JP5122638B2 - 無線資源制御状態の切替え方法、基地局およびユーザ装置 - Google Patents

無線資源制御状態の切替え方法、基地局およびユーザ装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信技術分野に係り、特に、無線資源制御(RRC)状態の切替え方法、基地局およびユーザ装置に関し、通信システムのマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS)モードで無線資源制御状態の切替えを行う技術に関する。
図1は移動通信システムのロング・ターム・エボリューション(以下「LTE」と略称する)で定義したマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(以下「MBMS」と略称する)システムの構成を示しており、以下、それについて説明する。
エボリューション・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(以下「eBM−SC」と略称する)101は、MBMSシステムのサービスコントロールセンターである。エボリューション・ブロードキャスト・マルチキャスト・ゲートウェイ(以下「eBM−GW」と略称する)102は、MBMSデータの伝送に経路を提供し、IPマルチキャスト方式で、MBMSデータを対応する各エボリューション基地局に同期して送信(発送)する。エボリューション基地局(以下「eNB」と略称する)104は、シングルセル(Single−cell)のMBMS伝送の資源(無線リソース)をスケジューリングし、およびMBMSデータの伝送を行う。ユーザ装置(以下「UE」と略称する)105は、MBMSデータを受信する端末装置である。
現在、LTEのMBMSに対する関連問題は既にある程度の共同認識が達成されて、3GPPの関連文献に記載されている。3GPP TS 36.300(E-UTRA and E-UTRAN Overall description,stage2,v8.2.0)には2種類の基本的なMBMS伝送モードが定義されている。
一つは、シングルセルの伝送モード(SC−PTM)であって、当該モードでのMBMSは1つの特定のセル範囲のみを覆うようになっており、セル内のUEは、他のセルから送信された無線信号を結合して合成、増強させることができない。
もう一つは、マルチセルの伝送モード(MBSFN)であって、当該モードでのMBMSは、同時に複数のセルから送信された無線信号を受信し、それらの信号を合成することができて、MBMS信号受信の信頼性を向上させる。また、当該文献にはMBMSの受信状態についても説明してある。MBMSを利用するUEは、RRC接続状態あるいはRRCアイドル状態になることが可能であり、受信状態はUEのユニキャストサービスの接続状態により決められる。フィードバックを有するMBMSのUEについては、受信状態が必ずRRC接続状態にあることが必要である。
エリクソン(Ericsson)、ETRIおよびLGEなどの会社らは、2007年11月5日〜9日に韓国の済州島で開催された3GPP TSG RAN2 第60回の会議において、R2−075455(Summary of discussion on MBMS reception states for SC-PTM transmission)を提案し、この提案は、シングルセルの伝送モードでのMBMSを利用するUEの受信状態について共同認識を達成した。
シングルセルのMBMSを利用するUEは、RRC接続(RRC_CONNECTED)状態になってもよく、RRCアイドル(RRC_IDLE)状態になってもよい。基地局は、シングルセルのMBMSを利用するUEが現在ポイントからポイントへのユニキャスト(Unicast)サービスを受けているか否かに構わず、そのUEにRRC_CONNECTED状態になるように要求することができる。
また、同回会議で提案されたR2−074709(MBMS reception state for single-cell transmission)において、エリクソンは、シングルセルのMBMSを利用する伝送はダウンリンクの共用チャネル(DL_SCH)のみを利用し、且つMBMSを利用する全UEがRRC_CONNECTED状態になることを提案した。当該提案には、シングルセル内のMBMSを利用するUEの数が比較的に少ないとの仮設条件が設定されている。MBMSを利用するUEがRRC接続状態になると、MBMSを利用するUEへのシステムの管理に役立っており、MBMSシステムの移動性管理過程およびMBMSを利用するUEの認証過程を簡単化することができる。また、MBMSを利用するUEは、現在のユニキャストシステム中のアップリンクを利用してリンクのフィードバックを行い、このフィードバック情報によって、システムはMBMSの伝送パラメータを最適化して、MBMSのサービス品質を向上することができる。但し、大量のRRC接続は、システムのシグナリング(指令)オーバーヘッド(signaling overhead)を増やし、資源の利用率を低下させる。また、システムの利用可能なRRC接続数にも制限があるため、大量のMBMSを利用するUEによりRRC接続の資源が占用された場合は、ユニキャストのUEがシステムに接続できなくなる。さらに、システムの利用可能なRRC接続数の制限のため、例えば、シングルセルの伝送モードでのMBMSを利用する全てのUEがRRC接続状態になったと定義すると、MBMSを利用するUEのセル内に収納可能な最大数がシステムの利用可能なRRC接続数になり、より多いUEのMBMSの有効利用を制限することになる。
しかしながら、当該技術分野の現在の進展からみると、MBMSは市場前景が広く、MBMSを利用するUE数の高速増加も期待されてくる。したがって、上記問題の矛盾も必ず厳しくなる。
3GPP TS 36.300(E-UTRA and E-UTRAN Overall description,stage2,v8.2.0) R2−075455(Summary of discussion on MBMS reception states for SC-PTM transmission)提案、3GPP TSG RAN2 第60回会議、2007年11月
そこで、現在のMBMSに対するLETの定義によって、RRCアイドル状態であるUEもMBMSを利用できるようにする課題を解決するために、本発明は、MBMSを利用するUEが比較的に少ない状況で全UEのRRC接続状態を維持するとのエリクソンのR2−074709中の提案を基に、MBMS伝送モードでRRC状態を切替える具体的な実施方法および実施設備を提供する。
つまり、本発明は、MBMS伝送モードでMBMSを利用するUEがRRC接続資源を占用しているため、過大なシグナリングオーバーヘッドを引き起こし、ユニキャストサービスを利用するUEの正常的な接続に影響を与え、(周波数)資源利用率を低下させる問題を解決するために提供したものである。
本発明において、MBMSを利用するUEは、MBMSを利用し且つユニキャストサービスを利用しないユーザ装置であり、基地局、エボリューション基地局、基地局設備およびeNBは同じ設備である。
上記の課題を解決するために、本発明は移動通信システムに応用できる方法および設備を提供し、それにより、MBMS伝送モードでのセル内のMBMSを利用するUEのRRC状態をうまく切替えることができる。特に、所定条件を満たす場合、基地局がシグナリング方式でセル内のMBMSを利用するUEのRRC状態を切替える機構を提供する。具体的な方式はセルの基地局に配置されたパラメータにより決められる。
上記の課題を解決するための本発明の基地局は、セル内のMBMSを利用するUEとデータ通信を行う送信(発信)/受信ユニット(以下「送受信ユニット」と称する)と、システムの現在利用可能なRRC接続数を算出する算出ユニットと、システムの現在利用可能なRRC接続数および接続数の閾値に基づいて、MBMSを利用するUEのRRC状態の切替えが必要であるか否かを判定する実行判定ユニットと、上記実行判定ユニットによりMBMSを利用するUEのRRC状態の切替えが必要であると判定された場合、上記送受信ユニットを介して、セル内のMBMSを利用する全UEに測定報告要求を送信する要求ユニットと、上記接続数の閾値と、上記送受信ユニットを介してMBMSを利用するUEから受信されたパラメータの測定データとに基づいて、パラメータの精確基準測定閾値を確定し、当該精確基準測定閾値を、さらに上記送受信ユニットを介して、セル内のMBMSを利用する全UEに報告する精確確定ユニットとを備えている。
なお、「精確基準測定閾値」とは、「概略基準測定閾値」よりも精度が高い閾値である。このため、この「精確基準測定閾値」は、「概略基準測定閾値」に対し、「詳細基準測定閾値」とも表現することができる。
また、上記基地局は、統計データまたは静的システムのパラメータによって、パラメータの概略基準測定閾値を確定する概略確定ユニットをさらに備え、上記要求ユニットが、上記送受信ユニットを介して、セル内のMBMSを利用する全UEに、パラメータの概略基準測定閾値を送信することが好ましい。
また、上記基地局において、上記パラメータには、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つが含まれることが好ましい。
また、上記基地局において、上記概略確定ユニットおよび上記精確確定ユニットは、同じパラメータに対して、概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することが好ましい。
また、上記基地局において、上記概略確定ユニットおよび上記精確確定ユニットは、異なるパラメータに対して、別々に概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することが好ましい。
また、上記基地局において、上記算出ユニットは、現在確立済のRRC接続数Nおよびシステムの最大利用可能なRRC接続数Nmaxに基づいて、システムの現在利用可能なRRC接続数N=Nmax−Nを算出することが好ましい。
また、上記基地局において、上記接続数の閾値Nthは、上記実行判定ユニットにより予め或いは動的に設定されており、上記現在利用可能なRRC接続数Nが上記接続数の閾値Nthより小さい場合、上記実行判定ユニットは、MBMSを利用するUEのRRC状態の切替えが必要であると判定することが好ましい。
また、上記基地局において、上記送受信ユニットを介してMBMSを利用するUEからRRC接続の要求を受取ると、上記送受信ユニットを介して、上記RRC接続の要求を送信しMBMSを利用するUEに、RRC接続の開放情報を送信するとともに、当該MBMSを利用するUEに対して臨時に確立したRRC接続資源を開放する開放ユニットをさらに備えることが好ましい。
また、上記基地局において、上記実行判定ユニットによりMBMSを利用するUEのRRC状態の切替えが不必要であると判定された場合、上記実行判定ユニットは、所定時間ウェイトし、上記算出ユニットを再起動することが好ましい。
また、上記基地局において、MBMSのセッションが終了したか否かを判定し、MBMSのセッションが未終了であれば、所定時間ウェイトし、上記算出ユニットを再起動するセッション判定ユニットをさらに備えることが好ましい。
上記の課題を解決するための本発明のユーザ装置は、所属するセル内の基地局とデータ通信を行う送受信ユニットと、上記送受信ユニットを介して上記所属するセル内の基地局から受信した測定報告要求に応じて、パラメータを測定し、さらに上記送受信ユニットを介して測定したパラメータのデータを報告する報告ユニットと、上記送受信ユニットを介して上記所属するセル内の基地局から受信したパラメータの精確基準測定閾値、ユーザ装置自体のパラメータ実際測定値およびユーザ装置自体の無線資源制御状態によって、無線資源制御状態の切替えを起動するか否かを判定する起動判定ユニットを備えている。
また、上記ユーザ装置において、上記報告ユニットは、ユーザ装置自体のパラメータ実際測定値および上記送受信ユニットを介して上記所属するセル内の基地局から受信したパラメータの概略基準測定閾値に基づいて、パラメータの測定データを報告するか否かを判定することが好ましい。
また、上記ユーザ装置において、上記パラメータには、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つが含まれることが好ましい。
また、上記ユーザ装置において、上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値を、同じパラメータに対して確定することが好ましい。
また、上記ユーザ装置において、上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値を、異なるパラメータに対して別々に確定することが好ましい。
また、上記ユーザ装置は、ユーザ装置が無線資源制御の接続状態になっているかあるいはアイドル状態になっているかを確認する状態確認ユニットをさらに備え、当該状態確認ユニットにより、上記ユーザ装置がRRC接続状態になっていると判定された場合、上記報告ユニットは、上記測定報告要求に応じて、直接上記パラメータの測定データを報告し、当該状態確認ユニットにより、上記ユーザ装置がRRCアイドル状態になっていると判定された場合、上記報告ユニットは、上記測定報告要求に応じて、まず上記送受信ユニットを介してランダム接続の要求を送信し、上記送受信ユニットを介してランダム接続の応答を受取った場合、さらに上記送受信ユニットを介し、RRC接続の確立要求を利用して、パラメータの測定データを報告することが好ましい。
上記の課題を解決するための本発明の無線資源制御(RRC)状態の切替え方法は、システムの現在利用可能なRRC接続数を算出する算出ステップと、システムの現在利用可能なRRC接続数および接続数の閾値に基づいて、MBMSを利用するUEのRRC状態の切替えが必要であるか否かを判定する実行判定ステップと、MBMSを利用するUEのRRC状態を切替える必要があると判定された場合、セル内のMBMSを利用する全UEに測定報告要求を送信する要求ステップと、MBMSを利用するUEが、受信した上記測定報告要求に応じてパラメータを測定し、その測定データを報告する報告ステップと、上記接続数の閾値および上記報告した測定データに基づいてパラメータの精確基準測定閾値を確定し、当該精確基準測定閾値をセル内のMBMSを利用する全UEに送信する精確確定ステップと、MBMSを利用する各UEが、受信したパラメータの精確基準測定閾値、自体のパラメータ実際測定値および自体のRRC状態によって、RRC状態の切替えを起動するか否かを判定する起動判定ステップとを備えている。
また、上記RRC状態の切替え方法は、統計データまたは静的システムのパラメータによって、パラメータの概略基準測定閾値を確定する概略確定ステップをさらに備え、上記要求ステップにおいて、MBMSを利用する全UEに概略基準測定閾値を送信し、上記報告ステップにおいて、MBMSを利用するUEが、自体のパラメータ実際測定値および受信したパラメータの概略基準測定閾値に基づいて、バラメータの測定データを報告するか否かを確認することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記パラメータには、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つが含まれることが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記概略確定ステップおよび上記精確確定ステップにおいて、同じパラメータに対して、概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記概略確定ステップおよび上記精確確定ステップにおいて、異なるパラメータに対して、別々に概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、現在確立済のRRC接続数Nおよびシステムの最大利用可能なRRC接続数Nmaxに基づいて、システムの現在利用可能なRRC接続数N=Nmax−Nを算出することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記接続数の閾値Nthは、予め或いは動的に設定され、上記現在利用可能なRRC接続数Nが上記接続数の閾値Nthより小さい場合、MBMSを利用するUEのRRC状態の切替えが必要であると判定することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記報告ステップにおいて、RRC接続状態になっているMBMSを利用するUEは、上記測定報告要求に応じて、直接上記パラメータの測定データを報告することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記報告ステップにおいて、RRCアイドル状態になっているMBMSを利用するUEは、上記測定報告要求に応じて、まずランダム接続の要求を送信し、ランダム接続の応答を受取った場合、さらにRRC接続の確立要求を利用して、パラメータの測定データを報告することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、RRC接続の要求を受取った後、MBMSを利用するUEに、RRC接続の開放情報を送信し、同時に、当該MBMSを利用するUEに対して臨時に確立したRRC接続資源を開放することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記実行判定ステップにより、MBMSを利用するUEのRRC状態の切替えが必要ではないと確定された場合、所定時間ウェイトし、算出ステップを再実行することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、MBMSのセッションが終了したか否かを判定し、MBMSのセッションが未終了であれば、所定時間ウェイトし、算出ステップを再実行することが好ましい。
上記の課題を解決するための本発明の無線資源制御(RRC)状態の切替え方法は、基地局は、RRC接続数に関する判定条件によって、UEのRRC状態を切替える必要があるか無いかを確認し、UEは、基地局の制御シグナリングに応じて、パラメータの測定データを報告し、UEは、RRC接続数に関する判定条件およびUEから報告されたパラメータの測定データに基づいて、パラメータの精確基準測定閾値を確定し、UEは、基地局により確定されたパラメータの精確基準測定閾値、自体のパラメータ実際測定値および自体の無線資源制御状態によって、RRC状態の切替えを確定し起動する。
また、上記RRC状態の切替え方法において、基地局は、制御シグナリングによって、設定したパラメータの概略基準測定閾値をUEに通知し、UEは、パラメータの概略基準測定閾値および自体のパラメータ実際測定値によって、パラメータの測定データを報告するか否かを判定することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記パラメータには、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つが含まれることが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値を、同じパラメータに対して設定することが好ましい。
また、上記RRC状態の切替え方法において、上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値を、異なるパラメータに対して別々設定することが好ましい。
LTEで定義したMBMSシステムのブロック図である。 本発明の実施例に係るeNB104の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るUE105の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例に係るRRC状態の切替え方法を説明するためのフローチャートである。 RRC接続状態にあるMBMS・UEの測定データの報告過程を示す図である。 RRCアイドル状態にあるMBMS・UEの測定データの報告過程を示す図である。 本発明の第2実施例に係るRRC状態の切替え方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
104 eNB
1040 送受信ユニット
1041 セッション判定ユニット
1042 算出ユニット
1044 実行判定ユニット
1045 概略確定ユニット
1046 要求ユニット
1048 精確確定ユニット
1049 開放ユニット
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について詳細に説明する。本発明をより理解しやすく説明するために、本発明について不必要な構成および機能は省略する。
本発明をより詳細・明確に理解するために、LTEセルラシステムのMBMS伝送に適用する具体的な実施例を挙げて説明する。もちろん、本発明は、この応用に限らず、その他のMBMSを提供する通信システムにも適用される。
図1は、LTEで定義したMBMSシステムの構成を示している。eBM−SC101はMBMSシステムのサービスコントロールセンターである。eBM−GW102はMBMSデータの伝送に経路を提供し、IPマルチキャスト方式で、MBMSデータを対応する各エボリューション基地局に同期して送信する。eNB104は、シングルセルのMBMS伝送の資源をスケジューリングし、およびMBMSデータの伝送を行う。UE105は、MBMSデータを受信する端末装置である。該図はMBMSシステムの構成の一例を示すだけであり、本発明の移動通信システムの実施において、上記制限的な特定構成が必ず必要であることではない。
図1に示すように、MBMSシステムは、少なくとも、1つのeBM−SC101、1つのeBM−GW102、1つのeNB104を含み、eNB104のセル内には複数のMBMSを利用するUE(以下「MBMS・UE」と略称する)105が分布されている。各UE105は、相応するシグナリングを介して、eNB104に関連情報を提供する。
本発明によるeNB104は、図2のブロック図に示す構成を有している。詳しく言うと、eNB104は、セル内のMBMS・UEとデータ通信を行う送受信ユニット1040と、現在確立済のRRC接続数(N)と最大利用可能なRRC接続数(Nmax)とに基づいて、現在利用可能なRRC接続数(N=Nmax−N)を算出する算出ユニット1042と、現在利用可能なRRC接続数と、予め或いは動的に設定された接続数の閾値(Nth)とに基づいて、例えば、現在利用可能なRRC接続数(N)が接続数の閾値(Nth)より小さい場合は、MBMS・UEのRRC状態の切替えが必要であると確定し、逆に、MBMS・UEのRRC状態の切替えが不必要であると確定された場合は、所定時間ウェイトして、算出ユニット1042を再起動する実行判定ユニット1044と、実行判定ユニット1044によりMBMS・UEのRRC状態の切替えが必要であると判定された場合、送受信ユニット1040を介して、セル内のすべてのMBMS・UEに測定報告要求を送信する要求ユニット1046と、接続数の閾値(Nth)と、送受信ユニット1040を介してMBMS・UEから受信されたパラメータの測定データ(Pを含む)とに基づいて、パラメータの精確な基準測定閾値(以下「精確基準測定閾値」と呼ぶ)(Prs)を確定し、その精確基準測定閾値を、さらに送受信ユニット1040を介して、セル内のすべてのMBMS・UEに送信する精確確定ユニット1048とを備えている。
本発明において、上記パラメータは、リファレンス信号の受信電力(RSRP)、チャネル品質インジケータ(CQI)、パスロス(pathloss)の中の少なくとも一つを含む。以下の実施例においては、パラメータの一例としてリファレンス信号の受信電力(RSRP)を挙げて具体的に説明する。もちろん、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、当業者により種々の変更が可能である。例えば、パラメータとして、チャネル品質インジケータ(CQI)、あるいはパスロス(pathloss)、あるいはこの3つを任意に併用することもできる。
また、図2中の点線で示すように、eNB104は、統計データまたは静的システムのパラメータによって、パラメータの大まかな基準測定閾値(以下「概略基準測定閾値」と呼ぶ)(Pth)を確定する概略確定ユニット1045をさらに備えている。この場合、要求ユニット1046は、送受信ユニット1040を介して、セル内のすべてのMBMS・UEに、パラメータの概略基準測定閾値(Pth)を送信する。概略確定ユニット1045および精確確定ユニット1048は、同様または異なるパラメータに対して、概略基準測定閾値(Pth)および精確基準測定閾値(Prs)を確定することができる。
また、図2中の点線で示すように、eNB104は、送受信ユニット1040を介しMBMS・UE(RRCアイドル状態になっている)からRRC接続の確立要求を受取ると、送受信ユニット1040を介して、RRC接続の要求を送信したMBMS・UEに、RRC接続の開放情報を送信するとともに、当該MBMS・UEに対して臨時に確立したRRC接続資源を開放する開放ユニット1049をさらに備えている。
さらに、図2中の点線で示すように、eNB104は、MBMSのセッションが終了したか否かを判定し、MBMSのセッションが未終了であれば、所定時間ウェイトして、算出ユニット1042を再起動し、MBMSのセッションが既に終了した場合は、eNB104のRRC状態の切替えに関する処理全体を終了するセッション判定ユニット1041も備えている。
本発明によるUE105は、図3のブロック図に示す構成を有している。詳しく言うと、UE105は、所属するセル内のeNBとデータ通信を行う送受信ユニット1050と、送受信ユニット1050を介して所属するセル内のeNBから受信した測定報告要求に応じて、パラメータを測定し、さらに送受信ユニット1050を介して測定したパラメータのデータ(Pを含む)を報告する報告ユニット1052と、送受信ユニット1050を介して所属するセル内のeNBから受信したパラメータの精確基準測定閾値(Prs)、UE自体のパラメータ実際測定値(P;報告ユニット1052から受取る)およびUE自体のRRC状態(状態確認ユニット1055により確定されて、eNB104により通知され、あるいは他の方法で受取る)によって、RRC状態の切替えを起動するか否かを判定する起動判定ユニット1054を備えている。
本発明において、上記パラメータは、リファレンス信号の受信電力(RSRP)、チャネル品質インジケータ(CQI)、パスロス(pathloss)の中の少なくとも一つを含む。以下の実施例においては、パラメータの一例としてリファレンス信号の受信電力(RSRP)を挙げて具体的に説明する。もちろん、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、当業者により種々の変更が可能である。例えば、パラメータとして、チャネル品質インジケータ(CQI)、あるいはパスロス(pathloss)、あるいはこの3つを任意に組合せて利用することもできる。
報告ユニット1052は、UE自体のパラメータ実際測定値(P)、および送受信ユニット1050を介して所属するセル内のeNBから受信したパラメータの概略基準測定閾値(Pth)によって、パラメータの測定データ(Pを含む)を報告するか否かを判定することができる。同じく、同様または異なるパラメータの精確基準測定閾値(Prs)によって、パラメータの測定データ(Pを含む)を報告するか否かを判定することができる。
また、図3中の点線で示すように、UE105は、UEの状態がRRC接続状態であるかまたはRRCアイドル状態であるかを確認する状態確認ユニット1055をさらに備えている。この状態確認ユニット1055により、UEがRRC接続状態になっていると確認された場合、報告ユニット1052は、測定報告要求に応じて直接パラメータの測定データ(Pを含む)を報告する。一方、状態確認ユニット1055により、UEがRRCアイドル状態になっていると確認された場合、送受信ユニット1050を介してランダム接続の要求を送信し、また、送信/受信ユニットを介してランダム接続の応答を受取った際、さらに送受信ユニット1050を介し、RRC接続の確立要求を利用して、パラメータの測定データ(Pを含む)を報告することができる。
なお、図2および図3においては、具体的なユニットモジュールにより本発明に係るeNBおよびUEノードの構成を説明したが、本発明は、上記具体的なユニットモジュールに限定されるものではなく、その一部あるいは全部モジュールに対して結合、分割または再組合せを行って、ソフト方式、ハード方式あるいはそれらの組合せ方式で実現することもできる。
以下、図2〜7に基づいて、本発明に係るRRC状態の切替え方法について詳細に説明する。
図4は、本発明の第1実施例に係るRRC状態の切替え方法を説明するためのフローチャートである。以下、この処理フローについて詳細に説明する。
MBMSのセッションが開始する(ステップ401)と、eNB104は周期的に以下のステップを実行する。
eNB104の算出ユニット1042は現在接続済のRRC接続数Nおよびシステムの最大利用可能なRRC接続数Nmaxに基づいて、現在利用可能なRRC接続数N=Nmax−Nを算出する(ステップ403)。
eNB104の実行判定ユニット1044は、ステップ403により算出された現在利用可能なRRC接続数Nに応じて、MBMS・UEのRRC状態の切替えが必要か否かを確認する(ステップ404)。システムの予め設定され、或いは動的に設定された接続数の閾値Nthに基づいて、例えば、現在利用可能なRRC接続数Nが接続数の閾値Nthより小さい場合、すなわちN<Nthの場合、MBMS・UEのRRC状態を切替える必要があると判定し、逆の場合は切替えが不必要であると判定する。RRC状態の切替えが不必要である場合、次の周期までウェイトして、再びステップ403を実行し、切替えが必要である場合は、続いてステップ405を実行する。
eNB104の概略確定ユニット1045は、システムの統計データまた予め設定されたデータに基づいて、パラメータの概略基準測定閾値Pthを設定する(ステップ405)。当該パラメータの概略基準測定閾値Pthを設定するのは、測定データを報告するMBMS・UEの数を制限して、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させるためである。本実施例においては、リファレンス信号の受信電力(RSRP)の基準値Pthを選択設定して、この概略基準測定閾値とする。この概略基準測定閾値は、システムのパラメータによって静的設定し、あるいは、前の周期において報告した測定データに基づいて統計確定し、あるいは、両方式を併用して確定することができる。実際の応用システムにおいては、チャネル品質インジケータ(CQI)或いはパスロス(pathloss)に関する閾値を設定して、概略基準測定閾値とすることも可能である。
eNB104の要求ユニット1046は、MCCHチャネルを介して、eNB104のセル内のすべてのMBMS・UE105に、測定報告要求およびステップ405で確定されたパラメータの概略基準測定閾値Pthを送信するトリガーで、MBMS・UEの測定データの報告過程を起動する(ステップ406)。
図5は、RRC接続状態になっているMBMS・UEの測定データの報告過程を示す図である。まず、ステップ501において、RRC接続状態になっている(状態確認ユニット1055で確定し、eNB104から通知し、あるいは他の方法で取得する)MBMS・UE105は、eNB104から送信された測定報告要求およびパラメータの概略基準測定閾値Pthを受信し、MBMS・UE105の報告ユニット1052で測定および選択されたリファレンス信号の受信電力(RSRP)の基準値PとPthとの対比を行い、対比結果、P<Pthであればステップ502を行う。次に、ステップ502において、MBMS・UE105の報告ユニット1052は、既に割当てられたPUCCHチャネルを介して、UEのID、MBMSのIDおよびリファレンス信号の受信電力(RSRP)Pを含む測定報告の応答情報を報告する。もちろん、測定報告の応答情報は、上記内容に限定されるものではなく、チャネル品質インジケータ(CQI)またはパスロス(pathloss)であり、あるいは、これらのうち少なくとも一つを更に含むことも可能である。
図6は、RRCアイドル状態になっているMBMS・UEの測定データの報告過程を示す図である。ステップ601において、RRCアイドル状態になっている(状態確認ユニット1055で確定し、eNB104から通知し、あるいは他の方法で取得する)MBMS・UE105は、eNB104から送信されてきた測定報告要求およびパラメータの概略基準測定閾値Pthを受信し、MBMS・UE105の報告ユニット1052で測定および選択されたリファレンス信号の受信電力(RSRP)の基準値PとPthとの対比を行い、対比結果、P<Pthであればステップ602を行う。ステップ602において、MBMS・UE105の報告ユニット1052は、RACHチャネルを介して、ランダム接続要求をeNB104に送信する。次に、ステップ603において、eNB104は、ランダム接続応答を接続完了したMBMS・UE105に送信する。ステップ604において、MBMS・UE105の報告ユニット1052は、UEのID、MBMSのIDおよびリファレンス信号の受信電力(RSRP)の基準値Pを含むRRC接続の確立要求の情報をeNB104に送信する。もちろん、RRC接続の確立要求の情報は、上記内容に限定されるものではなく、チャネル品質インジケータ(CQI)またはパスロス(pathloss)であり、あるいは、これらのうち少なくとも一つを更に含むことも可能である。そして、ステップ605において、eNB104の開放ユニット1049はRRC接続の確立要求の情報を受信した後、接続開放の関連情報をMBMS・UE105に送信するとともに、MBMS・UE105のために一時的に確立したRRC接続資源を開放する。
続いて、eNB104の精確確定ユニット1048は、ステップ406でMBMS・UEにより報告された測定データ(UEのID、MBMSのIDおよびリファレンス信号の受信電力の基準値P)およびステップ403で算出されたシステムの現在利用可能なRRC接続数Nに基づいて、さらに精確基準測定閾値Prsを算出する(ステップ407)。当該ステップにおいて算出される精確基準測定閾値Prsは、ステップ405での概略基準測定閾値Pthのように、同様なパラメータ(本実施例においては、リファレンス信号の受信電力に対する)、または異なるパラメータ(例えば、チャネル品質インジケータあるいはパスロスなど)に対して取得することができる。例えば、測定データを報告するUE中、RRC接続状態にあるMBMS・UEの数をNと仮定する。まず、測定データを報告したすべてのMBMS・UEのRSRP値に対して、逓増に順序付けを行い、次に、その中で、第N+Nmax−N−Nth番目のRSRP値Prsを取り出して、精確基準測定閾値Prsとする。その後、eNB104の精確確定ユニット1048は、この精確基準測定閾値Prsを、MCCHチャネルを介して、eNB104のセル内のすべてのMBMS・UEに送信する。以上のような操作によると、この精確基準測定閾値Prsにより、システム中のRRC接続状態になるUE(MBMS・UEおよび非MBMS・UEを含む)の数が予定の最大利用可能なRRC接続数Nmax−Nthの範囲になるように確保できる。
MBMS・UE105の起動判定ユニット1054は、受信した精確基準測定閾値PrsによってRRC状態の切替えを行う(ステップ408)。この起動判定ユニット1054は、精確基準測定閾値PrsとMBMS・UEの実際測定値Pとの関係および現在のRRC状態によって、RRC状態の切替えが必要か否かを判定する。
例えば、PがPrsより小さいまたはPrsと等しい場合(P≦Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRCアイドル状態である場合は、RRC接続の確立過程を起動する。
また、PがPrsより小さいまたはPrsと等しい場合(P≦Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRC接続状態である場合は、何ら操作も実行しない。
また、PがPrsより大きい場合(P>Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRC接続状態である場合は、RRC接続の開放過程を起動する。
また、PがPrsより大きい場合(P>Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRCアイドル状態である場合は、何ら操作も実行しない。
続いて、eNB104のセッション判定ユニット1041は、セッションが終了したか否かを判定し、MBMSのセッションが未終了であれば、次の周期までウェイトしてから、ステップ403を再実行する(ステップ409)。
MBMSのセッションが終了した場合は、上記フローを終了する(ステップ410)。
図7は、本発明の第2実施例に係るRRC状態の切替え方法を説明するためのフローチャートである。以下、このフローについて詳細に説明する。
MBMSのセッションが開始する(ステップ701)と、eNB104は周期的に以下のステップを実行する。
eNB104の算出ユニット1042は現在接続済のRRC接続数Nおよびシステムの最大利用可能なRRC接続数Nmaxに基づいて、現在利用可能なRRC接続数N=Nmax−Nを算出する(ステップ703)。
eNB104の実行判定ユニット1044は、ステップ703で算出された現在利用可能なRRC接続数Nに応じて、MBMS・UEのRRC状態の切替えが必要か否かを確認する(ステップ704)。システムの予め設定され或いは動的に設定された接続数の閾値Nthに基づいて、例えば、現在利用可能なRRC接続数Nが接続数の閾値Nthより小さい場合、すなわちN<Nthの場合、MBMS・UEのRRC状態を切替える必要があると判定し、逆の場合は切替えが不必要であると判定する。RRC状態の切替えが不必要である場合、次の周期までウェイトしてから、ステップ703を再実行し、切替えが必要である場合は、続いてステップ706を実行する。
eNB104の要求ユニット1046は、MCCHチャネルを介して、eNB104のセル内のすべてのMBMS・UE105に、測定報告要求を送信することで、MBMS・UEの測定データの報告過程を誘発起動する(ステップ706)。
同様に、RRC接続状態にあるMBMS・UEの測定データの報告過程は図5に示すとおりである。まず、ステップ501において、RRC接続状態になっている(状態確認ユニット1055で確定し、eNB104から通知し、あるいは他の方法で取得する)MBMS・UE105はeNB104から送信された測定報告要求を受信する。次に、ステップ502において、MBMS・UE105の報告ユニット1052は、既に割当てられたPUCCHチャネルを介して、UEのID、MBMSのIDおよびリファレンス信号の受信電力(RSRP)の基準値Pを含む測定報告の応答情報を報告する。もちろん、測定報告の応答情報は、上記内容に限定されるものではなく、チャネル品質インジケータ(CQI)またはパスロス(pathloss)であり、あるいは、これらのうち少なくとも一つを更に含むことも可能である。
同様に、RRCアイドル状態にあるMBMS・UEの測定データの報告過程は図6に示すとおりである。ステップ601において、RRCアイドル状態になっている(状態確認ユニット1055で確定し、eNB104から通知し、あるいは他の方法で取得する)MBMS・UE105は、eNB104から送信されてきた測定報告要求を受信する。ステップ602において、MBMS・UE105の報告ユニット1052は、RACHチャネルを介して、ランダム接続要求をeNB104に送信する。次に、ステップ603において、eNB104は、ランダム接続応答を接続完了したMBMS・UE105に送信する。ステップ604において、MBMS・UE105の報告ユニット1052は、UEのID、MBMSのIDおよびリファレンス信号の受信電力(RSRP)の基準値Pを含むRRC接続の確立要求の情報をeNB104に送信する。もちろん、RRC接続の確立要求の情報としては、上記内容に限定されるものではなく、チャネル品質インジケータ(CQI)またはパスロス(pathloss)であり、あるいは、これらのうち少なくとも一つを更に含むことが可能である。そして、ステップ605において、eNB104の開放ユニット1049はRRC接続の確立要求の情報を受信した後、接続開放の関連情報をMBMS・UE105に送信するとともに、MBMS・UE105のために臨時に確立したRRC接続資源を開放する。
続いて、eNB104の精確確定ユニット1048はステップ706でMBMS・UEにより報告された測定データ(UEのID、MBMSのIDおよびリファレンス信号の受信電力の基準値P)およびステップ703で算出されたシステムの現在利用可能なRRC接続数Nに基づいて、さらに精確基準測定閾値Prsを算出する(ステップ707)。例えば、測定データを報告するUE中、RRC接続状態にあるMBMS・UEの数をNと仮定する。まず、測定データを報告したすべてのMBMS・UEのRSRP値に対して、逓増に順序付けを行い、次に、その中で、第N+Nmax−N−Nth番目のRSRP基準値Prsを取り出して、精確基準測定閾値Prsとする。本実施例においては、リファレンス信号の受信電力(RSRP)に対して精確基準測定閾値Prsを設定したが、チャネル品質インジケータ(CQI)またはパスロス(pathloss)などに対して精確基準測定閾値を設定することもできる。続いて、eNB104の精確確定ユニット1048は、この精確基準測定閾値Prsを、MCCHチャネルを介して、eNB104のセル内のすべてのMBMS・UEに送信する。以上のような操作によると、この精確基準測定閾値Prsにより、システム中のRRC接続状態にあるUE(MBMS・UEおよび非MBMS・UEを含む)の数が予定の最大利用可能なRRC接続数Nmax−Nthの範囲内にあるように確保できる。
MBMS・UE105の起動判定ユニット1054は、受信した精確基準測定閾値PrsによってRRC状態の切替えを行う(ステップ708)。この起動判定ユニット1054は、精確基準測定閾値PrsとMBMS・UEの実際測定値Pとの関係および現在のRRC状態によって、RRC状態の切替えが必要か否かを判定する。
例えば、PがPrsより小さいまたはPrsと等しい場合(P≦Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRCアイドル状態である場合は、RRC接続の確立過程を起動する。
また、PがPrsより小さいまたはPrsと等しい場合(P≦Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRC接続状態である場合は、何ら操作も実行しない。
また、PがPrsより大きい場合(P>Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRC接続状態である場合は、RRC接続の開放過程を起動する。
また、PがPrsより大きい場合(P>Prs)、且つ、MBMS・UE105がRRCアイドル状態である場合は、何ら操作も実行しない。
続いて、eNB104のセッション判定ユニット1041は、セッションが終了したか否かを判定し、MBMSのセッションが未終了であれば、次に周期までウェイトして、ステップ703を再実行する(ステップ709)。
MBMSのセッションが終了した場合は、上記フローを終了する(ステップ710)。
本発明の第2実施例に比べ、第1実施例はステップ405をさらに備えている。すなわち、先にシステムの統計データまた静的システムのパラメータによって、パラメータの概略基準測定閾値Pthを確定する。この概略基準測定閾値Pthを確定するのは、測定データを報告するMBMS・UEの数を制限して、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少するためである。但し、当該ステップ405は必要不可欠なステップではなく、本発明の第2実施例によっても本発明を実現することができる。つまり、シグナリングのオーバーヘッドを考慮しなくても、すべてのMBMS・UEが測定データの報告過程を実行するようにさせる。
以上のように、本発明はシグナリング方式を介して、システムの許可範囲において、一部のチャネル品質の悪いユーザ装置によるリンク情報のフィードバックが便利になるように、これらのユーザ装置をRRC接続状態に設定し、基地局は適応変調符号化およびハイブリット自動再送要求(HARQ)などの機構でユーザ装置のサービス品質(QoS)を増強する。このようなシグナリング機構は、簡単有効であり、ユニキャストサービスに影響を与えない上でMBMSを利用するユーザ装への高品質なサービスを確保することができる。
前述の如く、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲のみならず、その範囲と均等なものにより定められるべきである。
本発明は、基地局と複数の移動端末(ユーザ装置)とが無線通信可能な任意の無線通信システムに適用できる。

Claims (33)

  1. セル内のマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置とデータ通信を行う送受信ユニットと、
    システムの現在利用可能な無線資源制御接続数を算出する算出ユニットと、
    システムの現在利用可能な無線資源制御接続数および接続数の閾値に基づいて、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要があるか無いかを判定する実行判定ユニットと、
    上記実行判定ユニットによりマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要があると判定された場合、上記送受信ユニットを介して、セル内のマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用する全ユーザ装置に測定報告要求を送信する要求ユニットと、
    上記接続数の閾値と、上記送受信ユニットを介してマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置から受信されたパラメータの測定データとに基づいて、パラメータの精確基準測定閾値を確定し、当該精確基準測定閾値を、上記送信/受信ユニットを介して、セル内のマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用する全ユーザ装置に送信する精確確定ユニットとを備える基地局。
  2. 統計データまたは静的システムのパラメータによって、パラメータの概略基準測定閾値を確定する概略確定ユニットをさらに備え、
    上記要求ユニットは、上記送受信ユニットを介して、セル内のマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用する全ユーザ装置に、パラメータの概略基準測定閾値を送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 上記パラメータは、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  4. 上記概略確定ユニットおよび上記精確確定ユニットは、同じパラメータに対して、概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  5. 上記概略確定ユニットおよび上記精確確定ユニットは、異なるパラメータに対して、別々に概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  6. 上記算出ユニットは、現在確立済の無線資源制御接続数Nおよびシステムの最大利用可能な無線資源制御接続数Nmaxに基づいて、システムの現在利用可能な無線資源制御接続数N=Nmax−Nを算出することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の基地局。
  7. 上記接続数の閾値Nthは、上記実行判定ユニットにより予め或いは動的に設定されており、
    上記現在利用可能な無線資源制御接続数Nが上記接続数の閾値Nthより小さい場合、上記実行判定ユニットは、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要があると判定することを特徴とする請求項1記載の基地局。
  8. 上記送受信ユニットを介してマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置から無線資源制御接続の要求を受取ると、上記送受信ユニットを介して、上記無線資源制御接続の要求を送信したマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置に、無線資源制御接続の開放情報を送信するとともに、当該マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置に対して臨時確立した無線資源制御の接続資源を開放する開放ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  9. 上記実行判定ユニットによりマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要がないと判定された場合、上記実行判定ユニットは、所定時間ウェイトし、上記算出ユニットを再起動することを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  10. マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスのセッションが終了したか否かを判定し、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスのセッションが未終了であれば、所定時間ウェイトし、上記算出ユニットを再起動するセッション判定ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  11. 所属するセル内の基地局とデータ通信を行う送受信ユニットと、
    上記送受信ユニットを介して上記所属するセル内の基地局から受信した測定報告要求に応じて、パラメータを測定し、さらに上記送受信ユニットを介して測定したパラメータのデータを報告する報告ユニットと、
    上記送受信ユニットを介して上記所属するセル内の基地局から受信したパラメータの精確基準測定閾値、ユーザ装置自体のパラメータ実際測定値およびユーザ装置自体の無線資源制御状態によって、無線資源制御状態の切替えを起動するか否かを判定する起動判定ユニットとを備えることを特徴とするユーザ装置。
  12. 上記報告ユニットは、ユーザ装置自体のパラメータ実際測定値、および上記送受信ユニットを介して上記所属するセル内の基地局から受信したパラメータの概略基準測定閾値に基づいて、パラメータの測定データを報告するか否かを判定することを特徴とする請求項11に記載のユーザ装置。
  13. 上記パラメータは、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項11または12に記載のユーザ装置。
  14. 上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値は、同じパラメータに対して確定されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ装置。
  15. 上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値は、異なるパラメータに対して別々に確定されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ装置。
  16. ユーザ装置の状態が、無線資源制御の接続状態であるか、アイドル状態であるかを確認する状態確認ユニットをさらに備え、そのうち、
    上記状態確認ユニットにより、上記ユーザ装置が無線資源制御の接続状態にあると確定された場合、上記報告ユニットは、上記測定報告要求に応じて、直接上記パラメータの測定データを報告し、
    上記状態確認ユニットにより、上記ユーザ装置が無線資源制御のアイドル状態にあると確定された場合、上記報告ユニットは、上記測定報告要求に応じて、まず上記送信/受信ユニットを介してランダム接続の要求を送信し、上記送受信ユニットを介してランダム接続の応答を受取った場合、さらに上記送受信ユニットを介し、無線資源制御接続の確立要求を利用して、パラメータの測定データを報告することを特徴とする請求項11または12に記載のユーザ装置。
  17. システムの現在利用可能な無線資源制御接続数を算出する算出ステップと、
    システムの現在利用可能な無線資源制御接続数および接続数の閾値に基づいて、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要があるか無いかを判定する実行判定ステップと、
    マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要があると確定された場合、セル内のマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用する全ユーザ装置に測定報告要求を送信する要求ステップと、
    マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置が、受信した上記測定報告要求に応じてパラメータを測定し、その測定データを報告する報告ステップと、
    上記接続数の閾値および上記報告した測定データに基づいてパラメータの精確基準測定閾値を確定し、当該精確基準測定閾値をセル内のマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用する全ユーザ装置に送信する精確確定ステップと、
    マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用する各ユーザ装置が、受信したパラメータの精確基準測定閾値、自体のパラメータ実際測定値および自体の無線資源制御状態によって、無線資源制御状態の切替えを起動するか否かを判定する起動判定ステップとを備えることを特徴とする無線資源制御状態の切替え方法。
  18. 統計データまたは静的システムのパラメータによって、パラメータの概略基準測定閾値を確定する概略確定ステップをさらに備え、
    上記要求ステップにおいて、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用する全ユーザ装置に概略基準測定閾値を送信し、
    上記報告ステップにおいて、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置は、自体のパラメータ実際測定値および受信したパラメータの概略基準測定閾値に基づいて、バラメータの測定データを報告するか否かを判定することを特徴とする請求項17に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  19. 上記パラメータは、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項17または18に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  20. 上記概略確定ステップおよび上記精確確定ステップにおいて、同じパラメータに対して、概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することを特徴とする請求項18に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  21. 上記概略確定ステップおよび上記精確確定ステップにおいて、異なるパラメータに対して、別々に概略基準測定閾値および精確基準測定閾値を確定することを特徴とする請求項18に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  22. 現在確立済の無線資源制御接続数Nおよびシステムの最大利用可能な無線資源制御接続数Nmaxに基づいて、システムの現在利用可能な無線資源制御接続数N=Nmax−Nを算出することを特徴とする請求項17から21のいずれか一項に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  23. 上記接続数の閾値Nthは、予め或いは動的に設定されており、
    上記現在利用可能な無線資源制御接続数Nが上記接続数の閾値Nthより小さい場合、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要があると確定することを特徴とする請求項17から22のいずれか一項に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  24. 上記報告ステップにおいて、無線資源制御接続状態にあるマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置は、上記測定報告要求に応じて、直接上記パラメータの測定データを報告することを特徴とする請求項17または18に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  25. 上記報告ステップにおいて、無線資源制御アイドル状態にあるマルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置は、上記測定報告要求に応じて、まずランダム接続の確立要求を送信し、ランダム接続の応答を受取った場合、さらに無線資源制御接続の確立要求を利用して、パラメータの測定データを報告することを特徴とする請求項17または18に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  26. 無線資源制御接続の確立要求を受取った後、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置に、無線資源制御接続の開放情報を送信し、同時に、当該マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置に対して臨時に確立した無線資源制御接続の資源を開放することを特徴とする請求項25に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  27. 上記実行判定ステップにおいて、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスを利用するユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要がないと判定された場合、所定時間ウェイトし、算出ステップを再実行することを特徴とする請求項17または18に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  28. マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスのセッションが終了したか否かを判定し、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービスのセッションが未終了であれば、所定時間ウェイトし、算出ステップを再実行するセッション判定ステップをさらに備えていることを特徴とする請求項17または18に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  29. 基地局は、無線資源制御接続数に関する判定条件によって、ユーザ装置の無線資源制御状態を切替える必要があるか無いかを判定し、
    ユーザ装置は、基地局の制御シグナリングに応じて、パラメータの測定データを報告し、
    基地局は、無線資源制御接続数に関する判定条件およびユーザ装置から報告されたパラメータの測定データに基づいて、パラメータの精確基準測定閾値を確定し、
    ユーザ装置は、基地局により確定されたパラメータの精確基準測定閾値、自体のパラメータ実際測定値および自体の無線資源制御状態によって、無線資源制御状態の切替えを確定し起動することを特徴とする無線資源制御状態の切替え方法。
  30. 基地局は、制御シグナリングによって、設定したパラメータの概略基準測定閾値をユーザ装置に通知し、
    ユーザ装置は、パラメータの概略基準測定閾値および自体のパラメータ実際測定値によって、パラメータの測定データを報告するか否かを判定することを特徴とする請求項29に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  31. 上記パラメータは、リファレンス信号の受信電力、チャネル品質インジケータ、パスロスの中の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29または30に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  32. 上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値は、同じパラメータに対して設定されたものであることを特徴とする請求項30に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
  33. 上記パラメータの精確基準測定閾値および上記パラメータの概略基準測定閾値は、異なるパラメータに対して別々設定されたものであることを特徴とする請求項30に記載の無線資源制御状態の切替え方法。
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