JP5126403B1 - 充放電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】二次電池セルに供給可能な範囲の最大電流に応じた一定幅のパルスを用いて、二次電池セル各々が所定の電位差になるまで充電をし、均等化処理時間を短縮する二次電池充電装置を提供する。
【解決手段】直列に接続される隣り合う二次電池セルと、直列に接続されるスイッチ素子とが並列に接続され、直列に接続される隣り合う二次電池セルの間と、直列に接続されるスイッチ素子の間とに接続されるインダクタを用いて、隣り合う二次電池セルの電圧を均等にする1つ以上の回路について、閾値以上である第2の電圧差に対応する隣り合う二次電池セルを検出し、検出した隣り合う二次電池セル各々に対して、第2の電圧差により決まる二次電池セルが許容できる最大電流を供給可能な一定のパルス幅を用いて、一定周期ごとにスイッチ素子各々を交互に導通と遮断を切り替え、検出した隣り合う前記二次電池セルの電圧を均等にさせる充放電制御装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】直列に接続される隣り合う二次電池セルと、直列に接続されるスイッチ素子とが並列に接続され、直列に接続される隣り合う二次電池セルの間と、直列に接続されるスイッチ素子の間とに接続されるインダクタを用いて、隣り合う二次電池セルの電圧を均等にする1つ以上の回路について、閾値以上である第2の電圧差に対応する隣り合う二次電池セルを検出し、検出した隣り合う二次電池セル各々に対して、第2の電圧差により決まる二次電池セルが許容できる最大電流を供給可能な一定のパルス幅を用いて、一定周期ごとにスイッチ素子各々を交互に導通と遮断を切り替え、検出した隣り合う前記二次電池セルの電圧を均等にさせる充放電制御装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、二次電池セルの充放電を制御する充放電制御装置に関する。
従来、複数の二次電池セルの電圧を均等にする処理として、二次電池セル各々と並列に接続された抵抗を用いて、二次電池セル各々の電圧を複数の二次電池セルのうち最小の電圧に揃えるパッシブ方式の電圧均等化処理が知られている。しかし、パッシブ方式の電圧均等化処理では、抵抗の発熱を抑え、二次電池セル各々の均等化を行うため、電圧均等化に長時間を要することがある。
また、アクティブ方式を使った二次電池セルの電圧均等化処理が提案されている。しかし、アクティブ方式の制御方法では、二次電池セル各々の電圧の差に応じてPulse Width Modulation(PWM)制御を行っているため、目標とする電圧差が小さい場合に、電圧均等化に時間がかかることがある。
関連する技術として、例えば、充電電流を切り替える基準値を電池の種類と型番ごとに設定する煩雑さをなくすとともに、基準値を固定した場合の充電特性のばらつきを低減させることを目的とした急速充電回路が知られている。この急速充電回路によれば、二次電池を充電するための電流を発生する電源と、その電源からの電流を所定周期の電流パルスに切り換えて二次電池に供給する電流切換手段を備えている。また、電流パルスのオフ直後の第1タイミングと、電流パルスのオフ期間中であって第1タイミングよりも遅い第2タイミングとを設定し、設定された各タイミングにおける二次電池の電圧を計測する。そして、計測した各タイミングにおける電圧の差を所定の基準値と比較し、比較結果により電流パルスの電流値を変更する。その結果、充電中の過電圧の変化をとらえてガス発生を抑えて電流を切り換えることができ、二次電池の種類、型番による充電特性のばらつきを低減する。例えば、特許文献1など。
また、関連する技術として、例えば充電される二次電池の履歴を問わず、過充電や充電不足を生じることなく、適正な充電を行う充電装置が知られている。その充電装置によれば、パルス電流の通電期間中の電圧と非通電期間中の電圧との差電圧を求め、差電圧が許容最大差電圧より大きいか否かで電池の状態を判定する。その後、判定結果である電池の状態と差電圧とに応じて、電池温度を大幅に上昇させることなく放電容量を増大させるように充電電流の電流値及びデューティ比を変化させる。例えば、特許文献2など。
また、関連する技術として、例えば直列に接続された1対のバッテリに接続されたバッテリ充電等化器モジュールのスイッチング装置の切り替えを制御する制御装置が知られている。この制御装置によれば、2つのバッテリ間の電圧差が小さくなると、充電電流のレベルを低くする。例えば、特許文献3など。
また、関連する技術として、例えば被充電電池の電池電圧と充電用入力電圧との電位差を求め、この電位差に応じた充電デューティを満たすように充電入力電圧を被充電電池に対してパルス通電をする技術が知られている。その技術によれば、通電パルスを可変調節して、任意の充電電流をもって被充電電池を充電する。例えば、特許文献4など。
また、関連する技術として、例えば一定パルス幅の充電パルスを用いてパルス充電を行う充電方法が知られている。その充電方法によれば、充電パルスが発生する毎に該充電パルスにより充電を行っている期間中の充電電圧の電圧変化率を測定し、電圧変化率が設定値以上になるまでは充電パルスを基準周期で発生し、電圧変化率が設定値以上になった後は、所定の周期に変更して充電を行う。例えば、特許文献5など。
本発明は、アクティブ方式の電圧均等化処理において、二次電池セルに供給可能な範囲の最大電流に応じた一定幅のパルスを用いて、二次電池セル各々が所定の電位差になるまで充電をし、均等化処理時間を短縮する二次電池充電装置を提供することを目的とする。
本発明の態様のひとつである充放電制御装置は、隣り合う二次電池セルを均等化する1つ以上の回路、電圧計測部、制御部を有する。
回路は、直列に接続される隣り合う二次電池セルと、直列に接続されるスイッチ素子とが並列に接続されている。また、直列に接続される隣り合う上記二次電池セルの間と、直列に接続される上記スイッチ素子の間とに接続されるインダクタを用いて、隣り合う上記二次電池セルの電圧を均等にする。電圧計測部は、上記二次電池セル各々の電圧を計測する。
回路は、直列に接続される隣り合う二次電池セルと、直列に接続されるスイッチ素子とが並列に接続されている。また、直列に接続される隣り合う上記二次電池セルの間と、直列に接続される上記スイッチ素子の間とに接続されるインダクタを用いて、隣り合う上記二次電池セルの電圧を均等にする。電圧計測部は、上記二次電池セル各々の電圧を計測する。
制御部は、計測した上記二次電池セルの電圧の最大値と最小値の第1の電圧差を求め、上記二次電池セル各々の電圧が均等であるか否かを判定するための第1の閾値と比較する。そして、上記第1の電圧差が第1の閾値以上であるとき、隣り合う前記二次電池セル各々について第2の電圧差を求め、上記閾値以上である前記第2の電圧差に対応する隣り合う前記二次電池セルを検出する。その後、検出した隣り合う上記二次電池セル各々に対して、上記第2の電圧差により決まる上記二次電池セルが許容できる最大電流を供給可能な一定のパルス幅を用いて、一定周期ごとに上記スイッチ素子各々を交互に導通と遮断を切り替え、検出した隣り合う前記二次電池セルの電圧を均等にさせる。
実施の形態によれば、電圧均等化処理にかかる時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下図面に基づいて、実施形態について詳細を説明する。
図1は、充放電制御装置の一実施例を示す図である。なお、本実施形態の充放電制御装置は、プラグインハイブリット車、電気自動車、またはフォークリフトなどの車両に搭載されることが考えられる。ただし、上記車両に限定されるものではない。
図1は、充放電制御装置の一実施例を示す図である。なお、本実施形態の充放電制御装置は、プラグインハイブリット車、電気自動車、またはフォークリフトなどの車両に搭載されることが考えられる。ただし、上記車両に限定されるものではない。
図1の充放電制御装置は、制御部1、記憶部2、二次電池セル3(3a〜3d)、電圧計測部4、インダクタL1〜L3、スイッチ素子SW1〜SW6、SW11〜SW18を備えている。
制御部1は充放電制御装置の各部を制御する。制御部1は、例えば、車両に搭載される電池Electronic Control Unit(ECU)などが考えられる。なお、制御部1は、Central Processing Unit(CPU)やプログラマブルなデバイス(Field Programmable Gate Array(FPGA)、Programmable Logic Device(PLD)など)を用いることが考えられる。
記憶部2は、制御部1が実行するプログラム、各種テーブルなどのデータが記憶されている。また、記憶部2はRead Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記憶部2にはパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いてもよい。制御部1の詳細については後述する。
電圧計測部4は、二次電池セル3(3a〜3d)各々の電圧を計測する。
二次電池セル3a〜3dが直列に接続されている二次電池ブロックは、放電時は不図示の負荷に接続され、充電時不図示の充電器などに接続される。負荷は、例えば、車両用の駆動モータなどが考えられる。充電器は、例えば、車両に設けられ、AC100VまたはAC200Vを用いて二次電池セル3a〜3dに充電する充電器が考えられる。
二次電池セル3a〜3dが直列に接続されている二次電池ブロックは、放電時は不図示の負荷に接続され、充電時不図示の充電器などに接続される。負荷は、例えば、車両用の駆動モータなどが考えられる。充電器は、例えば、車両に設けられ、AC100VまたはAC200Vを用いて二次電池セル3a〜3dに充電する充電器が考えられる。
インダクタL1〜L3は、隣り合う二次電池セル3a〜3dを均等にするために用いられる。
スイッチ素子SW1〜SW6、スイッチ素子SW11〜SW18は電圧均等化処理を行う回路で用いる。なお、スイッチ素子SW1〜SW6、SW11〜SW18は、例えば、Metal Oxide Semiconductor field Effect Transistor(MOSFET)などにより構成され、制御部1から出力される制御信号(図1の破線は制御配線)によりオンオフされる。なお、スイッチ素子はMOSFETに限定されるものではなく、スイッチの機能を有するものであればよくリレーなどを用いてもよい。
スイッチ素子SW1〜SW6、スイッチ素子SW11〜SW18は電圧均等化処理を行う回路で用いる。なお、スイッチ素子SW1〜SW6、SW11〜SW18は、例えば、Metal Oxide Semiconductor field Effect Transistor(MOSFET)などにより構成され、制御部1から出力される制御信号(図1の破線は制御配線)によりオンオフされる。なお、スイッチ素子はMOSFETに限定されるものではなく、スイッチの機能を有するものであればよくリレーなどを用いてもよい。
図1に示す回路の構成について説明する。
スイッチ素子SW1の一方の端子と二次電池セル3aの正極端子とスイッチ素子SW11の一方の端子が接続されている。スイッチ素子SW1の他方の端子とスイッチ素子SW2の一方の端子とインダクタL1の一方の端子とが接続されている。二次電池セル3aの負極端子とインダクタL1の他方の端子とスイッチ素子SW3の一方の端子とスイッチ素子SW12の一方の端子とスイッチ素子SW13の一方の端子と二次電池セル3bの正極端子とが接続されている。
スイッチ素子SW1の一方の端子と二次電池セル3aの正極端子とスイッチ素子SW11の一方の端子が接続されている。スイッチ素子SW1の他方の端子とスイッチ素子SW2の一方の端子とインダクタL1の一方の端子とが接続されている。二次電池セル3aの負極端子とインダクタL1の他方の端子とスイッチ素子SW3の一方の端子とスイッチ素子SW12の一方の端子とスイッチ素子SW13の一方の端子と二次電池セル3bの正極端子とが接続されている。
スイッチ素子SW2の他方の端子とスイッチ素子SW5の一方の端子とインダクタL2の一方の端子と二次電池セル3bの負極端子とスイッチ素子SW14の一方の端子とスイッチ素子SW15の一方の端子と二次電池セル3cの正極端子とが接続されている。
インダクタL2の他方の端子とスイッチ素子SW3の他方の端子とスイッチ素子SW4の一方の端子とが接続されている。
スイッチ素子SW5の他方の端子とスイッチ素子SW6の一方の端子とインダクタL3の一方の端子とが接続されている。
スイッチ素子SW5の他方の端子とスイッチ素子SW6の一方の端子とインダクタL3の一方の端子とが接続されている。
二次電池セル3cの負極端子とインダクタL3の他方の端子とスイッチ素子SW4の他方の端子とスイッチ素子SW16の一方の端子とスイッチ素子SW17の一方の端子と二次電池セル3dの正極端子とが接続されている。
スイッチ素子SW6の他方の端子とスイッチ素子SW18の一方の端子と二次電池セル3dの負極端子とが接続されている。
スイッチ素子SW11の他方の端子とスイッチ素子SW13の他方の端子とスイッチ素子SW15の他方の端子とスイッチ素子SW17の他方の端子と電圧計測部4の一方の端子とが接続されている。
スイッチ素子SW11の他方の端子とスイッチ素子SW13の他方の端子とスイッチ素子SW15の他方の端子とスイッチ素子SW17の他方の端子と電圧計測部4の一方の端子とが接続されている。
スイッチ素子SW12の他方の端子とスイッチ素子SW14の他方の端子とスイッチ素子SW16の他方の端子とスイッチ素子SW18の他方の端子と電圧計測部4の他方の端子とが接続されている。
制御部1について説明する。
電圧均等化処理は、隣り合う二次電池セル3a〜3dを充放電するためのインダクタL1〜L3を用いて、隣り合う二次電池セル3の電圧を順次均等にする。二次電池セル3aの電圧と二次電池セル3bの電圧を均等にする場合、インダクタL1とスイッチ素子SW1とスイッチ素子SW2を用いて電圧を均等にする。二次電池セル3bの電圧と二次電池セル3cの電圧を均等にする場合、インダクタL2とスイッチ素子SW3とスイッチ素子SW4を用いて電圧を均等にする。二次電池セル3cの電圧と二次電池セル3dの電圧を均等にする場合、インダクタL3とスイッチ素子SW5とスイッチ素子SW6を用いて電圧を均等にする。
電圧均等化処理は、隣り合う二次電池セル3a〜3dを充放電するためのインダクタL1〜L3を用いて、隣り合う二次電池セル3の電圧を順次均等にする。二次電池セル3aの電圧と二次電池セル3bの電圧を均等にする場合、インダクタL1とスイッチ素子SW1とスイッチ素子SW2を用いて電圧を均等にする。二次電池セル3bの電圧と二次電池セル3cの電圧を均等にする場合、インダクタL2とスイッチ素子SW3とスイッチ素子SW4を用いて電圧を均等にする。二次電池セル3cの電圧と二次電池セル3dの電圧を均等にする場合、インダクタL3とスイッチ素子SW5とスイッチ素子SW6を用いて電圧を均等にする。
電圧均等化処理について説明する。
まず、二次電池セル3aと二次電池セル3bの各電圧を均等にするには、スイッチ素子SW1、SW2を交互に断続して動作(導通状態と遮断状態を切り替える)させ、二次電池セル3aと二次電池セル3bとの間でインダクタを介して電荷の移動をして電圧を均等にする。二次電池セル3aと二次電池セル3bの各電圧を均等にするとき、他のスイッチ素子は遮断状態である。また、交互に断続して動作させる制御信号として、制御部1が、スイッチ素子SW1にパルス信号を出力し、スイッチ素子SW2にパルス信号を反転させた反転パルス信号を出力する。
まず、二次電池セル3aと二次電池セル3bの各電圧を均等にするには、スイッチ素子SW1、SW2を交互に断続して動作(導通状態と遮断状態を切り替える)させ、二次電池セル3aと二次電池セル3bとの間でインダクタを介して電荷の移動をして電圧を均等にする。二次電池セル3aと二次電池セル3bの各電圧を均等にするとき、他のスイッチ素子は遮断状態である。また、交互に断続して動作させる制御信号として、制御部1が、スイッチ素子SW1にパルス信号を出力し、スイッチ素子SW2にパルス信号を反転させた反転パルス信号を出力する。
次に、隣り合う二次電池セル3aと二次電池セル3bの電圧が均等になると、次の隣り合う二次電池セル3bと二次電池セル3cを選択する。
二次電池セル3bの電圧と二次電池セル3cの各電圧を均等するに場合は、スイッチ素子SW3、SW4を交互に断続して動作(導通状態と遮断状態を切り替える)させ、二次電池セル3bと二次電池セル3cとの間で電荷の移動をして電圧を均等にする。二次電池セル3bと二次電池セル3cの各電圧を均等にするとき、他のスイッチ素子は遮断状態である。また、交互に断続して動作させる制御信号として、制御部1が、スイッチ素子SW3にパルス信号を出力し、スイッチ素子SW4にパルス信号を反転させた反転パルス信号を出力する。
二次電池セル3bの電圧と二次電池セル3cの各電圧を均等するに場合は、スイッチ素子SW3、SW4を交互に断続して動作(導通状態と遮断状態を切り替える)させ、二次電池セル3bと二次電池セル3cとの間で電荷の移動をして電圧を均等にする。二次電池セル3bと二次電池セル3cの各電圧を均等にするとき、他のスイッチ素子は遮断状態である。また、交互に断続して動作させる制御信号として、制御部1が、スイッチ素子SW3にパルス信号を出力し、スイッチ素子SW4にパルス信号を反転させた反転パルス信号を出力する。
次に、隣り合う二次電池セル3cと二次電池セル3dの電圧が均等になると、次の隣り合う二次電池セル3cと二次電池セル3dを選択する。
二次電池セル3cの電圧と二次電池セル3dの各電圧を均等するに場合は、スイッチ素子SW5、SW6を交互に断続して動作(導通状態と遮断状態を切り替える)させ、二次電池セル3cと二次電池セル3dとの間で電荷の移動をして電圧を均等にする。二次電池セル3cと二次電池セル3dの各電圧を均等にするとき、他のスイッチ素子は遮断状態である。また、交互に断続して動作させる制御信号として、制御部1が、スイッチ素子SW5にパルス信号を出力し、スイッチ素子SW6にパルス信号を反転させた反転パルス信号を出力する。
二次電池セル3cの電圧と二次電池セル3dの各電圧を均等するに場合は、スイッチ素子SW5、SW6を交互に断続して動作(導通状態と遮断状態を切り替える)させ、二次電池セル3cと二次電池セル3dとの間で電荷の移動をして電圧を均等にする。二次電池セル3cと二次電池セル3dの各電圧を均等にするとき、他のスイッチ素子は遮断状態である。また、交互に断続して動作させる制御信号として、制御部1が、スイッチ素子SW5にパルス信号を出力し、スイッチ素子SW6にパルス信号を反転させた反転パルス信号を出力する。
上記処理を繰り返して全ての二次電池セル3a〜3dの電圧値が所定の範囲内になると電圧均等化処理を停止する。
なお、本例では、4つの二次電池セルについて記載しているが、4つに限定されるものではない。
なお、本例では、4つの二次電池セルについて記載しているが、4つに限定されるものではない。
充放電制御装置の動作について説明する。
図2は、充放電制御装置の動作の一実施例を示すフロー図である。ステップS1では、制御部1が二次電池セル3各々の電圧値を計測する。例えば、二次電池セル3aの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW11、SW12を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。二次電池セル3bの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW13、SW14を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。二次電池セル3cの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW15、SW16を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。二次電池セル3dの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW17、SW18を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。
図2は、充放電制御装置の動作の一実施例を示すフロー図である。ステップS1では、制御部1が二次電池セル3各々の電圧値を計測する。例えば、二次電池セル3aの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW11、SW12を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。二次電池セル3bの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW13、SW14を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。二次電池セル3cの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW15、SW16を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。二次電池セル3dの電圧値を取得するために、制御部1がスイッチ素子SW17、SW18を導通状態にして、電圧計測部4から電圧値を取得する。
図3は、記憶部2に記憶されている電圧計測情報、最大値最小値情報、隣接セル情報、パルス幅情報、隣接セル制御情報のデータ構造の一実施例を示す図である。ステップS1では、制御部1が電圧計測情報31を参照してスイッチ素子SW11〜SW18を切り替えることが考えられる。電圧計測情報31は「セルNo」「スイッチ」「電圧値」などの情報を有する。本例では、「セルNo」には図1に示す二次電池セル3a〜3dを示す「3a」「3b」「3c」「3d」が記憶されている。「スイッチ」には図1に示す二次電池セル3a〜3d各々の電圧を計測するために制御するスイッチ素子SW11〜SW18を示す情報が記憶されている。本例では、「3a」に関連付けられて二次電池セル3aの電圧を計測するために導通状態にするスイッチ素子SW11、SW12を示す「SW11、SW12」が記憶されている。また、二次電池セル3bの電圧各々を計測するために導通状態にするスイッチ素子SW13、SW14を示す「SW13、SW14」が「3b」に関連付けられて記憶されている。また、二次電池セル3cの電圧各々を計測するために導通状態にするスイッチ素子SW15、SW16を示す「SW15、SW16」が「3c」に関連付けられて記憶されている。また、二次電池セル3dの電圧各々を計測するために導通状態にするスイッチ素子SW17、SW18を示す「SW17、SW18」が「3d」に関連付けられて記憶されている。「電圧値」には、電圧計測部4が計測した二次電池セル3a〜3dの電圧各々が記憶されている。本例では、「3a」に関連付けられて二次電池セル3aの電圧値「V3a」が記憶されている。「3b」に関連付けられて二次電池セル3bの電圧値「V3b」が記憶されている。「3c」に関連付けられて二次電池セル3cの電圧値「V3c」が記憶されている。「3d」に関連付けられて二次電池セル3dの電圧値「V3d」が記憶されている。
ステップS2では、制御部1が全ての二次電池セル3のうちの最大値と、最小値を求め、最大値最小値情報に記憶する。例えば、電圧計測情報31の「V3a」「V3b」「V3c」「V3d」を参照して最大値と最小値を求める。そして、制御部1は取得した最大値と最小値を図3の最大値最小値情報32に記憶する。最大値最小値情報32は、「最大値」「最小値」「電圧差」「閾値」などの情報を有する。本例では、「最大値」にV3a〜V3dの最大値としてV3aが記憶され、「最小値」にV3a〜V3dの最小値としてV3bが記憶されている。「電圧差」には、最大値と最小値の電圧差が記憶される。本例では、V3a−V3bの結果である「Vsub」が記憶されている。「閾値」には、二次電池セルの電圧均等化処理を行うか否かを判定するための閾値が記憶されている。本例では、閾値として「Vref」が記憶されている。
ステップS3では、制御部1が最大値と最小値との電圧差Vsubと閾値Vrefを比較し、Vsub≧Vrefであるか否かを判定し、Vsub≧VrefであればステップS4(Yes)に移行し、Vsub≧Vrefでなければ電圧均等化処理を終了(No)する。
ステップS4では、制御部1が全ての二次電池セル3に対して、隣接する二次電池セル3との電圧差を求める。例えば、図3の隣接セル情報33を用いて隣接する二次電池セル3を検出し、電圧計測情報31に記憶されている二次電池セル3a〜3d各々の電圧値V3a、V3b、V3c、V3dを用いて、隣接する二次電池セル3との電圧差を求める。隣接セル情報33に、隣接する二次電池セル3を対応付けて「隣接セル」の「セルNo」各々に記憶し、隣接する二次電池セル3の電圧差を「電圧差」に記憶する。本例では、図1に示す二次電池セル3a〜3dが「隣接セル」に二次電池セルの対として「3a」と「3b」、「3b」と「3c」、「3c」と「3d」が記憶されている。また、電圧差には、「3a」と「3b」、「3b」と「3c」、「3c」と「3d」それぞれ対応付けられて電圧差「Vsub_1」「Vsub_2」「Vsub_3」が記憶されている。電圧差「Vsub_1」は、「3a」と「3b」に対応付けられ、電圧差「Vsub_2」は、「3b」と「3c」に対応付けられ、電圧差「Vsub_3」は、「3c」と「3d」に対応付けられている。「判定結果」には、電圧差「Vsub_1」「Vsub_2」「Vsub_3」各々と閾値Vrefとの比較結果が記憶されている。本例では、電圧差が閾値Vref以上であれば「1」を記憶し、電圧差が閾値Vref以上でない場合には「0」を記憶する。
ステップS5では、制御部1がステップS4で求めた電圧差と閾値Vrefを比較し、閾値以上の電圧差の二次電池セルの対を検出する。例えば、隣接セル情報33の電圧差「Vsub_1」「Vsub_2」「Vsub_3」各々と閾値Vrefを比較し、閾値以上であるか否かを判定する。本例では、隣接セル情報33の「判定結果」に「Vsub_1」「Vsub_2」が閾値Vref以上であるのであることを示す「1」「1」「0」が記憶されている。
ステップS6では、制御部1がステップS5で検出された隣接する二次電池セルに対して、電圧均等化処理を実施するのに用いるパルス信号のパルス幅を設定する。例えば、閾値Vref以上であると判定された電圧差を取得し、取得した電圧差が含まれる図3のパルス幅情報34の電圧範囲を検出し、電圧範囲に関連付けられているパルス幅またはデューティ(%)を取得する。パルス幅情報34は、「電圧範囲」「デューティ」を記憶する。「電圧範囲」には、「デューティ」を選択するための電圧範囲が設定されている。本例では、電圧範囲を示す情報「Vsub_a」「Vsub_b」「Vsub_c」「Vsub_d」「Vsub_e」「Vsub_f」が記憶されている。「デューティ」には、アクティブ方式の電圧均等化処理において、二次電池セルに供給可能な範囲の最大電流に応じた一定周期ごとに出力される一定幅のパルス幅またはデューティ(%)が記憶されている。本例では、「Vsub_a」に関連付けられたパルス幅「D1」、「Vsub_b」に関連付けられたパルス幅「D2」、「Vsub_c」に関連付けられたパルス幅「D3」、「Vsub_d」に関連付けられたパルス幅「D4」、「Vsub_e」に関連付けられたパルス幅「D5」、「Vsub_f」に関連付けられたパルス幅「D6」が記憶されている。
ステップS7では、制御部1がステップS7で決定した一定周期ごとに出力される一定幅のパルスまたはデューティ(%)と隣接セル制御情報35を用いて、スイッチ素子SW1〜SW6を切り替える。電圧均等化処理を終了するとステップS1に移行する。
隣接セル制御情報35は、「隣接セル」「スイッチ」などの情報を有している。隣接する二次電池セル3を対応付けて「隣接セル」の「セルNo」各々に記憶し、隣接する二次電池セル3各々の電圧を均等にするために用いるスイッチ素子SW1〜SW6を示す情報を「スイッチ」に記憶する。本例では、図1に示す二次電池セル3a〜3dが「隣接セル」に二次電池セルの対として「3a」と「3b」、「3b」と「3c」、「3c」と「3d」が記憶されている。また、「スイッチ」には、「3a」と「3b」、「3b」と「3c」、「3c」と「3d」それぞれ対応付けられてスイッチ素子SW1〜SW6「SW1」「SW2」、「SW3」「SW4」、「SW5」「SW6」が記憶されている。
アクティブ方式の電圧均等化処理の動作は、例えば、制御部1が隣接セル制御情報35を参照して二次電池セル3aと二次電池セル3bの電圧を均等にするためにスイッチ素子SW1、SW2を選択する。そして、ステップS7で決定した一定周期ごとに出力される一定幅のパルスを有するパルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW1をオン(導通状態)にする。また、スイッチ素子SW2は、上記パルス信号を反転させた反転パルス信号を供給し、反転パルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW2をオン(導通状態)にする。また、制御部1は電圧計測部4により二次電池セル3aと二次電池セル3bの電圧を交互に計測した結果を取得し、計測した電圧が均等であると判定されるまで電圧均等化処理を行う。
電圧が均等になると、次に制御部1が隣接セル制御情報35を参照して二次電池セル3bと二次電池セル3cの電圧を均等にするためにスイッチ素子SW3、SW4を選択する。そして、ステップS7で決定した一定周期ごとに出力される一定幅のパルスを有するパルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW3をオン(導通状態)にする。また、スイッチ素子SW4は、上記パルス信号を反転させた反転パルス信号を供給し、反転パルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW4をオン(導通状態)にする。また、制御部1は電圧計測部4により二次電池セル3bと二次電池セル3cの電圧を交互に計測した結果を取得し、計測した電圧が均等であると判定されるまで電圧均等化処理を行う。
電圧が均等になると、次に制御部1が隣接セル制御情報35を参照して二次電池セル3cと二次電池セル3dの電圧を均等にするためにスイッチ素子SW5、SW6を選択する。そして、ステップS7で決定した一定周期ごとに出力される一定幅のパルスを有するパルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW5をオン(導通状態)にする。また、スイッチ素子SW6は、上記パルス信号を反転させた反転パルス信号を供給し、反転パルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW6をオン(導通状態)にする。また、制御部1は電圧計測部4により二次電池セル3cと二次電池セル3dの電圧を交互に計測した結果を取得し、計測した電圧が均等であると判定されるまで電圧均等化処理を行う。電圧が均等になると電圧均等化処理を終了し、ステップS1に移行する。
なお、パルス幅は電圧差によって決定する。例えば、隣接する二次電池セルの電圧差が異なる場合、異なるパルス幅が選択される。すなわち、隣接する二次電池セルの電圧差が同じ電圧範囲ならばパルス幅は同じであり、異なる電圧範囲ならばパルス幅が異なる。
実施形態1によれば、アクティブ方式の電圧均等化処理において、二次電池セルに供給可能な範囲の最大電流に応じた一定幅のパルスを用いて、二次電池セル各々が所定の電位差になるまで充電をし、均等化処理時間を短縮することができるという効果を奏する。
変形例について説明する。
変形例では、実施形態1により電圧均等が完了後、さらに既知のPulse Width Modulation(PWM)を用いて電圧均等化処理を行うことにより、二次電池3a〜3dの電圧差を小さくする。すなわち、二次電池3a〜3dの電圧の最大値と最小値の電圧差Vsubが閾値Vrefより小さく、閾値Vrefより小さい閾値Vref2より小さくなるまで、PWMを用いて電圧均等処理を行う。
変形例では、実施形態1により電圧均等が完了後、さらに既知のPulse Width Modulation(PWM)を用いて電圧均等化処理を行うことにより、二次電池3a〜3dの電圧差を小さくする。すなわち、二次電池3a〜3dの電圧の最大値と最小値の電圧差Vsubが閾値Vrefより小さく、閾値Vrefより小さい閾値Vref2より小さくなるまで、PWMを用いて電圧均等処理を行う。
図4は、実施形態2の充放電制御装置の動作の一実施例を示すフロー図である。図4に示すステップS1、S2、S4〜S7は実施形態1で説明したステップS1、S2、S4〜S7と同じ処理である。ステップS40の処理は、制御部1が最大値と最小値との電圧差Vsubと閾値Vrefを比較し、Vsub≧Vrefであるか否かを判定し、Vsub≧VrefであればステップS4(Yes)に移行し、Vsub≧VrefでなければステップS41(No)に移行する。
ステップ41では、制御部1が最大値と最小値との電圧差Vsubと閾値Vrefを比較し、Vsub≧Vref2であるか否かを判定し、Vsub≧Vref2であればステップS42(Yes)に移行し、Vsub≧Vrefでなければ電圧均等化処理を終了(No)する。
ステップS42で制御部1は、電圧計測部4が取得した隣接する二次電池セル3の電圧差に応じて、一定周期ごとに出力されるパルス幅またはデューティ(%)をPWM制御によって決定する。PWM制御は、例えば、隣接する二次電池セルの電圧差を用いて求める。
アクティブ方式の電圧均等化処理2の動作は、例えば、制御部1が隣接セル制御情報35を参照して二次電池セル3aと二次電池セル3bの電圧を均等にするためにスイッチ素子SW1、SW2を選択する。そして、一定周期ごとにPWM制御により求めたパルス幅のパルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW1をオン(導通状態)にする。また、スイッチ素子SW2は、上記パルス信号を反転させた反転パルス信号を供給し、反転パルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW2をオン(導通状態)にする。また、制御部1は電圧計測部4により二次電池セル3aと二次電池セル3bの電圧を交互に計測した結果を取得し、計測した電圧が均等であると判定されるまで電圧均等化処理を行う。
電圧が均等になると、次に制御部1が隣接セル制御情報35を参照して二次電池セル3bと二次電池セル3cの電圧を均等にするためにスイッチ素子SW3、SW4を選択する。そして、一定周期ごとにPWM制御により求めたパルス幅のパルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW1をオン(導通状態)にする。また、スイッチ素子SW4は、上記パルス信号を反転させた反転パルス信号を供給し、反転パルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW4をオン(導通状態)にする。また、制御部1は電圧計測部4により二次電池セル3bと二次電池セル3cの電圧を交互に計測した結果を取得し、計測した電圧が均等であると判定されるまで電圧均等化処理を行う。
電圧が均等になると、次に制御部1が隣接セル制御情報35を参照して二次電池セル3cと二次電池セル3dの電圧を均等にするためにスイッチ素子SW5、SW6を選択する。そして、一定周期ごとにPWM制御により求めたパルス幅のパルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW1をオン(導通状態)にする。また、スイッチ素子SW6は、上記パルス信号を反転させた反転パルス信号を供給し、反転パルス信号がオン(high)のときスイッチ素子SW6をオン(導通状態)にする。また、制御部1は電圧計測部4により二次電池セル3cと二次電池セル3dの電圧を交互に計測した結果を取得し、計測した電圧が均等であると判定されるまで電圧均等化処理を行う。電圧が均等になると電圧均等化処理を終了し、ステップS1に移行する。
実施形態2によれば、アクティブ方式の電圧均等化処理において、二次電池セルに供給可能な範囲の最大電流に応じた一定幅のパルスを用いて、二次電池セル各々が所定の電位差になるまで充電をし、均等化処理時間を短縮することができるという効果を奏する。さらに、二次電池の電圧差を小さくすることができる。
また、本発明は、上記実施形態1と変形例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 制御部
2 記憶部
3、3a、3b、3c、3d 二次電池セル
4 電圧計測部
L1、L2、L3 インダクタ
SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6 スイッチ素子
SW11、SW12、SW13、SW14、SW15、SW16、SW17、SW18 スイッチ素子
2 記憶部
3、3a、3b、3c、3d 二次電池セル
4 電圧計測部
L1、L2、L3 インダクタ
SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6 スイッチ素子
SW11、SW12、SW13、SW14、SW15、SW16、SW17、SW18 スイッチ素子
Claims (3)
- 直列に接続される隣り合う二次電池セルと、直列に接続されるスイッチ素子とが並列に接続され、直列に接続される隣り合う前記二次電池セルの間と、直列に接続される前記スイッチ素子の間とに接続されるインダクタを用いて、隣り合う前記二次電池セルの電圧を均等にする1つ以上の回路と、
前記二次電池セル各々の電圧を計測する電圧計測部と、
計測した前記二次電池セルの電圧の最大値と最小値の第1の電圧差を求め、前記二次電池セル各々の電圧が均等であるか否かを判定するための第1の閾値と比較し、前記第1の電圧差が第1の閾値以上であるとき、隣り合う前記二次電池セル各々について第2の電圧差を求め、前記閾値以上である前記第2の電圧差に対応する隣り合う前記二次電池セルを検出し、検出した隣り合う前記二次電池セル各々に対して、前記第2の電圧差により決まる前記二次電池セルが許容できる最大電流を供給可能な一定のパルス幅を用いて、一定周期ごとに隣り合う前記スイッチ素子を交互に導通と遮断を切り替え、検出した隣り合う前記二次電池セルの電圧を均等にさせる制御部と、
を備えることを特徴とする充放電制御装置。 - 前記制御部は、
前記第2の電圧差が前記第1の閾値より小さくなると、電圧を均等にさせる制御を停止することを特徴とする請求項1に記載の充放電制御装置。 - 前記制御部は、
前記第2の電圧差が前記第1の閾値より小さく、かつ第2の閾値より大きいとき、一定周期ごとに第2の電圧差によりパルス幅を決め、該パルス幅により前記スイッチ素子各々を交互に導通と遮断を切り替え、検出した隣り合う前記二次電池セルの電圧を均等にし、
前記第2の閾値より前記第2の電圧差が小さくなると、電圧を均等にさせる制御を停止することを特徴とする請求項1に記載の充放電制御装置。
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