JP5151132B2 - 燃料電池の製造方法および製造装置 - Google Patents

燃料電池の製造方法および製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5151132B2
JP5151132B2 JP2006332323A JP2006332323A JP5151132B2 JP 5151132 B2 JP5151132 B2 JP 5151132B2 JP 2006332323 A JP2006332323 A JP 2006332323A JP 2006332323 A JP2006332323 A JP 2006332323A JP 5151132 B2 JP5151132 B2 JP 5151132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
separators
fuel cell
support
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006332323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008147000A (ja
Inventor
史朗 米倉
伸明 阿久津
晋一 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2006332323A priority Critical patent/JP5151132B2/ja
Publication of JP2008147000A publication Critical patent/JP2008147000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5151132B2 publication Critical patent/JP5151132B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料電池の製造方法および製造装置に関する。
燃料電池は、積層された単セルから構成される。単セルは、膜電極接合体(MEA:membrane electrode assembly)を一対のセパレータによって挟持した構造を有し、隣接する単セルのセパレータは、シール材を兼ねる接着材によって接合されている。
接合されるセパレータが、反りやうねり等の変形を有する場合、接着材の分布が不均一となり、シール性の確保が困難となる。そのため、接合前に、セパレータを、開口部を有する支持体に配置し、開口部を介して減圧吸引し、セパレータを吸着することで、セパレータの変形を矯正している(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
特開2003−22817号公報 特開2003−22827号公報
しかし、支持体の開口部の近傍がシールされ、開口部に相対するセパレータの隣接部位が局所的に吸着されることで、変形が矯正されており、良好な矯正効果を達成するためには、開口部面積を増加させる必要がある。
セパレータの隣接部位は、周縁部の平面部に位置し、発電に寄与しないため、開口部面積の増加は、出力密度向上の妨げとなる。また、開口部の大型化は、セパレータを局所的に凹ませ、塑性変形させることで、接合されるセパレータの間に隙間を生じさせる。そのため、接着材の分布が不均一となり、シール性の確保が困難となる虞がある。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、良好な出力密度およびシール性を有する燃料電池の製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、
膜電極接合体を一対のセパレータによって挟持した構造を有する単セルが積層されることによって形成され、かつ、隣接する単セルのセパレータ同士が接着材によって接合されている燃料電池の製造方法であって、
接合される前記セパレータの一方および他方の変形を、矯正するための矯正工程、
矯正された前記セパレータの少なくとも一方に、前記接着材を被覆するための被覆工程、
前記接着材を介して、前記セパレータの一方および他方を重ねるための積層工程、および、
前記接着材を加熱硬化することで、前記セパレータの一方および他方を接合するための接合工程を有しており、
前記矯正工程は、
開口部が形成された支持体に対し、前記セパレータを前記開口部と対向するように配置するためのセパレータ配置段階、
前記セパレータの周縁部を覆うように、枠状シート材を配置するためのシート材配置段階、および、
前記開口部を介して前記セパレータと前記支持体との間を減圧吸引し、前記枠状シート材によって前記セパレータの周縁部をシールすることで、前記セパレータを前記支持体に吸着するための減圧吸引段階を有する
ことを特徴とする燃料電池の製造方法である。
上記目的を達成するための請求項8に記載の発明は、
膜電極接合体を一対のセパレータによって挟持した構造を有する単セルが積層されることによって形成され、かつ、隣接する単セルのセパレータ同士が接着材によって接合されている燃料電池の製造装置であって、
接合される前記セパレータの一方および他方の変形を、矯正するための矯正手段、
矯正された前記セパレータの少なくとも一方に、前記接着材を被覆するための被覆手段、
前記接着材を介して、前記セパレータの一方および他方を重ねるための積層手段、および、
前記接着材を加熱硬化することで、前記セパレータの一方および他方を接合するための接合手段を有しており、
前記矯正手段は、
開口部を有しかつ前記開口部と対向するように前記セパレータが配置される支持体、
前記セパレータの周縁部を覆うように配置される枠状シート材、および、
前記開口部を介して前記セパレータと前記支持体との間を減圧吸引し、前記枠状シート材によって前記セパレータの周縁部をシールすることで、前記セパレータを前記支持体に吸引するための減圧吸引手段
を有することを特徴とする燃料電池の製造装置である。
請求項1に記載の発明によれば、矯正工程において、支持体の開口部を介して減圧吸引することにより、枠状シート材によってセパレータの周縁部がシールされ、セパレータの全体が吸着されることで、セパレータの変形が全体に渡って矯正される。セパレータの周縁部のシールは、開口部の位置および形状に依存しないため、セパレータにおける発電に寄与しない部位の増加を抑制しつつ、良好な矯正効果を達成することができる。また、セパレータは、全体が吸着されるため、局所的な塑性変形は生じない。
そのため、被覆工程において被覆され、積層工程において重ねられたセパレータの間に位置する接着材の分布は、均一であり、接合工程において、接着材を加熱硬化することで接合されるセパレータの間に、隙間を生じないため、良好なシール性を確保することが容易である。
以上のように、良好な出力密度およびシール性を有する燃料電池の製造方法を提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、支持体の開口部を介し、減圧吸引手段によって減圧吸引し、枠状シート材によってセパレータの周縁部をシールし、セパレータの全体を吸着することで、セパレータの変形を、全体に渡って矯正することが可能である。セパレータの周縁部のシールは、開口部の位置および形状に依存しないため、セパレータにおける発電に寄与しない部位の増加を抑制しつつ、良好な矯正効果を達成することができる。また、セパレータは、全体が吸着されるため、局所的な塑性変形は生じない。
そのため、被覆手段によって被覆され、積層手段によって重ねられたセパレータの間に位置する接着材の分布を、均一とし、接合手段よって接着材を加熱硬化することで接合されるセパレータの間に、隙間を生じさせないことによって、良好なシール性を確保することが容易である。
以上のように、良好な出力密度およびシール性を有する燃料電池の製造装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係る燃料電池を説明するための斜視図である。
燃料電池10は、複数のセルが積層されたスタック部20を有しており、電源として利用される。電源の用途は、例えば、定置用、携帯電話などの民生用携帯機器用、非常用、レジャーや工事用電源などの屋外用、搭載スペースが限定される自動車などの移動体用である。特に、移動体用電源は、比較的長時間の運転停止後に高い出力電圧が要求されるため、適用が好ましい。
スタック部20の両側には、集電板30,40、絶縁板50,60およびエンド板70,80が配置される。集電板30,40は、緻密質カーボンや銅板等のガス不透過性を有する導電性部材から形成され、また、スタック部20で生じた起電力を出力するための出力端子35,45が設けられている。絶縁板50,60は、ゴムや樹脂等の絶縁性部材から形成される。
エンド板70,80は、剛性を備えた材料、例えば鋼などの金属材料から形成される。エンド板70は、燃料ガス(例えば、水素)、酸化剤ガス(例えば、酸素)および冷媒(例えば、冷却水)を流通させるために、燃料ガス導入口71、燃料ガス排出口72、酸化剤ガス導入口74、酸化剤ガス排出口75、冷媒導入口77、および冷媒排出口78を有する。
スタック部20、集電板30,40、絶縁板50,60およびエンド板70,80の四隅には、タイロッド90が挿通される貫通孔が配置される。タイロッド90は、その端部に形成される雄ねじ部に、ナット(不図示)が螺合され、燃料電池10を締結する。スタック形成のための荷重は、セルの積層方向に作用し、セルを押し圧状態に配置する。
タイロッド90は、剛性を備えた材料、例えば、鋼などの金属材料から形成され、また、セル同士の電気的短絡を防止するため、絶縁処理された表面部を有する。タイロッド90の設置本数は、4本(四隅)に限定されない。タイロッド90の締結機構は、螺合に限定されず、他の手段を適用することも可能である。
燃料電池10の締結機構は、内部を延長するタイロッド90を利用する形態に限定されず、外部を延長するテンションロッドを利用することも可能である。
図2は、図1に示されるスタック部に含まれる単セルを説明するための断面図、図3は、図2に示されるセパレータを説明するための平面図、図4は、図2に示されるセパレータの一方における酸化剤ガスの流路面におけるシール材の配置を説明するための平面図、図5は、図2に示されるセパレータの他方における燃料ガスの流路面におけるシール材の配置を説明するための平面図、図6は、図2に示されるセパレータの一方および他方における冷媒の流路面におけるシール材の配置を説明するための平面図である。
スタック部20は、膜電極接合体(MEA)100を一対のセパレータ110,115によって挟持した構造を有する単セルを、積層することで形成されており、セパレータ110,115同士は、接着材によって接合されている。後述するように、セパレータ110,115は、発電に寄与しない部位を増加させず、かつ、局所的な塑性変形は生じさせることなく、変形が確実に矯正されている。そのため、矯正後において、セパレータ110,115を接合する際、セパレータ110,115の間に、隙間が生じないため、十分なシール性が確保されている。つまり、燃料電池10は、良好な出力密度およびシール性を有する。
膜電極接合体100は、電解質膜102、カソード触媒層103、アノード触媒層104およびガス拡散層105,106を有する。
電解質膜102は、固体高分子材料、例えば、フッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、湿潤状態で良好な電気伝導性を呈する。カソード触媒層103は、電解質膜102の一方の面に配置され、ガス拡散層105に隣接している。アノード触媒層104は、電解質膜102の他方の面に配置され、ガス拡散層106に隣接している。
カソード触媒層103およびアノード触媒層104は、導電性担体に触媒成分が担持されてなる電極触媒と、高分子電解質とを含んでいる。電極触媒の導電性担体は、触媒成分を所望の分散状態で担持するための比表面積、および、集電体として十分な電子導電性を有しておれば、特に限定されないが、主成分がカーボン粒子であるのが好ましい。
カソード触媒層103に適用される触媒成分は、酸素の還元反応に触媒作用を有するものであれば、特に限定されない。アノード触媒層104に適用される触媒成分は、水素の酸化反応に触媒作用を有するものであれば、特に限定されない。
触媒成分は、例えば、白金、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、タングステン、鉛、鉄、クロム、コバルト、ニッケル、マンガン、バナジウム、モリブデン、ガリウム、アルミニウム等の金属、及びそれらの合金等などから選択される。触媒活性、一酸化炭素等に対する耐被毒性、耐熱性などを向上させるために、少なくとも白金を含むものが好ましい。カソード触媒層103およびアノード触媒層104に適用される触媒成分は、同一である必要はなく、適宜選択することが可能である。
電極触媒の高分子電解質は、少なくとも高いプロトン伝導性を有する部材であれば、特に限定されず、例えば、ポリマー骨格の全部又は一部にフッ素原子を含むフッ素系電解質や、ポリマー骨格にフッ素原子を含まない炭化水素系電解質が適用可能である。
ガス拡散層105,106は、充分なガス拡散性および導電性を有する部材、例えば、炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロスや、カーボンペーパ、あるいはカーボンフェルトから形成される。
セパレータ110,115は、同一形状であり、短辺部122,123の近傍に配置されるマニホールド穴132〜137、および、中央部に配置される流路部137を有する。流路部137は、凹凸部138を有する。なお、符号124,125は、セパレータ110,115の長辺部を示している。
マニホールド穴132,137は、燃料ガス用であり、エンド板70に配置される燃料ガス導入口71および燃料ガス排出口72に、接続されている。マニホールド穴133,136は、酸化剤ガス用であり、エンド板70に配置される酸化剤ガス導入口74および酸化剤ガス排出口75に、接続されている。マニホールド穴134,135は、冷媒用であり、エンド板70に配置される冷媒導入口77および冷媒排出口78に、接続されている。
セパレータ110は、カソード触媒層103に隣接するガス拡散層105と当接するように配置される。セパレータ110と膜電極接合体100との間には、図4に示されるように、シール材140が配置される。シール材140は、セパレータ110の外周に沿って延長すると共に、燃料ガス用のマニホールド穴132,137および冷媒用のマニホールド穴134,135の外周に沿って延長している。
そのため、セパレータ110の流路部137の凹凸部138と、ガス拡散層105の表面とにより形成される空間Sは、酸化剤ガス用のマニホールド穴133,136と連通しており、酸化剤ガスを流通させるための流路を構成する。
セパレータ115は、アノード触媒層104に隣接するガス拡散層106と当接するように配置される。セパレータ115と膜電極接合体100との間には、図5に示されるように、シール材142が配置される。シール材142は、セパレータ115の外周に沿って延長すると共に、酸化剤ガス用のマニホールド穴133,136および冷媒用のマニホールド穴134,135の外周に沿って延長している。
セパレータ115の流路部137の凹凸部138と、ガス拡散層105の表面とにより形成される空間Sは、燃料ガス用のマニホールド穴132,137と連通しており、燃料ガスを流通させるための流路を構成する。
セパレータ110と隣接する単セルのセパレータ115との間、および、セパレータ115と隣接する単セルのセパレータ110との間には、図6に示されるように、シール材144が配置される。シール材144は、セパレータ110,115の外周に沿って延長すると共に、燃料ガス用のマニホールド穴132,137および酸化剤ガス用のマニホールド穴133,136の外周に沿って延長している。
セパレータ110の流路部137の凹凸部138と、隣接する単セルのセパレータ115の流路部137の凹凸部138とにより形成される空間Sは、冷媒用のマニホールド穴134,135と連通しており、冷媒を流通させるための流路を構成する。
シール材144は、接着材を熱硬化することで形成されており、セパレータ110およびセパレータ115は、接合されている。
次に、本実施の形態に係る燃料電池の製造装置を説明する。
図7は、本製造装置の矯正手段を説明するための側面図、図8は、図7に示される支持体を説明するための分解斜視図、図9は、図7に示される支持体を説明するための断面図、図10は、本製造装置の被覆手段を説明するための平面図、図11は、本製造装置の積層手段を説明するための断面図、図12は、本製造装置の接合手段を説明するための側面図である。
本製造装置は、接着材を熱硬化することでシール材144を形成すると共にセパレータ110,115を接合するために使用され、矯正手段150,170、被覆手段190、矯正手段150,170によって兼ねられる積層手段、および接合手段195を有する。
矯正手段150,170は、セパレータ110,115の変形を、矯正するために使用され、支持体152,172、位置決めピン160,180、枠状シート材162,182および減圧吸引手段164,184を有する。
支持体152,172は、セパレータ110,115が配置される支持ベース153,173、支持ベース153,173を支持しかつ減圧吸引手段164,184と連結されている負圧ケース158,178を有する。
支持ベース153,173は、開口部154,174および凹部155,175を有する。開口部154,174は、中央部に複数配置されている。凹部155,175は、配置されるセパレータ110,115の短辺部122,123の外周に隣接し、かつ、マニホールド穴133,136の近傍に位置するように、配置される。なお、符号129は、接合面を構成する頂面を有する凸部を示している。
負圧ケース158,178は、支持ベース153,173と一体化することで、中空容器を形成し、また、開口部154,174と連通しているエア配管159,179を有する。支持ベース153,173が別体であるため、セパレータ110,115の形状が異なった場合、支持ベース153,173のみを交換することで、対処可能であり、負圧ケース158,178を共有化できる点で、好ましい。
位置決めピン160,180は、凹部155,175に着脱自在に挿入され、セパレータ110,115を、支持ベース153,173に対して位置決めするために使用される。なお、凹部155は、凹部175と位置合せされており、また、位置決めピン180が挿入自在である。
枠状シート材162,182は、略矩形の内周面163,183を有し、セパレータ110,115の周縁部を覆うように配置される。枠状シート材162,182の外周は、セパレータ110,115のサイズより大きく、かつ、支持ベース153,173のサイズより小さい。また、内周面163,183は、セパレータ110,115のサイズより小さい。枠状シート材162,182の断面形状は、密着性を向上させるために、階段状とすることも可能である。
枠状シート材162,182の材質は、耐薬品性、接着材の熱硬化条件に対する耐熱性、および良好なシール性を有しておれば、特に限定されず、例えば、フッ素樹脂系高分子材料やポリイミド系高分子材料を適用することが可能である。良好なシール性および取外し性を有するためには、ショアD硬度が、30〜80であることが好ましい。
減圧吸引手段164,184は、エア配管159,179と接続される配管系165,185および真空源166,186を有する。エア配管159,179の途中には、圧力制御弁、開閉弁、リリース弁等が配置されている。真空源166,186は、例えば、真空ポンプである。減圧度は、例えば、0.1×10〜0.5×10Paである。
したがって、支持体152,172の開口部154,174を介し、減圧吸引手段164,184によって減圧吸引し、枠状シート材162,182によってセパレータ110,115の周縁部をシールし、セパレータ110,115の全体を吸着することで、セパレータ110,115の変形を、全体に渡って矯正することが可能である。セパレータ110,115の周縁部のシールは、開口部154,174の位置および形状に依存しないため、セパレータ110,115における発電に寄与しない部位の増加を抑制しつつ、良好な矯正効果を達成することができる。また、セパレータ110,115は、全体が吸着されるため、局所的な塑性変形は生じない。
被覆手段190は、接着材の定量吐出装置からなり、セパレータ(矯正されたセパレータの一方)115に接着材を被覆するために使用される。定量吐出装置は、例えば、ディスペンサである。接着材は、良好な接着性およびシール性を有しておれば、特に限定されず、例えば、エポキシ樹脂系やシリコーンゴム系の熱硬化性接着材である。
なお、被覆手段190は、接合面を構成する凸部129の頂面に位置するシール材144の配置部位に沿って、その上方を移動するように、駆動される。接着材は、セパレータ110に被覆したり、必要に応じて、セパレータ110,115の両方に被覆したりすることも可能である。
積層手段は、セパレータ110,115を、接着材を介して重ねるために使用され、本実施の形態において、矯正手段150,170によって兼ねられる。つまり、セパレータ110を減圧吸引している矯正手段150を、反転させ、接着材が被覆されているセパレータ115を減圧吸引している矯正手段170に、重ね合せることで、接着材を介して重ねられたセパレータ110,115を形成することがでる。
また、セパレータ110を保持している支持ベース153の凹部155は、セパレータ115を保持している支持ベース173の凹部175に挿入されている位置決めピン180が挿入自在である。したがって、凹部155から位置決めピン160が取外されている場合、位置決めピン180の露出部(突出部)を、凹部155に挿入しながら、セパレータ110,115を重ね合せることが可能である。
この場合、セパレータ110,115を保持している支持ベース153,173が、一括して位置決めされるため、積層の際に、セパレータ110,115が擦れたり、2度当たりしたりすることが避けられるため、接着剤を一様に延伸させる(潰す)ことが可能である。つまり、積層手段は、セパレータ110,115を、一括して位置決めするための位置決め手段を有することとなる。なお、位置決めピン160の替わりに、位置決めピン180を取外すことも可能である。
接合手段195は、一括して位置決めされた状態のセパレータ110,115を収容自在の空間を有するオーブンからなり、例えば、120〜150℃で接着材を加熱硬化することで、セパレータ110,115を接合するために使用される。接着材は、減圧吸引および位置決めが解除されることなく、加熱硬化するため、接合されたセパレータ110,115は、良好な位置精度および平面度を有することとなる。
したがって、被覆手段190によって被覆され、矯正手段150によって兼ねられる積層手段によって重ねられたセパレータ110,115の間に位置する接着材の分布を、均一とし、接合手段195よって接着材を加熱硬化することで接合されるセパレータ110,115の間に、隙間を生じさせないことによって、良好なシール性を確保することが容易である。
次に、本実施の形態に係る燃料電池の製造方法を説明する。
図13は、本製造方法を説明するための工程図、図14は、図13に示される積層工程における位置決めピン取外し段階を説明するための断面図、図15は、図13に示される積層工程における反転段階を説明するための断面図、図16は、図13に示される積層工程における位置決め段階を説明するための断面図である。
本製造方法は、矯正工程、接着材被覆工程、セパレータ積層工程、セパレータ接合工程およびセパレータ分離工程を有する。
矯正工程は、接合されるセパレータ110,115の変形を、矯正するために配置されており、セパレータ配置段階、シート材配置段階および減圧吸引段階を有する。
セパレータ配置段階においては、セパレータ110,115が、支持体152,172の支持ベース153,173に配置される。この際、セパレータ110,115は、支持ベース153,173の凹部155,175に挿入されている位置決めピン160,180によって、支持体152,172に対して位置決めされる(図7参照)。
シート材配置段階においては、セパレータ110,115の周縁部を覆うように、枠状シート材162,182が配置される(図9参照)。
減圧吸引段階においては、減圧吸引手段164,184の真空源166,186が稼働される。真空源166,186から延長する配管系165,185は、支持ベース153,173と一体化して中空容器を形成する負圧ケース158,178のエア配管159,179と連通している。
したがって、減圧吸引手段164,184は、支持ベース153,173の開口部154,174を介して減圧吸引し、枠状シート材162,182によってセパレータ110,115の周縁部をシールすることで、セパレータ110,115を吸着する。セパレータ110,115は、全体が吸着されるため、セパレータ110,115の変形が、全体に渡って矯正される。
また、セパレータ110,115の周縁部のシールは、開口部154,174の位置および形状に依存しないため、セパレータ110,115における発電に寄与しない部位の増加を抑制しつつ、良好な矯正効果を達成することができる。また、セパレータは、全体が吸着されるため、局所的な塑性変形は生じない。
接着材被覆工程においては、被覆手段190によって、セパレータ(矯正されたセパレータの一方)115に接着材が被覆される。被覆手段190は、接着材を吐出しながら、シール材144の配置部位に沿って、その上方を移動するように駆動される(図10参照)。
セパレータ積層工程は、接着材が被覆されたセパレータ115と、接着材が被覆されていない(矯正されたのみの)セパレータ110とを、接着材を介して重ねるために配置されており、位置決めピン取外し段階、反転段階、位置決め段階を有する。
位置決めピン取外し段階においては、セパレータ110が配置された支持ベース153の凹部155から、位置決めピン160が取外される(図14参照)。
反転段階においては、支持体152を反転させることで、支持ベース153に吸着されているセパレータ110と、支持体172の支持ベース173に吸着されているセパレータ115とが、相対させられる(図15参照)。反転段階は、位置決めピン取外し段階の前に配置したり、位置決めピン取外し段階と一体化したりすることも可能である。
位置決め段階においては、位置決めピン160が取外された凹部155に、セパレータ115が配置された支持体172の凹部175に挿入されている位置決めピン180が挿入される(図16参照)。これにより、パレータ110,115が、一括して位置決めされる。したがって、積層工程において、セパレータ110,115が擦れたり、2度当たりしたりすることが避けられるため、接着剤を一様に延伸させる(潰す)ことが可能である。
そして、減圧吸引手段164,184と支持体152,172との接続が解除され、例えば、開閉弁によって、減圧吸引状態が維持された状態で、セパレータ110,115は、セパレータ接合工程に投入される。
セパレータ接合工程においては、接着材を加熱硬化することで、セパレータ110,115が接合される(図12参照)。
被覆工程に投入されるセパレータは、矯正工程において、全体が吸着されており、局所的な塑性変形は生じていない。そのため、被覆工程において被覆され、積層工程において重ねられたセパレータの間に位置する接着材の分布は、均一であり、接合工程において、接着材を加熱硬化することで接合されるセパレータの間に、隙間を生じないため、良好なシール性を確保することが容易である。
また、セパレータ110,115は、一括して位置決めされた状態で、維持されるため、接合されたセパレータ110,115は、良好な位置精度および平面度を有することとなる。
セパレータ分離工程においては、例えば、リリース弁によってセパレータ110,115の減圧吸引状態が解除され、セパレータ接合体(接合されたセパレータ)が、支持体152,172から分離される。そして、セパレータ接合体は、アッセンブリ工程などを含んでいる後工程に投入され、最終的に、燃料電池が製造されることになる。
図17および図18は、本実施の形態に係る変形例1および変形例2を説明するための断面図である。
図17に示されるセパレータ110,115は、周縁部の端面に隣接して延長する段差128を有し、矯正工程のシート材配置段階において、枠状シート材162,182は、段差128を取り囲むように配置されることで、位置決めされる。段差128は、シール性を確保するために必要とされる最小限の位置に形成される。
したがって、セパレータ110,115における発電に寄与しない部位の増加を、さらに抑制することが可能である。また、段差128は、枠状シート材162,182の移動を制止するため、積層工程において、枠状シート材162,182がセパレータ110,115によって挟み込まれることが避けられる。なお、段差128は、枠状シート材の厚みに略一致していることが好ましい。
また、図18に示されるように、支持体152,172の支持ベース153,173の周縁部に、枠状シート材162,182の外周と位置合わされた突出部156,176を、設けることも好ましい。
図19は、本実施の形態に係る変形例3を説明するための断面図である。
図19に示される支持ベース153,173は、接合面を構成する凸部129と位置合せされた凸部157,177を有する。凸部157,177は、凸部129の頂面の背面と当接自在であり、矯正工程のセパレータ配置段階において、凸部129の背面に、凸部157,177が当接するように、セパレータ110,115が位置決めされる。
したがって、積層工程において、セパレータ110,115の凸部129は、支持ベース153,173の凸部157,177によって支持され、確実に当接する。凸部129の間に位置する接着材は、一様に延伸させられるため(潰されるため)、接着材の膜厚を、さらに一定とすることが可能である。
以上のように、本実施の形態は、良好な出力密度およびシール性を有する燃料電池の製造方法および製造装置を提供することが可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。
例えば、支持体152,172は、別体の負圧ケース158,178および支持ベース153,173によって構成されることに限定されない。また、一括位置決め機構は、位置決めピン180と凹部155の嵌合構造を利用する形態に限定されず、専用の位置決めピンと凹部を用意したり、その他の位置決め機構を適用したりすることも可能である。さらに、減圧吸引状態を解除するタイミングは、矯正工程後であれば、特に限定されない。
本実施の形態に係る燃料電池を説明するための斜視図である。 図1に示されるスタック部に含まれる単セルを説明するための断面図である。 図2に示されるセパレータを説明するための平面図である。 図2に示されるセパレータの一方における酸化剤ガスの流路面におけるシール材の配置を説明するための平面図である。 図2に示されるセパレータの他方における燃料ガスの流路面におけるシール材の配置を説明するための平面図である。 図2に示されるセパレータの一方および他方における冷媒の流路面におけるシール材の配置を説明するための平面図である。 本実施の形態に係る燃料電池の製造装置の矯正手段を説明するための側面図である。 図7に示される支持体を説明するための分解斜視図である。 図7に示される支持体を説明するための断面図である。 本実施の形態に係る燃料電池の製造装置の被覆手段を説明するための平面図である。 本実施の形態に係る燃料電池の製造装置の積層手段を説明するための断面図である。 本実施の形態に係る燃料電池の製造装置の接合手段を説明するための側面図である。 本実施の形態に係る燃料電池の製造方法を説明するための工程図である。 図13に示される積層工程における位置決めピン取外し段階を説明するための断面図である。 図13に示される積層工程における反転段階を説明するための断面図である。 図13に示される積層工程における位置決め段階を説明するための断面図である。 本実施の形態に係る変形例1を説明するための断面図である。 本実施の形態に係る変形例2を説明するための断面図である。 本実施の形態に係る変形例3を説明するための断面図である。
符号の説明
10・・燃料電池、
20・・スタック部、
30,40・・集電板、
35,45・・出力端子、
50,60・・絶縁板、
70,80・・エンド板、
71・・燃料ガス導入口、
72・・燃料ガス排出口、
74・・酸化剤ガス導入口、
75・・酸化剤ガス排出口、
77・・冷媒導入口、
78・・冷媒排出口、
90・・タイロッド、
100・・膜電極接合体、
102・・電解質膜、
103・・カソード触媒層、
104・・アノード触媒層、
105,106・・ガス拡散層、
110,115・・セパレータ、
122,123・・短辺部、
124,125・・長辺部、
128・・段差、
129・・凸部、
132〜137・・マニホールド穴、
137・・流路部、
138・・凹凸部、
140,142,144・・シール材、
150,170・・矯正手段、
152,172・・支持体、
153,173・・支持ベース、
154,174・・開口部、
155,175・・凹部、
156,176・・突出部、
157,177・・凸部、
158,178・・負圧ケース、
159,179・・エア配管、
160,180・・位置決めピン、
162,182・・枠状シート材、
163,183・・内周面、
164,184・・減圧吸引手段、
165,185・・配管系、
166,186・・真空源、
190・・被覆手段、
195・・接合手段、
,S,S・・空間。

Claims (14)

  1. 膜電極接合体を一対のセパレータによって挟持した構造を有する単セルが積層されることによって形成され、かつ、隣接する単セルのセパレータ同士が接着材によって接合されている燃料電池の製造方法であって、
    接合される前記セパレータの一方および他方の変形を、矯正するための矯正工程、
    矯正された前記セパレータの少なくとも一方に、前記接着材を被覆するための被覆工程、
    前記接着材を介して、前記セパレータの一方および他方を重ねるための積層工程、および、
    前記接着材を加熱硬化することで、前記セパレータの一方および他方を接合するための接合工程を有しており、
    前記矯正工程は、
    開口部が形成された支持体に対し、前記セパレータを前記開口部と対向するように配置するためのセパレータ配置段階、
    前記セパレータの周縁部を覆うように、枠状シート材を配置するためのシート材配置段階、および、
    前記開口部を介して前記セパレータと前記支持体との間を減圧吸引し、前記枠状シート材によって前記セパレータの周縁部をシールすることで、前記セパレータを前記支持体に吸着するための減圧吸引段階を有する
    ことを特徴とする燃料電池の製造方法。
  2. 前記セパレータの周縁部は、前記周縁部の端面に隣接して延長する段差を有し、
    前記矯正工程のシート材配置段階において、前記枠状シート材は、前記段差を取り囲むように配置されることで、位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池の製造方法。
  3. 前記段差は、前記枠状シート材の厚みに一致していることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池の製造方法。
  4. 前記積層工程は、前記セパレータの一方および他方を、一括して位置決めするための位置決め段階を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池の製造方法。
  5. 前記支持体は、前記セパレータを位置決めするための位置決めピンが着脱自在に挿入される凹部を有し、
    前記矯正工程のセパレータ配置段階において、前記セパレータは、前記凹部に挿入された前記位置決めピンによって位置決めされ、
    前記積層工程は、前記セパレータの一方が配置された前記支持体の前記凹部から、前記位置決めピンを取外すための位置決めピン取外し段階を有し、
    前記積層工程の位置決め段階において、前記位置決めピンが取外された前記凹部に、前記セパレータの他方が配置された前記支持体の前記凹部に挿入されている前記位置決めピンが挿入されることを特徴とする請求項4に記載の燃料電池の製造方法。
  6. 前記接合工程において、前記セパレータの一方および他方は、一括して位置決めされた状態で、維持されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の燃料電池の製造方法。
  7. 前記セパレータは、接合面を構成する頂面を有する凸部を有し、前記支持体は、前記頂面の背面と当接自在の凸部を有し、
    前記矯正工程のセパレータ配置段階において、前記セパレータの凸部の背面に、前記支持体の凸部が当接するように、前記セパレータが位置決めされることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料電池の製造方法。
  8. 膜電極接合体を一対のセパレータによって挟持した構造を有する単セルが積層されることによって形成され、かつ、隣接する単セルのセパレータ同士が接着材によって接合されている燃料電池の製造装置であって、
    接合される前記セパレータの一方および他方の変形を、矯正するための矯正手段、
    矯正された前記セパレータの少なくとも一方に、前記接着材を被覆するための被覆手段、
    前記接着材を介して、前記セパレータの一方および他方を重ねるための積層手段、および、
    前記接着材を加熱硬化することで、前記セパレータの一方および他方を接合するための接合手段を有しており、
    前記矯正手段は、
    開口部を有しかつ前記開口部と対向するように前記セパレータが配置される支持体、
    前記セパレータの周縁部を覆うように配置される枠状シート材、および、
    前記開口部を介して前記セパレータと前記支持体との間を減圧吸引し、前記枠状シート材によって前記セパレータの周縁部をシールすることで、前記セパレータを前記支持体に吸引するための減圧吸引手段
    を有することを特徴とする燃料電池の製造装置。
  9. 前記セパレータの周縁部は、前記周縁部の端面に隣接して延長する段差を有し、前記枠状シート材は、前記段差を取り囲むように配置されることを特徴とする請求項8に記載の燃料電池の製造装置。
  10. 前記段差は、前記枠状シート材の厚みに一致していることを特徴とする請求項9に記載の燃料電池の製造装置。
  11. 前記積層手段は、前記セパレータの一方および他方を、一括して位置決めするための位置決め手段を有することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の燃料電池の製造装置。
  12. 前記支持体は、前記セパレータを位置決めするための位置決めピンが着脱自在に挿入される凹部を有し、前記セパレータの一方が配置される前記支持体の前記凹部は、前記セパレータの他方が配置される前記支持体の前記凹部に挿入される前記位置決めピンが、挿入自在であることを特徴とする請求項11に記載の燃料電池の製造装置。
  13. 前記接合手段は、前記セパレータの一方および他方が、一括して位置決めされた状態で、前記接着材を加熱硬化し得ることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の燃料電池の製造装置。
  14. 前記セパレータは、接合面を構成する頂面を有する凸部を有し、前記支持体は、前記頂面の背面と当接自在の凸部を有することを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載の燃料電池の製造装置。
JP2006332323A 2006-12-08 2006-12-08 燃料電池の製造方法および製造装置 Expired - Fee Related JP5151132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006332323A JP5151132B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 燃料電池の製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006332323A JP5151132B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 燃料電池の製造方法および製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008147000A JP2008147000A (ja) 2008-06-26
JP5151132B2 true JP5151132B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=39606930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006332323A Expired - Fee Related JP5151132B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 燃料電池の製造方法および製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5151132B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010027295A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Nissan Motor Co Ltd 膜電極接合体
JP2014123501A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池用セパレータの吸着装置
JP7431678B2 (ja) 2020-06-18 2024-02-15 Nok株式会社 セパレータ一体型ガスケットの製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4383008B2 (ja) * 2001-07-06 2009-12-16 本田技研工業株式会社 燃料電池用セパレータ及び膜・電極接合体の積層方法及び同積層装置
JP4402324B2 (ja) * 2001-07-06 2010-01-20 本田技研工業株式会社 燃料電池用セパレータの反り矯正方法、同反り矯正装置及び同シール材塗布方法
JP4402323B2 (ja) * 2001-07-06 2010-01-20 本田技研工業株式会社 燃料電池用セパレータのシール材塗布方法
JP4701679B2 (ja) * 2004-11-04 2011-06-15 トヨタ自動車株式会社 電池用モジュールの製造方法および製造装置
JP2006173090A (ja) * 2004-11-17 2006-06-29 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池スタックの製造方法及び燃料電池スタック

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008147000A (ja) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5164348B2 (ja) 膜電極組立体およびその製造方法ならびにそれを用いた固体高分子形燃料電池
JP5653015B2 (ja) 補強された膜電極組立体の製造方法および補強された膜電極組立体
JP5771643B2 (ja) 改良された電気化学装置
EP2916376B1 (en) Cell module and fuel cell stack
JP2006210234A (ja) 燃料電池用構成部材
JP5151132B2 (ja) 燃料電池の製造方法および製造装置
JP3673145B2 (ja) 燃料電池スタック及びその製造方法
JP5076681B2 (ja) 燃料電池の組立装置および組立方法,この組立方法によって組み立てた燃料電池
JP5417809B2 (ja) 燃料電池用セパレータ接合体、燃料電池、燃料電池用セパレータ接合体の製造方法および製造装置、燃料電池の製造方法および製造装置
JP5158405B2 (ja) 燃料電池
JP5881594B2 (ja) 燃料電池スタック及びその製造方法
JP2001319666A (ja) 燃料電池及びその製造方法
JP2010040414A (ja) 燃料電池スタックとそれを用いた燃料電池
JP2008041448A (ja) 燃料電池用セパレータ、燃料電池および燃料電池の製造方法
JP2009009911A (ja) 燃料電池
EP2999040B1 (en) Apparatus and method for producing fuel cell separator assembly
JP6681537B2 (ja) 接合体とその接合体を用いた燃料電池、ならびに、その分解方法
JP2005032607A (ja) 燃料電池接合体、燃料電池および燃料電池の製造方法
JP4840686B2 (ja) 燃料電池、燃料電池システム及び燃料電池の製造方法
JP2007280615A (ja) 燃料電池用シール構造とそのシールの製造方法
JP2005235713A (ja) 締結装置及び燃料電池
JP2009224279A (ja) 燃料電池用アッセンブリの製造方法
JP2013161549A (ja) 燃料電池スタック
KR20170077897A (ko) 개방형 유로가 구비된 연료전지 스택
JP2008218197A (ja) 燃料電池及び燃料電池スタック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5151132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees