JP5140535B2 - 建具 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載されたシャッターは、シャッター面材を収容可能なシャッターケースを備え、このシャッターケースが窓枠の上側において外壁に固定されている。また、シャッターケースの内部における室内側面には、外壁躯体の室外面に当接する背面板が設けられ、この背面板によってシャッターケースの内部空間と外壁躯体とが仕切られるようになっている。
また、躯体固定基準面としては、遮蔽枠体の遮蔽上枠、遮蔽下枠、遮蔽縦枠および遮蔽横材を外壁に固定するための基準面であり、外壁躯体の構造に応じて適宜な見込み位置に躯体固定基準面が設定可能である。すなわち、遮蔽枠体の固定位置としては、サイディングや吹き付けタイル等の外壁仕上げ材の表面や、壁パネルや骨組み等の室外面、あるいは壁パネルや骨組み等の室外面よりも室内側に入り込んだ位置など様々であるものの、この固定位置の基準となる面が躯体固定基準面である。
しかも、横材固定片よりも上方にある横材立上片の見込み方向室外側側面にて止水処理がされているため、横材固定片と外壁躯体との接触面への雨水などの浸入を抑制することができ、止水性能が確保できる。
このような構成によれば、遮蔽縦枠において上下に連続する縦枠延出片を、その下部では窓縦枠との連結用とし、上部では前記止水材の貼り付け用として利用することができ、部材断面の無駄を省略することができる。
このような構成によれば、縦枠連結片と縦枠延出片とを固着具で連結することで、窓縦枠と遮蔽縦枠とを強固に接続することができるとともに、窓縦枠と遮蔽縦枠とを予め固着具で連結しておき、この連結した状態で外壁開口部に設置し、遮蔽縦枠を外壁躯体に固定するような施工手順を採用することもでき、この手順を採用することで施工効率を向上させることができる。
このような構成によれば、面状の止水材と外壁躯体との間に中間空間を形成したことで、この中間空間への水の浸入が止水材によって阻止されることから、配置した駆動部品に水がかかることがなく、駆動部品に対する防水処理を省略または簡略することができる。さらに、駆動部品から外壁躯体を貫通して室内側に延びる配線等が接続される場合には、外壁躯体の貫通部分を中間空間に設けることで、貫通部分からの水の浸入が防止できるとともに、貫通部分の防水処理も省略または簡略することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である引違い窓1を示す縦断面図である。図2は、引違い窓1を示す横断面図である。
図1、図2において、引違い窓1は、戸建て住宅等の建物における外壁Wの開口部に設けられる掃き出し窓であって、枠体としての窓枠2と面材としての室内外一対の障子3および網戸4とを有する窓本体5と、この窓本体5の室外側に設けられる遮蔽装置としての外部シャッター6とを備えて構成されている。外部シャッター6は、外壁Wの外壁躯体である壁パネルW1に固定される遮蔽枠体としてのシャッター枠7と、このシャッター枠7に上下開閉自在かつ上方に巻き上げ収容可能に支持される遮蔽体としてのシャッター面材8とを有して構成されている。なお、本実施形態の引違い窓1において、躯体固定基準面は、壁パネルW1の室外側側面に設定されている。
窓上枠21は、室内外の障子3を案内する室内外のレール部を有した窓上枠本体部211と、この窓上枠本体部211から上方に立ち上がる窓上枠連結片212と、窓上枠本体部211から見込み方向室内側に延びて壁パネルW1に固定される窓上枠固定片213とを有して形成されている。この窓上枠21は、窓上枠連結片212を前記まぐさ74の横材垂下片744の見込み方向室内側に対向して止水材74Aに当接させ、当該窓上枠連結片212を室内側から貫通する固着具としてのビス21Aを横材垂下片744に螺合することで、まぐさ74に固定されている。
窓縦枠23は、窓縦枠本体部231と、この窓縦枠本体部231から見付け方向外側に延びる窓縦枠連結片232と、窓縦枠本体部231から見込み方向室内側に延びて壁パネルW1に固定される窓縦枠固定片233と、額縁材Gに固定される窓縦枠アングル部234とを有して形成されている。この窓縦枠23は、窓縦枠連結片232を前記シャッター縦枠73の縦枠延出片733の見込み方向室内側に対向して止水材73Aに当接させ、当該窓縦枠連結片232を室内側から貫通する固着具としてのビス23Aを縦枠延出片733に螺合することで、シャッター縦枠73に固定されている。
窓下枠22は、室内外の障子3を支持する室内外のレール部を有した窓下枠本体部221と、この窓下枠本体部221から下方に延びる窓下枠連結片222と、窓下枠本体部221から見込み方向室内側に延びて壁パネルW1に固定される窓下枠固定片223と、床材Fに固定される窓下枠アングル部224とを有して形成されている。この窓下枠22は、窓下枠連結片222を前記シャッター下枠72の下枠側面部724の見込み方向室内側に対向して止水材72Aに当接させ、当該窓下枠連結片222を室内側から貫通する固着具としてのビス22Aを下枠側面部724に螺合することで、シャッター下枠72に固定されている。
(1)すなわち、シャッター枠7を外壁Wの外壁躯体に固定する躯体固定基準面としての壁パネルW1の室外側側面よりも室外側に上枠垂下片714、横材立上片743および縦枠延出片733が形成され、これらの各片714,743,733の室外側側面に防水シート751が貼り付けられているので、この防水シート751によってシャッターケース75の内部と壁パネルW1側の中間空間Sとを止水可能に区画することができる。従って、シャッターケース75の内部に水が入ったとしても、この水が壁パネルW1側に浸入することが防止でき、壁パネルW1内部および室内側への浸水を確実に防止して止水性能を向上させることができる。
例えば、前記実施形態において、建具の一例としての引違い窓1について説明したが、本発明の建具は、引違い窓1に限らず、片引き窓や上げ下げ窓などの各種開閉形式を有する窓でもよい。
また、前記実施形態において、遮蔽装置として外部シャッター6を有する建具について説明したが、遮蔽装置としては、外部シャッター6に限らず、各種外部ブラインドや各種網戸、雨戸などであってもよい。
また、前記実施形態では、電動によりシャッター面材8を開閉駆動する外部シャッター6について説明したが、遮蔽装置の駆動形式としては、電動に限らず、手動であってもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (4)
- 外壁開口部に設けられる窓枠と、この窓枠に支持される面材と、前記窓枠の開口を遮蔽可能な遮蔽装置とを備えた建具であって、
前記遮蔽装置は、前記面材の室外側を覆って閉鎖可能な遮蔽体と、この遮蔽体を開閉支持する遮蔽枠体とを備え、
前記遮蔽枠体は、四周枠組みされる遮蔽上枠、遮蔽下枠および左右の遮蔽縦枠と、前記窓枠の上側にて前記左右の遮蔽縦枠間に架設される遮蔽横材と、前記遮蔽上枠、遮蔽横材および左右の遮蔽縦枠で囲まれて前記遮蔽体を収容可能な遮蔽体収容部とを有して構成され、
前記遮蔽上枠、遮蔽下枠、遮蔽縦枠および遮蔽横材は、それぞれ前記外壁の外壁躯体面に沿って同一見込み位置に設けられる躯体固定基準面にて当該外壁躯体に固定され、
前記遮蔽上枠は、見込み方向に延びる上枠上面部と、この上枠上面部の見込み方向室内側端部から上方に立ち上がって前記躯体固定基準面に固定される上枠固定片と、この上枠固定片に連続して前記上枠上面部よりも下方に延びる上枠見付け面部と、この上枠見付け面部の下端部から前記躯体固定基準面よりも見込み方向室外側に延び下方に折れ曲がった上枠垂下片とを有し、
前記遮蔽横材は、見込み方向に延びる横材上面部と、この横材上面部の見込み方向室内側端部から上方に立ち上がって前記躯体固定基準面に固定される横材固定片と、この横材固定片の上端部から前記躯体固定基準面よりも見込み方向室外側に延びるとともに上方に折れ曲がった横材立上片とを有し、
前記遮蔽縦枠は、見込み方向に延びる縦枠見込み面部と、この縦枠見込み面部の見込み方向室内側端部から見付け方向外側に延びて前記躯体固定基準面に固定される縦枠固定片と、前記縦枠見込み面部の見込み方向室内側端部近傍から前記躯体固定基準面よりも見込み方向室外側にて見付け方向内側に延びる縦枠延出片とを有して形成され、
前記上枠垂下片、前記横材立上片および前記縦枠延出片の各々における見込み方向室外側側面が同一見込み位置にて四周連続して設けられるとともに、この四周連続した見込み方向室外側側面を覆って面状の止水材が貼り付けられている建具。 - 前記窓枠は、窓上枠、窓下枠および左右の窓縦枠を四周枠組みして構成され、前記窓縦枠の見付け方向外側に前記遮蔽縦枠が位置するとともに、前記縦枠延出片が当該窓縦枠に連結されている請求項1に記載の建具。
- 前記窓縦枠は、見付け方向外側に延びるとともに前記遮蔽縦枠の縦枠延出片の室内側に対向する縦枠連結片を有して形成され、
前記縦枠連結片および縦枠延出片を室内側から貫通する固着具によって前記窓縦枠と遮蔽縦枠とが連結されている請求項2に記載の建具。 - 前記面状の止水材よりも室内側には、前記外壁躯体と前記上枠垂下片、横材立上片および左右の縦枠延出片とで囲まれた中間空間が形成され、この中間空間に前記遮蔽装置を駆動するための駆動部品が配置されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の建具。
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