JP5132073B2 - 含水ゲル - Google Patents

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Description

本発明は、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂を用いて調製される含水ゲルに関する。詳細には、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体を吸水性樹脂として含み、吸水力の低下又は透明性の喪失を伴うことなく、油性の機能性成分であっても含有することができる含水ゲルに関する。
ゲルは芳香成分や消臭成分を揮散させるための基剤として有用であり、従来、ゲル状の芳香・消臭剤が広く使用されている。従来、ゲル状の芳香・消臭剤は、1つのブロック状のゲルから構成されるものが主流であった。一方、所定形状の含水ゲルを複数個集合させた含水ゲルの集合物には、外観が良好になり意匠的効果に優れるという利点に加えて、空間に露出されるゲル表面積が増大するので、揮散性成分の揮散を促進させることができるという有利な効果が期待される。そこで、近年、含水ゲルの集合物の形態である芳香・消臭剤が注目されている。
従来、所定の形状を有する含水ゲルの製造には、架橋ポリアルキレンオキサイド、架橋アクリル酸等の吸収性樹脂が一般的に使用されている。しかしながら、これらの吸収性樹脂を使用して調製した含水ゲルの集合物を消臭剤や芳香剤等として使用すると、次のような問題点が生じる:
(1) 含水ゲルを集合物にすると、該集合物の上層部分に存在する含水ゲルの重みにより、下層部分に存在する含水ゲルの変形や破損が著しくなる場合がある。従って、集合物として使用される含水ゲルには、ゲル強度が強く、優れた形状安定性を備えていることが求められる。しかしながら、上記の吸水性樹脂では、形状安定性の点で必ずしも満足できるものではない。
(2) 上記の吸収性樹脂では、吸水力(水を吸収する能力)又は保水力(吸収した水を保持する能力)が不十分であるという欠点がある。そのため、容器に含水ゲルの集合物を収容すると、該集合物の上層部分に存在する含水ゲルの重みによって、下層部分に存在する含水ゲルの内部から液体が漏出することがある。これによって、含水ゲルの集合物の下層部分では、液体と含水ゲルが混在して、個々の含水ゲルの形状を視認できなくなり、個々の含水ゲルの形状に基づく意匠効果が損なわれる。また、含水ゲルに液体が十分に保持されていなければ、含水ゲルから漏出した液体が容器の外に溢れる畏れがあるため、上部にのみ揮散口がある容器にしか収容することができず、容器の形状にも制限を受ける。
そこで、本発明者が、上記の問題点に鑑みて検討を行ったところ、含水ゲルの集合物の下層部分に存在する個々の含水ゲルの変形や破損を抑制し、形状を安定に保持させることを可能とする吸水性樹脂として、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体が有用であることを見出した。しかしながら、本発明者の検討により、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂は、水に対する吸水力には優れているが、ショ糖脂肪酸エステルやポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等の界面活性剤を含む水に対しては、吸水力が低下するという問題点があることを確認した。更に、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂に上記の界面活性剤を使用すると、濁りが生じて透明性が喪失して、美観が損なわれるという問題点もあることが確認された。
芳香成分や消臭成分としては油性を示すものが多く、これらの成分を吸水性樹脂の含水ゲルに配合するためには界面活性剤の使用が不可避である。従って、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂を芳香剤や消臭剤等の用途に応用する場合、該吸水性樹脂に特有の上記問題点の克服が求められる。
そこで、本発明は、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂を用いて、吸水力の低下又は透明性の喪失を伴うことなく、芳香成分や消臭成分等の油性の機能性成分であっても含むことができる含水ゲルを提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討したところ、多種存在する界面活性剤の中でも、特定の界面活性剤、具体的には以下の一般式(1)〜(4)に示す界面活性剤を選択し使用すれば、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂に特有の上記課題を解決できることを見出した。即ち、本発明は、以下に掲げる含水ゲルを提供する:
項1. (A)アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体を含む吸水性樹脂、
(B)水、
(C)一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル
Figure 0005132073
(式(1)中、R1は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基を示し、
nは5〜18の整数であり、mは0〜8の整数であり、且つn+m=5〜18を満たす。)、
一般式(2)で示されるポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテル
Figure 0005132073
(式(2)中、i、j、kは、1〜98の整数であり、且つi+j+k=40〜100を満たす。)、
一般式(3)で示されるアルキルジメチルアミンオキシド
Figure 0005132073
(式(3)中、R2は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基を示す。)、及び
一般式(4)で示されるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
Figure 0005132073
(式(4)中、R3は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基を示し、xは1〜5の整数を示す。)
よりなる群から選択される少なくとも1種の界面活性剤
を含有することを特徴とする、含水ゲル。
項2. (C)成分が、
(C-1-1)一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数10〜12のアルキル基
であり、nは7〜15の整数であり、mは0〜3の整数であり、且つn+m=7〜15を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテル;
(C-1-2)一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数13〜18のアルキル基
であり、nは12〜18の整数であり、mは0〜4の整数であり、且つn+m=13〜18を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテル;
(C-2)一般式(2)において、i、j、kは、1〜98の整数であり、且つi+j+k=
90〜100を満たすポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテル;及び
(C-4)一般式(4)において、R3が直鎖又は分岐状の炭素数10〜14のアルキル基で
あり、xは3であるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
よりなる群から選択される少なくとも1種である、項1に記載の含水ゲル。
項3. (C)成分が、一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数10〜1
2のアルキル基であり、nは9〜11の整数であり、且つmは0を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテルである、項1又は2に記載の含水ゲル。
項4. 更に、機能性成分を有する、項1乃至3のいずれかに記載の含水ゲル。
項5. 更に、機能性成分が、芳香成分及び/又は芳香成分である、項1乃至4のいずれかに記載の含水ゲル。
項6. (C)成分として、前記一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル、及び前記一般式(3)で示されるアルキルジメチルアミンオキシドを含有する、項1乃至5のいずれかに記載の含水ゲル。
本発明の含水ゲルによれば、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂の吸水力を損なうことなく、界面活性剤を含むことができる。従って、本発明の含水ゲルは、油性の機能性成分であっても容易に含有させることが可能である。
また、本発明の含水ゲルは、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂を使用しており、形状安定性や保水力が良好である。そのため、本発明の含水ゲルを集合物の形態にしても、当該集合物の上層部分から下層部分に亘って、個々の含水ゲルの形状や保水力を安定に保持できる。従って、本発明の含水ゲルを集合物にして容器に収容しても、容器内の含水ゲルの集合物の上層部分から下層部分に至るまで個々の含水ゲルの形状を視認でき、優れた意匠効果を得ることができる。
また、本発明の含水ゲルの好適な一実施態様によれば、含水ゲル自体を透明な状態に保つことができるので、美観が良好であり、その意匠的効果を一層高めることができる。
以下、本発明について詳述する。
本発明の含水ゲルは、(A)アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体の吸水性樹脂を用
いて調製されるものである。かかる吸収性樹脂を使用することによって、形状安定性に優れ、吸水力や保水力も良好な含水ゲルを得ることが可能になる。
本発明で使用されるアクリルアミド−アクリル酸塩共重合体は、ブロック共重合体であっても、ランダム共重合体であってもよい。また、本発明で使用されるアクリルアミド−アクリル酸塩共重合体は、そのアクリルアミドとアクリル酸塩との構成比率についても特に制限されるものではないが、一例としてアクリルアミド:アクリル酸の構成比が10:0.5〜10、好ましくは10:3.3〜8.2、更に好ましくは10:4.3〜6.7のものが例示される。
本発明で使用されるアクリルアミド−アクリル酸塩共重合体としては、例えば、アクリルアミド−アクリル酸アルカリ金属塩共重合体が挙げられ、好ましくはアクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体が挙げられる。
本発明の含水ゲルは、上記吸水性樹脂が後述する成分を吸収して膨潤することにより調製されるので、上記吸水性樹脂は、目的とする含水ゲルの形状や大きさ等を考慮して、その形状やその他の特性を適宜設定される。なお、吸水性樹脂の製造方法は公知であり、本発明では、アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体を用いて公知の方法に従って調製された吸水性樹脂を使用できる。
本発明の含水ゲルにおいて、上記吸水性樹脂の配合割合としては、含水ゲルの用途や使用する界面活性剤の種類等によって異なるが、例えば、該含水ゲルの総量に対して、上記吸水性樹脂が、通常0.7〜20重量%、好ましくは0.8〜10重量%、更に好ましくは0.9〜6重量%が挙げられる。
本発明の含水ゲルは、上記吸水性樹脂をさせてゲルを形成させるために、(B)水を含
有する。本発明の含水ゲルにおいて、水の配合割合は、含水ゲルの用途、含水ゲルの大きさ等に応じて適宜設定されるが、一例として、該含水ゲルの総量に対して、水が50〜99重量%、好ましくは60〜99重量%、更に好ましくは80〜99重量%となる割合が挙げられる。
更に、本発明の含水ゲルは、(C)以下の一般式(1)〜(4)のいずれか少なくとも
1つの界面活性剤を含有する。このような界面活性剤を使用することによって、上記(A)
の吸水性樹脂の吸水力を良好に保持した状態で、界面活性剤を含有する含水ゲルを調製することが可能になる。つまり、他の界面活性剤を使用する生じる上記(A)の吸水性樹脂の
特有の問題が、一般式(1)〜(4)のいずれか少なくとも1つの界面活性剤を採用することにより解消される。
一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル
Figure 0005132073
一般式(1)中、R1は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18、好ましくは13〜15のアルキル基を示す。また、nは5〜18の整数であり、mは0〜8、好ましくは0〜4の整数であり、且つn+m=5〜18を満たす。当該ポリオキシアルキレンアルキルエーテルにおいて、エチレンオキシドとプロピレンオキシドはランダム又はブロック付加体のいずれであってもよい。また、当該ポリオキシアルキレンアルキルエーテルには、R1にプロピレンオキシドが直接結合したものも含まれる。
当該ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、含水ゲルに良好な透明性をも備えさせるという観点からは、以下(C-1-1)及び(C-1-2)示すポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好適である。
(C-1-1)一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数10〜12のアルキル基
、好ましくは分岐状の炭素数10のアルキル基、又は直鎖状の炭素数12のアルキル基であり;nは7〜15の整数であり;mは0〜3、好ましくは0〜2、更に好ましくは0又は1の整数であり;n+m=7〜15を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテル
(C-1-2)一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数13〜18のアルキル基
、好ましくは直鎖状の炭素数13〜15のアルキル基であり;nは12〜18の整数であり;mは0〜4、好ましくは0〜2、更に好ましくは0又は1の整数であり;n+m=13〜18を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテル
当該ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとして、特に好ましくは上記(C-1-1)に示
すポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。中でも、含水ゲルの吸水力及び透明性をより一層顕著ならしめるという観点からは、一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数10〜12のアルキル基、好ましくは直鎖状の炭素数10〜12のアルキル基、特に好ましくは直鎖状の炭素数12のアルキル基であり;nは9〜11の整数であり;mは0を満たすものが好適に使用される。
一般式(2)で示されるポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテル
Figure 0005132073
一般式(2)中、i、j、kは、1〜98の整数であり、且つi+j+k=40〜100を満たす。
当該ポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテルは、含水ゲルに良好な透明性をも備えさせるという観点からは、(C-2)一般式(2)において、i、j、kは、1〜98の整数で
あり、且つi+j+k=90〜100を満たすポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテルが好適なものとして例示される。
一般式(3)で示されるアルキルジメチルアミンオキシド
Figure 0005132073
一般式(3)中、R2は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基、直鎖又は分岐状の炭素数10〜14のアルキル基、更に好ましくは直鎖状の炭素数12のアルキル基である。
一般式(4)で示されるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
Figure 0005132073
一般式(4)中、R3は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基、直鎖又は分岐状の炭素数10〜14のアルキル基、更に好ましくは直鎖状の炭素数12のアルキル基である。また、xは1〜5、好ましくは2〜4、更に好ましくは3の整数を示す。特に、当該ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインとして、(C-4)一般式(4)において、Rが
直鎖又は分岐状の炭素数10〜14のアルキル基、好ましくは直鎖状の炭素数12のアルキル基であり、xは3であるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインには、含水ゲルに対して、良好な保水力に加えて透明性をも備えさせることができるという利点がある。
上記(C)の界面活性剤の中でも、好ましくは、一般式(1)で示されるポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル及び一般式(2)で示されるポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテルであり、特に好ましくは一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。
本発明の含水ゲルには、上記(C)の界面活性剤の中から、1種の化合物を選択して単
独で使用してもよく、また2種以上の化合物を任意に組み合わせて使用してもよい。
本発明の含水ゲルにおける上記(C)の界面活性剤の配合割合は、該界面活性剤の種類
、該含水ゲルの用途等によって異なるが、例えば、該含水ゲルの総量に対して、(C)の
界面活性剤が総量で0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜10重量%、更に好ましくは0.5〜5重量%となる割合が挙げられる。
本発明の含水ゲルには、上記(C)の界面活性剤が含まれているので、親水性の機能性
成分のみならず、油性の機能性成分を含有することができる。本発明において、機能性成分は、含水ゲルの内部に浸透した状態で含まれていてもよいが、含水ゲルの表面に付着した状態で含まれていてもよい。
本発明において、機能性成分は、含水ゲルが使用される環境で所望の機能を発現可能である成分であればよく、含水ゲルの用途に応じて適宜選択される。本発明では、機能性成分として、好ましくは、使用される環境で空気中に揮散可能である成分が挙げられる。機能性成分の具体例としては、芳香成分、消臭成分、防虫成分、抗菌成分等が挙げられる。
具体的には、芳香成分としては、例えば、ラベンダ−、レモン、オレンジ、ジャスミン、ペパ−ミント等の天然香料;リモネン、タ−ピノレン、ゲラニオ−ル、シトロネロ−ル、酢酸エチル等の合成香料;及びこれらのブレンド香料等が挙げられる。
また、消臭成分としては、例えば、イネ、松、ヒノキ、笹等の植物の抽出物;脱塩型ベタイン化合物;変性有機酸化合物;トリエタノールアミン;安定化二酸化塩素;アルデヒド化合物等が挙げられる。
防虫成分としては、例えば、ヒノキチオール、ヒバ油、アリルイソチオシアネート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エタノール、プロパノール、1.8―シネオール等が挙げられる。
抗菌成分としては、例えば、オクチルトリメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムグルコン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、等が挙げられる。
これらの機能性成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。本発明の含水ゲルに使用される機能性成分として、好ましくは、芳香成分及び消臭成分が挙げられ、更に好ましくは油性の芳香成分及び消臭成分が挙げられる。
本発明の含水ゲルにおける機能性成分の配合割合は、機能性成分の種類、該含水ゲルの用途、上記(C)の界面活性剤の種類等によって異なるが、例えば、該含水ゲルの総量に対
して、機能性成分が0.1〜49.3重量%、好ましくは0.2〜39.2重量%、更に好ましくは0.4〜19.1重量%となる割合が挙げられる。
更に、本発明の含水ゲルは、上記の配合成分に加えて、本発明の効果を妨げないことを限度として、必要に応じて、他の界面活性剤;防腐剤;酸化防止剤;紫外線吸収剤;顔料、染料等の色素等の成分を適当量含有することもできる。
本発明の含水ゲルの形状については、特に制限されず、該含水ゲルの用途に応じて適宜設定される。例えば、球状、直方状、星型等の幾何学体であってもよく、また動物、植物、アニメキャラクター等の特殊形状であってもよい。
また、本発明の含水ゲルの大きさについても、特に制限されず、該含水ゲルの用途に応じて適宜設定される。本発明の含水ゲル集合物の形態にする場合であれば、例えば0.05〜5.0cm程度、好ましくは0.1〜5.0cm程度の容積にすることが望まし
い。このような容積の含水ゲルを集合物にして容器に収容しても、集合物の下層部分に存在する含水ゲルは、変形や破損したり、液体を漏出させたりすることなく、形状を安定に保持することができる。従って、本発明の含水ゲルの集合物を容器に収容することによって、容器内の含水ゲルの集合物の上層部分から下層部分に至るまで個々の含水ゲルの形状を視認でき、優れた意匠効果を得ることができる。
本発明の含水ゲルは、公知の方法に従って製造される。即ち、(A)吸水性樹脂、(B)水、(C)特定の界面活性剤、及び必要に応じてその他の成分の所定量を容器に入れて混合し
、容器を密閉し、室温で24時間程度静置して、前記吸水性樹脂に添加成分を吸収させる。この間、必要に応じて、容器を振動させる等の手段により撹拌処理を施してもよい。
以下、試験例及び実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、以下、ポリオキシエチレンを「POE」、またポリオキシプロピレンを
「POP」と略記することもある。
試験例1
透明ガラス容器(約150ml容;底面積約12.6cm)内で、表1に示す成分を含む含水ゲルを調製した。具体的には、容器に所定量の吸水性樹脂(アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体)を添加し、更にその他の配合成分を所定量混合した溶液を容器に添加した。次いで、容器を密閉して室温で24時間静置して吸水性樹脂を膨潤させ、含水ゲルを形成させた。次いで、以下の方法で、吸水性樹脂の吸水力及び含水ゲルの透明性を評価した。
Figure 0005132073
<吸水性樹脂の吸水力の評価>
吸水性樹脂に吸収されずに容器内に残存している液体を観察して、吸水性樹脂の吸水力を評価した。具体的には、吸水性樹脂の吸水力は、以下の判定スコアに従ってスコア化した。なお、参考のため、下記の各々の判定スコア値に対応する状態を写真撮影したものを図1に示す。
判定スコア
5: 液体が殆ど残存していない
4: 容器底部において、液体が水滴状で僅かに残存している
3: 容器底部において、部分的に液体が残存している
2: 容器の側面から観察すると液体の残存を視認できないが、容器底部の底部の全面に液体が残存している
1: 容器の側面からも視認できる程度に、液体が残存している。
<含水ゲルの透明性の評価>
形成された含水ゲルを目視にて観察して、その透明性について評価した。具体的には、含水ゲルの透明性は、以下の判定スコアに従ってスコア化した。なお、参考のため、下記の各々の判定スコア値に対応する状態を写真撮影したものを図2に示す。
判定スコア
5: 極めて透明性が高く、光沢も顕著に感じられる
4: 透明で光沢がある
3: 僅かに白色化されており、半透明である
2: 白色化されており、半透明乃至不透明である
1: 白色化が著しく、不透明である。
得られた結果を表2に示す。No.1-1〜1-21の界面活性剤のいずれでも、吸水力の判定スコアは4以上であった。この結果から、界面活性剤として、一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルを使用することによって、アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体の吸水性樹脂の吸水力を低下させることなく、界面活性剤の配合が可能になることが分かった。また、前述する(C-1-1)及び(C-1-2)示すポリオキシアルキレンアルキルエーテルを使用した場合には、透明性の判定スコアが全て4以上であり、含水ゲルに優れた透明性を兼ね備えさせ得ることも明らかになった。
Figure 0005132073
試験例2
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの代わりに、表3に示すポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテルを界面活性剤として用いること以外は、上記試験例1と同様の方法で、含水ゲルを調製して、吸水性樹脂の吸水力及び含水ゲルの透明性を評価した。
得られた結果を表3に示す。界面活性剤として、一般式(2)で示されるポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテルを使用しても、一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルの場合と同様に、アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体の吸水性樹脂の吸水力を低下させることなく、界面活性剤の配合が可能になることが分かった。
Figure 0005132073
試験例3
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの代わりに、表4に示すアルキルジメチルアミンオキシド又はヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインを界面活性剤として用いること以外は、上記試験例1と同様の方法で、含水ゲルを調製して、吸水性樹脂の吸水力及び含水ゲルの透明性を評価した。
得られた結果を表4に示す。界面活性剤として、一般式(3)で示されるアルキルジメチルアミンオキシド又は一般式(4)で示されるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインを使用しても、一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルの場合と同様に、アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体の吸水性樹脂の吸水力を低下させることなく、界面活性剤の配合が可能になることが分かった。また、一般式(4)で示されるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインを使用した場合には、含水ゲルに優れた透明性をも備えさせることができた。
Figure 0005132073
比較試験例1
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの代わりに、表5に示す各種界面活性剤を用いること以外は、上記試験例1と同様の方法で、含水ゲルを調製して、吸水性樹脂の吸水力
及び含水ゲルの透明性を評価した。
得られた結果を表5に示す。この結果から、他種の界面活性剤を使用すると、アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体の吸水性樹脂の吸水力の低下を引き起こすことが分かった。また、表5に示す界面活性剤には、含水ゲルの透明性を消失させて白色を呈するものがあったが、これらにより呈される白色は、色むらがあったり、濁った色を呈したりするため、含水ゲルの美観を損ねるという結果を招いていた。
以上の結果から明らかなように、上記試験例1−3で示されている吸水性樹脂の吸水力及び含水ゲルの透明性に関する優れた効果は、特定の界面活性剤を選択して使用することによって初めて獲得されるものである。
Figure 0005132073
試験例1−3及び比較試験例1において使用した「吸水性樹脂の吸水力」の判定基準の目安である。 試験例1−3及び比較試験例1において使用した「含水ゲルの透明性」の判定基準の目安である。

Claims (4)

  1. (A)アクリルアミド−アクリル酸塩共重合体を含む吸水性樹脂、
    (B)水、
    (C)一般式(1)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル
    Figure 0005132073
    (式(1)中、R1は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基を示し、
    nは5〜18の整数であり、mは0〜8の整数であり、且つn+m=5〜18を満たす。)、
    一般式(2)で示されるポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテル
    Figure 0005132073
    (式(2)中、i、j、kは、1〜98の整数であり、且つi+j+k=40〜100を満たす。)、
    一般式(3)で示されるアルキルジメチルアミンオキシド
    Figure 0005132073
    (式(3)中、R2は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基を示す。)、及び
    一般式(4)で示されるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
    Figure 0005132073
    (式(4)中、R3は、直鎖又は分岐状の炭素数10〜18のアルキル基を示し、xは1〜5の整数を示す。)
    よりなる群から選択される少なくとも1種の界面活性剤、並びに
    使用される環境で空気中に揮散可能な芳香成分、消臭成分、防虫成分、及び抗菌成分からなる群から選択される少なくとも1種の機能性成分
    を含有することを特徴とする、含水ゲル。
  2. (C)成分が、
    (C-1-1)一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数10〜12のアルキル基であり、nは7〜15の整数であり、mは0〜3の整数であり、且つn+m=7〜15を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテル;
    (C-1-2)一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数13〜18のアルキル基であり、nは12〜18の整数であり、mは0〜4の整数であり、且つn+m=13〜18を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテル;
    (C-2)一般式(2)において、i、j、kは、1〜98の整数であり、且つi+j+k=90〜100を満たすポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテル;及び
    (C-4)一般式(4)において、R3が直鎖又は分岐状の炭素数10〜14のアルキル基であり、xは3であるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
    よりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の含水ゲル。
  3. (C)成分が、一般式(1)において、R1が直鎖又は分岐状の炭素数10〜12のアルキル基であり、nは9〜11の整数であり、且つmは0を満たすポリオキシアルキレンアルキルエーテルである、請求項1又は2に記載の含水ゲル。
  4. 機能性成分として芳香成分及び消臭成分からなる群から選択される少なくとも1種の機能性成分を有する請求項1乃至3のいずれかに記載する含水ゲルの集合物からなる芳香剤または消臭剤。
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