JP5137929B2 - エアゾール薬物供給装置およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、呼吸に適した所望用量のエアゾール形態薬物を、経口吸入により患者の肺に投与するためのポータブルエアゾール薬物供給装置およびシステムに関する。
エアゾール形態薬物を、吸入により患者の肺に投与するのにエアゾール薬物供給システムを使用することは、当該分野において良く知られている。
慣用的なエアゾール薬物供給システムとして、圧力型用量定量吸入器(pressurized metered-dose inhalers; pMDIs)がある。慣用的なpMDIは、一般に、2つの構成要素、すなわち薬物粒子を懸濁液または溶液形態で加圧して貯蔵するキャニス構成要素と、該キャニスタを保持しかつ付勢するのに使用されるリセプタクル構成要素とを有している。キャニスタ構成要素は一般に、キャニスタの内容物を放出できる弁付き出口を有している。エアゾール薬物は、キャニスタ構成要素に力を加えてエアゾール薬物をリセプタクル構成要素に押し出し、これにより弁付き出口を開いて、薬物粒子を弁付き出口からリセプタクル構成要素を通して搬送し、リセプタクル構成要素の出口から放出させることによりpMDIから分配される。キャニスタからの放出時に、薬物粒子がエアゾールから「霧化」される。薬物粒子が患者の吸気流中に捕捉されて肺に運ばれるように、患者は、その吸気により、エアゾール化された薬物の放出を調整することを意図している。一般に、pMDIは、キャニスタの内容物を加圧して、リセプタクル構成要素の出口から薬物粒子を推進させるのに、クロロフルオロカーボン(CFCs)のような推進剤を使用している。
患者にエアゾール投薬法の利益を与えるのに、慣用的なpMDIが広く使用されているが、慣用的なpMDIは或る欠点を有している。例えば、エアゾール治療法の1つの目的は、エアゾール薬物の呼吸に適した用量の質量割合を最適化して、患者の肺内の沈着を最適化し、できる限り副作用を最小にして完全な治療効果を得ることにある。慣用的なpMDIは、必ずしもこの目的を満たすことはできない。
慣用的なpMDIに付随する1つの欠点は、エアゾール粒子の放出速度に関するものである。薬物粒子はpMDIキャニスタ内でかなりの高圧状態で貯蔵されるため、放出時の薬物粒子の速度は高いものとなる。
数ある中で、高速による効果は、多数のエアゾール薬物粒子の衝突、およびエアゾール薬物粒子が患者の上気道を通って肺内に至る流路を流れるのではなく、患者の口腔咽頭部および上気道での沈着を引き起こす。このような衝突および沈着により、薬物用量の大部分が全身系に吸収されかつ摂取される。非特許文献1、および非特許文献2に記載されているように、エアゾール薬物の全身系吸収または摂取は、特に、エアゾール薬物がコルチコステロイドである場合には患者に悪い副作用をもたらす。これらの悪い副作用の例として、咽頭カンジダ症、かれ声および副腎抑制症がある。
エアゾール薬物粒子の高速性はまた、多数の患者、特に非常に若年または老齢の患者が、発生されたエアゾール薬物粒子の吸入にpMDIの付勢を調整することの困難性を強調する。付勢操作および吸入操作の調整失敗およびゆっくり吸入することの失敗について、非特許文献3には、吸入されかつ患者の肺に沈着されるエアゾール薬物粒子の数を大幅にな減少させる旨の記載がある。
エアゾール薬物粒子の衝突および患者の口腔咽頭部および上気道での沈着はまた、特に、或る薬物溶液または懸濁調剤の場合に患者の口当たりを悪くする。
粒子速度が高いことに加え、薬物懸濁液または溶液調剤並びに霧化プロセスの結果として、放出時に、多数の吸入できない薬物粒子が生成される。前述のように、慣用的なpMDIは、pMDIアクチュエータの出口から薬物を推進させるのにCFCを使用している。CFCの環境問題の観点から、ヒドロフルオロアルカン(HFAs)のような非CFC推進剤を使用することに関心が高まっている。
J. L. Rauの論文「Respiratory CarePharmacology」(第4版、1994年、Mosby、第256頁〜第261頁)、 K. Meeran、 A. Hattersley、 J. Burrin、 R. Shiner、K. Ibbertson K.の論文「Oral and Inhaled Corticosteroids Reduce Bone Formation as Shown byPlasma Osteocalcin Levels」(Am. J. Respir. Crit. Care Med 151、第333頁〜第336頁) S. P. Newmanの論文「Aerosol Deposition Considerations in Inhalation Therapy」(Chest/88/2/1985年8月/Supplement)
従って本発明の目的は、従来技術の欠点を解消する装置を使用して、pMDIキャニスタから呼吸に適した薬物粒子の供給を行うことにある。
本発明の他の目的は、吸入時に患者がpMDIキャニスタの付勢を調整する必要性を軽減できる装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、pMDIキャニスタから患者への、呼吸に適さない薬物粒子の供給を低減させる装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、患者の口腔咽頭部および上気道上への薬物粒子の衝突を低減させる装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、CFC推進剤の代わりにHFA推進剤を使用するpMDIキャニスタから、エアゾール薬物の供給を行う装置を提供することにある。
上記および他の目的を達成するため、本発明は改良されたエアゾール薬物供給装置を提供する。エアゾール薬物供給装置は、キャニスタ保持部分およびチャンバハウジングを有している。キャニスタ保持部分は、薬物および推進剤を収容するpDMIキャニスタを受け入れるリセプタクルを有している。キャニスタ保持部分はリセプタクルと連通する放出オリフィスを有し、該放出オリフィスはエアゾール薬物を、チャンバハウジングの入口端で該チャンバハウジング内部に指向させる。またチャンバハウジングは出口端を有し、患者が吸入することにより薬物が出口端から排出される。キャニスタ保持部分およびチャンバハウジングは、保管のためにキャニスタ保持部分をチャンバハウジング内に収縮させる機構により一体に連結されている。このカップリング機構はまた、キャニスタ保持部分を、チャンバハウジング内のその保管位置から引き出して、薬物を分配するときの使用位置へと枢動させることができる。本発明の一態様では、エアゾール薬物供給装置はチャンバハウジングの出口端に設けられた閉込めバッフルを有し、該閉込めバッフルはチャンバハウジングの出口端を部分的に閉塞する。
他の態様によれば、キャニスタ保持部分およびチャンバハウジングは、保管のためにキャニスタ保持部分をチャンバハウジング内に収縮させる機構により一体に連結されている。このカップリング機構はまた、キャニスタ保持部分を、チャンバハウジング内のその保管位置から引き出して、薬物を分配するときの使用位置へと枢動させることができる。
他の態様では、エアゾール薬物供給装置は、入口端および出口端を備えたチャンバハウジングを有している。入力端はpDMIキャニスタからの薬物の放出を受け入れ、出口端には該出口端を部分的に閉塞する閉込めバッフルが設けられている。pDMIキャニスタは、種々のサイズのアクチュエータブートマウスピースに適合できるエラストマ製のバックピース内に収容される。
本発明の一実施形態によるエアゾール薬物供給システムを示す斜視図である。 図1のエアゾール薬物供給システムの分解図である。 図1のエアゾール薬物供給システムを示す側面図である。 図1のエアゾール薬物供給システムを示す側断面図である。 図1に示されたキャニスタ保持部分を示す正面図である。 図5のキャニスタ保持部分の6−6′線に沿う断面図である。 図1の下流側ハウジング部分の側面図である。 図7の下流側ハウジング部分の端面図である。 図8の下流側ハウジング部分の9−9′線に沿う端面図である。 図1の実施形態が収縮位置にあるところを示す断面図である。 図1のチャンバハウジングの上流側内部の拡大断面図であり、カップリング機構を示すものである。 本発明の他の実施形態によるエアゾール薬物供給システムを示す斜視図である。 図12の実施形態の端面図である。 図8に示した閉込めバッフルの他の実施形態を示す端面図である。 図8に示した閉込めバッフルの他の実施形態を示す端面図である。 図8に示した閉込めバッフルの更に別の実施形態を示す端面図である。 図1のエアゾール薬物供給装置の他の実施形態を示す側断面図である。 図17に示した実施形態の端面図である。 図1のエアゾール薬物供給装置の更に別の実施形態を示す側断面図である。 図19の実施形態の閉込めバッフルを示す端面図である。 図1のエアゾール薬物供給装置の更に別の実施形態を示す側断面図である。 図21の実施形態の閉込めバッフルを示す端面図である。
I. 全体的構成
図1〜図11は、エアゾール薬物供給装置10の一実施形態を示す。装置10はpMDIキャニスタ保持部分(すなわちディスペンサ)22を有し、該キャニスタ保持部分22はチャンバハウジング部分24に連結されている。供給装置10は、pMDIキャニスタ30と協働して、エアゾール治療システム12を形成する。
キャニスタ保持部分22は全体として矩形の断面形状を有し、pMDIキャニスタ保持部分30を受け入れるための受入れ領域すなわちリセプタクル28を形成している。受入れ領域28は、良く知られた構造の慣用的なpMDIキャニスタに適している。PMDIキャニスタ30は、加圧された薬物懸濁液または薬物溶液を収容する。この実施形態では、HFA推進形薬物懸濁液または溶液調剤が使用される。一実施形態では、液体薬物はフルニソリドである。他の推進剤および他の薬物を使用することもできる。
図6に示すように、pDMIキャニスタ30はステム32を有し、該ステム32は、これに力を加えたときに薬物懸濁液または溶液を放出させることができる。pDMIキャニスタ30がキャニスタ保持部分22の受入れ領域28内に配置されると、キャニスタステム32が、キャニスタ保持部分22の底部に形成された垂直チャンネルすなわちウェル34内に配置される。キャニスタ0のステム32が垂直チャンネル34内に配置されると、大気が通路33を通ってチャンバ内に流入できる。垂直チャンバ34には水平通路35が連通しており、該水平通路35は、垂直チャンネル34とは反対側に位置する放出オリフィス36に導かれている。
II.チャンバハウジング
図6に示すように、放出オリフィス36は、pDMIキャニスタ36からの薬物粒子がキャニスタ保持部分22から出てチャンバハウジング部分24内に流入する通路を形成する。チャンバハウジング24は入口端46および出口端48を有し、これらは内部空間39の両端部を形成する。
図2〜図4に示すように、好ましい実施形態では、チャンバハウジング部分24は2つの部分、すなわち主ハウジング部分43および下流側部分45から形成されている。主ハウジング部分43および下流側部分45は、協働して内部空間39を形成する。下流側部分45は、主ハウジング部分43の各側部のスロット49と係合する保持フィンガ47を有している。図示の実施形態では、主ハウジング部分43および下流側部分45は、容易に一体に嵌合されかつ洗浄のために容易に分離できる。
図2に示すように、主ハウジング部分43は湾曲した断面形状を有している。この実施形態では、湾曲断面形状は、容易に使用できる便利な形状を形成すべく、複数の半径からなる複雑な幾何学的形状を有している。
III.閉込めバッフル/マウスピース
図2および図7〜図9に示すように、閉込めバッフル51は、チャンバハウジング24の出口で下流側部分45に配置されている。閉込めバッフル51は中央に配置されておりかつ下流側部分45の遠位壁53を形成している。閉込めバッフル51は、出口端48を部分的に閉塞するように配置される。閉込めバッフル51は、チャンバハウジング24の軸線42上でのエアゾール薬物粒子の速度または流量またはこれらの両者を低下させる。下流側部分45の外側にはマウスピース55が配置されており、該マウスピース55はその出口端に閉込めバッフル51を有している。
図7〜図9に示すように、閉込めバッフル51は凹状中央部62を有している。図示の実施形態では、閉込めバッフル51の凹状中央部62の周囲は、ほぼ真直な垂直方向の辺57A,57Bと、湾曲上面57Cと、湾曲下面57Dとを有している。閉込めバッフル51の凹状中央部62の形状は、マウスピース55の断面形状にほぼ一致している。閉込めバッフル51の凹状中央部62は、チャンバハウジング24の中心軸線42と整合しておりかつ放出オリフィス36と直接整合している。対称軸線42から離れた流路をもつエアゾール薬物粒子の速度は、対称軸線42の近くを通る粒子の速度より小さい速度になる傾向を有する。閉込めバッフル51の中央部62は、軸線上の前進速度を低下させ、同時に、軸線上の飛翔エアゾール薬物粒子の衝突面として機能する。同時に、中央部62は、より遅い速度で移動するエアゾール薬物粒子がチャンバハウジング24の側壁52に向かって移動できるようにする。軸線42から離れた、チャンバの長さ方向に沿うエアゾール薬物粒子の前進速度も、凹状中央部62と同心状の閉込めバッフル51の外側部66により低下される。
中央部62と外側部66との間には、吸入開口領域70が設けられている。この実施形態では、吸入開口領域70は、4つの開口70A〜70Dにより形成されている。これらの開口は弧状であり、中央部62の周囲に一致している。開口70の各々は、約9mmの長さおよび約12mmの幅を有している。開口のサイズ、形状および数は、使用される薬物懸濁液または溶液調剤および/または推進剤に基づいて変えることができる。
この実施形態では、エアゾール薬物供給装置10は、汚染物質が内部空間39に入ることを防止するための、マウスピース55上に配置されるキャップ74を有している。キャップ74はマウスピース55を保護しかつ比較的清潔に保つ機能を有する。
IV.作動
エアゾール薬物供給装置10を使用してエアゾール薬物を供給するには、キャニスタ保持部分22およびチャンバハウジング24を図1に示すように配置する。キャビティ4を取り外し、ステム32が、図6に示すように、受入れ領域28の底部に形成されたチャンネル34内に挿入されるようにしてpDMIキャニスタ30を受入れ領域28内に配置する。前述のように、装置10はpDMIキャニスタ30を受け入れ、該pDMIキャニスタ30は慣用的に(すなわち、ステム側が下になるようにして受入れ領域28内に配置されたpDMIキャニスタ30を押し下げることにより)操作される。ステム32が押し下げられると、pDMIキャニスタ30内の薬物懸濁液または溶液調剤が、ステム32の先端の開口33から放出される。薬物懸濁液または溶液調剤が水平チャンネル35を通って放出オリフィス36から出ると、推進剤および懸濁液または溶媒が蒸発し、薬物粒子が、エアゾール態様でチャンバ空間39内の周囲環境内に放出される。pDMIキャニスタ30からの放出時には、エアゾールプルーム中の薬物粒子は、患者が直接吸入するには理想的でない平均速度、サイズ分布および/または流量を有する。しかしながら、エアゾール薬物がひとたびチャンバ空間39内に流入すると、吸入時に供給される呼吸に適さない大きい粒子の割合が低下されかつ呼吸に適した粒子の用量が最適化される。エアゾール薬物粒子は、患者(その口は、マウスピース55の周囲をくわえている)が吸入開口領域70を通して吸入することによりチャンバ空間39から吸引される。エアゾール薬物粒子は、次に、吸入開口領域70を通って、患者の口内に流入する。
V.保管のための収縮
エアゾール薬物供給装置10の他の特徴は、保管および持運びに便利なように収縮できることである。この目的のため、チャンバハウジング24は、図11に示すように、カップリング機構94を介してキャニスタ保持部分22に連結される。カップリング機構94は、キャニスタ保持部分22を図1〜図4の位置から水平位置に枢動させ、次にキャニスタ保持部分22を図10に示すようにチャンバハウジング24内に押し込んで並進移動させることにより、エアゾール薬物供給装置10をコンパクトに保管することができる。
図11に示すように、枢動および並進移動は、カップリング機構94の構造により行われる。より詳しくは、カップリング機構94は、チャンバハウジング24内に形成された1対のスロット96を有し、各スロット96は開端部98および閉端部100を有している。図5に示すように、キャニスタ保持部分22には1対のペグ102が取り付けられている。また、チャンバハウジング24の内部には、キャニスタ保持部分22をチャンバハウジング24内に案内する多数の平行トラック104(図10参照)が設けられている。
チャンバハウジング24とキャニスタ保持部分22とを一体に連結するため、先ず、キャニスタ保持部分22の上端部109がチャンバハウジング24の出口端48内に挿入され、かつペグ102が対応するスロット96の開端部98内に挿入されるようにして、入口端46に向かってかつこれを通過して並進移動される。かくして各ペグ102は、それぞれのスロット96内で、これらの閉端部100まで並進移動される。この並進移動により、キャニスタ保持部分22はチャンバハウジング24内に入れ子式に受け入れられ、また、図10の収縮位置から伸長位置へと移動させることもできる。伸長位置では両ペグ102がこれらの対応スロット96の閉端部100に接触し、次に図4の位置へと枢動させれば、患者が装置10を使用することができる。キャニスタ保持部分22の端部は、チャンバハウジング24に対して枢動できるように湾曲形状になっている。上記カップリング/収縮機構は、使用および持運びを容易にし、かつ製造コストが低い。
患者による取扱いを容易にするため、キャニスタ保持部分22の上縁部109の近くの前後面に沿って複数のリブ77が設けられている。これらのリブ77は、キャニスタ保持部分22がチャンバ部分24内に引っ込められているときに露出しており、このため、患者がチャンバ部分24からキャニスタ保持部分22を引き出すときに、これらのリブ77を使用すればキャニスタ保持部分22の端部の把持が補助される。患者が使用した後は、キャップ74がマウスピース55上に戻される。
VI.開示した実施形態の長所
上記実施形態により、特殊な吸入開口領域70と、チャンバハウジング24と、閉込めバッフル51とを組み合わせたことの目的は、調節可能な所望の呼吸に適した用量のエアゾール薬物を患者に投与して、肺内に吸入させることである。また、開示した実施形態は、一体形アクチュエータを合体でき、容易に使用でき、かつ所与の小さいサイズでの保管および持運びが容易である点で、従来の装置に比べて優れた長所を有している。
開示した実施形態の優れた長所は、閉込めバッフル51により与えられる。前述のように、対称軸線42に最も近いエアゾール薬物粒子の速度は、一般に、該軸線42から離れたところに位置するエアゾール薬物粒子の速度より大きい。軸線42に近いエアゾール薬物粒子の速度は非常に大きいため、患者への薬物の供給の有効性を低下させてしまう。なぜならば、エアゾール薬物粒子の大部分が、治療価値のない口腔咽頭領域および上気道に衝突してしまい、コルチコステロイドのような薬物の場合には悪い副作用を引き起こすからである。閉込めバッフル51は、高速衝突が生じる危険性が高い位置から患者の口を隔絶することにより、この潜在的問題を解決する。閉込めバッフルは、比較的安価でかつ容易に製造できる方法でこの問題を解決する。
開示したエアゾール薬物供給装置は、患者の肺内での呼吸に適したエアゾール薬物粒子の沈着を最適化して、所望の治療効果を与える。本発明のエアゾール薬物供給装置はまた、付勢と吸入操作との間の調整の重要性を低減し、コルチコステロイドを含むエアゾール薬物調剤により引き起こされる副作用の可能性をなくすか低減させる。本発明のエアゾール薬物供給装置はまた、フルニソリドのようなエアゾール薬物調剤に特有の好ましくない風味をなくすか低減させ、かつ持運びに便利で、迅速に使用することができる。
フルニソリドの推進剤としてHFAを使用するpMDIの場合には、この実施形態は特に優れた長所が得られる。この実施形態を使用すれば、患者に供給されるフルニソリドの呼吸に適した用量は、CFCのような従来の推進剤を使用する慣用的な従来技術のシステムを用いて供給されるフルニソリドの用量に厳格に一致させる態様で調節できる。この方法により、フルニソリドの用量を一貫して維持でき、このような薬物を患者に投与できる長所が得られる。
吸入開口領域70の開口の形状、サイズおよび数は、特定のpMDI調剤の所望の呼吸に適した用量の投与を確保するため変えることができる。放出時に、軸線上のエアゾール薬物粒子(この粒子は、一般に呼吸に適さないものでありかつ呼吸に適した粒子よりも高い慣性を有している)は、閉込めバッフルの中央内部と衝突して、大きい(呼吸に適さない)エアゾール薬物粒子の数を減少させ、かつ大きい(呼吸に適さない)エアゾール薬物粒子を、小さい呼吸に適した粒子に分割する。
チャンバの出口端をシールすることにより(吸入開口領域を除く)、閉込めバッフルは、チャンバ内に高圧ゾーンを維持することに寄与する。これにより、最も遅く移動する、呼吸に適したエアゾール薬物粒子を、閉込めバッフルから離れる方向に偏向させて、吸入開口領域を通って患者により吸入されるまでチャンバ内に閉じ込めることができる。呼吸に適したエアゾール薬物粒子をチャンバ内に閉じ込めることにより、エアゾール薬物粒子を吸入するためのより長い時間を患者に与え、これにより、放出操作と吸入との間の正確な調整の重要性を低減できる。
VII.例示の実施形態
図1〜図11に示した1つの例示実施形態では、キャニスタ保持部分22は、約7.5cmの高さ、および約2.5×2.5cmの断面を有している。チャンバハウジングは、約8センチの長さ、および約49×33mmの寸法の楕円形断面を有している。マウスピース55の長さは、約1.5cmである。キャニスタ保持部分、チャンバハウジングおよびキャップは、ポリプロピレンのような硬質耐久性に優れた適当なプラスチックで形成できる。放出オリフィス36は、約0.011インチの直径を有する。この実施形態では、閉込めバッフル51は、約27mmの幅、中央で約15mmの高さおよび側縁部で5mmの高さを有する。
この実施形態の目的から、pMDIキャニスタは、0.06%w/v〜0.24%w/vの液体薬物混合物(例えばエタノール溶液中のフルニソリド)と、推進剤としてのHFAとを収容していると想定する。pMDIキャニスタ30は、本発明の精神から逸脱することなく、他の液体および他の混合物を収容することもできる。
VIII.他の実施形態
図12および図13を参照すると、エアゾール薬物供給装置110の他の実施形態が示されている。この実施形態は、図1〜図11に示した実施形態と同様でありかつ同様な構成要素は同じ参照番号で示されている。図12および図13の実施形態では、閉込めバッフル151が、マウスピース55に形成された通路の上流側端部に配置されている。この実施形態の閉込めバッフル151は凸状であり、流れを軸線まわりの飛翔に偏向させる。図12および図13の実施形態では、チャンバハウジング124は4つの矩形側面125、126、127、128を有している。矩形側面は、装置の把持を容易にする。
図14〜図16には、閉込めバッフルの別の実施形態が示されている。図14の閉込めバッフル251は、十字交差メッシュ252間に複数の開口を形成するスクリーン状構造を有している。比較的小さい開口領域と組み合わされたメッシュ252が設けられた表面領域は、高速のエアゾール粒子が患者に到達することを防止する機能を有している。図15の閉込めバッフル351は、中実中央部362の周囲に形成された複数の小さい円形開口を有している。前の実施形態と同様に、図15の実施形態は比較的小さい金型位置と組み合わされた表面領域362は、高速のエアゾール粒子が患者に到達することを防止する。図16の閉込めバッフル451は、中実のディッシュ状中央部462の周囲に形成された4つの比較的大きい開口を有している。ディッシュ状中央部462は、1つ以上のリブ463により、チャンバ本体の残部に連結されている。前の実施形態と同様に、図16の実施形態には、高速のエアゾール粒子が患者に到達することを防止する機能を有する表面領域462が形成されている。
図17および図18には、エアゾール薬物供給装置の別の実施形態512が示されている。図17および図18の実施形態は、エアゾール薬物供給装置510を有している。装置510は、内部空間539を形成するチャンバハウジング524を有している。装置510は、一体形のキャニスタ保持部分を備えていない。その代わりに、チャンバハウジング524はバックピース527を有している。バックピース527はエラストマ材料で作られ、かつチャンバハウジング524の上流側端部に嵌合される。バックピース527は、この中央に配置された開口529を有している。開口529は、別体のpMDIアクチュエータブートのマウスピース端部を受け入れるサイズを有している。好ましい実施形態では、開口529は、pMDIアクチュエータブートのマウスピースが開口529内にぴったり嵌合できるサイズを有している。バックピース527はエラストマ材料で形成されているので、バックピースは弾性を有しかつその開口529を引っ張ることができるので、種々のサイズおよび形状のアクチュエータブートマウスピースに適合することができる。バックピース527は、米国特許第4,470,412号または米国特許出願第08/248,716号(これらの全開示は、本願に援用する)に開示されたバックピースと同様に構成できる。
チャンバハウジング524の下流側端部には、マウスピース555が配置されている。また、チャンバハウジング524の下流側端部には、閉込めバッフル551が配置されている。閉込めバッフル551は、上記実施形態の閉込めバッフル51と同様に構成できる。閉込めバッフルの中央部562の周囲には、吸入開口領域570が配置されている。吸入開口領域570は、4つの弧状開口を有している。図17および図18の実施形態では、閉込めバッフル551はマウスピース555の下流側端部に配置されているが、別の実施形態では、閉込めバッフルは、マウスピースの上流側端部に配置するか、マウスピースの長さに沿う任意の位置に配置することもできる。
図17および図18の実施形態では、患者は、アクチュエータブートマウスピースを開口529内に挿入し、かつpMDIキャニスタをアクチュエータブート内に挿入する。患者はpDMIキャニスタを押し下げて、エアゾール薬物のプルームをpDMIキャニスタのステムから、アクチュエータブートのマウスピースを通って内部空間539内に放出させる。患者は、内部空間539から装置510のマウスピース555を通してエアゾール薬物を吸入する。
図19および図20には、エアゾール薬物供給装置の他の実施形態が示されている。エアゾール薬物供給装置610は、内部空間639を形成するチャンバハウジング624を有している。装置610はまた、エラストマからなるバックピース627を有し、該バックピース627は図17および図18に示す実施形態のバックピースと同様に構成できる。装置610は閉込めバッフル651を有している。閉込めバッフル651は、チャンバハウジング624の下流側端部で、かつマウスピース655の直ぐ上流側に配置されている。閉込めバッフル651は、該閉込めバッフル651の周囲に配置された吸入開口領域670を有している。図19および図20の実施形態では、閉込めバッフル651は、チャンバハウジング624と同じ材料の一体部片として形成できる。マウスピース655は、チャンバハウジング624の下流側端部に連結される別体の材料部片として形成できる。図19および図20の実施形態は、図17および図18の実施形態と同様に使用できる。
図21および図22には、エアゾール薬物供給装置の更に別の実施形態が示されている。このエアゾール薬物供給装置の実施形態は、機械的に換気を行う患者(ベンチレータを使用する患者)が使用するのに特に適している。図21に示すように、エアゾール薬物供給装置710は、前の実施形態、特に図17および図18の実施形態と同様な構成部品を有している。チャンバハウジング724は、内部空間739を形成している。装置710は、ベンチレータ回路、より詳しくは、ベンチレータから患者への吸気流を与える空気通路内に配置されることを意図している。チャンバハウジング724は、該チャンバハウジング724の上流側端部746から延びている第1管状延長部728に設けられた第1開口727と、チャンバハウジング724の下流側端部748から延びている第2管状延長部756に設けられた第2開口755とを有している。第1開口727にはベンチレータ(図示せず)に導かれるチューブ731が連結され、第2開口755には、ベンチレータから患者に空気を供給するチューブ、マスク、マウスピースまたは他の適当な手段(図示せず)が連結される。チャンバ724の上流側端部には、リセプタクル722が配置されている。リセプタクル722の底部には、pDMIキャニスタのステムを受け入れることができるウェル734が設けられている。ウェル734は、入口を横切って、チャンバハウジング724の内部空間739内に延びているリブ735内に延びている。リブ735は延長部728に、または該延長部に沿って配置することもできる。リブ735は、ウェル734に連通する放出開口736を有している。放出開口736は内部空間739の方向に配向されている。リセプタクル722、リブ735および放出開口736は、エアゾール薬物供給装置710の一部を形成するチャンバハウジング724と一体に形成されている(すなわち、リセプタクルおよびチャンバハウジングは一体ユニットを形成されている)。一実施形態では、リセプタクル722、リブ735および放出開口736は、チャンバハウジング724と同じ材料部片で形成するか、別部片で形成することができる。米国特許第5,012,804号には、一体形のチャンバハウジングおよびキャニスタリセプタクルに関する他の開示がなされている。
チャンバ724の下流側端部748には、閉込めバッフル751が配置されている。閉込めバッフル751は、チャンバハウジング724の下流側端部に配置するか、延長部756に沿って配置できる。閉込めバッフル751は、該閉込めバッフルの周囲に配置された吸入開口領域770を有している。
図21および図22の実施形態は、米国特許第5,012,804号に開示された装置と同様に使用できる。装置710は、患者に最初にベンチレータが取り付けられるとき、ベンチレータから患者への吸気流路内に配置できる。この場合、装置710は、必要になるまで所定位置に残される。或いは、装置710は、換気される患者に、或る用量のエアゾール薬物を供給する直前に、ベンチレータ回路の吸気流路内に配置できる。PDMIキャニスタがリセプタクル722内に配置され、かつ付勢される。PDMIキャニスタからの薬物は、ベンチレータから患者への吸気流により搬送される。前述の実施形態と同様に、閉込めバッフル751は、軸線上の呼吸に適さない粒子を低減させる。
本発明は、その精神または本質的特徴から逸脱することなく、本願で特別に開示した実施形態以外の他の形態で実施することができる。本願に開示した実施形態は、あらゆる点において単なる例示であって制限的なものではなく、本発明の範囲は、上記説明により定められるものではなく、特許請求の範囲の記載により定められるものである。
エアゾール薬物供給装置10;エアゾール治療システム12;キャニスタ保持部分22;pMDIキャニスタ30;キャニスタ保持部分22;リセプタクル28;ステム32;ウェル34;垂直チャンネル34;水平通路35;放出オリフィス36;内部空間39;中心軸線42;主ハウジング部分43;入口端46;出口端48;下流側部分45;保持フィンガ47;スロット49;閉込めバッフル51;遠位壁53;マウスピース55;辺57A,57B;湾曲上面57C;湾曲下面57D;凹状中央部62;外側部66;吸入開口領域70;キャップ74;リブ77;カップリング機構94;スロット96;開端部98;閉端部100;平行トラック104;上端部109;ペグ102;エアゾール薬物供給装置110;チャンバハウジング124;矩形側面125、126、127、128;閉込めバッフル151;十字交差メッシュ252;閉込めバッフル351;中実中央部362;表面領域362;閉込めバッフル451;中央部462;エアゾール薬物供給装置510;内部空間539;チャンバハウジング524;バックピース527;開口529;内部空間539;マウスピース555;閉込めバッフル551;中央部562;吸入開口領域570;開口529;エアゾール薬物供給装置610;チャンバハウジング624;バックピース627;チャンバハウジング624;閉込めバッフル651;吸入開口領域670;エアゾール薬物供給装置710;リセプタクル722;チャンバハウジング724;第1管状延長部728;ウェル734;リブ735;放出開口736;内部空間739;上流側端部746;下流側端部748;第2開口755;第2管状延長部756

Claims (16)

  1. 薬物および推進剤が加圧状態で収容されておりかつ薬物および推進剤をエアゾールとして放出する放出オリフィスを備えた圧力型用量定量吸入器に使用するエアゾ−ル薬物供給装置において、
    入口端および出口端を備えかつ内部空間を形成するチャンバハウジングであって、該入口端が圧力型用量定量吸入器の放出オリフィスから内部空間内に放出される薬物を受け入れ出口端がチャンバハウジングから薬物を排出するようになっており、当該チャンバハウジングは中心軸線を有し、該内部空間は該中心軸線に垂直な第1の断面積を有し、該出口端が該中心軸線に垂直で該第1の断面積よりも小さい第2の断面積を有するチャンバハウジングと、
    該出口端に連通し、患者への出口通路を形成する出口通路手段と、
    該出口端を横切るように設けられ該出口端を部分的に閉塞するための閉込めバッフルと
    を有し、
    該チャンバハウジングの該内部空間が、該入口端と該閉込めバッフルとの間にエアゾールの流れに対する何らの障害物も有さず、
    該閉込めバッフルは、該チャンバハウジングの中心軸線に沿って配置されかつ該中心軸線と交差し、該放出オリフィスから放出されたエアゾールが衝突する湾曲部分と、該湾曲部分の周りに設けられ、吸入開口領域が設けられている周縁部分とを有し、
    該バッフルは、該チャンバハウジングの出口端に対して該中心軸線に沿って固定されたままであり、
    該湾曲部分が、該チャンバハウジングの入口端に面した凹状表面を有するようにしたことを特徴とするエアゾール薬物供給装置。
  2. 該出口通路手段が、該チャンバハウジングの出口端に配置されるマウスピースとされ、該直線的流路が該出口端部と該出口通路手段との間に更に延び、該流入開口領域の少なくとも一部が該直線的流路に沿って延びるようにされている請求項1に記載のエアゾール薬物供給装置。
  3. 該チャンバハウジングの内部空間は、該中心軸線と垂直な第1の断面積が、該マウスピースの該中心軸線と垂直な第3の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のエアゾール薬物供給装置。
  4. 該チャンバハウジングと該出口通路手段との間を移行する湾曲ショルダ部分を更に有することを特徴とする請求項1に記載のエアゾール薬物供給装置。
  5. 該湾曲ショルダ部分の内側表面は、凸形であることを特徴とする請求項4に記載のエアゾール薬物供給装置。
  6. 該閉込めバッフルは、該マウスピースの下流側端部に配置されることを特徴とする請求項2に記載のエアゾール薬物供給装置。
  7. 該閉込めバッフルは、該マウスピースの上流側端部に配置されることを特徴とする請求項2に記載のエアゾール薬物供給装置。
  8. 該閉込めバッフルが、該出口通路手段の上流側端部に配置されることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール薬物供給装置。
  9. 該吸入開口領域は、複数の開口を備えることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール薬物供給装置。
  10. 該開口は、弧状であることを特徴とする請求項9に記載のエアゾール薬物供給装置。
  11. 薬物および推進剤が加圧状態で収容されておりかつ薬物および推進剤をエアゾールとして放出する放出オリフィスを備えた圧力型用量定量吸入器に使用するエアゾ−ル薬物供給装置において、
    入口端および出口端を備えかつ内部空間を形成するチャンバハウジングであって、該入口端が圧力型用量定量吸入器の放出オリフィスから内部空間内に放出される薬物を受け入れ出口端がチャンバハウジングから薬物を排出するようになっており、当該チャンバハウジングは中心軸線を有し、該内部空間は該中心軸線に垂直な第1の断面積を有し、該出口端が該中心軸線に垂直で該第1の断面積よりも小さい第2の断面積を有するチャンバハウジングと、
    該出口端に連通し、患者への出口通路を形成する出口通路手段と、
    該出口端を横切るように設けられ該出口端を部分的に閉塞するための閉込めバッフルと
    を有し、
    該チャンバハウジングの該内部空間が、該入口端と該閉込めバッフルとの間にエアゾールの流れに対する何らの障害物も有さず、
    該閉込めバッフルは、該チャンバハウジングの中心軸線に沿って配置されかつ該中心軸線と交差し、該放出オリフィスから放出されたエアゾールが衝突する湾曲部分と、該湾曲部分の周りに設けられ、吸入開口領域が設けられている周縁部分とを有し、
    該バッフルは、該チャンバハウジングの出口端に対して該中心軸線に沿って固定されたままであり、
    該吸入開口領域が該第1の断面積の該入口端部と該第2の断面積の該出口端部との間に延びる直線的流路に沿って形成され、
    該湾曲部分が、該チャンバハウジングの入口端に面した凸状表面を有するようにした閉込めバッフルと
    を有することを特徴とするエアゾール薬物供給装置。
  12. 該出口通路手段が該チャンバハウジングの出口端に配置されるマウスピースを有し、該マウスピースは、該閉込めバッフルを形成し、該第1の断面積よりも小さい該中心軸線と垂直な第3の断面積を有する内部空間を形成することを特徴とする請求項11に記載のエアゾール薬物供給装置。
  13. 該チャンバハウジングと該マウスピースとの間を移行する湾曲ショルダ部分を更に有することを特徴とする請求項12に記載のエアゾール薬物供給装置。
  14. 該湾曲ショルダ部分の内側表面は、凸形であることを特徴とする請求項13に記載のエアゾール薬物供給装置。
  15. 該吸入開口領域は、複数の開口を備えることを特徴とする請求項11に記載のエアゾール薬物供給装置。
  16. 該開口は、弧状であることを特徴とする請求項15に記載のエアゾール薬物供給装置。
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