JP5146257B2 - シート着座検知システム - Google Patents

シート着座検知システム Download PDF

Info

Publication number
JP5146257B2
JP5146257B2 JP2008276091A JP2008276091A JP5146257B2 JP 5146257 B2 JP5146257 B2 JP 5146257B2 JP 2008276091 A JP2008276091 A JP 2008276091A JP 2008276091 A JP2008276091 A JP 2008276091A JP 5146257 B2 JP5146257 B2 JP 5146257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
seat
detection
electrode
seating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008276091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010101862A (ja
Inventor
秀樹 宇野
文敏 赤池
春樹 鵜生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2008276091A priority Critical patent/JP5146257B2/ja
Priority to US12/575,565 priority patent/US20100102833A1/en
Publication of JP2010101862A publication Critical patent/JP2010101862A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5146257B2 publication Critical patent/JP5146257B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512Passenger detection systems
    • B60R21/0153Passenger detection systems using field detection presence sensors
    • B60R21/01532Passenger detection systems using field detection presence sensors using electric or capacitive field sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、車両のシートに設けられる電極と接地との間の静電容量の変化を検出することにより、乗員の着座の有無を判定するシート着座検知システムに関する。
自動車において、乗員がシートに着座しているかどうかの検知情報がシートベルトの着用警告やエアバッグの展開の判断のために用いられている。車両のエアバッグ装置では、車両事故時にシートに乗員が着座していればエアバッグが展開され、乗員が着座していなければエアバッグが展開されないように制御される。こうした目的で乗員の着座状態を検出するためにさまざまな方法が用いられているが、代表的なものに、乗員の重量を検出するセンサ、静電容量を検出するセンサが挙げられる。
まず、重量検出による着座検知は、乗員の体重によって導通する複数の重量センサ(シートスイッチ)をシートクッションの上面に配設し、重量センサが導通したときに乗員の着座を検知するものである。重量センサとして、互いに対向する面に電気的接点を形成した2枚のフィルムを間隙を開けて上下に配置し、乗員の体重が加わると変形されて接点が接触し、相互に導通することにより着座を検出するものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、このような機械的な構造を有するセンサの場合には、耐水性や耐久性に劣り、導通不良を起こしやすいという問題がある。例えば、スイッチを構成するフィルムの合わせ面の端からセンサ内に水が浸入してスイッチ機能の不良を招く場合がある。また、フィルムの合わせ面の端面が固着、溶着等されているものであっても、乗員の着座によって圧縮や変形が繰り返し加わるため、クラックや疲労破壊が生じて耐水性が劣化する場合もある。
また、重量検出方式の着座センサは、子供のように体重が軽い場合は検知できない場合があり、シート上に重量物が置かれた場合には乗員と誤検知するという問題があった。
その他、静電容量方式の着座検知システムが知られている。人体は誘電体であるため、乗員が着座したときと着座していないときでは、シートの座面や背もたれ部に設けられた検出用電極と車両の接地との間に生じる静電容量が変化する。この静電容量の変化を、電圧・電流の変化や電界の乱れ等によって検出することにより着座を検知するものである。多くの静電容量方式の着座検知システムにおいては、検出用電極に交流(高周波)信号を印加し、受信される信号によって着座状態が判断される(例えば、特許文献2を参照)。
しかし、上記のような着座センサにおいては、数十kHz〜数百kHzの高周波信号がシートに設けられた電極に供給されるため、高周波ノイズが放射されて周辺の電子装置に影響を及ぼすおそれがある。また、着座センサが周辺のノイズ等の影響を受け易いという問題がある。
特開2005−153556号公報 特開2006−201129号公報
前記の通り、車両のシートに乗員が着座しているか否かを検知する従来のシート着座検知システムにおいては、電気的接点を有するセンサは耐水性、耐久性に劣り、重量の検出のみでは乗員と荷物の判別ができないという問題があった。高周波信号を用いる静電容量センサの場合には、高周波ノイズが電極から放射される等のEMC(電磁環境適合性)の問題がある。
また、重量センサの場合にはフィルム状のセンサがシートに埋設され、静電容量センサの場合には電極がシートの表面近傍に設けられるため、着座時の通気性が損なわれ、シートの質感が低下するという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑み、乗員の着座の有無を精度よく且つ安定に検知することができるとともに、耐久性、信頼性に優れ、シートの質感に優れたシート着座検知システムを提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.車両のシートと接地との間の静電容量の変化によって乗員の着座の有無を検出するシート着座検知システムであって、該車両の接地電位に接続された接地電極と、該シートの座面部、又は座面部及び背もたれ部に設けられた該乗員を検出するためのシート状の検出用電極と、該接地電極と該検出用電極との間の静電容量を充電するために直流電圧を連続して印加する電圧印加回路と、該接地電極と該検出用電極との間の電圧が所定の閾値電圧に達したことを検出する電圧検出回路と、該検出用電極と該接地電極とを同電位とした後、該電圧印加回路によって該直流電圧を印加してから該電圧検出回路によって該検出がされるまでの充電時間を計測し、該充電時間を所定の閾値時間と比較することによって該乗員の着座の有無を判定する処理手段と、を備え、前記検出用電極は、前記シートを覆う表面材の一部を構成し、又は該表面材の直下に配設されることを特徴とするシート着座検知システム。
2.前記検出用電極は導電性織布であり、該導電性織布は前記シートの表面材として形成され、又は表面材の直下に配設されている前記1.記載のシート着座検知システム。
3.前記導電性織布は、一定の間隔で導電性繊維を織り込んだ織布である前記2.記載のシート着座検知システム。
4.前記処理手段は発振回路を備え、前記電圧印加回路によって前記直流電圧を印加してから前記電圧検出回路によって前記検出がされるまでの間、該発振回路によって生成される一定周期のパルス信号を計数することによって前記充電時間を計測する前記1.乃至3.のいずれかにのいずれかに記載のシート着座検知システム。
5.前記処理手段は、所定の周期で、前記検出用電極と前記接地電極とを同電位とした後に前記直流電圧を印加して前記充電時間を計測する前記1.乃至4.のいずれかに記載のシート着座検知システム。
6.前記処理手段は、乗員が着座していない状態における前記充電時間を計測し、該計測値に基づいて前記所定の閾値時間を設定する前記1.乃至5.のいずれかに記載のシート着座検知システム。
車両のシートの座面部等に設けられたシート状の検出用電極に直流電圧を印加し、車両の接地と該検出用電極との間の静電容量が充電されて該検出用電極の電圧が所定の閾値電圧に達するまでの充電時間を計測し、該充電時間を所定の閾値時間と比較することによって乗員の着座の有無を判定する本発明のシート着座検知システムによれば、機械的な構造や接点を有しないため耐水性や耐久性に優れ、高い誘電率を有する人とシート上に置かれた物品との判別が容易にできる。また、検出用電極に交流(高周波)信号を印加しないため、周辺電子装置に影響を及ぼす高周波ノイズが電極から放射されることがない。さらに、充電時間を計測するのでノイズの影響を受け難く、安定性に優れ、少数の部品によって信頼度の高いシート着座検知システムを提供することができる。
前記検出用電極が導電性織布であり、該導電性織布は前記シートの表面材として形成され、又は表面材の直下に配設されれば、前記検出用電極の形状や寸法の自由度が増し、シートの外装の一部として一体に形成することができ、しかもシートの質感、通気性を損なうことがない。
前記導電性織布を、一定の間隔で導電性繊維を織り込んだ織布とすれば、シートの質感、通気性を損なうことがなく、耐久性、経済性に優れた前記検出用電極が実現される。
前記充電時間を、発振回路によって生成されるパルス信号を計数することによって計測すれば、簡単な回路で安定した計測が可能となり、着座判定のための閾値時間との比較処理を容易にすることができる。
所定の周期で前記検出用電極に直流電圧を印加して前記充電時間を計測すれば、前記静電容量の変化を確実に検出するとともに、着座判定の安定性を向上させることができる。
乗員が着座していない状態における前記充電時間を計測し、該計測値に基づいて前記閾値時間を設定すれば、車種によらず、環境条件が変わっても適切な閾値時間を設定することができるため、車両ごとの調整が不要で、正確な乗員の着座判定が可能となる。
本発明のシート着座検知システムは、車両のシートの座面部、又は座面部及び背もたれ部にシート状の導電体を設け、シートフレーム(接地)と該導電体との間の静電容量の変化を該静電容量の充電時間により検出し、シートに乗員が着座しているかどうかを検知するものである。
図1は、本発明のシート着座検知システムの概略の構成を示す模式図である。
図1において、1は車両の助手席(運転席)又は後部座席等のシートであり、着座部2と、背もたれ部3を備えている。シート1は、内部に金属製のシートフレーム4を有し、シートフレーム4によって車体の床部8上に固定されている。なお、図1において、一般に車両シートに備えられているスライド機構や背もたれ部の回動機構、その他細部等は省略している。
シートの着座部2は、シートフレーム4の上に発泡ウレタン等を素材とするクッション材5が配設されて構成されており、表面は織布等の表面材6によって被覆されている。背もたれ部3も、同様にシートフレーム4とクッション材、表面材等から構成されている。
シートの着座部2の座面部には、乗員の着座を検出するための導電性を有するシート状の検出用電極11が備えられる。検出用電極11は、座面部の他、背もたれ部3にも設けて、座面部に設けた電極と背もたれ部に設けた電極とを導体によって接続してもよい(図示せず)。検出用電極11は、シート1を覆う表面材の一部を構成するものであってもよいし、表面材の直下(表面材とクッション材との間)に介装されてもよい。検出用電極11は、導電体であれば幅広い素材を使用することができる。例えば導電性の布地、導電性フィルム、金属板、金属線を網状に編んだもの等が挙げられる。
検出用電極11の形状、寸法は特に限定されず、シートの着座部又は背もたれ部のサイズ、形状に合わせてもよいし、着座時に乗員の身体が接する部分のみに電極を設けてもよい。また、検出用電極11を1枚で構成する必要はなく、複数枚の電極シートを配列して電気的に接続されてもよい。
好適には、検出用電極11として導電性織布を用いることができる。導電性織布とは、ステンレス線やカーボン繊維、メッキ繊維等の導電性繊維を適宜に織り込んだ布をいう。検出用電極11を導電性織布とすることによって、検出用電極の形状、寸法などを任意に設計することができ、シートの他の部分を構成する表面材と一体に形成することも可能となる。また、電極によって通気性を低下させることがなく、シートの質感を損なうこともない。
上記導電性織布として、例えば、2〜3mm程度の間隔でステンレス線等の導電性繊維を織り込んだ織布を使用すれば、耐久性、経済性に優れた検出用電極を実現することができる。
検出用電極11からはリ−ド線12が導出されており、リード線12はシールドケーブル13を介して電子制御ユニット(ECU)20に接続されている。
接地側の電極としては、シートフレーム4を用いることができる。シートフレーム4は車体床部8に固定されているため、車両の接地電位となる。以下では、車両の接地を「接地」といい、シートフレームを「接地電極」ともいう。接地電極は、電線によりECU20に接続される。該電線はシールドケーブル13の被覆側導体を介して接続することができる。
図2は、本シート着座検知システムの構成を示すブロック図である。
センサー部15は、シートの座面部又は座面部と背もたれ部とに形成された前記検出用電極11、前記接地電極4を備え、シールドケーブル13によってECU20に接続される。Cは、検出用電極11と接地電極4との間のクッション材その他シート周辺各部によって生じる静電容量の総和であり、乗員が着座しているか否かに関わらず両電極間に生じる静電容量である。
ECU20は、電源回路21、電圧印加回路30、電圧検出回路40、処理手段50を備える。図2に示すように、検出用電極11に印加する直流電圧をV、検出用電極11の電位、すなわち検出用電極11と接地電極4との間の電圧をVとする。
電源回路21は、車両のバッテリーから供給される12Vの電源から、検出用電極11に印加する直流電圧V及びECU内の電子回路に供給するシステム電源を生成する。直流電圧Vは、該システム電源と同じ電圧(例えば5V)としてもよく、電源を共用すれば、少数の部品で低コストに電圧Vを生成することができる。
センサー部15には、ケーブル13を介して、ECU20内の電圧印加回路30及び電圧検出回路40が接続される。電圧印加回路30は、検出用電極11に直流電圧Vを印加するための回路である。電圧検出回路40は、検出用電極11と接地電極4との間の電圧Vが所定の閾値電圧に達したことを検出するための回路である。電圧印加回路30及び電圧検出回路40は、処理手段50と接続されている。
処理手段50は、電圧印加回路30による直流電圧の印加を制御し、直流電圧の印加を開始してから電圧検出回路40によって前記検出がされるまでの時間(充電時間)を計測し、計測値を所定の閾値時間と比較することによって該乗員の着座の有無を判定する。このため、処理手段50は前記充電時間の計時手段を備える。また、着座状態の判定のための閾値時間のデ−タを格納(記憶)し、制御、閾値設定、判定等のためのプログラムを備える。さらに、判定結果の出力等のための外部入出力を備えることができる。処理手段50は、マイクロコントローラ(組込み用マイクロコンピュータ)及び周辺回路によって構成することができる。
図3は、乗員が着座していないときの、前記センサー部15を中心とした等価的な回路図である。Cは、前記の通りシートのクッション材等によって検出用電極11と接地電極4との間に生じる静電容量であり、Raは電流を制限するための抵抗素子である。
最初に検出用電極11が接地電極4と同電位とされている状態から、前記電圧印加回路30が備える抵抗Raを介して直流電圧Vが検出用電極11に印加されると、電流Iaが流れて静電容量Cの充電が開始される。この場合、検出用電極11と接地電極4との間の電圧Vは、図5において実線で示されるように時間とともに上昇し、時間τのとき、電圧Vは0.63Vとなる。ここで、τは時定数であり、本回路では、τ=Ra・Cである。
次に、乗員が着座している場合は、検出用電極11と接地との間に乗員の身体が介在することとなる。人体は誘電体であり、空気に比べて大きな比誘電率を持つため、検出用電極11と接地電極4との間には介在する人体による静電容量が生じ、乗員が着座していない場合に比べて電極間の静電容量が大きく増加することとなる。
図4は、乗員が着座しているときの、センサー部15を中心とした等価的な回路図である。図4において、Cは、乗員の人体16によって検出用電極11と接地との間に生じる静電容量である。本システムは、検出用電極11と接地との間の静電容量C、Cの総和による変化を検出する。乗員が着座した状態における静電容量は、(C+C)となる。この状態で、前記抵抗Raを介して直流電圧Vが検出用電極11に印加されると、電流Iaにより静電容量(C+C)の充電が開始され、検出用電極11の接地電極4との間の電圧Vは、図5において破線で示されるように上昇する。この場合の時定数をτとすると、τ=Ra・(C+C)となる。
本シート着座検知システムでは、上記静電容量の変化を、検出用電極11の電圧Vが所定の閾値電圧に達するまでの時間(充電時間)を計測することによって検出する。仮に、所定の閾値電圧を0.63Vとすれば、乗員非着座時における充電時間はτ、乗員着座時における充電時間はτとなる。
実際の静電容量C,Cの総和の値は車種によって異なる。小型車の実測例では、乗員の非着座時(C)は50pF程度、乗員(大人)の着座時(C+C)は150pF程度である。この場合、前記抵抗Raが500kΩであれば、τ=25μs、τ=75μs程度となり、非着座時と着座時では大幅な差異があるため、十分に着座検知が可能である。
シート上に子供用シートや荷物等が置かれた場合には、通常それらの比誘電率は人体の比誘電率に比べて小さいため、それらによって生じる静電容量Cは小さく、人(大人)が着座した場合と区別することが容易である。
詳細には、乗員着座時には、非着座時に比べてCが増加し、検出電極11と車体(接地)との間に人体を経由して漏れ電流が生じる場合がある。すなわち、乗員が着座した場合、シート内のクッション材が圧縮されて電極間の距離が短くなり、また、検出用電極11が導電性織布で形成されている場合には、導電性織布が伸長されて面積が拡がるように変形されるため、非着座時に比べてCが増加する場合がある。また、乗員の身体が車両床面等に接触している場合には、図4に示す漏れ電流Iが流れることとなる。
しかし、乗員着座時にCが増加し、漏れ電流Iが生じたとしても、それによって検出用電極11の電位の上昇はさらに緩やかとなり、電圧Vが所定の閾値電圧に達するまでの時間が長くなるように作用する。つまり、乗員の着座検出がより容易である方向に作用するため、Cの変化、漏れ電流Iの影響については省略する。
図6は、前記電圧印加回路30及び前記電圧検出回路40の具体的な構成例を示す。
電圧印加回路30は、フリップフロップ31、スイッチ素子(トランジスタ等)33、抵抗Ra等から構成される。フリップフロップ31のS端子に入力される信号Tsは、処理手段50から出力され、電圧印加の開始を指示する開始信号である。
電圧検出回路40は、コンパレータ41及び分圧回路42を備える。コンパレータ41の出力信号は、電圧印加回路30のフリップフロップ31のR端子に接続されている。
分圧回路42は閾値電圧を設定するための回路である。本例においては同一の抵抗値の3つの抵抗rから構成されているため、閾値電圧は(2/3)Vとなる。閾値電圧の設定方法は本例の構成に限らず、抵抗の値や組み合わせは適宜に変更されてもよいし、処理部50に備えられるマイクロコントローラの出力を利用して適宜のレベルの信号が閾値電圧としてコンパレータ41に与えられてもよい。
図6に示される回路の動作は以下の通りである。初期状態においてはフリップフロップ31の出力信号Ocはオフにリセットされており、スイッチ素子33はオン状態となるため、検出用電極11の電位は接地電極4と同電位になっている。処理手段50から開始信号Tsが入力されると、フリップフロップ31の出力信号Ocがオンにセットされて、スイッチ素子33がオフする。これによって、直流電圧Vが抵抗Raを介して検出用電極11に印加され、検出用電極11と接地電極4の間の静電容量の充電が開始される。
検出用電極11の電圧Vは、コンパレータ41に入力され、分圧回路42によって設定される閾値電圧(2/3)Vと比較される。電圧Vが閾値電圧(2/3)Vを超えるとコンパレータ41の出力がオンとなり、フリップフロップ31の出力信号Ocがオフにリセットされる結果、スイッチ素子33がオンとなる。これにより、検出用電極11と接地電極4との間の静電容量に蓄積された電荷は放電して、前記初期状態に戻る。
検出用電極11と接地電極4の間の静電容量の充電が開始されてから、検出用電極11の電圧Vが所定の閾値電圧に達するまでの充電時間は、処理手段50から開始信号Tsが与えられてからフリップフロップ31の出力信号Ocがセット(オン)されている時間となる。
上記充電時間の計測は、種々の方法ですることができる。例えば、計時のためのタイマ回路を備えてもよいし、前記信号Ocをマイクロコントローラに入力してソフトウェアタイマによって時間を計測してもよい。
図7は、処理手段50に発振回路52を備えことにより充電時間を計測する構成例を示す。発振回路52は、前記信号Ocがオンである間、一定周期のパルス信号Tpを出力するように構成されている。そのパルス信号Tpの数を、マイクロコントローラ51によってカウントすることにより充電時間を計測することができる。パルス信号Tpの周期は、必要な分解能に応じて適宜に決定されればよい。
図8は、検出用電極と接地間の静電容量の充電時間の計測方法を示すタイムチャートである。前記の通り、Tsは処理手段50によって出力される開始信号、Vは検出用電極11と接地電極4との間の電圧、Ocは電圧検出回路40の出力信号、Tpは発振回路によって生成される一定周期のパルス信号である。
開始信号Tsが与えられる前は、検出用電極は接地と同電位(V=0V)である。
開始信号Tsが出力(H)されると、電圧印加回路によって検出用電極に直流電圧Vが印加され、静電容量の充電が開始されて検出用電極の電圧Vは時間とともに上昇する。同時に、電圧検出回路の出力信号Ocがオン(H)にセットされ、発振回路によってパルス信号Tpが出力される。
静電容量が充電されて検出用電極の電位Vが所定の閾値電圧(本例では(2/3)V)に達すると、電圧検出回路の出力信号Ocがオフ(L)にリセットされ、パルス信号Tpの出力が停止される。
充電時間をTcとすると、処理手段において、パルス信号Tpの数をカウントすることにより、充電時間Tcを知ることができる。
処理手段は、周期的に繰り返し上記充電時間Tcを計測することにより、検出用電極と接地間の静電容量の変化を知ることができる。図8では、周期Taごとに開始信号Tsが出力されることを示す。計測の周期Taは適宜に決定されればよく、例えば、数十〜数百ms程度とすることができる。
処理手段は、計測された充電時間Tcと所定の閾値時間とを比較して、乗員の着座の有無を判定する。すなわち、所定の閾値時間をThとすると、計測された充電時間Tcが閾値時間Thよりも大きいときは、乗員が着座していると判定する。このため、処理手段には閾値時間Thのデータが記憶される。
空席時及び乗員着座時におけるシートの検出用電極と接地電極間の静電容量は、車両の種類によって大きく異なる。検出用電極をシートの座面に設けた場合の測定例を挙げれば、サイズの小さな乗用車における空席時の静電容量は50pF程度であり、サイズの大きな乗用車においては100数十pF程度である。そして、それぞれのシートに乗員(大人)が着座したときは、それぞれ空席時の静電容量の約3倍の静電容量になる。この場合、乗員が着座したときの充電時間Tcは、空席時の充電時間Tcに比べて約3倍の長さとなる。
上記の例から、最も簡単な方法として、車種ごとの平均的な空席時の充電時間をTとすれば、Tを基準として一定の比率により閾値時間Thを設定することができる。例えば、空席時の平均的な充電時間が25μsである車種においては、閾値時間Thをその1.5倍の38μsと設定して、充電時間Tcが38μsを超えるときは乗員が着座しているものと判定することができる。上記の例によれば、乗員が着座した時の充電時間Tcは75μs程度となるため、上記閾値によって着座の有無を判定することができる。
閾値時間Thの設定方法や着座判定方法については、アルゴリズムの工夫によって検知の精度、安定性を向上させることができるのは言うまでもない。
図9は、乗員が着座していない時の充電時間を取得することによって、閾値時間を設定する例を示す。この中で、充電時間(Tc)の計測方法は、前記説明の通りである。
本システムの初期化(S10)後、空席時の充電時間を初期値として取得する(S11)。初期値としては、車種によってあらかじめ定めた時間とすることもできる。
好ましくは、乗員が着座していないときに計測された充電時間Tcを初期値とすることによって、着座検知をより正確にすることができる。例えば、本システムの起動後に計測された空席時の充電時間Tcの値を初期値として採用してもよいし、本システムによって過去に計測され、記憶されている空席時の充電時間Tcを初期値として採用することもできる。また、計測された空席時の充電時間Tcの値によって、既定の閾値時間を補正してもよい。
乗員が着座していないときに計測された充電時間を初期値として用いることによって、車両ごとに調整等する手間がなくなり、環境条件の変化に対応して精度のよい検知が可能となる。
次に、取得された初期値を基に閾値時間Thを設定する(S12)。閾値時間Thを設定するためのアルゴリズムは、環境条件による変動等によっても安定に着座の有無が判定できるよう適宜に決定されればよい。
本システムは、所定の時間Taごとに、充電時間Tcを計測することができる(S13、S14)。その計測値Tcを閾値時間Thと比較して(S15)、閾値時間Thを超えていれば乗員が着座していると判定し、そうでなければ乗員が着座していないと判定する(S15〜S17)。
上記判定結果により、外部のエアバッグ制御装置、シートベルト着用警告装置等に電気信号を出力することができる(S18)。これにより、シートが空席の場合はエアバッグの展開を禁止状態とし、シートに乗員(大人)が着座している場合は、エアバッグの展開を許可状態とすることができる。
本発明の着座検知システムの概略の構成を説明するための模式図である。 本発明の着座検知システムのブロック図である。 乗員が着座していない時のセンサー部を中心とする等価的な回路図である。 乗員が着座した時のセンサー部を中心とする等価的な回路図である。 検出用電極と接地との間の電圧の時間による変化を説明するためのグラフである。 電圧印加回路及び電圧検出回路の構成例を示す回路図である。 充電時間の計測手段の構成例を示すブロック図である。 本発明の着座検知システムの動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の着座検知システムの制御方法の例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1;シート、2;着座部、4;シートフレーム(接地電極)、11;検出用電極、13;シールドケーブル、15;センサー部、16;人体、20;電子制御ユニット(ECU)、21;電源回路、30;電圧印加回路、40;電圧検出回路、41;コンパレータ、50;処理手段、51;マイクロコントローラ、52;発振回路、C;シート等による静電容量、C;人体による静電容量、Tc;充電時間、Ts;開始信号、V;検出用電極に印加される直流電圧、V;検出用電極の電圧。

Claims (6)

  1. 車両のシートと接地との間の静電容量の変化によって乗員の着座の有無を検出するシート着座検知システムであって、
    該車両の接地電位に接続された接地電極と、
    該シートの座面部、又は座面部及び背もたれ部に設けられた該乗員を検出するためのシート状の検出用電極と、
    該接地電極と該検出用電極との間の静電容量を充電するために直流電圧を連続して印加する電圧印加回路と、
    該接地電極と該検出用電極との間の電圧が所定の閾値電圧に達したことを検出する電圧検出回路と、
    該検出用電極と該接地電極とを同電位とした後、該電圧印加回路によって該直流電圧を印加してから該電圧検出回路によって該検出がされるまでの充電時間を計測し、該充電時間を所定の閾値時間と比較することによって該乗員の着座の有無を判定する処理手段と、
    を備え、
    前記検出用電極は、前記シートを覆う表面材の一部を構成し、又は該表面材の直下に配設されることを特徴とするシート着座検知システム。
  2. 前記検出用電極は導電性織布であり、該導電性織布は前記シートの表面材として形成され、又は表面材の直下に配設されている請求項1記載のシート着座検知システム。
  3. 前記導電性織布は、一定の間隔で導電性繊維を織り込んだ織布である請求項2記載のシート着座検知システム。
  4. 前記処理手段は発振回路を備え、前記電圧印加回路によって前記直流電圧を印加してから前記電圧検出回路によって前記検出がされるまでの間、該発振回路によって生成される一定周期のパルス信号を計数することによって前記充電時間を計測する請求項1乃至3のいずれかに記載のシート着座検知システム。
  5. 前記処理手段は、所定の周期で、前記検出用電極と前記接地電極とを同電位とした後に前記直流電圧を印加して前記充電時間を計測する請求項1乃至4のいずれかに記載のシート着座検知システム。
  6. 前記処理手段は、乗員が着座していない状態における前記充電時間を計測し、該計測値に基づいて前記所定の閾値時間を設定する請求項1乃至5のいずれかに記載のシート着座検知システム。
JP2008276091A 2008-10-27 2008-10-27 シート着座検知システム Expired - Fee Related JP5146257B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276091A JP5146257B2 (ja) 2008-10-27 2008-10-27 シート着座検知システム
US12/575,565 US20100102833A1 (en) 2008-10-27 2009-10-08 Sitting detection system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276091A JP5146257B2 (ja) 2008-10-27 2008-10-27 シート着座検知システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010101862A JP2010101862A (ja) 2010-05-06
JP5146257B2 true JP5146257B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=42116854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008276091A Expired - Fee Related JP5146257B2 (ja) 2008-10-27 2008-10-27 シート着座検知システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100102833A1 (ja)
JP (1) JP5146257B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4745999B2 (ja) * 2007-03-16 2011-08-10 富士通株式会社 筐体保護カバーおよび電子機器システム
JP5300684B2 (ja) * 2009-10-27 2013-09-25 株式会社ジャパンディスプレイウェスト 静電容量型入力装置、静電容量型入力装置の製造方法、および入力機能付き電気光学装置
JP5471587B2 (ja) * 2010-02-25 2014-04-16 トヨタ紡織株式会社 乗員検知システム及び乗員検知システムの制御方法
JP5560784B2 (ja) 2010-03-11 2014-07-30 トヨタ紡織株式会社 ハイブリッド乗員検知システム
JP5626052B2 (ja) * 2010-05-11 2014-11-19 株式会社デンソー 静電式乗員検知システム
JP5108915B2 (ja) * 2010-05-19 2012-12-26 株式会社日本自動車部品総合研究所 乗員検知装置
CN102951111B (zh) * 2012-10-23 2015-10-28 廊坊市金色时光科技发展有限公司 一种乘员乘坐识别装置和方法及汽车座椅
KR101905961B1 (ko) * 2016-07-26 2018-11-21 현대자동차주식회사 시트의 객체 구분 장치
CN109561768A (zh) 2016-08-12 2019-04-02 赫尔曼米勒有限公司 包括存在传感器的座椅结构
LU100330B1 (en) 2017-06-29 2019-01-08 Iee Sa Capacitive Sensor Arrangement
CN110949214A (zh) * 2018-09-27 2020-04-03 科际精密股份有限公司 用以调整气囊的泵阀组合装置
CN114509287B (zh) * 2022-04-21 2022-09-09 宁波惠尔顿婴童安全科技股份有限公司 一种安全座椅旋转检测装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4295133A (en) * 1977-05-05 1981-10-13 Vance Dwight A Apparatus to indicate when a patient has evacuated a bed or demonstrates a restless condition
US5232243A (en) * 1991-04-09 1993-08-03 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Occupant sensing apparatus
US5410297A (en) * 1993-01-11 1995-04-25 R. F. Technologies, Inc. Capacitive patient presence monitor
JPH07270541A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Aisin Seiki Co Ltd 誘電体検出装置
JPH1111198A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Nec Home Electron Ltd 乗員検知システム
JPH11278203A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Nec Home Electron Ltd 乗員検知システム
JP3779069B2 (ja) * 1998-08-31 2006-05-24 株式会社ホンダエレシス 乗員検知システム及びアンテナ電極
US6563231B1 (en) * 1998-12-30 2003-05-13 Automotive Systems Laboratory, Inc. Occupant sensor
JP2001355108A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Midori Anzen Co Ltd 防塵衣
US6904614B2 (en) * 2002-04-19 2005-06-14 Ya-Man Ltd. Glove with electrodes
GB2411278B (en) * 2004-02-20 2008-05-07 Pelikon Ltd Improved displays
AU2006239263B2 (en) * 2005-04-27 2013-02-21 Roho, Inc. Proximity sensor
US7791476B2 (en) * 2006-02-21 2010-09-07 Elesys North America, Inc. Occupant sensor and method for seat belt or other monitoring
JP2007262623A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Nippon Ceramic Co Ltd 接触センサ用電極
JP5560784B2 (ja) * 2010-03-11 2014-07-30 トヨタ紡織株式会社 ハイブリッド乗員検知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010101862A (ja) 2010-05-06
US20100102833A1 (en) 2010-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5146257B2 (ja) シート着座検知システム
US8519725B2 (en) Hybrid occupant detection system
US8599004B2 (en) Occupant detection system
US7679378B2 (en) Dual function capacitive sensor for seat occupant detection
US20180345894A1 (en) Capacitive occupant detection system with isofix discrimination
JP2011158481A (ja) 乗員センサ及びシートベルトその他の監視方法
CN109552231B (zh) 用于车辆座椅的座椅占用检测和乘客分类设备
US20110029203A1 (en) Occupant classification system
US20100152975A1 (en) Occupant detection system and method of controlling the system
KR101905961B1 (ko) 시트의 객체 구분 장치
US11214172B2 (en) Capacitive occupant detection system with improved isofix discrimination
EP2090460A1 (en) Seat with occupancy detecting system
US20140285223A1 (en) Capacitance type occupant detection sensor
US20110204905A1 (en) Occupant detection system and control method of occupant detection system
US10315601B2 (en) Capacitive occupant classification sensor with load-dependent antenna area
US20180319365A1 (en) Optimized electrode shape for capacitive occupant classification system
KR101232432B1 (ko) 승객식별장치
US20040012499A1 (en) Occupant-presence sensing
JP2013237363A (ja) 車両シート制御装置
JP5460364B2 (ja) 乗員検知装置
CN116133893A (zh) 用于加热器构件补偿、特别是用于汽车应用的电容检测和/或分类装置及操作方法
US8487632B2 (en) Electrostatic sensor and occupant detecting device having the same
JP5560029B2 (ja) 乗員検知システム
Becker et al. TOR (total occupant recognition) system
WO2021084048A1 (en) Load profile-sensitive sensor for seat occupancy detection and/or classification

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120710

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5146257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees