JP5138463B2 - ボールねじ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ねじ軸と、ナットと、これらねじ軸とナットのねじ溝に転動自在に介在する多数のボールとからなるボールねじ装置に係り、詳しくはナットの両端部にボールをねじ溝とボール循環用孔との間で受け渡すボール循環部材を装着してなるボールねじ装置に関する。
従来、ナット本体の両端部にボール循環部材をネジ又はスナップリングにて固定したボールねじ装置が存在する(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。上記ボール循環部材1は、図5に示すように、ボール循環部2と固定部3とからなり、固定部3をナット本体の両端に蓋するようにねじ等により固定して、ナット本体に装着される。ボール循環部2は、2条ねじに対応して2個の突出部5,5を有しており、これら突出部がナット本体の凹部に嵌入する。突出部5には、ナットのねじ溝と協働するように、凹溝状のボール循環路6が形成されており、該ボール循環路6は、左右の側壁7,8及び底壁9により形成され、底壁9の先端がボール掬い片9aとなっていると共に、他端側が湾曲してナット本体に形成されたボール循環用孔に連通する。
上記ボール循環部材1は、ナットとねじ軸との相対回転により転動するボールを、ねじ軸のねじ溝から上記ボール掬い片9aで掬い、ナット本体のねじ溝と協働するボール循環路6に導いてナット本体のボール循環用孔に移送する。他端側のボール循環部材1は、ボール循環用孔に連続して充填されているボールが、ボール循環路6に案内されて、その先端からナット本体とねじ軸のねじ溝に循環される。
なお本明細書において、外側及び内側とは、ナットの軸方向に対して両端側が外側であり、中央側が内側である。内径側及び外径側は、ナットの軸線に対して内径側及び外径側であることを意味する。また、先端側は、ボール循環部材において、ねじ溝側及び一方向に延びる端側を意味する。
特公平1−27303号公報 特開2003−240093号公報
前記ボール循環部材1は、ボール循環部(突出部5)2の内側端面がナットの軸方向に直交する平面として構成されている。即ち、ボール循環路6の内側側壁8の内側面8aが平坦面(平面)により構成されており、ナット本体のねじ溝の山部と干渉しないように、該側壁8がボール循環路6の先端に向って突尖するように傾斜して構成されている。
このため、ボール循環路6のガイド部となる側壁先端部8bは、薄く(細く)形成され、強度上不利な構造となっている。突出部5をナットの凹部に嵌入してボール循環部材1をナットに装着する際、上記側壁先端部(先端ガイド部)8bがナット本体のねじ溝山部に干渉して曲がってしまうことがあり、ボールねじ装置のボールの滑らかな循環に悪影響を及ぼし、ボールねじ装置の性能及び耐久性を低下する原因となることがある。
特に、多条ねじ又はリードの小さい精密なねじの場合、上記課題を発生する虞れが多くなり、高い精度で確実に組立てられ、ボール循環性能及び耐久性を常に維持し得るボールねじ装置が望まれている。
そこで、本発明は、先端ガイド部となる内側(中央側)の側壁先端部の強度を向上し、ナット本体のねじ溝と干渉することなく、正確に位置決めしてボール循環部材をナット本体に装着することができ、もって上述した課題を解決したボールねじ装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、外周にねじ溝を有するねじ軸と、貫通孔(13b)にねじ溝(16・・・)を有するナット(12)と、前記ねじ軸及びナットの前記両ねじ溝に転動自在に介在するボール(11)と、を備え、
前記ナット(12)は、前記ねじ溝(16・・・)及びボール循環用孔(13c)を有するナット本体(13)と、該ナット本体の両端に固定され、前記ねじ溝(16)と前記ボール循環用孔(13c)との間とを連通するボール循環部(21)を有するボール循環部材(15)と、を備えてなるボールねじ装置において、
前記ナット本体(13)は、前記ボール循環部(21)を嵌入する凹部(17)を有し、該凹部の底面(H)に前記ボール循環用孔(13c)が開口すると共に、該凹部の内径側が前記ねじ溝(16)に接続し、
前記ボール循環部(21)は、内側及び外側の側壁(25)(23)と底壁(26)にて形成されるボール循環路(22)と、前記底壁の内径側にて前記ねじ溝に入り込むように突出するボール掬い片(27)と、を有し、その内側の平面(A)が前記凹部(17)の底面(H)に当接し、その1対の側面(D)(E)が前記凹部(17)の立上り側面(I)(G)に当接し、
前記内側の側壁(25)の内径側が、前記内側の平面(A)に対して所定量(d)内側に突出して先端ガイド部(25a)を形成し、
前記ナット本体(13)の前記ボール循環路(22)に接続するねじ溝(16)と該ねじ溝に隣接するねじ溝(16)との間の山部(16)に、前記先端ガイド部(25a)を嵌合する切欠き部(30)を形成し
前記凹部(17)の底面(H)に形成された前記切欠き部(30)に前記先端ガイド部(25a)が丁度嵌合して、前記凹部(17)に前記ボール循環部(21)を嵌入してなる、
ことを特徴とするボールねじ装置にある。
好ましくは、前記先端ガイド部(25a)は、軸方向からみて三日月形状からなり、前記内側の平面(A)と平行な平面からなる内側面(B)と、該内側面(B)及び前記内側の平面(A)の間を連結するテーパ面(C)とからなる。
前記外側の側壁(23)の内径側にて形成される外側の先端ガイド部(23a)と、前記内側の側壁(25)の内径側にて形成される内側の前記先端ガイド部(25a)とが、前記ボール掬い片(27)の先端(27a)より周方向に所定量(m)突出し、前記両先端ガイド部の先端が、周方向に略々同じ長さに揃えられてなる。
前記ボール循環部材は、円環状の固定部(20)を有し、前記ボール循環部(21)が、前記固定部から軸方向に突出し形成された合成樹脂の一体成形からなる。
前記ねじ軸及びナットの前記ねじ溝が多条ねじからなり、
ボール循環部材(15)は、前記固定部(20)に、前記多条数と同じ数の同一形状からなる前記ボール循環部(21,21)が突出して形成されてなる。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1記載の本発明によると、ボール循環路を形成する内側の側壁の内径側を、ナット本体の凹部底面に当接する内側の平面に対して所定量内側に突出して先端ガイド部を形成したので、該先端ガイド部を肉厚に構成して強度を向上し、かつナット本体のねじ山部に、上記先端ガイド部を嵌合する切欠き部を形成したので、ボール循環部材をナット本体に装着する際、ボール循環部をナット本体の凹部に正確に嵌合して、上記先端ガイド部を曲げたり、破損することはなく、上記先端ガイド部及びボール循環路をナット本体のねじ溝に対して高い精度で位置決めして、ボール循環性能を向上すると共に耐久性を向上することができる。
請求項2に係る本発明によると、前記先端ガイド部が、三日月形状の平面からなる内側面とテーパ面からなり、ナット本体の前記切欠き部が、前記先端ガイド部と丁度嵌合する形状からなるので、前記先端ガイド部を切欠き部に正確に嵌合して確実に位置決めすることができ、かつ先端ガイド部は合成樹脂の一体成形等により容易に形成できると共に、切欠き部はエンドミル等の機械加工により高い精度で容易に形成することができる。
請求項3に係る本発明によると、内側の側壁からなる先端ガイド部と外側の側壁からなる先端ガイド部とを、ボール掬い片の先端より所定量周方向に突出し、かつその両先端を揃えたので、ねじ溝からボール循環路へのボールの掬い上げを滑らかにして、ボールねじ装置の性能及び耐久性を向上することができる。
請求項4に係る本発明によると、円環状の固定部にボール循環部を突出して、ボール循環部材を一体成形により容易に形成することができる。
請求項5に係る本発明によると、多条数のボール循環部を同一形状として、固定部に一体成形でき、多条ねじに適用して、高い精度のボールねじ装置を容易に提供することができる。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。ボールねじ装置は外周にねじ溝を有するねじ軸と、貫通孔にねじ溝を有するナット12と、これらねじ軸及びナットの両ねじ溝に介在する多数のボール11とからなる。
ナット12は、図1に示すように、金属からなるナット本体13と、合成樹脂の一体成形からなるボール循環部材15,15とからなる。ナット本体13は、中心部に貫通する貫通孔13bを有する円筒部材からなり、外周部に連結用のフランジ13aが形成されており、また貫通孔(中心孔)13bに2条のねじ溝16,16が形成されている。更に、中心孔13bを中心として対称にボール循環用孔13c,13cが軸方向に貫通して形成されている。
上記ナット本体13の両端部は、図2に示すように、中心孔13bの接線方向に延びるように、180度隔てて凹部17,17が形成されており、該凹部17の底面Hにそれぞれ前記ボール循環用孔13cが開口している。また、ボール循環部材15固定用のねじ孔19が複数個(4個)形成されている。
上記ナット本体13の両端部に前記ボール循環部材15が装着される。ボール循環部材15は、図3に示すように、円環状の固定部20と、該固定部の180度隔てた位置において軸方向に突出するボール循環部21と、からなる。固定部20は、上記ボール循環部21と反対面に4箇所凹部24が形成されており、これら凹部24に固定用の孔24aが形成されている。該孔24a及びナット本体13のねじ孔19にねじが螺合することにより、ボール循環部材15がナット本体13の両端部分に固定される。
ボール循環部21は、2条ねじに対応して同形状のものが2箇所形成されており、前記ナット本体の凹部17に嵌入される。該ボール循環部21には、ナット本体13のねじ溝16に連続して、ボール循環路22が形成されている。該ボール循環路22は、左右の側壁23,25及び底壁26で囲まれた断面半円又はU字状の溝からなり、底壁26の内径側端は、ナット本体のねじ溝内に入り込むように内径方向(中心孔28方向)に突出する断面半円状の突部からなるボール掬い片27が形成されている。上記ボール循環路22の溝は、ナット本体13のねじ溝16の接線方向に延び、かつ外径部分でLターン状に湾曲してナット本体のボール循環用孔13cに接続している。なお、図3(a)において、ボール掬い片27は中心孔28(内径)方向に突出している部分を示し、溝からなるボール循環路22はその反対面にあって図示されない(図5のボール循環路6及びボール掬い片9a参照)。
そして、前記ボール循環路22の内側の側壁25は、ボール循環路22を構成する溝(即ちボール掬い片27)より先端側に突出して先端ガイド部25aを形成しており、外側の側壁23も、ボール循環路22用溝に対して同じ長さ周方向に延びて先端ガイド部23aを構成している。内側及び外側の両先端ガイド部の先端は、ボール掬い片27の先端27aより周方向に所定量m突出しており、両先端が同じ長さに揃えられている。内側の先端ガイド部25aは、ボール循環部21を構成する突出部の先端からなる平坦面(平面)Aに対して内側に所定量d突出しており、該突出した先端ガイド部25aは、図3(b)に示すように、軸方向からみた正面視三日月状の平坦面(平面)Bにて構成されており、該平坦面B及び前記平坦面Aは、ナット軸線O−Oに対して直交する平面で互いに平行に構成されており、かつこれら両平坦面B,Aの間がテーパ面Cにて連結されている。
一方、ナット本体13の上記ボール循環部21が嵌入する凹部17は、図4(a)に示すように、中心孔28の接線方向に平行に延びる1対の立上り側面からなる平坦面G,I及びそれと直交しかつ前記ボール循環用孔13cが開口している底面Hとなっており、上記平面からなる両側面G,Iは、ボール循環部21の1対の立上り側面D,Eと当接すると共に、上記底面Hが内側の平坦面Aに当接する。従って、ナット本体13の最も外側のねじ溝16がボール循環路(溝)22に連続することになる。そして、上記ねじ溝16とそれに隣接するねじ溝16(本実施の形態の場合、2条ねじの他条のねじ溝)との間のねじ山16が切欠かれている。該切欠き部30は、前記ボール循環部21の内側の先端ガイド部25aが丁度嵌合するように形成されていると共に、図4(b)に示すように、上記隣接するねじ溝16と干渉しない範囲で可及的に深く形成されている。具体的には、上記先端ガイド部25aの三日月状平坦面Bが切欠き部30の底面Jに当接し、テーパ面Cが切欠き部のテーパ面Kに当接する。
本実施の形態は以上のような構成からなるので、ナット本体13の凹部17,17にボール循環部21,21を嵌入して、ナット本体の両端部にボール循環部材15が装着される。そして、孔24aを通ってねじ孔19にねじを螺入することにより、両ボール循環部材15はナット本体13に固定される。
この際、ボール循環部材15の内側先端ガイド部25aは、ナット本体13の切欠き部30に嵌合して、該先端ガイド部25aが、ナット本体のねじ山部16に連続し、かつボール掬い片27がねじ溝16に連続するように位置決めされて、ボール循環部21が高い精度でかつ正確にナット本体の凹部17に嵌入する。即ち、平坦面AとH,GとE,IとD、そしてBとJ,CとKとが、それぞれ互に密接するように嵌入する。また、上記ボール循環部21のナット本体13の嵌入に際して、内側の先端ガイド部25aは、先端平坦面Aより突出した三日月状の肉厚の構成となって充分な強度を有しており、折れたり、変形することはない。
ナット本体13の両端部にボール循環部材15が固定されたナット12は、図示しないねじ軸との相対回転により軸方向に移動する。該相対回転に伴い、ねじ軸及びナット12との両ねじ溝の間に介在するボール11は、転動しつつねじ溝に対して移動する。ナット12の一端のボール循環部材15は、ボール11を左右の両先端ガイド部25a,23aで案内しつつ、ボール掬い片27がねじ軸及びナットのねじ溝から掬い上げてボール循環路(溝)22に導き、上面をナット本体13の平坦面Gで閉塞されるボール循環路22を通ってボール循環用孔13cに導かれる。
ボール循環用孔13c等に連続されて充填されるボール11は、同時に他端のボール循環部材のボール循環路22から、ねじ軸及びナットのねじ溝に戻される。上記ボール11の循環、特にボール循環路22への掬い上げに際して、内側の先端ガイド部25aは、ナット本体13の切欠き部30に正確に位置決めされて嵌合され、かつ該先端ガイド部25a自体が三日月形状の肉厚の強度の高い構成からなり、ボール11を高い精度で正確に案内してねじ溝とボール循環路22との間に受け渡される。これにより、ボールねじ装置は、常に滑らかに移動し、かつその性能を長期に亘って維持できる。
なお、肉厚からなる先端側ガイド部は、ボール循環部材15に合成樹脂の一体成形により、大きなコストアップを伴うことなく容易に形成される。また、ナット本体13の切欠き部30も、嵌入凹部17の機械加工に際し、エンドミル等により容易に加工することができ、大きなコストアップを伴うことなく高い精度で形成することができる。
上述した実施の形態は、2条ねじに適用したが、これに限らずに、3条、4条等の多条ねじでもよく、またリードの小さな1条ねじでもよく、隣接するねじ溝間の小さな精度の高いねじ装置に本発明に係るボールねじ装置を用いて好適であるが、どのようなボールねじ装置にも適用可能である。
本発明に係るボールねじ装置のナットを示す縦断面図。 ナット本体の軸方向からみた正面図。 ボール循環部材を示す図で、(a)は、(b)のP−P矢視断面図、(b)は、内側からみた正面図。 ナット本体の部分を示す図で、(a)は、図2のQ−Q矢視断面図、(b)は、(a)のR−R線端面図。 従来の技術によるボール循環部材を示す側面図。
符号の説明
11 ボール
12 ナット
13 ナット本体
13b 貫通孔
13c ボール循環用孔
15 ボール循環部材
16,16,16 ねじ溝
16 山部
17 凹部
20 固定部
21 ボール循環部
22 ボール循環路(溝)
23 外側の側壁
23a 先端ガイド部
25 内側の側壁
25a 先端ガイド部
26 底壁
27 ボール掬い片
27a 先端
30 切欠き部
A 内側の平(坦)面
B 内側面(平面)
C テーパ面
D,E 側面
G,I 立上り側面
H 凹部の底面
J 底面
K テーパ面
d 所定量
m 所定量

Claims (5)

  1. 外周にねじ溝を有するねじ軸と、貫通孔にねじ溝を有するナットと、前記ねじ軸及びナットの前記両ねじ溝に転動自在に介在するボールと、を備え、
    前記ナットは、前記ねじ溝及びボール循環用孔を有するナット本体と、該ナット本体の両端に固定され、前記ねじ溝と前記ボール循環用孔との間とを連通するボール循環部を有するボール循環部材と、を備えてなるボールねじ装置において、
    前記ナット本体は、前記ボール循環部を嵌入する凹部を有し、該凹部の底面に前記ボール循環用孔が開口すると共に、該凹部の内径側が前記ねじ溝に接続し、
    前記ボール循環部は、内側及び外側の側壁と底壁にて形成されるボール循環路と、前記底壁の内径側にて前記ねじ溝に入り込むように突出するボール掬い片と、を有し、その内側の平面が前記凹部の底面に当接し、その1対の側面が前記凹部の立上り側面に当接し、
    前記内側の側壁の内径側が、前記内側の平面に対して所定量内側に突出して先端ガイド部を形成し、
    前記ナット本体の前記ボール循環路に接続するねじ溝と該ねじ溝に隣接するねじ溝との間の山部に、前記先端ガイド部を嵌合する切欠き部を形成し
    前記凹部の底面に形成された前記切欠き部に前記先端ガイド部が丁度嵌合して、前記凹部に前記ボール循環部を嵌入してなる、
    ことを特徴とするボールねじ装置。
  2. 前記先端ガイド部は、軸方向からみて三日月形状からなり、前記内側の平面と平行な平面からなる内側面と、該内側面及び前記内側の平面の間を連結するテーパ面とからなる、
    請求項1記載のボールねじ装置。
  3. 前記外側の側壁の内径側にて形成される外側の先端ガイド部と、前記内側の側壁の内径側にて形成される内側の前記先端ガイド部とが、前記ボール掬い片の先端より周方向に所定量突出し、前記両先端ガイド部の先端が、周方向に略々同じ長さに揃えられてなる、
    請求項1又は2記載のボールねじ装置。
  4. 前記ボール循環部材は、円環状の固定部を有し、前記ボール循環部が、前記固定部から軸方向に突出し形成された合成樹脂の一体成形からなる、
    請求項1ないし3のいずれか記載のボールねじ装置。
  5. 前記ねじ軸及びナットの前記ねじ溝が多条ねじからなり、
    前記ボール循環部材は、前記固定部に、前記多条数と同じ数の同一形状からなる前記ボール循環部が突出して形成されてなる、
    請求項4記載のボールねじ装置。
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