JP5131459B2 - 遠隔保守アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、LAN機器のネットワーク環境を遠隔からモニタする装置に関する。
遠隔保守システムにおいて、保守対象装置の接続されているネットワークのルータやゲートウェイに起因して、インターネットへのアクセスが遅いとか外部サーバに接続できない等の障害が発生した場合、該保守対象装置の設定内容やログ情報を遠隔保守サイトで把握することは一般的に行われているが、実際に保守対象装置が操作した状況を再現することはできない。従って、従来は保守対象装置のネットワーク環境に障害が発生した場合には、状況確認や原因調査のために、当該装置が設置されている遠隔の地まで出向く必要があり、障害に対し迅速、かつ的確な対策が取れないといった問題があった。
これに対して、特許文献1では、装置に発生した障害の状況を保守情報としてメールで遠隔PCへ送信する手段が開示されている。
特開2000−029807
しかしながら、特許文献1に記載の技術によって、保守対象装置が保有する障害情報を遠隔保守装置側で取得する事はできるが、障害がネットワーク環境に起因する場合に実際に障害が発生したネットワーク環境を使用して、障害内容の確認分析をすることはできない。
したがって、保守対象装置が接続されているネットワーク環境に起因する障害に遭遇した場合、実際に該ネットワーク環境を用いて再現実験により障害情報を収集するために、保守員の派遣あるいは現地作業者の協力を得る必要がり、迅速かつ的確な対応ができないという問題は依然として解決されないまま残されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされてものであり、保守対応装置の設置されている遠隔の地に保守員を派遣することなくネットワーク環境の障害情報を収集し、迅速かつ的確な対応を可能とするものである。
上記課題を解決するために、本発明では保守対象装置の接続されているネットワークと同一のネットワーク環境に保守アダプタを接続し、遠隔保守装置より該保守アダプタをリモートコントロールし、障害時に該保守対象装置が行ったのと同一の操作を該保守アダプタに行わせ、それにより該ネットワーク環境を使用した状況を再現し、生のデータを採取し、そのデータを該保守アダプタより該遠隔保守装置に送付する。
また本発明では、保守アダプタへの遠隔保守装置からのリモートコントロールは、保守対象装置の接続されているネットワーク環境を用いることなく、別の保守専用のネットワークから操作を行うことができるように構成し、その結果、発生した障害の如何に関係なく保守アダプタに確実に状況再現の指示ができ、かつ、実際の障害発生の調査は保守対象装置の接続されたネットワーク網を使用することができる。
具体的本発明では、対象のLAN機器と同一のLAN(Local Area Network)に遠隔保守アダプタを設置し、該遠隔保守アダプタは遠隔保守装置と通信する遠隔保守装置通信手段と該遠隔保守装置からテスト開始コマンドを受信するテスト開始コマンド受信手段と該テスト開始コマンドが指定する宛先へ前記LANを介して所定のテストデータを送信するテストデータ送信手段とテストデータに応答するテスト結果データを受信する応答データ受信手段と、受信した該テスト結果データを前記遠隔保守装置へ転送するテスト結果データ転送手段を有し、前記遠隔保守装置からテスト開始コマンドを受信した場合に、該テスト開始コマンドが指定する宛先へ前記LANを介して前記テストデータを送信し、前記送信したテストデータに応答する通信の正常性または測定された通信速度に係るテスト結果データを受信したならば、前記受信したテスト結果データを前記遠隔保守装置へ転送することを特徴とする。


本発明によれば、顧客宅へ出向かずに顧客が使用しているネットワーク環境を使用して顧客と同様な操作を行うことができるので、ネットワーク環境に起因する障害であっても、実際の障害内容を遠隔から確認分析することができるため、障害に対して迅速かつ的確な対応ができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
LAN機器がIP網に接続されている速度計測サーバへアクセスしてネットワークの通信速度を計測する動作を例にして、遠隔保守装置からLAN機器が接続されているネットワーク環境を使用して、ネットワークの通信速度を計測する動作について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る遠隔保守アダプタの接続を示した接続構成図である。図示するように、本実施形態の遠隔保守アダプタ200は、IP網100に接続されたルータ/ゲートウェイ101で構成されるLAN102に、LAN機器300と同じように接続される。また、IP網100には速度計測サーバ500が接続され、遠隔保守網110には遠隔保守装置400が接続される。
LAN機器300は、IP網100に接続された速度計測サーバ500(ダウンロードサーバなどのネットワークを通じてサービスを実現するサーバでもよい)へアクセスする。速度計測サーバ500は、LAN機器300の要求により、接続に用いられたネットワークの通信速度を計測し、LAN機器300へ通信速度の測定結果データ(以下、テスト結果データと呼称)を返送する。
遠隔保守装置400は、LAN102に接続された遠隔保守アダプタ200へ遠隔保守網110を経由してログインを行い接続し、遠隔保守アダプタ200をコントロールする。遠隔保守アダプタ200は、遠隔保守装置の指示に従い、速度計測サーバにアクセスし、通信速度のテスト結果データを受領し、該データを遠隔保守装置400へ送信する。
本発明の遠隔保守アダプタ200は、ルータ/ゲートウェイ101などのパケット中継装置へ組み込んでも良い。
図2は、遠隔保守アダプタの機能ブロック図である。
図示するように、遠隔保守アダプタ200は、LANインタフェース処理部209と、テストデータ送信部208と、応答データ受信部210と、テスト結果データ転送部211と、アドレス変換部207と、遠隔保守装置通信部201を有する。
遠隔保守装置通信部201は、保守網インタフェース処理部202と、遠隔保守応答コマンド送信部205と、テスト開始コマンド受信部203と、許可ID登録部204と、遠隔保守装置通信制御部206を有する。
遠隔保守装置通信部201は、遠隔保守装置400からのテスト開始コマンドを受信し、速度計測サーバ500にアクセスし、該コマンドを実行し、受信したテスト結果データを遠隔保守装置400へ送信する。
保守網インタフェース処理部202は、遠隔保守網110から受信したIPパケットが遠隔保守アダプタ宛のパケットかを判断し、遠隔保守アダプタ宛のパケットの場合は、テスト開始コマンド受信部203へパケットを引き渡す。
テスト開始コマンド受信部203は、保守網インタフェース処理部202より引き渡された該パケットをチェックし、ログイン要求パケットの場合は、該パケットよりIDを抽出し許可ID登録部204に引き渡す。
該IDは、やり取りされるデータが、遠隔保守アダプタ200を遠隔より保守する遠隔保守装置400の制御コードであることを示し、許可ID登録部204は該IDを登録する。
該IDは、遠隔保守装置400からのコマンドデータにも含まれ、テスト開始コマンド受信部203は、コマンドデータに含まれるIDが許可ID登録部204に登録されているIDと一致するかをチェックし、一致する場合はコマンドデータを遠隔保守装置通信制御部206へ引き渡す。このコマンドデータは、例えば速度計測サーバ500に送られるテストデータとして用いられる。
LANインタフェース処理部209は、テストデータ送信部208からの指示によるテストデータを速度計測サーバ500へ送信し、また、LAN側ネットワーク102から受信したIPパケットが、送信した該テストデータに対する速度計測サーバ500からの結果を示す応答データパケットであるかを判断する。
テストデータ送信部208は、アドレス変換部207から受け取ったテスト開始コマンドパケットにテストデータを含めてLANインタフェース処理部209へ引き渡す。なお、テスト開始コマンドに含まれるテストデータは、予め遠隔保守アダプタに用意されているものであっても良く、遠隔保守装置がテスト開始コマンドと対応付けてコマンドデータとして送信して来たものであっても良い。
応答データ受信部210は、LANインタフェース処理部209から引き渡された応答データパケットをテスト結果データとしてテスト結果転送部211へ引き渡す。
テスト結果データ転送部211は、LAN側ネットワーク102から受信した該テスト結果データを遠隔保守装置400へ送信するために、該テスト結果データをアドレス変換部207へ引き渡す。
遠隔保守応答コマンド送信部205は、アドレス変換部207から渡されたテスト結果データを遠隔保守装置400へ送信する。
図3は、アドレス変換部207で使用するアドレス変換テーブル20700である。
アドレス変換部207は、受信したIPパケットの送信元アドレス20701と送信先アドレス20702を登録する。
例えば遠隔保守装置400から遠隔保守アダプタ200へ送信されたIPパケットは、送信元アドレスを遠隔保守装置アドレスとし、送信先アドレスを遠隔保守アダプタのアドレスとしてレコード1に登録する20703。
遠隔保守アダプタ200から遠隔保守装置400へ送信されたIPパケットは、送信元アドレスを遠隔保守アダプタアドレスとし、送信先アドレスを遠隔保守装置アドレスとしてレコード2に登録する20704。
遠隔保守アダプタ200から速度計測サーバ500へ送信されたIPパケットは、送信元アドレスを遠隔保守アダプタのアドレスとし、送信先アドレスを速度計測サーバアドレスとしてレコード3に登録する20705。
速度計測サーバ500から遠隔保守アダプタ200へ送信されたIPパケットは、送信元アドレスを速度計測サーバアドレスとし、送信先アドレスを遠隔保守アダプタのアドレスとしてレコード4に登録する20106。
アドレス変換部207は、登録した送信元アドレス20701と送信先アドレス20702を利用することにより、遠隔保守装置400から遠隔保守網110を介して遠隔保守アダプタ200へ送られてきたテスト開始コマンドパケットあるいはコマンドデータパケットを遠隔保守アダプタ200からルータ/ゲートウェイ101を介して速度計測サーバ500へ転送するのに変換テーブル20700のレコード3を参照して、あたかも遠隔保守アダプタが送信元であるように該パケットの送信元のIPアドレスを自アダプタのLAN102側IPアドレス20705に変換する。
また、同じように速度計測サーバ500からルータ/ゲートウェイ101を介して遠隔保守アダプタ200へ送られてきた応答データパケットあるいはテスト結果データパケットを遠隔保守アダプタ200から遠隔保守網110を介して遠隔保守装置400へ転送するのに変換テーブル20700のレコード2を参照して、あたかも遠隔保守アダプタが送信元であるように該パケットの送信元のIPアドレスを自アダプタの遠隔保守網110側のIPアドレス20704に変換する。
アドレス変換部207で前記IPアドレスを変換することにより、遠隔保守装置400は遠隔保守アダプタ200との間でIPパケットの送受を行い、速度計測サーバ500も遠隔保守アダプタとの間でIPパケットの送受を行うだけで、遠隔保守装置400および速度計測サーバ500はお互いに相手を意識することなく、通信速度計測指示およびテスト結果データのやり取りに必要なパケットの送受信をすることができる。
図4は、遠隔保守アダプタ200の動作を説明するためのフロー図である。
保守網インタフェース処理部202は、遠隔保守網110から自遠隔保守アダプタ200宛のIPパケットを受信したかを監視する(S401)。
遠隔保守網110から自遠隔保守アダプタ宛のIPパケットを受信するとテスト開始コマンド受信部203へデータを引き渡す(S401でYes)。テスト開始コマンド受信部203は、ログイン要求であるかを判断し、ログイン要求であるなら(S402でYes)、保守モードを設定(S403)し、遠隔保守装置400からの制御コードであることを認識する許可IDを抽出し、許可ID登録部204へ引き渡し、該IDを登録する(S404)。
次に遠隔保守装置通信制御部206へ保守モードを引き渡し、該遠隔保守装置通信制御部206は、LAN側ネットワーク102で使用するIPアドレスをルータ/ゲートウェイ101より取得するために、LANインタフェース処理部209に指示してIPアドレス要求を送信し、IPアドレスを取得する(S405)。具体的には、例えばルータ/ゲートウェイ101がDHCPサーバ機能を有しており、LANインタフェース処理部209はブロードキャストにてDHCPディスカバーを送信し、ルータのIPアドレスを取得する。そして、ステップ401に戻る
その後、テスト開始コマンド受信部203で受信したIPパケットのIDが、許可ID登録部204で登録している許可IDに一致するかをチェックし、許可IDと一致しなければIPパケットの受信監視を継続する(S406でNo)。
受信したIPパケットのIDが許可IDに一致したとき(S406でYes)、テスト開始コマンド受信部203は該IPパケットが遠隔保守装置400からのテスト開始コマンドであるかをチェックし、テスト開始コマンドでないならIPパケット受信を継続する(S407でNo)。
テスト開始コマンドであるなら(S407でYes)、該パケットは遠隔保守装置通信制御部206に引き渡され、遠隔保守装置通信制御部206はLAN側ネットワーク102を介してIP網100に接続されている速度計測サーバ500に対して該テスト開始コマンドに対応した速度計測データを送信する。そのために、アドレス変換部207に該パケットを転送し、アドレス変換部207では、アドレス変換テーブル20700の送信元アドレス20701および送信先アドレス20702を参照して、送信先アドレスを速度計測サーバのアドレスに、送信元アドレスを自遠隔保守アダプタのLAN側アドレスに変換する(S408)。
アドレス変換部207は、テストデータ送信部208へ速度計測データパケットを引き渡し、テストデータ送信部208は、速度計測データパケットをLANインタフェース処理部209を介してLAN側ネットワーク102へ送信する(S409)。
LANインタフェース処理部209は、LAN側ネットワーク102から自遠隔保守アダプタ宛のIPパケットを受信したかを監視する(S410)。
LAN側ネットワーク102から自遠隔保守アダプタ宛のIPパケットを受信したならば(S410でYes)、応答データ受信部210でIP網100に接続されている速度計測サーバ500からのテスト結果データであるか否かを監視し、テスト結果データで無ければ継続してIPパケットの受信を監視する(S411でNo)。
テスト結果データを受信したならば(S411でYes)、テスト結果データ転送部211へ受信パケットを引き渡し、テスト結果データ転送部211では速度計測サーバ500からのテスト結果データを遠隔保守網110に接続されている遠隔保守装置400へ送信するために、アドレス変換部207へ該受信パケットを引き渡す。
アドレス変換部207では、該受信パケットの送信先アドレスを遠隔保守装置のアドレスに変換し、さらに送信元アドレスを遠隔保守網110で使用している遠隔保守アダプタ200のアドレスに変換して、遠隔保守応答コマンド送信部205へ該受信パケットを引き渡す。遠隔保守応答コマンド送信部205は、保守網インタフェース処理部202を介して、遠隔保守網110へ該受信パケットを前記テスト開始コマンドに対する応答コマンドとして送信する(S413)。
図5は、遠隔保守装置400から遠隔保守アダプタ200を使用して速度計測サーバ500へのネットワーク速度を遠隔より計測する動作例を具体的に説明するためのシーケンス図である。
はじめに、LAN機器300がLAN102,ルータ/ゲートウェイ101,IP網100を介してネットワーク速度計測のサーバ500へアクセスし、計測結果を受信する。
具体的には、LAN機器300は、ユーザ操作により速度計測データ(IPパケット)をルータ/ゲートウェイ101へ送信する(S501)。ルータ/ゲートウェイ101はIP網100に接続されている速度計測サーバ500へ該速度計測データを送信する。速度計測サーバ500は、測定したネットワーク速度を示すテスト結果データをIP網100に接続されたルータ/ゲートウェイ101へ送信する(S502)。該テスト結果データを受信したルータ/ゲートウェイ101は、LAN機器300へテスト結果データを転送する。
この動作により、LAN機器300はルータ/ゲートウェイ101を介してIP網100に接続された速度計測サーバ500が測定したネットワーク速度のテスト結果データを入手することができる。このとき例えば測定されたネットワーク速度が著しく遅く、その原因がわからない場合、LAN機器300がルータ/ゲートウェイ101を介してIP網100に接続した速度計測サーバ500へアクセスする経路に問題がないか、また、ルータ/ゲートウェイ101の設定に問題がないかを調査する必要が生じてくる。
そこで遠隔保守装置400より遠隔保守アダプタ200を介して速度計測サーバ500がネットワーク速度を計測するシーケンスを説明する。
遠隔保守装置400は、遠隔操作にてログイン要求(IPパケット)を遠隔保守網110を介して遠隔保守アダプタ200へ送信する(S503)。
遠隔保守アダプタ200は、ログイン要求を認識して遠隔保守モードとし許可ID登録部204へログイン許可を証明するIDを登録する(S504)。
遠隔保守アダプタ200は、LAN側ネットワーク102で使用するIPアドレスをルータ/ゲートウェイ101へ要求する(S505)。
ルータ/ゲートウェイ101は、LAN側IPアドレスを遠隔保守アダプタ200へ返送する(S506)。遠隔保守アダプタ200は、受信したIPアドレスをLAN側のIPアドレスとしてアドレス変換部207のアドレス変換テーブル20700に登録する(S507)。
次に、遠隔保守装置400から遠隔保守アダプタ200に指示をして速度計測サーバ500へネットワーク速度の計測をおこなわせる。遠隔保守装置400から速度計測開始のために遠隔保守網110を介して、遠隔保守アダプタ200へテスト開始コマンドを送信する(S508)。
遠隔保守アダプタ200は、テスト開始コマンドのパケットを受信し、該パケットの含まれるIDが許可ID登録部に記録されているIDと一致するかをチェックする。ID一致が確認されるとアドレス変換部207のアドレス変換テーブル20700を用いて、該パケットの送信先アドレスを遠隔保守アダプタの遠隔保守網110側アドレスから速度計測サーバのアドレスに変換し、送信元アドレスを遠隔保守制御装置400のアドレスから前記取得した遠隔保守アダプタ200のLAN側アドレスへ変換する(S509)。
遠隔保守アダプタ200は、速度計測データをルータ/ゲートウェイ101を介して速度計測サーバ500へ送信する(S510)。速度計測サーバ500は、ネットワークの該速度計測データを受信しながら速度計測を行いテスト結果データをルータ/ゲートウェイ101を介して遠隔保守アダプタ200へ返送する(S511)。
テスト結果データを受信した遠隔保守アダプタ200は、アドレス変換テーブル20700を参照して、該テスト結果データのIPパケットの送信先アドレスを自遠隔保守アダプタのLAN102側のから遠隔保守装置400のアドレスに変換し、送信元アドレスを速度計測サーバのアドレスから遠隔保守装置の収容されている遠隔保守網110における自遠隔保守アダプタのアドレスへ変換(S512)する。
遠隔保守アダプタ200は、IPアドレス変換後、テスト結果データパケットを遠隔保守網110を介して遠隔保守装置400へ返送する(S513)。
以上、本発明の実施形態を説明したが、遠隔保守アダプタ200の機能をIP網100に接続したルータ/ゲートウェイ101に組み込んでも良い。この場合、ルータ/ゲートウェイ101のテスト開始コマンド受信部203でログインと遠隔保守データを認識し、アドレス変換部207で送信元アドレスと送信先アドレスを変換し、さらに遠隔保守装置通信制御部206より、IP網100に接続された速度計測サーバ500へアクセス動作を行う。このとき、LAN側ネットワーク102へは特別な機器を用意せずにルータ/ゲートウェイ101のみで実現することができる。
また、説明した実施形態は遠隔保守アダプタ200への接続は、遠隔保守網110を利用したが、IP網100と遠隔保守網110が同一であってもよい。
接続構成図 機能ブロック図 アドレス変換テーブル フローチャート 動作シーケンス
符号の説明
100 IP網
101 ルータ/ゲートウェイ
102 ローカルエリアネットワークLAN
110 遠隔保守で使用される網
200 遠隔保守アダプ
201 遠隔保守装置通信部
202 保守網インタフェース処理部
203 テスト開始コマンド受信部
204 許可ID登録部
205 遠隔保守応答コマンド送信部
206 遠隔保守装置通信制御部
207 アドレス変換部
208 テストデータ送信部
209 LANインタフェース処理部
210 応答データ受信部
211 テスト結果データ転送部
300 LAN機器
400 遠隔保守装置
500 速度計測サーバ
20700 アドレス変換テーブル
20701 送信元アドレス
20702 送信先アドレス
20703 レコード1
20704 レコード2
20705 レコード3
20706 レコード4

Claims (5)

  1. 対象のLAN機器と同一のLAN(Local Area Network)に接続される遠隔保守アダプタであって、
    遠隔から自アダプタを制御する遠隔保守装置と通信する遠隔保守装置通信手段と、
    前記遠隔保守装置からテスト開始コマンドを受信するテスト開始コマンド受信手段と、
    該テスト開始コマンドが指定する宛先へ前記LANを介して所定のテストデータを送信するテストデータ送信手段と、
    前記テストデータ送信手段が送信したテストデータに応答するテスト結果データを受信する応答データ受信手段と、
    前記応答データ受信手段により受信したテスト結果データを前記遠隔保守装置へ転送するテスト結果データ転送手段と、
    を有し、
    前記遠隔保守装置からテスト開始コマンドを受信した場合に、該テスト開始コマンドが指定する宛先へ前記LANを介して前記テストデータを送信し、前記送信したテストデータに応答する通信の正常性または測定された通信速度に係るテスト結果データを受信したならば、前記受信したテスト結果データを前記遠隔保守装置へ転送することを特徴とする遠隔保守アダプタ。
  2. 請求項1に記載のアダプタであって、
    前記遠隔保守装置通信手段は、前記保守対象の機器が接続されたLANとは異なるネットワークを介して前記遠隔保守装置と通信することを特徴とする遠隔保守アダプタ。
  3. 請求項1または2に記載のアダプタであって、
    前記所定のテストデータは、前記テスト開始コマンドと対応付けられて前記遠隔保守装置から受信したテストデータであることを特徴とする遠隔保守アダプタ。
  4. 請求項1、2または3に記載のアダプタであって、
    前記遠隔保守装置から受信したテスト開始コマンドを含むパケットの送信元アドレスを前記LAN内で使用する自アダプタのアドレスに変換した後に、前記テストデータ送信手段が該パケットを送信することを特徴とする遠隔保守アダプタ。
  5. 請求項1、2または3に記載のアダプタであって、
    前記応答データ受信手段が受信したテスト結果データを含むパケットの送信元アドレスを前記遠隔保守装置の接続されたネットワーク内で使用する自アダプタのアドレスに変換し、該変換されたアドレスへ当該パケットを送信することを特徴とする遠隔保守アダプタ。
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