JP5136624B2 - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents
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Description
なお、再生モードなどの所望の動作モードに切り替えられた後、所定時間が経過すると、自動的に撮像モードに変更するようになっているが、この場合には、ユーザの意志とは無関係に動作モードが設定されてしまい、使い勝手が悪いといった問題もある。
撮像手段を備える撮像装置であって、前記撮像手段による被写体の撮像指示を入力する操作手段と、この操作手段により前記撮像指示が入力された後、当該装置本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する判定手段と、この判定手段により当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、前記撮像指示の入力に応答して前記撮像手段により撮像された撮像画像を、再生させる再生制御手段と、前記判定手段により前記撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後、当該装置本体が特定の姿勢となったとしても、前記再生制御手段による前記撮像画像の再生を禁止させる禁止制御手段と、を備えたことを特徴としている。
前記再生制御手段は、前記判定手段により前記所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、直ちに前記撮像画像を再生させることを特徴としている。
動作状態が前記撮像画像を再生する再生状態にて、前記判定手段により当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、直ちに前記禁止制御手段により前記撮像画像の再生を禁止させて、動作状態として前記撮像手段により被写体を撮像可能な撮像準備状態を設定する動作設定手段を更に備えることを特徴としている。
前記動作設定手段は、動作状態を前記再生状態から前記撮像準備状態に切り替えて設定した後、新たな撮像指示が入力されず、前記判定手段により前記所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となったと判定されても、当該動作状態を前記再生状態に切り替えることなく前記撮像準備状態を維持させることを特徴としている。
前記操作手段は、半押し操作可能に構成され、前記動作設定手段は、動作状態が前記撮像画像を再生する再生状態にて、前記操作手段により半押し操作されると、当該動作状態として前記撮像準備状態を設定することを特徴としている。
前記動作設定手段により動作状態が前記撮像準備状態に設定されると、前記撮像手段の焦点を調整する合焦手段を更に備えることを特徴としている。
撮像手段と、この撮像手段による被写体の撮像指示を入力する操作手段と、を備える撮像装置を用いた撮像方法であって、前記操作手段により前記撮像指示が入力された後、当該装置本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する処理と、当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、前記撮像指示の入力に応答して前記撮像手段により撮像された撮像画像を、再生させる処理と、前記撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後、当該装置本体が特定の姿勢となったとしても、前記撮像画像の再生を禁止させる処理と、を行うことを特徴としている。
撮像手段と、この撮像手段による被写体の撮像指示を入力する操作手段と、を備える撮像装置のコンピュータを、前記操作手段により前記撮像指示が入力された後、当該装置本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する判定手段、この判定手段により当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、前記撮像指示の入力に応答して前記撮像手段により撮像された撮像画像を、再生させる再生制御手段、前記判定手段により前記撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後、当該装置本体が特定の姿勢となったとしても、前記再生制御手段による前記撮像画像の再生を禁止させる禁止制御手段、として機能させることを特徴としている。
本実施形態の撮像装置100は、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となった場合に、撮像部1により撮像された撮像画像を再生表示する。また、撮像装置100は、被写体の撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていない場合に、その後、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっても、撮像画像の再生表示を禁止する。
図1に示すように、撮像装置100は、具体的には、撮像部1と、撮像制御部2と、画像データ生成部3と、メモリ4と、画像処理部5と、姿勢検出部6と、動作制御部7と、記録媒体制御部8と、表示処理部9と、表示部10と、操作入力部11と、中央制御部12とを備えている。
レンズ部1aは、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部1bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部1aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部1は、レンズ部1aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
AF処理部2aは、例えば、フォーカスモータ等の駆動源と、中央制御部12からの制御信号に従って駆動源を駆動させるドライバ等(何れも図示略)を具備している。そして、AF処理部2aは、撮像部1により撮像されたAFエリア(焦点調整領域)内の画像の合焦状態を評価して、当該AFエリア内の画像にフォーカス(ピント)を合わせるようにドライバにより駆動源を駆動させてフォーカスレンズを光軸方向に移動させることにより、レンズ部1aの合焦位置を調整する(自動合焦処理)。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ4にDMA転送される。
即ち、姿勢検出部6は、例えば、加速度検出センサや角速度検出センサなどの動き検出センサ(図示略)を具備し、この動き検出センサからの出力信号に基づいて、当該装置本体に生じる動きの大きさ等の動き情報を取得する。そして、姿勢検出部6は、取得された動き情報に基づいて、鉛直方向に延在する直線と、当該撮像装置100本体の一面(例えば、レンズが配設されている前面や表示部10の表示画面が露出されている背面等)とのなす角を算出し、当該撮像装置100本体の姿勢を検出する。また、姿勢検出部6は、当該撮像装置100本体の姿勢の検出を所定のタイミング(例えば、所定秒間隔等)で逐次行う。
なお、姿勢検出部6は、例えば、撮像装置100本体を水平方向と略平行に構えた状態を基準姿勢として、当該基準姿勢からの所定方向(例えば、水平方向等)を軸心とした回動量を特定し、当該回動量に応じて当該撮像装置100本体の姿勢を検出しても良い。
また、上記の動き検出センサは、例えば、当該撮像装置100本体内に搭載されても良いし、所定の通信ケーブルにより外部接続されたものであっても良い。
即ち、姿勢判定部7aは、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作(例えば、全押し操作)に基づいて被写体の撮像指示が入力された後、姿勢検出部6により検出された当該撮像装置100本体の姿勢に基づいて、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミング(例えば、所定秒間隔等)で逐次判定する。
ここで、特定の姿勢としては、例えば、鉛直方向に延在する直線と当該撮像装置100本体の一面とのなす角が所定の角度以上となっている下向きの姿勢等が挙げられる。また、特定の姿勢は、撮像装置100本体の基準姿勢に対して相対的に規定されても良く、例えば、撮像装置100本体の基準姿勢からの回動量が所定量以上となっている姿勢等が挙げられる。
即ち、再生制御部7bは、姿勢判定部7aにより当該撮像装置100本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、表示処理部9に撮像画像のレックビュー画像に係るビデオ信号を生成させて、当該ビデオ信号に基づいて表示部10の表示画面にレックビュー画像を再生表示させる。
このとき、再生制御部7bは、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作に基づいて被写体の撮像指示が入力されてから所定時間(例えば、1〜3秒程度等)が経過するまで、1回に限って撮像画像のレックビュー画像を再生表示させる制御を行う。つまり、再生制御部7bは、姿勢判定部7aにより操作入力部11から撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、直ちに撮像画像のレックビュー画像を表示部10に再生表示させる。
このように、再生制御部7bは、姿勢判定部7aにより当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、撮像部1により撮像された撮像画像を再生させる再生制御手段を構成している。
即ち、禁止制御部7cは、姿勢判定部7aにより撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後の再生制御部7bによる撮像画像のレックビュー画像の再生表示を禁止させる。
具体的には、姿勢判定部7aは、上記したように、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する。この姿勢判定部7aによって、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作に基づいて被写体の撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていないと一旦判定されると、その後、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となったと判定されても、禁止制御部7cは、再生制御部7bによる撮像画像のレックビュー画像の再生表示を禁止させる。つまり、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作に基づいて被写体の撮像指示が入力された後、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となることなく所定時間が経過した場合には、再生制御部7bによる撮像画像のレックビュー画像の再生表示が行われることがなくなる。
即ち、設定制御部7dは、姿勢判定部7aにより操作入力部11から撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、動作状態として再生制御部7bにより撮像画像のレックビュー画像を表示部10に再生表示させる再生状態を設定する。また、設定制御部7dは、動作状態が再生状態にて、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する姿勢判定部7aにより当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合には、動作状態として撮像部1により被写体を撮像可能な撮像準備状態を設定する。具体的には、設定制御部7dは、禁止制御部7cにより撮像画像のレックビュー画像の再生表示を禁止させて、撮像部1により被写体を撮像可能な撮像準備状態を動作状態として設定する。これにより、表示部10は、被写体の撮像により生成された複数の画像フレームを所定のフレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像を表示する。
また、設定制御部7dは、姿勢判定部7aにより当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていないと判定されて、動作状態を再生状態から撮像準備状態に切り替えた場合には、その後、新たな被写体の撮像指示が入力されずに、姿勢判定部7aにより所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が再度特定の姿勢となったと判定されても、当該動作状態を再生状態に切り替えることなく撮像準備状態を維持させる。つまり、姿勢判定部7aによって、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作に基づいて被写体の撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となったと判定されると、設定制御部7dは、動作状態を再生状態に切り替える。そして、姿勢判定部7aにより当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていないと判定されると、設定制御部7dは、動作状態を再生状態から撮像準備状態に切り替えるが、その後、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作が行われないままだと、所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が再度特定の姿勢となっても、動作状態として撮像準備状態を維持させる。
即ち、記録媒体制御部8は、画像処理部5の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式等)で符号化された記録用の画像データを記録媒体Mに記録させる。
なお、記録媒体Mは、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
具体的には、表示処理部9は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部12の制御下にてメモリ4から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部10に出力する。
図2は、メイン処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
ここで、モードフラグが「1」であると判定されると(ステップS2;YES)、中央制御部12は、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作(例えば、全押し操作)に基づいて被写体の撮像指示が入力されたか否かを判定する(ステップS3)。
図3に示すように、動作制御部7は、タイマフラグが「1」であるか否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21にて、タイマフラグが「1」であると判定されると(ステップS21;YES)、動作制御部7は、タイマの値をカウントアップする(ステップS22)。一方、ステップS21にて、タイマフラグが「1」でないと判定されると(ステップS21;NO)、タイマフラグが「0」であるので、動作制御部7は、ステップS22の処理をスキップする。
ここで、動作モードの切替指示が入力されていないと判定されると(ステップS7;NO)、動作制御部7は、図2のメイン処理にて詳細に説明される以外の各種処理(その他の処理)を実行した後(ステップS8)、処理をステップS2に移行して、上記と同様に、動作制御部7は、動作モードの判定用のモードフラグが「1」であるか否かを判定する(ステップS2)。
ステップS3にて、被写体の撮像指示が入力されていないと判定されると(ステップS3;NO)、姿勢判定部7aは、姿勢検出部6により検出された当該撮像装置100本体の姿勢に基づいて、当該撮像装置100本体が特定の姿勢(例えば、下向きの姿勢)となっているか否かを判定する(ステップS9)。
ここで、タイマのカウント値が所定時間「A」以上でないと判定されると(ステップS10;NO)、動作制御部7は、タイマフラグに「0」をセットする(ステップS11)。これにより、タイマによる計時が停止する。
その後、中央制御部12は、処理をステップS7に移行して、それ以降の処理を実行する。
ここで、タイマフラグが「0」でないと判定されると(ステップS13;NO)、動作制御部7は、撮像部1による被写体の撮像を準備する撮像準備処理を行う(ステップS14)。具体的には、動作制御部7の設定制御部7dは、動作状態として撮像部1により被写体を撮像可能な撮像準備状態を設定して、表示処理部9は、被写体の撮像により生成された複数の画像フレームを所定のフレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像を表示部10に表示させる。つまり、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていない場合には、再生制御部7bによる撮像画像のレックビュー画像の再生処理(ステップS12)は行われない。
その後、中央制御部12は、処理をステップS7に移行して、それ以降の処理を実行する。
つまり、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっている場合であっても、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作に基づいて被写体の撮像指示が入力されてから所定時間が経過した場合、即ち、被写体の撮像指示が入力された後、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となることなく所定時間が経過した場合には、その後、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっても、再生制御部7bによる撮像画像のレックビュー画像の再生処理(ステップS12)は行われない。
即ち、ステップS10にて、動作制御部7によりタイマのカウント値が所定時間「A」以上でないと判定(ステップS10;NO)されることにより、ステップS11にて、動作制御部7によりタイマフラグに「0」がセットされる。そして、その後、ステップS9にて、姿勢判定部7aにより当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていないと判定された後(ステップS9;NO)、ステップS13にて、タイマフラグが「0」であると判定されると(ステップS13;YES)、動作制御部7は、タイマのカウント値に所定時間「A」をセットする(ステップS15)。
これにより、その後、ステップS9にて、姿勢判定部7aにより当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていると判定された場合であっても(ステップS9;YES)、ステップS10にて、動作制御部7によりタイマのカウント値が所定時間「A」以上でないと判定(ステップS10;NO)されることがなくなる。つまり、設定制御部7dは、被写体の撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が再度特定の姿勢となっても、動作状態を再生状態に切り替えることなく撮像準備状態を維持させる。
続けて、動作制御部7は、タイマのカウント値に所定時間「A」をセットする(ステップS17)。その後、中央制御部12は、処理をステップS8に移行して、図2のメイン処理にて詳細に説明される以外の各種処理(その他の処理)を実行した後(ステップS8)、処理をステップS2に移行する。
その後、中央制御部12は、処理をステップS7に移行して、それ以降の処理を実行する。
また、被写体の撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっていない場合には、その後、当該撮像装置100本体が特定の姿勢となっても、撮像画像のレックビュー画像の再生表示を禁止させるので、被写体の撮像指示が入力されてから当該撮像装置100本体が特定の姿勢となることなく所定時間が経過した後は、ユーザが撮像画像のレックビュー画像を確認する意図を有していないと判断して、撮像画像のレックビュー画像を再生表示することを防止することができる。
従って、撮像装置100本体の姿勢に応じたユーザの意図を考慮して動作状態の設定を適正に、且つ、迅速に行うことができる。
さらに、その後、被写体の撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該撮像装置100本体が特定の姿勢となったと判定されても、当該動作状態を再生状態に切り替えることなく撮像準備状態を維持させるので、ユーザが当該撮像装置100本体を特定の姿勢とした状態での被写体の撮像の意図を有していると判断して、被写体を撮像可能な撮像準備状態を維持することができる。
このように、撮像装置100本体の姿勢に応じてユーザの意図を考慮した適正な動作状態を設定することができる。
例えば、上記実施形態にあっては、設定制御部7dは、動作状態が撮像画像を再生する再生状態にて、ユーザによって操作入力部11のシャッタボタン11aが半押し操作されると、当該動作状態として撮像準備状態を設定しても良い。
このとき、設定制御部7dにより動作状態が被写体を撮像可能な撮像準備状態に切り替えられると、合焦手段としてのAF処理部2aは、撮像部1の合焦位置を調整する自動合焦処理を行っても良い。これにより、操作入力部11のシャッタボタン11aの半押し操作に基づいてユーザが被写体を撮像する意図を有していると判断して、直ちに撮像部1の合焦位置の調整を行うことができる。
このように、撮像装置100本体の操作入力部11のシャッタボタン11aの半押し操作に応じてユーザの意図を考慮した適正な動作状態を設定することができる。
このとき、ユーザによって操作入力部11のシャッタボタン11aが半押し操作されると、動作状態として撮像準備状態を設定しても良く、これにより、操作入力部11のシャッタボタン11aの半押し操作に基づいてユーザが当該撮像装置100本体を特定の姿勢とした状態での被写体の撮像の意図を有していると判断して、直ちに被写体の撮像を行うことができる。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、判定処理ルーチン、再生制御処理ルーチン、禁止制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、判定処理ルーチンにより中央制御部12のCPUを、操作手段により撮像指示が入力された後、当該装置本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する判定手段として機能させるようにしても良い。また、再生制御処理ルーチンにより中央制御部12のCPUを、判定手段により当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、前記撮像指示の入力に応答して撮像手段により撮像された撮像画像を再生させる再生制御手段として機能させるようにしても良い。また、禁止制御処理ルーチンにより中央制御部12のCPUを、判定手段により撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後、当該装置本体が特定の姿勢となったとしても、再生制御手段による前記撮像画像の再生を禁止させる禁止制御手段として機能させるようにしても良い。
1 撮像部
2 撮像制御部
2a AF処理部
7 動作制御部
7a 姿勢判定部
7b 再生制御部
7c 禁止制御部
7d 設定制御部
11 操作入力部
11a シャッタボタン
12 中央制御部
Claims (8)
- 撮像手段を備える撮像装置であって、
前記撮像手段による被写体の撮像指示を入力する操作手段と、
この操作手段により前記撮像指示が入力された後、当該装置本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する判定手段と、
この判定手段により当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、前記撮像指示の入力に応答して前記撮像手段により撮像された撮像画像を、再生させる再生制御手段と、
前記判定手段により前記撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後、当該装置本体が特定の姿勢となったとしても、前記再生制御手段による前記撮像画像の再生を禁止させる禁止制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記再生制御手段は、
前記判定手段により前記所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、直ちに前記撮像画像を再生させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 動作状態が前記撮像画像を再生する再生状態にて、前記判定手段により当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、直ちに前記禁止制御手段により前記撮像画像の再生を禁止させて、動作状態として前記撮像手段により被写体を撮像可能な撮像準備状態を設定する動作設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記動作設定手段は、
動作状態を前記再生状態から前記撮像準備状態に切り替えて設定した後、新たな撮像指示が入力されず、前記判定手段により前記所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となったと判定されても、当該動作状態を前記再生状態に切り替えることなく前記撮像準備状態を維持させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記操作手段は、半押し操作可能に構成され、
前記動作設定手段は、
動作状態が前記撮像画像を再生する再生状態にて、前記操作手段により半押し操作されると、当該動作状態として前記撮像準備状態を設定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記動作設定手段により動作状態が前記撮像準備状態に設定されると、前記撮像手段の焦点を調整する合焦手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 撮像手段と、この撮像手段による被写体の撮像指示を入力する操作手段と、を備える撮像装置を用いた撮像方法であって、
前記操作手段により前記撮像指示が入力された後、当該装置本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する処理と、
当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、前記撮像指示の入力に応答して前記撮像手段により撮像された撮像画像を、再生させる処理と、
前記撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後、当該装置本体が特定の姿勢となったとしても、前記撮像画像の再生を禁止させる処理と、
を行うことを特徴とする撮像方法。 - 撮像手段と、この撮像手段による被写体の撮像指示を入力する操作手段と、を備える撮像装置のコンピュータを、
前記操作手段により前記撮像指示が入力された後、当該装置本体が特定の姿勢となっているか否かを所定のタイミングで逐次判定する判定手段、
この判定手段により当該装置本体が特定の姿勢となったと判定された場合に、前記撮像指示の入力に応答して前記撮像手段により撮像された撮像画像を、再生させる再生制御手段、
前記判定手段により前記撮像指示が入力されてから所定時間が経過するまでに当該装置本体が特定の姿勢となっていないと判定された場合に、その後、当該装置本体が特定の姿勢となったとしても、前記再生制御手段による前記撮像画像の再生を禁止させる禁止制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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