JP5141393B2 - レベルアップ変換回路 - Google Patents

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Description

本発明は、小振幅デジタル信号を大振幅デジタル信号にレベルアップするレベルアップ変換回路に関する。
LSI(large scale integrated circuit)は、高集積化のための微細加工が進んでおり、それに伴い、トランジスタのゲート酸化膜の耐圧が下がり、内部ロジックの電源電圧を高くすることができない状況となっている。また、低消費電力化の為に、内部ロジックの電源電圧は下げる方向にある。
ところが、LSIが搭載されるシステムにおいては、インタフェース信号のHレベル電圧は、内部ロジック内の信号のHレベル電圧よりも高い電圧であることが要求されることが多い。この場合には、インタフェース信号の入出力を行うI/O部の電源電圧は、内部ロジックの電源電圧よりも高くされる。
このような場合、I/O部から内部ロジックへの信号伝送には、大振幅デジタル信号を小振幅デジタル信号にレベルダウンするレベルダウン変換回路が必要となる。逆に、内部ロジックからI/O部への信号伝送には、大振幅デジタル信号を小振幅デジタル信号にレベルアップするレベルアップ変換回路が必要となる。
図11は従来のレベルアップ変換回路の一例を示す回路図である。図11中、SINは相対的に小振幅の入力デジタル信号であり、L(低)レベル電圧を0V、H(高)レベル電圧を相対的に低電圧の電源電圧VDDL(例えば、1.8V)とするものである。このレベルアップ変換回路は、入力デジタル信号SINを入力し、そのHレベル電圧を電源電圧VDDLよりも高電圧の電源電圧VDDH(例えば、5V)にレベルアップしてなる相対的に大振幅の出力デジタル信号SOUTを出力するというものである。
また、図11において、P1は入力デジタル信号SINを入力するための入力端子、INV1は入力デジタル信号SINを反転するインバータ、LUC1はレベルアップ変換部、INV2はレベルアップ変換部LUC1のノードN3の電圧を入力して出力デジタル信号SOUTを出力するインバータ、P2はインバータINV2が出力する出力デジタル信号SOUTが与えられる出力端子である。
また、インバータINV1において、N1は入力端子、N2は出力端子、L1は電源電圧VDDLを供給するVDDL電源線、PM1はPMOSトランジスタ、NM1はNMOSトランジスタである。入力端子N1はレベルアップ変換回路の入力端子P1に接続されている。PMOSトランジスタPM1は、ソースをVDDL電源線L1に接続し、ゲートを入力端子N1に接続し、ドレインを出力端子N2に接続している。NMOSトランジスタNM1は、ソースを接地し、ゲートを入力端子N1に接続し、ドレインを出力端子N2に接続している。
また、レベルアップ変換部LUC1において、L2は電源電圧VDDHを供給するVDDH電源線、INPUT1は入力回路、LT1はラッチ回路、CM1はカレントミラー回路である。
入力回路INPUT1はNMOSトランジスタNM2、NM3を有している。NMOSトランジスタNM2は、ドレインをノードN3に接続し、ゲートをレベルアップ変換回路の入力端子P1に接続し、ソースを接地している。NMOSトランジスタNM3は、ドレインをノードN4に接続し、ゲートをインバータINV1の出力端子N2に接続し、ソースを接地している。
ラッチ回路LT1はPMOSトランジスタPM2、PM3を有している。PMOSトランジスタPM2は、ソースをノードN5に接続し、ドレインをノードN3に接続し、ゲートをノードN4に接続している。PMOSトランジスタPM3は、ソースをノードN6に接続し、ドレインをノードN4に接続し、ゲートをノードN3に接続している。
カレントミラー回路CM1はPMOSトランジスタPM4、PM5を有している。PMOSトランジスタPM4は、ソースをVDDH電源線L2に接続し、ドレインをノードN5に接続し、ゲートをノードN5及びPMOSトランジスタPM5のゲートに接続している。PMOSトランジスタPM5は、ソースをVDDH電源線L2に接続し、ドレインをノードN6に接続している。
また、インバータINV2において、N7は入力端子、N8は出力端子、PM6はPMOSトランジスタ、NM4はNMOSトランジスタである。入力端子N7はノードN3に接続されている。出力端子N8はレベルアップ変換回路の出力端子P2に接続されている。PMOSトランジスタPM6は、ソースをVDDH電源線L2に接続し、ゲートを入力端子N7に接続し、ドレインを出力端子N8に接続している。NMOSトランジスタNM4は、ゲートを入力端子N7に接続し、ドレインを出力端子N8に接続し、ソースを接地している。
本例では、NMOSトランジスタNM2、NM3、NM4及びPMOSトランジスタPM2〜PM6は、電源電圧VDDHに対する耐圧が考慮され、そのゲート酸化膜をPMOSトランジスタPM1及びNMOSトランジスタNM1のゲート酸化膜よりも厚くされている。また、NMOSトランジスタNM2、NM3のしきい値電圧は、例えば、1.6Vとされる。
図12〜図14は図11に示す従来のレベルアップ変換回路の動作を説明するための回路図である。例えば、図12に示すように、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)の場合、インバータINV1では、PMOSトランジスタPM1がON、NMOSトランジスタNM1がOFFとなり、インバータINV1の出力デジタル信号/SINはVDDL(Hレベル)となる。この結果、レベルアップ変換部LUC1では、NMOSトランジスタNM2がOFF、NMOSトランジスタNM3がON、PMOSトランジスタPM2がON、PMOSトランジスタPM3がOFFとなる。
ここで、PMOSトランジスタPM2〜PM6のスレッショルド電圧をVthpとすると、ノードN5及びノードN3の電位は(VDDH−|Vthp|)となる。また、ノードN4の電位は0Vとなる。そして、インバータINV2では、PMOSトランジスタPM6がOFF、NMOSトランジスタNM4がONとなり、出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)となる。
この状態から、図13に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がONとなる。また、インバータINV1では、PMOSトランジスタPM1がOFF、NMOSトランジスタNM1がONとなり、インバータINV1の出力デジタル信号/SINはVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化する。したがって、NMOSトランジスタNM3はOFFとなる。
この結果、PMOSトランジスタPM4、PM2及びNMOSトランジスタNM2に貫通電流が流れ、ノードN3の電位が(VDDH−|Vthp|)から下降する。この場合、PMOSトランジスタPM3のゲート電位も(VDDH−|Vthp|)から下降するので、PMOSトランジスタPM5、PM3にも貫通電流が流れ、ノードN4の電位が0Vから上昇する。
したがって、この場合には、PMOSトランジスタPM2のソース・ゲート間電圧は小さくなる方向に変化し、PMOSトランジスタPM3のソース・ゲート間電圧は大きくなる方向に変化する。そして、PMOSトランジスタPM2がOFF、PMOSトランジスタPM3がONとなり、ノードN5の電位は(VDDH−|Vthp|)、ノードN3の電位は0V、ノードN6及びノードN4の電位は、例えば、(VDDH−2×|Vthp|)となる。インバータINV2では、PMOSトランジスタPM6がON、NMOSトランジスタNM4がOFFとなり、出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)からVDDH(Hレベル)に変化する。
なお、ノードN6及びノードN4の電位が(VDDH−2×|Vthp|)となる理由はNMOSトランジスタNM3にリーク電流があるためである。ノードN6及びノードN4の電位の大きさは、トランジスタのサイズや温度などにより異なるものである。
その後、図14に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がOFFとなる。また、インバータINV1では、PMOSトランジスタPM1がON、NMOSトランジスタNM1がOFFとなり、インバータINV1の出力デジタル信号/SINは0V(Lレベル)からVDDL(Hレベル)に変化する。したがって、NMOSトランジスタNM3がONとなる。
この結果、PMOSトランジスタPM5、PM3及びNMOSトランジスタNM3に貫通電流が流れ、ノードN4の電位が(VDDH−2×|Vthp|)から下降する。この場合、PMOSトランジスタPM2のゲート電位も(VDDH−2×|Vthp|)から下降するので、PMOSトランジスタPM4、PM2に貫通電流が流れ、ノードN3の電位が0Vから上昇する。
したがって、この場合には、PMOSトランジスタPM2のソース・ゲート間電圧が大きくなる方向に変化し、PMOSトランジスタPM3のソース・ゲート間電圧が小さくなる方向に変化する。そして、PMOSトランジスタPM2がON、PMOSトランジスタPM3がOFFとなり、ノードN5及びノードN3の電位は(VDDH−|Vthp|)、ノードN4の電位は0Vとなる。インバータINV2では、PMOSトランジスタPM6がOFF、NMOSトランジスタNM4がONとなり、出力デジタル信号SOUTはVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化する。
このように、図11に示す従来のレベルアップ変換回路においては、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)からVDDL(Hレベル)に変化すると、出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)からVDDH(Hレベル)に変化する。また、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、出力デジタル信号SOUTはVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化する。
特開2006−135560号公報 特開2006−279203号公報
図11に示す従来のレベルアップ変換回路においては、図14に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がONからOFF、NMOSトランジスタNM3がOFFからON、PMOSトランジスタPM2がOFFからON、PMOSトランジスタPM3がONからOFFに変化する。そして、ノードN3の電位は0Vから(VDDH−|Vthp|)に上昇し、ノードN4の電位は(VDDH−2×|Vthp|)から0Vに下降する。
ここで、NMOSトランジスタNM3がOFFからONになったとき、ノードN5の電位は、電源電圧VDDHよりも低い電圧である(VDDH−|Vthp|)となっているため、PMOSトランジスタPM2のソース・ドレイン間電圧が|Vthp|となるまでの時間、即ち、PMOSトランジスタPM2がONとなるまでの時間が長くなる。この結果、ノードN3の電位が0Vから(VDDH−|Vthp|)に上昇するまでの時間が長くなり、出力デジタル信号SOUTがVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化するまでの時間が長くなってしまう。
図15は図11に示す従来のレベルアップ変換回路における高電圧側の電源電圧VDDHと遅延時間(入力デジタル信号SINが遷移してから出力デジタル信号SOUTが遷移するまでの時間)との関係をシミュレーションによって解析した結果を示す図であり、低電圧側の電源電圧VDDLを1.8Vとした場合である。
図15中、Q1は、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)からVDDL(Hレベル)に立ち上がり、この結果、出力デジタル信号SOUTが0V(Lレベル)からVDDH(Hレベル)に立ち上がる場合の電源電圧VDDH対遅延時間特性を示している。Q2は、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に立ち下がり、この結果、出力デジタル信号SOUTがVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に立ち下がる場合の電源電圧VDDH対遅延時間特性を示している。
ここで、出力デジタル信号SOUTの立ち上がり時の遅延時間は、電源電圧VDDHが5Vの場合も2.5Vの場合も約1nsであり、電源電圧VDDHの低下の影響を大きく受けることはない。しかしながら、出力デジタル信号SOUTの立ち下がり時の遅延時間は、電源電圧VDDHが5Vの場合は約1nsであり、電源電圧VDDHが2.5Vの場合には約30nsである。即ち、出力デジタル信号SOUTの立ち下がりの遅延時間は、電源電圧VDDHが5Vから2.5Vに低下すると、約30倍(約1ns→約30ns)に延びてしまう。
そこで、例えば、図11に示す従来のレベルアップ変換回路をクロック出力用に使用すると、ノイズ等による電源電圧VDDHの変動による遅延時間の変化量がクロックジッタとして現れ、ジッタが規定される用途(例えば、次世代車載向通信システム)ではマージンレスを起こすという問題がある。また、電源電圧VDDHが低くなると、遅延時間が増大するので、電源電圧を低くした高速信号ラインに使用することができないという問題もある。
本発明は、かかる点に鑑み、高電圧側の電源電圧の変動による遅延時間の変動を小さくし、例えば、クロック出力用に使用する場合には、クロックジッタを低減し、高信頼性を得ることができるようにし、また、高電圧側の電源電圧を低くした高速信号ラインにも使用することができるようにしたレベルアップ変換回路を提供することを目的とする。
ここで開示するレベルアップ変換回路は、入力回路と、ラッチ回路と、カレントミラー回路と、電位引き上げ回路とを有する。前記入力回路は、第1導電型の第1及び第2のトランジスタを有し、前記第1のトランジスタのゲートに入力デジタル信号が与えられ、前記第2のトランジスタのゲートに前記入力デジタル信号を反転した反転入力デジタル信号が与えられるものである。
前記ラッチ回路は、第2導電型の第3及び第4のトランジスタを有し、前記第3のトランジスタのドレインを前記第1のトランジスタのドレインに接続し、前記第4のトランジスタのドレインを前記第2のトランジスタのドレインに接続し、前記第3のトランジスタのゲートを前記第4のトランジスタのドレインに接続し、前記第4のトランジスタのゲートを前記第3のトランジスタのドレインに接続し、前記第3のトランジスタのドレインに第1の出力デジタル信号を得るようにされたものである。
前記カレントミラー回路は、第2導電型の第5及び第6のトランジスタを有し、前記第5及び前記第6のトランジスタのソースを前記入力デジタル信号の高レベル電圧よりも高い高電圧側の電源電圧を供給する第1の電源線に接続し、前記第5のトランジスタのドレインを前記第3のトランジスタのソースに接続し、前記第6のトランジスタのドレインを前記第4のトランジスタのソースに接続し、前記第5のトランジスタのゲートを前記第5のトランジスタのドレインに接続するか又は前記第6のトランジスタのゲートを前記第6のトランジスタのドレインに接続したものである。
前記電位引き上げ回路は、第2導電型の第7及び第8のトランジスタを有し、前記第7のトランジスタのソース、ドレイン及びゲートをそれぞれ前記第1の電源線、前記第5のトランジスタのドレイン及び前記第3のトランジスタのドレインに接続し、前記第8のトランジスタのソース、ドレイン及びゲートをそれぞれ前記第1の電源線、前記第6のトランジスタのドレイン及び前記第4のトランジスタのドレインに接続したものである。
開示したレベルアップ変換回路においては、前記入力デジタル信号がHレベルの場合、前記第1のトランジスタはON、前記第2のトランジスタはOFF、前記第3のトランジスタはOFF、前記第4のトランジスタはONとなる。この状態から、前記入力デジタル信号がLレベルに変化すると、前記第1のトランジスタはOFF、前記第2のトランジスタはON、前記第3のトランジスタはON、前記第4のトランジスタはOFFとなる。
ここで、前記第7のトランジスタは、前記第1のトランジスタがON時にONとなり、前記第3のトランジスタのソース電位を高電圧側の電源電圧に引き上げる。また、前記第8のトランジスタは、前記第2のトランジスタがON時にONとなり、前記第4のトランジスタのソース電位を高電圧側の電源電圧に引き上げる。
この結果、前記ラッチ回路のラッチ状態の変化、即ち、前記第3のトランジスタのONからOFFへの変化及び前記第4のトランジスタのOFFからONへの変化と、前記第3のトランジスタのOFFからONへの変化及び前記第4のトランジスタのONからOFFへの変化をスムースに行うことができる。更に、前記入力デジタル信号がHレベルからLレベル変化した場合に、前記第3のトランジスタがOFFからONとなる時間を短くすることができ、第1の出力デジタル信号の遅延時間を短くすることができる。
したがって、開示したレベルアップ変換回路によれば、高電圧側の電源電圧の変動による出力デジタル信号の遅延時間の変動を小さくすることができ、本発明をクロック出力用に使用する場合には、クロックジッタを低減し、高信頼性を得ることができる。また、高電圧側の電源電圧が低くなっても、遅延時間を短くすることができるので、高電圧側の電源電圧を低くした高速信号ラインにも使用することができる。
以下、図1〜図10を参照して、本発明の第1実施形態〜第3実施形態について説明する。なお、図1〜図4及び図6〜図10において、図11に示す部分と同一の部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態を示す回路図である。本発明の第1実施形態は、レベルアップ変換部として、図11に示す従来のレベルアップ変換部LUC1とは回路構成の異なるLUC2を設け、その他については、図11に示す従来のレベルアップ変換回路と同様に構成したものである。
レベルアップ変換部LUC2は、PMOSトランジスタPM7、PM8からなる電位引き上げ回路を設け、その他については、図11に示すレベルアップ変換部LUC1と同様に構成したものである。
PMOSトランジスタPM7、PM8は、そのゲート酸化膜をPMOSトランジスタPM4、PM5等と同様にするものである。PMOSトランジスタPM7は、ソースをVDDH電源線L2に接続し、ドレインをノードN5に接続し、ゲートをノードN3に接続している。PMOSトランジスタPM8は、ソースをVDDH電源線L2に接続し、ドレインをノードN6に接続し、ゲートをノードN4に接続している。
図2〜図4は本発明の第1実施形態の動作を説明するための回路図である。例えば、図2に示すように、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)の場合、インバータINV1の出力デジタル信号/SINはVDDL(Hレベル)となる。
この結果、レベルアップ変換部LUC2では、NMOSトランジスタNM2がOFF、NMOSトランジスタNM3がON、PMOSトランジスタPM2がON、PMOSトランジスタPM3がOFF、PMOSトランジスタPM7がOFF、PMOSトランジスタPM8がONとなる。また、この場合、ノードN5及びノードN3の電位は(VDDH−|Vthp|)、ノードN6の電位はVDDH、ノードN4の電位は0Vとなる。したがって、出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)となる。
この状態から、図3に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がONとなる。また、インバータINV1の出力デジタル信号/SINはVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化し、NMOSトランジスタNM3がOFFとなる。
この結果、PMOSトランジスタPM4、PM2及びNMOSトランジスタNM2に貫通電流が流れ、ノードN3の電位が(VDDH−|Vthp|)から下降する。この場合、PMOSトランジスタPM3のゲート電位も(VDDH−|Vthp|)から下降するので、PMOSトランジスタPM5、PM3にも貫通電流が流れ、ノードN4の電位が0Vから上昇する。
したがって、この場合には、PMOSトランジスタPM2のソース・ゲート間電圧は小さくなる方向に変化し、PMOSトランジスタPM3のソース・ゲート間電圧は大きくなる方向に変化する。そして、PMOSトランジスタPM2がOFF、PMOSトランジスタPM3がON、PMOSトランジスタPM7がON、PMOSトランジスタPM8がOFFとなる。この場合、ノードN5の電位はVDDH、ノードN3の電位は0V、ノードN6及びノードN4の電位は(VDDH−|Vthp|)となる。したがって、インバータINV2の出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)からVDDH(Hレベル)に変化する。
なお、ノードN6及びノードN4の電位が(VDDH−|Vthp|)となる理由は、NMOSトランジスタNM3にリーク電流があるためである。ノードN6及びノードN4の電位の大きさは、トランジスタのサイズや温度などにより異なるものである。
その後、図4に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がOFFとなる。また、インバータINV1の出力デジタル信号/SINは0V(Lレベル)からVDDL(Hレベル)に変化し、NMOSトランジスタNM3がONとなる。
この結果、PMOSトランジスタPM5、PM3及びNMOSトランジスタNM3に貫通電流が流れ、ノードN4の電位が(VDDH−|Vthp|)から下降する。この場合、PMOSトランジスタPM2のゲート電位も(VDDH−|Vthp|)から下降するので、PMOSトランジスタPM4、PM2に貫通電流が流れ、ノードN3の電位が0Vから上昇する。
したがって、この場合には、PMOSトランジスタPM2のソース・ゲート間電圧が大きくなる方向に変化し、PMOSトランジスタPM3のソース・ゲート間電圧が小さくなる方向に変化する。そして、PMOSトランジスタPM2がON、PMOSトランジスタPM3がOFF、PMOSトランジスタPM7はOFF、PMOSトランジスタPM8はONとなる。この場合、ノードN5及びノードN3の電位は(VDDH−|Vthp|)、ノードN6の電位はVDDH、ノードN4の電位は0Vとなる。したがって、インバータINV2の出力デジタル信号SOUTはVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化する。
このように、本発明の第1実施形態においては、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)からVDDL(Hレベル)に変化すると、出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)からVDDH(Hレベル)に変化する。また、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、出力デジタル信号SOUTはVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化する。
本発明の第1実施形態においては、図4に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がONからOFF、NMOSトランジスタNM3がOFFからON、PMOSトランジスタPM2がOFFからON、PMOSトランジスタPM3がONからOFFに変化する。そして、ノードN3の電位は0Vから(VDDH−|Vthp|)に上昇し、ノードN4の電位は(VDDH−|Vthp|)から0Vに下降する。
ここで、NMOSトランジスタNM3がOFFからONに変化するとき、ノードN5の電位は、図11に示す従来のレベルアップ変換回路の場合(VDDH−|Vthp|)と異なり、電源電圧VDDHとなっている。この結果、PMOSトランジスタPM2のソース・ドレイン間電圧が|Vthp|となるまでの時間、即ち、PMOSトランジスタPM2がONとなるまでの時間が短くなる。したがって、ノードN3の電位が0Vから(VDDH−|Vthp|)に上昇するまでの時間が短くなり、出力デジタル信号SOUTがVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化するまでの時間が短くなる。
図5は本発明の第1実施形態における高電圧側の電源電圧VDDHと遅延時間(入力デジタル信号SINが遷移してから出力デジタル信号SOUTが遷移するまでの時間)との関係をシミュレーションによって解析した結果を示す図であり、低電圧側の電源電圧VDDLを1.8Vとした場合である。
図5中、Q3は、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)からVDDL(Hレベル)に立ち上がり、この結果、出力デジタル信号SOUTが0V(Lレベル)からVDDH(Hレベル)に立ち上がる場合の電源電圧VDDH対遅延時間特性を示している。Q4は、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に立ち下がり、この結果、出力デジタル信号SOUTがVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に立ち下がる場合の電源電圧VDDH対遅延時間特性を示している。
ここで、出力デジタル信号SOUTの立ち上がり時の遅延時間は、電源電圧VDDHが5Vの場合も2.5Vの場合も約1nsであり、電源電圧VDDHの低下の影響を大きく受けることはない。また、出力デジタル信号SOUTの立ち下がり時の遅延時間は、電源電圧VDDHが5Vの場合は約1nsであり、2.5Vの場合には約2.2nsである。即ち、電源電圧VDDHの変動による出力デジタル信号SOUTの立ち下がりの遅延時間の変動は、図11に示すレベルアップ変換回路に比較して大幅に小さくなる。
以上のように、本発明の第1実施形態によれば、高電圧側の電源電圧VDDHの変動による出力デジタル信号SOUTの立ち下がり時の遅延時間の変動を小さくすることができる。したがって、本発明の第1実施形態を、例えば、クロック出力用に使用する場合には、クロックジッタを低減し、高信頼性を得ることができる。また、高電圧側の電源電圧VDDHが低くなっても、立ち下がり時の遅延時間を短くすることができるので、高電圧側の電源電圧VDDHを低くした高速信号ラインにも使用することができる。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態を示す回路図である。本発明の第2実施形態は、レベルアップ変換部として、本発明の第1実施形態が設けるレベルアップ変換部LUC2と構成の異なるレベルアップ変換部LUC3設け、その他については、本発明の第1実施形態と同様に構成したものである。
レベルアップ変換部LUC3は、カレントミラー回路として、図1に示すレベルアップ変換部LUC2が設けるカレントミラー回路CM1と構成の異なるカレントミラー回路CM2を設け、その他については、図1に示すレベルアップ変換部LUC2と同様に構成したものである。
カレントミラー回路CM2は、PMOSトランジスタPM4のゲートをノードN5に接続する代わりに、PMOSトランジスタPM5のゲートをノードN6に接続し、その他については、図1に示すカレントミラー回路CM1と同様に構成したものである。
図7〜図9は本発明の第2実施形態の動作を説明するための回路図である。例えば、図7に示すように、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)の場合、インバータINV1の出力デジタル信号/SINはVDDL(Hレベル)となる。
この結果、レベルアップ変換部LUC3では、NMOSトランジスタNM2がOFF、NMOSトランジスタNM3がON、PMOSトランジスタPM2がON、PMOSトランジスタPM3がOFF、PMOSトランジスタPM7がOFF、PMOSトランジスタPM8がONとなる。また、この場合、ノードN5及びノードN3の電位は(VDDH−|Vthp|)、ノードN6の電位はVDDH、ノードN4の電位は0Vとなる。したがって、出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)となる。
なお、ノードN5及びノードN3の電位が(VDDH−|Vthp|)となる理由は、NMOSトランジスタNM2にリーク電流があるためである。ノードN5及びノードN3の電位の大きさは、トランジスタのサイズや温度などにより異なるものである。
この状態から、図8に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がONとなる。また、インバータINV1の出力デジタル信号/SINは0V(Lレベル)となり、NMOSトランジスタNM3はOFFとなる。
この結果、PMOSトランジスタPM4、PM2及びNMOSトランジスタNM2に貫通電流が流れ、ノードN3の電位が(VDDH−|Vthp|)から下降する。この場合、PMOSトランジスタPM3のゲート電位も(VDDH−|Vthp|)から下降するので、PMOSトランジスタPM5、PM3にも貫通電流が流れ、ノードN4の電位が0Vから上昇する。
したがって、この場合には、PMOSトランジスタPM2のソース・ゲート間電圧は小さくなる方向に変化し、PMOSトランジスタPM3のソース・ゲート間電圧は大きくなる方向に変化する。そして、PMOSトランジスタPM2がOFF、PMOSトランジスタPM3がON、PMOSトランジスタPM7がON、PMOSトランジスタPM8がOFFとなる。この場合、ノードN5の電位はVDDH、ノードN3の電位は0V、ノードN6及びノードN4の電位は(VDDH−|Vthp|)となる。したがって、インバータINV2の出力デジタル信号SOUTはVDDH(Hレベル)となる。
その後、図9に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がOFFとなる。また、インバータINV1の出力デジタル信号/SINはVDDL(Hレベル)となり、NMOSトランジスタNM3がONとなる。
この結果、PMOSトランジスタPM5、PM3及びNMOSトランジスタNM3に貫通電流が流れ、ノードN4の電位が(VDDH−|Vthp|)から下降する。この場合、PMOSトランジスタPM2のゲート電位も(VDDH−|Vthp|)から下降するので、PMOSトランジスタPM4、PM2に貫通電流が流れ、ノードN3の電位が0Vから上昇する。
したがって、この場合には、PMOSトランジスタPM2のソース・ゲート間電圧が大きくなる方向に変化し、PMOSトランジスタPM3のソース・ゲート間電圧が小さくなる方向に変化する。そして、PMOSトランジスタPM2がON、PMOSトランジスタPM3がOFF、PMOSトランジスタPM7がOFF、PMOSトランジスタPM8がONとなる。この場合、ノードN5及びノードN3の電位は(VDDH−|Vthp|)、ノードN6の電位はVDDH、ノードN4の電位は0Vとなる。したがって、インバータINV2の出力デジタル信号SOUTはVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化する。
このように、本発明の第2実施形態においては、入力デジタル信号SINが0V(Lレベル)からVDDL(Hレベル)に変化すると、出力デジタル信号SOUTは0V(Lレベル)からVDDH(Hレベル)に変化する。また、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、出力デジタル信号SOUTはVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化する。
本発明の第2実施形態においては、図9に示すように、入力デジタル信号SINがVDDL(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化すると、NMOSトランジスタNM2がONからOFF、NMOSトランジスタNM3がOFFからON、PMOSトランジスタPM2がOFFからON、PMOSトランジスタPM3がONからOFFに変化する。そして、ノードN3の電位は0Vから(VDDH−|Vthp|)に上昇し、ノードN4の電位は(VDDH−|Vthp|)から0Vに下降する。
ここで、NMOSトランジスタNM3がOFFからONに変化したとき、ノードN5の電位は、図11に示す従来のレベルアップ変換回路の場合(VDDH−|Vthp|)と異なり、電源電圧VDDHとなっている。この結果、PMOSトランジスタPM2のソース・ドレイン間電圧が|Vthp|となるまでの時間、即ち、PMOSトランジスタPM2がONとなるまでの時間が短くなる。したがって、ノードN3の電位が0Vから(VDDH−|Vthp|)に上昇するまでの時間が短くなり、出力デジタル信号SOUTがVDDH(Hレベル)から0V(Lレベル)に変化するまでの時間が短くなる。
以上のように、本発明の第2実施形態によれば、高電圧側の電源電圧VDDHの変動による出力デジタル信号SOUTの立ち下がり時の遅延時間の変動を小さくすることができる。したがって、本発明の第2実施形態を、例えば、クロック出力用に使用する場合には、クロックジッタを低減し、高信頼性を得ることができる。また、高電圧側の電源電圧VDDHが低くなっても、立ち下がり時の遅延時間を短くすることができるので、高電圧側の電源電圧VDDHを低くした高速信号ラインにも使用することができる。
(第3実施形態)
図10は本発明の第3実施形態を示す回路図である。本発明の第3実施形態は、高電圧側の電源電圧VDDHがインバータINV1を構成するPMOSトランジスタPM1及びNMOSトランジスタNM1の耐圧以下であることを前提としたものである。
本発明の第3実施形態では、NMOSトランジスタNM2、NM3、NM4及びPMOSトランジスタPM2〜PM8のゲート酸化膜をPMOSトランジスタPM1及びNMOSトランジスタNM2のゲート酸化膜と同一とし、回路構成は本発明の第1実施形態と同様にしている。
本発明の第3実施形態によれば、高電圧側の電源電圧VDDHがインバータINV1を構成するPMOSトランジスタPM1及びNMOSトランジスタNM1の耐圧以下である場合において、高電圧側の電源電圧VDDHの変動による出力デジタル信号SOUTの立ち下がり時の遅延時間の変動を小さくすることができる。したがって、本発明の第3実施形態を、例えば、クロック出力用に使用する場合には、クロックジッタを低減し、高信頼性を得ることができる。また、高電圧側の電源電圧VDDHが低くなっても、立ち下がり時の遅延時間を短くすることができるので、高電圧側の電源電圧VDDHを低くした高速信号ラインにも使用することができる。
なお、本発明の第3実施形態においては、PMOSトランジスタPM4のゲートをPMOSトランジスタPM4のドレインに接続しているが、この代わりに、PMOSトランジスタPM5のゲートをPMOSトランジスタPM5のドレインに接続するようにしても良い。
本発明の第1実施形態を示す回路図である。 本発明の第1実施形態の動作を説明するための回路図である。 本発明の第1実施形態の動作を説明するための回路図である。 本発明の第1実施形態の動作を説明するための回路図である。 本発明の第1実施形態における高電圧側の電源電圧と遅延時間との関係をシミュレーションによって解析した結果を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す回路図である。 本発明の第2実施形態の動作を説明するための回路図である。 本発明の第2実施形態の動作を説明するための回路図である。 本発明の第2実施形態の動作を説明するための回路図である。 本発明の第3実施形態を示す回路図である。 従来のレベルアップ変換回路の一例を示す回路図である。 図11に示す従来のレベルアップ変換回路の動作を説明するための図である。 図11に示す従来のレベルアップ変換回路の動作を説明するための図である。 図11に示す従来のレベルアップ変換回路の動作を説明するための図である。 図11に示す従来のレベルアップ変換回路における高電圧側の電源電圧と遅延時間との関係をシミュレーションによって解析した結果を示す図である。
符号の説明
SIN…入力デジタル信号
P1…入力端子
SOUT…出力デジタル信号
P2…出力端子
INV1、INV2…インバータ
LUC1〜LUC3…レベルアップ変換部
INPUT1…入力回路
LT1…ラッチ回路
CM1、CM2…カレントミラー回路
PM1〜PM8…PMOSトランジスタ
NM1〜NM4…NMOSトランジスタ

Claims (4)

  1. 第1導電型の第1及び第2のトランジスタを有し、前記第1のトランジスタのゲートに入力デジタル信号が与えられ、前記第2のトランジスタのゲートに前記入力デジタル信号を反転した反転入力デジタル信号が与えられる入力回路と、
    第2導電型の第3及び第4のトランジスタを有し、前記第3のトランジスタのドレインを前記第1のトランジスタのドレインに接続し、前記第4のトランジスタのドレインを前記第2のトランジスタのドレインに接続し、前記第3のトランジスタのゲートを前記第4のトランジスタのドレインに接続し、前記第4のトランジスタのゲートを前記第3のトランジスタのドレインに接続し、前記第3のトランジスタのドレインに第1の出力デジタル信号を得るようにされたラッチ回路と、
    第2導電型の第5及び第6のトランジスタを有し、前記第5及び前記第6のトランジスタのソースを前記入力デジタル信号の高レベル電圧よりも高い高電圧側の電源電圧を供給する第1の電源線に接続し、前記第5のトランジスタのドレインを前記第3のトランジスタのソースに接続し、前記第6のトランジスタのドレインを前記第4のトランジスタのソースに接続し、前記第5のトランジスタのゲートを前記第5のトランジスタのドレインに接続するか又は前記第6のトランジスタのゲートを前記第6のトランジスタのドレインに接続したカレントミラー回路と、
    第2導電型の第7及び第8のトランジスタを有し、前記第7のトランジスタのソース、ドレイン及びゲートをそれぞれ前記第1の電源線、前記第5のトランジスタのドレイン及び前記第3のトランジスタのドレインに接続し、前記第8のトランジスタのソース、ドレイン及びゲートをそれぞれ前記第1の電源線、前記第6のトランジスタのドレイン及び前記第4のトランジスタのドレインに接続した電位引き上げ回路と、
    を有することを特徴とするレベルアップ変換回路。
  2. 前記入力デジタル信号の高レベル電圧と同一電圧の電源電圧が供給され、前記入力デジタル信号を反転して前記反転入力デジタル信号を出力する第2のインバータを有し、
    前記第1乃至第8のトランジスタのゲート酸化膜は、前記インバータを構成するトランジスタのゲート酸化膜よりも厚くされていること
    を特徴とする請求項1に記載のレベルアップ変換回路。
  3. 前記入力デジタル信号の高レベル電圧と同一電圧の電源電圧が供給され、前記入力デジタル信号を反転して前記反転入力デジタル信号を出力する第2のインバータを有し、
    前記第1乃至第8のトランジスタのゲート酸化膜は、前記インバータを構成するトランジスタのゲート酸化膜と同一の厚さとされていること
    を特徴とする請求項1に記載のレベルアップ変換回路。
  4. 前記高電圧側の電源電圧が供給され、入力端子に前記第1の出力デジタル信号を入力し、出力端子に第2の出力デジタル信号を得るようにされた第3のインバータを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレベルアップ変換回路。
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