JP5129030B2 - ベルト体、ベルト搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

ベルト体、ベルト搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ベルト体、該ベルト体を備えたベルト搬送装置および該ベルト体を備えた画像形成装置に関する。特にインフレーション成形により形成された無端状のベルト本体を有するベルト体、該ベルト体を備えたベルト搬送装置および該ベルト体を備えた画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置として、感光体ドラムのトナー像を中間転写ベルト(ベルト体)に転写(1次転写)した後、中間転写ベルト上のトナー像を2次転写ローラとのニップ部で用紙に一括的に転写(2次転写)することで、当該用紙に画像を形成するものが知られている(例えば、特許文献1)。
上記中間転写ベルトは、一般に無端状であり、インフレーション成形によって形成される。図5は、押出し成形機を用いたインフレーション成形による中間転写ベルトの形成方法を説明するための押出し成形機の概略図である。この形成方法では、まず、図5に示す押出し成形機1に投入された原料2を、当該押出し成形機1のダイス3から押出しながら冷却用空気4で冷却する。これによって、図6に示すように、ある程度固まった筒状のチューブ体5aを形成する。次に、前記チューブ体5aを、押出し成形機1上部の一対のピンチローラ6で図7に示すように偏平に押し潰し、その潰されたチューブ体5bを同心状に巻き取る。そして、上記巻き取られたチューブ体5bを巻取り方向に所定の寸法(中間転写ベルトの幅寸法)にカットすることにより、中間転写ベルトを得ている。
このようにインフレーション成形により形成された中間転写ベルトは、チューブ体5bの偏平端に相当する当該中間転写ベルトの回転方向の2箇所に折り目跡部を有している。この折り目跡部は、熱処理等によって最終的に外観上目立たなくなる。
特開平11−59962号公報
しかしながら、上記折り目跡部は、当該折り目跡部が形成される段階で中間転写ベルトの他の部分よりも薄くなっており、その分だけ強度が低くなっている。このため、中間転写ベルトを張設して駆動する際に、中間転写ベルトに加わる引っ張り応力や曲げ応力等の様々な負荷によって中間転写ベルトの折り目跡部の端部に割れが生じやすくなっている。そこで、従来から、中間転写ベルトの耐久性を向上させたいという要望があった。
本発明は上記のような要望に応えるためになされたものであり、本発明の目的は、耐久性に優れたベルト体、該ベルト体を備えたベルト搬送装置および該ベルト体を備えた画像形成装置を提供することにある。
請求項1の発明は、無端状のベルト本体と、長板状の部材であって、前記ベルト本体の蛇行を規制するための第1蛇行防止部材とを備えたベルト体であって、前記ベルト本体は当該ベルト本体の幅方向に延びる折り目跡部を有しており、前記第1蛇行防止部材は、前記ベルト本体の周面の幅方向一端上に、前記折り目跡部の幅方向一端を覆うと共に、当該第1蛇行防止部材の長さ方向の両端がベルト本体の回転方向に突き合わされる姿勢で取付けられており、前記第1蛇行防止部材の両端の突合せ部は、前記折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のベルト体において、前記ベルト本体はインフレーション成形により形成されており、前記折り目跡部は前記インフレーション成形によるベルト形成時に生じたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のベルト体において、前記折り目跡部はその厚さが他の部分よりも薄い薄肉部であることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のベルト体において、ベルト体は、長板状の部材であって、前記ベルト本体の蛇行を規制するための第2蛇行防止部材をさらに備えており、前記第2蛇行防止部材は、前記ベルト本体の周面の幅方向他端上に、前記折り目跡部の幅方向他端を覆うと共に、当該第2蛇行防止部材の長さ方向の両端がベルト本体の回転方向に突き合わされる姿勢で取付けられており、前記第2蛇行防止部材の両端の突合せ部は、前記折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載のベルト体において、前記第1蛇行防止部材の両端の突合せ部がベルト体の回転方向の第1位置に配置され、前記第2蛇行防止部材の両端の突合せ部が、前記第1位置から前記ベルト体の回転方向に所定距離だけずれた第2位置に配置されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、第1ローラと、第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラに掛け回されたベルト体とを備えたベルト搬送装置であって、前記ベルト体は請求項1〜5のいずれかに記載のベルト体であることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、トナー像を担持可能な感光体ドラムと、前記感光体ドラムに接触し、複数のローラに掛け回された無端状の中間転写ベルトと、前記感光体ドラム上に形成されたトナー像を前記中間転写ベルトに転写する1次転写ローラと、前記中間転写ベルト上のトナー像を用紙に転写する2次転写ローラとを備えた画像形成装置であって、前記中間転写ベルトは請求項1〜5のいずれかに記載のベルト体であることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部を、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置し、第1蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向一端を覆うようにしたので、ベルト本体の比較的強度の低い折り目跡部の一端を第1蛇行防止部材により確実に補強することができる。従って、上記ベルト体は、従来のベルト体と比べて耐久性に優れている。
また、請求項1の発明によれば、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部を、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置したので、ベルト体をベルト搬送装置や画像形成装置に装着した場合には、ベルト体の周回駆動に伴う振動が大きくなり過ぎるのを防ぐことができる。すなわち、ベルト体を支持駆動するためのローラ等の設置箇所を、突合せ部および折り目跡部が通過する際に、突合せ部および折り目跡部の凹凸形状に起因して微小な振動が発生する。このため、突合せ部と折り目跡部とがベルト体の回転方向にずれている場合には、上記ローラ設置箇所を折り目跡部と突合せ部とが別々のタイミングで通過することになるので、折り目跡部がローラ設置箇所を通過する際に発生する振動と、突合せ部がローラ設置箇所を通過する際に発生する振動との発生タイミングをずらすことができる。従って、上記のように、振動が増幅されて大きくなり過ぎるのを防ぐことができるので、ベルト体の振動に起因する種々の不都合の発生を未然に防止することができる。
請求項2の発明によれば、ベルト本体はインフレーション成形により形成されているので、無端状のベルト体を容易に入手することができる。また、折り目跡部はインフレーション成形によるベルト形成時に生じたので、第1蛇行防止部材をベルト体に取り付ける際に、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部を折り目跡部から確実にずらして配置することで、折り目跡部の端部からの割れ発生を抑制することができる。従って、上記ベルト体は、インフレーション成形により形成された従来のベルト体と比べて耐久性に優れている。
請求項3の発明によれば、折り目跡部が薄肉部であるので、第1蛇行防止部材によってベルト本体の他の部分よりも比較的強度の低い薄肉部からの割れ発生を抑えることができる。従って、上記ベルト体は、従来のベルト体と比べて耐久性に優れている。
請求項4の発明によれば、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部だけでなく第2蛇行防止部材の両端の突合せ部をも、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置し、且つ、第1蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向一端を覆うと共に第2蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向他端を覆うようにしたので、折り目跡部の一端が第1蛇行防止部材により確実に補強だけでなく、折り目跡部の他端も第2蛇行防止部材により確実に補強することができる。即ち、ベルト本体中の折り目跡部の両端を両蛇行防止部材により確実に補強することができる。その結果、折り目跡部の両端に割れが発生するのを抑えることができる。従って、第1蛇行防止部材と第2蛇行防止部材とを有するベルト体は、第1蛇行防止部材のみを有するベルト体と比べて、さらに耐久性に優れている。
請求項5の発明によれば、第2位置が第1位置からベルト体の回転方向に所定距離だけずらして配置したので、ベルト体をベルト搬送装置や画像形成装置に装着した場合には、各突合せ部が例えばローラ設置箇所や1次転写位置を通過する際にそれぞれ発生する振動の発生タイミングをずらすことができる。これにより、両突合せ部による振動が増幅されて大きくなるのを抑えることができるので、ベルト体の振動に起因する種々の不都合の発生をより一層防止することができる。
請求項6の発明によれば、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部を、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置し、第1蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向一端を覆うようにしたので、ベルト本体の比較的強度の低い折り目跡部の一端を第1蛇行防止部材により確実に補強することができる。そして、折り目跡部が薄肉部である場合には、第1蛇行防止部材により、薄肉部からの割れ発生を抑えることができる。また、このベルト搬送装置は、既存の蛇行防止部材を有効に利用しているので、従来のベルト体を装着したベルト搬送装置と比べて、部品点数を増加させることなく、優れた耐久性を示す。
また、請求項6の発明によれば、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部を、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置したので、ベルト体の周回駆動に伴うベルト搬送装置の振動が大きくなり過ぎるのを防ぐことができる。即ち、ベルト体を支持駆動するための第1ローラまたは第2ローラの設置箇所を、突合せ部および折り目跡部が通過する際に、突合せ部および折り目跡部の凹凸形状に起因して微小な振動が発生する。このため、突合せ部と折り目跡部とがベルト体の回転方向にずれている場合には、上記ローラ設置箇所を折り目跡部と突合せ部とが別々のタイミングで通過することになるので、折り目跡部がローラ設置箇所を通過する際に発生する振動と、突合せ部がローラ設置箇所を通過する際に発生する振動との発生タイミングをずらすことができる。従って、上記のように、ベルト搬送装置に生じる振動が増幅されて大きくなり過ぎるのを防ぐことができる。
そして、請求項6の発明において、ベルト体が請求項4のベルト体である場合には、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部だけでなく第2蛇行防止部材の両端の突合せ部をも、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置し、且つ、第1蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向一端を覆うと共に第2蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向他端を覆うようにしたので、折り目跡部の一端が第1蛇行防止部材により確実に補強だけでなく、折り目跡部の他端も第2蛇行防止部材により確実に補強することができる。即ち、ベルト本体中の折り目跡部の両端を両蛇行防止部材により確実に補強することができる。第1蛇行防止部材と第2蛇行防止部材とを有するベルト体は、第1蛇行防止部材のみを有するベルト体と比べて耐久性に優れるので、第1蛇行防止部材と第2蛇行防止部材とを有するベルト体を装着したベルト搬送装置は、第1蛇行防止部材のみを有するベルト体を装着したベルト搬送装置と比べて、さらに優れた耐久性を示す。この場合、ベルト本体の周面の幅方向一端上に第1蛇行防止部材が取付けられているだけでなく、他端上には第2蛇行防止部材が取付けられているので、第1蛇行防止部材のみを有するベルト体を装着した場合と比べて、このベルト搬送装置は、ベルト体の蛇行をさらに確実に防止することができる。
また、請求項6の発明において、ベルト体が請求項5のベルト体である場合には、第2位置が第1位置からベルト体の回転方向に所定距離だけずらして配置したので、各突合せ部がローラ設置箇所を通過する際にそれぞれ発生する振動の発生タイミングをずらすことができる。これにより、両突合せ部による振動が増幅されて大きくなるのを抑えることができるので、ベルト搬送装置の振動をさらに抑えることができる。
請求項7の発明によれば、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部を、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置し、第1蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向一端を覆うようにしたので、ベルト本体の比較的強度の低い折り目跡部の一端を第1蛇行防止部材により確実に補強することができる。そして、折り目跡部が薄肉部である場合には、第1蛇行防止部材により、薄肉部からの割れ発生を抑えることができる。また、この画像形成装置は、既存の蛇行防止部材を有効に利用しているので、従来のベルト体を装着した画像形成装置と比べて、部品点数を増加させることなく、優れた耐久性を示す。
また、請求項7の発明によれば、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部を、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置したので、中間転写ベルトの周回駆動に伴う振動が大きくなり過ぎるのを防ぐことができる。即ち、例えば、中間転写ベルトを挟んで対向関係にある感光体ドラムおよび1次転写ローラの設置箇所(1次転写位置)を、突合せ部および折り目跡部が通過する際に、突合せ部および折り目跡部の凹凸形状に起因して微小な振動が発生する。このため、突合せ部と折り目跡部とが中間転写ベルトの回転方向にずれている場合には、上記1次転写位置を折り目跡部と突合せ部とが別々のタイミングで通過することになるので、折り目跡部が1次転写位置を通過する際に発生する振動と、突合せ部が1次転写位置を通過する際に発生する振動との発生タイミングをずらすことができる。従って、上記のように、振動が増幅されて大きくなり過ぎるのを防ぐことができるので、用紙への転写画像に乱れが生じにくくなる。
そして、請求項7の発明において、ベルト体が請求項4のベルト体である場合には、第1蛇行防止部材の両端の突合せ部だけでなく第2蛇行防止部材の両端の突合せ部をも、意図的に折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置し、且つ、第1蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向一端を覆うと共に第2蛇行防止部材が折り目跡部の幅方向他端を覆うようにしたので、折り目跡部の一端が第1蛇行防止部材により確実に補強だけでなく、折り目跡部の他端も第2蛇行防止部材により確実に補強することができる。即ち、ベルト本体中の折り目跡部の両端を両蛇行防止部材により確実に補強することができる。第1蛇行防止部材と第2蛇行防止部材とを有するベルト体は、第1蛇行防止部材のみを有するベルト体と比べて耐久性に優れるので、第1蛇行防止部材と第2蛇行防止部材とを有するベルト体を装着した画像形成装置は、第1蛇行防止部材のみを有するベルト体を装着した画像形成装置と比べて、さらに優れた耐久性を示す。この場合、ベルト本体の周面の幅方向一端上に第1蛇行防止部材が取付けられているだけでなく、他端上には第2蛇行防止部材が取付けられているので、この画像形成装置は、第1蛇行防止部材のみを有するベルト体を装着した場合と比べて、ベルト体の蛇行をさらに確実に防止することができる。
また、請求項7の発明において、ベルト体が請求項5のベルト体である場合には、第2位置が第1位置からベルト体の回転方向に所定距離だけずらして配置したので、各突合せ部が例えば上記1次転写位置を通過する際にそれぞれ発生する振動の発生タイミングをずらすことができる。これにより、両突合せ部による振動が増幅されて大きくなるのを抑えることができるので、振動に起因する転写画像の乱れをさらに抑えることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるプリンタの全体構成を示した断面図である。まず、本発明に係るプリンタ(画像形成装置)10の内部構造の概要について説明する。なお、図1においてY−Y方向を前後方向といい、特に−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図1に示すように、本実施形態のプリンタ10は、箱形を呈した装置本体11内に、コンピュータ等の外部機器から伝送された画像情報に基づき画像を形成する画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙Pに転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙を貯留する用紙貯留部14とを内装している。そして、前記装置本体11の上部には、定着処理後の用紙Pが排出される用紙排出部15が形成されている。
前記画像形成部12では、用紙貯留部14から給紙された用紙Pにトナー画像が形成される。画像形成部12には、マゼンタ色の現像剤を用いるマゼンタ用ユニット12Mと、シアン色の現像剤を用いるシアン用ユニット12Cと、イエロー色の現像剤を用いるイエロー用ユニット12Yと、ブラック色の現像剤を用いるブラック用ユニット12Kとが、上流側(図1においては後側)から下流側へ向けて順次配設されている。
そして、前記各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム120および現像装置121がそれぞれ備えられている。感光体ドラム120は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像(可視像)を形成させる部品である。感光体ドラム120の周面には、強靱で耐摩耗性に優れた極めて平滑なアモルファスシリコン層が積層されている。このため、感光体ドラム120は静電潜像およびトナー像を形成させるのに適している。また、各感光体ドラム120は、図1において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置121から現像剤の供給を受ける。
各感光体ドラム120の直下位置には帯電装置122がそれぞれ設けられているとともに、各帯電装置122のさらに下方位置には露光装置123が設けられている。各感光体ドラム120は、前記帯電装置122によって周面が一様に帯電され、コンピュータ等から入力された画像データに基づく各色に対応したレーザー光が前記各露光装置123から帯電後の感光体ドラム120の周面に照射される。これにより、各感光体ドラム120の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置121から現像剤が供給されることにより、感光体ドラム120の周面にトナー像が形成される。
各感光体ドラム120の上方位置には、ベルト搬送装置が配置されている。ベルト搬送装置は駆動ローラ124a、従動ローラ124bおよび中間転写ベルト124を有し、中間転写ベルト124は、各感光体ドラム120に当接するように駆動ローラ124aおよび従動ローラ124b間に張設されている。駆動ローラ124aと従動ローラ124bに掛け回された中間転写ベルト124は、各感光体ドラム120に対応して設けられた1次転写ローラ125によって感光体ドラム120の周面に押し付けられた状態で、各感光体ドラム120と同期しながら駆動ローラ124aと従動ローラ124bとの間を周回する。
中間転写ベルト124の周面には、まず、マゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム120によるマゼンタトナーのトナー像の転写が行なわれる。ついで、中間転写ベルト124の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム120によるシアントナーのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれる。そして、中間転写ベルト124の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム120によるイエロートナーのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれる。最後に、ブラック用ユニット12Kの感光体ドラム120によるブラックトナーのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれる。そのため、中間転写ベルト124の周回中に、その周面にカラーのトナー像が形成される。この中間転写ベルト124の周面に形成されたカラーのトナー像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙Pに転写される。
そして、各感光体ドラム120の図1における前方位置に設けられているクリーニング装置126によって、当該感光体ドラム120の周面の残留トナーが除去される。クリーニング装置126によって清浄化処理された感光体ドラム120の周面は、新たな帯電処理のために帯電装置122へ向かう。
画像形成部12の図1における前方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。この用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられており、用紙貯留部14からの用紙は、この搬送ローラ対112の駆動で駆動ローラ124aに掛け回されている中間転写ベルト124へ向けて搬送される。かかる用紙搬送路111には、駆動ローラ124aと対向した位置に中間転写ベルト124の周面と当接した2次転写ローラ113が設けられている。用紙Pが中間転写ベルト124と2次転写ローラ113との間のニップ部を通過し、中間転写ベルト124と2次転写ローラ113とで押圧挟持されることによって、中間転写ベルト124上のトナー像が当該用紙Pに転写される。
前記定着部13は、内部に加熱源である通電発熱体を備えた加熱ローラ131と、図1における前方でこの加熱ローラ131と対向配置された定着ローラ132と、この定着ローラ132および前記加熱ローラ131間に張設された定着ベルト133と、この定着ベルト133を介して前記定着ローラ132と対向配置された加圧ローラ134とを備えている。定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施す。
具体的には、用紙Pは、前記中間転写ベルト124と2次転写ローラ113との間のニップ部を通過することにより中間転写ベルト124のトナー像が転写された状態で、定着部13へ供給され、加圧ローラ134と高温の定着ベルト133との間を通過しながら定着ベルト133からの熱を得る。これにより定着処理が施される。
定着処理の完了したカラー画像付の用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って、装置本体11の頂部に設けられた用紙排出部15の排紙トレイ151へ向けて排出される。
前記用紙貯留部14は、装置本体11の図1における後側壁に開閉自在に設けられた手差しトレイ141と、装置本体11内における露光装置123より下方位置に挿脱可能に装着された用紙トレイ142とを備えている。用紙トレイ142には用紙束を貯留することができる。
前記用紙トレイ142は、上面が全面開口の箱体を備えており、複数枚の用紙Pが積層されてなる用紙束P1を貯留できる。かかる用紙トレイ142に貯留された用紙束P1の最上位の用紙Pは、下流端(図1における前端)の上面が用紙束P1からピックアップローラ143の駆動で用紙搬送路111へ向けて繰り出される。1枚ずつ繰り出された用紙Pは、搬送ローラ対112の駆動で用紙搬送路111を通って、画像形成部12における2次転写ローラ113と中間転写ベルト124との間のニップ部へ向けて送り込まれる。
また、中間転写ベルト124を挟んで従動ローラ124bと対向する位置には、中間転写ベルト124上のトナーを除去するためのクリーニングローラ17が設けられている。
図2〜図4は、ベルト本体124dに第1および第2蛇行防止部材127,128を取付けた中間転写ベルト(ベルト体)を示した図である。なお、図2では、説明の都合上、ベルト本体124dの表面(トナー像が転写される面)が内側となるように、当該ベルト本体124dの表面と裏面とを引っ繰り返した状態で中間転写ベルト124を図示している。次に、図2〜図4を参照して、中間転写ベルト124の詳細な構成について説明する。
ベルト本体124dは、図2に示すように、無端状であり、上記インフレーション成形により形成されている。ベルト本体124dは、上記インフレーション成形時に生じた一対の折り目跡部(薄肉部)124cを有している。これら折り目跡部124cは、ベルト本体124dの幅方向にそれぞれ延びている。また、図2に示すように、ベルト本体124dを円筒体として見たときに、一対の折り目跡部124cは円筒体の中心軸に対して略軸対称に位置している。折り目跡部124cのベルト厚さは、他の部分よりも薄くなっている。なお、折り目跡部124cは、インフレーション成形後の熱処理等によって外観上目立たなくなる。
また、ベルト本体124dの裏面(図2では外側の周面)の幅方向両端には、図2〜図4に示すように、中間転写ベルト124の駆動時に生じる蛇行を規制するための長板状の第1蛇行防止部材127および第2蛇行防止部材128が貼り付けられている。この一対の蛇行防止部材127,128は、ベルト本体124dの幅方向両端を補強する機能も有している。ここで、長板状とは、直方体であって、直方体の長手方向の寸法(直方体の長さ)が、長手方向に垂直な面(即ち長方形)の2辺の寸法(即ち、直方体の幅および高さ)よりも十分に長いものいう。なお、本実施形態において、貼り付け前の蛇行防止部材127,128の長さ、幅および高さは共に約859mm、約5mmおよび約1mmである。
第1蛇行防止部材127は、その長さ方向両端127a,127bがクリアランスS1を有する状態で突き合うように、ベルト本体124dの幅方向一端(図3では左端)に取付けられている。そして、第1蛇行防止部材127の両端127a,127bおよびクリアランスS1により突合せ部127cが構成されている。また、第2蛇行防止部材128は、その長さ方向両端128a,128bがクリアランスS2を有する状態で突き合うように、ベルト本体124dの幅方向他端(図3では右端)に取付けられている。そして、第2蛇行防止部材128の両端128a,128bおよびクリアランスS2により突合せ部128cが構成されている。
前記クリアランスS1は、第1蛇行防止部材127をベルト本体124dに取付ける時に、両端127aおよび127bが互いに重なることのないように、予め、第1蛇行防止部材127の長さをベルト本体124dの外周長よりも僅かに短く設定したことにより発生する。同様に、前記クリアランスS2は、第2蛇行防止部材128をベルト本体124dに取付ける時に、両端128aおよび128bが互いに重なることのないように、予め、第2蛇行防止部材128の長さをベルト本体124dの外周長よりも僅かに短く設定したことにより発生する。これらクリアランスS1およびS2は、通常約1mm程度であるが、場合によっては0となる(つまり、両端同士が接触している)こともある。なお、蛇行防止部材127,128は、例えばウレタンゴムから構成されている。
そして、本実施形態では、各蛇行防止部材127,128は、その突合せ部127c,128cがベルト本体124dの2つの折り目跡部124cのいずれに対しても中間転写ベルト124の回転方向の前または後にずれるように、ベルト本体124dに取付けられている。より詳細には、突合せ部127c,128cは、ベルト本体124dの2つの折り目跡部124cのうち近い方(図2では左側)の折り目跡部124cに対して前記回転方向にずれ量T1,T2でずれている。即ち、突合せ部127c,128cは、折り目跡部124cから中間転写ベルト124の回転方向にそれぞれずれ量T1,T2だけずれた位置(第1位置、第2位置)に配置されている。
そして、上記ずれ量T1,T2は、いずれも約50mm以上であるのが好ましい。ずれ量T1,T2がこれより小さいと、折り目跡部124cの割れを防ぐのが困難になることがある。なお、本実施形態のベルト本体124dの全長、全幅および折り目跡部以外の部分の厚さは、約860mm、約300mmおよび約0.2mmである。
また、本実施形態では、図3に示すように、一対の蛇行防止部材127,128の各突合せ部127c,128cが、中間転写ベルト124の回転方向の前または後に互いにずれるように、蛇行防止部材127,128がベルト本体124dにそれぞれ取付けられている。
上述のように、インフレーション成形により形成されたベルト本体124dでは、折り目跡部124cがベルト本体124dの他の部分よりも薄くなっており、その分だけ強度が低くなっている。このため、中間転写ベルト124をローラ間に張設して駆動する際に、当該中間転写ベルト124に加わる引っ張り応力や曲げ応力等の様々な負荷によって、折り目跡部124cの両端に割れが生じる虞がある。そこで、本実施形態では、上記のように、中間転写ベルト124の蛇行を規制するための一対の蛇行防止部材127,128の各突合せ部127c,128cを折り目跡部124cに対して中間転写ベルト124の回転方向の前または後に意図的にずらし、折り目跡部124cの両端を各蛇行防止部材127,128でそれぞれ積極的に覆うことによって、ベルト本体124dの中で比較的強度の低い折り目跡部124cの両端を蛇行防止部材127,128により確実に補強している。その結果、ベルト本体124dが折り目跡部124cの両端のいずれかを起点として割れるのを抑えることができる。本実施形態の中間転写ベルト124では、既存の蛇行防止部材127,128を有効に利用しているので、中間転写ベルト124の耐久性を向上させるだけでなく、部品点数を増加させることもない。
また、本実施形態では、上記のように、各突合せ部127c,128cと折り目跡部124cとを中間転写ベルト124の回転方向に意図的にずらしたので、中間転写ベルト124の周回駆動に伴う振動が大きくなり過ぎるのを防ぐことができる。即ち、中間転写ベルト124を挟んで対向関係にある感光体ドラム120および1次転写ローラ125の設置箇所(1次転写位置)を、突合せ部127c,128cおよび折り目跡部124cが通過する際に、突合せ部127c,128cおよび折り目跡部124cの凹凸形状に起因して微小な振動が発生する。このため、突合せ部127c,128cと折り目跡部124cとが中間転写ベルト124の回転方向にずれている場合には、上記1次転写位置を折り目跡部124cと突合せ部127c,128cとが別々のタイミングで通過することになるので、折り目跡部124cが1次転写位置を通過する際に発生する振動と、突合せ部127c,128cが1次転写位置を通過する際に発生する振動との発生タイミングをずらすことができる。従って、上記のように、振動が増幅されて大きくなり過ぎるのを防ぐことができるので、用紙Pへの転写画像に乱れが生じにくくなる。
即ち、本実施形態では、一対の蛇行防止部材127,128の突合せ部127c,128c同士を中間転写ベルト124の回転方向にずらして配置したので、各突合せ部127c,128cが上記1次転写位置を通過する際にそれぞれ発生する振動の発生タイミングをずらすことができる。これにより、両突合せ部127c,128cによる振動が増幅されて大きくなるのを抑えることができるので、振動に起因する転写画像の乱れをさらに抑えることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
上記実施形態においては、本発明に係る画像形成装置としてプリンタ10を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、複写機やファクシミリ装置等にも適用可能である。また、カラープリンタに限らず、モノクロ方式のプリンタにも適用可能である。
上記実施形態においては、本発明に係るベルト体として中間転写ベルト124を例に挙げて示したが、本発明は、これに限定されるものではなく、直接転写タイプの転写ベルトや、ローラで駆動されるような搬送ベルトにも適用可能である。
上記実施形態においては、本発明に係るベルト体として、第1蛇行防止部材127と第2蛇行防止部材128とを有する中間転写ベルト124を例に挙げて示したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係るベルト体は、蛇行防止部材を1つのみ有してもよいし、蛇行防止部材を3つ以上有してもよい。
また、上記実施形態においては、本発明に係るベルト体として、ずれ量T1がT2よりも小さい中間転写ベルト124を例に挙げて示したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係るベルト体は、ずれ量T1がT2よりも大きいベルト体であってもよいし、ずれ量T1がT2と等しいベルト体であってもよい。
本発明の一実施形態によるプリンタの全体構成を示した断面図である。 第1および第2蛇行防止部材を取付けた中間転写ベルトを示した斜視図である。 図2に示した中間転写ベルトの平面図である。 中間転写ベルトの断面図である。 押出し成形機を用いたインフレーション成形による中間転写ベルトの形成方法を説明するための押出し成形機の概略図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図5のVII−VII線断面図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
120 感光体ドラム
124 中間転写ベルト(ベルト体)
124c 折り目跡部
124d ベルト本体
127 第1蛇行防止部材
128 第2蛇行防止部材
127a,127b 第1蛇行防止部材の端部
128a,128b 第2蛇行防止部材の端部
127c 第1蛇行防止部材の突合せ部
128c 第2蛇行防止部材の突合せ部
S1,S2 クリアランス
P 用紙

Claims (7)

  1. 無端状のベルト本体と、
    長板状の部材であって、前記ベルト本体の蛇行を規制するための第1蛇行防止部材とを備えたベルト体であって、
    前記ベルト本体は当該ベルト本体の幅方向に延びる折り目跡部を有しており、
    前記第1蛇行防止部材は、前記ベルト本体の周面の幅方向一端上に、前記折り目跡部の幅方向一端を覆うと共に、当該第1蛇行防止部材の長さ方向の両端がベルト本体の回転方向に突き合わされる姿勢で取付けられており、
    前記第1蛇行防止部材の両端の突合せ部は、前記折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置されていることを特徴とするベルト体。
  2. 前記ベルト本体はインフレーション成形により形成されており、
    前記折り目跡部は前記インフレーション成形によるベルト形成時に生じたことを特徴とする請求項1に記載のベルト体。
  3. 前記折り目跡部はその厚さが他の部分よりも薄い薄肉部であることを特徴とする請求項1または2に記載のベルト体。
  4. 長板状の部材であって、前記ベルト本体の蛇行を規制するための第2蛇行防止部材をさらに備えたベルト体であって、
    前記第2蛇行防止部材は、前記ベルト本体の周面の幅方向他端上に、前記折り目跡部の幅方向他端を覆うと共に、当該第2蛇行防止部材の長さ方向の両端がベルト本体の回転方向に突き合わされる姿勢で取付けられており、
    前記第2蛇行防止部材の両端の突合せ部は、前記折り目跡部からベルト体の回転方向に所定距離だけずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のベルト体。
  5. 前記第1蛇行防止部材の両端の突合せ部がベルト体の回転方向の第1位置に配置され、
    前記第2蛇行防止部材の両端の突合せ部が、前記第1位置から前記ベルト体の回転方向に所定距離だけずれた第2位置に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のベルト体。
  6. 第1ローラと、第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラに掛け回されたベルト体とを備えたベルト搬送装置であって、
    前記ベルト体は請求項1〜5のいずれかに記載のベルト体であることを特徴とするベルト搬送装置。
  7. トナー像を担持可能な感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムに接触し、複数のローラに掛け回された無端状の中間転写ベルトと、
    前記感光体ドラム上に形成されたトナー像を前記中間転写ベルトに転写する1次転写ローラと、
    前記中間転写ベルト上のトナー像を用紙に転写する2次転写ローラとを備えた画像形成装置であって、
    前記中間転写ベルトは請求項1〜5のいずれかに記載のベルト体であることを特徴とする画像形成装置。
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