恐れがあるため、計算量削減方法の適用は行わないようにするのが望ましい。
なお、判定部38はCPU(不図示)がプログラムを実行することで仮想的に構成されるものとしたが、上述の判定を行うための専用の回路で構成してもよい。
本実施形態によれば、無線チャネルの状況に応じてPMI推定の計算量を削減する方法を切り替えて使用、または、併用することによって、無線チャネルの状況に関わらず、受信特性を維持しつつPMI推定の計算量を削減できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、無線チャネルの時間変動が小さい場合には、使用するプリコーディング行列数を制限することによって計算量を削減する方法を用いているが、判定部38は、時間領域の処理を間引くことによって、計算量を削減する方法を用いてもよい。つまり、PMIの推定頻度を低くすることで、計算量を削減する方法を用いてもよい。間引く間隔は予め決められている。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、無線チャネルの周波数変動が小さい場合には、周波数領域の処理を間引くことによって計算量を削減する方法を用いているが、使用するプリコーディング行列数を制限することを一部に組み合わせて計算量を削減する方法を用いてもよい。図7に示した表で、第1の方法と第2の方法をそのまま組み合わせた場合と違うことを、以下に説明する。
図8は2つの計算量削減方法を組み合わせた場合の処理の一例を説明するための図である。
図8に示すように、はじめに、判定部38は、対象となるサブキャリアのうち一部(図中でハッチングされたもの)を選択し、選択したサブキャリアに対し通常のメトリック計算をし、その結果によってコードブックを順序付けする。選択の仕方は予め決められている。順序付けの一例として、メトリックの大きさの値で順序付けする。続いて、判定部38は、選択したサブキャリア以外のサブキャリア(図中でハッチングされていないもの)の計算時には、順序付けされたコードブックの中から順位の高いプリコーディング行列のみを使用する。これにより計算量を削減することができる。
さらに、この場合で、選択したサブキャリアに近いサブキャリアに対して選択したプリコーディング行列を使用してもよい。図8では、選択したサブキャリアの前後のそれぞれ2つを選択している。
(第4の実施形態)
第1の実施形態では、使用するプリコーディング行列数を制限する際に、上位3つの行列を使用しているが、必ずしもこれに限るものではない。3つ以外の数でもよいし、コードブックやRankに応じて使用数を変えるようにしてもよい。この場合、判定部38が予め決められた手順によってコードブックやRankの情報から使用数を決めてもよく、ユーザによって指定されてもよい。
また、判定部38は、チャネルの変動量や雑音の大きさによって、使用する行列の数を決定してもよい。つまり、チャネルの変動量や雑音が所定の基準値よりも大きい場合には使用する行列の数を大きくし、チャネルの変動量や雑音が基準値よりも小さい場合には使用する行列の数を小さくしてもよい。さらに、メトリックの最大値を基準に、メトリックが最大値の所定の割合以内に入っているプリコーディング行列のみを次回の計算に使用する構成にしてもよい。所定の割合の値は、判定部38に予め格納されている。
(第5の実施形態)
第1の実施形態では、ある閾値を用いて計算量削減方法の切り替えを行っているが、必ずしもこれに限るものではない。判定部38は、時間領域の変動量と、周波数領域の変動量を比較し、どちらかの計算量削減方法を使用するようにしてもよい。時間変動と周波数変動を比較し、時間変動の方が小さい場合、第1の実施形態で説明した第1の方法を選択し、周波数変動の方が小さい場合、第1の実施形態で説明した第2の方法を選択してもよい。
(第6の実施形態)
第1の実施形態では、閾値は1つのみであったが、必ずしもこれに限るものではない。時間領域用と、周波数領域用とで別々の閾値を使用してもよい。
また、時間領域および周波数領域のそれぞれに複数の閾値を設定して、判定部38は、計算量削減方法を複数組み合わせて使用してもよい。つまり、以下のような構成としてもよい。ここでは、時間変動に対して2つの閾値を設定した場合とする。複数の閾値は判定部38に予め格納されている。
・チャネル変動が小さい方の閾値未満:「コードブック内のプリコーディング行列の使用数を制限する」+「時間領域の処理を間引く」。
・チャネル変動が小さい方の閾値以上、大きい方の閾値未満:「コードブック内のプリコーディング行列の使用数を制限する」または「時間領域の処理を間引く」。
・チャネル変動が大きい方の閾値以上:計算量削減方法を適用しない。
周波数変動に対して2つの閾値を設定した場合を、第3の実施形態に適用してもよい。チャネル変動が小さい方の閾値未満であれば、図8で説明した処理を実施し、チャネル変動が小さい方の閾値以上、大きい方の閾値未満であれば、周波数領域の処理を間引くようにする。
(第7の実施形態)
第1の実施形態、第2の実施形態では、チャネル推定値を間引く間隔は予め決められていたが、チャネル変動に応じて可変にしてもよい。チャネル変動が小さいほど、チャネル推定値の間引き間隔を小さくして計算に用いるチャネル推定値の数を減らすことで、メトリック計算の計算量をさらに削減することができる。
第2から第7の実施形態のいずれの方法でも、第1の実施形態と同様に、無線チャネルの状況に関わらず、受信特性を維持しつつPMI推定の計算量を削減できる。
なお、第1から第7の実施形態では、FDD方式を想定しているため、受信側におけるPMI推定を例に説明したが、必ずしもこれに限るものではない。TDD(Time Division Duplex)方式において、送信側で最適なプリコーディング行列を推定する際にも、上記の計算量削減方法を適用することができる。
また、3GPPで議論されているLTEを例に説明したが、必ずしもこれに限るものではない。また、MIMO-OFDMに限定されるものでもない。他のMIMOを用いた無線通信システムに用いてもよい。
さらに、上記実施形態では、判定部38をメトリック計算部31とは別に設けて説明したが、メトリック計算部31に判定部38の機能を設けるようにしてもよい。この場合のブロック図を図9に示す。図9に示すように、判定部38を設ける代わりに、判定部38の機能を備えたメトリック計算部39が設けられている。
本発明を、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance, Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)、無線基地局の通信装置に適用することが可能である。
第1の実施形態におけるLTEの送受信機の一構成例を示すブロック図である。 図1に示したPMI推定部の一構成例を示すブロック図である。 LTEにおけるコードブックの一例を示す図である。 PMI推定部の基本的な動作手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における計算量削減方法の一例を説明するための図である。 第1の実施形態における計算量削減方法の別の例を説明するための図である。 図2に示した判定部における判定方法の一例を説明するための表である。 2つの計算量削減方法を組み合わせた場合の処理の一例を説明するための図である。 他の実施形態におけるPMI推定部の一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
20 受信機
30 PMI推定部
31 メトリック計算部
32 コードブック
38 判定部

Claims (20)

  1. MIMO通信の信号処理に用いるためのプリコーディング行列を、受信する信号から推定する受信機であって、
    候補となる複数のプリコーディング行列が格納されたコードブックと、
    受信した信号から算出されたチャネル推定値が入力され、該チャネル推定値の時間変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することのうち少なくともいずれかを行ってメトリック計算を行うメトリック計算部と、
    を有し、
    前記時間変動についての閾値として第1の閾値とは異なり、該第1の閾値よりも小さい第3の閾値が予め設定され、
    前記メトリック計算部は、
    前記時間変動が前記第3の閾値より小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、および前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行い、前記時間変動が第3の閾値より大きく、かつ、前記第1の閾値よりも小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、または前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行う、受信機。
  2. 前記チャネル推定値の周波数変動についての閾値として第2の閾値が予め設定され、
    前記メトリック計算部は、
    前記チャネル推定値の周波数変動が前記第2の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引き、前記メトリック計算を行う、請求項1記載の受信機。
  3. MIMO通信の信号処理に用いるためのプリコーディング行列を、受信する信号から推定する受信機であって、
    候補となる複数のプリコーディング行列が格納されたコードブックと、
    受信した信号から算出されたチャネル推定値が入力され、該チャネル推定値の周波数変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引いた前記チャネル推定値に対してメトリック計算を行うメトリック計算部と、
    を有し、
    前記チャネル推定値の周波数変動についての閾値として前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値が予め設定され、
    前記メトリック計算部は、
    前記チャネル推定値の周波数変動が前記第2の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値から所定の間隔でサブキャリアを選択し、選択したサブキャリアに対して前記メトリック計算を行った結果に基づいて、メトリック計算に使用するプリコーディング行列を選択し、選択したプリコーディング行列を前記選択したサブキャリア以外のサブキャリアのうち一部に用いて前記メトリック計算を行う、受信機。
  4. MIMO通信の信号処理に用いるためのプリコーディング行列を、受信する信号から推定する受信機であって、
    候補となる複数のプリコーディング行列が格納されたコードブックと、
    受信した信号から算出されたチャネル推定値が入力され、該チャネル推定値の周波数変動と時間変動を比較し、周波数変動の方が時間変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することの少なくともいずれかを行ってメトリック計算を行い、時間変動の方が周波数変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引いてメトリック計算を行うメトリック計算部と、
    を有する受信機。
  5. 前記メトリック計算部は、
    前回の前記メトリック計算で使用したプリコーディング行列の中から、次回のメトリック計算に使用するプリコーディング行列を選択する、請求項1、2および4のいずれか1項記載の受信機。
  6. 前記メトリック計算部は、
    使用したプリコーディング行列毎のメトリックの結果を比較して、プリコーディング行列を順位付けし、順位にしたがって、使用するプリコーディング行列を選択する、請求項または記載の受信機。
  7. 前記順位付けは、前記メトリックの大きい方から順に並べるものである、請求項記載の受信機。
  8. 前記メトリック計算部は、
    前記メトリックの大きい方から所定の数のメトリックに対応するプリコーディング行列を前記メトリック計算に使用する、請求項記載の受信機。
  9. 前記メトリック計算部は、
    前記メトリックの最大値に対する所定の割合の値を算出し、算出した値より大きいメトリックのプリコーディング行列を使用する、請求項記載の受信機。
  10. 前記メトリック計算部は、
    前記チャネル推定値の変動量または雑音が大きいほど、前記プリコーディング行列の使用数を多くする、請求項1からのいずれか1項記載の受信機。
  11. MIMO通信の信号処理に用いるプリコーディング行列を、受信する信号から推定するための信号処理方法であって、
    候補となる複数のプリコーディング行列を準備し、
    受信した信号から算出されたチャネル推定値に対して、該チャネル推定値の時間変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することのうち少なくともいずれかを行い、
    少なくともいずれかの処理を行った前記チャネル推定値に対してメトリック計算を行うものであり、
    前記時間変動についての閾値として第1の閾値とは異なり、該第1の閾値よりも小さい第3の閾値を予め設定し、
    前記時間変動が前記第3の閾値より小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、および前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行い、前記時間変動が第3の閾値より大きく、かつ、前記第1の閾値よりも小さい場合、前記チャネル推定値に対して時間領域を所定の間隔で間引くこと、または前記プリコーディング行列の使用数を制限することを行う、信号処理方法。
  12. 前記チャネル推定値の周波数変動についての閾値として第2の閾値を予め設定し、
    前記チャネル推定値の周波数変動が前記第2の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引き、前記メトリック計算を行う、請求項11記載の信号処理方法。
  13. MIMO通信の信号処理に用いるプリコーディング行列を、受信する信号から推定するための信号処理方法であって、
    候補となる複数のプリコーディング行列を準備し、
    受信した信号から算出されたチャネル推定値に対して、該チャネル推定値の周波数変動が第1の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引き、
    間引いた後の前記チャネル推定値に対してメトリック計算を行うものであり、
    前記チャネル推定値の周波数変動についての閾値として前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値を予め設定し、
    前記チャネル推定値の周波数変動が前記第2の閾値よりも小さければ、前記チャネル推定値から所定の間隔でサブキャリアを選択し、
    選択したサブキャリアに対して前記メトリック計算を行った結果に基づいて、メトリック計算に使用するプリコーディング行列を選択し、
    選択したプリコーディング行列を前記選択したサブキャリア以外のサブキャリアのうち一部に用いて前記メトリック計算を行う、信号処理方法。
  14. MIMO通信の信号処理に用いるプリコーディング行列を、受信する信号から推定するための信号処理方法であって、
    候補となる複数のプリコーディング行列を準備し、
    受信した信号から算出されたチャネル推定値について、該チャネル推定値の周波数変動と時間変動を比較し、周波数変動の方が時間変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の時間領域を所定の間隔で間引くことと前記プリコーディング行列の使用数を制限することの少なくともいずれかを行ってメトリック計算を行い、時間変動の方が周波数変動よりも大きい場合、前記チャネル推定値の周波数領域を所定の間隔で間引いてメトリック計算を行う、信号処理方法。
  15. 前回の前記メトリック計算で使用したプリコーディング行列の中から、次回のメトリック計算に使用するプリコーディング行列を選択する、請求項11、12および14のいずれか1項記載の信号処理方法。
  16. 使用したプリコーディング行列毎のメトリックの結果を比較して、プリコーディング行列を順位付けし、順位にしたがって、使用するプリコーディング行列を選択する、請求項13または15記載の信号処理方法。
  17. 前記順位付けは、前記メトリックの大きい方から順に並べるものである、請求項16記載の信号処理方法。
  18. 前記メトリックの大きい方から所定の数のメトリックに対応するプリコーディング行列を前記メトリック計算に使用する、請求項17記載の信号処理方法。
  19. 前記メトリックの最大値に対する所定の割合の値を算出し、
    算出した値より大きいメトリックのプリコーディング行列を使用する、請求項17記載の信号処理方法。
  20. 前記チャネル推定値の変動量または雑音が大きいほど、前記プリコーディング行列の使用数を多くする、請求項11から19のいずれか1項記載の信号処理方法。
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