JP5123931B2 - タッチパネルおよびタッチパネル型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば液晶ディスプレイなどの表示画面上に配置されるタッチパネルに関する。本発明はさらに、表示装置上にタッチパネルを配置してなるタッチパネル型表示装置に関する。
タッチパネル型表示装置としては、たとえば押圧操作による抵抗変化で入力座標を検知するタッチパネルを液晶表示装置に配置してなるものがある(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に開示のタッチパネル型表示装置におけるタッチパネルは、ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる第1基板に、ガラスからなる第2基板を対向配置した構成である。第1基板には、第2基板との対向面に、ITO(Indium Tin Oxide)からなる第1抵抗膜と、この第1抵抗膜に対して電気的に接続される配線電極とが設けられている。第2基板には、第1基板との対向面に、ITOからなる第2抵抗膜と、この第2抵抗膜に対して電気的に接続される基体間接続配線電極とが設けられている。また、第1基板の配線電極と第2基板の基体間接続配線電極とは、導電性粘着部材を介して電気的に接続されている。この導電性粘着部材は、粘着材および該粘着材に埋設される導電性粒子からなる。この導電性粒子は、プラスチック粒子の表面に金属(金またはニッケルなど)のメッキを施したものである。
特開2002−41231号公報
しかしながら、上述したタッチパネル型表示装置のタッチパネルでは、導電性粒子における接触抵抗をより均一にすべく、第1基板と第2基板との間のギャップを形成する際に作用するプレス力で導電性粒子をつぶして、該導電性粒子と配線電極または基板間接続配線電極との接触面積を増大させている。そのため、導電性粒子のつぶれ具合により第1基板と第2基板との間のギャップにバラツキが生じる場合がある。
本発明は、タッチパネルにおいて、導電性粒子と配線電極との接触面積を充分に確保しつつ、基板間のギャップにバラツキが発生することを低減することを課題とする。
本発明の一つの観点によれば、タッチパネルは、第1抵抗膜を有する第1基体と、第2抵抗膜および基体間接続配線電極を有する第2基体と、前記第1抵抗膜と前記基体間接続配線電極とを電気的に接続する導電性接着部材と、を備える。前記第1基体と前記第2基体とは、前記第1抵抗膜と前記第2抵抗膜とが対向するように貼り合されている。
前記導電性接着部材は、導電性を有する第1粒子と、絶縁性を有する第2粒子と、を含んでいる。
前記第2粒子は、絶縁性を有する。
本発明の他の観点によれば、タッチパネル型表示装置は、表示パネルおよび上述のタッチパネルを備える。前記タッチパネルは、前記第1基体または前記第2基体の主面が前記表示パネルの主面に対向配置されている。
本発明に係るタッチパネルでは、一例において導電性接着部材が導電性を有する第1粒子と該第1粒子より粒子径が小さく絶縁性を有する第2粒子とを含んでいる。そのため、本タッチパネルでは、第1基体と第2基体との間のギャップを所定範囲に設定すべく、第1基体と第2基体との間に押圧力を作用させるときに、第1粒子の変形が第2粒子により制限されることとなる。つまり、本タッチパネルでは、第1粒子より粒子径の小さい第2粒子が存在するため、第1基体と第2基体との間のギャップにバラツキが発生し難い。加えて、本タッチパネルでは、第1粒子の粒子径が第2粒子の粒子径より大きくされているため、第2粒子により第1粒子の変形が制限されたとしても、その制限を受ける前に第1粒子を充分に変形させることができる。第1粒子は導電性を有するものであるため、第1粒子を充分に変形させることができれば、第1抵抗膜あるいは基体間接続配線電極と第1粒子との接触面積を充分に確保することができる
本発明に係るタッチパネル型表示装置は、上述した本発明に係るタッチパネルを備えているため、上述のタッチパネルの有する効果を享受することができる。すなわち、本タッチパネル型表示装置では、タッチパネルにおいて、第1粒子(導電性粒子)と基体間配線電極などとの接触面積を充分に確保しつつ、第1基体と第2基体との間におけるギャップのバラツキの発生を低減することができる。
本発明の実施形態に係るタッチパネルの一例の概略構成を表す分解斜視図である。 タッチパネルの組み立て状態において、図1のII−II線に沿った断面に相当する断面図である。 タッチパネルの組み立て状態において、図1のIII−III線に沿った断面に相当する断面図である。 タッチパネルの組み立て状態において、図1のIV−IV線に沿った断面に相当する断面図である。 図1に示したタッチパネルの第1基体と第2基体とを接着する際の一連の工程を説明するための断面図である。 図1に示したタッチパネルを備えたタッチパネル型表示装置の概略構成を表す断面図である。 図6に示したタッチパネル型表示装置における液晶表示装置の液晶表示パネルの概略構成を表す斜視図である。 図7に示した液晶表示パネルの要部を拡大して示した断面図である。
符号の説明
X タッチパネル
Y タッチパネル型表示装置
10 第1基体
12 第1抵抗膜
20 第2基体
22 第2抵抗膜
23,24 基板間接続配線電極
30 導電性接着部材
31 第1粒子
32 第2粒子
以下、本発明の実施形態に係るタッチパネルおよびタッチパネル型表示装置について図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図4に示したように、タッチパネルXは、第1基体10と、第2基体20と、導電性接着部材30とを備えている。
第1基体10は、全体として可撓性を有しており、平面視形状が略矩形状とされている。第1基体10の平面視形状は、略矩形状には限定されず、その他の形状であってもよい。第1基体10は、絶縁基板11および第1抵抗膜12を備えている。
絶縁基板11は、第1抵抗膜12を支持する役割を担う部材であり、その主面に対して交差する方向(例えばAB方向)への透光性および電気的絶縁性を有している。ここで、透光性とは、可視光に対する透過性を有することを意味する。絶縁基板11の構成材料としては、たとえばガラスあるいは透光性プラスチックなどが挙げられる。特に、耐熱性の観点からは、絶縁基板11の構成材料としてガラスが好ましい。絶縁基板11の構成材料としてガラスを採用する場合、絶縁基板11の厚みは、充分な形状安定性および可撓性を確保すべく、0.1mm以上0.3mm以下に設定するのが好ましい。
第1抵抗膜12は、後述する第2基体20の第2抵抗膜22との接触点における電位の検出に寄与するものであり、その主面に対して交差する方向(例えばAB方向)への透光性を有している。第1抵抗膜12は、所定の電気的抵抗を有する導電性材料により、絶縁基板11のB方向側に位置する主面の略全面に拡がるように形成されている。第1抵抗膜12の抵抗値は、たとえば200Ω/□以上1500Ω/□以下とされる。本実施形態において第1抵抗膜12は、高抵抗化の観点から、その厚さが2.0×10−2μm以下に設定されている。第1抵抗膜12は、少なくとも図中の矢印A方向に透光性を有している。第1抵抗膜12の構成材料としては、たとえばITO(Indium Tin Oxide)、ATO(Antimony trioxide)、酸化錫、および酸化亜鉛などの透光性導電部材を挙げることができる。
第2基体20は、平面視形状が略矩形状とされており、第1基体10に対向配置されている。第2基体20の平面視形状は、略矩形状には限定されず、その他の形状であってもよい。第2基体20は、絶縁基板21と、第2抵抗膜22と、基板間接続配線電極23,24と、配線電極25,26と、絶縁層27と、スペーサ28とを備えている。第2基体20には、図外のFPC(Flexible Printed Circuit)などと接続される領域である外部導通領域20aが設けられている。この外部導通領域20aには、基板間接続配線電極23,24および配線電極25,26の一端部が位置している。
絶縁基板21は、第2抵抗膜22と、基板間接続配線電極23,24と、配線電極25,26と、絶縁層27と、複数のスペーサ28とを支持する役割を担うものであり、その主面に対して交差する方向(例えばAB方向)への透光性および電気的絶縁性を有している。絶縁基板21の構成材料としては、たとえばガラスあるいは透光性プラスチックなどが挙げられる。特に耐熱性の観点からは、絶縁基板21の構成材料としてはガラスが好ましい。絶縁基板21の構成材料としてガラスを採用する場合、絶縁基板11の厚みは、充分な形状安定性を確保すべく、0.7mm以上に設定するのが好ましい。
第2抵抗膜22は、第1基体10の第1抵抗膜12との接触点における電位の検出に寄与するものであり、その主面に対して交差する方向(例えばAB方向)への透光性を有している。第2抵抗膜22は、所定の電気的抵抗を有する導電性材料により、絶縁基板21のA方向側に位置する主面において周縁部を除いた領域(平面視において第1抵抗膜12の形成領域内に)に形成されている。第2抵抗膜22に要求される透光性および電気的抵抗値は第1抵抗膜12と同様である。第2抵抗膜22の構成材料としては、第1抵抗膜12と同様のものが挙げられる。
基板間接続配線電極23,24は、後述の導電性接着部材30を介して第1抵抗膜12に電圧を印加する役割を担うものであり、第2抵抗膜22の周囲に形成されている。基板間接続配線電極23は、一端部が外部導通領域20aに位置しており、他端部が絶縁基板21における後述の導電性接着部材30による接着領域(図1に二点鎖線で囲まれた領域)の矢印C方向側の端部領域に位置している。基板間接続配線電極24は、一端部が外部導通領域20aに位置しており、他端部が導電性接着部材30による接着領域の矢印D方向側の端部領域に位置している。
基板間接続配線電極23,24の両端間における抵抗値は、タッチパネルXの検出精度の観点から、第1抵抗膜12の両端間における抵抗値の0.01倍以下に設定されるのが好ましい。基板間接続配線電極23,24は、硬質性および形状安定性の観点から、たとえば金属薄膜(線幅:0.5mm以上2mm以下、厚さ:0.5μm以上2μm以下)で構成されている。金属薄膜としては、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロムとアルミニウムとの積層膜などが挙げられる。金属薄膜は、第1抵抗膜12をITOにより形成する場合には、ITOとの密着性の観点から、クロムとアルミニウムとの積層膜(クロムをITOとアルミニウムとの間に配置)が好ましい。金属薄膜の形成法としては、たとえばスパッタリング法、蒸着法、および化学気相成長(CVD)法が挙げられる。
基体間接続配線電極23,24を金属薄膜により形成すれば、金属薄膜を通常の薄膜形成法で形成することにより硬質性の向上および形状の安定化を図ることができる。そのため、タッチパネルXでは、後述する導電性接着部材30における第1粒子31および第2粒子32の基体間接続配線電極23,24への食い込み(凹部の形成)の程度を低減することができる。したがって、タッチパネルXでは、第1基体10と第2基体20との間のギャップのバラツキを低減することができるとともに、基体間接続配線電極23,24に凹部が形成されることに起因する接触面積の減少を防ぐことができる。
また、金属薄膜をアルミニウム膜、アルミニウム合金膜、または、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜により形成すれば、薄膜形成の容易性および薄膜加工(パターニングなど)の容易性も高めることができるのに加え、相対的に配線抵抗を低いものとすることができる。
配線電極25,26は、第2抵抗膜22に電圧を印加する役割を担うものである。配線電極25は、一端部が外部導通領域20aに位置しており、他端部が第2抵抗膜22の矢印E方向側の端部に接続されている。配線電極26は、一端部が外部導通領域20aに位置しており、他端部が第2抵抗膜22の矢印F方向側の端部に接続されている。
配線電極25,26の両端間における抵抗値は、タッチパネルXの検出精度の観点から、第2抵抗膜22の両端間における抵抗値の0.01倍以下に設定されるのが好ましい。配線電極25,26は、基板間接続配線電極23,24と同様に金属薄膜(線幅:0.5mm以上2mm以下、厚さ:0.5μm以上2μm以下)で構成されている。金属薄膜としては、基板間接続配線電極23,24を構成する金属薄膜と同様のものが挙げられる。
絶縁層27は、基板間接続配線電極23,24あるいは配線電極25,26と第1抵抗膜12との間で不要な電気的接触が発生するのを低減する役割を担うものである。絶縁層27は、基板間接続配線電極23,24における導電性接着部材30による接着領域および外部導通領域20aに位置する領域以外の所定領域を覆うように形成されている。また、絶縁層27は、配線電極25,26における外部導通領域20aに位置する領域以外の所定領域を覆うように形成されている。絶縁層27の構成材料としては、ポリエステル系樹脂などの熱硬化性樹脂、アクリル系樹脂などの紫外線硬化性樹脂などが挙げられる。その中でも特に、絶縁層27の構成材料としては、製造プロセスにおける作業効率の観点から熱硬化性樹脂が好ましい。絶縁層27の厚さは、タッチパネルXの平坦性の観点から、10μm以下とするのが好ましい。なお、図1では、図面の見易さの観点から絶縁層27が省略されている。
スペーサ28は、第1抵抗膜12と第2抵抗膜22とを所定位置で接触させる(情報を入力する)場合に、該所定位置以外の領域において第1抵抗膜12と第2抵抗膜22との不要な接触を抑制する役割を担うものである。スペーサ28は、複数のドット状スペーサにより構成されている。複数のドット状スペーサは、第2抵抗膜22上において、CD方向およびEF方向に略一定間隔で配列された行列状に配置されている。スペーサ28を構成する各ドット状スペーサは、第1抵抗膜12と第2抵抗膜22との間の不要な接触防止機能を果たしつつ視認困難なものとするのが好ましく、たとえば直径40μm以下、高さ1.0μm以上3.5μm以下の半球状とされている。CD方向あるいはEF方向において隣り合うドット状スペーサの離間距離Pは、たとえば2mm以上4mm以下とされる。このようなスペーサ28は、たとえばアクリル樹脂およびエポキシ樹脂などの紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂を用いたスクリーン印刷、オフセット印刷、あるいはフォトリソグラフィ法により形成することができる。
導電性接着部材30は、第1抵抗膜12と基板間接続配線電極23,24との電気的導通を図りつつ、第1基体10と第2基体20とを接合する役割を担うものである。導電性接着部材30は、第1基体10に対して第1抵抗膜12の周縁部において接触している一方で、第2基体20に対して第2抵抗膜22を取り囲むように基体間接続配線電極23において接触している。導電性接着部材30は、第1粒子31と、第2粒子32と、接着材料33とを含んでいる。
平面視(AB方向視)において、第1抵抗膜12の形成領域内で且つ第2抵抗膜22の形成領域を取り囲むように導電性接着部材30を配設すれば、第1抵抗膜12のみに導電性接着部材30を介しての通電を行うことができるとともに、第1抵抗膜12の形成領域と第2抵抗膜22の形成領域との対向領域に異物などが混入するのを低減することができる。但し、導電性接着部材30の配設形状は、第2抵抗膜22を取り囲む枠状に限定されず、種々に変更可能である。
また、導電性接着部材30を第1抵抗膜12および基体間接続配線電極23に直接接触するようにすれば、第1抵抗膜12と基体間接続配線電極23との間のギャップ、ひいては第1基体10と第2基体20との間のギャップにバラツキがより発生し難くなる。
第1粒子31は、第1抵抗膜12と基板間接続配線電極23とを電気的に接続する役割を担うものであり、少なくとも一部が導電性接着部材30に埋設されている。第1粒子31の形状は、該第1粒子31に接触する第1抵抗膜12あるいは基板間接続配線電極23などに与えるダメージを低減する観点から、略球形状とされている。但し、第1粒子31の形状としては、略球形状には限られず、たとえば多面体形状としてもよい。第1粒子31としては、少なくとも表面に導電性を有していればよく、たとえばプラスチックボールなどの球状絶縁体の表面を導体材料(たとえば金あるいはニッケル)により被覆したものが採用される。
本実施形態における第1粒子31は、変形(圧縮)前におけるAB方向の粒子径D11(図5A参照)が変形(圧縮)前におけるAB方向の第2粒子32の粒子径D21(図5A参照)に比べて大きく、第2粒子32よりも圧縮された状態となっている。第1粒子31の圧縮前の粒子径D11(図5A参照)は、たとえば2μm以上25μm以下とされ、第1粒子31の圧縮後の粒子径D12(図5B参照)は、たとえば1.5μm以上24μm以下とされる。第1粒子31の圧縮前の粒子径D11は、上述した範囲に限定されるものではなく、第1抵抗膜12あるいは基板間接続配線電極23に対する充分な接触面積を確保しつつ、第1粒子31自体を過剰に変形させない範囲内のものであればよい。
上述のように、第1粒子31は、第2粒子32に比べて圧縮された状態となっている。すなわち、第1粒子31は、下記数式1として定義される変形率(圧縮率)Dおよび下記数式2として定義されるアスペクト比Lが、後述する第2粒子32の変形率(圧縮率)D(数式3参照)およびアスペクト比L(数式4参照)に比べて大きくなっている。第1粒子31の変形率(圧縮率)Dは、たとえば0.03以上0.3以下とされ、第1粒子31のアスペクト比Lは、たとえば1.03以上3以下とされる。
Figure 0005123931
Figure 0005123931
第2粒子32は、第1基体10と第2基体20との離間距離を規定するのに寄与するものであり、少なくとも一部が導電性接着部材30に埋設されている。第2粒子32の形状は、第1粒子31と同様な理由から略球形状とされている。但し、第2粒子32の形状としては、略球形状には限られず、たとえば多面体形状としてもよい。第2粒子32としては、第1基体10と第2基体20との離間距離の規定容易性の観点から、シリカ球(主として二酸化珪素からなる球状粒子)が採用される。但し、第2粒子32としては、ガラスファイバなどの他の材料を採用してもよい。
本実施形態における第2粒子32は、圧縮前における粒子径D21(図5A参照)が圧縮前における第1粒子31の粒子径D11(図5A参照)に比べて小さく、第1粒子31よりも圧縮の程度が小さい(ほとんど圧縮されていない)状態となっている。第2粒子32の圧縮前後の粒子径D21,D22(図5A参照)は、たとえば1.5μm以上24μm以下とされる。第2粒子32の圧縮前後の粒子径D21,D22は、上述した範囲に限定されるものではなく、第1基体10と第2基体20との離間距離を目的とする範囲に設定できるものであればよい。
第2粒子32はさらに、下記数式3として定義される変形率(圧縮率)Dおよび下記数式4として定義されるアスペクト比Lが第1粒子31の変形率(圧縮率)D(上記数式1参照)およびアスペクト比L(上記数式2参照)より小さい。第2粒子32の変形率(圧縮率)Dは、たとえば0以上0.01以下とされ、第2粒子32のアスペクト比Lは、たとえば1以上1.01以下とされる。
Figure 0005123931
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接着材料33は、第1基体10と第2基体20との接合に寄与するものであり、第1粒子31および第2粒子32が混入されている。接着材料33としては、エポキシ系樹脂などの熱硬化性樹脂、アクリル系樹脂などの紫外線硬化樹脂などが挙げられる。特に、接着材料33としては、製造プロセスにおける作業効率の観点から熱硬化性樹脂を使用するのが好ましい。
次に、導電性接着部材30による第1基体10と第2基体20との接着方法の一例について説明する。
導電性接着部材30としては、未硬化状態の接着材料33に第1粒子31および第2粒子32を混入したものが使用される。以下の説明では、接着材料33として熱硬化性樹脂を採用しているものとする。第1粒子31としては、プラスチック球などの絶縁球の表面を導体材料で被覆したもので、比較的に容易に変形させることができるものが採用される。第2粒子としては、シリカ球などのように比較的に変形させ難いものが採用される。すなわち、第1粒子31と第2粒子32とを比較した場合、第2粒子32の方が第1粒子31より圧縮弾性係数が大きい。第1粒子31としては、たとえば圧縮弾性係数が300kgf/mm(約2.9×10MPa)以上600kgf/mm(約5.9×10MPa)以下のものが採用される。第2粒子32としては、たとえば圧縮弾性係数が1500kgf/mm(約1.5×10MPa)MPa以上25000kgf/mm(約2.5×10MPa)MPa以下のものが採用される。
ここで、第1粒子31および第2粒子32の圧縮弾性係数は、いわゆる10%K値を意味しており、下記数式5により定義されるものである。
Figure 0005123931
10%K値におけるF,S,Rは、室温で微小圧縮試験機(島津製作所製「PCT−200型」)を用いて第1粒子31および第2粒子32に相当する微粒子を圧縮することにより求めることができる。第1粒子31および第2粒子32に相当する微粒子の圧縮は、たとえばダイヤモンド製の直径50μmの円柱の平滑端面において、圧縮速度0.27gf/秒、最大試験加重10gfで行なわれる。
第1基体10と第2基体20との接着に当たっては、まず第2基体20の上面(基板間接続配線電極23,24の形成面)における所定領域に導電性接着部材30を印刷(塗布)する。本実施形態において所定領域は、図1によく表れているように、第2抵抗膜22を取り囲むように位置する領域(二点鎖線で囲まれた領域)である。
次に、図5Aに示すように、導電性接着部材30が印刷された第2基体20に対して第1基体10を位置合わせしたうえで、導電性接着部材30を介して第1基体10と第2基体20とを貼り合わせ、貼り合わせ構造体を作製する。
次に、図5Bに示すように、作製された構造体の第1基体10と第2基体20とを互いに近接する方向に加圧する。本実施形態における加圧は、第2粒子32が第1基体10および第2基体20の両方に当接するまで、第1基体10および第2基体20により第1粒子31をその変形率(圧縮率)D(数式1参照)あるいはアスペクト比L(数式1参照)が大きくなるように変形させつつ行われる。
次に、加圧状態を維持しつつ、導電性接着部材30を接着材料33の硬化温度まで加熱して接着材料33を硬化させる。これにより、接着材料33が硬化し、第1基体10と第2基体20とが接着される。
タッチパネルXでは、導電性接着部材30が導電性を有する第1粒子31と該第1粒子31より変形率(圧縮率)および粒子径が小さい第2粒子32とを含んでいる。そのため、第1基体10と第2基体20との間のギャップを所定範囲に設定すべく、第1基体10と第2基体20との間に押圧力を作用させたとしても、第1粒子31の変形が第2粒子32により制限されることとなる。つまり、タッチパネルXでは、第1粒子31より変形し難い第2粒子32が存在するため、第1基体10と第2基体20との間のギャップにバラツキが発生し難い。加えて、タッチパネルXでは、第1粒子31の粒子径が第2粒子32の粒子径より大きくされているため、第2粒子32により第1粒子31の変形が制限されたとしても、その制限を受ける前に第1粒子31を充分に変形させることができ、第1抵抗膜12や基体間接続配線電極23と第1粒子31との接触面積を充分に確保することができる。このような作用および効果は、第2粒子32のアスペクト比Lが第1粒子31のアスペクト比Lよりも小さくされる場合、あるいは第2粒子32の圧縮弾性係数が第1粒子31の圧縮弾性係数よりも大きくされる場合にも同様に得ることができる。
次に、本発明に係るタッチパネル型表示装置の一例について図6ないし図8を参照しつつ説明する。
図6ないし図8に示したように、タッチパネル型表示装置Yは、タッチパネルXと液晶表示装置Zとを積層したものである。
タッチパネルXは、図1ないし図5を参照して説明したものである。したがって、図6においては、図1ないし図5と同様な要素については同一の符号を付してある。
液晶表示装置Zは、液晶表示パネル40と、バックライト50と、筐体60とを備えている。
液晶表示パネル40は、液晶層41と、第1基体42と、第2基体43と、封止部材44とを備えている。この液晶表示パネル40には、画像を表示するための複数の画素を含んでなる表示領域Pが設けられている。この表示領域Pは、第1基体42と第2基体43との間に液晶層41を介在させ、該液晶層41を封止部材44により封止することで規定されている。
液晶層41は、電気的、光学的、力学的、あるいは磁気的な異方性を示し、固体の規則性と液体の流動性を併せ持つ液晶を含んでなる層である。このような液晶としては、ネマティック液晶、コレステリック液晶、およびスメクティック液晶などが挙げられる。液晶層41には、該液晶層41の厚さを一定に保つべく、たとえば多数の粒子状部材により構成されるスペーサ(図示せず)を介在させてもよい。
第1基体42は、透明基板421と、遮光膜422と、カラーフィルタ423と、平坦化膜424と、透明電極425と、配向膜426とを備えている。
透明基板421は、遮光膜422およびカラーフィルタ423を支持し且つ液晶層41の封止する役割を担うものである。透明基板421は、その主面に対して交差する方向(たとえばAB方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされている。透明基板421の構成材料としては、たとえばガラスおよび透光性プラスチックが挙げられる。
遮光膜422は、光を遮る(光の透過量を所定値以下にする)役割を担うものであり、透明基板421の上面に形成されている。遮光膜422は、光を通過させるために、膜厚方向(AB方向)に貫通する貫通孔422aを有している。遮光膜422の構成材料としては、たとえば遮光性の高い色(たとえば黒色)の染料あるいは顔料と、カーボンが添加された樹脂(たとえばアクリル系樹脂)と、Crとが挙げられる。
カラーフィルタ423は、該カラーフィルタ423に入射した光のうち所定の波長を選択的に吸収し、所定の波長のみを選択的に透過させる役割を担うものである。カラーフィルタ423としては、たとえば赤色可視光の波長を選択的に透過させるための赤色カラーフィルタ(R)、緑色可視光の波長を選択的に透過させるための緑色カラーフィルタ(G)、青色可視光の波長を選択的に透過させるための青色カラーフィルタ(B)などが挙げられる。カラーフィルタ423は、たとえばアクリル系樹脂に染料あるいは顔料を添加させることにより構成される。
平坦化膜424は、カラーフィルタ423などを配置することにより生じる凹凸を平坦化する役割を担うものである。平坦化膜424の構成材料としては、たとえばアクリル系樹脂などの透明樹脂が挙げられる。
透明電極425は、後述の第2基体43の透明電極432との間に位置する液晶層41の液晶に所定の電圧を印加する役割を担うものであり、一方側から入射した光を他方側に透過するように構成されている。透明電極425は、所定の信号(画像信号)を伝搬する役割を担うものであり、主として矢印CD方向に延びるように複数配列されている。透明電極425の構成材料としては、ITOおよび酸化錫などの透光性導電部材が挙げられる。
配向膜426は、マクロ的にランダムな方向を向く(規則性が小さい)液晶層41の液晶分子を所定方向に配向させる役割を担うものであり、透明電極425上に形成されている。配向膜426の構成材料としては、ポリイミド樹脂などが挙げられる。
第2基体43は、透明基板431と、透明電極432と、配向膜433とを備えている。
透明基板431は、透明電極432および配向膜433を支持し且つ液晶層41を封止するのに寄与する部材である。透明基板431は、は、その主面に対して交差する方向(矢印AB方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされている。透明基板431を構成する材料としては、絶縁基板421を構成する材料と同様のものが挙げられる。
透明電極432は、第1基体42の透明電極425との間に位置する液晶層41の液晶に所定の電圧を印加する役割を担うものであり、一方側から入射した光を他方側に透過するように構成されている。透明電極432は、液晶層41への電圧印加状態(ON)もしくは電圧非印加状態(OFF)を制御するための信号(走査信号)を伝搬する役割を担うものであり、主として図8における紙面垂直方向に延びるように複数配列されている。透明電極432の構成材料としては、透明電極425の構成材料と同様のものが挙げられる。
配向膜433は、マクロ的にランダムな方向を向く(規則性が小さい)液晶層41の液晶分子を所定方向に配向させる役割を担うものであり、透明電極432上に形成されている。配向膜433の構成材料としては、配向膜426と同様のものが挙げられる。
封止部材44は、第1基体42と第2基体43との間に液晶層41を封止するとともに、第1基体42と第2基体43とを所定間隔で離間した状態で接合する役割を担うものである。封止部材44としては、たとえば絶縁性樹脂およびシール樹脂が挙げられる。
バックライト50は、液晶表示パネルXの一方から他方に向けて光を照射する役割を担うものであり、エッジライト方式を採用したものである。バックライト50は、光源51および導光板52を備えている。光源51は、導光板52に向けて光を出射する役割を担うものであり、導光板52の側方に配置されている。光源としては、たとえばCFL(Cathode Fluorescent Lamp)と、LED(Light Emitting Diode)と、ハロゲンランプと、キセノンランプと、EL(electro-luminescence)とが挙げられる。導光板52は、光源51からの光を液晶表示パネル40の下面全体にわたって略均一に光を導く役割を担うものである。導光板52は、通常、反射シートと、拡散シートと、プリズムシートとを含んでいる。反射シート(図示せず)は、光を反射する役割を担うものであり、裏面に設けられる。拡散シート(図示せず)は、より均一な面状発光とすべく光を拡散する役割を担うものであり、表面に設けられる。プリズムシート(図示せず)は、光を略一定方向に集光する役割を担うものであり、表面に設けられる。導光板52の構成材料としては、たとえばアクリル樹脂およびポリカーボネート樹脂などの透明樹脂が挙げられる。バックライト50としては、導光板52の側方に光源51を配したエッジライト方式には限られず、液晶表示パネル40の裏面側に光源51を配した直下方式などの他の方式のものを採用してもよい。
筐体60は、液晶表示パネル40およびバックライト50を収容する役割を担うものであり、上側筐体61および下側筐体62を含んで構成される。筐体60の構成材料としては、たとえばポリカーボネート樹脂などの樹脂と、ステンレス(SUS)およびアルミニウムなどの金属とが挙げられる。
次に、両面テープTによるタッチパネルXと液晶表示装置Zとの固定方法の一例について説明する。なお、タッチパネルXと液晶表示装置Zとの固定方法に使用される固定用部材としては、両面テープTには限られず、たとえば熱硬化性樹脂および紫外線硬化性樹脂などの接着部材を採用してもよいし、タッチパネルXと液晶表示装置Zとを物理的に固定する固定構造体を採用してもよい。
まず、液晶表示装置Zの上側筐体61の上面における所定領域に両面テープTの片面を貼り付ける。本実施形態において所定領域は、図7によく表れているように、液晶表示装置Zの表示領域Pを取り囲むように位置する領域Rである。
次に、両面テープTが貼り付けられた液晶表示装置Zに対してタッチパネルXを位置合わせしたうえで、両面テープTを介してタッチパネルXの絶縁基板21と液晶表示装置Zの上側筐体61とを貼り合わせる。これにより、タッチパネルXと液晶表示装置Zとの固定が行われる。
タッチパネル型表示装置Yは、タッチパネルXを備えているため、上述のタッチパネルXの有する効果と同様の効果を享受することができる。すなわち、タッチパネル型表示装置Yでは、第1粒子31と基体間配線電極23などとの接触面積を充分に確保しつつ、第1基体10と第2基体20との間におけるギャップのバラツキの発生を低減することができるのである。
以上においては、本発明の具体的な実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
タッチパネルXでは、第1粒子31が第1抵抗膜12に直接接触するような構成には限られず、たとえば絶縁基板11上に形成した基板間接続配線電極23と同様の配線を介して第1粒子31と第1抵抗膜12とを電気的に接続するようにしてもよい。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に位相差フィルムを更に配置してもよい。位相差フィルムは、液晶の複屈折性(位相のズレ)などにより楕円偏光状態に変換される直線偏光を、楕円偏光状態から直線偏光に近い状態に変換するための光学補償用部材である。位相差フィルムの構成材料としては、たとえばポリカーボネート(PC)と、ポリビニルアルコール(PVA)と、ポリアリレート(PA)と、ポリサルフォン(Psu)と、ポリオレフィン(PO)とが挙げられる。特に、位相差フィルムの構成材料としては、液晶の波長分散との整合性の観点ではPCが好ましく、円偏光板への適応性の観点ではPCに比べ光弾性係数の小さいPOが好ましい。このような構成は、表示画像のコントラスト比を高めるうえで好適である。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に偏光フィルムを更に配置してもよい。偏光フィルムは、所定の振動方向の光を選択的に透過させる役割を担うものである。偏光フィルムの構成材料としてはヨウ素系材料などが挙げられる。このような構成は、偏光フィルムを透過する光のシャッタ機能を発揮するうえで好適である。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に、アンチグレア処理あるいは反射防止コート処理を施したフィルムを更に配置してもよい。このような構成によると、外光反射を低減することができる。
タッチパネルXの絶縁基板11,21は、位相差フィルム、偏光フィルム、アンチグレア処理あるいは反射防止コート処理を施したフィルムのいずれかに置き換えてもよい。
タッチパネルXでは、導電性接着部材30が第2抵抗膜22の全体を取り囲むように一回の塗布作業により形成されているが、これには限られない。たとえば、導電性接着部材30は、導電性接着部材30より内方に位置する内部と、導電性接着部材30より外方に位置する外部とを連通させる連通孔を有するものとして形成してもよい。このような場合、導電性接着部材30を塗布して第1基体10と第2基体20との接着を行った後、連通孔を介して導電性接着部材30より内方に位置する内部に空気などを注入することができる。連通孔は、空気などの注入後に、導電性接着部材30と同様の材料あるいは非導電性接着部材(たとえば紫外線硬化性樹脂)を用いて封止することができる。
本実施の形態のように絶縁層27を設ける構成においては、連通孔の形成位置は特に限定されない。一方、絶縁層27を設けない構成においては、不要な電気的導通が発生するのを抑制するために、導電性接着部材と各配線の引き出し部とが交差する領域に連通孔を形成し、非導電性接着部材(紫外線硬化性樹脂など)を用いて連通孔を封止する構成を採用するのが好ましい。

Claims (6)

  1. 第1抵抗膜を有する第1基体と、第2抵抗膜および基体間接続配線電極を有する第2基体と、前記第1抵抗膜と前記基体間接続配線電極とを電気的に接続するための導電性接着部材と、を備え、前記第1抵抗膜と前記第2抵抗膜とが対向するように前記第1基体と前記第2基体とを前記導電性接着部材を介して貼り合せてなるタッチパネルであって、
    前記導電性接着部材は、導電性を有する第1粒子と、絶縁性を有する第2粒子と、を含み、
    前記第1粒子の粒子径は前記第2粒子の粒子径より大きく、
    前記第1粒子は、前記第2粒子に比べて圧縮されており、かつ前記第1抵抗膜および前記基体間接続配線電極に接触する、タッチパネル。
  2. 前記導電性接着部材は、平面視において、前記第1抵抗膜の形成領域内で且つ前記第2抵抗膜の形成領域を取り囲むように配設されている、請求項1記載のタッチパネル。
  3. 前記導電性接着部材の接着成分は熱硬化性樹脂である、請求項1または2に記載のタッチパネル。
  4. 前記基体間接続配線電極は金属薄膜からなる、請求項1から3のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  5. 前記金属薄膜は、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、または、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜である、請求項に記載のタッチパネル。
  6. 表示パネルと、前記第1基体または前記第2基体の主面が前記表示パネルの主面に対向配置される請求項1からのいずれか1項に記載のタッチパネルと、を備える、タッチパネル型表示装置。
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