JP5148613B2 - 配信ネットワーク上のパケットサービス同期化配信の機器および方法 - Google Patents

配信ネットワーク上のパケットサービス同期化配信の機器および方法 Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第60/839,549号(2006年8月22日出願)の優先権を主張するものであり、この出願は、その全体を参考として本明細書に援用される。
(発明の分野)
本発明は、概して、コンピュータネットワークのパケットトラフィックの処理に関する。より具体的には、本発明は、配信ネットワーク上のパケットサービスの配信の同期化を対象とする。一実施例は、モバイルユーザへのリアルタイムストリーミングサービスの配信の同期化である。
近年、配信ネットワーク上におけるリアルタイムのアプリケーションおよびサービスの送達に対する要求が急増してきている。配信ネットワーク、特に加入者装置がモバイルであるものは、それらの装置がネットワーク内を移動する際に、一般的にアクセス局からアクセス局へ加入者装置をハンドオフする。ハンドオフの目的は、継続中のサービスが、常にモバイル加入者に最も良く機能するアクセス局によって提供されることを保証することによって、モバイル加入者へのそれらの継続中のサービスを、理想的にはサービスの質を何ら低下させることなく、作動状態に維持することである。ハンドオフの間、加入者装置は、受信された信号電力またはビット誤り率等の測定基準を使用して、多数のアクセス局からの受信リンク(incoming link)の質を測定し得る。第2のアクセス局からの受信リンクの質に対し、サービスを加入者装置に提供している第1のアクセス局からの受信リンクの質が十分に劣化するときに、加入者装置は、第2のアクセス局からのサービスの受信へと切り替えることができる。
図1は、ソース100から加入者130へ配信ネットワーク140を介して配信されるパケットサービス120を説明する。パケットサービス120は、パス121および122を経由して、多数のアクセス局110および112へと向かってネットワーク140を横断する。アクセス局110および112は、パケットサービスを加入者130に伝送する。ハンドオフの間に、加入者130は、アクセス局110からのパケットサービス120の受信から、アクセス局112からのパケットサービス120の受信へと切り替えることができる。それぞれのアクセス局は、基地トランシーバ局(基地局)であってもよく、加入者130は、モバイルユーザであってもよい。
パケットサービス120が、ストリーミングビデオ等のリアルタイムサービスである場合、パケットサービス120をハンドオフする際に生じる1つの問題は、パケットサービス120のパケット(横断パス121および122)が、アクセス局110および112において同期化されないことである。これは、加入者130がアクセス局110からアクセス局112へハンドオフした際に、アクセス局112によって伝送されたパケットサービス120を表すパケットストリームが、アクセス局110によって伝送されたパケットサービス120を表すパケットストリームの前、または後になる可能性があることを意味する。
図2は、アクセス局110および112におけるパケットサービス120の所与のパケットの到着時間の不整合の可能性のある範囲の実施例を説明する。時間不整合の量は、主にパス121および122においてパケットが経験するパケット遅延およびパケット遅延変動、またはジッタによって画定される。パス121のパケットは、最小ネットワーク遅延202、およびゼロと最悪の場合のネットワークジッタ204との間の任意の値であり得るネットワークジッタを経験する。パス122のパケットは、最小ネットワーク遅延222、およびゼロと最悪の場合のネットワークジッタ224との間の任意の値であり得るネットワークジッタを経験する。本実施例において、最小ネットワーク遅延202および最小ネットワーク遅延222は、概して、主にパス121および122の伝送遅延および最小処理遅延の差により異なる。伝送遅延は、信号が所与の物理媒体上で光の速度で移動する距離による遅延であり、アクセス局110および112は、概して、異なる物理的位置に位置するので、パス121および122について概して異なる。最小処理遅延は、パケットによって横断される装置による、パケットのキューイングを含む、処理のための最小遅延である。それぞれのパスのパケットは、概して、異なる組の装置および/または装置内の異なる内部パスを横断するので、この遅延は、パス121および122で異なる可能性がある。ネットワークジッタは、多くの場合、パス依存性であるばかりでなく、パケットネットワークにおいて大きな変動がある。この変動は、例えば、パス121および122のパケットによって横断される装置におけるバースト性トラフィックの多数のストリームの多重化による、変動するキューイング遅延、およびこれらの遅延の、伝送制御プロトコル(TCP)等のネットワークプロトコルの操作との相互作用に起因する。最悪の場合のネットワークジッタ204および224は、それぞれパス121および122のネットワークジッタの最高値である。パス121および122の所与のパケットは、それぞれゼロと最悪の場合のネットワークジッタ204および224との間の範囲であり得る、実際のネットワークジッタを経験する。
パス121上のソース100によって伝送されるパケットが、アクセス局110に到達する際の最小時間である最小遅延210は、本実施例においては、最小ネットワーク遅延202に等しい。パス121上のソース100によって伝送されたパケットが、アクセス局110に到達する際の最大時間である最大遅延212は、本実施例においては、最小ネットワーク遅延202と最悪の場合のネットワークジッタ204との合計に等しい。同様に、パス122のソース100によって伝送されたパケットが、アクセス局112に到達する際の最小時間である、最小遅延230は、本実施例においては、最小ネットワーク遅延222に等しい。パス122上のソース100によって伝送されたパケットが、アクセス局112に到達する際の最大時間である、最大遅延232は、本実施例においては、最小ネットワーク遅延222と最悪の場合のネットワークジッタ224の合計に等しい。アクセス局110および112でのパケット到着の最悪の場合の時間不整合250は、パス121の最大遅延212と、パス122の最小遅延230との間の差である。アクセス局110および112での所与のパケットに対する実際の時間不整合は、ゼロ付近から最悪の場合の時間不整合250までの任意の範囲に及び得る。
最も適切に設計されたネットワークにおいて、パケットの99%以上に対する最大遅延212および232は、合理的限界、例えば、100ミリ秒を下回る。ネットワークの範囲が小さい場合、パケットが、ソース100からアクセス局110および112へネットワークを横断する際の最小ネットワーク遅延202および222は、100ミリ秒をはるかに下回る可能性がある。しかしながら、このネットワークの一部のパケットは、100ミリ秒付近の最悪の場合のネットワークジッタ204および224を経験する可能性がある。図2によれば、これは、アクセス局110および112でのパケット到着の最悪の場合の時間不整合250もまた、100ミリ秒付近であることを意味する。これは、加入者130が、ハンドオフの間にアクセス局110からアクセス局112へ切り替えた際、加入者130が、パケットサービス120の100ミリ秒を逃す可能性があることを意味する。本実施例において、これは、アクセス局112によって伝送されたパケットサービス120を表すパケットストリームが、アクセス局110によって伝送されたパケットサービス120を表すパケットストリームの前にあるためである。有意な量のパケット情報が失われる、または複合的に受信される可能性があることから、この有意な最悪の場合の時間不整合は、ハンドオフの間のリアルタイムサービスの質を悪化させる可能性がある。結果として生じる可能性がある質の悪化の一例は、リアルタイムビデオの深刻なグリッチ、またはさらにはパケットサービス120のドロップである。
既存の一手法において、それぞれアクセス局110または112の直前のパス121または122のネットワーク装置等のネットワークエンドポイントで、パケットサービス120の受信されるパケットを遅延させることにより、ジッタのパケットサービス120への影響を低減することができる。これらの受信されるパケットは、サービス開始時点でパケットサービス120に対し、パス121および122のそれぞれの受信キューに累積される。これらの受信キューの影響は、パス121および122の最小ネットワーク遅延202および222を増加させることによって、最悪の場合のネットワークジッタ204および224を遅延に置き換えることである。しかしながら、最悪の場合のネットワークジッタ204および224の有意な低減さえも、アクセス局110および112におけるパケット到着の時間不整合、またはこの時間不整合が存在する際のハンドオフに生じるリアルタイムサービスの質の悪化を除去しない。サービス開始時にパス121および122に加えられる遅延の量は、ネットワークエンドポイントにわたって一定であろうと、最悪の場合のネットワークジッタ204および224の推測値に基づこうと、時間不整合を除去するために必要とされる、パス121および122の遅延の合計が等しいということを保証しない。この受信キューイング手法は、アクセス局110および112におけるパケット到着の時間不整合、ならびにリアルタイムサービスの対応した質の悪化を増加する可能性さえある。これに対する理由の1つは、サービス開始時の受信キューを充足させるために使用されるパケットが、通常、非常に変動性のあるネットワークジッタを経験しているため、パス121および122に加えられる遅延の量は、概して、パケットサービスの開始時の受信キューの充足レベルには対応しないことである。
これらの欠点に対処するために、基地局のようなアクセス局において、リアルタイムパケットサービスのパケット到着の時間不整合を除去することにより、配信ネットワーク上のパケットサービスを同期化する方法を提供することが望ましいであろう。この配信ネットワーク上のパケットサービスの同期化を促進することができるネットワーク装置を提供することも望ましいであろう。
パケット情報の配信を同期化する機器および方法が記載される。本発明の一実施形態は、パケット情報に組み込まれた伝送時間インジケータを処理するタイムスタンプ処理論理であって、伝送時間インジケータは、時間基準に基づくタイムスタンプ処理論理と、伝送時間インジケータ後の時間オフセットまでパケット情報を保持するサービス同期化キューイング論理であって、該サービス同期化キューイング論理は、時間基準と同期化するサービス同期化キューイング論理とを含む。
パケット情報を、配信パケットネットワーク内の通信装置に提供する方法であって、第1のネットワーク装置および第2のネットワーク装置でのタイミング基準に基づいて、伝送時間インジケータを取得するためのパケット情報を処理するステップと、伝送時間インジケータ、ならびに第1のネットワーク装置および第2のネットワーク装置に利用可能な時間オフセットに基づいて、第1のネットワーク装置および第2のネットワーク装置でパケット情報の伝送を遅延させるステップと、パケット情報を通信装置に第1のネットワーク装置から提供するステップと、パケット情報を通信装置に第2のネットワーク装置から提供するステップであって、第2のネットワーク装置は、タイミング基準に基づいて、第1のネットワーク装置と同期化される、ステップとを含む、方法も記載される。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
パケット情報の配信を同期化する機器であって、
該パケット情報に組み込まれた伝送時間インジケータを処理するタイムスタンプ処理論理であって、該伝送時間インジケータは時間基準に基づいている、タイムスタンプ処理論理と、
該伝送時間インジケータ後の時間オフセットまで該パケット情報を保持するサービス同期化キューイング論理であって、該サービス同期化キューイング論理は、該時間基準と同期化される、サービス同期化キューイング論理と
を備える、機器。
(項目2)
前記時間オフセットは設定可能である、項目1に記載の機器。
(項目3)
前記時間オフセットは自動的に判断される、項目1に記載の機器。
(項目4)
前記パケット情報によって経験されるネットワーク遅延およびジッタを収集する統計値収集論理をさらに備える、項目1に記載の機器。
(項目5)
前記パケット情報を少なくとも1つのパケットサービスと関連付ける分類論理をさらに備え、それぞれのパケットサービスは、ブロードキャストパケットストリーム、マルチキャストパケットストリーム、エニーキャストパケットストリーム、および複数のユニキャストパケットストリームのうちの少なくとも1つである、項目1に記載の機器。
(項目6)
前記時間オフセットは、パケットサービス毎に設定可能である、項目5に記載の機器。
(項目7)
それぞれのパケットサービスに関連するパケット情報の伝送をスケジューリングするためのスケジューリング論理をさらに備える、項目5に記載の機器。
(項目8)
前記伝送時間インジケータは、パケットにおけるタイムスタンプフィールドである、項目5に記載の機器。
(項目9)
前記時間基準は、全地球航行衛星システム、地上無線システム、およびネットワークタイムサーバのうちの少なくとも1つによって提供される、項目5に記載の機器。
(項目10)
パケット情報の配信を同期化する方法であって、
パケット情報を受信することと、
該パケット情報に組み込まれた伝送時間インジケータを処理することであって、該伝送時間インジケータは時間基準に基づいている、ことと、
該パケット情報を、該伝送時間インジケータ後の時間オフセットまで保持することであって、該時間オフセットは、該時間基準を使用して判断される、ことと
を包含する、方法。
(項目11)
前記時間オフセットは設定可能である、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記時間オフセットは、自動的に判断される、項目10に記載の方法。
(項目13)
前記パケット情報に関連するネットワーク遅延およびジッタの情報を収集することをさらに包含する、項目10に記載の方法。
(項目14)
前記パケット情報を少なくとも1つのパケットサービスに関連付けるために、該パケット情報を分類することをさらに包含し、それぞれのパケットサービスは、ブロードキャストパケットストリーム、マルチキャストパケットストリーム、エニーキャストパケットストリーム、および複数のユニキャストパケットストリームのうちの少なくとも1つである、項目10に記載の方法。
(項目15)
前記時間オフセットは、パケットサービス毎に設定可能である、項目14に記載の方法。
(項目16)
それぞれのパケットサービスに関連するパケット情報の前記伝送をスケジューリングすることをさらに包含する、項目14に記載の方法。
(項目17)
前記伝送時間インジケータは、パケットにおけるタイムスタンプフィールドである、項目14に記載の方法。
(項目18)
前記タイミング基準は、全地球航行衛星システム、地上無線システム、およびネットワークタイムサーバのうちの少なくとも1つによって提供される、項目14に記載の方法。
(項目19)
パケット情報を配信パケットネットワーク内の通信装置へ提供する方法であって、
第1のネットワーク装置および第2のネットワーク装置でのタイミング基準に基づいて、伝送時間インジケータを取得するためのパケット情報を処理することと、
該伝送時間インジケータ、ならびに該第1のネットワーク装置および該第2のネットワーク装置に利用可能な時間オフセットに基づいて、該第1のネットワーク装置および該第2のネットワーク装置において該パケット情報の伝送を遅延させることと、
該パケット情報を該通信装置に第1のネットワーク装置から提供することと、
該パケット情報を該通信装置に第2のネットワーク装置から提供することであって、該第2のネットワーク装置は、該タイミング基準に基づいて、該第1のネットワーク装置と同期化されることと
を包含する、方法。
(項目20)
前記第1のネットワーク装置および前記第2のネットワーク装置は、基地トランシーバ局である、項目19に記載の方法。
本発明の性質および目的をよりよく理解するために、添付の図面と併せて、以下の発明を実施するための形態を参照されたい。
図1は、先行技術による、ソースから加入者へ配信ネットワークを介して配信されるパケットサービスを説明する図である。 図2は、先行技術による、多数のアクセス局におけるパケットサービスの所与のパケットの到着時間の不整合の可能性のある範囲の実施例を説明する図である。 図3は、本発明の一実施形態による、基地局でパケットサービスを同期化する配信ネットワークの実施例を説明する図である。 図4は、本発明の一実施形態による、基地局でパケットサービスを同期化するための、図3のネットワークの操作を説明する図である。 図5は、本発明の一実施形態による、キュー同期化装置の主要な機能ブロックの論理ブロック図を説明する図である。 図6は、本発明の一実施形態による、多数のパケットサービスに関連したパケットの伝送のスケジューリングに関連した操作を説明する図である。
配信ネットワーク、特に加入者装置がモバイルであるもののリアルタイムのパケットサービスの送達は、加入者がネットワークを移動する際に、アクセス局からアクセス局へシームレスに同期化されるハンドオフを提供するために、基地局のようなエンドアクセス局による正確な時間の一致を必要とする。同期化されたハンドオフは、加入者がシームレスなストリームを経験するように、パケットサービスを表すパケットストリームが、それぞれのアクセス局の出口(egress)で同期化されることを必要とする。アクセス局で同期化されるパケットサービスに関して、パケットサービスのそれぞれのパケットのコピーは、リアルタイムパケットサービスに対する一部の容認可能な許容誤差内で、同時、またはほぼ同時に、パケットサービスを受信するそれぞれのアクセス局に到着するべきである。アクセス局におけるこれらのパケット到着の時間不整合を除去するために、ネットワークは、パケットベース毎に、ネットワーク上のパケットが経験する最小ネットワーク遅延および実際のネットワークジッタの差を補うために、それぞれのパケットをどれだけ長く遅延させるかを判断する機能を含むべきである。我々は、この機能をサービス同期化キューイングと呼ぶ。
サービス同期化キューイングを実装する簡便な一つの方法は、このパケット毎の遅延を挿入するそれぞれのアクセス局の前に、サービス同期化キューイング装置(またはキュー同期化装置)を挿入することである。キュー同期化装置は、アクセス局の一部であってもよく、加入者への実際のパケット伝送を行うハードウェアの直前に位置してもよい。キュー同期化装置が、それぞれのパケットをアクセス局にいつ伝送するかを正確に判断できるようにするために、リアルタイムパケットサービスのソースと、それぞれのキュー同期化装置とに、共通の時間基準を提供すべきである。この時間基準は、グローバルポジショニングシステム(GPS)、ガリレオ(Galileo)、GLONASS、およびBeidouを含むが、これらに限定されない全地球的な航法衛星システム(global navigation satellite system:GNSS)によって提供され得る。時間基準は、WWVBおよびDCF−77を含むが、これらに限定されない地上無線システムによって提供され得る。時間基準は、ネットワークタイムプロトコル(Network Time Protocol:NTP)サーバ、高精度時間プロトコル(Precision Time Protocol:PTP)グランドマスタ、および同期イーサネット(登録商標)(Synchronous Ethernet(登録商標))を含むが、これらに限定されないネットワークタイムサーバによって提供され得る。時間基準は、より低いStratumレベルの時間基準を含むが、これに限定されない、配信ネットワークで実行するリアルタイムアプリケーションに十分な他の任意の高精度の時間基準によって提供され得る。ソース装置は、共通の時間基準に基づく、タイムスタンプ等の、伝送時間インジケータをそれぞれのパケットに挿入することができる。パケットのタイムスタンプは、NTPサーバ等の共通の時間基準に合わせた装置から、その時間ベースおよび基準を得るリアルタイムプロトコル(RTP)等のタイムスタンププロトコルによって行われ得る。次いで、それぞれのキュー同期化装置は、パケットの伝送時間インジケータに基づいて、それぞれのパケットを伝送する時間を正確に判断することができる。
多数のキュー同期化装置によって伝送されたパケットの到着を同期化するために、それぞれのキュー同期化装置は、共通の時間オフセットを、それぞれのパケットの伝送時間インジケータに適用し、パケットをその下流のアクセス局へいつ伝送するかを判断するべきである。この時間オフセットは、例えば、ネットワーク操作者によって設定可能であってもよく、または接続設定時を含む時に自動的に判断されてもよい。この時間オフセットは、すべてのキュー同期化装置およびすべてのパケットサービスに共通であってもよく、またはキュー同期化装置のサブセットおよび/またはパケットサービスのサブセットのためのものであってもよい。ネットワーク操作者は、所与のパケットサービスのパケットのように、いくつかの組のパスを横断する一部のパケットトラフィックに対する最悪の場合の遅延を判断し得る。この判断は、例えば、パケット遅延およびジッタのネットワーク測定値の傾向分析によって行われてもよい。この最悪の場合の遅延から、ネットワーク操作者は、時間オフセットを、この最悪の場合の遅延以上のある値に設定することができる。ネットワークはまた、この最悪の場合の遅延を自動的に判断し得る。可能性のある一つの方法は、それぞれのキュー同期化装置が、所与のパケットサービスのパケットのようなパケットのいくつかのサブセットに対する最悪の場合の遅延を局所的に推定し、次いで、それぞれのキュー同期化装置が、この情報を、このパケットサービスを受信する少なくとも他のキュー同期化装置に通信するものである。次いで、それぞれのキュー同期化装置は、時間オフセットを、パケットサービスを受信する任意のキュー同期化装置によって推定される最大の最悪の場合の遅延以上のある値として判断することができる。
共通の時間オフセットを使用して、キュー同期化装置は、ソースによって伝送されるそれぞれのパケットのコピーが、同時に、参加しているエンド局から参加している加入者までのブロードキャスト、マルチキャスト、エニーキャスト、またはユニキャストであるように、パケットサービスのパケットがそれぞれのアクセス局の出口(egress)で同期化されることを保証する。エンド加入者が、時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)のネットワークまたはパケットベースのワイヤレスネットワーク(IEEE 802.11または802.16)上にある場合は、エンドパケットブロードキャストは、ハンドオフが、特定の加入者に関して、依然としてシームレスであるように、ほぼ同時に媒体で生じるいくつかの伝送に複製され得る。
図3は、本発明の一実施形態による、基地局でパケットサービスを同期化する配信ネットワークの一実施例を説明する。ネットワークは、示される3つの基地局310A、310B、および310Cにおいて、リアルタイムパケットサービスのパケットの到着の時間不整合を除去し、ひいては基地局310間の加入者350のシームレスなハンドオフを可能にする。本実施例において、メディアゲートウェイ300は、示されるパス321、322、および323のパケットサービスを表すパケットストリームのソースである。より一般的には、ソースは、ビデオサーバ等のリアルタイムパケットサービスを伝送する任意のネットワーク装置であってもよい。パケットサービスは、ブロードキャストパケットストリーム、マルチキャストパケットストリーム、エニーキャストパケットストリーム、複数のユニキャストパケットストリーム、または上述のタイプのパケットストリームのいくつかの組み合わせであってもよい。メディアゲートウェイ300は、GPS時間基準330に基づき、それぞれの伝送されたパケットにタイムスタンプすることができる。メディアゲートウェイ300におけるパケット伝送の時間はTである。それぞれのパケットは、ブロードキャスト、マルチキャスト、エニーキャスト、またはユニキャストのルーティングプロトコルによって判断されて、1組の基地局306へ向かうネットワークを横断することができる。本実施例において、それぞれのパケットは、それぞれパス321、322、および323に沿って、基地局306A、306B、および306Cへ向かうネットワークを横断する。パス321、322、および323は、メディアゲートウェイ300からネットワークスイッチ302へ進み、その後、マルチサービス操作者(multi−service operator:MSO)ネットワーク340の境界で分岐する。本実施例において、MSOネットワーク340は、マルチプロトコルラベルスイッチング(Multi−Protocol Label Switching:MPLS)トンネルで、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)パケットを有している。より一般的には、MSOネットワーク340は、ブロードキャスト、マルチキャスト、エニーキャスト、およびユニキャストパケットサービスをサポートおよび/または移送することができる、任意のネットワークであってもよい。パス321は、ネットワークスイッチ304A、次いで、キュー同期化装置306A、次いで、基地局310Aへ続く。パス322は、ネットワークスイッチ304B、次いで、キュー同期化装置306B、次いで、基地局310Bへ続く。パス323は、ネットワークスイッチ304C、次いで、キュー同期化装置306C、次いで、基地局310Cへ続く。パス321、322、および323の、最小ネットワーク遅延および実際のネットワークジッタの両方を含む、メディアゲートウェイ300から伝送された所与のパケットに対する終端間遅延は、それぞれT、T、およびTである。キュー同期化装置306A、306B、および306Cもまた、GPS時間基準330を受信する。本実施例において、時間オフセットは、(T-Max(T))であって、式中、Tは、加入者への基地局からの所望の伝送時間であり、Max(T)は、パス321、322、および323で伝送されたパケットに対する最悪の場合の遅延である。キュー同期化装置306A、306B、および306Cはそれぞれ、基地局310A、310B、および310Cとともに配置されるか、これらの一部として含まれてもよい。Tと、それぞれのキュー同期化装置306からそれぞれの基地局310への伝送時間との間の差は、任意のパケットサービスの操作に対し問題にならないように、十分に小さく、変動しないものであるべきである。
図4は、本発明の一実施形態による、基地局でパケットサービスを同期化するための、図3のネットワークの操作を説明する。ソースメディアゲートウェイ300から伝送されたパケットは、キュー同期化装置306Aへの到着の前に、最小ネットワーク遅延402および実際のネットワークジッタ404を含む、パス321に沿った遅延と、キュー同期化装置306Bへの到着の前に、最小ネットワーク遅延412および実際のネットワークジッタ414を含む、パス322に沿った遅延とを経験する。パス321に沿った遅延は、パス322に沿った遅延とは異なる。キュー同期化装置306Aおよび306Bはそれぞれ、遅延406および416の分だけパケットを遅延させる。遅延406および416は、パケットの伝送時間インジケータ、および時間オフセット430に基づいて判断される。キュー同期化装置306Aおよび306Bは、共通の時間基準330を有するので、キュー同期化装置306Aおよび306Bは、時間オフセット430をパケットの伝送時間インジケータに適用して、パケットを基地局310Aおよび310Bにそれぞれ伝送する時間を判断することができるが、この時間は、パケットが基地局310Aおよび310Bに到着する時間と本質的に同時であると想定される。したがって、パス321および322の終端間遅延408および418は、任意のパケットサービスの操作に問題にならないように、十分に小さく、変動しないものであるという相違を有するが、本質的に等しいので、基地局310Aおよび310Bへのパケットの到着は、同期化される。実際のネットワークジッタ404および414は、パケットによって有意に変動し得るが、時間オフセット430は同じものであるため、遅延408および418は本質的に等しいままである。
図5は、本発明の一実施形態による、キュー同期化装置306の主要な機能ブロックの論理ブロック図を説明する。キュー同期化装置306は、1つ以上の集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、ネットワークプロセッサ、または他の設定可能もしくはプログラム可能なハードウェア構成要素として実装されてもよい。パケットは、キュー同期化装置306によって、媒体アクセス論理500で受信される。媒体アクセス論理500は、ネットワーキングプロトコル層のための開放型システム間相互接続(Open Systems Interconnection:OSI)参照モデルの物理層および媒体アクセス制御副層に関連する受信機能を実施することができる。次いで、タイムスタンプ処理論理502は、ソース300によって、パケット内に組み込まれた伝送時間インジケータを取得するために、パケットを処理し得る。次いで、分類論理504は、パケットをパケットサービスに関連付けるために、パケットを処理し得る。この関連付けは、パケットサービス毎に個別の時間オフセット430が存在する場合に、およびパケットサービス毎の統計値収集を可能にするために、必要である。次いで、統計値収集論理505は、パケットが経験するネットワーク遅延およびジッタ等の、パケットに関する統計値情報を回収し得る。次いで、サービス同期化キューイング論理506は、パケットサービスに関連する時間オフセットを、パケットの伝送時間インジケータに適用し、パケットの伝送時間を判断し得る。グローバル時間基準330が、パケットの伝送時間が到着したことを示した際に、サービス同期化キューイング論理506は、その後、これをスケジューリング論理508に示す。スケジューリング論理508は、サービス同期化キューイング論理506に、例えば、サービス同期化キューイング論理506が、パケットサービス毎に個別のキューを含む場合、どのキューからパケットを伝送するかを指示し得る。次いで、パケットは、媒体アクセス論理510に伝送され、続いて、基地局310に伝送される。
図6は、本発明の一実施形態による、多数のパケットサービスに関連するパケットの伝送のスケジューリングに関連した操作を説明する。スケジューリング論理508は、パケットが、パケットサービスのためにキューに入れられているか否かを、サービス同期化キューイング論理506でチェックする(ブロック600)。そうでない場合、スケジューリング論理508は、次のパケットサービスへ移動する(ブロック606)。このパケットサービスのためにキューに入れられたパケットがある場合、スケジューリング論理508は、次いで、グローバル時間基準330によって示される時間が、パケットの伝送時間インジケータと、パケットサービスに関連する時間オフセットを加えたものよりも早いかどうかを、サービス同期化論理506でチェックする(ブロック602)。グローバル時間基準330によって示される時間が、パケットの伝送時間インジケータと、パケットサービスに関連する時間オフセットを加えたものに到達した場合、スケジューリング論理508は、次いで、パケットを伝送し(ブロック604)、その後、次のパケットサービスへ移動する(ブロック608)。そうでない場合、スケジューリング論理は、次のパケットサービスへ移動する(ブロック608)。
上述より、配信ネットワークのパケットサービスの配信を同期化する機器および方法が記述されることが理解できる。説明を行うための上記の記述では、本発明の完全な理解を提供するために、特定の命名法を用いた。しかしながら、本発明の実施形態は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態であることが可能であることは明らかであろう。記載される実施形態は、網羅的であること、または開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図したものではなく、明らかに、上の教示を考慮して、多くの修正および変更が可能である。したがって、本明細書に開示される実施形態は、すべての点において説明目的のものであり、限定目的のものではないと見なされる。実施形態は、本発明の原理、およびその実践的適用を最も良く説明するために選択および記載され、これにより、当業者は、企図される特定の使用に適した、本発明および種々の実施形態を種々の修正とともに最も良く利用することが可能となる。以下の請求項およびその同等のものが、本発明の精神を定義することを意図する。

Claims (20)

  1. パケット配信を同期化するシステムであって、
    該システムは、複数のキュー同期化装置を備え、
    該複数のキュー同期化装置のうちの各キュー同期化装置は、
    パケットサービスに関連付けられた複数のパケットに対する最悪の場合の遅延を局所的に推定することと、
    該複数のキュー同期化装置のうち、該パケットサービスを受信する少なくとも残りのキュー同期化装置に該最悪の場合の遅延を通信することと、
    該最悪の場合の遅延と、該少なくとも残りのキュー同期化装置から受信された他の最悪の場合の遅延とに基づいて、時間オフセットを決定することと
    を行うように構成されており、
    該複数のキュー同期化装置のうちの各キュー同期化装置は、
    該複数のパケットの各々を処理することにより、該複数のパケットの各々の中に組み込まれた伝送時間インジケータを取得するように構成されたタイムスタンプ処理論理であって、該伝送時間インジケータは時間基準に基づいている、タイムスタンプ処理論理と、
    該伝送時間インジケータ後の時間オフセットまで該複数のパケットの各々を保持するように構成されたサービス同期化キューイング論理であって、該サービス同期化キューイング論理は、該時間基準と同期化されるように構成されている、サービス同期化キューイング論理と
    含む、システム
  2. 前記時間オフセットは設定可能である、請求項1に記載のシステム
  3. 前記各キュー同期化装置は、前記複数のキュー同期化装置のうち、前記パケットサービスを受信するいずれかのキュー同期化装置によって推定された前記最悪の場合の遅延のうちの最大のもの以上の値として前記時間オフセットを決定するように構成可能である、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記複数のパケットによって経験されるネットワーク遅延およびジッタを収集するように構成された統計値収集論理をさらに備える、請求項1に記載のシステム
  5. 前記複数のキュー同期化装置のうち各キュー同期化装置に含まれる分類論理をさらに備え、該分類論理は、前記複数のパケット前記パケットサービス関連付けるように構成されており、該パケットサービスは、ブロードキャストパケットストリーム、マルチキャストパケットストリーム、エニーキャストパケットストリーム、または、複数のユニキャストパケットストリームのうち1つである、請求項1に記載のシステム
  6. 個別の時間オフセットは、パケットサービス毎に設定可能である、請求項5に記載のシステム
  7. 前記パケットサービスに関連付けられた前記複数のパケットの伝送をスケジューするように構成されたスケジューリング論理をさらに備える、請求項5に記載のシステム
  8. 前記伝送時間インジケータは、パケットにおけるタイムスタンプフィールドである、請求項5に記載のシステム
  9. 前記時間基準は、全地球航行衛星システム、地上無線システム、または、ネットワークタイムサーバのうち1つによって提供される、請求項5に記載のシステム
  10. パケット配信を同期化する方法であって、
    複数のキュー同期化装置のうちの各キュー同期化装置において、
    パケットサービスに関連付けられた複数のパケットに対する最悪の場合の遅延を局所的に推定することと、
    該複数のキュー同期化装置のうち、該パケットサービスを受信する少なくとも残りのキュー同期化装置に該最悪の場合の遅延を通信することと、
    該最悪の場合の遅延と、該少なくとも残りのキュー同期化装置から受信された他の最悪の場合の遅延とに基づいて、時間オフセットを決定することと、
    該複数のパケットの各々を処理することにより、該複数のパケットの各々の中に組み込まれた伝送時間インジケータを取得することであって、該伝送時間インジケータは、時間基準に基づいている、ことと、
    該伝送時間インジケータ後の時間オフセットまで該複数のパケットの各々を保持することであって、該時間オフセットは、該時間基準を使用して決定される、ことと
    を包含する、方法。
  11. 前記時間オフセットは設定可能である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記各キュー同期化装置は、前記複数のキュー同期化装置のうち、前記パケットサービスを受信するいずれかのキュー同期化装置によって推定された前記最悪の場合の遅延のうちの最大のもの以上の値として前記時間オフセットを決定するように構成可能である、請求項10に記載の方法。
  13. 前記複数のパケット前記パケットサービスに関連付けるように該複数のパケットを分類することをさらに包含し、パケットサービスは、ブロードキャストパケットストリーム、マルチキャストパケットストリーム、エニーキャストパケットストリーム、または、複数のユニキャストパケットストリームのうち1つである、請求項10に記載の方法。
  14. 個別の時間オフセットは、パケットサービス毎に設定可能である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記パケットサービスに関連付けられた前記複数のパケットの伝送をスケジューすることをさらに包含する、請求項13に記載の方法。
  16. 前記伝送時間インジケータは、パケットにおけるタイムスタンプフィールドである、請求項13に記載の方法。
  17. 前記タイミング基準は、全地球航行衛星システム、地上無線システム、または、ネットワークタイムサーバのうち1つによって提供される、請求項13に記載の方法。
  18. 複数のパケットを配信パケットネットワーク内の通信装置提供する方法であって、該方法は、
    キュー同期化装置において該複数のパケットに対する最悪の場合の遅延を局所的に推定することであって、該複数のパケットは、パケットサービスに関連付けられている、ことと、
    該パケットサービスを受信する少なくとも他のキュー同期化装置に該最悪の場合の遅延を通信することと、
    該最悪の場合の遅延と、該少なくとも他のキュー同期化装置から受信された他の最悪の場合の遅延とに基づいて、時間オフセットを決定することと、
    該複数のパケットの各々を処理することにより、第1のネットワーク装置および該キュー同期化装置を含む第2のネットワーク装置でのタイミング基準に基づいて、伝送時間インジケータを取得することと、
    第1のネットワーク装置および該第2のネットワーク装置に利用可能な該伝送時間インジケータおよび該時間オフセットに基づいて、該第1のネットワーク装置および該第2のネットワーク装置において該複数のパケットの各々の伝送を遅延させることと、
    該複数のパケットを該通信装置に第1のネットワーク装置から提供することと、
    該複数のパケットを該通信装置に第2のネットワーク装置から提供することであって、該第2のネットワーク装置は、該タイミング基準に基づいて、該第1のネットワーク装置と同期化されている、ことと
    を包含する、方法。
  19. 前記各キュー同期化装置は、前記複数のキュー同期化装置のうち、前記パケットサービスを受信するいずれかのキュー同期化装置によって推定された前記最悪の場合の遅延のうちの最大のもの以上の値として前記時間オフセットを決定するように構成可能である、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1のネットワーク装置および前記第2のネットワーク装置は、基地トランシーバ局である、請求項18に記載の方法。
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